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平成24年度~平成26年度の達成状況等(PDF

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平成24年度~平成26年度の達成状況等(PDF
資料2
(工業用水道事業)
「大阪広域水道企業団将来構想アクションプラン 2012」
○
(平成 24 年度~平成 26 年度)の達成状況《概要》
将来の水需要に対応した施設規模について、段階的に更新・耐震化を推進していくため、基
幹浄水場の更新、バイパス配水管・ループ管の整備、既設ポンプ場・水管橋の耐震化などに集
中的に取り組んだ。
【達成状況】
アクションプランに定めた目標、全 24 アクション 61 項目(計画期間中に目標を設定していな
い1項目を除く。
)のうち、約 72%にあたる 44 項目で「達成」又は「概ね達成」となった。
目指すべき将来像
アクション及び項目数
概ね達成 一部達成
未達成
その他
1.安定供給
9アクション24項目
10
3
8
2
1
2.安全・安心で良質な水
2アクション 5項目
4
0
1
0
0
3.持続可能な事業運営
6アクション15項目
11
2
1
1
0
4.環境保全
6アクション16項目
10
3
0
3
0
5.国際貢献
1アクション 2項目
1
0
0
1
0
24アクション62項目
36
8
10
7
1
合計
・バイパス配水管の整備:新たに3㎞(累計約 16 ㎞)を完了
・非常用自家発電設備の整備:八尾ポンプ場において着工
目標の達成状況(項目数)
達成
・ポンプ場の耐震化:八尾ポンプ場(調整池3池・ポンプ井)について完成
達 成:設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
・将来の水需要に合わせた段階的な施設更新と系統分割化:大庭浄水場の沈澱池 20 万㎥/日
について完成
(共通)
○
既存施設のさらなる有効活用を図るため、アセットマネジメントの体系化に取り組んだ。
2.安全・安心で良質な水
○
高度浄水施設の導入後に生じた新たな水処理課題への対応として、粒状活性炭からの微粉炭
や微小生物の漏出リスクに対する取組が必要となってきたことから、浄水処理の最終工程にろ
概ね達成:設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
過処理(後ろ過処理)を導入することとし、まずは、対策の優先度が高い庭窪浄水場において
一部達成:設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
導入に向け着工した。
未 達 成:設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
そ の 他:項目としてはあるが、本計画期間中の目標が設定されていないもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
3.持続可能な事業運営
○
用水供給事業において、累積欠損金の解消時期にも留意しつつ、将来にわたる収支を見通し
た上で、平成 25 年4月から料金の値下げを実施した。
【各アクションの達成状況】
別紙のとおり
○
浄水場の運転管理業務の一部委託や業務運営体制の変更による効率化等により、人員計画案
に定める平成 24 年度から 28 年度までの5年間で職員数の1割削減(▲47 人)に取り組む目標
に対し、平成 27 年度当初までに 36 人の削減を実施した。
【計画期間中の取組み(まとめ)】
また、平成 27 年度には、浄水場の運転管理業務委託を拡大するとともに、給与事務等を担う
1.安定供給
総務業務センターを新たに設置し、その運営を委託することとしており、今後より一層の業務
(用水供給事業)
の効率化を推進する。
○
震災等の大規模災害時においても、最低限の日常生活や社会経済活動の維持に必要な水量が
○
府域水道事業の運営基盤の強化を図るため、業務の共同化など様々な広域化に取り組んでお
供給可能となるよう、主要な系統を「あんしん水道ライン」と定め、段階的に施設の更新・耐
り、平成 26 年4月からは、四條畷市・太子町・千早赤阪村との平成 29 年度の水道事業統合に
震化を推進していくため、ライン上にある取水施設・浄水施設の更新、バイパス送水管・系統
