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辛亥革命後の中国の経済発展と成長企業の群像 - So-net

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辛亥革命後の中国の経済発展と成長企業の群像 - So-net
日中ビジネス中国語学会20周年記念行事
辛亥革命後の中国の
経済発展と成長企業の群像
2011年2月20日(日)
於エル・おおさか
一般社団法人日中経済貿易センター
代表理事理事長 青木 俊一郎
1
講師プロフィール
職歴:1963年
1968年
1970年
1979年
1987年
1990年
1994年
2000年
2003年
松下電器産業株式会社 入社
台湾松下電器有限公司 営業部課長
インドネシア ナショナルゴーベル 営業部部長
松下電器駐華代表処 所長
北京松下カラーブラウン管有限公司 営業部部長
松下電器駐華代表処 首席代表
松下電器(中国)有限公司 総経理(社長)
松下電器産業株式会社 中国・北東アジア本部 顧問(~2003年3月)
日中経済貿易センター理事長に就任、現在に至る。
NOP大阪府日中友好協会 副会長
執筆活動:
「中国家電産業の現状」 ジェトロ「中国経済」2000年8月号掲載
「中国へ進出した日本企業の現状と問題点」日本電子機械工業会「電子」 2000年10月号掲載
「興亡夢の如し、秦の宰相李斯(銭寧著、翻訳筆名:松岡 亮)2002年10月東洋書院刊
「ケースブック国際経営」の中、「松下電器の中国事業展開」を記述 2003年4月有斐閣
「成長する中国企業・その脅威と限界」の中、「Hisense海信」を記述
(財)国際貿易投資研究所監修 2004年2月
「聖人・孔子の生涯」(銭寧著、翻訳筆名:松岡 亮)2005年8月 東洋書院刊
「21世紀のグローバルな企業活動と国際貢献」 JEITA REVIEU 2005年12月号
「されど輸出立国」KPC NEWS 2010年5・6月
2
飲水思源
水を飲む時は
井戸を掘った人の
事を忘れない
3
4
(1)辛亥革命
1911~1949
1912
南京臨時政府 孫文臨時大統領に就任
「天下為公」三民主義「民族、民権、民生」大同社会の建設
三序政策 「軍政→訓政→憲政」
国内軍閥抗争 袁世凱、段祺瑞、張作霖等
1921
中国共産党設立
1924
第一次国共合作
1926
蔣介石、北伐
1931
満州事変
1934
中共の長征、井崗山→延安
1936
中国的資本主義の定着、綿紡績盛況、鉄道網8千km、
貨幣制度統一
1937
日中戦争、第二次国共合作、抗日統一戦線
1945
日本敗戦、国内内戦
1948
遼瀋淮海平津の三大戦役之中共が勝利、蒋介石台湾へ逃避
1949
毛沢東北京に無血入城
5
新中国成立前日系企業の中国における事業展開
1.満州鉄道VS満州重工→海外事業経営の原点
2.中国的資本主義の最盛期 1934~1935
①綿産業の変遷 アメリカ南部→南北戦争→中国
十大綿紡績会社-上海、青島
②豊田自動織機-豊田佐吉氏
③各種サービス産業
3.松下乾電池(株)上海工場開設(初の海外工場) 1939~1945
井植薫工場長-「お客様第一」の経営
6
毛沢東
7
(2)中華人民共和国の成立後~1978年
1949
1950
1958
1963
1965
1976
毛沢東主席、社会主義、農地改革、
民族資本工場国有化、人民公社設立、
華東地区産業家香港への脱出、約100万人
朝鮮戦争参戦とチベット解放
大躍進政策の挫折
ソヴィエトとの社会主義論争、訣別
文化大革命 ― 不毛の時代
毛沢東、周恩耒逝去、4人組逮捕
文革の終焉
8
(3)改革開放政策への転換 1978~1999
1977
1978
1979
1982
1985
1989
1992
1993
1994
1997
鄧小平のリーダーシップ(近代化の設計者)
米国訪問
シンガポール、日本を訪問
三中全会「改革開放」政策への大転換
貧しさを分ち合う社会主義→豊かさを求める社会主義
外資・外国技術の導入、合弁法公布、経済特区設立、
日本政府ODAの供与開始、所得4倍増運動
憲法改正、儒教復活、一人っ子政策
胡躍邦失脚
6・4天安門事件、趙紫陽失脚、江沢民総書記
南巡講話
憲法改正、社会主義市場経済採択
朱鎔基、人民元と外貨券の一本化
鄧小平遺言「韜光養晦、決不当頭」
香港返還「一国二制度」
9
日系製造業東南アジア・中国における事業展開
