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23WSJ開催の基本方針 関連検討事項案

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23WSJ開催の基本方針 関連検討事項案
資料:3-1
第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)実施の基本方針
平成26年2月7日
23WSJに関する理事長諮問会議
次の8項目を第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)実施の基本方針とし、23WSJ実
行委員会においてそれぞれを具体化する。
1.テーマ「和」の徹底
23WSJのテーマ「和」の要素である「日本」「友情(絆)」「平和」のいずれかを大会の全ての
面に反映させる
2.開会式・閉会式
次の要素を取り入れる
① 整然とした式典とする
② ブラスバンドを先頭に行進する(各国の代表は国旗をもって)
③ 吹奏楽を数回演奏する
④ 開会宣言は日本語・英語・仏語で行う
⑤ 国歌斉唱(斉唱者を選ぶ)
⑥ 開会式にふさわしい出し物(日本の伝統的な衣装・踊り・太鼓等)を選ぶ
⑦ 参列者全員が歌う歌を大会ソングを含み2曲ないし3曲選定する
⑧ 開会式にブルーインパルスの展示飛行を依頼する
⑨ 3つのちかいの意味を込めて三本締めを行う
3.ゲーム・ソング
(1)ゲーム
① 各国の代表によりトーナメント等を実施するものを取り入れる(大型テントごとに行う)
② 日本固有のゲームは各国に2種類は持ち帰ってもらう(ゲームの選定は福嶋プログラム委員長)
③ 海(カッター競技等)
、山、野営地でゲームを行う
(2)ソング
① 会場全域にスピーカーを設置して、朝夕に大陸ごとのソングを毎日流す
② 日本固有の歌を2曲各国の参加者に覚えてもらう
(スカウトソングに限らず、伝統的なものと新しいものを各1曲:童謡、フォークソング等)
③ スカウト共通のソングを数曲選定する
(伝統的なスカウトソングで各国参加者に練習してきてもらう)
4.野営地(サブキャンプ)の利用
① 各サブキャンプでキャンプファイアを1日おきに3回程度は実施する
② ハブの大型テントでは毎日あるいは1日おきに各国の催しあるいはゲームを行う
③ 凧揚げ大会を行う
④ 直線で200mから300m程度の大通りを設置し、踊り、各国の行進、ブラスバンド、ヨサコ
イソーラン、各種イベントを行う(大通りの両側で参加者が見物できるようにする)
5.エクスカーション(場外プログラム)
① 広島と山口県内19市町で行うことが決まっているが、テーマの3つの要素を明確に含める
② 瀬戸内海クルーズ(海自大型護衛艦、海上保安庁大型巡視船)を実施する
6.交歓会(交流会)
スカウト個人が交歓できるような「場」や「コーナー」等を設ける
(例えば、切手交換会、スカウト用品交換会、竹細工指導、折り紙指導等)
7.設営の方針
① サブキャンプの名称を十二支の動物名で検討する(アニメの要素を含めることも検討する)
② 各サブキャンプに竹を大量に用意し、各サイトのゲート、国旗掲揚柱等に使用させる
8.基本動作の徹底
基本動作(整列、行進)がしっかり出来るように事前に指導する(日本派遣団)
以
上
<参考> 資料:3-2
第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)に関する理事長諮問会議
「23WSJ開催の基本方針」関連検討事項(案)
(2014年2月24日現在)
第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)に関する理事長諮問会議は、第1回を2013年
11月30日に、第2回を12月8日に、第3回を12月26日に、第4回を2014年1月15日に、
第5回を2月7日に開催し、
「23WSJ実施の基本方針」が取りまとめられた。
5回開催された会議では、基本方針に含まれない事項についても意見交換されたことから、実行委員
会における検討の参考に、基本方針の項目順に関連事項を記載する。
枠内が「第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)実施の基本方針」
1.テーマ「和」の徹底
23WSJのテーマ「和」の要素である「日本」「友情(絆)」「平和」のいずれかを大会の全ての
面に反映させる
➢ 関連事項
①「和」の精神はどういうものかということを大会運営の全体に掲げ浸透させる。
②「日本」を打ち出し、
「絆」をつくるための大会運営をする。
「和」は、大和で「日本」なので、日本ということを打ち出す。
「和」は、
「平和」の和で、友情
であり、友情は「絆」である。
③「友情」をさらに発展させて「絆」にするために、より良いスカウトの交流の場を提供する。