向けた検討・協議も進めている。
連絡管の整備、浄水池・水管橋の耐震化などに集中的に取り組んだ。
・浄水池の耐震化:浄水池(3箇所)について着手又は着工
・水管橋の耐震化:新たに8橋(累計 15 橋)を完成
・バイパス送水管の整備:新たに 5.3 ㎞(累計 10.3 ㎞)を完了、平成 29 年度に総延長約 20 ㎞
を完成予定
4.環境保全
○
環境に優しい水道事業体を目指し、太陽光、水位差、受水圧による発電を引き続き実施する
とともに、廃棄物の有効活用を推進し、平成 26 年度の浄水発生土の有効利用率は目標の 50%
を上回る 58.7%となった。
・系統連絡送水管の整備:2ルート、総延長 10 ㎞を完成
・非常用自家発電設備の整備:庭窪浄水場について完成
・河南地域の送水システムの強化:全3ルートについて着工
5.国際貢献
○
国際技術協力を進めるため、平成 24 年 11 月にタイ王国首都圏水道公社(MWA)と技術交
流覚書を締結するとともに、9か国・延べ 161 人の海外研修生を受け入れた。
大阪広域水道企業団
大阪広域水道企業団
大阪広域水道企業団将来構想アクションプラン2012(平成24年度~平成26年度)の達成状況等
アクション
項 目
①ポンプ場・浄水池の耐震化
13箇所(~H41)
浄水池 6箇所
ポンプ場 7箇所
平成24年度
ロードマップ
平成25年度
平成26年度
【設計】
万博浄水池
泉北浄水池
千里浄水池
(1池完成:
16,000㎥)
平成24年度
実 績
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
計画期間中の達成状況等
(万博浄水池)
着工
(万博浄水池)
設計完了
(千里浄水池)
着工
(H26年度から整備を早める)
一部達成
・万博浄水池については、計画どおり進捗。平成29年度に2池完成予定。
・泉北浄水池については、計画どおり進捗。平成29年度に2池完成予定。
・千里浄水池については、掘削土の土壌調査により検出された特定有害物質(ヒ
素、鉛)に係る管理監督官庁との協議、方針決定に日数を要したため、平成27年
度に1池完成予定。
概ね達成
・計画期間中の目標10橋のうち8橋を完成。
・地中障害物の影響により工事が遅れている残り2橋については、平成27年度に
完成予定。
検討中
未達成
・更新計画の策定に先立ち、アセットマネジメントに関する検討を実施。
・既設送水管については、バイパス送水管・系統連絡送水管の整備後、アセットマ
ネジメントを活用し、平成27年度から更新計画の策定に向けた検討に着手。
・早期対応が必要な箇所については更新を実施(0.6㎞)。
調整池
1池
(3池)
達成
(泉北浄水池)
詳細設計
発注
(千里浄水池)
進捗率 約25%
≪アクション 1≫(用供)
◆ 既設構造物の耐震化 ②既設管路の更新・耐震化
水管橋の耐震化 93橋(~H41)
(H23年度までに7橋完成)
5橋
(15橋)
3橋
(10橋)
2橋
(17橋)
0橋
(7橋)
1橋
(8橋)
検討中
検討中
0.6㎞
(0.6㎞)
調整池
0池
(0池)
調整池
2池
(2池)
7橋
(15橋)
(次期中期整備計画から3橋の整備を早める)
送水管路の更新
更新計画検討・策定
目
指
す
べ
き
将
来
像
「
安 ≪アクション 2≫(工水)
定 ◆ 既設構造物の耐震化
供
給
」
①八尾ポンプ場の耐震化
調整池(3池:28,000㎥)及び
ポンプ井の耐震化(~H26)
(平成23年度は耐震化0池)
②既設管路の更新・耐震化
水管橋の耐震化 17橋(~H41)
(平成23年度までに4橋完成)
1池
(3池)
2池
(2池)
ポンプ井 完成
・平成26年度までに全て完成。
(調整池3池、ポンプ井)
ポンプ井
0橋
(4橋)
2橋
(6橋)
1橋
(7橋)
・計画期間中の目標3橋のうち2橋を完成。
・残り1橋については、隣接地権者との協議が整わなかったことから、現在、民地に
影響を及ぼさない進入経路や施工方法について検討中。
1橋
(5橋)
1橋
(6橋)
0橋
(6橋)
一部達成
0.5㎞
(4.3㎞)
1.4㎞
(5.7㎞)
2.6㎞
(8.3㎞)
達成
1.1km
(6.1km)
1.5㎞
(7.6㎞)
2.7㎞
(10.3km)
一部達成
1.4km
(8.4km)
1.1㎞
(9.5㎞)
0.5㎞
(10km)
達成