1960年代
1970年代
1980年代
セット輸入
セット部品輸入
部品国産化推進
1990年代
2000年代
台湾・韓国・ASEAN
地域密着型
製品展開
輸入代替
外資・技術導入
内需型(合弁)雁行型製品展開
台湾・韓国・シンガポール・マレーシア(インフラ整備)
輸出型主体大規模投資(独資)
中国
技術合作
外資進出ラッシュ 内需拡大
輸出入貿易拡大
内需型(合弁)
引進來と走出去
輸出型(独資)
10
松下幸之助と鄧小平の会見写真
11
松下電器の海外事業経営6原則
(1984年制定)-グローバルCSR(企業の社会的責任)
①その国に歓迎される企業になること。
(現地に根を生やす経営)
②その国の法律法規を遵守すること。
不適切と思われる場合は正々堂々と申し出ること。
(コンプライアンス)
③国際競争力の有る商品を作ること。
(性能、品質、コスト、納期、サービス)
④技術移転は積極的に行うこと。
⑤自主責任経営を行い、事業拡大に必要な資金は自ら調達する
こと。
⑥現地人の人材育成に努め、適切なる登用を行うこと。
12
松下グループの中国事業展開
事 1978年~1985年 1986年~1990年
1991~1999年
2000年~2005年 2006年~2010年
業
輸出・投資依存
改革・
鄧小平南巡講話
WTO加盟
から内需拡大
改革・
環
開放路線へ
経済へ
開放順次進展 社会主義市場経済の導入 各種規制緩和
境
78年
松下幸之助
鄧小平副総理
松 下 グ ル ー プ の 事 業 展 開
技術協力期
94年松下電器
(中国)設立
プラント
技術援助
94年中国
華録松下設立
87年
合弁企業第1号
BMCC設立
会
談
成長期(質)
成長期(量)
創業期
生産
拡大
R&D
強化
01年
海外初PDP
組立て工場
(PPDS)設立
03年
地域統括会社化
(PCN)
1985年
1990年
2000年
製販一体
中国市場
の攻略
07年
パナソニックセンター
北京設立
パナソニック
ファイナンスチャイナ
設立
08年
胡
錦
涛
主
席
来
社
省エネ・
環境モデル
企業へ
2008年
13
飲水思源-胡錦涛主席の訪日最終行事(2008.5.10)
14
(4)高度経済成長とグローバリゼーション
2001 WTO加盟、関税切下げ、サービス産業への市場開放
2002 ~2003 胡錦涛主席、温家宝総理、第4世代のリーダーシップ
和諧社会の建設、所得4倍増計画
2007 連続5年10%以上の経済成長達成
2008 四川大地震発生
北京オリンピック、画期的成功
世界同時不況に対応し、一早く4兆元緊急対策を発表
2009 投資、内需拡大により輸出減をカバー、8%成長を達成
2010 上海万博開催、広州アジア大会開催
2012 第5世代へのバトンタッチ、
辛亥革命100周年記念行事
15
各国・地域の社会・経済指標
項 目
単位
日本
中国
人 口
万 人
12,708 133,861
国土面積
万 k㎡
37.8
GDP
億ドル
〔購買力平価〕
41,500
1人当たりGDP
ド ル
〔購買力平価〕
32,700
韓国
台 湾 ベトナム
タイ
インド
アメリカ
ネシア
ブラ
ジル
インド
2,297
8,858
10.0
3.6
33.1
51.3
87,480 13,640
7,354
2,569
5,401
9,625 141,400 144,300 21,100 20,130 35,700
6,600 28,100 32,000
2,900
8,200
4,000
46,000
-2.2
4.5
-2.6
-4.1
3,843 11,330
15,420
22,500
190.5
30,721
ロシア
4,851
959.7
6,600 24,027
EU
982.7
49,239 14,004 19,874 115,690
432.5 1,709.8
851.5
32,500 15,100 10,100
328.7
3,100
GDP実質
成長率
%
-5.3
9.1
0.2
-1.9
5.3
労働人口
万 人
6,593
81,350
2,440
1,092
4,826
失業率
%
5.1
4.3
3.7
5.9
6.5
1.5
7.7
9.3
8.9
8.4
8.1
10.7
出生率
‰
7.64
14.00
8.93
8.99
17.73
13.38
18.84
13.83
9.83
11.10
18.43
21.72
合計特殊
出生率
