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資料2 LibreOfficeのインストールと基本的な操作

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資料2 LibreOfficeのインストールと基本的な操作
資料2
LibreOfficeのインストールと基本的な操作
データの入力
3
LibreOffice Calcの使い方
ア
表の基本操作
セルを選択して⽂字列を⼊⼒するとセル編集モードになります。
Enter キーを押すと、⼊⼒を確定し、アクティブセルはひとつ下
に移動します。 ESC キーで、⼊⼒をキャンセルします。
BackSpace キー:データを削除
Delete キー
:項目を選択して削除
確定時のアクティブセルの移動方向は、「ツール」→「オプショ
ン」の「Calc」→「全般」で設定します。
設定が終了したら、「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_1 -
選択範囲
の移動
Shift キー
(ア) セルのデータを移動するには、選択範囲そのものをドラッグし
て移動します。1マスだけのセルの選択は、次のように操作しま
す。
a
移動 した いセ ルをク リック
します。
b
Shift キー+クリックしま
す。
c
セルをドラッグで移動します。
ドラッグしたま
ま移動
(イ) 数式を⼊⼒するには次のように操作します。
数式の入力
a
計算 結果 を求 めたい セルを
クリックします。
b
「数式」バーの「=」ボタ
ンをクリックします。
c A4のセルをクリックします。
d 「+」を⼊⼒(半⾓)します。
- 資 料 2-3_2 -
e
f
数式をコピー
B4のセルをクリックします。
Enter キーをクリックし
ます。
(ウ) 数式を、すぐ下のセルにコピーするには、次のように操作しま
す。
a
答えを求めたセルをクリック
します。
b セルの右下に表示された■に
マウスを合わせます。
c 下方向へドラッグします。
オートSum
(エ) 合計の計算を⾏うには、「オートSum」機能を使い、次のよう
に操作します。
a
合計を計算したいセルをクリ
ックします。
b 数式バーの「Σ」
(オートSum)
ボタンをクリックします。
c
Enter キーで確定します。
計算結果は、セルを直接参照して表示します。
- 資 料 2-3_3 -
セルの
書式設定
イ
セルの書式設定
(ア) セル内のデータの表⽰⽅法を変更します。
a
セルを指定し、右クリ
ックのコンテキストメニ
ューから「セルの書式設
定」を選択する。
b
セルのフォーマットダイアログボックスで、設定する項目の
タブを選択し、タブ内の値等を設定します。
セルの
フォーマット
書式
ツールバー
(イ) Calcでは、書式を使って、表の⾒かけを整えていきます。
書式ツールバーで表全体を設定することができます。
また、スタイルをメニューの「書式」から「スタイルと書式設
定」を利⽤することも可能です。
- 資 料 2-3_4 -
書式のツールバー
フォントの種類、サイズ、背景色等の基本的な書式設定がこの
ツールバーでできます。
セルの
書式設定
(ウ) 時刻の表⽰は、次のように⾏います。
(「14:00」を「14:00〜」の形で表⽰させます。)
- 資 料 2-3_5 -
a
時刻の表示
範囲を選択し
ます。
b 右ク リ ックし
「セルの書式設
定」を選択しま
す。
c
セルのフォーマットのダイアログから「数」タブを選択しま
す。
d 「分類」で「時刻」を選択します。
e 「書式」で「13:37〜」を選択します。
f 「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_6 -
(エ) ⽇付の表⽰は、次のように⾏います。
a
b
日付のあるセルの選択します。
右クリックし、コンテキストメニューから「セルの書式設
定」を選択します。
c 「分類」の「日付」を選択します。
d 「書式」の「1999年12⽉31⽇」を選択します。
e 「OK」をクリックします。
入力規則
