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時空間情報の利活用の推進(坂下氏)(PDF形式:4456KB)

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時空間情報の利活用の推進(坂下氏)(PDF形式:4456KB)
JIPDEC/DPC
CSIS寄付研究部門公開シンポジウム 時空間情報の利活用の推進
平 成 2 0 年 8 月 1 日
(財)日本情報処理開発協会
データベース振興センター
時空間情報システム推進室
事業推進の視点①
JIPDEC/DPC
• 世の中の事象の8割は空間に関連
• Everything happens somewhere.
Somewhere is everything…
– 万物の事象は地理空間と必ず関係するため、地理空間を処理
するIT分野を主流として見なし、高度化を図るべきである
1
事業推進の視点② JIPDEC/DPC
記述情報
型情報
画像情報
空間情報
reference
数字情報
時間情報
reference
空間座標と時間を
キーにして他の情報
を統合化
2
JIPDEC/DPC
救助に向
かう位置
を正確に
知りたい
ITSサービス
(環境負荷軽減・効率化)
ロボット
(遠隔制御)
GIS SaaS
(経営支援)
災害救助
(安心安全)
トレーサビリティ
(経営支援)
Webサービス
健康管理
学術データ
多種多様な地図の
流通
統計データ
基盤地図情報
国・自治体
GPSとセンサーネットワークの融合
(3次元、屋内もカバー)
多種多様な
gコンテンツ
の流通
災害情報
交通情報
時空間と、ヒト、モノ、イベントをつなぐ共通情報基盤
Open Location Platform
広域・狭域のgコンテンツ
3
平成20年度事業
JIPDEC/DPC
時空間情報システム推進室
時空間情報利活用システム推進事業
場所識別(Place Identifier)符号化等に係る標準化調査研究
プローブ情報プラットフォームに関する標準化
情報大航海プロジェクト
CPにおける制度課題調査
個人情報保護に関する制度調査
個人情報匿名化技術の構築
地理空間情報システムを活用するための課題及び新たなサービスの
創造に関する調査
gコンテンツ流通推進協議会運営(事務局)
4
JIPDEC/DPC
基盤整備、規格化・標準化
JIPDEC/DPC
1. PIの詳細設計
– 空間参照系の管理機能の設計(ユーザ管理、ユーザ認証)
– 空間参照系による登録機能の設計(PI関連サービスのレジストリ)
– 平成17∼19年度の成果を基にする
2. PI関連の国際提案の推進
– 平成19年度末にISO/TC211に提案されたPI関連の国際提案を
推進する
3. 重畳的表現ツールの調査、及び要件定義
– 複数の地理情報コンテンツを容易に重ね合わせて表現するための最
適なツールの調査
– 特に、SVG Tiny1.2、WMS、WFSの状況、Google APIなどのマッシュ
アップ技術の動向等を把握
– 調査結果を踏まえ、標準化可能なツールの構築に必要な要件定義を
行う
6
空間参照系、地名辞典の利用の流れ(イメージ)
○登録ツール
住所や緯度経度など情報を基に、
空間参照系と地名辞典を登録する
ためのツール。
登録
ツール
例:麹町駅→A大学 A101号室へ移動
地理空間情報流通基盤
空間参照系
JIPDEC/DPC
地名辞典
WGS84空間参照系
WGS84空間参照系
名前=srs_WGS84,
名前=srs_WGS84,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@wgs84,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@wgs84,
分類=WGS84空間参照系,
分類=WGS84空間参照系,
管理者=○○○センター
管理者=○○○センター
自治体
等
PI:srs_wgs84:139.4447,35.4052
PI:srs_wgs84:139.4447,35.4052
PIとPIを関連付け
A大学空間参照系
A大学空間参照系
名前=srs_AUniv,
名前=srs_AUniv,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@1a803fb,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@1a803fb,
分類=A大学虎ノ門キャンパス空間参照系,
分類=A大学虎ノ門キャンパス空間参照系,
管理者=A大学施設管理課
管理者=A大学施設管理課
A大学
