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取扱説明書 - 日本カノマックス株式会社

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取扱説明書 - 日本カノマックス株式会社
Handheld Laser Particle Counter
MODEL 3887
取扱説明書
取扱説明書本文にでてくる警告事項は、ご使用いただく前に
注意深く読み、良く理解してください。
いつでもご使用いただけるように大切に保管してください。
日本カノマックス株式会社
〒565-0805 大阪府吹田市清水 2-1
TEL 0120-360-350
05001
12.07
日本カノマックス株式会社の製品をご購入いただき、誠に
ありがとうございます。
本器は精密機器でございますので、本取扱説明書を
よくお読みいただき、警告事項を必ず守って正しく
ご使用いただきますようお願いいたします。
ii
ご使用いただく前に
当社では、取扱説明書の中での警告の種類と定義を以下のように定めています。
〔表示の説明〕
危険 :人身事故防止用
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人身事故の発生する危険が想定される内容を示しています。
注意 :製品損傷防止用
この表示を無視して誤った取扱いをすると、製品に物的損傷を与えるか、性能保証できない場合が想定され
る内容を示しています。
〔絵表示の説明〕
△ 記号は注意(危険を含む)を促す内容があることを告げるものです。図の中に具体的な注意内容(左
図の場合は高温注意)が描かれています。
記号は禁止の行為であることを告げるものです。図の中や近傍に具体的な禁止事項(左図の場合は
分解禁止)が描かれています。
●記号は行為を強制したり指示する内容を告げるものです。図の近傍に具体的な指示内容が描かれて
います。
記号はレーザ光線の危険の可能性を注意する通告に用いています。
iii
危 険
○ 乾電池を分解・加熱したり、火の中に投入しない
で下さい。
…… 破裂したりする危険があります。
破裂注意
正しく取扱う
○ AC電源を使用される場合は、付属の専用ACアダプタをご使用ください。
…… 故障の原因になります。
…… 発熱・発火の危険があり、火災や事故につながります。
禁止
○ 本体の分解・改造・修理は絶対しないでください。
…… 本器は光源にクラス3Bレーザを使用しています。分解すると
光源により失明などの事故につながります。
改造/分解禁止
…… ショート、および性能維持ができない原因となります。
○ 本取り扱い説明書の指示に従って正しくお使いください。
……誤った使い方をされると、感電や発火、センサー破損などの原因とな
ります。
○ 本器より異常音、異常な臭い、煙などが発生した場合や本器内に液体など
が混入した場合は、速やかに電源スイッチを切り、電池または電源プラグを
抜いてください。
……感電や発火、本器の故障の恐れがあります。ご購入先もしくは日本
カノマックス㈱サービスセンターまで修理をご依頼ください。
iv
正し く 取扱
注 意
○ 本体を高温多湿・ホコリの多い場所においての
測定または、直射日光のもと長時間、放置しな
いでください。
…… 使用温度範囲外では正常に動作しない
場合があります。
…… 直射日光のもとに長時間、放置すると
ケース等が変色したり、変形する原因と
なります。
設置禁止
○ 本体または、プローブに強いショックを与えな
いでください。
…… 落下させたり、ぶつけたりしますと
故障・破損の原因となります。
禁止
+
○ 電池は+と-の向きを正しく入れて下さい。
…… 誤って挿入すると液漏れにより、周囲を汚損する
原因となることがあります。
正しく入れる
-
○ 本体は、揮発性の溶液で拭かないでください。
…… ケースが変形・変質する恐れがあります。汚れたときは、柔らかい
布で乾拭きしてください。また、汚れがひどい場合には、中性洗剤
を含ませた布で乾拭きしてください。シンナー・ベンジン等の揮発
性の薬品は使用しないでください。
禁止
○ 本器は精密機器ですので、輻射ノイズが大きい機器の近くでの使用は避けてく
ださい。
…… ノイズの影響で機器が誤作動を起こすことがあります。
○ ACアダプタはノイズの少ないAC電源に接続してください。
…… ノイズの影響で装置が誤作動する可能性があります。
v
正しく取扱う
注 意
○ 使用されないときは電源プラグを抜いてください。
…… 感電や発火、回路破損の原因となります。
○ 長期間、本器を保管しておく場合は、電池を取り外して保管してください。また、
本体内に消耗した電池を入れたままにしないでください。
…… 電池の液漏れの原因となります。
正しく取扱う
vi
目
次
1.製品の確認・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2.各部の説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
3.ご使用上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
4.測定モードの説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
4-1.基本操作方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-2.REPEAT モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-3.SINGLE モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-4.CONT モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-5.CALC モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-6.REMOTE モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4-7.ISO モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
10
13
15
17
20
22
5.保存データを見る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
5-1.保存データを本体で見る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
5-2.保存データを印字する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
5-3.保存データを消去する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
6.便利な機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
6-1.警報を設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6-2.計測単位を変更する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6-3.カレンダ・時刻を設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6-4.コンピュータとの通信設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6-5.HOTKEY の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6-6.自動計測開始機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
33
34
35
36
37
38
7.表示されるエラー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
8.電池で動作中に表示されるアラームと対処・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
9.仕 様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
10.故障かな?と思ったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・ 43
11.製品保証とアフターサービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
vii
1.製品の確認
お手元に製品が届きましたら本体・付属品の確認をしてください。
なお、別売のオプション品のお求めについてはご購入頂いた販売店にご相談ください。
1.1 標準品の構成
名 称
型 名
フィルタ、チューブ
Model 3887-03*1)
ACアダプタ、
電源コード
Model 3887-01*2)
ニッケル水素
充電池
FNH HR AA 4BF
(富士フィルムバッテリー)
急速充電器
FNW 1 BX D
(富士フィルムバッテリー)
アプリケーション
ソフト CD
RS232C ケーブル
専用スタンド
Model S388-70
Model 3887-08
役
割
本体内部のエアー流路を清浄な空気で洗浄するのに使用
します。
本体を AC 電源で、駆動させる場合に使用します。
特に、連続測定する場合に使用します。
本体を電池駆動させる場合に使用します。
