...

ŸZ“b™ƒ“‡ −w›@™Ê`M26“ƒ/‚æ26“ƒ

by user

on
Category: Documents
153

views

Report

Comments

Transcript

ŸZ“b™ƒ“‡ −w›@™Ê`M26“ƒ/‚æ26“ƒ
(1)
第26号
(2006年度・2学期号)
発行
2
0
0
6年1
1月7日
六甲中学校・高等学校
〒657-001
5 神戸市灘区篠原伯母野山町2丁目4番1号
TEL.
(078)
871-4161
(代表) FAX.
(078)
871-4688 http://www.rokko.
ed.jp
成長のとき
学校長
崎
宗一
定された事象への興味の深化は、それ
なりの自信となって、好ましい青年と
しての見栄えを各人に備えさせ、その
結果、男っぽい集合写真が出来上がる
のだろうと思ってしまいます。
集合写真
年度も半ばを過ぎようとするこの時
期、卒業アルバムのための写真撮影が
いろいろな形態で行われています。こ
こ数年、中学入学時と同じ位置・並び
方で集合写真を撮ろうとする企画が続
いて行われています。先日読んだ高3
の日番日誌にも、今年度もその企画案
が持ち上がっていると書かれてありま
した。そこで、昨年度までの卒業アル
バムを何冊かのぞいてみました。
2枚の写真を見比べてみると、入学
からの5年余りの時間経過は、一人ひ
とりの姿形を一様に大きく変化させて
いるのが見てとれます。紅顔でかわい
いが、どことなく頼りなげな集団が、
六甲生活の終了を間近に控えた秋を迎
える頃になると、入学当時の面影をど
こかには残しながらも、みな骨っぽく
頼りがいのある雰囲気を漂わせる集団
として写っています。2枚の写真から
感じとれる様変わりは、外見上の変化
だけでなく、精神的な成長も相俟って
いると考えられます。
さまざまな経験を通しての、心身の
成長による自分の世界の広がりや、特
も
校長巻頭言
成長のとき………………………1
旬(しゅん)
ところで、6年前の写真に写ってい
る私の姿は、どんな様子だったのだろ
うと思い立ち、探し出して見ました。
多少顎が丸くなっていたり、髪の毛が
寂しくなったかなということはあって
も、現在の私の様子と大きく変わると
ころはありませんでした。人間の育つ
過程において、大きく成長したり驚く
ほど変化する可能性を持つ時期は、ご
く限られているのだと思い至ります。
その短いともいえる時期のひとつが、
中・高の6年間ではないかと考えま
す。六甲で過ごす6年間は、生徒一人
ひとりが人間として大きな変化をみせ
る上で「成長のための旬」という時期
だと言えるでしょう。
「旬」は、食べ物の味わいが最もよい
時季、物事を行うのに最適の時期とい
う意味をもつ言葉です。今、生徒たち
は成長の旬の真只中に生きているとい
く
じ
学院の生活…………………………5
保健室から
教職員研修会
「管財」の仕事
教務部から…………………………2
夏期補習実施報告
「進路の日」の報告
訓育部から…………………………3
大切なところ
「落し物係」の視点から
宗教部から…………………………4
夏の奉仕活動報告
インド訪問報告記
行事報告……………………………6
体育祭/海のキャンプ
山のキャンプ/文化祭
事務室から…………………………7
学校事務室・法人事務室の連絡
六甲会より/母の会より…………7
学院の動き…………………………8
年間日程
クラブ活動
告知板
うことになります。このすばらしい時
期を、いにしえの中国では青春と呼び
ました。青という色はこの時期のイメ
ージにまさにぴったりといえましょ
う。青春は、春という季節を指します。
それは、草木の青く繁るさまを言いま
す。草木は繁って大きく変化します。
そして、変化する時それは常に痛みを
伴います。しかし、痛みは成長の喜び
につながり、その痛みを乗り越えて成
長した者は、さらに次の季節へと向か
います。
学校は生徒が絶えず変化し続けるこ
とを願っていますし、一人ひとりが豊
かに成長することを祈っています。と
同時に、
「何を求めて今を生きるのか」
と考えるように動機づけをしなければ
ならないし、それぞれの学年に応じて、
成長の手助けをする体制をとり続けな
ければと考えています。その場合でも、
生徒が自身で成長していく力を信じて
成長を待つ、あるいは見守る姿勢を忘
れないようにしたいと考えます。
「信
じること」
「待つこと」
「見続けておく
こと」は、教育の原点ではなかろうか
と思うからです。
彼らの行動が時に腹立たしくもあっ
たり、苛立たしくもなったり、また、
気がかりで落ち着かないこともある
し、手を入れる機会を間違えないよう
にと、悩んだりすることもあります。
しかし、その思いや悩みも、彼らの成
長し続ける姿を見ることで、十分報わ
れるのです。六甲をかけがえのない居
場所だと、生徒自身が考えるならば、
そこには成長の「実り」が必ず訪れる
はずで、
年を追って頼もしい好青年に
変身していく姿を、
保護者の皆様と一
緒になって、
学校も喜ぶことができる
と考えています。
(2)
教務部から
夏期補習実施報告
今年も各学年で夏期補習が実施され
ました。実施科目は例年とほぼ同様で、
高3では大学受験に必要な科目はすべ
て、
高2では英語・数学・国語・理科、
高
1では英語・数学・古文、中3以下の学
年では、
英語・数学を中心に開講されて
います。各学年の担当者からは次のよ
うな報告がありました。(西尾 由子)
高3 「大変集中して問題に取り組ん
でいる姿が印象的(数学)
」
「受講状況
は良好、悪く言えば受験の緊張感に欠
