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平成27年度の取組内容(中間報告)について
2016/2/1 JAPAN SHOPPING TOURISM ORGANIZATION 平成27年度の取組内容(中間報告)について 一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会 JAPAN SHOPPING TOURISM ORGANIZATION(JSTO) 2016年 1月25日 1 2016/2/1 AGENDA 1 北海道での取り組み結果について 2 福岡県での取り組み(中間報告) 2 2016/2/1 受検円滑化に向けたモデル販売について 夏 目的 冬 検疫円滑化に向けたトライアル販売 期間 7月下旬~10上旬 12月~2月 場所 北海道 九州 想定する 購入者 タイ人 インドネシア人 (台湾人) タイ人 インドネシア人他 販売する 農産物 メロン いちご 3 2016/2/1 AGENDA 1 北海道での取り組み結果について 4 2016/2/1 北海道産メロンのモデル販売の概要 主な地域 : 北海道 販売主体 : 主な農産品 : 青果販売事業者等 メロン 時 期 : 7月~10月 回 数 : 合計5回を予定(結果:計8回) 主な対象国 : タイ・インドネシア・(台湾) 主な受検場所: 1、集荷地検査(ヤマト運輸様集荷センター) 2、新千歳空港内 植物防疫所 3、札幌市内 植物防疫所 5 2016/2/1 北海道でのメロン等のモデル販売のイメージ <従来の検疫手続き> 入 国 お土産屋 小売店等 (ツアー中、訪日客自らが持ち運ぶ) 問題点1 ・訪日客が購入 空港 植物防疫所によ る輸出植物検疫 問題点2 ・訪日客自らが持ち運ぶため 手間がかかる ・農産品の鮮度が落ちる ・受検に時間、手間が かかる 出 国 訪日客自らが 申請書の記入・受検 <モデル販売のイメージ> ※観光ガイドから申込み ・訪日客が購入 検疫済 商品 観光ガイド 青果 販売事業者 検疫代行 入 国 HICインターナショナル様 (バス車内移動中) HICインターナショナル様 植物防疫所( 市内・空港) ・青果販売事業者が申請書 を記入 ・青果販売事業者が申請書 と共に、農産品を植物防疫 所に持ち込み受検 :取組内容 検疫済商品 青果販売事業者 による輸送 ヤマト運輸様 ・持ち運ぶ手間がなくなる ・鮮度の良い農産品が届け られる 空港 検疫済み農産 物の引き渡し 出 国 ヤマト運輸様 代行業者による 輸出検査の受検 :波及効果 Copyright(C). 2015 JSTO. All Right reserved. 受検の手間が省ける 6 2016/2/1 1.北海道でのモデル販売の主な関係者 ○販売事業者者 (検疫受検代行者) ○(株)HICインターナショナル様 ○物流事業者 ○ヤマト運輸(株) 様 ○引き渡し者 ○ヤマト運輸(株) 様 ○旅行会社 ○JTB(THAILAND) LIMITED ○タイ・インドネシアの旅行会社 (ミラマー、ジョイフルホリデー、ATS) Copyright(C). 2015 JSTO. All Right reserved. 7 2016/2/1 2.北海道モデル販売の取り組み実績 (1)植物検疫条件の周知 販売店や在外旅行会社等で リーフレットの配布および設置 多言語でのホームページの制作 および日本政府観光局HPとの連携 8 2016/2/1 2.北海道等モデル販売の取り組み実績 (2)販売実績(北海道) ツアー数 客数 購入者数 販売数 購入率 バス車内 販売 4 65人 33人 (タイ) 33箱 (メロン) 約51% HOP1 (青果店の 店頭販売) - - 2人 (台湾) 6箱 (メロン) - 販売実績(参考:その他地域) ツアー数 客数 購入者数 販売数 購入率 バス車内 販売(東京) 1 100人 50人 50箱 (ぶどう) 50% バス車内 販売(大阪) 1 11箱 (ぶどう) 約52% (タイ) 21人 11人 (タイ) 9 2016/2/1 2.北海道モデル販売の取り組み実績 (3)アンケート調査結果 Q1:日本滞在中に以下のフルーツを 食べましたか。