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導入の手引き - rkc instrument inc.

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導入の手引き - rkc instrument inc.
調節計・指示計 通信設定ツール
IMT01D11-J1
導入の手引き
PROTEM2は、当社調節計・指示計(以下計器)のパラメータ設定値と測定値を管理するための統合ソフトウェアで、以下のツールが含まれています。
当社 節
指
(
)
値
値 管
PROTEM2 ベースツール・・・・・・・・計器のパラメータ設定値の確認と設定を行います
レシピツール・・・・・計器のパラメータ設定値の一括管理(パソコンへの保存・計器への転送)を行います。
ロガーツール・・・・・計器の各種データのグラフ化とCSV形式による記録(ロギング)を行います。
コンフィグレーションツール・・・・・・・ベースツール用仮想コントローラの構成編集を行います。
IMT01D11-J1
[1]
注意
本ツールはイニシャル設定を含めた当社計器の全設定データのモニタ・設定が可能です。
よって当社計器の仕様部分まで変更が可能となっています。
仕様変更に伴う装置や製品の損害が発生した場合は、一切の責任を負いかねますのでご注意ください。
なお、仕様の変更につきましてはお客様の自己責任で行ってください。
ご使用の前に
●本書では、読者が電気関係・制御関係・コンピュータ関係および通信関係などの基礎知識を持っていることを前提としています。
●本書で使用している図や数値例・画面例は、本書を理解しやすいように記載したものであり、その結果の動作を保証する物ではありません。
●以下に示す損害をユーザや第三者が破っても、当社は一切の責任を負いかねます。
・本製品を運用した結果の影響による損害
・当社において予測不可能な本製品の欠陥による損害
・本製品の模倣品を使用した結果による損害
・その他、全ての間接的損害
●バックアップ以外でのソフトウェアの複製およびソフトウェアの改造を禁じます。
●本書の記載内容はお断りなく変更する場合があります。
●本書の一部または全部を無断で転載・複製することを禁じます。
パソコン動作環境
■オペレーティングシステム
Microsoft Windows XP Service Pack 2以降、Windows Vista 32bit版/64bit版、Windows 7 32bit版/64bit版
※本ソフトウェアを使用するには、Microsoft .NET Framework 4が必要となります。
(インターネット接続環境であれば、本ソフトウェアインストール時に、自動的にダウンロードされます。)
■プロセッサ,メインメモリ
XP使用時:1GHz以上の IntelまたはAMDプロセッサ、512Mバイト以上のメモリを搭載したPC(1Gバイト以上推奨)
Vista/7使用時:2GHz以上の IntelまたはAMDプロセッサ、1Gバイト以上のメモリを搭載したPC(2Gバイト以上推奨)
■ハードディスク
空き容量200Mバイト以上
■グラフィックボード・ディスプレイ
1024×768ドットXGA以上,65536色以上(1280×1024ドットSXGA以上推奨)
■その他.
各種通信インタフェース
変更履歴
■2011年6月21日 初版発行
Microsoft,Windows,Windows Vista,Windows 7 は,米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Intelは,米国Intel Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
AMDは,米国Advanced Micro Devices, Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
その他,本文中に使われている会社名および商品名称は,各社の登録商標または商標です。
IMT01D11-J1
[2]
●PROTEMを使うまでの手順
PROTEM対応機種について
4ページ参照
ご使用の計器がPROTEMで使用できるかご確認ください。
PROTEMのインストール
5ページ参照
PROTEMプログラム本体をパソコンにインストールします。
パソコンと計器の接続
6ページ参照
必要な変換器等を用意し、計器と接続します。
PROTEMを使う
プロジェクトの作成
15ページ参照
プロジェクトの作成方法を紹介しています。
PROTEMの基本操作
34ページ参照
一般的な操作方法を紹介しています。
PROTEMによる計器データ管理
38ページ参照
計器からのデータダウンロードと、計器へのデータアップロード操作方法を紹介しています。
ロガーツールを利用したデータのロギング操作方法を紹介しています。
目次
PROTEMを使うまでの手順
3
PROTEM対応機種について
4
①PROTEMのインストール
5
②接 続
接続可能な計器について
6
SRZの接続(Z-COMとの接続)
7
SRZの接続(Z-TIO/DIO/CTとの接続)
8
SRMiniの接続
9
AG500の接続
10
RBシリーズの接続
11
FBシリーズの接続
12-13
③基本設定
最初にお読みください PROTEMの構成について
15
最初にお読みください プロジェクトファイルについて
16
プロジェクトの作成(ローダ通信使用時)
17-19
プロジェクトの作成(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時) 20-27
プロジェクトの作成(SRMini接続時)
28-33
④基本操作
基本操作について
35
データ設定方法について
36
⑤データ管理
IMT01D11-J1
レシピツールについて
38
設定したデータをレシピファイルに保存する
39
保存してあるレシピファイルデータを計器に転送する
40-41
保存してあるレシピファイルデータを編集する
42
ロガーツールについて
43
ロガーツールの起動
44
グラフ表示詳細設定
45
ロギング詳細設定
46
ロギングの開始/停止
47
[3]
●PROTEM2 対応機種について
本ソフトウェアは以下の機種に対応可能です。
最新の対応状況については当社ホームページを参照してください。
モジュール型調節計
SRZ System
(通信拡張モジュール)
Z-COM-A
(デジタル入出力モジュール)
Z-DIO-A
(温度制御モジュール)
Z-TIO-A/B/C/D
(CT入力モジュール)
Z-CT-A
モジュール型調節計
SR Mini HG System
SR Mini System
H-□□・・・・・
M-□□・・・・・
:SR Mini HG System
:SR Mini System
(電源CPUモジュール)
H-PCP-A/B/J
M-PCP-A/B
(温度入力モジュール)
H-TI-A/B/C/D
(アナログ入力モジュール)
H-AI-A/B
M-AI-A/B
(デジタル入力モジュール)
H-DI-A/B
M-DI-A
(カスケード制御モジュール)
H-CIO-A
(温度制御モジュール)
H-TIO-A/B/C/D/E/F/G/H/J
M-TIO-A/B/C/D
(CT入力モジュール)
H-CT-A
M-CT-A
(アナログ出力モジュール)
H-AO-A/B
(デジタル出力モジュール)
H-DO-A/B/C/D/E/G
M-DO-A/B
(スピードコントロールモジュール)
H-SIO-A
デジタル指示調節計
デジタル指示調節計
RBシリーズ
FBシリーズ
RB-900
FB-900
RB-700
FB-400
RB-500
FB-100
RB-400
RB-100
デジタル指示計
AG500
IMT01D11-J1
[4]
①PROTEM2のインストール
●ダウンロードした「protem2.zip」を解凍すると、
「setup.exe」と「setup1J.msi」の2つの
ファイルが生成されます。
「setup.exe」をダブルクリックします。
ダブルクリック
お使いのパソコンに
お使いのパソコンに
Microsoft .NET Framework 4が
Microsoft .NET Framework 4が
インストールされていない場合
インストールされている場合
PROTEM2インストーラが起動しますので
画面の指示に従って進みます。
本ソフトウェアを使用するには、
Microsoft .NET Framework 4が必要となります。
Microsoft .NET Framework 4インストーラ画面
