DVDレコーダーの普及で高まる需要 映像編集の楽しさも

広大な敷地の菊水工場。
「LF-P667C」はここで生まれた。
DVDレコーダーの急速な普及で、書き込み型DVDド
ニックの「DIGA」をはじめとするDVDレコーダーの分野で急激にDVD
ライブに対するニーズがますます高まっている。そんな
書き込み型のドライブの需要が高まったこと。そしてディスクの価格が
背景のもと、7種類のメディアに対応したユーザー待望の
全体的に下がってきたことが挙げられる。
ドライブが誕生した。このスーパーマルチドライブの登場
「お客様のなかではまだ、DVDに対して『録画するだけ』といったイメー
により、メディアの種類を気にすることなく、気軽に楽し
ジが強く、編集する本当の楽しさを味わっていない方が多いのではない
めるようになった。
でしょうか。この『LF-P667C』には動画編集ソフトやDVDビデオ作成
ソフトなど、多彩なソフトを添付してご要望にお応えしています」
（ドライ
DVDレコーダーの普及で高まる需要
映像編集の楽しさも追求
ブチームリーダー・井手さん）
このドライブが生まれたのは、熊本県玉名郡菊水町に約10万平方メー
めざましく進化するスリム化への技術には
10年間のノウハウが活きている
トルの広大な敷地を持つパナソニックコミュニケーションズ（株）デバイ
スカンパニー・菊水工場だ。ここは光デバイス、映像デバイスなどのデ
「LF-P667C」のもうひとつの大きな特徴は、
そのスリムデザインにあ
バイス部門の集合体であり、光デバイスの開発拠点となっている。
る。ポータブルタイプとして不可欠なポイントである「場所をとらない」
ド
主な生産品はノートパソコンへの内蔵型を中心としたスリムドライブ。
ライブにするために「クラムシェル型（上蓋を開けるタイプ）」を採用し、
記録系スリムドライブでは、全世界の生産台数の1/4以上を占めている。
ディスクの取り出しやすさからいっても、
トレー式に勝るものとなっている。
「LF-P667C」は、
こうした優れた環
「ポータビリティの思想は、1995年に
境のもと、DVD-RAM技術やインター
私たちが発売したポータブルCDプレー
フェース技術など、全パナソニックの技
ヤーから始まっています。小型化への
術が、
ここ菊水工場に集結して生まれ
技術は、99年のCD-R/RWドライブに
たのだ。
受け継がれ、
この『LF-P667C』に至っ
近年のDVD関連機種の普及は目
ています。クラムシェル型にすると、
覚ましいものがあるが、
その要因として、
USB回路の組み込みや電源仕様など、
PCメーカー各社は常に新しい機能を
いろいろな付加価値が入れられると
追求しており、DVD書き込み型の採
いう利点もあるんです」
（ドライブチーム・
用に積極的になったこと。また、パナソ
中村さん）
パナソニック コミュニケーションズ（株）
デバイスカンパニー 菊水工場
技術グループドライブチーム リーダー
井手 毅彦さん
ユーザーアンケート結果
572
507
DVD-RAMに記録できる
440
いろいろなフォーマットのDVDに記録できる
265
デザイン
0
●DVDレコーダーについて
200
400
600（人）
●ドライブ利用状況
編集したいが
難しくてできない
購入予定はない
所有している
27%
43%
30%
購入を検討している
DVDビデオカメラ
DVDビデオレコーダー
15%
編集する
31%
編集しない
54%
※まいぴー「＜LF-P567C＞購入者のユーザー登録アンケート
（速報結果）
より／N=600」
4
中村 英仁さん
DVDビデオレコーダー「DIGA（ディーガ）」で録画した
映像の編集・記録も簡単
DVD-RAMディスクがパソコンでそのまま編集※できます。
●ポータブルDVDの購入のきっかけ
ポータビリティ
パナソニック コミュニケーションズ（株）
デバイスカンパニー 菊水工場
技術グループ ドライブチーム 技師
「DIGA」で録画したディスクを取り出して（DVDビデオカメラも同様）、
そのままド
ライブに挿入し、DVD-MovieAlbumSE 4と連携させて編集が可能。AV機器
との面倒なケーブル接続や映像形式の変換作業もまったく不要です。
※ CPRMで保護された録画映像（1回だけ録画が可能なコンテンツ）データは除く。