・計画どおり、総延長10㎞を完成し、平成27年3月に通水。
設計完了
着工
完成
達成
・計画どおり、平成27年3月に完成。
(次期中期整備計画から1橋の整備を早める)
配水管路の更新 約24km(~H41)
(平成23年度までに約3.8km完成)
0.4km
(4.2km)
1km
(5.2km)
1.8km
(7km)
①バイパス送水管の整備
総延長 約20 km(~H29)
(平成23年度までに約5km完成)
2km
(7km)
2km
(9km)
3km
(12km)
1.5km
(8.5km)
1km
(9.5km)
0.5km 完成
(10km)
≪アクション 3≫(用供)
②系統連絡送水管の整備
◆ 災害に対する安全性の
総延長 約10 km(~H26)
強化
(平成23年度までに約7km完成)
③非常用自家発電設備の整備
庭窪浄水場(~H26)
設計
着工
・計画どおり実施。
・原因者布設替工事等に伴い管路延長が増加した。
・シールド立坑工事の地元調整やシールド内の出水事故対応に日数を要したた
め、計画期間中の目標7㎞のうち5.3㎞まで完成。平成29年度には、計画どおり総
延長20㎞を完成予定。
完成
検討 新規実施 継続実施 各年度に記載している( )数値は累計
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
1
アクション
項 目
①バイパス配水管の整備
総延長 約16 km(~H26)
(平成23年度までに約13km完成)
②ループ管・バイパス管の整備
≪アクション 4≫(工水)
◆ 災害に対する安全性の 15箇所(~H41)
(平成23年度までに4箇所完成)
強化
③非常用自家発電設備の整備
(~H26) 平成24年度
ロードマップ
平成25年度
1km
(14km)
1km
(15km)
1箇所
(5箇所)
設計
①河南地域の送水システムの強化
(~H41) 送配水運用検討
目
指
す ≪アクション 5≫(用供)
べ ◆ 市町村水道との連携強
き 化
将
来
像
「
安
定
供
給
」
0箇所
(5箇所)
平成26年度
1km 完成
(16km)
2箇所
(7箇所)
完成
着工
関係者の合意を得られ
た部分から着工
平成24年度
実 績
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
1㎞
(14㎞)
1㎞
(15㎞)
1㎞
(16㎞)
1箇所
(5箇所)
0箇所
(5箇所)
0箇所
(5箇所)
一部達成
・計画期間中の目標3箇所のうち1箇所を完成。
・残り2箇所のうち1箇所については、他工事との調整で着手が遅れたため、平成
28年度に完成予定。もう1箇所については、漏水が多発している既設管路の布設
替工事を優先したため、平成27年度に着工予定。
着工
地下燃料タンク、
建築構造物まで
完成
(進捗率
約19%)
一部達成
・平成24年度に設置箇所の検討(八尾ポンプ場に決定)のため設計着手・着工が
遅れたことから、平成27年度に完成予定。
着工
達成
・全3ルート(泉北・河南・柏原ルート)について着工済。
・工期を1期(11.5km:平成31年度完成予定)、2期(15.5km:平成41年度完成予定)
に分離して実施。
・計画期間中の目標22箇所のうち13箇所を完成。
・残り9箇所のうち4箇所については、送水管のループ化など安定給水の強化を図
る手法で代替する。5箇所については、工法の再検討のため整備時期を変更(平
成31年度までに完成予定)。
設計中
送配水運用の検
一部区間の
討及び実施設計
実施設計完了
に着手
達成
・計画どおり、総延長約16㎞を完成し、平成26年6月に通水。
実施設計
②受水分岐の強化
36箇所(~H31)
(平成23年度までに6箇所完成)
4箇所
(10箇所)
7箇所
(17箇所)
11箇所
(28箇所)
③あんしん給水栓改良
42箇所(~H26)
(平成23年度までに19箇所完成)
9箇所
(28箇所)
9箇所
(37箇所)
5箇所
(42箇所)
3箇所
(9箇所)
5箇所
(14箇所)
5箇所
(19箇所)
一部達成
8箇所
(27箇所)
13箇所
(40箇所)
2箇所
(42箇所)
達成
①監視システムの強化
(~H26) 用水供給事業 28箇所
≪アクション 6≫(共通)
◆ 水道施設のセキュリ
ティ-対策の強化
計画期間中の達成状況等
村野浄水場
一津屋取水場
三島浄水場
万博浄水施設
