消費生活推進員活動事例集1＜PDF:1319KB＞平成22年11月

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安心だねリと言われる地域に
横浜市消費生活推進員は、市民の安全で
域コミュ二ティつ、
くりにかかわっています。
訪問販売などの消費者トラブルは、個人
快適な消費生活の推進のために、市長が委
嘱する横浜市独自の委員です。
の問題と思われがちですが、高齢者の被害
消費者として必要な消費生活に関する知
識を学習し、身につけたことを啓発講座の
の増加や商品やサービ‘
スが複雑になってい
開催や情報紙の発行などを通じ、地域にひ
重要です。
ることを考えると地域ぐるみの取り組みが
ろげていく活動を実践しています。
消費者トラフル ・
被害の防止を中心に、暮
らしにかかわることを活動のテーマとし、地
.
・
食の安全、クレジット
カード等の啓発講座
そこで、消費生活推進員の活動を知って
いただくため、「消費者トラブル防止講座 j
の活動事例を中心に特集しました。
消費者トラブル防止講座
•
「旦￡
消費者被害にあわない、
トラブルを解決できる知恵 l
•••
・ マイパック‘の推進、
-
商庖街、メーカーとの
不用品交挽会
意見交棋会
(情報紙の発行、パネル展示 ぷ
「
寸劇J
による悪質商法対策講座
「だまされないぞ!J
(
鶴見区矢向地区)
かつらや衣装をつけた、
本格的な
「
寸劇
」 で訪問販売の事例を熱演 !
地域でひっぱりだとの手作り
「紙芝居J
r
力ルタクイズj
(
栄区上郷西地区)
悪質商法の身近な事例話も好評。
推進員が講師も担当する
「出前講座」
(
磯子区洋光台地区)
で、クーリング
「
紙芝居」と 「クイ ズJ
・オフを学んだ。
参加者が寸劇『悪質商法出前講座』
港北区菊名地区
会 悪 質 商 法 出 前 講 座J
を開催 雪
ミJ
:
.
.
.
.
.
.
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;
0
.
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市消費生活総合センターの
一人暮5しの高齢者が身近恕情報を共有
c
寸
講 師 の方に、高齢者中心の悪
質商法・訪問販売の手口につ
いて講演していただきました。
錦 がE町内会長が協力して、知り合いに声かけし
てくださったので、高齢者や主婦を中心に約 2
0
名の
参加がありました。講座は講師によるお話だけでな
く、参加者の方に布団の訪問販売の寸劇をやっても
らうことにより、具体的に悪質商法の手口が分かるよ
うに工夫しました。
~ニーーす一
日 官
で、とても参考になったJr
寸劇は練習もしていなし1
のに、みなさん上手だった J
r
具体的に状況がわかった
なと‘
でした。
のでよかったJ
推進員が寸劇に挑戦
瀬谷区阿久和北部地区
平成 2
1年9月、「悪質
被害未然防止出前講座J
した。高齢者を対象にお茶飲み会
を開催しました。
を開催している、 f
サロンJ
の場をお
地区社会福祉協議会
「紙芝居jの内容は、最近、近所で空庖舗を利用し
かけで、地域で暮らす一人暮らしの高齢者を中心に
て催眠商法をやっているという情報を得、 f
これしか
54
名の方が参加しました。
ないjとすぐ決定しました。
f
紙芝居jを行う担当者で何度か集まり、高齢者が
の手口とその対処の仕方を、分かりゃすく講義して
対象なので、大声でゆっくりとを心がけ練習しまし
いただき、会場では、「あれも悪質商法だったのかJ
た。当日集まってくれた方々に、笑いも取りながら真
と、自分が出会った悪質商法の即席情報交換の場と
剣に聞いていただけました。
を過ごし、気軽に体験を話せました。
外に出る機会が少なく、情報に疎くなりがちな、一
人暮らしの高齢者同士が、最新の身近な情報の共有
ビデオで悪質商法被害防止講習会
参加者はあわせて 5
0
名で、様々な悪質商法の手口
寸劇やビデオ、講演会を
取り入れ行いました。
を紹介する啓発ビデオを上映しました。
ます、講演会チラシを
掲示板に貼り、回覧はも
ちろんのこと、地域の他団体の集まりでの宣伝や、推
進員の口コミにより、当日は6
9
名の参加がありまし
た
。
推進員が、「悪質商法と対処法についてJ
の寸劇に
挑戦。
セリフを覚えることから始まり、数回のリハーサ
ルを重ね、小道具にも助けられ皆さんに楽しんでい
ただきました。
その後、市消費生活総合センターの講師の方によ
る講演とビデオにより、悪質商法の種類や対処法、
クーリンクー
-オフの仕方をしっかり学び、
ました。参加
r
者から、「参考になったJ関心を持つ乙とが大事、何
