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教育学演習 - ホーム |学校法人城南学園
2015年度 授業要覧 目 次 児 童 保 育 学 部 1 年 次 基礎科目 児 童 保 育 学 部 2 年 次 基礎科目 教育学概論 1 人間論 15 基礎心理学 1 フランス語 15 情報処理演習 2 韓国語 16 日本国憲法 2 英語 3 学科科目 本質・目的 体育(講義) 3 体育(実技) 4 学科科目 本質・目的 相談援助 学科科目 対象の理解 16 子どもの保健Ⅰ 17 子どもの食と栄養 17 18 社会福祉 4 幼児心理学 児童家庭福祉 5 保育原理 5 学科科目 内容・方法 社会的養護 教育原理 保育者論 保育課程論 18 6 保育内容(健康Ⅰ) 19 6 保育内容(人間関係) 19 7 保育内容(言葉) 20 保育内容(造形表現Ⅰ) 20 保育の心理学Ⅰ 7 保育内容(造形表現Ⅱ) 21 発達心理学 8 保育内容(総合表現Ⅰ) 21 保育内容(総合表現Ⅱ) 22 乳児保育 22 社会的養護内容 23 学科科目 対象の理解 学科科目 内容・方法 保育内容(環境) 学科科目 表現技術 8 音楽(器楽) 9 保育相談支援 基礎造形Ⅰ 9 学科科目 表現技術 学科科目 保育実習 保育実践学習Ⅰ 学科科目 教職関連 10 学科科目 保育実習 保育実習Ⅰ 24 保育実習指導Ⅰ 24 25 学校カウンセリング 10 保育実践学習Ⅱ 教育者論 11 健康教育 11 学科科目 医療・カウンセリング 体育科指導法 12 基礎造形Ⅱ 12 国語 算数 学科科目 特別研究 総合基礎演習 23 該当科目なし 学校カウンセリングⅡ 学科科目 教職関連 25 視聴覚教育(幼) 26 13 音楽演習Ⅰ 26 13 国語科指導法 27 算数科指導法 27 理科 28 理科指導法 28 社会 29 社会科指導法 29 生活 30 14 学科科目 特別研究 保育実践演習 30 児 童 保 育 学 部 3 年 次 基礎科目 49 在宅保育 49 学科科目 表現技術 児童文学 31 倫理学 31 学科科目 本質・目的 保育内容総論Ⅱ 該当科目なし 学科科目 保育実習 学科科目 医療・カウンセリング 医学一般 学科科目 教職関連 該当科目なし 該当科目なし 50 道徳教育の理論と実践 50 保育の心理学Ⅱ 32 野外活動 51 子どもの保健Ⅱ 32 保育指導法Ⅰ 51 学科科目 対象の理解 保育指導法Ⅱ 52 保育内容(健康Ⅱ) 33 幼児理解 52 障害児保育 33 教職実践演習(幼・小) 53 教育実習(幼) 53 教育実習(小) 54 学科科目 内容・方法 学科科目 表現技術 学科科目 保育実習 該当科目なし 保育実習Ⅱ 34 保育実習指導Ⅱ 34 保育実習Ⅲ 35 保育実習指導Ⅲ 学科科目 医療・カウンセリング 学科科目 教職関連 35 該当科目なし 音楽科指導法 36 教育相談 36 障害児教育学 視聴覚教育(小) 学科科目 特別研究 卒業論文Ⅱ 54 特 別 支 援 学 校 教 諭 一 種 免 許 状 課 程 科 目 特別支援学校教諭一種免許状課程科目 特別支援教育総合演習 55 37 特別支援教育総論 55 37 知的障害者の心理・生理・病理 56 教育方法の研究(幼) 38 肢体不自由者の心理・生理・病理 56 教育方法の研究(小) 38 病弱者の心理・生理・病理 57 教育心理学 39 知的障害教育論Ⅰ 57 教育課程論 39 肢体不自由教育論Ⅰ 58 教育制度 40 病弱教育論 58 音楽演習Ⅱ 40 視覚障害者の心理・生理・病理 59 家庭 41 聴覚障害者の心理・生理・病理 59 家庭科指導法 41 視覚障害教育論 60 生活科指導法 42 聴覚障害教育論 60 図画工作科指導法 42 知的障害教育論Ⅱ 61 特別活動指導法 43 肢体不自由教育論Ⅱ 61 生徒指導・進路指導法 43 重複障害者等の心理・生理・病理 62 教育実習(幼) 44 重複障害等教育論 62 教育実習(小) 44 教育実習(特支) 63 学科科目 特別研究 卒業論文Ⅰ 45 児 童 保 育 学 部 4 年 次 基礎科目 大 学 院 博 士 前 期 課 程 1 年 次 専門基礎科目 教育学特論 65 保育学特論 65 社会学 47 幼児教育学特論 66 生活環境論 47 発達心理学特論 66 該当科目なし 小児医学特論Ⅰ 67 子ども心身医療特論Ⅰ 67 保育研究調査法Ⅰ 68 保育研究調査法Ⅱ 68 学科科目 本質・目的 学科科目 対象の理解 家庭支援論 学科科目 内容・方法 保育内容総論Ⅰ 48 48 子ども心身医療特講 89 算数科教育特論 69 発達心理学特講 89 理科教育特論 69 体育科教育特論 70 課題演習科目 保育・教育研究領域 教科教育科目 教育学演習 90 教育方法学演習 90 教育方法学特殊講義Ⅱ 70 幼児教育学演習 91 教育課程特論 71 保育実践研究演習 91 教育内容研究 71 保育内容研究演習 92 教育実践研究Ⅰ 72 教育実践研究Ⅱ 72 課題演習科目 子どもの健康研究領域 子どもと表現研究 生涯教育学研究 専門応用科目 保育・教育実践研究領域 専門応用科目 子どもの健康研究領域 小児医学演習 92 73 子ども心身医療演習 93 73 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 93 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 94 94 教育心理学特論 74 臨床心理学演習 幼児教育心理学特論 74 臨床発達心理学 75 研究指導科目 小児医学特論Ⅱ 75 研究指導科目 研究指導(1 年次) 76 研究指導 大 学 院 博 士 後 期 課 程 2 年 次 特殊研究科目 大 学 院 博 士 前 期 課 程 2 年 次 専門基礎科目 課題演習科目 保育・教育研究領域 該当科目なし 95 該当科目なし 教育学演習 97 教育方法学演習 97 幼児教育学演習 98 算数科教育特論 77 保育実践研究演習 98 理科教育特論 77 保育内容研究演習 99 体育科教育特論 78 課題演習科目 子どもの健康研究領域 教科教育科目 小児医学演習 99 教育方法特論 78 子ども心身医療演習 100 教育方法学特殊講義Ⅱ 79 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 100 幼児教育学特論 79 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 101 幼児教育思想史研究 80 臨床心理学演習 101 保育内容研究 80 保育実践研究Ⅰ 81 保育実践研究Ⅱ 81 専門応用科目 保育・教育実践研究領域 専門応用科目 子どもの健康研究領域 幼児教育心理学特論 82 幼児心理学特論 82 子どもと健康特殊講義 83 子ども心身医療特殊講義Ⅱ 83 臨床心理学研究Ⅰ 臨床心理学研究Ⅱ 研究指導科目 研究指導(2 年次) 研究指導科目 研究指導 大 学 院 博 士 後 期 課 程 3 年 次 特殊研究科目 課題演習科目 保育・教育研究領域 該当科目なし 教育学演習 103 84 教育方法学演習 103 84 幼児教育学演習 104 保育実践研究演習 104 保育内容研究演習 105 85 課題演習科目 子どもの健康研究領域 大 学 院 博 士 後 期 課 程 1 年 次 特殊研究科目 102 小児医学演習 105 子ども心身医療演習 106 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 106 教育学特講 87 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 107 幼児教育学特講 87 臨床心理学演習 107 保育学特講 88 小児医学特講 88 研究指導科目 研究指導 108 児童保育学部 1年次 BA1-02 教育学概論 基礎心理学 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 弘田 陽介 担当 坂口 哲司 自己肯定は他者肯定であり、他者受容となる。保育者をめざす学生に とって、自己を愛することが他者を愛することであることを自覚させる 必要がある。このことを原点として、心理学の知見に触れる講義をする。 毎回、例えば、テ-マ「愛」 「喜び」 「怒り」 「悲しみ」 「楽しみ」 「生」 「老」 「病」 「死」 「保育」 「教育」とは、などを与え、出席を取る間に一言コメン トを書かせる。それを7名ほどに発表させ、一言感想を書かせる。自己 の意見や他者の考えについて感想の持てる訓練の後、講義に入る。 教育の理念の成り立ちを近代の思想史の文脈において把握する。歴史的 知見を単なる知識にとどめずに、今日までの思想の流れの中で捉え、現 在の私たちの教育にまでつなげて考える目を養う。授業は、主に講義・ 文章読解・映像の視聴をメインとするが、受講者の小発表を織り交ぜる ことで,活発に自由な議論が展開できるように工夫する。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 将来、教育・保育者をめざす学生にとって、対人関係をいかに形成させ ていくかが大切である。本講義を通じて、対人関係の原点である人間の 心理を理解する基礎が、形成される。 教育の思想が現在の私たちにとってどのように生きたものになるかを, 様々な具体的な実例を通して考察していきたい。また小発表を通して、 文献や資料に沿って自らの解釈を提示するというスキルを磨いていくこ とも到達目標としたい。教育の歴史とか思想というと難しいもののよう に聞こえるが、私たちの教育がどのように出来上がってきたかを丁寧に 辿る。一つ一つのことをじっくりと考える授業だと思ってください。 1.導入 授業の概略と進め方について 2.教育の歴史 学問としての教育学の形成 3.教育の歴史 ヨーロッパ新教育の潮流 4.教育の歴史 日本における新教育 5.教育の歴史 1990年代から現在までの日本 6.子ども観と教育の理念 誕生から幼児期まで 7.子ども観と教育の理念 児童期から青年期まで 8.子どもの成長を捉える教育の思想 9.教育学のレポート構成・書き方 テーマ設定 10.教育学のレポートの構成・書き方 資料調査の方法 11.発表の技術を磨く 12.今日の教育問題 いじめ 13.今日の教育問題 環境の教育 14.今日の教育問題 生きる力 15.総括 1.心理学とは何か : 心理学の意義と意味を知る 2.自己の理解:自己とは何か 3.他者の理解:他者とは何か 4.人の心の伝え合い:言語と非言語(1) 5.人の心の伝え合い:言語と非言語(2) 6.人の感覚・知覚(1) 7.人の感覚・知覚(2) 8.人の表情(1) 9.人の表情(2) 10.人の表情(3) 11.人の視線(1) 12.人の視線(2) 13.人の身振り・姿勢・距離 14.羞恥の心理 15.総括 授業への取り組み(20%)、小発表(20%)および学期末のレポート (60%)を総合的に評価する。 試験80% 授業への取り組み20% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「看護と保育のためのコミュニケ - ション - 対人関係の心理学」ナカニシ ヤ出版 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前に参考となる書籍を指示し、読んでくることを受講の前提とする。 また事後学習として小レポートを数回ごとに課す。 授業で学習したことを現実の生活場面でどのように生かすことができる かを考えながら学び、事前に教科書を読み、講義後、板書したノ-トと 教科書とを確認して、認識を深めるようにすること。 1 1 年 次 BA1-01 1 年 次 BA1-03 BA1-04 情報処理演習 日本国憲法 1年次(通年)2単位(演習) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 藤田 朋己 担当 現在、保育・教育現場においては、情報機器の活用が不可欠となってい る。また、時間に追われる中で仕事を進めていく為には、効率的かつ正確 に様々な業務をこなしていかなくてはならない。本授業では、コンピュー タを筆記用具と同じく、道具として利用することにより、効率的に業務を おこなうスキルの向上を目指す。また、作成物を作成する際においては、 単に文字等を入力するのではなく、受け手の立場に立って、そのデザイン や見栄えなどのレイアウトを考えて作成できるスキルの向上も目指す。 石川 愛世 本講義は、国民の基本的人権と国家の統治機能の二体系で構成される日 本国憲法の基本的知識を習得することを目的とする。憲法の意味、成 立、基本原理から順を追って解説を行う。講義の際にはできるだけ具体 的な事例、判例に言及しつつ理解を深める。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ コンピュータの操作や各種ソフトウェアの操作方法を身につけておくこ とは、効率よく作成物を作成できることにつながる。そして、効率よく 正確に作成物を作成するということは、自身で時間を作り出すことにな る。したがって、コンピュータを道具として扱えるスキルの修得を目標 とする。また、作成物を受け手の立場に立って作成するスタンスも大切 である。伝えたいことをわかりやすく、正確に伝えるためのスキルを身 につけ、作成物をデザインできるスキルの修得も目標とする。 憲法の基本的知識を学び、基本的人権の内容及び国家の統治機能を理解 する。日常生活と憲法との関わりを意識できるようにする。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.ガイダンス(授業の進行方法、日本の法と憲法の関係を解説する) 2.憲法の意味・成立・歴史 3.憲法の基本原理 4.包括的基本権・平等権 5.精神的自由権① 内心の自由 6.精神的自由権② 表現の自由 7.経済的自由権 8.中間テスト 9.人身の自由 10.国務請求権・参政権 11.社会権 12.国会・内閣 13.裁判所 14.財政・地方自治 15.改正・最高法規 1.授業計画の理解 2.自己紹介カード作成演習 3.学内コンピュータ環境および利用方法についての理解 4.Word の基本操作・既存ファイルの利用について 5.段落書式についての理解 6.好きな歌詞の入力による Word の基本操作理解1 7.好きな歌詞の入力による Word の基本操作理解2 8.絵文字レター作成による文中へのイラスト挿入 9.総合演習1 10.総合演習2 11.電子メールのルール理解と課題作成演習 12.園・学校で作成する文書についての理解 13.無料素材提供サイト 14.おたより作成演習1 15.おたより作成演習2 16.総合演習3 17.POP 作成演習1 18.POP 作成演習2 19.Word による表の作成 20.進級カード作成演習 21.おやすみだより作成演習 22.小学校の時間割作成演習 23.Excel 基本操作の理解 24.おやつの月間スケジュール作成演習 25.計算式の入力方法理解 26.グラフの作成方法理解 27.成績表の作成演習 28.総合演習4 29.総合演習5 30.総合演習6 本授業は演習授業である。授業に出席して内容説明を聞き、毎回の課題 に取り組み、その課題を提出することが重要である。したがって、評価 の方法としては、演習への取り組み(40%)、前期の課題点(30%) 、後 期の課題点(30%)とする。 授業への取り組み・課題等回答(30%) 、中間テスト(30%) 、学期 末のテスト(40%)を総合して評価する。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「情報リテラシー Office2010」FOM 出版 「改訂版 新 ・ 学習憲法」晃洋書房 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 伝えたいことをわかりやすく、正確に伝えるためのスキルを修得するた めには、普段の生活において目にするものが、わかりやすいものである か否かという視点で見て欲しい。また、自身が作成した作成物を第三者 に見てもらい評価してもらうことも大切である。 常日頃から、日常生活における出来事がどのように憲法と関わるか問題 意識をもち、ニュース・新聞等を見ることが望ましい。事前学習とし て、次回講義のテキスト該当範囲を読むことを求める。授業の進行具合 により次回予習範囲が変更される可能性がある為、範囲は各回終了毎に 指示する。 2 BA1-06 英語 体育(講義) 1年次(通年)2単位(演習) 1年次(半期)1単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 中西 千佳子 担当 インターネットの普及や様々な分野のグローバル化がすすむ現代社会に おいては、世界共通語としての「英語」の運用能力がますます要求さ れている。この授業では、日常生活を題材にしたテキストを使用し、コ ミュニケーションに必要な文法力を養成し、語彙力を強化する。 高橋 篤志 機械化が進んだ現代社会では、運動不足から体力が低下し、生活習慣病 にかかる人が増加している。現代社会で、健康に過ごしていくために は、日々、どのような生活を心掛けるべきか、ということに焦点を当 て、予防医学的な立場から、生活習慣病にならないために日常的に運動 を継続することの重要性について講義し、また、普段の生活の中に簡単 に運動を取り入れられる方法について紹介する。 聞く、読む、話す、書く、といった4技能を鍛えるための様々な演習を 行い、総合的な英語力向上を目指す。 現在われわれが直面している問題の中で、 「健康に関する問題」について 考えていくことにより、健康に対する総合的な視野を養い、課題解決に 向けて考えていく能力を高める。 1.オリエンテーション 2.体力とは 3.健康とは(車中にて講義) 4.栄養と健康 5.休養と健康(車中にて講義) 6.運動と健康 7.現代社会と運動不足病(車中にて講義) 8.生活習慣病とは 9.ストレスと生活習慣病 10.生活習慣病の予防(車中にて講義) 11.運動の効果 12.運動処方 13.生活習慣病を有する人の運動処方(車中にて講義) 14.運動とこころの健康 15.総括 1.オリエンテーション 2.英語の基本構造 3.一般動詞(1) 4.WH 疑問文 5.一般動詞(2) 6.be 動詞(1) 7.復習 8.形容詞 9.be 動詞(2) 10.人称代名詞 11.場所の表現 12.時の表現 13.未来形 14.復習 15.総括 16.進行形 17.方向・動作の前置詞 18.助動詞 19.依頼・申し出・許可の表現 20.疑問詞 21.数字の表現 22.基本動詞 23.病気に関する表現 24.基本動詞と前置詞 25.形容詞と前置詞 26.伝えたい内容を整理する 27.文をつなぐ 28.入国審査 29.復習 30.総括 授業への取り組みを重視し、発表やレポート提出等も勘案して、総合的 に評価する。学期試験(50%)、小テスト(40%)、授業への取り組 み(10%) レポートや提出物(40%) 、授業への取り組み(60%)として評価を行 う。 「発信型 シンプル・イングリッシュ」三修社 指定しない 指定された宿題はもちろんのこと、次の授業範囲で使用されている未知 の単語や熟語の意味を調べておくなど、復習・予習を必ず行うこと。 トレーニングや身体運動について自分自身の疑問を明確化し、その疑問 に対する答えを自分自身で見つける能力を文献研究やデータ収集などを 通して明確にしていく。 3 1 年 次 BA1-05 1 年 次 BA1-07 BB1-01 体育(実技) 社会福祉 1年次(半期)1単位(実技) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 高橋 篤志 担当 近年、学生の体力の低下や運動不足の問題、ストレスがひきおこす問題 等、学生生活を支える最も基本的で必須な健康に対してマイナスに働き かける要因が増大している。学生は健康管理能力を高め、健康に対する 意義を理解する必要があろう。体育実技では、定期に体力診断、運動能 力などの測定を行い、自己の行動的な体力や生活体力について認識し、 体力向上のための運動処方を学び、自己管理能力を高めることを目的と する内容としたい。 立花 直樹 現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷、また、社会福祉の制度 や実施体系について学ぶ。さらには、社会福祉と児童福祉及び児童の 人権や家庭支援との関連性、社会福祉の動向と課題について理解を深め る。 以下の5点を本科目の到達目標とする。 1.現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷について理解する。 2.社会福祉と児童福祉及び児童の人権を理解し、保育者としての具体的な支援に結びつ ける。 3.社会福祉の制度や実施体系等について知識を習得し、理解を深める。 4.社会福祉における相談援助や利用者の保護にかかわる仕組みを調べ、理解する。 5.社会福祉の動向と課題について理解・考察し、説明ができるようになる。 体育実技では、受動的な「授業」ではなく、学生自らの能動的な学習活 動の場としたい。 1.オリエンテーション、社会福祉の理念と概念 2.社会福祉の歴史的変遷 3.現代社会と福祉 4.児童の人権擁護と社会福祉 5.家庭支援と社会福祉 6.社会福祉の制度と法体系 7.社会福祉行財政と実施機関 8.社会福祉施設の役割 9.社会福祉の専門職・実施者 10.社会保障及び関連制度の概要 11.相談援助の意義と原則 12.相談援助の方法と技術 13.情報提供と第三者評価 14.子どもや利用者の権利擁護と苦情解決 15.総括(社会福祉の課題と展望) 1.オリエンテーション 2.調整力としての能力を知る 3.無酸素パワー能力を知る 4.有酸素パワー能力を知る 5.肥満度を知る 6.動的ストレッチング 7.静的ストレッチング 8.動的筋力トレーニング 9.静的筋力トレーニング 10.マット運動 11.とび箱 12.鉄棒 13.ボール遊び 14.ボールゲーム 15.総括 レポートや提出物(40%)、授業への取り組み(60%)として評価を行 う。 次の事項を総合的に評価する 1.授業に関すること(①授業への取り組み、②授業内レポート 等):55% 2.小テスト(3回実施予定):45% 3.加点:積極的なかかわり , 授業運営の協力 4.減点:遅刻 ・ 早退 , 欠席 , 居眠り , おしゃべり , 授業と関係のない作業 ・ 携帯操作 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「保育の質を高める相談援助・相談支援」 (株)晃洋書房 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ スポーツ科学の基礎について学び、それがスポーツ現場へどのように応 用出来るかを、ディスカッションやプレゼンテーション、その実践など を通して理解を深めていく。 事前学習:授業内の演習シートの「立場・理由」の記入、小テストに向 けた学習 事後学習:授業内の演習シートの「振り返り」の記入 4 BB1-03 児童家庭福祉 保育原理 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 立花 直樹 担当 現代社会における児童家庭福祉の意義と歴史的変遷について学ぶととも に、児童家庭福祉と保育との関連性及び児童の人権について理解する。 また、児童福祉の制度や実施体系、現状や課題を学び、児童家庭福祉の 動向と課題について理解を深める。 山口 日奈子 乳幼児期は、生涯にわたる人格形成の基礎となる人との関係をつくる大 切な時期である。具体的な保育の原理を知り子どもが自ら活動し力を発 揮できることに結びつけていける内容を学ぶ。ここでは、 「保育」という 言葉の意味、 「子どもの遊び」という役割、 「保育の場としての幼稚園保 育所等」の歴史や働き、 「乳幼児期の発達と保育実践」についての方法・ 内容評価等について総合的に学ぶ。保育の基礎基本となる原理を学びな がら、自分自身の「保育観」 「子ども観」を思考する。 基礎的な保育の原理を理解し、保育に関する専門的知識や技能を身につ ける。保育現場の諸問題に将来真摯に取り組んでいけるための基本とな る、保育実践への論理的思考力、判断力、さらに実践につながる工夫を したり調べる力を身につける。以上の観点より保育者の社会的責任や子 育て支援という保育者の役割について理解することを目的とする。 以下の5点を本科目の到達目標とする。 1.現代社会における児童家庭福祉の意義と歴史的変遷について理解する。 2.児童家庭福祉と児童福祉及び児童の人権を理解し、保育者としての具体的な支援に結 びつける。 3.児童家庭福祉の制度や実施体系等について知識を習得し、理解を深める。 4.児童家庭福祉における相談援助や利用者の保護にかかわる仕組みを調べ、理解する。 5.児童家庭福祉の動向と課題について理解・考察し、説明できる。 1.オリエンテーション、児童家庭福祉の理念と概念 2.児童家庭福祉の歴史的変遷 3.現代社会と児童家庭福祉 4.児童の人権擁護と児童家庭福祉 5.児童家庭福祉の制度と法体系 6.児童家庭福祉行財政と実施機関 7.児童福祉施設と専門職の役割 8.児童家庭福祉施設とアドミニストレーション 9.少子化と子育て支援サービス 10.児童福祉施設とコンフリクト 11.児童虐待とドメスティックバイオレンス 12.社会的養護。非行少年への対応 13.障害ある児童への対応 14.児童の人権と生命倫理 15.総括(児童家庭福祉の課題と展望) 1. 「保育原理」を学ぶにあたっての知識・態度・習慣 2. 「保育原理」科目の位置づけと保育実践 3. 「保育」という言葉の理解と保育の構造 4. 「保育の場」としての現状と保育実践 5.これまでの「保育思潮」から保育観を学ぶ 6. 「保育の内容」を理解する 7. 「保育における生活」と乳幼児期の保育実践 8. 「保育における遊び」と乳幼児期の保育実践 9. 「保育の計画」を子どもの育ちから考える 10. 「保育の計画」を子どもの遊びから考える 11. 「保育の方法」を学ぶ 12. 「保育の形態」を学ぶ 13. 「保育の評価」を学ぶ 14.子育て支援と保育実践を学ぶ 15.保育者に求められる専門性 レポート試験60%、グループ討論20%、授業への取り組み20%で総合 的に評価する。 (グループ討論又はディベートは講義時間内に含む) 次の事項を総合的に評価する 1.授業に関すること(①授業への取り組み、②授業内レポート 等):60% 2.小テスト(2回実施予定):40% 3.加点:積極的なかかわり , 授業運営の協力 4.減点:遅刻 ・ 早退 , 欠席 , 居眠り , おしゃべり , 授業と関係のない作業 ・ 携帯操作 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「児童家庭福祉論」(株)ミネルヴァ書房 「新現代保育原理」建帛社 「保育所保育指針 解説書」フレーベル館 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 保育者を目指そうと思った理由やきっかけを原稿用紙800字程度にま とめ初回授業にて提出。 事前学習:授業内の演習シートの「立場・理由」の記入、小テストに向 けた学習 事後学習:授業内の演習シートの「振り返り」の記入 5 1 年 次 BB1-02 1 年 次 BB1-04 BB1-05 社会的養護 教育原理 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 五十川 正壽 担当 児童を取り巻く社会や家庭の現状と課題を探り、児童福祉の立場にたっ た子どもの養護のあり方を考察し、子どもの幸せを追求する児童福祉の 基本理念の確認と社会的養護の必要な子ども達の現状と実際的な取り組 み実践を学ぶ。子どもの生活基盤である家庭養護を支援する社会的養護 の制度や実施体系を学びながら、特に児童の人権擁護や自立支援の視点 から、里親や施設養護の現状と課題について、理論と実践面から学習を 深める。 弘田 陽介 この授業では主として、教育の意義や目的について、その歴史的変遷を 踏まえ、学んでいく。また教育の具体的手法や現代的課題について、文 献や映像作品を用い、議論を通して共有しながら理解を深めていく。 現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷を学び、現状の社会的 養護の制度や実施体系を理解する。社会的養護と児童福祉の関連のなか で、里親養護や施設養護の仕組みと取り組みについて学び、児童に対す る生活援助や自立支援の方法を習得する。併せて児童福祉専門職(保育 士等)の役割や専門性・職業倫理についても学ぶ。 ・教育の意義や目的について、歴史的変遷とともに理解する。 ・教育の具体的手法や現代的課題について理解を深める。 ・さまざまな角度から教育をとらえる視座を養う。 1.オリエンテーション 2.教育に対するイメージは? 3.教育と学校(1) 4.教育と学校(2) 5.教育と家庭 6.教育の意義と目的(1) 7.教育の意義と目的(2) 8.教育と社会・経済システム(1) 9.教育と社会・経済システム(2) 10.教育の方法(1) 11.教育の方法(2) 12.教育の現代的課題(1) 13.教育の現代的課題(2) 14.諸外国の教育 15.総括 1.社会的養護の理念と概念 2.社会的養護の歴史的変遷 3.子どもの権利と社会的養護 4.社会的養護のしくみと実施体制 5.家庭的養護(里親) 6.施設養護の仕組み 7.施設養護の基本原理 8.施設養護の実際(施設生活) 9.施設養護の特質 10.施設養護とソーシャルワーク 11.施設養護と学校・地域社会 12.施設養護と自立支援 13.社会的養護の専門職・実施者 14.児童福祉施設の運営・管理 15.社会的養護の現状と課題 授業に取り組む姿勢(30%) 、平常の提出物(25%) 、総括レポート・発 表(45%)によって評価する。 授業への取り組みを重視し、発表やレポート等を勘案して、総合評価す る。 期末試験(50%)、レポート等の提出物(20%)、授業への取り組み (30%) 「社会的養護」昌美堂出版 指定しない ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 【事前】自分自身が今まで経験した学校教育の意義や目的、具体的方法な どをふりかえっておくこと。 【事後】授業で培ったものの考え方や姿勢を実習などで生かすこと。 社会的養護は、子どもを育てる家庭の意義や役割を理解しながら、その 家庭養護を支援する社会的養護の制度や仕組みを学びます。 毎回の授業単元は必ず事前に予習(通読)し、身近な情報(新聞・ニュー ス)には強い関心をもち、考察を深めましょう。 6 BC1-01 保育者論 保育の心理学Ⅰ 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 東城 大輔 担当 この授業では、保育者とは何かについていろいろな側面から理解を深め る。また保育者の専門性についてや具体的な仕事の内容、社会における 役割、倫理、制度などについて学ぶ。さらに保育者の協働や専門的成長 について理解を深め、地域社会とのかかわりや生涯発達といった観点か らみた保育者について学ぶ。 要 正子 生涯発達心理学の観点から、乳幼児期の心身の発達について学び、子ど もへの理解を深める。保育・教育現場で必要とされる基礎的知識の習 得、発達課題、乳幼児期の初期経験の重要性などを学ぶ。 現在の保育所や幼稚園の実情、変遷などを概観しながら、保育者として の役割を理解する。また、生涯にわたる人格形成の基礎となる人との関 係を作る大切な時期である乳幼児期の保育・教育課程の役割を学び、保 育者としての在り方について考える力を育てることを目標とする。 子どもの発達に関心を持ち、乳幼児期を中心とした心理学的知識を習得 し、発達段階や発達過程を理解する。また、子ども同士や大人との関わ りなど相互作用による発達についても、理解を深める。 1.オリエンテーション 2.幼稚園と保育所の違い 3.認定こども園について 4.保育の歴史的変遷① 5.保育の歴史的変遷② 6.保育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する① 7.保育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する② 8.成果報告書の発表会 9.子ども理解について 10.保育実践について、保育者の専門性について 11.保育者の個性について、子育て支援について 12.保育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する③ 13.保育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する④ 14.成果報告書の発表会 15.総括(まとめ) 1.オリエンテーション 2.発達と心理学 3.胎児期から新生児期 4.乳児期 5.幼児期 6.身体と運動の発達 7.乳幼児発達の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する① 8.乳幼児発達の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する② 9.知覚の発達 10.社会性の発達 11.気になる子どもへの支援 12.乳幼児発達の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する③ 13.乳幼児発達の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する④ 14.成果報告書をふまえた発表会 15.総括 感想やレポート等の提出物(60%)、成果報告書(40%) 授業への取り組み(40%) 、 筆記試験(40%) 、提出物(20%) 資料を適宜配布 資料を適宜配布する。 事前:様々な書籍や現場での実践者などを見て、日頃から " 保育者 " を 意識して過ごすこと。 事後:保育者にとって何が大切か、保育者はどうあるべきか、授業内容 を振り返って学びを深めること。 子どもに興味を持ち、また周囲の大人の関わり方にも関心を寄せること により、授業と観察・体験を連動させ、学びを深めることを期待する。 7 1 年 次 BB1-06 1 年 次 BC1-02 BD1-01 発達心理学 保育内容(環境) 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 要 正子 担当 発達心理学の諸理論に基づき、発達に関する基本的な考え方を紹介す る。特に児童期を中心として、子どもの発達の姿を身体・運動、知覚、 思考、学習、情緒、社会性、人格の各領域について概説するとともに、 発達段階をふまえた心理臨床的な課題を取り上げ、教育実践の現場にお ける助言・指導のあり方について考える。 古茂田 貴子 子どもは生まれてから自分自身を取り巻く環境の中で、経験を重ねなが ら心身を発達させていきます。その環境について、具体的な内容や、環 境とどのように関わっているのかということを学び、その学びを通して 保育の中でどのような環境を整えていけばよいのかについて考えます。 発達についての基礎知識を獲得し、子どもの育ちを見つめるまなざし と、その知識を基にした教育実践に活かし得る能力の習得を目指す。 まず、幼稚園教育要領・保育所保育指針における領域「環境」について 理解します。そして、子どもにとっての重要な学びの場である「遊び」 を深めるための環境の大切さについて学びます。最後に、子どもを取り 巻く環境について学び、保育でどのような工夫がいるのかという視点を 意識づけます。 1.オリエンテーション 2.発達の理論 3.身体と運動の発達 4.言語の発達 5.思考の発達 6.認知発達の視点からインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する① 7.認知発達の視点からインターンシップ現地にて視察・調査し、成果 報告書を作成する② 8.数量・図形機能の発達 9.記憶の発達 10.遊びと社会性の発達 11.情緒の発達と人格形成 12.社会性発達の視点からインターンシップ現地にて視察・調査し、成 果報告書を作成する③ 13.社会性発達の視点からインターンシップ現地にて視察・調査し、成 果報告書を作成する④ 14.成果報告書をふまえた発表会 15.総括 1.イントロダクション 2.幼児教育の基本 3.領域環境について 4.領域環境のねらいと内容 5.子どもの学びとしての「遊び」 6.自発的な活動としての遊び 7.子どもの遊び環境について 8.子どもを取り巻く環境Ⅰ 9.子どもを取り巻く環境Ⅱ 10.子どもを取り巻く環境と保育 11. 「環境とかかわる力」を育てる環境づくりⅠ 12. 「環境とかかわる力」を育てる環境づくりⅡ 13. 「環境と関わる力」を育てる保育者の役割 14.季節の移り変わりと保育 15.まとめ 授業への取り組み(50%)、提出物(30%)、小テスト(20%) 試験40%、授業内でのレポート20%、授業への取り組み40%を目安に 総合評価します。 資料を適宜配布する。 指定しない 他者に興味関心をもち、常に問題意識をもって授業、視察、体験にのぞ むこと。 教科書は用いずに適宜資料を配ります。参考図書も適宜伝えます。講義 の学びを通して保育にふさわしい環境について様々な興味や関心を高め て頂きたいと思います。 8 BE1-02 音楽(器楽) 基礎造形Ⅰ 1年次(通年)2単位(演習) 1年次(半期)1単位(演習) 担当 深田 直子 大槻 知世 炭谷 恭子 早川 藍香 担当 栗山 誠 山口 雅敏 山本 恭仁子 渡邉 康一郎 渡邊 潤 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ピアノ実技指導を行う。各自の能力に応じて、個人指導を行う。幼稚 園・保育園や小学校の現場において、諸行事に対応できるピアノ演奏技 術の習得を目指す。 保育内容としての造形表現に関する知識や技能の修得を目指し、身近な 自然の色・形・感触等に親しむとともに保育の環境について理解し、あ わせて子どもの発達との関連、あるいは造形表現に結びつく遊びについ て学ぶ。 基礎技術を身につけることに重点を置き、拍子・リズム・速度・音程 等、楽譜を正確に読むことを学習し、曲に合った豊かな音楽的表現がで きることをねらいとする。 子どもの造形活動・絵画制作に関わっていく保育者として、必要な知識 や理論を実践を通して学習する。その中で学生が、創作活動の喜びや楽 しさを感じることができ、それが幼児の心情に共感していく感性、資質 となるよう、自己の体験を深める 1.全体及び個人別オリエンテーション 2.個人レッスン 3.個人レッスン 4.個人レッスン 5.個人レッスン 6.個人レッスン 7.個人レッスン 8.個人レッスン 9.個人レッスン 10.個人レッスン 11.個人レッスン 12.個人レッスン 13.個人レッスン 14.個人レッスン 15.総括 16.個人レッスン 17.個人レッスン 18.個人レッスン 19.個人レッスン 20.個人レッスン 21.個人レッスン 22.個人レッスン 23.個人レッスン 24.個人レッスン 25.個人レッスン 26.個人レッスン 27.個人レッスン 28.個人レッスン 29.個人レッスン 30.総括 1.授業のねらいと心構え/幼児期の教育と造形について 2.造形の基礎①点・線・面・立体の表現 3.造形の基礎②色彩の知識 4.造形の基礎③表現に生かす様々な技法1 5.造形の基礎③表現に生かす様々な技法2 6.造形の基礎③表現に生かす様々な技法3 7.造形の基礎③表現に生かす様々な技法4 8.造形の基礎③表現に生かす様々な技法5 9.課題制作Ⅰ 構想を練る 10.課題制作Ⅰ アイディアスケッチ 11.課題制作Ⅰ 様々な技法を生かして1 12.課題制作Ⅰ 様々な技法を生かして2 13.課題制作Ⅰ 様々な技法を生かして3 14.課題制作Ⅰ 様々な技法を生かして4 15.総括 実技試験のため、出席することが前提である。授業への取り組みと実技 試験により評価する。 1年次終了までに、バイエルの必修課題を全て終了しなければ、単位を 修得できない。 実技中心ですので、出席は前提となります。積極的に授業に取り組んで いるのか、作品、それに関するレポートが評価対象です。各プログラム ごとの評価基準は授業中に学生にもあらかじめ知らせます。 授業への取り組み・授業レポート60%、作品提出40% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「幼児教育法シリーズ 音楽リズム / 幼児のうた楽譜集」東京書籍 「保育のためのマーチ・スキップ・ギャロップ・ワルツ・リズム曲集」全 音楽譜出版社 バイエル・ブルグミュラー・ソナチネ他、能力に応じて選択 「保育内容表現(新時代の保育双書) 」みらい 「描画を楽しむ教材と実践の工夫」明治図書 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 毎週、授業までの十分な練習が必要である。 授業では実技的な体験が主ですが、各自インターンシップ実習や教育実 習で生かせるよう、子どもの立場、教師や保育者の立場になって整理し ていきましょう。 9 1 年 次 BE1-01 1 年 次 BF1-01 BG1-01 保育実践学習Ⅰ 学校カウンセリング 1年次(通年)2単位(演習) 1年次(半期)2単位(講義) 担当 俵谷 好一 大垣 和永 佐伯 知子 高田 昭夫 担当 要 正子 田窪 豊 東城 大輔 弘田 陽介 深田 直子 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 保育実践学習Ⅰは、総合基礎演習と連携を図りながら、大学で「学ぶ」 ということはどういうことかを認識し、基本的な学び方を習得するとと もに、インタ-ンシップ実習を通して現場の様々な課題を理解し、保育 士や幼稚園・小学校教諭の職務への基礎的な理解を深めることを目指 す。 生活のあらゆる場面で、心の問題は起こりうる。教育現場では、学業等 のストレスのみならずコミュニケーション能力不足から様々な問題が引 き起こされることも少なくない。本講義では、対人援助におけるカウン セリングの意義や技能、教員として子どもの心の成長を支援するための 基本的な心構えや態度を学び、子どもの心の問題を予防する観点から、 集団づくりやコミュニケーション能力の向上についての方法を体験学習 を通じて習得する。 インターンシップ実習における体験を通して、保育士や幼稚園・小学校 教諭の職務への理解を深める。また子どもと関わる教育者をしっかり観 察し、自身の将来と照らし合わせる。また、保育・教育現場の諸課題に ついて体感し、考える機会とする。 子どもに関わる現場が抱えている諸問題について理解し、対人援助職と しての基本的な心構え、態度、コミュニケーション能力を身につける。 1.インターンシップ実習のガイダンス1 2.インターンシップ実習のガイダンス2 3.インターンシップ実習のレポートの書き方を学ぶ1 4.インタ-ンシップ実習のレポートの書き方を学ぶ2 5.インターンシップ実習 6.インタ-ンシップ実習 7.インタ-ンシップ実習 8.インタ-ンシップ実習 9.インタ-ンシップ実習 10.インタ-ンシップ実習 11.インタ-ンシップ実習 12.インタ-ンシップ実習 13.インタ-ンシップ実習 14.インタ-ンシップ実習 15.インタ-ンシップ実習 16.インタ-ンシップ実習 17.インタ-ンシップ実習 18.インタ-ンシップ実習 19.インタ-ンシップ実習 20.インタ-ンシップ実習 21.インタ-ンシップ実習 22.インタ-ンシップ実習 23.インタ-ンシップ実習 24.インタ-ンシップ実習 25.インタ-ンシップ実習 26.インタ-ンシップ実習 27.インタ-ンシップ実習 28.インタ-ンシップ実習 29.インタ-ンシップ実習 30.総括 1.オリエンテーション~カウンセリングの概観~ 2.自己理解・他者理解 3.アセスメント 4.カウンセリングの基本的な技法① 傾聴と沈黙 5.カウンセリングの基本的な技法② 質問技法 6.カウンセリングの基本的な技法③ 反映技法 7.問題行動の理解① 心身症と不適応行動の理解 8.問題行動の理解② 発達障害との関連 9.効果的なコミュニケーション① ペアワーク 10.効果的なコミュニケーション② グループワーク 11.信頼関係づくり① 12.効果的なコミュニケーション③ ペアワーク 13.信頼関係づくり② 14.効果的なコミュニケーション④ グループワーク 15.総括 「インタ-ンシップ実習日誌の評価」40%、「インターンシップ実習参 加」60% 授 業 へ の 取 り 組 み(50 %) 、 小 テ ス ト(20 %) 、レポート等提出物 (30%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 指定しない 資料を適宜配布する。 事前:インタ-ンシップ実習先での当日の課題や実践への心構えを形成 して行くこと。 事後:当 日のインタ-ンシップ実習における自己の反省をするととも に、次回のインタ-ンシップへの課題を設定して、インタ-ン シップ実習報告書を書くこと。 学外で他者と接する際に、授業で学ぶ心構えや態度を意識し、積極的に 接することを実践する。 10 BH1-02 教育者論 健康教育 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 佐伯 知子 担当 この授業では、インターンシップ現地における教育者の姿や教育関連の ニュースなどにふれる中で、現代社会における教育者の役割や専門性を 理解することを目的とする。また、さまざまな事例に対する自分の意見 を明確にし、他者と意見交換していく中で、最終的には、自分が目標と する教育者像が描けるようになることを目指している。 高橋 篤志 生活習慣病の罹患(りかん)率は、身体組成と密接な関係にある。アン バランスな栄養摂取と運動不足が重なることで肥満傾向を加速化させ、 このことが生活習慣病としての要因を作り出すことになる。授業では、 健康の科学的基礎についての知識を深め、生活習慣病の予防対策として の観点から身体運動の重要性について説いていく。 ①現代社会における教育者の位置や役割を理解する。 ②教育者の専門性や倫理を理解する。 ③自分の目標とする教育者像を具体的に描く。 生活習慣病の悪化とメタボリックシンドロームとの関係、加齢に伴う骨 粗鬆症予防の運動療法に関する基礎的知識などの理論を学習し、その他 様々な症例における問題点を考え、解決する力を身につけることを目的 とする。 1.オリエンテーション~教育者に対するイメージは? 2.現代社会における教育者の位置と役割① 3.現代社会における教育者の位置と役割② 4.現代社会における教育者の位置と役割③ 5.教育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する① 6.教育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する② 7.成果報告書を踏まえた発表会 8.教育者の専門性と倫理① 9.教育者の専門性と倫理② 10.教育者の専門性と倫理③ 11.教育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する③ 12.教育者の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報告 書を作成する④ 13.成果報告書を踏まえたポスター発表会 14.成果報告書を踏まえた実践演習 15.総括 1.オリエンテーション、授業の進め方 2.健康の意義について 3.現代生活と健康 4.健康の基礎としての体力 5.運動不足の害 6.運動の効果 7.運動処方の意義と実際 8.運動処方とその流れ 9.運動処方の内容 10.運動処方の原則 11.メディカルチェック(実践) 12.体力診断(実践) 13.運動処方・プログラムの立て方(発表) 14.生涯健康の課題(発表) 15.総括 ①成果報告書 1回10点×4回=40点 ②発表会における報告と感想 20点 ③毎回の振り返り 10点 ④最終総括によるまとめ 30点 レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 特に指定しない 資料を適宜配付する 指定しない 日ごろから新聞を読むなどして時事問題に関心を向け、自分の考えを明 確にする努力をすること。 現代、スポーツや健康科学に関して様々な情報が氾濫している。本授業 では、学生一人ひとりがそれらの氾濫する情報を自分自身で評価検討 し、その中から信頼できる情報を入手選択して、自分自身の知識の一つ として現場に応用できるようにする。 11 1 年 次 BH1-01 1 年 次 BH1-03 BH1-04 体育科指導法 基礎造形Ⅱ 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 俵谷 好一 担当 学習指導要領改訂の背景および今次改訂された学習指導要領のポイント について講義をし、小学校体育科の目標・内容の系統性や発展性につい ての理解を図る。また、学習指導内容論や方法論 ( 教材づくり・学習指 導過程・学習指導形態など ) を体育実技を通して学び、体育授業への取 り上げ方を身につける。さらに、個別運動領域の中から、体育科学習指 導案を作成し、教材内容、教材づくり、指導計画、評価の視点を実践的 に学ぶ。 栗山 誠 乳幼児から小学生の造形表現とは何かに触れながら、子どもたちの造形 表現活動を支援、指導していくうえで必要な知識や技術を学ぶ。また前 半は子どもの視点に立った造形イベントづくりに焦点を当て、後半は実 際の保育や授業の中で行う教材を子どもの発達に沿った形で学ぶ。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 小学校体育科の目標および内容を理解するとともに、体育授業の内容論 や方法論 ( 学習指導過程・学習指導形態など ) についての基本的な考え方 を学び、個別運動領域の中から学習指導案を作成し、実践的な学びを深 める。 基礎造形Ⅰで修得した造形的な技術や知識をさらに深め、実際の教育・ 保育現場の子どもに生かせるよう、実践的学習を行う。子どもの造形活 動に関わっていく教師として、必要な知識や理解を実践を通して学習す る中で、子どもの心情に共感していく感性、資質を培う。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.授業のねらいと心構え 2.子どもの目線に立って1 3.子どもの目線に立って2 4.子どもの目線に立って3 5.子どもの目線に立って4 6.子どもの目線に立って5 7.子どもの絵画研究概論 8.自然素材を生かした造形 9.子どもの生活と造形1 10.子どもの生活と造形2 11.子どもの生活と造形3 12.発達年齢に沿った教材研究1 13.発達年齢に沿った教材研究2 14.発達年齢に沿った教材研究3 15.授業のまとめと総括 1.学習指導要領改訂の背景 2.学習指導要領に示されている体育科の目標とその内容 3.体育科の学習指導内容論・方法論1 4.体育科の学習指導内容論・方法論2 5.実技指導1 6.実技指導2 7.実技指導3 8.実技指導4 9.実技指導5 10.体育科学習指導案の作成1 11.体育科学習指導案の作成2 12.体育科学習指導案の作成3 13.体育科学習指導案の発表1 14.体育科学習指導案の発表2 15.総括 実技中心ですので、出席は前提となります。積極的に授業に取り組んで いるのか、制作過程の態度や作品、それに関するレポートが評価対象で す。各プログラムごとの評価基準は授業中に学生にもあらかじめ知らせ ます。授業への取り組み・授業レポート60%、作品提出40% 授業への取り組み (60%)、レポートや提出物 (40%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校学習指導要領体育偏」東洋館出版社 「描画を楽しむ教材と実践の工夫」明治図書 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 実践的な授業が中心ですが、それぞれの活動を自分の実習体験と照らし 合わせながら整理していきましょう。 事前学習には、小学校学習指導要領解説体育編の改訂の経緯および体育 科改訂の趣旨、体育科改訂の要点を読んでおくこと。 事後学習は、各学年の体育科の内容をふまえ、いろいろな教材を使って 学習指導案の作成に取り組む。 12 BH1-06 国語 算数 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 田窪 豊 担当 国語科における確かな言語能力の育成は、全教育活動の基礎であり、最 も重視される教員の資質・能力である。こうした問題意識のもと、国語 科にかかわる基礎・基本はもちろんのこと、確かで豊かな専門的能力を 身に付けた教員の育成を図る。 赤井 利行 算数科の4領域(数と計算、量と測定、図形、数量関係)の教材及び算 数的活動について学ぶ。算数的活動を通して算数科の学習内容を学び、 思考力・表現力の育成を図ることがこれからの算数教育の課題である。 このような問題意識をもって、算数的活動の意義を理解し、レポート作 成と関連する各自の課題について図書館での調べ学習を行い、思考力・ 表現力を身につけた教員の育成を図る。 ・国語についての基礎知識を理解し、幅広い言語活動ができる。 ・書写の基礎・基本となる知識や技能の習得を図る。 ・文学的な文章や説明的な文章の理解と表現の力を高める。 ・コミュニケーション能力を高める。 ・伝統的な言語文化に親しみ、それについて教養を深める。 算数科の学習内容(数と計算、量と測定、図形、数量関係)について、 理論的背景を基に理解する。また、各教材を貫いている数学的な考え 方を算数的活動を通して学ぶ態度を育成する。そして、算数の学習指導 実践に生かすことのできる教材研究の力量を身につけることを目標とす る。 1.算数科の目標 2.算数教育の歴史 3.学習指導要領について 4.算数的活動の意義 5.数について 6.十進記数法と非十進記数法 7.四則計算 8.数と計算計算料域の算数的活動 9.量概念と量の性質 10.量と測定量域の算数的活動 11.図書館での調べ活動(レポート課題と関連して) 12.図形の定義と性質 13.図形領域の算数的活動 14.数学的な考え方 15.総括 1.国語科の目標と確かな言語能力の育成 2.基盤的言語力① 文字、表記、語彙力 3.基盤的言語力② 文法力、音声言語力 4.書写の基礎教養 5.文章表現と音声表現 6.様々な文種の読解と表現① 7.様々な文種の読解と表現② 8.文学的な文章の読解と主題の把握 9.心情を伝える文章表現の方法 10.説明的な文章の読解と要旨の把握 11.論理的な文章の表現法 12.コミュニケーションのあり方とその能力の育成① 13.コミュニケーションのあり方とその能力の育成② 14.伝統的な言語文化の理解と鑑賞、表現① 15.伝統的な言語文化の理解と鑑賞、表現② 最 終 課 題(5 0%) 、 研 究 レ ポ ー ト(4 0%) 、授業への取り組み (10%) 定期試験(50%)、レポート(30%)、授業への取り組み(20%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 必要に応じて資料を配付する。 「わかる算数科指導法」東洋館出版社 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 次時に学習する内容を図書館で自習し、授業後テキストや配付資料を基 に内容を確認する。 日常的に様々な文種に触れ、文章の表現に敏感になっておくことが望ま しい。 事後は読書の幅を広げたり、学んだことを自らの表現活動に活かしたり するように心がける。 13 1 年 次 BH1-05 1 年 次 BI1-01 総合基礎演習 1年次(通年)2単位(演習) 担当 俵谷 好一 大垣 和永 佐伯 知子 高田 昭夫 田窪 豊 東城 大輔 弘田 陽介 深田 直子 ≪授業の概要≫ 保育実践学習Ⅰとの連携を図りながら、インターンシップ実習における 体験をグループ内での討議の中で共有化しつつ、保育士や幼稚園・小学 校教諭の職務がどのようなものか理解していく。また教員に必要な基礎 学力の定着をねらいとした学習を行い、大学で学ぶということについて の基礎的な学習を行う。 ≪学生の到達目標≫ 授業内におけるグループ討議を踏まえ、保育士や幼稚園・小学校教諭の 職務について基礎的な理解を深めていく。教員に必要な基礎学力に関わ る学習内容(主に国語の分野)の定着を目指し、保育士や幼稚園教諭・ 小学校教諭の職務についての必要な知識を獲得する。 ≪授業計画≫ 1.大学で「学ぶ」ということ(1) 2.大学で「学ぶ」ということ(2) 3.文献検索の方法や図書館の利用法を学ぶ 4.インタ-ンシップ実習のガイダンス 5.インタ-ンシップ実習レポ-トの書き方を学ぶ 6.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 7.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 8.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 9.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 10.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 11.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 12.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 13.国語演習ンタ-ンシップ実習の体験発表と討議 14.全体交流会(前期) 15.総括 16.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 17.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 18.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 19.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 20.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 22.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 23.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 24.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 25.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 26.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 27.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 28.国語演習 インタ-ンシップ実習の体験発表と討議 29.全体交流会(後期) 30.