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群馬県放射線関連業務に係るQ&A集 (改訂版) 平成25年2月 県
群馬県放射線関連業務に係るQ&A集 (改訂版) 平成25年2月 県・市町村放射線対策会議 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、本県にも放射能汚染の影 響が及びました。かつて経験したことのない事態に、多くの県民の皆様が不安を感じ、 県や市町村に対し様々な質問が寄せられました。 このため県では、平成24年8月に「放射線関連業務に係るQ&A集」を作成し、 正確な情報の提供に努めてきたところです。 現在は、汚染状況重点調査地域に指定された市町村における除染対策も進展し、事 故発生時に比べ県内の空間放射線量率も低下してきております。また、放射線に関す る県民の皆様の理解も深まり、落ち着きを取り戻してきています。 そこで、県・市町村では、これまでに寄せられた放射線に関する質問を総括的に整 理し、県民の皆様の理解を一層促進するとともに、この度の原子力発電所事故の教訓 の一つとして、本県における今後の放射線対策に活かして行くため、 「放射線関連業 務に係るQ&A集」を改訂する形で「群馬県放射線関連業務に係るQ&A集(改訂版) 」 を作成しました。 この改訂版は、初版と同様、現時点で得られている知見に基づき、県民健康科学大 学の監修を得て作成したものです。 本「Q&A集」が、県・市町村の放射線対策業務の参考となるとともに、多くの県 民の皆様にご活用いただければ幸いです。 平成25年2月13日 県・市町村放射線対策会議 ○放射線基礎 P1 ~ P7 Q1 放射能と放射線はどう違うのですか。 Q2 放射性物質は目に見えないのですか。どうすれば放射性物質を確認することができますか。 Q3 Bq(ベクレル)、Gy(グレイ)、Sv(シーベルト)とは、どのようなものですか。 Q4 Sv(シーベルト)とGy(グレイ)はどう違うのですか。換算することは可能ですか。 Q5 Bq(ベクレル)からSv(シーベルト)に換算するにはどうしたらよいですか。 Q6 μSv(マイクロシーベルト)とmSv(ミリシーベルト)はどう違うのですか。 Q7 放射性物質とα(アルファ)線、β(ベータ)線、γ(ガンマ)線はどう違うのですか。 Q8 空間放射線量の測定では、γ(ガンマ)線を測定しているようですが、その他のα(アルファ)線やβ(ベー タ)線、中性子線などは測定する必要はないですか。 Q9 放射性物質は時間が経てば消えるのですか。いつになったら消えるのですか。 Q10 放射性セシウムには、半減期の長いものと、短いものがあると聞いたのですが、放射性セシウムの濃度は、 どのように変化していくのでしょうか。いつまで測定する必要がありますか。 Q11 私の住んでいる地域は、高さ1mでの空間放射線量率が平均で0.20μSv(マイクロシーベルト)/hとなっ ている。この数値はいつまでもこのままなのか。何年くらいすると数値は下がるのか。 Q12 セシウム137が半減期を迎えると、どのような物質に変化するのか。変化した物質は放射線を放出しない のか。違う毒性はないのか。 Q13 私たちが自然界から日常的に浴びる放射線量は年間どのくらいで、原発事故後にどのくらい増えたのでし ょうか。 Q14 原子力発電所の事故の前には、放射線はなかったのですか。あるとしたらどれくらいの量ですか。 Q15 天然の放射性物質カリウム40の健康への影響と、原子力施設に由来する放射性物質セシウムの健康へ の影響は、それぞれ同じ線量であった場合、健康被害への影響に違いがありますか。 Q16 被ばくする量によってどのような影響があるのでしょうか。 Q17 放射線を浴びた場合、人体や動植物にどのような影響があるのですか。また、人や動物に伝染することは あるのですか。 Q18 子どもや妊婦のほうが大人に比べて放射線による影響が大きいと言われるのはどうしてですか。 Q19 外部被ばくと内部被ばくの危険性の差はどれほどあるのですか。 