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東京都立大学学位規則 - 公立大学法人首都大学東京

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東京都立大学学位規則 - 公立大学法人首都大学東京
東京都立大学学位規則
平成 17 年法人規則第 81 号
制定
平成 17 年 4 月 1 日
(目的)
第1条
この規則は、学位規則(昭和 28 年文部省令第9号。以下「省令」という。)第
13 条第1項の規定に基づき、東京都立大学(以下「本学」という。)の学位に関する事
項を定めることを目的とする。
(学位の種類)
第2条
授与する学位は、次のとおりとする。
(1) 学士
(2) 修士
(3) 博士
(4) 法務博士(専門職)
2
前項の規定により、学部の学科及び専攻並びに大学院研究科の専攻(社会科学研究科
法曹養成専攻を除く。)に対応する学位に付記する専攻分野の名称は、別表第1のとお
りとする。
(学位授与の要件)
第3条 東京都立大学学則(平成 17 年法人規則第 74 号)第 60 条及び第 60 条の2の規定
により卒業した者に対し、学士の学位を授与する。
第4条
東京都立大学大学院学則(平成 17 年法人規則第 75 号。以下「大学院学則」とい
う。)第 16 条の規定により修士の課程を修了したと認められた者に対し、修士の学位
を授与する。
第5条
大学院学則第 16 条の規定により博士の課程を修了したと認められた者に対し、
博士の学位を授与する。
大学院学則第 17 条の規定により学位論文の審査及び試験に合格し、前項の博士課程
2
を修了した者と同等以上の学力を有することを試問によって確認された者に対し、博士
の学位を授与する。
第5条の2
大学院学則第 16 条の2の規定により法科大学院の課程を修了したと認めら
れた者に対し、法務博士(専門職)の学位を授与する。
(学位申請の方法、時期)
第6条
学位申請の方法及び時期は、別表第2のとおりとする。
(申請の受理等)
第7条
修士課程及び博士課程の学位申請の受理は、関連研究科において行う。
第8条
第5条第2項の規定により博士の学位を得るための申請があったときは、別表第
2に定める申請書類(以下「申請書類」という。)を関係書類を関連研究科が保管し、
研究科の教授会(以下「研究科教授会」という。)において審査可能な論文であるか否
かを審査のうえ、受理又は不受理を決定する。
2
前項の規定により受理を決定したときは、申請受理証を交付するものとする。
(学位論文)
第9条 第4条の規定により修士の学位を得るため学位論文(特定の課題の研究の成果を
含む。以下同じ。)の審査を申請し得る者は、修士課程に在学し、既に所定の単位を修
得した者又は学位論文審査終了までに所定の単位を修得し得ると認められた者に限る。
第10条
第5条第1項の規定により博士の学位を得るため学位論文の審査を申請し得
る者は、博士課程に在学し、既に所定の単位を修得した者又は学位論文審査終了までに
所定の単位を修得し得ると認められた者に限る。ただし、第5条第2項の規定により学
位の申請をする場合はこの限りでない。
(学位の申請)
第11条
第5条第2項の規定により学位を得るための申請をする者は、申請書及び学位
論文審査手数料を添え、第2条第2項に規定する専攻分野を指定し、当該研究科を経て、
学長に申請するものとする。ただし、本学博士課程に1年以上在学し、所定の単位を修
得した者が、退学後第5条第2項の規定により学位を得るための申請をする場合は、退
学後1年以内に限り、学位論文審査手数料は免除する。
2
学長は、前項の学位申請の受理を決定したときは、その学位の専攻分野に応じて当該
研究科教授会に審査させる。
第12条
2
学位論文は、主論文1編とする。ただし、参考論文を添付することができる。
論文の用語は、研究科教授会において定める。
第13条
いったん納付された学位論文審査手数料は、いかなる事由があっても返付しな
い。
(審査委員)
第14条
学位論文審査委員(以下「審査委員」という。)は次のとおりに構成する。
(1) 第 10 条の規定による学位論文については、指導教授をもつて主査とし、研究科教授
会の推薦により学長の指名する2名以上の関連科目の授業担当教授を加えたものと
する。