総括 ≪成績評価の方法≫ 「インターンシップ実習の体験発表」や「全体交流会」における取り組み 60%、「国語演習に関して」40% ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない ≪事前・事後学習について≫ 事前:イ ンタ-ンシップ体験実習について、発表する内容をまとめて、 各自、発表すること。 事後:自己や他者の発表内容を記録して、その内容を確認して学び直す こと。 14 児童保育学部 2年次 BA2-01 BA2-02 人間論 フランス語 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(通年)2単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 土肥 豊 担当 EU の中核をなすフランスの言語を学び、言葉を通じてフランス文化、 事情を考察することにより異文化の理解を深める。フランスという国の 多様な顔を知り、視野を広げ、旅行する際にも手助けとなるよう、基礎 日常会話の習得を目指す。 人間論を学ぶことを通して、学生の皆さんは人間の自我が孤立したもの ではなく、社会的なものであり、常に他の人間とかかわりを持ってい ることを理解できます。そして、人間の自我(自己)の在り方について 様々な見方を知り、現代人の自我(自己)の様相を理解するとともに、 自分自身の自我(自己)のあり方を考えるきっかけにできます。自我 ( 自 己 ) とは何かを理解することは、他者 ( 社会 ) とは何かを理解することで もあり、教育者、保育者を目指す皆さんにとっても重要なことです。 身近にあるフランス料理、菓子、映画、モード等をとりあげて、語彙や 知識を豊かにし、発音強化で通じるコミュニケーション力をつけること を目指す。まとめでは、各自が興味を持って選択したテーマを絞り考察 したことをプレゼンテーションする。 1.ヨーロッパの中のフランス共和国 2.フランス語とは 3.基礎発音 4.挨拶、自己紹介 5.数字、男性名詞・女性名詞 6.カフェでの注文 7.美術館巡り 8.フランス人の日常生活 9.マルシェで買い物 10.時刻の表現 11.季節・天候の表現 12.フランスの世界遺産 13.パリ散策、旅行会話Ⅰ 14.地方への旅、旅行会話Ⅱ 15.総括 16.前期の復習 17.日常会話・基本表現 18.シャンソンを唄おう 19.モード・映画 20.食文化・ワインとチーズ 21.食文化・フランス料理 22.食文化・フランス菓子 23.フランスの現代社会 24.ホームステイの会話表現 25.伝統行事Ⅰ(クリスマス) 26.伝統行事Ⅱ 27.絵葉書とメールの書き方 28.ホームパーティを楽しむ 29.総復習 30.総括 1.自分とは何か 2.鏡に映った自我 3.自己と他者 4.親密な他者と疎遠な他者 5.自我の形成 6.ホモ・ソシオロジクス 7.相異なる他者の期待 8.レッテル貼りされる自我 9.表現する自我と表現される自我 10.変容する自我 11.見せる自我と見られる自我 12.演じる自我と装う自我 13.他者の期待から離れる自我 14.新しい自我の形成 15.自我の社会学の展開 学期末試験50% 授業への取り組み30% レポート・課題・提出物20% 毎回授業に関する質問・意見・感想等の小レポートを提出してもらう。 評価は主として期末試験 (70%) によるが、授業への取り組み並びに小レ ポートの提出 (30%) も加味して成績評価をします。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「自分とは何か」恒星社厚生閣 「Tout facile!」白水社 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前学習:特になし。 事後学習:授業の復習。 事前学習:予め教科書の授業予定部分に関して、ざっと目を通しておく こと。 事後学習:授 業内容に関して、教科書の該当部分並びに配付されたレ ジュメ等を復習しておくこと。 15 2 年 次 現代人の自我が危機に瀕しているといわれています。人々は「自分が何だ かよくわからない」、自分を明確に確認できない「アイデンティティの喪 失」状態に置かれてしまっているといわれています。人間において、自分 のことは自分一人ではわかりません。他の人間を通して初めて自分がわか るようになります。本授業では、人間の自我(自己)に焦点を当て、人間の 自我が、あくまで、他の人間とともにあり、他者とのかかわりにおいて社 会的に形成されるものと考え、そのことを具体的に明らかにしていきます。 永井 道子 杉本 里栄 1 年 次 BA2-03 BB2-01 韓国語 相談援助 2年次(通年)2単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 閔 淳奎 担当 今日、日本と韓国との交流は、政治・経済だけにとどまらず、多方面にわたって多 様化している。また、交流の多様化に伴って、様々な方面から韓国語学習に対する ニーズが高まっている。 本講義では、多様化しつつある韓国語のニーズにこたえるべく、しっかりとした韓 国語基礎の習得を目指す。単語の習得、文の組み立て能力に重点を置いて講義を進 めていく。さらに挨拶表現の異同などを通して、隣国のコミュニケーションスタイ ル、発想方法等にも触れ、異言語を学ぶ楽しさを味わってほしいと願っている。 小口 将典 保護者に対する相談支援が保育において重要性が強調されるなかで、い かにして展開していくのかをソーシャルワークで用いられる相談援助 の技術から学修します。保育士の専門性を生かし、子どもや保護者の状 況に適切な対応ができるための、相談を受ける専門職としての価値、コ ミュニケーション、アセスメントの視点、記録の書き方などを実践的に 習得することを目的としています。 保育士の専門性とは何かを考えながら、その立ち位置を認識したうえで、 ソーシャルワークの過程とそれに関わる知識や技術を理解する。 ①相談援助に必要なコミュニケーション技術を習得している。 ②保育士・ソーシャルワーカーの価値、倫理について説明することができる。 ③バイステックの7原則に基づいた相談援助の基本を身につけている。 ④保育場面における相談援助の展開を、保育士の専門性を踏まえて実践する 視点を理解している。 (1) 簡単な文の「読み・書き」が出来る。 (2) ハングル能力検定試験5級の習得を目指す。 (3) 初級(5級)レベルの限られた単語を使い簡単なコミュニケーション が出来るようになる。 1.オリエンテーション、アイスブレーク/この授業のねらい 2.人を理解する/共感とは、イメージからの他者理解 3.クライエントを理解する/自己との相違を理解する 4.他者の心を理解する/多様な価値の理解、価値観の尊重 5.自己の心を理解する/自己覚知、自己の価値観を言語化する 6.他者の気持ちを理解する/バイスッテクの7原則 7.自己の気持ちを理解する/人生曲線(これまでの人生とは?) 8.他者の行動を理解する/ジェノグラムとエコマップ、エコロジカル 9.自己の行動を理解する/倫理綱領、行動指針、共感する他者 10.面接の目的と特性/相談の構造とプロセス 11.面接の基盤/共感的受容のための状況設定、準備的共感 12.基本的応答技術/相手の言葉を繰り返すこと、言い換えること 13.面接の展開/アセスメント、問題の存在を認め受容すること 14.非言語コミュニケーション/視線、表情、頷き、 、トーン、速さ 15.まとめ(ソーシャルワーク論が語る援助の基本原則) 1.韓国語とはどういう言語か。ー音節の構造を中心にー 2.韓国語の母音習得 3.子音習得ー平音を中心にー 4.子音習得ー激音 ・ 濃音を中心にー 5.音節末の子音(パッチム)の習得 6.文字と発音編のまとめ 7.第一課ー입니다と입니까①ー 8.「トイレはどこですか」文の会話と練習問題④と⑤ー 9.第二課ー이/가 아닙니다と이/가 아니라①ー 10.「高校生ではなく中学生です」文と問題③と⑤ー 11.第三課ー漢数詞と「Ⅰ・고 있습니다」①ー 12.「携帯番号」文の会話と練習問題④と⑥ー 13.第四課ー합니다体と存在詞①ー 14.「○学年です」「○ウォンです」文と問題③と⑤ー 15.第五課ー生年月日の言い方の習得①ー 16.「1994年生まれです」文と練習問題③と⑤ー 17.第六課ー固有数詞と否定文の習得①ー 18.「18歳です」「サッカーが好きです」文と問題③ー 19.第七課ー時間の言い方と「Ⅱ・ㄹ까요」①ー 20.「9時に授業があります」文と練習③と⑤ー 21.第八課ー用言の短い否定形と「Ⅰ・겠습니다」①ー 22.「今週から来週まで学校に行きません」文と問題③ー 23.第九課ー尊敬丁寧形「Ⅱ・십니다」①ー 24.「ビビンバ―がお好きですか」文と問題④と⑥ー 25.第十課ー해요体の終結語尾「Ⅲ・어요」①ー 26.「日曜日に何してますか」文の会話と問題③と⑤ー 27.第十一課ー하다用言と「Ⅰ・싶다」①ー 28.「大阪まではどれくらいかかりますか」文と問題④ー 29.第十二課ー指定詞の해요体と「Ⅱ・세요」①ー 30.「一個おいくらですか」文の会話と練習問題③と⑤ー 以下の項目により判断します。 (1) 小テスト(10%) (2) 授業への取り組み(10%) (3) テスト(80%) 期 末 試 験(50 %) 、2回 の 振 り 返 り テ ス ト(15 %) 、授業内レポート (15%) 、授業への参画度(20%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「パランセ韓国語初級」朝日出版社 「臨床ソーシャルワークーいのちに寄り添う高度専門職へのみちすじ」大 学図書出版 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 外国語習得という側面からすると、日頃韓国語と接しているということ が望ましい。楽しい学習の観点から考えても、少なくともその日の学習 項目や単語を自分のものにするという学習後の作業は求められる。 事前学習:適宜、課題を出して事前に学ぶべきことを提示する。また、 グループワークに向けて準備を行い、小テストに向けて予習を行うこ と。 事後学習:課題等を出された際には、必ず取り組むこと。 16 BC2-01 BC2-02 子どもの保健Ⅰ 子どもの食と栄養 2年次(通年)4単位(講義) 2年次(通年)2単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 鈴木 裕子 戸田 直美 担当 近年、子どもを取り巻く食環境は大きく変化し、肥満や偏食など食生活 に関する問題も多い。子どもが健やかに育つために正しい生活習慣と成 長過程に合った栄養について理解し、関連する基礎知識、食育の意義、 食を通した発達支援を学ぶ。さらに、家庭や児童福祉施設の食生活の現 状と課題、特別な配慮を要する子どもの食と栄養についても学ぶ。 受講後、学習者は以下の項目について理解を深め、それぞれの基本的な内 容について述べることができる。さらに事故や緊急の場合には必要な初期 対応を実施できるようになる:本邦の人口動態、小児期区分、成長と発達 の概要、体測値、生歯、母子健康手帳の活用方法、事故の種類と対応策、 予防接種、学校感染症、子どもの生理学的特徴、日常遭遇する疾患、栄養 とその障害、喫煙の害と禁煙、心肺蘇生の実際、代表的疾患についての概 略(呼吸器、循環器、消化器、神経、皮膚、アレルギー等)。 子どもの発達と食生活の特徴、栄養と代謝、食品、食の安全性について の基礎を理解する。 保育現場で子どもの健康と食生活を支援し、食育を通して子どもに食の 意義を伝えられる知識を身につけ、授業をとおして保育者として自身の 食生活習慣を見つめ、より良い食生活へのレベルアップを図る。 1.子どもの健康と食生活の意義 2.子どもの発育・発達と食生活 ①身体発育と栄養 3. ②食べる機能と栄養 4.栄養に関する基礎知識 ①栄養素の働きと重要性1 5. ②栄養素の働きと重要性2 6. ③食事摂取基準の意義と活用 7.献立作成・調理の基本 ①食品の基礎知識1 8. ②食品の基礎知識2 9.食品の安全性 ①食中毒 10. ②食品添加物 11. ③食品表示 12.演習課題 13.妊娠授乳期の食生活 ①妊娠経過と栄養と食生活 14. ②妊娠期のトラブルと母乳分泌 15.前期まとめ 16.乳児期の食生活 ①乳児期の心身の特徴と食生活 17. ②乳汁栄養と調乳 18.演習課題 19.乳児期の食生活 ③離乳の意義 20. ④栄養の問題点と健康への対応 21.演習課題 22.幼児期の食生活 ①幼児期の心身の特徴と食生活 23. ②幼児期の食生活の特徴と対策 24. ③間食の意義について考える 25.子どもの発育・発達と食生活(学童期・思春期) 26.家庭や児童福祉施設における食事と栄養 27.食物アレルギーのある子どもへの対応 28.食育の基本と内容 29.演習課題 30.まとめ 1.総論1 子どもと健康、人口動態、小児期区分 2.総論2 成長と発達、母子保健、母子健康手帳 3.総論3 乳幼児の体測値、正常と異常 4.総論4 バイタルサイン、五感の発達 5.総論5 生理機能の発達 6.総論6 運動機能の発達 7.総論7 生歯、咀嚼、口腔衛生 8.総論8 喫煙の害、受動喫煙 9.子どもの事故 総論、窒息、溺水、異物誤嚥、被虐待児症候群 10.栄養1 総論、母乳栄養、乳児栄養、人口栄養、離乳食 11.栄養2 水分代謝、脱水症、補水療法 12.予防接種 意義、ワクチンの種類、予防接種計画、 13.学校感染症 感染症の種類、出席停止期間 14.アレルギー総論 15.総括 16.ウイルス感染症1 呼吸器疾患 17.ウイルス感染症2 消化器疾患 18.細菌感染症 19.アレルギー疾患1 喘息、食物アレルギー 20.アレルギー疾患2 アトピー性皮膚炎等 21.皮膚疾患 22.消化器 消化器の生理・解剖、疾患 23.循環器 循環器の生理・解剖、疾患 24.神経疾患 てんかん、熱性けいれん 25.子どもの症状 26.睡眠 27.発達障害 28.先天異常 ダウン症候群等 29.応急手当 30.教科のまとめ 定期試験 80%、提出物 20% 前期・後期試験(90%)と授業への取り組み(10%)とで評価する ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「子育て・子育ちを支援する 子どもの食と栄養」萌文書林 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前:テキストをよく読み、積極的に学習し、疑問点などをまとめてお こう。 事後:学習した内容をもとに、日常の食生活を見直し、消費者として食 に対する意識を高め、子どもたちにどう伝えるのか工夫しよう。 講義資料(配布)は整理し、熟読、吟味することが必要である。 17 2 年 次 子どもが健全な心身をもって成長、発達するのを支援できるようになるた めに、子どもの発育段階を十分に理解し、各年齢層での成長・発達の特徴 を学習する。幼保施設における子どもの安全を図るためには、事故防止に ついて広範な知識を備えるとともに、その予防法、児と保護者への教育、 さらには緊急時の対応方法を体得する。健康を守ることから始まり、健康 を増進するという積極的な活動を日常生活の中で行えるよう自学自習に努 める。子どもの保健に関する日進月歩の情報には常に関心をもつ。 大杉 加菜子 BC2-03 BD2-01 幼児心理学 保育課程論 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 山田 佳代子 担当 2 年 次 本講義は、人間の生涯の発達段階の中でも、主に幼児期を取り扱う。し かしながら、幼児期だけを取り上げるのは、あまり意味がない。発達と は、その前後や過程が非常に重要であり、関連もあるからである。した がって、幼児期を核としつつ、胎児期、新生児期、乳児期、幼児期と順 に発達段階や特徴を知り、理解を深める。そして、この時期に保育者と して子供達に関わる意義についても学ぶ。 ト田 真一郎 保育課程の理論を歴史や思想を踏まえて理解し、既成の保育課程を客観 的に分析することを通して、自分が担当する乳幼児にふさわしい保育課 程、指導計画を立案し、実践できる力量を高めることを目的とする。そ のために、保育における計画の意義と必要性を理解し、保育カリキュラ ムの理論的立場や保育所保育指針を理解すること、保育課程や指導計画 の編成、子ども理解の方法、反省と評価等について、具体的資料や事例 等を通して理解する。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 乳幼児期は、生涯の中でも発達が顕著な時期である。心身の発達の流 れ、特徴、また、保育の場で、子供たちと接する時の心構えや関わり方 について、基礎的な習得を目標とする。 この講義では、将来自らが担当する子どもに即した保育の計画を立案す るための力量を身につけることを目的とする。そのために、下記の6 点について理解し、スキルを身につけることを目標とする。①カリキュ ラムの意味と必要性を理解する。②カリキュラムの2つの立場について 理解する。③保育課程の編成方法について理解する。④長期及び短期の 指導計画作成の方法について理解する。⑤部分案作成の力量を身につけ る。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.オリエンテーション(幼児心理学について) 2.乳幼児 3.発達について1 4.発達について2 5.研究法 6.胎児期と新生児期 7.乳児期 8.前半のまとめ 9.幼児期1 10.幼児期2 11.幼児期3 12.保育相談 13.遊び 14.まとめ 15.総括 1.カリキュラムとは何か①~意味とその必要性 2.カリキュラムとは何か②~カリキュラムの種別と構造 3.カリキュラムの立場①~カリキュラムの2つの立場 4.カリキュラムの立場②~児童中心主義の理論と実際 5.カリキュラムの立場③~系統主義の理論と実際 6.保育課程の編成 7.保育所保育指針の理解 8.指導計画作成の前提①~子ども理解の方法について~ 9.指導計画作成の前提②~教材研究の方法について~ 10.指導計画作成の前提③~教材研究に取り組む~ 11.長期及指導計画の作成①~作成の手続き~ 12.長期及指導計画の作成②~月案を作成してみよう~ 13.短期指導計画の作成①~短期指導計画作成の手続き~ 14.短期指導計画の作成②~部分保育案の作成~ 15.学習の総括~子どもの現実に即した保育の見通しを考える 授業への取り組み50% まとめのレポート50% 各回の小レポート 30%、課題レポート30%、試験40% * 試験受験のためには3分の2以上の出席をしていること。遅刻・欠席 のないように受講してください。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「新版 幼児教育課程論入門」建帛社 「保育所保育指針解説書」 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 配付プリントの整理。保育者として乳幼児に接することの意味をよく考 え、真摯な姿勢で学習してください。 さまざまな書籍等に掲載された、保育の計画の実際についての学習を深 めておくこと。 18 BD2-02 BD2-03 保育内容(健康Ⅰ) 保育内容(人間関係) 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 担当 高橋 篤志 担当 養護と教育にかかわる保育内容について、それぞれに関連性を持たせつ つ総合的に展開していくための知識、技術、判断力を習得する。子ども の発達を人間関係の観点から捉え、子ども理解を深めながら保育内容を 具体的に学ぶ。そのために幼稚園教育要領・保育所保育指針の人間関係 のねらいと「内容」に立脚した紙芝居を作成させ、さらに物的・人的環 境構成を発表させて、考えさせていく。 乳幼児期における子ども達の直面している健康課題を科学的根拠を基に 学習し、文部科学省の動向や今後指導者に求められる知識と技術を理解 する。また、得られた知識を基に子どもの健康教育や健康問題について 考察し、解決策を踏まえた指導案の立案を行うことを目的とする。 授業の進め方は、前半発表させ、後半講義をする。発表者は担当テ-マ (内容)ごとに、各自、紙芝居を作成して発表し、グル-プ数名として、 発表グル-プをつくる。グル-プワ-クを通して保育士や教員養成に求 められるコミュニケ-ション能力を培う。保育内容人間関係の具体的理 解を深めさせることができる。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.保育内容「人間関係」の学習展開について 2.人間関係内容(1) 3.人間関係内容(2) 4.人間関係内容(3) 5.人間関係内容(4) 6.人間関係内容(5) 7.人間関係内容(6) 8.人間関係内容(7) 9.人間関係内容(8) 10.人間関係内容(9) 11.人間関係内容(10) 12.人間関係内容(11) 13.人間関係内容(12) 14.人間関係内容(13) 15.総括 1.領域「健康」の目的と内容について 2.健康の定義と予防医学について 3.子どもの体格と生理機能について 4.子どもの運動機能の発達について 5.子どもの心の発達について 6.子どもの社会性の発達について 7.子どもの健康課題について 8.文部科学省の動向と取り組みについて 9.子どもの体力運動能力について 10.子どもの身体活動について 11.運動遊びの意義と注意点について 12.運動遊びの支援・援助法について 13.体力測定方法・検証および活用法について 14.基礎的運動能力向上のための指導案立案 15.まとめ 紙芝居作成と発表と試験80%、授業への取り組み20% レポートおよび提出物60%、授業への取り組み40% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「人間関係-保育・家族・臨床・看護・福祉・生涯」ナカニシヤ出版 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 各自に与えられたテ-マの紙芝居を作成するに際して、教科書を参考に して学び、学んだ人間関係の要諦を日々の暮らしの中で展開できるよう にする。そのためには、事前に教科書を読み、講義後の板書の内容を確 認して習得する。 現在の子ども達が直面している問題の中で、「健康に関する問題」や「教 育に関する問題」などについて共に考えることにより総合的な視野を養 い、問題解決に向けて考えていく能力を身に付ける。 19 2 年 次 保育内容は、養護と教育に関わる内容について、関連性を持たせつつ総 合的に展開していくための知識、技術を習得する。特に「健康」では、 子どもの発育発達特性を踏まえ、子どもの健康な心身の育成および子ど も自身が健康な生活をつくりだす力を培うことを目的としている。本講 義では、生活習慣・食習慣・運動習慣を柱に講義を展開し、保育現場に おいて実践的な指導の在り方を学ぶ。さらに、現場でよく見受けられる ケースを数多く取り上げ問題解決能力も身に付ける。 坂口 哲司 BD2-04 BD2-05 保育内容(言葉) 保育内容(造形表現Ⅰ) 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 古茂田 貴子 担当 2 年 次 ことばは最も優れたコミュニケーションの道具の一つです。私達はこと ばを通して自分を取り巻く世界を知り、自身の思いを表現します。文部 科学省は「言葉の力」を全ての教育活動の基本的な考え方にするとして います。この講義では、ことばの大切さやことばの発達過程を学び、子 どもたちが豊かな言葉を獲得するために保育者としてどのような援助や 環境構成が必要かについて考えます。 赤座 雅子 この授業では、幼児の造形・絵画活動について学び、その表現を励ます 環境や支援について実践的に学習していく。具体的には、前半は造形素 材の基本的な特性を生かしながら、触感教材の制作を行う。後半は現場 での実践を想定し、乳幼児を対象とした表現パフォーマンスの技術と造 形を、総合的、体験的に学習していく。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 領域「言葉」の内容を理解し、保育におけることばの位置づけを知るこ と。そして、子どものことばの発達過程を学び、ことばのおもしろさや 大切さ、コミュニケーションの道具としての重要性に気づくことを通し て、子どもたちのことばの発達をうながす環境構成や保育活動について 考える力を養うこと。 子どもは生活の中で様々な音、色、形、手触り、動きなどに気づいた り、美しいものや、心を動かす出来事にふれたりして、イメージを豊か にしていく。そして自分のイメージを動きや言葉などで表現したり演じ たりして遊ぶ楽しさを味わう。この授業では、こうした子どもの表現活 動の特性について理解しながら、学生自らも、つくり出す楽しさを体験 していく。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.イントロダクション 2.領域言葉について 3.領域言葉のねらい 4.領域言葉の内容 5.ことばの発達Ⅰ 6.ことばの発達Ⅱ 7.文化としてのことば 8.一次的ことばと二次的ことば 9.文字教育について 10.「聞く」ということ 11.「話す」ということ 12.ことばの育ちを見る視点 13.児童文化財について 14.昔話のしくみ 15.まとめ 1.授業のねらい/幼児の造形表現(ガイダンス) 2.触感教材の研究1 3.触感教材の研究2 4.触感教材の研究3 5.触感教材の研究4 6.実践に向けた表現研究1( さまざまな表現活動) 7.実践に向けた表現研究2( さまざまな表現活動) 8.実践に向けた表現研究3( ストーリーについて) 9.実践に向けた表現研究4( 造形素材や音について) 10.実践に向けた表現研究5( 演技について) 11.実践に向けた表現研究6( 環境づくり) 12.実践に向けた表現研究7( グループワーク) 13.実践に向けた表現研究8( グループワーク) 14.実践発表と鑑賞1 15.実践発表と鑑賞 . まとめ 試験40%、授業内でのレポート20%、授業への取り組み40%を目安に 総合評価します。 実技中心であるので、出席は前提となります。積極的に授業に取り組ん でいるのか、制作過程の態度や作品、それに関するレポートが評価対象 となります。作品と提出物60%、授業への取り組み40% を総合的に評 価します。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「ことばと保育」久美株式会社 「新時代の保育双書(保育内容表現) 」 (株)みらい ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ この講義を通して、たくさんの絵本やお話を知り、興味を持って頂きた いと思います。また、自分自身のことばの表現について考える機会を 持って頂きたいと思います。 インターンシップや実習先など、子どもが制作したものがあれば、よく 観てみましょう。 子どもの目線、教師や保育者の立場になって観察し、整理してみましょ う。 20 BD2-06 BD2-07 保育内容(造形表現Ⅱ) 保育内容(総合表現Ⅰ) 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 赤座 雅子 担当 幼児の音楽的、創造的活動には音作り、メロディ作り、身体表現、言語 表現、造形表現と色々有るが、それぞれの活動が各々融合された表現法 のペープサート、人形劇、オペレッタの中から選択し、総合的、体験的 にグループワークで学習する。又子どもの豊かな感性や表現力を養い、 創造性を豊かにする技術を実践的に学習する。 幼児の自己表現の特性を理解し、幼児自身の表現しようとする意欲を受 け止めることができるよう、まずは学生自らが、実践的に様々な表現を する事が必要である。この授業の前半は、造形表現Ⅰで学習した事をふ まえ、実際に自ら獲得した技術を発表し、更なる表現のへの理解を深め る事が目的である。また後半は幼児の感性や育ちについて実技を行いな がら学ぶ。制限された身近な材料を工夫することから、色々なモノがつ くれることを体験する。 坂上記念ホールでの舞台発表 1.造形遊びの研究1 2.造形遊びの研究2 3.実践に向けた表現研究1 4.実践に向けた表現研究2 5.実践に向けた表現研究3 6.実践発表 7.子どもの絵画表現1 8.子どもの絵画表現2 9.子どもの造形表現1 10.幼児の造形活動2 11.紙工作と子どもの感性1 12.紙工作と子どもの感性2 構想を練る 13.紙工作と子どもの感性3 立体紙工作の制作 14.紙工作と子どもの感性4 立体紙工作の制作 15.授業のまとめと総括 1.幼児の音楽表現とは 1 2.〃 2 3.表現研究1 4.〃 2 5.〃 3 6.〃 4 7.実践に向けた表現研究1(さまざまな表現活動) 8.〃 2(ストーリーについて) 9.〃 3(造形素材や音について) 10.〃 4(演技について) 11.〃 5 〃 12.〃 6 〃 13.〃 7 〃 14.実践発表と鑑賞 坂上記念ホール 15.総括(ビデオ鑑賞) 実技中心であるので、出席は前提となります。積極的に授業に取り組ん でいるのか、制作過程の態度や作品、それに関するレポートが評価対象 となります。各プログラムごとの評価基準は授業中にあらかじめ知らせ ます。作品と提出物60%、授業への取り組み40% を総合的に評価しま す。 授業への取り組み50%、坂上記念ホールでの発表30%、レポート等 の提出物20% 「新時代の保育双書(保育内表現)」(株)みらい 資料を適宜配布する。 子ども向けの公開番組(舞台中継) 「お母さんといっしょ」や演劇、サー カスなど、実際に観るようにする。学生自ら作り手の立場で鑑賞し、自 分たちの実践に取り入れていく。 事前学習では普段から表現する事とはどんな事か興味を持ってもらいた い事。事後学習としては、次回の授業への予習にも役立つので、当日の 自分の表現の仕方を振り返る事を必ずして欲しい。 21 2 年 次 この授業の前半では、造形表現Ⅰで学習した様々な表現の技術やパ フォーマンスをより子どもの感性に則した形で洗練させ、子どもフェス ティバル等で、実際に子どもや保護者の前で実践する事を試みる。制作 物は身近な素材を工夫して構成する。後半は、子どもの絵画表現および 紙を中心とした素材での表現について学習する。 大垣 和永 BD2-08 BD2-09 保育内容(総合表現Ⅱ) 乳児保育 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(通年)2単位(演習) 担当 大垣 和永 担当 2 年 次 ≪授業の概要≫ 今津 香 ≪授業の概要≫ この授業では前半は前期の「保育内容総合表現Ⅰ」で学習した様々な表 現の技術や、パフォーマンスをより子どもの感性に則した形で洗練さ せ、子どもフェスティバル等で実際に子どもや保護者の前で実践する事 を試みる。後半は絵本の読み聞かせに効果的な音をつける研究や、音色 の美しい打楽器等の演奏体験をし、それぞれ研究発表をする。 「乳児保育」においては、乳児保育の理念と役割について学ぶ。乳児の 成長発達を、それぞれの発達理論に基づいて理解する。さらには保育所 保育指針に基づいた「養護と教育の一体化」の意味を深く知り、乳児一 人ひとりをかけがえのない存在として尊重し、生活や遊び、環境を通し て、心を育て命を育むことの大切さを学ぶ。さらには乳児に関わる保育 士としての役割を実習体験を通して学び理解する。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 子どもフェスティバルでの実践発表、読み聞かせ、打楽器の演奏発表 保育士として求められる乳児保育の基礎知識と実践技術を習得すること が目標である。乳児の発達特徴や生活や遊びの実態を把握し、保育内容 を考察し、教材研究や指導計画を立てることができるようになる。 また、保護者支援や地域連携といった援助技術職としての、役割と職業 的倫理について理解し、実践できることを目標とする。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.実践に向けた表現研究 1 2.〃 2 3.〃 3 4.〃 4 5.〃 5 6.〃 6 7.実践発表 8.絵本の読み聞かせ・打楽器演奏研究1 9.〃 10.実践発表 11.ふりかえり 12.絵本の読み聞かせ・打楽器演奏研究2 13.〃 14.実践発表 15.ふりかえり・総括 1.乳児保育の理念とその役割 2.乳児保育を支える発達理論 3.乳児の発達 6ヶ月未満の発達と保育 4.乳児の発達 6ヶ月から1歳未満の発達と保育 1 5.乳児の発達 6ヶ月から1歳未満の発達と保育 2 6.子どもの発達の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する① 7.乳児の発達 1歳から2歳未満の発達と保育 1 8.乳児の発達 1歳から2歳未満の発達と保育 2 9.保育室(教室)の環境の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する② 10.乳児の発達 2歳から3歳未満の発達と保育 1 11.乳児の発達 2歳から3歳未満の発達と保育 2 12.生活の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する③ 13.遊びや(学習)の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する④ 14.成果報告書をふまえた発表 15.総括(まとめと課題) 16.前期のふりかえり 17.保育所保育について 18.保育所の一日の流れ 19.乳児の発達を促す環境 :生活の場として 20.乳児の発達を促す環境 :遊びの場として 21.子どもの発達の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する⑤ 22.乳児保育における指導計画 1 23.乳児保育における指導計画 2 24.保育室(教室)の環境の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する⑥ 25.乳児保育における指導計画の作成と評価 26.今日の家庭事情と子育て支援・家庭との連携 27.生活の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する⑦ 28.遊びや(学習)の視点でインターシップ現地にて観察・調査し、成果報告書を作成する⑧ 29.成果報告書をふまえた発表 30.総括(まとめと課題) 授業への取り組み20%、レポート等の提出物30%、実践発表50% 授業への取り組み50%、レポート等提出物50% (保育士資格に関わる授業であるため3分の2以上の出席が必要であ る) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 資料を適宜配布する。 「保育所保育指針解説書」フレーベル館 「乳児保育計画論」ふくろう出版 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前学習としては授業で必要な物等の準備を把握しておくこと。事後学 習としてはインターンシップ先などでさせて頂けるようであれば、経験 したことを積極的に活用して欲しい。 ・幼児心理学・保育原理・保育内容などの科目と関連させて学ぶことを 進める。 ・生活の中で、乳児の姿に気をつけて観察しておくことが、望ましい。 22 BD2-10 BD2-11 社会的養護内容 保育相談支援 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 担当 中條 薫 担当 児童福祉法では、保育士の役割として「児童の保育」「保護者に対する保 育指導」が明記されている。また、現代社会では、「核家族」 「ひとり親家 庭」の増加に伴う「地域力の低下」や「人間関係の希薄化」が問題となっ ている。そのため、平成20年3月に公示された「保育所保育指針」では、 保育士の役割として「地域の子育て支援」が明記されている。この様な状 況の中で、保育士が地域社会で「相談支援機能」を発揮することが大いに 期待されている。本科目では、保育相談支援についての理解を深める。 以下の4点を本科目の到達目標とする。 家庭や保護者に代わって児童の養護を実践する保育士に必要な専門的な 知識や技術を児童養護施設の場面から習得していく。 1.保育相談支援の意義と原則について理解する。 2.保育相談支援の基本を理解し、保育者としての具体的な支援に結び つける。 3.保育相談支援の実際を学び、内容や方法を理解する。 4.児童福祉施設における保護者支援の実際について、説明できる。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.現代社会の子どもの状況 2.社会的養護の必要性 3.施設を利用する(措置)にあたっての手続き 4.子どもの権利擁護と施設生活 5.援助計画と自立支援計画 6.虐待を受けた子どもの傷(トラウマ) 7.生活の中での支援Ⅰ(入所前後の支援) 8.生活の中での支援Ⅱ(日常生活支援) 9.生活の中での支援Ⅲ(様々な機関との連携) 10.生活の中での支援Ⅳ(退所前後の支援) 11.さまざまな障がいを抱えた子どもへの支援 12.親子関係の再調整 13.施設運営 14.施設の小規模化と地域との関わり 15.これからの施設養護のあり方 1.オリエンテーション、保育相談支援の意義 2.保育と相談支援について 3.保育相談支援と連携について 4.自己覚知と他者理解 5.基本的態度とコミュニケーションスキル 6.保育相談支援の記録・アセスメント 7.保育相談支援の計画作成・実施 8.保育相談支援の評価・カンファレンス 9.保育相談支援の実際①:児童虐待 10.保育相談支援の実際②:保護者対応 11.保育相談支援の実際③:障害受容 12.保育相談支援の実際④:個別対応 13.保育相談支援の実際⑤:発達相談 14.保育相談支援の実際⑥:苦情対応 15.総括(保育相談支援の課題と展望) 授業への積極的な取り組み(発表・態度)等、総合的に評価を行う。 授業態度20%、演習課題20%、授業総括60% 次の事項を総合的に評価する 1.授業に関すること(①授業への取り組み、②授業内レポート 等):40% 2.小テスト(3回実施予定):60% 3.加点:積極的な関わり , 授業運営の協力 4.減点:遅刻 ・ 早退 , 欠席 , 居眠り , おしゃべり , 授業と関係のない作業 ・ 携帯操作 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ なし(資料を配付する) 「演習・保育と相談援助【第2版】 」 (株)みらい 第2版と第1版では大きく異なっているので注意 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 子どもの養育に関わるためには、まず自分自身の生活を高めていかなけ ればなりません。子ども達が憧れる保育士になれるよう、今から日々の 生活を見つめ直しましょう。また、地域でどんな子育てが行われている か意識しましょう。 事前学習:授業内の演習シートの「立場・理由」の記入、小テストに向 けた学習 事後学習:授業内の演習シートの「振り返り」の記入 23 2 年 次 現代社会においては家族・親族関係の変化や、都市化や核家族化、少子化が 進行する中で、家庭の養育力が低下、その結果、子どもをとりまく環境が著 しく悪化し、諸問題が起こり社会的養護を必要とする児童が増加している。 本講義では児童福祉施設で生活する要保護児童の現状からその背景を理解す るとともに、ケアワーカーの役割と使命、支援内容について具体的な事例を 通して考察し、児童の権利擁護・専門的な知識や技術の習得につなげる。 また、関係機関との連携についても学ぶ。 立花 直樹 BF2-01 BF2-02 保育実習Ⅰ 保育実習指導Ⅰ 2年次(通年)4単位(実習) 2年次(通年)2単位(演習) 担当 佐伯 知子 大方 美香 小西 由紀子 担当 佐伯 知子 青木 一永 今津 香 小西 由紀子 2 年 次 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ この授業では、学外実習を通して、保育所・児童福祉施設の機能や役 割、子どもの保育および保護者支援、保育士の業務内容や職業倫理につ いて具体的に理解することを目的とする。 学外実習は、前期に保育所以外の児童福祉施設、後期に保育所におい て、10日~12日間程度行う。 この授業では主として、保育実習の意義・目的および内容、実習計画・ 記録・課題等について理解するとともに、事後指導を通して新たな課題 を明確にすることを目的とする。 ・保育実習の意義・目的を理解する。 ・実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。 ・実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守 秘義務等について理解する。 ・実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。 ・実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目 標を明確にする。 ・保育所・児童福祉施設の機能や役割について、具体的に理解する。 ・観察や子どもとのかかわりを通して、子どもへの理解を深める。 ・子どもの保育および保護者支援について総合的に学ぶ。 ・保 育の計画、観察、記録および自己評価等について具体的に理解す る。 ・保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学ぶ。 1.オリエンテーション(保育所以外の児童福祉施設) 2.児童福祉施設(保育所以外)の機能と役割(1) 3.児童福祉施設(保育所以外)の機能と役割(2) 4.児童福祉施設(保育所以外)の機能と役割(3) 5.施設における支援の実際(1) 6.施設における支援の実際(2) 7.施設における支援の実際(3) 8.施設における支援の実際(4) 9.施設における支援の実際(5) 10.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(1) 11.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(2) 12.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(3) 13.保育士の業務と職業倫理(1) 14.保育士の業務と職業倫理(2) 15.自己の課題の明確化 16.オリエンテーション(保育所) 17.保育所の機能と役割(1) 18.保育所の機能と役割(2) 19.保育所の機能と役割(3) 20.保育所における子ども理解(1) 21.保育所における子ども理解(2) 22.保育所における子ども理解(3) 23.子どもの保育および保護者支援(1) 24.子どもの保育および保護者支援(2) 25.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(1) 26.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(2) 27.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(3) 28.保育士の業務と職業倫理(1) 29.保育士の業務と職業倫理(2) 30.自己の課題の明確化 1.授業のオリエンテーション 2.保育実習の意義と目的 3.施設実習の意義と目的(1) 4.施設実習の意義と目的(2) 5.施設実習の内容と課題の明確化(1) 6.施設実習の内容と課題の明確化(2) 7.施設実習に際しての留意事項(1) 8.施設実習に際しての留意事項(2) 9.施設実習に際しての留意事項(3) 10.施設実習における計画と記録(1) 11.施設実習における計画と記録(2) 12.事後指導(1) 13.事後指導(2) 14.事後指導(3) 15.総括 16.前期のふりかえり 17.保育所実習の意義と目的(1) 18.保育所実習の意義と目的(2) 19.保育所実習の内容と課題の明確化(1) 20.保育所実習の内容と課題の明確化(2) 21.保育所実習に際しての留意事項(1) 22.保育所実習に際しての留意事項(2) 23.保育所実習に際しての留意事項(3) 24.保育所実習における計画と記録(1) 25.保育所実習における計画と記録(2) 26.保育所実習における計画と記録(3) 27.事後指導(1) 28.事後指導(2) 29.事後指導(3) 30.総括 学外実習での評価、大学への課題等の提出状況により評価する。 授業に取り組む姿勢および課題等の提出状況により評価する。 指定しない 指定しない ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 【事前】インターンシップ実習での経験をふりかえっておくこと。 【事後】今 年度の実習のふりかえりを行い、以降の保育実習・教育実習 の目標を立てること。 【事前】インターンシップ実習での経験をふりかえっておくこと。 【事後】今 年度の実習のふりかえりを行い、以降の保育実習・教育実習 の目標を立てること。 24 BF2-03 BG2-01 保育実践学習Ⅱ 学校カウンセリングⅡ 2年次(通年)2単位(演習) 2年次(半期)2単位(講義) 担当 東城 大輔 赤井 利行 大垣 和永 ( 半期 ) 担当 要 正子 要 正子 ( 半期 ) 俵谷 好一 高田 昭夫 ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 保育実践学習Ⅰで学んだことを振り返りながら、より実践者としての関 わりや在り方を体験する。保育実践演習と連携を図りながら、インタ- ンシップ実習における体験を通して、保育士や幼稚園・小学校教諭の職 務への理解をさらに深める体験をする。 教育現場が抱える諸問題について理解し、三者(子ども、保護者、教員) の良好な関係について考える。そのうえで良好な対人関係づくりとし て、自己理解、他者理解、受容と共感、協力、信頼関係などについて、 エクササイズを体験しながら理解を深める。また子どもの心の問題を予 防する観点から、集団づくりやコミュニケーション能力の向上について の方法を学ぶ。 インタ-ンシップ実習における体験を通して、自分自身の保育観や教育 観を明確にしていくとともに、保育士や幼稚園・小学校教諭の職務へ の理解をさらに深めていく。また実践者としての子どもとの関わりなど を、今後の実習の際に活かせるように継続的に学んでいく。 子どもに関わる現場が抱える諸問題について理解するとともに、対人援 助職としての心構え、態度、コミュニケーション能力を身につける。自 己理解と自己受容、他者理解と他者受容が可能になり、他者とのコミュ ニケーションを円滑に行えるようになる。 1.オリエンテーション~教育とカウンセリング 2.信頼関係 3.自己理解① 自己理解 4.自己理解② 自己受容 5.他者理解① 他者理解 6.他者理解② 他者受容 7.傾聴 8.協力 9.感受性 10.共感 11.言語的コミュニケーション 12.非言語的コミュニケーション 13.効果的なコミュニケーション 14.教職員間の連携 15.総括 1.インターンシップ実習についての基礎知識 2.インターンシップ実習についての心構えと留意事項 3.インターンシップ実習についての目標の設定と課題 4.インタ-ンシップ実習 5.インタ-ンシップ実習 6.インタ-ンシップ実習 7.インタ-ンシップ実習 8.インタ-ンシップ実習 9.インタ-ンシップ実習 10.インタ-ンシップ実習 11.インタ-ンシップ実習 12.インタ-ンシップ実習 13.インタ-ンシップ実習 14.インタ-ンシップ実習 15.インタ-ンシップ実習 16.インタ-ンシップ実習 17.インタ-ンシップ実習 18.インタ-ンシップ実習 19.インタ-ンシップ実習 20.インタ-ンシップ実習 21.インタ-ンシップ実習 22.インタ-ンシップ実習 23.インタ-ンシップ実習 24.インタ-ンシップ実習 25.インタ-ンシップ実習 26.インタ-ンシップ実習 27.インタ-ンシップ実習 28.インタ-ンシップ実習 29.インタ-ンシップ実習 30.インタ-ンシップ実習 「インターンシップ実習日誌の評価」40% 「インターンシップ実習参加」60% 授業への取り組み(60%) 、課題・レポート等提出物(40%) 指定しない 資料を適宜配布する。 事前:インタ-ンシップ実習先での当日の課題や実践への心構えを形成 して行くこと。 事後:当日のインタ-ンシップ実習における自己の反省点などを実習日 誌に書き記し、次回のインタ-ンシップへの課題を設定するこ と。 他者がどのような価値観をもち、何を考えているのかを知るように努め てほしい。また適切な自己主張および他者理解・受容を意識し、良好な 人間関係づくりを実践してほしい。 25 2 年 次 ≪授業の概要≫ BH2-01 BH2-02 視聴覚教育(幼) 音楽演習Ⅰ 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(通年)2単位(演習) 担当 藤田 朋己 担当 渡邉 康一郎 大槻 知世 鈴木 和代 炭谷 恭子 本村 陽子 山本 恭仁子 渡邊 潤 2 年 次 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 情報を読み取る力、情報を発信する表現力の向上を演習を通じて学ぶ。 情報を読み取る力、発信する表現力は、すぐに身につくものではない。 日常生活の中で常に情報や表現に向き合い、その情報に対する見方や捉 え方、他人に伝わりやすい表現方法等を意識する中で自ずと養われるも のである。本授業は、さまざまなアプローチで、そのきっかけをつくる 場としたい。 ピアノ実技指導を行う。各自の能力に応じて、個人指導を行う。 音楽(器楽)で学習したことを踏まえて、音楽教育の現場で役立つ応用 力を身につける。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 様々な ICT 機器が進歩している。これらの機器は子どもたちの身の回り に、当たり前のように存在する時代である。本授業では ICT 機器を保 育・幼児教育の分野で利活用できるスキルの修得を目標とする。また、 情報の見方や他人に伝えるための表現方法等について、各々の持つ個性 を大切に磨くことを目標とする。 演奏技術の向上に加えて、子どもを自然な音楽活動に導くための簡単な 即興や、必要に応じた移調や編曲についても学習する。コードによる弾 き歌いや、簡易伴奏で演奏するなど、自ら応用できる能力を養うことを 目指す。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.授業計画の理解・演習課題内容説明 2.「らくがきをしてみると・・・」模擬保育発表1 3.「らくがきをしてみると・・・」模擬保育発表2 4.「らくがきをしてみると・・・」演習・発表の総括 5.CM 作成演習1 6.CM 作成演習2 7.CM 作成演習3 8.CM 作成演習4 9.My History(自分史)作成演習1 10.My History(自分史)作成演習2 11.My History(自分史)作成演習3 12.My History(自分史)作成演習4 13.My History(自分史)作成演習5 14.My History(自分史)作成演習6 15.My History(自分史)閲覧・総括 1.オリエンテーション及び個人レッスン 2.個人レッスン 3.個人レッスン 4.個人レッスン 5.個人レッスン 6.個人レッスン 7.個人レッスン 8.個人レッスン 9.個人レッスン 10.個人レッスン 11.個人レッスン 12.個人レッスン 13.個人レッスン 14.個人レッスン 15.総括 16.個人レッスン 17.個人レッスン 18.個人レッスン 19.個人レッスン 20.個人レッスン 21.個人レッスン 22.個人レッスン 23.個人レッスン 24.個人レッスン 25.個人レッスン 26.個人レッスン 27.個人レッスン 28.個人レッスン 29.個人レッスン 30.総括 実技科目のため、出席することが前提である。授業への取り組みと実技 試験により評価する。 授業は主に演習・発表で構成する。授業に出席して内容説明を聞き、演 習や発表に取り組み、課題提出や発表をすることが重要である。した がって、評価の方法としては、授業への取り組み(45%)、演習や発表 (55%)とする。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「幼児教育法シリーズ 音楽リズム / 幼児のうた楽譜集」東京書籍 「保育のためのマーチ・スキップ・ギャロップ・ワルツ・リズム曲集」全 音楽譜出版社 「バイエル・ブルグミュラー・ソナチネ他、能力に応じて選択」 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 毎週、授業までの十分な練習が必要である。 すべての演習に言えることは、日常においてどのようなものを見て、感 じ、そして考えているのかを試す課題を課すということである。日常生 活の中で、自身の感性を磨く努力を絶えずおこなって欲しい。 26 BH2-03 BH2-04 国語科指導法 算数科指導法 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 田窪 豊 担当 算数科の目標と課題を考察し、学習指導要領の学習内容系統を概観す る。内容系統(数と計算、量と測定、図形、数量関係)から教材研究と 児童の発達段階に対応した指導法の研究を行う。授業ビデオの研究、学 習指導案の研究模擬授業を通して授業実践力の向上を図る。 ・国語科の目標と内容(「A 話すこと・聞くこと」「B 書くこと」「C 読む こと」及び「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」)を正しく 理解し、指導に必要な知識と技能を習得する。 ・国語科の教科書教材の内容の大体を把握し、教材研究、学習指導、評 価の方法を身に付ける。 ・演習体験により、授業づくりの基礎的・基本的な要点を踏まえて、よ りよい授業設計をすることができる。 算数科の指導内容の理論的背景を理解し、児童の発達段階に対応した算 数的活動を取り入れた指導法を習得する。授業ビデオの研究を基に、授 業演習を行い、理論的背景に裏付けされた学習指導の実践力を身につけ ることを目標とする。 1.小学校国語科教育の目的と今日的な課題 2.小学校国語科教育の「目標」と「内容」の理解 3.授業設計についての理解 4.教科書を使った「読む」授業の研究・演習 文学的な文章① 5.教科書を使った「読む」授業の研究・演習 文学的な文章② 6.教科書を使った「読む」授業の研究・演習 説明的な文章① 7.教科書を使った「読む」授業の研究・演習 説明的な文章② 8.教科書を使った「書く」授業の研究・演習➀ 9.教科書を使った「書く」授業の研究・演習② 10.教科書を使った「話す・聞く」授業の研究・演習➀ 11.教科書を使った「話す・聞く」授業の研究・演習② 12.書写の授業の研究・演習 13.自分で国語科学習指導案を書く➀ 14.自分で国語科学習指導案を書く② 15.総括(まとめ) 1.算数科教育の目的と今日的な課題 2.算数科教育の目標 3.算数科教育の内容 4.授業ビデオを基に授業設計(量と測定領域) 5.授業ビデオを基に授業設計(図形領域) 6.図書館での調べ学習(レポート課題と関連して) 7. 「数と計算」の授業演習① 8. 「数と計算」の授業演習② 9. 「量と測定」の授業演習① 10. 「量と測定」の授業演習② 11. 「図形」の授業演習① 12. 「図形」の授業演習② 13. 「量と測定」の授業演習① 14. 「量と測定」の授業演習② 15.総括 定期試験(50%)、作成した学習指導案 (40%)、授業への取り組み (10%) 作成した学習指導案(50%) 、毎回のコメント(40%) 、授業への取 り組み(10%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校学習指導要領解説 国語編」文部科学省 必要に応じて資料を配付する。 「表現力を育成する新算数科教材開発第3学年」明治図書 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前学習:教科書教材に目を通すことを心がける。演習は班活動が多く なるので、自己責任を果たすよう心がける。 事後学習:自分で学習指導案を立て、授業実践に活かすことができるよ うにする。 次時に学習する内容を図書館で予習し、学習した内容をテキストや配付 された資料を基に理解の確認を図る。 27 2 年 次 「小学校学習学習指導要領解説 国語編」を踏まえて、国語科の目標と内 容(「A話すこと・聞くこと」「B 書くこと」「C 読むこと」及び「伝統的 な言語文化と国語の特質に関する事項」)を理解し、教材研究の方法や学 習指導法、評価方法の習得を目指す。演習を通して授業実践力の向上を 図る。 赤井 利行 BH2-05 BH2-06 理科 理科指導法 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 瀧川 光治 桒根 美津子 担当 2 年 次 小学校・理科は、「自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行 い,問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに,自然の事 物・現象についての実感を伴った理解を図り,科学的な見方や考え方を 養う」ことを目標に、学習内容として「物質とエネルギー」と「生命と 地球」の2つの分野で成り立っている。その分野についての基礎・基本 となる知識・概念・法則性を、中学・高校での学習内容と関連つけて学 ぶ。さらに、科学的思考、環境教育についても視野を広げて学ぶ。 田窪 豊 1、理科の指導時に留意すべき、科学的な考え方・科学的な方法及び環 境教育について学ぶ。 2、理科教育の目的・目標を理解し、小学校の「理科」を担当できるス キルを身に付ける。 3、現代の科学的自然観や科学技術について具体的な事例を知る等、自 らの科学に対する知識・技術を高める。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 1.小 学校「理科」の授業展開を行うための教師として必要となる基 礎・基本的な科学概念・知識・法則性について学ぶ。 2. 「科学的な思考法」「科学的に考えるとはどういうことか」について 自分なりの考えを持てるようにする。 3. 「持続可能な社会」を構築することが求められている現在、実践的な 環境教育について学ぶ。 ・科学技術の発達した現代を賢く生きる子どもの育成のための「理科教 育」について知る。 ・理科指導のため、理科教育の基礎となる科学的自然観や科学技術を知 る。 ・子どもの知的好奇心や探究心を引き出せる教材や指導方法を知る。 ・ 「持続可能な社会」を構築するための実践的な環境教育 ( 特に理科に関 連した事項 ) について知る。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.科学的な考えと方法(1) 2.科学的な考えと方法(2) 3.物質とエネルギー① 化学分野 4.物質とエネルギー② 化学分野 5.物質とエネルギー③ 化学分野 6.物質とエネルギー④ 物理分野 7.物質とエネルギー⑤ 物理分野 8.