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千葉市廃棄物適正化推進員 の手引き

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千葉市廃棄物適正化推進員 の手引き
千葉市廃棄物適正化推進員
の手引き
へらそうくん
千葉市環境局
平成28年10月作成
目
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
次
廃棄物適正化推進員制度のあらまし
1
廃棄物適正化推進員制度とは
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2
2
推薦・委嘱について
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
2
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
4
活動にあたって
1
主な活動内容
2
活動助成などについて
3
ごみに関するQ&A
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
11
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
13
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
20
その他
1
守秘義務について
2
活動時の事故などについて
3
注意事項
4
お問い合せ先一覧
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
20
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
20
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
21
参考資料
1
廃棄物適正化推進員要綱
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
22
2
活動報告書
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
32
3
路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する条例
‥‥
34
4
ごみステーション美化活動等に関する表彰実施要綱
‥‥
35
-1-
Ⅰ
廃棄物適正化推進員制度のあらまし
1 廃棄物適正化推進員制度とは
本市では、昭和60年2月に清掃推進員制度を設け、清掃全般にわたり地域の
リーダーとして多大なご協力をいただき、成果をあげてまいりました。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の平成3年の法改正では、廃棄物の減
量化を推進していくための方策として「廃棄物減量等推進員」制度が盛り込まれ
ました。この法改正の趣旨を受け、
「千葉市廃棄物の適正処理及び再利用等に関す
る条例」を新たに制定し、地域の美化、ごみの減量・リサイクルをより一層推進
するため、平成 5 年度に「千葉市廃棄物適正化推進員制度」がスタートしました。
廃棄物適正化推進員や不法投棄監視員には、市民と行政をつなぐ、地域のリー
ダーとして、地域住民へごみ減量・リサイクルについての啓発、不法投棄の発見
通報などの活動を行っていただいています。
(1)廃棄物適正化推進員
①地区推進員は、町内自治会の各地区連協の会長に委嘱します。
②自治推進員は、各町内自治会からの推薦を受けた方などに委嘱します。
(2)不法投棄監視員
不法投棄監視員は、町内自治会ごとに、上記②自治推進員のサポート役と
して、各町内自治会からの推薦を受けた方などに委嘱します。
2 推薦・委嘱について
(1)推薦・委嘱方法
町内自治会(自治会など代表者)からの推薦を受けた方、町内自治会がない
地域で、市長が必要と認めた方に、特別職の地方公務員である非常勤嘱託員(※)
として、市長が委嘱します。
①自治推進員
⇒ 申請様式第1号 自治推進員推せん届
②不法投棄監視員 ⇒ 申請様式第5号 不法投棄監視員推せん届
※地方公務員法(昭和25年法律第261号)第3条第3項第3号に規定する非常勤の嘱託員
その他これに準ずるものをいいます。
(2)委嘱者数
①自治推進員
その地区の単位自治会ごとに、1名(ただし、500世帯をこえる自治会
は2名)まで推薦いただけます。
②不法投棄監視員
その地区の単位自治会ごとに、原則3名まで推薦いただけます。
-2-
(3)任期
①地区推進員・自治推進員
推せん届が提出された年度を基準とし、2年間委嘱します。
②不法投棄監視員
推せん届が提出された月の翌月1日から、翌年度末まで委嘱します。
(4)市からの配布物
①自治推進員
身分証明書
腕章
手引き(本書)
ビブス
ガイドライン
見本
②不法投棄監視員
身分証明書
表面
裏面
見本
※市から配布する腕章やビブスは、貸与品となりますので、推進員や監視員の
変更があった場合は、後任の方に引き継いでください。辞退の場合は、市へ
ご返却ください。
※破損・汚損が生じた場合は、所管の環境事業所へご連絡ください。新しい
ものと交換いたします。
(5)任期途中の変更・辞退について
町内自治会(自治会など代表者)からの変更・辞退の届出を受理した時点で
手続きが完了となります。
①自治推進員
⇒ 申請様式第4号 自治推進員変更・辞退届
②不法投棄監視員 ⇒ 申請様式第7号 不法投棄監視員変更・辞退届
(6)活動報告書について(推進員のみ)
推進員の皆さんには、年1回、活動報告書として活動内容や頻度をご報告い
ただきます。毎年 1 月頃、報告書提出の依頼文をお送りいたしますので、期限
までの提出をお願いいたします。
-3-
Ⅱ 活動にあたって
1 主な活動内容
推進員・監視員の職務は、廃棄物の適正処理及び再利用の普及、啓発に努める
とともに、町内における清掃活動のリーダーシップをとり、町内自治会長及び
市と連携を図りながら、地域の環境美化に努めることで、主な仕事は次のとおり
です。
地域の環境美化の向上のため、分別排出のルール違反や不法投棄、ごみステー
ションの管理など、地域ごとに様々な問題があると思いますので、ご自身のでき
る活動からご協力をお願いいたします。
活動内容
詳細
ページ
市から送付する文書やチラシなどに
ついて、住民の方に正しい分別方法など
の配布、啓発活動をお願いします。
5ページ
ごみの分別・排出ルールの
指導に関すること
ごみステーションの清潔の保持や
収集日、収集時間、指定袋の使用、
排出方法などについて地域の皆さんへ
の周知、指導をお願いします。
6ページ
古紙・布類の集団回収や
リサイクルに関すること
古紙・布類はごみステーションでの
回収を行っていますが、集団回収を実施
している地域では、引き続き集団回収に
参加するよう周知をお願いします。
9ページ
「きれいな環境づくり」を心がけ、
ごみステーションなどの清潔保持を
お願いします。
9ページ
地域で積極的な美化活動の推進を
お願いします。
9ページ
ごみの正しい出し方や
(1)
再利用の啓発に関すること
(2)
(3)
ごみステーションの美化に
(4)
関すること
(5)
地域における美化活動の
促進に関すること
(6) 不法投棄に関すること
不法投棄されやすい場所の見回りなど
不法投棄されない環境づくりにご協力を 10ページ
お願いします。
-4-
(1)ごみの正しい出し方や再利用の啓発に関すること
市が情報提供した文書やチラシなどについて、自治会長と連携をとり、町内
自治会内での回覧や掲示などにより、住民の皆さんへの周知に努めてください。
ごみの適正な処理の仕方やリサイクルに関して、ご要望・ご意見がある場合
は、町内自治会内で十分お話合いいただきました上、地区推進員を通して、
