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リギング実践編 2007/11/26 1、初期設定値の決定 体格などから
リギング実践編 2007/11/26 1、初期設定値の決定 体格などから、ある程度のリギング数値を決めることは可能です。 しかし、数値が大事なのではなく、その設定の結果、自分や艇の動きがどうなってい るのか、が最も大事な事です、 観察の結果、より適切な設定であるのなら、たとえその数値がここで紹介されている 数値の幅とは違っていても、全く問題はありません。 初期設定値や「~であるべき」といった情報にとらわれず、いろいろ試してみることを 勧めます。 ○オーバーラップ、テコ比について 初期設定として参考になるのが、Oarsportというサイトに掲載されているリギング表で す。(おやじスカラー戸田便りに掲載された図を編集して載せています) 漕手身長 スカルオール全長 (cm) ビッグブレード スムーシー オーバーラップ 185~195 289~293 287~291 16~18 176~185 286~289 284~287 14~16 166~176 283~286 280~284 12~14 155~165 280~283 276~280 10~12 漕手身長 インボード (cm) 4× 2× 1× 185~195 87~89 88~89.5 88~90 176~185 85.5~87 86~88 86~88 166~176 84~85.5 84~86 84~86 155~165 82~84 82~84 82~84 スカル スパン 4× 2× 1× 158.5~160 159.5~161 160~162 157~158.5 158~159.5 158~160 155.5~157 156.5~158 156~158 154~155.5 155~156.5 154~156 ※おやじスカラー戸田便りでは、実オーバーラップの値が記載されています。 ※オーバーラップを17~20cmと大きめに設定することを勧めている例もあります。 漕手身長 スイプオール全長 スイプ スプレッド (cm) ビッグブレード スムーシー はみだし 8+ 4-/+ 2-/+ 185~195 373~376 371~374 30~32 83~84 84~85 85~86 176~185 370~373 368~371 29~31 82~83 83~84 84~85 166~176 365~370 365~368 28~30 81~82 82~83 83~84 155~165 362~365 361~365 27~29 80~81 81~82 82~83 漕手身長 インボード (cm) 8+ 4-/+ 2-/+ 185~195 113~116 114~117 115~118 ※はみだし 176~185 112~115 113~116 114~117 インボード-スプレッド 166~176 111~114 112~115 113~116 この表の数値はブレードサイズに応じたエルゴタイム(2000M6分16秒以下)であるこ とが前提となっています(Oarsportサイト参照)。 つまり、市大が所有しているオールのブレードサイズは、今の市大ボート部員の平均 エルゴタイムから見ると大きすぎるということになります。 ブレードサイズを小さくすることができない以上、この表の数値をそのまま適用すると 負荷が大きすぎるので、この表の中で負荷が軽い設定を初期設定とした方がいいで しょう。(オール全長を短くする、インボードを長くする、アウトボードを短くする) 1、体格に応じたハンドル軌道になるように、オーバーラップを設定します。 2、艇種やクルーに応じたテコ比を設定します。 インボードが決まっているなら、オール全長とアウトボードを調整します。 インボードを変えるときは、オーバーラップを変えないようにスパンも変えます。 ○オール振り角について スカルでは一般的には、キャッチ角50~55°、フィニッシュ角40~45°、合計90 ~100°程度です。 