物質とエネルギー⑥ 物理分野 9.生命と地球① 地学分野 10.生命と地球② 地学分野 11.生命と地球③ 地学分野 12.生命と地球④ 生物分野 13.生命と地球⑤ 生物分野 14.環境教育の視点と理科教育 15.総括 1.オリエンテーション 2.科学的な考え方と方法(1) 3.科学的な考え方と方法(2) 4. 「持続可能な社会」を構築するための環境教育 5.物質とエネルギー分野(1) 6.物質とエネルギー分野(2) 7.物質とエネルギー分野(3) 8.物質とエネルギー分野 学習指導案の作成 9. 「物質とエネルギー分野」演習 10.生命と地球分野(1) 11.生命と地球分野(2) 12.生命と地球分野(3) 13.生命と地球分野 学習指導案の作成 14. 「生命と地球分野」演習 15.総括 学期末試験50%、課題レポート等の授業に対する取り組み姿勢50% を総合的に評価する。 学期末試験(60%) 、課題レポート等の授業に対する取り組み姿勢 (40%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校学習指導要領解説 理科編」大日本図書 「小学校学習指導要領解説 理科編」大日本図書 他にプリント等を配付しての授業が中心となる。 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 毎回の授業の該当箇所について、学習指導要領を読んでくる。また、毎 回の授業プリントの復習を行うこと。 事前であっても、事後であっても絶えず、 「学習指導要領解説 理科編 ン」を読む習慣を付けておくことが望ましい。 28 BH2-07 BH2-08 社会 社会科指導法 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 稲葉 廣 担当 髙井 建次 小学校学習指導要領 ( 社会 ) に謳われた「国際社会に生きる平和で民主的 な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎」を子どもたちに 養う上で必要な知識と態度を、我が国の近現代史の学びを通じて身につ ける。 今、現場では、社会科の授業を苦手とし、学習指導案作成に苦慮する教 員も少なくない。授業の課題は、何よりも子どもが社会科を好きにな り、社会科の学習が楽しい、授業が待ち遠しいと感じる授業を創りだす ことである。このような力量を少しでも身につける。又、自ら描く授業 像や子どもの思考の流れに沿った指導方法、地域素材の教材化等も追求 させる。一人ひとりが学習指導案を作成し、模擬授業等を相互に展開す ることによって、社会科指導力の向上を目標とする。 1.オリエンテーション 社会とは 2.小学校学習指導要領 ( 社会 ) 3.明治大正時代の東アジアと日本 (1) 4.明治大正時代の東アジアと日本 (2) 5.第一次世界大戦と日本 6.昭和戦前期の政治と社会 (1) 7.日中戦争 8.昭和戦前期の政治と社会 (2) 9.太平洋戦争 (1) 10.戦時下の社会と生活 11.太平洋戦争 (2) 12.敗戦と戦後改革 13.戦後の社会・経済と朝鮮戦争 14.冷戦とサンフランシスコ講和条約 15.総括 1.オリエンテーション 社会科の目標 2.社会科の学習過程・学習形態 教材・教具について 3.第3学年の学習内容と展開① 4.第3学年の学習内容と展開② 5.第4学年の学習内容と展開① 6.第4学年の学習内容と展開② 7.第5学年の学習内容と展開① 8.第5学年の学習内容と展開② 9.第6学年の学習内容と展開① 10.第6学年の学習内容と展開② 11.学習指導案の作成と模擬授業① 12.学習指導案の作成と模擬授業② 13.学習指導案の作成と模擬授業③ 14.学習指導案の作成と模擬授業④ 15.社会科の学習活動と指導技術について 授業への取り組み (30%)、 提出物 (20%)、 期末試験 (50%) 授業への取り組み・発表・レポート→20% 指導案作り・模擬授業→35% 確認テスト→45% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校学習指導要領解説 社会編」東洋出版社 「もういちど読む山川日本近代史」山川出版社 「小学校学習指導要領解説(社会編) 」東洋館出版社 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 日常から社会生活の様々な事象について感心を持ち、これからの国際社 会を生きる平和で民主的な国家・社会の一員としての自覚を持つこと。 指導案づくりや模擬授業を展開していき、" 教育実習 " や " 教員採用試験 " へと繋げるようにすること。 「もういちど読む山川日本近代史」の通読 29 2 年 次 社会科指導方法の側面から、一人ひとりが描く授業像の展開・実現に迫る。 学習指導要領の社会科では、「学習や生活の基盤となる知識の学習」 「我が国 の伝統や文化についての学習」 「よりよい社会形成への参画にかかわる学習」 等の充実が求められている。こうした学習の充実を実現できる力量を少し でも身につける。学習指導案づくりや模擬授業を行うこと等を通して、教 育技術の定着を目指す。又、地域素材を教材化していくことで、社会科と いう教科のおもしろさや奥深さを理解する。 日本の近現代史の評価については多様な観点が存在する。加えて、歴史 的な事実自体が不明確なものとなっている場合さえある。このような中 で、とりわけ現在の日本に大きな影響を与えている我が国の近現代史の 諸事件・諸事象について考察する。 BH2-09 BI2-01 生活 保育実践演習 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(通年)2単位(演習) 担当 森下 規代子 担当 東城 大輔 赤井 利行 大垣 和永 ( 半期 ) 要 正子 ( 半期 ) 俵谷 好一 高田 昭夫 2 年 次 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ 生活科の学習は、身の回りの地域や自分の生活に関わる体験や具体的な 活動を行い、さらに、生活上必要な習慣や技能を身につけさせて自立へ の基礎を養うことを目標とする。教科書や資料を基に、学生自ら体験や 具体的な活動を通して、低学年の子どもの「興味・関心、思考・表現、 気づき」の能力・態度を育てる生活科の学習の在り方を探る。関連して、 「総合的な学習の時間」の内容も学ぶ。 保育実践学習Ⅱとの連携を図りながら、インタ-ンシップ実習における 体験をグループ内での討議の中で共有化しつつ、保育士や幼稚園・小学 校教諭の職務への理解を深めていく。また教員に必要な基礎学力の定着 をねらいとした学習を行う一方で、研究という視点を意識した「グルー プ研究」に取り組む。 現在の子どものコミュニケーション力低下、生活の安心・安全への懸 念、保・幼・小との連携充実等を背景にして新設された教科であるこ と、他教科との関連が大切であること、目標「自立への基礎を養う」意 味を知ること、さらに、総合的な学習の目標「生きる力」の意味を知る ことを目指す。 総合基礎演習での学習や授業内におけるグループ討議を踏まえ、保育士 や幼稚園・小学校教諭の職務について基礎的な理解をより深め、保育実 習や教育実習につなげていく。また教員に必要な基礎学力に関わる学習 内容(主に算数の分野)の定着を目指し、 「グループ研究」を通して研究 するという視点を身に付ける。 1.生活科が生まれた背景と意義 2.これまでの生活科の課題と生活科改訂の趣旨 3.生活科の目標と内容構成と保・幼・小連携(1) 4.生活科の目標と内容構成と保・幼・小連携(2) 5.指導計画と内容の取扱い(1) 6.指導計画と内容の取扱い(2) 7.生活科の授業実践に学ぶ(1) 8.生活科の授業実践に学ぶ(2) 9.生活科の授業実践に学ぶ(3) 10.学習指導計画と評価(1) 11.学習指導計画と評価(2) 12.生活科と総合的な学習の時間との関連(1) 13.生活科と総合的な学習の時間との関連(2) 14.生活科と総合的な学習の時間との関連(3) 15.総括・まとめ 1.授業展開についての説明(オリエンテーション) 2.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 3.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 4.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 5.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 6.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 7.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 8.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 9.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 10.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 11.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 12.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 13.算数演習 インターンシップ実習の体験発表と討議 14.全体交流会(インターンシップ前期の振り返り) 15.総括 16.後期の授業展開についての説明(オリエンテーション) 17.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 18.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 19.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 20.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 21.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 22.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 23.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 24.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 25.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 26.算数演習 インターンシップ実習体験発表とグループ研究 27.グル-プ研究発表会の準備 28.グル-プ研究発表会 29.全体交流会(インターンシップ後期の振り返り) 30.総括 ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 「インターンシップ実習体験発表」と「グループ研究」 (60%) 、 「算数演 習に関して」 (40%) テ ス ト(7 0%)、 レ ポ ー ト お よ び 授 業 中 の 意 見 発 表 や 取 組 み 等 (30%)を総合的に評価する。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 「小学校学習指導要領解説 生活編」 「小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編」 指定しない 事前:インターンシップ実習体験について発表できるようにまとめてお くこと。またグループ研究にあたっては、それぞれの進捗に合わ せて何を行うべきか計画を立てておくこと。 事後:話し合った事柄や討議から見えてきた課題などを踏まえて、次の インターンシップ実習に臨むこと。 予告された教科書の部分を事前に学習すること、学習後は資料等を再度 読み、復習すること。資料等は整理しておくこと。 30 児童保育学部 3年次 BA3-01 BA3-02 児童文学 倫理学 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 田窪 豊 担当 樋口 善郎 めまぐるしく変貌しつつある今日の社会に対応するために、倫理学も近年大 きく変わりつつある。従来の倫理学に加えて応用倫理学という新分野が登場 してきた。しかし、従来の倫理学も軽視されてはならないだろう。この授業 では、従来の倫理学の重要な部分を残しつつ、現代の新しい倫理学の内容も とりまぜて、学生諸君に紹介する。学生諸君が、今日の社会の大勢にただ流 されていくのではなく、主体的かつ自律的にこの社会を生き抜くためには、 こうした倫理的知識・知見を身につけることが不可欠であろう。 児童文学は、子どもの心や感性を理解するための手掛かりとなるだけで なく、自分自身の人間観や生き方を探求する教材ともなる。日本の児 童文学を中心に読み進める中で、個々の積極的な意見発表を求める。ま た、グループディスカッションや口頭発表なども随時実施する。 学生は現代社会において将来、さまざまな場面に遭遇し、そこで倫理的 態度決定を迫られることになるであろう。本講義の到達目標は、学生が そうした場面において、人間として、あるいは保育士・教員として、成 熟した倫理的判断を下せるような思想的な知識を身につけることにあ る。授業の中では、倫理的判断が試されるような実際の問題を取り上げ る。それを通して、いろいろな倫理思想を実際にツールとして生かせる ような技能(スキル)を身につけてほしい。 1.ガイダンス(授業の進め方・児童文学の成立とその意義) 2.児童文学とは何か 3.新美南吉の童話を読む(1) 4.新美南吉の童話を読む(2) 5.新美南吉の童話を読む(3) 6.グループディスカッションと発表 7.グループディスカッションと発表 8.宮沢賢治の童話を読む(1) 9.宮沢賢治の童話を読む(2) 10.宮沢賢治の童話を読む(3) 11.宮沢賢治の童話を読む(4) 12.南吉、賢治以外の童話を読む(4) 13.南吉、賢治以外の童話を読む(5) 14.課題口頭発表 15.まとめ・最終課題レポートの書き方 1.導入:倫理とは何かについて学ぶ 2.宗教の倫理:キリスト教や黄金律について学ぶ 3.徳の倫理1:ソクラテスについて学ぶ 4.徳の倫理2:アリストテレスについて学ぶ 5.徳の倫理3:徳の倫理の特徴について学ぶ 6.義務論:カントの義務論について学ぶ 7.禁欲主義と快楽主義:ストア派他について学ぶ 8.功利主義:功利主義の問題点について学ぶ 9.相対主義:ニーチェ他について学ぶ 10.現代の倫理学1:他者危害の原則について学ぶ 11.現代の倫理学2:医療の倫理について学ぶ 12.現代の倫理学3:人の始期に関する倫理について学ぶ 13.現代の倫理学4:人の終期に関する倫理について学ぶ 14.現代の倫理学5:環境の倫理について学ぶ 15.現代の倫理学6:正義論について学ぶ 授業への取り組み(発表・提出物を含む 50%)、学期末の最終レポー ト(50%)で評価する。 毎回の授業における受講カードの提出10%。授業内で実施する小テス ト(4回目・8回目・12回目の授業後半に実施予定)30%。学期末試 験60%。これらを加算して評価とする。 指定しない 必要に応じて資料を配付する 授業内では発言を求められたりディスカッションしたりする場合があ る。また、授業後半には、受講カードを書いてもらう。資料をよく読 み、自分なりに考えて意見を述べて欲しい。それから、小テスト向けに 事後学習も怠らないように。 事前に、日本の児童文学について、何編か読んでおくことが望ましい。 31 3 年 次 いくつかの優れた児童文学を精読することで、自らの読む力を中心とし た言語能力を高め、子ども(人間)に対する理解を深める。また、仲間 との意見交換や口頭発表などを通じて、教育や保育に携わる者としてふ さわしい聞く態度・発表の技術を学ぶ。 BC3-01 BC3-02 保育の心理学Ⅱ 子どもの保健Ⅱ 3年次(半期)1単位(演習) 3年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 要 正子 担当 子どもの発達に関する知識を深め、実践的理解へと発展していくことを めざす。保育・教育現場での事例を通して、子どもの行動やその行動の 背景となる内面および環境との関連を考え、現状に応じて子どもを理解 する視野を養う。これまでの学びや体験をふまえ、学生が主体となって 授業を展開し、相互に知識・経験を共有する。 石原 二三代 子どもは心身機能が未熟で、病気や事故が非常に起こりやすい。自らの 健康を他者に委ねるこの時期は、その関わりが生涯にわたり影響する。 保育を担うものは、子どもの発育発達、健康状態をよく把握し、健全な 生活が援助できる知識や技術が必要である。そして、保育の専門家のみ ならず、子育て支援の役割を担うため、家族を含めたこの支援には幅広 い知識も必要となる。この講義で子どもの健康、保健の意義を深く追求 する。 3 年 次 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 子どもの心身の発達と保育実践について理解を深める。また多様な子ど もの姿を知り、子ども理解にそって発達援助を考えることができるよう になる。 「子どもの保健」を基本理論として、保育の場において実践できる①子ど もの健康を理解し、保健活動に応用できる ②子どもの発育発達を把 握し、日常生活の援助ができる ③子どもによくおこる事故・病気の対 応ができる応用的知識と技術の取得を目指す。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ 1.オリエンテーション 2.子ども理解における発達の把握 3.個人差や発達過程に応じた保育 4.子どもと環境との相互作用 5.環境としての保育者と子ども 6.子ども同士のかかわりと関係づくり 7.社会性の芽生えと発達 8.子ども集団と保育の環境 9.子どもの生活と学び 10.生きる力 11.基本的生活習慣の獲得と発達援助 12.発達の課題に応じた援助やかかわり 13.発達の連続性 14.子どもの発達と保育の課題 15.総括 1.保育施設の保健活動と保健計画 2.保育施設の環境整備 3.子どもの健康管理 4.体温脈拍測定 実習 5.子どもの発育発達 ( 原理と評価) 6.子どもの身体計測 実習 7.子どもの発育発達 ( 感覚器) 8.子どもの健康と生活援助 実習 ( おむつ交換) 9.子どもの健康と生活援助 実習 ( 調乳) 10.子どもの健康と生活援助 実習 ( 沐浴・更衣) 11.子どもの歯の健康 12.子どもの事故と救急法 実習 13.応急処置 実習 14.子どもによく起こる症状・病気とケア① 15.子どもによく起こる症状・病気とケア② ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 授業への取り組み(60%)、提出物(40%) 「授業の取り組み・授業時のレポート」50%と「実技学習成果」50%で 評価する ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 資料を適宜配布する。 指定しない 実習やボランティアなどで経験する子どもや保育者・教育者および保護 者とのかかわりを日常的に意識し、本科目での学びと関連づける。 2年次「子どもの保健」教科書・ノートを参考のこと 32 BD3-01 BD3-02 保育内容(健康Ⅱ) 障害児保育 3年次(半期)1単位(演習) 3年次(通年)2単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 高田 昭夫 高橋 篤志 担当 本講義では幼稚園要領の領域 「 健康 」 の内容と関連する活動・行事等を中 心に取り上げながら、幼稚園教育の中での歴史的意味や指導計画での位置 づけおよびその指導 / 支援を学ぶ。幼稚園現場は、幼児が家族以外の人との 関わりを持ち集団生活を営む初めての場でもある。幼児の健全な発育発達 を望む場合、保護者との円滑な関わりを持つことやその連携は重要である。 本講義では園行事や園外活動を安全に実施するための知識の習得および保 護者を含めた健康教育の推進を踏まえた指導を行える力を身につける。 後藤 浩子 障害児保育とは何か、そのかかわりと内容について考察し、指導の方法 について考える。障害児保育は、家庭や保育所・幼稚園など、関係諸機 関の連携のもとに、子ども一人一人を理解する姿勢を大切にし、保育を 展開させることが大切である。本授業では、様々な障害について学ぶこ とによって、障害児保育を行う基礎を培っていく。 乳幼児期に起こりうる障害や問題について一つ一つ学ぶ。障害や症状の 理解を深める。その上で、子ども一人一人に合った接し方を学ぶ。ま た、症状ごとに対応の仕方をしっかり学ぶ。そして、障害児保育の中 で、障害がある子どもだけでなく、障害がない子どもについても配慮す ることを学ぶ。さらに、家庭や相談機関との連携などについても理解す る。 1.オリエンテーション(障害児保育とは) 2.障害の捉え方 3.発達について 4.障害児保育の目指すもの 5.障害児保育の現状(新聞やニュースの記事を発表) 6.様々な障害の理解と援助1 7.様々な障害の理解と援助2 8.様々な障害の理解と援助3 9.様々な障害の理解と援助4 10.障害についてのまとめ(中間テスト) 11.問題行動の理解のしかた1 12.問題行動の理解のしかた2 13.問題行動の理解のしかた3 14.問題行動の理解のしかた4 15.問題行動についてのまとめ(総括) 16.障害児保育の実際1 17.障害児保育の実際2 18.一日の保育の流れ 19.個別支援計画 20.記録の取り方 21.発達検査と実際の保育の留意点 22.保護者との連携 23.職員間の連携 24.専門機関との連携 25.遊びについて 26.ことばについて 27.障害児保育を行う上で大切なこと1 28.障害児保育を行う上で大切なこと2 29.障害児保育を行う上で大切なこと3 30.総括 1.オリエンテーション ( 心身の健康に関する領域 「 健康 」 とは ) 2.行事の歴史的変遷について 3.領域 「 健康 」 からみた運動遊びと安全指導Ⅰ 4.領域 「 健康 」 からみた運動遊びと安全指導Ⅱ 5.領域 「 健康 」 からみた運動会と安全指導Ⅰ 6.領域 「 健康 」 からみた運動会と安全指導Ⅱ 7.領域 「 健康 」 からみた園外保育と安全指導Ⅰ 8.領域 「 健康 」 からみた園外保育と安全指導Ⅱ 9.年間指導計画作成 10.単元ごとの指導計画作成 11.それぞれの行事の指導計画および指導案作成Ⅰ ( 発表 ) 12.それぞれの行事の指導計画および指導案作成Ⅱ ( 発表 ) 13.それぞれの行事の指導法Ⅰ ( 発表 ) 14.それぞれの行事の指導法Ⅱ ( 発表 ) 15.総括 課題への取り組み(30%)授業内レポート(30%)小テスト(40%)な どを総合的に評価する。 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない。 必要な資料を適宜配布する。 「保育実践にいかす障がい児の理解と支援」嵯峨野書院 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 新聞やニュースなどの障害についての記事を常にチェックしておくこ と。また、インターンシップや実習で出会った子どもたちの記録を見直 し、振り返ること。障害児保育に関する本を読むこと。 本講義では幼稚園要領の領域 「 健康 」 の内容と関連する活動・行事等を 中心に取り上げ、「 子どもにとって健康とは何か 」 を深厚し、将来、教 育者をめざす者として、健康の基本が毎日の生活であることに気付き、 自らの生活をも省みて、教育者を目ざす礎になるよう、毎回受講するこ と。 33 3 年 次 幼児期の子どもたちの直面している現実を様々な視点から見つめ、子ど もの健康教育や健康問題について考え、保育士や幼稚園教諭養成大学の 学生として果たすべき役割を確認することを目標とする。 BF3-01 BF3-02 保育実習Ⅱ 保育実習指導Ⅱ 3年次(半期)2単位(実習) 3年次(半期)1単位(演習) 担当 佐伯 知子 担当 佐伯 知子 青木 一永 小西 由紀子 竹田 清美 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ この授業では、保育実習Ⅰに続き、学外実習を通して、保育所の機能や 役割、子どもの保育および保護者支援、保育士の業務内容や職業倫理に ついて理解を深めることを目的とする。 学外実習は、各自が希望する保育所において、12日間行う。 この授業では、6月の保育実習Ⅱ(保育所)を見据え、演習を中心とし た授業を行う。保育実習Ⅰを基礎として、保育現場に通じた講義・事 例検討・実技・演習等を組み合わせ、保育所実習に役立つ知識と技能の 習得を図ることとする。また保育士として必要な自覚と態度の養成を図 る。 3 年 次 ・保育所の機能や役割について、具体的な実践を通して理解を深める。 ・子どもの観察や関わりの視点を明確にし、保育への理解を深める。 ・保育実習Ⅰの経験等をふまえ、子どもの保育および保護者支援について総合的に学ぶ。 ・子どもの保育および保護者支援について総合的に学ぶ。 ・保育の計画、観察、記録および自己評価等について実際に取り組み、理解を深める。 ・保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解し、自己の課題 を明確化する。 ・保育実習の意義や目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。 ・保育実習Ⅰおよび既習の教科内容との関連性を踏まえ、保育実践力を培う。 ・保育の観察、記録および自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や 事例を通して学ぶ。 ・保育士の専門性や職業倫理について理解する。 ・実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課 題や認識を明確にする。 1.オリエンテーション 2.保育所の機能と役割(1) 3.保育所の機能と役割(2) 4.保育所における子ども理解(1) 5.保育所における子ども理解(2) 6.保育所における子ども理解(3) 7.子どもの保育および保護者支援(1) 8.子どもの保育および保護者支援(2) 9.子どもの保育および保護者支援(3) 10.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(1) 11.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(2) 12.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(3) 13.保育士の業務と職業倫理(1) 14.保育士の業務と職業倫理(2) 15.自己の課題の明確化 1.オリエンテーション 2.事後指導(1) 3.事後指導(2) 4.保育所の今日的課題の理解 5.実習日誌についての演習 6.保育指導案についての演習 7.教材についての演習 8.実習必要書類の作成 9.実習直前指導 10.事後指導(1) 11.事後指導(2) 12.教材研究と演習(1) 13.教材研究と演習(2) 14.環境構成と視覚支援 15.総括 学外実習での評価、大学への課題等の提出状況により評価する。 授業に取り組む姿勢および課題等の提出状況により評価する。 指定しない 指定しない ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 【事前】前年度の保育実習をふりかえっておくこと。 【事後】今 年度の実習のふりかえりを行い、以降の保育実習・教育実習 の目標を立てること。 【事前】前年度の保育実習をふりかえっておくこと。 【事後】今 年度の実習のふりかえりを行い、以降の保育実習・教育実習 の目標を立てること。 34 BF3-03 BF3-04 保育実習Ⅲ 保育実習指導Ⅲ 3年次(半期)2単位(実習) 3年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 佐伯 知子 担当 この授業では、保育実習ⅠⅡに続き、学外実習を通して、保育所以外の 児童福祉施設の機能や役割、児童家庭福祉や社会的養護、保育士の業務 内容や職業倫理について理解を深めることを目的とする。 中條 薫 保育実習Ⅲに関わる事前指導・事後指導を通じて、保育所以外の児童福 祉施設の役割や機能について一層の理解を深める。また、実習体験を総 括・自己評価をおこない、保育者としての自己の課題・認識を明確にす る。 児童福祉関連科目のこれまでの自己の学びを考察する。社会的養護専門 職としての保育士の役割について理解を深める。学外集中実習では、 ①実践に役立つ知識・技能を習得する。 ②子どもの様々な表出の要因を考察する。 ③子どもと保育士の関係性について学ぶ。実習総括では ④実習体験の発表・討議を通して学びを深める。 1.オリエンテーション 2.児童福祉施設 ( 保育所以外 ) の機能と役割(1) 3.児童福祉施設 ( 保育所以外 ) の機能と役割(2) 4.児童福祉施設 ( 保育所以外 ) の機能と役割(3) 5.施設における支援の実際(1) 6.施設における支援の実際(2) 7.施設における支援の実際(3) 8.施設における支援の実際(4) 9.施設における支援の実際(5) 10.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(1) 11.保育の計画、実践、観察、記録、自己評価(2) 12.保育士の業務と職業倫理(1) 13.保育士の業務と職業倫理(2) 14.保育士の業務と職業倫理(3) 15.自己の課題の明確化 1.保育実習Ⅲの理解 2.福祉施設の理解1 3.福祉施設の理解2 4.施設におけるケアの実際1 5.施設におけるケアの実際2 6.施設におけるケアの実際3 7.実習施設の理解 8.実習課題の明確化と実習計画の作成 9.実習前の手続き・オリエンテーション 10.保育実習総括(実習整理) 11.保育実習総括(自己評価) 12.保育実習総括(問題課題の確認) 13.保育実習総括(自己課題の明確化) 14.施設保育士の専門性への理解 15.これからの取組みについて 学外実習での評価、大学への課題等の提出状況により評価する。 実習の評価 (50%) および授業への取り組み (50%) に基づいて評価する。 指定しない 指定しない 事前指導は、これまでの福祉施設実習を振り返り、今一度保育所保育指 針全般を読み、とりわけ児童福祉施設に対する理解を深める。 事後指導は、今後の福祉施設との関わりを深めることをめざして、実習 のまとめをより丁寧にする。 事前指導は、児童福祉施設援助指針を通じて、児童福祉施設や対象児童 について学び、施設実習のあり方について理解を深める。 事後指導は、実習を振り返り、自己評価を実施しこれからの自己の課題 を明確にする。 35 3 年 次 ・保育所以外の児童福祉施設の機能や役割について、具体的な実践を通 して理解を深める。 ・家庭や地域の生活実態にふれ、児童家庭福祉および社会的養護に関す る理解を深める。 ・保護者支援、家庭支援のための知識、技術、判断力を養う。 ・保育士の業務内容や職業倫理について具体的な実践に結びつけて理解 し、自己の課題を明確化する。 BH3-01 BH3-02 音楽科指導法 教育相談 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 大垣 和永 担当 小学校における音楽科の目標と内容を理解し、その目標を達成するため に教材研究を重視する。又ビデオを使用し具体的な授業指導法を研究す るなど実践的に必要な知識と技能も身につける。指導案作成や模擬授業 から具体的な指導法を学び総合的に指導者としての資質を高める。 渡辺 俊太郎 子どもを取り巻く社会状況の急激な変化に伴って、近年の子どもたちや 家庭には様々な問題が生じており、保育・教育現場における教育相談の 重要性は増す一方である。多様な問題に適切な対応が行えるよう、教育 相談に関する基礎的な知識を習得するだけでなく、実際の保育・教育現 場でみられる具体的な問題の対応についての考察も行う。 3 年 次 児童の発達段階に応じた指導法を習得し学習指導の実践力を身につける ことを目標とする。 教育相談を実際に行うプロセスについて理解し、子どもや保護者の立場 に立った援助や指導を行うための知識を身につける。保育・教育現場で の様々な問題について理解を深め、保育者・教育者の役割について主体 的に考えることができるようになる。学校園内外の専門家と連携しなが ら教育相談を進めるためのスキルについて理解する。 1.小学校音楽科の目標と内容について(1) 2.小学校音楽科の目標と内容について(2) 3.教材研究(1) 4.教材研究(2) 5.教材研究(3) 6.ビデオを基に授業研究(1) 7.ビデオを基に授業研究(2) 8.指導案作成(1) 9.指導案作成(2) 10.模擬授業と研究 11.模擬授業と研究 12.模擬授業と研究 13.模擬授業と研究 14.模擬授業と研究 15.総括 1.学校園における教育相談の概要を理解する。 2.カウンセリング・マインドについて学ぶ。 3.子どもの見立ての重要性を理解する。 4.親子関係の見立ての実際を理解する。 5.虐待の発見に関するポイントを学ぶ。 6.被虐待児の対応に関する知識を身につける。 7.様々な問題行動の対応について学ぶ。 8.いじめに対するおとなの認識について考える。 9.いじめの対応を時系列に沿って学ぶ。 10.外国から来た子どもの受け入れについて学ぶ。 11.保護者対応のポイントを理解する。 12.関係機関との連携のポイントを学ぶ。 13.緊急時の心理的援助体制を理解する。 14.緊急時における心理的援助の実際について学ぶ。 15.総括 学習指導案(50%)、模擬授業(40%)、授業への取り組み(10%) 試験(60%)および授業への取り組み(40%)によって評価する。授業 への取り組みは、毎回授業後に提出する「ふりかえり用紙」によって評 価する。 「初等科音楽教育法 小学校教員養成課程用」音楽之友社 資料を適宜配布する。 事前学習:授業テーマに関して、インターンシップや実習での経験をふ りかえる。 事後学習:授業で学んだことを今後のインターンシップや実習でどのよ うに生かすか考える。 本科目ではソプラノリコーダーを使うので、各自用意して下さい。 36 BH3-03 BH3-04 障害児教育学 視聴覚教育(小) 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 高田 昭夫 担当 21世紀に我が国が目指すべき共生社会の実現に向けて、福祉や教育の体 制が大きく転換された。障害児教育に関しては、従来の特殊教育に代わ り特別支援教育が平成19年4月から開始された。特別支援教育とは何か を福祉・医療・労働等の動向を交えながら論じ、障害種別に教育の現状 を紹介し、望ましい教育的支援の在り方について検討する。 藤田 朋己 現在、小学校においては、ICT 機器の利活用が活発におこなわれている。 子どもたちの興味や関心、理解を深めるためには、ただ単に ICT 機器を 使えばよいというものではない。どのようなタイミングで、どのような 機器をどのように利用するのかが鍵となる。いわば授業をどのようにデ ザインするかである。この授業では、ICT 機器のそれぞれの特性を解説 するとともに、現場での活用事例などを挙げていく。また、Web サイト 上の有益な情報についても紹介する。 現在、小学校には電子黒板やタブレット端末等の ICT 機器が導入されつ つある。しかしながら、先生によってその活用状況が大きく違うのが現 状である。したがって、様々な ICT 機器を抵抗感を持たずに活用できる スキルと、それらを効果的に活用できるスキルを身につけることを目標 とする。また、授業運営において、その手助けとなる Web サイトが多 く存在する。その存在を知るとともに、活用方法について理解すること も目標とする。 1.解く支援教育の理念と制度と歴史 2.福祉・医療・労働等の現状と課題 3.特別支援教育コーディネーターの役割 4.個別の教育支援計画と個別の指導計画 5.障害児の理解と教育(1)視覚障害 6.障害児の理解と教育(2)聴覚障害 7.障害児の理解と教育(3)知的障害 8.障害児の理解と教育(4)肢体不自由 9.障害児の理解と教育(5)病弱・身体虚弱 10.障害児の理解と教育(6)言語障害 11.障害児の理解と教育(7)自閉症・情緒障害 12.障害児の理解と教育(8)重複障害 13.障害児の理解と教育(9)LD・ADHD 等 14.アセスメントと主要な検査 15.総括 1.授業計画の理解 2.現物投影機(OHC)の活用(グループ討議) 3.現物投影機(OHC)の活用事例 4.小学校現場における ICT 活用(グループ討議) 5.小学校現場における ICT 活用事例 6.ICT 活用指導力向上のために(グループ討議) 7.ICT 活用指導力向上のために 8.情報モラル教育(グループ討議) 9.情報モラル教育の必要性 10.情報モラル教育事例 11.教科指導のための有益な Web サイト1 12.教科指導のための有益な Web サイト2 13.フォトポエム作成演習1 14.フォトポエム作成演習2 15.総括 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 講義は、ICT 活用教育についてグループ討議を踏まえ、実践事例紹介を 主におこなう。また、小学校現場で実践されている内容の演習も実施す る。授業に積極的に参加することが重要となる。したがって、評価の方 法としては、授業への取り組み(45%) 、課題(55%)とする。 「特別支援教育総論―歴史・教育課程・指導法―」風間書房 指定しない 本講義では、学校現場における実践事例なども紹介する。また、学校現 場での実際の取り組みを講義の中で演習する。また、適宜配布する資料 を活用し授業後自己学習することが望ましい。 インターンや実習で現場を直接見る機会を持つ者は、ICT 機器がどのよ うに利用され、その際の子ども達の表情や様子がどのようなものである のかをしっかりと観察することを望む。また、新聞等の報道において、 教育を取り上げたものが最近多いので、それらに興味を抱くことを望 む。 37 3 年 次 従来の特殊教育との比較検討を通して特別支援教育の理念と制度を理解 する。個別の教育支援計画を作成する必要性や特別支援教育コーディ ネーターの役割を理解する。障害種別にみた教育の現状と課題を考え る。 BH3-05 BH3-06 教育方法の研究(幼) 教育方法の研究(小) 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 瀧川 光治 担当 保育実践は、子どもの遊びの様子の理解を踏まえた「意図的な環境構成」 「保育者の即興的援助(関わり・言葉がけ)」が欠かせないが、そのため にはいくつかの押さえておかないといけない考え方(保育実践を支える 保育方法・教育方法)がある。本講義では乳幼児期の教育・保育の視点 から,教育方法・保育方法の視点を整理し,現代求められている保育・ 教育方法とは何かを追求していく。 赤井 利行 小学校での指導方法について学ぶ。これまでどのような教育方法があっ たのか、授業とは何か、学習指導案とは何かといったことを学ぶ。これ により、将来行うであろう授業や指導に備えたい。 3 年 次 ① 教育方法・保育方法についての基本となる考え方を理解する。 ② 遊びや活動を支える教材研究・環境構成・保育の展開と援助の方法 の理解を深める。 ③ ① ②を実際のインターンシップ等との連携による視察・調査によ り、実践的な理解を深める。 授業とは何かについて理解する。また、問題解決学習の方法を知り、例 題を基に考え、その解決方法を習得する。さらに、学校現場で行われて いる授業を基に、教科に応じた教育方法に関心を持ち、教育方法とは何 かを考察していく。 1.教育方法・保育方法とは?―要領・指針の記述内容の整理 2.ごっこ遊びの保育環境と豊かな展開のための援助の方法 3.植物・生き物の保育環境と豊かな活動の展開のための援助の方法 4.作って遊ぶ活動の保育の展開と教材研究―気づきを広げる・深める 5.遊びの中の夢中・没頭―SICS による「夢中度」理解 6.保育環境の視点でインターンシップ現地で視察・調査し、成果報告 書を作成する① 7.夢中度の視点でインターンシップ現地で視察・調査し、成果報告書 を作成する② 8.成果&課題報告会:子どもの夢中・没頭を支える保育環境とは? 9.子どもの発達と遊びや活動の質的変化の理解 10.養護と教育の視点からの関わり・言葉がけ 11.遊びの意欲や豊かさを支える関わり・言葉がけ 12.遊びや活動の質的変化の視点でインターンシップ現地で視察・調査 し、成果報告書作成する③ 13.保育者・教師の言葉がけの視点でインターンシップ現地で視察・調 査し、成果報告書作成する④ 14.ポスター&課題発表会:保育者・教師の関わり・言葉がけとは? 15.最終まとめ 1.教育方法とは? 2.教育方法の歴史 3.今求められる学力 4.学力向上に向けて 5.子ども達の表現力の視点でインターンシップ現地にて視察・調査① 6.子ども達の表現力の視点でインターンシップ現地にて視察・調査② 7.表現力の視点でのポスター発表会 8.問題解決学習 9.グループ学習 10.学習形態の視点でインターンシップ現地にて視察・調査① 11.学習形態の視点でインターンシップ現地にて視察・調査② 12.学習形態の視点でのポスター発表会 13.英語の教育方法 14.道徳の教育方法 15.総括 ① 成果報告書+報告会での発表 40点 ② 課題 20点 ③ 学びの記録シート評価、授業内ワークシートによる評価 10点 ④ 最終まとめ 30点 以上、計100点 成果報告書(50%) 、毎回のコメント(50%) 「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 「保育所保育指針解説書」フレーベル館 指定しない 幼稚園教育要領、保育所保育指針の関連個所を、毎回の授業で指定する ので、読んで復習しておく。 次時に学習する内容を図書館で予習し、授業で配付された資料を基に振 り返り、理解の定着を図る。 38 BH3-07 BH3-08 教育心理学 教育課程論 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 渡辺 俊太郎 担当 太田 友子 教育目的に示されている人格の完成の実現にむけて、子どもの心身の成長・発 達に応じた教育を行うために、教育課程についての意義や編成についての理論 等を学ぶ。 具体的には、教育内容の充実と質の向上に資する教育計画とその評価、指導計 画の作成、教育実践にともなう省察と計画の改善について解説する。すなわち 教師が、把握した子どもの成長・発達の見通しを考えながら、何を、どのよう に教えるか、その教育課程を編成するときの方策とその背景について学ぶ。 保育・教育現場では、心理学的視点をもって子どもと関わることが、的 確な子ども理解や適切な指導・支援につながることが多い。心理学的 視点をもった保育者・教育者になるために求められる、保育・教育に関 わる様々な心理学の知見について、テキストや資料によって学ぶととも に、講義中のワークを通して体験的に理解を深める。 本科目においては、教育目的である人格の完成を実現するため、子ども の心身の発達に応じた学習指導が行えるように教育課程の意義や類型、 それを編成するときの理論的背景について学ぶ。 1.教育心理学の概要について理解する。 2.親子関係の重要性を学ぶ。 3.幼児期の認知的発達理論について学ぶ。 4.思春期の子ども理解を深める。 5.道徳性の発達理論について学ぶ。 6.発達障害児の事例から理解を深める。 7.発達障害児の支援について学ぶ。 8.学級経営に関する心理学理論を学ぶ。 9.学力と知能に関する知識を習得する。 10.学習や記憶のメカニズムを理解する。 11.動機づけのメカニズムを理解する。 12.教育評価の方法について学ぶ。 13.子ども理解のための心理学理論を学ぶ。 14.子どもの不適応について学ぶ。 15.総括 1.教育課程とは 2.教育課程の意義 3.家庭・地域社会のもつ教育機能 4.インフォーマルな教育課程とフォーマルな教育課程 5.教育課程の歴史的経緯Ⅰ:教育課程成立以前の教育方法 6.教育課程の歴史的経緯Ⅱ:教育課程の黎明期 7.教育課程の類型Ⅰ:カリキュラム作成時の観点スコープなど 8.教育課程の類型Ⅱ:教科カリキュラムと経験カリキュラム 9.教育課程の類型Ⅲ:種々のカリキュラムとカリキュラムの改善 10.教育課程作成の背景Ⅰ:シークエンス、ヒドゥンカリキュラムなど 11.教育課程作成の背景Ⅱ:文科省、厚労省、学校、教師の役割 12.教育課程作成の背景Ⅲ:法および指導要領との関連 13.教育評価の意義と方法 14.指導計画の作成と展開 15.まとめ 進捗状況によっては、授業計画や評価方法を変更する 試験(60%)および授業への取り組み(40%)によって評価する。授業 への取り組みは、毎回授業後に提出する「ふりかえり用紙」によって評 価する。 毎回の授業への取組み(50%) :授業中での取り組み姿勢の積極性 ( 受 講マナー含む )、授業内レポートなどの課題、毎回授業後の『振り返り用 紙』 、 「定期試験」 (50%)で総合的に評価する。 「教育心理学をきわめる10のチカラ」福村出版 指定しない 事前学習:教科書の「キーワード」 「キーパーソン」を中心に予習を行う。 事後学習:教科書のうち授業で触れられなかった部分を読み、理解を深 める。 既習の教職関連科目については、当該科目を学ぶ上で既知のこととみな して授業を進行する。わからないことは、自ら積極的に調べておくこ と。当該講義内容をしっかり読み込むとともに、授業科目の教科書およ び配付プリントを熟読すること。 39 3 年 次 子どもの発達や学び、学級経営や不適応の児童に対する援助に関する基 本的な心理学理論を理解する。保育・教育現場において、心理学的視点 をもって子ども理解や適切な指導・支援につながる考察ができるように なる。授業や教育評価、子どもとの関わりを通して、動機づけや学習効 果を高めるためのスキルの仕組みについて学ぶ。 BH3-09 BH3-10 教育制度 音楽演習Ⅱ 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(通年)2単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 稲葉 廣 担当 日本の教育制度の歴史的変遷を振り返るとともに、現在の教育制度につ いて考究し、それらに関わる諸問題について論じる。 深田 直子 幼稚園・保育園で歌われる曲や、リズム表現活動に使用する曲を数多く 習得する。 初めはグループに分け、コードで伴奏をつけることから始める。毎回一 人ずつ演奏することで、正確なメロディー・リズム・ハーモニーで伴奏 し、美しい声で、よく聴こえるように弾き歌いすることを学習する。 3 年 次 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 日本国憲法をはじめとする教育関係諸法令について理解し、我が国の学 校教育に関わる諸制度を学習することを通じて、学校教育の今日的課題 とその解決策を考える力を養う。 保育・教育現場において、子どもたちと歌ったり、色々な伴奏を弾いた りできることを目指す。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.オリエンテーション コードの説明 2.園生活のうた(コード) 3.春のうた 4.春のうた 5.リズム表現活動の曲(マーチ) 6.春のうた 7.行事のうた 8.行事のうた 9.リズム表現活動の曲(マーチ) 10.あそびのうた 11.あそびのうた 12.リズム表現活動の曲(ラン) 13.夏のうた 14.夏のうた 15.リズム表現活動の曲(ラン) 16.秋のうた 17.秋のうた 18.秋のうた 19.リズム表現活動の曲(スキップ・ギャロップ) 20.いろいろなうた 21.いろいろなうた 22.リズム表現活動の曲(スキップ・ギャロップ) 23.新しいうた 24.新しいうた 25.リズム表現活動の曲(いろいろな表現) 26.冬のうた 27.冬のうた 28.リズム表現活動の曲(いろいろな表現) 29.新しいうた 30.新しいうた 1.オリエンテーション 2.日本の教育制度の歴史的変遷 (1) 3.日本の教育制度の歴史的変遷 (2) 4.世界の教育制度 5.日本国憲法と教育基本法 6.学校教育法、学校教育法施行令等 7.文部科学省と教育委員会 8.学校経営と学校運営 9.教員の任用と服務 10.教員の職務 11.学習指導要領 12.教科書 13.教育制度をめぐる諸問題 (1) 14.教育制度をめぐる諸問題 (2) 15.総 括 毎週授業時に、一人ずつの伴奏付けや弾き歌いを行い、毎回評価するの で、定期試験は行わない。 授業への取り組み(30%)、 提出物 (20%)、期末試験(50%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「教育政策・行政」弘文堂 「小学校学習指導要領解説 総則編」東洋館出版社 「幼児教育法シリーズ 音楽リズム / 幼児のうた楽譜集」東京書籍 「保育のためのマーチ・スキップ・ギャロップ・ワルツ・リズム曲集」全 音楽譜出版社 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 保育には弾き歌いは不可欠であるため、毎週、授業までの十分な練習が 必要である。 最初の授業に先立ち、教科書「教育政策・行政」の第1章 ( 教育政策と 教育行政の基本問題 ) を通読しておくこと。また、毎回授業後、教科書 の該当箇所を読んで復習すること。 40 BH3-11 BH3-12 家庭 家庭科指導法 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 古田 豊子 担当 家庭科を生活科学としての視点から考察し、衣食住及び消費・環境につ いて事例を通して考える。現代の生活について見つめ、「健康で豊かに 生きる」ために大切な事柄は何かという点について討議し、意見交換や 実践活動の中から学ぶ。ライフスタイルの変化や食文化について、わが 国の文化や伝統についても学ぶ。 古田 豊子 激しく変化する社会の中で 、 子どもたちが家庭科の学習を通して『生き る力』を身につけ、自分らしい豊かな生活を創造する力を育成すること をねらいとしている。学習指導要領の意義と理論を学び、実践的・体験 的な学習活動を行うことによって 、 自己肯定感を持てるようにする。そ のための授業の工夫や構成力・指導力等を身につける。 学習指導要領に示された家庭科の目標や内容を理解し、学習指導案を作 成する力をつけるとともに 、 模擬授業を行うことにより 、 指導技術の向 上を図る。家庭科に於ける基礎的・基本的な指導事項を習得する。家庭 科の指導を通して、自分の生活を見つめ 、 よりよくしようとする意欲や 実践力を身につけた子どもを育てるという自覚と抱負を持つ。 1.生活科学としての家庭科 2.社会の変化やライフスタイルの変化と子どもの生活について 3.日本の食文化について 4.受け継がれてきた生活の知恵・保存食 5.食育と家庭科教育 6.食に関する実習 7.生活に役立つ物の製作実習 8.快適な暮らしについて 9.消費社会と環境に関する学習について 10.子どもの消費に関わる生活実態 11.持続可能な社会とエコ生活 12.リサイクルについて学び、実践を考える 13.学んだ事柄を子どもの生活に生かす指導について 14.家庭科と他教科等との関連についてまとめる 15.学びの整理と総括 1.小学校家庭科の目標と意義 2.学習指導要領の内容A「家庭生活と家族」 3.学習指導要領の内容B「日常の食事と調理の基礎」 4.学習指導要領の内容C「快適な衣服と住まい」 5.学習指導要領の内容D「身近な消費生活と環境」 6.家庭科教育における言語活動の充実 7.家庭科と食育 8.実習における留意事項と指導内容 9.家庭科における伝統や文化に関する内容 10.学習指導案を作成する 11.学習指導案を作成し、板書計画、掲示物を考える。 12.模擬授業を行い、意見交換をする。 13.模擬授業を行い、意見交換をする。 14.模擬授業を行い、意見交換をする。 15.まとめと総括 レポート40%、提出物40%、授業への積極的参加度20% テスト50%、 レポートや提出物30%、授業への積極的参加20% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校の教師をめざす人のための「小学校家庭科」指導法テキスト」開 隆堂 「小学校の教師をめざす人のための「小学校家庭科」指導法テキスト」開 隆堂 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 課題について自分の考えをまとめておき、授業へ積極に参加する。 事前にテキストを読み 、 課題意識をもって授業に参加する。 41 3 年 次 社会の変化による家庭生活やライフスタイルの多様化を考察し、より豊 かで生き生きとした自分らしい生活を創造するとはどういうことかを考 える。食文化や伝統食・保存食等、受け継がれてきた暮らしの知恵に目 を向け 、 自分の生活に生かす姿勢を身につける。そして、意欲と工夫す る心を伸ばす指導力をつける。 BH3-13 BH3-14 生活科指導法 図画工作科指導法 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 森下 規代子 担当 教科指導法の授業は、授業の仕方というハウツウのみを扱うのではな く、なぜそのような授業をすることが望ましいのかという授業の哲学を 理解し、授業の実践力を高めることを目的とする。生活科はなぜ新設さ れたか、他教科と異なる生活科だからこその子どもの育ちとはどういう ものか等を探りながら授業構成、実践、分析、改善について検討する。 さらに、総合的な学習の時間の授業実践についても探る。 須増 啓之 描くこと、つくること、みることの楽しさや学びについて、様々な材料 や用具を使った造形活動の体験や資料を通して考察しながら、図画工 作科の目標、内容、指導方法、評価の観点などの内容について講義を行 い、学習指導案を作成する。 3 年 次 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 生活科が目指す子どもの育ちをイメージし、また、生活科の実践から学 びながら、自分たちで学習指導案を作成、模擬授業をする。指導案・模 擬授業を相互に評価しながらよりよい生活科の指導と子どもの育ちの在 り方を理解することが目標である。生活科と関連する総合的な学習の時 間の指導の在り方についても理解する。 図画工作科における目標、内容、指導や評価の方法を、学習指導要領や 自らの造形活動及び鑑賞活動を通して理解し、自己の教育観を身につけ ることができる。また、柔軟な発想で造形活動を捉え、自ら楽しんで表 現することができるとともに、子どもの造形表現に関心を持つことがで きる。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.生活科学習の特質 2.生活科の目標と内容 3.保・幼・小の連携 4.生活科授業での教師の役割 5.生活科学習指導案の立案(1) 6.生活科学習指導案の立案(2) 7.生活科学習指導案の立案(3) 8.生活科の実践と環境づくり(1) 9.生活科の実践と環境づくり(2) 10.生活科の実践と評価方法(1) 11.生活科の実践と評価方法(2) 12.総合的な学習の時間への発展(1) 13.総合的な学習の時間への発展(2) 14.総合的な学習の時間への発展(3) 15.総括(まとめ) 1.オリエンテーション(本授業の目標、内容などについて) 2.自分が受けた授業や教科書から図画工作を考える 3.図画工作科の目標と内容について 4. 「絵に表す活動」に関する造形活動① 5. 「絵に表す活動」に関する造形活動② 6. 「絵に表す活動」の目標と内容、造形活動③ 7. 「鑑賞」の目標と内容について 8. 「造形遊びをする活動」の目標と内容について、造形活動④ 9. 「立体、工作に表す活動」の目標と内容、造形活動⑤ 10. 「立体、工作に表す活動」の目標と内容、造形活動⑥ 11.子どもの造形表現活動の特徴 12.図画工作科学習指導案の作成について 13.図画工作科の評価の観点について、造形活動⑦ 14.造形環境や活動の支援について、造形活動⑧ 15.まとめ 指導案の作成(70%)レポートおよび授業中の意見発表や取り組み等 (30%)を総合的に評価する。 活動への取り組み[制作活動、発表内容など] (40%) 、授業ごとのレ ポート(30%) 、作成した学習指導案(15%) 、授業ノート(15%)で総 合的に評価する。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「小学校学習指導要領解説 生活編」 「小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編」 「小学校学習指導要領解説 図画工作編」日本文教出版 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前に指定された教科書の部分を予習したり、事後に、資料等を読んだ りすること。資料等は整理しておくこと。 授業で配布したプリントや記録をまとめる、授業ノートの整理や復習、 指導案の作成を事後学習として行うこと。 42 BH3-15 BH3-16 特別活動指導法 生徒指導・進路指導法 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 髙井 建次 担当 髙井 建次 激変する社会や格差社会の中で子どもを巡る環境については多くの問題が指 摘されています。学校現場でもいじめや不登校、学級崩壊・虐待等の生徒指 導の問題や自分の進路をつかめない子どもの問題等、課題が山積していま す。それらの課題解決のため学校では、今生徒指導・進路指導を充実させる ことが強く求められています。授業では子どもの気持ちを大切にした生徒指 導・進路指導のあり方を考察し、又、それに関する基礎知識を理解し、様々 な事例を基に、実践的な指導力を身につけることをねらいとします。 勉強嫌いや不登校などがますます増える傾向の中で、特別活動の役割は 重要です。特別活動は学校での集団的活動を通して、心身の調和のとれ た発達と、一人ひとりの子どもの個性を伸ばし、互いを尊重する協調性 と自主的な行動力を育てるとともに、社会の一員としての自覚を高める 活動です。授業ではそれをどのようにつくるかを考えます。特別活動の 基礎理論を学び、その上で学生達同士が相互の学び合いを繰り返しなが ら、小学校の教員としての実践的指導力を高める指導を進めます。 子どもとの信頼関係がなければ、学習指導も生徒指導・進路指導もよい 方向に進みません。人間関係は突然できるものではなく、日々の行動 や温かい言葉かけの中からつくられていきます。まず、子どもとの信頼 関係を築くように努力して子どもと接することの大切さを理解でき、今 現場で山積している生徒指導・進路指導の課題一つ一つに真正面から向 き合い、逃げることなく、それぞれについて深く考えられること、そし て、何よりも実践的な指導力を身につけることを目標とします。 