2.開会式・閉会式
次の要素を取り入れる
① 整然とした式典とする
② ブラスバンドを先頭に行進する(各国の代表は国旗をもって)
③ 吹奏楽を数回演奏する
④ 開会宣言は日本語・英語・仏語で行う
⑤
⑥
⑦
⑧
国歌斉唱(斉唱者を選ぶ)
開会式にふさわしい出し物(日本の伝統的な衣装・踊り・太鼓等)を選ぶ
参列者全員が歌う歌を1曲ないし2曲選定する
開会式にブルーインパルスの展示飛行を依頼する
➢ 関連事項
セレモニーは「和」の精神で全体をくくる。参加型のセレモニーにしないと「和」にならない。
(1)ソング・音楽について
① 開会式から歌が出るように、世界のスカウトが共通して歌えるソングを予め知らせる。
→ ソングはきちんと覚えていれば大きな声で歌える。
② ゲームと歌は、日本のものを世界からの参加者に覚えてもらって帰ってもらう。
→ それぞれの地区に割り当てて、指定したものを準備してくるように依頼する。
③ セレモニーのエールマスターは若者にお願いすることを検討する。
④ 音楽は自衛隊や警察等の音楽隊への協力依頼を検討する。
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(2)アリーナ入場について
① セレモニーへの入場はサブキャンプから規律をもって行う。
→ タラタラ入場するのではなく、ビシっとさせたい。
「自由と規律」を勘違いしている傾向がある
ので、日本派遣団では規律を重んじる。
② 入場までにセレモニーを迎える雰囲気をつくる。
→ イギリスの21WSJでのセレモニーへの入場は、まずサブキャンプ広場に集まって説明があ
り、気運を高め、全体で並んでアリーナに向かった。アリーナに着席したときには、セレモニー
を迎える雰囲気ができていた。このように実施したい。
③ 入場行進パレードは是非音楽をつけて盛り上げる。
→ 昼間は楽隊を会場のあちこちに行進させたい。楽隊は警察や自衛隊等外部に依頼し,開会式では
スカウトの楽隊を中心に使いたい。
(3)出し物について
① 和太鼓や津軽三味線等を使った日本的な演出がほしい。
② 各県独自のヨサコイソーランを全体で行いたい。
→ ヨサコイソーランは盆踊りよりも人気がある。スカウトはAKB48の踊りは直ぐ覚えるので,
これも考えてもよい。
③ 大学等のチアリーディングのチームも協力してくれる。
(4)演出について
① 演出は業者への委託だけでなく、スカウト側行うことも検討する。
→ 13NJ以降はスカウト関係者の力ではなく、プロの演出でセレモニーを行っている。
② 日本のまつりを取り入れることを検討する。
③ 地元の同好会等の協力依頼を検討する。
④ ステージと観客席で掛け合いが出来るスカウトの参加型のセレモニーにする。
⑤ ミュージックフェスティバル(ロックコンサート)だけでなく、日本的なものを取り入れる。
⑥ 手締め(三本締め)のフレーズも覚えて持ち帰り、世界で広げる。
(閉会式は、日本式の手締めを)
⑦ 閉会式は花火も行う。
⑧ 閉会式で12日間の写真を振り返りで流すことを検討する。
⑨ 閉会式でハンドオーバーセレモニーは必ず行う。
(5)火を使ったセレモニーについて
① 火や光を使ったセレモニーを考える。かがり火を使うことを検討する。
→ 23WSJの開会式と閉会式は夕方に予定されている。
② オリンピックの聖火のように、開会式と閉会式に共通性をもたせる。
(6)アリーナの利用について
① 火を使うのであれば、16NJで使ったアリーナは制約を多いので、16NJでカルチャーモジ
ュールを実施した場所、サッカー場(元気ランド)等を検討する。
→ サブキャンプから近いのでスカウトたちも集まりやすい。
② アリーナのスクリーンは、後方の者に見やすい場所に設置する。
③ アリーナを昼間にも有効に活用できるよう検討する。
④ アリーナはスカウトたちが出し物を披露出来る場としても提供する。
→ 内容によっては、サブキャンプ、ハブで選ばれたものをアリーナで披露したらよい。
⑤ アリーナを開放して、ステージを使えるように検討する。
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⑥ アリーナのスクリーンにスポンサー企業のCMを流すことを検討する。
⑦ デイビジターショーは別の場所で行う。
(7)特別来賓について
① セレモニーへの特別来賓の訪問については、誰にいつ来ていただくか検討する。
→ 皇太子殿下はアリーナショーの可能性が高いので、秋篠宮殿下に開会式あるいは閉会式にお願
いしてはどうだろうか。3つのセレモニーにそれぞれ特別来賓をお迎えできるのがよい。
② マスコミには開会式に特別来賓を迎える方が報道されやすいことを考慮する。
3.ゲーム・ソング
(1)ゲーム
① 各国の代表によりトーナメント等を実施するものを取り入れる(大型テントごとに行う)
② 日本固有のゲームは各国に2種類は持ち帰ってもらう(ゲームの選定は福嶋プログラム委員長)