スイプでは一般的には、キャッチ角45~55°、フィニッシュ角30~40°、合計80 ~90°程度です。 ○ブレードカバー角について ブレードタイプなどによって異なりますが、4~6°が一般的な値です。 ビッグブレード、スリックブレードは、オール固有角は0°になるように調整します。(ス ムーシーは-3°が初期設定値なので、間違えないようにしましょう) ピン角度は、前傾角0°、外傾角0°にする例が一般的です。 初心者は、外傾を1°つけることを勧めている例もあります。 オールロック固有角は、4°~6°が一般的ですが、オール固有角にもよります。 ○ワークハイトについて ワークハイトは身長などにより異なりますが、14cm~18cm程度に設定します。 ○ストレッチャー角度について ストレッチャー角度は、脚の長さや柔軟性に応じて、38~45°くらいに設定します。 ○ヒールデプスについて 足首や股関節の柔軟性と、脚の長さに応じて、14~17cm程度に設定します。 ○ピントゥヒールについて ピントゥヒールは身長やオーバーラップの設定に応じて、25~35cm程度で設定しま す。 ○クルーボートの場合 1クルーでなるべくリギングは統一した方がいいでしょう。 よって、同じレベルの体格・体力・技術を持つ漕手でクルーを組むべきです。 しかし、市大ボート部では、体格・体力・技術が異なる漕手同士でクルーを組む場合 があります。 その場合、クルーリーダーやコックスは、漕手によって、テコ比やスパンなどを変える、 という手段もあることを理解しておくべきです。 ただ、リギングだけで体格や体力の差を完全に無くせる訳ではありません。 例1 漕手の体格に応じて、オーバーラップやスパンに差をつけることで同じオール振り角 に近づけるように設定する。 例2 ピントゥヒールの調整によって、フィニッシュ角だけはあわせるように設定する。 例3 艇を動かしている時間を合わせる。 まず、オーバーラップを統一する。身長が高く、レンジの長い漕手はテコ比を大きくす る。身長が低く、レンジの短い漕手はテコ比を小さくする。 長いレンジ×軽い負荷=短いレンジ×重い負荷 例4 スパン、テコ比、オーバーラップはクルーで統一し、レンジの大きい漕手がレンジの小 さい漕手にあわせる。 例5 水面からのオールロック高さをクルーで統一し、シート座面の高さでワークハイトを調 整する。 2、艇とオールのチェック ○艇のチェック リガーがまだ付いていなければ、取り付けます。 リガーはシート毎に寸法が異なります。リガーに記載された番号(S、B、3、2など)通 りにつけましょう。 ※市大では、リガーにテープを貼り付けてシート番号を書いている場合が多いですが、 たまに間違っていることがあるので、リガー自体の記載を確認するようにしましょう。 ・ナットやネジが古くなっていないか? ・リガーががたつくほどナットがゆるくなっていないか? ・ナットを必要以上に強く締めていないか?(艇をいためる) ・ピン自体が曲がっていないか? ・オールロックが磨耗していないか? ・オールロックががたつかない程度にワッシャーが入っているか? ・バックステーは曲がっていないか? ・艇に修理が必要な傷はないか? ・ストレッチャーにシューズはついているか? ・ストレッチャーとシューズの踵を紐でつないでいるか? ・ストレッチャーはがたついていないか? ・シートはついているか? ・シートの車輪ががたついていないか? ・レールがでこぼこになっていないか? 以上のチェック項目を満たしていなければ、原因を特定し、必要なら部品の交換や修 理を行います。 ○オールのチェック ・シャフトに修理が必要な傷はないか? ・カラーが割れていないか? ・スリーブが交換必要なほど、すりへっていないか? ・グリップがすりへったり、破れたりしていないか? ・ブレードの塗装が剥げていないか? ・ベンド(オールのしなり)は全てのオールで同じか? 以上のチェック項目を満たしていなければ、原因を特定し、必要なら部品の交換や修 理を行います。 