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JoruriCMS20120921[PDF:10MB]

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JoruriCMS20120921[PDF:10MB]
自治体サイト向け国産オープンソースCMS
Joruri のご紹介
2012年9月20日版
サイトブリッジ株式会社
作成 貴田秀資
1.Joruri(ジョールリ)のゆらい
Joruri CMSは徳島県と地元のWeb開発会社である株式会社アイ・ディ・エスが共同で開発しました。
Joruriの名前の由来は、 Japan Originated Ruby-based RESTful and Integrated CMSの頭文字からです。
「日本で開発され、Ruby言語を使い、RESTの考えに従った、統合的なCMS」という意味となります。
徳島県は人形浄瑠璃が盛んな地域で、人形浄瑠璃の三人遣いのように、ホームページを後ろで支えるという意味が込められています。
Joruri CMSの開発後、Joruri Gw(グループウェア)、Joruri Mail(Webメールシステム)、Joruri Plus+(コミュニティシステム)
など、Joruri CMSをベースとして各種プロダクトが開発されました。Joruriはこれらのプロダクトの総称であるため、各プロダクトを
意味する場合、Joruri CMSといった形でJoruriのうしろにプロダクト名を付けています。
2.Joruri CMSの特徴
Joruri CMSには次のような特徴があります。
■自治体ホームページの開発・運用に必要な機能を搭載
徳島県ホームページを再構築するために開発されたCMSであるため、Joruri CMSには自治体サ
イトを作成するための基本的な機能が備わっています。
自治体のWebサイトの場合、日々の運用を職員の方が行いますので、運用操作がわかりやすさ、
使いやすさが非常に重要です。
Joruri CMSは制作と運用で利用するメニューを完全に分離し、運用関連の画面は専用システム
並みの操作性を実現しています。
■オープンソース・ソフトウェア(GPL v3)として公開し開発を継続
Joruri CMSはオープンソース・ソフトウェアとして、ソースコードが公開されています。この
ためソフトウェアのライセンス費が無料であり、ソースコードの改変が自由に行えます。
オープンソース・ソフトウェアであることは、事前に動作評価を行ったり、複数のWebサイト
に導入する際、利用者の自由度が極めて高いと言えます。
一般にオープンソース・ソフトウェアは責任の所在が不明瞭と言われていますが、Joruri CMS
はコミュニティでの開発ではなく、商用製品と同じレベルの開発体制により、すべてのプログラ
ム開発を開発元の会社社員が担当しています。
■国産プログラミング言語Rubyを採用、Ruby on Rails上で稼働
海外製のオープンソースCMSの多くは、PHP言語により開発されていますが、Joruri CMSは国
産プログラミング言語であるRuby(注1)を利用し、高機能なMVCフレームワークであるRuby on
Rails(注2)上に構築しています。
このため、Ruby on Railsでの開発に慣れているプログラマであれば、比較的容易にJoruri
CMSの構造を理解することができ、プログラムの追加開発を行うことができます。
(注1)Ruby(ルビー)は、まつ
もとゆきひろ(島根県松江市在
住)により開発されたオブジェク
ト指向スクリプト言語である。
2011年3月22日にJIS規格(JIS X
3017)に制定され、その後2012
年4月1日に日本発のプログラム言
語初の「ISO/IEC 30170」として
承認された。
(注2)Ruby on Rails(ルビーオ
ンレイルズ)はRubyで記述された
オープンソースのWebアプリケー
ションフレームワークである。
Model View Controller(MVC)アー
キテクチャに基づいて構築されて
いる。「同じことを繰り返さな