PI:srs_AUniv:虎ノ門キャンパス正門
PI:srs_AUniv:虎ノ門キャンパス正門
PIとPIを関連付け
○PIとPIを関連付け
新たにPIを登録する際、登録済み
のPIと新たに登録するPIを関連付
ける。
関連付けは、PIの登録者の指定に
基づく。
A大学A号館1F空間参照系
A大学A号館1F空間参照系
名前=srs_AUniv_ABld_1F,
名前=srs_AUniv_ABld_1F,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@23afakfb,
地理的範囲=pi.srs.GeoExtent@23afakfb,
分類=A大学虎ノ門キャンパスA号館空間参照系,
分類=A大学虎ノ門キャンパスA号館空間参照系,
管理者=A大学施設管理課
管理者=A大学施設管理課
PI:
PI: srs_AUniv_ABld_1F
srs_AUniv_ABld_1F :A101
:A101
2008/07 JIPDEC DPC
7
ISO/TC211への提案状況
2006春
22回
オランドー総会
2006秋
23回
リヤド総会
UBGI?にてPI
の概要
JIPDEC/DPC
2007春
24回
ローマ総会
UBGIアドホック
WGにて
PIの実装検証の
概要
2007秋
2008春
25回
西安総会
26回(5/29、30)
コペンハーゲン総会
UBGIアドホック
WGにて
PIの利用形態の概
要
2008秋
27回(12/4、5)
つくば総会
住所標準化ワーク
ショップにて
PIの概念、利用形
態の紹介
PI仕様のISO文書化
PIのDNWIP提出(N2413)
(参考)PIのJIS化
PIのJIS規格化範囲の検討
PI仕様のJIS原案作成
PIの国際提案対応、プロジェクト支援
8
プローブ交通情報標準化の必要性
現在
JIPDEC/DPC
将来
プローブセンターA
情報収集→交通情報生成→配信
プローブセンターC
プローブセンターB
情報収集→交通情報生成→配信
情報収集→交通情報生成→配信
プローブセンターA
情報収集→交通情報生成→配信
プローブセンターB
情報収集→交通情報生成→配信
サービス提供者A
プローブ情報のマージ・提供
B2C
情報収集→交通情報生成→配信を単一のプローブセ
ンターが個々に行っている。(垂直統合)
サービス提供者B
プローブ情報のマージ・提供
B2B2C
さまざまなプローブ交通情報が登場し、これらをマージして独自の交通情報
を提供するサービスが展開される。
→プローブ情報の協調領域として事業
者間の配信情報の標準化を行い、プロー
ブ情報の流通を促進する。
→カーナビの交通情報配信方法を標
準化し、利用者が多様なサービスを選
択できる環境をつくる。
9
【参考】整備による効果
JIPDEC/DPC
地理空間情報の収集コストの圧縮
地理空間情報の収集コストの圧縮
ベンチャー企業の隆盛
ベンチャー企業の隆盛
地図ベンダー
カーナビ等への
反映が大幅に短縮
トイレ
コンテンツ
(NPO法人○○)
観光ナビ
道路ナビ
自治体ナ
ビ
モバイルベンダー
自治体
・高品質・高信頼性の
地理空間情報の利用
・コスト減による新たな投
資の発生
・広範な取引が実現
・マッシュアップが促進
・『知』に対する対価として
のビジネスの発生
)
建物
道路
住居表示
地番
X(位置
)
・広範な取引きが困難なコンテンツ事業者
・地図、コンテンツ、機器など全て持たない
と起こせないサービス事業者
・『作業』に対する対価としてのビジネス
・現地調査によるコスト増
・電子化の手間 など
地理空間情報サービス産業の創出
地理空間情報サービス産業の創出
19時に○○劇場の
「090-xxxx-OOOO」
の携帯電話のあると
ころに花束を届けて
下さい
置
位
Y(
環境、安心・安全など
環境、安心・安全など
RFID
救助に向
かう位置
を正確に
知りたい
無線LAN等
・段差などを考慮したネットワークデー
タを活用したロボット介護
・ピンポイントな配送サービスの実現
・エネルギーITSなどによる環境
負荷軽減
・救助対象者の正確な捕捉
10
JIPDEC/DPC
応用領域への挑戦
【参考】地理空間情報活用推進研究会での議論
誰でも、いつでも、どこでも
誰でも、いつでも、どこでも
地理空間情報が利用できる
地理空間情報が利用できる
JIPDEC/DPC
目的地への自動・自律移動支援
目的地への自動・自律移動支援
***
***
***
***
***
***
***
***
***
***
***
***
少し本屋に
寄りたいな
** ****
*******
*****
**** ** : **
*****
**** ** : **
「エキナカ」おす
すめラーメンは
エレベータは
どこだろう?