(オ) ⼊⼒規則(リストの表⽰)を利⽤すと、定型化された⼊⼒を効
率的に⾏うことができます。
- 資 料 2-3_7 -
リストの表示
a
b
c
リストを表示させたいセルを選択します。
ツールバーから「データ」→「⼊⼒規則」と順にクリックし
ます。
「データの⼊⼒規則」ダイアログが表⽰されます。
入⼒規則のダイアログ
d
「⼊⼒値の種類」で、「リスト」を選択します。
- 資 料 2-3_8 -
e
f
g
目的に応じて「レ」を入れます。
「⼊⼒項⽬」に表⽰させたいリストを⼊⼒します。
「OK」をクリックします。
セルに設定したリストが表示されます。
ウ
関 数
関数
関数では、次の演算子を使うことができ、これらを使った数式を
活用することができます。
演
算
+
-
*
/
^
⼦
意
味
加 算
減 算
乗 算
除 算
べき乗
- 資 料 2-3_9 -
○
○
数式を⼊⼒する際は、結果を求
めるセルを最初に選択します。
数式は必ず「=」(半角のイコ
ール)を最初に⼊⼒します。
(ア) 数式を作成します。
数式の作成
a
b
セル(H4)を選択します。
イコールをクリックします。
2
c
d
e
Sum関数
数式(=D4+E4+F4+G4)を⼊⼒します。
Enter で確定します。答えが表示されます。
ドラッグし、数式をコピーします。
(イ) オートSum関数を使うと、対象セルの合計を簡単に求めるこ
とができます。次のように⾏います。
a
b
セル(H4)を選択します。
オートSumをクリックします。
- 資 料 2-3_10 -
c
d
e
f
平 均
(AVERAGE)
数式を確認します。
Enter で確定します。答えが表示されます。
セルの右下のハンドルをドラッグし、数式をコピーします。
同様に、D15〜G15のセルに列の合計を求めます。
(ウ) AVERAGE関数を使うと、対象セルの平均を求めることができ
ます。次のように⾏います。
a
b
セル(D16)を選択します。
関数ウィザードをクリックします。
c
d
e
統計を選択します。
AVERAGEを選択します。
「次へ」をクリックします。
- 資 料 2-3_11 -
f
g
[数値1]の
ボタンをクリックします。
関数ウィザードが表示されます。
範囲を選択し、
ボタンをクリックします。
選択した範囲が表示されます。
- 資 料 2-3_12 -
h
「OK」をクリックします。
設定した範囲が表示されます。
i
セルのハンドルをドラッグし数式をコピーします。
ハンドルをドラッグします。
VLOOKUP
関数
(エ) VLOOKUP関数を使うと、例えば出席番号を⼊⼒することで⾃
動的に名前の⼊⼒を⾏うことができます。次のように⾏います。
sheet1に作成した学級記
自動的に名前を入⼒することができます。
- 資 料 2-3_13 -
a
同シートの別のセル、もしくは別シートにリストを作成しま
す。(ここでは、Sheet2にリストを作成しています。)
Sheet2に作成した
リスト
b
対象のセル(⾃動的に名前を⼊⼒する)をクリックします。
セル(B9)を選択します。
c
関数ウィザード
をクリックして開きます。関数ウィザー
ドの「分類項目」で「表計算ドキュメント」を選択します。
- 資 料 2-3_14 -
d
e
「VLOOKUP」を選択後、「次へ」をクリックします。
関数ウィザードの「検索基準」には、ここでは「A9」が表
示されます。
「A9」で⼊⼒されるものを検索し、「名前」の欄にSheet2
に作成したリストの中から該当する名前を⾃動的に⼊⼒するた
めです。
「検索値」は、検索したいリストの⼀番左を参照します。そ
のため、「Sheet2.A1:B11」の範囲にあるリストの⼀番左の列
Aを検索し、⼊⼒した検索数値が⼀致したものを参照するよう
になっています。
Sheet2に作成した
リスト
Sheet1の学級記録表
- 資 料 2-3_15 -
f
この例の場合は、別シート(Sheet2)にリストを作成して
い る の で 、 S h e e t 2 を 選 択 後 、 関 数 ウ ィ ザ ー ド の 「 ⾏ 列 」に
「Sheet2.A1:B11」の範囲を選択します。「⾏列」は検索した
い表全体を範囲選択します。
g