市にご連絡ください。
千
収集業務課
・推進員・監視員の総括
・家庭ごみ収集全般
・集団回収の助成
・ルール違反ごみの総括
・不法投棄の総括
葉 市 環 境 局
環境事業所
廃棄物対策課
・推進員・監視員の委嘱
・生ごみ肥料化容器及び
・研修会の開催
生ごみ減量処理機購入の助成
・清掃用具支援
・焼却ごみ削減について
・ルール違反ごみの調査
・路上喫煙等及び空き缶等の
・不法投棄対応
散乱の防止
・清掃用具支援
意見
地区推進員
自治推進員
不法投棄監視員
要望
-5-
・町内自治会
・所属する地域の団体
又は担当する地域
(2)ごみの分別・排出ルールの指導に関すること
ごみの減量と有効利用を図るため、平成4年10月より、5分別収集を行っ
ています。また、平成23年4月より「ごみの分別・排出ルールの指導制度」
の運用が始まりました。
ごみステーションの清潔の保持や収集日、収集時間、指定袋の使用、排出方
法などについて地域の皆さんへの周知、指導をお願いします。
ごみの分別排出ルール
①きちんと分別して出す。
②地域で決められたごみステーションに出す。
③収集日の早朝から朝8時までに出す。
④決められた容器で出す。
家庭ごみと資源物の出し方
分別区分
収集回数
容器と出し方
無色びん⇒白色
主な品目
●飲み物のびん:ジュースなど
●食品のびん:ジャム、コーヒーなど
●調味料のびん:しょうゆ、食用油、
ドレッシングなど
●ドリンク剤のびん
●酒びん:ウイスキー、ワインなど
●化粧品のびん
●果実酒をつくるびん
茶色びん⇒茶色
※薬品用のびんやガラス製以外の
びん
専用コンテナ
★色ごとに分ける
資
その他のびん⇒黒色
源
びん・缶・
ペットボトル
週1回
缶
専用コンテナ
びんは不燃ごみへ
●飲食用の缶:ビール、ジュース、缶詰、
お菓子の缶など
●食用油の缶
●ペットフードの缶
●びんの金属製キャップ
※飲食用以外のものは不燃ごみへ。
物
(青色)
ペットボトル
専用ネット
●飲料・酒類
●みりん
●酢
●しょうゆ
●めんつゆ
●ノンオイルドレッシング
※キャップ(飲料用のみ)は回収箱、
もしくは可燃ごみへ。
-6-
古紙
ひもで十字にしばる
●新聞:新聞紙、折込チラシ
●雑誌:週刊誌、単行本、文庫本、教科
書、ノートなど
(雑誌に付属するシール、CD・DVDや
化粧品等は取り除いてください。)
●雑がみ:カレンダー、ティッシュなど
の紙箱、封筒、Yシャツ等の台紙、
メモ用紙、トイレットペーパーの芯、
投げ込みチラシ、紙袋、包装紙など
資
(個人情報のあるものは可燃ごみへ)
源
古紙・布類
●段ボール ※1枚でも必ずたたんで
ひもで十文字にしばってください。
●紙パック:牛乳、ジュースなど
週1回
(500ml 未満は可燃ごみへ)
※雨天時も出せます。
物
布類
透明な袋
●シャツ類
●スーツ
●毛糸衣類
●トレーナー
●ズボン・スカート
●タオル・毛布
※衣類は、古着としてまだ着られる状態のもの
のみ出せます。
※旧指定袋も使用できます。
※雨天・雨天予報時は出せません。
指定袋に入れ、口が
結べるがはみ出して
しまうもの、又は、
口が結べないものは
粗大ごみへ
市の指定袋
(可燃ごみ用)
可燃ごみ
●台所ごみ(よく水切りをして下さい。)
●皮革・ゴム類
●柔らかいプラスチック類(曲げても割
れないもの)洗剤ボトル、発泡スチロール、
食用油のボトル、マヨネーズの容器など
●リサイクルできない紙・布類
●カセットテープ・ビデオテープ
※硬いプラスチックですが、破砕機に絡み、故
障の原因になるため、例外として可燃ごみへ
●電気毛布
●在宅医療ごみ
週2回
※ただし、注射針などは☣マークのある薬局へ
ご相談ください。
※おむつなどにおいのあるものは、小袋に入れ
たまま指定袋に入れられます。
★指定袋に入れなくても出せるもの
●剪定枝(太さ10cm、長さ50cm以内、
木の枝・刈り草など
紐で縛って3束程度まで。)
透明な袋
●刈り草・葉(透明な袋(旧指定袋も
使用できます)に入れて排出。)
-7-
口が結べないものは
●陶磁器・ガラス類
●CD・DVD など
●硬いプラスチック製や曲げると割れるもの、
金属製のもの、おもちゃ、文具、バケツなど
●小型家電品
粗大ごみへ
※小型家電品については、市役所などで回収
指定袋に入れ、口が
結べるがはみ出して
しまうもの、又は、
しているものがあります。
市の指定袋
(不燃ごみ用)
不燃ごみ
月2回
透明な袋
※蛍光灯を除く
有害ごみ
※種類ごとに袋を分け
ごみステーションの端
に置いてください。
【例外的な出し方】
●傘
⇒不燃ごみ指定袋(10ℓ または20ℓ)
に入れて排出できます。他のごみと
一緒に入れて、何本でも排出可。
ただし、必ず他のごみが
はみ出さないように入れて、
口を縛って排出してください。
●炊飯器(一升炊きまで)、一斗缶、洗濯
用角ハンガー、ポリタンク(20ℓ まで)、
洗面器、風呂用プラスチックいす
⇒不燃ごみ指定袋(20ℓ)をそれぞれ
ひとつの品物に対して、
1 枚ずつ縛り付けるか、
テープなどで貼り付けて
排出してください。
●蛍光灯
(購入時のケースに入れるか、割れない
ような処置をしてください。)
●乾電池
(充電式・ボタン型電池は回収協力店へ)
●水銀入り体温計
●カセット式ガスボンベ、スプレー缶
●使い捨てガスライター
※ガスボンベ、スプレー缶、ガスライター等
は、必ず中身を使い切ってお出しください
詳しい出し方は、
Q&A の Q6「有害ごみの出し方について」
(16ページ)をご覧ください。
可燃ごみ・不燃ごみで指定袋に入らないものは粗大ごみと
なります。
粗大ごみ
申込制
粗大ごみの受付は、粗大ごみ受付センター(043-302-5374)
もしくは、千葉市ホームページの粗大ごみインターネット受付
にてお申込みください。
*詳しくは、「家庭ごみの減量と出し方ガイドブック」をご覧ください。
-8-
(3)古紙・布類の集団回収やリサイクルに関すること
古紙・布類はごみステーションでの回収を行っていますが、集団回収を実施し
ている地域では、引き続き集団回収に参加するよう周知をお願いします。
ア 集団回収団体として市に登録し、地域での資源回収のシステムづくりを推進
しています。集団回収に参加して地域のコミュニケーションを深めましょう。
イ フリーマーケットや、区役所にあるリサイクル情報コーナーの利用を推進
しています。
※集団回収奨励補助金については、「活動助成などについて(11ページ)」をご覧く
ださい。
(4)ごみステーションの美化に関すること
きれいな場所には、ごみが捨てにくいと言われています。
「きれいな環境づくり」
を心がけましょう。
ア ごみステーションやその周辺をきれいに管理しましょう。
※平成 23 年度より、
「ごみステーション美化活動などに関する表彰実施要綱」
を創設し、ごみステーションの美化を推進し、適正な分別及び排出におい
て顕著な功労のある団体及び個人を表彰しています。
詳しくは、収集業務課、所管の環境事業所にお問い合わせください。
(5)地域における美化活動の促進に関すること
地域の実情に合わせた活動で、積極的な地域の美化活動を推進してください。
ア 地域で行う清掃活動に対して、清掃用具の支援を行っています。
※清掃用具などの支援については、「活動助成などについて(11ページ)」
をご覧ください。
イ ごみゼロクリーンデーへ積極的に参加しましょう。
-9-
(6)不法投棄に関すること
地域で不法投棄されやすい場所を把握し、看板や貼り紙で啓発するなど不法
投棄の防止に努めてください。
ア パトロールや監視をしましょう。
イ 不法投棄防止看板が必要な場合は、所管の環境事業所や区役所地域振興課に
ご連絡ください。
ウ 監視カメラの設置をするなど、不法投棄をされにくいごみステーションにし
ましょう。
エ 不法投棄で困ったときは、早めに環境事業所に相談しましょう。
※監視カメラについては、「活動助成などについて(11ページ)」をご覧ください。
↓↓監視カメラ設置例↓↓
注意!