Q20 放射性物質が付着した食材や水を摂取すること以外に、内部被ばくすることはあるのですか。あるとすれ ばどのようなことが原因となるのですか。 Q21 マスクや厚手の手袋等で、どれだけ放射性物質を防ぐことができるのですか。(例えば除染作業等) Q22 放射線の人体への影響に関しては、政府の見解や専門家の意見が必ずしも一致していないような気がし ます。どう考えたらいいのでしょうか。 Q23 今回の原発事故で、セシウム、ヨウ素以外の放射性物質は、漏えいしていないのか。 Q24 放射性物質の検査として、セシウム134と137の検査をしていますが、ほかの物質は健康に影響はない のでしょうか。他の物質は測定する必要はないのでしょうか。 Q25 「放射線量が高い」というのはどういう状態をいうのですか。なぜそれが問題なのですか。 Q26 先日購入した線量計で庭を測定したら、高さ1mでの空間放射線量率が0.22μSv(マイクロシーベルト) /hでした。このまま生活しても平気でしょうか。 Q27 空間放射線量の数値が高い=ベクレル(土壌汚染)も高いという認識でよいのか。 Q28 現状の空間線量の値は、主に土壌・地表に付着した放射性物質によるものと考えてよいか。 Q29 空間線量計(モニタリングポスト)が定点設置されているが、数値が上がるとすれば、原発に異常が発生し た場合の他、どのような場合が考えられるか。 Q30 放射性物質に係る各種調査研究はどこが実施しているのか。疑問が生じた場合にどこに問い合わせるの がよいのか。 ○測定 P8 ~ P13 Q31 空間放射線量率の測定結果が、HPなどに公表されているが、都合のよいデータばかりを公表していない か。或いは、都合が悪いデータが出そうなところは測定しないなどということはないか。 Q32 放射線量の安全基準値が示されているが、何を根拠に示されたのかよくわからない。基準値内であれば 本当に安全なのか。安心できるのか。 Q33 追加被ばく線量の基準数値の根拠を教えてください。 Q34 除染の目安である0.23μSv(マイクロシーベルト)/hは、被ばく量の追加が、年間1mSv(ミリシーベルト) 以下となるように計算されたものと聞いている。これは内部被ばくと外部被ばくの合算を考慮しているのか。 Q35 除染基準として1mの高さが基準となっていますが、子どもは50cmでもよいとあります。50cmと1mの違 いの根拠は何でしょうか。自治体ごとに判断してよいのでしょうか。 Q36 測定機器、検査機器の校正は、適切にされていますか。 Q37 原子力発電を推進しているメーカーが作った測定器の結果は、信用できるのでしょうか。 Q38 県の衛生環境研究所で放射能の測定をしているそうですが、なんのためにしているのでしょうか。また地上 20メートルで測定しているそうですが、なぜ地面の近くで測定しないのでしょうか。 Q39 文科省が設置したモニタリングポストと、エネルギー補償型サーベイメータとの測定値の差は何なのか。ど ちらが正確な値なのか。 Q40 積算値が出る線量計は県で設置しているのか。 Q41 環境省は毎時0.23μSv(マイクロシーベルト)、文科省は毎時1.0μSv(マイクロシーベルト)の基準です が、なぜ異なるのですか。 Q42 いろいろな基準(8000Bq/kg、100Bq/kg、0.23μSv/h等)があるが、整理した一覧表はないのか。 Q43 県や市町村の検査機器は住民が利用できるのですか。 Q44 ベクレル表示の放射線検知器というのがネットにあったが、高額な公定法の測定器は数が限られているの で、簡易測定器として県で用意し活用できないか。測定結果表示は、Bq/cm2 だが、何らかの方法で使 えないか。 Q45 各市町村で空間線量の測定・除染、食品計測などの対応がマチマチです。群馬県として統一しないので すか。 Q46 簡易測定器を購入したいのですがどんなものがいいのか。どこに問い合わせれば購入できるか。 Q47 個人で放射線測定器を購入して近所や野菜などを測定をしています。同じものでも何度か測ると、その都 度違う数字が出ます。