「インデックス」は、「2」列⽬を選択しています。「2」は
先ほど選択した表の左から2列⽬を指しています。
h 「データ順序」には完全一致をさせたいので「false」、また
は、数字の「0」を⼊⼒します。⼊⼒内容を確認し、「OK」を
クリックします。
- 資 料 2-3_16 -
i
絶対参照
COUNTIF関数
出席番号の欄に「5」を⼊⼒すると、名前の欄にSheet2の
リストから⾃動的に「⻄川淳⼦」が⼊⼒されます。必要箇所ま
で数式をコピーします。
(オ) 数式をコピーした場合、リストの表のセル番地がずれることが
あります。参照する表やリストがずれないようにするために、
「絶対参照」を設定します。
方 法 は 、「 ⾏ 列 」 で 「Sheet2.$A$2:$B$11」 と い う よ うに
「$」をずらしたくない⾏、列番号の頭につけます。
Calcでは、 Shift +F4で絶対参照と相対参照の切り替えが
できます。関数挿入後、その関数の挿入してあるセルを選択し、
参照の設定を⾏います。
(カ) COUNTIF関数を使うと、条件に合うセルの数を数えることが
できます。例えば、ある表の中にある特定の⾔葉がいくつあるか
を数えたいというときに「COUNTIF関数」を使用します。
下図では週の時間割の中にある教科が何コマ(何時間)あるか
を求めます。
- 資 料 2-3_17 -
a
b
数式を⼊⼒したいセル(B31)を選択後、関数ウィザード
をクリックし、「分類項目」で「すべて」を選択します。
「関数」タブ「分類項目」の「すべて」から「COUNTIF」
を選択し、「次へ」をクリックします。
「範囲」の指定を、時間割(B22:G28)にします。
- 資 料 2-3_18 -
IF関数
c
「国語」をカウントさせる場合は、「条件」に「国語」のセ
ル「A31」を指定します。ここではセルで指定します。直接
「条件」欄に、「"国語"」(「"」(ダブルクォーテーション)は
半⾓)と⼊⼒することもできます。
確認後、「OK」をクリックします。
d
時間割の中の「国語」という⽂字列だけを⾒つけ、⾃動的に
カウントします。その後、数式をコピーし、「条件」だけを変
えると指定した教科の授業数をカウントすることができます。
(※数式をそのままコピーすると、参照したい表やセルがずれ
るので、bの「範囲指定」の際に、「絶対参照」を設定しま
す。)
(キ) IF関数は、条件によって表示させた内容を変えたいときに用い
ると便利です。ここでは、平均点に応じたABCの評価を判断さ
せます。
評価のセルに、「平均点が80点以上ならばA、60点以上80点
未満ならばB、60点未満ならばC」というように表示させるこ
とを例にします。
- 資 料 2-3_19 -
a
b
c
セル(H3)を選択します。
関数ウィザードをクリックします。
「関数ウィザード」で「分類項⽬」から「論理」を選択後、
「関数」から「IF」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 資 料 2-3_20 -
d
「論理式」欄をクリックし、「G3」セルをクリックすると、
論理式に「G3」と表⽰されます。続けて「>=80」と半⾓で
⼊⼒します。
論理式には「G3のセルにある数値(平均点)が80点以上
ならば…」と指定します。
論理式
比較演算子
論理式とは、「○○が××だったら」という条件部分を指します。数式で入力しま
す。
G3>80 「G3のセルの数値が80より大きい」
G3>=80 「G3のセルの数値が80以上」
G3=80 「G3のセルの数値が80と等しい」
G3<=80 「G3のセルの数値が80以下」
G3<80 「G3のセルの数値が80より小さい(未満)」
「以上」や「以下」を求めるときには「<」「>」「=」の記号を組み合わせて半
角で入力します。また「=」は必ず「<」「>」の後ろに入力します。このような記
号のことを「比較演算子」と呼びます。
(TRUEの場合)
「論理式」に入力した条件に当てはまった時に何をさせるかを指定します。例の場
合は「80以上だったら」という条件に当てはまった場合には「A」と表示させたいの
で「"A"」と入力します。「"」(ダブルクォーテーション)は文字列を入力したい時
