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さきこ。 - ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。

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さきこ。 - ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
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[1]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
さきこ。と申します。
ブログ:ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
http://sakiko01.com
まずは、このプロフィールを開いていただき、有難う御座います。
音楽とライブやフェス、家族、友達、動物が大好きな 25 歳です。
過去にダイエット系アフィリエイトブログを運営、現在はビジネス系のブログを運営して
います。
なぜ、アフィリエイトを始めようと思ったのか?
アフィリエイトとの出会いは?
等、お話していこうと思いますので、お付き合いくださればと思います。
[2]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
小中高と、学生時代は真面目ちゃんの優等生気質でした。
小学校のころから学級委員をしたり、テストは学年で上から数えた方が早く、少しでも誰
かに負けると悔しくてもっと勉強しなきゃと授業後に先生に質問しに行ったり。
私には 10 歳離れた姉と、6 歳上の兄がいますが、二人とも出来がよく、私も当然そうな
るべきだと思っていました。
姉は大学に行き看護師になりましたが、兄は某ゲーム会社の専門学校へ入学しました。
兄は小さいころからゲームが大好きでしたし、姉は歌がうまく父もギターをやっていたり
と、小さいころの家庭環境の影響からか、
「ゲーム音楽を作りたい」と兄は夢を追って専
門学校へ入学しました。
もちろん兄もギターを弾きますし、バンドも何個か掛け持ちしていました。
私もゲームは大好きでしたし、小さいころからテレビっ子でアニメもよく見ていたし、姉
に憧れてずっと一人で歌っていたりしました。
ですが、勉強ができる兄がなぜ、専門学校に入るのか。
そのまま勉強していればいい大学に入れるのに。
疑問でした。
夢を追う。
というものに対して、現実的に考えていなかったのですね。
好きなものはいっぱいありました。夢もありました。
ただ、実現させる、ということに対して具体的に考えていなかったんです。
兄の専門学校への入学がきっかけで、自分のやりたいことについて考え始めました。
歌うことが好きだから歌手?絵をかくのが好きで物語を考えるのも好きだから漫画家?
そんなある日に、いつものようにアニメを見ていて衝撃を受けました。
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(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
今でも思い出せます。
大好きなアニメで、私が大好きだった声優さんの演技。
主人公のお兄さんの役で、目の前で恋人が殺されてしまうシーン。
なんというか、一気に引き込まれて、エンディングが終わった後も呆然としてしまいまし
た。
今までの自分の中の価値観や概念が、一瞬にしていい意味でぶち壊されました。
なんだろう、今のは。
なんでアニメなのに、現実じゃないのに、この人はこんな悲痛な声をあげるんだろう。
演技じゃない、まるでその人自身の最愛の人が目の前から消え去ってしまったような。
歌うことが好きで、というか、昔から人の声というものが好きでした。
この地球上で、似た声はあっても同じ声の人はいません。
その人にはその人にしか持っていない声があるし、その人の色がある。
高校生の時、大学に行かず就職しようと思っていましたが、
私の人生を大きく変えた一瞬でした。
次の日には、両親に「声優になりたい」と相談し、進路を専門学校へと切り替えました。
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(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
専門学校へ入学し、ひたすら演技の勉強をしました。
「声優」という職業は今は聞きなれた言葉ですが、声優とは役者さんのお仕事の一環にす
ぎません。
中でも多いのが、普段は舞台に立っている役者さんが、声優としてアニメや映画の吹き替
えに出演している事。
というわけで、学校では舞台上での演技を中心に勉強し、朝から晩まで学校に残って空き
教室を借りて自主練習。
舞台では体を使いますから、ダンスやアクションなんかの授業もあったり、アクロバット
でバック転をしたりと、体育会系の毎日でした。
いつしか舞台に立つことが楽しくなり、忙しいのも相まってアニメは全く見なくなり、夢
は舞台役者へと変わっていきました。
午前中授業のない日は昼までバイトをし、夕方から授業。
授業が終わってからまた空き教室で自主練習をし、休みの日は一日バイトに明け暮れてい
ました。
もちろん、バイトのない日は公園で自主練習です。
