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5.薬物乱用の実態

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5.薬物乱用の実態
5.薬物乱用の実態
(1)薬物乱用の見聞きの有無
Q17.ここ3年くらいの間に、あなたの周囲で薬物を使っている人がいるようなことを見
たり聞いたりしたことがありますか。次の中から1つだけお選びください。
見聞きしたことがある(計)
(総 数) 1年以内に 1年以上前に 1年以内にも1年
見聞きしたことはない
見聞きした 見聞きしたこ 以上前にも見聞き
したことがある
ことがある とがある
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
824人)
7.0
8.1
83.5
1.3
10 代
(
408人)
7.1 6.1
20 代
(
416人)
7.0
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
85.8
1.0
10.1
81.3
1.7
7.6
3.6
30 代
(
207人)
87.6
1.1
4.3 11.1
84.1
0.5
40 代
(
208人)
4.3 8.2
87.0
0.5
50 代
(
206人)
60代以上
(
204人)
4.4 7.8
85.4
2.4
94.1
1.5 3.4 1.0
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
ここ3年くらいの間に、自分の周囲で薬物を使っている人がいるようなことを見聞き
したことがあるか聞いたところ、10 代、20 代、30 代以上(計)ともに「見聞きしたこと
はない」
(10 代 85.8%、20 代 81.3%、30 代以上(計)87.6%)と答えた者の割合が8割
以上となっているが、20 代では「見聞きしたことがある(計)
」
(「1年以内に見聞きした
ことがある」+「1年以上前に見聞きしたことがある」+「1年以内にも1年以上前に
も見聞きしたことがある」)(18.8%)とする者の割合が他の年代に比べて高く、2割近
くとなっている。
132
10 代・20 代性・年齢別にみると、「見聞きしたことがある(計)」とする者の割合は女
性 20 代(20.7%)で高く、約2割となっている。
10 代・20 代学職別にみると、「見聞きしたことがある(計)」とする者の割合は有職
(20.8%)で高く、約2割となっている。
図表 2-2-5-1 薬物乱用の見聞きの有無
見聞きしたことがある(計)
(総 数) 1年以内に 1年以上前に 1年以内にも1年以
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男性 10代・20代(計)
見聞きしたことはない
見聞きした 見聞きしたこ 上前にも見聞きした
ことがある とがある
ことがある
(
410人)
5.6 7.6
84.6
2.2
10 代
(
202人)
6.9 5.0
20 代
(
208人)
4.3 10.1
86.1
2.0
83.2
2.4
女性 10代・20代(計)
(
414人)
8.5
8.7
82.4
0.5
10 代
(
206人)
7.3 7.3
85.4
-
20 代
(
208人)
9.6
10.1
79.3
1.0
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学生(計)
(
413人)
8.2 4.8
85.7
1.2
高校生
(
195人)
7.7 5.1
短大・大学・大学院生
(
193人)
8.3 4.7
高等専修・専門、予備校生
(
25人)
86.7
0.5
85.0
2.1
12.0 4.0
84.0
-
有職・無職(計)
(
411人)
5.8
11.4
81.3
1.5
有 職
(
303人)
6.6
無 職
(
108人)
3.7 8.3
12.5
79.2
1.7
87.0
0.9
0
10
20
133
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
(参考)平成 11 年調査「薬物乱用に関する世論調査」
(%)
見聞きし
たことが
該当者数
ある(小
計)
1年以内
に見聞き
したこと
がある
1年以上
前に見聞
きしたこ
とがある
1年以内
にも1年
見聞きし 答えたく
以上前に
たことは ない・わ
も見聞き
ない
からない
したこと
がある
〔年齢〕
15~19歳
209
18.7
10.0
6.2
2.4
81.3 -
3339
9.4
4.9
3.0
1.5
90.0
0.6
20~29歳
398
16.3
8.3
5.8
2.3
83.4
0.3
30~39歳
525
10.7
5.7
4.0
1.0
89.0
0.4
40~49歳
634
11.7
6.5
3.3
1.9
87.9
0.5
50~59歳
751
8.5
4.8
2.5
1.2
90.7
0.8
60~69歳
668
6.0
2.4
1.8
1.8
93.1
0.9
70歳以上
363
4.4
2.2
1.1
1.1
95.0
0.6
20歳以上(小計)
134
6.学校での薬物乱用防止教育
(1)学校での薬物乱用防止学習の有無
Q18.あなたは、これまで学校で、薬物乱用防止について学んだことがありますか。
(総 数)
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
824人)
10 代
(
408人)
20 代
(
416人)
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
ある
ない
76.7
23.3
90.0
10.0
63.7
36.3
11.3
88.7
30 代
(
207人)
15.5
84.5
40 代
(
208人)
14.4
85.6
50 代
(
206人)
60代以上
(
204人)
9.7
90.3
5.4
0
94.6
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
これまで学校で、薬物乱用防止について学んだことがあるか聞いたところ、
「ある」と
答えた者の割合は 10 代(90.0%)で9割、20 代(63.7%)でも6割以上となっているが、
30 代以上(計)
(11.3%)では1割台で、
「ない」
(88.7%)と答えた者の割合が9割近く
となっている。
135
10 代・20 代性・年齢別にみると、
「ある」と答えた者の割合は男性(74.1%)より女