にその文字列の前後に半角で入力します。
- 資 料 2-3_21 -
e
f
TRUEの場合には、「”A”」を⼊⼒します。
FALSEの場合は、関数ウィザード
をクリックします。
(FALSEの場合)
「論理式」に入力した条件に当てはまらなかった場合に何を表示させるのかを指定
します。文字列を入力したい場合には(TRUEの場合)と同じように入力します。例え
ば、論理式の条件に当てはまらない場合に「B」と表示させたければ「"B"」と入力
します。
g
関数の中から「IF」を選択後、「次へ」をクリックします。
関数ネスト
- 資 料 2-3_22 -
h
「論理式」欄をクリックし、「G3」セルをクリックすると、
そこに「G3」と表示されます。続けて「>=60」と半角で入
⼒します。
この論理式では、60点以上80点未満の数値(平均点)という条件式を入れます。
「60<=G3<80」と設定はしません。それは1つめの論理式の設定で「80点以上」と
し、この条件に当てはまるものについては終了しており、その条件に当てはまらない
「FALSEの場合」においての設定をここでするからです。つまり、この時点で「80
点未満」が対象となり、それが大前提となっているわけです。そこで、「G3>=60」
という記述で、「60点以上80点未満」という条件の設定になります。
i
「60点以上80点未満」は「B」とするため、「TRUEの場
合」の欄に「"B"」と⼊⼒します。
j
「60点未満」は「C」としたいので、「FALSEの場合」の欄
に「"C"」と⼊⼒します。その後、「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_23 -
k
複数条件
(AND関数)
セル右下にある■
でコピーします。
をドラッグしながらコピーしたいセルま
(ク) 条件が複数あり、それらの複数の条件がすべて満たされている
かどうかを判定するには、「AND関数」を使います。また条件全
部を満たしているのではなく、設定した条件のどれか一つでも満
たしているかどうかを判定したい場合には「OR関数」を使いま
す。ここでは「AND関数」を例に複数条件について説明します。
国語、算数、理科、社会の4教科とも80点以上の場合、「合
格」とし、そうでなければ「やり直し」を表示させたい時は、
「AND関数」を使用します。
- 資 料 2-3_24 -
a
b
c
関数を⼊⼒したいセルを選択後、関数ウィザードを開きます。
関数ウィザードで「分類項⽬関数」を「論理」、「関数」の
中から「IF」を選択後、「次へ」をクリックします。
「AND」を選択後、「次へ」をクリックします。
- 資 料 2-3_25 -
d
「論理値」に条件を⼊⼒します。「論理値1」に、「C3のセ
ルにある数値(国語の数値)が80以上」という意味の条件を
⼊れます。続けて論理値2(算数の数値が80以上)、論理値3
(理科の数値が80以上)…と⼊⼒します。
※論理値は最⼤30まで⼊⼒できます。
e
論理 値 をす べて ⼊ ⼒後 、「数 式 」に ある 数 式 「=IF(AND
( … 」 の 「 I F 」 の 部 分 を ク リ ッ ク し ま す 。「 TR UEの 場 合 」
「FALSEの場合」を設定することができます。
- 資 料 2-3_26 -
f
g
「TRUEの場合」「FALSEの場合」の欄に表示させる結果を
⼊⼒します。⽂字列や空⽩を⼊⼒する際には「 " 」(ダブルク
ォーテーション)で囲みます。
⼊⼒後、「次へ」をクリックします。
「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_27 -
h
エ
セルの保護
必要箇所まで数式を連続コピーします。
保護
例えば国語や算数などの数値を⼊⼒する際に、間違って合計や平
均の欄にある数式等を消すことのないように、必要に応じて「保
護」をかけます。
a
b
c
⼊⼒を許可するセルの範囲(D4〜H13)を選択します。
メニューバーから「書式」→「セル」を選択します。
セルのフォーマットダイアログの「セルの保護」タブで「保
護する」の「レ」を外します。
d 「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_28 -