不法投棄を行っている者を見つけた場合は、大変危険ですので、
直接声をかけずに、所管の環境事業所まで目撃された情報をお寄せください。
①不法投棄が行われた日時、場所など
②不法投棄車両及び不法投棄を行った者の特徴など
(車両ナンバー、車種、車名など)
- 10 -
2 活動助成などについて
推進員や監視員の活動における市の支援は、次のとおりです。なお、助成内容に
ついては変更になる場合がありますので、詳しくは所管の環境事業所までお問い合
わせください。
(1)各種助成事業
①ごみステーション管理用指定袋の配布
町内自治会に対し、ごみステーションの管理(清潔保持など)に必要な家
庭ごみ袋の配布支援を行っています。
(担当:所管の環境事業所、収集業務課)
②防鳥ネットの貸し出し
ごみステーションを管理する町内自治会を対象として、1団体あたり2枚
を上限に、防鳥ネットの無償貸与を行っています。
(担当:所管の環境事業所、区役所地域振興課)
③集団回収奨励補助金
町内自治会・子ども会・PTA などの地域団体が、自主的に各家庭の協力を
得て、古紙・布類を一定の日時・場所に集め、資源回収業者に引き渡す活
動です。集団回収を行う団体に対して奨励補助金を交付しています。
(担当:収集業務課)
④清掃用具などの支援
ボランティアで公園、道路、広場、河川、港湾、その他公共の場所の清掃
を行っている団体などに対して、清掃用具(軍手、ごみ袋、ほうき、ちり
とり、火ばさみ)の支援を行っています。
(担当:所管の環境事業所、区役所地域振興課、廃棄物対策課)
⑤監視カメラの貸し出し
町内自治会などのごみステーションの管理団体に、不法投棄の未然防止を
目的として監視カメラの貸与を行っています。
(担当:所管の環境事業所)
⑥剪定枝チップ機の貸し出し
家庭から出る剪定枝を粉砕し、チップ化させることができる「剪定枝チッ
プ機」の無料貸し出しを行っています。
※利用希望日の 3 か月前から 1 週間前までにお申し込みください。
(担当:所管の環境事業所)
- 11 -
(2)研修会など
①ごみ減量講習会
町内自治会や市民活動団体などの集会に市職員が直接お伺いし、千葉市の
ごみの現状や分別・減量方法などについて、わかりやすく説明いたします。
(担当:廃棄物対策課)
②廃棄物適正化推進員研修会
廃棄物の適正処理及び再利用などの普及・啓発に努め、また地域のボラ
ンティアリーダーとして活動していくため、研修会などを開催しています。
また、本研修会内において、ごみステーション美化活動の表彰、資源回収
活動の優秀団体の表彰を行っています。
(担当:収集業務課、所管の環境事業所)
上記の研修会の他、各施設の見学会なども実施しています。
- 12 -
3 ごみに関するQ&A
過去に廃棄物適正化推進員や不法投棄監視員よりご質問がありました Q&A です。
地域の美化、ごみの減量・リサイクル活動にご活用ください。
(1)ごみステーションについて
Q1
ごみステーションの設置、移設または廃止はどのようにするのですか。
14ページ
Q2
自治会に加入していないとごみは出せないのですか。
14ページ
Q3
Q4
カラス、猫などにごみステーションを荒らされないようにするにはどう
すればよいのですか?
ごみステーション美化活動などに関する表彰制度とは、どのようなもの
ですか。
14ページ
15ページ
(2)ごみの分別について
Q5
剪定した庭木や草などはどう処分すればよいのですか。
15ページ
Q6
有害ごみの詳しい出し方について、教えてください。
16ページ
Q7
なぜ不燃ごみと有害ごみを分けなければならないのですか。
17ページ
Q8
私の地域では資源物の集団回収を行っているのですが、ごみステーショ
ンに出さなければいけないのですか。
17ページ
(3)ごみ分別・排出指導など
Q9
Q10
Q11
Q12
自治会で自主的にパトロールをする場合の注意点をおしえてください。
市の収集車以外の者がごみステーションから資源物などを持ち去って
いる場合はどうしたらよいですか。
「ごみの分別・排出ルールの指導制度」とは何ですか。
別の地域の人が通り道だということで、うちのステーションにごみを捨
てていくのですが。
17ページ
17ページ
18ページ
18ページ
(4)その他
Q13
Q14
ごみを野外で焼却することはできますか。
自分の土地に不法投棄されたごみは、どのような対応をとればよいので
すか。
19ページ
19ページ
Q15
他市町村からの転入者に対する5分別収集のPR方法は。
19ページ
Q16
事業所から出る一般廃棄物はどのように処理すればよいのですか。
19ページ
Q17
事業所に対する指導はどのように行っていますか。
19ページ
Q18
資源物排出用の特別指定袋とは何ですか。
20ページ
- 13 -
(1)ごみステーションについて
Q1 ごみステーションの設置、移設または廃止はどのようにするのですか。
A ごみステーションの設置などの届出は、所定の様式により、所管の環境事業所
もしくは区役所地域振興課へ提出してください。
ごみステーションは、皆さんが日常生活の中で出すごみを置く場所であること
から、設置場所などは、地域でよく話し合って決めるようにしてください。
設置や移設の届け出の場合は、環境事業所がごみ収集車の走行や収集作業、
交通などの支障がないかを確認し、問題がなければ、設置の届出があった日から、
約2週間後に収集を開始します。
Q2 自治会に加入していないとごみは出せないのですか。
A 市では、自治会への加入・未加入を問わず収集を行います。ごみを出す場合は、
市で決めたルールの他、町内自治会などで決めたルールもありますので、ごみ
ステーションの使用については、皆さんでよく話し合ってください。
Q3
カラス、猫などにごみステーションを荒らされないようにするにはどうすれば
よいのですか?