*AC アダプタを用いてこの電池の充電はできません。
充電する場合は下記の専用充電器を使用してください。
ニッケル水素充電池を充電します。充電時間は約 260 分で
す。
本体の内部メモリーに保存したデータをコンピュータに転送
したり、コンピュータ制御で本体を動作させることができます。
ハンディ LPC とコンピュータ間のケーブルです。
本体を固定し、測定することができます。
(ニッケル水素充電池 : Ni-MH 電池)
1.2 オプションの構成(別売)
名 称
型 名
プリンタ
DPU-H245
プリンタ用
Model 3887-07
ケーブル
キャリングケース
Model 3887-02
三脚
役 割
測定したデータを直接印刷するときに使用します。
本体とプリンタを接続するケーブルです。
本体を収納し、保管するのに使用します。
本体を固定し、測定することができます。
*1) Model 3887-03 はフィルタと接続部のチューブで構成されます。
*2) Model 3887-01 には延長用電源コードは付属されません。
1
2.各部の説明
INLET
2.83L/min で吸引します。
START/STOP
計測を開始・停止します。
ENTER
メニューの実行や設定
値を決定します。
PREV
画面を切り替えます。
POWER
電源の ON/OFF をします。
▲ ▼
メニューの選択や設定値の変更
に使用します。
通信コネクタ
DCジャック
コンピュータやプリンタとの
通信に使用します。
専用 AC アダプタにて本体
に電源を供給します。
2
電池ボックス
単3型ニッケル水素充電池またはアル
カリ電池を4本使用します。
電池での動作時間は付属のニッケル水
素充電池以外では保証できません。
排気口
吸引したエアーの排気ポート
カメラネジ
三脚取り付けネジ
3
3.ご使用上のご注意
ご使用の際に次の点にご注意ください。
◆測定
測定する場合、INLET にチューブなどを接続して測定すると粒子の沈着・再飛散が発生する
可能性があります。できる限りチューブなどを接続しないで測定してください。
チューブを使用される場合は弊社推奨のサンプリング用チューブをご使用ください。
◆INLET の取り扱い
INLET は材質が樹脂性のため、曲げるような強い力をかけないように注意してください。
サンプリングチューブの脱着には、必ず、INLET の中心軸と同一方向での抜き差しを行ってく
ださい。
◆推奨サンプリング用チューブ
サンプリング用チューブは
TYGON 内径 4.3mm X 外径 7.5mm :ノートン社製
をご使用ください。
理化学機器取扱商社で入手できます。また、弊社からもご購入いただけます。
― サンプリングチューブ使用時の注意点 ―
■長さ、曲げ
サンプリングチューブが長いまたは細い場合、またはチューブを曲げる場合には圧力損
失や折れによる閉塞などが起こり、内蔵ポンプの寿命を縮め、メンテナンス周期を早め
ることがあります。
また、粒子がチューブ内で沈着をし、測定精度が下がる原因にもなります。
サンプリングチューブは出来るだけ短くし、最大長さ 1 メートル以下とし、曲げ角度が小さ
くなるようにしてご使用ください。
■圧力損失
圧力損失が大きいと吸引流量 0.1(±10%)cf/min を保持できなくなります。
サンプリングチューブによる圧力損失は 1kPa(約 100mmH2O)以下にしてください。
◆電源
本LPCの電源は単3型電池と AC 電源がご使用いただけます。
◆AC 電源
AC 電源から電源供給して本器を動作させる場合は専用 AC アダプタ(付属品)を必ずご使用くだ
さい。 専用 AC アダプタ本体は電圧 AC86~264V, 50/60Hz に対応しておりますが、接続プラグ
はAC100V専用です。
4
◆単3型電池
付属の単3型充電池(Ni-MH 1.2V 2500mA)以外、アルカリ電池などの電池もご使用いただけ
ます。 (Ni-MH : ニッケル水素充電池)
アルカリ電池をご使用の場合
:連続動作時間は最大1時間です。
付属の単3型 Ni-MH 充電池をご使用の場合 :連続動作時間は最大3時間です。
連続動作時間は目安の時間です。ご使用環境やサンプリング用チューブのご使用など、ご使用
条件により異なります。
付属のニッケル水素充電池を充電するには、同じ付属品の充電器をご使用ください。
◆連続測定について
本LPCは長期間の連続測定には適していません。
光源や内蔵ポンプの消耗を早め、メンテナンス周期が短くなります。
◆連続測定や長時間測定される場合
測定途中で電源が遮断されるとデータの保存ができません。電池の場合の電池切れや AC 電
源の停電などにご注意ください。
単 3 型電池を使用している場合には、本器の表示面には充電残量の表示、ならびに警告が表
示される機能があります。警告が表示された時には測定、データ保存ができなくなります。
◆排気口について
INLET で吸引したエアーを本器外へ排気しながら測定していますので、計測中は、この排気口
を塞がないようにしてください。なお、排気は本器内部で計測後、フィルタを通していますのでクリ
ーンとなっています。
◆使用環境
本LPCはクリーンルームまたはクリーンルームに準じる環境において、最大可測濃度
(2,000,000 個/cf)以内でご使用されることを目的に設計されています。
高温・多湿、および高濃度粒子の存在する環境でのご使用は、故障の発生やメンテナンス周期
が短くなることがあります。
5
4.測定モードの説明
本LPCには6つの測定モードが準備されています。
<注意>
測定パターン図は、一般的なもので設定によっては、”計測待機”が無いこともあります
◆REPEAT モード(同じ場所での繰り返し測定に最適)
設定したサンプリング時間と間隔で測定を2回から無限回繰り返します。ただし、計測データを保
存設定している場合には最大 10,000 回までとなります。
計測
計測待機
データ保存
計測
自動測定 1 回目
計測待機
データ保存
自動測定 2 回目
・・・・・・・・・
・・・・(MAX10,000 回)
◆SINGLE モード(設定時間が経過したら自動停止する1回測定)
設定したサンプリング時間が経過したのちに自動的に計測を停止します。
計測
データ保存
自動測定 1 回のみ
◆CONT(Continuous)モード(任意時間の測定)
手動で計測を停止させる計測モードです。
計測
データ保存
手動測定 1 回
◆CALC(Calculation)モード(繰り返し測定した結果を演算処理するモード)
REPEAT モードと同様で計測を繰り返しますが、計測結果はその繰り返し計測で得られた値から
平均値、最大値、最小値、標準偏差値を計算して結果を表示します。
<ご注意>
データ保存設定とした場合、毎回ごとの計測データは保存されず、すべての計測結果から統計演
算した平均値、最大値、最小値、標準偏差値のみが保存されます。
また、保存設定した場合には、REPEAT・SINGLE・CONT モードに比べ 2 倍のメモリーを消費し
ますが、最大 5,000 個のデータが保存できます。
計測
計測
自動測定 1 回目
自動測定 2 回目
・・・・・
統計演算結果表示・保存
・・・・(MAX5,000 回)
6
◆REMOTE モード(外部制御により測定を行うモード)
付属のソフトウェアを使用し、外部からの計測制御を行うモードです。
◆ISO モード(ISO クラス5から9の清浄度評価に最適)
ISO 14644-1,2 やJIS B9920 によって規定されている正規測定による清浄度評価の測定モード
です。
測定データ・計測回数から自動的に平均値、標準偏差値、95%UCL を計算して結果を表示し
ます。
計測
計測待機
データ保存
計測
計測待機
自動測定 1 回目
データ保存
自動測定 2 回目
・・・・・
・・・・(MAX5,000 回)
<参考> 測定粒子径について
本器では、測定モードによって測定粒子径が異なります。
ISO モードは 0.3μm を測定していません。
測定モード
REPEAT モード
SINGLE モード
CONT モード
CALC モード
REMOTE モード
ISO モード
0.3μm
測定粒子径
0.5μm
5.0μm
○
○
○
×
○
○
7
統計演算結果表示・保存
4-1.基本操作方法
この項では、各測定モードにおいて、設定値の変更、決定などを行う基本的な操作方法と測定
時の時間割り振りについてご説明します。
各測定モードによっては、一部表示内容が異なりますが、基本操作は、同一となります。
カーソルの移動と数値の変更
カーソルは[ENTERキー]を押すごとに次の桁へ移動します。
数字の変更と Yes/No の変更は、[▲▼キー]で行います。
LOC.021→LOC.021→LOC.021→STR:N→BEEP:N→
▲,▼でYまたはNに変
わります。
▲,▼で0~9
に変わります。
SAMPLE 01:00→SAMPLE 01:00→SAMPLE 01:00→SAMPLE 01:00→
▲,▼で0~9
2TIMES→ 2TIMES→
に変わります。
▲,▼で0~9
に変わります。
▲,▼で0~9 さらに 02TIMES
が CONT に変わります。
INT 00:10:00
→INT 00:10:00 →INT 00:10:00
→INT 00:10:00→
▲,▼で0~9
に変わります。
INT 00:10:00
→INT 00:10:00
NO を表示して
ENTER
→NO
先
頭
項
に変わります。
▲,▼で OK またはNO
に変わります。
ENTER
表示画面内の設定
値が確定されます
8
の
LOC.021 へ戻る
OK を表示して
▲,▼で0~9
目
SAMPLE と INT と TOTAL TIME の関係
例えば
REPEAT
0.3/0.5/5.0um
LOC.021