地理空間情報が
生活の隅々に浸透
生活空間に連動した
生活空間に連動した
リコメンダリ情報の取得
リコメンダリ情報の取得
位置情報や時刻を活用した
位置情報や時刻を活用した
情報機器類の遠隔操作
情報機器類の遠隔操作
②乗降者数・属性
ヒトの流れ・動線傾向
電 灯
エアコン
①NWアクセス状況
時刻・属性・嗜好・対象
④デバートでの行動特性
③駅の各出口へのヒトの流れ
PC、携帯、情報家電
RFIDタグ
デバート
GP
S
ホームサーバー
通信ナビ・携帯電
話 などのワイヤ
レス環境
ターミナル
アダプタ
鉄道・バス
お風呂
家庭
FeliCa、車内
NW
ビデオ
炊飯器
⑥店舗のPOSデータの
統計的なリアルタイム
消費動向特性
屋内ロケーショ
ン
無線LAN
駅
カメラによる
ヒトの流れ解
析
(出口ごと)
FeliCa
PO
S
レストラン
POS
⑤事前のNWアクセス
店舗
レンジ
冷蔵庫
POS
⑦散歩経路による歩行
散歩
GPS、カメラ
12
個人情報のビジネス上の課題例
JIPDEC/DPC
30代男性で
B大学出身
者なら・・・
ユーザー(個人情報提供主体)
第三者への受け渡し
ができない
企業A(サービス主体)
匿名化
企業B
収集
識別情報(氏名、住所など)
属性情報(出身校など)
サービス
提供
30代男性で
C病院によく
行くなら・・・
位置情報(行動履歴など)
企業C
センシティブ情報
(医療履歴、介護履歴など)
ユーザー
(個人情報提供主体)
収集した行動履歴など
をビジネス分析用の素
材として使えない
企業A(サービス主体)
収集
識別情報(氏名、住所など)
識別情報(氏名、住所など)
属性情報(出身校など)
サービス
提供
位置情報(行動履歴など)
属性情報(出身校など)
位置情報(行動履歴など)
センシティブ情報
(医療履歴、介護履歴など)
顧客DB
共通Cの連絡先です [email protected]
センシティブ情報
(
、介護
など)
マーケティングDB
13
情報大航海プロジェクトでの取組み(制度関連)
JIPDEC/DPC
„
„ 技術開発と制度改正を同時に推進し、あわせて国際標準化・国際協調を目指す
技術開発と制度改正を同時に推進し、あわせて国際標準化・国際協調を目指す
„
„ 技術開発と制度検討を両輪にして、個人情報の「利活用」を促進する
技術開発と制度検討を両輪にして、個人情報の「利活用」を促進する
【個人情報の「利活用」】
利用するために保護する/保護しながら利用する
【個人情報に関する制度検討】
【技術開発】
• 個人情報匿名化技術
• プライバシー・プリザービング・マ
イニング技術の開発
• 実証事業を通じた高度化
• 国際提案・規格化の検討
利 用
• 国内連携体制の構築
− アクション・プランの策定
− 連絡会議の設置 等
• 国際協調の推進 等
世界に発信・提言する
新たな個人情報の考え方
従来の個人情報の考え方
(利用⇔保護の二項対立)
保 護
技術要件定義 ①概念モデル
•
•
•
JIPDEC/DPC
汎用的に利用することを目的に開発された個人情報匿名化技術
個人情報の中から識別情報を匿名化し、非個人情報としてサービス展開での利用が可能
個人情報の利活用目的に応じた匿名化が可能
個人ユーザ
匿名化の一技術としての
暗号化がある
取得・入力 保管・バックアップ 利用・加工
移送・送信
I/F
I/F
P3Pなど
暗号化、
XACML等
匿名化ポリシ出力
匿名化ポリシ入力
匿名化処理
匿名化処理済み情報として提供
(ポリシに基づく利用を前提とする)
暗号化
消去・廃棄
一次事業者
INPUT
匿名化ポリシ入力
インタフェース
PROCESS
匿名化処理
匿名化ポリシを
記述したメタデータ
二次事業者
OUTPUT
匿名化ポリシ出力
インタフェース
匿名化ポリシを
記述したメタデータ
メタデータから
匿名化手法を選択
カラム単位で
繰り返し実行
匿名化対象
データ
匿名化処理済
データ
システム化対象
15
技術要件定義 ②データ構造定義
JIPDEC/DPC
• デーブルごと、カラムごとに匿名化できるように定義
■メタデータ
<テーブル単位の定義>
<データ情報>
:
</データ情報>
●テーブル単位の情報
情報分類
構成要素
①ユ ーザ デー タ取
り扱い情報
データ信頼度(Reliability)
</ポリシー情報>
</テーブル単位の定義>
データ重要度(Severity)
②利用ポリシ情報
提供先(Recipient)