(2) 第 11 条の規定による学位論文については、専攻科目の授業担当教授1名に関連科目
の授業担当教授2名以上加えたものとし、それぞれ各研究科教授会の推薦により学長
が指名する。
2
研究科教授会は必要と認めたときは、前項の規定にかかわらず教授以外の本学大学院
教員又は他の大学院若しくは研究所等の教員等を審査委員に推薦することができる。
(審査期間)
第15条 第5条の規定による学位論文の審査及び最終試験又は試験は、学位の授与の申
請を受理した後1年以内に終了しなければならない。ただし、特別の事由があるときは、
研究科教授会の議を経てその期間を延長することができる。
(試験)
第16条
審査委員は、学位論文審査と同時に学位論文を中心として、その関連科目につ
いて最終試験又は試験を行う。
2
前項の最終試験又は試験は、口頭及び筆答により行うものとする。
(試問)
第17条
第5条第2項の規定による試問は、口頭及び筆答により行うものとし、外国語
については、2種類を課することを原則とする。ただし、研究科教授会において特別の
事由があると認めた場合はこの限りでない。
2
本学博士課程に1年以上在学し、所定の単位を修得後退学した者が第5条第2項の規
定により学位の申請をする場合は、当該研究科教授会においてあらかじめ定めたところ
に従い、前項の試問を免除することができる。
(審査)
第18条
審査委員は、審査終了後ただちにその結果を研究科教授会に報告しなければな
らない。
第19条
研究科教授会は、学位論文審査に必要なときは学位論文の副本、邦訳、模型又
は標本等を提出させ、場合によつては、学位論文提出者に対し、当該学位論文について
説明を求めることができる。
第20条
研究科教授会は、審査委員の報告に基づいて無記名投票により学位論文及び最
終試験等の合否を決定する。
2
前項の研究科教授会を開くためには、当該研究科教授会の3分の2以上の出席を要
し、合格の決定をするには、出席者の3分の2以上の賛成を要する。ただし、公務のた
めの欠席者は、前記の定数に算入しない。
第21条
前条の研究科教授会において合格と決定したときは、研究科長は学位論文に審
査の要旨及び最終試験又は試験の成績を添えて学長に報告する。
2
第5条第2項の規定により学位の申請をする者については、試問の成績も添えなけれ
ばならない。
3
不合格と決定したときも、また前項に準ずる。ただし、審査要旨の添付を要しない。
(学位の授与)
第22条
学長は、学部又は研究科の教授会の報告に基づいて、別記様式により、学位を
授与するものとする。
2
学士の学位授与の時期は、3月とする。
3
修士の学位授与の時期は、3月及び9月の年2回とする。
4
博士の学位授与の時期は、そのつど定める。
5
法務博士(専門職)の学位授与の時期は、3月及び9月の年2回とする。
(学位論文要旨の公表)
第23条
本学は、博士の学位を授与したときは、当該博士の学位を授与した日から3月
以内に、その学位論文の内容の要旨及び学位論文審査の結果の要旨を公表するものとす
る。
第24条
前条に定める学位論文要旨等は、東京都立大学学報等に掲載し公表する。
(学位論文の公表)
第25条
博士の学位を授与された者は、授与された日から1年以内に、その学位論文を
書籍又は学術雑誌等により公表しなければならない。ただし、学位を授与される前に既
に印刷公表したときは、この限りでない。
2
学位授与以後において公表する場合は、その学位論文に「東京都立大学審査学位論文
(博士)」と明記しなければならない。
(学位の名称)
第26条
この規則の定めるところにより学位を授与された者が学位の名称を用いると
きは、東京都立大学の名称を付記するものとする。
(文部科学大臣への報告)
第27条
省令第 12 条の規定に基づく文部科学大臣への報告は、基礎教育センター教務
課が行う。
(学位の取消)
第28条
不正の方法により学位の授与を受けた事実が判明したとき、学長は、当該研究
科教授会の議に基づいて学位を取消すことができる。
2
研究科教授会が前項の議決を行う場合は、出席者の4分の3以上の賛成を得なければ
ならない。出席者数その他に関する事項は、第 20 条の規定を準用する。
附
則(平成 17 年法人規則第 81 号)
この規則は、平成 17 年4月1日から施行する。ただし、平成 10 年3月 31 日現在にお
いて在籍していた学生に対する適用については、なお従前の例による。