け、良く言えば明るく前向き。授業に
は良く集中していた(社会)
」
「出席状
況はかなり安定しており、途中で止め
ていく生徒は見られなかった。受講態
度も良好(英語)
」
高2 「午後からの補習ということで、
集中力を欠いていたものが目立った
(数学)
」
「早朝補習にもかかわらず、
遅刻者も僅か。質量共に充実した補習
ができた(英語)
」
「出席率は9
0パーセ
ント以上で、最初から最後まで変わら
ず出席。演習にも熱心に取り組み、
大変積極的な受講状態だった(理
科)
」
高1 「1学期教えきれなかったと
ころを徹底して教えた。反応は大変
良好(英語)
」
「出席状況良好、問題
無し(英語)
」
「欠席する生徒が多い
ことが気になった(数学)
」
中3 「参加状況、受講状況、使用
教室とも特に問題はなし」
中2 「指名した全員が参加、集中
して授業を受けていた」
「前半の補
習では期末試験の追試を行い、4回
目の追試験で全員合格。同時に宿題
が滑り出し快調にできているか点
検。後半では宿題が完成しているか
を点検し、質問を受け付けた」
中1 「指名者以外に希望者が1
0名
ほど参加し、生徒研修所の1階B室
はほぼ満席状態。エアコンも有り、
とても快適に実施できた」
「家庭の
事情で出席できないものを除き、全
員クーラーのない部屋で本当に良く
頑張った」
2
0
0
6年度 夏期補習一覧
学年
科
目
中 数学1 英作
1 英読
期
日
対象者
8/2
1∼2
3
指名
8/1∼3
指名
中 数学1
2 英作
7/2
4∼2
8、8/2
8
・
2
9
指名
8/2
8∼3
0
指名
中 数学1
3 英読 英作
8/2
3
・
2
5
・
2
6
指名
8/2
4
・
2
5、8/2
4
・
3
0
指名
数学1
7/3
1∼8/4
高 数学2
1 古文 英作
8/1∼5
希望者
指名
8/2
4∼2
9
(8/2
7除く) 指名・希望者
英読
7/3
1∼8/5
(8/1除く) 指名・希望者
理系数学 英作
8/1
8∼2
3
(8/2
0除く) 希望者
物理 センター生物
高 共通数学 英読
2
〃
希望者
8/2
4∼2
9
(8/2
7除く) 希望者
物理 理系生物
〃
希望者
理系化学
〃
理系全員
論述世界史 倫理
テーマ世界史 上級英読
7/2
4∼7/2
8
希望者
〃
希望者
数学 CT英語 物理
〃
希望者
中級英読 中級英作
〃
希望者
現代国語 読解基礎
7/3
1∼8/4
希望者
〃
希望者
古典 化学
古典 数学 生物
高 理系地理 文系地理
3
8/18∼8/23
(8/20除く) 希望者
〃
希望者
論述地理
〃
希望者
文系数学 理系数学
〃
希望者
古典 政治経済 上級英作 8/2
4∼2
9
(8/2
7除く) 希望者
論述日本史 CT日本史
〃
希望者
物理 生物実験
〃
希望者
数学 CT数学 理系数学
自由英作
〃
8/2
4∼2
6
希望者
希望者
「進路の日」の報告
高1
6
6期生は2学期末に、文系・理系
のどちらに進むかを決めることにな
ります。この選択は、将来の職業を
決定する際にも、非常に大きく影響
を及ぼすものです。そのため、去る
5月6日(土)
「進 路 の 日」に、一
人ひとりが自分の進路についてよく
考え、最善の選択ができるよう、
「職
業」について意識を深めるためのプ
ログラムが組まれました。
まず、高校卒業までの3年間の進
路指導の流れと入試制度の概略につ
いて、進路指導担当・西山が話をし
ました。続いてベネッセの担当者よ
り、春休み中に実施した『進路適性
検査』
の結果資料の説明と活用方法、
日々の学習についてのアドバイスが
ありました。
最後に、社会において活躍してい
る卒業生の講演会を設けました。理
系のOBとしては、1級建築士であ
る3
2期の石丸信明氏に、文系は放送
会社に勤務される5
7期の高井望氏に
お話しいただき、職場における体験
談や仕事の具体的内容について、ま
た、六甲在学時代の思い出話や、今
の六甲生に対するアドバイスなどを
語っていただきました。
講演終了後、自分の考えや講演会
の感想を文にまとめる時間を取り、
解散となりましたが、一部の熱心な
生徒は、その後も残って講演者と懇
談を続けていました。やや慌ただし
いスケジュールではありましたが、
内容のある充実した1日となりまし
た。この行事を通して6
6期生たちは、
自分の将来や、半年後に迫った文理
選択について考える良い機会を得た
ようです。
(西山 隆之)
高2
高2の「進路の日」は、6月1
7日
(土)の午前中に行いました。昨年
度の進路指導は、将来の職業を見据
えた上で、適切な文理選択をするこ
とを目標に取り組みました。今年度
は卒業後の進路をさらに見つめ直
し、希望する学部学科を選択し、大
学入試に備えることを目標にしてい
ます。
まず進路主任の置村より、今年3
月に卒業した6
3期の大学入試結果と
6
5期の今年度の課題についての話が
ありました。遅刻・欠席と進学成績
の相関という、6
5期にとって耳の痛
い話もありました。次に、5月に実
施した『進路適性検査』の結果を返
却し、山田高幹氏(ベネッセ)に返
却された検査結果と、これからの入
試制度の変化や学習姿勢について、
講演をしていただきました。続いて
学年進路担当の村上から、2年後の
大学受験を目指して、卒業までの進
路指導の予定を説明しました。
休憩後、文系は社会科教室へ移動、
理系は合併教室に残り、六甲卒業生
による文理別の講演会を行いまし
た。文系は5
7期の新谷、高井の両氏
に、理系は5
7期の石原、麻尾の両氏