A (方法1)生ごみをへらす
生ごみは、カラスなどにとってはエサとなります。生ごみが少ないまたは見え
ないごみステーションにはカラスなどは寄り付きません。食材はできるだけ使い
切り、食べ残しもないようにして、生ごみを出さない工夫をしましょう。また、
生ごみ減量処理機やコンポストを使って、生ごみをリサイクルしましょう。
(方法2)ごみ出しの時間を守る
市指定ごみ袋を使い、袋の口をしっかりしばり、
中身が出ないようにしましょう。前日の夜にごみ出
しを行うと、カラスなどの被害を受けやすくなりま
す。長時間ごみステーションに出されていることに
より、猫が荒し、その後にカラスが荒らすこともあ
ります。きれいな環境を維持するためにも、ごみ出
しの時間を守りましょう。
(方法3)防鳥ネットを使用する
防鳥ネットを使用することは、カラスを近付けない効果的な方法です。防鳥ネ
ットを使用するときは、ごみ袋をネット内にきっちりと納め、はみ出さないよう
注意します。
網目の隙間からつつかれないように、5㎜以下の細かい網目のもので、ごみ袋
全体をおおうことのできる大きさのものが適しています。
- 14 -
また、網の裾に鎖の重しを取り付け
ると、ネットが風でめくれたり、飛ば
されたりしません。
通行の邪魔にならないよう、ネット
の管理は十分ご注意ください。
(方法4)カラス対策製品の活用
カラス対策製品(目玉、光反射品、止り・侵入防止器具)など色々なアイディ
ア商品があります。なお、庭やベランダから、ハンガーなどカラスの巣づくりの
材料となるものを持っていかれないように注意しましょう。
Q4 ごみステーション美化活動などに関する表彰制度とは、どのようなものですか。
A ごみステーションの美化を推進し、適正な分別及び排出において顕著な功労の
ある団体及び個人を表彰する制度を平成 23 年度に創設しました。
詳しくは、「ごみステーション美化活動などに関する表彰実施要綱」(35ページ)
をご覧ください。
(2)ごみの分別について
Q5 剪定した庭木や草などはどう処分すればよいのですか。
A 剪定した木の枝は、50cm 以下の長さ(太さは直径
10cm以下)にし、ひもで束ねて少量(3束程度)
ずつ、刈り草や葉は、透明な袋(旧指定袋も使用でき
ます)に入れて可燃ごみとして排出していただきます。
一度に大量に出す場合は、自分で清掃工場(有料)
に持ち込むか、千葉市廃棄物リサイクル事業協同組合
(電話 043-204-5805)に収集を依頼してください。
依頼する場合には収集運搬料金と処分料金が必要
となります。
また、環境事業所にて、剪定枝チップ機の貸し出し
※透明な袋、又は旧指定袋を
を行っております。
使用し、排出してください。
※中央区のみ
平成28年5月から平成29年3月まで、中央区を対象に、ごみステーション
にて、家庭から出る木の枝、刈り草、葉を月1回又は月2回の収集日に資源収集
する「剪定枝等の資源収集モデル事業」を実施しています。
- 15 -
Q6 有害ごみの詳しい出し方について、教えてください。
A 不燃ごみとはっきり区別できるように、種類別(スプレー缶のみ、ライターのみ
など)に透明な袋へ入れて、収集日当日の朝 8 時までにごみステーションに出し
てください。
有害ごみにあたる品目は以下のとおりです。
①スプレー缶(殺虫剤などを含む)・カセット式ガスボンベ
必ず中身を使い切ってから、不燃ごみとは
別の透明な袋に種類ごとに分けて入れて出し
てください。
(※穴をあける必要はありません。)
※不燃ごみとは別の透明な袋
②使い捨てライター
必ず中身を使い切ってから、不燃ごみとは
別の透明な袋に種類ごとに分けて入れて出し
てください。
※不燃ごみとは別の透明な袋
③蛍光灯
購入時の包装ケースに入れる、新聞紙などで
くるみマジックで蛍光灯などと表示する、など
割れないかつ中身が判る工夫をお願いします。
【有害ごみとして出すもの】
蛍光灯(直管型、環型など)、電球型蛍光灯(電球のソケットで使う蛍光灯)
【不燃ごみとして出すもの】
白熱電球、LED 電球
※蛍光灯が割れてしまった場合は、紙に包んで「危険」と表示のうえ、不燃
ごみ指定袋に入れ「不燃ごみ」として出してください。
④水銀入りの体温計や血圧計など
不燃ごみとは別の透明な袋に種類ごとに
分けて入れて出してください。
※電子体温計は不燃ごみで出せます。
⑤乾電池
不燃ごみとは別の透明な袋に種類ごと
に分けて入れて出してください。
※不燃ごみとは別の透明な袋
※ただし、ボタン型電池・小型充電式
電池は有害ごみとして出すことはで
きません。電器店、スーパーなどの
回収ボックスをご利用ください。
※不燃ごみとは別の透明な袋
- 16 -
Q7 なぜ不燃ごみと有害ごみを分けなければならないのですか。
A 環境保全や車両火災などの危険を避けるため分別をお願いしています。
例えば、蛍光灯や体温計などについては、製品自体に水銀が含有しており、
無害化するため、専門の処理施設に持ち込むこととしています。
また、スプレー缶やライターなどについては、不燃ごみとして収集すると車両
火災を引き起こす可能性がありますので、有害ごみの分別をお願いしています。
Q8
私の地域では資源物の集団回収を行っているのですが、ごみステーションに出
さなければいけないのですか。
A 集団回収のある地域では、集団回収を優先してくださって結構です。
ごみステーションでの回収は、集団回収に参加していない方や集団回収に出し
そびれ次の集団回収まで待てない場合などに利用してください。
ごみステーション回収は、集団回収を実施している地域であっても、全市的な
行政サービスとなりますのでご理解ください。
(3)ごみ分別・排出指導など
Q9 自治会で自主的にパトロールをする場合の注意点をおしえてください。
A 推進員や不法投棄監視員は、ごみ分別・排出のルール違反について、注意や指導
を行うことができます。また、町内自治会などのごみステーションの設置に伴っ
て、管理者は、管理権に基づき、同様の注意や指導ができます。
パトロールする場合は、トラブルにならない程度に、注意喚起を呼びかけるこ
とが大事です。一人で行うと万が一の危険もありますので、監視員の方や住民の
方々で協力しあって、なるべく二人以上で活動するようにしましょう。
Q10 市の収集車以外の者がごみステーションから資源物などを持ち去っている
場合はどうしたらよいですか。
A 市が指定する者以外の者がごみステーションから資源物や不燃ごみを持ち去る
ことは条例で禁止されており、禁止命令に違反した場合は20万円以下の罰金が
適用される場合があります。
資源物などの持ち去り現場を発見したら、直接声をかけずに、所管の環境事業
所まで目撃された情報をお寄せください。
①持ち去り行為が行われた日時、場所、資源物などの種別
②持ち去り車両及び行為を行った者の特徴
(車両ナンバー、車種、車名など)
③持ち去られるまでの状況など
- 17 -
Q11 「ごみの分別・排出ルールの指導制度」とは何ですか。
A ごみの分別・排出ルールを守らないで出されるごみがあるため、