そんなこんなであっという間に二年が過ぎ、劇団の養成所へと所属しました。
学校ではミュージカルボーカルの授業も受けていたので、ミュージカルの劇団へ。
アクションやアクロバットもある劇団で、毎日体が悲鳴を上げていた気がします。
一年制の養成所の卒業公演の主演を務めましたが、劇団員への昇格はできず、フリーで活
動することを余儀なくされました。
自分から公演のキャスト募集に応募して、オーディションを受ける、という流れです。
自分を売り込むのが下手という、役者として致命的とも言える短所を抱え唸っていたとこ
ろに、キャストの依頼が舞い込んできました。
それが、私の人生を狂わせたと言っても過言ではないかもしれません。
[5]
(C) 2015 さきこ。
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当時お付き合いしていた人が所属する劇団の女性キャストが足りないと、オファーを頂き
ました。
さっそく引き受け、座長さんと面接し、すぐに稽古に参加しました。
役は、主人公に片思いする女の子。いわゆるヒロインというやつですね。
その劇団もアクション要素が強く、稽古も厳しいものでしたが、汗だくになって体を動か
して、劇団員皆さんが同じ方向を向いて必死に駆け上がろうとしていました。
私も負けじと稽古し、公演は大成功に終わりました。
それからありがたいことに何回かオファーを頂き、出演しているうちに劇団員にならない
かとのお誘いを受けました。
その座長さんは正直とても変わった人でしたが、人情のある人でしたし、劇団員の皆さん
は私を本当の後輩のように可愛がってくれていました。
問題は、お付き合いしている人が同じ劇団にいるということ。
公私混同はどうしても避けたかったのですが、それは私自身の問題で、私を必要としてく
れてお誘いを頂いて、断る理由がありませんでした。
きっと厳しいと思うけど、これも自分への試練だと思えばいい。
そう思って、劇団への所属を決めました。
厳しいことには変わりありませんでしたが、腰を痛めても膝を痛めても、サポーターやテ
ーピングをして舞台に立っていました。
それほど舞台に立つことが私の喜びでしたし、カーテンコールでお辞儀をして顔を上げた
ときに見えるお客さんの笑顔を見るのが何よりの幸せで、それまでの稽古の厳しさなんて
吹っ飛ぶほど。
それまでの稽古が厳しければ厳しいほど、公演が成功すると涙が出るほど嬉しくて、舞台
裏で姉の様に慕っていた先輩と抱き合って泣いたりしていました。
[6]
(C) 2015 さきこ。
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お客さんをロビーでお送りするときも、全く知らない方に
「とてもよかったわよ、感動しちゃった。頑張ってね」
なんて言われてしまうと、俄然やる気になっていました。
ですが現実問題、無理は続かないもので。
公演は年3回。一回の公演につき、約 2 か月~3 か月間・週4日の稽古。
その他には毎週一日基本稽古。
単純計算で、約半年~8 か月程を稽古に費やしていました。
もちろん、稽古のない日はほとんどがバイトで、休む暇はありません。
役者業は縦社会がとても厳しいですから、稽古終わりはほとんど飲み会。
その飲み会も、大体が割り勘でしたし、チケットのノルマも不足分は自腹で払っていかな
ければなりません。
やはり、お金の問題が一番大きかったです。
その時にはもう、お付き合いしていた方とは一緒に暮らしていました。
そっちの方が家賃も光熱費も浮くだろうというのと、一年以上一緒にいましたし、もうお
互いに大人でしたから。
お金もギリギリで、座長も風変わりな人で少しついていけなくなってしまってきて、体も
痛くて病院通い。
それでも必死に稽古に取り組んで、お客さんに良いものを見せたい一心でがむしゃらにな
って。
いざ公演本番。
公演自体は成功しました。
誰も怪我もなかったし、大きなアクシデントもありませんでした。
ですがカーテンコールでお辞儀をして顔を上げたとき、いつもなら輝いて見える客席を見
ても、何も感じられませんでした。
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(C) 2015 さきこ。
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あれだけ必死になって稽古したのに、達成感もない。
先輩方、劇団員以外のキャストの方が笑顔でお疲れ様と言い合っている中、
私の中に残されたのは大きな疲労感と、心にぽっかりと穴が開いたような、
虚無感だけでした。
おかしい。
自分の中の何かがおかしい。
好きな食べ物を食べても、なんの味もしない。
食欲もない。
家にいても、何もないのに泣きたくなって。
日に日にバイトに行く朝がとても辛くなって。
体調がすぐれない日が続いて、症状をインターネットで調べました。
すぐに検索結果は出ましたが、信じられず。
そんなわけない。そんなものにかかっていられない。
でも、体がいうことをきかない。
重い体を引きずって、一番近い心療内科へ行きました。
結果は、中度のうつ病。
あらかじめ調べていたからか、
「あぁやっぱりそうか」と思う自分と
「認めない、こんなところで立ち止まっていられない」と否定する自分。
自分の中に自分が二人いて、何を考えても考えがまとまらなくて混乱状態。
座長になんて報告すればいい?
彼にはなんて言おう?
先輩にもご報告すべきだろうか?