に、六甲在学中の経験や進学した学
部の話、さらに就職した現在の様子
などを講演していただきました。
1人3
0分と限られた時間の中で、
卒業生は熱心に準備をして講演して
くださいました。身近な先輩の話は
大変好評で、講演後も質問をするた
めに多くの人が教室に残りました。
先輩の話を食い入るように聞き、真
剣に議論しているご子息の姿を見
て、6
5期生も大人になりつつあるこ
とが実感できる1日になりました。
(村上 智樹)
(3)
訓育部から
大切なところ
本校が遅刻削減を、生活指導の優先
課題のひとつとして取り組み始めて、
2年半が経ちました。過去3年間の上
半期(4∼9月)の欠席者・遅刻者数
を見ると、欠席者数は2
0
0
4年度から今
年度にかけて、のべ2
3
1
9人→1
9
3
1人→
1
6
1
1人となっており、遅刻者数は1
3
9
4
人→1
1
8
7人→7
9
3人と、全体としては
順調に減ってきています。しかし、グ
ラフを見てもわかるように6
5期生の遅
刻が依然として多く、9月には急増し
過去2番目に大きな数字を記録し、他
学年の2倍以上となっています。
遅刻をした翌日は、朝8時に登校し
グランドを走ることになっており、翌
朝来なかった場合は、来るまで督促し
ています。6
5期生の場合、なかなかそ
の指導が行き届かず、学年会も訓育部
も苦労しています。6
5期生は文化祭の
運営で、強力なリーダーシップを発揮
しましたし、今は中間体操の指導も立
派にこなしており、下級生たちは尊敬
のまなざしで見つめています。指導的
な立場に立つがゆえに、自分の行動も
正すべきは正して、下級生の模範にな
ろうと努力する人たちがいる一方で、
同じ指導的な役割につきながら、何度
催促しても8時に来なかったり、服装
や頭髪がいい加減だったりする人がい
ることは残念です。
遅刻削減にここまでこだわるのは、
古い考えかもしれませんが、子どもた
ちの気持ちの中で、
「学校は家庭に次
いで大切なところだ」と思ってほしい
からです。しかし、
「子どもたちが学
校を大切にしている」と、自信を持っ
て言えない気持ちになることも時々起
こります。先日6
8期では授業中に数名
が早弁をするということがありまし
た。6
6期では家庭科の
実習に使った食材の余
りを窓から放り投げる
ということがありまし
た。
このようなことが起
こるのは、ひとつには
私たち教員の監督不行
届があります。教員は
子どもたちの様子を把
握しながら、よりよい
「落し物係」の視点から
今年度から、訓育部の仕事の中の「落
し物係」を担当しています。昨年度か
らの引継ぎをしたときに「なぜ、高価
な品を落としても引き取りに来ないの
だろう?」という疑問がわきました。
中には、
「これはチャンス!」とばか
りに、新しいものをねだったご子息も
いらしたかもしれませんが、落し物が
届いていることを知らずに、あきらめ
てしまっているご子息もいらっしゃる
と思い、わかりやすく告知することを
始めました。
具体的には、デジタルカメラで拾得
物の写真を撮り、カラー印刷して東西
の広場に掲示しました。写真に添えて、
拾得日時と場所を記載しました。しか
し、始めの頃は先生方からの評判は良
かったものの、肝心の引き取り手が現
れず、空しく何週間も写真が掲示され
ることが少なくありません。時計以外
にもメガネ、マウスピースなど、落と
したらすぐに気づくはずの品にも、問
い合わせがないことがよくあります。
そんな時、
「無くしたらすぐに保護者
の方は新しいものを買い与えてしまう
のだろうか」と感じます。
一方で、
「時計を無くしましたが届
いていませんか」と何度も私のもとを
訪れ、保護者の方から「しばらくは我
慢しなさい」としつけられていること
を感じさせられることもあります。
「落
し物」
ひとつにしても、
保護者の方の対
応が分かれていることがわかります。
聖書の中に『迷い出た羊』のたとえ
があります。
「ある人が羊を1
0
0匹持っ
ていて、その1匹が迷い出たとすれば、
9
9匹を山に残しておいて、迷い出た1
匹を探しに行かないだろうか。
・
・
・もし
それを見つけたら、迷わずにいた9
9匹
よりも、その1匹のことを喜ぶだろ
う。
」というたとえ話です。
(マタイ1
8
章1
0―1
3節)
「落し物」という『迷い出た羊』をご
子息は心配しておられるであろう、と
私はせっせと写真を掲示しています。
ご子息に、
“よい知らせ”をなるべく
授業・きめ細やかな学習・生活指導を
行っていかなければなりません。また
もう一方では、子どもたちの気の緩み、
家庭のしつけ不足も要因となっていま
す。約束事を守り、自分の欲求の赴く
ままに行動しないことなど、子どもが
難しい年齢になっても、伝えるべき事
は伝えておかなければなりません。
「学校は自分にとって大切なところ
だ」と子どもたちが思えるように、私
たちも日々ご子息と向き合っていきま
す。保護者の皆様にも、
「六甲は子ど
もにとって大切なところだ」と思って
いただき、共に協力して子どもたちの
教育に取り組んで行ければ幸いです。
(井坂 保彦)
早く伝えようと、1分でも早く写真を
掲示しています。
幸い、写真の件が知られるようにな
り、掲示してからすぐに引き取りに来
る件数が増えてきました。同時に落と
し主のところへ戻る拾得物の割合も増
えてきました。しかし、依然として引
き取り手がない品々が累積していま
す。昨年度までに拾得した時計につい
ては、インド訪問の際に寄贈され、日
本で主人をなくした時計たちは海外で
国際交流に一役買っています。しかし、
無くした主人たちはどうでしょうか?