性(79.2%)で高くなっている。20 代では男性(60.6%)と女性(66.8%)で約6ポイ
ントの差がみられた。
10 代・20 代学職別にみると、「ある」と答えた者の割合は高校生(91.3%)
、短大・大
学・大学院生(90.2%)では9割以上を占めるが、有職(61.7%)、無職(65.7%)では
6割台となっている。
図表 2-2-6-1 学校での薬物乱用防止学習の有無
(総 数)
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
あ る
な い
74.1
25.9
男性 10代・20代(計)
(
410人)
10 代
(
202人)
20 代
(
208人)
女性 10代・20代(計)
(
414人)
10 代
(
206人)
20 代
(
208人)
学生(計)
(
413人)
90.6
9.4
高校生
(
195人)
91.3
8.7
短大・大学・大学院生
(
193人)
90.2
9.8
高等専修・専門、予備校生
(
25人)
(
411人)
62.8
37.2
有 職
(
303人)
61.7
38.3
無 職
(
108人)
88.1
11.9
60.6
39.4
79.2
20.8
91.7
8.3
66.8
33.2
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
有職・無職(計)
88.0
12.0
65.7
0
10
20
136
30
34.3
40
50
60
70
80
90
100 (%)
(2)学校で学んだ薬物の種類
Q19.学校ではどのような種類の薬物について学びましたか。次の中から、学んだ薬物を
いくつでもお選びください。複数の学校や学年で学んだことがある場合は、あては
まるものをすべてお選びください。(複数選択可)
(%)
ャ
ク
・
マ
シ
ー
ル
ム
、
n
あ
へ
ん
ュ
ュ)
)
ー
ド
マ
ジ
ッ
エ
ク
ス
タ
シ
ヘ
ロ
イ
ン
ー)
ハ
シ
シ
ナ
M
D
M
A
(
ァ
ス
ピ
大
麻
樹
脂
ッ
マ
リ
フ
コ
カ
イ
ン
(
(
エ
ス
、
(
乾
燥
大
麻
ッ
)
シ
ン
ナ
ー
シ覚
せ
ブい
剤
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
632人)
81.5
50.9
46.7
37.3
35.0
32.8
30.5
26.7
25.6
10 代
(
367人)
85.0
58.9
54.8
44.7
41.4
45.0
36.8
37.3
31.9
20 代
(
265人)
76.6
40.0
35.5
27.2
26.0
15.8
21.9
12.1
17.0
30 代 以 上 ( 計 ) (
32.3
20.4
26.9
9.7
21.5
10.8
20.4
59.4
31.3
31.3
12.5
18.8
6.3
12.5
3.1
9.4
40 代
(
30人)
73.3
50.0
33.3
20.0
26.7
6.7
16.7
10.0
26.7
50 代
(
20人)
65.0
35.0
35.0
20.0
35.0
20.0
25.0
20.0
5.0
60代以上
(
11人)
63.6
36.4
27.3
45.5
36.4
9.1
54.5
18.2
63.6
L
S
D
向
精
神
薬
ト
ル
エ
ン
M
D
A
ガ
ス
パ
ン
そ
の
他
覚
え
て
い
な
い
・
わ
か
ら
な
い
回
答
計
M
e
O
ー
ッ
D
I
P
T
)
(
)
)
グ
ブ
タ
ン
ガ
ス
オ5
ー
)
ラ
ブ
ド
ラ
ハ
ル
シ
オ
ン
等
(
38.7
32人)
(
65.6
(
(
93人)
30 代
ゴ
メ
n
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
632人)
15.2
10.3
7.0
6.8
5.5
0.6 -
14.9
427.4
10 代
(
367人)
20.2
13.4
8.4
9.8
7.4
0.8 -
12.0
507.6
20 代
(
265人)
8.3
6.0
4.9
2.6
3.0
0.4 -
18.9
316.2
30 代 以 上 ( 計 ) (
93人)
7.5
8.6
16.1
7.5
7.5
1.1 -
19.4
314.0
30 代
(
32人)
6.3
3.1
9.4
3.1
3.1 -
-
21.9
231.3
40 代
(
30人)
3.3
10.0
16.7
3.3
6.7 -
-
16.7
320.0
50 代
(
20人)
10.0
10.0
15.0
20.0
10.0 -
-
20.0
345.0
60代以上
(
11人)
18.2
18.2
36.4
9.1
9.1 -
18.2
481.8
137
18.2
学校ではどのような種類の薬物について学んだか聞いたところ、10 代、20 代、30 代以
上(計)ともに「覚せい剤(エス、スピード、シャブ)」(10 代 85.0%、20 代 76.6%、
30 代以上(計)65.6%)を挙げた者の割合が最も高く、10 代では8割以上となっている。
次いで、「シンナー」(10 代 58.9%、20 代 40.0%、30 代以上(計)38.7%)、「乾燥
大麻(マリファナ)」(10 代 54.8%、20 代 35.5%、30 代以上(計)32.3%)の順で挙
げられ、いずれも 10 代で割合が高くなっている。
138
10 代・20 代性・年齢別にみると、
「シンナー」(男性 46.7%、女性 54.9%)、「コカイ
ン」(男性 32.6%、女性 41.8%)を挙げた者の割合は男性より女性で高く、それぞれ、
約8ポイント、約9ポイントの差がみられた。
10 代・20 代学職別にみると、高校生は、ほぼすべての薬物で、学んだことがあると挙
げた者の割合が他の層より高くなっている。「MDMA(エクスタシー)」を挙げた者の
割合は高校生(52.8%)で5割以上、短大・大学・大学院生(39.7%)で約4割となっ
ているが、有職(12.8%)
、無職(18.3%)では1割台となっている。
図表 2-2-6-2 学校で学んだ薬物の種類
(%)
ッ
あ
へ
ん
(
304人)
178人)
126人)
328人)
189人)
139人)
81.6
86.0
75.4
81.4
84.1
77.7
46.7
56.2
33.3
54.9
61.4
46.0
47.0
54.5
36.5
46.3
55.0
34.5
32.6
39.3
23.0
41.8
49.7
30.9
37.2
44.4
27.0
32.9
38.6
25.2
31.9
45.5
12.7