お使いのパソコンにMicrosoft .NET Framework 4がインストール
されていない場合、右のような画面が本ソフトウェアインストール前に
表示され、「同意する」をクリックすると自動的にダウンロードと
インストールが開始します。
●インターネット接続環境が必要です。
●終了するまで数分かかる場合があります。
※お使いのパソコンの環境により、再起動が要求される場合があります。
●インストールが終了すると自動的にPROTEM2のインストーラが起動します。
インターネット接続が不可能な場合、以下のサイトより他のパソコンにて
Microsoft .NET Framework 4のインストーラを入手し、
インストールしてからPROTEM2をインストールしてください。
Microsoft .NET Framework 4 ダウンロードサイト:
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/aa569263
以上でインストールは終了です。
PROTEM2のインストールが正常に終了すると、「PROTEM Menu」アイコンがデスクトップ上に生成されます。
※アンインストールするには
Windowsの「プログラムの追加と削除」からPROTEM2を選択しアンインストールを行ってください。
IMT01D11-J1
[5]
②接 続
接続可能な計器について
モジュール型調節計
SRZ System
パソコンとの接続方法は 7ページに進んでください。
モジュール型調節計
SR Mini HG System
SR Mini System
パソコンとの接続方法は 9ページに進んでください。
デジタル指示計
AG500
パソコンとの接続方法は 10ページに進んでください。
デジタル指示調節計
RBシリーズ
パソコンとの接続方法は 11ページに進んでください。
デジタル指示調節計
FBシリーズ
IMT01D11-J1
パソコンとの接続方法は 12ページに進んでください。
[6]
SRZの接続
②接 続
USB通信変換器 COM-K
当社製USB通信変換器「COM-K」を使用するには専用ドライバが必要となります。
当社WEBサイトよりCOM-K用USB接続ドライバをダウンロードして
パソコンにインストールしてください。
ダウンロードサイト:
http://www.rkcinst.co.jp/download/com_k.asp
COM-K ドライバ
●Z-TIO/DIO/CTモジュールとの接続
●Z-COMモジュールとの接続
次のページに進んでください。
COM-Kを経由して、Z-COMのローダポートとパソコンの
USBポートを接続します。
必要な機器・ケーブル
USB通信変換器 C
(ローダ通信ケーブル付タイプ)
USB通信変換器 COM-K-1
ローダ通信ケーブル
USBケーブル
(付属品)
Z-COM+(Z-TIO/DIO/CT)
ローダポート
注意
Z-COM以下に接続されている全てのモジュールと通信するには、
モジュールに電源(DC24V)を投入してください。
・・・・
・
USB通信変換器
ローダ通信
COM-K
USBポート
USB
Z-COM単体
ローダポート
Z-COMは電源OFFでも通信可能です。
USB通信変換器
ローダ通信
COM-K
USBポート
USB
IMT01D11-J1
[7]
SRZの接続
②接 続
●Z-TIO/DIO/CTモジュールとの接続
必要な機器・ケーブル
変換器(推奨品)※お客様にてご用意ください
USB通信変換器
(データリンク株式会社製)
COM-K-1(ローダ通信ケーブル付タイプ)
①
RS-485
(2線式)
↑
↓
USB
ローダ通信ケーブル
USBケーブル(付属品)
Z-TIO/DIO/CT単体
②
DL-U485
COM-Kを経由して、モジュールのローダポートとパソコンのUSBポートを接続します。
ローダポート
参考
電源OFFでも通信可能です。
ただし、PV値・CT入力値等の測定値については不確定値となります。
PV値のロギング等を行う場合は、モジュールに電源を投入してください。
①
ローダ通信
USBポート
USB
USB通信変換器
COM-K-1
Z-TIO連結
1
COM-Kを経由して、Z-TIOのシリアル通信端子とパソコンのUSBポートを接続します。
2
Z-TIO
Z-TIO
24VDC
4
モジュールに電源(DC24V)を投入してください。
本体
電 源
3
注意
・・・・
・・・・
5
T/R T/R SG
(A) (B)
RS-485
シリアル通信
RS-485
ベース部
ベース部
1 2
ツイストペア線
(シールド付)
Z-TIO
不使用 D-
4
不使用 D+
3
T/R(A)
D-
2
T/R(B)
D+
1
3 4 5
・・・・
シリアル通信端子
GND 5
SG
通信・電源は内部接続されます
ペア線
DL-U485
②
※RS-485ケーブルはお客様でご用意ください。
RS-485
USBポート
USB
DL-U485
参考
Z-TIOモジュールのローダ通信はモジュール単位での通信となります。
複数台連結して構成されたモジュール(コントローラ)と通信するにはZ-TIOモジュールのシリアル通信(RS-485)を使用します。
またはZ-COMモジュールを先頭に構成し、Z-COMのローダポートを使用してください。
IMT01D11-J1
[8]
SRMiniの接続
②接 続
データリンク社製変換器を経由して、SRMiniの通信端子COMPORT1とパソコンのUSBポートを接続します。
必要な機器・ケーブル
(データリンク株式会社製)
変換器(推奨品)
RS-232C
↑
↓
USB
①
DL-U232A
RS-422A
(4線式)
↑
↓
USB
②
DL-U422T
※お客様にてご用意ください
RS-485
(2線式)
↑
↓
USB
③
DL-U485
ケーブル
W-BF-28-3000
ケーブル
W-BV-02-3000
(3m)
(3m)
④
⑤
コネクタ部は外して使用します
SRMiniの通信ポートがRS-232Cの場合
①
D-SUB 9ピン
DL-U232A
RS-232C
USB
⑤
W-BF-28-2000
SRMiniの通信ポートがRS-422Aの場合
R(A)
R(B)
SG
T(B)
T(A)
シールド
②
DL-U422T
USB
青
黒
赤
燈
白
コネクタ
④
外す
W-BV-02-3000
外す
W-BV-02-3000
R(A) 青
1 TXD+
2 TXD-
R(B) 黒
3 RXD+
SG
赤
4 RXD-
T(B) 燈
5 GND
T(A) 白
RS-422A
④
W-BV-02-3000
SRMiniの通信ポートがRS-485の場合
T/R(A)
T/R(B)
SG
不使用
不使用
シールド
③
DL-U485
USB
1 D+
2 D-
T/R(A) 青
3 D+
T/R(B) 黒
4 D-
SG
5 GND
IMT01D11-J1
青
黒
赤
燈
白
赤
RS-485
④
W-BV-02-3000
[9]
コネクタ
④
AG500の接続
USB通信変換器 COM-K
信変換器 COM K
②接 続
当社製USB通信変換器「COM-K」を使用するには専用ドライバが必要となります。
当社WEBサイトよりCOM-K用USB接続ドライバをダウンロードして
パソコンにインストールしてください。
ダウンロードサイト:
http://www.rkcinst.co.jp/download/com_k.asp
COM-K ドライバ
必要な機器・ケーブル
USB通信変換器 COM-K-1
SB通信変換器 C
(ローダ通信ケーブル付タイプ)
①
ローダ通信
ケーブル
AG500単体
変換器(推奨品)
(データリンク株式会社製)
※お客様にてご用意ください
②
RS-422A
(4線式)
↑
↓
USB
USBケーブル
(付属品)
RS-485
(2線式)
↑
↓
USB
DL-U422T
③
DL-U485
COM-Kを経由して、AG500側面のローダポートとパソコンのUSBポートを接続します。
ローダポート
参考
ローダポートを使用した場合、AG500は電源OFFでも通信可能です。ただし、PV値等の
測定値については不確定値となります。PV値のロギング等を行う場合は、AG500の電源を
入れてください。
ローダ通信はAG500単体での通信となります。シリアル通信接続された複数台のAG500を
一括管理する場合は、背面のシリアル通信端子部に接続します。(下記参照)
①
ローダ通信
USBポート
USB
USB通信変換器 COM-K
AG500複数台(マルチドロップ通信接続)
データリンク社製変換器を経由して、AG500背面のシリアル通信端子部に接続します。
AG500裏面端子
No.