(複数回答) Q2: 今回、お土産として、以下のフルーツ を購入しましたか。(複数回答) 60 35 50 30 25 40 20 30 15 20 10 10 5 0 0 (人) メ い 桃 梨 さ 柿 ぶ り 食 ロ ち く ど ん べ ン ご う ご て ら な ん い ぼ (人) メい桃梨さ柿ぶり購 ロち く どん入 ンご うごし ら ん て な ぼ い 対象:車内販売したバス利用の訪日タイ人旅行者60名 実施期間:2015年7月~10月 10 2016/2/1 2.北海道モデル販売の取り組み実績 (3)アンケート調査結果 Q3:そのお土産は誰のために購入しました か。(複数回答) Q4:次回、日本に来るときに、一番食べた いフルーツは何ですか?(複数回答) 35 30 25 20 15 10 5 0 (人) (人) メ い 桃 梨 さ 柿 ぶ り 無 ロ ち く ど ん い ン ご う ご ら ん ぼ 11 2016/2/1 2.北海道モデル販売の取り組み実績 (3)アンケート調査結果 自国へフルーツを持ち込みする際に、輸出検疫が必要か否かご存じ ですか? 知っている 知らない 12 2016/2/1 3.今後の課題 ◆成果 ・新千歳空港の荷物預かりカウンターや・空港の旅行会社カウンターでの商品 受け渡しが実現できた。手ぶら観光の実現) 添乗員(ツアーガイド)に荷物伝票を渡すことはできないが、伝票番号が わかれば、荷物が受け取れることも判明した。 ◆課題 ・新千歳空港の預かりカウンターは生ものについての預かりは原則可能だが、 常温保存が可能な品のみに限定される ・空港の荷物預り所では、保管スペースが限定的なため、大量の商品を 保管するには別途スペースが必要となる。 13 2016/2/1 AGENDA 2 福岡県での取り組み(中間報告) 14 2016/2/1 福岡県のいちごに関するモデル販売の概要 主な地域 : 福岡県 販売主体 : 主な農産品 : 観光農園・青果販売所(直売所等) いちご等 時 期 : 12月~2月 回 数 : 合計20回を予定 主な対象国 : タイ・インドネシア 主な受検場所: 1、集荷地検査(観光農園等) 2、福岡空港内 15 2016/2/1 福岡県でのいちご等のモデル販売のイメージ <従来の検疫手続き> 入 国 観光農園 直売所 ・訪日客が購入 (ツアー中、訪日客自らが持ち運ぶ) 問題点1 問題点2 ・訪日客自らが持ち運ぶため 手間がかかる ・農産品の鮮度が落ちる ・受検に時間、手間が かかる 空港 出 国 植物防疫所によ る輸出植物検疫 訪日客自らが 申請書の記入・受検 <モデル販売のイメージ> 入 国 観光農園 直売所 ・訪日客が購入 ・販売者が申請書の 記入をサポート ・販売者が申請内容を 植物防疫所に送付 :取組内容 ヤマト運輸様 輸送業者・ 販売業者に よる輸送 集荷地 代行業者による輸出 検査の受検 (植物防疫所による輸出植 物検疫:集荷地検査) ・持ち運ぶ手間がなくなる ・鮮度が保てる 空港 検疫済み農産 物の引き渡し 出 国 JTB福岡空港事務所様 受検の手間が省ける ※輸出検査については、空港のカウンターで代理受検を行うモデルも実施予定 :波及効果 Copyright(C). 2015 JSTO. All Right reserved. 16 2016/2/1 1.福岡でのモデル販売の主な関係者 ○販売事業者 ○いちご農園 ・ホワイトベリー様 ・ストロベリーフィールズ様 ・中野果実園様 ・らいおん果実園様 ○直売所 ・NEXCO西日本広川SA「風月フーズ」様 ○物流事業者 ○ヤマト運輸(株) 様 ○引き渡し者 (検疫受検代行者) ○JTB福岡空港営業所 様 ○旅行会社 ○JTB(THAILAND) LIMITED ○タイ国旅行業協会 ○タイ・インドネアの旅行会社 (トリプルスリー、ミラマー、ジョイフルホリデー、 ゼゴトラベル、ATS等) Copyright(C). 2015 JSTO. All Right reserved. 17 2016/2/1 2.福岡県での取組(中間報告) (1)植物検疫条件の周知 販売店に設置するデスクマット およびポスターの設置 申請書の店頭設置 および申請書記入例の設置 18 2016/2/1 2.