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 01:00
2 TIMES
INT 00:10:00
OK
と設定して計測すると、
2 回目 計測開始
1 回目 計測開始
1 回目 計測終了
START/STOP を
押す。
計測
(1 分間)
WAIT
約 10 秒間
計測待機時間
(約 9 分間)
2 回目 計測終了
計測
(1 分間)
自動停止をし
て、計測値を
表示
INT (Interval Time) (10 分間)
TOTAL TIME(11 分間)
INTには計測時間(SAMPLE)と計測待機時間が含まれます。
<注意>
INT 値と SAMPLE 値が同一の場合には、”計測待機時間”はゼロになります。
上記の例の場合、SAMPLE、TOTAL TIME 表示は次のようになります。
SAMPLING
SAMPLE TIME
0:02:00
TOTAL TIME
0:11:00
FREE REC.: 00915
OK
計測時間の合計時間(=SAMPLE×TIMES)
最終計測終了までの合計時間
9
4-2.REPEAT モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
計測設定画面の説明
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
REPEAT
0.3/0.5/5.0um
LOC.021
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 01:00
2TIMES
INT 00:10:00
OK
ENTER キーを押します。
SAMPLING
SAMPLE TIME
0:02:00
TOTAL TIME
0:11:00
FREE REC.: 00915
OK
1 回目 測定開始
REPEAT
WAIT
00/02
ENTER キーを押します。
64B
17:20
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
LOC.: (Location)
LOC 番号は部屋番号や測定の識
別に使用すると便利です。
任意に番号設定が可能。
STR: (Store)
本体にデータを保存するときに使用
します。
保存するときは▲,▼で表示をYに
してください。保存しないときはNに
してください。
BEEP:
警報値を越えたときに警報音を鳴ら
します。
SAMPLE:
計測時間を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。
TIMES:
測定回数を設定します。
1 回から 99 回または CONT
(保存容量が無くなるまで繰り返し
ます。最大 10,000 回)。
INT:
計測の間隔を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。最小時間は SAMPLE の設
定時間に依存します。
FREE REC.:
保存できるデータの残容量を示し
ます。
全てを設定する必要はありません。
例 え ば LOC 番 号 だ け を 変 更 し て
START/STOP キーを押すと計測待機画
面になります。
10
REPEAT 64B
17:20
READY
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
01/02
5.0 0.00E+0/m3
START/STOP キーを押します。
REPEAT 64B
17:21
RUN
0.3 0.00E+0/m3
00:59
0.5 0.00E+0/m3
01/02
5.0 0.00E+0/m3
データ保存 & wait
WAIT..
09:42
01/02
65B
17:22
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2 回目 測定開始
REPEAT 65B
17:32
RUN
0.3 0.00E+0/m3
00:59
0.5 0.00E+0/m3
02/02
5.0 0.00E+0/m3
データ保存
REPEAT 66B
17:33
END
0.3 0.00E+0/m3
00:59
0.5 0.00E+0/m3
02/02
5.0 0.00E+0/m3
▲,▼を操作することで計測単位を変更できます。
CNT
/m3
/cf
:積算粒子数(count)
:1 立方メートル当たりの粒子数
:28.3 リットル当たりの粒子数
<注意>
・上記の測定例の場合、各測定結果は、No.65 ,No.66 に保存されています。
(測定開始時の保存番号は、すでに使用された最終番号を示します)
11
表示画面の説明
代表的な計測画面
BEEP
BEEP:Y の場合に表示
保存番号
STR:Y の設定時に表示
時刻
測定モード
動作状態
REPEAT 30B
17:20
READY
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
01/02
5.0 0.00E+0/m3
データ収集
数/設定数
測定粒子レンジと
計測値
<注意>
上記の画面表示のメモリー保存番号は、すでに使用されている最終番号です。
よって、新規測定の場合には、測定が終了した時に保存番号が自動更新され、
その番号に保存されます。(この場合には、No.31 に保存されます)
12
4-3.SINGLE モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
SINGLE
0.3/0.5/5.0um
LOC.021
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 01:00
FREE REC. 00916
OK
ENTER キーを押します。
SINGLE
30B
17:37
WAIT
0.3 0.00E+0/m3
00:04
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
SINGLE
READY
00/01
計測設定画面の説明
LOC.:(Location)
LOC 番号は部屋番号や測定の識
別に使用すると便利です。
任意に番号設定が可能。
STR:(Store)
本体にデータを保存するときに使用
します。
保存するときは▲,▼で表示をYに
してください。保存しないときはNに
してください。
BEEP:
警報値を越えたときに警報音を鳴ら
します。
SAMPLE:
計測時間を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。
FREE REC.:
保存できるデータの残容量を示し
ます。
全てを設定する必要はありません。
例 え ば LOC 番 号 だ け を 変 更 し て
START/STOP キーを押すと計測待機画
面になります。
30B
17:37
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
13
START/STOP キーを押します。
SINGLE
30B
17:37
RUN
0.3 0.00E+0/m3
00:59
0.5 0.00E+0/m3
01/01
5.0 0.00E+0/m3
SINGLE
31B
17:38
END
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
01/01
5.0 0.00E+0/m3
▲,▼を操作することで計測単位を変更できます。
CNT
/m3
/cf
14
:積算粒子数(count)
:1 立方メートル当たりの粒子数
:28.3 リットル当たりの粒子数
4-4.CONT モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
CONT
LOC.021
0.3/0.5/5.0um
STR:Y BEEP:Y
FREE REC. 09918
OK
ENTER キーを押します。
CONT
WAIT
00:02
88B
17:42
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
01/01
LOC.:(Location)
LOC 番号は部屋番号や測定の識
別に使用すると便利です。
任意に番号設定が可能。
STR:(Store)
本体にデータを保存するときに使用
します。
保存するときは▲,▼で表示をYに
してください。保存しないときはNに
してください。
BEEP:
警報値を越えたときに警報音を鳴ら
します。
FREE REC.:
保存できるデータの残容量を示し
ます。
全てを設定する必要はありません。
例 え ば LOC 番 号 だ け を 変 更 し て
START/STOP キーを押すと計測待機画
面になります。
ENTER キーを押します。
CONT
READY
計測設定画面の説明
88B
17:42
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
15
START/STOP キーを押します。
CONT
RUN
00:03
01/01
88B
17:44
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
計測時間(経過時間)の最大値 : 99 分 59 秒
START/STOP キーを押します。
CONT
STOP
01/01
89B
17:44
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
▲,▼を操作することで計測単位を変更できます。
CNT
/m3
/cf
:積算粒子数(count)
:1 立方メートル当たりの粒子数
:28.3 リットル当たりの粒子数