33.5
44.4
18.7
28.0
34.3
19.0
32.9
39.2
24.5
28.3
38.8
13.5
25.3
36.0
10.8
23.4
28.1
16.7
27.7
35.4
17.3
(
(
(
(
(
(
(
374人)
178人)
174人)
22人)
258人)
187人)
71人)
85.8
87.1
83.9
90.9
75.2
74.9
76.1
59.6
66.3
53.4
54.5
38.4
36.9
42.3
55.3
60.1
50.0
59.1
34.1
32.6
38.0
44.9
52.2
38.5
36.4
26.4
24.1
32.4
42.8
46.6
40.2
31.8
23.6
24.1
22.5
45.5
52.8
39.7
31.8
14.3
12.8
18.3
37.7
44.4
31.0
36.4
20.2
18.2
25.4
34.8
42.1
27.0
36.4
15.1
13.4
19.7
31.6
37.6
26.4
22.7
17.1
13.9
25.4
14.8
19.7
7.9
15.5
20.6
8.6
10.5
13.5
6.3
10.1
13.2
5.8
7.9
9.0
6.3
6.1
7.9
3.6
5.6
7.9
2.4
7.9
11.6
2.9
(
(
(
(
(
(
(
374人)
178人)
174人)
22人)
258人)
187人)
71人)
20.3
22.5
19.5
9.1
7.8
7.5
8.5
15.5
20.2
11.5
9.1
2.7
1.6
5.6
9.6
11.8
8.0
4.5
3.1
3.2
2.8
9.9
11.8
8.0
9.1
2.3
2.1
2.8
139
ー
)
304人)
178人)
126人)
328人)
189人)
139人)
ブ
タ
ン
ガ
D
I
P
7.2
9.0
4.8
4.0
5.8
1.4 7.8
10.7
5.2
4.5
2.3
2.7
1.4
そ
の
他
ゴM
メe
オO
(
ッ
(
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(
(
(
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ー
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)
ン向
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神
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ル
シ
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n
ハ
シ
ッ
(
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(
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)
ッ
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マ
ー
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シM
D
M
A
(
(
(
シ大
麻
樹
脂
マ
リ
フ
ス
L
S
D
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
コ
カ
イ
ン
エ
ク
ス
タ
n
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
ナ乾
燥
大
麻
ュ)
ー
、
シ
ン
ナ
)
ー
ピ覚
せ
ドい
剤
シ
エ
ブス
-
1.0
1.1
0.8
0.3
0.5
ら覚
なえ
いて
い
な
い
・
わ
か
回
答
計
-
15.5
11.2
21.4
14.3
12.7
16.5
419.1
498.3
307.1
435.1
516.4
324.5
1.1 1.7 0.6 -
11.5
11.2
12.6
4.5
19.8
21.4
15.5
513.6
579.2
455.7
440.9
302.3
289.3
336.6
学校で受けた薬物乱用防止学習の影響別にみると、多くの薬物が、影響を受けていると
答えた者と受けていないと答えた者で回答率の差が大きくなっている。
図表 2-2-6-3 学校で学んだ薬物の種類
(%)
ヘ
ロ
イ
ン
シマ
ル
ジ
ッ
ー
タM
シD
M
A
ュ
シ大
麻
樹
脂
ー)
大
コ
カ
イ
ン
ュ)
ナ
燥
(
(
ムク
ハ
シ
・
ッ
エ
ク
ス
42.8
41.7
(
(
、
麻
エ
シス
マ
リ
あ
へ
ん
マ
ッ
、
ャ
n
フ乾
)
ー
ー
シ
ン
ナ
ァ
)
ブス覚
ピせ
い
剤
ド
〔10代・20代学校で学んだ影響別〕
非常に影響を受けている
( 187人)
90.9
56.1
55.6
51.3
38.5
32.6
37.4
ある程度影響を受けている
( 334人)
82.6
54.8
48.5
36.8
34.1
33.5
30.8
28.1
23.4
あまり影響を受けていない
(
72人)
69.4
34.7
27.8
15.3
26.4
16.7
13.9
8.3
12.5
ほとんど影響を受けていない
(
39人)
48.7
23.1
23.1
15.4
20.5
12.8
20.5
20.5
12.8
そ
の
他
(
(
(
(
か覚
らえ
なて
いい
な
い
・
わ
ー
)
ド
ブ
タ
ン
ブ
P5
T
M
ゴe
メ
O
オ
ー
A
ガガ
スス
パ
ン
)
グ
D
ラ
ハ
ル
シ
n
ラM
)
ト
ル
エ
ン
ッ
オ向
ン精
等神
薬
)
L
S
D
D
I
回
答
計
〔10代・20代学校で学んだ影響別〕
非常に影響を受けている
( 187人)
18.2
14.4
11.8
10.2
7.0
1.6
-
6.4
516.6
ある程度影響を受けている
( 334人)
16.2
10.2
6.0
6.0
5.1
-
-
14.1
430.2
あまり影響を受けていない
(
72人)
8.3
2.8
1.4
2.8
4.2
-
-
25.0
269.4
ほとんど影響を受けていない
(
39人)
5.1
5.1
2.6
5.1
5.1
2.6
-
43.6
266.7
140
(3)学校での薬物乱用防止教育の指導者
Q20.学校で、薬物乱用防止について教えてくれたのは誰ですか。次の中からあてはまる
人をすべてお選びください。(複数選択可)
(%)
育青
の少
専年
門育
家成
や
薬
物
乱
用