回も講習会を聞いてほししi
Jとの声がありました。
してもらえなかったjとか、「無理矢理買わされたが後
で、クーリンク‘
-オフをしたJ
など、被害にあわれた方
「紙芝居jは「わかりやすいH役 l
こ立ったJ
等の感想
中区第四地区北部
私達の地区では、年金
支給日に、本牧通りの5つ
の銀行・郵便局の前で、
「悪質商法撃退・振り込め
やお祭りで、悪質商法防止を呼びかける俳句を載せ
分かりゃすく、簡単明瞭で、相談窓口の記載のあるも
た「手作りのしおり J
を配布し推進員活動を PRしまし
のを作り、中区消費生活推進員のユニフォーム “
赤い
た
。
エプロン"
をつけ、「どうぞ被害にあわないでJ
と声を
かけて手渡しています。
悪質商法を知らない方、知っていても「私だけは
関する事例の情報を収集し、ビデオは、
高齢者、若し1
ひっかからないJ
と思っている方が多く、チラシ配りは
方向けの内容など幅広く用意。講習会の中では、被害
定期的に行うことが大切です。
事例とおかしいと思った時の断り方を紹介しました。
講座や施設見学を企画し、寸劇などを通し高齢者
後目、参加者から、ビデオで視覚的に被害の状況を
に分かりゃすく学んでいただき、「来てよかったJ
と言
実体験の話がありました。
会で活躍しています。
中学校の校庭に大きな
読み上げる札を選手が取り
ます。取った人にマイクを使い f
はっきりと、断る言葉
す。
このマイクでの読み上げが好評で、ゲーム感覚で
消費生活の大事なポイントが学べます。
「力ルタ J
は全部で5
0
枚。悪質商法、食の安全、家庭
と思ったことを五・七・五のゴロに合わせて標語に
しました。
今まで'
情報を受信するだけだった私達が、消費生
発信する立場になれたのです。
これからも、標語を作
『チラシ雷発j活動
配っています。お年寄りに
険かもしれないJ
と、冷静に断ることができたという
タjが、地域の集まりゃ運動開E
•••••••••••••••••••
広め、日頃から町内会と連携をとり、フリーマーケット
見ることで、実際電話がかかってきた時 l
こ、「これは危
手作りの「消費生活力ル 町 セ.
り、皆さんに伝えていきたいです。
がありました。
詐欺注意jの啓発チラシを
ホームページや、新聞、
テレビから最近の悪質商法に
中区第三地区
活推進員になって得た知識を、今度は地域の方々に
の話もありました。
開催1
か月前から、チラシや口コミで情報を地域に
講習会の教材として、市消費生活総合センターの
『消費生活力ルタ』の活動
での工コをテーマにした取組みなど、私達が大切だ
「紙芝居jの後、 f
会場に閉じ込められ、買うまで帰
都筑区荏白南地区
防止講習会J
を開催しました。
1
は、契約しませんjと、もう一度札を読んでもらいま
県の消費生活専門相談員の方に、最新の悪質商法
講座の他に食事会、ビンゴ大会も行い、楽しく時間
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f
力ルタ J
を置き、推進員が
信りして行うことにしました。
主催の f
ほほえみ会J
の集いと共催し、民生委員の声
6月と 12月の年!こ2回、自治会館で「悪質商法未然
商法撃退法講習会 jを
平 成22
年6月、「紙芝居J
による
「悪質商法未然防止講座jを聞きま
ができたのは有意義でした。
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瀬谷区南瀬谷地区
部自治会館で、「消費者
なりました。
当日参加者の感想は、「センターの相談事例が身近
紙芝居で f
催眠商法jを撃退
保土ケ谷区保土ケ谷地区
平成22
年3月、狩場東 i
平 成2
1年9月、「錦が E町内
しました。
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われた時、本当にやりがいを感じます。
これからも「知るJ
r知らせるJ
を通して、地域が良く
なるお手伝いができたら嬉しいと思います。
懐かしく、わかりやすく、身近に感じられる紙芝居、
消費生活推進員の「地区活動jから生まれた “
悪質商
法撃退の紙芝居"は、今、消費生活推進員全体の共有
財産となり、様々な地区で見られるようになりまし
た。また、紙芝居をアレンジして生まれた、 f
力ルタク
イズjも紙芝居とともに、活躍の場を広げています。
消費生活推進員の消費者トラブル防止講座で、ぜひ
ご覧になってください。
紙芝居内容
催眠商法・振り込め詐敗・点検商法
〔
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I
推進員が被害を防ぎました!