e
メニューバーから「ツール」→「ドキュメントの保護」→
「シート」と選択します。
f パスワードの設定が求められます。設定しない場合は空白の
ままにします。
(この例は、パスワードを設定した状態です。)
g 保護されたセルを選択の「レ」を外します。
h 「OK」をクリックします。
オ
縦棒グラフ
グラフ
グラフウィザード機能を用いてグラフを作成することができます。
次のように⾏います。
※グラフを作成するにあたって、グラフ作成に用いたデータに
「シート保護」がかかっている場合は、保護を解除してから作
成します。
(ア) 縦棒グラフ
a
グラフを作成したいデータのあるセルを選択します。
- 資 料 2-3_29 -
b
グラフのアイコンをクリックします。
c
グラフの種類で「縦棒」を選択し、「次へ」をクリックしま
す。
d
「データ範囲」については先に指定してあるので、ここでは
「次へ」をクリックします。(訂正がある場合はここで指定し
直します。)
e
「データ系列」を修正する場合は、ここで修正し、何もなけ
れば、「次へ」をクリックします。
- 資 料 2-3_30 -
f 「グラフ要素」では、「タイトル」ー「成績表」、「凡例の表
示」ー「上揃え」、「グリッド線」、ー「Y軸」を設定し、「完
了」をクリックします。
g グラフをクリックし、オブジェクトとして選択します。グラフの
周囲には緑色の■が表示されます。この状態の時に「移動」、「サイズ
変更」、「削除」ができます。
h
グラフをダブルクリックして編集モードにします。グラフの
周囲にはグレー枠線が表示されます。この状態の時には、「グ
ラフの種類の変更」、「構成要素の編集・書式設定」、「データ
範囲の変更」などができます。
- 資 料 2-3_31 -
グラフをダブルクリックすると、ツールバーに「グラフの書式設定ツ
ールバー」が表示されます。このツールバーを利用してグラフの書式を
変えることができます。
i
「グラフの要素を選択」では、右側の▼をクリックすると下
図のような選択項⽬が現れます。編集を⾏いたい項⽬を選択し
ます。
j
「選択した要素の書式」をクリックすると、iで選択した項
目ごとにダイアログが表示されるので、書式等を設定します。
- 資 料 2-3_32 -
その他、表示された項目では次のような設定ができます。
・グラフの種類→グラフの種類を変更をします。
・グラフのデータテーブル→グラフのデータボックスを表示しま
す。(Calcの表に基づくグラフを挿⼊した場合は使⽤不可)
・目盛り線オン/オフ→目盛り線の表示・非表示を選択します。
・凡例オン/オフ→凡例の表⽰・⾮表⽰を選択します。
・テキストのスケール→グラフのサイズを変更した際、テキスト
のサイズも変更します。
・自動レイアウト→すべてのグラフ要素を現在のグラフ内部の初
期位置に移動をします。
※グラフをダブルクリック後、ツー
ルバーの書式からもグラフの書式
設定が可能です。
k 横棒グラフも縦棒グラフと同じように作成できます。
横棒グラフ
- 資 料 2-3_33 -
縦棒と
折れ線グラフ
(イ) 各教科の点数を棒グラフに、合計を折れ線グラフを作成します。
a
グラフを作成したいデータのあるセルを選択します。
b
グラフのアイコンをクリックします。
c
「グラフの種類」で「縦棒と折れ線」を選択し、「次へ」を
クリックします。
d
それぞれのステップごとに内容を確認し「次へ」をクリック
し、最後に「完了」をクリックします。
- 資 料 2-3_34 -
e
データ系列では、データ系列(グラフ化する項⽬)を確認し、
「データ範囲」を確認します。確認後、「次へ」をクリックし
ます。
f
グラフ要素では、タイトルに「成績表」と⼊⼒します。
g
グラフが表示されます。
- 資 料 2-3_35 -
h
グラフをダブルクリックし、編集モードにしてから、折れ線
グラフ上で右クリックします。
折れ線グラフ上で右クリック
します。
i
「データ系列の書式」を選択します。
- 資 料 2-3_36 -
j
k
ダイアログの「オプション」で「データ系列の⽅向」は、
「第2Y軸」を選択し、「OK」をクリックします。
軸の書式設定等を⾏い、完成させます。