い」(DRY:Don't Repeat
Yourself)と「設定より規約」
(CoC:Convention over
Configuration)という理念により、
効率的な開発が行えるようになっ
ている。
Ruby on Railsはデンマークのプロ
グラマであるDavid Heinemeier
Hanssonにより開発され、現在は
シカゴの37Signal社のメンバーを
中心としたグループで開発が進め
られている。
3.Joruri CMSで構築した徳島県ホームページ
■徳島県向けにJoruri CMSを開発
Joruri CMSは徳島県ホームページを再構築する
ために開発されたため、徳島県ホームページは
Joruri CMSで最初に作成したサイトとなります。
■各種最新のUIを導入
2008年にサイトのデザイン・レイアウトを検討
した際、自治体サイトとして当時はまだ少なかっ
たグローバルメニューを採用し、新着記事のタブ
切り替えといった新しいUIも合わせて導入しま
した。
■PCと携帯サイトの運用管理を統合
再構築前は携帯向けサイトは、PC向けとは完全
に別のシステムにより運用されていましたが、
Joruri CMSの導入により、PCと携帯のサイトを
一元的に運用管理できるようになりました。
■すべての記事を携帯で閲覧可能
PC向けに掲載している記事をすべて携帯で閲覧
できることは、公開当時としては先進的な取り組
みです。
■リキッドデザイン
サイトの横幅は最小800ピクセル、最大1200ピ
クセルの可変(リキッドデザイン)となっており、
現在の高解像度のディスプレイにおいても、違和
感なく見やすい幅で表示されます。
4.徳島県内の12市町で採用
5.全国自治体での導入事例
6.Joruri公式サイト (http://joruri.org/)
■Joruriプロダクトの総合情報サイト
Joruri公式サイト(http://joruri.org/)は、Joruriプロダクトすべての総
合的な情報サイトです。公開しているソースコードファイル以外にプロダ
クトの操作マニュアル、オンラインデモなど各種の情報が掲載されていま
す。
■ダウンロード
Joruri CMSのソースコードをダウンロードできます。Joruri CMSは1
~2カ月に一度の頻度で新しい機能を追加したバージョンが提供されてい
ます。このページでは過去のバージョンのファイルもダウンロードできま
す。なおGithubなどの開発リポジトリは公開されていません。
■デモサイト
デモサイトでは最新版のJoruri CMSを操作して動作を確認することがで
きます。「ジョールリ市」というサンプルサイトが実装されているため、
ほぼ実際の自治体サイトの運用操作を体験することができます。
デモサイトのデータは2時間間隔で初期化されます。また[ユーザ]や[サ
イト]といったメニューの操作は禁止されています。
■導入事例
Joruri CMSが利用されているWebサイトの一覧が掲載されています。
Joruri CMSはインストールを検知するしくみを持たないため、これらの一
覧はJoruri CMSが生成する典型的なテキストを検索して見つけたものです。
このためユーザ導入事例については、この一覧に記載されていないWebサ
イトも存在すると思われます。
■FAQ
よくある質問の一覧が掲載されています。FAQは一部が有償での利用と
なっており、開発元のIDS社と有償のサポート契約を結ぶと、有償部分の
項目が閲覧できるようになります。
7.デモサイト「ジョールリ市」
■リアルな自治体ホームページのデモサイト
Joruri公式サイトで利用できるデモサイトは、実際の自治体ホームページとほぼ同じ
構成となっており、ユーザの利便性や管理者(職員)の操作性を評価することができま
す。実際に管理画面から記事を登録し、その記事を承認・公開する操作を行ってみると、
日々の運用が簡単に行えることを体感できます。
■新規開発の機能の組み込み
デモサイトには新規に開発されたJoruri CMSの機能が、新規機能のリリースと同時に
組み込まれます。デモサイトを調べると、新規機能の使い方やサイトへの組み込み方が
わかり、たいへん便利です。実践的な動くドキュメントとして、デモサイトは機能して