表示画面の説明
代表的な計測画面
BEEP
BEEP:Y の場合に表示
メモリー保存番号
STR:Y の設定時に表示
時刻
測定モード
動作状態
経過時間
CONT
RUN
00:03
01/01
88B
17:44
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
データ収集
数/設定数
測定粒子レンジと
計測値
<注意>
・上記の画面表示のメモリー保存番号は、すでに使用されている最終番号です。
よって、新規測定の場合には、測定が終了した時に保存番号が自動更新され、
その番号に保存されます。(この場合には、No.89 に保存されます)
・計測時間(経過時間)の最大値は、99 分 59 秒です。
16
4-5.CALC モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
CALC
0.3/0.5/5.0um
LOC.021
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 10:00 10TIMES
FREE REC. 00919
OK
ENTER キーを押します。
CALC
WAIT
00/10
CALC
READY
00/10
89B
17:50
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
計測設定画面の説明
LOC.:(Location)
LOC 番号は部屋番号や測定の識
別に使用すると便利です。
任意に番号設定が可能。
STR:(Store)
本体にデータを保存するときに使用
します。
保存するときは▲,▼で表示をYに
してください。保存しないときはNに
してください。
BEEP:
警報値を越えたときに警報音を鳴ら
します。
SAMPLE:
計測時間を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。
TIMES:
測定回数を設定します。
(最大 99 回)
FREE REC.:
保存できるデータの残容量を示し
ます。
全てを設定する必要はありません。
例 え ば LOC 番 号 だ け を 変 更 し て
START/STOP キーを押すと計測待機画
面になります。
89B
17:50
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
17
START/STOP キーを押します。
CALC
RUN
09:59
01/10
89B
17:50
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
CALC
RUN
09:59
02/10
89B
18:00
0.3 2.51E+3/m3
0.5 1.22E+2/m3
5.0 1.74E+1/m3
計測回数が設定回数(この例では 10 回)になるまで
計測を繰り返しします。
STR:Yであればデータは本体に保存されています。
CALC
RUN
07:21
10/10
89B
19:40
0.3 4.42E+2/m3
0.5 1.44E+1/m3
5.0 1.01E+1/m3
CALC
AVG
0.3um SD
10T MAX
MIN
1.23E+4/m3
2.41E+2/m3
5.22E+5/m3
0.00E+0/m3
CALC
AVG
0.5um SD
10T MAX
MIN
1.15E+3/m3
1.84E+2/m3
5.22E+3/m3
0.00 E+0/m3
CALC
AVG
5.0um SD
10T MAX
MIN
1.00E+1/m3
1.00E+0/m3
5.22E+3/m3
0.00E+0/m3
▲,▼で表示する表示粒子径を変更できます。
STR:Yであれば統計演算データは本体に保存
されています。
<注意>
・CALC モードの場合、統計演算データの保存領域は 2 個分のメモリー番号を使用します。
・表示のメモリー保存番号(上記表示例では”89”)は、すでに使用されている最終番号です。
よって、新規測定の場合には、測定が終了した時に保存番号が自動更新され、その番号
に保存されます。(この場合には、No90-91 に保存されます)
・計測途中に「START/STOP キー」にて強制停止した場合には、それまでの測定データは
全て無効となります。
18
表示画面の説明
代表的な計測画面
BEEP
BEEP:Y の場合に表示
メモリー保存番号
STR:Y の設定時に表示
時刻
測定モード
動作状態
計測の
残時間
CALC
RUN
09:59
02/10
90B
18:00
0.3 2.51E+3/m3
0.5 1.22E+2/m3
5.0 1.74E+1/m3
データ収集
数/設定数
測定粒子レンジと
計測値
測定モード
粒子径
CALC
0.3um
10T
AVG
SD
MAX
MIN
1.23E+4/m3
2.41E+2/m3
5.22E+5/m3
0.00E+0/m3
データ収集数
測定結果:
AVG
平均値
SD
標準偏差値
MAX 最大値
MIN
最小値
19
4-6.REMOTE モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
REMOTE
LOC.021
0.3/0.5/5.0um
OK
ENTER キーを押します。
REMOTE
B
17:57
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
ENTER キーを押します。
アプリケーションソフトウェアの制
御で計測開始/停止します。
20
計測設定画面の説明
LOC.:(Location)
LOC 番号は部屋番号や測定の識
別に使用すると便利です。
任意に番号設定が可能。
START/STOP キーを押します。
CALC
RUN
09:59
01/10
B
17:59
0.3 0.00E+0/m3
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
CALC AVG
0.3um SD
10T MAX
MIN
1.23E+4/m3
2.41E+2/m3
5.22E+5/m3
0.00E+0/m3
CALC AVG
0.5um SD
10T MAX
MIN
1.15E+3/m3
1.84E+2/m3
5.22E+3/m3
0.00 E+0/m3
CALC AVG
5.0um SD
10T MAX
MIN
1.00E+1/m3
1.00E+0/m3
5.22E+3/m3
0.00E+0/m3
▲,▼で表示粒径を変更できます。STR:Yであれ
ばデータは本体に保存されています。
21
4-7.ISO モード
設定の流れは次のようになります。文字位置は実機と異なります。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
計測設定画面の説明
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
< MEASURE MODE >
1.REPEAT
4.CALC
2.SINGLE
5.REMOTE
3.CONT
6.ISO
カーソル は
▲,▼で移動
します。
ENTER キーを押します。
ISO
0.5/5.0um
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 01:00
2 TIMES
INT 00:10:00
OK
ENTER キーを押します。
SAMPLING
SAMPLE TIME
0:02:00
TOTAL TIME
0:11:00
FREE REC.:01920
OK
1 回目/1POINS
測定開始
ISO
WAIT
00/02
STR:(Store)
本体にデータを保存するときに使用
します。
保存するときは▲,▼で表示をYに
してください。保存しないときはNに
してください。
BEEP:
警報値を越えたときに警報音を鳴ら
します。
SAMPLE:
計測時間を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。
TIMES:
測定回数を設定します。
1 回から 99 回または CONT
(保存容量が無くなるまで繰り返し
ます。最大 2,500 回)。
INT:
計測の間隔を設定します。
10 秒から 99 分 59 秒まで設定でき
ます。最小時間は SAMPLE の設
定時間に依存します。
FREE REC.:
保存できるデータの残容量を示し
ます。
<参考> LOC.について
ISO モ ー ド 以 外 の 測 定 モ ー ド で は 、
LOC.(Location)番号を任意に設定するこ
とが可能ですが、この ISO モードは自動
的に LOC.番号が設定されます。
測定ポイントとともに LOC.番号もカウン
トアップします。
LOC.初期番号 :001
(5-2 章 ISO モード印字例 参照)
ENTER キーを押します。
58B
18:36
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
22
▲,▼を操作することで計測単位を変更できます。
ISO
READY
01/02
58B
18:37
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
CNT
/m3
/cf
:積算粒子数
:1 立方メートル当たりの粒子数
:28.3 リットル当たりの粒子数
START/STOP キーを押します。
ISO
RUN
00:59
01/02
58B
18:37
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
1 回目/2POINS
データ保存 & wait
WAIT..