③ 海(カッター競技等)
、山、野営地でゲームを行う
(2)ソング
① 会場全域にスピーカーを設置して、朝夕に大陸ごとのソングを毎日流す
② 日本固有の歌を2曲各国の参加者に覚えてもらう
(スカウトソングに限らず、伝統的なものと新しいものを各1曲:童謡、フォークソング等)
③ スカウト共通のソングを数曲選定する
(伝統的なスカウトソングで各国参加者に練習してきてもらう)
➢ 関連事項
(1)世界共通の歌、日本の歌、世界のゲーム、日本独自のゲームを取り入れる。
→ 日本の参加者は予め準備・訓練して、ジャンボリーで外国参加者をリードできるようにする。
→ 日本のスカウトソングとゲームをそれぞれ2つ位は各国に持ち帰ってもらい、広げてもらう。
→ ゲームの選択は福嶋プログラム委員長にお願いする。
4.野営地(サブキャンプ)の利用
① 各サブキャンプでキャンプファイアを1日おきに3回程度は実施する
② ハブの大型テントでは毎日あるいは1日おきに各国の催しあるいはゲームを行う
③ 凧揚げ大会を行う
④ 直線で200mから300m程度の大通りを設置し、踊り、各国の行進、ブラスバンド、ヨサコ
イソーラン、各種イベントを行う(大通りの両側で参加者が見物できるようにする)
➢ 関連事項
(1)交流について
① 日本の参加隊を世界人として外国隊に溶け込ませる。
② サブキャンプでの日本参加隊の外国参加隊との交流は、予め「場」を設定しておく。
③ 外国参加者が興味を持つものを用意しておく。例えば、ヨサコイソーランを日本各地のもので行
うことが考えられる。
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(2)交流の場について
① 300人から400人規模でミニキャンプファイアをサブキャンプの数カ所できるようにする。
→ サブキャンプ広場等でドラム缶の半分のものを使ってキャンプファイアが出来るようにして、
歌ったり踊ったりできる「場」を提供する。
② 会期中毎晩音楽があり、踊りがある大会にする。
→ ハブに大型テントを設置するならば、一日中各国の派遣団が出し物を出せるようにする。
→ 各国の派遣団はハブに設置予定の大型テント内ステージも活用したら、各国が用意したものを
殆ど披露できる。
➢ 関連事項: 場内プログラム(サブキャンプ以外のものを含む)
① 平和については、広島ピースプログラムだけでなく、スカウト運動の目的なのだから、日本がい
かに平和国家で、大震災があってもしっかり復興に取り組んでいるかを見てもらう。
② WSJなので、日本と違う文化との融合を考える。
→ 世界各国から持参した凧を使って「世界凧あげ選手権(ワールド・カイト・チャンピオンシッ
プ)
」を行うことも考えられる。静岡の大凧もアピールできる。
③ 日本の伝統工芸を体験させるコーナー考える。
④ ワイドゲームを取り入れ、テーマ「和」
「UNITY」をアピールする.
→ アリーナをゴールとして、ゴールでイベントがあると良い。
⑤ モジュール完修了のアワードを出せるように調整する。
⑥ 場内プログラムにも冒険的なものを取り入れる。
→ ボルダリングの移動車、ラペリング(懸垂降下)等が考えられる。
→ モンキーブリッジがあってもよい。
⑦ ドーム等で剣道、柔道、相撲といった日本の武道を行えるか検討する。
⑧ クールジャパンを紹介・体験できるプログラムを提供する。
⑨ 山口に工場が新幹線やマツダ車の展示等を依頼する。
→ 日本の産業を紹介、EV車の展示、ホンダのロボット展示等
⑩ 8月2日(日)の文化交流日にフードフェスティバルとして各隊がそれぞれの料理等を振る舞い
合う仕組みを明確にする。
→ 21WSJでイギリス連盟が各国の発注を受けて、イギリスで各国の食材を用意したが、日本
では可能か。日本でも、ある程度注文を受けなければならない。食材が可能か各国派遣団に早く
伝える必要がある。
→ フードフェスティバルで各隊がサブキャンプ内で各国の食事を振る舞うことも、保健所では問
題があるかも知れないが、何らかの確認はしておく必要がある。
(販売ではない)
5.エクスカーション(場外プログラム)
① 広島と山口県内19市町で行うことが決まっているが、テーマの3つの要素を明確に含める
② 瀬戸内海クルーズ(海自大型護衛艦、海上保安庁大型巡視船)を実施する
➢ 関連事項
① 世界のスカウトに判るものを提供することが必要である。
② 日本の近代化を印象づけることは場所的には難しいので、それに代わる日本的なもので、外国の
スカウトに興味が持てるものを考える。
③ 外国スカウトが日本に来たと実感できるものを考える。地元で何かインパクトのあることが可能
か。
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(1)海の活用 →場外プログラム部、場内プログラム部
① 海を活用したプログラムを行う。