工業用水道事業4箇所
(平成23年度までに1箇所完成)
磯島取水場
庭窪浄水場
事業所送水施設
22箇所
事業所配水施設 大庭浄水場
2箇所
村野浄水場
(1箇所)
一津屋取水場
三島浄水場
万博浄水施設
事業所送水施設
0箇所
(26箇所)
概ね達成
・計画期間中の目標28箇所のうち、磯島取水場と庭窪浄水場を除く26箇所を完
成。
・磯島取水場については、洪水対応方針に整合した施設とするため、平成27年度
以降に完成予定。
・庭窪浄水場については、工事場所が競合する高規格堤防の整備の遅れにより、
平成27年度に完成予定。
0箇所
(3箇所)
一部達成
・計画期間中の目標3箇所のうち2箇所を完成。
・大庭浄水場については、浄水場の更新工事に伴い外周仮設塀を設置中であるた
め、更新工事の完成に併せた時期に実施予定。
庭窪浄水場
郡家ポンプ場
概ね達成
・計画期間中の目標6箇所のうち5箇所を完成。
・磯島取水場については、洪水対応方針に整合した施設とするため、平成27年度
以降に完成予定。
-
-
22箇所
(26箇所)
事業所配水施設
-
2箇所
(3箇所)
②外周塀の更新
(~H31) 用水供給事業13箇所
一津屋取水場
四條畷ポンプ場
磯島取水場
小野原ポンプ場
庭窪浄水場
郡家ポンプ場
工業用水道事業4箇所
(平成23年度までに2箇所完成)
一津屋取水場
小野原ポンプ場
四條畷ポンプ場
-
-
検討 新規実施 継続実施 各年度に記載している( )数値は累計
・計画どおり、全42箇所を完成。
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
2
アクション
項 目
平成24年度
ロードマップ
平成25年度
平成26年度
大庭浄水場の施設能力40万㎥/日
の更新・耐震・系統分割化(~H36)
≪アクション 7≫(工水)
◆ 将来の水需要に合わ
せた段階的な施設更新と 沈澱池更新・耐震・系統分割化
系統分割化
40万㎥/日(~H30) (平成23年度は進捗率0㎥/日)
目
指
す
①連携の拡大・充実
べ
き
将
来 ≪アクション 8≫(共通)
像 ◆ 水道事業者等との連携
「 の強化
安
②地域自己水の活用(相互融通)
定
供
給
」
③他府県等との連絡管整備
20万㎥/日
完成
目
指
す
べ
き
将
来
像
「
安
全
・
安
心
で
良
質
な
水
」
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
基礎杭施工
(進捗率
約50%)
壁施工中
(進捗率
約80%)
完成
計画期間中の達成状況等
達成
・計画どおり、沈澱池20万㎥/日の更新について完成。
・水需要予測の見直しに対応し、更新を予定していた残りの沈澱池20万㎥/日を
含め大庭浄水場の更新計画を再検討中。
達成
・応急復旧対策、薬品・資機材の供給等災害時における協力に関する協定を3団
体・7社と締結。
・遠隔地事業体と相互応援協定を締結(埼玉県企業局、神奈川県内広域水道企業
団、阪神水道企業団)。
・「四條畷市・太子町・千早赤阪村との水道事業の統合に向けての検討、協議」に
ついては、平成26年4月に覚書を締結し、現在、協議中。平成27年度中に、首長会
議で統合案をまとめ、42市町村の議会において規約改正案を審議のうえ、3団体と
企業団とで協定書を締結予定。
関係者の合意を得ら
れた部分から実施
「3市町村との
水道事業者以外 水道事業の統合 遠隔地事業体と
との災害時協定
に向けての
の災害時相互応
の締結
検討、協議」の 援協定の締結等
方針決定等
府とも連携し、市町村
と検討・協議
大阪市浄水場との
相互融通の
方針の決定※
検討中
検討中
一部達成
・地域自己水の活用については、府域一水道を見据え、今後企業団が府域の水道
事業を担っていく中で、自己水源を保有している団体の意向を尊重しながら検討し
ていく。
※大阪市との水道事業統合(案)における取組内容(統合協議は一旦中止)
(企業団と大阪市の庭窪浄水場間を相互融通する連絡管の整備方針を決定)
引き 続き他府県等と
検討・協議
検討中
検討中
検討中
未達成
・今後、震災時相互応援協定を締結している近隣府県と、連絡会議等を通じて、連
絡管整備の効果や必要性について情報交換を行う。
災害訓練の
実施
災害訓練の
実施
事業継続計画
(放射能汚染版)
を策定
達成
・市町村と震災対策合同訓練を毎年度実施。
達成