います。
■動作検証の標準環境
Joruri CMSをダウンロードしてインストールした際、動作に疑問点がある場合は、デ
モサイトでの動作を確認し、インストール環境の問題かどうかの切り分けを行えます。
デモサイトでも同様の現象となる場合は、Joruri CMS共通の現象と考えられるため、
開発元のIDS社にご連絡ください。
8.サンプルサイトとしての「ジョールリ市」
■サンプルサイト・データの配布
デモサイトのサイト構築データは、Joruri
CMSのソースコードと共に、サンプルサイト
のデータとして配布されています。
インストール手順書ではこのサンプルサイ
トのデータを最後に読み込んでいます。イン
ストール後、Joruri CMSをアクセスすると、
サンプルサイトが表示されます。
■サンプルサイトのカスタマイズによる構築
全国各地の自治体にJoruri CMSが導入され
ていますが、基本的には添付されているサン
プルデータをカスタマイズして構築している
と思われます。
9.「ジョールリ市」トップページの構成
バリアフリー関連
グローバル・ナビゲーション
サイトマップ
市長室 (固定ページ)
問い合わせフォーム
メールマガジン
キービジュアル (写真)
FAQ
広告バナー
新着記事タブ
イベントカレンダー
行事カレンダー
ライブイベント
掲示板
記事の分野一覧
■グローバル・ナビゲーション
グローバル・ナビゲーションの利用方法はいろいろあり
ますが、ジョールリ市のサンプルサイトでは、記事分野の
大分類を割り振っています。
■新着記事のタブ
新着記事をタブ切り替えで分類します。タブには分野、
組織、属性、地域での分類を自由に割り振れます。複数の
分類をANDまたはOR条件で組み合わせることもできます。
■固定ページへのリンク
市長室、ジョールリ市の紹介、基本情報、お役立ち情報、
注目情報などのページは一般的に記事ページではなく、固
定ページで作成します。このためトップページでのこれら
のリンクは固定ページへのリンクを個別に設定します。
■ライフイベント
人生の大きな出来事をライフイベントと呼び、関連する
情報をリンク集としてまとめて表示します。
アーカイブ的な情報を見つけやすいように整理する方法
です。
10.サンプルサイトのページツリー
グローバルメニュー
市長ページ
グローバルメニューで大分野
ページを切り替える
各種固定ページ
目的別メニュー
分野一覧
大分野ページ
小分野ページ
組織一覧
部局ページ
課ページ
トップページ
ライフイベント
記事ページ
属性一覧
属性ページ
記事コンテンツの管理範囲
地域一覧
エリア
町ページ
新着記事のタブ
新着記事タブ
イベント
カレンダー
イベント情報の詳細ページ
は記事ページとなる
FAQ一覧
詳細ページ
問い合わせ
入力フォーム
掲示板
メールマガジン
登録フォーム
年間行事
目的別メニューでは関連する記事
ページまたは固定ページをリンク
新着記事のタブは、分野
または属性で分類
■ページを構成する機能
サイト全体は、記事コンテンツ、
固定ページ、FAQなどの特定用途
向け機能が生成するページを組み
合わせて構成されている。
■コアは記事コンテンツ
ページツリーのコアは記事コン
テンツにより管理され、各ページ
のリンクが自動的に生成される。
左の赤い枠で囲った部分が記事コ
ンテンツによる管理範囲となる。
■トップページのナビゲーション
トップページには、グローバル
メニュー以外に、新着記事のタブ
分類、ライフイベントなど、多数
の記事の中から目的の記事を探す
ためのナビゲーション機能を備え
ている。
11.記事ページのカテゴリ分類
トップページ
分野ページ
分野ページ
組織ページ
組織ページ
属性ページ
4種類のカテゴリで記事ペー
ジを分類
地域ページ
地域ページ
■記事ページの分類方法
・記事ページを4種類のカテゴリ(分野、組織、
属性、地域)で分類します。
・記事コンテンツの機能で、分野、組織、属性、
地域の索引ページ(インデックスページ)が自
動的に生成されます。
・属性以外は大分野・小分野(分野の場合)のよ
うに、複数階層での分類となっています。
インデックスページ