→ どのような協力が得られて、どのように対応するのか、今から準備する。
② 海上保安庁の巡視艇を使った瀬戸内海巡りを検討する。
→ 海上保安庁や海上自衛隊に相談する。
(山口の海上保安庁に相談中)
→ 巡視艇なら200人位、護衛艦なら300人位一度に乗船可能だろうか。500~600人で
は少し少ないので、1000人以上で行いたい。毎日では難しいかもしれない。
→ 瀬戸内海クルージングは5~6時間乗せたい。そうしないと瀬戸内海の美しさを判ってもらえ
ない。
③ 江田島のカッターを会場周辺でできないか協力を要請することを検討する。
④ 海岸のプログラムは潮の満ち引きを調べておき、それによってビーチで何ができるかを考える。
→ フィッシィング、シュノーケリング、カヌー、シーカヤック等(光市で検討中)
⑤ ライフセービング協会の協力を検討する。
⑥ 秋穂のビーチでのプログラムを検討する。
(2)山口県内の地域プログラムについて
① 場外プログラムは、各訪問先で何をするのか内容を共有する。
② 学校でのプログラムは参加者の年齢に合わせてもらう。
→ 小中学校で実施する場合は、高校生年代の青年を含めてもらう。
→ 外国スカウトが日本の小学生のお世話をするようなプログラムにならないよう依頼する。
③ 地域プログラムで、日本文化等、何を共通して提供するかを明確にする。
→ 宇部周辺の工場の見学も地域プログラム前後で可能である。光市の武田の工場も外国参加者は
興味を持つのではないだろうか。
→ 史跡は日本人が見ても興味を持てないものがあるので、外国参加者には産業等の方が興味を持
ってもらえる。
(3)その他の場外プログラムについて
① レンジャーに指導してもらえる可能性はある。夜間ハイクも手伝ってもらえる。
→ NVの山中基地では自衛隊が案内してくれた。
→ 一つのプログラムは1日4千人が単位で考えなければならない。
② 外国参加者には山口県内場外プログラムで自然を見せるのがよい。錦帯橋もよい。
③ SL山口号に乗せられるか検討する。
④ 長崎市からも原爆資料館から、日本の青少年との平和フォーラムへの招待があったことについて
は、 費用を全て負担してくれるならお願いする。
⑤ 山や周辺でのプログラムとして、オリエンテーリングをどのように導入できるか考える。
⑥ 山の川のプログラムは、やはり地元の山口県連盟の提案に沿って行うのがよい。
6.交歓会(交流会)
スカウト個人が交歓できるような「場」や「コーナー」等を設ける
(例えば、切手交換会、スカウト用品交換会、竹細工指導、折り紙指導等)
➢ 関連事項
① ワッペン交換等ができる交流の場を設置する。
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→ 大きな規模で設置する。ハブの大型テントを使ってもよい。
→ 大会で用意する竹でワッペン交換の場の椅子作りを各隊に競争させることを考える。
② 展示場所も工夫して交流の場とする。
→ 郵便局はプラザではなく、展示場所の方が良い。施設の設置は子供の気持ちになって考える。
③ クラフトが得意な指導者が多いので、机を提供して身近なプログラムとして行うことを検討する。
→ 竹とんぼのクラフトやワッペン交換場所もよい。
7.設営の方針
① サブキャンプの名称を十二支の動物名で検討する(アニメの要素を含めることも検討する)
② 各サブキャンプに竹を大量に用意し、各サイトのゲート、国旗掲揚柱等に使用させる
➢ 関連事項
① サブキャンプのロゴを活用する
→ サブキャンプのロゴは大漁旗を使ってデザインするとよい。山口漁協にお願いできないか。
→ サイトでも使える小さな旗や大会旗等を販売したらよい。
② サブキャンプに電気をつけられるか検討する。
③ ハブ・サブキャンプから参加隊へのサービスを充実させる。
④ 飲酒の対応を明確にする。
→ 16NJでは成人サブキャンプから酒類の空き瓶や空き缶が大量にゴミで捨てられていたこと
を考えると、正式にバーを作った方が良いのではないか。
⑤ サブキャンプに大量の竹を用意する。
→ ゲート、境界等は竹を使う。
→ 竹を使った日よけ作りコンテストを行う。
→ 様々なクラフトに活用する。
8.基本動作の徹底
基本動作(整列、行進)がしっかり出来るように事前に指導する(日本派遣団)
➢ 関連事項: 日本派遣団関係
① テントは日本派遣団全員で揃えなくてもよい。
② 宿泊テントは各参加隊で持ち込むか斡旋するかで、統一する必要はない。
③ 新ユニフォームを含めて、県連盟によっては財団が補助することが考えられる。
④ 日本派遣団員には、新ユニフォームを特別価格で提供する。
⑤ 宿泊テントは、外国派遣団からの要望は、プライバシーを尊重できる間仕切りのあるものも用意
する。
⑥ 宿泊テントは、日本の参加者にとっても2週間は長いのでプライバシーが保てる方がよい。
→ 新品のテントはトラブルが少ない。
