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映画「ガザの海に流された瓶」 上映会および講演会のお知らせ
映画「ガザの海に流された瓶」 上映会および講演会のお知らせ 岡山大学文学部では、平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」の共催,徳島アリアンス・フラ ンセーズの後援を得て、映画「ガザの海に流された瓶」の上映会と原作者で作家のヴァレリー・ゼナッティValérie Zenatti女 史による講演会を下記の日程で開催いたします。 ヴァレリー・ゼナッティ女史は青少年向けに多くの著作があり、映画の原作である『ガザの海に流された瓶』もその一つで す。氏は本作でリュミエール脚本賞を受賞しています。また日本では、翻訳された『バイバイ,わたしの9さい!』の著者とし ても知られています。 <上映・講演会日程> (いずれも入場無料,上映会,講演会の最後には駐車券をお渡しいたします) 映画「ガザの海に流された瓶」(日本語字幕)の上映会(1回目) 会 場:岡山大学津島キャンパス・文法経講義棟20番講義室 日 時:平成28年10月29日(土)14時~16時 主 催:岡山大学文学部 共 催:平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」 後 援:アリアンス・フランセーズ徳島 映画「ガザの海に流された瓶」 (日本語字幕)の上映会(2回目) 会 場:岡山大学津島キャンパス・一般教育棟A41番講義室 日 時:平成28年10月31日(月)17時30分~19時30分 主 催:岡山大学文学部 共 催:平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」 後 援:アリアンス・フランセーズ徳島 Par Indif — Travail personnel, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid= 3830 ヴァレリー・ゼナッティ女史講演会 「原作者と語る ―『ガザの海に流した瓶』原作者 ヴァレリー・ゼナッティ女史を迎えて」(通訳つき) 会 場:文・法・経1号館103室(多文化交流スクェア) 日 時:11月25日(金) 14時~(予定) 主 催:岡山大学文学部 共 催:平成28年度岡山大学文学部プロジェクト研究「映像表現と人文学」 後 援:アリアンス・フランセーズ徳島 <映画『ガザの海に流した瓶』について> イェルサレムで大好きな両親や兄とともに暮らす17歳のタル。小児科医か映画監督になりたいと思いつつも、彼女の将 来は茫漠としている。なぜなら、タルの住んでいる地では、テロが相次ぎ、いつでも、誰でも、カフェやバスや商業施設で命 を奪われるかもしれないからだ。 そんな9月のある夜、彼女の家の近くで自爆テロがあり、翌日に結婚するはずだった女 の子の命が失われる。いくつもの疑問がタルの頭を駆けめぐる―どうしてみんなの真ん中で爆発させるの?なぜ? 彼女 は生まれる前から続いている対立を理解したい、彼女が何もしらないパレスチナの「敵」を理解したいと切に思う。 言葉の力を信じ、タルは一通の手紙を書き、ビンに入れ、ガザで軍務についている兄弟のエイタンに託す。ビンにはメー ルアドレスが入っていた。そして、謎のGazamanとの風変わりな交流がはじまる。 15ヶ国語に翻訳され、フランスや海外で多数の賞を受賞、2012年にティエリー・ビニスティによって映画化。映画はフラン ス教育省主催のPrix national lycéen du cinéma を獲得。 問い合わせ先:〈メール〉延味能都 gaza_bouteille[@]okayama-u.ac.jp