防
止
教
警
察
関
係
者
、
学
校
の
先
生
麻
薬
取
締
官
な
ど
n
家医
師
や
薬
剤
師
な
ど
の
医
療
専
門
回
復
し
た
薬
物
体
験
者
そ
の
他
覚
え
て
い
な
い
・
わ
か
ら
な
い
回
答
計
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
632人)
74.2
34.8
20.3
8.5
4.4
0.3
6.0
148.6
10 代
(
367人)
73.8
39.8
24.5
9.8
5.7
0.3
4.1
158.0
20 代
(
265人)
74.7
27.9
14.3
6.8
2.6
0.4
8.7
135.5
30 代 以 上 ( 計 ) (
93人)
67.7
26.9
15.1
12.9
8.6
2.2
14.0
147.3
18.8
109.4
13.3
163.3
5.0
180.0
18.2
154.5
30 代
(
32人)
75.0
9.4
3.1
3.1 -
-
40 代
(
30人)
70.0
36.7
16.7
16.7
6.7
50 代
(
20人)
55.0
45.0
30.0
20.0
25.0 -
60代以上
(
11人)
63.6
18.2
18.2
18.2
9.1
3.3
9.1
学校で、薬物乱用防止について教えてくれたのは誰か聞いたところ、10 代、20 代、30
代以上(計)ともに「学校の先生」(10 代 73.8%、20 代 74.7%、30 代以上(計)67.7%)
を挙げた者の割合が最も高い。次いで「警察関係者、麻薬取締官など」(10 代 39.8%、
20 代 27.9%、30 代以上(計)26.9%)、「青少年育成や薬物乱用防止教育の専門家」(10
代 24.5%、20 代 14.3%、30 代 15.1%)の順で続き、いずれも 10 代で割合が高くなって
いる。
141
10 代・20 代性・年齢別にみると、「警察関係者、麻薬取締官など」を挙げた者の割合
は男性 10 代(41.0%)で高く、4割以上となっている。
10 代・20 代学職別にみると、「学校の先生」を挙げた者の割合は高校生(79.8%)
、短
大・大学・大学院生(82.2%)で高く、8割前後となっている。
図表 2-2-6-4 学校での薬物乱用防止教育の指導者
(%)
警
察
関
係
者
、
学
校
の
先
生
麻
薬
取
締
官
な
ど
n
育青
の少
専年
門育
家成
や
薬
物
乱
用
防
止
教
家医
師
や
薬
剤
師
な
ど
の
医
療
専
門
回
復
し
た
薬
物
体
験
者
そ
の
他
覚
え
て
い
な
い
・
わ
か
ら
な
い
回
答
計
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男性
10 代 ・ 20 代 ( 計 ) (
304人)
73.0
32.9
21.4
9.2
3.0
0.3
6.3
146.1
11.2
5.1
0.6
3.9
161.2
9.5
124.6
5.8
150.9
4.2
155.0
10 代
(
178人)
73.6
41.0
25.8
20 代
(
126人)
72.2
21.4
15.1
6.3 -
10 代 ・ 20 代 ( 計 ) (
328人)
75.3
36.6
19.2
7.9
5.8
女性
0.3
10 代
(
189人)
74.1
38.6
23.3
8.5
6.3 -
20 代
(
139人)
77.0
33.8
13.7
7.2
5.0
0.7
7.9
145.3
) (
374人)
79.1
36.6
22.5
9.6
4.8
0.5
3.5
156.7
(
178人)
79.8
34.3
22.5
10.7
6.7
0.6
3.4
157.9
短大・大学・大学院生
(
174人)
82.2
37.9
20.1
6.9
2.3
0.6
3.4
153.4
高等専修・専門、予備校生
(
22人)
50.0
45.5
40.9
22.7
9.1 -
4.5
172.7
有 職 ・ 無 職 ( 計 ) (
258人)
67.1
32.2
17.1
7.0
3.9 -
9.7
136.8
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
高校生
有職
(
187人)
69.0
34.2
14.4
8.0
4.3 -
9.1
139.0
無職
(
71人)
62.0
26.8
23.9
4.2
2.8 -
11.3
131.0
142
(4)学校での薬物乱用防止教育の影響
Q21.薬物乱用防止について、学校で学んだことは、あなたの現在の認識や意識に影響を
与えていますか。
影響を受けている(計)
(該当者数)
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
10 代
(
367人)
20 代
(
265人)
30 代 以 上 ( 計 ) (
93人)
ある程度影響を
受けている
非常に影響を
受けている
632人)
影響を受けていない(計)
29.6
あまり影響を
受けていない
ほとんど影響
を受けていな
い
52.8
32.7
11.4
52.9
25.3
6.2
8.4 6.0
52.8
15.5
41.9
48.4
6.4
9.7
-
30 代
(
32人)
40 代
(
30人)
50 代
(
20人)
60代以上
(
11人)
25.0
56.3
18.8
-
36.7
56.7
6.7
-
60.0
40.0
72.7
18.2
9.1
-
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
薬物乱用防止について、学校で学んだことは、現在の認識や意識に影響を与えているか
聞いたところ、「影響を受けている(計)」
(「非常に影響を受けている」+「ある程度影響
を受けている」
)とする者の割合は 10 代(85.6%)で8割半ば、20 代(78.1%)で8割近
く、30 代以上(計)(90.3%)で約9割となっている。30 代以上(計)では「非常に影響
を受けている」
(41.9%)と答えた者の割合が 10 代、20 代の若年層に比べて高く、4割以
上となっている。また、20 代では「影響を受けていない(計)」
(
「あまり影響を受けていな
い」+「ほとんど影響を受けていない」)(21.9%)とする者の割合が高く、2割以上なっ
ている。
143
10 代・20 代性・年齢別にみると、
「非常に影響を受けている」と答えた者の割合は男
性(26.0%)より女性(32.9%)で高く、約7ポイントの差がみられる。
10 代・20 代学職別にみると、