→ テントは雨漏りするような安物ではなく、良いものを提供する必要がある。
→ 韓国や台湾はコンテナでテントを運搬するかも知れない。
⑦ 新ユニフォームは帽子を含めて参加者が負担する必要がある。
⑧ 23WSJ日本派遣団の正帽は、熱い時期を考慮して、派遣団キャップにしたい。
⑨ 参加者募集要項が配布され、ヨサコイソーランの出し物やホームステイの依頼がだされると、気
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運が盛り上がってくる。
⑩ スタッフは交替できるように調整する。
⑪ スタッフの人数を確保するために、アルバイトも集めてはどうだろうか。
→ 20WSJでは大勢の掃除スタッフはアルバイトとしてISTのネッカチーフをしていた。
→ 過去のNJでもスカウト用品のスタッフに高校生のアルバイトを採用していた。
⑫ 23WSJ参加者に優先して新ユニフォームを供給する。
→ 新ユニフォームの価格を早く決める必要がある。
→ 1着では足りないのではないか、できれば2着必要と考える。
⑬ 県連盟としては、23WSJに参加するのに、参加費以外でいくらかかるか示す必要がある。
⑭ 参加費10万円の内訳を明確にしてほしい。また、それ以外の経費も何が必要か示す必要がある。
⑮ これまでのNJの実績から、大会運営スタッフを日本国内から3000人を集めるのが難しい。
→ 各部の業務で本当に必要な人数は何人なのか確認する。
9.その他(基本方針に含まれていないが検討を要する事項)
➢ 関連事項
8-1.マスコミ対応
① マスコミ対応を充分に準備する。
→ 16NJの反省点として、マスコミへの対応が十分ではなかった。新聞やテレビといったマス
コミ、広報面での対応が充分でなかった。
② ボーイスカウト会館の前に懸垂幕を準備する。
③ 話題性が重要である。
→ 13WJのアームストロング船長の訪問は、いつまでも覚えている。またマスコミも来てくれ
る。連盟の広報だけでは難しいので、現役の代理店の人の力を借りることを検討する。
④ 山口の記者クラブを活用する。
→ 23WSJでは早く情報提供を行う。山口新聞は16NJでは数人はり付けで対応してくれた。
⑤ プログラム関係は早くプログラムの情報をマスコミに提供する。
⑥ 情報の出し方を検討する。
→ ジャンボリー新聞は結果的にゴミになる。映像の方が良いとの意見もある。
→ 大会アルバムはスカウティング誌よりも、別に記念アルバムや記録映像を作った方がよい。
⑦ 情報提供については、内容や頻度が重要である。
→ 文字を大きくして見やすくしてほしい。
→ ブリテンの他にスカウト向けの情報がほしい。ホームページをもっと活用するとよい。
⑧ 気運を盛り上げるキャンペーンを検討する。
8-2.食事について
① 16NJで食堂に入る列を外国人と日本人別にしたのは良かった。
→ 外国人は食堂に入ってから、ベジタリアン、ハラル、通常食が選べるようになっていて好評で
あった。
② 16NJの昼食のメニューは別のものにする。
③ 保存が効く食品にして、余っても使えるものがよい。
→ 食料は無駄のないようにしたい。16NJでは米と卵が無駄になったと聞いている。
→ 食事は大人の問題で解決できる。メニューブックが事前発行されたので準備でき,無駄が殆どで
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なかった。
8-3.会場施設について
① 外国人にはトイレットペーパーを使わずに手で洗う習慣の国も多いので、トイレに水を引く等の
対応を行う。
② シャワーとトイレの場所を近づける。
→ 16NJでは順番待ちも長かったため、シャワー内でトイレを済ませる者が出ていた。
③ 喫煙所はスカウトの目に触れないように囲う。
④ プログラムエリアには日よけが無かったので、寒冷紗を使って対応する。
⑤ サブキャンプ内の通路は狭かった。リアカーがすれ違いできるようにする。
⑥ サブキャンプ内の通路は殆どが行き止まりになる。通り抜けできるように検討する。
8-4.諸サービス・販売について
① イギリスの21WSJのように、ジャンボリーのロゴを入れた自転車を販売するとよい。
② 企業から自転車の協賛が得られるか調整する。
③ 日本に来て良かったと思わせるように半天も沢山作って販売する。
④ 販売品目を検討する。
→ 以前のジャンボリーでは、カーバッジも人気があった。
→ 海外派遣では「こいのぼりセット」が人気だった。各地で不要となった「こいのぼり」を集め
てはどうだろうか。
→ 「こけし」がよいかもしれない。南部鉄を使ったものも人気がある。風鈴もひとつ。
⑤ 売店は浅草の仲見世のような日本的な雰囲気で行いたい。その近くにワッペン等が交換できる場
所を設置したい。 大学の学祭的に出来ないものか。
⑥ フードハウスは保健所の許可の問題があるので、早めに対応する。
8-5.