- 資 料 2-3_37 -
データの追加
(ウ) グラフ作成後に、データを追加させたいときは、下記のように
データを反映させます。
a
b
追加したいデータ範囲を選択します。
ドラッグしたまま、データを貼り付けたいグラフの上に持っ
て⾏きます。
c グラフ上にデータを持ってきたら、 Ctrl キーを押します。
そのキーを押したまま、ドロップします。(マウスの左クリッ
クをはずします。)ドロップ後、 Ctrl キーをはずします。
Ctrl キーを押したままドロップします。
- 資 料 2-3_38 -
d
挿入されたデータを確認後、グラフの書式を設定します。
(エ) 円グラフの作成は次のように⾏います。
円グラフ
a
b
円グラフに使用したいデータを選択します。選択するにあた
って、データが2カ所に分かれています。1カ所の連続データ
を選択後、もう1カ所のデータを選択するときは、 Ctrl キー
を押しながら連続データを選択します。
(連続データ…データを連続してコピーしたいときには左ク
リックを押したまま、選択したいデータから最後のデータまで
マウスを持って⾏き、左クリックをはずします。)
グラフのアイコンをクリックします。
- 資 料 2-3_39 -
c
表示されたダイアログで「グラフの種類」は「扇形」を選択
します。次に、「標準」「分解」「ドーナツ」などのグラフの形状を
選択します。⽴体的なグラフにしたい場合は「3Dルック」に
「レ」を入れます。設定後、「次へ」をクリックします。
※「3Dルック」
3Dルック
棒グラフの場合
扇形の場合
「3Dルック」は、⽴体的なグラフにしたい場合にチェックボックスにチェックを
入れます。ここでは、「シンプル」か「写実」をまず選択します。棒グラフでは、
「シェイプ」において、「ボックス」「円柱」「円錐」「角錐」などが選択できます。
d
データ範囲では、グラフ化する範囲を確認後、「次へ」をク
リックします
- 資 料 2-3_40 -
データラベル
の挿入
e
内容を確認後、「次へ」をクリックします。
f
タイトルに「成績表」と⼊⼒し、「完了」をクリックします。
g
グラフが表示されたら、そのグラフをダブルクリックし、編
集状態にします。その後、円グラフ上で右クリックし、「デー
タラベルを挿入」をクリックします。
- 資 料 2-3_41 -
h
データラベルの上で、右クリックします。
データラベル
i
j
「データラベルの書式」をクリックします。
表示されたダイアログの「データラベル」タブで次の値を設
定します。
(a) 「値を数字で表示」の「レ」を外し、オフにします。
(b) 「値をパーセンテージで表示」に「レ」を入れ、オン に
します。
(c) 「移動」では「中央揃え」にします。
- 資 料 2-3_42 -
k
「フォント」タブで次の値を設定します。任意でフォントサ
イズを設定します。設定後、「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_43 -
l
切り出し
m
さらに⼀部のデータを切り出したい時は、次のように⾏いま
す。グラフをクリックし、編集状態にします。4つの選択マー
クが表⽰されます。続けて、切り出したいグラフ上(⻩⾊の扇
型)でもう⼀度クリックします。
⻩⾊の扇型をドラッグしながら切り出し(移動)ます。
- 資 料 2-3_44 -
データの
並べ替え
カ
データの管理
データの並べ替えを⾏うときは、ツールバーの並べ替えボタンも
しくはメニューバーから⾏います。また複数の条件で並べ替えたい
ときは、メニューバーにある「データ」の「並べ替え」を使います。
(ア) ツールバーの利⽤
a
データを並べ替えたいときには、キーワードとなるセルをク
リックします。
b ツールバーにある並べ替えのボタンをクリックします。
「降順」に並べ替えられます。
- 資 料 2-3_45 -
(イ) メニューバーからの並べ替えは次のように⾏います。
a
並べ替えるデータの範囲を指定します。
b
「データ」から「並ベ替え」を選択します。
c
表示されたダイアログの「並べ替え条件」タブで、「最優先
キー」をG列、「降順」を選択し、「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_46 -