新しいものを手に入れて終わりでしょ
うか。物の大切さを知らず、物を無く
しても探さないご子息が、何でも代わ
りが手に入ると思うようにならないで
しょうか。ゆくゆくは人間さえも代替
可能なもののひとつとみなしはしない
だろうか、と私は心配になります。
『迷
い出た羊』を探し回り、見つけて喜べ
る人間こそが、その人自身がいなくな
ったときに探してもらえる人間になる
ように思うのですが、どうお考えでし
ょうか。
(柴田 潔)
(4)
宗教部から
夏の奉仕活動報告
今年の夏休み中も、例年通り社会奉
仕委員会主催の奉仕活動が、中3・高
1・高2の生徒全員によって行われま
した。宿泊を伴う活動は、3泊4日の
岡山県「長島愛生園」
、奈良県御杖村
「レーベンスシューレ」
、1泊2日の「ゆ
めの作業所」でした。
「レーベンスシ
ューレ」での植林・育林活動は先輩か
ら「楽しい」という口コミもあって人
気が高く、希望者が募集人数を大幅に
超えたため、抽選が行われました。
「長
島愛生園」も例年並みの参加人数でし
た。残念ながら、
「ゆめの作業所」の
1泊2日のデイキャンプでの障害者介
インド訪問報告記
8月8日に中学3年生1
5名、高校生
1
6名と引率教員4名は、インドに向け
関西空港を発ちました。インド募金の
送金先であるダミアン社会福祉センタ
ーを訪問し、子どもたちとの交流を深
めるとともに、募金の利用状況を確か
めることをその目的としています。直
前の7月1
1日にムンバイでテロ事件が
あり、安全について心配もありました
が、現地と連絡をとって安全を確認し
た上で、予定通り計画を実行しました。
コルカタではマザーテレサの遺体が収
めてある聖堂でミサをしたり、
「死を
待つ人の家」を訪問したりしました。
残念ながら今回は、
「死を待つ人の家」
では奉仕作業ができませんでした。
そこからジャールカンド州のダンバ
ードへ向かい、ダミアン社会福祉セン
ターに到着しました。子どもたちは私
たちの到着を待ち、到着すると額に印
をつけてくれたり、香をたいたり、行
列を作って先導したりして、大歓迎し
てくれました。歓迎会では、互いに自
分の国の歌を歌ったり、踊りや出し物、
腕相撲大会などをして文化交流をしま
助活動については、3学年からの参加
希望者が中3の1名だけという事態に
なり、施設の方に迷惑をお掛けするこ
とになってしまいました。
日帰りの奉仕作業は合計1
4の施設
で、草刈り・窓ふき・清掃・車椅子の
クリーニング・入所者との交流などの
体験をしてきました。こうした施設で
の活動のほか、六甲近辺の清掃活動も
5回行いました。私は3カ所の施設へ
の引率をしましたが、多くの生徒がと
ても真面目に仕事に取り組んでいたと
思います。
この「夏の奉仕作業」には2つの側
面があります。1つは文字通りの「勤
労奉仕活動」という側面、もう1つは
神戸中央教会の社会活動センター主催
の“COME AND SEE”というプロ
グラムに代表される「社会活動」とい
う側面です。今年も社会活動センター
では、六甲から1
1
0名ほどが“COME
AND SEE”に参加させていただきま
した。活動内容は、野宿者支援の炊き
出し手伝いと、神戸市中央区の夜回り
への参加です。この活動は「奉仕活動」
というよりは体験学習プログラムと呼
ぶべきでしょう。
「奉仕の精神」も大
切ですが、社会の現実を学び、自らの
人生を考えて、よりよい世界を建設し
てゆく上で、自分の使命を自覚するた
め、この「社会活動」の側面は大切だ
と考えます。
(岩下 伸雄)
した。広いグラウンドでサッカーをし
たり、鬼ごっこをして遊び、思い出に
残るひと時を過ごしました。
子どもたちはハンセン病ではありま
せんが、その両親はハンセン病で、ハ
ンセン病患者の療養施設なども見せて
いただきました。元気な人は糸を紡い
だり、布を織ったりして、生活費を稼
いでいました。ウォルター・クラスタ
ー所長によると、施設では子どもたち
とハンセン病患者を合わせ約1
0
0
0名の
人を、9
0名の職員が世話をしていると
いうことでした。政府からは1円の補
助もないので、全ては寄付で賄ってい
るということです。六甲学院のインド
募金は、この子どもたちの生活費と学
費に当てられています。
次の予定地はバラナシです。バスで
移動しましたが、とても予定時間に着
きそうにないので、急遽予定を変更し
てブッダガヤに泊まることになりまし
た。おかげでお釈迦様が菩提樹の下で
悟りを開いたという、その場所を見る
ことができました。
インド訪問のもうひとつの大切な目
的は、イエズス会学校を訪問すること
です。コルコタの聖ローレンス学院、
ダンバードのデ・ノビリ学院、デリー
の聖ザビエル学院を訪問しました。ど
の学校でも歓迎を受け、子どもたちに
とって言葉の違いは、互いを分かつ障
害にならないことがよく分かりまし
た。今回の私たちのグループには8名
のサッカー部員がいましたが、訪問校
やデブリット・ハウスの生徒とのサッ
カーの試合では苦戦し、3戦して1勝
2敗の戦績でした。インドの多くの子
どもたちは裸足でボールを扱い、技術
面でも体力面でも完敗でした。
デリーではインド社会問題研究所を
訪問し、インド人のジミー神父からイ
ンドの抱える問題の解説をしていただ
きました。私たちの目に見えないカー
スト制をどう理解すればいいのか、ま
た、カーストの外にいる最も貧しい人
たちが、平等の権利を獲得するには今
何が必要で、どのような運動がなされ
ようとしているのかなどを話してくだ
さいました。六甲生は次々と積極的に
質問し、このインド訪問をまとめる意
味でとても良い機会でした。他にバラ
ナシの沐浴風景、アグラのタージマハ
ール、デリーのガンジー記念博物館な
どの見学も行いました。
多くの人の善意に支えられ、たくさ
んの出会いを経験し、子どもたちの輝
く笑顔と透き通る眼に魅了され、さま
ざまなカレーに舌鼓を打ち、消化し切
れないほどの異文化体験をして、8月
2
1日、午後8時に無事に関西空港に到
着しました。下痢をする人、熱を出す
人、頭が痛くなった人、お金をすられ
た人、ホテルでチップをせびられた人
もいましたが、それらを含めてとても
実りの多いインド訪問でした。
(赤松 広政)
(5)
学院の生活
2学期も半ばが過ぎ、夏の疲れが残
ったまま、文化祭やテスト勉強などに
頑張りすぎてはいないでしょうか。保
健室来室者の中には、睡眠不足から疲
れや倦怠感を訴える子どもたちが、
日々多くなっています。
先日、子どもの睡眠障害について、
熊本大学・三池輝久教授の講演を聞く