「千葉市廃棄物
の適正処理及び再利用等に関する条例」に基づき、ルール違反ごみの調査や指導
などを行っています。
(1)対象ごみステーション
ごみ分別・排出状況が悪いごみステーションを選定し、調査・指導対象ごみ
ステーションとします。
(2)調査から罰則までの流れ
調査
勧告
命令
罰則
取り残したご
指導後もルー
勧告後もルー
命令後 1 年以
み袋などを市
ルを守れない
ルを守れない
内にルールを
職員が調査
場合、改善を
場合、改善を
守らないで出
勧告
命令
した場合、過料
(3)指導の対象
分別ができるのに、分別しようとしない方や排出ルールを遵守しない方
が対象です。視覚障害、身体障害をお持ちの方や認知症の方などで、適正な
ごみ分別・排出が困難な場合などは本制度の対象外です。
(4)指導基準
①分別が不徹底な場合
可燃ごみに古紙やペットボトルなどが相当量(容積で約3割以上)混入し
ている場合など。処理施設に悪影響のあるものは少量でも対象。
②決められた日時以外に出された場合
③指定袋などの排出容器以外で出された場合
(5)その他
①開封調査は、ルール違反のごみのみを対象としており、必要な範囲でごみ
の排出者を特定し、指導していくものです。個人情報の保護には特に留意
し、開封調査などを行っています。
②排出状況の悪いステーションから、ルール違反のごみについて調査・指導
を行います。その後、段階的に他のごみステーションへ調査対象を拡大し
ていきます。
不適正排出ごみの調査・指導などを実施したいごみステーションがある場合は、
調査・指導などを実施しますので、環境事業所にご相談ください。
- 18 -
Q12 別の地域の人が通り道だということで、うちのステーションにごみを捨てて
いくのですが。
A 排出するごみステーションは、地域で定められていますので不法投棄となりま
す。見かけましたら注意してルール違反であることを教えてあげてください。
(廃
棄物の処理及び清掃に関する法律第 16 条の投棄禁止違反罰則五年以下の懲役若
しくは千万円以下の罰金又は併科)
(4)その他
Q13 ごみを野外で焼却することはできますか。
A 廃棄物処理法の改正により一部例外(※)を除き、野外での焼却が禁止されました。
ドラム缶や法定基準を満たしていない家庭用小型焼却炉などでごみを燃やした
場合、高温による完全燃焼が難しく、ダイオキシン等の発生が心配されます。
また、煙や悪臭で近所に迷惑をかけることになりますので焼却しないようお願い
します。
※公益上若しくは社会の慣習上やむを得ないもの又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽
微であるものとして、たき火などの日常生活で通常行われる軽微なものや、農業、林業を営
むためにやむを得ないもの、風俗慣習上または宗教上の行事を行うために必要な場合などは
焼却可能です。
Q14 自分の土地に不法投棄されたごみは、どのような対応をとればよいのですか。
A 空き地等を所有又は管理する方は、柵を設けたり管理を強化したりするなど、
みだりにごみが捨てられないよう、不法投棄防止に努めてください。
空き地等私有地に捨てられたごみは、許可業者(有料)に処理を依頼するなど、
管理者の責任で処理することとなります。
Q15 他市町村からの転入者に対する5分別収集のPR方法は。
A 「家庭ごみの減量と出し方ガイドブック」を区役所市民課、市民センターで転
入時にお配りしていますが、そのほかにも連絡所及び環境事業所にも置いてあり
ます。千葉市ホームページ上でも家庭ごみと資源物の出し方を掲載しています。
Q16 事業所から出る一般廃棄物はどのように処理すればよいのですか。
A 市で許可している一般廃棄物処理業許可業者に処理委託するか、自ら市の清掃
工場に搬入する(自己搬入)方法があります。
家庭ごみステーションには、少量であっても出すことはできません。
Q17 事業所に対する指導はどのように行っていますか。
A 市条例で規定する、一定規模を有し多量の廃棄物を排出する「事業用大規模建
築物」を対象に、事業系廃棄物の適正処理、減量、資源化を推進するため、事業
系廃棄物減量計画書の提出を義務付け、立ち入り調査を実施するなど、事業所ご
みの減量及び再資源化の指導や助言を行っています。また、中小の事業所などに
ついても、排出・実態調査を行い適正処理の指導をしています。
- 19 -
Q18 資源物排出用の特別指定袋とは何ですか。
A 視覚障害者のみで構成される世帯では、びん、缶、
ペットボトルを種類別、色別に分別排出することが
難しいので、対象となる方には、資源物排出用の
「特別指定袋」を配布しています。
配布された方は、特別指定袋を使用し、びん、缶、
ペットボトルを一緒に排出することができます。
なお、この特別指定袋を使用して、点字用紙のみ、
可燃ごみとして排出することができます。(点字用
紙には、紙として再生できない種類のものがあるた
め、可燃ごみとして排出することとしています。)
特別指定袋をご希望の場合は、収集業務課まで
お問い合わせください。
Ⅲ
その他
1 守秘義務について
推進員・監視員は、特別職の地方公務員である非常勤嘱託員という身分から、職
務上知り得た個人情報などを他人に漏らしてはなりません。また、その職を退いた
後も同様とします。
2 活動時の事故などについて
推進員・監視員の公務上の災害に対する補償は、千葉市議会の議員その他非常
勤職員の公務災害補償などに関する条例(昭和42年千葉市条例第55号)又は労
働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)に定めるところにより行います。
3 注意事項
推進員・監視員は市が委嘱し、活動を行っていただきます。活動中は、腕章・
ビブスはもちろんのこと、必ず身分証明書を携帯し、地域の方から身分証明書の提
示を求められた場合は、速やかに提示し、トラブルとならないよう十分注意し、活
動にあたってください。(3ページ参照)
- 20 -
4 お問い合せ先一覧
○廃棄物適正化推進員・不法投棄・粗大ごみ収集・ごみステーション関係
・中央・美浜環境事業所
043-231-6342
・花見川・稲毛環境事業所
043-259-1145
・若葉・緑環境事業所
043-292-4930
・収集業務課 業務班
043-245-5249
○焼却ごみ削減関係
・廃棄物対策課 3R推進班
043-245-5379
○生ごみ減量処理機などの購入助成関係
・廃棄物対策課 管理班
043-245-5067
○集団回収の助成・家庭ごみの分別回収関係
・収集業務課 家庭系廃棄物班
043-245-5246
○美しい街づくりに係る活動支援関係
・市役所環境局 廃棄物対策課 管理班
・中央区役所 地域振興課
・花見川区役所 地域振興課
・稲毛区役所 地域振興課
・若葉区役所 地域振興課
・緑区役所 地域振興課
・美浜区役所 地域振興課
043-245-5067
043-221-2106
043-275-6213
043-284-6106