複数条件での
データの
並べ替え
(ウ) 複数の条件で並べ替えたいときは、メニューバーにある「デー
タ」の「並べ替え」を使います。
例では、評価と平均点で並べ替えを⾏ないます。前述の例の表
に平均点の列を挿⼊しています。
a
並べ替えをする範囲を選択します。
b
「データ」から「並べ替え」をクリックします。
- 資 料 2-3_47 -
c
例では「評価」を最優先キーとします。「評価」は「A→C」
とするので「昇順」、2番目の優先キーは、「平均点」とし、
点数の⾼い順にするので「降順」、3番目の優先キーは「番号」
とし、「1→10」とするので「昇順」とします。条件がそろっ
たら「OK」をクリックします。
d
データを確認し、変更したい場合は、またメニューバーにあ
る「データ」の「並べ替え」から⾏います。
- 資 料 2-3_48 -
(エ) データの抽出を⾏うにはオートフィルタを使います。
データ抽出
a
オートフィルタを設定する範囲を選択します。
オートフィルタ
b
メニューバーの「データ」→「フィルタ」→「オートフィル
タ」と選択します。
c
ボタンが表示されるので、抽出したい項目のボタンをクリッ
クし、条件を選択します。
- 資 料 2-3_49 -
標準フィルタ
(オ) 標準フィルタでは、表全体に対してフィルタの条件を指定する
ことができます。ここでは、「評価がBかつ平均点が70点より大
きく、そして7月に75点以上とった者を抽出する」という設定に
します。
a
b
標準フィルタを適用する範囲を選択します。
メニューバーの「データ」→「フィルタ」→「標準フィル
タ」と選択します。
c
ダイアログが表示されるので、フィルタ条件を設定します。
条件は最大4つまで設定できます。
- 資 料 2-3_50 -
特殊フィルタ
(カ) 「特殊フィルタ」では、4つ以上の条件を指定してデータを抽
出することがきます。ここでは、「評価がBかつ平均点が70点以
上、そして4〜6⽉までは60点より⾼く、7⽉には70点より⾼い
点数を取った者を抽出する」という設定にします。
a
b
条件欄を作成します。
表の任意のセルをクリックします。
条件欄
セルをクリックします。
c
メニューバー「データ」→「フィルタ」→「特殊フィルタ」
を選択します。
- 資 料 2-3_51 -
d
条件のセルを選択し、「OK」をクリックします。
条件は、8つまで設定できます。
セルを選択すると自動的に入⼒されます。
条件に合ったデータが抽出されます。
データの統合
(キ) データを統合する場合は、次のように⾏います。ここでは、年
間のシートに各点数の平均点を求めます。
a
メニューバーの「データ」→「統合」を選択します。
- 資 料 2-3_52 -
b
ダイアログが表示されるので、∨ をクリックします。
c
「計算方法」は「平均値」を選択します。
d
「ソースデータの範囲」表示ボタンをクリックします。
クリックします。
- 資 料 2-3_53 -
e
統合元である、シート「1学期」の⾒出しをクリックし、そ
のシートの点数の範囲をドラッグ後、 Enter キーを押します。
f
「追加」をクリックします。次に、シート「2学期」の⾒出
しを選択し、「1学期」シートと同じように点数の範囲をドラ
ッグ後、 Enterキーを押します。追加したいデータ分だけ同
じ作業を繰り返します。
g
「結果貼り付け先」の表示ボタンをクリックします。
クリックします。
- 資 料 2-3_54 -
h
D4セルをクリックします。結果貼り付け先を確認後、「OK」
をクリックします。
年間における各教科の平均点が表⽰されます。
- 資 料 2-3_55 -
キ
印 刷
印刷
(ア) 印刷のための印刷範囲設定は次のように⾏います。
a
印刷する範囲をドラッグして選択します。
印刷範囲設定
b
メニューバーの「書式」→「追加」を選択し、印刷範囲を設
定します。
- 資 料 2-3_56 -
c
印刷プレビューボタンを押し、印刷範囲が正しいかを確認しま
す。
d
e
余白ボタンを押し、余白ラインを表示させます。
余白ラインをドラッグし、余白の大きさを調整し、印刷範囲を
調整します。