「ウェルカム・ザ・ワールド」プロジェクト
① ホームステイを受け入れる県連盟に何らかの経費的な支援が出来るか考える。
② ホームステイを受けてくれた家庭には理事長名での感謝状を出すことを検討する。
③ ホームステイの移動費は外国派遣団の自己手配が原則となる。
→ 移動費の負担を含んで全国でホームステイを希望しているイギリス派遣団以外は、到着ポイン
ト周辺から会場までの間が多くなる見込みである。
8-6.その他
① 山口県庁から「スカウトちょるる」と「山口活性学園」をオフィシャルサポーターとしてほしい
との依頼については、23WSJを盛り上げるものは結構なので、認める。
② BS会館の懸垂幕については、デザインを再検討のうえ、準備を進めることとした。
以
- 8/8 -
上
資料:5−4②
23WSJに関する世界スカウト機構打ち合わせ
概要報告
(2014.4.17.現在)
期 間: 平成26年4月7日(月) 9:45〜14:45
場 所: 山口県 防長会館
出席者: スウェーデン連盟
Thomas Frostberg 国際コミッショナー
イタリア連盟
Nicolò Pranzini
派遣団長(ヨーロッパ地域事務局 SFH 担当)
世界スカウト機構
John May
世界スカウト委員会副委員長・23WSJ 担当
世界スカウト事務局
Göran Hägerdal
グローバルディレクター
Hany Abdulwahab Abdulmonem
ユースプログラム部長
John Lawlor
世界行事担当部長
日本連盟
中野 まり
23WSJ副大会長
中野 充
23WSJ・JMT(日本連盟評議員)
出田 行徳
サブキャンプ部長
嶋田 寛
ヒューマンリソーシス部長
高橋 克広
オンサイトプログラム部副部長
日本連盟事務局
佐藤 栄保
23WSJ事務局次長
吉田友訓、木本史郎、平岡努、岩崎広志 各 23WSJ オフィスマネージャー
財部憲治、山内亮治、納山武広 各 23WSJ オフィス特任職員
高野 夏樹
事務局国際部課長補佐
池田 信幸
事務局23WSJオフィス山口事務所長
概 要:
昨年夏のプレジャンボリーと、4月4日(金)から6日(日)に開催した第1回23WSJ派遣団長
会議を受けて、世界スカウト機構(WOSM)との打ち合わせを行った。
プレジャンボリーについては、指摘のあった主な点について、既に派遣団長会議における説明で改善
の方向であることを確認した。その他の点については、既にWOSMから提出されている報告書を確認
の上、引き続き計画を進めることとした。派遣団長会議については、非常に友好的な雰囲気で多くの情
報が共有できたとの評価があった。一方で、大会が近づくにつれ、質問の内容や切迫度が変化すること
から、特に言語的な対応について懸念があるとの指摘があった。
派遣団長会議について
第1回派遣団長会議については、近年の派遣団長会議の中でも最も良い派遣団長会議の1つであった
との評価があった。一方で、今回は第1回の派遣団長会議であったことから、各派遣団の持つ情報が少
なかったことや、初対面で大会組織との関係性があまり築かれていないことから、あまり厳しい質疑が
なかったのではないかとの見解もあった。今後、大会が近づくにつれ、各派遣団が求める情報の内容が
より難しくなり、また回答も短期間で行う必要が出てくると考えられることについても併せて指摘があ
った。派遣団長会議での質疑応答について、今回は質問用紙を用いた質疑応答が功を奏したと言えるが、
大会期間中の派遣団長会議では文書での質疑応答は行えないことから、日本連盟側の対応力を向上させ
る必要がある点についても指摘があった。
ISTについて
派遣団長会議中の説明において、6月にISTカタログを配布するとの説明があったが、そこまで急
ぐ必要はなく、2014年11月もしくは年末休暇前くらいの時期でも良いのではないかとの指摘があ
った(ただし日本画の準備はスケジュール通り進める)
。カタログには、ISTの業務としてどのくら
いの勤務時間が想定され、どういった業務内容が予想されるのかを明記する必要があるが、一方でこれ
らの情報は予定であり、スカウト行事であることから、必ずしも計画通りの運営とならない可能性があ
る旨を明記すべきであるとの意見があった。
ISTの配属については、業務によってISTの出勤率が大きく異なることから、大会として重要と
して考えられる分野(本部食堂、トイレ・シャワーの清掃等)には、より多くのISTを配属する必要
があるとのことであった。特にこれらの重要業務は、業務環境が厳しくなる傾向にあり、総じてIST