「影響を受けている(計)」とする者の割合は高校生(92.7%)
で高く、9割以上を占め、短大・大学・大学院生(81.6%)でも8割以上となっている
が、有職(75.9%)
、無職(76.1%)では7割台で、
「影響を受けていない(計)」とする
者の割合が有職(24.1%)
、無職(23.9%)は約4人に1人となっている。
図表 2-2-6-5 学校での薬物乱用防止教育の影響
影響を受けている(計)
(該当者数)
非常に影響を
受けている
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
影響を受けていない(計)
あまり影響を ほとんど影
受けていない 響を受けて
いない
ある程度影響を受けてい
る
男性 10代・20代(計)
(
304人)
10 代
(
178人)
20 代
(
126人)
女性 10代・20代(計)
(
328人)
10 代
(
189人)
20 代
(
139人)
学生(計)
(
374人)
32.9
高校生
(
178人)
32.6
短大・大学・大学院生
(
174人)
31.6
高等専修・専門、予備校生
(
22人)
(
258人)
24.8
51.2
15.5
8.5
有 職
(
187人)
26.2
49.7
15.5
8.6
無 職
(
71人)
15.5
8.5
26.0
55.6
30.3
53.9
19.8
57.9
11.2
7.2
9.0
6.7
14.3
32.9
50.3
34.9
11.6
51.9
30.2
7.9
5.2
7.9 5.3
48.2
16.5
5.0
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
有職・無職(計)
54.0
60.1
13.8
36.4
21.1
10
3.43.9
50.0
45.5
0
8.6 4.5
9.1
54.9
20
30
144
40
50
60
70
80
90
4.6
9.1
100 (%)
7.学校以外での薬物乱用防止教育・啓発
(1)学校以外での薬物乱用防止教育・啓発の有無
Q22.あなたは、学校以外の場で、薬物乱用防止について、学んだり啓発を受けたことが
ありますか。学んだ場所や啓発の方法について、あてはまるものをいくつでもお選
びください。(複数選択可)
(%)
家
庭
本
、
新
聞
ネ
街
頭
キ
職
場
ャ
雑
誌
ン
ペ
ッ
ー
、
ト
イ
ン
タ
ー
ッ
ラ
ジ
オ
レパ
ン
トフ
レ
ッ
ポ
ス
タ
ー
、
テ
レ
ビ
ト
ン
ー
リ
n
フ
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
824人)
33.3
23.1
14.7
13.0
11.4
11.0
7.6
7.2
3.6
10 代
(
408人)
30.9
23.8
15.7
9.8
10.8
13.7
6.1
7.6
2.9
20 代
(
416人)
35.6
22.4
13.7
16.1
12.0
8.4
9.1
6.7
4.3
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
39.0
20.4
12.1
11.3
25.6
3.9
11.2
7.3
4.0
30 代
(
207人)
35.3
16.4
7.7
14.0
15.9
3.9
9.2
4.3
3.4
40 代
(
208人)
34.1
19.2
13.5
10.6
19.2
2.9
8.7
8.2
6.3
50 代
(
206人)
41.3
19.4
10.2
10.2
27.2
5.8
14.1
7.3
4.9
60代以上
(
204人)
45.6
26.5
17.2
10.3
40.2
2.9
12.7
9.3
1.5
そ
の
他
、
ラ
バ
関保
な健
ど所
に
よ病
る院
講
習
会医
療
機
、
ン薬
カ物
乱
用
防
止
キ
ャ
、
広国
報や
誌地
方
自
治
体
な
ど
の
ー
会公
な民
ど館
に
よP
るT
講
A
習
会
自
治
、
n
る自
講治
習体
会や
警
察
な
ど
に
よ
受
け
た
こ
と
は
な
い
な覚
いえ
て
い
な
い
・
わ
か
ら
回
答
計
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
824人)
3.5
2.7
2.3
2.1
1.9
0.1
20.9
23.5
181.9
18.9
25.0
179.7
10 代
(
408人)
3.7
3.4
2.7
2.2
2.5 -
20 代
(
416人)
3.4
1.9
1.9
1.9
1.4
0.2
22.8
22.1
184.1
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
2.7
2.8
11.0
1.7
2.1
0.4
36.8
11.3
203.4
30 代
(
207人)
1.4
0.5
3.4
0.5
1.4 -
39.1
15.0
171.5
40 代
(
208人)
1.0
3.4
9.1
0.5
0.5 -
37.0
13.9
188.0
50 代
(
206人)
3.9
4.9
11.7
1.0
2.4
0.5
36.4
6.3
207.3
60代以上
(
204人)
4.4
2.5
20.1
4.9
3.9
1.0
34.8
9.8
247.5
145
学校以外の場で、薬物乱用防止について、学んだり啓発を受けたことがあるか聞いた
ところ、10 代、20 代、30 代以上(計)ともに「テレビ、ラジオ」(10 代 30.9%、20 代
35.6%、30 代以上(計)39.0%)を挙げた者の割合が最も高くなっている。次いで、10
代、20 代では「ポスター」(10 代 23.8%、20 代 22.4%)が、30 代以上(計)では「新
聞」(25.6%)が挙げられた。また、10 代では「家庭」(13.7%)、20 代では「インター
ネット」(16.1%)を挙げた者の割合が他の年代に比べて高くなっている。「受けたこと
はない」を挙げた者の割合は 30 代以上(計)
(36.8%)で高く、4割近くとなっている。
146
10 代・20 代性・年齢別にみると、男性より女性で高いのは「テレビ、ラジオ」
(男性
29.5%、女性 37.0%)、「ポスター」
(男性 20.5%、女性 25.6%)、
「パンフレット、リー
フレット」
(男性 11.5%、女性 17.9%)などで、
「テレビ、ラジオ」は約8ポイントの差
がみられた。一方、女性より男性で高いのは「家庭」(男性 12.4%、女性 9.7%)などと
なっている。
10 代・20 代学職別にみると、
