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第8次大田区交通安全計画
第 8 次大田区交通安全計画 平成18∼22年度 大田区交通安全協議会 目 次 第1部 総論 第1章 計画の考え方 ……………………………………………………… 4 第1 計画策定の主旨 ………………………………………………… 4 第2 計画の性格、期間等 …………………………………………… 4 第2章 交通災害の現状と課題 …………………………………………… 6 第1 区内の交通状況 ………………………………………………… 6 第2 道路交通事故 …………………………………………………… 6 第3 課題 ……………………………………………………………… 10 第3章 交通安全施策の重点 ……………………………………………… 11 第2部 施策 ………………………………………………………………… 12 第1章 道路と施設 ………………………………………………………… 12 第1 道路交通環境等の整備 ………………………………………… 12 第2 交通安全施設等の整備 ………………………………………… 14 第3 道路利用の適正化 ……………………………………………… 15 第4 その他の交通環境の整備 ……………………………………… 16 第5 交通公害の防止対策 …………………………………………… 17 第2章 道路交通秩序の維持 ……………………………………………… 19 第1 交通規制の推進 ………………………………………………… 19 第2 駐車対策の推進 ………………………………………………… 21 第3 放置自転車対策の推進 ………………………………………… 22 −1− 第4 指導取締りの強化 ………………………………………………… 23 第3章 安全運転と車両の安全性の確保 …………………………………… 25 第1 安全運転の確保 …………………………………………………… 25 第2 車両の安全性の確保 ……………………………………………… 27 第3 自転車の安全性の確保 …………………………………………… 27 第4章 交通安全教育 ………………………………………………………… 29 第1 交通安全教育指導体制の確立 …………………………………… 29 第2 幼児の交通安全教育 ……………………………………………… 29 第3 児童・生徒の交通安全教育 ……………………………………… 30 第4 若年層に対する交通安全指導 …………………………………… 31 第5 高齢者に対する交通安全指導 …………………………………… 31 第6 身体障害者等に対する交通安全指導 …………………………… 32 第7 地域社会における交通安全意識の高揚 ………………………… 32 第8 二輪車・自転車利用者の安全対策 ……………………………… 33 第5章 鉄軌道と踏切道の安全確保 ………………………………………… 35 第1 鉄軌道の交通環境の整備 ………………………………………… 35 第2 踏切道の安全確保 ………………………………………………… 35 第6章 救急と救済 …………………………………………………………… 37 第1 救助・救急体制の整備 …………………………………………… 37 第7章 交通安全対策の推進 ………………………………………………… 38 第1 広報活動の充実 …………………………………………………… 38 第2 行政機関等相互の連携 …………………………………………… 39 第3 住民参加 …………………………………………………………… 39 −2− 大田区交通安全協議会委員 …………………………………………………… 40 大田区交通安全協議会幹事 …………………………………………………… 41 −3− 第1部 総 論 第1章 計画の考え方 第 1 計画策定の主旨 大田区交通安全計画は、交通事故や交通公害から区民生活を守り、安全で快適な生 活環境を確保することを目的とし、昭和46年度以降、5年ごと7次にわたり「大田区 交通安全計画」を作成し、大田区と関係機関等が一体となって、計画に盛り込まれた 各種の施策を実施してきた。 平成17年の全国の交通事故死者数は、 昭和31年以来49年ぶりに7千人を下回り、 都内においてもこの5年間、発生件数、死者・負傷者数が着実に減り続け、目標であっ た「交通死亡事故連続減少チャレンジアンダー300」を達成し289人であった。 しかしながら、大田区内の交通事故による死傷者数は、この5年間、増減を繰り返 し、中でも65歳以上の高齢者の交通事故件数は、平成13年に572件であったが、 年々増加を続け、平成17年は754件と約24%増加している状況である。 超高齢社会の到来というかつて経験したことのない時代を迎えるにあたり、自動車 と比較して弱い立場にある歩行者、中でも高齢者、障害者、子どもなどの交通弱者の 安全の確保が最優先に求められる。 「人優先」の交通安全思想を基本として、悲惨な交通事故のない社会の実現に向け て、区と関係機関等が協力し、必要な施策を推進していかなければならない。 そこで、交通事故のない「安心・輝き・潤いのあるまち」を実現するため、第8次 大田区交通安全計画を策定する。 第 2 計画の性格、期間等 1 総合的な計画 この計画は、交通安全対策基本法第26条第1項の規定により、東京都交通安全 計画に基づき作成するものであり、区の区域を管轄する各行政機関等が実施する陸 上交通の安全に関する総合的かつ長期的な対策を明らかにするものであり、今後の 行政執行の指針となるものである。 2 計画の期間等 平成18年度を初年度とする平成22年度までの5年間における各事項別の施策を 定め、各年度の事業計画については、別途、 「大田区交通安全実施計画」を策定する。 −4− 3 第 8 次交通安全計画における目標 人命尊重の理念に立って、各種の施策を着実にすることにより、交通事故の増加 傾向に歯止めをかけ、事故による死傷者の発生を抑制する。 区民を交通事故の脅威から守ることを目標とし、交通事故による死傷者数を大幅 に減少させることを目指す。 −5− 第 2 章 交通災害の現状と課題 第 1 区内の交通状況 大田区は東京都の南東部に位置し、多摩川をはさんで工業都市川崎市とともに京浜 工業地帯の一角を担っている。臨海部は埋め立て地からなっており、羽田空港をはじ めトラックターミナルなど物流施設等都市施設が整備されている。 こうした地理的条件のため、鉄道網はもちろんのこと、首都高速道路をはじめとし て南北に湾岸道路、産業道路、第一京浜国道、第二京浜国道、中原街道の主要幹線道 路が走っている。また、環状七号線、八号線がこれら放射道路と立体交差しながら交 通流の分散を請負うと同時に、東京港や都内北西部を結ぶ幹線道路としてこれもまた 重要な役割を担っている。 一方、警視庁が調査している都県境交通量のうち、大田区の都県境については1日 あたりの交通量(平成17年12月14日調査)が368, 271台にものぼるため、主要幹 線道路を中心として慢性的な交通渋滞と交通公害を発生させているばかりか、区内の 交通事故の4割が幹線道路で発生している。 第 2 道路交通事故 1 交通事故のすう勢 平成17年の大田区における交通事故は、事故件数、死傷者数とも前年に比べ減 少している。 過去10年間のすう勢をみると、事故件数、死傷者数とも平成12年をピークに全 般的には、減少傾向にあるものの、いまだ高い水準にとどまっている。 [表1] 大田区内の交通事故発生状況 年次 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 項目 事 故 件 数 2,797 3,073 3,257 3,394 4,065 4,056 3,923 3,737 3,772 3,541 死 者 数 13 23 22 26 26 21 21 14 22 19 重 傷 者 数 112 87 70 44 50 41 80 76 85 60 軽 傷 者 数 3,078 3,459 3,684 3,880 4,571 4,543 4,418 4,167 4,193 3,885 死傷者数合計 3,203 3,569 3,776 3,950 4,647 4,605 4,519 4,257 4,300 3,964 −6− [表1−グラフ(1)] 区 内 の 交 通 事 故 件 数 (件数) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) [表1−グラフ(2)] 区 内 の 死 傷 者 数 (件数) 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) 2 子どもの交通事故 子ども(幼児、小学生、中学生)の交通事故は、平成11年以降死亡事故は発生 していなかったが、不幸なことに平成17年は1件発生してしまった。 また、負傷者数については、平成14年をピークに減少し、横ばいの状況ではあ るが、平成8年と平成17年を比較すると56人増加している。 [表2] 子どもの交通事故発生状況 年次 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 項目 死 者 数 2 1 1 0 0 0 0 0 0 1 負 傷 者 数 263 280 281 297 347 343 379 311 309 319 計 265 281 282 297 347 343 379 311 309 320 −7− [表2 - グラフ] 子どもの交通事故による死傷者数 (人) 400 350 300 250 200 150 100 50 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) 3 高齢者(65歳以上)の交通事故 高齢者の交通事故は、年々増加しており、平成17年は、死傷者数が463人となっ た。死亡事故については、平成8年には220人のうち死者が1人であったが、平成 17年は463人のうち死者が10人であり、交通事故の深刻化がうかがえる。 [表3] 高齢者の交通事故状況 年次 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 項目 死 者 数 1 6 6 4 3 7 7 1 8 10 負 傷 者 数 219 242 246 285 397 405 416 411 436 453 計 220 248 252 289 400 412 423 412 444 463 [表3 - グラフ] 高齢者の交通事故による死傷者数 (人) 500 400 300 200 100 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) −8− 4 自転車の交通事故 自転車は、老若男女誰にでも手軽に便利な乗り物として大変多く利用されている が、その一方で駅周辺の放置自転車という現象を引き起こしている。自転車の交通 事故の死傷者数は、10年前の平成8年と比べ約1.5倍に増加している。 [表4] 自転車の交通事故状況 年次 項目 8 死 者 数 9 1 10 4 2 11 3 12 13 3 2 14 4 15 16 4 3 17 7 負 傷 者 数 944 1,005 1,045 1,103 1,443 1,453 1,499 1,294 1,419 1,394 計 945 1,009 1,047 1,106 1,446 1,455 1,503 1,298 1,422 1,401 [表4-グラフ] 自転車事故の死傷者数 (人) 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) 5 二輪車の交通事故 二輪車事故の死傷者数は、平成13年をピークに減少傾向にあり、ここ数年 1,000人を超えて推移していたが、平成17年は1,000人を下回った。 [表5] 二輪車事故 項目 年次 8 9 10 死 者 数 4 5 4 負 傷 者 数 761 917 計 765 922 11 11 12 6 14 15 16 17 8 4 9 5 924 945 1,098 1,189 1,086 997 994 893 928 956 1,109 1,195 1,092 1,001 1,003 898 −9− 11 13 [表5−グラフ] 二輪車事故の死傷者数 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 (年) 第 3 課題 1 高齢者に対する課題 平成8年の区内の交通事故死傷者数全体に対する高齢者の死傷者数の割合は 約6.9%であったが、平成17年は、約11.7%であり、高齢者の関与する交通事故 の割合が増加していることがわかる。今後予測されている超高齢化社会への移行と いう視点から諸施策を推進する必要がある。 2 二輪車事故に対する課題 平成8年の区内の交通事故による死傷者数全体に対する二輪車事故の割合は 約23.9%であったが、平成17年は約22.7%であり、ほぼ同じ割合ではあるが、 高い水準で推移している。二輪車の運転に関わる者、特に若年層に対する安全運転 意識の向上を図ることや、無謀運転抑止のための街頭での指導・取締りの強化を図 ることが必要である。 3 自転車事故に対する課題 自転車の利用者層は、幼児から高齢者まで幅広く、また利用範囲も広がっている。 それに伴い、平成8年の区内の交通事故による死傷者数全体に対する自転車事故の 割合は約29.5%であったが、平成17年は約35.3%と増加傾向にある。そのため、 自転車利用者に対する交通ルールの遵守と交通マナーの向上を図ることが必要であ る。 −10− 第 3 章 交通安全施策の重点 区内の厳しい交通事故の現状を踏まえたうえで、3つの課題解決に向け、次のとお り施策の重点を定める。 1 高齢者の交通安全の確保 高齢者の歩行中及び運転中の事故を防止するため、歩道の整備など道路交通環境 を整備するとともに、高齢者に対する交通安全教育を推進していく。 2 二輪車事故の防止 死亡事故の多い若者による二輪車・四輪車事故、無謀運転を防止するため、若者 に対する交通安全教育・啓発を充実させるとともに、安全施設の整備、交通規制・ 取締り等を総合的に推進していく。 3 自転車の安全利用の推進 急速に増加している自転車事故を防止し、また、歩道を暴走する自転車や駅周辺 にあふれる放置自転車等をなくすため、自転車利用者に対する交通安全教育・啓発 を推進し、自転車利用者の交通ルールの遵守と運転マナーの向上を図っていく。 −11− 第 2 部 施 策 第 1 章 道路と施設 第 1 道路交通環境等の整備 1 道路の整備 (1)都市の骨格を形成する幹線道路の整備 都市計画道路の体系的なネットワーク化を図り、安全で快適な都市空間を形成 するため、放射道路、補助道路や区画街路の整備を進める。 18年度は、放射第17号線(羽田二丁目) 、補助第27号線(蒲田一丁目∼大森西 二丁目) 、補助第44号線(仲池上一丁目) 、区画街路1号線(北千束二・三丁目) 等の整備を進める。 