08:57
01/02
測定開始
59B
18:38
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
ISO
WAIT
59B
18:47
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
ISO
READY
01/02
60B
18:49
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2POINT
2 回目/1POINS
測定開始
ISO
RUN
00:59
02/02
01/02
START/STOP キーを押します。
データ保存 & wait
ISO
END
02/02
60B
18:49
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2POINT
60B
18:48
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
NEXT POINT?
ISO
RUN
00:59
01/02
ENTER キーを押します。
60B
18:50
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2POINT
データ保存 & wait
WAIT..
08:50
01/02
23
61B
18:51
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2POINT
2 回目/2POINS
測定開始
ISO
RUN
00:59
02/02
61B
19:00
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
2POINT
データ保存 & wait
ISO
END
62B
19:01
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
FINISH?
02/02
0.5um
5.0um
02/02
62B
19:01
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
ERASE DATA?
▲,▼で操作
ISO
END
2POINT
AVG 6.75E+2/m3
SD
0.10E+0/m3
UCL 9.99E+2/m3
表示粒子径切り換え
UCL
ISO
END
ENTER キーを押します。
測定結果表示
UCL
▲,▼で操作
02/02
62B
19:01
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
CALCULATE?
ENTER キーを押します。
▲,▼で操作
2POINT
AVG
0.02E+1/m3
SD
0.0.0E+0/m3
UCL 0.01E+1/m3
ISO
END
02/02
62B
19:01
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
EDIT TIMES?
<注意>
①上記の測定例の場合、各測定結果は、1POINT 時では、No.59 ,No.60 に保存され、
2POINT 時には、No.61 ,No.62 に保存されます。
②No.59~No.62 の測定結果より計算される統計演算結果は、別メモリー領域に保存され
ます。
③INT≦SAMPLE の時には、経過画面では、”WAIT”は表示されません。
③ISO モードでは測定ポイント数が 2 回以上の場合から統計演算結果「UCL 値」が計算可能
となります。1 回の場合には、 “ UCL ------- “ と表示します。
計測
TIMES
設定値
測定ポイント数
計測待機
データ保存
計測
計測待機
自動測定 1 回目
データ保存
自動測定 2 回目
1 回目(1POINT)
計測
計測待機
データ保存
自動測定 1 回目
2 回目(2POINT)
④計測途中で強制停止をした場合、それまでのデータは保存されますが、統計演算結果は
計算されません。
(DATA PROCESSING> DISPLAY では、”IMPERF.TEST”と表示します)
24
表示画面の説明
代表的な計測画面
BEEP
BEEP:Y の場合に表示
メモリー保存番号
STR:Y の設定時に表示
時刻
測定モード
動作状態
計測の
残時間
ISO
RUN
00:59
01/02
58B
18:37
0.5 0.00E+0/m3
5.0 0.00E+0/m3
1POINT
データ収集
数/設定数
測定粒子レンジと
計測値
ポイントの合計数
(演算ポイント数)
演算モード
UCL
0.5um
粒子径
現在の測定ポイント
番号(場所)
2POINT
AVG
6.75E+2/m3
SD
0.10E+0/m3
UCL 9.99E+2/m3
測定結果:
AVG : 平均値
SD : 標準偏差値
UCL: 95%UCL 値
25
5.保存データを見る
本体に保存されているデータを本体の画面や印字出力で見ることができます。
本体画面で見る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ DISPLAYモードで見ます。
印字出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 専用プリンタ及びプリンタ・ケーブルを追加購入いただき
印字出力できます。
26
5ー1.保存データを本体で見る
本体に保存されているデータを画面で見るには、次の操作で見ることができます。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< DATA PROCESSING >
RECORDS
9615
1.DISPLAY
3.PRINT
2.UPLINK
4.CLEAR
RECORDS. : 保 存 し て い る デ ー タ 数 で す 。
START:表示を開始するデータ番号を示します
ENTER キーを押します。
ISO MODE の場合
<DISPLAY>
RECORDS
09615
START
09000
START/STOP キーを押します。
09000
0.3um
0.5um
5.0um
09010
05/08 14:28
0.5um
5.68E+3 /m3
5.0um
5.67E+1 /m3
ISO MODE
1POINT
ENTER キーを押します。
05/08 11:58
1.25E+4 /m3
5.68E+3 /m3
5.67E+1 /m3
ISO MODE
2005-05-08
14:28
SAMPLE TIME: 00:10:00
ENTER->NEXT
ENTER キーを押します。
ENTER キーを押します。
REPEAT MODE
LOC.021
2005-05-08
11:58
SAMPLE TIME: 00:10:00
ENTER->BACK
ISO MODE
AVG
0.5um SD
UCL
2POINTS
2.04E+6/m3
2.50E+6/m3
1.32E+7/m3
▲▼キーを押します。
ISO MODE
AVG
5.0um SD
UCL
27
2POINTS
1.43E+4/m3
8.24E+3/m3
5.10E+4/m3
5ー2.保存データを印字する
[準備するもの]
計測したデータを印字するには専用ケーブル・プリンターが必要です。
・プリンタケーブル
・プリンタ
MODEL 3887-07
DPU-H245
[手順]
1.プリンタケーブルを 3887 本体の通信コネクタに接続します。
2.プリンタの電源を入れます。(内部設定は必要ありません。)
次の操作で本体に保存されているデータを専用プリンタに接続して印字させることができます。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< DATA PROCESSING >
RECORDS
9615
1.DISPLAY
3.PRINT
2.UPLINK
4.CLEAR
ENTER キーを押します。
RECORDS :保存しているデータ数
