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LSI新会社 富士通マイクロエレクトロニクス 設立について LSI新
LSI新会社 富士通マイクロエレクトロニクス 設立について 2008年2月12日 富士通株式会社 代表取締役副社長 小野 敏彦 Fujitsu Proprietary Copyright 2008 FUJITSU LIMITED Fujitsu Proprietary 1 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 市場変化 Product/LSIのCommodity化 お客様のGlobal Player化 Fabless・Foundry 2極化 商品寿命変化の激しさ Fujitsu Proprietary 2 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 付加価値の変化に対応 ソフトウェア比重の高まり プラットフォーム化 Global Supplier Fujitsu Proprietary 3 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED これまでの取り組み ~電子デバイス事業におけるシナジー~ 関係会社含めたトータル・ソリューションの提供 高 装置 Software フォーカス領域 ユニット システムレベル 無線通信 ボード 医療 モジュール パッケージ MCP/SiP システムコネクタ LSI 低 小 Fujitsu Proprietary 数量 大 4 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED ASSP 付加価値の上流への移動と 付加価値の上流への移動とASSP ASSPに4年前からフォーカス <フォーカス分野> 画像 成果 ワイヤレス セキュリティ •SoftwareとHardwareのコンカレント開発力 •SoftwareとHardwareの一発完動 •自社/パートナーと培ったIP Fujitsu Proprietary 5 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED パートナー経由 の新たな社内シナジー パートナー経由の新たな社内シナジー 実現例 : PC用TVモジュール 携帯電話用ワンセグモジュール 富士通マイクロ エレクトロニクス お客様 (パートナー) 富士通 Fujitsu Proprietary ポートフォリオと利益率 利益率イメージ 07年度 09年度 アナログ マイコン ASIC COT ASSP 先行開発費負担 -←利益率→+ Fujitsu Proprietary -←利益率→+ 7 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 強化ポイント 商品 提案力 グローバル化 Fujitsu Proprietary 8 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 分社化の目的 LSIに最適なリズムでの経営 迅速かつタイムリーな経営判断 経営の自由度を高める Fujitsu Proprietary 9 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED FE I FM L Fujitsu Proprietary 10 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 営業・提案力 商品 海外 プラットフォーム ソフト組み込み Fujitsu Proprietary 11 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 注力分野 PC 携帯電話 •WiMAX •S3G •電源IC •Milbeaut •OFDM デジタルAV •Milbeaut •H.264 •MPEG •MCU •OFDM •RFCMOS Fujitsu Proprietary セキュリティ •FRAM •IPv6 •IPsec •電源IC •OFDM •WiMAX 自動車 •MCU •GDC •IDB1394 SmartCODEC •FlexRay 12 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 新会社概要 商号 :富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 事業内容 :LSIに関する設計、開発、製造、販売 にかかる事業 本店所在地 :東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 (新宿第一生命ビル) 代表者の役職・氏名 :代表取締役社長 小野 敏彦 資本金 :600億円 役員構成 :取締役 藤井 滋, 石坂 宏一 八木 春良, 村上 丈示 監査役, 小倉 正道, 和田 敏雅 安藤 順廣 Fujitsu Proprietary 13 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 新会社の体制 お客様 地域販社 地域販社 海外設計会社 海外設計会社 富士通エレクトロニクス㈱ 富士通エレクトロニクス㈱ LSI設計関係会社 LSI設計関係会社 富士通VLSI㈱ 富士通VLSI㈱ 富士通LSIテクノロジ㈱ 富士通LSIテクノロジ㈱ 富士通LSIソリューション㈱ 富士通LSIソリューション㈱ 富士通マイクロソリューションズ㈱ 富士通マイクロソリューションズ㈱ LSI製造関係会社 LSI製造関係会社 富士通マイクロ 富士通マイクロ エレクトロニクス㈱ エレクトロニクス㈱ 富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ㈱ 富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ㈱ 富士通セミコンダクタテクノロジ㈱ 富士通セミコンダクタテクノロジ㈱ 