「ポスター」を挙げた者の割合は高校生(27.2%)、短大・
大学・大学院生(28.5%)で高く、3割近くとなっている。また、高校生では「家庭」
(20.5%)
を挙げた者の割合が他の層に比べて高くなっている。「受けたことはない」を挙げた者の
割合は有職(24.1%)、無職(25.0%)で高く、約4人に1人となっている。
図表 2-2-7-1 学校以外での薬物乱用防止教育・啓発の有無
(%)
ネ
ー
20.5
20.8
20.2
25.6
26.7
24.5
11.5
12.9
10.1
17.9
18.4
17.3
13.4
9.9
16.8
12.6
9.7
15.4
11.2
11.4
11.1
11.6
10.2
13.0
12.4
16.8
8.2
9.7
10.7
8.7
(
(
(
(
(
(
(
413人)
195人)
193人)
25人)
411人)
303人)
108人)
34.4
32.3
37.8
24.0
32.1
30.7
36.1
27.4
27.2
28.5
20.0
18.7
17.8
21.3
17.7
20.0
15.5
16.0
11.7
11.2
13.0
12.1
10.8
14.0
8.0
13.9
13.9
13.9
11.6
13.8
9.8
8.0
11.2
11.2
11.1
14.0
20.5
8.3
8.0 8.0
8.9
5.6
、
そ
の
他
、
ー
よ医保
る療健
講機所
習関
会な病
ど院
に
、
、
キ薬
物
ラ
バ乱
ン用
カ防
止
ャ
な国
どや
の地
広方
報自
誌治
体
(
(
(
(
(
(
410人)
202人)
208人)
414人)
206人)
208人)
5.1
5.0
5.3
1.9
2.4
1.4
3.9
5.0
2.9
1.4
1.9
1.0
3.4
4.0
2.9
1.2
1.5
1.0
2.2
2.0
2.4
1.9
2.4
1.4
1.5
2.0
1.0
2.4
2.9
1.9
(
(
(
(
(
(
(
413人)
195人)
193人)
25人)
411人)
303人)
108人)
4.1
2.6
5.2
8.0
2.9
2.6
3.7
3.1
3.6
2.6
4.0 2.2
2.0
2.8
2.4
3.6
1.6
2.4
2.1
2.6
4.0 1.7
1.7
1.9
2.7
2.6 3.1
1.2 0.7 2.8 -
147
2.2
2.0
2.8
職
場
ン
ペ
ト
29.5
25.7
33.2
37.0
35.9
38.0
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410人)
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206人)
208人)
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、
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、
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(
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n
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
ッ
ッ
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
ー
n
リパ
ン
フフ
レレ
ポ
ス
タ
ー
、
テ
レ
ビ
0.2
0.5
0.2
0.5
7.3
6.4
8.2
8.0
5.8
10.1
8.2
8.7
8.8
7.1
6.6
8.3
い受
け
た
こ
と
は
な
7.8
8.4
7.2
6.5
6.8
6.3
5.4
4.5
6.3
1.9
1.5
2.4
9.2
8.7
9.8
8.0 5.1
4.6
6.5
2.2
2.1
2.6
わ覚
かえ
らて
ない
いな
い
・
5.1
6.6
0.9
回
答
計
21.0
21.3
20.7
20.8
16.5
25.0
25.6
26.2
25.0
21.5
23.8
19.2
181.7
182.2
181.3
182.1
177.2
187.0
17.4
13.8
20.7
20.0
24.3
24.1
25.0
23.0
23.1
21.2
36.0
24.1
25.1
21.3
192.3
195.4
192.7
164.0
171.5
169.6
176.9
(2)学校以外での薬物乱用防止教育・啓発の影響
【Q23 は、Q22 で1~15 をお選びの、学校以外で学んだことがある方にお聞きします。】
Q23.薬物乱用防止について、学校以外の場で学んだり啓発を受けたことは、あなたの現
在の認識や意識に影響を与えていますか。
影響を受けている(計)
(該当者数)
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
ある程度影響を
受けている
非常に影響を
受けている
458人)
影響を受けていない(計)
29.3
あまり影響を
受けていない
53.1
ほとんど影響
を受けていな
い
14.6
3.1
10 代
(
229人)
20 代
(
229人)
30 代 以 上 ( 計 ) (
428人)
31.4
54.6
12.2
1.7
30 代
(
95人)
40 代
(
102人)
50 代
(
118人)
60代以上
(
113人)
27.1
51.5
17.0
39.0
34.7
4.4
46.3
10.5 4.2
53.7
9.5
2.1
32.4
47.1
13.7
45.8
43.2
41.6
6.9
5.1 5.9
42.5
14.2
1.8
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100 (%)
薬物乱用防止について、学校以外の場で学んだり啓発を受けたことは、現在の認識や
意識に影響を与えているか聞いたところ、「影響を受けている(計)」(「非常に影響
を受けている」+「ある程度影響を受けている」)とする者の割合は 10 代(86.0%)と
30 代以上(計)(85.3%)では8割以上となっているが、20 代(78.6%)では8割未満
で、「影響を受けていない(計)」(「あまり影響を受けていない」+「ほとんど影響
を受けていない」)(21.4%)とする者の割合が2割以上となっている。「非常に影響
を受けている」と答えた者の割合は 30 代以上(計)(39.0%)で高く、約4割となって
いる。
148
10 代・20 代性・年齢別にみると、