・庭窪浄水場で高速ろ過の実証実験を行うとともに、後ろ過施設の導入に向け着
工。
・村野浄水場で水処理実験装置を用いた実験を開始し、平成27年度内を目標に、
後ろ過施設の導入を含む最適な浄水処理プロセスを検討中。
一部達成
・平成25年度までの3年間、促進酸化処理に関し、処理条件と臭素酸生成特性と
の関係等を調査したが、所期の効果を確認できず、さらに調査が必要となった。
・平成26年度に追加の調査内容を検討し、平成27年度から施設更新への反映の
可能性について調査予定。
達成
・一部検査項目にセット料金を導入し、値下げを実施。
・水質管理目標設定項目の改正に対応するため、新規農薬類の試験方法を確立
し、平成26年度までに12物質を共同検査の対象に追加。
・平成27年度から臭気試験、味試験を共同検査の対象に追加。
達成
・市町村の水質検査技術の向上を目的に、市町村と共同での精度管理を開始。
・市町村のニーズに対応し、検査方法(大腸菌検査)や検査結果の提供方法の拡
充等を実施。
・最近の水質苦情における異物の検出事例をまとめた異物事例集を作成し、各市
町村に配付。
・検体搬入については、企業団の費用負担による対応は困難と整理済み。
達成
・平成25年4月から、河南地域10市町村と連携し、水質管理を一元化する河南水
質管理ステーションの運用を開始。
・河南水質管理ステーションにおいて、市町村の水質管理の取組を強化するため、
市町村の水質検査計画の策定に関する指針をとりまとめ。
災害訓練の
実施
事業継続計画
(新型インフルエ
ンザ版)を
策定
≪アクション 9≫(共通)
◆ 事業継続計画(BCP)に 災害訓練の実施や事業継続計画の
基づく危機管理能力の強 拡充
化
①最適な浄水処理プロセスに関する
検討
平成24年度
実 績
実証実験等で最適な
浄水処理プロセスを検討
最適な浄水処理
の検討
(庭窪浄水場) (村野浄水場)
後ろ過施設の 水処理実験装置
導入に着手
による検討
調査委託による
研究の実施
促進酸化処理
に関する知見
の把握
≪アクション 10≫(用供)
◆ 水処理課題への対応
②促進酸化処理に関する調査委託
反映
検査料金の
値下げ
①水質共同検査
≪アクション 11≫(用供) ②水質共同検査の拡充
◆ 水質管理の共同化の (搬入方法の工夫等)
推進
③新たな水質管理拠点の整備
関係者の合
意が得られた
部分から実施
関係者の合
意が得られた
部分から実施
検査項目の
追加
追加調査の
検討
検査項目の
追加
共同での精度
管理の開始
検査方法等の
拡充の検討
河南ブロックで
の開始を検討
河南水質管理ス
河南水質管理
テーションにおけ
ステーションの
る水質管理の
運用開始
取組の強化
検討 新規実施 継続実施 異物事例集の
作成・配付
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
3
アクション
項 目
≪アクション 12≫(用供)
用水供給料金の値下げ
◆ 料金値下げの方向性
平成24年度
ロードマップ
平成25年度
平成26年度
検討結果に基
づき平成25年
度以降実施
平成24年度
実 績
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
平成25年度から
の値下げを決定
平成25年
4月1日から
値下げを実施
-
達成
資材について
検討中
一部達成
8団体
(約8万本)
達成
・企業団分(25万本/年)と合わせて、共同で製作。
・平成27年度も引き続き共同製作を行う予定(9団体 約8万3千本)。
達成
・平成25年4月に、河南地域10市町村と連携し、水質管理を共同で実施する河南
水質管理ステーションを設置。
・その他の案件についても、引き続き検討。
達成
・平成25年11月から、三島浄水場の運転管理業務を委託。
・非常用発電施設のDBM(デザインビルドメンテナンス)方式による発注。
・平成27年秋から、三島浄水場に加え、庭窪浄水場、大庭浄水場の運転管理業務
を委託予定(平成28年度から本格実施)。
概ね達成
・平成27年10月から、給与事務などの総務事務等について、総務業務センターを
設置し、運営を委託予定(平成28年度から本格実施)。
・平成27年度から、村野浄水場、庭窪浄水場、東部水道事業所、南部水道事業所
の庁舎管理業務(有人警備・清掃・環境測定など)を包括発注。
①資材・薬品の共同購入
関係者の合意が得られ