記事ページ
各カテゴリの項目登録のメニュー
(システム管理者としてログインした場合のみ表示されます。)
・分野については、ひとつの記事に3つまで設定
できます。
・分野、属性、地域の設定は必須ではありません。
組織は記事作成者が所属する組織が設定されま
す。
■各カテゴリの項目登録
・システム管理者のユーザでログインすると、記
事コンテンツの画面に各カテゴリの項目登録の
メニューが表示されます。
・カテゴリの登録は記事コンテンツごとに独立し
て行えますので、複数の記事コンテンツを利用
した場合はそれぞれの記事コンテンツごとにカ
テゴリを設定します。
12.記事ページのパンくずリスト
■パンくずリスト
・各記事ページの左上隅に、設定されているカテゴリ
をパンくずリストとして自動的に表示します。
・パンくずリストは上から組織、分野、属性、地域の
順番が固定で表示されます。設定されていないカテ
ゴリは表示されません。
・記事の分野を複数設定した場合、パンくずリストに
もカンマ区切りで複数表示されます。
・パンくずリストに表示されるカテゴリ項目はすべて
リンクとなっています。組織、分野、属性、地域は
それぞれのカテゴリの項目一覧ページへのリンクで
す。分野と属性についてはパンくずリストからのみ
項目一覧ページに移動できます。
・Joruri CMSのパンくずリストはアクセスしたルート
を表示するといった動的な処理を行っていません。
このため記事ページをJoruri CMSと異なるWebサー
バで表示しても問題なく動作します。
徳島県ホームページのパンくずリスト
・分野が複数表示されている。
・地域は表示されていない。
・トップページと表示されている。
13.分野による記事ページの分類
■分野による分類
住民の生活視点から記事
ページを分類したのが分野に
よる分類です。大分類・小分
類の2階層の分類体系として
います。グローバルメニュー
には分野の大分類を表示して
います。
■最大3つまで指定可
記事登録の画面ではひとつ
の記事に対して、最大3つま
で分野を設定できます。
■62の小分野で分類
大分野は7つ、小分野は6
2です。大分野と小分野を合
わせると、全部で69のイン
デックスページが作成されま
す。
14.組織による記事ページの分類
■組織による分類
記事コンテンツの組織での分類は、記事コンテンツにおいて登録するのでは
なく、ユーザのグループが組織として利用されます。このため記事コンテンツ
の組織の設定においては、新規作成の機能はありません。組織の設定画面では、
組織ページのレイアウトの設定と、メールアドレス、電話番号、業務概要URL
の設定を行います。
■組織の階層
組織は部局と課の2階層を標準としています。
15.属性による記事ページの分類
■属性による分類
分野での分類に対して、分野を横断的に分類するのが属性です。
属性による分類を提供することにより、サイトの閲覧者に分類とは異なる視点を提供することができます。
■新着タブへの設定
新着記事のタブには分野での絞り込みだけでなく、属性など分野以外の分類での絞り込みを設定することができます。
分野と属性での分類を組み合わせると、よく利用される条件で絞り込みを行うことができ便利です。
16.地域による記事ページの分類
■地域による分類
地域による分類はエリアと町村名の2階層です。
17.分野/組織/属性/地域のインデックスページの事例
地域
属性
組織
分野
18.インデックスページ、記事ページのURL構造
■各インデックスページ
ローマ字表記のため、ページの内容を類推しやすいURLとしています。
これらのローマ字表記は記事コンテンツの設定メニューで設定することができます。
http://demo.joruri.org/
・トップページ
・分野ページ
URLを簡素化するため、
/bunya/kurashi/kosodate/とはしていません。
くらし
http://demo.joruri.org/bunya/kurashi/
くらし - 子育て
http://demo.joruri.org/bunya/kosodate/
・組織ページ
企画総務部
http://demo.joruri.org/soshiki/kikakusoumubu/