クーリング・オフが書けた!
栄区豊田地区
長沼町に住むおばあちゃんは、 4
人の孫を預かりな
がら近くのお庖に働きに行っています。お庖の近くで
聞いていた催眠商法の会場に近所の人から誘われ
て、[行くだけでいいのよJ
i
健康の話が聞けるからj
f
私も何も買ってないから・..J
と言われ、何回か通って
いました。すると、口車に乗せられ30
万円の磁気マッ
トレスを買う契約をしました。家に帰ってその話をす
ると、孫から「そんな高いものを買ってリと言われて
)¥ッと気づき、町内会長さんに相談をしたところ、すぐ
に町内の消費生活推進員に相談をしてくれました。
推進員は、おばあちゃんに、クーリング-オフ通告
ハガキの書き方を教えました。しばらくすると、すぐ
に磁気マットレスを引き取りに来て、 1回も支払うこ
となく済みました。
;
架空請求を無視!
栄区上郷西地区
5
8
才のお母さんが犬の散歩に行っている時に、お
嫁さんが架空請求のハガキを受け取りすごく驚きま
した。お嫁さんは大変だと、お母さんを探しました。
お母さんはハガキを読み f
腕に落ちないなあjと言っ
た時、出前講座を思い出し、「これは架空とか不当請
求とか言うものだよjと、お嫁さんに話したのです。
[電話や電子メール、ハガキでくると教えてもらっ
た。一切無視すればよいと聞いているよjと言うとお
嫁さんも安心しました。しかし、何と言っても裁判所
という公のと乙ろからだったので、一瞬びっくりしと
まどいました。
「過剰反応しないで、ほっておくと良いJ
を実行した
ら、その後、何の連絡もありませんでした。そのハガキ
は推進員の手元に参考資料としていただきました。
】
地域のネットワーク化
安全な衝の醤づくり
旭区上白根地区
私たちの住む街は、市内でも指折りの高齢化地域
で、弱者の街でもあると考え「安全な砦づくりjを完
成させることにしました。
地域自治会と連携をとり、住民全員が目となり耳と
なり、少しでも変だと思われる訪問等は、ます自治会
に問合せ通報をする。消費生活推進員、自治会、老人
会、民生委員、社会福祉協議会等でネットワークを立
ち上げて強力な砦を作り上げ、悪徳商人を砦内に入
れす、万一入ったらすぐ追い出す、そして被害を出さ
ないようにする乙とを目指しました。
その結果、平成22
年度は2
1年度より、自治会への
問合せ通報は目に見えて減ってきました。
平成2
1年度も推進委員会として、さまざまな取 o
組みを行いました。悪徳高法の防止とクーリンク‘-オ
フ講座、振り込めサギの予防、やさしい年金講座、地
産地消講座をはじめ悪徳商法予防チラシ、地デジ商
法の注意情報などの啓蒙活動も行いました。
安全安心恕まち港南に一役
港南区
港南区では、 1
5
1人の推進員が、 15の地区で活動し
ています。
平成2
1年度は、自治会、町内会を中心に、悪質商法被
害未然防止等をテーマとした講座を23
回開催し、
1，
029
人ものご参加をいただきました。
最近では、地区社会福祉協議会や地域ケアプラザ等
との連携で出前講座を行うなど、「悪質商法被害未然防
止は、消費生活推進員J
が地域に浸透してきています。
各地区の代表が集まる地区代表会議では、港南警察
署から区内の犯罪情報を得て、地域に広めているほか、
区内主要駅で開催される、安全安心まちつ、くり街頭キャ
ンペーンで、消費生活総合センターの PR
を行うなど、
安全安心な暮らしを守り、賢い消費者になるための 情
t
報発信を行っています。
1
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附 干~・~
経 蹴局
消費問
横浜市中区港町 1・
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