25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36
RS-422A/485
1
AG500
シリアル通信端子
(裏面)
2
3
4
5
6
7
8
容
内
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
9 10 11 12
GND
ペア線
USBポート
USB
5
27 T(B)
RXD+ 3
28 R(A)
TXD- 2
29 R(B)
TXD+ 1
AG500
29
T(A)
R(B)
T(B)
R(A)
RS-422A
SG T/R(A) T/R(B)
RS-458
RS-485
RXD- 4
26 T(A)
26 27 28
SG
AG500シリアル通信端子
RS-422A
25 SG
25
ツイストペア線(シールド付)
DL-U422T
25
SG
GND 5
ペア線
②
D-
4
D+
3
26 T/R(A)
D-
2
27 T/R(B)
D+
1
AG500
ツイストペア線(シールド付)
※RS-422A/485ケーブルはお客様でご用意ください。
注意
IMT01D11-J1
シリアル通信を利用する場合、AG500に電源を投入してください。
[ 10 ]
DL-U485
③
RBシリーズの接続
USB通信変換器 COM-K
信変換器 COM K
②接 続
当社製USB通信変換器「COM-K」を使用するには専用ドライバが必要となります。
当社WEBサイトよりCOM-K用USB接続ドライバをダウンロードして
パソコンにインストールしてください。
ダウンロードサイト:
http://www.rkcinst.co.jp/download/com_k.asp
COM-K ドライバ
必要な機器・ケーブル
USB通信変換器 COM-K-1
SB通信変換器 C
(ローダ通信ケーブル付タイプ)
①
ローダ通信
ケーブル
RBシリーズ単体
変換器(推奨品)
(データリンク株式会社製)
※お客様にてご用意ください
RS-485
(2線式)
↑
↓
USB
USBケーブル
(付属品)
②
DL-U485
COM-Kを経由して、底面(RB500は側面)のローダポートとパソコンのUSBポートを接続します。
参考
ローダポートを使用した場合、計器は電源OFFでも通信可能です。ただし、PV値等の測定値については
不確定値となります。PV値のロギング等を行う場合は、計器の電源を入れてください。
ローダポート
ローダ通信は計器単体での通信となります。
シリアル通信接続された複数台の計器を一括管理する場合は、背面のシリアル通信端子部に接続します。
(下記参照)
USB通信変換器
ローダ通信
COM-K
USBポート
USB
①
RBシリーズ複数台(マルチドロップ通信接続)
データリンク社製変換器を経由して、計器背面のシリアル通信端子部に接続します。
RB100/500/400/900
シリアル通信端子
No.
14 15
No.
内 容
内 容
13
SG T/R(A) T/R(B)
RS-485
RS-485
19
20 21
SG T/R(A) T/R(B)
RS-485
RS-485
RB-400
シリアル通信端子
(裏面)
②
RB700
シリアル通信端子
GND 5
SG
RB
シリーズ
USBポート
ツイストペア線
(シールド付)
不使用 D-
4
不使用 D+
3
T/R(A)
D-
2
T/R(B)
D+
1
ペア線
USB
DL-U485
②
※RS-485ケーブルはお客様でご用意ください。
注意
IMT01D11-J1
シリアル通信を利用する場合、RBシリーズに電源を投入してください。
[ 11 ]
FBシリーズの接続
②接 続
●ローダ通信接続の場合
(シリアル通信接続の場合は次ページ参照)
USB通信変換器 COM-K
信変換器 COM K
当社製USB通信変換器「COM-K」を使用するには専用ドライバが必要となります。
当社WEBサイトよりCOM-K用USB接続ドライバをダウンロードして
パソコンにインストールしてください。
ダウンロードサイト:
http://www.rkcinst.co.jp/download/com_k.asp
COM-K ドライバ
必要な機器・ケーブル
USB通信変換器 COM-K-1(ローダ通信ケーブル付タイプ)
①
ローダ通信
ケーブル
USBケーブル
(付属品)
COM-Kを経由して、底面のローダポートとパソコンのUSBポートを接続します。
ローダポート
USB通信変換器
ローダ通信
COM-K
USBポート
USB
①
参考
ローダポートを使用した場合、計器は電源OFFでも通信可能です。ただし、PV値等の測定値については
不確定値となります。PV値のロギング等を行う場合は、計器の電源を入れてください。
ローダ通信は計器単体での通信となります。
シリアル通信接続された複数台の計器を一括管理する場合は、背面のシリアル通信端子部に接続します。
(次ページ参照)
IMT01D11-J1
[ 12 ]
FBシリーズの接続
②接 続
データリンク社製変換器を経由して、計器背面のシリアル通信端子部に接続します。
●シリアル通信接続の場合
(ローダ通信接続の場合は前ページ参照)
必要な機器・ケーブル
(データリンク株式会社製)※お客様にてご用意ください
変換器(推奨品)
RS-232C
↑
↓
USB
注意
①
RS-422A
(4線式)
↑
↓
USB
DL-U232A
②
RS-485
(2線式)
↑
↓
USB
DL-U422T
③
DL-U485
シリアル通信を利用する場合、FBシリーズに電源を投入してください。
通信ポートがRS-232Cの場合
(FB400/900のみ)
RS-232C
PV
FB400/900シリアル通信端子
SV MV
No.
A/M
内 容
R/S
R/L
FB400
RS-232C
シリアル通信端子
(裏面)
①
25
26 27
不使用
RI
9
SG
SD
不使用 CTS
8
不使用 RTS
7
RD
RS-232C
不使用 DSR
6
SG
GND
5
SD
不使用 DTR
4
RD
TXD
3
RXD
2
不使用 DCD
1
ペア線
USBポート
FBシリーズ
USB
ショート
DL-U232A
D-SUB 9ピン
ツイストペア線(シールド付)
①
※D-SUBコネクタとRS-232Cケーブルはお客様でご用意ください。
通信ポートがRS-422Aの場合
PV
(FB400/900のみ)
PV
A/M
SV MV
R/L
R/S
FB400
A/M
No.
SV MV
R/L
R/S
FB400
A/M
R/L
内 容
R/S
FB400/900シリアル通信端子
PV
SV MV
25
26 27
28 29
SG
T(A) T(B)
R(A) R(B)
RS-422A
FB400
RS-422A
RS-422A
シリアル通信端子
(裏面)
GND
SG
②
USBポート
USB
5
T(A)
RXD- 4
T(B)
RXD+ 3
R(A)
TXD- 2
R(B)
TXD+ 1
FBシリーズ
ツイストペア線(シールド付)ペア線
DL-U422T
②
※RS-422Aケーブルはお客様でご用意ください。
通信ポートがRS-485の場合
PV
PV
R/L
R/S
FB400
A/M
No.
SV MV
R/L
R/S
FB400
A/M
R/L
FB400
13
14 15
SG T/R(A) T/R(B)
RS-485
RS-485
No.