●
メタ情報の適用イメージ
<ポリシー情報>
:
<カラム単位の定義>
<カラム1 >
<データ情報>
:
テーブル単位での適用匿名化手法(Method)
</データ情報>
利用目的(Purpose)
<ポリシー情報>
:
</ポリシー情報>
●カラム単位の情報
情報分類
構成要素
①ユ ーザ デー タ取
り扱い情報
データ分類(Category) <カラム2 >
</カラム1 >
データ型(Type)
<データ情報>
:
データ信頼度(Reliability)</データ情報>
データ重要度(Severity)
②利用ポリシ情報
<ポリシー情報>
:
</ポリシー情報>
匿名化条件(開示度)(Disclosure)
</カラム2 >
カラム単位での適用匿名化手法
(Method)
●匿名化手法
:
:
</カラム単位の定義>
匿 名 化
手法
対応する匿名化技術
切り落と
識別情報等の削除、一方向暗号、
し
公開鍵暗号
あ い ま
い化
グルーピング、トップ(ボトム)・コー
ディング、誤差の導入、スワッ ピン
グ、リサンプリング、ソート
仮名化
匿名ID。あるいはそれに準ずるもの
※メタデータの一部
の付与及び置換、公開鍵暗号
16
技術要件定義 ③ポリシーの策定
JIPDEC/DPC
• 用途ごとに匿名化条件を変更できるように要件を整理
● 信頼度(例)
信頼度
説明
100
未加工データ
50
識別可能匿名化処理済データ
30
識別不可能匿名化処理済情データ
0
信頼度非公開、若しくは信頼できないデータ
● 匿名化条件(開示度)(例)
開示度
説明
0
提供不可
10
他のデータと組み合わせた場合の安全性が
一定レベルをクリアした場合に提供可能
20
で、一定レベルの連続性を排除することによ
● 重要度(例)
重要度
説明
100
単体データで個人を特定できる情報を含む
80
単体データで個人を識別できる情報を含む
60
単体データで個人を推定できる情報を含む
40
一定範囲以上の連続性を持たせると個人を推定できる
情報を含む
20
単体データでは個人を推定することが困難だが、他の
データと組み合わせることによって推定される可能性の
匿名化処理を施し、特定・識別不可能な状態
って提供可能
40
匿名化処理を施し、単体データでは容易に推
定できない状態にすれば提供可能
60
匿名化処理を施し、単体データでは特定・識
別不可能な状態にすれば提供可能
80
匿名化処理を施し、単体データでは特定不可
能な状態にすれば提供可能
100
そのまま提供可能
ある情報を含む
0
個人情報と関連のない情報
注)各数値は要件定義上便宜的に付与
17
期待される効果
JIPDEC/DPC
収集データの活用
匿名化
マッシュアップの促進
18
プライバシー・プリザービングマイニング技術概要
JIPDEC/DPC
• 情報を提供者のプライバシーを守りながら活用できるマイニング技術
– 個人情報を参照させないマイニング/個人を特定・推定させないマイニング
– 収集した個人のプロファイル情報を、プライバシーに配慮しながらコンテンツやサー
ビスの配信業務に用いることが可能に
《プライバシー・プリザービングマイニング(データ保護活用手法)の例》
個人情報を
参照させない
マイニング
1. 擬似データから真のデータ
分布を推定
2. 推定分布からマイニングを
実行
特定ノイズ入りの擬似デー Xの生データを
Xの生データを
タを作成
Yに見せない
Yに見せない
企業X
企業Y
(データベースを所持)
(データマイニング実行)
有意な
有意な
結果を取得
結果を取得
マイニング結果
情報提供者
情報提供者
情報利用者
個人情報データ
《プライバシー・プリザービングマイニング
個人を
特定・推定させない (入出力抑制手法)の例》
開示が望ましくない統計的
マイニング
にデータを削除/抽象化
擬似データ
開示が望ましくない累計的
にデータを削除/抽象化
個人を
個人を
特定・推定
特定・推定
できない
できない
19
方向性:個人情報匿名化基盤
取得・入力
個人ユーザ
保管・バックアップ
顧客情報
(生データ)
JIPDEC/DPC
二次事業者
利用・加工
個人情報匿名化ツール
個人情報匿名化ツール
匿名化情報
外部インタフェース
( Web-API)
移送・送信
① 匿名化条件
P3Pなど
② 匿名化処理
暗号化・XACML等
一次事業者
○約款の規格化
個人情報の収集・利用に関する
約款をパターン化し、規格化する。