1.オリエンテーション 生徒指導の心得 求められる教師像 2.生徒指導とは 生徒指導の目標と学習指導要領 3.生徒指導とは 生徒指導と教科指導 人権教育の視点 4.生徒指導とは 生徒指導の視点 実践事例から 5.生徒指導とは 学級・集団づくり 学級崩壊とは 6.生徒指導とは 現場担当教員(GT)からの報告 7.生徒指導とは 「いじめ」問題①(実態・対策) 8.生徒指導とは 「いじめ」問題②「青い鳥」を鑑賞 9.生徒指導とは 「不登校」問題①(実態・対策) 10.生徒指導とは 「不登校」問題②適応指導教室 11.生徒指導とは 情報と人権 情報モラルと実態 12.生徒指導とは 「虐待」問題①(実態・防止法) 13.生徒指導とは 「虐待」問題②(実例・要因・対策)体罰 14.進路指導とは 進路指導とキャリア教育①(意義) 15.進路指導とは 進路指導とキャリア教育②実践事例 1.特別活動の位置と役割① 特別活動とは 特活の目標 2.特別活動の位置と役割② 特活の具体的目標 3.特別活動の位置と役割③ 特活の教育的意義・関連性 4.学級活動① 学級活動の目標・学級経営 実践事例 5.学級活動② 学級経営と担任の役割 6.健康安全の指導 学校給食・保健衛生・防災教育 7.児童会委員会活動 目標と内容・各種委員会 8.クラブ活動 クラブ活動の目標と内容 9.学校行事① 学校行事の目標と内容 10.学校行事② 子どもたちが楽しむ思い出に残る行事 11.みんなでプレゼン① ペアで発表・意見交換 12.みんなでプレゼン② ペアで発表・意見交換 13.みんなでプレゼン③ ペアで発表・意見交換 14.みんなでプレゼン④ ペアで発表・意見交換 15.特別活動の位置と役割④ 特活の意義 危機管理 授業への取り組み・レポート→50%、 確認テスト→50% 授業への取り組み・レポート→20% プレゼン→30% 確認テスト→50% 指定しない。 指定しない。 教育関連ニュースに興味を持ちながら、 「生徒指導」の役割を考えるこ と。今の教育課題(いじめ問題・不登校問題・虐待問題・体罰問題等) を注視しながら、真正面から取り組む姿勢をもつこと。キャリア教育の 意義を理解し、自分の生き方(夢の実現)に焦点をあてること。 自分達が学んできた小学校特別活動を振り返ることから、子どもが楽し む学校生活とは?を考えること。望ましい集団活動を通して、よりよい 集団づくり・子ども達一人ひとりの居場所のある学級集団づくりとはを 追求すること。 43 3 年 次 特別活動とは何か。教科や道徳と異なる特別活動の特質はどこにあるの か。教育課程の中では、どのように位置づけられ、どのようなねらいを もっているのか。又、特別活動の目標を実現するために、どのような実 践的視点や指導能力が求められているか。それらを理解するとともに、 とりわけ学級づくりを中心に、子どもが元気になる学級、明日も学校へ 行きたいと思う学級や学級目標を自ら考え、実践する力を身につけるこ とを目標とします。 BH3-17 BH3-18 教育実習(幼) 教育実習(小) 3年次(通年)5単位(実習) 3年次(通年)5単位(実習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 東城 大輔 岡本 京子 担当 幼児教育者を目指す心構えを養い、教育実習(幼稚園)の学外指導のた めに、事前の準備や事後の反省に関する協議を行う。幼稚園の現場を経 験し、園児や教職員と直に接し、子どもを指導するための心構えや様々 な仕事の内容を体験し理解する。大学で学んだ理論や技術に加え、実際 の教育現場における体験を通して、自己の子ども観や教育観を深めてい くことを目的とする。学外実習は、幼稚園において20日間行う。 俵谷 好一 藤田 善正 小学校の教育者を目指すための授業である。まずは、教育実習に向けて 各自が実習課題を設定して、子ども観や授業への考え方を深める準備を する。続いて、小学校における20日間の実習に臨み、子どもの学習や生 活、また、指導者の指導方法の実態を観察しながら担当指導者の下、教 育のあり方、各教科の指導方法について学ぶ。最後に評価表をもとに実 習生活を振り返り、教師としての姿を見つめる機会とする。 3 年 次 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 幼稚園の教育実習についての心構えや姿勢、準備など基本的な要領が会 得できることを目標とする。また、教育実習における目的や内容、方法 などを、幼稚園教育の特質を実際的に理解することができるようになる ことや、実習への実際の参加を通して、自己の保育観の形成に役立てら れるようにする。 小学校実習で「先生」として子どもにかかわり、指導者の学級経営、教 科等の指導の実際を学びながら、小学校教育の現状や、子どもの実態、 指導の方法等を把握する。さらに、自らの教師としての資質を磨き、指 導力を高めるためにはどうすればいいかを考えることができることを目 標とする。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.オリエンテーション 2.幼稚園教育の理解① 3.幼稚園教育の理解② 4.幼稚園教育の理解③ 5.幼稚園教育実習の心構え① 6.幼稚園教育実習の心構え② 7.幼稚園教育実習の心構え③ 8.幼稚園教育実習の手続き① 9.幼稚園教育実習の手続き② 10.幼稚園教育実習の計画・内容 11.幼稚園教育実習の記録について 12.教育指導案の作成① 13.教育指導案の作成② 14.幼稚園教育実習の形態について 15.実習先へのお礼状の作成の仕方 16.教育実習の振り返り 17.実習先へのお礼状の作成 18.幼稚園教育実習振り返り① 19.幼稚園教育実習振り返り② 20.幼稚園教育実習振り返り③ 21.幼稚園教育実習振り返り④ 22.幼稚園教育実習振り返り⑤ 23.幼稚園教育実習振り返り⑥ 24.幼稚園教育実習振り返り⑦ 25.幼稚園教育実習振り返り⑧ 26.幼稚園教育実習振り返り⑨ 27.幼稚園教育と教師の在り方① 28.幼稚園教育と教師の在り方② 29.幼稚園教育と教師の在り方③ 30.総括(まとめ) 1.小学校教育実習のオリエンテーション 2.小学校実習対象児童理解Ⅰ (低学年) 3.小学校実習対象児童理解Ⅱ (中学年) 4.小学校実習対象児童理解Ⅲ (高学年) 5.学習指導要領についてⅠ 6.学習指導要領についてⅡ 7.実習課題の明確化と実習計画の作成 8.学習指導の内容と方法Ⅰ 9.学習指導の内容と方法Ⅱ 10.実習にむけての演習Ⅰ (指導案作成・模擬授業等) 11.実習にむけての演習Ⅱ 12.実習にむけての演習Ⅲ 13.実習にむけての演習Ⅳ 14.事前指導の総括Ⅰ 15.事前指導の総括Ⅱ 16.実習後のオリエンテーション 17.小学校実習総括Ⅰ 18.小学校実習総括Ⅱ 19.小学校実習総括Ⅲ 20.小学校実習総括Ⅳ 21.小学校実習総括Ⅴ 22.小学校教育の現状と課題Ⅰ 23.小学校教育の現状と課題Ⅱ 24.小学校教育の現状と課題Ⅲ 25.学習指導の教科等の内容と方法Ⅰ 26.学習指導の教科等の内容と方法Ⅱ 27.小学校教育と教師の在り方Ⅰ 28.小学校教育と教師の在り方Ⅱ 29.小学校教育と教師の在り方Ⅲ 30.総括(実習を振り返って) 実習先からの評価や日誌(60%)、指導案やお礼状等の提出物(40%) 実習先の評価・日誌等(40%) 授業での取り組みや記録・提出物等 (60%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「幼稚園教育要領」 資料を適宜配布 「小学校学習指導要領」文部科学省 必要に応じて資料を配付する。 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前:実習園について調べておく。実習における課題や目標などを明確 にしておく。 事後:他学生の実習の様子や、実習での反省・課題など情報交換し、自 身の学びを深める。 事前学習:実習校での本実習を有意義なものにするために、実習の意義 や心構えを学ぶ。 事後学習:実習を振り返り、教職の魅力を感じとる。さらに「教職実践 演習」の講義へとつないでいく。 44 BI3-01 卒業論文Ⅰ 3年次(通年)2単位(演習) 担当 栗山 誠 赤井 利行 大垣 和永 要 正子 佐伯 知子 坂口 哲司 鈴木 裕子 高橋 篤志 瀧川 光治 田窪 豊 東城 大輔 俵谷 好一 弘田 陽介 深田 直子 宮﨑 加代子 守屋 國光 渡辺 俊太郎 ≪授業の概要≫ 演習参加者の多様な関心の中から自分にとって最も関心のあるものを卒 業論文のテ-マとして設定し、それを探求するにふさわしい方法論を身 に付けることをめざす。また、3年次に参加する保育・教育実習等の貴 重な体験を、作成した学習指導案の検討や保育・教育実習等で学んだこ との発表を通して、共有化するとともに、保育・教育者としての責任を 自覚するように指導する。 3 年 次 ≪学生の到達目標≫ ・数ある関心の中から自分にとって最も意味のある関心に絞り込み、卒 業論文のテ-マを決めることができる。 ・自分の卒業論文のテ-マを探求するのにふさわしい方法論を見つける ことができる。 ・保育や教育者の在り方を真剣に考え、その責任の重さとやりがいを実 感することができる。 ≪授業計画≫ 1.この演習の進め方-オリエンテ-ション(全体会) 2.卒業論文を書くということ(全体会) 3.発表の仕方、討議の仕方について概説(全体会) 4.演習参加者の関心を出し合い、討議(各ゼミ) 5.関心の最も高いものから順に討議のテ-マを選ぶ 6.演習参加者の発表と討議(1) 7.演習参加者の発表と討議(2) 8.演習参加者の発表と討議(3) 9.演習参加者の発表と討議(4) 10.演習参加者の発表と討議(5) 11.演習参加者の発表と討議(6) 12.演習参加者の発表と討議(7) 13.演習参加者の発表と討議(8) 14.春学期の演習のまとめ(全体会) 15.総括 16.卒業論文を書くということ-再説(全体会) 17.卒業論文のテ-マの発表と討議(1) 18.卒業論文のテ-マの発表と討議(2) 19.卒業論文のテ-マの発表と討議(3) 20.卒業論文のテ-マの発表と討議(4) 21.卒業論文のテ-マの発表と討議(5) 22.卒業論文のテ-マの発表と討議(6) 23.卒業論文のテ-マの発表と討議(7) 24.卒業論文のテ-マの発表と討議(8) 25.卒業論文のテ-マの発表と討議(9) 26.卒業論文のテ-マの発表と討議(10) 27.秋学期の演習のまとめ(全体会) 28.卒業論文中間発表の準備(1) 29.卒業論文中間発表の準備(2) 30.総括・発表会 ≪成績評価の方法≫ 授業内発表の出来60%、授業への取り組み40% ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない ≪事前・事後学習について≫ 卒業論文を書くための事前・事後学習は、自己および毎回のゼミ生の発 表内容の質疑応答を踏まえつつ、自己の卒業論文との内容を比較しなが ら、深めていくことにある。そのためには、常に、文献検索や新聞やイ ンタ-ネット検索を通じて、自己のテ-マを深めていくことが大切であ る。 45 児童保育学部 4年次 BA4-01 BA4-02 社会学 生活環境論 4年次(半期)2単位(講義) 4年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 土肥 豊 担当 本授業では、最初に社会学の方法論について概説し、その後は現代社会 の重要と考えられる諸側面について、様々な視点から社会学的分析を 試みる。その中で、私たちの身近な社会生活・日常生活の中で何気なく 見過ごしていた出来事などを通して、グローバル化する現代社会の動向 や社会全体がどうなっているのかをより深く考えるきっかけにしてほし い。 今村 光章 本授業においては、私たちの周囲を取り巻く生活環境の現状とその問題 点、および、地球環境の現状と問題点について総合的に学び、生活環境 と地球環境を改善するための方法について学ぶ。とりわけ、教育学の立 場から、環境教育の入門的講義を行い、幼稚園や保育所、小学校教育に おける指導や授業実践に活かせるような授業方法について学ぶ。授業の 前半では、講義が中心となるが、後半ではワークショップ形式で学びを 深める。 はじめて社会学を学ぶ皆さんにとっての課題は、「複眼的な」社会学的思 考を習得することである。現代日本社会の重要だと考えられる諸側面に ついて、基礎的な知識を理解し、様々な視点から社会学的分析を試みな がら、ものごとを柔軟にとらえるものの見方を身につけていくことは、 教育者、保育者を目指す学生の皆さんにとっても必要な資質である。 生活環境と地球環境の現状について、一定の基礎知識を得て、その改善 策である環境教育について歴史や概念を学ぶ。そして、実際に幼稚園教 諭や保育士、小学校教員になった場合に、自分で環境教育の授業を組み 立てるちからを身につける。 1.私たちの身近な生活環境をみつめ、考える 2.地球環境問題の現状と課題 3.生活環境問題の解決方法について 4.地球規模の生活環境問題の解決方法について 5.生活環境を改善するための環境教育の取り組み 6.環境教育の歴史と理念 7.公害教育と生活環境論 8.自然保護教育と生活環境論 9.幼児期の環境教育のありかたについて 10.小学校生活科・家庭科における環境教育の展開方法 11.幼児期の環境教育の一環としての森のようちえんの紹介 12.ワークショップ形式で生活環境の改善方法を学ぶ 13.パネルディスカッション方式で、生活環境の改善方法を学ぶ 14.持続可能な社会を目指す教育の在り方を考える 15.生活環境を改善するための教育の在り方を具体的に考える 毎回授業に関する質問・意見・感想等の小レポートを提出してもらう。 評価は主として期末試験 (70%) によるが、授業への取り組み並びに小レ ポートの提出 (30%) を加味して成績評価をする。 授業後のレポート(80%) 、および、授業中の小レポート(20%) 「Do! ソシオロジー〔改訂版〕」有斐閣 指定しない 事前学習:予め教科書の授業予定部分に関して、ざっと目を通しておく こと。 事後学習:授 業内容に関して、教科書の該当部分並びに配付されたレ ジュメ等を復習しておくこと。 自分自身の身近な生活環境問題(大気汚染、水質汚染、ゴミ問題、悪臭、 振動、騒音など)について、事例をとりあげ、簡単なレポートとしてま とめる。また、授業後、身近な生活環境問題を発見し、その解決方法に ついて考える。 47 4 年 次 1.オリエンテーション 2.社会学の方法 3.孤人化する社会と親密性の罠 4.学校から職業へ 5.非行文化を喪失した少年犯罪 6.地域社会の崩壊と再生の模索 7.豊かな社会の格差と不平等 8.社会変動と文化現象 9.世俗化と現代宗教 10.「ジェンダー・フリー」のゆくえ 11.ネオリベラリズムと福祉政策 12.リスク社会の克服 13.21世紀社会と人類の幸福 14.グローバル化と文明の共生 15.まとめ BC4-01 BD4-01 家庭支援論 保育内容総論Ⅰ 4年次(半期)2単位(講義) 4年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 今津 香 担当 現代社会における保育者の役割は多様化し、専門性が問われている。家 庭・地域など視野に入れた支援の在り方や支援体制について理解するた め、事例を通して、家庭支援にかかわる問題や課題をグループ討議し、 意見交流をしながら子育て家庭のニーズに応じた多様な支援を学ぶ。 武田 淳 子どもの生活は遊びであり、遊びながら総合的に心身が発達していく。 「保育内容」とは、保育所や幼稚園において保育の目標を達成するために 展開されるすべての内容を意味するものであり、その内容は「健康・人 間関係・環境・言葉・表現」の5つの領域で示されている。各領域ごとの 教科内容がこの科目を通して総合的に関連づけられるよう示唆するとと もに、子ども理解、保育方法、内容の歴史的変遷等を学びながら、現代 の保育現場が抱える課題について考察、理解することを目指していく。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 4 年 次 ・子育て家庭を取り巻く社会的状況について理解する。 ・子育て家庭支援体制について理解する。 ・グループで意見交流する中で多様な価値観を受け入れる姿勢を身につ ける。 各領域を総合的に理解し、保育の全体構造の理解に基づいて、実践に即 した子どもの理解や保育方法について総合的に捉える視点を養い、また 理解することを目標とする。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 1.オリエンテーション 2.家庭支援とは何か 3.家庭生活を取り巻く社会的状況 4.地域社会の変容と子育て家庭 5.子育て家庭の支援体制 6.子育て家庭支援における関係機関との連携 7.保育所入所児童の家庭への支援① 8.保育所入所児童の家庭への支援② 9.保育所入所児童の家庭への支援③ 10.地域子育て家庭への支援① 11.地域子育て家庭への支援② 12.地域子育て家庭への支援③ 13.要保護児童及びその家庭に対する支援① 14.要保護児童及びその家庭に対する支援② 15.まとめ 1.オリエンテーション 2.保育内容を総論としてとらえる(保育思想) 3.保育内容を総論としてとらえる(保育者の姿勢) 4.乳幼児の理解 5.保育の変遷(1) 6.保育の変遷(2) 7.保育の変遷(3) 8.今日の保育内容の動向 9.保育の特質 10.保育の計画、記録、評価 11.現代保育の課題(1) 12.現代保育の課題(2) 13.多様な子どもに対する保育 14.保育のデザイン 15.総括 授業に取り組む姿勢(50%)、提出物(50%)によって評価する。 学期末レポート(70%) 、小課題と授業への取り組み(30%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「新保育ライブラリ保育内容総論」北大路書房 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ ・保育所保育指針解説書の第6章を読んでおこう。 ・家庭支援論を学び、グループ討論する中で現代の子育て家庭のニーズ を理解し、今後の家庭支援の在り方について認識を深める。 予習の他、授業の都度資料を配布するのでそれを含め復習を行うこと。 48 BD4-02 BD4-03 保育内容総論Ⅱ 在宅保育 4年次(半期)1単位(演習) 4年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 武田 淳 担当 保育内容(総論Ⅰ)で学んだ内容を踏まえて、健康、人間関係、環境、 言葉、表現といった領域が子どもの生活や遊びにどのように関連してい くのか総合的に捉えながらも、その上で、それぞれのテーマに即した演 習を行い、子どもへの指導や援助について討議、考察していく。また、 研究発表を行うことで、自主学習に基づいて学習したことを、より考察 し研究を深めていく。 明神 規子 保育園などの施設で行われる保育に対して、子どもが住み慣れた家で、 母親に代わって行われる「家庭訪問保育」は、施 設で行われる保育と 共通するところもあるが、異なった面も多く、それを行ううえで、独自 の知識や技術が必要となる。ベビーシッターサービスの特徴や、子ども の発達、保健、実践的な保育方法、遊び方など知識や技術を体系的に学 ぶ。 保育内容を総合的に関連させながら、子どもの生活や遊びを、また保育 実践する上での保育者の指導や援助についてを、演習、発表、討議を通 して理解することを目標とする。そして子どもに携わる者として「実践 しながら考察する」力をより高めていくことを目指したい。 ・在宅保育の意義や役割について知る ・家庭訪問保育者として必要な理論と実践を学び、ベビーシッター資格 取得を目標とする 1.オリエンテーション 2.家庭訪問保育概論 3.家庭訪問保育の実務 4.保育マインド 5.家庭における子育て支援 6.さまざまな家庭訪問保育 7.家庭訪問保育における健康支援 8.家庭訪問保育での事故の予防と対応① 9.家庭訪問保育での事故の予防と対応② 10.乳幼児の栄養と食事 11.家庭訪問保育における保育技術① 12.家庭訪問保育における保育技術② 13.ベビーシッターのマネージメント 14.さまざまな家庭訪問保育の事例について 15.総括 研究発表と学期末レポート(50%)、小課題と授業への取り組み(50%) 授業への取り組み50%、レポート50% ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 「在宅保育論 第2版」中央法規 2013 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 授業の都度資料を配布する。授業内容を復習すること。 毎回の授業内容について復習し、次回の授業範囲を予習し、専門用語な どを理解しておくこと 49 4 年 次 1.オリエンテーション 2.遊びからとらえる保育内容(1) 3.遊びからとらえる保育内容(2) 4.「健康」からとらえる保育内容 5.「人間関係」からとらえる保育内容 6.「環境」からとらえる保育内容(1) 7.「環境」からとらえる保育内容(2) 8.「言葉」からとらえる保育内容 9.「表現」からとらえる保育内容(1) 10.「表現」からとらえる保育内容(2) 11.年中行事・園内行事からとらえる保育内容 12.研究発表 13.研究発表 14.研究発表 15.総括 BG4-01 BH4-01 医学一般 道徳教育の理論と実践 4年次(半期)2単位(講義) 4年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 戸田 直美 担当 「医学」という言葉から受ける印象は、病気・病人・診療所・病院と、で きれば避けたいものであり、あまり「よくない」イメージを受ける。ま た、病気の話は自分がその病気にかかっていない限り、あまり興味の湧 くものでもない。一方で、誰もが人生の中で、必ず「関わる」 「お世話に なる」ものでもある。子どもも同様で「健康」と「病気」を繰り返しな がら、成長発達していく。そこで、「 健康 」「病気」というものを通し子 どもをとらえることで、保育園や学校で必要な医学的知識を得る。 藤田 善正 学校だけでなく、家庭や地域を含めた教育全体において、道徳教育がな ぜ必要であるのかというところから掘り起こし、人間がよりよく生き ようとする事実こそが道徳教育であることを明らかにする。その上で、 (1)日本における道徳教育の歴史や最新の動向を概観する。 (2)小学 生の児童に有効な指導方法を発達の視点を踏まえて理解させ、道徳教育 とその周辺領域との関係を把握させる。 (3)実際のモデル授業などを通 して、指導案を書けるようにする。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 「病気」と「健康」を繰り返しながら成長発達している子どもを理解し、 将来療育をしていく園児や生徒の心身の問題を適切に判断できるように する。 (1)人 間の成長にとって、道徳教育が必要な理由を把握させ、小学生 の児童に有効な指導方法を発達の視点を踏まえて理解させる。 (2)道徳教育と「道徳の時間」の関連を理解させ、モデル授業・資料分 析などを通して、指導案を書けるようにする。 (3)道徳と、各教科・領域との関連を把握させる。 (4)道 徳教育と学級経営、生活指導・人権教育との関連、家庭におけ るしつけなど、道徳教育とその隣接領域との関係を把握させる。 4 年 次 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 1.医学とは 2.子どもの日々の健康管理 3.からだのしくみと代表的な疾患 ① 4.からだのしくみと代表的な疾患 ② 5.からだのしくみと代表的な疾患 ③ 6.からだのしくみと代表的な疾患 ④ 7.からだのしくみと代表的な疾患 ⑤ 8.病気時の子どもの心理・親の心理 ① 9.病気時の子どもの心理・親の心理 ② 10.病児保育について ① 11.病児保育について ② 12.病院における保育 ① 13.病院における保育 ② 14.生命について 15.まとめーレポート提出か試験 1.今こそ必要 道徳教育 日本の子どもの現状から 2.日本における道徳教育の歴史と最新の動向 3.道徳性の発達をふまえた道徳教育 4.道徳教育と「道徳の時間」の指導 5. 「道徳の時間」の導入・展開・終末 6.道徳の資料の活用法1(伝記・文学資料) 7.道徳の資料の活用法2(自然・生命を扱った資料) 8.資料分析と発問研究 9.モデル授業を通して(低・中・高) 10.道徳の指導案の書き方 11.各教科・領域と道徳教育 学力向上と道徳教育 12.道徳教育と学級経営(含 いじめなどの諸問題) 13.道徳教育と人権教育 14.家庭や地域社会との連携 15.感動と感化(優れた教育者に学ぶ) 授業への取り組み・態度40%、レポートか試験結果60%での総合評価 学期末試験50% 指導案・小レポート・授業中の発表等を総合したも の50%を合わせて評価する。 適宜資料を配布します 自作教材 事前学習:今までの履修した講義と実習・インターシップ体験から 「 健 康 」 についての学びを総合的に振り返る。 事後学習:復習を行う。 自作教材を事前に配布するので、事前・事後学習として読むことで、講 義内容をより深く学ぶことが可能になる。また、講義の中で参考文献等 も紹介する。 50 BH4-02 BH4-03 野外活動 保育指導法Ⅰ 4年次(半期)2単位(講義) 4年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 高田 昭夫 担当 子どもの野外活動の場は、校・園では、運動場・花壇・学習園・学校ビ オトープなど、校・園外では近くの公園・遊歩道・社寺林・池の端・河 川敷や堤防・海浜や磯などさまざまである。さらに、遠足や林間宿泊で 訪れる場や自然の森・キャンプ場も野外活動のよい機会である。この講 義では、教室外 ( 野外 ) で展開される子どもの活動を支援する教師にとっ て必要な知識と支援のあり方について、実習を交えながら講義を進めて いく。実習は演習室で行う。 東城 大輔 主に幼児教育に関わるこれまでの自身の学習を総括し、どのような保 育・教育を行うのかを明確に意識する。自分自身の保育の方向性を持つ ために、実際の保育現場からの学びや、 「どんな保育がしたいのか」を整 理しイメージすることを行い、学びの記録としてのポートフォリオ作成 を行う。採用試験の面接を意識した形式を取り入れ、学生一人ひとりが 相互に磨き合い、学び合う機会となるように展開される。 ①野外活動に必要な知識や生命や自然と向き合う基礎的な能力を身につ ける。 ②子どもの野外活動 ( 園行事・学校行事 )、特別活動を安全に実施するた めの基礎を学ぶ。 ③自然環境と向き合い環境教育のあり方を理解する。 これまでの自分自身の学びを踏まえて、目指す保育者像・教師像を構築 し、面接等の場面でアピールする力を育てることを基本とする。学生間 相互の学び合いを通して、理想とする保育の展開や、子どもの理解、得 意な保育テーマなどを見つけることで、自己の将来像を明確にし、そし て意識できるようになることを目標とする。 課題レポート(60%) 、成果報告書(20%) 、授業におけるポートフォリ オ(20%) レポートや提出物(60%)、授業への取り組み (40%) として評価を行う。 *罫線が無い無地の A5版ノートを用意してください。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない。 必要な資料は適宜配布する。 「幼児教育方法論入門」健帛社 資料を適宜配布 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前:今までの実習体験やインターンシップ体験などを総合して振り返 り、保育者になる自身の将来像をイメージすること。 事後:保育現場を観察・体験するなどを通して、理想の保育者像をより 明確にすると同時に「保育指導法Ⅱ」に学びをつなげることを意識する こと。 自然との触れ合いや異年齢の交流など,日常的な遊びが,子どもの人間 形成に重要な役割を果たしてきたが,今日の社会の進展や生活の変化 に伴い,子どもにとってそのような遊びの機会や場が減少してきた。こ のため,意図的,計画的に,様々な体験の機会を提供する必要性を考え る。 51 4 年 次 1.オリエンテーション 2.理想の保育者像について 3.保育における基本理念について 4.保育指導の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報 告書を作成する① 5.保育指導の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報 告書を作成する② 6.成果報告書の発表会 7.理想の保育について考える① 8.理想の保育について考える② 9.保育指導の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報 告書を作成する③ 10.保育指導の視点でインターンシップ現地にて視察・調査し、成果報 告書を作成する④ 11.成果報告書の発表会 12.保育者のライフステージに応じた役割、研修、相互啓発 13.保育実践について(子どもとの関わり、手遊び) 14.保育実践について(保護者との関わり) 15.総括(まとめ) 1.オリエンテーション、本講義の目的、評価方法および講義の進め方 2.野外活動とはⅠ 3.野外活動とはⅡ 4.学校教育と自然体験学習 5.自然環境と環境教育Ⅱ 6.自然環境と環境教育Ⅱ 7.野外活動における指導支援の実際(Ⅰ) 8.野外活動における指導支援の実際(Ⅱ) 9.野外活動における指導支援の実際(Ⅲ) 10.野外活動における指導支援の実際(Ⅳ) 11.野外活動における指導支援の実際(Ⅴ) 12.野外活動の年間指導計画の作成について 13.野外活動の実施計画の作成について 14.野外活動の実施計画の作成について ( 発表 ) 15.総括 BH4-04 BH4-05 保育指導法Ⅱ 幼児理解 4年次(半期)1単位(演習) 4年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 担当 小西 由紀子 担当 「ねらい」 「内容」 「方法」は保育を計画、実践、評価するうえでの柱であ る。当授業では、その中の「方法」について、「保育所保育指針」 「幼稚 園教育要領」をもとに、子どもの視点・保育者の視点から考える。さら に保育指導Ⅰで構築した自らの保育観に、4回のインターンシップ現地 での視察・調査を重ね、子どもの年齢、発達、様子などに応じた保育の 実践のための指導について考える。 山田 佳代子 幼児理解の基本的概念を学び、幼児の心身の発達の概要について学ぶ。 具体的には、知的発達、身体・運動の発達、情緒の発達、言語・遊びの 発達などを中心とする。さらに、幼児理解を絵本を通じてアプローチす る。また、幼児期の今日的課題や保育相談などにも言及し、幼児理解を 深めていく。 ①様々な保育の指導について知り、ねらい、内容、子どもの姿に応じた 保育がデザインできる。 ②自らの子ども観、保育観に合った保育の実践のイメージができる。 ③4年間の保育の学びをまとめ、保育者として4月からの保育の指導の核 となる考えを持つ。 幼児を理解するために必要な基本的事項は、まず、発達という観点であ る。そこで、幼児の発達を中心に学び、また、家族や家庭、大人社会の 環境も知り、総合的に幼児理解をしていくことを目標とする。 4 年 次 1.保育における「指導」とは 2.保育の計画と実践 3.子ども理解とは 4.子ども理解(活動の広がり)の視点でインターンシップ現地にて視 察・調査し、成果報告書を作成する① 5.子ども理解の成果報告の発表と振り返り 6.子ども理解(活動の深まり)の視点でインターンシップ現地にて視 察・調査し、成果報告書を作成する② 7.子ども理解を活かす保育者の役割とは 8.子ども主導の保育と保育者主導の保育 9.保育者の子どもへのかかわり(自由活動)の視点でインターンシッ プ現地にて視察・調査し、成果報告書を作成する③ 10.保育者の子どもへのかかわり(一斉活動)の視点でインターンシッ プ現地にて視察・調査し、成果報告書を作成する④ 11.保育者の子どもへのかかわりの視点での成果報告書の発表 12.保護者対応 13.子どもとつくる保育とは① 14.子どもとつくる保育とは② 15.総括 1.オリエンテーション(幼児理解とは) 2.発達とは1 3.発達とは2 4.胎児期から乳児期の心身の発達 5.幼児の心身の発達1 6.幼児の心身の発達2 7.幼児の心身の発達3 8.前半のまとめ 9.幼児の心身の発達4 10.幼児の心身の発達5 11.子どもの遊び1 12.子どもの遊び2 13.気になる子どもの行動と保育相談 14.まとめ 15.総括 成果報告書30点、授業での実践50点、最終レポート20点 授業への取り組み50%、まとめのレポート50% 「幼児教育方法論入門」建帛社 「保育所保育指針解説書」フレーベル館 「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 指定しない 事前:「保育指導法Ⅰ」を受講し、学び得たことをまとめておくこと。 事後:保育現場で多様な指導、多様な子どもへのかかわりができるよう に、学びを自分なりに整理しておくこと。 配付プリントを整理しておくこと。ほぼ毎回、絵本などを紹介しますの で、参考にしてください。 52 BH4-06 BH4-07 教職実践演習(幼・小) 教育実習(幼) 4年次(半期)2単位(演習) 4年次(通年)5単位(実習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 東城 大輔 太田 友子 竹田 清美 担当 教員として必要な教科・教職に関する知識技能を習得するために、①使 命感や社会性等の意義と見識に関する事項、②幼児・児童理解や学級 経営等に関する事項、③教科・保育内容等の指導力に関する事項の取り 組みを中心に、現場の視点を取り入れ、実践的な演習等を中心に展開す る。 東城 大輔 岡本 京子 幼児教育者を目指す心構えを養い、教育実習(幼稚園)の学外指導のた めに、事前の準備や事後の反省に関する協議を行う。幼稚園の現場を経 験し、園児や教職員と直に接し、子どもを指導するための心構えや様々 な仕事の内容を体験し理解する。大学で学んだ理論や技術に加え、実際 の教育現場における体験を通して、自己の子ども観や教育観を深めてい くことを目的とする。学外実習は、幼稚園において4週間行う。 教職課程の個々の科目の履修により習得した専門的な知識・技能を基 に、教員としての使命感や責任感、教育的愛情がいかに重要であるか認 識し、教科指導、生徒指導等の職務を実践できる資質能力を高めるよう に努め、教員として必要な知識技能を習得する。 幼稚園の教育実習についての心構えや姿勢、準備など基本的な要領が会 得できることを目標とする。また、教育実習における目的や内容、方法 などを、幼稚園教育の特質を実際的に理解することができるようになる ことや、実習への実際の参加を通して、自己の保育観の形成に役立てら れるようにする。 実習先からの評価や日誌(60%) 、指導案やお礼状等の提出物(40%) 模擬授業・模擬保育における実技やレポート評価(50%)、課題などの 提出物(50%) ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「幼稚園教育要領」 「小学校学習指導要領」 「保育所保育指針」 「幼稚園教育要領」 資料を適宜配布 ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 事前:実習園について調べておく。実習における課題や目標などを明確 にしておく。 事後:他学生の実習の様子や、実習での反省・課題など情報交換し、自 身の学びを深める。 事前:今まで自分自身が履修した教職課程を manaba 等を活用し振り返 りを行うこと。 事後:習得した知識・技能を実践の場で発揮できるように自分自身で整 理しまとめること。 53 4 年 次 1.オリエンテーション 2.幼稚園教育の理解① 3.幼稚園教育の理解② 4.幼稚園教育の理解③ 5.幼稚園教育実習の心構え① 6.幼稚園教育実習の心構え② 7.幼稚園教育実習の心構え③ 8.幼稚園教育実習の手続き① 9.幼稚園教育実習の手続き② 10.幼稚園教育実習の計画・内容 11.幼稚園教育実習の記録について 12.教育指導案の作成① 13.教育指導案の作成② 14.幼稚園教育実習の形態について 15.実習先へのお礼状の作成の仕方 16.教育実習の振り返り 17.教実習先へのお礼状の作成 18.幼稚園教育実習振り返り① 19.幼稚園教育実習振り返り② 20.幼稚園教育実習振り返り③ 21.幼稚園教育実習振り返り④ 22.幼稚園教育実習振り返り⑤ 23.幼稚園教育実習振り返り⑥ 24.幼稚園教育実習振り返り⑦ 25.幼幼稚園教育実習振り返り⑧ 26.幼稚園教育実習振り返り⑨ 27.幼幼稚園教育と教師の在り方① 28.幼稚園教育と教師の在り方② 29.幼稚園教育と教師の在り方③ 30.総括(まとめ) 1.オリエンテーション 2.教職の意義や教員の役割・職務内容等について 3.「目指す教師像」について 4.社会人としての教師、社会性や人間関係能力について 5.幼児・児童理解と学級経営について 6.学級通信・クラスだよりの作成の手順 7.学級通信・クラスだよりの作成 8.教職員の服務(コンプライアンス)について 9.学校現場を意識した授業作り(模擬授業)① 10.学校現場を意識した授業作り(模擬授業)② 11.学校現場を意識した授業作り(模擬授業)③ 12.幼稚園現場を意識した保育展開(模擬保育)① 13.幼稚園現場を意識した保育展開(模擬保育)② 14.幼稚園現場を意識した保育展開(模擬保育)③ 15.総括(まとめ) BH4-08 BI4-01 教育実習(小) 卒業論文Ⅱ 4年次(通年)5単位(実習) 4年次(通年)4単位(演習) 担当 俵谷 好一 藤田 善正 担当 栗山 誠 赤井 利行 大垣 和永 要 正子 佐伯 知子 坂口 哲司 鈴木 裕子 高橋 篤志 瀧川 光治 田窪 豊 東城 大輔 俵谷 好一 弘田 陽介 深田 直子 宮﨑 加代子 守屋 國光 渡辺 俊太郎 ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪事前・事後学習について≫ ≪事前・事後学習について≫ 小学校の教育者を目指すための授業である。まずは、教育実習に向けて 各自が実習課題を設定して、子ども観や授業への考え方を深める準備を する。続いて、小学校におけて20日間の実習に臨み、子どもの学習や生 活、また、指導者の指導方法の実態を観察しながら担当指導者の下、教 育のあり方、各教科の指導方法について学ぶ。最後に評価表をもとに実 習生活を振り返り、教師としての姿を見つめる機会とする。 学生自身にとって最も関心のあるテーマを卒業論文のテーマとして設定 し、それを探究するにふさわしい方法論を使って卒業論文の完成をめ ざす。これまでの学修や経験を通して獲得した知識、技能の集大成とし て、担当教員の指導の下、研究成果を所定の時期までに提出できるよ う、指導する。 小学校実習で「先生」として子どもにかかわり、指導者の学級経営、教 科等の指導の実際を学びながら、小学校教育の現状や、子どもの実態、 指導の方法等を把握する。さらに、自らの教師としての資質を磨き、指 導力を高めるためにはどうすればいいかを考えることができることを目 標とする。 数ある関心の中から自分にとって最も意味ある関心に絞り込み、自分の 卒業論文のテーマにふさわしい方法論を使って、卒業論文をまとめるこ とができる。卒業論文の執筆を通して保育者及び教育者のあり方を真剣 に考え、その責任の重さとやりがいを実感し、自らの進路を切り拓くこ とができる。 4 年 次 1.小学校教育実習のオリエンテーション 2.小学校実習対象児童理解Ⅰ (低学年) 3.小学校実習対象児童理解Ⅱ (中学年) 4.小学校実習対象児童理解Ⅲ (高学年) 5.学習指導要領についてⅠ 6.学習指導要領についてⅡ 7.実習課題の明確化と実習計画の作成 8.学習指導の内容と方法Ⅰ 9.学習指導の内容と方法Ⅱ 10.実習に向けての演習Ⅰ (指導案作成・模擬授業等) 11.実習に向けての演習Ⅱ 12.実習に向けての演習Ⅲ 13.実習に向けての演習Ⅳ 14.事前学習の総括Ⅰ 15.事前学習の総括Ⅱ 16.実習後のオリエンテーション 17.小学校実習総括Ⅰ 18.小学校実習総括Ⅱ 19.小学校実習総括Ⅲ 20.小学校実習総括Ⅳ 21.小学校実習総括Ⅴ 22.小学校教育の現状と課題Ⅰ 23.小学校教育の現状と課題Ⅱ 24.小学校教育の現状と課題Ⅲ 25.学習指導の教科等の内容と方法Ⅰ 26.学習指導の教科等の内容と方法Ⅱ 27.小学校教育と教師の在り方Ⅰ 28.小学校教育と教師の在り方Ⅱ 29.小学校教育と教師の在り方Ⅲ 30.総括(実習を振り返って) 1.卒業論文Ⅱの進め方―オリエンテーション 2.卒業論文の書き方について概説 3.発表の仕方、討議の仕方について概説 4.演習参加者の関心を出し合い、討議 5.演習参加者の卒業論文の構想発表 (1) 6.演習参加者の卒業論文の構想発表 (2) 7.演習参加者の卒業論文の構想発表 (3) 8.演習参加者の卒業論文の構想発表 (4) 9.演習参加者の卒業論文の構想発表 (5) 10.演習参加者の卒業論文の構想発表 (6) 11.演習参加者の卒業論文の構想発表 (7) 12.演習参加者の卒業論文の構想発表 (8) 13.演習参加者の卒業論文の構想発表 (9) 14.演習参加者の卒業論文の構想発表 (10) 15.総括 16.保育・教育実習体験交流会 17.キャリア支援センターからの講話 18.卒業論文の書き方についての具体的な解説 19.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (1) 20.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (2) 21.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (3) 22.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (4) 23.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (5) 24.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (6) 25.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (7) 26.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (8) 27.演習参加者の卒業論文の草稿の発表 (9) 28.卒業論文の提出の心得 29.卒業論文発表会 30.総括 実習先の評価・日誌等(40%) 授業での取り組みや記録・提出物等 (60%) 卒業論文の内容の評価 50%、卒業論文発表会での出来栄え 30%、 構想・草稿発表 20% 「小学校学習指導要領」文部科学省 必要に応じて資料を配付する。 特に指定しない。 事前学習:実習校での本実習を有意義なものにするために、実習の意義 や心構えを学ぶ。 事後学習:実習を振り返り、教職の魅力を感じとる。さらに「教職実践 演習」の講義へとつないでいく。 計画的に粘り強く卒業論文を執筆し、推敲に推敲を重ねること。 54 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 BJ1-01 BJ2-01 特別支援教育総合演習 特別支援教育総論 1年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 高田 昭夫 奥田 正治 担当 特別支援教育の理念と教育制度、障がいのある子どもの発達の基本原 理、発達過程、教育課程、指導の原理と方法、早期発見・早期支援の取 組等についてについて概説する。 小椋 たみ子 守屋 國光 特別支援教育とは何かを福祉・医療・労働等の動向を交えながら論じ、 障害種別に教育の現状を紹介し、望ましい教育的支援の在り方について 検討する。 障害のある幼児の保育や児童・生徒の教育に携わる人材として必要とな る基礎的・基本的な知識・理解を身に付け、特別支援教育に意欲的に取 り組もうとする態度を養う。 特別支援教育の理念や制度を理解する。個別の教育支援計画を作成する 必要性や特別支援教育コーディネーターの役割を理解する。障害種別に みた教育の現状と課題を考える。 1.特別支援教育の理念と制度と歴史 2.福祉・医療・労働等の現状と課題 3.特別支援教育コーディネーターの役割 4.個別の教育支援計画と個別の指導計画 5.障害児の理解と教育 (1) 視覚教育 6.障害児の理解と教育 (2) 聴覚障害 7.障害児の理解と教育 (3) 知的障害 8.障害児の理解と教育 (4) 肢体不自由 9.障害児の理解と教育 (5) 病弱・身体虚弱 10.障害児の理解と教育 (6) 言語障害 11.障害児の理解と教育 (7) 自閉症・情緒障害 12.障害児の理解と教育 (8) 重複障害 13.障害児の理解と教育 (9)LD・ADHD 等 14.アセスメントと主要な検査 15.総括 授業への取り組み・討議への参加状況50%、レポート提出50%によっ て総合的に評価する。 毎回の感想文(20%)と試験(80%)により評価する。 ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 「自我発達論 - 共生社会と創造的発達 -」風間書房 「特別支援教育総論」風間書房 55 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.障害の概念と特別支援教育の対象となる子ども 2.特別支援教育制度の変遷 3.特別支援教育制度の現状 4.人間の尊厳性と人間の本質的特徴 5.子どもの発達の捉え方 6.発達障害を起こす要因 7.障害の早期発見・早期対応の取組 8.障害のある子どもの発達の基本原理 9.子どもの発達過程 10.子どもの自我発達 11.障害のある子どもとその環境(母親の養育行動、家族) 12.特別支援教育における教育課程の特徴(1) 13.特別支援教育における教育課程の特徴(2) 14.特別支援教育における合理的配慮 15.総括 BJ3-01 BJ3-02 知的障害者の心理・生理・病理 肢体不自由者の心理・生理・病理 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 加藤 佳也 野口 佳子(オムニバス) 担当 基本的な医学的知識と知的障害の疾患の代表的なものについて、合併す る肢体不自由、病弱領域も一部含めて講述する。また、知的障害者の心 理について概説する。 船戸 正久 武部 綾子 小田 浩伸(オムニバス) 肢体不自由者の病態理解のために必要な医学的基礎知識を、合併する知 的障害、病弱領域も一部含めて講述する。また、肢体不自由者の心理に ついて概説する。 大脳の解剖・生理の基礎的知識を学ぶ。知的障害の原因となる代表的な 疾患を、合併する肢体不自由、病弱領域も一部含めて理解する。知的障 害者の心理について理解を深める。 肢体不自由者の病態理解のために必要な医学的基礎知識を、合併する知 的障害、病弱領域も一部含めて学ぶ。肢体不自由者の心理について理解 を深める。 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.人体の遺伝学と発生学 2.大脳の解剖・生理(1)表面 3.大脳の解剖・生理(2)中心部 4.知的障害をきたす疾患(遺伝性疾患) 5.知的障害をきたす疾患(染色体異常) 6.知的障害をきたす疾患(胎芽病、胎児病、周産期疾患) 7.知的障害をきたす疾患(難治てんかん) 8.知的障害をきたす疾患(精神遅滞を伴う自閉症) 9.知的障害者の知能の評価と特徴 10.知的障害者の概念・思考の特徴 11.知的障害者の学習能力の特徴 12.知的障害者の性格・行動の特徴 13.知的障害者の職業 14.知的障害者の家族の心理 15.総括 1.運動系・神経系の解剖・生理(1)脊髄 2.運動系・神経系の解剖・生理(2)脳 3.肢体不自由者をきたす神経疾患(脳性麻痺) 4.肢体不自由者をきたす神経疾患(二分脊椎症、重症筋無力症) 5.肢体不自由者をきたす筋疾患(筋ジフトロフィー症) 6.肢体不自由者をきたす整形外科的疾患(脊椎カリエス、関節結核) 7.肢体不自由者をきたす整形外科的疾患(胎性軟骨発育異常、骨形成不全) 8.肢体不自由者をきたす整形外科的疾患(ペルテス病、先天性股脱、関節 リウマチ、脊柱側彎症) 9.肢体不自由者の概念・思考の特徴 10.肢体不自由者の知能の特徴 11.肢体不自由者の学習能力の特徴 12.肢体不自由者の性格・行動の特徴 13.肢体不自由者の職業 14.肢体不自由者の家族の心理 15.総括 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 56 BJ3-03 BJ3-04 病弱者の心理・生理・病理 知的障害教育論Ⅰ 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 永井 利三郎 内山 順子 平賀 健太郎 ( オムニバス ) 担当 病弱者の小児医学の代表的な疾患を中心に、合併する知的障害、肢体不 自由領域も一部含めて講述する。また、病弱者の心理について概説す る。 高田 昭夫 知的障害教育への素養を育む契機となるように、知的障害教育の歴史、 現状と課題、教育課程、個別の教育支援計画について講述する。 病弱者を医学的に扱う小児医学を、合併する知的障害、肢体不自由領域 も一部含めて学び、代表的な疾患を理解する。病弱者の心理について理 解を深める。 知的障害教育の歴史と現状と課題を知る。知的障害教育における教育課 程と個別の教育支援計画の実際を理解する。 1.知的障害教育の歴史 2.知的障害教育の現状と課題(1)現状 3.知的障害教育の現状と課題(2)課題 4.知的障害教育の現状と課題(3)まとめ 5.知的障害教育の教育課程(1)背景 6.知的障害教育の教育課程(2)実際と展開①学習指導要領と教育課程 7.知的障害教育の教育課程(3)実際と展開②自立活動 8.知的障害教育の教育課程(4)課題 9.知的障害教育の教育課程(5)まとめ 10.知的障害教育における個別の教育支援計画(1)歴史的背景 11.知的障害教育における個別の教育支援計画(2)実際と課題①個別の教育支援計画 と教育課程 12.知的障害教育における個別の教育支援計画(3)実際と課題②実態把握の方法 13.知的障害教育における個別の教育支援計画(4)実際と課題③関係機関等との連携 14.知的障害教育における個別の教育支援計画(5)個別の教育支援計画の作成演習 15.総括 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 57 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.感染症(ウイルス性、細菌性、真菌性) 2.心疾患、腎疾患 3.血液疾患(白血病、紫斑病、血友病) 4.内分泌疾患 5.膠原病、てんかん 6.消化器疾患、呼吸器疾患(気管支炎、肺炎、結核) 7.アレルギー性疾患(喘息、アトピー) 8.その他の疾患 9.病弱者の代表的な疾患別の心理 10.病弱者のセルフケア行動(アドヒアランスを高める方法) 11.健康行動理論による心理的支援 12.病弱者の復学における課題 13.病弱者の自尊感情の問題 14.病弱者の家族支援の問題 15.総括 BJ3-05 BJ3-06 肢体不自由教育論Ⅰ 病弱教育論 3年次(半期)2単位(講義) 3年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 長沼 俊夫 担当 肢体不自由教育への素養を育む契機となるように、肢体不自由教育の歴 史、現状と課題、教育課程、個別の教育支援計画について講述する。 丹羽 登 松石 純代(オムニバス) 病弱教育への素養を育む契機となるように、病弱教育の歴史、現状と課 題、教育課程、個別の教育支援計画および指導の実際について講述す る。 肢体不自由教育の歴史と現状と課題を知る。肢体不自由教育における教 育課程と個別の教育支援計画の実際を理解する。 病弱教育の歴史と現状と課題を知る。病弱教育の教育課程について理解 を深める。個別の教育支援計画と指導計画の実際を理解する。 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.肢体不自由教育の歴史 2.肢体不自由教育の現状と課題(1)現状 3.肢体不自由教育の現状と課題(2)課題 4.肢体不自由教育の現状と課題(3)まとめ 5.肢体不自由教育の教育課程(1)背景 6.肢体不自由教育の教育課程(2)実際と展開①学習指導要領と教育課程 7.肢体不自由教育の教育課程(3)実際と展開②自立活動 8.肢体不自由教育の教育課程(4)課題 9.肢体不自由教育の教育課程(5)まとめ 10.肢体不自由教育における個別の教育支援計画(1)歴史的背景 11.肢体不自由教育における個別の教育支援計画(2)実際と課題①個別の教育支援計画 と教育課程 12.肢体不自由教育における個別の教育支援計画(3)実際と課題②実態把握の方法 13.肢体不自由教育における個別の教育支援計画(4)実際と課題③関係機関等との連携 14.肢体不自由教育における個別の教育支援計画(5)個別の教育支援計画の作成演習 15.総括 1.病弱教育の歴史 2.病弱教育の現状と課題(1)現状 3.病弱教育の現状と課題(2)課題 4.病弱教育の現状と課題(3)まとめ 5.病弱教育の教育課程(1)背景 6.病弱教育の教育課程(2)学習指導要領と教育課程 7.病弱教育の教育課程(3)自立活動 8.病弱教育の教育課程(4)課題とまとめ 9.病弱教育における個別の教育支援計画(1)実態把握の方法 10.病弱教育における個別の教育支援計画(2)関係機関等との連携 11.病弱教育における個別の教育支援計画(3)個別の教育支援計画の 作成演習 12.病弱教育における個別の指導計画の説明と作成演習 13.病弱児の指導の在り方と指導事例 14.職業教育と進路指導 15.情報機器等を活用した指導 レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 58 BJ3-07 BJ3-08 視覚障害者の心理・生理・病理 聴覚障害者の心理・生理・病理 3年次(半期)1単位(講義) 3年次(半期)1単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 鈴木 裕子 中村 貴志 ( オムニバス ) 担当 視覚器の解剖・生理、視機能の評価法、視覚障害の原因疾患について講 述する。また、視覚障害者の心理について概説する。 坂下 哲史 西山 健 安達 康貴(オムニバス) 聴覚器官の解剖・生理、聴力検査法、聴力障害の原因疾患について講述 する。また、聴覚障害者の心理について概説する。 視覚障害についての医学的な基本事項について理解する。視覚障害者の 心理について理解を深める。 聴覚障害についての医学的な基本事項について理解する。聴覚障害者の 心理について理解を深める。 1.聴覚器官の解剖・生理 2.聴力検査と診断法 3.聴覚障害の原因疾患 4.聴覚障害児の言語・認知発達 5.聴覚障害児の学力と社会性の発達 6.手記からみた聴覚障害者の心理的問題 7.聴覚障害者の自我発達と障害受容 8.聴覚障害者の発達課題(家庭、学校、地域社会) レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 59 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.視覚器の解剖・生理 2.視機能の評価法(視力、視野) 3.視 覚障害の原因疾患(眼瞼、涙器、結膜、角膜、強膜、ぶどう膜、 網膜、硝子体、水晶体の疾患) 4.視覚障害の原因疾患(緑内障、視神経・視覚路、外眼筋の疾患) 5.視覚障害と知覚(視知覚、触知覚、聴知覚、障害物知覚) 6.視覚障害児の運動発達の課題とその援助 7.視覚障害児のコミュニケーション発達の課題とその援助 8.視覚障害の発現時期と障害の受容 BJ3-09 BJ3-10 視覚障害教育論 聴覚障害教育論 3年次(半期)1単位(講義) 3年次(半期)1単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 担当 金森 裕治 担当 視覚障害教育の歴史、現状と課題、内容と方法について論じ、視覚障害 教育の在り方を検討する。 杉田 律子 武田 修(オムニバス) 聴覚障害教育の歴史、現状と課題、内容と方法について論じ、聴覚障害 児教育の在り方を検討する。 視覚障害教育の歴史、現状と課題、内容と方法についての基礎的な知識 を身につけることを目標とする。 聴覚障害教育の歴史、現状と課題、内容と方法についての基礎的な知識 を身につけることを目標とする。 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.視覚障害の定義と視覚障害教育 2.視覚障害教育の歴史 3.視覚障害教育の現状と課題 4.視覚障害教育の教育課程 5.視覚障害児の文字の読み書きの指導法 6.視覚障害児の言語と事物・事象との対応の指導法 7.視覚障害児の話しことば・書きことばの理解と表現の指導法 8.自立活動と個別の指導計画 1.聴覚障害の定義と聴覚障害児教育 2.聴覚障害教育の歴史 3.聴覚障害教育の現状と課題 4.聴覚障害教育の教育課程 5.聴覚障害児の実態把握方法(聴力、言語発達) 6.聴覚障害児の言語指導(聴覚口話法、手話法) 7.聴学障害児の学習指導 8.自立活動と個別の指導計画 評価は発表の内容・参加態度(40%)とレポート(60%)に基づいて評 価する。 2回のレポート(100%)により評価する。 レジュメを配布する。 ろう育科学会(編) 「聴覚障害教育の歴史と展望」 (風間書房) 60 BJ4-01 BJ4-02 知的障害教育論Ⅱ 肢体不自由教育論Ⅱ 4年次(半期)2単位(講義) 担当 4年次(半期)2単位(講義) 高田 昭夫 担当 ≪授業の概要≫ 森 良子 ≪授業の概要≫ 知的障害教育の実践をふまえ、その実際と展開を講述する。そこにある 背景や課題を提起し、知的障害教育の独自性を理解させ、実りある展開 を図るための知識及び技術を提示する。 肢体不自由教育の実践をふまえ、その実際と展開を講述する。そこにあ る背景や課題を提起し、肢体不自由教育の独自性を理解させ、実りある 展開を図るための知識及び技術を提示する。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 肢体不自由教育の実際を知る。肢体不自由教育における独自性について 理解を深める。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 1.知的障害教育における個別の指導計画の説明と作成演習 2.知的障害児の指導法と指導事例(1)教科指導 3.知的障害児の指導法と指導事例(2)健康の保持 4.知的障害児の指導法と指導事例(3)心理的な安定 5.知的障害児の指導法と指導事例(4)人間関係の形成 6.知的障害児の指導法と指導事例(5)環境の把握 7.知的障害児の指導法と指導事例(6)身体の動き 8.知的障害児の指導法と指導事例(7)コミュニケーション 9.知的障害児の指導法と指導事例(8)領域・教科を合わせた指導 10.