・属性ページ
入札・調達・売却・契約
http://demo.joruri.org/zokusei/nyuusatsu/
・地域ページ
横目町
http://demo.joruri.org/chiiki/yokomecho/
■記事ページのURLは数字13桁
電話でのやり取りや紙媒体への掲載の際に、わかりやすく便利です。
http://demo.joruri.org/docs/ 2012052900014/
記事ページ全体を格納するディレクトリ
該当する記事ページのID
記事ページのIDは次の規則で生成
YYYYMMDDSSSSC 西暦,月,日,日ごとの連番(4桁),
最後の桁Cはチェックデジット (モジュラス10 ウェイト3・1(M10W31))
19.「大規模災害時」モード機能
■大規模災害時モードとは
大規模な震災や疫病が発生した際、あらかじめ用意しておいた災害時
の画面に切り替える機能のことです。
左の画面は「ジョールリ市」に組み込まれている災害時用のトップ
ページです。「ジョールリ市」のサンプルサイトでは、トップページの
みを切り替えています。
■管理画面での切り替え操作
管理画面の[サイト]-[大規模災害]のメニューで、大規模災害モードの
切り替えを行います。該当するレイアウトの[反映]を選択すると、即時
に公開画面が大規模災害時の画面に切り替わります。
該当するレイアウトの[反映]を
選択します。
20.自治体サイトに適合した記事入力フォーム
記事登録画面
公開した記事ページ
タイトルと内容の入力
HTMLインポート
ファイルアップロード
分野・属性・地域他
関連ワード、関連記事
携帯向けの記事入力
Google マップの組み込み
連絡先の登録
公開開始終了日時の指定
承認者の設定
編集可能グループの設定
21.記事登録画面でのWYSIWYGエディタ
文字装飾機能、レイアウト機能
添付ファイルのアイコンとサイズ表示
22.記事公開までの承認フロー
記事ページ公開までの承認フロー
承認待ちの記事を編集すると、承認の取り
下げとなる。
記事登録
承認待ち
公開待ち
公開中
オプション設定で管理者の承認を入れ、2
段階承認とすることができる。
承認待ちの記事一覧の画面
[承認待ち]を選択すると、自分宛の承認待ちとなっている記事が一覧表示されます。
■承認フロー
記事登録を行い、承認、公開の
それぞれの処理を行って記事を公
開します。
承認後に記事作成者が公開処理
を行った時点で記事が公開されま
す。承認処理が完了しただけでは
記事は公開されません。
■2段階承認の設定
承認ステップを2段階としたい
場合は、[記事設定]で承認フローを
[管理者承認が必要]に設定します。
■承認の取り下げ
承認依頼中の記事を編集して、
[下書き保存]すると、承認依頼が
キャンセルされます。
また[承認待ち保存]すると、先の承
認待ちがキャンセルされ、新たな
承認依頼となります。
■承認待ち
承認待ち一覧には、自分宛に承
認依頼された記事および自分が作
成して承認依頼待ちの記事が表示
されます。
[詳細]を選択すると、記事の承認状況を
確認できます。
記事の状態が[承認待ち]と表示されます。
23.記事登録での承認設定
記事登録画面(承認設定の部分)
■承認は最大5名までのAND条件
承認者は同じ課の最大5名までの職員
です。承認者として設定したすべての職
員ザが承認しないと記事を公開可能な状
態にすることができません。
承認者として設定した職員には承認依
頼のメールが送られます。
[追加]ボタンで承認者として設定します。
[除外]ボタンで承認者から外します。
管理者でログインしている場合、承認フローを通
さずに記事を公開できる[公開保存]のボタンが
表示されます。
■下書き保存
承認依頼を行う場合は、[承認待ち]ボ
タンを押します。作成中の記事を一時的
に保存する場合は、[下書き保存]ボタン
を押します。
24.記事の詳細画面での承認状況の確認
■記事の詳細情報の表示
記事一覧の左端にある[詳細]を選択すると、左の画面が開き記事の
各種情報を確認できます。
■承認状況の表示
[承認設定]に承認者と承認状況が表示されます。記事を公開すると