START : プリントを開始するデータ番号
E N D : プリント終了のデータ番号
<PRINT>
RECORDS
9615
1:START
9000
2:END
9050
START/STOP キーを押します。
印字がスタートします。
28
◆ 印字例
(1) REPEAT, SINGLE,CONTINUOUS モード
測定日、時刻
測定モード
計測時間[分:秒]
粒子径
2005/03/21
16:40
REPEAT MODE
TEST: 01:00
0.3um
0.5um
5.0um
2005/03/22
08:40
SINGLE MODE
注 3)
TEST: 01:00
0.3um ***
0.5um
5.0um
E=--RECORDS:00008
LOCATION:188
INT.: 00:05:30
1.56E+05 /m3
2.97E+04 /m3
8.48E+01 /m3
エラーメッセージ
データ保存番号
ロケーション番号
インターバル時間
注 1)
注 2)
E=--RECORDS:00010
LOCATION:188
INT.: 00:00:00
2.05E+05 /m3
6.28E+04 /m3
3.39E+02 /m3
(2)CALCULATION モード
2005/03/22
09:10
CALCULATION MODE
測定結果:
AVG
平均値
SD
標準偏差値
MAX
最大値
MIN
最小値
TEST: 01:00
0.3um
AVG
SD
MAX
MIN
0.5um
AVG
SD
MAX
MIN
5.0um
AVG
SD
MAX
MIN
E=--RECORDS:00011
TO:00012
LOCATION:188
3 TIMES
4.92E+06 /m3
4.42E+06 /m3
9.09E+06 /m3
2.90E+05 /m3
1.32E+06
/m3
1.20E+06 /m3
2.39E+06 /m3
2.97E+04 /m3
1.55E+04 /m3
1.41E+04 /m3
2.75E+04 /m3
0.00E+00 /m3
データ保存番号
の範囲
測定回数
測定データ
<注意>
・注 1) 表示単位は、測定保存時の単位になります。
・注 2) E=--- エラーメッセージ(3 種類)がある場合に表示されます。(7 章 参照)
・注 3) ***は、測定値が ALARM 設定値を超えたことを示します。(6-1 章 参照)
29
(3) ISO モード
ISO モードの場合には、①測定値、②演算結果の選択ができます。
ISO MODE
00008-00013
RECORDS:00011
1.PRINT MEASURE DATA
2.PRINT RESULT
①
②
<< ①の場合 >>
<< ②の場合 >>
2005/05/26 13:50
ISO 14464 MODE
LOCATION:001
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00008
2005/05/26 13:52
ISO 14464 MODE
LOCATION:001
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00009
2005/05/26 13:54
ISO 14464 MODE
LOCATION:001
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00010
2005/05/26 13:56
ISO 14464 MODE
LOCATION:002
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00011
2005/05/26 13:58
ISO 14464 MODE
LOCATION:002
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00012
2005/05/26 14:00
ISO 14464 MODE
LOCATION:002
TEST: 01:00
0.5um
5.0um
E=--RECORDS :00013
INT.: 00:02:00
1.18E+06
/m3
6.14E+04
/m3
INT.: 00:02:00
2.54E+04
/m3
1.06E+04
/m3
INT.: 00:02:00
2.12E+03
/m3
2.12E+03
/m3
INT.: 00:02:00
0.00E+00
/m3
0.00E+00
/m3
INT.: 00:02:00
8.48E+03
/m3
2.12E+03
/m3
INT.: 00:02:00
2.12E+03
/m3
1.42E+03
/m3
30
ISO MODE
RECORDS
LOCATION:001
2005/05/26 13:50
TEST: 01:00
TIMES:03
SIZE
0.5um
5.0um
:00008-00010
E=--INT.: 00:02:00
AVG
4.04E+05
2.47E+04
/m3
/m3
ISO MODE
RECORDS :00011-00013
LOCATION:002
2005/05/26 13:56
E=--TEST: 01:00
INT.: 00:02:00
TIMES:03
SIZE
AVG
0.5um
3.53E+03
/m3
5.0um
1.41E+03
/m3
―――0.5um
AVG
SD
95%UCL
―――5.0um
AVG
SD
95%UCL
ISO MODE RESULT―――
2.04E+05 /m3
2.83E+05 /m3
1.47E+06 /m3
ISO MODE RESULT―――
1.31E+04 /m3
1.65E+04 /m3
8.65E+04 /m3
Location ごとの測定演算結果
データと全データからの統計演
算結果データ
Location 内の個々の測定結果
データ(メモリーデータ番号別)
5ー3.保存データを消去する
次の操作で本体に保存されているデータを消去できます。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< DATA PROCESSING >
RECORDS
9615
1.DISPLAY
3.PRINT
2.UPLINK
4.CLEAR
ENTER キーを押します。
<DATA CLEAR>
RECORDS
09615
CLEAR
YES
START/STOP キーを押します。
全てのデータが消去されます。
<注意>
“CLEAR”は、本体のメモリーデータの全てが消去されます。
必要なデータは、MENU>DATA PROCESSING>UPLINK にてコンピュータへ転送、
保存してください。
31
6.便利な機能
本LPCには次のような便利な機能があります。
1:警報を設定する。・・・・・・・・・・・
測定値にしきい値を設定することで、しきい値オーバーの
時に警報を出します。
2:計測単位を変更する。・・・・・・・
計測する単位(/cf,/m3,CNT)を設定します。
3:カレンダ設定する。・・・・・・・・・・
出荷時にカレンダを設定されていますが、故障などで
カレンダが初期値に戻ったときなどに設定します。
4:コンピュータとの通信設定・・・・
コンピュータとの通信設定を設定します。
5:HOTKEY・・・・・・・・・・・・・・・・・
<MENU>画面で START/STOP キーを押すと
あらかじめ設定された計測モードになります。
6:自動計測開始・・・・・・・・・・・・・・
設定された時間が経過後、計測を自動的に開始します。
32
6-1.警報を設定する
警報しきい値の設定は次のように行います。
Power ON
各粒径において警報しきい値を設定すること
で、清浄度の良否が音で判断できます。
また、測定画面では、しきい値を超えた粒径
が点滅します。
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ALARM 設定のしきい値を設定します。
ENTER キーを押します。
1.
2.
3.