知的障害児の指導法と指導事例(9)職業教育と進路指導 11.知的障害児の指導法と指導事例(10)情報機器の活用 12.知的障害児の指導法と指導事例(11)家庭との連携 13.知的障害児の指導法と指導事例(12)地域との連携 14.知的障害児の指導法と指導事例(13)関係機関等との連携 15.総括 1.肢体不自由教育における個別の指導計画の説明と作成演習 2.肢体不自由児の指導法と指導事例(1)教科 3.肢体不自由児の指導法と指導事例(2)運動・動作 4.肢体不自由児の指導法と指導事例(3)コミュニケーション 5.肢体不自由児の指導法と指導事例(4)日常生活動作 6.肢体不自由児の指導法と指導事例(5)補装具、自助具 7.肢体不自由児の指導法と指導事例(6)医療的ケアと健康管理 8.肢体不自由児の指導法と指導事例(7)職業教育と進路指導 9.肢体不自由児の指導法と指導事例(8)情報機器の活用 10.肢体不自由児の指導法と指導事例(9)家庭との連携 11.肢体不自由児の指導法と指導事例(10)関係機関等との連携 12.肢体不自由教育における訪問教育(1)歴史的背景 13.肢体不自由教育における訪問教育(2)現状 14.肢体不自由教育における訪問教育(3)課題 15.総括 レポートや提出物(60%)、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レポートや提出物(60%) 、授業への取り組み(40%)として評価を行 う。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 61 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 知的障害教育の実際を知る。知的障害教育における独自性について理解 を深める。 BJ4-03 BJ4-04 重複障害者等の心理・生理・病理 重複障害等教育論 4年次(半期)2単位(講義) 4年次(半期)2単位(講義) 担当 船戸 正久 佐島 毅 守屋 國光 担当 須田 正信 上村 逸子 伊丹 昌一(オムニバス) 種村 純 小西 喜朗 ( オムニバス ) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪授業で使用する教科書≫ ≪授業で使用する教科書≫ 重複障害児、情緒障害児、言語障害児、発達障害児の病態理解のために 必要な基本的知識について講述する。また、重複障害児、情緒障害児、 言語障害児、発達障害児の心理について概説する。 重複障害、情緒障害、言語障害、発達障害の教育の歴史、現状と課題、 内容と方法について論じ、各教育の在り方を検討する。 重複障害児、情緒障害児、言語障害児、発達障害児の病態理解のために 必要な基本的知識について学ぶ。重複障害児、情緒障害児、言語障害 児、発達障害児の心理について理解を深める。 重複障害、情緒障害、言語障害、発達障害の教育の歴史、現状と課題、 内容と方法についての基礎的な知識を身につけることを目標とする。 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.重複障害児の生理・病理 2.情緒障害児の生理・病理 3.言語障害児の生理・病理 4.発達障害児の生理・病理 5.重複障害の定義と種類 6.重複障害児の心理 7.情緒障害の定義と種類 8.情緒障害児の心理 9.言語障害、発達障害と神経心理学 10.言語障害の定義と種類 11.言語障害児の心理 12.LDの定義とLD児の心理 13.ADHDの定義とADHD児の心理 14.高機能自閉症等の定義とその特徴 15.発達障害児の心理的評価 1.重複障害教育の歴史 2.重複障害教育の現状と課題 3.重複障害教育の教育課程と個別の指導計画 4.重複障害児の指導の実際 5.情緒障害教育の歴史 6.情緒障害教育の現状と課題 7.情緒障害教育の教育課程と個別の指導計画 8.情緒障害児の指導の実際 9.言語障害教育の歴史 10.言語障害教育の現状と課題 11.通級指導教室の教育課程と個別の指導計画 12.言語障害児の指導の実際 13.発達障害教育の歴史と現状と課題 14.LD、ADHDの児童の個別の指導計画と指導の実際 15.高機能自閉症、アスペルガー症候群の児童の個別の指導計画と指導 の実際 5回のレポート(100%)により評価する。 4回のレポート(100%)により評価する。 レジュメを配布する。 レジュメを配布する。 62 BJ4-05 教育実習(特支) 4年次(通年)3単位(実習) 担当 高田 昭夫 ≪授業の概要≫ 支援が必要な児童生徒の理解(実態把握)の方法と、具体的支援の方法 を実践的に学ぶ。 ≪学生の到達目標≫ 講義を通して学んできた特別支援教育の理念を、教育実践につなぐこと を目的とする。 ≪授業計画≫ 特別支援学校教諭 一種免許状課程科目 1.教特別支援学校教育実習のオリエンテーション 2.特別支援教育の現状と課題 3.特別支援学校の経営・障害のある子どもの理解 4.教育的ニーズに対応した指導(1) 5.教育的ニーズに対応した指導(2) 6.個別の指導計画・個別の教育支援計画について 7.学習指導案の作成(1) 8.学習指導案の作成(2) 9.障害のある子どもの観察と記録 10.観察のポイントと記録の方法(1) 11.観察のポイントと記録の方法(2) 12.観察のポイントと記録の方法(3) 13.教育実習体験報告書作成 (1) 14.教育実習体験報告書作成 (2) 15.教育実習の総括 ≪成績評価の方法≫ 勤務態度、指導計画、指導技術、児童生徒に対する態度、集団活動の把 握と指導、学級経営の理解と参加、実習記録の整理、の7項目で評価す る。 ≪授業で使用する教科書≫ 指定しない 63 大学院 博士前期課程 1年次 MA1-01 MC1-01 教育学特論 保育学特論 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 山﨑 高哉 担当 乳幼児期は人間の生涯の出発点に当たり、保育及び幼児教育は生涯にわたる 人間形成の重要な基盤をなす。本講では、まず、保育と教育との関係につい て考察し、次に、乳幼児期の人間学的特徴と保育・教育の必要性を明らかに する。最後に、今日における日本と世界における乳幼児教育の改革の動向に 触れる。 大方 美香 乳幼児期は人との交流を通して、生涯にわたる人格形成の基礎となる人との 関係をつくる大切な時期である。具体的な保育課程の編成を学び、現代社会 の課題を含めて保育の構造を学ぶ。ここでは乳幼児期の保育における生活と 遊びという体験の多様性、関連性をめざした保育の実践理論を学び、高度な 保育・教育力のある人材とは何かを考える。また、子育て支援(幼稚園・保 育所・子育て支援・在宅保育・一時預かり)や保育者の役割について、理論 と実践面から研究する。 高度な保育・教育を目指し、生涯にわたる人間形成における保育及び幼 児教育の重要性を認識し、使命感と誇りをもって、保育及び幼児教育の 現場で活躍し、指導的役割を果たしうる高度な専門的知識・技能と豊か で繊細な感性並びに人間的魅力を培う。 高度な保育・教育を目指し、乳幼児保育の意義を、子どもの生活と遊び という保育内容及び保育課程という保育の構造の視点から課題意識を もって討議を行う。あわせて、保育者の社会的責任、子育て支援という 幼児保育の役割について研究することを目的とする。 1.本講は何を問題とするかーオリエンテーション 2.保育と教育との関係①まもる / たすけること、そだつ / そだてるこ と 3.保育と教育との関係②おしえること、そだつ / そだてること 4.人間学的に見た乳幼児の特徴①新生児の「有能さ」 5.人間学的に見た乳幼児の特徴①新生児の「有能さ」 6.人間学的に見た乳幼児の特徴②母子相互作用 7.人間学的に見た乳幼児の特徴②母子相互作用 8.人間学的に見た乳幼児の特徴③自発性・活動性 9.人間学的に見た乳幼児の特徴③自発性・活動性 10.人間学的に見た乳幼児の特徴④自己認識の成立 11.人間学的に見た乳幼児の特徴④自己認識の成立 12.人間学的に見た乳幼児の特徴④自己認識の成立 13.世界における保育・幼児教育の改革の動向 14.日本における保育・幼児教育の改革の動向①改革前史 15.日本における保育・幼児教育の改革の動向②幼保一体化 1.乳幼児保育を研究するとは ( 保育の構造 ) 2.乳幼児保育を研究するとは(保育と子育て支援) 3.乳幼児期の保育 ( 生活の研究 ) 4.乳幼児期の保育 ( 遊びの研究 ) 5.保育の計画(乳児期の研究) 6.保育の計画(幼児期の研究) 7.保育課程の編成と指導計画(子どもの育ちから考える) 8.保育課程の編成と指導計画(子どもの遊びから考える) 9.子育ての支援(幼稚園・保育所における内容と課題) 10.子育ての支援(子育て支援センターにおける内容と課題) 11.多様な子育て表現と保育(在宅保育の内容と課題) 12.多様な子育て表現と保育(一時預りの内容と課題) 13.保育者に求められること(専門性からの研究) 14.保育者に求められること(人としての研究) 15.総括(研究内容をプレゼンテーションする) レポート試験 80%、授業参画20% で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 教科書は特に指定しない。必要に応じて資料を配布する。 1.倉戸直実監修・大方美香編著 「乳児保育」 聖公会出版 平成21年3月31日 2.秋 田喜代美・能智正博・藤江康彦編「はじめての質的研究法―教育・学習編」 2007 3.秋田喜代美「保育の心もち」ひかりのくに、2005 4.河邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 5.東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集「今日から明日へ つながる保育―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書林、 2009 6.無藤 隆「幼児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 7.日本乳幼児教育学会編集「乳幼児教育学研究」第1~18号 1990~2008 8.株式会社ベネッセコーポレーション次世代育成研究所 「幼児教育・保育についての基本調査報告書 ( 幼稚園編・保育所編 )」2009年8月 9.尾木まり「一時預かり事業のあり方に関する調査研究平成20年度」平成20年3月 10.尾木まり「一時預かり事業のあり方に関する調査研究平成21年度」平成21年3 月 65 MCB-02 MA1-03 幼児教育学特論 発達心理学特論 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 玉置 哲淳 担当 幼児教育の全体的な概説を保育内容とその指導のあり方に焦点を当て、保育内容をどう組織し保育法を考える。 現在、多くの現場では保育内容は国の基準である保育所保育指針及び幼稚園教育要領に基づいているために幼児 教育学はこれらの解釈に基づいて検討されていることが多い。そこで、本授業では幼児教育学では指針や要領を どう受け止め幼児教育の方向性を示唆しているのかをわが国の研究者の著作を参照する。参考図書に上げたよう な業績を出来るだけ広く学ぶことを通して幼児教育のありかたを検討する手がかりとすることを目的とする。 保育現場経験者にとっては自分の保育の屋台骨は何だったのかを振り返り評価することにつながり、専門性に基 づく自分の幼児教育の理論を自覚的に保育現場に返せる討論を行いたい。 小椋 たみ子 特に乳幼児期の子どもの発達について言語発達を通して概説する。本講義で は言語獲得の基盤となる音声知覚の発達、認知発達、社会性の発達、運動発 達や話しことばや書きことばの獲得の過程、言語と思考の関係などについて 概説する。人格発達の基盤となる言語能力のゆたかな発達を育むには養育者 や保育者がどのように子どもにかかわり、どのような環境設定が重要かにつ いての基礎知識を提供する。比較認知、比較文化、比較言語学的視点からの 研究も紹介する。 1)現代の幼児教育の課題を保育内容・保育方法から考える発想を持つ。 2)現代の幼児教育の主要な言説を知り、評価する専門的な力を持つ、 3)さらに、2)を通して自分の保育実践のありかたを振り返る専門性 を持つ 人間が生まれながらにもつ生得的能力と環境との相互作用により人間は 発達していくこと、また、環境からの働きかけがいかに重要であるかに ついて言語の発達を通して学ぶ。子どものゆたかな発達を育むための保 育、幼児教育の基礎となる知識を習得する。 1.現代の幼児教育の課題―認定子ども園が提起することー 2.保育内容・保育方法に着目した保育研究の課題 3.保育所保育指針をどう読むか 4.幼稚園教育要領をどう読むか 5.幼保連携型認定こども園教育・保育要領をどう読むか 6.現代の幼児教育を読み解くキーワード(保育か教育か、指導か援助 か、子ども中心か系統性か、保育者は積極的な関わりか、指導計画 と実践の関係など)、 7.主要な幼児教育学の言説を読み解く① ② 8.主要な幼児教育学の言説を読み解く③ ④ 9.主要な幼児教育学の言説を読み解く⑤ ⑥ 10.主要な幼児教育学の言説を読み解く⑦ ⑧ 11.主要な幼児教育学の言説を読み解く⑨ ⑩ 12.キーワードを使って整理する① 13.キーワードを使って整理する② 14.キーワードを使って整理する③ 15.幼児教育の方向性について 1.言語の役割 、言語獲得理論について概説する。 2.発達における生得性と経験の役割について論ずる。 3.言語獲得を可能にする赤ちゃんのすぐれた知覚、認知能力の研究を 概説する。 4.ヒト以外の動物の認知、特にチンパンジーの認知能力と記号獲得に ついて概説する。 5.脳の構造、脳の発達と心理的機能の発達について概説する。 6.音声知覚、音韻の発達について概説する。 7.言語獲得の基盤としての社会的認知能力とコミュニケーション能力 の発達について概説する。 8.言語獲得の基盤としての物理的世界の認知能力、運動能力について 概説する。 9.語彙の獲得について概説する。 10.文法発達について概説する。 11.語用の発達について概説する。 12.言語発達の個人差とその要因について概説する。 13.養育者の言語入力と言語発達について概説する。 14.書き言葉の発達、言語と思考の関係について概説する。 15.保育の質が言語発達へ及ぼす影響について概説する。 レポート提出・研究発表70%、授業参画30% 日常点50%とレポート50%で評価する。 教科書:岩立志津夫・小椋たみ子 (2005)「よくわかる言語発達」 ミネ ルヴァ書房 . 必要に応じて資料を配布する。 参考書:秦野悦子 ( 編 ) (2001)「ことばの発達入門」大修館書店 . 参考書:小林春美・佐々木正人(編)(2008)「新・子どもたちの言語獲 得」大修館書店 . 参考書:子安増生 (2011)「発達心理学特論」 放送大学振興会 参考書:Vauclair J. (2012) 「乳幼児の発達 運動・知覚・認知」 ( 明和政子 , 監訳・鈴木光太郎 , 訳 ) 新曜社 . 参考書:内田伸子 (1999)「発達心理学―ことばの獲得と教育」 岩波 書店 . 1.玉置哲淳 指導計画の考え方とその編成方法 北大路書房文部科学省幼稚園教育 要領解説 フレーベル館 2.厚生労働省 保育所保育指針解説 フレーベル館 3. 文部科学省教育課程課幼児教育課編集平成22年度幼稚園教育の動向および平成21年度 研究集録東洋館出版社2010.12初等教育資料868 幼稚園教育年鑑、4.荘司雅子幼児 教育学柳原書店1985.2幼児教育学講座、5.村上泰治編著幼児教育学学文社1995.31 版4刷教育演習双書5、6.長瀬美子鈴木由美子編幼児教育学総論玉川大学出版部 1999.10・幼児教育におけるカリキュラム・デザインの理論と方法、7.神長美津子 塩谷香編著教育課程・保育課程論光生館2010.12新保育シリーズ、8.柴崎正行 , 戸 田雅美 , 増田まゆみ編保育課程・教育課程総論ミネルヴァ書房2010.10最新保育講座 5、9.小田豊新しい時代を拓く幼児教育学入門 : 幼児期にふさわしい教育の実現を 求めて東洋館出版社2001.8、10.森上史朗 , 阿部明子編著幼児教育課程・保育計画 総論 建帛社1991.9、11.岸井勇雄著幼児教育課程総論同文書院1990.3、12.小田 豊 , 神長美津子編著教育課程総論幼児教育建帛社2011.4、13.戸田雅美 , 佐伯一弥編 著保育課程論北大路書房2011.3再版新保育ライブラリ、14.岸井勇雄 , 横山文樹著あ たらしい幼児教育課程総論同文書院2011.4 受講生の推薦可 66 MA1-04 MA1-05 小児医学特論Ⅰ 子ども心身医療特論Ⅰ 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 鈴木 裕子 担当 少子化が進行する現在日本の人口動態や国民衛生の動向には、常に関心を持 つ。子どもの身体的・生理的特性を各年齢区分に応じて理解し、その上で子 どもが病気になった時に示す様々な症状・徴候を速やかに把握、的確に評価 する。子どもが罹患しやすい代表的な疾患を学習して、保育能力の向上に努 める。身体的な面からだけでなく、子どもの心のケアにも対応できるよう努 める。予防接種を中心とした予防医学の現状を把握し、その積極的な推進方 法、相談技法が培えるよう学習する。 山内 順子 子どもが健全な体と心とをもって成育するのを支援できるように、子どもの 発育段階を十分に理解し、各年齢層での成長・発達の特徴を学習する。最近 は子どもの「心」に焦点が過剰に当てられているが、幼児から学童にかけて は、体を通した心の成長が最も求められることが忘れられているので、心身 医学的思考を組み込んだ、療育・教育が必須という考えを学習させる。子ど もの成長を心に偏ることなく、心身両面からみていくことは、あらゆる面で 必要であることを理解させる。 日常よく見る子どもの様々な症状の的確な把握と評価、適切な初期対 応、医療機関との連携など、子どもの健康を第一線で担うという自覚と 高度な保育能力の涵養に努力する。また子ども理解を含め、現在社会で 問題になっている様々な保健・医療問題が理解できるように基礎知識の 充実を図ることを目的とする。 心身医療の本質を理解する。 1.人口動態、小児期の区分、身体の特徴 2.子どもの成長 3.子どもの発達 4.子どもの口腔衛生 5.事故防止 6.喫煙の害、受動喫煙 7.子どもの病気の主要症状1 8.子どもの病気の主要症状2 9.子どもの病気(呼吸器疾患1) 10.子どもの病気(呼吸器疾患2) 11.子どもの病気(消化器疾患) 12.子どもの病気(栄養、肥満) 13.予防接種 14.子どもの病気(学校感染症1) 15.教科のまとめ 1.体から心を考える 2.感覚の重要性(特に触覚) 3.心身医療の目指すもの 4.日本文化の中の子育て 5.虐待といじめ 6.発達障碍(1) 7.発達障碍(2) 8.心身医療の現場(陪席) 9.心身医療の現場(陪席) 10.心身医療の現場(陪席) 11.医学モデル・教育モデル・心理モデルの違い 12.心身症 13.神経症・精神病 14.慢性疾患を持った子ども 15.病児の親との付き合い 課題レポート50%、授業への取り組み50% 受講態度30%、関心の持ち方30%、報告40% 参考書:小児科学(金芳堂)、小児保健研究、日本小児科学会雑誌、日本 医師会雑誌等 冨田和巳「小児心療内科読本―わたしの考える現代の子ども」 (医学書院) その他 67 MA1-06 MA1-07 保育研究調査法Ⅰ 保育研究調査法Ⅱ 1年次(半期)1単位(演習) 1年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 渡辺 俊太郎 担当 保育・教育に関する研究には、統計的手法の調査で収集した量的データを用 いる方法と、自由記述やインタビューから得られた質的データを用いる方法 がある。この科目では、前者の量的データを用いて研究を行うために必要な 統計に関する理論を学ぶとともに、実際の統計手法を実践するための演習を 行う。相関・カイ二乗検定・t 検定・1要因分散分析について学び、推測統 計における仮説検定の考え方を習得する。 瀧川 光治 保育・教育に関する研究には、統計的手法の調査で収集した量的データを用 いる方法と、観察記録や自由記述やインタビューから得られた質的データ、 さらには歴史的な研究や文献調査のように文献資料を用いる方法がある。こ の科目では、後者の質的データや文献資料を用いて研究を行うために必要な 理論を学ぶとともに、実際の調査手法を実践するための演習を行う。 研究データの収集と解析に必要な統計理論について学ぶことを通して、 研究目的に応じた調査や分析の計画について理解を深める。統計ソフト SPSS を用いた分析の演習を通して、適切なデータ分析の実践を行うた めの知識やスキルを身につける。 1.保育・教育分野の質的データを扱う研究方法について説明できる。 2.研究方法に即して、質的データを分析する方法を説明できる。 3.質的データを扱う研究の実践発表を通して、発表方法について実践 的に学ぶ。 1.オリエンテーション 2.記述統計と推測統計 3.仮説検定の考え方 4.SPSS の基本的な使い方 5.相関(ピアソンの積率相関係数) 6.カイ二乗検定(適合度の検定) 7.カイ二乗検定(独立性の検定) 8.残差分析 9.対応のないデータの t 検定 10.F 検定 11.対応のあるデータの t 検定 12.1要因被験者間分散分析 13.多重比較 14.1要因被験者内分散分析 15.総括 1.質的なデータの研究方法(概論)/質的研究論文の読み方(1) 2.データ収集の方法/質的研究論文の読み方(2) 3.観察研究の方法/質的研究論文の読み方(3) 4.インタビュー調査の方法/質的研究論文の読み方(4) 5.アンケート調査の自由記述の分析方法/質的研究論文の読み方(5) 6.分析方法演習(1)―KJ法による整理・分析の手法 7.分析方法演習(2)―データのコーディング・カテゴリー分けの考 え方 8.分析方法演習(3)―M・GTA、TEM(複線経路・等至性モデル) 9.分析方法演習(4)―SCAT 10.研究内容や結果の図解表現について 11.質的データの第1次加工と研究計画について 12.質的データの分析演習と発表(1) 13.質的データの分析演習と発表(2) 14.質的データの分析演習と発表(3) 15.総括 演習課題(60%)および発表(40%)で総合的に評価する。 課題発表・討論への参加などの授業への取り組み50%、およびレポート から授業内容の理解度や考察内容について50%、総合的に評価する。 適宜紹介する 資料を適宜配布する。 68 MBB-01 MBB-02 算数科教育特論 理科教育特論 1&2年次(半期)2単位(講義) 1&2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 赤井 利行 担当 算数教育において、算数的活動を通して思考力・表現力を育成していくこと が重要である。特に、学習指導要領では、算数的活動が例示されている。本 授業では、算数的活動を生かした教材開発研究を行う。(1)「算数・数学の 面白さを実感」教材開発事例及び「図形的思考力・表現力を育成する」教材 開発事例を、文献に基づいて研究する。(2)(1)研究結果を基に、算数的 活動を生かした教材開発を行う。 桒根 美津子 1、理科教育で培いたい、科学的な考え方・科学的な方法について学ぶ。 2、日本の理科教育の現在・過去・未来を見据えて、理科教育の目的・目標 を理解する。(主として小学校の「理科」について) 3、理科の授業計画と評価規準、独創性を育てる理科実験の工夫など、研究 授業や研究発表を想定して研究する。 4、自らの科学に対する知識・技術を高める。 高度な保育・教育をめざし、算数的活動を生かした教材開発を行う。算 数的活動を生かした教材開発研究事例を理解し、次の観点から教材開発 を行えることを目的とする。(1)算数・数学の面白さを実感する(2) 図形的思考力・表現力を伸ばす ・理科指導のため、理科教育の基礎となる科学的自然観や科学技術、実 践的な環境教育を知る。 ・科学史や日本の理科教育の歴史を知り、学習指導要領での目的・目標 について考える。 ・子 どもの知的好奇心や探究心を引き出せる教材や指導方法を工夫し、 研究授業や研究発表を想定したプレゼンテーションを行う。 1.授業の目標と授業計画の概要 2.算数・数学の面白さを実感する指標の考察 3.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究① 4.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究② 5.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究③ 6.算数的活動を通した面白さを実感する教材開発 7.受講生の教材開発例の発表と討議 8.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の考察 9.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究① 10.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究② 11.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究③ 12.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究④ 13.図形的思考力・表現力を伸ばす指教材開発 14.受講生の教材開発例の発表と討議 15.教材開発研究のまとめ 1.科学的な考え方と方法 (1) 2.科学的な考え方と方法 (2) 3.科学的な考え方と方法 (3) 4.学習指導要領での取り扱い(1)目的・目標 5.学習指導要領での取り扱い(2)実験と評価の在り方 6.学習指導要領での取り扱い(3)PISA や文部科学省の動きなど 7.ワークショップによる演習 8. 「持続可能な社会」を構築するための環境教育(1) 9. 「持続可能な社会」を構築するための環境教育(2) 10.子どもへの環境教育用教材について 11.実験を安全に行うために(1) 12.実験を安全に行うために(2) 13.研究授業、研究発表の課題準備 14.研究授業、研究発表のプレゼンテーション 15.総括 授業への参加状況20%、レポート80% 授業に対する取り組み姿勢(30%) 、課題レポート (30%)、最終レ ポート (40%) を総合的に評価する。 参:「こうすれば空間図形の学習が変わる」明治図書 参:「子どもの活動が作り出す図形学習」明治図書 参:「リーディングス新しい算数研究4 図形」東洋館出版社 参:「オープンアプローチによる指導の研究」東洋館出版社 教: 「小学校学習指導要領解説 理科編」 文部科学省 大日本図書 参: 「小学校学習指導要領」等、適宜紹介する。 69 MBB-03 MCB-01 体育科教育特論 教育方法学特殊講義Ⅱ 1&2年次(半期)2単位(講義) 1&2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 安部 惠子 担当 はじめに、日常生活の中に身体活動を積極的に取り入れることの重要性とそ の意義を子どもの健全な発育発達および予防医学的見地から概説する。次 に、子どもの発育発達特性、体のつくりと機能、生理学的基礎、体力、至適 運動強度についてデータを提示し解説する。さらに、幼児の運動指針および 児童の体つくり運動の策定経緯とその意義を解説し、具体的な運動プログラ ムの紹介を行う。最後に、子どもにみられる外科的傷害とその予防策および 救急処置について解説する。 名須川 知子 保育方法の前提として、目の前の子どもを理解し、その子どものための発達 を促すための保育の方法について学ぶことである。そこで、様々な保育方法 を検討し、ふさわしい内容にもふれ、親子支援や現代の保育方法の動向につ いても学び、ふさわしい方法について討論をとおして考える。 幼児児童の体力低下と身体活動量の減少が社会問題となっている。これ らを解決するには、子どもの運動習慣の定着を含めた体育教育と意図的 な運動あそびが必要である。本講義では、子どもの生理学的な基礎理論 の理解を踏まえて、身体活動の必要性を理解し、小学校体育教育の役割 と効果および方法について理解することを目的とする。 保育の質を高める個々人の保育者としての力量形成について、自らが学 び探究できる基礎的な力を獲得することを目標とする。また、幼児理解 の原理と基本的技法の取得、様々な幼児教育方法の知的理解、各子ども に応じた教育方法の展開が出来る力を養成する。 1.オリエンテーション(本講義の評価と内容について) 2.予防医学的見地から見た身体活動 3.呼吸循環器系機能について 4.骨格筋系機能について 5.エネルギー供給機構について 6.子どもの発育発達特性 7.子どもの体力・運動能力について 8.体力測定方法と評価法について 9.子どもの身体活動について 10.小児肥満について 11.小学校体育科教育について 1.体育科指導要領の改訂経緯の解説 12.小学校体育科教育について 2.運動領域の読み解き 13.小学校体育科教育について 3.体つくり運動の解説と課題 14.幼児の運動指針について 15.総括 1.乳幼児の理解―人間科学的研究方法の獲得 2.保育者間の幼児理解―カンファレンス 3.環境論とアフォーダンス理論 4.幼児教育におけるESD理論 5.幼児教育方法史におけるESD 6.北米における幼児教育方法 7.北欧における幼児教育方法 8.アジアにおける幼児教育方法 9.幼児教育方法の実際;ダルクローズ 10.幼児教育方法の実際;オルフ 11.幼児教育方法の実際;レッジョ・エミリア 12.幼児教育方法の実際:クリエイティブ・アーツ 13.乳幼児の子育て支援と世代間交流 14.幼小連携と学習支援 15.幼児教育方法のまとめと展望 課題発表60%、課題レポート30%、受講態度10%で総合的に評価 を行う。 授業への参加態度(50%)及びレポート(50%) 教科書は特に指定しない。随時、参考書および関連の先行論文を提示す る。 参考書:運動生理学エネルギー・栄養・ヒューマンパフォーマンス(杏 林書店) 参考書: 『子育て支援の理論と実践』ミネルヴァ書房 70 MA1-02 MC1-02 教育課程特論 教育内容研究 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 玉置 哲淳 担当 本授業は、乳幼児教育実践の中心課題のひとつであるカリキュラム論を学 ぶ。子どもの成長・発達は教育・保育によって成し遂げられていくとすれ ば、カリキュラム編成は社会的かつ子ども個人に重大な意味を持つことにな る。このため、保育所保育指針・幼稚園教育要領はどのような原理を使って 編成することを考えているのかを歴史をさかのぼりつつ検討し、また、実際 の事例の検討を試み、さらには、指導計画を作成する実際の視点を学ぶ。 柴崎 正行 明治9年にわが国に幼稚園教育が導入されてからすでに140年以上が経過した。そ の展開過程を振り返ると明治30年代には託児所(保育所)が成立し、第二次大戦後 は子どもの急増に伴い保育所と幼稚園の二元制度として拡充されてきたが、近年は 少子化の影響が強く、幼保一元化の波が押し寄せている。この授業では、こうした わが国の保育制度の展開過程の中で、保育実践がどのように模索され確立してきた かを概観してみる。保育制度に比べて、保育内容や保育方法がどう展開されてきた かについては、残念ながら研究が少ないので資料の読み取りを中心に行う。 1)本授業を通して、戦後のカリキュラムの編成原理を説明できること、 さらに、2)児童中心主義および系統主義の積極面と課題をカリキュラム に即して説明できること、3)指導計画の作成の視点と編成の基礎的力を 持つこと。 1. 保 育所や幼稚園などにおける保育実践の歴史的変遷について具体的 に理解する。 2. そ れぞれの時代の保育実践の背景にある子ども観、発達観、教育観 等について理解する。 3. 関 心のある保育実践のテーマの歴史を振り返り、そこに含まれてい る保育内容や方法が、どのような経過により取り入れられてきたか を、資料の読み取り方を学んでいく。 1.カリキュラム研究の意義 2.幼稚園教育要領と保育所保育指針を軸にしたカリキュラム研究の課 題 3.幼稚園教育要領の読み取り1 4.幼稚園教育要領の読み取り2 5.保育所保育指針の読み取り1 6.保育所保育指針の読み取り2 7.要領と指針をどう解釈するか 64要領・65指針を比較群として 8.児童中心主義と系統主義の保育とは 9.教育課程・保育課程の実際から読み解く1 10.教育課程・保育課程の実際から読み解く2 11.指導計画を読み解く(自分の資料を持ち寄り) 12.月間指導計画の作成(演習)1 13.月間指導計画の作成(演習)2 14.月間指導計画の作成(演習)3 15.カリキュラム研究の今後 1.幼稚園教育の導入とその背景 2.西洋式の保育内容と保育方法の見直し 3.様々な種類の託児所の成立とその背景 4.保育内容の基準化とその背景 5.幼児に適した保育環境や保育実践の模索とその背景 6.園外保育や健康保育の導入とその背景 7.救済事業としての公立保育所と乳児保育所の設立 8.戦後の保育における二元行政の始まりとその背景 9.行事保育のはじまりとその背景 10.保育雑誌の発行や視聴覚機器の活用とその影響 11.長時間保育のはじまりとその背景 12.障害児保育のはじまりとその背景 13.保育内容の多様化とその背景 14.幼保一元化への模索と現状 15.まとめと考察 平常点(出席・発言など)及びレポート各50点 本授業では、資料を基にして保育内容がどう形成されてきたかについ て、自分の保育体験と絡めながら積極的に話し合いに参加し、多様な視 点から検討する姿勢を求めている。そのため評価は、授業における参加 姿勢を50%、そして提出していただく報告書での検討内容を50%とし て、総合的に評価する。 教:指定しない 参:授業中に提示する 玉置哲淳他 新版幼児教育課程論 建白社、 玉置哲淳 指導計画の考え方とその編成方法 北大路書房 文部科学省 幼稚園教育要領解説、厚生労働省 保育所保育指針解説 71 MC1-03 MC1-04 教育実践研究Ⅰ 教育実践研究Ⅱ 1年次(半期)1単位(演習) 1年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 担当 西本 望 担当 こどもおよびその教育・保育にかかわる先行研究を参考にしながら、研究方 策についての基礎的理解をしながら、その態度を養ってゆく。そのためにこ の授業においては、各学生が参考とした先行研究から自分なりの工夫をした 実験や調査による追検証等を行って、研究成果を発表・討論する。ただし、 受講学生の志向性に応じて、可能な限り弾力的に行う。 神長 美津子 子どもの教育・保育は、いかなる学習環境のもとでどのような指導をなすべ きかという根本的な課題に対して、そのことについて理論的基盤に依りなが らも実地に適応しうる、実践的な内容や方法を呈示する能力の習得を目指さ ねばならない。このため、本授業においては、文献資料の読解及び教育実践 のビデオを通して、データの収集・解析・考察を行うことにより、教育実践 のあり方について考える演習を主とする。本授業では、幼児期から児童期に かけての発達の過程に焦点を当て、その教育実践を考える。 (1)種々の研究動向を把握する。 (2)これまでの自らの研究・実践経験の観点を整理し、今後の研究活動 の基礎固めをする。 (3)研究活動の前提となる文献検索、研究・実地調査の技法を理解する。 (4)研究活動時間には、授業時間以外が主であることを理解する。 (5)何事にも積極的に忍耐強くとりくんで、時間・労力・経費を惜しま ず何事にも厭わない態度を養う。 よりよい教育・保育の実践を目指し、教育・保育実践にかかわる文献資 料、学会誌等により、研究の動向を把握する。特に、幼児期から児童期 への発達の過程を捉えた教育実践のビデオから、その教育実践の解読、 討議に基づき、この時期の教育実践の課題を整理する。これらに基づき 提言的な教育・保育実践を想定しつつ、具体的に授業・保育を構想しな がら指導案を作成し、実践的な教育力を身に付ける。 1.研究するにあたって 2.研究についての観点・立場について。 3.種々の文献を基礎にして、研究方法に関する理解。 4.興味・関心のある分野についての文献検索、資料収集、調査・実験 へのとりくみ姿勢について。 5.観察、事例研究、調査・実験体験、歴史的研究などの研究手法の構 想や配慮すべきことがら。 6.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 7.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 8.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 9.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 10.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 11.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 12.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 13.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 14.収集した題材・文献について概要発表、成員間での協力・建設的な 討議など。 15.まとめ:課題と展望。 1.授業の趣旨・目標と演習の進行について説明 2.学会誌等から、研究動向を把握 3.学会誌等から、研究動向を把握 4.学会誌等から、研究動向を整理 5.教育実践ビデオの解析・討議(環境と活動) 6.教育実践ビデオの解析・討議(教師の関わりと活動) 7.教育実践ビデオの解析・討議(子ども同士の関係) 8.教育実践ビデオの解析・考察 9.教育実践ビデオの解析・発表 10.幼児期から児童期の教育実践の課題の整理 11.模擬授業・保育案の作成 12.模擬授業・保育案の発表 13.模擬授業・保育案の批判的討議 14.幼児期から児童期の教育実践のモデル案作成 15.総括と講評 研究報告 (50%) および授業・研究に対する積極的姿勢 (50%) を総合的 に判断する。 課 題 レ ポ ー ト(3 0%) 、 研 究 報 告(3 0%) 、研究成果のレポート (40%) ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 日本保育学会 ( 編 )『保育学研究倫理ガイドブック』フレーベル館 2010 適宜指示する。 教: 「幼児期から児童期の教育」ひかりのくに 参: 「保育の基本と環境の構成」ひかりのくに 参: 「幼児教育の世界」文学社 参: 「教育課程総論」北大路書房 72 MC1-05 MC1-06 子どもと表現研究 生涯教育学研究 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 栗山 誠 担当 第Ⅰ部で乳幼児の「遊びと表現」に関して基本的な視点を示す。第Ⅱ部では、 子どもの創造性や思考の発達に触れながら遊び活動を分析し、主に幼児期か ら児童期の「モノ・環境に関わる造形表現」を詳しくみていく。第Ⅲ部では、 子どもの描画活動の過程に注目し、従来の絵画研究の理論を整理した上で、 認知心理学のアプローチも取り入れながら絵画表現について学んでいく。こ うした学習は、実際の保育・教育現場における子どもの造形表現活動を実践 指導していく上で重要な観点となることを同時に示す。 佐伯 知子 ・生涯教育・学習論の成り立ちや特質について理解し、学校教育や社会教育 との違いを明確にする。 ・受講者それぞれの研究関心と生涯教育・学習との接点について検討し、知 見を広げていく。 高度な保育・教育を目指し、子どもの主体的な遊びに注目し、そこで展 開されるモノ・環境に関わる創造的な活動や描画活動を、認知心理学、 美術教育学などの知見をもとに整理する。さらに、造形的な表現活動 は、子どもの成長過程において重要な経験であることを実際の事例を見 ながら理論的に学ぶことを目的とする。 授業の前半は、生涯教育・学習の歴史や基本原理について、欧米諸国・ 第三世界での議論を概観する。その際、3つの類型(他者決定型学習、自 己主導型学習、自己決定・相互変革型学習)に沿って、各々の可能性や 限界性を検討する。後半は、受講者それぞれの研究関心について、生涯 教育学的観点から議論を深めていく。 1.第1部 「遊びと表現」 a. 表現とは何か 2.第1部 「遊びと表現」 b.「表現」とその発生 3.第1部 「遊びと表現」 a. 表現とは何か 4.第Ⅱ部 「モノ・環境に関わる造形あそびと表現」1 5.第Ⅱ部 「モノ・環境に関わる造形あそびと表現」2 6.第Ⅱ部 「モノ・環境に関わる造形あそびと表現」3 7.第Ⅱ部 「モノ・環境に関わる造形あそびと表現」4 8.第Ⅱ部 「モノ・環境に関わる造形あそびと表現」5 9.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 a. 描画発達研究 10.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 b. 子どもの描画の特徴と心理 11.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 c. 視覚的文脈と物語的文脈 12.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 d. 実際の絵を見ながらの研究 13.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 e. イメージを広げる描画活動 14.第Ⅲ部 「描画表現の研究」 f. 子どもの視点:演習 15.造形表現を育てる環境 1.アイス・ブレイクーまずはお互いを知りましょうー 2.ブレイン・ストーミングー今までの教育・学習のイメージは?- 3.生涯教育・学習論の成り立ち(1) 4.生涯教育・学習論の成り立ち(2) 5.生涯教育・学習論の成り立ち(3) 6.生 涯教育・学習の諸原理―3つの類型:他者決定型、自己主導型、 自己決定・相互変革型― 7.他者決定型学習 8.自己主導型学習―マルカム・ノールズを中心にー 9.自己決定・相互変革型学習(1)-パウロ・フレイレを中心にー 10.自 己決定・相互変革型学習(2)-エットーレ・ジェルピを中心 にー 11.受講者による話題提供(1) 12.受講者による話題提供(2) 13.受講者による話題提供(3) 14.受講者による話題提供(4) 15.総括 出席状況・授業への取り組み姿勢(50%) 、発表(50%)で総合的に評 価する。 討論・演習40%、レポート60%、総合的に評価する。 指定しない。 授業中に示す。 73 MD1-01 MDB-01 教育心理学特論 幼児教育心理学特論 1年次(半期)2単位(講義) 1&2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 菊野 春雄 担当 教育や保育現場において、知識や生きる力をどのように修得するのかが重要 な問題となっている。それについて子どもの認知面での発達とともに、保育 者や教師の役割が重要となってくる。そこで、本講義では、特に、記憶、メ タ認知、教育観、教師・保育者、学習過程の側面に焦点を当てて、教育保育 におけるこれらの課題を、教育心理学の観点から問題点や原因さらに解決へ のアプローチの仕方について探究したい。 武田 俊昭 幼児教育心理学の発展と幼児理解を深めるための研究法について学び、保育 に関わる4つの研究的立場を考察する。幼児教育心理学の主要領域である発 達・学習・適応・評価の側面から、この時期に関わる教諭や保育士の教育的 視点や子どもを見る視点について理解する。 教育保育の課題についての教育心理学の観点からの知識を習得し、考え 方を理解する。また、それらの問題に対する対応・アプローチの仕方な どについて考える力をつけることを目的とする。 学問の歴史的発展の中での心理学の位置づけについて触れ、乳幼児期の 重要性や研究する方法を学び、保育にかかわる4つの研究的立場を知 る。また発達上の課題や知能と創造性の関係、動機、欲求、パーソナリ ティ、評価について学び、LD,ADHD, 高機能自閉症の実態について学 ぶ。 1.オリエンテーション 2.教育・保育における「分かる」 3.「知る」から「分かる」へ 4.ボトムアップ処理とトップダウン処理 5.学習の仕方の違い 6.知識の精緻化 7.記憶の発達 8.メタ認知と理解(1) 9.メタ認知と理解(2) 10.熟達者と初心者 11.熟達者のタイプ 12.熟達のプロセス:熟達の10年ルールと3段階モデル 13.教師・保育者の熟達(1) 14.教師・保育者の熟達(2) 15.子どもと教育心理学 1.科学としての教育心理学 2.幼児教育心理学の研究法 観察・調査法 3.幼児教育心理学の研究法 検査法・事例研究法 4.保育に関わる心理学者 行動主義・成熟論 5.保育に関わる心理学者 認知論・精神分析論 6.発達段階と発達課題 7.乳幼児期の心理発達 8.知能と創造性 9.知能測定の実際 10.学習理論と学習の過程 11.学習の動機 12.パーソナリティ 13.欲求・葛藤と適応規制 14.測定と評価 15.障害児教育 レポート30% 研究発表内容30% 討議への参加40% レポート(60%) 、討議への参加(40%)で評価する。 教:指定しない 参:「発達と教育の心理学」創元社 プリント配布 74 MD1-02 MD1-03 臨床発達心理学 小児医学特論Ⅱ 1年次(半期)2単位(講義) 1年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 小椋 たみ子 担当 発達・適応上の諸問題を理解、支援するためには、臨床心理学、発達心理 学、特別支援教育などの広い視点から生起している問題について理解し、支 援方法を考えることが重要である。本講義では、乳幼児期、児童期の障害を はじめとする臨床的問題をとりあげ、その理解の方法と支援の方法を考え る。観察、検査実習や文献の講読や受講生がかかわった事例についての発表 も適宜行い、理解を深める。 鈴木 裕子 本教科の基本は、日頃遭遇する子どもの病気の講義であるが、院生には各種 幼保施設で保育に直接従事しているスタッフ、保育責任者、施設経営者が多 く、日々現場で様々な問題に直面している。本教科では、その問題点を順次 紹介してもらい、全員で討議するとともに、講義担当者が適宜補足し、解説 講義を行う。また諸種関連学会に参加、発表する院生もいるので、講義時間 に伝達講習をしてもらい、保育分野で問題になっている事柄について共通認 識を深めるよう全員参加型の講義を計画している。 1)発達・適応上の諸問題とその発生機序について理解する、2)アセ スメントの方法としての観察法、検査法、面接法について学ぶ、 3)発 達・適応上の問題をもつ事例に対する支援の方法を学ぶ 小児医学特論Ⅰの学習事項を基盤として、日頃遭遇することが多い子ど もの疾患を理解し、症状、治療方針に関して学習する。学会発表の伝達 講習により専門分野の話題と進歩を学修する。各施設の問題点およびそ の解決方法を学修し、自園での保育、運営に役立てる。 1.臨床発達心理学とは 2.乳幼児期の発達の課題 3.発達上の問題の早期発見、早期対応 4.発達障害とその支援(自閉症) 5.発達障害とその支援(注意欠陥多動性障害) 6.発達障害とその支援(学習障害) 7.知的障害とその支援 8.言語障害とその支援 9.臨床発達実践研究の文献講読 10.臨床発達実践研究の文献講読 11.臨床発達実践研究の文献講読 12.臨床発達心理学でのアセスメントの方法 13.臨床発達心理学でのアセスメントの方法 14.臨床発達心理学でのアセスメントの方法 15.臨床発達心理学における事例のまとめ方 1.子どもの水分代謝、脱水症の治療 2.保育現場の問題の提起および討論 3.子どものケガ、初期療法 4.関連学会での発表報告と討論 5.子どものアレルギー疾患 6.保育現場の問題の提起および討論 7.病児を支える人たち 8.関連学会での発表報告と討論 9.子どもの病気〔神経疾患) 10.保育現場の問題の提起および討論 11.子どものケガ防止 12.関連学会での発表報告と討論 13.子どもの精神疾患 14.保育現場の問題の提起および討論 15.教科のまとめ 講義内での発表や参加状況40%とレポート提出60%を通して総合的に 評価する。 課題レポート50%、授業への取り組み50% 教科書:適宜紹介する、必要に応じて参考資料のプリントを配布する。 参考書:日本臨床発達心理士会 「臨床発達心理学実践研究」. 参考書:麻生武・浜田寿美男 (2005)「よくわかる臨床発達心理学」 ミ ネルヴァ書房 . 参考書:日本臨床発達心理士会(企画/監修) (2011) 「シリーズ 臨 床発達心理学・理論と実践(1巻 臨床発達心理学の基礎、2巻 育児 のなかでの臨床発達支援、3巻 保育のなかでの臨床発達支援、4巻 学童期の支援、 5巻 思春期・成人期の社会適応)」. 尾崎康子ら(2010)「よくわかる障害児保育」 ミネルヴァ書房 . 小児医学特論Ⅰと同じ。 75 ME1-01 研究指導(1年次) 1年次(通年)0単位(演習) 担当 山﨑 高哉 赤井 利行 大方 美香 小倉 たみ子 栗山 誠 鈴木 裕子 瀧川 光治 玉置 哲淳 渡辺 俊太郎 ≪授業の概要≫ 各教員の専門性を生かし、修士論文の作成について個別ないしゼミ形式で丁 寧に指導する。院生各自が自らの問題意識と適切な研究方法論に基づいて修 士論文の構想を確立できるように指導・助言する。後期終了時には、修士論 文中間発表会を開催し、全教員からの指導を受ける。 ≪学生の到達目標≫ 院生各自の多様な問題関心の中から自分にとって最も関心のあるテーマ を選び、修士論文の構想を確立する。テーマに即した適切な研究方法論 を習得する。 ≪授業計画≫ 1.院生各自の問題関心と研究計画の把握 2.院生各自の関心のあるテーマについての研究状況の紹介 3.先行研究の検索・収集・整理 4.修士論文の書き方について具体的な指導 5.各自の関心のあるテーマでの発表と討論 (1) 6.各自の関心のあるテーマでの発表と討論 (2) 7.各自の関心のあるテーマでの発表と討論 (3) 8.各自の関心のあるテーマでの発表と討論 (4) 9.各自の関心のあるテーマでの発表と討論 (5) 10.各自の修士論文の構想発表 (1) 11.各自の修士論文の構想発表 (2) 12.各自の修士論文の構想発表 (3) 13.各自の修士論文の構想発表 (4) 14.各自の修士論文の構想発表 (5) 15.総括 16.各自の修士論文の構想発表 (6) 17.各自の修士論文の構想発表 (7) 18.各自の修士論文の構想発表 (8) 19.各自の修士論文の構想発表 (9) 20.各自の修士論文構想の再検討 (1) 21.各自の修士論文構想の再検討 (2) 22.各自の修士論文構想の再検討 (3) 23.各自の修士論文構想の再検討 (4) 24.各自の修士論文構想の再検討 (5) 25.各自の修士論文構想の再検討 (6) 26.各自の修士論文構想の再検討 (7) 27.各自の修士論文構想の再検討 (8) 28.各自の修士論文構想の再検討 (9) 29.修士論文中間発表会 30.総括 76 大学院 博士前期課程 2年次 MBB-01 MBB-02 算数科教育特論 理科教育特論 1&2年次(半期)2単位(講義) 1&2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 赤井 利行 担当 算数教育において、算数的活動を通して思考力・表現力を育成していくこと が重要である。特に、学習指導要領では、算数的活動が例示されている。本 授業では、算数的活動を生かした教材開発研究を行う。(1)「算数・数学の 面白さを実感」教材開発事例及び「図形的思考力・表現力を育成する」教材 開発事例を、文献に基づいて研究する。(2)(1)研究結果を基に、算数的 活動を生かした教材開発を行う。 桒根 美津子 1、理科教育で培いたい、科学的な考え方・科学的な方法について学ぶ。 2、日本の理科教育の現在・過去・未来を見据えて、理科教育の目的・目標 を理解する。(主として小学校の「理科」について) 3、理科の授業計画と評価規準、独創性を育てる理科実験の工夫など、研究 授業や研究発表を想定して研究する。 4、自らの科学に対する知識・技術を高める。 高度な保育・教育をめざし、算数的活動を生かした教材開発を行う。算 数的活動を生かした教材開発研究事例を理解し、次の観点から教材開発 を行えることを目的とする。(1)算数・数学の面白さを実感する(2) 図形的思考力・表現力を伸ばす ・理科指導のため、理科教育の基礎となる科学的自然観や科学技術、実 践的な環境教育を知る。 ・科学史や日本の理科教育の歴史を知り、学習指導要領での目的・目標 について考える。 ・子 どもの知的好奇心や探究心を引き出せる教材や指導方法を工夫し、 研究授業や研究発表を想定したプレゼンテーションを行う。 1.授業の目標と授業計画の概要 2.算数・数学の面白さを実感する指標の考察 3.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究① 4.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究② 5.算数・数学の面白さを実感する教材開発の事例研究③ 6.算数的活動を通した面白さを実感する教材開発 7.受講生の教材開発例の発表と討議 8.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の考察 9.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究① 10.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究② 11.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究③ 12.図形的思考力・表現力を伸ばす指標の事例研究④ 13.図形的思考力・表現力を伸ばす指教材開発 14.受講生の教材開発例の発表と討議 15.教材開発研究のまとめ 1.科学的な考え方と方法 (1) 2.科学的な考え方と方法 (2) 3.科学的な考え方と方法 (3) 4.学習指導要領での取り扱い(1)目的・目標 5.学習指導要領での取り扱い(2)実験と評価の在り方 6.学習指導要領での取り扱い(3)PISA や文部科学省の動きなど 7.ワークショップによる演習 8. 「持続可能な社会」を構築するための環境教育(1) 9. 「持続可能な社会」を構築するための環境教育(2) 10.子どもへの環境教育用教材について 11.実験を安全に行うために(1) 12.実験を安全に行うために(2) 13.研究授業、研究発表の課題準備 14.研究授業、研究発表のプレゼンテーション 15.総括 授業への参加状況20%、レポート80% 授業に対する取り組み姿勢(30%) 、課題レポート (30%)、最終レ ポート (40%) を総合的に評価する。 参:「こうすれば空間図形の学習が変わる」明治図書 参:「子どもの活動が作り出す図形学習」明治図書 参:「リーディングス新しい算数研究4 図形」東洋館出版社 参:「オープンアプローチによる指導の研究」東洋館出版社 教: 「小学校学習指導要領解説 理科編」 文部科学省 大日本図書 参: 「小学校学習指導要領」等、適宜紹介する。 77 MBB-03 MC2-01 体育科教育特論 教育方法特論 1&2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 安部 惠子 担当 はじめに、日常生活の中に身体活動を積極的に取り入れることの重要性とそ の意義を子どもの健全な発育発達および予防医学的見地から概説する。次 に、子どもの発育発達特性、体のつくりと機能、生理学的基礎、体力、至適 運動強度についてデータを提示し解説する。さらに、幼児の運動指針および 児童の体つくり運動の策定経緯とその意義を解説し、具体的な運動プログラ ムの紹介を行う。最後に、子どもにみられる外科的傷害とその予防策および 救急処置について解説する。 玉置 哲淳 保育実践において保育者の子どもへの働きかけを体系化することを目的とし ているのが保育方法学(乳幼児のための教育方法学)であるが、指導理念の 整理、保育指導のプロセスの解明、保育方法の年齢的特徴の理解、などはほ とんど整理されていない。そこで理論と実践の双方の視点から現状と課題を 検討する。 幼児児童の体力低下と身体活動量の減少が社会問題となっている。これ らを解決するには、子どもの運動習慣の定着を含めた体育教育と意図的 な運動あそびが必要である。本講義では、子どもの生理学的な基礎理論 の理解を踏まえて、身体活動の必要性を理解し、小学校体育教育の役割 と効果および方法について理解することを目的とする。 保育方法にかかわる理念(指導・援助・コーチングなど)についての見 識を持ち、指導方法を実際の保育を念頭に書くことで保育改善の課題と 展望を持つなどを通して保育現場でのリーダー的機能を果たす基礎を獲 得する。 1.オリエンテーション(本講義の評価と内容について) 2.予防医学的見地から見た身体活動 3.呼吸循環器系機能について 4.骨格筋系機能について 5.エネルギー供給機構について 6.子どもの発育発達特性 7.子どもの体力・運動能力について 8.体力測定方法と評価法について 9.子どもの身体活動について 10.小児肥満について 11.小学校体育科教育について 1.体育科指導要領の改訂経緯の解説 12.小学校体育科教育について 2.運動領域の読み解き 13.小学校体育科教育について 3.体つくり運動の解説と課題 14.幼児の運動指針について 15.総括 1.保育方法学(乳幼児の保育方法学)は何を目座するのか 2.保育方法研究の現状と課題 3.保育方法論文購読1 4.保育方法論文購読2 5.保育方法論文購読3 6.保育方法論文購読4 7.保育方法研究の視座と課題 8.指導案の検討の枠組み 9.指導案の検討1(遊び) 10.指導案の検討2(遊び) 11.指導案の検討3(課題活動) 12.指導案の検討4(課題活動) 13.公開保育1 14.公開保育2 15.保育方法学の課題と保育実践 課題発表60%、課題レポート30%、受講態度10%で総合的に評価 を行う。 日常点50点、レポート50点 教科書は特に指定しない。随時、参考書および関連の先行論文を提示す る。 参考書:運動生理学エネルギー・栄養・ヒューマンパフォーマンス(杏 林書店) 石垣恵美子「幼児教育方法論入門」建帛社 78 MCB-01 MCB-02 教育方法学特殊講義Ⅱ 幼児教育学特論 1&2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 名須川 知子 担当 保育方法の前提として、目の前の子どもを理解し、その子どものための発達 を促すための保育の方法について学ぶことである。そこで、様々な保育方法 を検討し、ふさわしい内容にもふれ、親子支援や現代の保育方法の動向につ いても学び、ふさわしい方法について討論をとおして考える。 辰巳 正信 鈴木 眞廣 幼児教育の中心的テーマである「遊び」について、幅広い視野から理論の変 遷や近年の研究動向を学び、人間の遊びの本質について考える。その知識 を踏まえ、乳幼児期の遊びの発達的特徴や発達プロセスのとらえ方を考察す る。