病院を出て、泣きながら母に電話したのを覚えています。
23 歳の時でした。
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(C) 2015 さきこ。
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うつ病とわかり、日に日に体も心も言うことをきかなくなって、座長へご報告の電話をし
ました。
全て話して、今のままでは次の舞台に立てない事、もう役者業も続けていけないというこ
と。
未来に希望が持てなくて、このまま舞台に立つのはお客さんへ失礼だということ。
だから、退団します、ということ。
もちろん引き留められましたが、泣きながら混乱して話す私の状況を把握したのか、了承
してくれました。
一番怖かったのは、彼に打ち明けることでした。
どうしようかと悩んでいるときに、仲の良い友達の連絡で発覚した事実。
彼は、その友達と浮気をしていました。
今思うと、追い打ちをかけるような悲惨な感じですね。
その日の内に家を飛び出して、地元から一緒に上京した友達の家に泊めてもらい、
そこから約一か月近く、ホームレス状態でした。
友達の家に泊めてもらったり、専門時代の先輩の家に泊めてもらったり、飲みに行って話
を聞いてもらってオールに付き合ってもらったり。
酷いときはマンガ喫茶で寝泊まりしていました。
300 円ほどでシャワーを借りて、事務のバイトをして、服がなくなったらコインランドリ
ーで洗濯をして、その繰り返しです。
年末だったので本当に寒くて、バイトが終わったら行くところもなく、
街をふら付いて、友達が誰も空いていなかったらマンガ喫茶の朝までのプランが開始され
る夜 23 時か 24 時まで、ファストフード店でコーヒー一杯で時間をつぶして。
そんなときに、私の現状を知った男友達が近くのファミレスへ呼び出してくれました。
話を聞いてくれて、励ましてくれて。
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(C) 2015 さきこ。
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そして、今でも忘れられません。
「お前もう家本格的に出ろ。お前の名義は解約しろ。新しい家が決まるまで俺んち使え。
大丈夫、その間は俺実家帰ってるから。実家からでも仕事行けるしさ。」
と言って、家の鍵をテーブルの上に置きました。
家を借りるなんて申し訳なくてできない、そう言おうとしても、
大丈夫だから。俺のことより自分の心配しろ。顔色悪すぎ。目死んでる。謝るんなら、早
く今の状況を変えて元気になってくれ。
もう、泣くしかありませんでした。
何度も何度も「ありがとう」と言いながら泣く私を見て
よく頑張ってきたな。
と、鍵を握らせてくれた友達。
その夜は、久しぶりに暖かくて静かな室内で、足を伸ばしてゆっくり眠ることができまし
た。
また、大晦日には先輩から連絡が来て、
実家に帰らないんなら一緒に年越ししようと、家に招いてくれました。
暖かい年越しそばを作ってくれて、大晦日のスペシャル番組を見ながら、缶チューハイで
乾杯して年越しをしました。
元旦はバイトに出て、休憩時間に携帯を見ると、別の友達から明日飲みに行こうと誘いの
連絡が来ていました。
その友達も、家を飛び出してからオールに付き合ってくれたりと、何かと心配してくれて
いた友達で、他男ばっかりだけどお前暇だろ?と。
男 3 人と私、一人はほとんど喋ったことがない知り合いでしたが、とても楽しくて、話を
聞いてくれて、三が日に 1 人は寂しいだろと家に呼んでくれて。
みんなでアニメを見ながらくだらない話をして、
眠かったらベッド使えと言ってくれて。
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(C) 2015 さきこ。
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私は、なんて優しくて温かい人たちに囲まれているんだろう。
なんて幸せなんだろう。
こんなに人の温かさを感じて、優しさに触れて泣いたのは初めてでした。
その週のうちに不動産屋に行き、一週間で今の家を契約し、即引っ越しました。
新居が片付いて、今まで泊めてくれていた先輩や友達を招いて鍋パーティーをしたり、家
で飲み会を開いたり。
とても楽しかった。
ですが、満足に病院に行けていなかったせいか、うつ病は悪化していて。
バイトも休みがちに、朝起きられないのが怖くて眠りたくなくて一晩寝なかったこともあ
りました。
そういうときは限って、自分は今、なぜ生きているのか。
何のために生きているのか。
生きている意味はあるんだろうかと考え込んでしまうんですよね。
知らない間に朝になって、憂鬱な気持ちでバイトへ向かう。
そして、休みの日にやっと病院へ行くことができて、薬での治療が本格的に始まりました。
ですが、うつ病には何種類も薬があり、自分にあった薬を見つけるまでに時間がかかりま
す。