機会がありました。そのお話の中で、
以下のような「眠らない国、日本」の
ことを、とても興味深く聞かせていた
だきました。
「ひと昔前を振り返ってみると、
お店
は夜7時には閉店してしまい、夜道は
暗く、子どもは8時には寝ているよう
な生活でした。それが今は、2
4時間コ
ンビニは明るく、一般のお店の2
4時間
営業も珍しくなくなっています。子ど
もたちの生活も同様に様変わりしてい
ます。
たとえば、連日夜遅くまでの塾通い
など、夜型の生活が普通になってしま
っている子どもたちは、睡眠時間を削
って、勉強、テレビ、パソコン、携帯
電話、メールという生活をあたりまえ
のように送っています。これでは、体
内時計はどこかで狂ってしまい、必ず
睡眠障害が起こります。このような生
活を毎日続けていると、脳がイライラ
してきて興奮性が高まり、キレやすく
なります。
体がだるい、疲れやすい、1日中眠
い、しっかり座っていられない、勉強
ができない、頭に入らないなど、半分
怠けと思えるような状態も、睡眠障害
によるものが考えられます。今現在症
状が出ていない人でも、慢性疲労の状
態で大人になっていくことで、最終的
には必ず寝たきりになります。それも、
1
8歳頃から発症し確率的には、1
0
0
0人
に1人もいます。
」
このようなお話を聞くと、改めて睡
眠の大切さや、子どもの頃からの生活
習慣の大切さを思います。学習は、夜
遅くに1時間するよりも、朝の3
0分の
ほうが効果的であるということも言わ
れていました。
それぞれのご家庭での様子はいかが
でしょうか。家族で早めの睡眠をとる
ように心がけることも大切ですし、秋
の夜長、時には親子で語らい、テレビ、
携帯のない生活も素敵かなと思いま
す。
(梶原 なおみ)
教職員研修会
エズス会教育の基本理念を、改めて学
ぶ良い機会になりました。
次に、現代社会の諸問題に、キリス
ト教の立場からどう対処するかについ
て、森司教にお話いただきました。第
1セッションでは、カトリック教会が
歴史の中で犯した誤りについて省みた
上で、健全な批判精神を持ち、良心に
従って社会と向き合っていくことの大
切さが指摘されました。第2セッショ
ンは、聖書の中のイエス・キリストの
姿を通して、現代社会にとって何が「福
音」
(喜ばしい知らせ)であるかにつ
いてのお話でした。第3セッションは、
福音の光のもとで現代の日本社会の諸
問題をどう考えるかについて、そのキ
ーワードは、
「人間の尊厳を大切にす
る」でした。
教育についてもさまざまな問題を抱
える現代日本に於いて、また、このめ
まぐるしく変化する社会の中で、本校
がイエズス会学校(ミッションスクー
ル)としてのアイデンティティーを保
ってゆくための、ヒントが得られた1
日でした。
(佐久間 肇)
ます。そしてゴミ倉庫の分別整理を行
い、ダンボール・古新聞・雑誌・アルミ
缶はトラックで搬出処理します。1日
の終わりには校舎全域を見回り、窓や
カーテンの確認、扉の施錠を行います。
ほかに電気・水道の故障修理、ガラス
の破損処理や庭園・遊歩道・側溝などの
清掃・草刈、大雨の時には、屋上排水溝
のメンテナンスなどを行います。
季節毎の仕事には、
夏のプール管理
(水入れ、塩素濃度測定、清掃)
、冬の
暖房管理(ボイラーの重油補給、ラジ
エターのメンテナンス)や、久美浜・立
山の宿泊施設の開設・閉鎖と補修業
務、中学入試の準備(教室・廊下 の 補
修、
壁の塗装、
机の修理、
カーテン取替
え、掲示板の張替え)
などがあります。
入学式・卒業式や母の会バザーの準備
と片付けも担当しています。そして、
体育祭・文化祭のような生徒主体の行
事でも、生徒からの相談に乗り、備品
作成や会場設営などを手伝います。
業務上の苦労は、施設が広くて目が
行き届かないこと、校舎老朽化のため、
給水管や配電管の補修が大変なことで
す。また、教室・廊下の窓の閉め忘れ、
校舎から離れたところのゴミ、ドアな
どの故障の多さなどがあります。生徒
一人ひとりがもう少し気をつけ、丁寧
に扱ってくれたらと思います。
一方、生徒から「ありがとうござい
ます」と感謝されたとき、ひとつひと
つの修理・清掃が完了したときの喜び
は大きなものです。六甲学院で生活す
るみんなの心がけと協力で、環境はも
っと良くなると思います。今後も管財
業務にご理解とご協力をお願いしま
す。
(野川 謙一郎)
保健室から
去る8月3
1日(木)に校内で教職員
研修会を行いました。テーマは、
「イ
エスのメッセージ―現代社会に問いか
けるもの」で、講師は東京からお招き
した森一弘司教でした。まず初めに、
DVD『Shared Vision(教育におけ
るイエズス会の霊性)
』を全員で見ま
した。霊性とは、精神、志という意味
です。このドキュメンタリーを通して、
イエズス会の教育の理念についての歴
史的流れとその現状を学びました。武
宮隼人初代校長も、イエズス会教育を
意識して学校づくりをした、と語って
います。私たち現教職員にとって、イ
「管財」の仕事
六甲学院には学校施設の管理をする
「管財」という部門があります。丸山
芳明(写真左)と野川謙一郎の2人が
担当しています。丸山は勤続1
0年、モ
ットーは「人の喜ぶことは何でも引き
受けます」
。野川はサラリーマン生活
を経て2年前に採用され、早く一人前
になれるよう頑張っています。
1日の定期業務は、水道水の塩素濃
度測定と職員室のゴミ回収から始まり
(6)
行事報告
体育祭
第6
5回体育祭が6月1
0日(土)
に行わ
れました。今年の体育祭は、
6
4期高3・
辻拓也委員長の指導の下、
高3・高2の
役員がまとまって下級生を指導し、実
施することができました。六甲の体育
祭は、
学年やクラスの枠を超えて、
学校
全体がひとつになることが伝統となっ
ています。体育祭に向けて、今まで指
導される側を経験してきた子どもたち
が、上級生になって今度は指導する側
の役員となり、体育祭を作り上げてい
海のキャンプ
中1(6
9期生)の久美浜キャンプは
前班(B・D組)
が7月2
3日から2
6日、
後班(A・D組)が2
6日から2
9日、と
いう日程で実施されました。前班は雨
山のキャンプ
7月の立山は天候が悪いことが多
く、今回の1・2班も天候を気にしな
がらの登山となりました。しかし、生
徒は明るく元気でよく遊び、そして皿
洗い、弁当準備、掃除に、積極的に取
り組んでくれました。引率教員として
も気持ちよく生徒と過ごすことができ
ました。また夜のスタンツ大会では、
演奏会、手品、劇、先生のものまね、立
山ファッションショー(?)