その後、幼児教育学の視点から、日本の幼児教育における遊びの位置づ けについて再考し、保育内容としての遊びのあり方、遊びにおける環境と保 育者の役割、遊びの中で個と集団の発達を促す援助のあり方について、具体 的な保育実践例を交えて考察する。 保育の質を高める個々人の保育者としての力量形成について、自らが学 び探究できる基礎的な力を獲得することを目標とする。また、幼児理解 の原理と基本的技法の取得、様々な幼児教育方法の知的理解、各子ども に応じた教育方法の展開が出来る力を養成する。 高度な保育・教育をめざし、 「遊び」の本質に関する理論の変遷および近 年の遊び研究の動向を追い、乳幼児期の遊びの発達について考える。さ らに幼児教育学の視点から、遊びの位置づけ、保育内容と保育者の援助 のあり方について理解を深めることを目的とする。 1.乳幼児の理解―人間科学的研究方法の獲得 2.保育者間の幼児理解―カンファレンス 3.環境論とアフォーダンス理論 4.幼児教育におけるESD理論 5.幼児教育方法史におけるESD 6.北米における幼児教育方法 7.北欧における幼児教育方法 8.アジアにおける幼児教育方法 9.幼児教育方法の実際;ダルクローズ 10.幼児教育方法の実際;オルフ 11.幼児教育方法の実際;レッジョ・エミリア 12.幼児教育方法の実際:クリエイティブ・アーツ 13.乳幼児の子育て支援と世代間交流 14.幼小連携と学習支援 15.幼児教育方法のまとめと展望 1.遊びの定義 2.遊びの理論(1)古典理論 3.遊びの理論(2)近代理論 4.遊びの理論(3)現代理論 5.近年の遊び研究 6.乳幼児の遊び(1)想像遊び 7.乳幼児の遊び(2)遊びの足場づくり 8.乳幼児の遊び(3)構成論とは 9.乳幼児の遊び(4)遊びと発達 10.日本の幼児教育における「遊び」の位置づけ 11.乳幼児期の遊びと保育内容(1)象徴遊び 12.乳幼児期の遊びと保育内容(2)物と関わる遊び 13.乳幼児期の遊びと保育内容(3)集団ゲーム 14.乳幼児の発達を促す遊びと援助(1)環境と保育者の役割 15.乳幼児の発達を促す遊びと援助(2)協同と自律 授業への参加態度(50%)及びレポート(50%) レポート(60%) 、研究発表内容(20%) 、討議への参加(20%)で総合 的に評価する。 参考書:『子育て支援の理論と実践』ミネルヴァ書房 参: 「人間はなぜ遊ぶか:遊びの総合理論」黎明書房 参: 「遊びと人間」講談社 参: 「ホモ・ルーデンス」中央公論新社 79 MC2-02 MC2-03 幼児教育思想史研究 保育内容研究 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ 担当 オムリ 慶子 担当 近代子ども観の成立と幼児教育成立の関係性を理解し、西洋と日本の幼児教 育思想の歴史を学ぶ。幼児教育思想の始まりとされるコメニウスから、現代 の幼児教育であるモンテッソーリ、そしてシュタイナーまでを、幼児教育 の目的としての life の概念がどのように各幼児教育思想で謳われ、幼児の感 覚に訴える教育方法がなされていったのか。さらにこれらの教育を行う教師 が、男性教師から女性教師に移っていく様子を把握し、現在日本の幼稚園・ 保育所に至る幼児教育思想への影響とその功罪を検討する。 瀧川 光治 保育内容に関連した基礎・基本となる事項、今求められている保育内容や方 法の動向、海外保育の動向などについて理解を研究的な視点から深める。ま た、修士論文作成・学会発表を想定して、関連文献・基本文献の押さえ方を 保育内容の研究に即して学ぶ。 ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ 1.子ども観の変遷が幼児教育の誕生につながっていくプロセスを理解 する。 2.幼児教育の思想の流れが現在にどのようにつながっているのかを理 解する。 3.幼児教育思想を通して、自らの保育観を醸成させる思考を養う。 (1)幼 稚園教育要領・保育所保育指針・認定こども園教育・保育要領 の「保育の内容・方法」について、研究的視点で理解を深める。 (2)保育内容に関する動向や海外保育の動向を調査し、まとめる。 (3)研 究発表スタイルで調査結果のプレゼンテーションを行う技能を 獲得する。 ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ 1.幼児教育思想史を学ぶことの意義と近代子ども観の成立 2.子どもの発見と母親へのまなざし -コメニウスとルソー 3.母親を読者として書かれたルソーの『エミール』 4.家庭教育の中心としての母親 -ペスタロッチの居間の教育 5.ペスタロッチのイヴェルドンの学園とメトーデの確立 6.保育施設の始まり -オーベルランの編み物学校とオーエンの幼児 学校 7.幼稚園の設立と女性教師養成 -フレーベルとその思想の普及 8.フレーベルの『母の歌・愛撫の歌』に現れた母性と遊戯 9.新教育運動と幼児教育1 -モンテッソーリの子どもの家 10.モンテッソーリ思想の背景 -働く母親の権利としての子どもの家 11.新教育運動と幼児教育2 - シュタイナーの思想とヴァルドルフ学 校 12.日本の幼児教育への影響1 -東京女子師範学校と倉橋惣三 13.日本の幼児教育への影響2 -キリスト教保育と慈善幼稚園 14.日本の幼児教育への影響3 -託児所から保育所へ 15.まとめ -現在の幼児教育思想への影響と功罪 1.保育内容を研究するとは? 2.トピックA 要領・指針の基本的事項について① 3.トピックA 要領・指針の基本的事項について② 4.トピックB いま求められている保育とは① 5.トピックB いま求められている保育とは② 6.トピックC 保育現場の実践的課題① 7.トピックC 保育現場の実践的課題② 8.トピックD 海外保育の動向 9.トピックAについての調査報告① 10.トピックAについての調査報告② 11.トピックBについての調査報告① 12.トピックBについての調査報告② 13.トピックC・Dについての調査報告① 14.トピックC・Dについての調査報告② 15.まとめ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ 授業への積極的参加度40%、最終レポート60% 「調査報告資料作成」80%および「調査報告の発表」20%を総合的に評 価する。 ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 教科書:各回レジュメを配布する。 参考書:阿部真美子『乳幼児の発見と保育の歩み』明治図書、1995。乙 訓稔『西洋近代幼児教育思想史―コメニウスからフレーベル』東信堂、 2010。岩崎次男『乳幼児保育制度の発展と保育者養成』玉川大学出版 部、1995。p . アリエス『<子供>の誕生―アンシャン・レジーム期 の子供と家族生活』みすず書房、1980。インゲボルク ヴェーバー = ケ ラーマン、『子ども部屋』白水社、1996。 秋田喜代美・能智正博・藤江康彦編「はじめての質的研究法―教育・学習編」2007 秋田喜代美・ルイス , キャサリン「授業の研究 教師の学習」明石書店、2008 秋田喜代美「保育の心もち」ひかりのくに、2009 河邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 瀧川光治・小栗正裕編「新編・保育の考え方と実践」久美、2012 東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集「今日から明日へつなが る保育―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書林、2009 久富陽子・梅田優子「保育方法の実践的理解」萌文書林、2008 無藤 隆・清水益治 編著「保育心理学」北大路書房、2009 無藤 隆「幼児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 80 MC2-04 MC2-05 保育実践研究Ⅰ 保育実践研究Ⅱ 2年次(半期)1単位(講義) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 大方 美香 担当 乳幼児の保育は、どのように遊びや活動を選択し、どのような環境で、どの ように指導するかが大切である。乳幼児の保育は、保育者の指導や保育の計 画によって保育のあり方が問われることを学ぶ。フィールド研究を活用し、 理論と実践が結びつくための研究として、保育実践の理解力を培う、子ども 理解が可能となる討議を行う。文献資料の読解及び、フィールド研究によ り、データの収集、観察を行うことによって、保育実践における各自の問題 意識や自発的解決能力を身につける。 栗山 誠 この授業では、受講者それぞれのフィールドにおける観察や調査を生かしな がら、保育実践の理解、子ども理解が可能となる討議や演習を行う。特に子 どもの遊びや設定保育などの実践に注目し、どのように環境を設定するの か、どのように保育者が関わるか、どのように子どもを理解するのかなど、 具体的な事例から保育指導や保育計画について研究する。 高度な保育・教育を目指し、Ⅰでは、学園の幼稚園又は、協力保育園に おいて、フィールド研究を活用することにより、保育実践における子ど も理解を行い、観察力とはなにかを討議し、問題解決意識や自発的解決 能力を身につけることを目的とする。また保育実践に関する研究方法を 習得することを目的とする。 受講者が各々のフィールドで、子どもの視点に立った保育実践が組み立 てられるような視点を習得する。また学園の幼稚園や協力保育園におい て、フィールド研究を活用することにより、保育実践における子ども理 解を行い、観察力とはなにかを討議し、問題解決意識や自発的解決能力 を身につけることを目的とする。 1.保育実践研究Ⅰとは ( フィールド研究と研究 ) 2.保育を見る視点①(カリキュラムと保育の構造) 3.保育を見る視点②(子どもの遊びや活動から観察する視点) 4.保育実践を自分で研究する ( フィールド研究①テーマの確認と視点 の確認 ) 5.保育実践の研究方法① ( テーマ設定について討議-問題意識 ) 6.保育実践を自分で研究する ( フィールド研究②子どもの観察・調査 研究 ) 7.保育実践の研究方法② ( 各自のテーマ設定を発表 ) 8.保育実践を自分で研究する ( フィールド研究③子どもの遊びから・ 調査研究 ) 9.保育実践を自分で研究する ( フィールド研究④子どもの生活から・ 調査研究 ) 10.保育実践を自分で研究する ( フィールド研究⑤子どもの関係から・ 調査研究 ) 11.保育実践の研究方法① ( 研究方法について討議-文献、観察研究 ) 12.保育実践の研究方法② ( 各自の研究方法について発表 ) 13.保育実践の研究方法① ( 研究のまとめ方について討議 ) 14.保育実践の研究方法② ( 研究のまとめ方について発表 ) 15.研究報告 1.保育実践研究とは ( フィールド研究と研究 ) 2.テーマごとの保育実践研究1( フィールド研究・子どもと先生 ) 3.テーマごとの保育実践研究2( フィールド研究・子どもと先生 ) 4.テーマごとの保育実践研究3( フィールド研究・子どもと遊び ) 5.テーマごとの保育実践研究4( フィールド研究・子どもと遊び ) 6.テーマごとの保育実践研究5( フィールド研究・子どもと生活 ) 7.テーマごとの保育実践研究6( フィールド研究・子どもと生活 ) 8.テーマごとの保育実践研究7( フィールド研究・子どもと先生 ) 9.テーマごとの保育実践研究8( フィールド研究・子どもと言葉 ) 10.テーマごとの保育実践研究9( フィールド研究・子どもと言葉 ) 11.テーマごとの保育実践研究10( フィールド研究・子どもと表現 ) 12.テーマごとの保育実践研究11( フィールド研究・子どもと表現 ) 13.発表(プレゼンテーション) 14.発表(プレゼンテーション) 15.まとめ 実践研究経過とレポート (30%)、最終プレゼンテーション (50%) 及 び、授業参画姿勢 (20%)を総合的に評価する。 実践研究経過とレポート (30%)、最終プレゼンテーション (50%) 及 び、授業参画姿勢 (20%)を総合的に評価する。 1.文部科学省 「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年10 月 2.厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年5月 3.その他、授業中に示す。 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育 所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 秋田喜代美「保育者のライフステージ と危機-ステージモデルから読み解く専門性,発達,83」2000 pp.48-52 4. 中央教育審 議会「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」2005 5. 林信二郎・岡崎友典「幼児の教育と保育-指導することと見守ること-」放送大学教育振 興会2004 6. 星三和子・高橋洋代「0歳児の遊びに関わる日仏の保育者の行動に関する- 考察-保育現場から見た日仏の子どもの発達 (2)」日仏教育学年報6 pp.82-96 7. 星三 和子・高橋洋代「乳児保育のなかに見られる日仏の保育観,発達観 ' -法令及び行政文書の 分析を通して-」日仏教育学年報7 pp.13-25 8. Shantz,D.W., & Hobart,C.j.「Social conflict and development:Peers and siblings. In T.J. Bernet & G.W.Ladd(Eds.)」 Peer relationships in child development(p71-94)New York :A Wiley-Interscience Publication. 9. Vander ven,K.「Pathways to professional effectiveness for early childhood educators. In B.Spoodek,O.n.Saracho & D.Peters(Eds.) 」Professionalism and the early childhood practitioner.Teachers College Press. 10. 厚生労働省「次世代育 成支援施策の在り方に関する研究会 社会連帯による次世代育成支援に向けて」2003 81 MDB-01 MD2-01 幼児教育心理学特論 幼児心理学特論 1&2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 武田 俊昭 担当 幼児教育心理学の発展と幼児理解を深めるための研究法について学び、保育 に関わる4つの研究的立場を考察する。幼児教育心理学の主要領域である発 達・学習・適応・評価の側面から、この時期に関わる教諭や保育士の教育的 視点や子どもを見る視点について理解する。 和田 薫 乳幼児期という早期の発達は、人格の基盤の形成が進むという点で、きわめ て重要である。乳幼児期の心理的な発達における主要なテーマを重点的に取 り上げ、保育・教育の実践に欠かすことのできない知見に論究する。授業で は取り上げる問題を予め提示し、参考文献も精選して用意し、これらの資料 をめぐって、講義に適宜討議を加える形式を取る。 学問の歴史的発展の中での心理学の位置づけについて触れ、乳幼児期の 重要性や研究する方法を学び、保育にかかわる4つの研究的立場を知 る。また発達上の課題や知能と創造性の関係、動機、欲求、パーソナリ ティ、評価について学び、LD,ADHD, 高機能自閉症の実態について学 ぶ。 乳幼児期の発達では、個人の内外の諸要因が相互的な作用を介し、新し い行動のシステムが心理社会的に創出されてくる。乳幼児期の発達は、 早期であっても、その本質は主体的に変化が生起し進行する過程であ り、他の時期の発達と明確に異なる基本的な推移・特質が存在すること などにつき、専門的な知見を学ぶことを目的とする。 1.科学としての教育心理学 2.幼児教育心理学の研究法 観察・調査法 3.幼児教育心理学の研究法 検査法・事例研究法 4.保育に関わる心理学者 行動主義・成熟論 5.保育に関わる心理学者 認知論・精神分析論 6.発達段階と発達課題 7.乳幼児期の心理発達 8.知能と創造性 9.知能測定の実際 10.学習理論と学習の過程 11.学習の動機 12.パーソナリティ 13.欲求・葛藤と適応規制 14.測定と評価 15.障害児教育 1.発達の基礎(成長・発達・学習) 2.発達の条件(遺伝/環境) 3.子どもの発達を理解することの意義 4.基本的信頼感の形成(相互的信頼感の成長) 5.愛着理論―ボウルビィの愛着理論 6.乳幼児期の知覚と認知の発達 7.ピアジェの理論 8.乳幼児期の情動と自我・自己の発達 9.自我の萌芽と発達(自己概念と自己同一性) 10.言語の獲得と発達(内言・外言、コミュニケーション能力) 11.社会性の発達(あそびの発達) 12.発達のつまずき 13.障がいとその支援 14.家庭環境と人格の形成(家族システムと基礎的な人格の成長) 15.幼児心理学と保育・教育(保育・教育実践における幼児心理学の役 割) 授業への出席や討議への参加状況20%とレポート提出80%を通して総 合的に評価する。 レポート(60%)、討議への参加(40%)で評価する。 必要に応じて参考資料のプリントを配布する。 プリント配布 82 MD2-02 MD2-03 子どもと健康特殊講義 子ども心身医療特殊講義Ⅱ 2年次(半期)2単位(講義) 2年次(半期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 石﨑 優子 担当 子どもが健全な体と心とをもって成育するのを支援できる専門職者を目指す ために、子どもの身体と心理社会的発達段階を理解し、各年齢群別の課題と 成長・発達の特徴を学習する。小児科学、児童精神科学、心身医学、発達心 理学、社会心理学等の国内外の文献の critical reading により、広い視野か ら見た全般的な知識を獲得する。さらに臨床事例の検討を通じて、獲得した 知識を現場で役立てることが可能なように保護者への具体的な指導法を企画 立案し、知識を実践する能力を高める。 山内 順子 Ⅰで基本的な問題を学んだ後に、健全な体と心とをもって成育するのを更に 支援できるように、子どもの成長・発達の年齢による特徴を詳しく学習す る。Ⅰでも学んだが更に詳しく発達障害について、その発症要因を社会的視 点からも捉えるような思考を生む講義を行う。子どもの「心」に焦点が過 剰に当てられている点も、体を通した感覚、特に触覚の重要性を学ばせてい く。これは幼稚園や保育園での療育に、昔からの伝統や習慣を重んじること で達成できると学ばせたい。 幼保施設における子どもの安全に関する基本的事項として、不慮の事故 と予防、対処方法を学び、安全の確保のみならず心身の健康を増進する 積極的な活動を企画立案し、実行し評価できるよう保護者に指導を行え ることを目的として自学自習に努める。 種々の場合に、園児を心身医学的視点でみる目を養う。 1.子どもと環境概論①(子どもの成長への環境要因の関与) 2.子どもと環境概論②(子どもと環境に関する国内外の研究) 3.子どもと環境概論③(子どもの健やかな育ちへの介入) 4.子どもを取り巻く危険とその予防①(乳幼児期の危険要因) 5.子どもを取り巻く危険とその予防②(学童以降の危険要因) 6.養育環境と子ども①(社会経済的問題と子どもの成長発達) 7.養育環境と子ども②(養育不全と子どもの発達) 8.子どもの身体的・心理社会的発達①(乳幼児期の子ども) 9.子どもの身体的・心理社会的発達②(学童・思春期の子ども) 10.子どもの自立とセルフコントロール①(乳幼児期の関わり) 11.子どもの自立とセルフコントロール②(思春期の関わり) 12.特殊な要因を持つ子どもと家族①(慢性疾患の子ども) 13.特殊な要因を持つ子どもと家族②(地域からの孤立) 14.特殊な要因を持つ子どもと家族③(複雑な家族関係) 15.特殊な要因を持つ子どもと家族④(子どもの包括的健康) 1.集団治療に参加して不登校児・発達障碍児と接する 2.集団治療に参加して不登校児・発達障碍児と接する 3.集団治療に参加して不登校児・発達障碍児と接する 4.集団治療に参加して不登校児・発達障碍児と接する 5.実践後の講義(心身医学) 6.実践後の講義(神経症・精神病) 7.教員主催の研究会に参加(1) 8.教員主催の研究会に参加(2) 9.映像でみる医師・医療現場(1) 10.映像でみる医師・医療現場(2) 11.子どもをみる目の曇りを取るための日本文化論 12.子どもをみる目の曇りを取るための近現代史 13.子どもをみる目の曇りを取るための教育論 14.子どもに最も大きな影響を与える家庭の問題 15.総括(多角的視点をもつために) レポート試験 60%、授業参画 40% で総合的に評価する。 受講態度30%、関心の持ち方30%、報告40% 指定はなし。講義の際にプリント配布。 百田尚樹「海賊とよばれた男」 (講談社) 83 MD2-04 MD2-05 臨床心理学研究Ⅰ 臨床心理学研究Ⅱ 2年次(半期)1単位(演習) 2年次(半期)1単位(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書・参考書≫ ≪教科書・参考書≫ 担当 渡辺 俊太郎 担当 臨床心理学は、心理臨床を実践する際の基盤となる心理学である。その知見 には、現代の子ども・保護者が抱える問題に対する支援に活用できる内容も 多い。この科目では、子ども・保護者が抱える問題の心理学的理解、子ども の健全な心の発達を促す大人の関わり、保育・教育現場で必要とされる心理 教育的援助サービスについて、その理論や最新の研究を学ぶ。さらに、その 内容に関する討議を通して、保育・教育現場で求められる支援について、そ の内容や方法、実践につながる研究のあり方を検討する。 渡辺 俊太郎 保育・教育・子育て支援の現場では、心理臨床における援助のアプローチが 有用となる場面がある。この科目では、援助理論や実際の援助方法について 学びつつ、ロールプレイや参加型の講義、フィールド研究などの実践に直結 した授業内容を通して、臨床心理学の視座に基づいた、保育・教育現場にお ける望ましい援助のあり方について考察する。また、心理的援助に関する指 導・連携の理論やシステムのあり方について討議し、保育・教育現場におけ るリーダーの資質や支援力について研究する。 現代の子どもや保護者が抱える問題、健全な子どもの心の育ちを促す関 わり、保育・教育現場で必要とされる心理教育的援助サービスに関する 理論・研究について学び考察することを通して、リーダーとしての広い 視野を持ち、より効果的な子ども・保護者支援を実践する力を身につけ る。 心理臨床における援助の基盤である、見立て・アセスメント・カウンセ リングについて学び、保育・教育・子育て支援の実践力を身につける。 また、心理的援助に関する指導・連携・システムのあり方についても学 び、保育・教育現場のリーダーとしての資質を向上させる。 1.オリエンテーション 2.感情の理論:感情の役割・発達 3.現代の子ども・保護者が抱える問題① 感情面からの理解 4.感情に関する援助の理論・システム 5.子どもの感情を育てるための親子支援 6.行動の理論:行動を変える意味 7.現代の子ども・保護者が抱える問題② 行動面からの理解 8.行動に関する援助の理論・システム 9.適応につなげる行動面からの支援 10.認知の理論:スキーマとビリーフ 11.現代の子ども・保護者が抱える問題③ 認知面からの理解 12.認知に関する援助の理論・システム 13.事例研究:認知行動療法の実際 14.討議:感情・認知・行動の枠組みを支援に生かす 15.総括 1.オリエンテーション 2.見立てとは何か 3.アセスメントについて 4.WISC-IV の理論 5.WISC-IV の実施(フィールド研究) 6.WISC-IV の解釈(フィールド研究) 7.見立ての実践① 情報収集 8.見立ての実践① 仮説設定 9.スーパーヴィジョンについて 10.カウンセリングの実際① 面接を始める前に 11.カウンセリングの実際② フィールド研究 12.カウンセリングの実際③ グループ・スーパーヴィジョン 13.関係機関との連携 14.討議:保育・教育現場における望ましい援助のあり方 15.総括 課題発表・討論への参加などの授業への取り組み50%、およびレポート から授業内容の理解度や考察内容について50%、総合的に評価する。 課題発表・討論への参加などの授業への取り組み50%、およびレポート から授業内容の理解度や考察内容について50%、総合的に評価する。 資料を適宜配布する。 資料を適宜配布する。 84 ME2-01 研究指導(2年次) 2年次(通年)0単位(演習) 担当 山﨑 高哉 赤井 利行 大方 美香 小倉 たみ子 栗山 誠 鈴木 裕子 瀧川 光治 玉置 哲淳 渡辺 俊太郎 ≪授業の概要≫ 各教員の専門性を生かし、修士論文の作成について個別ないしゼミ形式で丁 寧に指導する。担当教員の指導の下に、各自の設定するテーマに基づいて修 士論文をふさわしい形式でまとめ、所定の期日までに提出できるようにす る。前期の終了時には、修士論文中間発表会を開催し、全教員からの助言・ 指導を受ける。後期には、修士論文の完成へと導くよう、指導する。 ≪学生の到達目標≫ 修士論文を完成し、提出すること。修士論文の口頭試問を受け、修士の 学位が認定されるようにすること。 ≪授業計画≫ 1.研究指導の進め方―オリエンテーション 2.修士論文の構想発表 (1) 3.修士論文の構想発表 (2) 4.修士論文の構想発表 (3) 5.修士論文の構想発表 (4) 6.修士論文のテーマの最終確認と草稿の提出 7.修士論文の草稿の検討 (1) 8.修士論文の草稿の検討 (2) 9.修士論文の草稿の検討 (3) 10.修士論文の草稿の検討 (4) 11.修士論文の草稿の検討 (5) 12.修士論文の草稿の検討 (6) 13.修士論文の草稿の再提出 14.修士論文中間発表会 15.総括 16.修士論文の草稿の再検討 (1) 17.修士論文の草稿の再検討 (2) 18.修士論文の草稿の再検討 (3) 19.修士論文の草稿の再検討 (4) 20.修士論文の草稿の再検討 (5) 21.修士論文の草稿の再検討 (6) 22.修士論文提出の許可判定 23.修士論文の草稿の最終検討 (1) 24.修士論文の草稿の最終検討 (2) 25.修士論文の草稿の最終検討 (3) 26.修士論文の草稿の最終検討 (4) 27.修士論文の草稿の最終検討 (5) 28.修士論文の草稿の最終検討 (6) 29.修士論文の提出 30.総括―口頭試問 85 大学院 博士後期課程 1年次 DA1-01 DA1-02 教育学特講 幼児教育学特講 1年次(後期)2単位(講義) 1年次(後期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山﨑 高哉 担当 授業担当者は従来の教育人間学に見られる問題点を克服するために、「歴史的教育人間学」の構築をめざ している。その試みとして、ルソーに始まる近代教育学の確立者、ペスタロッチ、フレーベル、シュラ イエルマッハー、ヘルバルト等の人間観と教育観との関連を明らかにしたい。まずは、その最初の具体 的な試みとして、ルソーを取り上げる。「歴史的教育人間学」とは何か、なぜ人間観と教育観との関連を 問うのかについて述べたのち、ルソーの生涯について概説し、彼の教育学の中心概念である「消極教育」 と「積極教育」について詳しく講じる。授業では、今日の世界の保育・教育改革の動向に絶えず触れ、ル ソーの教育思想が今日の保育・教育改革に傾聴に値する数多くの示唆を与えていることにも気づかせる。 玉置 哲淳 本授業では、幼児教育における教育課程編成にかかわる理論的展望を踏まえて保育 現場における教育課程編成力および教育課程の診断力を形成することを目的とす る。本授業では、前半で、カリキュラム編成における4つの立場、経験主義的カ リキュラム、認知論的カリキュラム、精神分析学的カリキュラム、活動理論的カリ キュラムの理論と事例を検討し、各々の立場からの教育課程の違いを整理する。後 半では、それを踏まえて、4つの立場からのカリキュラム編成論を具体的な事例を 含めて検討し、もって、高度な保育実践者・実践的研究者として資質を形成する。 従来の教育人間学の問題点を把握するとともに、「歴史的教育人間学」の 構築の必要性を理解すること。担当者がめざしている歴史的教育人間学 の特徴について理解すること。ルソーにおける人間観と教育観との関連 及び彼の教育と子どもに対する深い洞察と包括的、全体的把握について 学び、実践的視野を涵養すること。 1.文献検索・調査法を多様に使い、適切な課題と幼児教育学の研究方 法論を獲得する。 2.幼児教育の研究にふさわしい現場と切り結ぶ態度を修得する。 3.課題と方法論との関係を理解し、研究者としての力量を養成する。 1.「歴史的教育人間学」とは何か―オリエンテーション 2.なぜ人間観と教育観との関連を問うのか。 3.ルソーの生涯について『エミール』の成立との関連で概説。 4.ルソーにおける「消極教育」とは何か。 5.子どもの自然の発達段階に即応した教育 (1)―ルソーの発達段階説 を中心に 6.子どもの自然の発達段階に即応した教育 (2)―「なにごともなされな い」教育の具体例 7.感覚の訓練を介しての理性の準備教育 (1)―乳児期の教育 8.感覚の訓練を介しての理性の準備教育 (2)―幼児期の教育 9.感覚の訓練を介しての理性の準備教育 (3)―少年期の教育 10.事物・事象による教育―即物性の原理 11.ルソーにおける「積極教育」とは何か。 12.性の教育 13.感情・情念の教育 (1)―自己愛を中心に 14.感情・情念の教育 (2)―憐憫 ( の情 ) を中心に 15.感情・情念の教育 (3)―良心と理性の教育との協働 1.教育課程論研究の課題―4つの立場の歴史と課題― 2.経験主義のカリキュラムの視点と課題 3.日米の実践事例(報告と討論) 4.認知論のカリキュラムの視点と課題 5.日米の実践事例(報告と討論) 6.精神分析学のカリキュラムの視点と課題 7.日米の実践事例(報告と討論) 8.活動理論のカリキュラムの視点と課題 9.日米の実践事例(報告と討論) 10.4つのカリキュラムについての評価(討論) 11.私のカリキュラム編成の立場とその理由1 12.私のカリキュラム編成の立場とその理由2 13.私のカリキュラム編成の立場とその理由3 14.カリキュラム編成と保育実践1(まとめ) 15.カリキュラム編成と保育実践2(まとめ) レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・なし。但し、山﨑高哉「ルソーの『消極教育』に関する一考察」( 佛教 大学教育学部学会紀要第3号 ) 及び山﨑高哉「ルソーの『積極教育』に 関する一考察」( 佛教大学教育学部学会紀要第5号 ) を配布する。 ・玉置哲淳 指導計画の考え方とその編成方法 2008 北大路書房 ・玉置哲淳 幼児教育課程論の課題と構想ー戦後幼稚園教育要領との比 較を手がかりに エデュケア18号 1. Christoph Wulf/Jörg Zirfas(Hrsg.):Theorie und Konzepte der pädagogischen Anthropologie(Verlag Ludwig Auer).1994. 2.クリストフ・ ヴルフ 今井康雄訳「歴史的教育人間学への転回」 (東京大学大学院教育学研 究科教育学研究室紀要第30号)2004年。 3.Jean-Jacques Rousseau:Émile ou De ľéducation(Gallimard).1969. 4. ル ソ ー、 今 野 一 雄 訳「エ ミ ー ル」 ( 岩 波 書 店 )1962年。 5. Jean-Jacques Rousseau:Emile oder Über die Erziehung(Reclam)1983. 6.稲富榮次郎「ルソーの教育思想」( 福村書店 )1949 年。 7.太田祐周「ルソーにおける人間の誕生」( 錦正社 )1968年。 8.沼田 裕之「ルソーの人間観」 (風間書房)1980年。 9.鈴木琇雄「『教育』と『自然』」 (明治図書 )1984年。 10.板倉裕治「ルソーの教育思想」(風間書房)1998年。 1.文部科学省 幼稚園教育要領解説 2008 2.文部科学省 幼稚園教育指導書 1989 3.厚生労働省 保育所保育指針解説書 2008 4.厚生労働省 保育所保 育指針解説 1965 5.文部省 幼稚園における指導の実際(1) フレーベル館 1957 6.Edward.C, Gandini L., Forman G.:The Hundred Language of Children. The Reggio Emilia Approach, Ablexpuburishing 7. Hohman M.,Weikert,D., 1995:Educating Young Children, High Scope Press. 8. Brendekamp & Copple,C.:Deveopmentally Appropriate Practise in Early Childhood Programs. 9. Wien, C.A.2008: Emergent Curriculum in the Primary Classroom, Teachers College Press. 10.Berk,B. Winsler,A., Scaffolding Children`s Learning 1995 NAEYC (田島 信元・田島敬子・玉置哲淳編訳 ヴィゴツキーの新・幼児教育法 北大路書房) 87 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 DA1-03 DA1-04 保育学特講 小児医学特講 1年次(前期)2単位(講義) 1年次(後期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 大方 美香 担当 乳幼児期は人との交流を通して、生涯にわたる人格形成の基礎となる人と の関係をつくる大切な時期である。具体的な保育課程の編成を学び、現代 社会の課題を含めて保育の構造を学ぶ。 ここでは乳幼児期の保育における生活と遊びという体験の多様性、関連性 をめざした保育の実践理論を学び、高度な保育・教育力のある人材とは何 かを考える。また、子育て支援(幼稚園・保育所・子育て支援・在宅保 育・一時預かり)や保育者の役割について、理論と実践の両面から論じる。 鈴木 裕子 本授業は学生参加型で実施する。現代の子どもの様々な生活習慣、とり わけ食、睡眠、その他の日常生活についての問題点を取り上げたい。ま ず、実地に遭遇すると考えられるテーマを、最初は授業担当者が提議 し、その後は全員で討論し、問題点を深化させる。ついで各学生が調 査・研究し、その成果を逐次立場を代えて教師役となり、プレゼンテー ションする。その発表に基づき議論を展開し、相互に評価する手法を採 用する。 保育学を研究するとは何か、乳幼児保育及び子育てに関わる視点から、 子どもや保育、子育てについての課題意識を持てるようにする。乳幼児 保育における調査・研究の先行研究の紹介を通して、方法論的基礎を培 う。 小児医学についての基本的な認識をもたせるとともに、現代の子どもの 生活習慣上の諸問題を把握し、かつその対策を考える力を身につけさせ る。 1.乳幼児保育を研究するとは ( 保育の構造 ) 2.乳幼児保育を研究するとは(保育と子育て支援) 3.乳幼児期の保育 ( 生活の研究 ) 4.乳幼児期の保育 ( 遊びの研究 ) 5.保育の計画(乳児期の研究) 6.保育の計画(幼児期の研究) 7.保育課程の編成と指導計画(子どもの育ちから考える) 8.保育課程の編成と指導計画(子どもの遊びから考える) 9.子育ての支援(幼稚園・保育所における内容と課題) 10.子育ての支援(子育て支援センターにおける内容と課題) 11.多様な子育て表現と保育(在宅保育の内容と課題) 12.多様な子育て表現と保育(一時預りの内容と課題) 13.保育者に求められること(専門性からの研究) 14.保育者に求められること(人としての研究) 15.総括(研究内容をプレゼンテーションする) 1.子どもの食行動に関する問題点の提起 2.子どもの食習慣に関する討議(栄養の観点から) 3.子どもの食習慣に関する討議(マナーの観点から) 4.家族の食習慣に関する討議 5.子ども・家族の食に関する全般的討議 6.子どもの睡眠に関する問題点の提起 7.子どもの睡眠行動の問題点の抽出 8.家族の睡眠に関する討議 9.子どもの睡眠と他の生活習慣との関連 10.子どもの日常生活に関する問題点の提起 11.子どもの事故の現状把握 12.子どもの事故への対応策 13.子どもの事故防止教育の実践方法 14.まとめの討議 15.総括(試験を含む) 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 以下のものには随時目を通すよう指導する。 1.厚生の指標(厚生統計協会、毎月) 2.保健の科学(杏林書院、毎月) 3.からだの科学(日本評論社、年4回) 4.乳幼児教育学研究(日本乳幼児教育学会編集) 5.保育学研究(日本保育学会、年2回) 6.Journal of School Health(American School Health Association, monthly, Wiley-Blackwell) 7.Early Childhood Education Journal(Springer, bimonthly) 1. 倉戸直実監修・大方美香編著 「乳児保育」 聖公会出版 平成21年3月31日 2. 秋田喜代 美・能智正博・藤江康彦編「はじめての質的研究法―教育・学習編」2007 3. 秋田喜代美「保 育の心もち」ひかりのくに、2005 4. 河邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 5. 東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集「今日から明日へつながる保 育 ―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書林、2009 6. 無藤 隆「幼 児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 7. 日本乳幼児教育学会 編集「乳幼児教育学研究」第1~18号 1990~2008 8. 株式会社ベネッセコーポレーション 次世代育成研究所 「幼児教育・保育についての基本調査報告書 ( 幼稚園編・保育所編 )」2009 年8月 9. 尾木まり「一時預かり事業のあり方に関する調査研究平成20年度」平成20年3月 10. 尾木まり「一時預かり事業のあり方に関する調査研究平成21年度」平成21年3月 88 DA1-05 DA1-06 子ども心身医療特講 発達心理学特講 1年次(前期)2単位(講義) 1年次(前期)2単位(講義) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山内 順子 担当 これまで心身医学と心身症中心に幅広く学んできたので、本授業では、 専門的に心身医学の基本になる心と体の関係や社会環境について学ぶ。 免疫精神医学や環境歴史といった専門的な分野の考え方も学び、戦後教 育が最も力点を置いた「民主教育」の基本にある民主主義についても考 える。こうして、子どもの環境を多角的にみることで、現在の幼児・子 どもの問題や親の問題の根底にあるものを把握する。 小椋 たみ子 発達科学の新たな研究領域として担当者が提唱し体系化を進めてきてい る発達人間学について論じ、発達心理学と発達人間学の相互補完的な 関係を明らかにする。発達人間学が重視している自我発達の問題を中心 に、人間と社会と教育の在り方について論じ、自我発達的観点からの教 育的支援の重要性を明らかにする。 1.心身医学とは何かを理解する。 2.免疫の基本にあるものは何かを理解する。 3.現在の子どもと親を取り巻く環境と心身との関係を把握する。 1.発達人間学とは何かを理解する。 2.発達心理学と発達人間学の相補的な関係を理解する。 3.人間と社会と教育の在り方を自我発達の問題として理解する。 4.発達的観点からの教育的支援の重要性を理解する。 1.発達人間学とは何か 2.発達心理学と発達人間学(1)発見と発明 3.発達心理学と発達人間学(2)能力と自我 4.発達心理学と発達人間学(3)過去と未来 5.発達研究におけるモデルの機能 6.自我発達のモデル(1)基本的3次元 7.自我発達のモデル(2)基本的因果律 8.自我発達のモデル(3)社会化と個性化 9.自我発達の諸問題(1)自我発達と進化 10.自我発達の諸問題(2)自我発達と現代社会 11.自我発達の諸問題(3)自我発達と現代教育 12.自我発達と教育的支援(1)治療と教育 13.自我発達と教育的支援(2)学習と発達 14.自我発達と教育的支援(3)工業と農業 15.発達科学の転換:運命的発達から創造的発達へ 1.子ども心身医療とは何か―オリエンテーション 2.免疫の基本 3.免疫精神医学入門 4.摂食障害患者の免疫の特異性 5.動物実験を信じてはいけない(実験動物の心を知ろう) 6.子どもの免疫は心が関与する(アトピー性皮膚炎から考える) 7.4大文明発祥という常識を疑う(環境史が塗り替える米の文化) 8.わが国の近現代史を冷静に見据える(1) 9.わが国の近現代史を冷静に見据える(2) 10.わが国の近現代史を冷静に見据える(3) 11.わが国の近現代史を冷静に見据える(4) 12.民族紛争の根底にあるものは? 13.民主主義を冷静に学ぶ(1) 14.民主主義を冷静に学ぶ(2) 15.bio-psycho-socio-ecoethical medicine 再考 ・レジュメ配布 ・Moriya,K. 1992 Developmental psychology versus developmental humanology:On the methodological issues for geropsychology from the viewpoint of self development. 発達人間学研究 4, 67-83. ・守屋國光 2004 発達教育論-自我発達と教育的支援- 風間書房 ・守屋國光 2010 自我発達論-共生社会と創造的発達- 風間書房 1.中根 晃ら詳解 子どもと思春期の精神医学 金剛出版 2008 2.Donld E. Greydanus, Mark L. Wolraich. Behavioral Pediatrics, Springer-Verlag, 1992 3.マイクル・バリント(池見酉次郎ら訳). プライマリ・ケアに おける心身医学―バリント・グループの実際 . 診断と治療社 1967年 4.Michael D. Resnidk, et al. Protecting Adolescents From Harm: Findings From the National Longitudinal Study on Adolescent Hearth. JAMA 278:823832, 1997 5.内藤寿七郎:育児の原理 - あたたかい心を育てる.アップリカ育児研究会 . 1996 6. マースデ ン・ワーグナー(井上裕美、河合蘭訳),WHO 勧告にみる望ましい周産期ケアとその根拠 . メディカ出版 .2002 7.橋 本武夫:母乳育児~女から母へ~.日本小児科医会会報63―69、2005(30) 8. 頼藤和寛:ホンネの育児論.創元 社,1992. 9.河合隼雄:子どもの本を読む . 光村図書 1985 10.樋口清之:梅干と日本刀-日本人の智恵と独創 の歴史 . 祥伝社黄金文庫 2000 11.加治伸行 : 家族の思想―儒教的死生観の果実 . PHP 文庫 1998 12.林 道義: 母性崩壊.PHP 研究所 1999 13.市川 浩:〈身〉の構造-身体論を超えて.講談社学術文庫, 1993 1.Feinstein,J.S. 2006 Nature or creative development. Stanford University Press. 2.Harris,M. 2008 Exploring developmental psychology: Understanding theory and methods. Sage. 3.Hartup,W.W, and Silbereisen,R.K.(Eds.) 2002 Growing points in developmental science: An introduction. Psychology Press. 4. Leary,M.R. 2007 Course of the self: Self-awareness, egotism, and the quality of human life. 5.Feinstein,J.S. 2006 Nature of creative development. Stanford University Press. 6.Hartup,W.W, and Silbereisen,R.K.(Eds.) 2002 Growing points in developmental science: An introduction. Psychology Press. 7.Leary,M.R. 2007 Course of the self: Self-awareness, egotism, and the quality of human life. Oxford University Press. 8.Moriya,K. 1971 A discussion of the biological model of developmental rotation. Journal of Child Development, 7, 35-47. 9.Moriya,K. 1973 A further discussion of the biological model of developmental rotation. Journal of Child Development, 9, 10-15. 10.守屋國光 1976 発達人間学序説-人間性の心理学的理解のための統合的観点としての発達研究- 垣内出版 11.守屋國 光 1994 老年期の自我発達心理学的研究 風間書房 12.守屋國光 1998 未来分析-健全に苦悩するために- ナカニシヤ出版 13.守屋國光 2005 生涯発達論- 人間発達の理論と概念- 風間書房 14.Seigel,J. 2005 The idea of the self: Thought and experience in Western Europe since the seventeenth century. Cambridge University Press. 15.Spencer,J. 2009 Toward a unified theory of development: Connectionism and dynamic system theory re-consider. Oxford University Press. 89 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 DB1-01 DB1-02 教育学演習 教育方法学演習 1年次前期 →2年次前期→3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期 →2年次後期→3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山﨑 高哉 担当 1年次では、外国の教育学の基本文献並びに受講者の研究課題に応じた 主要な先行研究について輪読形式で精読する。発表担当者はレジュメを 作成し、発表する。その発表に基づき、演習参加者は討議を行う。 瀧川 光治 大学院における「教育方法学演習」はいうまでもなく、たんなる机上の空論に終 わるのでなく、学校現場における具体的な教育実践に際して、あくまでも理論に 裏付けられた優れた実践能力が発揮できることが求められている。そこで、1年 次では、大学院学生一人ひとりが、各学校目標に掲げられている事例を参考にし て、「各教科を通して、どのような人間形成を期待するか」を措定した上で、その ためにはどのような " 授業づくり " が必要か、最も適当と考える学習指導案(教科 や実施学年は発表者に任せる)を作成し、それを発表し、それを基に討論する。 教育学の高度な研究を進めるのに必要な基本的知識と方法論を修得する こと。文献講読の基本的スキルと理解力を向上させること。外国語で教 育学の基本文献を読解・解釈できる能力を高めること。 いわゆるプロ教師から、教師を指導できる指導的教師に育てることをめ ざす。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.受講者の問題関心・研究課題の発表 3.教 育学の古典的文献の一つである John Dewey"Democracy and Education" の解説 4.Chapter 1:Education as Necessity of Life の講読 ( 院生1) 5.Chapter 2:Education as a Social Fanction の講読 ( 院生2) 6.Chapter 3:Education as Direction の講読 ( 院生3) 7.Chapter 4:Education as Growth の講読 ( 院生1) 8.Chapter 7:The Democratic Conception in Education の講読 ( 院 生2) 9.Chapter 8:Aims in Education の講読 ( 院生3) 10.主要な先行研究について発表 ( 院生1) と討論 11.主要な先行研究について発表 ( 院生2) と討論 12.主要な先行研究について発表 ( 院生3) と討論 13.主要な先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 14.主要な先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 15.主要な先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 1.各教科において学力を通して人間形成を図る学習展開のありかたー 原則論 2.同上2ー具体的な学習展開の事例研究1(主に小学校理科を中心に) 3.同上3-具体的な学習展開の事例研究2(主に算数を中心に) 4.同上4-具体的な学習展開の事例研究3(主に社会科を中心に 5.同上5-具体的な学習展開の事例研究4(主に家庭科を中心に) 6.同上6-具体的な学習展開の事例研究5(主に音楽科・図工科を中 心に) 7.同上7-具体的な学習展開の事例研究6(主に小学校国語科を中心 に) 8.同上8-具体的な学習展開の事例研究7(主に小学校体育科を中心 に) 9.授業デザインとしての指導案作成(演習を兼ねて)1-発表と討議 , 指導案作成法 10.同上2-発表と討議、改善案の作成 ( 主に小学校国語・社会科を中 心にして) 11.同上3-発表と討議、改善案の作成(主に小学校算数・理科を中心 にした) 12.同上4-発表と討議、改善案の作成(主に小学校音楽・図工科を中 心にして) 13.同上5-発表と討議、改善案の作成(主に小学校体育・家庭科を中 心にして) 14.同上6-発表と討議、改善案の作成(中学校を含めてその他の教科 について) 15.総括-共通の問題点とその克服について 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・John Dewey:Democracy and Education,Dover Publications,2004. ・レジュメ配布 日本教育方法学会および日本教科教育学会発刊の論文集を適宜紹介 ・ 『新しい教育課程の創造』 、日本教科教育学会編、教育出版 ・ 『新しい授業の創り方講座』全7巻、第一法規 ・ 教育大学講座『教科教育の課題と展望』 、第一法規 ・ 『教育方法学研究』 (学会誌) 、日本教育方法学会 ・ 『日学選書3 21世紀を展望する新教育課程への提案』 、財団法人 日 本学術協力財団 ・ 日本教育技術学会編『26世紀が求める「学力像」 』 、明治図書 ・ 『日本教科教育学会誌』 、日本教科教育学会編 ・中西茂美・玉置哲淳共編『乳幼児教育の理論と展開』 、第一法規 1.ジョン・デューイ著、松野安男訳『民主主義と教育』上、岩波文庫、 1975年。 90 DB1-03 DB1-04 幼児教育学演習 保育実践研究演習 1年次前期 →2年次前期→3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期 →2年次後期→3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 玉置 哲淳 担当 1年次では、幼児教育学の研究方法論を現実の課題を通して獲得するこ とを主な目的とする。このため、前半では、各自が選んだ幼児教育の 研究課題の妥当性を先行研究や保育現場の意見を参照して検討する。ま た、後半においては、その課題の解決を図るために、どのような方法論 が必要かを検討する。少なくとも複数の方法論を検討して研究課題の性 格から見た研究方法論の妥当性を自ら判断できる力を養う。 大方 美香 保育実践に関するフィールド研究及び発表に関して3年間にわたり、演習を行 う。 1年次は第一段階として、理論と実践が結びつくように研究の意義を理解し、 保育実践の理解力を培い、課題意識が明確となる討議を行う。先行研究につい て討議検討し、文献資料の読解及びフィールド研究により、データの収集、観 察を行いながら自己の研究主題を確定するように導く。さらに、研究テーマが 定まり、研究に着手すれば中間発表を行い、研究方針に修正を加える。 1.文献検索・調査法を多様に使い、適切な研究課題と幼児教育学の研 究方法論を獲得する。 2.研究課題と方法論との関係を理解し、研究者としての力量を養成す る。 1.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方 法を習得する。 2.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.幼児教育の課題と何か 2.保育者から見た幼児教育の課題と枠組み 3.その研究の事例(報告と討論) 4.親から見た幼児教育の課題と枠組み 5.その研究の事例(報告と討論) 6.子どもから見た幼児教育の課題と枠組み 7.その研究の事例(報告と討論) 8.討論(幼児教育の研究課題の設定と方法論) 9.幼児教育の研究課題の事例を選択し、解決する 10.文献的研究の方法を使った課題解決(発表) 11.アンケートなどを使った統計的方法(発表) 12.観察などを使った臨床的方法1 13.保育現場での研究方法1 14.保育現場での研究方法2 15.保育現場での研究方法3(まとめ) 1.保育実践演習の進め方とオリエンテーション(フィールド研究と研 究) 2.保育実践演習の意義と目的に関する討論(カリキュラムと保育の構 造) 3.研究主題の決め方に関する意見交換(子どもの遊びや活動から観察 する視点) 4.先行研究の探索方法 ( フィールド研究①テーマの確認と視点の確認 ) 5.代表的な先行研究の紹介と討論 ( テーマ設定について討議-問題意 識) 6.代表的な先行研究の手法と論旨の展開方法 ( フィールド研究②子ど もの観察・調査研究 ) 7.その他の先行研究に関する検討 ( 各自のテーマ設定を発表 ) 8.各自の研究方法の紹介と研究手法の討論 ( フィールド研究③子ども の遊びから・調査研究 ) 9.各 自の研究の展開方法の検討 ( フィールド研究④子どもの生活か ら・調査研究 ) 10.各 自の研究の展開方法の検討 ( フィールド研究⑤子どもの関係か ら・調査研究 ) 11.関連学会の出席、先行研究者との意見交換 ( 研究方法について討議 -文献、観察研究 ) 12.学会聴講演題に関する討論 ( 各自の研究方法について発表 ) 13.各自の主題の再検討 ( 研究のまとめ方について討議 ) 14.研究の中間発表に関する討議、検討 ( 研究のまとめ方について発表 ) 15.研究の中間発表のまとめ ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 1.岸井 勇雄 幼児教育課程総論 第2版 同文書院 1999 2.菱田 隆昭 編 幼 児教育の原理 第2版 みらい 2009 3.萩原元昭/編著 椨瑞希子 幼児の保育と 教育 質の高い保育ビジョンを求めて 2002 学文社 4.小田豊/編著 青井倫子/ 編著 幼児教育の方法 2009 北大路書房 5.石垣 恵美子・玉置哲淳 幼児教育方 法論入門 第2版 建帛社 2001 6.森上史朗/編著 阿部明子/編著 戸田雅美/ 〔ほか〕共著 幼児教育課程・保育計画総論 第3版 建帛社 2005 7.阿部明子/編 著 中田カヨ子/編著 幼児教育指導法 保育における援助の方法 萌文書林 1992 8.松井とし/編著 福元真由美/編著 幼児教育課程総論 豊かな保育実践を構想する ために 2011 樹村房 9.厚生労働省/〔編〕 保育所保育指針解説書 フレーベル館 (フレーベル館) 2008 10.茂木俊彦 受容と指導の保育論 ひとなる書房 2003 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 秋田喜代美「保育者のライフステージと危機-ステージモデルから読み解く専門性,発達,83」2000 pp.48-52 4. 中央教育審議会 「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」2005 5. 林信二郎・岡崎友典「幼児の教育と保育-指導する ことと見守ること-」放送大学教育振興会2004 6. 星三和子・高橋洋代「0歳児の遊びに関わる日仏の保育者の行動に関する-考察- 保育現場から見た日仏の子どもの発達 (2)」日仏教育学年報6 pp.82-96 7. 星三和子・高橋洋代「乳児保育のなかに見られる日仏の保育 観,発達観 ' -法令及び行政文書の分析を通して-」日仏教育学年報7 pp.13-25 8. Shantz,D.W., & Hobart,C.j.「Social conflict and development:Peers and siblings. In T.J. Bernet & G.W.Ladd(Eds.)」Peer relationships in child development(pp.71-94) New York :A Wiley-Interscience Publication. 9. Vander ven,K.「Pathways to professional effectiveness for early childhood educators. In B.Spoodek,O. n .Saracho & D.Peters(Eds.) 」 Professionalism and the early childhood practitioner.Teachers College Press. 10. 