福岡県での取組(中間報告) (2)販売実績 ※1月22日現在 【団体旅行客:10名以上】 いちご農園 ツアー数 客数 購入者数 販売数 購入率 (タイ人旅行客) 観光農園A 5 165人 68人 96箱 約41% 観光農園B 2 30人 10人 10箱 約33% 観光農園C 1 19人 2人 11箱 約11% 観光農園D 1 18人 3人 7箱 約17% いちご農園 件数 客数 購入者数 販売数 購入率 観光農園A 3 13人 0人 0箱 0% 【個人旅行客】 19 2016/2/1 2.福岡県での取組(中間報告) Q2、 Q1、 いちご等の果物を自国へ持ち帰るために 植物検疫が必要なことを知っていましたか? 検疫済の状態で帰国日に果物を空港で受け取れるサービス をご利用になり、便利だと感じましたか? คุณทราบหรือไม่วา่ ถ ้านาผลไม ้เข ้าเมืองไทยจาเป็ นต ้องมี ใบรับรองตามพระราชบัญญัตก ิ ก ั พืช บริการรับผลไม ้ทีม ่ ใี บรับรองทีส ่ นามบินคุณคิดว่าสะดวกไหม Q1 Q2 1% 38% 62% はい いいえ はい いいえ 99% 現在74名集約(タイ人) 20 2016/2/1 福岡県での取組(中間報告) (3)アンケート調査結果 ■サービスを利用しない理由(いちごを購入しない理由) 【友人(男性)2人の旅行】 日本への旅行は頻繁に来ているので、イチゴのお土産は購入する予定はない。タイへの持ち込み に植物検疫が必要なことは知らなかった。 【3世代家族旅行】 イチゴはナイーブな果実なので、緩衝材があっても、自宅まで痛まないで持ち帰れるか不安。購入 するなら、タイの最寄りのスーパーで購入した方が良い。 ■その他 【短期留学生:12月~1月】 韓国などに、今回のようなシステム(空港デリバリーサービス)があることは知っていた。 21 2016/2/1 福岡モデル販売の実施レポート(途中レポート) ◆成果 ・観光農園等で、申請書を記載してもらい、福岡空港の旅行会社カウンターに て、商品を受け取るスキームが、実現できている。(手ぶら観光の実現) ・福岡空港に農産品(いちご)を冷蔵保管できる冷蔵庫の設置が実現(予定) ◆課題 ・ツアーガイドが協力してくれないケースは、いちご農園でのお土産販売が 不調に終わるケースが多い ・経験値が高い旅行者は、タイ再入国時に、実際は検疫を受けなくても、入国 できるケースが多いことを知っており、受検するメリットを感じていない ・(行程を決定する)在外旅行会社に対する協力要請の交渉が困難 ・(空港に冷蔵スペースが少なく、大量のいちごの場合、保管するスペースが なかった) 22 2016/2/1 次回開催概要 日時:2月26日(金)13:00‐15:00 場所:ジャパンショッピングツーリズム協会 内容: ・実証実験(モデル販売)の報告を通して、「農産物を 販売する事業者が取り組みやすい植物検疫の受検方法や 体制に提言の準備」等 23 2016/2/1 「検討会」の開催スケジュール 日時 時間 検討テーマ(案) 6月26日 (金) 13:00-15:00 第1回 お土産農産物植物検疫受検円滑化検討会 7月24日 (金) 13:00-15:00 第1回 お土産農水産物国別販売手法検討会 9月18日 (金) 13:00-15:00 ・円滑化に向けた最善な植物検疫方法の検討① 11月20日 (金) 13:00-15:00 ・検討した仮説を基軸とした実証実験(12月~1月@ 福岡)の取り組み方法 1月25日 (金) 13:00-15:00 平成27年度の取組内容および課題 平成28年度の事業内容について 2月26日 (金) 13:00-15:00 ・実証実験(モデル販売)の報告を通して、「農産物を販売 する事業者が取り組みやすい植物検疫の受検方法や体制 に提言の準備」等 24 <訪日外国人向けBtoCサイト> JAPAN FRUIT Shopping Guide http://j-fruits.com/ja/ 25 2016/2/1 http://omiyagefruits.jp/index.html 26 2016/2/1 27