ALARM 設定のしきい値は CNT 単位につ
いてのみ有効です。
[例] 0.3um ⇒ 1.00E+5 の場合、
1.00E+5CNT 以上のときに
アラーム動作をします。
<ALARM>
0.3um
1.00E+4
0.5um
1.00E+3
5.0um
1.00E+2
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
各測定モードの”BEEP”を Yes に設定します。
<注意>BEEP が N の場合、警報音は鳴り
ません。
各測定モードの設定
BEEP の設定
警報時の表示例
REPEAT
0.3/0.5/5.0um
LOC.021
STR:Y BEEP:Y
SAMPLE 01:00
2TIMES
OK
3 INT 00:10:00
SINGLE
31B
17:38
END
00..33 4.13E+7/m3
00..55 1.96E+7/m3
01/01
5.0 2.22E+4/m3
しきい値を超えた粒径が点滅する。
測定終了後に、ピッ、ピッと音が鳴ります。
33
6-2.計測単位を変更する
計測単位の変更は次のように行います。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ENTER キーを押します。
<UNITS>
SETUP
1.PTCL CNT
▲ ▼で単位を変更できます。
▲で CNT → /cf → /m3 → CNT の順に
▼で /m3 → /cf → CNT → /m3 の順に
変更できます。
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
34
6-3.カレンダ・時刻を設定する
カレンダの変更・設定は次のように行います。
Power ON
ENTER キーでカーソル桁を移動します。
▲ ▼で数字を変更します。
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
2005/08/05
↓
2005/08/05
↓
2005/08/05
↓
2008/08/05
↓
2008/08/05
↓
2008/08/05
↓
13:29
↓
13:29
↓
13:29
↓
13:29
ENTER キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ENTER キーを押します。
< UTILITIES >
1.DATE
2005/08/05
2.TIME
13:29
3.ID
00 (MAX 31)
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
35
「設定値を間違えた場合」
ENTER キーで項目移動を
最後項目まで行い、さらに
間違えた項目まで進みま
す。
PREV キーでは前の項目
には戻ることはできませ
ん。
6-4.コンピュータとの通信設定
通信設定の設定・変更は次のように行います。
Power ON
カーソルを ID の行まで ENTER キーで桁を移動さ
せます。
▲ ▼で数字を変更します。
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
2005/08/05
↓
2005/08/05
↓
2005/08/05
↓
2008/08/05
↓
2008/08/05
↓
2008/08/05
↓
13:29
↓
13:29
↓
13:29
↓
13:29
↓
00
↓
00
↓
RS232C
ENTER キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ENTER キーを押します。
< UTILITIES >
1.DATE
2005/08/05
2.TIME
13:29
3.ID
00 (MAX 31)
ENTER キーを押します。
< UTILITIES >
4. COMMUNICATION
RS232C
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ID 番号は▲ ▼で変更します。
▲ ▼で設定を変更します。
RS232C←→RS485
<注意>
付属のソフトウェアを使用する場合は ID を”00”
COMMUNICATION を”RS232C”に設定して
ください。
36
6-5.HOTKEY の設定
HOTKEY 機能を設定しておくと、ここで設定された計測モードになります。
<MENU>画面で START/STOP キーを押すとあらかじめ設定された計測モードになります。
設定は次のように行います。
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
ENTER キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
ENTER キーを押します。
<HOTKEY>
▲,▼を押すたびに計測モードが
変わります。
REPEAT
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
PREV キーを押します。
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
START/STOP キーを押します。
設定した計測モードになります。
37
6-6.自動計測開始機能
設定された時間が経過後、計測を自動的に開始します。
この AUTOST 設定が OFF の場合では、各計測モードの測定条件を”OK”後、Ready 表示後、
手動で START/STOP キーを押すと、RUN 状態となって計測が開始されます。
しかし、AUTOST 設定を ON の場合には、各計測モードの測定条件を”OK”後、DELAY 時間
後に START/STOP キーを押さずに自動的に RUN 状態となって計測が開始されます。
測定者が本器を操作する動作が測定値に影響が及ぼす時に、この機能を使用すると、測定者
のその影響を軽減するために、本器から遠ざかる時間を取ることができます。
設定は次のようになります。
AUTOST ON/OFF 違い
AUTOST
ON
AUTOST
OFF
Power ON
<MENU>
1.MEASURE MODE
2.DATA PROCESSING
3.OPTIONS
測定モードの確定
測定モードの確定
--Ready--
ENTER キーを押します。
(手動)
DELAY
(自動)
START/STOP
を押す
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
RUN(計測開始)
RUN(計測開始)
ENTER キーを押します。
<AUTOSTART>
DELAY
10 SEC
AUTOSTART:
ON
SEC
: ENTER で項目移動、
▲,▼で数値変更。設定値: 10~99 秒
ON/OFF: ▲,▼で変更。
PREV キーを押します。
< OPTION >
1. ALARM
4. HOTKEY
2. UNITS
5. AUTOST.
3. UTILITIES
各測定モードの選択、設定へ
38
7.表示されるエラー
自己診断機能により、異常があると画面(■)に表示されます。
「エラーマーク表示部分」
REPEAT
WAIT
00/02
表示マーク
L
F
O
30B
0.3
0.5
5.0
■
20:32
0.00E+0/m3
0.00E+0/m3
0.00E+0/m3
エラー内容
対
処
レーザパワー異常
レーザ発光部の故障です。最寄りの営業所またはサ
ービスセンターまでお問い合わせください。
流量エラー
流量が規定値(2.83L/min ±10%)を外れていることを
表示しています。インレットにフィルタやチューブをつ
けている場合は外して下さい。外しても”F”が消えな
い場合には、ポンプを含む流路系の故障です。最寄
りの営業所、またはサービスセンターまでお問い合
わせください。
最大可測濃度オーバー
本器で測定できる粒子濃度を超えていることを表示
しています。より清浄な所へ移動して INLET にフィル
タを装着して測定してください。測定値が徐々に低く
なるかを見てください。しばらくしても、”O”が消えな
いときは、最寄りの営業所、またはサービスセンター
までお問い合わせください。
39
8.電池で動作中に表示されるアラームと対処
使用する電源に応じて、測定表示画面の右上部にバッテリーのマークが表示されます。
バッテリーマークの表示
電源種類
バッテリーマーク
AC アダプタ
ニッケル
水素充電池
(Ni-MH)
警報レベルの表示
REPEAT
3B L 15:25
WAIT 0.3 0.00E+0 /cf
0.5 0.00E+0 /cf
01/06 5.0 0.00E+0 /cf
第 1 警報レベル
LOW BATTERY
第 2 警報レベル
充電残量
(多)
(少)
表示変化
「バッテリーマーク」
バッテリー電圧が、4.2V 以下になると、「第 1 警報レベル」と
”と表示されま
なり、画面右上部のバッテリーマークが”
す。
この「第 1 警報レベル」では、測定及び測定データの保存
は通常通りに行うことができます。