厚生労働省「次世代育成支援施策の在り方に関する研究会 社会連帯による次世代育成支援に向けて」2003 91 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 DB1-05 DC1-01 保育内容研究演習 小児医学演習 1年次前期 →2年次前期→3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期 →2年次前期→3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 瀧川 光治 担当 石﨑 優子 小児医学研究の実践及び発表(口頭・論文)に関して3年間にわたり演 習する。1年次はその第一段階として、演習の進め方、オリエンテー ションを踏まえ、研究の意義を理解、先行研究を学習して自己の研究主 題を検討する。研究テーマが定まり、研究に着手すれば中間発表を行っ て討論を重ね研究方針・手法等に修正を加える。 1年次では、保育内容を研究するにあたっての研究方法を学ぶとともに、保育内容の研究動向を 学びながら、学会口頭発表に向けての原稿の作成方法を習得する。 具体的には、先行研究のリサーチ、文献調査研究・観察研究・インタビュー調査・質問紙調査の 研究方法と結果の整理方法についての実践的に学ぶことを通して、自立的に研究を行っていける ように方向づける。 とくに、受講生の研究課題に応じて、国内外の最新の研究動向や成果、関連領域の文献について、 詳しいレビューを行う。参加者全員で討議し、各自の研究水準をより高めるように配慮する。 1.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方法 を習得する。 2.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.博士(教育学)の学位に値する論文が備えていなければならない諸条 件を理解する。 2.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方法 を習得する。 3.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.保育内容についての研究動向 2.保育内容についての研究方法を学ぶ①―学会誌・研究紀要の論文の 構造について 3.保育内容についての研究方法を学ぶ②―問題意識の醸成と先行研究 のリサーチ方法について 4.先行研究のリサーチの実際とその整理 5.先行研究のリサーチの発表と討議①(院生1) 6.先行研究のリサーチの発表と討議②(院生2) 7.先行研究のリサーチの発表と討議③(院生3) 8.保育内容についての研究方法を学ぶ④―文献研究の研究方法と結果 の整理方法 9.保育内容についての研究方法を学ぶ⑤―観察研究の研究方法と結果 の整理方法 10.保育内容についての研究方法を学ぶ⑥―質問紙調査による研究方法 と結果の整理方法 11.保育内容についての研究方法を学ぶ⑦―インタビュー調査による研 究方法と結果の整理方法 12.保育内容に関する研究計画書の発表と討議①(院生1) 13.保育内容に関する研究計画書の発表と討議②(院生2) 14.保育内容に関する研究計画書の発表と討議③(院生3) 15.学会発表に向けて 1.小児医学演習の進め方とオリエンテーション 2.小児医学研究の意義と目的に関する討論 3.研究主題の決め方に関する意見交換 4.各受講者の研究主題および関連領域に関する先行研究の探索方法 5.代表的な先行研究の紹介と討論 6.代表的な先行研究の手法の検討、論旨の展開方法の評価 7.その他の先行研究に関する検討 8.各自の研究方法の紹介と研究手法の討論 9.各自の研究の展開方法の検討 10.関連学会への出席、先行研究者の発表の聴講 11.関連学会への出席、先行研究者との意見交換 12.学会聴講演題に関する討論 13.各自の主題の再検討 14.研究の中間発表に関する討議、批判的検討 15.研究の中間発表のまとめ 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 以下のものには随時目を通すよう指導する。 1.厚生の指標(厚生統計協会、毎月) 2.保健の科学(杏林書院、毎月) 3.からだの科学(日本評論社、年4回) 4.乳幼児教育学研究(日本乳幼児教育学会編集) 5.保育学研究(日本保育学会、年2回) 6.Journal of School Health(American School Health Association, monthly, Wiley-Blackwell) 7.Early Childhood Education Journal(Springer, bimonthly) 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 文部科学省「幼児理解と評価 幼稚園教育指導資料第3集 平成22年7月改訂」ぎょうせい 4. 秋田喜代美・能智正博・藤江康彦編「はじ めての質的研究法―教育・学習編」2007 5. 秋田喜代美・ルイス , キャサリン「授業の研究 教師の学習」明石書店、2008 6. 前田泰樹・水 川喜文・岡田光弘(編)「エスノメソドロジー 人びとの実践から学ぶ」新曜社 7. 秋田喜代美「保育の心もち」ひかりのくに、2009 8. 河 邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 9. 瀧川光治・小栗正裕編「新・保育の考え方と実践」久美、2009 10. 東京学芸大学附 属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集 「今日から明日へつながる保育―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書 林、2009 11. 久富陽子・梅田優子「保育方法の実践的理解」萌文書林、2008 12. 無藤 隆・清水益治 編著「保育心理学」北大路書房、 2009 13. 無藤 隆「幼児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 14. Karen Worth , Sharon Grollman(2003) 「Worms, shadows, and Whirlpools:Science in the Early Childhood Classroom」Heinemann 15. Ministry of Education(2004)「An introduction to Kei Tua o te pae Assessment for Leaning:Early Childhood Exemplars.」Wellington:Learning Media Ltd. 92 DC1-02 DC1-03 子ども心身医療演習 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 1年次後期 →2年次後期→3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期 →2年次前期→3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山内 順子 担当 小椋 たみ子 1年次では、外国の発達心理学の文献を輪読形式で精読しながら、その 内容を各自の研究課題に関連づけて検討・討論し、各自の発達研究に必 要となる仮説の設定、仮説に基づく研究計画の立案方法等を学ぶ。 3年間を通じて、この分野で全国的にも最初に実践を始めた大阪の(社)大阪総合医学・教育研究会附 属のこども心身医療研究所で演習を行う。同所ではこれまでも医師はもちろん、心理学科の大学院生の 実習を実施してきたので、その経験をもとに、保育の視点から行う。先ず、初診の親子のインテーク面 接に陪席し、カンファレンスに参加する。次いで、不登校児の通う Day Care、発達障害児への勉強を 教える土曜日塾に参加する。彼らへの教育的指導を実践させる。これによって一般保育・幼稚園や小学 校での通常の教育活動と微妙に異なるところを身をもって感じさせる。適切な例には初診以降も適時参 加させ(制限はあるが)、子どもへの治療技法なども見学させ、何を狙ったものか学修させる。 1.発達研究を進めていくのに必要な理論と方法を修得する。 2.文献講読の基本的スキルと理解力を向上させる。 1.不登校児や発達障害児への教育は指導力を育成する。 2.子どもへの治療技法の狙いを理解する。 1.演習の目的と進め方-オリエンテーション 2.Harris,M."Exploring developmental psychology" の解説 3.Chapter 1: The Nature of Development の講読 4.Chapter 2: Exploring Development の講読 5.Chapter 3: Observational Methods and Questionnaires の講読 (1) 6.Chapter 3: Observational Methods and Questionnaires の講読 (2) 7.Chapter 3: Observational Methods and Questionnaires の講読 (3) 8.Chapter 4: Experimental Research with Infants and Toddlers の講読(1) 9.Chapter 4: Experimental Research with Infants and Toddlers の講読(2) 10.Chapter 4: Experimental Research with Infants and Toddlers の講読(3) 11.Chapter 5: Experimental Studies of Older Children の講読(1) 12.Chapter 5: Experimental Studies of Older Children の講読(2) 13.Chapter 5: Experimental Studies of Older Children の講読(3) 14.Chapter 6: Exploring Atypical Development の講読 15.総括 1.初診カンファレンス参加(1) 2.初診カンファレンス参加(2) 3.初診カンファレンス参加(3) 4.初診陪席(1) 5.初診陪席(2) 6.初診陪席(3) 7.Day Care 参加(1) 8.Day Care 参加(2) 9.Day Care 参加(3) 10.発達障害の勉強教室参加(1) 11.発達障害の勉強教室参加(2) 12.発達障害の勉強教室参加(3) 13.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(1) 14.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(2) 15.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(3) ・レジュメ配布 ・ H a r r i s , M . 2 0 0 8 E x p l o r i n g d e ve l o p m e n t a l p s yc h o l o g y : Understanding theory and methods. Sage. 1. Hartup,W.W, and Silbereisen,R.K.(Eds.) 2002 Growing points in developmental science: An introduction. Psychology Press. 2.守屋國光 2005 生涯発達論-人間発達の理論と概念- 風間書 房 3. Schaffer, H.R. 2006 Key concepts in developmental psychology. Sage. 4. Spencer,J. 2009 Toward a unified theory of development: Connectionism and dynamic system theory re-consider. Oxford University Press. 1.中根 晃ら 詳解 子どもと思春期の精神医学 金剛出版 2008 2.Donld E. Greydanus, Mark L. Wolraich. Behavioral Pediatrics, Springer-Verlag, 1992 3.マイクル・バリント(池見酉次郎ら訳). プライマリ・ケアに おける心身医学―バリント・グループの実際 . 診断と治療社 1967年 4.Michael D. Resnidk, et al. Protecting Adolescents From Harm: Findings From the National Longitudinal Study on Adolescent Hearth. JAMA 278:823832, 1997 5.内藤寿七郎:育児の原理 - あたたかい心を育てる . アップリカ育児研究会 . 1996 6.マースデン・ ワーグナー(井上裕美、河合蘭訳),WHO 勧告にみる望ましい周産期ケアとその根拠 . メディカ出版 .2002 7.橋本武 夫:母乳育児~女から母へ~.日本小児科医会会報63―69、2005(30) 8.頼藤和寛:ホンネの育児論.創元社, 1992. 9.河合隼雄:子どもの本を読む . 光村図書 1985 10.樋口清之:梅干と日本刀-日本人の智恵と独創の歴 史 . 祥伝社黄金文庫 2000 11.加治伸行 : 家族の思想―儒教的死生観の果実 . PHP 文庫 1998 12.林 道義:母性 崩壊.PHP 研究所 1999 13.市川 浩:〈身〉の構造-身体論を超えて.講談社学術文庫, 1993 93 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 DC1-04 DC1-05 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 臨床心理学演習 1年次前期 →2年次後期→3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期 →2年次後期→3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 小椋 たみ子 担当 1年次では、発達心理学における発達臨床についての理論的、実証的な 意義の的確な認識を図り、当該及び関連専門領域の研究成果、諸課題へ 研究者としてのアプローチを試み、実証的研究に向けての基盤構築のた めの指導を行う。本演習においては、研究方法(実証的研究の方法、要 因計画、資料分析など)についても検討論議を合わせて行う。総括にお いて、発達期における心理臨床に関する文献検索・研究成果の報告、研 究課題をめぐり今後の演習を展望する。 渡辺 俊太郎 臨床心理学の理論に基づく援助の方法、さらに研究や研究成果の公開を行うために必要な知 識および技能の修得を目指し、3年間の演習を行う。 1年次では、フィールド研究を通して臨床心理面接(個人対象・集団対象)、臨床心理アセス メント、臨床心理地域援助の演習を行い、援助の実際について学ぶ。また、その内容に関す る先行研究の精読を行って研究方法や論文作成方法を理解するとともに、臨床心理学および その関連分野における最新の研究知見を学ぶ。さらに、文献を精読した後の議論を通して自 身の研究主題に関する問題意識の明確化を行い、博士学位請求論文の構想に活用する。 1.臨床心理学における援助方法、研究方法および論文作成方法を修得 する。 2.臨床心理学および関連分野における最新の研究知見を学ぶ。 1.発達臨床及び関連分野に関する先行文献、研究論文を可能な限り探 索する。 2.1. の探索作業を広汎に行い、従来の研究成果、課題を明らかにす るとともに研究方法論を修得する。 1.オリエンテーション(演習の目標、内容について) 2.情動的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議1 3.情動的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議2 4.情動的発達の心理臨床に関する研究課題について論究 5.知的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議1 6.知的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議2 7.知的発達の心理臨床に関する研究課題について論究 8.社会的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議1 9.社会的発達臨床の論文検索と研究成果の報告・討議2 10.社会的発達の心理臨床に関する研究課題について論究 11.家庭環境臨床の論文検索と研究成果の報告・討議 12.家庭環境の心理臨床に関する研究課題について論究 13.教育・地域環境臨床の論文検索と研究成果の報告・討議 14.教育・地域環境の心理臨床に関する研究課題と論究 15.総括 1.オリエンテーション(演習の目的と進め方) 2.臨床心理面接(個人対象)に関する先行研究検索とその成果につい て報告・討議 3.個人を対象とした臨床心理面接の事例報告および検討①(フィール ド研究) 4.臨床心理アセスメント(発達検査、性格検査)に関する先行研究検 索とその成果について報告・討議 5.臨床心理アセスメント(面接)に関する先行研究検索とその成果に ついて報告・討議 6.発達検査、性格検査による臨床心理アセスメントの演習(フィール ド研究) 7.面接による臨床心理アセスメントの演習(フィールド研究) 8.臨床心理アセスメントの事例報告および検討(フィールド研究) 9.個人を対象とした臨床心理面接の事例報告および検討②(フィール ド研究) 10.臨床心理面接(集団対象)に関する先行研究検索とその成果につい て報告・討議 11.集団を対象とした臨床心理面接の演習(フィールド研究) 12.臨床心理地域援助に関する先行研究検索とその成果について報告・ 討議 13.臨床心理地域援助の事例報告および検討(フィールド研究) 14.個人を対象とした臨床心理面接の事例報告および検討③(フィール ド研究) 15.総括 大学院博士後期1年次 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 1. 堀洋道監修 心理測定天度集Ⅰ~Ⅵ サイエンス社 2001~2011 2. 石井 哲夫監修 発達障害の臨床的理解と支援 金子書房 2010 3. 中沢潤 他 心 理学マニュアルシリーズ1~5 北大路書房 2011 4. 日本発達心理学会編 発達科学ハンドブック 新曜社 2011 5. 発達心理学研究編集委員会編 発 達心理学研究 日本発達心理学会 6. 健康心理学編集委員会編 健康心理学研 究 日本健康心理学会 7. 教育心理学研究編集委員会編 教育心理学研究 日 本 教 育 心 理 学 会 8.Damon,W.etal.Handbook of Child Psychology,Jhon Wiley&Sons,2006 9.Herbert,M.Developmental Problems of Childhood and Adolescence,Blackwell,2005 10.Lewis,Ch.etal Developmental Psychology Ⅰ~Ⅵ ,Sage publication,2004 その他関連専門分野の学会誌、文献 1. 中沢潤他(編著) 心理学マニュアル1~4 北大路書房 1997年 -2000 年 2. 海保博之他(編著) シリーズ・心理学の技法 福村出版 1999 年 -2007年 3. 氏原寛他(編著) 臨床心理学①~③ 培風館 1999年 -2000年 4. 土居健郎(著) 新訂 方法としての面接 医学書院 1992 年 5.M. ハーセン・V.B. ヴァン-ハッセル(著) 臨床面接のすすめ方 日本評論社 2001年 6.I.B.Weiner(著) Principles of Psychotherapy Wiley 1998年 7. 日本心理学会(編) 心理学研究 1926年 - 8. 日 本健康心理学会(編) 健康心理学研究 1988年 - 9. 日本心理臨床学会 (編) 心理臨床学研究 1983年 - 10. 日本カウンセリング学会(編) カウンセリング研究 1968年 - その他関連分野の和洋学会誌、文献 94 DD1-01 研究指導 1年次 →2年次→3年次(通年)0単位(演習) 担当 山﨑 高哉 大方 美香 小椋 たみ子 鈴木 裕子 瀧川 光治 玉置 哲淳 山内 順子 ≪授業の概要≫ 博士後期課程における研究指導は、主たる指導教員が1人で、または副指導教員と合同で、院 生の個性と問題意識を生かしながら、個人面接を中心に研究の進行に関する助言を与え、博士 学位請求論文の執筆・提出まできめ細かく行う。すなわち、研究課題の設定の仕方、先行研究 の収集・分析・解釈・報告の仕方、博士学位請求論文の書き方等を院生の問題関心・研究課題 に応じて指導する。また、指導院生が複数いる場合、院生一人ひとりが関心のあるテーマから 博士学位請求論文の構想並びに草稿について発表し、それを基に討論を行う。さらに、各種学 会・研究会への参加、各種学会紀要への投稿を勧め、研究者としての自立への支援を行う。 ≪学生の到達目標≫ 院生各自が自らの問題関心と適切な研究方法論に基づき、標準修業年限 内で、博士学位請求論文を執筆・提出できるようにする。 ≪授業計画≫ 1.研究指導の進め方―院生各自の問題関心と研究計画の把握 2.院生各自の関心のあるテーマについての研究状況の紹介 3.先行研究の検索・収集・整理 4.博士学位請求論文のテーマの絞り方・決め方 5.各自の博士学位請求論文の構想発表(院生1) 6.各自の博士学位請求論文の構想発表(院生2) 7.各自の博士学位請求論文の構想発表(院生3) 8.各自の博士学位請求論文の構想の再発表(院生1) 9.各自の博士学位請求論文の構想の再発表(院生2) 10.各自の博士学位請求論文の構想の再発表(院生3) 11.各種学会口頭発表予定者の発表(院生1)と討論 12.各種学会口頭発表予定者の発表(院生2)と討論 13.各種学会口頭発表予定者の発表(院生3)と討論 14.各種学会口頭発表予定者の再発表(院生1)と討論 15.各種学会口頭発表予定者の再発表(院生2)と討論 16.各種学会口頭発表予定者の再発表(院生3)と討論 17.各種学会紀要執筆予定者の発表(院生1)と討論 18.各種学会紀要執筆予定者の発表(院生2)と討論 19.各種学会紀要執筆予定者の発表(院生3)と討論 20.各種学会紀要執筆予定者の再発表(院生1) と討論 21.各種学会紀要執筆予定者の再発表(院生2)と討論 22.各種学会紀要執筆予定者の再発表(院生3)と討論 23.各自の博士予備論文の構想発表(院生1) 24.各自の博士予備論文の構想発表(院生2) 25.各自の博士予備論文の構想発表(院生3) 26.中間研究発表会への準備(院生1) 27.中間研究発表会への準備(院生2) 28.中間研究発表会への準備(院生3) 29.中間研究発表会 30.総括 大学院博士後期1年次 95 大学院 博士後期課程 2年次 DB2-01 DB2-02 教育学演習 教育方法学演習 1年次前期→ 2年次前期 →3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期→ 2年次後期 →3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山﨑 高哉 担当 2年次では、受講者の研究課題に応じて国内外の最新の研究動向や成果、 関連領域の文献について詳しいレビューを行い、それに基づき演習参加 者全員で様々な角度から検討・討論する。それを通じて、演習参加者が 各自の研究水準をより一層高め、かつ関連領域についての幅広い理解を もてるように配慮する。 瀧川 光治 2年次では、1年次同様、大学院学生一人ひとりが、各学校目標に掲げられて いる事例を参考にして、「各教科を通して、どのような人間形成を期待するか」 を措定した上で、そのためにはどのような " 授業づくり " が必要か、最も適当 と考える学習指導案(教科や実施学年は発表者に任せる)を作成し、それを発 表する。他の受講生は、あくまでも発表者の趣旨を踏まえた上で、それが教師 にとって指導上、また学習者にとって教育上、より有効に改善するには、どこ を、どう修正すべきかを話し合いながら、完全に近い学習指導案に仕上げる。 国内外の最新の主要な先行研究の収集・分析・検討を通して、受講者独 自の立場・見解を形成するとともに、研究手法を確立すること。 いわゆるプロ教師から、教師を指導できる指導的教師に育てることをめ ざす。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.日本の主要な先行研究について発表 ( 院生1) と討論 3.日本の主要な先行研究について発表 ( 院生2) と討論 4.日本の主要な先行研究について発表 ( 院生3) と討論 5.日本の主要な先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 6.日本の主要な先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 7.日本の主要な先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 8.外国の主要な先行研究について発表 ( 院生1) と討論 9.外国の主要な先行研究について発表 ( 院生2) と討論 10.外国の主要な先行研究について発表 ( 院生3) と討論 11.外国の主要な先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 12.外国の主要な先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 13.外国の主要な先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 14.博士予備論文の進捗状況について発表 15.総括 1.教育方法学演習Ⅱの趣旨についての説明をし、最終的に独創的な博士論文完成につ ながることの理解を図る。 2.大学院生が選んだ論文をテーマごとに分類し、それをもとに講義内容の章建てを図 る。 3.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 4.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 5.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 6.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 7.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 8.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 9.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 10.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 11.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 12.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 13.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 14.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 15.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 日本教育方法学会および日本教科教育学会発刊の論文集を適宜紹介 ・ 『新しい教育課程の創造』 、日本教科教育学会編、教育出版 ・ 『新しい授業の創り方講座』全7巻、第一法規 ・ 教育大学講座『教科教育の課題と展望』 、第一法規 ・ 『教育方法学研究』 (学会誌) 、日本教育方法学会 ・ 『日学選書3 21世紀を展望する新教育課程への提案』 、財団法人 日 本学術協力財団 ・ 日本教育技術学会編『26世紀が求める「学力像」 』 、明治図書 ・ 『日本教科教育学会誌』 、日本教科教育学会編 ・中西茂美・玉置哲淳共編『乳幼児教育の理論と展開』 、第一法規 97 大学院博士後期2年次 例えば、日本教育学会機関誌『教育学研究』や教育哲学会機関誌『教育 哲学研究』、関西教育学会機関誌『関西教育学会研究紀要』の最新号な どを活用。また、日本教育学会の International Yearbook"Educational Studies in Japan" や外国のジャーナルなどからも適宜論文を紹介し、 講読・発表を促す。 DB2-03 DB2-04 幼児教育学演習 保育実践研究演習 1年次前期→ 2年次前期 →3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→ 2年次後期 →3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 玉置 哲淳 担当 2年次では、1年次で押さえた4つのパラダイムを踏まえて、わが国に おける多様な研究成果を自分のものとして評価し、自分のパラダイムを 自己形成する力を養成する。すなわち、わが国の幼児教育の理論的成果 を整理するために、参考文献を論究・比較し、これまでの幼児教育学の 立場性を理解させるとともに、自分のパラダイムがその理論と保育実践 の両面からどこに位置づくのかを意識できる力を獲得させる。 大方 美香 2年次では、1年次の演習や他の演習科目との間で再考した結果により、 研究主題・手法に再検討の必要があれば、研究の軌道修正を行う。研究 主題・手法が決定すれば各自の研究を全力で推進し、同時に口頭発表の 準備を整えることを演習によって行う。関連文献収集と専門書の講読、 フィールド研究の実施、データの収集と観察のまとめ方について展開方 法を学習する。また、口頭発表に向けてのプレゼンテーションの仕方に ついて演習を行う。 1.今日の幼児教育学における理論的枠組み・成果について臨床的・実 証的視点を持って適切に評価する能力を涵養する。 2.自分のパラダイムを自分の狭い関心からではなく、幼児教育学全体 のパラダイムに位置づけることができる力を育てる。 1.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方 法を習得する。 2.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.幼児教育学における3つのパラダイムと保育実践(講義) 2.幼稚園教育要領の編成と幼児教育学のパラダイム(講義) 3.幼児教育実践と幼児教育学1ー倉橋惣三を中心にー(報告と討議) 4.幼児教育実践と幼児教育学2ー山下俊郎を中心にー(報告と討議) 5.幼児教育実践と幼児教育学ー宮内孝を中心にー(報告と討議) 6.幼児教育実践と幼児教育理論の関係についてのプレゼンテーション (まとめ1) 7.幼児教育実践と幼児教育理論の関係についてのプレゼンテーション (まとめ2) 8.現代の幼児教育学の知見の検討1 9.現代の幼児教育学の知見の検討2 10.現代の幼児教育学の知見の検討3(報告と討議) 11.現代の幼児教育学の知見の検討4(報告と討議) 12.幼児教育カリキュラムをめぐる現代におけるいろいろな立場の対立 と融合(プレゼンテーション) 13.保育内容領域を巡る現代におけるいろいろな立場の対立と融合(プ レゼンテーション) 14.保育方法をめぐる現代におけるいろいろな立場の対立と融合(プレ ゼンテーション) 15.幼児教育学全体をめぐる現代におけるいろいろな立場の対立と融合 (プレゼンテーション) 1.研究主題の修正、手法の再検討及び軌道修正 ( フィールド研究と研 究) 2.先行研究論文の収集と検討(子どもの遊びや活動から観察する視点) 3.研究の実践に関する検討 ( フィールド研究①テーマの確認と視点の 確認 ) 4.研究の実践に関する検討 ( フィールド研究②子どもの観察・調査研 究) 5.研究の実践に関する検討 ( フィールド研究③子どもの遊びから・調 査研究 ) 6.研究結果のまとめの検討 ( テーマ設定について討議-問題意識 ) 7.研究内容の考察、結論の導き方の検討 ( 各自のテーマ設定を発表 ) 8.研究に基づく考察の展開方法、意見交換 ( 各自のテーマ設定を発表 ) 9.各種関連学会の調査、発表学会の検討 10.学会発表予定者との討論 11.学内談話会での発表練習 ( 研究方法について討議-文献、観察研究 ) 12.学内談話会での発表、討議、意見交換 ( 各自の研究方法について発 表) 13.発表原稿の再検討 ( 研究のまとめ方について討議 ) 14.関連学会での口頭・ポスター発表、研究者との意見交換 ( 研究のま とめ方について発表 ) 15.口頭発表の再検討 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 大学院博士後期2年次 ・倉橋惣三全集4巻 フレーベル館 ・山下俊郎編 保育所保育指針解説 1965 ひかりのくに ・宮内孝 幼稚園教育の実際 1955 フレーベル館 ・レジュメ配布 1. 小田豊/編 榎沢良彦/編 新しい時代の幼児教育 有斐閣(有斐閣) 2002 2.小田豊/編著 神長美津子/編著 教育課程総論 北大路書房 2009 3.小田豊 子どもの心をつかむ保育者 子どもの願いが生かされる幼児教育を求 めて2001 ひかりのくに(ひかりのくに) 2001 4.高杉 自子 他監 保育 方法論 光生館 1998 5.山本 和美 編著 保育方法・形態論 樹村房 1998 6.久富陽子/著 梅田優子/著 保育方法の実践 萌文書林 2008 7.森上史 朗/編 渡辺英則/編 大豆生田啓友/編 保育方法・指導法の研究 2001 8. 神長美津子/編著 塩美佐枝/編著 保育方法 光生館 2009 9.浅見均/編 著 田中正浩/編著 保育方法の探求 学事出版 2005 10.柴崎正行/編著 田代和美/〔ほか〕共著 保育方法の探究第2版 建帛社 1999 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 秋田喜代美「保育者のライフステージと危機-ステージモデルから読み解く専門性,発達,83」 2000 pp.48-52 4. 中央教育審議 会「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」 2005 5. 林信二郎・岡崎友典「幼児の教育と保育-指 導することと見守ること-」放送大学教育振興会 2004 6. 星三和子・高橋洋代「0歳児の遊びに関わる日仏の保育者の行動に関する- 考察- 保育現場から見た日仏の子どもの発達 (2)」日仏教育学年報6 pp.82-96 7. 星三和子・高橋洋代「乳児保育のなかに見られる 日仏の保育観,発達観 ' -法令及び行政文書の分析を通して-」日仏教育学年報7 pp.13-25 8. Shantz,D.W., & Hobart,C.j.「Social conflict and development:Peers and siblings. In T.J. Bernet & G.W.Ladd(Eds.)」Peer relationships in child development(pp.7194) New York :A Wiley-Interscience Publication. 9. Vander ven,K.「Pathways to professional effectiveness for early childhood educators. In B.Spoodek,O. n .Saracho & D.Peters(Eds.) 」 Professionalism and the early childhood practitioner.Teachers College Press. 10. 厚生労働省「次世代育成支援施策の在り方に関する研究会 社会連帯による次世代育成支援に向けて」2003 98 DB2-05 DC2-01 保育内容研究演習 小児医学演習 1年次前期→ 2年次前期 →3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期→ 2年次前期 →3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 瀧川 光治 担当 石﨑 優子 2年次では、1年次前期の演習を通じ、また2年次までの間に再考した 結果により、研究主題・手法に再検討があれば研究の軌道修正を行う。 決定すれば各自の研究を全力で推進し、同時に口頭発表の準備を整える よう指導する。関連文献収集と講読、研究の実施、データのまとめ方と 考察の展開方法を討議検討する。合わせてプレゼンテーションの仕方に ついて演習を行う。 2年次では、保育内容の研究を10のテーマに分類し、そのテーマについての日本と諸外国の研 究動向を学びながら、学会口頭発表・学会誌論文投稿に向けての準備をする。 具体的には、あるテーマ(たとえば「ごっこ遊び」)について、日本と諸外国の研究動向・先行研 究について、知見を整理し、同じテーマでも様々な切り口や研究方法があり、そこでの現状と課 題の把握を行う。 とくに、受講生の研究課題に応じて、国内外の最新の研究動向や成果、関連領域の文献について、 詳しいレビューを行う。参加者全員で討議し、各自の研究水準をより高めるように配慮する。 1.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方法 を習得する。 2.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.博士(教育学)の学位に値する論文が備えていなければならない諸条 件を理解する。 2.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方法 を習得する。 3.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2. 「ごっこ遊び」の研究に関する日本と諸外国の研究動向についての発 表と討議(院生1) 3. 「砂場での遊び」の研究に関する日本と諸外国の研究動向についての 発表と討議(院生2) 4. 「構成的な遊び」の研究に関する日本と諸外国の研究動向についての 発表と討議(院生3) 5. 「遊びの中の好奇心・探究心」の研究に関する日本と諸外国の研究動 向についての発表と討議(院生1) 6. 「造形表現活動」の研究に関する日本と諸外国の研究動向についての 発表と討議(院生2) 7. 「音楽表現活動」の研究に関する日本と諸外国の研究動向についての 発表と討議(院生3) 8. 「運動遊び・活動的な遊び」の研究に関する日本と諸外国の研究動向 についての発表と討議(院生1) 9. 「ルールのある遊び」の研究に関する日本と諸外国の研究動向につい ての発表と討議(院生2) 10. 「遊びを通しての人間関係の育ち」の研究に関する日本と諸外国の研 究動向についての発表と討議(院生3) 11. 「体験の多様性と関連性」の研究に関する日本と諸外国の研究動向に ついての発表と討議(院生1.2.3) 12.自分でテーマ設定した内容についての日本と諸外国の研究動向につ いての発表と討議①(院生1) 13.自分でテーマ設定した内容についての日本と諸外国の研究動向につ いての発表と討議②(院生2) 14.自分でテーマ設定した内容についての日本と諸外国の研究動向につ いての発表と討議③(院生3) 15.学会発表、学会誌への論文投稿に向けて 1.研究主題の修正、手法の再検討および軌道修正 2.直近の先行研究論文の収集と検討 3.研究の実践に関する検討(指導教員との検討) 4.研究の実践に関する検討(教員、他の院生との検討) 5.研究の実践に関する検討(学内談話会での検討) 6.研究結果のまとめの検討 7.研究内容の考察、結論の導き方の検討 8.研究に基づく考察の展開方法の検討、意見交換 9.各種関連学会の調査、発表学会の検討 10.学会発表予定者との討論 11.学内談話会での発表練習 12.学内談話会での発表、討議、意見交換 13.発表原稿の再検討 14.関連学会での口頭・ポスター発表、他施設研究者との意見交換 15.口頭発表の再検討 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 99 大学院博士後期2年次 以下のものには随時目を通すよう指導する。 1.厚生の指標(厚生統計協会、毎月) 2.保健の科学(杏林書院、毎月) 3.からだの科学(日本評論社、年4回) 4.乳幼児教育学研究(日本乳幼児教育学会編集) 5.保育学研究(日本保育学会、年2回) 6.Journal of School Health(American School Health Association, monthly, Wiley-Blackwell) 7.Early Childhood Education Journal(Springer, bimonthly) 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 文部科学省「幼児理解と評価 幼稚園教育指導資料第3集 平成22年7月改訂」ぎょうせい 4. 秋田喜代美・能智正博・藤江康彦編「はじ めての質的研究法―教育・学習編」2007 5. 秋田喜代美・ルイス , キャサリン「授業の研究 教師の学習」明石書店、2008 6. 前田泰樹・水 川喜文・岡田光弘(編)「エスノメソドロジー 人びとの実践から学ぶ」新曜社 7. 秋田喜代美「保育の心もち」ひかりのくに、2009 8. 河 邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 9. 瀧川光治・小栗正裕編「新・保育の考え方と実践」久美、2009 10. 東京学芸大学附 属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集 「今日から明日へつながる保育―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書 林、2009 11. 久富陽子・梅田優子「保育方法の実践的理解」萌文書林、2008 12. 無藤 隆・清水益治 編著「保育心理学」北大路書房、 2009 13. 無藤 隆「幼児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 14. Karen Worth , Sharon Grollman(2003) 「Worms,shadows,and Whirlpools:Science in the Early Childhood Classroom」Heinemann 15. Ministry of Education(2004)「An introduction to Kei Tua o te pae Assessment for Leaning:Early Childhood Exemplars.」Wellington:Learning Media Ltd. DC2-02 DC2-03 子ども心身医療演習 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 1年次後期→ 2年次後期 →3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→ 2年次前期 →3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山内 順子 担当 小椋 たみ子 2年次では、各自の研究課題に応じて、国内外の発達心理学とその関連 領域の最新の研究成果と動向をレビューし、検討・討論を通して、各自 が研究の水準を一層高め視野を一層広げられるようにする。 3年間を通じて、この分野で全国的にも最初に実践を始めた大阪の(社)大阪総合医学・教育研究会附 属のこども心身医療研究所で演習を行う。同所ではこれまでも医師はもちろん、心理学科の大学院生の 実習を実施してきたので、その経験をもとに、保育の視点から行う。先ず、初診の親子のインテーク面 接に陪席し、カンファレンスに参加する。次いで、不登校児の通う Day Care、発達障害児への勉強を 教える土曜日塾に参加する。彼らへの教育的指導を実践させる。これによって一般保育・幼稚園や小学 校での通常の教育活動と微妙に異なるところを身をもって感じさせる。適切な例には初診以降も適時参 加させ(制限はあるが)、子どもへの治療技法なども見学させ、何を狙ったものか学修させる。 1.発達心理学とその関連領域の最新の研究成果と動向を知る。 2.各自の研究上の観点と方法を明確にする。 1.不登校児や発達障害児への教育は指導力を育成する。 2.子どもへの治療技法の狙いを理解する。 1.演習の目的と進め方-オリエンテーション 2.日本の主要な先行研究についての発表と討論 3.日本の主要な先行研究についての発表と討論 4.日本の主要な先行研究についての発表と討論 5.日本の主要な先行研究についての発表と討論 6.日本の主要な先行研究についての発表と討論 7.日本の主要な先行研究についての発表と討論 8.外国の主要な先行研究についての発表と討論 9.外国の主要な先行研究についての発表と討論 10.外国の主要な先行研究についての発表と討論 11.外国の主要な先行研究についての発表と討論 12.外国の主要な先行研究についての発表と討論 13.外国の主要な先行研究についての発表と討論 14.外国の主要な先行研究についての発表と討論 15.総括 1.初診カンファレンス参加(1) 2.初診カンファレンス参加(2) 3.初診カンファレンス参加(3) 4.初診陪席(1) 5.初診陪席(2) 6.初診陪席(3) 7.Day Care 参加(1) 8.Day Care 参加(2) 9.Day Care 参加(3) 10.発達障害の勉強教室参加(1) 11.発達障害の勉強教室参加(2) 12.発達障害の勉強教室参加(3) 13.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(1) 14.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(2) 15.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(3) レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 大学院博士後期2年次 1.Hartup,W.W, and Silbereisen,R.K.(Eds.) 2002 Growing points in developmental science:An introduction. Psychology Press. 2.守 屋國光 2005 生涯発達論-人間発達の理論と概念- 風間書 房 3.S chaf f er,H.R. 2006 Key concep ts in d evelop m ental psychology. Sage. 4.S p e n c e r, J . 2 0 0 9 T o w a r d a u n i f i e d t h e o r y o f development:Connectionism and dynamic system theory reconsider. Oxford University Press. 1.中根 晃ら 詳解 子どもと思春期の精神医学 金剛出版 2008 2.Donld E. Greydanus, Mark L. Wolraich. Behavioral Pediatrics, Springer-Verlag,1992 3.マイクル・バリント(池見酉次郎ら訳). プライマリ・ケアに おける心身医学―バリント・グループの実際 . 診断と治療社 1967年 4.Michael D. Resnidk, et al. Protecting Adolescents From Harm:Findings From the National Longitudinal Study on Adolescent Hearth. JAMA 278:823832, 1997 5. 内藤寿七郎:育児の原理 - あたたかい心を育てる . アップリカ育児研究会 . 1996 6. マースデ ン・ワーグナー(井上裕美、河合蘭訳),WHO 勧告にみる望ましい周産期ケアとその根拠 . メディカ出版 .2002 7. 橋本武夫:母乳育児~女から母へ~.日本小児科医会会報63―69、2005(30) 8. 頼藤和寛:ホンネの育児論.創 元社,1992. 9.河合隼雄:子どもの本を読む . 光村図書 1985 10.樋口清之:梅干と日本刀-日本人の智恵と 独創の歴史 . 祥伝社黄金文庫 2000 11.加治伸行:家族の思想―儒教的死生観の果実 . PHP 文庫 1998 12.林 道義:母性崩壊.PHP 研究所 1999 13.市川 浩:〈身〉の構造-身体論を超えて.講談社学術文庫, 1993 100 DC2-04 DC2-05 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 臨床心理学演習 1年次前期→ 2年次後期 →3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→ 2年次後期 →3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 小椋 たみ子 担当 2年次では、発達心理学演習Ⅱ(発達臨床)を継続・発展させ、博士学位 請求論文のテーマの焦点化を図るため、討議を深めるとともに、テーマ に妥当な実証的研究の具体的な方法についても探索・検討を重ねる。 渡辺 俊太郎 臨床心理学の理論に基づく援助の方法、さらに研究や研究成果の公開を 行うために必要な知識および技能の修得を目指し、3年間の演習を行う。 2年次では、臨床心理学に関する文献研究、調査研究、実験研究、事例 研究論文の精読を行い、研究方法や論文作成方法の理解を深めるととも に、臨床心理学およびその関連分野における最新の研究知見を学ぶ。さ らに、文献を精読した後の議論を通して自身の研究計画に関する検討を 行い、博士学位請求論文の作成を進める。 1.学位論文のテーマを確定し、そのテーマを実証的に展開するために 妥当な研究方法(研究対象、研究材料、研究手続、資料の処理など) を決定する。 2.研究成果を学会、学会誌、紀要等で発表し、研究業績を蓄積する。 1.臨床心理学における援助方法、研究方法および論文作成方法を修得 する。 2.臨床心理学および関連分野における最新の研究知見を学ぶ。 1.先行研究について検討(関連論文検索・検討も併行) 2.先行研究について討議(関連論文検索・検討も併行) 3.先行研究について論究(関連論文検索・検討も併行) 4.先行研究について決定(関連論文検索・検討も併行) 5.先行研究テーマによる研究計画の探索と検討 6.先行研究テーマによる研究計画についての討議 7.先行研究テーマによる研究計画の論究と決定 8.予備研究の実施と結果の分析・検討(方法の妥当性) 9.予備研究の実施と結果の分析・検討(分析手法の妥当性) 10.予備研究による調整研究計画立案と検討及び決定 11.本研究実施と経過報告・検討(関連論文検索・検討も併行) 12.本研究実施と経過報告・討議(関連論文検索・検討も併行) 13.関連研究の研究計画立案と検討・討議及び決定 14.関連研究実施と結果の報告及び検討・討議 15.関連研究の論文化と検討・討議・論究及び演習全般の総括 1.オリエンテーション(演習の目的と進め方) 2.文献研究の論文検索とその成果の報告・討議 3.調査研究(質問紙研究)の論文検索とその成果の報告・討議 4.調査研究(面接・観察研究)の論文検索とその成果の報告・討議 5.心理指標を用いた実験研究の論文検索とその成果の報告・討議 6.生理指標を用いた実験研究の論文検索とその成果の報告・討議 7.事例研究の論文検索とその成果の報告・討議 8.学位論文の研究主題について再検討 9.研究主題と研究方法の関連について討議 10.投稿論文の作成に関する研修 11.研究主題に関連した先行研究の論文検索とその成果の報告・討議① 12.研究主題に関連した先行研究の論文検索とその成果の報告・討議② 13.研究主題に関連した先行研究の論文検索とその成果の報告・討議③ 14.学位論文の研究構成について討議 15.総括 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 1. 中沢潤他(編著) 心理学マニュアル1~4 北大路書房 1997年 -2000年 2. 海保博之他 (編著) シリーズ・心理学の技法 福村出版 1999年 -2007年 3. 氏原寛他(編著) 臨 床心理学①~③ 培風館 1999年 -2000年 4. 河合隼雄(河合俊雄編)心理療法コレクショ ンⅡ カウンセリングの実際 岩波現代文庫 2009年 5. 河合隼雄(河合俊雄編)心理療法 コレクションⅣ 心理療法序説 2009年 6.American Psychological Association(編) Publication Manual of the American Psychological Association American Psychological Association 2009年 7. 日本心理学会(編) 執筆・投稿の手びき 日本心理学会 2005 年 8. 日本心理学会(編) 心理学研究 1926年 - 9. 日本健康心理学会(編) 健康心理 学研究 1988年 - 10. 日本心理臨床学会(編) 心理臨床学研究 1983年 - 11. 日本カウ ンセリング学会(編) カウンセリング研究 1968年 - その他関連分野の和洋学会誌、文献 101 大学院博士後期2年次 1. 堀洋道監修 心理測定天度集Ⅰ~Ⅵ サイエンス社 2001~2011 2. 石井 哲夫監修 発達障害の臨床的理解と支援 金子書房 2010 3. 中沢潤 他 心 理学マニュアルシリーズ1~5 北大路書房 2011 4. 日本発達心理学会編 発達科学ハンドブック 新曜社 2011 5. 発達心理学研究編集委員会編 発 達心理学研究 日本発達心理学会 6. 健康心理学編集委員会編 健康心理学研 究 日本健康心理学会 7. 教育心理学研究編集委員会編 教育心理学研究 日 本 教 育 心 理 学 会 8.Damon,W.etal.Handbook of Child Psychology,Jhon Wiley&Sons,2006 9.Herbert,M.Developmental Problems of Childhood and Adolescence,Blackwell,2005 10.Lewis,Ch.etal Developmental Psychology Ⅰ~Ⅵ ,Sage publication,2004 その他関連専門分野の学会誌、文献 DD2-01 研究指導 1年次→ 2年次 →3年次(通年)0単位(演習) 担当 山﨑 高哉 大方 美香 小椋 たみ子 鈴木 裕子 瀧川 光治 玉置 哲淳 山内 順子 ≪授業の概要≫ 博士後期課程における研究指導は、主たる指導教員が1人で、または副指導教員と合同で、院 生の個性と問題意識を生かしながら、個人面接を中心に研究の進行に関する助言を与え、博士 学位請求論文の執筆・提出まできめ細かく行う。すなわち、研究課題の設定の仕方、先行研究 の収集・分析・解釈・報告の仕方、博士学位請求論文の書き方等を院生の問題関心や研究課題 に応じて指導する。また、指導院生が複数いる場合、院生一人ひとりが関心のあるテーマから 博士学位請求論文の構想並びに草稿について発表し、それを基に討論を行う。さらに、各種学 会・研究会への参加、各種学会紀要への投稿を勧め、研究者としての自立への支援を行う。 ≪学生の到達目標≫ 院生各自が自らの問題関心と適切な研究方法論に基づき、標準修業年限 内で、博士学位請求論文を執筆・提出できるようにする。 ≪授業計画≫ 1.研究指導の進め方―院生各自の問題関心と研究計画の把握 2.最新の先行研究のレビュー(院生1) 3.最新の先行研究のレビュー(院生2) 4.最新の先行研究のレビュー(院生3) 5.各自の博士予備論文の構想発表(院生1) 6.各自の博士予備論文の構想発表(院生2) 7.各自の博士予備論文の構想発表(院生3) 8.各自の博士予備論文の構想の再発表(院生1) 9.各自の博士予備論文の構想の再発表(院生2) 10.各自の博士予備論文の構想の再発表(院生3) 11.中間研究発表会への準備(院生1) 12.中間研究発表会への準備(院生2) 13.中間研究発表会への準備(院生3) 14.中間研究発表会 15.総括 16.各自の博士予備論文草稿の検討(院生1) 17.各自の博士予備論文草稿の検討(院生2) 18.各自の博士予備論文草稿の検討(院生3) 19.各自の博士予備論文草稿の再検討(院生1) 20.各自の博士予備論文草稿の再検討(院生2) 21.各自の博士予備論文草稿の再検討(院生3) 22.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅰ(院生1) 23.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅰ(院生2) 24.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅰ(院生3) 25.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅱ(院生1) 26.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅱ(院生2) 27.各自の博士予備論文草稿の最終検討Ⅱ(院生3) 28.各自の博士予備論文の提出 29.博士予備論文についての反省会 30.総括―博士学位請求論文提出許可の判定 大学院博士後期2年次 102 大学院 博士後期課程 3年次 DB3-01 DB3-02 教育学演習 教育方法学演習 1年次前期→2年次前期→ 3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期→2年次後期→ 3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山﨑 高哉 担当 3年次では、受講者の研究課題に応じて国内外の最新の研究動向や成果、 関連領域の文献についてより詳しいレビューを行い、それに基づき演習 参加者全員で様々な角度から検討・討論する。それを通じて、演習参加 者が各自の研究水準のより一層の高度化を図り、かつ関連領域について のより広汎な理解をもてるように配慮する。 瀧川 光治 3年次では、博士学位請求論文につながるテーマになるように、研究内 容を焦点化するために、これまで学修、研究してきたことを踏まえて、 自らの興味・関心を中心に据え、どのような分野・領域の問題に焦点化 していくかを、大学院生と話し合う。いつまでも自分の誇りに思える ような充実した内容の博士学位請求論文に仕上げるための指導を行いた い。 国内外の最新の主要な先行研究の分析・検討を通して、受講者独自の立 場・見解を形成するとともに、研究手法を確立すること。博士学位請求 論文が備えるべき基本的条件とは何かについて理解できること。 