[承認設定]は記事詳細画面に表示されなくなります。
25.管理画面の構成
管理画面メニュー
Webサイト選択
コンセプト選択
ツール
設定
--------------------
------------------
再構築
本文検索
エクスポート
インポート
辞書
言語
動作確認
ユーザ
------------------------
コンテンツ
データ
デザイン
ディレクトリ
サイト
------------------
-------------------
----------------------------
コンテンツ
テキスト
ファイル
----------------------
-----------------------
ピース
レイアウト
スタイルシート
ディレクトリ
コンセプト
大規模災害
ドメイン
グループ
ユーザ
ロール
LDAP
LDAP同期
エクスポート
インポート
組織変更
■管理画面のURL
管理画面のURLは、公開画面のURLに_adminをつけたものです。このadminの文字はソースコードで固定となっています。
■管理者のメニュー
管理者としてログインすると、管理画面のすべてのメニューが表示されます。
26.管理画面のメニュー一覧
メニュー階層1
コンテンツ
データ
デザイン
ディレクトリ
ツール
サイト
ユーザ
設定
メニュー階層2
機能
コンテンツ
コンテンツの新規作成と、既存コンテンツへのデータ登録
テキスト
サイト内で共通に参照するテキストの登録
ファイル
サイト内で共通に参照するファイルの登録
ピース
ピースの新規作成と、既存ピースのHTMLの編集
レイアウト
レイアウトの新規作成と、既存レイアウトのHTMLの編集
スタイルシート
スタイルシートファイルのアップロードと編集
ディレクトリ
ディレクトリの新規作成と、既存ディレクトリの編集
再構築
静的HTMLファイルの再書き出し
本文検索
記事ページ、固定ページから文字列を検索
コンセプト
コンセプト(論理フォルダ)の新規作成と、既存コンテンツの編集
大規模災害
大規模災害時のトップページへの切り替え
ドメイン
サブドメインを指定し、サブサイトを新規作成
エクスポート
レイアウトまたはピースのエクスポート
インポート
レイアウトまたはピースのインポート
グループ
ユーザグループの新規作成、既存グループの編集
ユーザ
ユーザの新規作成、既存ユーザの編集
ロール
コンセプトの操作権限(ロール)の新規作成と、既存ロールの編集
LDAP
LDAPの情報表示
LDAP同期
LDAPとの情報同期
エクスポート
グループ一覧およびユーザ一覧の書き出し
インポート
グループ一覧およびユーザ一覧の読み込み
組織変更
組織変更の際のデータ変更支援
辞書
カスタマイズ辞書の新規作成、辞書への単語登録
言語
記事の言語分類の新規作成と、既存言語の編集
動作確認
メール送信の動作テスト
27.作成者の管理画面メニュー
■作成者ユーザの管理画面
設計者のユーザ権限で管理画面にログインした場合、[コンテンツ]メニューのみが表示されます。
現在サイト内で利用されているコンテンツが一覧表示されるので、操作するコンテンツのコンテンツ名を選択します。
■記事登録の画面への移動
コンテンツ一覧から[ホームページ記事]を選びます。記事登録のフォームが開き、記事が登録できます。
28.設計者の管理画面メニュー
■設計者ユーザの管理画面
作成者のユーザ権限で管理画面にログインした場合、[サイト]、[ユーザ]、[設定]のメニューが表示されません。
[サイト]-[コンセプト]のメニューを操作できないため、管理者ユーザがコンセプトを設定することとなります。
■管理者、設計者、作成者のユーザ権限の違い (システム権限)
それぞれのユーザ権限の違いは操作できるメニューの違いだけです。これらの権限をシステム権限と呼びます。
29.ページをテンプレートとピースで構成
ベーステンプレートとコンテンツ・ピースを組み合わせたものを
レイアウトとよぶ
30.レイアウト画面でのコーナーの管理
[デザイン]-[レイアウト]メニュー
[[○○○]]でピースを記述
31.ピースの一覧画面
32.コンテンツの機能と種類