25
26 27
SG T/R(A) T/R(B)
RS-485
RS-485
シリアル通信端子
(裏面)
③
FB400/900シリアル通信端子
内 容
A/M
SV MV
内 容
R/S
FB100シリアル通信端子
PV
SV MV
GND 5
SG
ツイストペア線
(シールド付)
USBポート
USB
不使用 D-
4
不使用 D+
3
T/R(A)
D-
2
T/R(B)
D+
1
FBシリーズ
ペア線
DL-U485
③
※RS-485ケーブルはお客様でご用意ください。
IMT01D11-J1
[ 13 ]
③基本設定
最初にお読みください PROTEM2の構成について
15
最初にお読みください プロジェクトファイルについて
16
プロジェクトの作成 (ローダ通信使用時)
● プロジェクトファイルの選択
● 通信ポートの設定と動作確認
17
● プロジェクトファイルの保存
19
18
プロジェクトの作成 (モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
● 仮想コントローラプロファイルの作成
● プロジェクトファイルの作成
20-24
25-27
プロジェクトの作成 (SRMini接続時)
● プロジェクトファイルの選択
● 通信ポートの設定と動作確認
28
● プロジェクトファイルの保存
30
29
● 仮想コントローラの編集(SRMiniマルチドロップ接続時)
● ベースツールの編集(SRMiniマルチドロップ接続時)
IMT01D11-J1
[ 14 ]
31
32-33
PROTEM2の構成について
③基本設定
最初にお読みください。
PROTEM2は管理したい調節計や指示計(以下コントローラ)をプロジェクト単位で管理しています。プロジェクト上では接続されている
コントローラを仮想コントローラとして定義しています。ひとつのプロジェクトには、通信設定を含めて最大5種類の仮想コントローラを
構成できるため、パソコンにて最大5種類のコントローラが一括管理できます。
また、レシピツールによる複数のレシピデータやロガーツールによるロギングデータを含め、プロジェクト内にてデータベース液式で管理
されているため、製造ライン単位から装置(調節計)単位まで幅広いデータ管理がプロジェクトにて可能です。
PROTEM2
プロジェクト1
(例)
プロジェクト1
仮想コントローラ1
COM PORT 1
Z-TIO 1台
COM PORT 1
(ローダ通信)
レシピツール
プロジェクト1 レシピ1
ロガーツール
プロジェクト1 ログデータ1
・
・
・
・
・
・
・
・
プロジェクト1 レシピn
プロジェクト1 ログデータn
プロジェクト2
仮想コントローラ5
仮想コントローラ1 仮想コントローラ2
Z-COM 1台
+
Z-TIO 1台
+
Z-DIO 1台
Z-TIO 10台
(例)
COM PORT 1~5
・・・
コントローラ2
RB400 3台
COM PORT 5
プロジェクト2 ログデータ1
・・・
レシピツール
プロジェクト2 レシピ1
コントローラ1
・・・
RS-485/422A
COM PORT 2
COM PORT 1
プロジェクト2
コントローラ5
ロガーツール
RS-485/422A
・
・
・
・
・
・
・
・
プロジェクト2 ログデータn
プロジェクト2 レシピn
プロジェクト3
(例)
プロジェクト3
仮想コントローラ2
仮想コントローラ1
COM PORT 2
COM PORT 1
AG500 1台
SRMini
コントローラ1
COM PORT 2
COM PORT 1
コントローラ2
プロジェクト2 レシピ1
レシピツール
プロジェクト2 ログデータ1
・
・
・
・
・
・
・
・
プロジェクト2 ログデータn
プロジェクト2 レシピn
・・・
IMT01D11-J1
ロガーツール
※COMPORT(通信ポート)番号はお使いの
パソコンの環境により異なります。
[ 15 ]
プロジェクトファイルについて ③基本設定
最初にお読みください。
ここでは例として、
SRZ(Z-TIO)
①Z-TIOモジュールをローダ通信接続した場合
設定方法は 17ページ参照
ローダポート
※他機種のローダ通信接続についても
同様の手順となります
SRZ(Z-TIO)
②Z-TIOモジュールが6台連結接続されている場合
設定方法は 20ページ参照
※単体の調節計が通信で複数台マルチドロップ
接続されている場合も同様の手順となります
③SRMiniを接続している場合
設定方法は 28ページ参照
についてのプロジェクト作成例について紹介しています。
参考
SRZのモジュール単位またはAG500やRBシリーズのような単体計器1台単位の場合、それぞれのローダポートでデータ管理が可能です。
SRZシステム内にZ-COMモジュールが構成されている場合、Z-COMのローダポートで連結されている全モジュールのデータ管理が可能です。
SRZシステム内にZ-COMモジュールが未構成でTIOモジュール等が連結されている場合、あるいは単体計器が通信にて複数台接続されている場合は、
それぞれのシリアル通信を利用してデータ管理を行います。
注意
ローダ通信は計器電源OFF状態でも通信可能ですが、PV値等の測定値については不確定値となります。PV値等を確認する場合は、計器の電源を入れてください。
また、シリアル通信を利用する場合、計器に電源を投入してください。
IMT01D11-J1
[ 16 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(ローダ通信使用時)
ローダポート
ここではZ-TIOモジュールをローダ通信接続で使用時の
プロジェクト作成例を記載しております。
●プロジェクトファイルの選択
※ローダ通信接続用のサンプルプロジェクトファイルが用意されています。
PROTEM2のインストールが正常に終了すると、
「PROTEM2 Menu」アイコンがデスクトップ上に
生成されます。アイコンをダブルクリックすると
PROTEM メニュー画面が起動します。
① PROTEM2 BASEアイコンをクリックすると、
② サンプルボタンをクリックすると、プロジェクトサンプルファイルが
一覧表示されます。
③ “Z-TIO_Loader”を選択後、起動ボタンをクリックすると、
ベースツールが表示されます。
“プロジェクトを開く”画面が表示されます。
②
“プロジェクトを開く”画面
①
③
メニュー画面
参考
ベースツールが表示されます。
次ページへ進む→
IMT01D11-J1
接続する機器と通信仕様に相当するファイルを
選択してください。
AG500_Loader
AG500_MODBUS_SampleProject
AG500_RKC_SampleProject
RB_Loader
RB_MODBUS_SampleProject
RB_RKC_SampleProject
FB_Loader
FB_MODBUS_SampleProject
FB_RKC_SampleProject
SRMini_RKC_SampleProject
Z-COM-A_Loader
Z-COM-A_MODBUS_SampleProject
Z-COM-A_RKC_SampleProject
Z-CT_Loader
Z-CT_MODBUS_SampleProject
Z-CT_RKC_SampleProject
Z-DIO_Loader
Z-DIO_MODBUS_SampleProject
Z-DIO_RKC_SampleProject
Z-TIO_Loader
Z-TIO_MODBUS_SampleProject
Z-TIO_RKC_SampleProject
[ 17 ]
AG500 ローダ通信仕様
AG500 MODBUS通信仕様
AG500 RKC通信仕様
RBシリーズ ローダ通信仕様
RBシリーズ MODBUS通信仕様
RBシリーズ RKC通信仕様
FBシリーズ ローダ通信仕様
FBシリーズ MODBUS通信仕様
FBシリーズ RKC通信仕様
SRMini RKC通信仕様
Z-COM(SRZ) ローダ通信仕様
Z-COM(SRZ) MODBUS通信仕様
Z-COM(SRZ) RKC通信仕様
Z-CT(SRZ) ローダ通信仕様
Z-CT(SRZ) MODBUS通信仕様
Z-CT(SRZ) RKC通信仕様
Z-DIO(SRZ) ローダ通信仕様
Z-DIO(SRZ) MODBUS通信仕様
Z-DIO(SRZ) RKC通信仕様
Z-TIO(SRZ) ローダ通信仕様
Z-TIO(SRZ) MODBUS通信仕様
Z-TIO(SRZ) RKC通信仕様
プロジェクトの作成
③基本設定
(ローダ通信使用時)
●通信ポートの設定と動作確認
参考
→前ページからの続き
デバイスマネージャーボタンをクリックすると、