道路整備 放 射 第17号 線 実施機関 都 補 助 第27号 線 補 助 第44号 線 区画街路1号線 区 (地域行政センター) 18年度 19∼22年度 1,095m 未定 615m 未定 1,070m 推進 710m 推進 (2)緑道軸の整備 人優先の緑道を整備し、人々が快適に歩ける空間を確保する。 18年度は主に、桜のプロムナード(大森西二丁目16番∼22番)、大森緑道(大 森東三丁目28番)の整備を進める。 (区) 2 道路の舗装、維持 路面の老朽箇所及び破損箇所の小規模な打ち換えや日常的な保守、 応急的処理の維 持工事を実施する。また、交通量の増大に対応するための舗装の改良を進めていく。 区 分 実施機関 路面補修 都 舗装改良 区 (地域行政センター) 道路等補修 −12− 18年度 19∼22年度 3,800m 未定 40,053㎡ 推進 33,100㎡ 推進 3 歩車道の分離 (1)歩道の整備 高齢者や障害者を含むすべての区民が安全かつ快適に通行できるよう、車道と 歩道の段差の解消や視覚障害者用誘導ブロックの設置などバリアフリー化を図り、 質の高い歩道整備を進める。 区 分 視覚障害者 誘導用ブロック (設置) 視覚障害者 誘導用ブロック (修繕) 実施機関 区 (地域行政センター) 18年度 19∼22年度 1,630枚 推進 350枚 推進 (2)ガードレールの整備 ガードレールの設置を進めるとともに、既設のガードレールを維持するため、 補修や塗装を行う。 区 分 実施機関 ガードレール( 設置 ) ガードレール( 修繕 ) 区 (地域行政センター) ガードレール( 塗装 ) 18年度 19∼22年度 100m 推進 600m 推進 1,100m 推進 (3)区画線の整備 歩行者の安全と車両の安全走行を確保するため、区画線を整備する。また、工 事等で消去した区画線については、早急に復旧する。 区 分 実施機関 18年度 19∼22年度 区画線(設置) 区 (地域行政センター) 39,504m 推進 1,900m 推進 区画線(消去) 4 自転車を利用できる遊歩道の整備 野外でのスポーツ、レクリエーションの場としてのサイクリングのできる遊歩道 を整備していく。 18年度は、主に武蔵野の路(南六郷三丁目21∼22番)を整備する。 5 道路橋りょう等の耐震性の強化 幹線道路の震災による被害を未然に防止するため、道路橋脚、橋りょうの耐震性 向上対策(橋脚の補強及び落橋防止構造の強化)を継続して行う。 区 分 実施機関 橋りょうの 耐 震 補 強 区 (地域行政センター) −13− 18年度 3橋 19∼22年度 推進 6 主要交差点の立体交差化 幹線道路の交差点のうち、著しい交通渋滞箇所について立体交差化を進める。 特に、平成15年3月に事業認可された蒲田立体化交差事業は、国道15号線と環 状八号線との交差点である南蒲田交差点を立体化(大森中一丁目∼蒲田三丁目)し、 恒常的な渋滞の緩和と歩道拡幅や電線の地中化により安全で快適な歩行者空間を形 成していく。 (国) 第 2 交通安全施設等の整備 1 交通安全施設の整備 (1)交差点対策及び交差点の改良 交差点の形状や交通量(流)等を考慮して、幹線道路については、右折禁止、進行 方向別進行区分、進路変更禁止等の設置を図る。裏通りにおいては、出会頭の事 故を防止するため一時停止、交差点標示、ストップマーク、カーブミラー等の交 通規制と施設の整備をする。また、生活道路において交通事故の多発している交 差点の事故防止対策として、滑り止め舗装等を実施する。 区 分 実施機関 カーブミラー (設置) カーブミラー (設置・取替) 区 (地域行政センター) 滑り止め舗装 18年度 19∼22年度 55基 推進 180基 推進 4,550㎡ 推進 (2)横断歩道付近及び道路の照明 夜間の横断歩道付近の安全確保のため、交差点及び横断歩道用スポット照明を 整備するとともに、夜間の交通事故防止のために道路照明を整備する。 区 分 実施機関 交差点及び横断 歩道用スポット (設置・取替) 交差点及び横断 歩道用スポット (修繕等) 区 (地域行政センター) 街 路 灯 及 び 橋りょう灯(設置) 街 路 灯 及 び 橋りょう灯(補修等) −14− 18年度 19∼22年度 8基 推進 21基 推進 146灯 推進 2,580灯 推進 (3)その他の交通安全施設の整備 道路交通の安全と円滑化を図るため、見通しの悪い曲線道路等の改良、中央帯 の設置、滑り止め舗装などの安全施設を整備する。 (国) 2 各種交通環境の点検、整備 (1)交通安全総点検、整備 特に事故の多い地区や福祉施設周辺の交通環境の点検を地域区民、 道路管理者、 警察等により立ち会い調査を行い、各種の安全施設・立看板等の設置、交通規制 を推進し、 「誰もが安心して利用できる道路交通環境づくり」を実施する。 (区・警視庁) (2)事故多発地点対策の推進 事故多発地点及びその周辺の道路交通環境の整備を集中的に実施する。緊急度 の高い地点について交差点改良、照明灯の増設、交通規制の見直しなどをする。 (警視庁) 3 道路標識等の整備 事故防止及び交通流の円滑化を図るとともに、わかりやすく見やすくするため、 警戒、規制、案内標識等の見直しを含めた整備を実施する。これらの標識設置にあ たっては、視認性や道路環境等を考慮して標識板を大型化するなど状況に応じた整 備を進める。 区 分 実施機関 道 路 標 識 (設置) 道 路 標 識 (修繕) 区 (地域行政センター) 照 明 式 標 識 (修繕) 18年度 19∼22年度 25本 推進 130本 推進 1基 推進 第 3 道路利用の適正化 1 道路の使用及び占用の抑制 工作物の設置、工事等のための道路の使用及び占用については、交通の安全と円 滑を確保するため、極力抑制し適正な指導を行う。特に、道路の無秩序な掘り返し −15− と、工事による交通障害や交通事故を未然に防止するため、道路上で行われる工事 の施工時期、施工方法等を十分に協議し、施工時期を集中させるなど道路工事を最 小限度に抑えるように調整をしていく。 (国) 2 道路不法占用物件等の排除 道路の有効利用、交通事故防止及び都市景観の確保を図るため、警察と区が合同 で、駅前商店街等のパトロールを実施して、置き看板や商品台等の道路不正使用に 対する指導と警告を実施する。 また、8月の道路ふれあい月間における「道の日」などを通じて、広く区民に道路 の役割についての関心と理解を深めるための普及啓発に努める。 (国・警視庁・区) 3 電線類等の地中化の推進 道路の景観の向上を図るとともに、歩行者・自転車等の通行の安全確保、災害時 の避難救助活動の円滑化など、安らぎと親しみのある交通環境、都市の安全と魅力 ある都市景観を創造するため電線共同溝等により、電線類の地中化を進める。 区 分 実施機関 18年度 19∼22年度 共同溝の建設 国 1箇所 未定 共同溝の整備 都 1路線 未定 共同溝の整備 区 (地域行政センター) 2路線 推進 第 4 その他の交通環境の整備 1 道路緑化の推進 「人に優しい道づくり」、 「周辺環境との調和」などを踏まえた景観への配慮・道路緑 化等の環境整備事業を促進するとともに、沿道の環境改善・避難道路としての安全 性の向上を目的とする道路の緑化を推進する。 (国) 2 公園等の建設、管理 子どもの路上遊戯等による事故の防止を図るため安全で快適な遊び場を提供し、 誰もが憩いの場として利用できる公園等を整備する。 また、障害者等弱者にも利用できるよう配慮し、緑の回復など地域に根ざした公 園とする。 −16− 区 分 実施機関 18年度 公園等(建設) 公園等(拡張) 区 (地域行政センター) 用 地 購 入 19∼22年度 2箇所 推進 2箇所 推進 2箇所 推進 3 自宅持ち帰り車両の削減対策 会社所有の車両を通勤のために使用することは、交通渋滞に拍車をかけているだ けではなく、路上駐車の原因にもなっていることから、通勤に会社の車を使用しな いよう強く呼びかけ、交通量の削減と交通渋滞の緩和を図る。 (関東地方整備局・都建設局・警視庁) 4 通学路・スクールゾーンの点検、整備 児童・生徒の登下校時における交通安全を確保するため、交通安全施設の整備や 交通規制の実施に努め、通学路・スクールゾーンの整備を図る。 (区・警視庁) 第 5 交通公害の防止対策 1 自動車排出ガス対策の推進 (1)区内には第一京浜国道、第二京浜国道、環状七号線、環状八号線等自動車の交 通量が多い道路があるため、自動車の使用方法の適正化、アイドリングストップ の推進、低公害車の普及等の自動車排出ガスの低減対策を図っていかなければな らない。 このため、幹線道路沿道の環境等について継続して実態調査を実施していく。 18年度は、第一京浜国道、第二京浜国道と環状八号線の交差点、環状七号線の 3箇所で調査を実施する。 区 分 実施機関 自動車排出ガス 調 査( 機 器 測 定 ) 区 (まちづくり推進部) −17− 18年度 3箇所 19∼22年度 推進 (2)冬期自動車排出ガス抑制対策 大気汚染が悪化する冬期に、区民、事業者に対し、自動車使用を自粛するようパ ンフレットやポスター等で啓発・要請を幅広く行い、大気環境の悪化を防止する。 2 自動車騒音対策の推進 区内幹線道路沿道の自動車騒音・振動について、騒音規制法及び振動規制法に基 づき監視測定を行い、必要に応じて関係機関に改善を要請・要望する。 沿道定点騒音・振動調査箇所は第一京浜国道、環状七号線、環状八号線、中原街 道の4地点、騒音常時監視は第一京浜国道、第二京浜国道、環状七号線、環状八号 線、産業道路、中原街道の10地点で実施する。 区 分 沿道定点騒音・ 振 動 調 査 実施機関 18年度 19∼22年度 4箇所 推進 10箇所 推進 区 (まちづくり推進部) 騒音常時監視 −18− 第 2 章 道路交通秩序の維持 第 1 交通規制の推進 過密化・混合化した道路交通を効果的に処理し、交通の安全や道路利用者の利便性・ 快適性を高める交通管制システムは重要である。 平成21年度末供用開始を予定してい る羽田空港再拡張事業についても、道路交通量の増加が見込まれており、対応が求め られている。そのため、交通実態に即した交通規制を実施するとともに、道路標識の 大型化・超高輝度化や道路標示の高輝度化の整備に努め、信号機のLED化や交通管 制システムの高度化を図り、交通の安全や道路利用者の利便性等の向上に努める。 1 交通実態に即した交通規制 (1)路線・地域対策 幹線・準幹線道路等については、交通規制の見直し、信号調整等交通事故防止 対策、渋滞緩和対策を総合的に実施する。 また、幹線・準幹線道路に囲まれた地域内道路については、一方通行、通行禁 止等の交通規制の見直しや路側帯、車道幅縮小等の実施により歩行者と車両を分 離し、交通事故防止対策を推進する。 (警視庁) (2)二輪車対策 幹線・準幹線道路等の二輪車の交通量が多い交差点では、交差点流入部の右折 車線と直進車線の間に導入帯を設けるほか、右折誘導線の設置や進行方向別通行 区分規制等の対策を実施する。 (警視庁) (3)自転車対策 自転車を当事者とする交通事故防止を図るため、 「普通自転車歩道通行可」の規 制区間や自転車横断帯の整備を図るとともに、 裏通りにおけるストップマークの設 置等を行う。 (警視庁・区) (4)高齢者対策 高齢者が利用する施設周辺の交通安全施設の点検を実施し、 視認性の向上のた め大型の標識の設置を検討する。 (警視庁) −19− (5)抜け道対策 幹線・準幹線道路等の交通渋滞を避けて、通過車両が生活道路などの狭い道路 に集中して学童の通学等に危険を及ぼしている箇所等においては、通行禁止規制 や一方通行規制を行うなどして、通過車両を抑制する対策を行う。 (警視庁) 2 先行交通対策の推進 大規模な再開発や大型ビルの建設等は、新たな交通の発生集中を伴い、地域の交 通流(量)に多大な影響を及ぼす反面、交通基盤の整備改善を図る好機でもあるこ とから、これらの開発計画を早期に把握するとともに、交通管理上必要な施策建設 計画を早期に把握するとともに、交通管理上必要な施策が盛り込まれるよう、事業 者等とあらかじめ調整を行うなど、先行交通対策を推進する。選考関係機関、企業 者等とともに駐車問題、駐車場入出時の安全確保、住宅街通過車両の規制等交通安 全上必要と認められる対策を進める。 (警視庁・区) 3 信号機の整備 (1)信号機の新設 歩行者及び車両の安全確保、そして交通の円滑化を図るため必要がある場所に 信号機を新設する。 (警視庁) (2)信号機の増灯 大型車両等の交通量の増加、道路構造物及び付属物の増設等の道路環境の変化 による信号灯器視認性の低下に対応するため、車両用信号灯器を増設し、信号見 落としによる追突事故や停止線を越えての歩行者事故の防止を図る。また、歩行 者用灯器も、横断者に見やすい位置に設置することで見落し防止や歩行者のため の青点滅表示により無理な横断を抑制する効果があるため、歩行者の安全につな がる歩行者用灯器の増灯を推進する。 (警視庁) (3)交通円滑化対策 交差点内の交通の円滑化と交通事故防止を図るため、警視庁管制センター内の コンピュータによる信号機の集中制御や右折車両を感知して右折矢印信号の秒数 を調整する制御など交通状況に即応できる感応制御の拡大を図る。 (警視庁) −20− (4)目的・対象に配慮した信号機の設置等 交差点を青信号で横断中の歩行者と右左折車との事故を防止するため、交通状 況に応じて歩車分離式信号機の整備を推進する。また、大規模災害の発生等に備 え、警察官等の人手を介することなく自動的に対応できる自動起動式発動発電機 を整備していく。 (警視庁) 第 2 駐車対策の推進 駐車車両が関与した交通事故の防止と交通の円滑化を図るため、総合的な駐車対策 と違法駐車抑止に向けた広報・啓発活動を実施していく。また、平成18年6月1日施 行の道路交通法の一部改正(以下「新駐車対策法制」という。)で、違法駐車対策関係 の規定の整備を行うことにより、これまで以上に違法駐車対策を推進していく。 1 新駐車対策法制の適正な運用 (1)使用者責任の追及等 放置車両確認機関による確認事務の適切かつ円滑な運用を図るとともに、 放置違 反金制度や車両の使用制限等の的確な運用により、 運転者のほか使用者の責任を追 及していく。 (警視庁) (2)重点的取締り 悪質で危険性や迷惑性の高い違反に重点を置き、また違法駐車の実態に応じ重 点的に取締りを行う場所や時間帯などを定めた「取締り活動ガイドライン」に 沿って、移動措置を含めた適切な取締りを推進していく。 (警視庁) 2 地域実態に応じた駐車規制の推進 新駐車対策法制の施行を踏まえ、適正な駐車秩序を確保するため地域住民等の意 見・要望等を勘案し、地域の実態に応じたきめ細かな駐車規制を推進していく。 (警視庁) 3 違法駐車抑止に向けた広報・啓発活動 毎月10日の「交通安全日」には、広報車による巡回広報活動を進め、関係機関・ 団体等と一体となった放置駐車一掃キャンペーン・合同パトロールを推進していく −21− とともに、ポスター・チラシ等の作成や区報等広報誌への掲載など広報啓発を積極 的に進め、違法駐車抑止を呼びかけていく。 (警視庁・区) 4 自動車の保管場所の徹底 自動車の保管場所証明事務の適切な実施に努めるとともに、車庫代わり駐車等の 取締りを推進する。 (警視庁) 第 3 放置自転車対策の推進 駅周辺等の公共の場所における放置自転車は、歩行者、特に高齢者や身体が不自由 な方、そして幼児や児童にとっては通行の障害になるだけではなく、とても危険であ る。また、災害時の避難・救助活動を妨害する原因となるなど都市生活への障害にも なっている。そのため、自転車等駐車場の整備をより一層進めつつ、放置防止指導・啓 発を強化するなど、放置させない対策に取り組んでいく。 1 自転車等駐車場の整備 自転車等駐車場が不足している駅や未整備の駅、そして放置台数の多い駅等各駅 の実情に応じた整備が必要である。適地の選定、自転車等駐車場の設置、民間事 業者の活用、鉄道事業者の協力等、幅広い視点に立ち整備に努める。また、これま で、登録制(1年)や月ぎめの自転車等駐車場が主体であったが、今後は、地域の 実情に応じて、1日制や時間単位での利用が可能な自転車等駐車場の整備を進めて いく。 2 放置自転車の撤去 現在、放置自転車の撤去は平日の午前中を中心に実施しているが、今後は放置の 多い平日の午後や土・日曜日の撤去にも取り組んでいく。 3 自転車等駐車場への誘導・放置防止指導 自転車の放置を未然に防ぐため、放置自転車の特に多い駅については、駅前の放 置自転車を防止するため自転車指導員を配置し、駅前に乗り付けてくる自転車利用 者に対して、自転車等駐車場の案内及び誘導、自転車放置禁止の啓発活動を行う。 4 駅前放置自転車クリーンキャンペーン 駅前放置自転車クリーンキャンペーンは、関係機関・団体や自治会・町会等とと もに、春(区独自)と秋(都内全域)の2回実施し、自転車利用のルールの周知や −22− 交通マナーの向上のための啓発を行い、自転車等駐車場の利用の促進を図り、放置 自転車発生の防止に努める。 (区) 第 4 指導取締りの強化 1 重大交通事故に直結する悪質な交通違反取締り活動の推進 飲酒運転、無免許運転、速度超過や信号無視、横断歩行者妨害等の交差点違反、車 線違反等重大交通事故の直接かつ主要な原因となっている違反の取締りを重点とし て、各種取締資器材等を効果的に活用した指導取締りを推進していく。 (警視庁) 2 二輪車対策の推進 二輪車の死亡・重傷事故が多発している路線を重点に悪質・危険性の高い違反(速 度超過、進路変更、割り込み等)の指導取締りを強力に実施するとともに、軽微な 違反者に対しても、警告書を活用するなどして安全運転意識の高揚を図る。 (警視庁) 3 自転車利用者対策の推進 自転車利用者が原因者となる交通事故が多発しているため、交通違反者に対して は、指導警告書を活用した街頭指導を強化するとともに、信号無視、一時不停止等 悪質・危険な違反者に対しては、交通切符等による取締りを実施していく。 (警視庁) 4 シートベルト着用義務違反及びチャイルドシート使用義務違反の指導取締り シートベルトの着用及びチャイルドシート使用の徹底を図るため、指導取締りを 強化するとともに広報啓発活動に努める。シートベルト着用の促進には、体験教室 を実施し参加・体験型交通安全教育を推進する。 (警視庁) 5 暴走族の取締り 小規模の集団走行であっても看過することなく、道路交通法のみならず、あらゆ る関係法令を適用し、取締りの徹底を図る。特に悪質事犯については、被疑者の逮 捕、車両の押収など強力な取締りを実施する姿勢で臨み、組織の弱体化・壊滅を図 ることにより暴走行為の抑止に努める。 また、毎年6月は「東京都暴走族追放強化期間」であるため、区報に掲載する等 関係機関・団体・学校・地域住民一体となった暴走族追放気運を高める。 (警視庁・区) −23− 6 貨物自動車の過積載の取締り 積載物重量制限違反については、重大交通事故に直結する危険性が高く、さらに 交通公害(騒音・振動・道路破壊等)の原因となっていることから、重点的な指導 取締りを実施する。 また、統一ポスターやパンフレット等により建設・運送関係事業者等に対する過 積載防止の啓発活動を行う。 (警視庁・首都高速(株)・関東運輸局) 7 整備不良車両の取締り 整備不良車両や不法改造車両が走行することは、交通事故原因となるばかりでは なく騒音、大気汚染等の交通公害の原因にもなるので取締りを強化する。 (警視庁・首都高速(株)・関東運輸局) 8 車両制限令の適用強化 車両制限令の規定を超える特殊車両の通行について、通行許可違反が生じないよ うに事業者等に周知徹底を行うとともに、関係機関と連携して違反車両の取締りや 取締り強化等の運動を実施し、車両制限令を遵守させるよう努める。 (警視庁・首都高速(株)・関東地方整備局) 9 交通事故の分析 「交通安全のあらまし」を作成することにより、交通事故の実態を統計面から把握 する。また、重大事故が発生した場合は、速やかに交通事故の分析を行い、啓発活 動や現場対策を実施し、類似の事故を防止するとともに、交通安全教育に反映させ、 交通事故防止対策を推進する。 (警視庁・区) −24− 第 3 章 安全運転と車両の安全性の確保 第 1 安全運転の確保 1 運転者教育の充実 安全運転には、運転者の交通安全に関する自覚と運転技術の習熟による冷静で的 確な判断が必要であり、 運転者に対する交通安全意識の高揚を図ることが望まれる。 最近の交通事故の特徴等を踏まえた上で、教育方法・内容等の見直しを行い、運転 実務に必要な知識と判断力を習得できるよう、一般・職業運転者、高齢者等の受講 対象者に応じた講習内容にする等により運転者教育の充実を図る。 (警視庁) 2 安全運転管理者の充実 安全運転管理者に対して、自動車の安全な運転に必要な知識及び運転者に対する 交通安全教育に必要な知識、技能等の講習を充実し、その資質と管理技能の向上を 図る。 (警視庁) 3 自動車運送事業者等に対する監督・指導 自動車運送業者等に対して、運行管理の徹底を図るため、監査体制の強化、監査対 象の重点化及び新たな監査方法の導入等により、効率的、効果的な指導監督に取り組 むとともに、事業者団体等関係団体を通じた指導についても、あわせて取り組む。 (関東運輸局) 4 労働条件に関する監督、指導 春・秋の全国交通安全運動実施時期を中心に、自動車運転者を使用する事業者に 対して、労働基準法等の関係法令並びに「自動車運転者の労働時間等の改善基準」 (以下「改善基準」という。)に基づき、監督・指導等を実施し、自動車運転者の労 働時間等の労働条件の改善を図り、あわせて交通事故の防止を推進する。 (労働基準監督署) 5 労務改善推進員の活用 安全運転を確保するためには、自動車運転者の労働条件改善のため、事業場の自 主的な改善意欲の醸成を図ることが肝要である。自動車労務改善推進員を活用し、 労務改善研究会の活動の活発化や自主点検制度の普及等により、自主的な労務改善 を促進し「改善基準」の履行及び遵守が図られるよう指導する。 (労働基準監督署) −25− 6 交通労働災害防止 事業場における安全衛生管理計画の確立、適正な労働時間の管理及び走行管理、 管理者及び運転者に対する教育、定期健康診断に基づく健康管理の徹底等を内容と する「交通労働災害防止のためのガイドライン」を周知するとともに、これを確実 に実施させることにより、交通労働災害防止の徹底を図る。 (東京労働局) 7 関係行政機関との連携強化 「改善基準」の履行確保を図り、あわせて交通事故の防止のため警視庁、関東運輸 局東京運輸支局、東京労働局の三者で構成されている「自動車運送事業に係る関係 行政機関連絡協議会」の運営を通じ協力体制の強化を図る。また、運輸関係機関と の「自動車運転者の労働条件改善のための相互通報制度」、 「土砂等を運搬する大型 自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」に基づく通報制度及び警察機 関からの自動車運転者の過労運転事案に係る通報制度の活用等により、各関係行政 これらの機関との連携の強化を図る。 (労働基準監督署) 8 危険物輸送車両の安全運行の確保 危険物の輸送車両は、積荷の特性から大規模災害に発展する潜在的な危険性があ る。そのため、危険物を輸送する車両を有する各事業所、輸送車両及び運転手に対 し、消防法及び危険物の規制に関する政令に定める遵守事項について取締り及び行 政指導を行う。通常の走行及び地震発生時における安全性の確保を図るため、輸送 中の事故発生時の応急措置、警戒宣言発令時の対応等について指導する。 また、車両の常置場所及び主要幹線道路において危険物輸送車両に対し、その位 置、構造、設備、危険物取扱者免状等の検査を実施する。 (消防署) 9 道路交通に関する情報の収集と提供 高速道路上に設置してあるCCTV(監視カメラ)と通行車両からの通報による 情報収集を行う。また、高速道路上及び入路周辺の電光掲示板による表示及び道路 交通情報センターによる放送等により、道路交通に関する情報を提供する。 (首都高速(株) ) −26− 第 2 車両の安全性の確保 1 自動車の点検整備の徹底 「定期点検整備促進運動」を展開し、広く一般に点検・整備の重要性を啓発するほ か、自動車使用者に対して適正な保守管理の実施を促すため、一般ユーザーを対象 とした自動車点検整備教室等を積極的に開催する。 整備不良車両の運行防止を図るため、定期的に街頭検査を実施するほか、春・秋 の全国交通安全運動期間及び年末年始の輸送等に関する安全総点検期間中等に街頭 検査を実施する。 (関東運輸局・警視庁) 2 自動車の新技術への対応 自動車の新技術の開発に対応した自動車整備士の新技術の習得及び資質の向上を 図るため、実習を含めた技術研修を引き続き実施する。また、自動車整備士技能検 定試験を通じて、新技術に対応する自動車整備士の育成に努める。 (関東運輸局) 第 3 自転車の安全性の確保 1 自転車の点検整備 自転車の安全な利用を確保するため、自転車に関する日本工業規格で必要な品質 の規格・基準を整備するとともに、自転車の組立整備技術の向上、点検整備の確保 を目的とした「自転車技士制度」及び「自転車安全整備制度」の拡充を図る。 (関東経済産業局) 2 自転車安全点検等による安全性の確保 学校PTAや区主催の自転車教室等を通じて、 自転車安全整備士の派遣を依頼し、 自転車の点検整備を実施するなど安全性の確保に努める。あわせて、TSマークの 普及に努める。 ※TSマーク:自転車安全整備店の自転車安全整備士が点検整備し、 道路交通法に 規定する普通自転車であることを確認して貼付するマーク。傷害 保険及び賠償責任保険が附帯されている。 (学校・警視庁・区) −27− 3 自転車所有者への点検、整備の呼びかけ 自転車の安全性を確保するためには、所有者一人ひとりが責任を持って整備する ことが望ましい。交通安全教育等の際には、基本的な点検整備について指導し、整 備不良自転車の抑制に努める。 (学校・警視庁・区) −28− 第 4 章 交通安全教育 第 1 交通安全教育指導体制の確立 1 指導員の育成 (1)交通安全指導者研修会 幼稚園、保育園、児童館等の教諭、保育士等を対象に研修会を開催し、交通安 全教育を指導する立場から具体的かつ一貫性をもった研修を行い、指導者の育成 を図る。 区 分 実施機関 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 交 通 安 全 指導者研修会 区 (まちづくり推進部) 1回 1回 1回 1回 1回 (2)生活指導主任会 区立小・中学校全校の生活指導主任により、各学校の交通安全指導についての 情報交換や所轄警察署からの交通安全指導についての情報提供を行う。 (区) 2 資機材の整備 (1)資材の配付 交通安全帽を新入園児(幼稚園児) 、新小学1年生に配付し、交通安全意識の 高揚を図る。ただし、新入園児に対する配付は、平成19年度をもって終了とな る。 (区) (2)交通安全資料コーナー 交通安全教育指導として利用する視聴覚教材及び機材を収集し、交通安全教育 等を開催する団体等に貸し出す資料コーナーを充実する。 (区) 第 2 幼児の交通安全教育 各関係機関の協力を得ながら、各施設での保育・教育活動や行事の中で交通安全に 対する初歩的、基本的な項目についての指導の充実を図る。 −29− (1) 「交通安全だより」の発行 幼稚園児、保育園児に対して基本的な交通ルールやマナーを習得させるため年 3回テーマを決め、イラスト等による問題提起と指導上の注意等で解説を加え、 園や家庭において指導してもらうよう発行する。 区 分 交通安全だより 実施機関 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 区 59,400枚 59,400枚 59,400枚 59,400枚 59,400枚 (まちづくり推進部) (2)交通安全移動教室 保育園児及び幼稚園児と、その保護者を対象に、ビデオの上映、模擬信号機や 実際の道路を利用しての歩行訓練等による体験を通じて、交通安全のルールを理 解させ、進んでルールを守り、正しく安全に行動できる態度や習慣の育成に努め る。 また、小学校の入学を控えた幼稚園児に対しては、交通安全意識を身に付けさ せるために、交通安全に関する初歩的な通学路の歩き方、基本的な信号の見方な どを専任の交通安全指導員が区立幼稚園を巡回して指導を行う。 区 分 実施機関 18年度 交通安全 区 81回 移 動 教 室 (まちづくり推進部) 交通安全 区 巡 回 指 導 (教育委員会事務局) 9回 19年度 20年度 21年度 22年度 81回 81回 81回 81回 9回 9回 9回 9回 第 3 児童・生徒の交通安全教育 安全な歩行、自転車や乗り物の安全な利用、身近な交通安全施設や交通規則などの 学習を通じて交通安全に関する知識を深め、実地指導を通じて、その知識を体現的に 実践できるよう指導の充実を図る。 (1) 「交通安全だより」の発行 小学生に対して基本的な交通ルールやマナーを習得させるため低学年に対して は年3回、高学年に対しては年2回テーマを決め、交通安全上の問題提起と指導 上の注意等で解説を加え、学校はもちろん家庭においても指導してもらうよう発 行する。 区 分 交通安全だより 実施機関 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 区 80,500部 80,500部 80,500部 80,500部 80,500部 (まちづくり推進部) −30− (2)中学生向けパンフレットの作成 中学生(新1年生)を対象とした、パンフレットを作成・配付し、交通安全教 育の徹底を図る。 区 分 実施機関 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 中 学 生 区 4,600部 パンフレット (まちづくり推進部) 4,600部 4,600部 4,600部 4,600部 (3)交通安全巡回指導 交通安全指導員が各小学校を、年間を通して巡回し、交通ル−ルやマナ−を理 解させるため、歩行訓練、自転車教室等の交通安全指導を行う。 (区) 第 4 若年層に対する交通安全指導 死亡事故の多い若者による二輪車・四輪車事故、無謀運転を防止するため、家庭、学 校、職場及び関係機関と相互に連携しながら交通安全教育・啓発を充実させるととも に、街頭における指導強化や取締り体制の充実を図り、安全運転の励行を促進する。 (警察) 第 5 高齢者に対する交通安全指導 ゆうゆうくらぶ(老人いこいの家)等の施設利用者に対して「高齢者との交通安全 集会」を開催し、警察の協力を得て交通安全指導を行う。