043-233-8123
043-292-8106
043-270-3123
○放置自転車関係(道路上に限る。)
・中央・美浜土木事務所
・花見川・稲毛土木事務所
・若葉土木事務所
・緑土木事務所
043-232-1151
043-257-8841
043-306-0655
043-291-7121
○粗大ごみ収集申し込み
・粗大ごみ受付センター(電話受付)
043-302-5374
※粗大ごみはインターネットでも受け付けを行っております。
URL:http://www.city.chiba.jp/kankyo/junkan/shushugyomu/sodaigomiweb.html
○古紙・布類リサイクルについて
・古紙・布類リサイクルお問い合わせセンター
043-223-7767
○粗大ごみ・不燃ごみの自己搬入
・新浜リサイクルセンター
043-263-9100
○可燃ごみの自己搬入
・新港清掃工場
043-242-3366
・北清掃工場
043-258-5300
・北谷津清掃工場(平成29年3月31日まで) 043-228-3911
- 21 -
Ⅳ
参考資料
千葉市廃棄物適正化推進員要綱
(趣 旨)
第1条 この要綱は、千葉市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例(平成5年
千葉市条例第17号)第10条に規定する廃棄物適正化推進員(以下「推進員」と
いう。)の委嘱、任期、職務等に関し、必要な事項を定めるものとする。
(推進員の種別等)
第2条 推進員は、地区廃棄物適正化推進員(以下「地区推進員」という。)及び自治
廃棄物適正化推進員(以下「自治推進員」という。)とし、その定数はそれぞれ次の
とおりとする。
(1)地区推進員 区町内自治会連絡協議会を構成する各地区の町内自治会連絡協議会
(以下「地区連協」という。)ごとに1名。
(2)自治推進員 町内自治会(以下「自治会」という。)ごとに1名。
ただし、500世帯をこえる自治会にあっては2名とすることができる。
(委 嘱)
第3条 地区推進員は、各地区連協の会長に非常勤の嘱託員として委嘱する。
2 自治推進員は、自治会から自治推進員推せん届(様式第1号)による推せんのあ
った者で市長が適当と認めたものに非常勤の嘱託員として委嘱する。ただし、自治
会の推せん又は自治会がない地区について必要と認めるときは、市長は、別に自治
推進員を非常勤の嘱託員として委嘱することができるものとする。
なお、この要綱において、非常勤の嘱託員とは、地方公務員法(昭和25年法律
第261号)第3条第3項第3号に規定する非常勤の嘱託員その他これに準ずるも
のをいう。
(任 期)
第4条 推進員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げないものとする。
2 推進員に欠員が生じた場合における補欠の推進員の任期は、前任者の残任期間と
する。
(担当区域)
第5条 推進員の職務を担当する区域(以下「担当区域」という。)は、次のとおりと
する。
(1)地区推進員 その者が会長となっている地区連協を構成する自治会の区域
(2)自治推進員 第3条第2項の規定により自治会長の推薦を受け委嘱された者に
あっては当該自治会の地域、同条ただし書きの規定により委嘱された者にあって
は市長が指定する区域
2 前項の規定にかかわらず、市長は、必要に応じて担当区域を変更することができ
るものとする。
- 22 -
(職 務)
第6条 地区推進員は、市と自治推進員との連絡調整を行うとともに、廃棄物の適正
処理及び再利用等の普及、啓発に努めるものとする。
2 自治推進員は、次の業務を行うものとする。
(1)廃棄物の適正処理及び再利用等の普及、啓発に関すること。
ア 地域住民に対する清掃行政の推進に係る市の計画方針の連絡に関すること。
イ 地域住民の廃棄物の適正処理及び再利用等に対する意見、要望等の市への連
絡及び調整に関すること。
ウ その他廃棄物の適正処理及び再利用等の普及、啓発のため必要な事項に関す
ること。
(2)市の実施する分別収集の指導に関すること。
ア ごみ集積所の清潔保持の指導に関すること。
イ 分別収集日時の遵守の指導に関すること。
ウ 分別排出方法の徹底の指導に関すること。
(3)廃品回収、不要品交換等の集団回収及びリサイクル活動に係る地域活動の推進
に関すること。
(4)地域における美化活動参加への促進に関すること。
(5)不法投棄に関する市への通報、連絡に関すること。
(6)その他市長が必要と認める事項に関すること。
3 推進員は、職務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。その職を退いた後も
同様とする。
(腕章等の貸与等)
第7条 推進員に対しては、その身分を証するため腕章(様式第2号)を貸与し、身
分証明書(様式第3号)を交付するものとする。
2 推進員は、その職務を遂行する際には、前項の腕章を着用し、及び身分証明書を
携帯しなければならない。
(報 償)
第8条 市長は、別に定めるところにより、推進員に対し報償することができるもの
とする。
(解 嘱)
第9条 市長は、推進員がその適格性を欠くと認めたとき、又は自治推進員について
その変更が生じ自治会から自治推進員変更・辞退届(様式第4号)が提出されたと
きは、解嘱することができるものとする。
(不法投棄監視員)
第10条 市長は、推進員が地域での活動を遂行するために必要と認めたときは、自
治会から不法投棄監視員推せん届(様式第5号)による推せんのあった推進員の活
動に協力する者(以下不法投棄監視員という。)を非常勤の嘱託員として委嘱するこ
- 23 -
とができる。ただし、自治会の推せん又は自治会がない地区について必要と認める
ときは、市長は、別に不法投棄監視員を非常勤の嘱託員として委嘱することができ
るものとする。
2 不法投棄監視員の任期は、推進員の任期に準ずるものとする。
3 不法投棄監視員の定数は自治会ごとに3名までとする。ただし、市長が必要と認
めるときは、これを超えて委嘱することができるものとする。
4 不法投棄監視員に対しては、その職務を遂行する際には、その身分を証するため
のビブスを貸与し、身分証明書(様式第6号)を交付するものとする。
5 不法投棄監視員は、その職務を遂行する際には、前項のビブスを着用しなければ
ならない。
6 不法投棄監視員は、職務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない。その職を退
いた後も同様とする。
7 市長は、不法投棄監視員がその適格性を欠くと認めたとき、又は不法投棄監視員
についてその変更が生じ自治会から不法投棄監視員変更・辞退届(様式第7号)が
提出されたときは、解嘱することができるものとする。
(公務災害等)
第11条 推進員・不法投棄監視員の公務上の災害に対する補償は、千葉市議会の議
員その他非常勤職員の公務災害補償等に関する条例(昭和42年千葉市条例第55