これにより、「あいまい化、仮名化、
切り落とし」のどの処理になるか
が確定する。また、それによる入
力項目が限定されることから、簡
便なユーザーインターフェースを
提供する。
実サービス
ツールDB
○個人情報匿名化の認証
ツールを提供すると共に、適
正な匿名化であることの認証を
行なう。
約款DB
個人情報匿名化基盤
20
【参考】個人情報取得の規約の状況
JIPDEC/DPC
個人情報(識別可能情報)利用目的の明示
1 本人へ提供
公表
or
承諾
1−1 本人要求回答
1−2 一般情報サービス提供
2 商品開発(将来利用) 3 業務遂行(事業利用)
4 労務人事
5 届出など
企業DB
6 その他1∼5に関連した利用
7 第三者提供+オプトアウト
1−1
本
番号で特定して提供する仕組みがあったら
人
個人情報収集・開示システム
何を
松
梅
実は「松」「竹」「梅」
何を、どこまで、誰に
どの目的で
選
択
権
行
使
竹
個人情報
開示ポリシ
どこまで
誰に
目的
医療情報
全て
医師
1−1
生活情報
9時∼5時
A社
2,3
購買履歴
食品のみ
A社
2,3
学歴出身
名簿事実
第三者
7
名簿屋
1−2
2
3
4、5
7
21
技術の進展
JIPDEC/DPC
コグニティブ無線
¾複数の電波規格を端末1台で対応
屋内・屋外な
どの行動履歴
を蓄積できる
ようになる。
組み込みソフトウェア
の検討も必要
出典:フジ・サンケイ ビジネスアイ 2008年2月12日
22
新たに検討が必要な事項
JIPDEC/DPC
「プライバシーとは、個人、グループまたは組織が、自己に関する情報を、いつ、どのように、
またどの程度他人に伝えるかを自ら決定できる権利(自己情報コントロール権)である。」
(アラン・F・ウェスティン著「プライバシーと自由」 1967年)
ライフスタイルに関する
ライフスタイルに関する
プライバシー
プライバシー
市民自由権に関する
市民自由権に関する
プライバシー
プライバシー
情報のプライバシー
情報のプライバシー
私生活における選択に係わるプライバシー
私生活における選択に係わるプライバシー
監視、容疑者の起訴、裁判の実施など、
監視、容疑者の起訴、裁判の実施など、
政府の法の執行権に関係するプライバシー
政府の法の執行権に関係するプライバシー
企業や行政機関、非営利団体などによる
企業や行政機関、非営利団体などによる
個人情報の収集や利用に係わるプライバ
個人情報の収集や利用に係わるプライバ
シー
シー
【課題】従来の慣習に反するようなライ
フスタイルを社会的に規制、禁止するか、
若しくは「個人のプライベートな問題」と
して受容するか
【課題】不当な調査や押収などに対する民
主憲法上の保護やコミュニケーションの自
由権
【課題】個人情報の取得や利用(受け渡し)
に関する規制を設けるのか否か
23
【参考】世界的に検討が進む個人情報の活用
•
•
•
JIPDEC/DPC
世界的に個人情報活用の検討が進んでいる(特にクロスボーダー対応)
制度化を進める動きだけでなく、デファクトを取る動きも盛ん(GoogleによるAPEC準拠の基準提案)
日本としてのポジションの確立や提言内容の明確化が急務
【個人情報/プライバシーに関する各国・国際団体の考え方】
事業者の利益
米 国
(基本的には規制反対)
利用
• APEC ECSGに参加
• 国際協調は様子見の状態
• クロスボーダー対応の必要性
日 本
(個人情報保護法、
プライバシーマーク)
APEC
(Privacy Framework)
保護
オーストラリア
カナダ
• レーガン政権以降、基本的に
は「利用促進」を重視
• 特定事業者によるデファクト策
定を防ぐためにも何らかのルー
ル化が必要との声も
• APEC ECSG議長国
• APEC内のコンセンサスを重視
• 一方でEUとの関係維持には
保護姿勢を強化したい
セーフハーバー
アグリーメントによる
「妥協」
8原則準拠
E U
EU指令による
流通規則の制定
OECD
(8原則)
個人の利益
24
JIPDEC/DPC
民間との連携
gコンテンツ流通推進協議会 体制
JIPDEC/DPC
運営委員会
意見交換会
g−Life委員会
LBCS/SVG委員会
シームレス測位委員会
プローブ情報
活用検討WG
26
普及啓蒙活動
JIPDEC/DPC
• gコンテンツ・ワールド2008
– 2008年10月9日(木)∼10日(金)(予定)
• テーマ 未定
– 各種機関と連携
