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「暑熱対策は早めに準備を!」(PDF:460KB)
家畜衛生情報 平成26年6月No.26-9 換気・送風 ・牛舎の窓を開放し、換気しましょう。 ・扇風機などで牛体に送風し、体感温度を下げましょう。 ・細霧装置を併用することで、熱放散が促進されます。 遮光ネット 緑のカーテン その他 日光の遮断 ・よしずや遮光ネットを設け、日光の射し込み、 壁面の高温化、地面からの照り返しを遮断 しましょう。 ・牛舎の屋根を白く塗ったり、散水するのも 効果的です。 ・ゴーヤなどの植物で緑のカーテンをつくり、 日光の射し込みを防ぎましょう。 乳量からみた高温・多湿の影響は5月下旬 からはじまります。扇風機を用意・点検しま しょう。 緑のカーテンを作るには苗の植え付けをは じめましょう。早めに暑熱対策を準備して、酷 暑期を乗り切りましょう。 ・牛の体温上昇をさけるため飼料の給与回数を分散したり、一部を 夜間給与にし、清水を十分給与しましょう。 ・高泌乳牛や分娩の近い牛は条件の良い場所に繋ぎ換えましょう。 ・毛刈りをすると体表からの熱放散がスムーズになります。 ・昼間は暑くとも、夜間は涼しい環境で牛の体温も正常にもどるよう にしましょう。 京都府山城家畜保健衛生所 TEL:0774-52-2040 FAX :0774-52-2030 家畜衛生情報 平成26年6月No.26-9 換気・送風 ・豚舎の窓を開放し、換気することにより湿気とアンモ ニアを追い出し新鮮な空気を供給しましょう。 ・扇風機や送風ダクトを用いて豚体に送風し、体感温度 を下げましょう。 ・細霧装置を併用することで、熱放散が促進されます。 日光の遮断 遮光ネット 緑のカーテン ・よしずや遮光ネットを設け、日光の射し込み、 壁面の高温化、地面からの照り返しを遮断 しましょう。 ・豚舎の屋根を白く塗ったり、散水するのも 効果的です。 ・ゴーヤなどの植物で緑のカーテンをつくり、 日光の射し込みを防ぎましょう。 豚は皮下脂肪が厚く、また、発汗によって 体温を下げることができません。 豚は暑熱ストレスにより飼料摂取量が減少 し、肥育豚の発育遅延、繁殖母豚の受胎率 の低下、産褥期の事故につながります。 その他 ・密飼いになると体熱の放散により温度環境は悪化します。適正な 飼育密度を守りましょう。 ・冷水が十分飲めるようにニップル、ウォーターカップを設置・点検し ましょう。 ・ほ乳子豚の保温用ヒーターは、点灯をつづける日齢や時間帯を気 候条件により調節しましょう。 京都府山城家畜保健衛生所 TEL:0774-52-2040 FAX :0774-52-2030 家畜衛生情報 平成26年6月No.26-9 換気・送風 ・鶏舎のカーテンを開放し、換気するとともに、換気扇・ 扇風機を活用し、送風や細霧によって体感温度を下げ ましょう。 遮光・断熱 遮光ネット 緑のカーテン ・よしずや遮光ネットを設け、日光の射し込み、 壁面の高温化、地面からの照り返しを遮断 しましょう。 ・鶏舎の屋根を白く塗ったり、散水するのも 効果的です。 ・ゴーヤなどの植物で緑のカーテンをつくり、 日光の射し込みを防ぎましょう。 飲水の確保 その他 ・新鮮で冷たい水を十分飲めるよう、給水器 を点検、給水管内の水温を冷たく保つように しましょう。 ・給水タンクに氷りを入れて水温を下げるの も効果的です。 ・密飼いになると体熱の放散により温度環境は悪化します。適正な 飼育密度を守りましょう。 ・気温の低い時間帯に飼料給与し、体内発熱増加と舎内温度上昇 がかさならないようにしましょう。 ・鶏糞を除去し、空気の対流促進、鶏糞の分解熱を防ぎましょう。 ・熱性多呼吸には重曹投与で対応しましょう。 京都府山城家畜保健衛生所 TEL:0774-52-2040 FAX :0774-52-2030