デバイスマネージャーが表示され、ご使用の
パソコンのポート番号を確認できます。
ベースツール
④
④ ポート設定ボタンをクリックしてご使用の
パソコンの通信ポート設定を合わせ、
OKボタンをクリックます。
ベースツール
参考
オンライン/オフラインスイッチ (クリックするとオンライン/オフラインが切り換わります)
⑤
通信パラメータ設定は、ローダ通信用の
プロジェクトファイルを選択すると、
ローダ通信用にプリセットされています
ので、設定する必要はありません。
次ページへ進む→
⑤
オンライン/オフラインスイッチをクリックしてオンライン状態にして、
ツリー表示部の“温調モニタ”等を選択し、データが表示(通信)
されることを確認してください。
データが表示されない場合は、ツリー表示部の計器情報を選択し、④のポート設定にある通信ポート番号の設定が
ご使用のパソコンのポート番号に設定されているかを確認してください。
IMT01D11-J1
[ 18 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(ローダ通信使用時)
●プロジェクトファイルの保存
→前ページからの続き
ベースツール
⑥ あらかじめ任意のフォルダを作成しておき、
ファイルメニューから“プロジェクトを
名前を付けて保存”を選択し、作成した
フォルダに任意のファイル名で現在の
プロジェクトファイルを保存します。
⑥
あらかじめ作成しておいた任意のフォルダ
参考
型式コード等、固体識別できるファイル名でプロジェクト
ファイルを作ると管理しやすくなります。
任意のプロジェクトファイル名
参考
(実際のフォルダ体系)
保存した任意のファイル名の
プロジェクトファイル
任意のフォルダ
※プロジェクトファイルの前に同一名のフォルダが自動生成されます
●プロジェクトを削除する場合・・・
プロジェクト名のついたこのフォルダごと削除してください。
●プロジェクトのバックアップ・・・
プロジェクトを保存してある任意に作成したフォルダごと定期的に
バックアップすることをお勧めします。
以上でプロジェクトの基本設定は完了です。
基本的な操作方法を知りたい → 34ページ参照
設定データの管理(パソコンへの保存・計器へのデータ転送等)を行いたい → 37ページ参照
IMT01D11-J1
[ 19 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
ここではZ-TIOモジュール(RKC標準通信仕様)を
6台連結した構成時のプロジェクト作成例を記載
しております。
●仮想コントローラプロファイルの作成
デスクトップ上の「PROTEM Menu」アイコンを
ダブルクリックするとPROTEM メニュー画面が
起動します。
(ファイル新規作成)
メニュー画面
コンフィグレーションツール
②
①
② ファイルメニューから“新規作成”を選択すると、
ルメニューから“新規作成”を選択すると、
新規作成
選択す
、
「仮想コントローラの新規作成」画面が表示されます。
ントローラの新規作成」画面が表示されます
① コンフィグレーションツールアイコンをクリックして
コンフィグレーションツールを起動します。
仮想コントローラの新規作成画面
③ コントローラ種類に“Z-TIO”通信プロトコルに“RKC通信”
仮想コントローラ名称に任意の名称を入力します。
参考
③
仮想コントローラ名称に、調節計を使用しているライン名や装置名を設定
しておくと、ベースツール上に名称が表示されて管理しやすくなります。
④
④ 先頭に接続されているZ-TIOモジュールのチャネル数と
通信アドレスを設定します。
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 20 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●仮想コントローラプロファイルの作成
(ファイル新規作成)
→前ページからの続き
コンフィグレーションツール
仮想コントローラの新規作成画面
⑤
⑤ OKボタンをクリックするとコンフィグレーション
ツール上にZ-TIOモジュールが1台構成されます。
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 21 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●仮想コントローラプロファイルの作成
(計器の追加)
→前ページからの続き
コンフィグレーションツール
⑥ 接続されている台数分のZ-TIOモジュールをツール上に
追加していきます。
コントローラメニューから“コントローラ追加”を選択
すると、コントローラの追加画面が表示されます。
す
⑥
コンフィグレーションツール
⑦ コントローラ種類に“Z-TIO”、チャネル数に
追加するモジュールのチャネル数を入力します。
⑦
参考
通信アドレスは自動設定(ひとつずつ加算)されます。
アドレス番号が連番でない場合は手動設定してください。
OKボタンをクリックすると、ツール上に
モジュールが追加されます。
⑥~⑦を繰り返し行い、ツール上にモジュールを台数分追加していきます。
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 22 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●仮想コントローラプロファイルの作成
(通信設定)
→前ページからの続き
コンフィグレーションツール
参考
デバイスマネージャーボタンをクリックすると、
デバイスマネージャーが表示され、ご使用の
パソコンのポート番号を確認できます。
⑧
⑧ コントローラメニューから“通信パラメータ”を選択し、
タ”を選択し
ご使用のパソコンと通信ポートを合わせ、通信パラメータ
設定を接続する計器の仕様と合わせます。
接続する計器の
仕様と合わせます
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 23 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●仮想コントローラプロファイルの作成
(ファイルの保存)
→前ページからの続き
任意の場所に作成したフォルダ
⑨
任意のファイル名
⑨ ファイルメニューから“名前をつけて保存”を選択し、任意の場所に保存用のフォルダを作成し、
作成した仮想コントローラプロファイルを任意の名前をつけて保存します。
参考
PROTEM2をインストールしたフォルダ内の“Vc”フォルダに保存
しておくと、次回新規に同じまたは同じようなコントローラ構成の
プロジェクトを作る場合、ツール上から直ちにこのプロファイルを
選択することができます。
フォルダ場所:\RKC_TOOL\PROTEM\Config\Vc
以上で仮想コントローラプロファイルの作成は終了です。
次ページのプロジェクトの作成に進みます。
IMT01D11-J1
[ 24 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●プロジェクトファイルの作成
(ファイル新規作成)
コンフィグレーションツールを終了すると、メニュー画面が表示します。
終了
メニュー画面
①
① ベースツールアイコンを選択すると
プロジェクトを開く画面が表示します。
プロジェクトを開く画面
②
② 新規作成をクリックして、プロジェクトの
新規作成画面を表示させます。
プロジェクトの新規作成画面
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 25 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●プロジェクトファイルの作成
(仮想コントローラプロファイルの登録)
→前ページからの続き
プロジェクトの新規作成画面
③ コントローラ構成ファイルツリーオプションの参照を
クリックして、仮想コントローラプロファイルを保存
したフォルダを選択してOKをクリックします。
③
参考
プロファイルを“Vc”フォルダに
保存した場合、ツリーを展開する
だけで作成したプロファイルを
選択できます。
仮想コントローラプロファイルを保存したフォルダ
任意の場所に作成したフォルダ
④ フォルダを展開して、仮想コントローラプロファイルを
選択し、追加ボタンをクリックすると、左のリストに
作成した仮想コントローラプロファイルが登録されます。
⑤
⑤ プロジェクトファイル保存用のフォルダをあらかじめ任意の
場所・名称で作成しておきます。
④
作成したフォルダを指定して、任意の名前のプロジェクト
タイトル名、プロジェクトファイル名を入力します。
参考