号)又は労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)に定めるところにより
行うものとする。
(補 則)
第12条 この要綱に定めるもののほか、推進員に関し必要な事項は、環境局長が別
に定める。
附
則
1. この要綱は平成5年10月1日から施行する。
2. 清掃推進員設置要綱(昭和60年2月1日施行。以下「旧要綱」という。)は、
廃止する。
3. この要綱の規定にかかわらず、この要綱施行の際現に旧要綱の規定により地区清
掃推進員または自治清掃推進員に委嘱されている者は、この要綱の施行の日に、
別に委嘱又は解嘱がなされない限り、地区清掃推進員は地区推進員に、自治清掃
推進員は自治推進員に委嘱されたものとみなす。この場合において、その任期は
旧要綱に基づく地区清掃推進員又は自治清掃推進員としての任期の残任期間と
する。
4. 第8条の規定にかかわらず、当分の間、市長は、同条の規定による報償に代えて、
別に定めるところにより、地区推進員である者が所属する町内自治会の区域の地
区連協又は自治推進員である者が所属する町内自治会に対し、報償することがで
きるものとする。
附
則
この要綱は、平成6年2月1日から施行し、この要綱による改正後の千葉市廃棄物
- 24 -
適正化推進員要綱附則第4項の規定は、平成5年度分以降の報償について適用する。
附
則
この要綱は、平成7年1月25日から施行し、この要綱による改正後の千葉市廃棄
物適正化推進員要綱附則第4項は、平成6年度分以降の報償について適用する。
附
則
この要綱は平成9年8月1日から施行する。
附
則
この要綱は平成25年6月1日から施行する。
附
則
この要綱は平成25年8月1日から施行する。
附
則
この要綱は平成26年7月1日から施行する。
附
則
この要綱は平成28年4月1日から施行する。
附
則
この要綱は平成28年7月1日から施行する。
- 25 -
様式第1号
自 治 推 進 員 推 せ ん 届
第
地区連協
地区連協(中学校区)
町内自治会
住
フ
所
リ
ガ
区
町
ナ
氏
名
明治
生
年
月
大正
日
年
昭和
月
日
生
平成
電
話
(
電 子 メ ー ル
)
@
上記のとおり当町内自治会の廃棄物適正化推進員として認め推せんいたします。
年
月
日
(あて先)千葉市長
町内自治会長
住
所
氏
名
電
話
担当:環境局
- 26 -
様式第2号
腕
章
9㎝
廃棄物適正化推進員
38.5 ㎝
様式第3号
身分証明書
(表)
第
身
分
証
明
住
所
氏
名
号
書
生年月日
有効期限
上記の者は、本市の廃棄物適正化推進員(
推進員)であることを
証明する。
平成
年
月
日
千
葉
市
長
印
(裏)
千葉市廃棄物適正化推進員要綱(抜すい)
(職務)
第 6 条 地区推進員は、市と自治推進員との連絡調整を行うとともに、
廃棄物の適正処理及び再利用等の普及、啓発に努めるものとする。
2 自治推進員は、次の業務を行うものとする。
(1) 廃棄物の適正処理及び再利用等の普及、啓発に関すること。
(2) 市の実施する分別収集の指導に関すること。
(3) 廃品回収、不要品交換等の集団回収及びリサイクル活動に係る
地域活動の推進に関すること。
(4) 地域における美化活動参加への促進に関すること。
(5) 不法投棄に関する市への通報、連絡に関すること。
(6) その他市長が必要と認める事項に関すること。
- 27 -
様式第4号
自治推進員変更・辞退届
地区連協(中学校区)
第
町内自治会
住
所
フ リ ガ ナ
氏
名
区
明治
大正
昭和
平成
新推進員
生 年 月 日
電
地区連協
町
年
話
(
電子メール
住
所
氏
名
月
日 生
)
@
旧推進員
変更理由
上記のとおり廃棄物適正化推進員の変更・辞退がありましたのでお届けいたします。
年
月
日
(あて先)千葉市長
届 出 者
住
所
氏
名
(注)届出者は、町内自治会長又は、地区推進員とする。
担当:環境局
- 28 -
様式第5号
不 法 投 棄 監 視 員 推 せ ん 届
第
地区連協
地区連協(中学校区)
町内自治会
住
フ
所
リ
ガ
区
町
ナ
氏
名
明治
生
年
月
大正
日
年
昭和
月
日
生
平成
電
話
(
電 子 メ ー ル
)
@
上記のとおり当町内自治会の不法投棄監視員として認め推せんいたします。
年
月
日
(あて先)千葉市長
町内自治会長
住
所
氏
名
電
話
担当:環境局
- 29 -
様式第6号
身分証明書
(表)
第
身
分
証
明
住
所
氏
名
号
書
生年月日
有効期限
上記の者は、本市の不法投棄監視員であることを証明する。
平成
年
月
日
千
葉
市
長
印
(裏)
委
嘱
状
様
不法投棄監視員を委嘱します
期間は平成
年
月
日から
平成
年
月
日までとします
千 葉 市 長
- 30 -
熊 谷 俊 人
印
様式第7号
不法投棄監視員変更・辞退届
地区連協(中学校区)
第
地区連協
町内自治会
住
所
フ リ ガ ナ
氏
名
区
新不法投棄
監視員
明治
大正
昭和
平成
生 年 月 日
電
年
話
(
電子メール
旧不法投棄
監視員
住
所
氏
名
町
月
日 生
)
@
変更及び辞退理由
上記のとおり不法投棄監視員の変更・辞退がありましたのでお届けいたします。
年
月
日
(あて先)千葉市長
届 出 者
住
所
氏
名
(注)届出者は、原則町内自治会長とする。
担当:環境局
- 31 -
活
平成
動
報
告
書
年度
町会名
自治推進員氏名
活 動 日
月
日
曜日)
月
日
曜日)
月
日
曜日)
月
日
曜日)
月
日
曜日)
月
日
曜日)
(
(
(
(
(
(
活動事例
場
所
活動事例
具体的内容
①不法投棄監視活動
②市が開催した研修会への参加
③ごみ・リサイクル等に関する相談を受けた
④不法投棄の、所管環境事業所への通報・相談等
⑤地域の清掃活動
⑥その他
※活動内容の報告にご協力ください(報告は各自治会の所管環境事業所にお願いします)
。
中央・美浜環境事業所(中央区・美浜区) ・・・ 〒260-0001
千葉市中央区都町1307
電話 043-231-6342
花見川・稲毛環境事業所(花見川区・稲毛区) ・ 〒263-0054
千葉市稲毛区宮野木町2147-7
電話 043-259-1145
若葉・緑環境事業所(若葉区・緑区) ・・・・・ 〒266-0002
千葉市緑区平山町1045-5
電話 043-292-4930
※ 記入欄が足りない場合は、この用紙をコピーしてお使いください。
- 32 -
(記
活
載
動
例)
報
告
書
平成○○年度
町会名 ○ ○ 町 内 自 治 会
自治推進員氏名 千 葉 市 郎
活 動 日
○月 ○日
( ○ 曜日)
△月 △日
( △ 曜日)
場
所
○○町○番地
○○公園周辺
千葉市○○センター
活動事例
具体的内容
①
住民が交代で不法投棄監視を行った
②
千葉市主催の推進員研修会に参加
□月 □日
( □ 曜日)
○○町△番地
△△神社脇集積所
⑥
不法投棄がひどいため、集積所を△番地△