富士通ファシリティーズエンジニアリング㈱ 富士通ファシリティーズエンジニアリング㈱ ㈱イーシャトル ㈱イーシャトル *新光電気工業㈱、富士通コンポーネント㈱、富士通メディアデバイス㈱は 引き続き富士通の子会社 Fujitsu Proprietary 14 商品強化の方向性 ASSPからEmbedded System Solutionへ ¾画像エンジン “Milbeaut” ¾チューナー OFDM ¾画像処理LSI H.264 / SmartCODEC ¾次世代高速無線通信 WiMAX 強みを持つIPをベースにアジア向け商品展開 ¾MCU 車載ネットワーク、 “FF Value” 不揮発性マイコン ¾電源IC 高効率・精度・小型化ノウハウ Fujitsu Proprietary 15 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 画像エンジン Milbeaut 画像エンジンMilbeaut DSC DSC市場動向 携帯電話 実績と強み (千台) デジタル一眼レフむけ 2007年度世界シェアNo.1(50%) 高画質 :色ノイズフィルタ、高画素 高機能 :連写、顔検出、手ぶれ補正 低消費電力 :90nmテクノロジ採用 当社予測 カメラ付き携帯電話市場 今後の成長戦略 (千台) パートナー連携を加速、SCMを構築 高画質ソリューションを提供 Ta rg et 携帯電話 ODM/EMS モジュールメーカ 富士通マイクロ エレクトロニクス 当社予測 Fujitsu Proprietary コンパクトカメラ 16 センサメーカ Copyright 2008 FUJITSU LIMITED チューナー OFDM 携帯電話 DTV/STB PC 自動車 ワンセグ携帯電話市場動向 実績と強み ・地デジ 1セグ/3セグASSP(OFDM) 国内シェアNo.1 (60%) ・セットメーカ、キャリア、放送局との 早期からのタイアップによる商品開発 シェア(%) (千台) 40,000 80 35,000 70 30,000 60 25,000 50 20,000 40 15,000 30 10,000 20 5,000 10 0 ワンチップ化、チップサイズ 低消費電力 価格 今後の成長戦略 新規フルセグ(13セグ)OFDMを地デジ 専用PC、TV/STB、車載に幅広く展開 富士通マイクロ エレクトロニクス 0 06年 07年 08年 09年 ワンセグ携帯予測台数(台) 10年 11年 富士通予測シェア(%) パートナ連携 の加速 放送規格制定者 放送サービス業者 放送受信器メーカ ISDB-T規格を導入したブラジル市場への 展開に向けて、ソフト開発業者等と連携 (ブラジルは2016年アナログ停波予定) Fujitsu Proprietary 17 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 画像処理 LSI 画像処理LSI H.264/SmartCODEC DVC DTV/STB 自動車 実績と強み ・HDカムコーダ用ASSP (H.264コーデック)世界シェアNo.1 DVC市場動向 (千台) ・業界初!フルHD対応H.264コーデック ワンチップLSIをサンプル出荷(07年9月~) ・自動車のリアシートエンターテインメントを 実現するIDB-1394準拠のSmartCODEC 搭載LSIを開発(07/11/05発表) DTV/STB市場動向 圧縮・復元リアルタイム処理 高画質化 (千台) 今後の成長戦略 欧州H.264HD対応STB/iDTV 中国PayTV用STB市場に参入 富士通マイクロ エレクトロニクス パートナ連携 の加速 セットメーカ ODM/EMS モジュールベンダ オペレータ (iSuppli 2007年12月) Fujitsu Proprietary 18 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 次世代高速無線通信 WiMAX PC 実績と強み ・モバイルWiMAX端末向けベースバンド LSIを新発売(07/05/21) ・台湾IIIと共同で台湾ソリューションAE センター(仮称)を設立(08/3予定) ・世界最小 ! モバイルWiMAX端末向け RFモジュール新発売(08/02/07) モバイルWiMAX端末市場予測 (百万台, WW) 携帯電話 ボリュームは モバイル機器 低消費電力 Typ 240mW(18.6Mbpsデータ受信時) Sleep Mode 10mW以下 市場立上り はPC向け 今後の成長戦略 IIIとの活動を通じ、アプリケーション プラットフォームを台湾ODMに提供、 製品のスピーディな市場投入を実現! (当社予測) 08年度;Mobile WiMAX端末向け(PDA等) 09年度;携帯電話向けに展開 Fujitsu Proprietary 19 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 自動車 MCU ~アジア汎用品に注力~ デジタルAV 実績と強み 市場動向 ・車載ネットワーク MCUシェア 世界4位 特に、16bit CAN MCU は 世界2位 MCUアプリ別市場予測 (M$) 白物家電 “FF Value” 富士通のフラッシュマイコン ~FlashとFRAMを軸に付加価値向上~ Flash; しっかり書けて、消せて、残せる 書換え回数10万回、データ保持期間20年 FRAM;低消費電力とシームレスなメモリ空間 書換え回数100億回超 自動車向けMCU CAGR6.5% (M$) MCU地域別市場予測 (2007年12月iSuppli) 今後の成長戦略 アジア市場向け汎用MCUの徹底強化 -中国成都デザインセンターにリソース を集中、商品数を5倍に! -Full Turn Key Solutionにより ODM/EMSへ積極アプローチ -サポート体制、拡販チャネルを充実 アジア向けMCU CAGR8.1% Fujitsu Proprietary 20 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 携帯電話 高効率 電源 IC 電源IC PC デジタルAV 実績と強み ・DC/DCコンバータ 日本シェア1位、世界シェア7位 市場動向 ・UMPC向け次期LPIAプラットフォームに 準拠したDC/DCコンバータをワンチップ化 出力電圧の精度±0.5% 変換効率最大96% 部品点数削減/ 小型化のノウハウ 汎用電源市場CAGR 10% PMIC地域別市場規模及び成長率 (2007年WSTS) 今後の成長戦略 $10,000M アジア汎用品ビジネスを徹底強化 (ノートPC、ポータブル機器) -中国成都デザインセンターにリソース を集中、商品数を5倍に! The growth rate in Asia 30% /Year アジア 市場成長率30%/年 $3,000M $1,000M North 20052005 Fujitsu Proprietary UMPC、モバイル向けシステム電源IC で台湾ODMに早期に参入 America,EU,Japan 北米、欧州、日本 2010 2010 21 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 事業計画 富士通マイクロエレクトロニクス連結売上 売上高(億円) Fujitsu Proprietary 22 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED ロジック製造能力計画 今回見直し 従来(07/4月発表) (K枚) (K枚) 200mm換算 300mmライン能力増強計画 第1棟は生産効率向上により投資なしで能力UP (08年度より 15K枚/月→16K枚/月) 第2棟は顧客所要に応じ計画変更 (08年度末 Fujitsu Proprietary 23 7K枚/月→5K枚/月) Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 商品強化のための体制づくり 07年10月 富士通エレクトロニクス㈱設立 ⇒ソフトウェア開発、AE部隊の集約と強化 アジア市場の成長に向けた体制 グローバルな開発・製造 富士通のシステム部隊とのシナジー強化の 仕組み構築 Fujitsu Proprietary 24 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 自立 ・ 独力 パートナーシップ Fujitsu Proprietary 25 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED 略語集 ・ASSP : Application Specific Standard Product ・MCP : Multi Chip Package ・SiP : System in Package ・COT : Customer-Owned Tooling ・ASIC : Application Specific Integrated Circuit ・OFDM : Orthogonal Frequency Division Multiplexing ・GDC : Graphic Display Controller ・DSC : Digital Still Camera ・ODM : Original Design Manufacturer ・EMS : Electronic Manufacturing Services ・ISDB-T : Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial ・DVC : Digital Video Camcorder ・DTV : Digital TV ・STB : Set Top Box ・iDTV : integrated Digital TV ・UMPC : Ultra Mobile PC ・PMIC : Power Management IC Fujitsu Proprietary 26 Copyright 2008 FUJITSU LIMITED Fujitsu Proprietary 27 Copyright 2007 FUJITSU LIMITED 免責事項 このプレゼンテーション資料、及びミーティングで配布されたその他の資料や情報、及び質疑応答で 話した内容には、現時点の経営予測や仮説に基づく、将来の見通しに関する記述が含まれています。 これらの将来の見通しに関する記述において明示または黙示されていることは、既知または未知の リスクや不確実な要因により、実際の結果・業績または事象と異なることがあります。 実際の結果・業績または事象に影響を与えうるリスクや不確実な要素には、以下のようなものが 含まれます(但しここに記載したものはあくまで例であり、これらに限られるものではありません) •富士通の提供するサービスまたは製品にとって主要な地域(アメリカ合衆国、EU諸国、日本、 その他アジア諸国など)のマクロ経済環境や市況動向。中でも当社顧客のIT支出に影響を及ぼす ような経済環境要因。 •急速な技術変革や顧客需要の変動。及び富士通が参入しているIT市場、通信市場、電子デバイス 市場での激しい価格競争。 •他社との戦略的提携や、合理的条件下での他社との取引を通じて、富士通が特定のビジネスから 撤退し、関連資産を処分する可能性。およびこのような撤退・処分から発生する損失の影響。 •特定の知的財産権の利用に関する不確実性。特定の知的財産権の防御に関する不確実性。 •富士通の戦略的提携企業の業績に関する不確実性。 •富士通の保有する国内外企業の株式の価格下落が、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に 与える影響。およびこの保有株式の株価下落により発生した富士通の年金資産の評価減とこれを 補うために追加拠出される費用の発生による影響 •顧客企業の業績不振、資金ショート、支払不能、倒産などに起因する売掛債権の回収遅延や回収 不能によって、当社が被る損害の影響 •富士通が売上高をあげている主な国の通貨、および富士通が資産や負債を計上している主な国 の通貨と日本円との為替レートの変動により発生する為替差損益の影響(特に、日本円と、 イギリスポンド、アメリカドルとの間の為替差損益の影響) Fujitsu Proprietary