製造ライン別・製造装置別・制御ゾーン別等でフォルダを設け、
お使いの環境に応じた、わかりやすく管理できるようなフォルダ
構築をお勧めします。
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 26 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(モジュール連結時・マルチドロップ通信接続時)
●プロジェクトファイルの作成
(動作の確認)
→前ページからの続き
プロジェクトの新規作成画面
⑥ 作成ボタンをクリックすると、プロジェクトの新規作成画面が閉じ、
プロジェクトファイルが保存されます。
同時に、ベースツール上に仮想コントローラが反映されます。
⑦ オンライン/オフラインボタンをクリックしオンライン状態にして、
温調モニタ等を選択し、データが表示(通信)されることを確認して
ください。
⑥
⑦
作成した仮想コントローラ
データが表示されない場合は、通信ポート
設定・通信パラメータ設定・アドレス番号
設定を確認してください。
注意:
設定変更後は必ずファイルを上書き保存
してください。
参考
(実際のフォルダ体系)
作成された
仮想コントローラプロファイル
作成した
任意のフォルダ
作成された
プロジェクトファイル
※プロジェクトファイルの前に同一名のフォルダが
自動生成されます
●プロジェクトを削除する場合・・・
プロジェクト名のついたこのフォルダごと削除してください。
●プロジェクトのバックアップ・・・
プロジェクトを保存してある任意に作成したフォルダごと定期的に
バックアップすることをお勧めします。
以上でプロジェクトの基本設定は完了です。
基本的な操作方法を知りたい → 34ページ参照
設定データの管理(パソコンへの保存・計器へのデータ転送等)を行いたい → 37ページ参照
IMT01D11-J1
[ 27 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMini接続時)
ここではSRMini 1ユニット接続時の
プロジェクト作成例を記載しております。
●プロジェクトファイルの選択
※SRMini用のサンプルプロジェクトファイルが用意されています。
PROTEM2のインストールが正常に終了すると、
「PROTEM2 Menu」アイコンがデスクトップ上に
生成されます。アイコンをダブルクリックすると
PROTEM メニュー画面が起動します。
① PROTEM2 BASEアイコンをクリックすると、
“プロジェクトを開く”画面が表示されます。
② サンプルボタンをクリックすると、プロジェクトサンプルファイルが
一覧表示されます。
③ “SRMini_RKC_SampleProject”を選択後、起動ボタンを
クリックすると、ベースツールが表示されます。
②
“プロジェクトを開く”画面
①
③
メニュー画面
ベースツールが表示されます。
次ページへ進む→
IMT01D11-J1
[ 28 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMini接続時)
●通信ポートの設定と動作確認
参考
→前ページからの続き
デバイスマネージャーボタンをクリックすると、
デバイスマネージャーが表示され、ご使用の
パソコンのポート番号を確認できます。
ベースツール
④
④ ポート設定ボタンをクリックしてご使用の
パソコンの通信ポート設定と合わせ、
通信パラメータを接続するPCPモジュール
の仕様と合わせ、OKボタンをクリックます。
ベースツール
接続するPCPモジュールの
仕様と合わせます
オンライン/オフラインスイッチ (クリックするとオンライン/オフラインが切り換わります)
⑤
⑤
オンライン/オフラインスイッチをクリックして
オンライン状態にして、ツリー表示部の“温調
モニタ”等を選択し、データが表示(通信)
されることを確認してください。
次ページへ進む→
データが表示されない場合は、ツリー表示部の計器情報を選択し、④の通信ポート番号の設定と通信パラメータの
設定を確認してください。
IMT01D11-J1
[ 29 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMini接続時)
●プロジェクトファイルの保存
→前ページからの続き
ベースツール
⑥ あらかじめ任意のフォルダを作成しておき、
ファイルメニューから“プロジェクトを
名前を付けて保存”を選択し、作成した
フォルダに任意のファイル名で現在の
プロジェクトファイルを保存します。
⑥
あらかじめ作成しておいた任意のフォルダ
任意のプロジェクトファイル名
参考
(実際のフォルダ体系)
製造ライン別・製造装置別・制御ゾーン別等でフォルダを設け、
お使いの環境に応じた、わかりやすく管理できるようなフォルダ
構築をお勧めします。
参考
保存した任意のファイル名の
プロジェクトファイル
任意のフォルダ
プロジェクトを削除する場合・・・
プロジェクト名のついたフォルダごと削除して
ください。
※プロジェクトファイルの前に同一名のフォルダが自動生成されます
(例)
以上でプロジェクトの基本設定は完了です。
ただし、PCPモジュールをマルチドロップ接続している構成の場合、
コンフィグレーションツールで仮想コントローラプロファイルを編集
する必要があります。
次ページ以降参照
Ch1∼CH20
Ch21∼CH40
注意
PCPモジュール単位で管理したい場合は、PCPモジュール単位で別プロジェクトを
作成するか、ベースツール上の通信アドレスを切り換えて使用してください。
基本的な操作方法を知りたい → 34ページ参照
設定データの管理(パソコンへの保存・計器へのデータ転送等)を行いたい → 37ページ参照
IMT01D11-J1
[ 30 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMiniマルチドロップ接続時)
(例)
●仮想コントローラの編集
Ch1∼CH20
ここでは、1台目のSRMiniが20ch仕様(1~20ch)、
2台目のSRMiniが10ch仕様(21~30ch)といった
連番チャネルのシステムを例にしています。
Ch21∼CH30
ベースツールを終了し、PROTEM2メニュー画面を表示させます。
コンフィグレーションツール
②
①
仮想コントローラプロファイル
① コンフィグレーションツールアイコンをクリックして
コンフィグレーションツールを起動します。
② ファイルメニューの“開く”を選択して、プロジェクトを保存した
フォルダに移動し、保存されているSRMini用の仮想コントローラ
プロファイルを開きます。
コンフィグレーションツール
コンフィグレーションツール
⑤
③
④
③ コントローラメニューの“コントローラの追加”を選択して、
コントローラの種類に“SR Mini”チャネル数に追加する
SRMiniのTIOチャネル数を設定してOKボタンをクリック
します。
④ 10ch分のSRMiniが横に連結したイメージの仮想コントローラが
作成されます。
⑤ ファイルメニューの“上書き保存”を選択して変更を保存します。
次ページへ進む→
IMT01D11-J1
[ 31 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMiniマルチドロップ接続時)
●ベースツールの編集
→前ページからの続き
ベースツール
コンフィグレーションツールを終了し、PROTEM2メニュー画面を
表示させます。
⑦
⑥
⑥ ベースツールアイコンをクリックしてベースツールを
起動します。
⑦ 前回作成したプロジェクトファイルを選択して、起動ボタンをクリック
します。
⑨
⑧
⑧ ベースツール上に変更した仮想コントローラプロファイルが
反映されていることを確認します。
⑨ 温調モニタ等を選択してチャネル数を確認すると、この時点では
まだツール上では20chより上は認識していません。
次ページへ進む→
IMT01D11-J1
[ 32 ]
プロジェクトの作成
③基本設定
(SRMiniマルチドロップ接続時)
●ベースツールの編集
→前ページからの続き
ベースツール
⑪
⑩
右クリック
“Page1”タブを右クリックして、“表示チャネル範囲の変更”
を選択します。
⑩
⑪
“チャネル個数”に、追加したチャネル数を加えた全チャネル数を
設定しOKボタンをクリックするとベースツール上に全チャネルの
データが表示されます。
参考
セル幅を統一したい場合は、表示メニューの
“セル幅の自動調整”で可能です。
⑫
⑫ ファイルメニューの“プロジェクトを名前をつけて保存”
を選択して任意の名前で保存します。
を選
保存先フォルダ
参考
前回作成したプロジェクト
(実際のフォルダ体系)
新規作成プロジェクト