と創意工夫
をこらした内容のものが多く、心の底
文化祭
『海賊―伝説への道』当初このテー
マが、世界の洋上で財宝の略奪、殺戮
暴虐の限りを尽くした海賊のイメージ
と、どう重なるのか首をかしげた向き
きます。
体育祭練習期間中に、
子どもた
ちがイメージを共有し意見を出し、試
行錯誤を繰り返しながらより良いもの
を作り上げていきます。その過程で大
きく成長し、また、六甲生としての絆
をお互い深めていくのです。今年のテ
ーマは「侍」で行われました。侍とし
ての心構えや振る舞いにふさわしい体
育祭を作り上げようと、子どもたちは
一生懸命に頑張っていました。総行進
では、毎年恒例となっている6列交差
から始まり、締めくくりの人文字「侍」
までをシンプルにまとめ上げました。
競技では、学年対抗リレーが久しぶり
に復活し、中3と高1の真剣勝負が展
開され、観ている側も思わず胸を熱く
させられました。来年度は6
5期生がこ
の伝統を受け継ぎます。来年もどうぞ
ご期待ください。
(安達 英二)
天が続き、水練の回数が減りはしたも
のの、恒例の久美浜オリンピック、肝
試し、クイズラリー、キャンプファイ
ヤーなど、高校生の指導員が工夫をし
ながら盛り上げ、大いに楽しんでいま
した。後班は、最終日に大雨に見舞わ
れたものの、全般的には好天に恵まれ、
水練も楽しむことができました。
悪天候や集団での慣れないテント生
活に、健康面での心配をしましたが、
よい意味で期待を裏切られ、子どもた
ちは大自然の中で元気に動き回ってい
ました。普段の学校生活では見ること
のできない、子どもたちの一面も見る
ことができました。家庭や学校での生
活よりも不便ではあるかもしれません
が、それゆえに、協力することの大切
さ、仲間と過ごす楽しさ、自然の素晴
らしさ、そして普段の生活のありがた
さなど多くのものを学び、またひとつ
成長した姿を見せてくれました。
今年は中1指導員全員が前・後班を
通して参加してくれ、これが指導員と
しての仕事の区切りということもあ
り、他のキャンプ指導員と共に最後に
挨拶をして、拍手喝采の中、今年のキ
ャンプは幕を閉じました。
(深尾 孝道)
から楽しませてもらいました。小屋で
の思い出をいつまでも忘れず、6
7期生
がいつか将来家族を持ったとき、ぜひ
また立山を訪れて欲しいと思います。
(1・2班 森本 吉紀)
今年の山のキャンプはお陰様で、引
率教員が細々した生活上の注意や叱責
に追われることなく、立山キャンプで
しか味わうことのできない、山の厳し
さや自然の素晴らしさ、仲間と協力し
合う喜びを、子どもたちに感じてもら
うための活動に専念できました。
ご家庭でのしっかりした教育なくし
て、学校教育は成り立たないことを改
めて痛感するとともに、良き家庭のご
子息を預からせていただいていること
に、身の引き締まる思いがいたしまし
た。ありがとうございます。
(3・4班 岡 岳志)
も多かったのではと思います。
しかし、文化祭委員長・長谷部航士
君の目には、波涛の彼方に自由を求め
る、海の男たちの姿があったのです。
それは閉塞感漂う今の時代に、別けて
も若者たちの心の中に、何か信じる道
を一本通そうとする、熱きロマンと重
なったのです。
天気には一喜一憂させられたもの
の、本番では好天に恵まれ、一同安堵
の限りでありました。各文化部の1年
間の研究発表は、いずれも質の高いも
ので、日頃の研鑽の程が偲ばれました。
模擬店・喫茶部門での新しい出店は、
前
日まで商品の完成に汗を流しました。
新企画大型野外ステージの設置と、
その周りに敷き詰められたブル―シー
トは、大海原を想起させる見事な演出
でした。
とりわけ最終日、
フィナーレを
飾るフォークダンスの演出は、心憎い
ものでありました。そこに集う若者た
ちの純な姿に青春の原点をみる思いを
覚えた方も少なくなかったでしょう。
かくして第4
7回文化祭も成功裡に幕
を閉じました。子どもたちがまた一歩、
新たなる伝説への道を踏み出したこと
に間違いはないと信じます。
(武田 忠記)
(7)
事務室から
(1)2
0
0
6年度の校内の整備について
下記の工事が完了しました。
1.
通学路(第2運動場南東側)
の拡張
2.
通学路及び第3運動場スタンドの
外灯設置
3.
庭園内小聖堂の屋根の改修
4.
生徒研修所の冷蔵庫取替と1台追
加設置
5.