ブレードカラーは、所属するクラブを表す重要なものです。 メインレースの前には、きちんと塗装をしておきましょう。 別に全て塗りなおさなくても、剥げた部分を塗りなおすだけでも十分だと思います。 もちろん、定期的にすべて塗りなおすことも必要です。 3、オールの設定 1、オール全長を設定する。 2、インボードを設定する。 3、オール固有角を設定する。 ○オール全長の設定 オールには、全長固定タイプと、全長可変タイプがあります。 ○全長可変タイプ1 旧型コンセプトⅡオールやクローカーオールは、ハンドル部分(図の青線部分)をオー ルから着脱することが可能で、下記のように留め具で挟んで固定しています ○オール全長の調整 1、 2つのネジを均等にある程度緩めます。 ※緩めすぎると、下の留め具が脱落するので注意します。 2、ネジが上に出るので下に押します。すると、下の留め具が外れます。 3、ハンドル部分を抜き、オール全長を調整します。 コンセプトⅡの場合は、ハンドル部分についてあるプラスチック製のパーツ(ウェッジ) の取り付け穴を変えることで調整します。 クローカーの場合は、ハンドル部分をスライドさせて調整します。 4、ハンドル部分を差し込み、ネジを締めます。 ※差し込みにくい時に叩くなどして、無理やり押し込むと抜けなくなる場合があります。 差し込みにくい場合は不具合が無いか、しっかり確認しましょう。 ○全長可変タイプ2 新型(グリーンスリーブ)のコンセプトオールは、ハンドル端のネジを回すことによって、 オール全長を調整します。 ○インボード、アウトボードの設定 全長可変タイプのオールの場合、オール全長を伸ばすことによって、インボードも同 時に伸びます。 よって、まず、オール全長を設定してから、カラーを動かしてインボードを調整します。 カラーのねじを緩め、位置をずらしたら、スリーブの溝にはめて、ねじを締めます。 ○オール固有角の設定 ○オール固有角の測定 オール全長とインボードを設定してから、スリーブのオールロックと当たる部分のオー ル固有角を測定します。 このようにオールを水平な面に置いて、スリーブの角度を角度計で測定します。 ブレードピッチは定期的に測り、オール全長、インボード、ベンドなどと共にオール毎 に情報を記録しておくといいでしょう。 ブレードの置き方は、ビッグブレード、スムーシー、スリックブレード(クローカー)で異 なります。 ※スカルオールとスイプオールでブレードサイズは異なりますが、測定方法は同じで す。 ○ビッグブレード(ボルテックスエッジ加工のビッグブレードも含む)、マコン、スムーシ ー2、Fatスムーシー2 ○スムーシー1(市大にあるスムーシーはこれ、ボルテックスエッジ加工のスムーシー も含む)、Fatスムーシー1 ○スリックブレード(クローカー) ○オール固有角の調整 1°未満のずれなら、スリーブをカッターの刃などで削って0°に調整します。 1°以上のずれがある場合など、オールロック固有角(ブッシュ)を調整することでブレ ードカバー角を調整することができます。 例、 オール固有角0°、オールロック固有角4°、ピン角度0°、ブレードカバー角4° オール固有角-1°、オールロック固有角5°、ピン角度0°、ブレードカバー角4° 4、オールロックの設定 スパン、ピン角度、オールロック固有角、ワークハイトは「オールロックの位置や角度」 に影響を与えます。 オールロックが磨耗していたら交換し、磨耗を防ぐためにシリコン系の潤滑油をつけ ることを勧めます。 1、スパンを設定し、ピンを軽く締めます。(テープなどでピン位置の印をつけておく) 2、ピン角度を設定し、ピンのナットをしっかりと締めます。 3、この時点までにオール固有角の測定と調整が終わっているなら、目的のブレード カバー角を出せるようにオールロック固有角を調整し、オールロックをピンに取り付 けます。 4、ワークハイトを設定した後、バックステーをつけます。 ○スパンの設定 スパンを測定するときは、ピンの根元で測定するようにします。 