更にいうと、合わない薬を飲んでしまうと逆効果になってしまうこともあり得るというこ
と。
まさに、相性が最悪な薬にであってしまったんですね。
自傷行為、自殺願望が止まらなくなり、半そでが着られなくなりました。
毎日死ぬことばかり考えていました。
何も考えていないのに涙は垂れ流しで、どうやったらこの世から消えることができるのか。
そればかりを考えるようになって、死ぬことすらできない自分が大嫌いで、色々と考えて
いる内に混乱して、何も考えたくなくて自傷に走る。
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(C) 2015 さきこ。
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まさに悪循環でした。
そんな状況でも、やはり友達や先輩は私を見捨てなくて。
遊びに行こうとか、ご飯食べに行こうとか、
断っても気分がちょっとでも向いたら連絡してくれればいいから!と、気長に待ってくれ
ていて。
私の友達は、どこまでお人よしなんでしょうかっていうくらい。
元旦に飲みに誘ってくれた友達は、自身もうつ病を患っていたので、私がパニックを起こ
してもすばやく対処してくれました。
三が日中に飲みに行った、それまで話したこともなかった知り合いは、SNS 等で少しでも
ネガティブな発言をすると「みんなでご飯食べに行こう」と必ず誘ってくれました。
そして大晦日を一緒に過ごした先輩が、
一緒にライブ行こう!と誘ってくれたんですね。
そのライブは、小規模なフェスで、毎年行われているものでした。
うつ病を患っていた友達と三人で、それから何度も一緒にライブやフェスに行きました。
三人で何度も飲みに行ったし、今おすすめのバンドはこれだ!とか、このバンド熱いです
よね!なんて話もして。
私の今のライブ好き、そして音楽が好きだったのを思い出させてくれたのは、この先輩で
した。
それ以外は、ご飯を誘ってくれた友達や、その周りの友達をひっくるめて遊びに行ったり、
大食い大会をしたり。
音楽という趣味ができて、頻繁に誘ってくれる友達がいて。
私の自傷も自殺願望も、少しずつ消えていきました。
自暴自棄になって夜の世界に飛び込んだり、体を売る一歩手前まで行ってしまった私を救
い出してくれたのは、頻繁に連絡をくれたり地元から遊びに来てくれた家族や、ライブに
誘ってくれた先輩、そしてことあるごとにご飯に誘って話を聞いてくれたお人よし過ぎる
友達でした。
[12]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
ちょっとずつ回復してきたうつ病ですが、
うつ病は少し良くなって悪くなって、また良くなって悪くなって、という工程を何度も繰
り返して治っていく病気です。
ですがそれも少し落ち着いてきた頃、ご飯に誘ってくれていたお人よし過ぎる友達。
彼と、お付き合いすることになりました。
ちょっとずつ元気になって、バイトも他の所でリハビリ程度に短期で働いて、でもまだダ
メで…と繰り返していました。
彼も、とてもまじめな人です。
仕事熱心で、仲間思い。みんなで協力して、一人のミスをみんなで補おうとする。
自分のことより、まず他人。
本当に、お人よしです。
そんな彼も、転職することを余儀なくされる事態があり、いわゆる超ブラック企業に勤め
始めました。
人を物のように扱う仕事内容。
サービス残業は当たり前でしたし、接客業なのにも関わらず人手不足な為、彼ひとりで店
を回したりしていました。
朝の 10 時から、翌朝 5 時までなんていうときもありました。
夜、いつまでも仕事が終わった連絡がなく、とても心配した覚えがあります。
ヘロヘロになって帰って、そのまま死んだように眠って、また 10 時から出勤。
もう、想像がつくかもしれませんね。
そんな毎日を繰り返して、彼が倒れてしまいました。
原因は疲労でしたが、休んでも一向によくならないどころか、目は虚ろに、あまり呂律が
回らなくなり、ベッドからあまり動かなくなりました。
[13]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
いつかの自分に似ている。
転職したときから心配はしていたのですが、これはまずいと思い、嫌がる彼を引きずって
病院へ駆け込みました。
結果は極めて重いうつ病。
彼も退職せざるを得なくなり、あんなに元気だった彼が、情緒不安定に怒鳴ったり泣いた
り、虚ろな表情で黙り込んでしまったり。
ですが、散々私を支え続けてくれたのは彼です。
私も完璧でないにせよ、一緒に戦っていこうと決めました。
案の定、情緒不安定でネガティブな彼につられ、私もうつをぶり返してしまいました。
ですが、お互いに同じ病気だからこそ、分かり合えることもあります。
自分が言われて安心した言葉をかけあって、なんとかお互いに、普通の生活を送れるよう
になってきました。
今でも過去の事を思い出すと胸を掻き毟りたくなることもありますし、
突然泣きたくなったりすることもあります。
彼はまだ、人ごみが苦手で週末はあまり外出できません。