立山学舎の屋根と外壁の塗装他
(2)創立7
5周年(2
0
1
2年度)事業につ
いて
2
0
0
6年4月より発足しました学校建
築委員会は、これまで7回の会議を開
催し、
教職員からの第1回アンケートの
回収・分析を行ないました。
引き続き、
より具体的な内容について、再度アン
ケートを実施することになっていま
す。
<学校事務室>
(1)欠席届について
インフルエンザ等、学校指定伝染病
で欠席される場合、治療期間中であっ
ても、
毎朝規定の時間(8時から8時3
0
分)内にご連絡ください。学校指定伝
染病と診断された場合、治癒後登校す
る際に、届簿に『診断書』を添えて提
出すれば、当該期間「欠席」扱いには
なりません。なお、次のいずれかを『診
断書』の代用とすることができます。
①「届簿」の学校宛提出分(右半分)
に、医師が診断結果、治療期間を記
入し、署名・捺印されたもの
②任意の様式に、医師が診断結果、治
療期間を記入し、署名・捺印された
もの
六甲会より
平成1
8年6月6日の保護者会において、六甲会定時総会を開催し、2
0
0
5年
度収支決算、2
0
0
6年度収支予算、2
0
0
6年度役員選任が承認可決されました。
高端前会長の退任に伴い、私(6
5期
永崇行の保護者)が会長を勤めさせ
ていただくことになりました。このたびの会長交代とともに、下記の方々が
新たに役員になられましたので、ご報告申し上げます。
(会長
永 修三)
理事 北岡 義久 様(6
8期 北岡佑太君の保護者)
理事 谷口勢津夫 様(6
8期 谷口宏士君の保護者)
理事 山田
博 様(6
8期 山田悠生君の保護者)
監事 佐伯 雅夫 様(6
6期 佐伯岳信君の保護者)
母の会より
体育祭・バザー・文化祭のご報告
今年の体育祭は、6月1
0日(土)
晴天に恵まれ、賑やかに開催されました。
アイスクリームや飲み物、パン・おにぎりの販売も順調に行われました。
6月2
4日(土)のバザー当日も、素晴らしい晴天に恵まれ、たくさんのお
客様にお越しいただき、心から感謝いたしております。そして、六甲のバザ
ーを毎年楽しみにしてくださる方が、大勢いらっしゃることを大変うれしく
思っております。
昨今の経済情勢の中、バザー商品の売れ行きに多少の不安もありましたが、
おかげさまで完売させていただき、無事にバザーを終えることができました。
教職員、伯友会、伯宝会(母の会元幹事の会)
、出展していただいた方、高
1の皆さん、
ご協力いただいた全ての会員の皆様に心より感謝申し上げます。
9月1
6日(土)
、1
7日(日)の文化祭も、台風接近にもかかわらず、多数
の来校者に恵まれ、無事終了することができました。お手伝いいただきまし
たお母様方に重ねて御礼申し上げます。
体育祭・文化祭委員の力強い仕事ぶり、
バザーでお手伝いしてくださった高
校1年生の素直な仕事ぶりにふれ、
改めて六甲生の素晴らしさを感じました。
1
1月より新幹事長、追立政子さんに引継ぎをいたします。母の会の伝統を
大切にし、また、時代に沿った母の会作りに、皆様と共に励んで行きたいと
考えております。今後とも、母の会へのご理解とご協力を、よろしくお願い
申し上げます。
(前幹事長 今後 孝子)
(2)制服等の販売について
制服・校内着・カバン等は、販売日
に本校西広場にてお求めいただけま
す。交換・修理等に関しては、直接指
定業者へお問合せください。
<販売予定日>
1
1月1
0/1
7日、1
2月1/1
5日、
1月1
2日、2月2/1
6日、3月2日
*制服:畑洋服店(0
7
8−8
1
1−5
1
5
6)
*校内着:太陽の町(0
8
2
3−8
2−6
5
0
1)
*制カバン:イカワスポーツ
(0
7
8−3
6
0−6
0
2
4)
*標準靴・トレーナー:塩谷スポーツ
(0
7
8−5
7
6−0
8
7
0)
<法人事務室>
今後の納付金等について
(1)授業料
2
0
0
6年度第3期分授業料等(授業料・
諸費補填金・校友会費)
の自動振替は、
2
0
0
7年1月2
5日(木)に予定しており、
振替合計金額は1
2
6,
6
0
0円となります。
詳しい案内は3学期の始業式に、ご子
息を通じて配布させていただきます。
(2)高校入学金(現中学3年生対象)
2
0
0
7年度六甲中学校から六甲高等学
校への入学者(6
7期生)は、高等学校
への入学金(1
2
5,
0
0
0円)の納入が必
要です。3月初旬に、案内と振込用紙
をご子息を通じて配布しますので、3
月2
3日(金)迄にお振込みくださるよ
うお願いします。
(3)授業料軽減補助
兵庫県の授業料軽減補助は、6
4期・
6
5期・6
6期の高校生が対象ですが、申
請受付は終了いたしました。現在、7
月に申請をされた方の事務手続きが進
行中です。申請が認められますと、例
年1
2月末、または1月中旬には給付で
きる予定です。
(4)本校における私学助成の状況
本校では平成1
7年度に、県から総額
3
0
4,
7
8
6千円の経常費補助を受けてい
ます。
これは、
人件費や教育研究費など
の学校の運営経費に対する補助で、生
徒1人当たりに換算しますと2
7
8,
5
9
7
円になります。また、これとは別に、
経済的理由で学資負担が困難な生徒に
対し、授業料軽減補助を2,
4
6
4千円受
けており、これらの補助により、教育
条件の向上や保護者負担の軽減に役立
てています。
(五百住 敬)
(8)
学院の動き
8日
(土) 中2保護者会
13日
(木) 答案返却、奉仕作業行き
先別説明会
14日
(金) 答案返却
15日
(土) 高1ベネッセ記述模試
20日
(木) 1学期終業式
2
3∼26日
(水) 久美浜1班