信用してもよいでしょうか。 Q48 購入した放射線測定器(エアカウンター)で野菜等の線量は測れないのですか。収穫した野菜や果物をビ ニール袋に入れて測定器を差し込んでもダメですか。 ○環境 P14 ~ P17 Q49 放射性物質は、今どこにあってこれからどこに行くのか。また、その対策は何かあるのか。 Q50 群馬県はセシウムが大量に飛散したと聞きましたが、生活していて大丈夫ですか。 Q51 放射線の影響を考えた場合、群馬県は危険な地域ですか、安全な地域ですか。 Q52 TVでは各地の放射線量が高いと大きな騒ぎとなっていますが、本当にそのとおり大変なのでしょうか。 Q53 今問題となっている放射性物質は、福島原発から漏洩したものが、降雨により地表に落下したものと言わ れているが、その後は漏えいも落下等もないのか。 Q54 放射性物質は空気中を漂っているのか。また降ってくるのか。 Q55 雨に当たっても大丈夫か。 Q56 砂ぼこりには人体に有害な量の放射性物質が含まれているのでしょうか。 Q57 空間放射線量の値が高い場所でも室内や車の中などにいれば平気ですか。 Q58 比較的放射線量が高いところに仕事で行くのだが注意することはあるか。 Q59 事故前と事故後で放射線量はどのくらい変化したのでしょうか Q60 群馬県ではストロンチウムの検査をしていないのか。 Q61 1950年代、1960年代の核実験による放射線量はどのくらいでしたか。また、それ以降、現在までの推 移はどうですか。 Q62 訓練棟における高所訓練について、空間放射線量の影響はあるのでしょうか。 Q63 水難救助訓練を行うプールの水は、地下水を利用していますが、放射線の影響はあるのでしょうか。 Q64 赤城大沼のワカサギが心配です。水の出入りの少ない湖の放射性物質の量は何十年も経たないと変わら ないのでしょうか。 Q65 新潟・静岡において原発事故があった場合、最悪の想定(風向き・爆発規模)のもとでの群馬への影響と その対策(避難計画など)を教えてください。 Q66 地図ではよくわかりません。県内のホットスポットの地域を教えてください。 ○暮らし P18 ~ P19 Q67 洗濯物を外に干しても大丈夫でしょうか。 Q68 放射性物質が付着した衣類等を通常どおりに洗濯してよいですか。洗濯で放射性物質を落とすことはで きますか。 Q69 線量の高い場所から来た際は、現地で使用していた服や車などを除染をする必要があるのか。 Q70 外でペットを飼っているが大丈夫か。 Q71 高さ1mで0.23μSv(マイクロシーベルト)未満でも高さ50cmだともう少し放射線量が高くなると思いま すが、子どもやペットなどは大丈夫でしょうか。 Q72 自宅の敷地に砂利を敷いたのですが、放射線は大丈夫でしょうか。 Q73 雨樋下など家屋で放射性物質が溜まりやすいところでは、地表面の放射線量率が高いといわれている が、生活する上で注意することはあるか。掃除などの時に雨樋下などの砂ぼこりは吸い込まない等の注意 は必要か。 Q74 庭木の手入れをする際に、枝木についた放射性物質からの被ばくは大丈夫か。 ○野外活動 P20 ~ P21 Q75 落ち葉も放射性物質に汚染されているという話を聞きましたが、健康への影響について教えてください。 Q76 山の木の葉に触れても大丈夫でしょうか。 Q77 山際は放射線量が高いようですが、ハイキングをしても大丈夫でしょうか。 Q78 登山やトレッキングをしたいのですが、放射線対策として、どのような注意をすればよいのでしょうか。 Q79 赤城大沼のワカサギから基準値以上のセシウムが検出されていますが、登山はしない方がいいですか。 Q80 県の北部にホットスポットがあると聞きました。尾瀬に行く予定ですが、放射能は大丈夫でしょうか。 Q81 キャンプ場でキャンプやバーベキューをする予定ですが、大丈夫ですか。 Q82 海水浴は問題ないですか。 Q83 川で遊んでも、放射線の影響は心配ないでしょうか。 Q84 「どんどん焼き」の行事に参加しても大丈夫でしょうか。 ○医療・健康 P22 ~ P26 Q85 原発事故から一年半が経過しましたが、放射線による影響と確かに分かる健康被害はあるのでしょうか。 現状が続いたとして、何年で健康被害出るのでしょうか。 Q86 放射線による健康への影響リスクについて、分かり易い比較対象はないのか。例えば、喫煙・肥満・飲酒 のリスクと比較した資料は無いか。 Q87 100Bq(ベクレル)/kgの食品を摂取した場合の人体への影響はどの程度か。数字のみではなく、身近 なものと比較できないか。 Q88 低線量被ばくについて、安全と危険という両極端な学説がありますが、正しいと考えられているのはどちら ですか。 Q89 放射線の人体への影響に関して細かく知りたい。 Q90 「低放射線量の人体に対する影響には閾値(しきい値)がない。」等と聞くが、閾値(しきい値)とは何か。 Q91 内部被ばくした場合、β(ベータ)線による被ばくもあると聞くが、β(ベータ)線はγ(ガンマ)線に比べてど のくらい危ないのか。食品の基準はベータ(β)線による内部被ばくも考慮されているのか。 Q92 外部、内部ともに被ばくに対しては、細胞分裂の進む子どもの影響が大きいとの見解ですが、現段階での 年齢と影響を与える蓄積線量の目安をご提示いただけませんか。 Q93 食品に含まれるセシウムを継続的に摂取することによる健康被害の心配はありますか。 Q94 妊娠中ですが、放射線が高いといわれている地域の米や野菜を食べても影響は無いですか。 Q95 放射性物質の影響が心配で子どもの健康診断をしたいが、どんな病院へ行けばよいのか。 Q96 病院での放射線を利用した検査は、どのようなものがあるのでしょうか。 Q97 子どもが放射線を用いた検査を受けても大丈夫でしょうか。 Q98 病院での被ばく検査は、どのような検査をするのでしょうか。検査には保険が適用されますか。 Q99 人間ドックや健康診断の検査に使うCTやレントゲンの放射線は、危なくないのですか。どのくらいの間隔で 検査を受けるのが良いのでしょうか。 Q100 時間が経てば放射性物質はすべて体外に排出されますか。 Q101 安定ヨウ素剤は備蓄しているのか。 Q102 ラジウム温泉等の放射線の影響が否定できないものは避けるべきか。 ○子ども P27 ~ P28 Q103 子どもに母乳をあげても大丈夫でしょうか。 Q104 子どもの尿から放射性セシウムが1Bq(ベクレル)以下であっても検出された方の情報がインターネットに 掲載されています。これらの子どもたちへの影響は、どうなのでしょうか。 Q105 放射線の影響は、子どもの方が影響を受けやすいと言われますが、何歳くらいまで気をつけたらよいでし ょうか。 Q106 子どもを外で遊ばせない方がいいですか。遊ばせる際に、気をつけることはありますか。 Q107 公園の遊具や砂場で遊んでも大丈夫か。 Q108 子どもが野球をやっているが、砂ほこりを吸い込むことでの被ばくは心配ないか。 Q109 群馬県では、子どもたちの屋外活動時間に制限を設ける必要はないのですか。 Q110 群馬県は放射性物質に汚染していると言う人もいて、子どもがいるため不安に思いながら生活していま す。他県に避難した人までいると知りました。幼稚園では砂遊びやドングリ拾いなど、毎日しています。「た だちに健康に影響がない」と言われても、5年後、10年後の子どもの健康がとても心配です。 ○食品・水道 P29 ~ P35 Q111 市場に流通している食品は、間違いなく基準値以下のものか。 Q112 食品の小売業が放射性物質の検査をしているようですが、流通する前の段階での検査をさらに徹底し ていただけないのでしょうか。 Q113 県で食品の検査をしていますが、当然全品の検査はできないと思います。食品全部の安全は確保でき ているのですか。 Q114 放射性物質に汚染された商品は市場に流通していないから安心だという話を聞いたが、本当にそうなの か。また、放射性物質に汚染されていないという判断の根拠はなんなのか。 Q115 回遊している魚が福島県沖を通って別の海域の港で水揚げされた場合、放射性物質の影響は大丈夫 か。 