また、高齢者向けパンフレッ トを配布し、交通安全意識の高揚を図るとともに、警察と協力し、高齢者の参加型、実 践型の交通安全教育の実施、警察、交通安全協会と合同で「高齢者交通安全大田区民の つどい」を開催し、高齢者に対する交通安全指導の強化を目指す。 区 分 実施機関 区 高齢者との (まちづく り推進部) 交通安全集会 各警察署 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 31回 31回 31回 31回 31回 区 高齢者向け パンフレット (まちづくり推進部) 5,000部 5,000部 5,000部 5,000部 5,000部 区 高齢者交通安全 (まちづくり推進部) 体 験 教 室 各警察署 1回 1回 1回 1回 1回 区 高齢者交通安全 (まちづく り推進部) 大田区民のつどい 各警察署 1回 1回 1回 1回 1回 −31− 第 6 身体障害者等に対する交通安全指導 交通バリアフリー法の施行に伴い、身体障害者等の安全な通行方法等に関する交通 安全教育を行う。その一環として養護学校等を対象に身体障害児童・生徒に信号の見 方、横断歩道の渡り方等の実地訓練を盛り込んだ交通安全教室を実施する。 (区) 第 7 地域社会における交通安全意識の高揚 1 交通安全運動 区民一人ひとりに交通安全意識の普及と浸透を図るとともに、交通ルールの遵守 と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより交通事故防止を図る。 区民総ぐるみの運動として春・秋の交通安全運動、年末のTOKYO交通キャン ペーンを推進する。 (警察・区) 2 民間団体の育成 民間団体の育成を図るためには自主的な活動の推進とともに、地域、職域等の社 会的協力を広げていく努力をしなければならない。 関係機関との連絡体制を強化し、 支援する一方、その組織に対しても積極的な活動を展開するよう働きかける。 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 交通安全協会 区 6協会 補 助 金 交 付 (まちづくり推進部) 6協会 6協会 6協会 6協会 区 分 実施機関 3 区民交通安全教室 区内の各交通安全協会に「区民交通安全教室」を開催委託し、自動車・二輪車運 転者、子どもや高齢者など対象者別に広く交通安全教育指導の徹底を図る。 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 区民交通安全教室 区 190回 開 催 委 託 (まちづくり推進部) 190回 190回 190回 190回 区 分 実施機関 4 交通安全功労者感謝状贈呈 区内の交通安全対策に積極的に尽力している団体及び個人を対象に、 「区の交通安 全宣言日(7月17日) 」を記念して、感謝状を贈呈する。 区 分 実施機関 18年度 交通安全功労者 区 60人 感 謝 状 贈 呈 式 (まちづくり推進部) 19年度 20年度 21年度 22年度 60人 60人 60人 60人 −32− 第 8 二輪車・自転車利用者の安全対策 1 二輪車利用者の安全対策 (1)実技講習等への参加 二輪車の運転者に対して、安全運転教室等への参加を呼びかけ、実技指導を行 うとともに、交通安全教育を効果的に実施して安全運転の励行を図る。 (警察・区) (2)啓発活動の推進 二輪車ストップ作戦等を通じて、二輪車利用者に対しヘルメットやプロテク ターの着用等自身を守る装備品の有効活用について啓発するとともに、安全運転 の励行を呼びかけることで、交通安全意識の高揚を図る。 (警察) (3)街頭指導の強化 特に重大事故に直結するような悪質、 危険な乗り方について街頭取締りをする。 (警察) 2 自転車利用者の安全対策 自転車利用の増加にともない、自転車事故も多く発生している。自転車は、幼児 から高齢者まで利用の幅が広いため、自転車安全教室の開催、街頭指導の強化など 安全指導を行って自転車事故防止に努める。 (1)自転車安全教室 区内の交通公園等において警察と協力し、自転車安全教室を開催し、正しい乗 り方や典型的な事故の実例を挙げることにより交通事故の防止に努める。また、 自転車安全整備士の派遣を依頼し、自転車の点検整備をすることにより安全性の 確保に努める。 (警察・区) (2)啓発活動の推進 広報紙や各種キャンペーンを通じて、正しい乗り方、夜間の自転車事故防止の ためのライト点灯、駅前における放置防止の啓発活動を行う。 (警察・区) −33− (3)街頭指導の推進 交通違反や危険な乗り方をしている利用者に対して、取締り活動を推進する。 (警察) −34− 第 5 章 鉄軌道と踏切道の安全確保 第 1 鉄軌道の交通環境の整備 1 線路施設等の点検と整備 線路施設の保守や、省力化軌道、重軌条化、ロングレ−ル化、PCまくら木化及 び路盤改良等の軌道強化を行う。 (都交通局、JR東日本) 2 信号保安設備等の整備 緊急整備計画に基づく急曲線における速度超過防止用ATS装置(自動列車停止 装置)等の設置を平成21年度までに完了するなど、運転保安設備の整備・充実を 図る。また、事故・地震発生等緊急時において必要な情報を迅速に伝達できるよう 列車無線等の通信装置の整備・高度化を推進するとともに、ATC装置(自動列車 制御装置)の高機能化を進める。 (関東運輸局・都交通局・JR東日本) 第 2 踏切道の安全確保 1 踏切道の立体交差化及び構造改良の推進 道路・鉄道それぞれの交通の円滑化・安全性の向上を図り、各駅でのバス・タク シーなどへの乗り換えを円滑にし、駅のバリアフリー化を図るなど利便性向上に資 し、あわせて分断されている市街地の一体化による新しいまちづくりを推進するた め、連続立体交差事業を進め、多くの踏切の除去を進めている。 特に、京浜急行本線及び空港線については、京急線連続立体交差事業(平和島駅 ∼六郷土手駅間、京急蒲田駅∼大鳥居駅間)により28箇所の踏切の除去をし、平 成24年度の鉄道高架化の完成を目指す。また、踏切保安装置が設置されている踏 切で、 踏切道の幅員と接続している道路との幅員差が生じている踏切等については、 構造の改良を進める。 −35− 区 分 実施機関 18年度 都 連続立体化 区 事 業 の 促 進 (交通事業本部) 踏切道の立体化 踏 切 道 の 構造改良等 19年度 20年度 21年度 22年度 京浜急行本線及び空港線 京浜急行 JR東日本 1箇所 (関係 機関と 調整中) 東京急行 1箇所 踏切道の補修等 JR東日本 踏切道舗装・修繕 東京急行 関係機関と調整中 未定 未定 1箇所 未定 関係機関と調整中 10箇所 10箇所 10箇所 10箇所 10箇所 ※ 主な施工箇所 踏切道の構造改良等(東京急行) 多摩川線 多摩川2号踏切道 多摩川線 沼 部5号踏切道 2 その他踏切道の安全を図るための措置 踏切道における交通の安全と円滑化を図るため、踏切道予告標識や歩行者のため の立体横断施設等の設置を進めるとともに、視認性の高い反射材を取り付けた踏切 設備を整備する。車両等の踏切通行時の違反行為に対する指導取締りを積極的に行 う。また、春・秋の全国交通安全運動期間中等に、踏切事故防止キャンペ−ンを行 う。 (関東運輸局、JR東日本、警視庁、区) −36− 第 6 章 救急と救済 第 1 救助・救急体制の整備 1 救助業務体制の整備 交通事故に起因する救助・救急活動を安全、迅速かつ適切に実施し、救命効率を 高めるため、より高度な知識・技術の習熟を図り、救急医療機関・警察との連携の もとに救助・救急業務を推進する。