の欠勤率も高まる傾向にあることについても併せて説明があった。このような事情から、ISTの配属
にあたっては、各部に均等に予備的なISTを配属するのではなく、欠勤率や業務の重要度を考慮した
配属をすべきとのことであった。またISTの出身国によっても特性があるとのことであった。
- 1/4 -
成人生活エリアについて
成人生活エリアの面積・機能についてWOSM側から質問があり、現状の面積は約16,000㎡で
4千人程度までの対応となること、レクリエーションエリアや売店なども検討していることを説明した。
また、23WSJはアルコール禁止の大会となる予定であることを説明し、WOSMとしてもその方向
で進めてほしいとのことであった。成人生活エリアのレクリエーションエリアについては、過去の大会
での経験から、24時間使える必要があること、交流の場の他に夜勤のISTが休める休息場所も必要
であることが指摘された。特に多くのISTが業務のため夜9時や10時まで働くことが予想され、そ
の後に話をしたり、あるいは騒いだりできる場所を確保しておくことは、ISTのモチベーションを保
つ上でも重要とのことであった。さらに、会場内にISTが業務時間外に集まれる場所があることで、
ISTの外出を減らすことができ、その意味で夜間も営業していた22WSJにおけるフードハウスは
大きな役割を果たしたとのことであった。
フードハウスについて
日本連盟側からまず、フードハウスについては現在、各国派遣団の要望を集めながら、各種規制の確
認作業を行っていることを説明した。
WOSMからは、フードハウスには飲食を提供するという側面の他に、様々な文化を体験でき、また
仲間と交流をしたりリラックスできるという貴重な空間でもあるという他の側面があることに留意す
べきとの指摘があった。その上で様々な制約や展開の可能性について少しでも早く希望している派遣団
に共有することが重要であり、それにより、派遣団によってはそのような制約もクリアできるのではな
いかとのことであった。一方で様々な制約により、従来のような形でのフードハウスを出展できない派
遣団も出てくることが考えられるが、前述のようなフードハウスの役割を整理し、パビリオンのような
形で再定義することで、異なる出店の可能性もあるのではないかとの指摘があった。加えて、一案とし
て第18回世界ジャンボリーでのフードハウスのように、日中はデイビジター向けの料金を高めに設定
し出店費用を捻出し、夜はISTなどへのレクリエーションスペースとして、割引料金で提供するなど
の方法もあるのではないかとの意見があった。
Faith and Beliefs(F&B)について
日本連盟から、過日ウィーンで行ったWOSMとの打ち合わせの後、F&Bについてはよりアクセス
のしやすい場所での実施し、テントサイズを4m x 12mで調整していることを説明した。WOSM
からは仏教の出展数が他の宗教に比べて極めて多くなる計画について、全体のバランスから問題がある
のではないかとの懸念が示された。この点については、今後WOSMの諮問資格団体との協議を中心に
調整することとした。F&Bにおける出展については、宗教団体からの担当者をどのような形で受け入
れるかについて、費用負担も含め整理する必要があることを確認し、その他の協力団体の参画方法など
と併せて大会として調整することとした。
セーフ・フロム・ハームについて
4月6日(日)に実施したセーフ・フロム・ハームに関する打ち合わせの結果を受け、今後、WOS
Mやスウェーデン連盟から大会への支援の形について検討を進めることとした。ただし、現状ではセー
フ・フロム・ハームの全体像が見えないことから、どのような内容をいつ準備するかや、どのような支
援を期待したいのかが分かるプロジェクト計画書を日本連盟側で作成する必要があるとの指摘があり、
今後大会として対応する方向とした。
GDVについて
GDVにおいて現在設定されている6つのテーマについて、「平和」はピースモジュールとの関係や
「環境」問題と「防災」の関係性、さらには世界的に課題となっている項目との整合性など、再度検討
する必要があるとの指摘があった。これらについては既に準備期間が短くなってきていることから、日
本連盟側で至急再検討の上、世界スカウト事務局の担当者と調整する必要があるとのことであった。
出展内容については、約40のブースについて、WOSMのパートナー団体などによる出展を期待し
たい旨について共有し、今後調整を進めることとした。その上で、特に国連機関などに対し、大会への