任意の
フォルダ
保存した任意のファイル名の
プロジェクトファイル
※プロジェクトファイルの前に同一名のフォルダが
自動生成されます
参考
プロジェクトを削除する場合・・・
プロジェクト名のついたフォルダごと削除してください。
●プロジェクトのバックアップ・・・
プロジェクトを保存してある任意に作成したフォルダごと
定期的にバックアップすることをお勧めします。
以上でプロジェクトの基本設定は完了です。
基本的な操作方法を知りたい → 34ページ参照
設定データの管理(パソコンへの保存・計器へのデータ転送等)を行いたい → 37ページ参照
IMT01D11-J1
[ 33 ]
④基本操作
基本操作について
35
データ設定方法について
36
IMT01D11-J1
[ 34 ]
基本操作
④基本操作
●基本操作について
ベースツール(モニタ項目:Read only)
① オンライン/オフラインスイッチ・表示部
①
クリックするたびに、オンライン/オフラインの切換が可能です。
②
② ポーリング有効/無効チェックボックス
ポーリング不要な項目のチェックを外すと他の表示データの表示更新
レスポンスが向上します。
参考
レシピ操作時(データ転送時)には、このチェック有/無は無効と
なります。
③ ページタブ
タブを右クリックでメニュー表示
表示させたい任意のチャネル範囲ごとに
ページタブを追加できます。
タブ名称はお好みの名称に変更可能です。
④ パラメータ説明
③
選択されたセル部分のパラメータ機能説明・設定可能範囲等の情報が
表示されます。
⑤ 通信インジケータ
④
通信中(オンライン中)にアニメーション表示を行います。
⑤
お気に入り項目について
任意のパラメータ項目のみを集約して表示ができます。
お気に入りに入れたいパラメータ部にマウスカーソルを
のせて、右クリックからお気に入りに登録します。
「お気に入り」以降のフォルダは、お好みの名称に変更可能です。
また、お気に入りの追加も可能です。
例:「①常時監視項目」「②警報関連重点監視項目」等
IMT01D11-J1
[ 35 ]
基本操作
④基本操作
●データ設定方法について
ベースツール(設定項目:Read/Write)
⑥ 数値変更
変更したいデータセルを選択して数値を入力後、ENTERキーを
押すか、他のセルに移動するとデータが変更されます。
⑥
⑦ 設定選択
⑦
変更したいデータセルを選択してダブルクリックすると、
プルダウンメニューが表示されます。選択後、ENTERキーを
押すか、他のセルに移動するとデータが変更されます。
注意
計器の設定変更はオンライン状態で行ってください。
オフライン状態でツール上でデータを変更しても、計器に変更が反映
されません。
参考
データセルを選択し“右クリックのコピー”後、他のセルへ移動し、
“右クリックの貼付”でも設定可能です。
セルをドラッグして複数セルの選択もできます。
※オフライン状態にてツール上のデータを変更すると、
そのデータは太字表示となります。
注意
数値は必ず半角文字で入力してください。
貼付時は、貼付先の先頭セルを選択して貼付操作を行ってください。
ユーザレベルの切換について
一般の設定項目とエンジニアリング・イニシャル設定項目について設定変更の可/不可のレベル設定が可能です。
ベースツール
オペレータレベル:
エンジニアリング設定・イニシャル設定を除く定値変更が可能です。
エンジニアレベル:
エンジニアリング設定・イニシャル設定を含む全ての設定値変更が可能です。
※両方ともにチェックがはずされていると、全ての設定値変更が不可となります。
IMT01D11-J1
[ 36 ]
⑤データ管理
レシピツールについて
38
設定したデータをレシピファイルに保存する
39
保存してあるレシピファイルデータを計器に転送する
40-41
保存してあるレシピファイルデータを編集する
42
ロガーツールについて
43
ロガーツールの起動
44
グラフ表示詳細設定
45
ロギング詳細設定
ロギングの開始/停止 46
IMT01D11-J1
47
[ 37 ]
⑤データ管理
レシピツールについて
計器に設定されているデータをパソコンで管理する場合は、付属の“レシピツール”を使用します。
複数のレシピをあらかじめ保存しておけば、レシピファイルを呼び出すだけで、計器全設定データの一括設定が
できます。
レシピツールは以下の操作ができます。
①設定したデータをレシピファイルとして保存する。
計器に設定されているデータまたは設定したデータを、プロジェクトに
レシピファイルとして保存(ダウンロード)します。
レシピ
39ページ参照
冬季用設定
・・
・
夏季用設定
製品B用設定
製品A用設定
P:30
I:120
D:20
ALM1:50
・・・
P:30
I:120
D:20
ALM1:50
製品A用設定
・・・
②保存してあるレシピファイルを計器に転送する。
プロジェクトに保存したレシピファイルのデータを計器に転送
(アップロード)します。
41ページ参照
夏季用設定
レシピ
冬季用設定
・
製品A用設定
・・
P:60
I:80
D:10
ALM1:50
・・・
製品B用設定
夏季用設定
P:60
I:80
D:10
ALM1:50
・・・
参考
同一構成・仕様の他の計器に転送すると、計器のクローン化が手軽にできます。
③保存してあるレシピファイルを編集する。
PROTEM上のプロジェクトに保存したレシピ
レシピ
ファイルのデータ内容を編集できます。
冬季用設定
製品B用設定
夏季用設定
・・・
P:60
I:80
D:10
ALM1:50
IMT01D11-J1
[ 38 ]
・
42ページ参照
・・
製品A用設定
⑤データ管理
レシピツール基本操作
●設定したデータをレシピファイルとして保存する。
計器に設定されているデータをPROTEM2上のプロジェクトに保存します。
装置の稼働状況に応じた、複数のレシピをあらかじめ保存しておけば、
製品A用設定
レシピファイルを呼び出すだけで、計器の全設定データが一括設定できます。
製品B用設定
夏季用設定
冬季用設定
・・・
参考
初期設定値、またはデフォルト設定値(工場出荷時設定)をレシピファイルとして
保存しておくことをお勧めします。
参考
計器からデータ転送を行うため、ベースツールをオンラインにしておく必要があります。
PROTEM ベースツール
①
① ツールメニューから“レシピツール”を選択してレシピツールを
起動します。
レシピツール
③
②
参考
④
レシピ操作時(データ転送時)
時)
には、パラメータ別のオンラ
ラ
イン/オフラインチェックは
は
無効となります。
チェックがはずれていても
そのデータ転送は行われます。
す。
④
② “レシピ保存(コントローラ→ファイル)”ボタンをクリックします。
“レシピ保存(コントロ ラ→ファイル)”ボタンをクリックします
③ 任意のファイル名を入力します。
④ 保存ボタンをクリックし、確認画面のOKボタンをクリックすると
現在のプロジェクトへ全設定データの保存が開始されます。
参考
自由に文字列を記入できます。
次回このレシピファイルを開こうとした時、
このメッセージが表示されます。
保存中はインジケータが表示されます
保存完了後OKボタンをクリックします。
オペレータがこのレシピファイルを使用する
時の注意事項などに活用できます。
以上で計器に設定されたデータがレシピファイルとして保存(ダウンロード)されました。
IMT01D11-J1
[ 39 ]
⑤データ管理
レシピツール基本操作
●保存してあるレシピファイルデータを計器に転送する。
PROTEM2上のプロジェクトに保存したレシピファイルを計器に転送します。
装置の稼働状況に応じた、複数のレシピをあらかじめ保存しておけば、
レシピファイルを呼び出すだけで、計器の全設定データが一括設定できます。
製品A用設定
冬季用設定
製品B用設定
夏季用設定
・・・
① ツールメニューから“レシピツール”を選択してレシピツールを
起動します。
PROTEM ベースツール
② “レシピ設定(ファイル→コントローラ)”アイコンを選択します。
①
③ 開くボタンをクリックすると、現在のプロジェクトに保存されている
レシピファイルが一覧表示されます。
レシピツール
②
③
(例)
④
参考
レシピ操作時(データ転送時)
には、パラメータ別のオンラ
イン/オフラインチェックは
無効となります。
チェックがはずれていても
そのデータ転送は行われます。
④ 転送したいレシピファイルを選択して開くをクリックします。
次ページへ続く→
IMT01D11-J1
[ 40 ]
⑤データ管理
レシピツール基本操作
●保存してあるレシピファイルデータを計器に転送する。
→前ページからの続き
選択したレシピファイルが表示されます。
レシピツール
レシピファイル保存時に
記入したメッセージが表示