いわゆるプロ教師から、教師を指導できる指導的教師を育てることをめ ざす。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 3.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 4.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 5.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 6.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 7.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 8.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 9.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 10.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 11.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 12.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 13.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 14.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題① 15.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題② 1.教育方法学演習Ⅲの趣旨についての説明をし、最終的に独創的な博士論文完成につ ながることの理解を図る。 2.大学院生が選んだ論文をテーマごとに分類し、それをもとに講義内容の章建てを図 る。 3.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 4.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 5.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 6.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 7.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 8.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 9.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 10.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 11.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 12.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 13.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 14.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 15.大学院生の発表と、発表内容に対する質疑応答。各発表時間終了時に本授業坦当者 から、解説すべき事項や内容、さらに付け加える総括的なコメント・寸評を行う。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 日本教育方法学会および日本教科教育学会発刊の論文集を適宜紹介 ・ 『新しい教育課程の創造』 、日本教科教育学会編、教育出版 ・ 『新しい授業の創り方講座』全7巻、第一法規 ・ 教育大学講座『教科教育の課題と展望』 、第一法規 ・ 『教育方法学研究』 (学会誌) 、日本教育方法学会 ・ 『日学選書3 21世紀を展望する新教育課程への提案』 、財団法人 日 本学術協力財団 ・ 日本教育技術学会編『26世紀が求める「学力像」 』 、明治図書 ・ 『日本教科教育学会誌』 、日本教科教育学会編 ・中西茂美・玉置哲淳共編『乳幼児教育の理論と展開』 、第一法規 103 大学院博士後期3年次 例えば、日本教育学会機関誌『教育学研究』や教育哲学会機関誌『教育 哲学研究』、関西教育学会機関誌『関西教育学会研究紀要』の最新号な どを活用。また、日本教育学会の International Yearbook"Educational Studies in Japan" や外国のジャーナルなどからも適宜論文を紹介し、 講読・発表を促す。 DB3-03 DB3-04 幼児教育学演習 保育実践研究演習 1年次前期→2年次前期→ 3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→2年次後期→ 3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 玉置 哲淳 担当 3年次では、2年次までの研究を踏まえて、本授業では、各自の研究 テーマと研究の方法論を持って研究発表に取り組みつつ、幼児教育学の パラダイムを理解し、その基本的な知見を拡大し、保育現場における諸 問題の理論的かつ実践的解決能力を持つことを目指す。このため、論文 作成についての詳細な検討を行う。前半では、テーマ設定と方法の関係 を中心とし、後半では、実証的・臨床的な幼児教育学の方法論を使って 各自の論文作成に焦点を当てる。 大方 美香 3年次では、受講生の研究課題に応じて、国内外の最新の研究動向や成 果、関連領域の文献について、詳しいレビューを行う。参加者全員で討 議し、各自の研究水準をより高めるように配慮する。 1.博士(教育学)の学位に値する論文が備えていなければならない諸 条件を理解する。 2.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方 法を習得する。 3.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.先行研究の検討及び臨床的・実証的な研究方法を踏まえた研究遂行 能力・研究方法論を獲得する。 2.幼児教育学の知見、研究の方法論の多様性を学び、論文作成に必要 な力量を育てる。 3.保育現場における諸問題の理論的かつ実践的解決能力を養う。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 3.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 4.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 5.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 6.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 7.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 8.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 9.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 10.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 11.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 12.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 13.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 14.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題① 15.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題② 1.テーマ先行研究構成案(基本的枠組)報告と検討・討議 2.テーマ先行研究に関連する先行論文の報告と討議・論究 3.テーマ先行研究の検証パラダイムの報告と討議 4.テーマ先行研究の検証パラダイムの報告と論究 5.本研究による資料分析の報告と討議・論究 6.本研究による結果の内容についての報告と検討・討議 7.本研究による結果の内容についての報告と論究 8.本研究による結果の考察・結論についての検討・討議 9.本研究による結果の考察・結論についての論究 10.関連研究の研究計画の立案と検討・討議及び決定 11.関連研究の実施と結果の報告及び討議・論究 12.学位論文の草稿作成と報告及び検討 13.学位論文の草稿の報告と討議及び調整 14.学位論文の草稿に関する論究と提出論文作成への展開 15.学位論文の完成と提出及び演習の省察と総括 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 大学院博士後期3年次 1.日本保育学会論文集 2.乳幼児教育学会大会発表論文集 3.乳幼児教育学会 乳幼児教育研究 4.日本保育学会 保育学研究 5.児童心理学の進歩 6.NAEYC, Young Children, NAEYC 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 秋田喜代美「保育者のライフステージと危機-ステージモデルから読み解く専門性,発達,83」2000 pp.48-52 4. 中央教育審議会 「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」2005 5. 林信二郎・岡崎友典「幼児の教育と保育-指導する ことと見守ること-」放送大学教育振興会2004 6. 星三和子・高橋洋代「0歳児の遊びに関わる日仏の保育者の行動に関する-考察- 保育現場から見た日仏の子どもの発達 (2)」日仏教育学年報6 pp.82-96 7. 星三和子・高橋洋代「乳児保育のなかに見られる日仏の保育 観,発達観 ' -法令及び行政文書の分析を通して-」日仏教育学年報7 pp.13-25 8. Shantz,D.W., & Hobart,C.j.「Social conflict and development:Peers and siblings. In T.J. Bernet & G.W.Ladd(Eds.)」Peer relationships in child development(pp.71-94) New York :A Wiley-Interscience Publication. 9. Vander ven,K.「Pathways to professional effectiveness for early childhood educators. In B.Spoodek,O. n .Saracho & D.Peters(Eds.) 」 Professionalism and the early childhood practitioner.Teachers College Press. 10. 厚生労働省「次世代育成支援施策の在り方に関する研究会 社会連帯による次世代育成支援に向けて」2003 104 DB3-05 DC3-01 保育内容研究演習 小児医学演習 1年次前期→2年次前期→ 3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次前期→2年次前期→ 3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 瀧川 光治 担当 3年次では、受講生の研究課題に応じて、国内外の最新の研究動向や成 果、関連領域の文献について、詳しいレビューを行う。参加者全員で討 議し、各自の研究水準をより高めるように配慮する。 石﨑 優子 1年次前期、2年次前期での体験と学修を踏まえて、3年次後期で博士 学位請求論文作成に収斂するように、演習を行う。関連文献の購読、研 究の実施、データのまとめ方と考察の展開方法を討議検討する。自分の 研究成果の社会への還元をめざさせる。 1.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方 法を習得する。 2.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.博士(教育学)の学位に値する論文が備えていなければならない諸 条件を理解する。 2.研究の展開手法、成果のまとめ方および原稿(口頭、投稿)作成方 法を習得する。 3.自分の研究成果を広く社会に還元できるよう努力する。 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 3.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 4.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 5.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 6.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 7.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 8.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 9.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 10.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 11.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 12.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 13.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 14.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題① 15.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題② 1.この課題演習の進め方―オリエンテーション 2.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 3.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 4.日本の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 5.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 6.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 7.日本の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 8.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生1) と討論 9.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生2) と討論 10.外国の最新の先行研究について発表 ( 院生3) と討論 11.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生1) と討論 12.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生2) と討論 13.外国の最新の先行研究について再発表 ( 院生3) と討論 14.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題① 15.博士後期課程における研究の進捗状況と今後の課題② レポート試験80%、授業参画20% で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 105 大学院博士後期3年次 その都度指示するが、以下のものには随時目を通すよう指導する。 1.厚生の指標(厚生統計協会、毎月) 2.保健の科学(杏林書院、毎月) 3.からだの科学(日本評論社、年4回) 4.乳幼児教育学研究(日本乳幼児教育学会編集) 5.保育学研究(日本保育学会、年2回) 6.Journal of School Health(American School Health Association, monthly, Wiley-Blackwell) 7.Early Childhood Education Journal(Springer, bimonthly) 1. 文部科学省「幼稚園教育要領」解説書(フレーベル館)平成20年 2. 厚生労働省「保育所保育指針」解説書(フレーベル館)平成20年 3. 文部科学省「幼児理解と評価 幼稚園教育指導資料第3集 平成22年7月改訂」ぎょうせい 4. 秋田喜代美・能智正博・藤江康彦編「はじ めての質的研究法―教育・学習編」2007 5. 秋田喜代美・ルイス , キャサリン「授業の研究 教師の学習」明石書店、2008 6. 前田泰樹・水 川喜文・岡田光弘(編)「エスノメソドロジー 人びとの実践から学ぶ」新曜社 7. 秋田喜代美「保育の心もち」ひかりのくに、2009 8. 河 邉貴子「遊びを中心とした保育」萌文書林、2005 9. 瀧川光治・小栗正裕編「新・保育の考え方と実践」久美、2009 10. 東京学芸大学附 属幼稚園小金井園舎、河邉貴子 , 赤石元子編集 「今日から明日へつながる保育―体験の多様性・関連性をめざした保育の実践と理論」萌文書 林、2009 11. 久富陽子・梅田優子「保育方法の実践的理解」萌文書林、2008 12. 無藤 隆・清水益治 編著「保育心理学」北大路書房、 2009 13. 無藤 隆「幼児教育の原則―保育内容を徹底的に考える」ミネルヴァ書房、2009 14. Karen Worth , Sharon Grollman(2003) 「Worms,shadows,and Whirlpools:Science in the Early Childhood Classroom」Heinemann 15. Ministry of Education(2004)「An introduction to Kei Tua o te pae Assessment for Leaning:Early Childhood Exemplars.」Wellington:Learning Media Ltd. DC3-02 DC3-03 子ども心身医療演習 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 1年次後期→2年次後期→ 3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→2年次前期→ 3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 山内 順子 担当 小椋 たみ子 3年次では、各自の研究課題に応じて、国内外の発達研究とその関連領 域の最新の研究成果と動向をレビューし、検討・討論を通して、各自が 研究のまとめの段階に到達できるようにする。 3年間を通じて、この分野で全国的にも最初に実践を始めた大阪の(社)大阪総合医学・教育研究会附 属のこども心身医療研究所で演習を行う。同所ではこれまでも医師はもちろん、心理学科の大学院生の 実習を実施してきたので、その経験をもとに、保育の視点から行う。先ず、初診の親子のインテーク面 接に陪席し、カンファレンスに参加する。次いで、不登校児の通う Day Care、発達障害児への勉強を 教える土曜日塾に参加する。彼らへの教育的指導を実践させる。これによって一般保育・幼稚園や小学 校での通常の教育活動と微妙に異なるところを身をもって感じさせる。適切な例には初診以降も適時参 加させ(制限はあるが)、子どもへの治療技法なども見学させ、何を狙ったものか学修させる。 1. 発達心理学とその関連領域の最新の研究成果と動向をまとめる。 2. 各自の研究のまとめ方を明確にする。 1.不登校児や発達障害児への教育は指導力を育成する。 2.子どもへの治療技法の狙いを理解する。 1.演習の目的と進め方-オリエンテーション 2.日本の主要な先行研究についての発表と討論 3.日本の主要な先行研究についての発表と討論 4.日本の主要な先行研究についての発表と討論 5.日本の主要な先行研究についての発表と討論 6.日本の主要な先行研究についての発表と討論 7.日本の主要な先行研究についての発表と討論 8.外国の主要な先行研究についての発表と討論 9.外国の主要な先行研究についての発表と討論 10.外国の主要な先行研究についての発表と討論 11.外国の主要な先行研究についての発表と討論 12.外国の主要な先行研究についての発表と討論 13.外国の主要な先行研究についての発表と討論 14.博士学位請求論文の進捗状況についての発表 15.総括 1.初診カンファレンス参加(1) 2.初診カンファレンス参加(2) 3.初診カンファレンス参加(3) 4.初診陪席(1) 5.初診陪席(2) 6.初診陪席(3) 7.Day Care 参加(1) 8.Day Care 参加(2) 9.Day Care 参加(3) 10.発達障害の勉強教室参加(1) 11.発達障害の勉強教室参加(2) 12.発達障害の勉強教室参加(3) 13.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(1) 14.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(2) 15.臨床の場で適時、診療・Play・相談に参加(3) レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 大学院博士後期3年次 1. Hartup,W.W, and Silbereisen,R.K.(Eds.) 2002 Growing points in developmental science: An introduction. Psychology Press. 2.守屋國光 2005 生涯発達論-人間発達の理論と概念- 風間書房 3.Schaffer,H.R. 2006 Key concepts in developmental psychology. Sage. 4. Spencer,J. 2009 Toward a unified theory of development: Connectionism and dynamic system theory re-consider. Oxford University Press. 1.中根 晃ら 詳解 子どもと思春期の精神医学 金剛出版 2008 2.Donld E. Greydanus ,Mark L. Wolraich. Behavioral Pediatrics, Springer-Verlag,1992 3.マイクル・バリント(池見酉次郎ら訳). プライマリ・ケアに おける心身医学―バリント・グループの実際 . 診断と治療社 1967年 4.Michael D. Resnidk, et al. Protecting Adolescents From Harm: Findings From the National Longitudinal Study on Adolescent Hearth. JAMA 278:823832, 1997 5. 内藤寿七郎:育児の原理-あたたかい心を育てる . アップリカ育児研究会 . 1996 6. マースデン・ ワーグナー(井上裕美、河合蘭訳),WHO 勧告にみる望ましい周産期ケアとその根拠 . メディカ出版 .2002 7.橋本武 夫:母乳育児~女から母へ~.日本小児科医会会報63―69、2005(30) 8.頼藤和寛:ホンネの育児論.創元社, 1992. 9.河合隼雄:子どもの本を読む . 光村図書 1985 10.樋口清之:梅干と日本刀-日本人の智恵と独創の歴 史.祥伝社黄金文庫 2000 11.加治伸行:家族の思想―儒教的死生観の果実. PHP文庫 1998 12.林 道義:母性 崩壊.PHP 研究所 1999 13.市川 浩:〈身〉の構造-身体論を超えて.講談社学術文庫, 1993 106 DC3-04 DC3-05 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 臨床心理学演習 1年次前期→2年次後期→ 3年次前期 3単位(3学年を通して)(演習) 1年次後期→2年次後期→ 3年次後期 3単位(3学年を通して)(演習) ≪授業の概要≫ ≪授業の概要≫ ≪学生の到達目標≫ ≪学生の到達目標≫ ≪授業計画≫ ≪授業計画≫ ≪成績評価の方法≫ ≪成績評価の方法≫ ≪教科書≫ ≪教科書≫ ≪参考書・参考資料等≫ ≪参考書・参考資料等≫ 担当 小椋 たみ子 担当 3年次では、発達心理学演習Ⅱ(発達臨床)に続き、博士学位請求論文の ための実証的研究について経過報告を行い、得られた研究資料の分析、 結果の整理・内容及び考察について、論文の草稿をもとに討議・論究を 重ね、論文完成に向けての指導を行う。 合わせて関連研究の報告を求め検討・討議・論究を行う。 渡辺 俊太郎 臨床心理学の理論に基づく援助の方法、さらに研究や研究成果の公開を 行うために必要な知識および技能の修得を目指し、3年間の演習を行う。 3年次では、博士学位請求論文のための実証的、臨床的研究について経 過報告を行い、得られた研究資料の分析、結果の整理・内容および考察 について、論文の草稿をもとに討議・論究を重ね、論文完成に向けての 指導を行う。また、研究成果に関する学会、学会誌、紀要での発表につ いて検討を行う。 1.学位申請論文のために実施した実証的研究による論文作成上の諸側 面についての研究討議・論究により、学問的業績にふさわしい論文 にまとめ、論文を完成する。 2.1. の討議・論究の過程で、研究者・教育者としての資質を向上さ せる。 3.研究成果を学会、学会誌、紀要で発表し、研究業績を蓄積する。 1.臨床心理学における援助方法、研究方法および論文作成方法を修得 する。 2.臨床心理学および関連分野における最新の研究知見を学ぶ。 1.テーマ先行研究構成案(基本的枠組)報告と検討・討議 2.テーマ先行研究に関連する先行論文の報告と討議・論究 3.テーマ先行研究の検証パラダイムの報告と討議 4.テーマ先行研究の検証パラダイムの報告と論究 5.本研究による資料分析の報告と討議・論究 6.本研究による結果の内容についての報告と検討・討議 7.本研究による結果の内容についての報告と論究 8.本研究による結果の考察・結論についての検討・討議 9.本研究による結果の考察・結論についての論究 10.関連研究の研究計画の立案と検討・討議及び決定 11.関連研究の実施と結果の報告及び討議・論究 12.学位論文の草稿作成と報告及び検討 13.学位論文の草稿の報告と討議及び調整 14.学位論文の草稿に関する論究と提出論文作成への展開 15.学位論文の完成と提出及び演習の省察と総括 1.オリエンテーション(演習の目的と進め方) 2.研究主題に関連した先行研究の概観とその結果についての討議 3.各研究の学会、学会誌、紀要での発表計画に関する検討 4.展望論文作成の報告とその内容に関する討議 5.研究主題に関連した研究の計画立案および検討 6.研究主題に関連した研究の実施準備と方法論の論究 7.研究主題に関連した研究の実施報告と結果の検討 8.研究主題に関連した研究の考察・結論についての検討 9.学会での発表内容に関する討議 10.学位論文の草稿作成と報告および検討 11.学位論文の草稿の報告と討議および調整 12.学位論文の草稿に関する論究 13.学位論文の完成と今後の研究の展開に関する討議 14.投稿論文の作成と報告および検討 15.総括 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 レポート試験80%、授業参画20%で総合的に評価する。 ・レジュメ配布 ・レジュメ配布 1. 中沢潤他(編著) 心理学マニュアル1~4 北大路書房 1997年 -2000年 2. 海保博之他 (編著) シリーズ・心理学の技法 福村出版 1999年 -2007年 3. 氏原寛他(編著) 臨 床心理学①~③ 培風館 1999年 -2000年 4. 河合隼雄(河合俊雄編)心理療法コレクショ ンⅡ カウンセリングの実際 岩波現代文庫 2009年 5. 河合隼雄(河合俊雄編)心理療法 コレクションⅣ 心理療法序説 2009年 6.American Psychological Association(編) Publication Manual of the American Psychological Association American Psychological Association 2009年 7. 日本心理学会(編) 執筆・投稿の手びき 日本心理学会 2005 年 8. 日本心理学会(編) 心理学研究 1926年 - 9. 日本健康心理学会(編) 健康心理 学研究 1988年 - 10. 日本心理臨床学会(編) 心理臨床学研究 1983年 - 11. 日本カウ ンセリング学会(編) カウンセリング研究 1968年 - その他関連分野の和洋学会誌、文献 107 大学院博士後期3年次 1. 堀洋道監修 心理測定天度集Ⅰ~Ⅵ サイエンス社 2001~2011 2. 石井 哲夫監修 発達障害の臨床的理解と支援 金子書房 2010 3. 中沢潤 他 心 理学マニュアルシリーズ1~5 北大路書房 2011 4. 日本発達心理学会編 発達科学ハンドブック 新曜社 2011 5. 発達心理学研究編集委員会編 発 達心理学研究 日本発達心理学会 6. 健康心理学編集委員会編 健康心理学研 究 日本健康心理学会 7. 教育心理学研究編集委員会編 教育心理学研究 日 本 教 育 心 理 学 会 8.Damon,W.etal.Handbook of Child Psychology,Jhon Wiley&Sons,2006 9.Herbert,M.Developmental Problems of Childhood and Adolescence,Blackwell,2005 10.Lewis,Ch.etal Developmental Psychology Ⅰ~Ⅵ ,Sage publication,2004 その他関連専門分野の学会誌、文献 DD3-01 研究指導 1年次→2年次→ 3年次(通年)0単位(演習) 担当 山﨑 高哉 大方 美香 小椋 たみ子 鈴木 裕子 瀧川 光治 玉置 哲淳 山内 順子 ≪授業の概要≫ 博士後期課程における研究指導は、主たる指導教員が1人で、または副指導教員と合同で、院 生の個性と問題意識を生かしながら、個人面接を中心に研究の進行に関する助言を与え、博士 学位請求論文の執筆・提出まできめ細かく行う。すなわち、研究課題の設定の仕方、先行研究 の収集・分析・解釈・報告の仕方、博士学位請求論文の書き方等を院生の問題関心と研究課題 に応じて指導する。また指導院生が複数いる場合、院生一人ひとりが関心のあるテーマから 博士学位請求論文の構想並びに草稿について発表し、それを基に討論を行う。さらに、各種学 会・研究会への参加、各種学会紀要への投稿を勧め、研究者としての自立への支援を行う。 ≪学生の到達目標≫ 院生各自が自らの問題関心と適切な研究方法論に基づき、標準修業年限 内で、博士学位請求論文を執筆・提出できるようにする。 ≪授業計画≫ 1.研究指導の進め方―院生各自の問題関心と研究計画の把握 2.院生各自の関心のあるテーマについての研究状況の紹介 3.最新の先行研究の集中的レビュー 4.博士学位請求論文の書き方 5.各自の博士学位請求論文の構想発表 ( 院生1) 6.各自の博士学位請求論文の構想発表 ( 院生2) 7.各自の博士学位請求論文の構想発表 ( 院生3) 8.各自の博士学位請求論文の構想の再発表 ( 院生1) 9.各自の博士学位請求論文の構想の再発表 ( 院生2) 10.各自の博士学位請求論文の構想の再発表 ( 院生3) 11.各自の博士学位請求論文草稿の発表 ( 院生1) 12.各自の博士学位請求論文草稿の発表 ( 院生2) 13.各自の博士学位請求論文草稿の発表 ( 院生3) 14.博士学位請求論文中間発表会 15.総括―博士学位請求論文提出の許可判定 16.各自の博士学位請求論文草稿の再検討 ( 院生1) 17.各自の博士学位請求論文草稿の再検討 ( 院生2) 18.各自の博士学位請求論文草稿の再検討 ( 院生3) 19.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅰ ( 院生1) 20.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅰ ( 院生2) 21.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅰ ( 院生3) 22.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅱ ( 院生1) 23.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅱ ( 院生2) 24.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅱ ( 院生3) 25.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅲ ( 院生1) 26.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅲ ( 院生2) 27.各自の博士学位請求論文草稿の最終検討Ⅲ ( 院生3) 28.博士学位請求論文の提出 29.博士学位請求論文についての反省会 30.総括―口頭試問 大学院博士後期3年次 108 児童保育学部 2012 年度〜 2014 年度入学生用 履修科目一覧表 ●卒業必修 ◎資格必修 ○選択必修 区 分 授業 方法 科 目 名 単位数 年 次 期 別 卒 業 保育士 幼稚園 教諭一種 ○G 教育学概論 講義 2 1 半期 ● ○C 児童文学 講義 2 3 半期 ● ○C 小学校 認定ベビー 社会福祉 教諭一種 シッター 主事任用 ○H 基 礎 科 目 倫理学 講義 2 3 半期 ● ◎ ◎ 社会学 講義 2 4 半期 ● ○C ◎ 人間論 講義 2 2 半期 ● ◎ 基礎心理学 講義 2 1 半期 ● ○C 生活環境論 講義 2 4 半期 ● ○C 情報処理演習 演習 2 1 通年 ● ○C ◎ ◎ 日本国憲法 講義 2 1 半期 ● ○C ◎ ◎ ◎ ◎ 英語 演習 2 1 通年 ● ◎ フランス語 演習 2 2 通年 ○A ○D ○D 韓国語 演習 2 2 通年 ○A 体育(講義) 講義 1 1 半期 ● ◎ ◎ ◎ 体育(実技) 実技 1 1 半期 ● ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○G ○H ○K ◎ ◎ ○K 基礎科目の必要単位数 24 本質・目的 社会福祉 講義 2 1 半期 ● ◎ 相談援助 演習 1 2 半期 ● ◎ 児童家庭福祉 講義 2 1 半期 ● ◎ 保育原理 講義 2 1 半期 ● ◎ 社会的養護 講義 2 1 半期 ● ◎ 教育原理 講義 2 1 半期 ● ◎ 保育者論 講義 2 1 半期 ◎ 対象の理解 保育の心理学Ⅰ 講義 2 1 半期 ● ◎ 保育の心理学Ⅱ 演習 1 3 半期 ● ◎ 発達心理学 講義 2 1 半期 子どもの保健Ⅰ 講義 4 2 通年 ○M ● ◎ 子どもの保健Ⅱ 演習 1 3 半期 ● ◎ 子どもの食と栄養 演習 2 2 通年 ● ◎ 幼児心理学 講義 2 2 半期 家庭支援論 講義 2 4 半期 保育課程論 講義 2 2 半期 保育内容総論Ⅰ 演習 1 4 半期 内容・方法 学 科 科 目 保育内容総論Ⅱ 演習 1 4 半期 保育内容(健康Ⅰ) 演習 1 2 半期 保育内容(健康Ⅱ) 演習 1 3 半期 保育内容(人間関係) 演習 1 2 半期 ○M ● ◎ ◎ ◎ ● ◎ ◎ ○M ○G ◎ ◎ ● ● ○M ◎ ◎ ◎ 保育内容(環境) 演習 1 1 半期 ● ◎ ◎ 保育内容(言葉) 演習 1 2 半期 ● ◎ ◎ ○K ○K 保育内容(造形表現Ⅰ) 演習 1 2 半期 ○M ○G ○K 保育内容(造形表現Ⅱ) 演習 1 2 半期 ○M ○G ○K 保育内容(総合表現Ⅰ) 演習 1 2 半期 保育内容(総合表現Ⅱ) 演習 1 2 半期 乳児保育 演習 2 2 通年 ● ● ◎ ◎ ○M ◎ ○K ◎ 社会的養護内容 演習 1 2 半期 ● ◎ 障害児保育 演習 2 3 通年 ● ◎ 表現技術 保育相談支援 演習 1 2 半期 ◎ 在宅保育 講義 2 4 半期 ○M 音楽(器楽) 演習 2※1 1 通年 ○B ○E ◎ ○G ○H 音楽(声楽) 演習 2 1 通年 ○B ○E ○G ○H 基礎造形Ⅰ 演習 1 1 半期 ● ◎ ○G ○H 小児体育 演習 1 1 半期 ● ◎ ○G ○H 保育実習Ⅰ 実習 4 2 通年 ◎ 保育実習 保育実習指導Ⅰ 演習 2 2 通年 ◎ 保育実習Ⅱ 実習 2※2 3 半期 ○F 保育実習指導Ⅱ 演習 1 3 半期 ○F 保育実習Ⅲ 実習 2※2 3 半期 ○F 保育実習指導Ⅲ 演習 1 3 半期 ○F ○K ○K 保育実践学習Ⅰ 演習 2 1 通年 ○M ◎ ○K 保育実践学習Ⅱ 演習 2 2 通年 ○M ◎ ○K 110 区 分 科 目 名 医療・ カウンセリング 授業 方法 単位数 年 次 期 別 卒 業 保育士 幼稚園 教諭一種 小学校 認定ベビー 社会福祉 教諭一種 シッター 主事任用 学校カウンセリングⅠ 講義 2 1 半期 ◎ 学校カウンセリングⅡ 講義 2 2 半期 ◎ 医学一般 講義 2 4 半期 音楽科指導法 講義 2 3 半期 道徳教育の理論と実践 講義 2 4 半期 野外活動 講義 2 4 半期 ○K ◎ ◎ ◎ ◎ 教育者論 講義 2 1 半期 ◎ 教育相談 講義 2 3 半期 ◎ 障害児教育学 講義 2 3 半期 ◎ 視聴覚教育(幼) 講義 2 2 半期 ◎ 視聴覚教育(小) 講義 2 3 半期 教育方法の研究(幼) 講義 2 3 半期 講義 2 3 半期 演習 1 4 半期 ○G ○G 演習 1 4 半期 講義 2 4 半期 教育心理学 講義 2 3 半期 教育課程論 講義 2 3 半期 ◎ ◎ ● ◎ ◎ ◎ 教職関連 学 科 科 目 教育制度 講義 2 3 半期 ◎ ◎ 健康教育 講義 2 1 半期 ◎ ◎ ○G ○H 体育科指導法 講義 2 1 半期 音楽演習Ⅰ 演習 2 2 通年 ◎ 音楽演習Ⅱ 演習 2 3 通年 ○G ○H 基礎造形Ⅱ 演習 1 1 半期 ○G ○H ◎ 国語 講義 2 1 半期 国語科指導法 講義 2 2 半期 算数 講義 2 1 半期 算数科指導法 講義 2 2 半期 理科 講義 2 2 半期 理科指導法 講義 2 2 半期 社会 講義 2 2 半期 社会科指導法 講義 2 2 半期 家庭 講義 2 3 半期 家庭科指導法 講義 2 3 半期 生活 講義 2 2 半期 ◎ ◎ ○G ○J ○G ○J ○G ○J ○G ○H ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 生活科指導法 講義 2 3 半期 ◎ 図画工作科指導法 講義 2 3 半期 ◎ 特別活動指導法 講義 2 3 半期 ◎ 生徒指導・進路指導法 講義 2 3 半期 ◎ 特別研究 教職実践演習(幼・小) 演習 2 4 半期 ◎ 教育実習(幼) 実習 5 ※3 3or4 通年 ◎ 教育実習(小) 実習 5 3or4 通年 総合基礎演習 演習 2 1 通年 ◎ 保育実践演習 演習 2 2 通年 ● 演習 2 3 通年 ● 演習 4 4 通年 学科科目の必要単位数 ◎ ● 卒業論文Ⅰ 卒業論文Ⅱ ○K ◎ 教育方法の研究(小) 保育指導法Ⅱ ◎ ◎ 保育指導法Ⅰ 幼児理解 ◎ ◎ ◎ ● 100 全体での必要総単位数 124 履修条件 87 64 79 ◎と○K 保育士前提 6 選択必修条件 ※1 バイエル終了が単位修得要件 ※2 保育実習Ⅰの単位を修得していないと履修できない ※3 音楽(器楽)の単位を修得していないと履修できない CAP 制度(単年度の履修登録単位数上限) 履修登録できる単位数は、 ○A…から1科目以上 ○G…から8単位以上 ○B…から1科目以上 ○H…から8単位以上 ○C…から2単位以上 ○J…から2単位以上 ○D…から1科目以上 ○K…から3科目以上 ○E…から1科目以上 ○M…から 15 単位以上 ○F…から3単位以上 (実習Ⅱは指導Ⅱとセット。実習Ⅲは指導Ⅲとセット。) 前期と後期を合計して 50 単位までとする。 ただし次の科目の単位は算入しない。 保育実習Ⅰ、保育実習Ⅱ、保育実習Ⅲ、教育実習(幼) 、教育実習(小) 、保育実践学習Ⅰ、保育実践学習Ⅱ、集中講義科目 111 児童保育学部 2015 年度入学生用 履修科目一覧表 ●卒業必修 ◎資格必修 ○選択必修 区 分 授業 方法 科 目 名 単位数 期 別 年 次 卒 業 保育士 幼稚園 教諭一種 ○E 小学校 認定ベビー 社会福祉 教諭一種 シッター 主事任用 基 礎 科 目 教育学概論 講義 2 半期 1 ● ○B 倫理学 講義 2 半期 3 ● ◎ ○F ○H 社会学 講義 2 半期 4 ● ○B ○H 人間論 講義 2 半期 2 ● ◎ 基礎心理学 講義 2 半期 1 ● ○B 生活環境論 講義 2 半期 4 ● ○B 総合保育論 講義 2 半期 4 ● 情報処理演習 演習 2 通年 1 ● ○B ◎ ◎ 日本国憲法 講義 2 半期 1 ● ○B ◎ ◎ ◎ ◎ 英語 演習 2 通年 1 ● ◎ フランス語 演習 2 通年 2 ○A ○C 韓国語 演習 2 通年 2 ○A ○C 体育(講義) 講義 1 半期 1 ● ◎ ◎ ◎ 体育(実技) 実技 1 半期 1 ● ◎ ◎ ◎ 基礎科目の必要単位数小計 24 本質・目的 社会福祉 講義 2 半期 1 ● ◎ ○H 相談援助 演習 1 半期 2 ● ◎ ○H 児童家庭福祉 講義 2 半期 1 ● ◎ ○H 保育原理 講義 2 半期 1 ● ◎ 社会的養護 講義 2 半期 1 ● ◎ 教育原理 講義 2 半期 1 ● ◎ 保育者論 講義 2 半期 1 対象の理解 保育の心理学Ⅰ 講義 2 半期 1 ● ◎ 保育の心理学Ⅱ 演習 1 半期 3 ● ◎ 発達心理学 講義 2 半期 1 子どもの保健Ⅰ 講義 4 通年 2 ◎ ◎ ○E ○F ◎ ○G ● ◎ 子どもの保健Ⅱ 演習 1 半期 3 ● ◎ 子どもの食と栄養 演習 2 通年 2 ● ◎ 家庭支援論 講義 2 半期 4 ● ◎ 保育課程論 講義 2 半期 2 ◎ ◎ 保育内容総論Ⅰ 演習 1 半期 4 ● ◎ ◎ 内容・方法 学 科 科 目 保育内容総論Ⅱ 演習 1 半期 4 保育内容(健康) 演習 1 半期 2 ● ○G ◎ ◎ ◎ 保育内容(人間関係) 演習 1 半期 2 ● ◎ ◎ 保育内容(環境) 演習 1 半期 1 ● ◎ ◎ ● 保育内容(言葉) 演習 1 半期 2 保育内容(造形表現Ⅰ) 演習 1 半期 2 保育内容(造形表現Ⅱ) 演習 1 半期 2 保育内容(総合表現Ⅰ) 演習 1 半期 2 保育内容(総合表現Ⅱ) 演習 1 半期 2 乳児保育 演習 2 通年 2 ◎ ◎ ○G ◎ ○G ◎ ● ◎ ◎ ◎ ◎ ● ◎ 社会的養護内容 演習 1 半期 2 ● ◎ 障害児保育 演習 2 通年 3 ● ◎ 表現 技術 保育相談支援 演習 1 半期 2 ◎ 在宅保育 講義 2 半期 4 ○G 音楽(器楽) 演習 2※1 通年 1 ● ◎ ◎ ◎ 基礎造形Ⅰ 演習 1 半期 1 ● ◎ ○E ○F 保育実習Ⅰ 実習 4 通年 2 保育実習指導Ⅰ (保育実習Ⅰと同時に履修) 保育実習 保育実習Ⅱ 保育実習指導Ⅱ (保育実習Ⅱと同時に履修) 保育実習Ⅲ 保育実習指導Ⅲ (保育実習Ⅲと同時に履修) ◎ ◎ 演習 2 通年 2 ◎ 実習 2※2 半期 3 ○D 演習 1 半期 3 ○D 実習 2※2 半期 3 ○D 演習 1 半期 3 ○D 保育実践学習Ⅰ 演習 2 通年 1 ○G ◎ 保育実践学習Ⅱ 演習 2 通年 2 ○G ◎ 112 区 分 科 目 名 授業 方法 単位数 期 別 年 次 卒 業 保育士 幼稚園 教諭一種 小学校 認定ベビー 社会福祉 教諭一種 シッター 主事任用 学校カウンセリング 講義 2 半期 1 ◎ 音楽科指導法 講義 2 半期 3 ◎ 道徳教育の理論と実践 講義 2 半期 4 教育者論 講義 2 半期 1 ◎ ◎ 教育相談 講義 2 半期 3 ◎ 教育方法の研究(幼) 講義 2 半期 3 ◎ 教育方法の研究(小) 講義 2 半期 3 保育指導法Ⅰ 演習 1 半期 4 ◎ ◎ ○G ○E 保育指導法Ⅱ 演習 1 半期 4 ○G ○E 幼児理解 講義 2 半期 4 ○G ◎ 教育心理学 講義 2 半期 3 教育課程論 講義 2 半期 3 ● ◎ ◎ ◎ 教育制度 講義 2 半期 3 ◎ ◎ 健康教育 講義 2 半期 1 ◎ ◎ ○E ○F 体育科指導法 講義 2 半期 1 音楽演習Ⅰ 演習 2 通年 2 ◎ 教職関連 学 科 科 目 音楽演習Ⅱ 演習 2 通年 3 ○E ○F 基礎造形Ⅱ 演習 1 半期 1 ○E ○F ◎ ◎ ○E ○F 図画工作科指導法 講義 2 半期 3 国語 講義 2 半期 1 国語科指導法 講義 2 半期 2 算数 講義 2 半期 1 ◎ ◎ 算数科指導法 講義 2 半期 2 ◎ 理科 講義 2 半期 2 ○F 理科指導法 講義 2 半期 2 ◎ 社会 講義 2 半期 2 ○F 社会科指導法 講義 2 半期 2 ◎ 家庭 講義 2 半期 3 ○F 家庭科指導法 講義 2 半期 3 生活 講義 2 半期 2 ◎ ○E ◎ 生活科指導法 講義 2 半期 3 ◎ 特別活動指導法 講義 2 半期 3 ◎ 生徒指導・進路指導法 講義 2 半期 3 英語指導法 講義 2 半期 3 ◎ ◎ ◎ ◎ 教職実践演習(幼・小) 演習 2 半期 4 ◎ 教育実習(幼) 実習 5※3 通年 3or4 ◎ 特別研究 教育実習(小) 実習 5 通年 3or4 総合基礎演習 演習 2 通年 1 ◎ ● 保育実践演習 演習 2 通年 2 ● 卒業論文Ⅰ 演習 2 通年 3 ● 演習 4 通年 4 卒業論文Ⅱ 学科科目の必要単位数小計 ◎ ● 100 全体での必要単位数総計 履修条件 124 72 61 71 ◎+ 保育士 6 選択必修条件 ※1 バイエル終了が単位修得要件 ※2 保育実習Ⅰの単位を修得していないと履修できない ※3 音楽(器楽)の単位を修得していないと履修できない CAP 制度(単年度の履修登録単位数上限) 履修登録できる単位数は、 前期と後期を合計して 50 単位までとする。 ○ A…から1科目以上 ○ B…から2単位以上 ○ C…から1科目以上 ○ D…から3単位以上 ○ E…から8単位以上 ○ F…から8単位以上 ○ G…から6単位以上 ○ H…から3科目以上 ただし次の科目の単位は算入しない。 保育実習Ⅰ、保育実習Ⅱ、保育実習Ⅲ、教育実習(幼) 、教育実習(小) 、保育実践学習Ⅰ、保育実践学習Ⅱ、集中講義科目 113 児童保育学部 2012 年度〜 2015 年度入学生用 特別支援科目一覧表 特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者)の取得に 必要な履修科目一覧表 科 目 名 授業方法 単 位 数 年 次 期 別 履修条件 特別支援教育総論 講義 2 2 半期 ◎ 知的障害者の心理・生理・病理 講義 2 3 半期 ◎ 肢体不自由者の心理・生理・病理 講義 2 3 半期 ◎ 病弱者の心理・生理・病理 講義 2 3 半期 ◎ 知的障害教育論Ⅰ 講義 2 3 半期 ◎ 知的障害教育論Ⅱ 講義 2 4 半期 ◎ 肢体不自由教育論Ⅰ 講義 2 3 半期 ◎ 肢体不自由教育論Ⅱ 講義 2 4 半期 ◎ 病弱教育論 講義 2 3 半期 ◎ 視覚障害者の心理・生理・病理 講義 1 3 半期 ◎ 聴覚障害者の心理・生理・病理 講義 1 3 半期 ◎ 重複障害者等の心理・生理・病理 講義 2 4 半期 ◎ 視覚障害教育論 講義 1 3 半期 ◎ 聴覚障害教育論 講義 1 3 半期 ◎ 重複障害等教育論 講義 2 4 半期 ◎ ◎ 教育実習(特支) 実習 3 4 通年 特別支援教育総合演習 演習 1 1 半期 必要単位数総計 29 ◎の科目を全て修得すること ※保育士、幼稚園教諭一種、小学校教諭一種の全ての資格・免許を取得することが前提です。 ※特別支援学校教諭一種免許状の取得条件は上記の表以外にもあり、その内容については別途説明会 にてお伝えいたします。 114 2014 年度 大学院博士前期課程入学生用 履修科目一覧表 大学院 児童保育研究科 博士前期課程 (2014 年度 入学生用) ●修了必修 ◎資格必修 ○選択必修 授業 方法 単位数 教育学 講義 教育課程特論 講義 発達心理学特論 小児医学特論Ⅰ 区 分 科 目 名 専門 基礎科目 教科 教育科目 保育・教育実践研究領域 専 門 応 用 科 目 子どもの健康研究領域 研究指導科目 開講年学期 修 了 幼 稚 園 小 学 校 教諭専修 教諭専修 年 次 期 別 2 1 半期 ● ◎ ◎ 2 1 半期 ● ◎ ◎ 講義 2 1 半期 ● ◎ ◎ 講義 2 1 半期 ● ◎ ◎ 子ども心身医療特殊講義Ⅰ 講義 2 1 半期 ● ◎ ◎ 保育研究調査法Ⅰ 演習 1 1 半期 ○A 保育研究調査法Ⅱ 演習 1 1 半期 ○A 国語科教育特論 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○C 算数科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A ○C 理科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A ○C 社会科教育特論 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○C 音楽科教育特論 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○C 体育科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A 教育方法特論 講義 2 2 半期 ○A ○B ○C 教育方法学特殊講義Ⅰ 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○B ○C 教育方法学特殊講義Ⅱ 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A ○B ○C こども学特殊講義 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○B ○C 幼児教育学特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A ○B ○C 幼児教育思想史研究 講義 2 2 半期 ○A ○B ○C 乳幼児保育研究 講義 2 1 半期 ○A ○B 教育内容研究 講義 2 1 半期 ○A ○B 保育内容研究 講義 2 2 半期 ○A ○B 教育実践研究Ⅰ 演習 1 1 半期 ○A ○B ○C 教育実践研究Ⅱ 演習 1 1 半期 ○A ○B ○C 保育実践研究Ⅰ 演習 1 2 半期 ○A ○B 保育実践研究Ⅱ 演習 1 2 半期 ○A ○B 子どもと表現研究 講義 2 1 半期 ○A ○B 生涯教育学研究 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 教育心理学特論 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 教育心理学特殊講義 講義 2 2014 年度に開講 半期 ○A ○B ○C 幼児教育心理学特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○A ○B ○C 臨床発達心理学 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 幼児心理学特論 講義 2 2 半期 ○A ○B ○C 小児医学特論Ⅱ 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 子どもと健康特殊講義 講義 2 2 半期 ○A ○B ○C 子ども心身医療特殊講義Ⅱ 講義 2 2 半期 ○A ○B ○C 臨床心理学研究Ⅰ 演習 1 2 半期 ○A ○B ○C 臨床心理学研究Ⅱ 演習 1 2 半期 ○A ○B ○C 研究指導 演習 − 1~2 通年 ● ○B ○C 30 24 24 必要な総単位数 ○C ○C ○C 選択必修条件 ○ A…から 20 単位以上 ○ B…から 14 単位以上 ○ C…から 14 単位以上 115 2015 年度 大学院博士前期課程入学生用 履修科目一覧表 大学院 児童保育研究科 博士前期課程 (2015 年度 入学生用) ●修了必修 ○選択必修 授業 方法 単位数 教育学特論 講義 保育学特論 幼児教育学特論 区 分 科 目 名 専門 基礎科目 教科 教育科目 保育・教育実践研究領域 専 門 応 用 科 目 子どもの健康研究領域 研究指導科目 開講年学期 修了 幼 稚 園 小 学 校 教諭専修 教諭専修 年 次 期 別 2 1 半期 ○A ○B 講義 2 1 半期 ○A ○B 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 発達心理学特論 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 小児医学特論Ⅰ 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 子ども心身医療特論Ⅰ 講義 2 1 半期 ○A ○B ○C 保育研究調査法Ⅰ 演習 1 1 半期 ○C 保育研究調査法Ⅱ 演習 1 1 半期 国語科教育特論 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○C 算数科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○C 理科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○C 社会科教育特論 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○C 音楽科教育特論 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○C 体育科教育特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 教育方法特論 講義 2 2 半期 ○B ○C 教育方法学特殊講義Ⅰ 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○B ○C 教育方法学特殊講義Ⅱ 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○B ○C こども学特殊講義 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○B ○C 教育課程特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○B ○C 幼児教育思想史研究 講義 2 2 半期 ○B ○C 教育内容研究 講義 2 1 半期 ○B ○C 保育内容研究 講義 2 2 半期 ○B 教育実践研究Ⅰ 演習 1 1 半期 ○B ○C 教育実践研究Ⅱ 演習 1 1 半期 ○B ○C 保育実践研究Ⅰ 演習 1 2 半期 ○B 保育実践研究Ⅱ 演習 1 2 半期 ○B 子どもと表現研究 講義 2 1 半期 ○B ○C 生涯教育学研究 講義 2 1 半期 ○B ○C 教育心理学特論 講義 2 1 半期 ○B ○C 教育心理学特殊講義 講義 2 2016 年度に開講 半期 ○B ○C 幼児教育心理学特論 講義 2 2015 年度に開講 半期 ○B ○C 臨床発達心理学 講義 2 1 半期 ○B ○C 幼児心理学特論 講義 2 2 半期 ○B ○C 小児医学特論Ⅱ 講義 2 1 半期 ○B ○C 子どもと健康特殊講義 講義 2 2 半期 ○B ○C 子ども心身医療特論Ⅱ 講義 2 2 半期 ○B ○C 臨床心理学研究Ⅰ 演習 1 2 半期 ○B ○C 臨床心理学研究Ⅱ 演習 1 2 半期 ○B ○C 研究指導 演習 − 1~2 通年 24 24 必要な総単位数 ○C ● 30 選択必修条件 ○ A…から 6 単位以上 ○ B…から 24 単位以上 ○ C…から 24 単位以上 116 2013 年度〜 2015 年度 博士後期課程入学生用 履修科目一覧表 大学院 児童保育研究科 博士後期課程 (2015 年度 入学生用) ●修了必修 ○選択必修 授業 方法 単位数 教育学特講 講義 幼児教育学特講 講義 保育学特講 小児医学特講 区 分 科 目 名 開講年学期 特殊研究科目 期 別 2 1 後期 ○ 2 1 後期 ○ 講義 2 1 前期 ○ 講義 2 1 後期 ○ 子ども心身医療特講 講義 2 1 前期 ○ 発達心理学特講 講義 2 1 前期 ○ 特殊研究科目の必要単位数 4 単位 保育・教育研究領域 子どもの健康研究領域 課 題 演 習 科 目 教育学演習 演習 3 1 年次前期→ 2 年次前期→ 3 年次後期 ○ 教育方法学演習 演習 3 1 年次前期→ 2 年次後期→ 3 年次前期 ○ 幼児教育学演習 演習 3 1 年次前期→ 2 年次前期→ 3 年次後期 ○ 保育実践研究演習 演習 3 1 年次後期→ 2 年次後期→ 3 年次前期 ○ 保育内容研究演習 演習 3 1 年次前期→ 2 年次前期→ 3 年次前期 ○ 保育・教育研究領域の必要科目数 研究指導科目 修 了 年 次 1 科目 小児医学演習 演習 3 1 年次前期→ 2 年次前期→ 3 年次後期 ○ 子ども心身医療演習 演習 3 1 年次後期→ 2 年次後期→ 3 年次前期 ○ 発達心理学演習Ⅰ(発達支援) 演習 3 1 年次後期→ 2 年次前期→ 3 年次後期 ○ 発達心理学演習Ⅱ(発達臨床) 演習 3 1 年次前期→ 2 年次後期→ 3 年次前期 ○ 臨床心理学演習 演習 3 1 年次後期→ 2 年次後期→ 3 年次後期 ○ 研究指導 演習 − 修了に必要な総単位数 117 子どもの健康研究領域の必要科目数 1 科目 課題演習科目の必要単位数 6 単位 1~3 通年 ● 10単位 〒546-0013 大阪市東住吉区湯里6-4-26 TEL 06-6702-0334(代表)