それでも、以前のような笑顔を見られるようになったこと。
ふざけて、馬鹿なくだらない話をして笑いあえるようになったことが何よりも嬉しくて。
高校を卒業して、普通に進学して普通に就職していたら経験できなかった事。
全てがいいことではなかったけれど、それがあったからこそ今の自分がいて
彼と一緒にいることができて
人との繋がりの大切さや、優しさの温かさを知ることができました。
私の、かけがえのない財産だと思っています。
[14]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
今の暮らしは幸せです。
ですが、定職についていなければ、当然収入もありません。
今は貯めてきた貯金や、親の援助を受けさせていただいていますが、いつまでもこのまま
で良いはずがない。
もともと仕事人間だった彼も、働けず収入がない今の自分が情けなく、それも自信をなく
す要因の一つになっているようでした。
そんな中で、何回か仕事を見つけようとしましたが、やはり完治していないせいで通い続
けられず、辞める羽目に。
いつしか、職場に通うということが怖くなっていきました。
明日もいけなかったらどうしよう。
そう考えただけで手が震え、冷や汗をかいて眠れなくなり、睡眠をとっていないから体調
が悪くなる。
また、悪循環です。
そこで彼と二人で相談し、何か家で収入を得られるものはないのかと探し始めました。
ブログライティングの仕事、ポイントサイト、内職。
どれも、一万円稼ぐだけでも体力と時間を大きく消費するものばかりでした。
そんな時に彼の口からでた言葉が
アフィリエイト
でした。
最初は、またお小遣い稼ぎか…と思いましたが、
しっかりとビジネスとして成立しているということを知って、
これだ、と直感的に思いました。
[15]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
そこからは早かったです。
まず書店へ向かって2冊の本を買い、アフィリエイトがどんなものなのかを調べました。
仕組みがわかったら、世のアフィリエイターさんはどんな文章を書いているのか、
色んなブログを読み漁り、
メルマガを登録し、
無料であれどブログを立ち上げて試行錯誤してきました。
ですが、無料ブログは練習のつもりで立ち上げたもので、
はっきりいってそんなに力を入れていませんでした。
ですが、読者さんから反応があると嬉しくて、
コメントを返すのも楽しくて、増々確信が持てました。
これなら、自分でもできるんじゃないか。
きちんと自立して、本当の意味で親孝行できるんじゃないか。
彼の分まで稼げるようになったら、彼も安心できるし、そのノウハウを共有しあえばもっ
といいものが作れるんじゃないか。
そして出来上がったのが、今運営している、
「ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
」です。
元々運営していた無料ブログでも改良すれば改良するほど、良い兆しが見えていました。
このブログには、私の全てを詰め込んでいこうと思っています。
私が生きる意味は、人の役に立つことで、人の為に何ができるのかが大切で。
家族や友達や恋人が大切で、そんな人たちと過ごす時間が何よりも大事で。
好きな音楽に勇気をもらって、ライブでパワーをもらうのが生きる糧で。
だからこそ、その全てを実現させる自由を手に入れるために、ブログアフィリエイトを続
けていこうと思っています。
[16]
(C) 2015 さきこ。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
インプット、得た知識は行動に移す、アウトプットしていかなければ意味がありません。
思い立ったら即行動も、その一つです。
いくら知識だけあったとしても、実際に行動してみなければ何も変わりません。
私の持っている知識も、実際にブログを立ち上げるという行動を起こして得てきたもので
す。
ですから、何か困ったことや聞きたい事、質問したいことや、ただ単に話してみたいと思
った。
なんでも構いません。
コメントでも、メールでもいただければと思います。
雑談のようなものでも構いません。
メールフォーム
http://sakiko01.com/otoiawase
ネットビジネスは、一般的に思われているほどリスクのあるビジネスではありません。
他のアフィリエイターさん達は敵ではありませんし、仕事仲間にもなり得ます。お互いに
情報を共有しあったり、企画を共同で行ったり。
私は、私がブログアフィリエイトを行っていく中で感じたことや得た情報等、
もしあなたが自由を手に入れたいと思ったのなら、惜しみなく情報発信していくつもりで
す。
どうしたらあなたの為になるのか、心がけて発信していきます。
最後までお読み頂き、本当に有難う御座いました。
今後とも、宜しくお願い致します。
ブログアフィリエイトでニートが自由を手に入れる。
さきこ。
[17]
(C) 2015 さきこ。
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