別記様式
1学士(第3条関係)
〔学部〕第 号
卒 業 証 書 学 位 記
〔氏 名〕
年( 年) 月 日生
本学〔学部〕〔学科〕〔専攻〕の課程を修めたので卒業を認め学士〔専
攻分野〕の学位を授与する
年( 年) 月 日
〔学部印〕
東京都立大学〔学部〕長
〔氏 名〕
〔大学印〕
学部長印
東京都立大学学長
〔氏 名〕
学 長 印
〔B4版〕
2 修士及び博士(第4条及び第5条第1項関係)
〔研究科、修士博士の別〕第 号
学 位 記
〔氏 名〕
年( 年) 月 日生
本学大学院〔研究科〕〔専攻〕の〔修士博士の別〕において所定の単位を
修得しかつ学位論文〔学位論文〕〔題名〕の審査及び最終試験に合格したの
で〔修士博士の別〕(〔専攻分野〕)の学位を授与する
年( 年) 月 日
東 京 都 立 大 学
大 学 印
〔B4版〕
2の2 修士(第4条関係)
〔研究科、修士〕第 号
学 位 記
〔氏 名〕
年( 年) 月 日生
本学大学院〔研究科〕〔専攻〕において所定の単位を修得しかつ〔題名〕
の研究の成果の審査及び最終試験に合格したので修士(〔専攻分野〕)の学
位を授与する。
年( 年) 月 日
東 京 都 立 大 学
大 学 印
〔B4版〕
3 博士(第5条第2項関係)
博第 号
学 位 記
〔氏 名〕
年( 年) 月 日生
本学大学院に学位論文〔題名〕を提出し所定の審査及び試験に合格した
ので博士(〔専攻分野〕)の学位を授与する
年( 年) 月 日
東 京 都 立 大 学
大 学 印
〔B4版〕
4 専門職学位(第5条の2関係)
〔研究科、専門職学位〕第 号
学 位 記
〔氏 名〕
年( 年) 月 日生
本学大学院〔研究科〕〔専攻〕の専門職学位課程を修了したので
〔法務博士(専門職)〕の学位を授与する
年( 年) 月 日
東 京 都 立 大 学
大 学 印
〔B4版〕
別表第1(第2条関係)
1
学部(学士)
学
部
学
科
攻
専攻分野の名称
哲学科
文学
史学科
史学
心理・教育学科
人文学部
専
心 理 学
心理学
教 育 学
教育学
社会学科
社会学
社会福祉学科
社会福祉学
国 文 学
中国文学
文学科
英 文 学
文学
独 文 学
仏 文 学
法 学 部
経済学部
法律学科
法学
政治学科
経済学科
経済学
数学科
物理学科
理 学 部
化学科
理学
生物学科
地理学科
機械工学科
精密機械工学科
電気工学科
工 学 部
電子・情報工学科
工学
土木工学科
建築学科
応用化学科
工業化学
材料化学
2
大学院(修士及び博士)
研
究
科
人文科学研究科
専
攻
専 攻 分 野 の 名 称
哲学専攻
文学
史学専攻
史学
心理学専攻
心理学
教育学専攻
教育学
国文学専攻
中国文学専攻
英文学専攻
文学
独文学専攻
仏文学専攻
社会科学研究科
社会人類学専攻
社会人類学
社会学専攻
社会学
社会福祉学専攻
社会福祉学
政治学専攻
政治学
基礎法学専攻
法学
経済政策専攻
経済学
経営学専攻
経営学
数学専攻
物理学専攻
理学研究科
化学専攻
生物科学専攻
理学
地理科学専攻
身体運動科学専攻
機械工学専攻
電気工学専攻
工学研究科
土木工学専攻
工学
建築学専攻
応用化学専攻
都市科学研究科
都市科学専攻
〔備考〕
表中社会科学研究科経営学専攻は、修士課程のみである。
都市科学
別表第2(第6条関係)
区
分
第4条の規定に
よる学位
申 請 時 期
請
書
類
部数
1
備
考
学位論文及び学位論文
1月10日
(1) 学位申請書
7月31日
(2) 学位論文
要旨の提出部数は、各
(3) 学位論文要旨
研究科が定める。
(修士課程)
第5条第1項の
申
原則として
(4) 単位修得証明書
1
(1) 学位申請書
1
規定による学位
10 月 31 日 と (2) 学位論文
(課程による博士)
する
3
(3) 学位論文要旨
3
(4) 単位修得証明書
1
(5) 研究業績一覧
2
(6) 履歴書
2
(1) 学位申請書
1
第2条別表第1に定め
規定による学位
(2) 学位論文
3
る専攻分野の名称明記
(論文による博士)
(3) 学位論文要旨
3
(4) 学位論文目録
3
(5) 研究業績一覧
3
(6) 履歴書
2
(7) 住民票記載事項
1
第5条第2項の
特に定めない
証明書
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