た部分から実施
共同購入の
薬品について
可能性について 共同購入を一部
検討
実施
②災害用備蓄水の共同製作
関係者の合意が得られ
た部分から実施
5団体
(約6万2千本)
関係者の合意が得られ
た部分から実施
河南水質管理
ステーションの
設置
河南水質管理
その他の案件に
ステーションの
ついて検討中
運用開始
検討結果に基づき可
能なものから実施
平成25年度から
の一部実施を
決定
浄水場の運転
運転管理業務委
管理業務の
託の拡大を検討
一部を委託等
検討結果に基づき可
能なものから実施
対象業務の抽出
と手法の検討
対象業務の
抽出と手法の
検討
計画期間中の達成状況等
・平成25年4月1日から料金を値下げ。
(78円/㎥→75円/㎥)
・資材の共同購入のあり方についは、引き続き検討。
・薬品については、四條畷市と大東市において共同購入を実施(平成24年度に「府
域全体での薬品の共同購入は困難」と整理済み)。
≪アクション 13≫(用供)
◆ 事務の共同処理
目
指
す
べ
き
将
来
像
「
持
続
可
能
な
事
業
運
営
」
≪アクション 14≫(用供)
施設の共同化
◆ 施設の共同化
①管路及び施設・設備の維持管理業
務のアウトソーシングの検討
②上記以外のアウトソーシングや業
≪アクション 15≫(共通) 務の効率化の検討
◆ 更なる業務の効率化及
び組織のスリム化
③市町村水道との連携による効率的
な業務執行体制の検討
検討結果に基づき可
能なものから実施
①ステップアップ研修制度の強化
≪アクション 16≫(共通) ②実務力向上に向けた取組み
◆ キャリア全体を見据え (国、大阪府等の研修への参加、
た人材育成の強化
TV会議システムの活用等)
③技術継承と人材育成の充実
(ベテラン職員の講師活用等)
6団体
(約5万本)
平成27年度から
の一部実施を
決定
河南水質管理ス
テーションの設
置等
市町村水道
事業の受託
市町村水道
事業の受託
達成
・市町村水道事業の個別業務の受託。
・河南町大宝低区・高区配水池の耐震化に係る実施設計、工事
・藤井寺市道明寺浄水場改修工事実施設計及び島本町大藪浄水場監視
制御設備等更新に係る実施設計
・平成27年度は、上記案件を継続して実施し、新たに羽曳野市配水管整備に係る
実施設計及び同測量を受託予定。
ステップアップ研
修制度を開始
研修項目の
見直し
研修項目の
見直し
達成
・職員の技術能力に応じたステップアップ研修を実施。
・研修項目に水道マイスター研修、国土交通大学校研修報告会等を追加。
国、大阪府等の 国、大阪府等の 国、大阪府等の
研修への参加 研修への参加 研修への参加
達成
・国立保健医療科学院(水道工学研修)、JICA(能力強化研修、水道コース)、経済
産業省(工業用水道基礎研修)、大阪府危機管理室(防災情報システム研修)が主
催する研修に参加。
水道マイスター
による研修の
実施
達成
・水道マイスター(4人)による研修
平成25年度:4回 38人 平成26年度:7回 131人
水道マイスター
制度の創設
検討 新規実施 継続実施 水道マイスター
による研修の
実施
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
4
アクション
項 目
平成24年度
ロードマップ
平成25年度
平成26年度
④高度な技術や知識の習得研修
(国土交通大学校や近畿技術
事務所等の活用)
技術研修時間(時間/人)
(平成22年度 14.9時間/人)
目
指
⑤資格の取得支援
す
べ
き
≪アクション 16≫(共通) 職員資格取得度(件/人)
将
◆ キャリア全体を見据え (平成22年度平均 2.7件/人)
来
た人材育成の強化
像
「
持
続
可
⑥市町村との合同研修の実施
能
な
事
業
運
営
⑦他団体との人事交流
」
最適な新技術の導入
≪アクション 17≫(共通)
・新技術・新工法等に関する情報
◆ 最適な新技術の導入に
収集・調査研究
向けた検討
・浄水処理プロセスに関する検討
①小水力発電設備の導入
16.3
17.9
19.6
平成24年度
実 績
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
12.2時間/人
11.5時間/人
14.8時間/人
(22.8時間/人) (23.2時間/人) (27.6時間/人)
計画期間中の達成状況等
