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Windows Server 2008 R2 SP1の一般的な留意事項

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Windows Server 2008 R2 SP1の一般的な留意事項
2011/08/16
富士通株式会社
Windows Server 2008 R2 SP1の一般的な留意事項
本ページでは「Windows Server 2008 R2 SP1」導入時の留意事項で、本体や周辺機器に依存していない当社で確認した留意事項(OSの基本的な留意事項)
についてご紹介します。
現象
対策
x86(32bit)のサービスアプリケーションが動作しているWindows Server 2008 R2 KB2487426を適用することで、本現象は回避できます。詳細はMicrosoft技術情
に対してSP1を適用した後の初回起動時に、そのサービスアプリケーションが停 報を参照してください。
止することがあります。あわせて、そのサービスアプリケーションに関するアプリ (http://support.microsoft.com/kb/2487426/へのリンク)
ケーションエラーやWindowsエラー機能によるダンプファイルが作成されます。
本現象はSP1適用後の初回起動時にのみ発生します。
Windows Server 2008 R2 SP1のRemoteFX機能は使用できません。
Windows Server 2008 R2 SP1のRemoteFX機能はPRIMERGYではサポートして
いません。
2TB以上のパーティションにページングファイルを設定するさい、「指定した最大 Microsoft技術情報を参照し、回避策を実施してください。
ページング ファイル サイズに対して、ドライブ X: のディスク領域が小さすぎま (http://support.microsoft.com/kb/973423/へのリンク)
す。もっと小さい値を入力してください。」と警告が表示されます。
システム再起動時またはログオン時に、Windowsのイベントログに以下のエ
ラーが記録される場合があります。
WinRMサービスがHTTPのリッスン状況をチェックするタイミングにより、本エ
ラーが記録されます。システムを再起動し、本エラーが記録されるか確認してく
ださい。
HTTPのリッスン状況チェックが正常に終了すると、Windowsのイベントログに以
下の情報が記録されます。
・ログの名前: System
・ソース: Microsoft-Windows-WinRM
・イベントID: 10128
・イベントログ内容:
・ログの名前: System
HTTP.SYS の URL (http://+:47001/wsman/) のバインド中にエラーが発生した ・ソース: Microsoft-Windows-WinRM
ため、WinRM サービスは HTTP 要求をリッスンしていません。該当 URL でリ
・イベントID: 10148
モート要求の処理は行われません。
ユーザー操作
"netsh http"を使用して、URL (http://+:47001/wsman/) の ACL がネットワー
ク サービスに設定されていることを確認してください。
追加データ
HTTP.sys から受信したエラー コードは 5: %%5 です
リモートのコンピュータからサーバーマネージャやマイクロソフト管理コンソール ローカルのコンソールからデバイスマネージャを表示しEmulex Plusが正しく認
(MMC)を利用してデバイスマネージャを表示したさい、Emulex Plusのアイコン 識されていることを確認してください。
に「?」が表示されます。
確認できた場合はシステムの動作上、問題はありません。
Windows Server 2008 R2 SP1をインストール後、Windowsのイベントログに以下 このイベント ログが記録されたことによるシステム上の弊害はありません。
のエラーが記録される場合があります。
また、本イベントを停止するスクリプトも公開されています。
詳細はMicrosoft 技術情報を参照してください。
・ログの名前: Application
(http://support.microsoft.com/kb/950375/へのリンク)
・ソース:Microsoft-Windows-WMI
・イベントID: 10
・説明
クエリ "SELECT * FROM __InstanceModificationEvent WITHIN 60 WHERE
TargetInstance ISA "Win32_Processor" AND TargetInstance.LoadPercentage
> 99" のイベント フィルターを名前空間 "//./root/CIMV2" 内で再度使用でき
ませんでした。原因はエラー 0x80041003 です。問題が解決されなければ、こ
のフィルターではイベント表示できません。
32コア以上のCPUが搭載されているサーバで、Windowsのイベントログに以下
のエラーが記録される場合があります。
・ログの名前: Application
・ソース:Microsoft-Windows-PerfNet
・イベントID: 2006
・説明
サーバー サービスからサーバー キュー パフォーマンス データを読み取れま
せん。データ セクションの最初の 4 バイト (DWORD) には状態コードが含まれ、
2 番目の 4 バイトには IOSB.Status が含まれ、3 番目の 4 バイトには
IOSB.Information が含まれています。
この現象は、パフォーマンスオブジェクト「Server Work Queue」のカウンタにクエ
リを発行する32bitアプリケーションが動作する場合に発生します。
このイベントログが記録されたことによるシステム上の弊害はありません。
詳細はMicrosoft 技術情報を参照してください。
(http://support.microsoft.com/kb/2279566/へのリンク)
System Center Virtual Machine Managerで Windows Server 2008 R2 SP1
Hyper-Vを
管理する場合は、System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 SP1 が必
要です。
弊社System Center Virtual Machine Manager 2008 R2ご紹介ページを参照し
てください。
(http://primeserver.fujitsu.com/primergy/software/windows/os/wins2008/scv
mm/#p3)
ドライブ文字に空きがない状態ではシステム起動時において、ボリュームマウン ドライブ文字(C: から Z:)を使い切らないでください。
トの遅延や、ドライブ文字の割り当てが変更されるなど、想定外の動作を引き
起こすことがあります。
System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 を用いて、Windows Server
2008 R2 SP1 Hyper-Vを管理することはサポートされておりません。
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