■コンテンツの機能
Joruri CMSではプログラムによって、まとまった処理を実現するものを「コンテンツ」と呼んでいます。海外製オープンソースCMS
では一般的に「プラグイン」と呼んでいる機能です。Joruri CMSに新しい機能を追加する場合は、コンテンツとしてプログラムを実装
すると、記事コンテンツと同じ操作でサイトへの組み込みを管理画面から対話的に行えます。
■コンテンツの種類
管理画面のコンテンツメニューで[新規作成]を選択すると、[コンテンツ種別]のドロップダウンで、Joruri CMSに組み込まれている
コンテンツの一覧を確認できます。
■コンテンツの複数配置
同じサイトに同じ種類のコンテンツを複数配置することができます。たとえば[記事コンテンツ]をホームページ記事と観光案内記事
のように2つ使うことができます。そのような場合は[コンテンツ名]をわかりやすい名前として、コンテンツ一覧で選択しやすいよう
いに配慮します。
33.大学ホームページ導入事例
34.子育てサイト導入事例
三鷹市子育てねっと
呉市くれパステル
狛江市子育てねっと
35.Joruriの各プロダクトの動作環境
JoruriCMS
JoruriGw
JoruriMail
5.4
5.1
1.9.1
2.3.5
2.2.9
5.4
5.1
1.8.7
2.3.4
3.0.5
6.0
5.1
1.9.2
3.0.0
3.0.8
Lines (行数コメントを含む)
19419
78326
10684
LOC (コメントを除いた行数)
16047
66975
8544
Classes (クラスの数)
Methods (メソッドの数)
323
1605
590
5062
109
899
M/C (1クラスのメソッド数)
4
8
8
LOC/M (1メソッドの行数)
7
11
7
CentOSバージョン
MySQLバージョン
Rubyバージョン
Railsバージョン
Passenserバージョン
Rake statsの値
■OSのバージョンの違い
CMSとGwについては、OSのバージョンが5.4で少し古いものとなっています。最新版の バージョン6にインストールした場合は、
利用している各種周辺ソフトウェアの動作が正常に行われないこともあります。
■Ruby/Railsのバージョンの違い
各プロダクトでRuby/Railsのバージョンが異なるため、同じ環境で稼働させることができません。
36.冗長システムの構成例
WebサーバはプライベートIPで稼働させる
ファイヤー・ウォール
インターネットからのアクセス
Webサーバ
負荷分散
装置
CMSサーバ
DBサーバ
予備系にデータをコピー
Webサーバ
負荷分散
装置(予備)
故障時は予備に自動切り替え
CMSサーバ
(予備)
Web サーバ
DBサーバ
(予備)
故障時は予備に自動切り替え
■静的HTMLファイルの転送
WebサーバとCMSサーバを分ける場合、書き出した静的HTMLファイルをCMSサーバからWebサーバにrsyncで転送します。
■問い合わせフォームへの対応
問い合わせフォームにおいて、入力内容のチェックや問い合わせをCMSで一覧管理する場合は、各WebサーバでJoruri CMSを稼
働させ、Joruri CMSによる動的な入力フォームを利用する必要があります。
■携帯サイトのページは動的に表示
携帯サイトのページはJoruri CMSにより動的に生成されています。携帯サイトを利用する場合は、各WebサーバでJoruri CMSを
稼働させる必要があります。
サイトブリッジ社のJoruri関連サービス
サイトブリッジ社では Joruri CMSを利用した各種Webサイトの構築や、Joruri CMSの操作研修を承っており
ます。詳細は弊社ホームページ、http://www.sitebridge.co.jp/ をご覧ください。
サイトブリッジ株式会社
東京都三鷹市上連雀2-6-7 HO三鷹303号
0422-26-9151 [email protected]
http://www.sitebridge.co.jp/
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