されます。
⑤
⑤ レシピツールの設定ボタンをクリックします。
※
※確認画面が表示されますのでOKをクリックします。
※計器(コントローラ)がRUN状態の場合、データ設定を変更するために、計器をSTOP状態に
※計
する必要があります。はいをクリックします。
す
設定完了後OKボタンを
クリックします。
設定中・コンペア中はインジケータが表示されます
以上でレシピファイル内のデータが計器に転送(アップロード)されました。
IMT01D11-J1
[ 41 ]
⑤データ管理
レシピツール基本操作
●保存されているレシピファイルデータを編集する。
レシピツール上でもレシピファイル内のデータを編集することができます。
レシピツール
②
①
(例)
③
④
① “レシピファイル編集”アイコンを選択します。
② 開くボタンをクリックすると、プロジェクトに保存
されているレシピファイルが一覧表示されます。
④ レシピツールの編集ボタンをクリックすると
レシピファイル編集画面が表示されます。
③ 編集したいレシピファイルを選択して開くボタンをクリックします。
レシピファイル編集画面
注意
ベースツールの“ユーザレベルの切換”にて
チェックがはずされていると設定ができません。
ベースツール
オペレータレベル:
エンジニアリング設定・イニシャル設定を除く
設定値変更が可能です。
エンジニアレベル:
エンジニアリング設定・イニシャル設定を含む
全ての設定値変更が可能です。
データの設定方法はベースツールと同様になります。→ 36ページ参照
注意
IMT01D11-J1
数値は必ず半角文字で入力してください。
[ 42 ]
※両方ともにチェックがはずされていると、
全ての設定値変更が不可となります。
ロガーツールについて
⑤データ管理
ベースツールで接続されている計器の各種測定・設定データや状態モニタ等について、ロギングが可能なツールです。
パソコン上でグラフ表示が可能で、ログデータはExcel等で編集可能なCSV形式で保存されます。
データ表示部
ロギング開始/停止ボタン
グラフ表示部
グラフ上表示/非表示
データ表示色設定
デ タ表示色設定
チェックボックス
※図中のグラフ表示はイメージです。また、背景色とグラフ軸色は任意に変更可能です。
●グラフ表示部の主な機能
・表示項目,点数選択機能
・グラフ時間軸レンジ設定機能
・データ軸自動設定機能
・グラフ背景色,グラフ軸表示色選択
IMT01D11-J1
●ロギング部の主な機能
・ロギング項目選択機能
・ロギング周期設定機能
・ロギングファイル分割件数設定機能
・CSV形式による自動帳本形式保存機能
[ 43 ]
ロガーツール基本設定
⑤データ管理
●ロガーツールの起動
ベースツール
ベースツールのツールメニューから“ロガーツール”を選択するとロガーツールが起動します。
ロガーツール
チェックをはずすとそのデータは
グラフ表示から除外されます。
クリックするとそのデータのグラフ表示色を任意に設定
できます。
プロジェクトで設定されたチャネル数で自動表示します。
※データ表示部はPV値(測定値)のみ固定となります。
ロガーツールサイズとグラフ表示部エリアは
任意に変更できます。
参考
全ての設定内容はプロジェクトごとに保存されます。
IMT01D11-J1
[ 44 ]
ロガーツール基本設定
⑤データ管理
●グラフ表示詳細設定
ロガーツール
ロガーツールファイルメニューの“表示設定”を選択すると、
パソコンに表示されるロガーツール表示の詳細設定ができます。
測定値(Y軸)レンジ最大値の設定が可能です。
最大値に連動/固定値設定のいずれかを選択
できます。
グラフ表示のスクロール時間を設定
できます。
秒単位と分単位の設定が可能です。
※ロギング周期と表示点数により、
設定範囲が制限されます。
グラフ上に表示させる測定値の点数を設定できます。
※表示内容は測定値(PV)固定となります。
参考
全ての設定内容はプロジェクトごとに保存されます。
IMT01D11-J1
[ 45 ]
グラフ表示部の背景色と
グラフ軸色の設定ができます。
⑤データ管理
ロガーツール基本設定
●ロギング詳細設定
ロガーツール
ロガーツールファイルメニューの“ロギング設定”を
選択するとロギングに関する詳細設定ができます。
保存されるロギングデータファイルの
先頭部文字列を任意に指定できます。
続く文字列は年_月_日_時_分_秒_分割番号
となります。
ロギングデータファイルに保存する項目とチャネル範囲を指定できます。
項目数は最大10件まで指定できます。
※指定できる項目・チャネル数等については、プロジェクト
(接続された計器)により自動設定されます。
ロギングデータファイル内に表示される
タイトル名を指定できます。
ログファイル生成時に分割させる
最大ログ件数を指定できます。
ファイル1
ログ1
ログ200
ログ201
・
ログ300
・
参考
・
・
ロギング中はロギング詳細設定の変更は無効となります。
参考
全ての設定内容はプロジェクトごとに個別に保存されます。
IMT01D11-J1
ファイル3
・・・・
ログ100
ファイル2
ログ101
・・・・
・・・・
ロギングする周期を設定できます。
秒単位:1/2/5/10/15/20/30秒
分単位:1/2/5/10/15/20/30分
時単位:1時間固定
例)100に設定した場合
[ 46 ]
ロガーツール基本設定
⑤データ管理
●ロギングの開始/停止
ロギングボタンをクリックすると同時にロギングが開始され、グラフ表示が開始します。
もう一度クリックするとロギングが停止します。※緑点灯中はロギング中となります。
ログデータの保存
ロギングを開始し、再び停止するまでの間のデータが
ひとつのファイルとして保存されます。
参考
ひとつのファイルに保存するロギング点数の最大値は、
ロギング設定の“ファイル分割数”設定で任意に設定
できます。
→ 46ページ参照
参考
ロギング中にロガーツールを終了させた場合、
終了した時点までのデータが保存されます。
ロギングデータファイル保存フォルダ
ログデータの閲覧
ロガーツールファイルメニューの“データフォルダを開く”
を選択するとデータが保存されているフォルダが開きます。
データはプロジェクト内に自動的に保存されます。
ロギング開始から停止までのデータが順次保存されます。
(Excelで開いた場合)
デ
データ形式
ロギングデータは自動的に帳票形式のCSV形式で保存
ロ
されます。Excel等で閲覧・編集が可能です。
さ
参考
記録する項目・チャネル数・ログ間隔等については
任意に設定可能です。
→ 46ページ参照
IMT01D11-J1
[ 47 ]
・記載内容は、改良のためお断りなく変更することがあります。ご了承ください。
技術的なお問い合わせは、カスタマーサービス専用電話 (03)3755-6622をご利用ください。
本
社 東京都大田区久が原5-16- 6
東北営業所
埼玉営業所
西東京営業所
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名古屋営業所
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広島営業所
九州営業所
茨城事業所
岩手県北上市大通り2-11-25-302
埼玉県蓮田市上 2-4-19-101
東京都日野市大坂上2-8-11美夜湖ビル
長野県長野市篠ノ井会855-1 エーワンビル
名古屋市西区浅間1-1-20クラウチビル
大阪市淀川区宮原4-5-36セントラル新大阪ビル
広島県西区大宮1-14-1宮川ビル
熊本県熊本市尾の上4-11-47-301
茨城県結城郡八千代町佐野1164
IMT01D11-J1
146-8515
03(3751)8111(代)
03(3754)3316
024-0061
349-0122
191-0061
388-8004
451-0035
532-0003
733-0007
862-0913
300-3595
0197(61)0241(代)
048(765)3955(代)
042(581)5510(代)
026(299)3211(代)
052(524)6105(代)
06(4807)7751(代)
082(238)5252(代)
096(331)7707(代)
0296(48)1073(代)
0197(61)0242
048(765)3956
042(581)5571
026(299)3302
052(524)6734
06(6395)8866
082(238)5263
096(331)7708
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[ 48 ]
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