号へ移動した。
×月 ×日
( × 曜日)
○○町×番地
××大通り
①
住民が交代で不法投棄監視を行った
◇月 ◇日
( ◇ 曜日)
○○町□番地
□□小学校周辺
⑤
住民約20人で清掃活動を行った
月
(
日
曜日)
活動事例
①不法投棄監視活動
②市が開催した研修会への参加
③ごみ・リサイクル等に関する相談を受けた
④不法投棄の、所管環境事業所への通報・相談等
⑤地域の清掃活動
⑥その他
※活動内容の報告にご協力ください(報告は各自治会の所管環境事業所にお願いします)
。
中央・美浜環境事業所(中央区・美浜区) ・・・ 〒260-0001
千葉市中央区都町1307
電話 043-231-6342
花見川・稲毛環境事業所(花見川区・稲毛区) ・ 〒263-0054
千葉市稲毛区宮野木町2147-7
電話 043-259-1145
若葉・緑環境事業所(若葉区・緑区) ・・・・・ 〒266-0002
千葉市緑区平山町1045-5
電話 043-292-4930
※ 記入欄が足りない場合は、この用紙をコピーしてお使いください。
- 33 -
千葉市路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する条例について
(1)条例について
千葉市では、誇りの持てる美しい街づくりを推進し、安全で快適な都市環境を確
保するため、これまでの「千葉市空き缶等の散乱の防止に関する条例」と「千葉市
路上喫煙等の防止に関する条例」の二つの条例を統合した「千葉市路上喫煙等及び
空き缶等の散乱の防止に関する条例」(路上喫煙等・ポイ捨て防止条例)を平成2
3年1月1日より施行しました。
この条例は、屋外の公共の場所におけるビン・缶・プラ容器・たばこの吸殻・紙
くず等のポイ捨て行為及び「路上喫煙等・ポイ捨て取締り地区内」での喫煙行為を
規制対象として禁止するとともに、行政・事業者・市民の三者が一体となり、それ
ぞれに課せられた責務を果たすことで、路上喫煙等、ポイ捨て行為を防止するもの
です。
条例の適用範囲は広く、市に居住している市民は勿論のこと、市への通勤・通学
者及び市内を通過する人までも幅広く含んでおり、この条例に違反した場合は2万
円以下の過料が科せられることとなります。
また、三者の責務の内容としては、市は「路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止
に関し、必要な施策を総合的かつ効率的に推進」し、事業者は「路上喫煙等及び空
き缶等の散乱の防止に関し、必要な措置を講じ」「市が実施する路上喫煙等及び空
き缶等の散乱の防止に関する施策に協力」すること、市民は「自ら生じさせた空き
缶等は持ち帰り」「市が実施する路上喫煙等及び空き缶等の散乱の防止に関する施
策に協力」することです。
一方、条例の効果をより高めるため、駅前のように市の顔となり、かつ大勢の人々
が行き来する場所を「路上喫煙等・ポイ捨て取締り地区」として指定し、この区域
から路上喫煙等及びポイ捨て行為を一掃することで、市内全域に美しく安全な街づ
くりの輪を広げていくことを目指します。
(2)美しい街づくりに係る活動支援について
条例では、「市民等及び事業者の間に広く美しい街づくりの推進についての関心
と理解を深めるとともに、積極的に美しい街づくりの推進に関する活動を行う意欲
を高めるため」毎年5月30日を「美しい街づくりの日」と定めています。
また、市民及び事業者等が組織する団体が自発的に行う美しい街づくりを促進す
る活動に対して、市は清掃用具等を支援します。
詳しくは、廃棄物対策課、またはお近くの区役所地域振興課か環境事業所までお
問い合わせください。
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千葉市ごみステーション美化活動等に関する表彰実施要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、千 葉 市 廃 棄 物 の 適 正 処 理 及 び 再 利 用 等 に 関 す る 条 例 第
2 0 条 の 4 に 規 定 す る ごみステーションの美化を推進し、適正な分別及び排出に
おいて顕著な功労のある団体及び個人(以下「団体等」という。)の表彰について必
要な事項を定めるものとする。
(表彰の基準)
第2条 次の各号に該当する団体等は、この要綱により市長が表彰する。
(1)ごみステーションの清掃等により、ごみステーションの美化を積極的に推進
しているもの。
(2)ごみステーションの利用者に対するごみの分別・排出方法の周知等により、
分別・排出ルールの徹底が図られているもの。
(3)ごみの減量・再資源化に向けた顕著な取組みを実施しているもの。
(表彰の方法)
第3条 表彰は、表彰状(団体・個人)及び優良ごみステーションの認定シール(団
体のみ)を授与して行う。この場合において、賞品を添えて行うことができる。
(表彰の申込手続)
第4条 表彰選定を申し込む団体は、千葉市ごみステーション美化活動等に関する表
彰選定申込書(様式第1号)を市長に提出するものとする。
2 各団体は3回表彰(三ツ星表彰)を受けるまで、申し込みをすることができる。
(表彰の時期)
第5条 表 彰 は 、 随 時 行 う も の と す る 。
(表彰の決定)
第6条 表彰者の決定通知は(様式第2号)により行うものとする。
(委任)
第7条 この要綱の施行について必要な事項は、別に定める。
附 則
この要綱は、平成23年5月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成23年7月1日から施行する。
附 則
この要綱は、平成24年10月1日から施行する。
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様式第1号
千葉市ごみステーション美化活動等に関する表彰選定申込書
年
千 葉
市
長
月
日
様
団
体
名
代表者氏名
住
所
〒
担当者氏名
連絡先電話番号
連絡先電子メールアドレス
下記のとおり
込みます。
年度ごみステーション美化活動等に関する表彰選定を申し
記
1
対象者
※個人の場合は、住所・氏名を記載すること
2
該当ごみステー
ションの所在地
3
ごみステーショ
ンの美化推進に向
けた取組み、実績
など
4
ごみの分別・排
出ルールの遵守に
向けた取組み、実
績など
5
その他ごみの減
量・再資源化に向
けた取組み、実績
など
(裏面に続きます)
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6 ステーションの位置
- 37 -
MEMO
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千葉市廃棄物適正化推進員の手引き
平成28年10月発行
発行・編集 千葉市環境局収集業務課
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