f 「印刷プレビューを閉じる」をクリックします。
- 資 料 2-3_57 -
(イ) 印刷は次のように⾏います。
印 刷
a
印刷する場合は、「ファイル」→「印刷」を選択します。
b
表示されたダイアログの「全般」タブで、プリンタを選択し
ます。プリンタの印刷設定は「プロパティ」を開き、設定しま
す。設定後、「印刷」をクリックします。
- 資 料 2-3_58 -
改ページ
(ウ) 「改ページ」では、1ページに印刷される区切りが悪かったり、
表などの項目別に印刷したい場合など任意で印刷範囲を決める場
合は「改ページ」を利⽤します。
a
メニューバーの「挿⼊」→「改ページ」→「⾏の区切り」を
選択します。
b
印刷を区切りたいところのセルをクリックします。例の場合、
19⾏⽬と20⾏⽬で分けるので、20⾏⽬の任意のセルをク
リックします。
- 資 料 2-3_59 -
c
「印刷プレビュー」で確認し、よければ印刷します。
- 資 料 2-3_60 -
ク
ファイルの
保存
ファイルの保存
(ア) ファイルの保存は次のように⾏います。
a
ファイルを保存する時は、「ファイル」→「名前を付けて保
存」と選択します。
b
保存する場所を選択後、「ファイル名」、「ファイルの種類」
を選択します。
②
保存する場所を選択します。
- 資 料 2-3_61 -
c
必要に応じて「パスワード付きで保存する」に「レ」を入れ、
「保存」をクリックします。
d
「パスワード付きで保存する」に「レ」を入れ、「保存」を
クリックした場合は、「パスワードの設定」画面が現れます。
パスワードを⼊⼒した後「OK」をクリックします。
- 資 料 2-3_62 -
e 「詳細オプション」をクリックすると、読み取り専用ファイ
ルや、編集用パスワードなどの設定ができます。
上書き保存
(イ) 上書き保存をする場合は、ツールバーのアイコンをクリックす
るか、「ファイル」→「保存」をクリックします。
- 資 料 2-3_63 -
ケ
CSVファイル
の利用
CSVファイルの利⽤
Calcでは、テキスト形式やCSV形式のファイルを読み込むことが
できます。
テキスト形式やCSV形式のデータを読み込むことができると、他
のソフトウェアからデータを取り込んでCalc上で整形したり、グ
ラフを作成したりすることが可能になります。
(ア) ここでは、CalcでCSV形式のデータを読み込む方法を説明しま
す。
a
b
Calcを起動し、「ファイル」→「開く」を選択します。
開くのダイアログが表示されるので、保存先から対象のファ
イル「*.csv」を選択し、「開く」をクリックします。
- 資 料 2-3_64 -
c 「テキストのインポート」ダイアログが表示されるので、
「区切りのオプション」から「コンマ」に「レ」を⼊れ、「フ
ィールド」でデータを確認したら「OK」をクリックします。
※保存したファイル形式が「*.txt」(テキスト形式)であれば、
「タブ」に「レ」を入れます。
d
CSV形式のデータが読み込まれます。
- 資 料 2-3_65 -
グラフの作成
(イ) グラフの作成
テキスト形式やCSV形式で読み込んだデータは、グラフ化する
こともできます。
ここでは、レーダーグラフを作成します。
a
グラフを作成したいデータのあるセルを選択します。
b
グラフのアイコンをクリックします。
c
グラフウィザードのステップ1では、「グラフの種類を選
択」から「レーダー」と「点および線」を選択し、「完了」を
クリックします。
- 資 料 2-3_66 -
d グラフが完成するので、画面内の適当な場所でクリックし確
定します。
※グラフの体裁は後から変更することができます。
(ウ) 保存
保存
a 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
- 資 料 2-3_67 -
b「名前を付けて保存」のダイアログが表示されるので、「ファ
イル名」を⼊⼒し、「ファイルの種類」を「ODF 表計算ドキ
ュメント(.ods)(*.ods)」を選択し、「保存」をクリックし
ます。
- 資 料 2-3_68 -
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