ピンの位置が、キールライン(艇の中心線)から左右均等になるように設定します。 この後、ピン角度の設定をするので、ピンのナットは軽く締める程度にしておきます。 また、ピンの位置がわかるように、テープをリガーに貼っておきます。 ○スパン÷2の測定1 (ピン~ガンネルAの距離)-(ガンネルA~ガンネルBの距離÷2)=スパン÷2 上記のようにメジャーで各距離を測定して、スパン÷2の距離を計算します。 ○スパン÷2の測定2 スパン計の使い方 スパン計には、中心から左右に約90cmずつ目盛りがあります。 ガンネル上にスパン計を置き、スパン計の中心と艇の中心が重なるようにしてから、 クリップなどで固定します。 キールラインから、スパン÷2の位置にピンがくるように設定します。 ○ピン角度の設定 ○ピン角度の測定 まず、艇を前後左右に水平に置いて、リギングスティックやウマ、棒などでリガーやガ ンネルを固定します。 ※前後の水平は、ウマに毛布などをはさんで調整します。 このときの角度計や水準器による測定は、ガンネル上で行います。 ガンネル形状や測定状況によって、ガンネル上で測定できない場合は、船底やレー ル上で測定します。 ※シートデッキはガンネルに比べ工作精度が低く、また、設計上傾斜している場合が あるので、測定には使わないようにしましょう。 角度の測定は、角度計で行います。 ※市大で使用している角度計、およびボート専用角度板に計測誤差がないか、定期 的にチェックしましょう。又、乱雑に扱わないようにしましょう。 ○外傾角の測定 ○前傾角の測定 ○ボート専用角度計(エンパッハ、桑野など)の使い方 目的の角度となるように目盛りを設定します。 艇が動かないように固定した後、上記の外傾角、前傾角の測定時に、角度計を置く場 所にボート専用角度計を置きます。 気泡が真ん中に来るように角度計の水準器を調整します。 ピンにボート専用角度計をあて、水準器の気泡が真ん中にあれば、目的のピン角度 となります。 ○ピン角度の調整 設定したいピン角度と、測定したピン角度がずれている場合は調整します。 ピンとリガーとの間に角度板やテレホンカードなどを挟んで調整します。 角度板は1本のピンに1~2枚だけにして、微調整はテレホンカードを挟みます。 ※テレホンカード3枚で約1°ピン角度が変わります。 ※リガー自体を曲げてピン角度を調整することもできますが、ここでは推奨しません。 球面座金はピン角度を大きく調整する場合に必要です。 球面座金を正しく使わないと、ナットを締めたときに角度板通りにピン角度がつかない ので注意しましょう。 ○オールロック固有角について オールロック固有角は、ブッシュで調整します。 オールロックに4・4のブッシュを付けたとき、オールロック固有角は4°になります。 5・3、6・2、7・1のブッシュを取り付けるときは、ブッシュの向きに気をつけます。 上下でブッシュの向きが逆になるので注意しましょう。 この時点までにオール固有角の測定と調整が終わっているなら、目的のブレードカバ ー角を出せるようにオールロック固有角を調整し、オールロックをピンに付けます。 ○ワークハイトの設定 ○ワークハイトの測定 1、ガンネルにL字型ハイト計を置いて、ガンネル~オールロック下端中央部(図の赤 点)までの距離を測定する。 2、次にガンネルにL字型ハイト計を置いて、ガンネル~シート座面までの距離を測定 する。 3、1と2の数値を足し合わせたのが、ワークハイトです。 ※シートパッドを使わない限り、ガンネル~シート座面の距離は変わらないので、この 数値を記録しておくと、ワークハイト測定が楽になります。 ○ハイト計の使い方 1、 ハイト計をレールの上に乗せます。 2、 ハイト計を横に伸ばして、ツメの先の高さをオールロック下端中央にあわせます。 3、 ツメの先の高さはそのままにして、シートの上までツメを移動させます。 4、 ツメの先からシート座面までの距離を測定します。 ○ワークハイトの調整 ワークハイトの調整にはいくつかの方法があります。 ※L板も取り付け穴を変えることで、ワークハイトを調整できる。 ワークハイトの設定後、オールロックが上下にがたつかない程度にプラスチックのワ ッシャーを入れ、その上に金属のワッシャーを1枚入れ、ナット(13番 or17番)を締め ます。 その上に長さを調整したバックステーをつけ、金属のワッシャーを一枚入れ、ナットを 締めます。 艇とバックステーとを固定するナット(10番)を締め、最後に、バックステーの長さ調整 用のナットを締めます。 5、 ストレッチャーの設定 1、 ストレッチャー角度を設定します。 2、 ヒールデプスを設定します。 3、 ピントゥヒールを設定します。 4、レール位置を設定します。 ※ヒールデプスやストレッチャー角度の変更によって、同時にピントゥヒールも変動し ます。よって、この順番で行います。 ○ストレッチャー角度の設定 ○ストレッチャー角度の測定 1、 ガンネルに角度計を置き、艇を前後に水平にして固定します。 2、ストレッチャー板に角度計を置き、ストレッチャー角度を測定します。 ○ストレッチャー角度の調整 アジャスタブルキールブラケット(中央蝶板)の取り付け位置を調整します。 また、エンパッハ製8+などでは、ストレッチャーの留め金具とストレッチャーチャンネ ルとの間にあるプラスチック板の数を調整します。 ○ヒールデプスの設定 ○ヒールデプスの測定 1、ガンネルの上に板などを置き、メジャーでガンネル~ストレッチャーシューズのか かとまでの距離を測ります。 2、ガンネルの上に板などを置き、メジャーでガンネル~シート座面までの距離を測り ます。 3、1から2を引いた数値がヒールデプスです。 ※シートパッドを使わない限り、ガンネル~シート座面の距離は変わらないので、この 数値を記録しておくと、ヒールデプス測定が楽になります。 ○ヒールデプスの調整 ヒールデプスは、ストレッチャーシューズの上下で調整します。 最近の艇は、ストレッチャーシューズがアルミプレートに固定されており、アルミプレー トの取り付け位置を変えることで、ヒールデプスを調整します。 古い艇では、ストレッチャーに縦のスリット(細い穴)があり、金具でストレッチャーシュ ーズを固定しています。 シューズの固定位置を上下させることでヒールデプスを調整します。 また、シートパッドを入れて、シート座面の高さを変えることでヒールデプスを調整でき ます。 ○ワークスルーの設定 ワークスルーは、ピンからレール前端までの距離を指しますが、設定上、重要なのは、 ピントゥヒールと、ヒールからレール全端までの距離です。 ○ピントゥヒールの設定 ○ピントゥヒールの測定 1、 ガンネル上のピンと平行な位置(図の赤点)にマーキングする。 2、 ガンネル上のストレッチャーシューズのかかとと平行な位置にマーキングする。 3、 1から2までの水平距離を測定します。 ※ピンの前後位置は、基本的には変わりません。よって、ガンネル上にピンの位置を マーキングし、デッキ上にピントゥヒールの目盛りを書いておくと測定が楽になります。 ○ピントゥヒールの調整 ストレッチャーチャンネルとストレッチャーを固定しているネジを緩め、ストレッチャーを 前後に移動させます。 ○レール位置の設定 レールの下のネジを緩めることで、レールを前後に移動させることができます。 ピントゥヒールは変更したが、レールの前後位置を変更せずに乗艇して、キャッチ姿 勢やフィニッシュ姿勢がとれない、といったミスを起こさないようにしましょう。 ○ストレッチャーのチェック ・ストレッチャーの固定部分が適切に取り付けられているか? ・左右のストレッチャーチャンネル上の取り付け位置がずれていないか? ・ネジの緩みはないか? ・ストレッチャーシューズのかかととストレッチャーを紐でつないでいるか? (つないでいなければ、すぐにつなぐ。安全のために必要) ○終わりに 全てのリギングを終えたら、最後に確認をします。 ・各部ナットは適切に締められているか? ・工具などは、全て所定の場所に片付けられているか? ・リギング数値を記録用紙にきちんと記録しているか?