・研修時間は増加したものの、目標は未達成となった。
・国土交通大学校(入札契約制度研修、PPP/PFI研修)や近畿技術事務所(建設
生産システム研修)等を活用。
未達成
※研修時間の実績値は、企業団本部が主催した技術研修を集約したものであり、
出先機関主催分を含めると当初から全国平均を上回っている(カッコ内に記載した
研修時間)。
H20全国平均(18.9)に比べて低い
ため、今後、年10%アップを目標
3.0
3.0
3.0
2.7件/人
3.5件/人
4.2件/人
達成
・技術研修(酸素欠乏等危険作業特別教育)や事務研修(簿記研修等)の実施など
により資格取得を推進。
達成
・合同研修
平成24年度:42市町村1団体 347人 平成25年度:42市町村1団体 462人
平成26年度:42市町村1団体 338人
・企業団セミナー
平成24年度:市町村 29人 平成25年度:市町村等 72人
平成26年度:市町村等 54人
達成
・平成26年度は、新たに民間企業との人事交流を実施。
H20全国平均(1.41)に比べて高いた
め、H22年度実績から1人3件を目標
合同研修・企業 合同研修・企業 合同研修・企業
団セミナーを
団セミナーを
団セミナーを
実施
実施
実施
7団体
検討に基づき最適な
新技術を導入
検討結果に基づき可
能なものから実施
目
指
す
べ
②太陽光発電の継続実施
き
将
≪アクション 18≫(共通)
来
◆ 未利用エネルギー・新
像
エネルギーの利用拡大
「
環
③水位差発電の継続実施
境
保
全
」
④受水圧力発電の継続実施
15団体
14団体
メダカのバイオ
アッセイの
コイセンサーの
企業による新工
導入を決定
更新について
法・新技術説明
企業による新工
検討等
会の開催等
法・新技術説明
会の開催等
新規導入の
検討
新規導入の
検討
新規導入の
検討
発電量
発電量
発電量
村野 約22万kWh
三島 約30万kWh
村野 約23万kWh
三島 約26万kWh
村野 約21万kWh
三島 約15万kWh
発電量
発電量
発電量
約157万kWh
約154万kWh
約141万kWh
発電量
発電量
発電量
約243万kWh
約232万kWh
約244万kWh
検討 新規実施 継続実施 概ね達成
・平成27年11月に、庭窪浄水場の水質監視にメダカのバイオアッセイを導入予定。
・企業による新工法・新技術に関する説明会を開催。
・浄水処理プロセスに関する検討については、アクション10②参照
未達成
・民間企業と共同で、将来の水需要の動向も踏まえ、費用対効果等の具体的な検
討を行ったが、事業化が可能な箇所はなかった。
・今後、未利用エネルギーの発生状況等、諸条件に変化があれば、引き続き導入
について検討。
達成
・実施箇所:村野浄水場、三島浄水場
達成
・実施箇所:村野浄水場
達成
・実施箇所:群家ポンプ場
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
5
アクション
ロードマップ
平成25年度
平成24年度
実 績
平成25年度
実 績
平成26年度
実 績
検討中
検討中
電気自動車の
導入を決定
概ね達成
・平成27年10月に、村野浄水場に1台(軽四貨物自動車)を導入予定。
90.6%
93.9%
94.0%
概ね達成
・公用車全67台のうち63台を低公害車に転換。残り4台については、平成27年10月
に低公害車へ転換予定。
(村野浄水場)
順次転換
(村野浄水場)
東系沈澱池の
屋外照明の
転換を完了
(村野浄水場)
拡充に向けて
設計を委託
達成
・村野浄水場東系沈澱池について屋外照明の転換を完了。
・平成27年度は、村野浄水場本館の照明を転換予定。
④省エネルギー型設備への更新
順次転換
順次転換
順次転換
達成
・高効率変圧器に切替、省電力型照明を導入、トイレ照明に人感センサーを設置、
効率的な空調機器に更新等。
⑤施設緑化の推進
継続実施
継続実施
継続実施
達成
・平成26年度に全27施設で緑被率20%を達成。
50.6%
74.1%
58.7%
達成
・グラウンド用土・園芸用土として販売、公共間での無償譲渡。
達成
・地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所と、園芸用土としての利用
において、用途に応じた最適な配合割合に関する調査及び野菜や果物など食物
の用途で使用した際の人体への影響を調査。