人
1.20
1.54
1.22
1.15
1.93
1.65
2.28
2.06
1.51
1.41
2.19
2.65
インフレ率
%
-1.4
-0.7
2.8
-0.9
7.0
-0.9
4.8
-0.3
0.7
11.7
4.2
10.9
経常収支
億ドル
1,406.0 2,971.0
426.7
425.7
-59.0
180.1
105.8 -4,199.0
NA
輸 出
億ドル
5,423.0 12,040.0 3,736.0 2,034.0
569.8 1,542.0 1,195.0 10,460.0 19,520.0 3,034.0 1,530.0 1,643.0
輸 入
億ドル
4,997.0 9,543.0 3,175.0 1,727.0
650.8 1,190.0
-7.9
-0.2
7.4
7,581 10,170 46,700
489.7 -243.0 -315.4
843.2 15,630.0 16,900.0 1,918.0 1,277.0 2,684.0
資料出所:アメリカ CIA(The Central Intelligence Agency) 「THE WORLD FACTBOOK 2010」 より作成
16
日本・中国
マクロ経済
実績推移
(単位:億米ドル)
1994年(平成6年)
日本
中国
GDP
47,803
5,592
(ドル建て)
(兆円、億元) 488.5兆円 4兆8,198
1999年(平成11年)
日本
43,675
497.6兆円
中国
2004年(平成16年)
日本
中国
2009年(平成21年)
日本
中国
10,833
46,090
19,370
50,675
49,847
8兆9,677 498.3兆円 15兆9,878 474.2兆円 34兆 507
億元
億元
億元
8.2783
108.17
8.2768
93.61
6.8310
7.6
2.7
10.1
-5.2
9.1
102.18
0.9
億元
8.6187
13.1
113.94
-0.1
貿易額
(対中、対日貿
易額)
6,703
462
2,366
479
7,272
662
3,606
662
10,197
1,680
11,546
1,678
11,330
2,322
22,075
2,288
経常収支
1,306
76.58
1,146
211.14
1,721
686.59
1,418
2,971.42
外貨準備高
1,228.45
516.20
2,880.80
1,546.75
8,352.29
6,099.32
失業率%
2.9
2.8
4.7
3.1
4.7
4.2
5.1
4.3
消費者物価
上昇率(%)
0.7
24.1
-0.3
-1.4
0.0
3.9
-1.4
-0.7
(対ドルレート)
実質経済成長
率%
資料出所:中国国家統計局「中国統計年鑑」 「中国統計摘要」他
10,222.40 23,991.52
17
中国の対外貿易(企業形態別)(2009年実績)
輸 入
輸 出
集団、
私営企業
及びその
他の企業
28.2%
国有企業
15.9%
外資系
企業
55.9%
集団、
私営企業
及びその
他の企業
17.1%
国有企業
28.7%
外資系
企業
54.2%
18
中国の対外貿易(商品構成別) (2009年実績)
輸 出
輸 入
動植物・食品
皮革・木・
3.2%
紙製品3.0%
鉱産品1.9%
靴・傘・
陶磁器4.6%
繊維原料・
靴・傘・
繊維製品2.2%
皮革・木・
陶磁器0.5%
紙製品2.8%
雑製品
1.3%
動植物・食品
4.6%
金属・同製品
8.6%
雑製品
6.8%
化学工業
品7.5%
金属・
同製品6.4%
繊維原料・
繊維製品
13.4%
機械・電子
機器など
53.2%
機械・電子
機器など
47.7%
化学工業品
12.8%
鉱産品
19.5%
19
中国
国内総生産と財政収入
(億元)
国内総生産
財政収入
400,000
3.1倍
33.5兆元
350,000
30.0兆元
300,000
25.7兆元
250,000
18.3兆元
200,000
13.6兆元
150,000
21.2兆元
16.0兆元
11.0兆元 12.0兆元
4.1倍
100,000
50,000
1.6
1.9
2.2
2.6
3.2
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
3.9
5.1
6.1
6.8
2008年