– 講演、展示等中心に開催予定
• 「gコンテンツ革命」韓国語版 出版
– 出版時期等調整中
27
各所との連携
JIPDEC/DPC
JIPDECや各省の委員会・WGなど
(財)衛星測位利用推進センター
国土空間データ基盤
推進協議会
【地理空間情報活用推進基本計画
(平成20年4月15日 閣議決定)】
第Ⅱ部 今後の地理空間情報の活用の推進に関する施策の具体的な
展開
第1章 地理空間情報の活用の推進に関する全般的施策
1.関係主体の推進体制の整備と連携の強化
(3)産学官の連携
地理空間情報の活用を中心に、技術・市場・制度面の検討を積極的に
行っているgコンテンツ流通推進協議会などの民間団体における連携
の取組を促進する。また、地理空間情報を整備するためのルールの策
定など、民間の技術力の活用や、官民のニーズの反映が必要な施策
について、JIS原案作成委員会等の産学官共同の取組を行う。
28
JIPDEC/DPC
参考:これから・・・
事業推進の視点②
レベル4:業務の高度化・国際展開
・海外展開
・新サービスの創出 など
レベル3:業務の効率化
JIPDEC/DPC
競争領域
標準化された基盤を利用
し、各社がそのサービス
向上に向けて取り組みを
推進する領域
・コスト削減や業務改革
・データの精度・鮮度の向上
・コンテンツの品質向上 など
レベル2:標準システムの運用、事例創出
・地域活性化など中小事業者向けショウケースとしての事例の創出
レベル1:標準化されたデータ整備とルール作り
協調領域
業種・業態の枠を越えた
標準化やルール作りによっ
て、各社各様の非効率敵
な投資・業務対応を解消
する領域
・3次元データベースのモデル構築(空間参照等の標準化)
・コードの体系化
・CADデータ等の標準化
30
事業推進の視点③
コンテンツの付与(競争領域)
JIPDEC/DPC
開店時間
注意情報
・・・・・・
イベント情報
メニュー
体系化された住所
コードや建物名等
の付与
3次元空間
データベース
(gIDデータベース
(地名辞典))
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
(X,Y,Z,T)
商業施設内部の(X,Y,Z,T)
3次元空間
データベース
体系化された住所
コードや建物名等
の付与
(空間参照系データベース)
公共物内部の(X,Y,Z,T)
地下街内部の(X,Y,Z,T)
既存の地図データ
(白地図・道路ネットワーク)
31
【参考】IT Map
人工知能
JIPDEC/DPC
エージェント
セマンティックWeb
統合位置情報データベース
ナレッジDB
セマンティック・デスクトップ
屋内空間
融合、信頼性、
空間データを
屋外空間
品質、個人情報
パーソナル・アシスタンス
連続的に取
自然言語
自律的知的所有権
セマンティックWiki
Spime(メタ情報のつながり)
ユビキタス
セマンティックSNS
ブログのオブジェクト化
知識との﹃
つながり力﹄
扱い可能
オントロジー
Bots
セマンティック検索
検索エンジン
ポータル・サイト
セマンティックEmail
マッシュアップ
セマンティック・コミュニティ
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社会的な『つながり力』
参考:Project10X
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JIPDEC/DPC
ご清聴ありがとうございました。
【参考URL】
• G−XML実用化連絡会
– http://www.dpc.jipdec.or.jp/gxml/contents/index.htm
•
gコンテンツ流通推進協議会
– http://www.g-contents.jp/
•
地理空間情報活用推進研究会
– http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/GIS/index.html
•
G空間プロジェクト
– http://www.meti.go.jp/press/20080703007/20080703007.html
(財)日本情報処理開発協会
データベース振興センター 時空間情報システム推進室 一同
Mail [email protected]
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