「非常に影響を受けている」と答えた者の割合は男
性(23.3%)より女性(34.7%)で高く、約 11 ポイントの差がみられた。
「影響を受け
ていない(計)
」とする者の割合は男性 20 代(25.7%)で高く、約4人に1人となって
いる。
10 代・20 代学職別にみると、
「影響を受けている(計)」とする者の割合は高校生(83.7%)
、
短大・大学・大学院生(89.3%)では8割以上となっているが、有職(77.9%)
、無職(77.6%)
では7割台で、
「影響を受けていない(計)」とする者の割合が有職(22.1%)、無職(22.4%)
では2割台となっている。
図表 2-2-7-2 学校以外での薬物乱用防止教育・啓発の影響
影響を受けている(計)
(該当者数)
非常に影響を
受けている
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
影響を受けていない(計)
あまり影響を ほとんど影
受けていない 響を受けて
いない
ある程度影響を受けてい
る
男性 10代・20代(計)
(
219人)
10 代
(
106人)
20 代
(
113人)
女性 10代・20代(計)
(
239人)
34.7
10 代
(
123人)
35.8
20 代
(
116人)
学生(計)
(
246人)
高校生
(
123人)
短大・大学・大学院生
(
112人)
高等専修・専門、予備校生
(
11人)
(
212人)
29.2
48.6
17.0
5.2
有 職
(
154人)
30.5
47.4
17.5
4.5
無 職
(
58人)
23.3
57.5
26.4
15.1
61.3
20.4
4.1
10.4
54.0
19.5
49.0
6.2
14.2
2.1
13.8
1.6
48.8
33.6
49.1
1.9
2.6
14.7
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
有職・無職(計)
29.3
56.9
26.8
56.9
30.4
10
149
30
40
50
15.5
60
0.9
18.2
51.7
20
1.6
9.8
36.4
25.9
1.2
14.6
58.9
45.5
0
12.6
70
80
90
-
6.9
100 (%)
8.効果的な薬物乱用防止教育
(1)薬物乱用防止教育を効果的に行う場や方法
Q24.薬物乱用防止教育を効果的に行うには、どのような場や方法で行うのが有効だと思
いますか。次の教育や啓発の場や方法のうち、あなたが特に有効だと思うものを3
つまでお選びください。(3つまで選択可)
(%)
39.0
23.4
19.8
10.9
8.9
8.6
、
40.2
、
ィ
n
に保
よ健
る所
教
育病
や院
啓
発医
、
76.0
行
政
や
警
察
に
よ
る
教
育
や
啓
発
、
824人)
短
大
・
大
学
で
の
教
育
や
啓
発
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活ネ
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雑
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啓ど
発のテ
や各レ
教 ビ
種
育
メ
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ン
、
ッ
家
庭
教
育
ー
高
等
学
校
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の
学
校
教
育
療
機
関
な
ど
の教
連育
携や
啓
発
に
お
け
る
関
係
機
関
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
10 代
(
408人)
79.2
37.3
35.5
23.8
19.6
9.3
20 代
(
416人)
72.8
43.0
42.3
23.1
20.0
12.5
9.1
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
74.2
55.5
51.4
14.8
21.0
12.6
13.3
30 代
(
207人)
75.8
52.2
49.3
15.5
20.8
12.1
9.2
40 代
(
208人)
75.5
58.7
47.6
13.5
18.3
11.5
10.1
50 代
(
206人)
69.4
50.0
53.4
16.5
25.2
12.6
18.0
60代以上
(
204人)
76.0
61.3
55.4
13.7
19.6
14.2
16.2
そ
の
他
特
に
な
い
わ
か
ら
な
い
回
答
計
ッ
ト
、
ー
n
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よ民
る館
地
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教
育自
や
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啓
会
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、
なパ
どン
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用
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啓リ
発
や
フ
教
レ
育
ッ
職
場
で
の
教
育
や
啓
発
〔 年 齢 別 〕
10代・20代(計) (
824人)
6.7
5.2
2.5
0.7
2.9
5.0
241.1
10 代
(
408人)
6.6
5.1
3.4
0.2
2.7
5.1
236.5
20 代
(
416人)
6.7
5.3
1.7
1.2
3.1
4.8
245.7
30 代 以 上 ( 計 ) (
825人)
7.0
4.1
4.0
1.0
1.1
2.5
262.5
30 代
(
207人)
6.3
3.4
1.4
1.4
1.9
3.4
252.7
40 代
(
208人)
8.7
4.3
2.4
0.5
1.4
1.9
254.3
50 代
(
206人)
6.8
4.9
5.3
1.0
1.0
2.4
266.5
60代以上
(
204人)
6.4
3.9
6.9
1.0 -
2.5
277.0
150
薬物乱用防止教育を効果的に行うには、どのような場や方法で行うのが有効だと思う