2009年
0
2006年
2007年
資料來源:国家統計年鑑
20
2010年財政予算内容
項目
国内付加価値税
金額
(億元)
増減額
(億元)
前年比
伸び率
(%)
15,350
1,434.01
10.3
国内消費税
5,241
481.88
10.1
関税・輸入品の付
加価値税・消費税
9,650
437.28
4.7
企業所得税
8,061
442.18
5.8
個人所得税
2,542
175.28
7.4
516
20.96
4.2
輸出税還付金
7,070
583.44
9.0
車両取得税
1,388
174.83
15.0
税外収入
2,077
▲459.66
▲18.1
74,030
66,735
11.1
証券取引印紙税
全国財政歳入
21
項目
金額
(億元)
増減額
(億元)
前年比
伸び率
(%)
教育
2,159.90
178.51
9.0
科学技術
1,632.85
120.83
8.0
文化・スポーツ及びメディア
314.49
▲1.9
医療衛生
1,389.18
112.04
8.8
社会保障・雇用対策
3,582.25
285.59
8.7
住宅保障
農林・林業・水利
992.58
1.4
3,778.94
267.70
7.6
336.25
91.87
37.6
環境保護
1,412.88
261.08
22.7
交通運輸
2,119.19
▲2.7
696.12
▲18.2
1,078.41
▲4.4
国土・気象等
資源探査・電力情報等
食糧・食用油等物資備蓄
商業・サービス業等
852.58
震災復旧・復興
780.01
234.55
38.0
国防
5,190.82
360.97
7.5
公共安全
1,390.69
103.24
8.0
一般的公共サービス
1,014.95
▲67.30
国債利払
1,535.16
214.46
16.2
84,530.00
8.295
11.0
全国財政支出
中国経済の行方
1. 一人当たりGDP4倍増(2000年→2020年)
温飽→小康(和諧)→富裕(大同)
2. 世界の工場→世界のマーケット
3. 三農対策
4. 地域経済格差是正 (華南、華東、環渤海湾、東北、中部、西部)
5. 社会インフラの整備→学校、鉄道、道路、港湾、
空港、地下鉄、橋梁、ダム、電力、等々
6. 社会保障の充実→医療、年金、保険、教育
7. 環境保護→大気(スモッグ、黄砂)、用水確保、水質確保、
生態系確保、省エネ対策
8. 上海万博の盛況
9. 対外投資の推進(エネルギー資源確保)
22
中央国営企業代表例(現在121社)
1
中国核工業集団公司
11
中国移動通信集団公司
2
中国航天科技集団公司
12
中国第一汽車集団公司
3
中国航空工業集団公司
13
宝鋼集団有限公司
4
中国船舶重工集団公司
14
中国鋁業公司
5
中国石油天然気集団公司
15
中国航空集団公司
6
中国石油化工集団公司
16
中国儲備糧管理総公司
7
中国海洋石油総公司
17
中国鉄路工程総公司
8
国家電網公司
18
中国中紡集団公司
9
中国大唐集団公司
19
中国医薬集団総公司
10 中国電信集団公司
20
中国保利集団公司
23
2010年中国上場企業ベスト20
順位
企業名
上場地点
業種
2008年売上額
(億元)
1
中国平安
上海
金融・保険
1,478.35
2
蘇寧電器
深圳
卸し、小売
583.00
3
美的電器
深圳
製造業
472.78
4
国美電器
中国香港
卸し、小売
454.76
5
民生銀行
上海
金融・保険
420.60
6
比亜迪股份
中国香港
製造業
396.53
7
復星国際
中国香港
製造業
351.08
8
康師傅控股
中国香港
製造業
347.88
9
青島海爾
上海
製造業
329.79
10
双匯発展
深圳
製造業
283.51
24
順位
企業名
上場地点
業種
2008年売上額
(億元)
11
蒙牛乳業
中国香港
製造業
257.10
12
南鋼股份
上海
製造業
233.04
13
中国東方集団
中国香港
綜合類
206.43
14
創維数碼
中国香港
製造業
200.48
15
百麗国際
中国香港
卸し、小売
197.64
16
富力地産
中国香港
不動産
181.96
17
碧桂園
中国香港
不動産
175.86
18
世茂房地産
中国香港
不動産
170.32
19
三一重工
上海
製造業
164.96
20
深発展A
深圳
金融・保険
151.14
25
華為技術有限公司