2
4∼8/4日
(金) 高3補習
2
4∼27日
(木) 立山1班
2
6∼29日
(土) 久美浜2班
2
7∼30日
(日) 立山2班
3
0∼8/2日
(水) 立山3班
<いままでの記録>
6月
9日(金)
1
0日(土)
1
2日(月)
1
5日(木)
1
6日(金)
1
7日(土)
2
0日(火)
2
4日(土)
7月6∼11日(火)
体育祭準備
(授業なし)
体育祭
体育祭代休
高3ベネッセ・マ−ク模試
中3∼高2 夏の奉仕作
業説明会
高2進路の日
みこころのミサ
バザ−
期末考査
クラブ活動
3月 演劇
5月 ラグビー
アメフト
弓道
6月 弓道
アメフト
7月 バドミントン
陸上競技
8月 弓道
テニス
9月 テニス
陸上競技
弓道
1
0月 弓道
伊丹アイホール演劇フェスティバル 太田賞
(特別賞)
・音響技術賞
県中学生大会 ボールトーナメント優勝
県春季大会兼関西大会予選 準優勝(関西大会出場)
神戸市民大会
個人3位 曽我部信弘
〔高2〕
兵庫県高校総体 団体6位
プリンスボール MIP(最印象選手賞) 寺下友樹
〔高3〕
神戸市中学総体 男子団体準優勝
ダブルス準優勝 島田倖兵
〔中3〕 杉山昂平
〔中2〕
シングルス3位 殿内 界
〔中3〕
神戸市中学総体 2
0
0m4位(2
4″
0
7)4
0
0m7位(5
4″
1
2)
原 慎二
〔中3〕
高体連神戸支部 個人総合1位/近的1位 岩 俊樹
〔高1〕
(秋季大会)
団体総合2位/近的2位/遠的2位 六甲A:
善本 佑
〔高1〕 松田顕也
〔高2〕 上野裕也
〔高2〕
団体総合3位/近的3位 六甲C:
岩 俊樹 曽我部信弘 井上裕介
〔高2〕
神戸市中学学年別大会 シングルス3位 酢谷周平
〔中3〕
中1ダブルス2位
後藤優太
〔中1〕 若林健太
〔中1〕
神戸市新人選手権大会 シングルス3位 後藤優太
ダブルス2位 後藤優太 若林健太
近畿高校大会 ダブルスBest8 奥貞紘平
〔高2〕 野口雅弘
〔高2〕
神戸市リーグ(夏季大会)1部昇格
県高校新人大会 団体Best8進出
神戸市中学陸上 3年砲丸投げ3位
(9m7
3) 中村主彬
〔中3〕
県高校秋季大会(近的の部)個人1位 岩 俊樹 1
2射1
2中
県高校秋季大会(遠的の部)団体3位 六甲A:
善本 佑 岩 俊樹 西本謙太郎
〔高2〕
<<<
告
知
板
>>>
教職員の異動
退職:西谷勢子〔国語〕
新任:佐藤智哉〔体育〕
山口 剛〔体育〕
母親のためのカトリック研究会
月曜講座 梶山神父 「マタイ福音書を読む」 1
1時∼1
2時半
1
1月2
7日〔巡礼〕
、1
2月4日、1月1
5日、2月5日/1
9日、3月5日
水曜講座 赤松神父 「イエスのたとえ話」
毎月第1、第3水曜日 1
0時半∼1
2時
金曜講座 柴田先生 「パウロの手紙を読む」 1
1時∼1
2時半
1
1月1
0日〔会食〕/2
4日、1
2月1日、1月1
2日/2
6日、2月9日/2
3日、3月2日
いずれも生徒研修所で開かれています。途中からの参加も歓迎いたします。
父親のための聖書講座
毎月第1土曜日〔次回は1
2月2日〕の午後6時3
0分∼8時、生徒研修所で7、8名
のお父様が参加されて、ルカ福音書を読んでいます。講座の後の会食も楽しみのひ
とつです。担当は赤松神父です。お気軽にご参加ください。
8月2∼5日
(土) 立山4班
1
8∼2
9日
(火) 高3補習・高2補習
9月
1日
(金) 2学期始業式・奉仕作業
報告会
(中3∼高2)
4∼1
5日
(金) 文化祭準備期間(短縮授業)
1
6日
(土) 文化祭
(午後一般)
1
7日
(日) 文化祭
1
9日
(火) 文化祭代休
2
7日
(水) 生徒会長選挙
2
8日
(木) 後期委員選挙
2
9日
(金) 後期委員錬成会
1
0月
5日
(木) 第1回中学入試説明会
7日
(土) 高2保護者会
赤い羽根募金(中2)
1
3日
(金) インド訪問報告会
19∼2
4日
(火) 中間考査
<これからの予定>
(変更の可能性があります。)
11月
7日
(火)
9日
(木)
11日
(土)
21日
(火)
22日
(水)
12月
3日
(日)
7∼1
2日
(火)
9日
(土)
15日
(金)
保護者会
校外学習
第2回中学入試説明会
強歩大会
(雨天順延)
公休
創立記念日
期末考査
高3保護者会
答案返却
(4
0分5時間)・
献血
16日
(土) 答案返却
(4
0分5時間)
22日
(金) クリスマスメッセ−ジ・
競歩大会表彰式・終業式
23日
(土) クリスマスの集い
1月4∼7日
(日) 中2スキ−合宿
9日
(火) 3学期始業式・授業40分
7時間
18日
(木)「生命について考える日」
20日
(土) 中学入試A日程
2
0・2
1日
(日) センタ−試験
22日
(月) センタ−試験自己採点
25日
(木) 中学入試B日程
2月
9日
(金) 体育祭委員長選挙・
26聖人のミサ
10日
(土) 高校卒業式
17日
(土) 合格者登校日
2
0∼2
3日
(金) 高1沖縄研修旅行
3月8∼1
3日
(火) 期末考査
22日
(木) 3学期終業式・中学卒業式
編・集・後・記
今夏は7月の長雨から一転、8月は連日
3
5度を超す猛暑となりました。海、山の
キャンプは、多少雨の影響を受けました
が、補習、インド訪問、奉仕作業などを
含め、夏の行事は大過なく終了しました。
◆本号「保健室から」の睡眠障害に関し
ては、本校でも休み時間の教室で熟睡し
ていたり、授業中にも思わず机に突っ伏
す生徒の姿が散見されます。近年の若者
の体力低下の問題と共に、家庭における
生活習慣の見直しが急務と思われます。
(石光 一郎)
Fly UP