Q116 福島原発事故の後、群馬県も水道水から放射性物質が検出されていましたが、それを飲み続けていた 場合の追加被ばく量は何Sv(シーベルト)に相当しますか。 Q117 米は玄米と精米とどちらで検査するのですか。また、他の農産物でもキャベツの芯やミカンの皮など普通 食べないところはどうするのですか。 Q118 食品の放射線量の表示は、優良誤認に当たらないのでしょうか。 Q119 万が一、基準値を超える食品が流通し、それを口にした場合の補償体制はどうなっているのか。 Q120 自主検査した流通食品の数値が国の基準を上回った場合、行政は流通の差し止めなどの指導をする のでしょうか。また、購入代金補償などはあるのでしょうか。 Q121 食品の測定結果に「検出下限値」、「定量下限値」、「ND」などの表現がありますが、違いがよくわかりま せん。 Q122 食品・水の基準値はどのようして算定したのですか。 Q123 食品の基準値を平成24年4月1日から厳しくしたのはなぜですか。以前の暫定規制値のもとでの食品 は危険だったのですか。 Q124 食品の基準が厳しくなったようですが、どのくらいの量を食べると体に影響が出てくるのでしょうか。20年 後、30年後に影響は出ないのでしょうか。 Q125 食品について、世界各国の基準を教えてください。 Q126 食品について、ベラルーシーなどは日本より厳しい基準を導入していますが、日本の基準は世界的にみ てどうなのですか。 Q127 食品・水がもともと持っている放射性物質の量(主に農畜産物)はどれくらいですか。 Q128 食品の基準値について、小売業者で異なる独自基準を採用していてよいのですか。どの基準値が正し いのか分かりません。 Q129 食品に含まれる放射性物質が基準値以上であった場合、100gしか食べなければ1/10の摂取量とな り、問題はないのでしょうか。例えば、野菜から200Bq(ベクレル)/kgであるなら、100gなら1/10の20 Bq(ベクレル)/kgで問題ないのでしょうか。 Q130 暫定規制値(一般食品:500Bq(ベクレル)/kg等)は超えていなかったのですが、新規制値(一般食品 :100Bq(ベクレル)/kg等)よりも高い濃度の食品を食べたことがあります。大丈夫ですか。 Q131 役場のベクレルファインダーでタラの芽を測定したら、セシウム137が250Bq(ベクレル)/kgという測定 結果でしたが、食べても大丈夫ですか。また、100Bq(ベクレル)/kg以下の測定値の場合は、どれくら い食べても大丈夫なのですか。 Q132 食品の基準値を少しでも下回っていれば、食べ続けても安全ですか。 Q133 食品について、10Bq(ベクレル)/kg未満であっても放射性物質が検出されたと報道されますが、健康 に影響があるのでしょうか。 Q134 放射線の影響は、大人よりも子どもの方が大きいと聞いていますが、一部の食品を除いて、子どもと大人 の食品の基準値が同じでも大丈夫なのでしょうか。 Q135 給食の検査をしていると聞くが、頻度はどのくらいか。 Q136 農産物等の食品の検査結果は、公表されるのに、サンプリングの状況が公開されないのは何故か。 Q137 自治体がシンチレーション型の放射性物質検査機器で食品の検査を実施してくれますが、測定値の保 証はあるのですか。お金を払う検査機関なら間違いないのですか。 Q138 よく放射線の検査をしているとは思いますが、少しでも安心したいため、県民が食品を持ち込める、無料 あるいは低額で放射線検査のできる場所を教えてください。県や市町村、民間の検査機関を知りたい。 Q139 食べ物を自宅で検査したいがどんな方法があるのか。 Q140 新聞報道等で民間団体の食品放射線測定事業が、随所で立ち上がっているようですが、それらの利用 についてまとめた資料などはありますか。 ○農作物・家庭菜園 P36 ~ P40 Q141 家庭菜園をしていますが、採れた野菜は食べて大丈夫ですか。野菜の測定はやってもらえるか。 Q142 農家をやっていますが、野菜も米も土壌が命で、土壌に含まれる放射性物質が気になります。