創
HUA WEI
業:1988年任正非現総裁が44歳、資本金2万元で
深圳華為有限公司を創業。
経営範囲:電信電話関連を主とする製品の開発、製造、
販売、サービスを総合的に経営。
1994年アジア太平洋地区国際通信展で大成功。
経営方針:1998年華為公司基本法(全103条)を設定。
「 以人為本 」 社員持株制の推進。
R&D拠点:北京、上海、西安、成都、南京、杭州、ダラス、バンガロール、
ストックホルム 、モスクワ。
特許申請件数約4.3万件、2008年世界No.1。
R&D投資、売上比10%以上。
海外拠点:100ヶ所以上、海外売上比率70%以上。
売上・利益・賃金:海外比率70%以上。(別表)
従業員数:2009年95千人(高級技術者43%)。
26
華為経営実績
売 上
百万元
200,000
営 業 利 益
百万元
25,000
21,052
149,059
150,000
16,197
125,217
15,000
93,792
100,000
66,365
50,000
20,000
10,000
48,272
9,115
6,752
4,846
5,000
0
0
2005
2006
2007
2008
2009
2005
2006
2007
2008
2009
キャッシュ・フロー
百万元
25,000
21,741
20,000
15,000
10,000
5,715
5,801
7,628
6,455
2005
2006
2007
2008
5,000
資料出所:華為技術有限公司の
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新華僑の梟雄
世界No.1のEMS企業富士康企業集団郭台銘董事長
出身地:山西省晋城、1949年父母に連れられ台湾へ転居
(前夫人は煙台市出身)
1974年(24歳) 台北市中和郷B/W TV用プラスチック製スイッチで起業。
「鴻海塑膠有限公司」資本金7.5万人民元。
1978年
1982年
1983年
1985年
プラスチック成型金型製作に着手、資本金150万人民元。
「鴻海精密工業有限公司」に改名、PC用配線組立開始。
PCコネクターを集中生産。
“FOXCONN”“富士康”の商標登録、スイス、
アメリカより最新設備導入。
1988年
台湾地区従業員数1,000人、CAD/CAMシステム導入。
深圳西郷、海洋廠設立。
1990年
PC最大メーカーHPの品管検査を受ける。
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1991年 鴻海精密台湾証券市場に上場
1993年 法務部門設立・深圳龍華科技園、江蘇昆山廠設立。
1996年 「キャビネット事業グループ設立」。
1998年 スコットランド拠点設立。
2000年 無担保転換社債8,600万ドル起債、“フェニックス計画”
光通信に投入、携帯電話機のアウトソーシングに参入。
2001年 Intel Pentum CPUのコネクターソケット478を量産開始。
Intel Pentum4 CPUのマスターボードを受注。
2002年 中国最大の輸出メーカーになり、ヨーロッパ本部設立。
2003年 海外無担保社債1.13億ドル発行、ハンガリー工場稼動。
マグネシウム合金基地設立、ノキアフィンランド工場と
モトローラメキシコ工場を購入。
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2004年 頂浦高科技R&Dセンター建設開始、トムソン深圳工場買収、
光デスク連盟結成。
2005年 富士康国際FIH、香港市場で上場、奇美通訊買収、
安泰電業買収(自動車業界参入)。
2006年 江淮蘇安工業園区に投資建設、インド、天津で生産開始。
群創光電台湾上場、デジカメ世界No.1普立爾(台)を買収。
2007年 富士康河北廊坊、湖北武漢、遼寧瀋陽、営口科技工業園
投資建設、ベトナム工業園区第一期建設投資。
2008年 煙台工場建設。
2009年 成都、重慶に工場建設。
2010年 労働争議13人自殺、鄭州に工場建設稼動。
2011年 日立製作所と日本に於ける液晶パネル合弁を発表
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ご静聴ありがとうございました。
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