「第一警報レベル」で、さらに計測を続けると、5 分程度で
「第 2 警報レベル」画面に変化します。
この「第 2 警報レベル」が表示されると、ポンプ停止、レー
ザ発光停止および計測機能が直ちに停止し、POWER キー
以外操作できなくなります。
計測機能が待機状態(スリープ状態)となっています。
<注意>
アルカリ乾電池の使用の場合、「第 1 警報レベル」から「第 2 警報レベル」までの時間は、
ニッケル水素充電池の時よりも早くなることもあります。
第 2 警報レベル時の対応
「第 2 警報レベル」表示の時、測定途中の場合は、又は引き続き測定を行いたい場合は AC ア
ダプタを接続してください。
AC アダプタを差し込み、POWER キー以外の任意のキースイッチを押すことで、自動的に AC
アダプタからの電源供給に変わり、通常測定画面へ復帰します。
「第 2 警報レベル」で終了をする場合は POWER キーを押して終了して下さい。
なお、長時間連続して測定を行われる場合にはあらかじめ AC アダプタをご使用ください。
40
警報レベルごとのデータ保存と対応
電源回復
電池残量
警報レベル
警報レベル 1
警報レベル 2
AC アダプタ
AC アダプタ接続
通常運転
ポンプ停止、
LD 停止、測
定中断
通常運転再開
測定
○
一時中止
中断時から継
続開始
データ
保存
○
×
○
測定
○
一時中止
中断時から継
続開始
データ
保存
○
×
○
測定
○
一時中止
中断時から継
続開始
データ
保存
○
×
○
測定
○
一時中止
中断時から継
続開始
データ
保存
○
×
○
測定
○
一時中止
中断時から継
続開始
データ
保存
○
×
○
本体状況
REPEAT
SINGLE
測定モード
CONTIN
UOUS
CALCULA
TION
ISO
■ 警報発生時のデータ保存について
第 1 警報レベルまでに測定完了したデータは保存されます。
第 2 警報レベル発令の時に計測途中の場合には測定データは保存されません。
■ 第 2 警報レベルから復帰した場合のデータ保存について
第 2 警報時にACアダプタの接続で復帰した場合、引き続き、測定及びデータの保存は
可能ですが、第 2 警報を表示中には測定が停止していますので、データの扱いについ
てはご注意下さい。
41
9.仕
様
品名
型式
測定粒径
吸引流量
サンプリング時間
サンプリング回数
測定モード
表示
エラー表示
外部入出力
通信プロトコル
通信設定
バッファメモリ
電源
連続動作時間
寸法
質量
付属品
オプション
ハンドヘルドレーザパーティクルカウンタ
Model 3887
0.3、0.5、5.0μm
0.1 cf/min (2.83 L/min)
10 秒~99 分 59 秒の間で設定(1 秒間隔で設定可能)
1 回~99 回または連続サンプリング
SINGLE/REPEAT/CONT./CALC./REMOTE/ISO
計 6 モード
20 文字 4 行 LCD
濃度オーバー、LD パワーの低下、流量異常(±10%)、バッテリーの低下
USB Mini-B コネクタ使用 (配線は USB とは異なります。)
RS232C/RS485 本体メニューで切り替え
RS232C はコンピュータまたはプリンタとの通信、RS485 はカスケード接続用
*RS485 でコンピュータと通信する場合は、コンピュータに RS485 I/F の装備が
必要となります。
ボーレート:9600bps
(ただし、データ転送ソフトウェアによる LINK 時、115,200bps)
記録個数 10,000 データ 以下
(但し、CALC モードでは 1 回の計測を 2 データとみなす)
単三 ニッケル水素充電池 (1.2V-2.5Ah)×4 本、または AC アダプタ (入力
100-240V)
但し AC アダプタでは充電できません。充電には付属の専用充電器をご使用
下さい。
ニッケル水素充電池の場合 :最大 3 時間 (動作環境による)
111(W)×70(H)×197(D) mm
約 680g (電池含まず)
AC アダプタ、電源コード、ニッケル水素充電池、充電器、フィルタ、チューブ、
通信ケーブル、アプリケーションソフト、専用スタンド
プリンタ、プリンタケーブル、三脚、キャリングケース
42
10.故障かな?と思ったら
故障かなと思ったら、症状を確認して以下の表を参考に対策してください。
症 状
原因/対策
参照
AC アダプタが正しく接続されていない
POWER スイッチ を ON にしても
→AC アダプタ、電源コードの差し込み確認
3章
表示が出ない
電池が消耗している →充電をします(ニッケル水素電池)
→新しい電池の交換します
充電が不十分です。
ニッケル水素電池の消耗が早い
→充電してください。または、新しいニッケル水
3章
素電池と交換してください
アラームオーバーをしている
測定値が点滅する
6章1項
→警報の設定値を確認、再設定してください。
WAIT の状態 →READY になるのを待って START キーを
押す。
測定を開始しない
READY の状態 →START キーを押す
4章
STOP の状態 →START キーを押し、READY になるのを待っ
て再び START キーを押す
付属のフィルタをインレットに付け、カウント値がゼロになるこ
とを確認する。
粒子のカウント値または濃度値
・ゼロに戻る場合
→測定環境の濃度が高い。
3章
が異常に高い
・ゼロに戻らない場合→故障の可能性有り。販売店まで
お問い合わせ下さい。
粒子のカウント値または濃度値
3章
レーザパワーの異常、または流量エラーの確認
が異常に低い
7章
仕様測定範囲外ではオーバー表示(##.#)となります。
表示値が##.#となる
→最大可測濃度以下でご使用ください。
・プリンタケーブルが正しく接続されていない。
→ケーブルの差し込みを確認してください。
・指定した保存データの番号が異なっている。
印字しない
5章2項
→保存データ番号を確認してください。
・ケーブルの結線が正しくない
(RS232C ケーブルとは異なります)
LINK でデータを取り込まない
・ケーブルが正しく接続されていない
→プリンタ用ケーブルとは異なります。
・コンピュータ側がデータ取り込み状態になっていない
症状が改善されない場合は弊社営業所またはご購入先にご連絡ください。
弊社へは下記フリーダイヤルでご連絡いただけます。(携帯電話ではご利用できません)
日本カノマックス(株) 粒子計測ディヴィジョン
tel. 0120-360-350
43
6章4項
11.製品保証とアフターサービス
<製品保証>
◆
当社では、製品保証書を発行しておりません。
◆
製品には、登録カードを添付しておりますので、ご購入の際、この登録カードに所定事項を
記入して、必ずご返送ください。返送いただきました登録カードをもとに、保証管理を開始
致します。尚、ご返送無き場合は保証しかねる場合が有ります。
◆ 保証期間は電池などの消耗品を除き、原則として、ご購入日から1年間です。
<アフターサービス>
◆ 具合の悪いときはまずチェックを!
“故障かな?と思ったら”の項をご覧になり、故障かどうかお確かめください。
◆
それでも調子が回復しない時は当社サービスセンターへ・・・・・
販売元の日本カノマックス(株)サービスセンター、または、お近くの同社営業所、もしくは
お買い上げの代理店にご連絡ください。
◆
保障期間中の修理は・・・・・
当社の製造上、回路部品、材質等の原因によって発生した故障は無償修理させていただきます。
ただし、1年以内であっても、下記の場合は有償修理とさせて戴きます。
お客様の取扱いミス、お客様による改造や変更に起因する故障や天災などによる故障・損傷
◆
保障期間が経過した後の修理は・・・・・
修理によって、機能、及び精度が維持出来る場合は、ご要望に従って有償修理させていただき
ます。
◆ 修理部品の保有期間について・・・・・
修理部品は生産中止後、最低5年間保有いたします。この保有期間を修理可能期間とさせてい
ただきます。詳しくは当社サービスセンターへご相談ください。
ご相談になるときは・・・
◇製品名
◇型名
◇器番
◇ご購入日
◇故障の状況
Handheld Laser Particle Counter
3887
○○○○○○
○○年○○月○○日
(できるだけ詳しく)
44
日本カノマックス株式会社
〒565-0805 大阪府吹田市清水 2 番 1 号
この製品に関するお問い合せは・・・
TEL 0120-009-750
E-mail: [email protected]
□東京営業所
〒105-0013
東京都港区浜松町 2 丁目6番2号藤和浜松町ビル 6F
TEL: (03) 5733-6023 FAX: (03) 5733-6024
□大阪営業所
〒565-0805
大阪府吹田市清水 2 番 1 号
TEL: (06) 6877-0447 FAX: (06) 6877-8263
□名古屋営業所
〒460-0011
名古屋市中区大須 4 丁目 1 番 71 号矢場町中駒ビル 8F
TEL: (052) 241-0535 FAX: (052) 241-0524
39
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