土壌は検 査した方がいいのでしょうか。それとも収穫したものを検査すればいいのでしょうか。 Q143 畑の土の放射性物質はどれくらいまでなら安心して作物を作っていいんでしょうか。 Q144 畑の放射線量が地表0.41μSv(マイクロシーベルト)/hでした。野菜を作っても大丈夫でしょうか。役 場では空間放射線量と畑の土の放射線濃度は違うから、空間線量率で野菜の放射線濃度がどうなるか 分からないといわれました。どうしたらいいか分かりませんので基準があれば教えて下さい。 Q145 野菜などで、土壌中の放射性物質を吸収しやすいものと、あまり影響を受けないものがあるのでしょう か。それはどこかでわかりますか。 Q146 家庭で、野菜などの食品についた放射性物質を取り除く方法はないですか。 Q147 農産物や水産物に含まれる放射性物質の検査結果がHPで公表されているが、検査する検体は、どの ように選んでいるのか。結果が低いと見込まれるものを選んで検査しているのではないか。安全性確保の 観点から全量検査は無理にしても、満遍なく検査すべきではないか。 Q148 スーパーで農家の方が直接、朝届けて販売しているコーナーや、農産物直売所を利用していますが、こ れは食品衛生法による流通品ということになりますか。また、放射性物質は検査されているのですか。 Q149 農産物等の測定をし、基準値を超えた場合、県に届出等する必要がありますか。 Q150 ほうれん草や海藻にはカリウム40が50~200ベクレルも含まれているのに、新基準値のセシウム100 ベクレルは高すぎませんか。 Q151 基準値を超えた野菜を自分で食べてはいけないのか。欲しいという人にやってはいけないのか。 Q152 食品などでどれくらい内部被ばくをすると健康に障害がでますか。 Q153 群馬県の山菜の汚染状況かどうか。 Q154 山菜採りに近くの山へ出かけたら、高さ1mでの空間放射線量が0.38μSv(マイクロシーベルト)/hでし た。そこでタラの芽や山ウドを見つけたのですが、食べない方がよいのでしょうか。 Q155 比較的線量が高い地域で作られた農作物は、食べても体に害はないのでしょうか。 Q156 フキノトウは、どのくらいの空間放射線量だと高い値になるのか。 Q157 自生のフキ、クレソン等は安全か。 Q158 今、放射能に汚染されている地域の川の魚や山菜やきのこは、これから毎年汚染が続くのか。 Q159 野生のフキノトウで基準値を超えるなど、きのこ類や山菜類は高い値が検出されることもありますが、近く で採った山菜を直売所で販売しても大丈夫でしょうか。 Q160 渡良瀬川の水を引き込んで稲作をしているが、収穫する米の放射能が心配だ。群馬県内の河川水から は放射性物質は検出されていないとのことであるが、かなり上流で測定している。また、稲作に使用する 水は、放射性物質が含まれる川の底質・堆積物も巻き込んだ水になっているのではないか。 Q161 放牧されている牛の飼料(牧草)の検査はどうなっていますか。 ○木材・資材 P41 ~ P42 Q162 薪ストーブを使用しているが、薪の放射能汚染は大丈夫か。 Q163 薪ストーブを使っているが、灰は畑にまいていいか。 Q164 木炭を購入したが安全か。 Q165 山で炭を焼いているが、取引先が放射能を心配している。調べてほしい。 Q166 住宅に使用する木材について放射性物質に関する対策は採られているのか。 Q167 家を建築中であるが、使われている木材が放射性物質で汚染されてないか心配である。どこかで調べ ているのか。また、群馬県内の木材は大丈夫なのか。 Q168 木材の安全性についてエンドユーザーから公的な証明が欲しいと言われたが、県で測定、証明を行って いるか。 Q169 木質ペレットの検査はしているのか。 Q170 住宅建設や、庭の外構工事等で使用する建材・石材・客土等について、規準はないのか Q171 汚染状況重点調査地域内で発生した土砂(建設等に伴い発生した土砂等)の搬出を行う場合、規制 等はあるのか。また、土砂について、搬入や搬出の基準はあるのか。 ○除染 P43 ~ P47 Q172 報道で空間放射線量が毎時0.23μSv(マイクロシーベルト)以上で除染をするという話を聞きますが、 これはどういう根拠で決められているのですか。 Q173 除染を行う基準は毎時0.23μSv(マイクロシーベルト)以上であるが、それはどこの高さで計測を行う のが正しいのか。また、局所的に毎時0.23μSv(マイクロシーベルト)以上の場合、どのくらいの範囲を 除染すればよいのか。 Q174 除染基準について、0.23μSv(マイクロシーベルト)と1.0μSv(マイクロシーベルト)の2つがあるのは なぜか。 Q175 局所的に除染が必要な基準について、なぜ周辺より毎時1.0μSv(マイクロシーベルト)以上高い場合 が対象なのですか。数値の根拠を教えてください。 Q176 簡易放射線測定器で測ったら0.23μSv(マイクロシーベルト)/hを超えている場所があった。行政で正 式に測ってもらえるか。除染をしたいがどうしたらいいか。 Q177 測定の結果、放射線量の数値が高かった場合には、どのように除去を行えばよいでしょうか。 Q178 空間放射線量が0.23μSv(マイクロシーベルト)/hを少しでも超えたら危険で、下回れば安全ということ ですか。 Q179 放射性物質汚染対処特措法は、群馬県内だと重点調査地域に指定された12市町村にだけ適用され るという認識でよいのか。また、そうであった場合、除染を行った場合の賠償はあるのか。 Q180 自宅の樋の下から高さ1mで測定したら0.23μSv(マイクロシーベルト)/hを超えました。除染は、行政 や東京電力が実施してくれないのですか。根拠法令はありますか。 Q181 除染区域として計画に上げた地域を詳細な測定を行ったところ、平均で除染基準の0.23μSv(マイク ロシーベルト)/h以下になる区域があった。この場合、区域内でマイクロホットスポット的な場所の除染は 出来ると除染基準が変更されてるが、マイクロホットスポットは除染区域外でも多々ある。区域外でも補 助を認められるか。または、東京電力への求償ができるか。 Q182 県内の広い地域で除染基準値を超えているようですが、山の中の除染はどのように行っていくのでしょう か。また、自然環境への影響はどのような事が考えられるのでしょうか。 Q183 除染実施計画では、除染区域内で農地や牧草地、果樹園などで空間線量率が0.23μSv(マイクロシ ーベルト)/h以上の場所は、生活空間に影響を及ぼすような場合、除染対象としていますが、除染区域 内であって生活空間に影響を及ぼすような場所以外の農地等で、農業経営の継続を目的とする除染は 補助対象として除染出来るのでしょうか。また、農政側の補助制度はないのでしょうか。 Q184 自宅を除染するのに補助金等はないのか。 Q185 雨樋の水が地面に落ちるところの空間放射線量率が0.35μSv(マイクロシーベルト)/hでしたので、除 染のためにその周囲2㎡、深さ30㎝までの土を、普段は近づかない庭の隅(玄関から5m)の土と入れ替 えましたが、除染対策になりますか。入れ替え後の雨樋の下の空間放射線量率は0.018μSv(マイクロ シーベルト)/hに下がりました。 Q186 勤務先の雨樋の放流付近の地面が、0.8μSv(マイクロシーベルト)/hあるので気がかりです。その場所 は、道路側からの高さが70cmほどあり、その細い道を何人かの小中学生が通学路として使用していま す。強風でも吹いて、セシウムが風に舞い、子ども達が吸い込んだりしないか不安です。 Q187 小学生の通学路が、地表で0.2μSv(マイクロシーベルト)/h、50cmで0.18μSv(マイクロシーベル ト)/hでした。0.23μSv(マイクロシーベルト)/h以下なので除染の必要はないと言われましたが心配で す。年間だと1.576mSv(ミリシーベルト)になります。年間1mSv(ミリシーベルト)を超えていて、子ども への影響が心配です。 Q188 除染対象区域外の地域に住んでいますが、雨樋の下の空間線量率が1mで0.23μSv(マイクロシー ベルト)/hを超えています。