か聞いたところ、10 代、20 代、30 代以上(計)ともに「高等学校までの学校教育」(10
代 79.2%、20 代 72.8%、30 代以上(計)74.2%)を挙げた者の割合が最も高く、7割
以上となっている。次いで、「家庭教育」
(10 代 37.3%、20 代 43.0%、30 代以上(計)
55.5%)、「新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの各種メディアを活用した啓発や
教育」
(10 代 35.5%、20 代 42.3%、30 代以上(計)51.4%)が挙げられ、30 代以上(計)
で割合が高く、5割以上となっている。
151
10 代・20 代性・年齢別にみると、男性より女性で高いのは「高等学校までの学校教育」
(男性 70.7%、女性 81.2%)、
「新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの各種メディ
アを活用した啓発や教育」
(男性 31.7%、女性 46.1%)、
「短大・大学での教育や啓発」
(男
性 20.0%、女性 26.8%)などで、それぞれ、約 11 ポイント、14 ポイント、7 ポイント
の差がみられた。女性より男性で高いのは「家庭教育」
(男性 42.4%、女性 37.9%)な
どとなっている。
10 代・20 代学職別にみると、「家庭教育」を挙げた者の割合は高校生(42.1%)、有職
(40.3%)
、無職(44.4%)では4割台となっているが、短大・大学・大学院生(36.8%)
では4割未満となっている。「新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどの各種メディア
を活用した啓発や教育」を挙げた者の割合は短大・大学・大学院生(43.0%)、無職(44.4%)
で高く、4割以上となっている。
図表 2-2-8-1 薬物乱用防止教育を効果的に行う場や方法
(%)
、
、
、
ー
、
ッ
教療保
育機健
や関所
啓な
発ど病
に院
よ
る医
教行
育政
やや
啓警
発察
に
よ
る
育短
や大
啓・
発大
学
で
の
教
る教
関育
係や
機啓
関発
のに
連お
携け
(
(
(
(
(
(
410人)
202人)
208人)
414人)
206人)
208人)
70.7
75.2
66.3
81.2
83.0
79.3
42.4
40.6
44.2
37.9
34.0
41.8
31.7
28.2
35.1
46.1
42.7
49.5
20.0
19.3
20.7
26.8
28.2
25.5
20.2
25.2
15.4
19.3
14.1
24.5
11.0
8.4
13.5
10.9
10.2
11.5
8.8
9.4
8.2
8.9
7.8
10.1
(
(
(
(
(
(
(
413人)
195人)
193人)
25人)
411人)
303人)
108人)
80.4
84.6
77.2
72.0
71.5
72.6
68.5
39.0
42.1
36.8
32.0
41.4
40.3
44.4
38.0
34.9
43.0
24.0
39.9
38.3
44.4
25.4
21.5
26.9
44.0
21.4
21.1
22.2
20.6
20.5
20.7
20.0
19.0
16.8
25.0
10.4
11.8
9.3
8.0
11.4
12.5
8.3
8.0
8.2
6.7
16.0
9.7
8.3
13.9
ッ
ッ
発地自公
域治民
で会館
のな
教どP
育にT
やよA
啓る
そ
の
他
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い
(
(
(
(
(
(
410人)
202人)
208人)
414人)
206人)
208人)
5.9
4.5
7.2
7.5
8.7
6.3
4.6
4.5
4.8
5.8
5.8
5.8
2.7
4.0
1.4
2.4
2.9 1.9
1.0
0.5
1.4
0.5
(
(
(
(
(
(
(
413人)
195人)
193人)
25人)
411人)
303人)
108人)
6.5
5.6
6.7
12.0 6.8
7.6
4.6
5.3
6.7
4.7
3.1
2.1
2.6
16.0 1.9
1.0
4.6
5.1
5.6
3.7
152
わ
か
ら
な
い
回
答
計
、
教をリパ
育活 ン
用フフ
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レ
た
啓ト
発なト
やどや
、
発職
場
で
の
教
育
や
啓
ー
n
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
、
〔 10 代 ・ 20 代 性 ・ 年 齢 別 〕
男 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
女 性 10 代 ・ 20 代 ( 計 )
10 代
20 代
〔 10 代 ・ 20 代 学 職 別 〕
学
生
(
計
)
高校生
短大・大学・大学院生
高等専修・専門、予備校生
有 職 ・ 無 職 ( 計 )
有職
無職
啓デトビ新
発 な 聞
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用各
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育
ィ
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1.0
4.1
4.5
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1.7
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2.4
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5.0
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3.9
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2.4
229.3
229.2
229.3
252.9
243.7
262.0
0.7
0.5
1.0
1.9
2.1
2.1
3.6
1.5
5.2
8.0
6.3
6.3
6.5
243.1
242.1
243.0
252.0
239.2
234.7
251.9
0.7
0.7
0.9
3.9
3.6
4.6
Fly UP