・大阪府立園芸高校と、園芸用土としての利用に関する研究を実施。
概ね達成
・建設副産物のうち特定建設資材については、100%リサイクルを行ったが、建設
発生土については、搬出土の性状が受入施設基準に合致しない、搬出と受入の時
期が合致しない等の理由により最終処分地への搬出が生じたため、目標を下回っ
た。
・小水力発電設備等の共同設置については、民間企業と共同で、将来の水需要の
動向も踏まえ、費用対効果等の具体的な検討を行ったが、事業化が可能な箇所は
なかった。
・今後、未利用エネルギーの発生状況等、諸条件に変化があれば、引き続き導入
について検討。
項 目
平成24年度
平成26年度
検討結果に基づき可能
なものから実施
①電気自動車の導入
計画期間中の達成状況等
②公用車の低公害車転換
公用車の低公害車転換率
≪アクション 19≫(共通) (H22年度:90.6%)
◆ 省エネルギー機器の
導入促進と施設緑化の推
③LED照明への転換
進
目
①浄水発生土(水道残渣)の有効活用
指
す
浄水発生土(水道残渣)の有効
べ
利用率(H22年度:41.7%)
き
将
来 ≪アクション 20≫(共通) ②浄水発生土(水道残渣)の用途拡
像 ◆ 廃棄物の有効活用の 大に向けた実証実験
推進
「
環
境
③建設副産物の有効活用
保
全
建設副産物のリサイクル率
」
(H22年度:94.8%)
―
―
100%
村野浄水場・東系沈澱池屋外照明など
45.0%
47.0%
50.0%
95.0%
≪アクション 21≫(共通)
◆ 市町村との連携による 共同工事発注、共同設置
取組み
95.0%
大阪府立環境農
大阪府立園芸高
林水産総合研究
校との実証実験
所との実証実験
を終了
を終了
95.0%
検討結果に基づき可
能なものから実施
①浄水発生土(水道残渣)の有効
活用(再掲)
≪アクション 22≫(共通)
◆ 地域や学校との連携 ②環境学習の実施
による取組み
環境学習を行った子どもの数
(H22年度:13,968人)
≪アクション 23≫(共通)
◆ 事業者との協働による 事業者との技術連携
取組み
14,500人
15,000人
93.7%
90.1%
検討中
検討中
検討中
未達成
継続実施
継続実施
継続実施
達成
・アクション20①参照。
・村野浄水場及び庭窪浄水場の施設見学
平成24年度:14,854人 平成25年度:14,241人 平成26年度:14,543人
・小学4年生を対象とした出前授業「出かける浄水場」
平成24年度:10校 793人 平成25年度:15校 1,144人 平成26年度:20校 1,490人
15,647人
15,385人
16,033人
達成
検討中
検討中
検討中
未達成
技術交流覚書
の締結
研修生の受入
研修生の受入
研修生の受入
達成
15,500人
検討結果に基づき可
能なものから実施
①海外研修生の受け入れ等
「
国
≪アクション 24≫(共通)
際
◆ 国際技術協力と海外水
貢
インフラ整備に向けた検討
献
②海外水インフラ整備に向けた検討
」
99.6%
―
協力内容や時期等に
ついて検討
情報収集等
検討 新規実施 継続実施 情報収集等
情報収集等
未達成
・今後も、技術連携が可能な分野・内容について検討。
・タイ王国首都圏水道公社(MWA)と技術交流覚書を締結。
・研修生を受け入れ(9か国延161人)
・海外水インフラ整備に関する企業団セミナーの実施。
・関西・アジア 環境・省エネビジネス交流推進フォーラム(Team E-Kansai)「水分
科会」に出席。
・「海外水インフラPPP協議会」に参加・出席。
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成したもの
概 ね 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を8割以上達成したもの
一 部 達 成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)の一部(8割未満)を達成したもの
未
達
成 : 設定された目標(数値目標、取組内容)を達成できなかったもの
※具体的な目標の設定がないもの(~の拡充、~の推進等)については、取組内容を考慮し、個別に判断
6
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