マイクロホットスポットは役所では除染しないといわれました。自分で除染しよう と思いますが、除染した泥を裏庭に穴を掘ってそのまま埋めてもいいのでしょうか。家の周りの空間線量 率は1mで0.15くらいです。だいたい40㎝ぐらい掘って、20㎝くらい覆土するつもりです。 Q189 木が比較的生えている場所で、1mの高さで測定を行い空間放射線量が0.23μSv(マイクロシーベル ト)/hを超過していた。表土の除去や笹刈りを実施し除染をおこなったが、地表面では空間放射線量が 0.23μSv(マイクロシーベルト)/hを下回るものの、1mでは0.23μSv(マイクロシーベルト)/h以下にな らない。今後どのような対策を講じることが効果的であるか。 Q190 雨水を再利用するため雨どいの出口に水がめを設置しております。その水がめの上部で放射線量を測 ったところ、0.9μSv(マイクロシーベルト)/hありました。この水はどのように処理すればいいでしょうか。 Q191 高圧洗浄等の除染作業で洗い流した放射性物質は、下流に流れ蓄積していくのではないのか。 Q192 室内で空間放射線量が高い場合で、線源の特定・除去ができない場合、どうしたら良いですか。 Q193 自主的にできる除染の方法をまとめたものはありますか。 Q194 放射性物質(特にセシウム134、137)に対する、覆土の遮へい効果について教えて欲しい。(マイクロ スポットの除染は現地埋設や天地返しでの対応が多い。鉄や鉛、コンクリートについては、多少文献があ るが、覆土の厚さによる遮へい効果については、文献が少ない。) ○廃棄物 P48 ~ P50 Q195 各家庭で自主的に除染をした土・芝などはどこかで引き受けていただけるのでしょうか。 Q196 除染実施区域から外れた自宅の清掃ゴミは、一般ゴミとしてステーションに出してよいか。 Q197 住民自らが、自宅等の土地建物の除染を行った場合の賠償先はあるのか。また、除染した土壌や枯れ 葉等はどこでどのように保管し、処理すればいいのか。 Q198 家庭菜園の野菜が心配なので廃棄しようと思いますが、普通に家庭ゴミとして扱って問題ないですか。 Q199 メンテナンスの際に出た廃棄物(空調機のエアクリーナー)が放射線量が高いことを理由に引き取りを拒 否された。どう処分したらいいのか。 Q200 側溝にたまった落葉を道路脇に片づけようと思いましたが、放射線を測ったら表面で、1.5μSv(マイク ロシーベルト)/hもありました。役場では、その辺は誰も住んでいないし人も歩くようなところでないから、除 染対象外と言っています。側溝の水が流れなくなると困りますので、自分で脇の山林に戻しておいていい ですか。 Q201 国の除染の対象にならないが、線量の高い場所にある木(剪定枝など)はどうすればよいのか。 Q202 山の落葉を集めて堆肥にしましたが、使っても大丈夫でしょうか。また、庭木の剪定枝や草などを腐葉土 になるように庭に貯めておいたのですが、使っても大丈夫ですか。 Q203 落ち葉を集めてたき火をしましたが、燃えがらや灰はそのままにしておいてもよいのでしょうか。放射性物 質の濃度が高くなることはないのですか。 Q204 焼却灰の基準で8000Bq(ベクレル)/kgというのがあるが、作業従事者の安全のために設定されたも のだと聞いている。どのように計算されたものか。 Q205 狩猟で捕獲したシカやイノシシが100Bq(ベクレル)を超える放射性物質が検出された場合、山の中に 埋設しても環境に影響はないのでしょうか。 Q206 県内において、河川水から放射性物質は検出されていないのに、浄水場で発生する汚泥から放射性物 質が検出されるのは何故か。東京湾の泥のセシウムが増えていると報告されてるが、水に含まれるセシ ウムが関係しているのか。 Q207 下水処理場の近くに住んでいる。下水汚泥には放射性物質が含まれていると聞いているが、健康に影 響はないか。 Q208 原発事故後1年経っても下水道処理施設で発生する汚泥からヨウ素131が検出されるのは何故か。