また、負傷者の救出に必要な資器材の効果的使 用法についての訓練を定期的に実施し、救助救出技術を向上させるとともに、近隣 署間の救助活動連携態勢を確立する。 (消防署) 2 救急業務体制の整備 高度で専門的な知識・技術を習得した救急救命士を多く育成するとともに、東京 消防庁の指針である警防・救急・予防・消防車の運転技術等幅広い知識及び技術を 習得した職員を育成し、その中でも近年増加の一途をたどる救急事象に対し、救急 有資格者を増員し、即応体制を確保する。また、負傷者に適応した医療が迅速に受 けられるよう、消防機関と医療機関が研究会や相互研究を積極的に実施するととも に、救急資器材の整備拡充を図る。 (消防署) 3 集団救助・救急体制の充実強化 多数の負傷者を迅速かつ安全に救助し、早期に医療機関へ搬送するため、関係機 関と連携体制や対応計画の充実強化と徹底を図る。 (消防署) 4 応急救護知識の普及 交通事故に係わる負傷者の救命効果の向上を図るためには、救急車が到着するま での間、その場に居合わせた人による迅速かつ的確な応急救護知識が必要になる。 そのため、町会、自治会、事業所及び学校等を通じて、区民に正しい応急救護知識 と技術を普及し、助け合いの体制の確立を推進する。 (消防署) 5 交通事故相談 財団法人東京交通安全協会の協力で開設されている大田交通事故相談所は、弁護 士や相談員が専門的な見地から法的知識や賠償請求の方法を的確かつ親切に相談に 応じている。区報等により紹介を行い、より一層の活用を促進する。 (区) −37− 第 7 章 交通安全対策の推進 第 1 広報活動の充実 1 広報活動 区民への交通安全意識の普及と浸透を図るため、春・秋の交通安全運動前を中心 に大田区報、広報車その他のメディアを活用して幅広い広報活動を継続的に推進す る。 区 分 実施機関 18年度 大 田 区 報 区 12回 (1 ・ 11 ・ 21日号)(経営管理部) 19年度 20年度 21年度 22年度 推進 推進 推進 推進 広 報 車 区 (まちづくり推進部) 27台 27台 27台 27台 27台 交通安全宣言塔 区 (地域行政センター) 3基 3基 3基 3基 3基 2 交通安全日 毎月10日を「交通安全日」とし、広く交通ルールの遵守とマナーの実践を呼び かけて、交通事故を防止するため、反射材普及キャンペーンや歩行者マナーアップ 作戦等を実施する。また、区では、庁有車を利用して交通事故を防止し、安全で住 みよい交通環境の確保を図ることを目的に啓発活動を展開する。 (警察・区) 3 シートベルト及びチャイルドシートの着用の推進 区報等の各種広報媒体を活用して、シートベルト着用の必要性と着用効果及び チャイルドシートの正しい使用に関する普及啓発を積極的に推進する。 また、東京都のシートベルト体験車の貸し出しを活用し、イベント等で衝突実験 を行う。 (警察・区) 4 夜間及び薄暮時の交通安全対策の推進 薄暮時(日没の前後それぞれ1時間)や夜間における自転車、歩行者の交通事故 を防止するため、スポーク反射材やシール式反射材の活用、外出時の目立つ色の服 装の着用について、安全教育やキャンペーン等あらゆる機会を捉えて啓発活動を実 施する。 (警察・区) −38− 5 幼児用ヘルメットの着用の促進 子どもたちを自転車の転倒事故から守るため、保護者等に対して自転車の幼児用 座席に子どもを乗車させることの危険性と幼児用ヘルメットの着用などその安全対 策の必要性について、あらゆる機会を捉えて周知を図る。 (都青少年・治安対策本部・区) 第 2 行政機関等相互の連携 1 連絡体制の充実 交通安全対策を推進するため、交通安全協議会及び同幹事会等において協議・検 討を進める。さらに、関係機関等相互の連携を図り、交通安全対策を推進するため、 各種施策の実施に努めていく。 (区) 2 交通事情の把握 交通事故の発生状況、交通安全施設、交通規制の実施状況等交通事情について把 握に努め、実情に応じた対策の推進を図る。 (警察・区) 第 3 住民参加 関係機関等は、交通安全体制推進にあたって、家庭、地域社会、民間企業等の自主 的な交通安全活動を支援するかたわら、各種施設の意向を十分反映するように努め、 効 果的な推進を図らなければならない。 このような観点から、本区の交通安全対策を区民総ぐるみの運動として展開し、 「安 心・輝き・潤いに満ちた暮らしやすいまちづくり」の実現に努めていく。 (区) −39− 大田区交通安全協議会委員 平成18年7月現在 会 長 大田区長 委 員 大田区議会議長 委 員 大田区立小学校長会副会長 〃 大田区議会都市整備委員会委員長 〃 大田区立中学校長会生徒指導担当校長 〃 大田労働基準監督署長 〃 第一学区(大田区)公立高等学校校長会 〃 国土交通省関東地方整備局 〃 大田区立小学校 東京国道事務所長 PTA連絡協議会副会長 〃 総務省関東総合通信局調査官 〃 大田区立中学校 〃 東京都建設局第二建設事務所長 〃 警視庁第二方面本部長 〃 東日本旅客鉄道(株) 蒲田駅長 〃 警視庁大森警察署長 〃 東京急行電鉄(株)蒲田駅長 〃 警視庁田園調布警察署長 〃 〃 警視庁蒲田警察署長 京急蒲田駅長 〃 警視庁池上警察署長 〃 東急バス(株) 池上営業所長 〃 警視庁東京空港警察署長 〃 京浜急行バス(株)羽田営業所長 〃 警視庁東京水上警察署長 〃 東京都トラック協会大田支部長 〃 大森交通安全協会長 〃 東京都個人タクシー協同組合 〃 田園調布交通安全協会長 〃 蒲田交通安全協会長 〃 池上交通安全協会長 〃 東京空港交通安全協会長 〃 東京水上交通安全協会長 〃 東京消防庁第二消防方面副本部長 〃 大田建設協会長 〃 東京消防庁大森消防署長 〃 大田区助役 〃 東京消防庁田園調布消防署長 〃 大田区まちづくり推進部長 〃 東京消防庁蒲田消防署長 〃 東京消防庁矢口消防署長 〃 大田区自治会連合会長 〃 大田区商店街連合会副会長 〃 大田工業連合会副会長 〃 大田区婦人団体連合会長 〃 大田区母の会連合会長 〃 大田区老人クラブ連合会長 PTA連合協議会会長 (株)京急ステーションサービス 大田第一支部長 〃 東京都自転車商協同組合 大田区四支部連合会長 〃 東京都二輪車安全普及協会 大森二輪車安全普及協会会長 −40− 大田区交通安全協議会幹事 平成18年7月現在 総括者大田区まちづくり推進部長 幹 事 大田労働基準監督署第二方面主任監督官 〃 国土交通省関東地方整備局 東京国道事務所交通対策課長 〃 総務省関東総合通信局調査官 〃 東京都建設局第二建設事務所管理課長 〃 警視庁第二方面本部交通担当管理官 〃 警視庁区内警察署交通課長 〃 区内交通安全協会会長 〃 東京消防庁第二消防方面本部指揮隊長 〃 東京消防庁区内消防署警防課長 〃 大田区自治会連合会長 〃 大田区婦人団体連合会会長 〃 大田区母の会連合会長 〃 大田区老人クラブ連合会長 〃 第一学区(大田区)公立高等学校校長会 〃 大田区立小学校PTA連絡協議会副会長 〃 大田区立中学校PTA連合協議会会長 〃 東京都トラック協会大田支部副支部長 〃 大田区区民生活部区民生活課長 〃 大田区こども育成部子育て支援課長 〃 大田区まちづくり推進部道路公園課長 〃 大田区交通事業本部交通事業課長 〃 大田区地域行政センタ−まちなみ整備課長 〃 大田区教育委員会事務局庶務課長 −41− 第 8 次大田区交通安全計画(平成18∼22年度) 平成18年7月発行 発 行 大 田 区 編集・印刷 大田区まちづくり推進部 道路公園課 交通安全・自転車対策 所 在 地 大田区蒲田五丁目13番14号 電 話 5744−1315