出展の意義を説明し、各団体の出展のための予算獲得を依頼する説明会の必要性があるとの指摘があっ
た。国連等では概ね予算獲得にあたって1年以上の期間が必要であることから、本年5月ないしは6月
には説明会を行う必要があるとのことで、WOSM主導で開催する可能性も含め、今後調整を行うこと
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とした。また別途、出展が決まった団体については、出展担当者に対し、GDVで期待される内容や資
材の確保などに関する具体的な説明を行う必要性についても指摘があった。これらはWOSMが調整を
主導する場合でも、大会として積極的に取り組んでいることを示し、信頼関係を結ぶことが重要とのこ
とであった。
またGDVについては、22WSJやカナダでのムートでのGDV担当者との情報共有会も可能との
ことであった。
言語について
派遣団長会議の総評でも指摘があったように、プロトコル上の問題も含め、言語についてはWOSM
として率直に言って憂慮しているとのことで、更なる改善が必要とのことであった。直接の言語対応の
他、情報提供の方法について早急に整理し、WOSM側と共有するよう要請があった。
また、この点についてWOSMとしての対応を行うため、日本文化にも通じた日英通訳者を1人、W
OSM担当通訳として確保してほしいとの依頼があった。
大会としては現状、英語での対応に注力する必要があり、仏語に対しては最低限必要と考えられる重
要文書についての対応ができれば良いとのことであった。またスペイン語、アラビア語についてはフラ
ンス語と同程度のニーズがあると考えられるが、スペイン語については、言語的にフランス語とも近い
こと、一方、アラビア語圏からの参加者は英語が苦手なケースが多いことなどの情報提供があった。
インターネットについて
近年の世界行事では、インターネットが食事やトイレ、飲料水やシャワーといった項目に準じる重要
なインフラとなっていることから、必ず一定以上の対応が必要とのことであった。サブキャンプにおけ
る対応も必要であるが、それ以上にGDVやサイエンスなどのプログラムエリアではインターネット環
境がほぼ必須であり、この点については大会として検討が必要との指摘があった。
ワールドスカウトセンターについて
ワールドスカウトセンターの概要については派遣団長会議で確認した内容で概ね理解が得られた。ワ
ールドスカウトセンターにおけるWOSMの展示については、会場の確保に加え、日本側でバナーの出
力や展示用品等の確保が行えれば特段大きな課題はないのではないかとのことであった。
セレモニー・アリーナについて
セレモニーの内容について、スピーチなどではなく、大会参加者が楽しめる内容が重要であるとの指
摘が改めてなされた。その上で、海外でも知られているような日本のポップカルチャーなどを取り入れ
てはどうかとの意見があった。セレモニーにおける内容は、全体として受け身なものではなく、インタ
ラクティブなものを目指すことが必要とのことであった。また、大会参加者の多くは英語もフランス語
も日本語も話さない場合が多く、言語を中心に用いた進行は機能しないため、音楽やダンスでの雰囲気
作りや、ジェスチャーや非言語的な手段での進行が重要とのことであった。その意味でスクリーンの活
用は重要な要素であるとのことであった。挨拶については最小限にすることを前提とした上で、内容の
確認が非常に重要であり、全ての挨拶は総合的な検討の上、事前に作成するなどして、大会として、ま
たWOSMとして、責任を持った対応が必要とのことであった。
また、プロトコル上の課題や主催であるWOSMとして発信したい内容もあることから、早い段階か
らWOSMとセレモニー部との信頼関係を構築することが非常に重要であることを確認した。
アリーナの場所の変更については、平坦な場所であり、地面が砂地であることから砂埃の心配がある
ことについて指摘があった。3万人の移動により砂埃が立つと、着席をためらうことが予想され、たっ
た状態のままであると進行上や安全面で大きな課題となるのではないかとの指摘であった。また雨天時
の対応についても懸念が示された。一方で、これらについてはプレ大会であげられた移動時間や導線の
問題への解決策であることにも理解が示され、今後対策について日本連盟側で検討することとした。
プレ大会からの改善としては、熱中症予防も重要であり、夕方以降にセレモニーを実施することが推
奨されるとのことであった。
セレモニーについては、WOSMのサポートチームの他、スウェーデン連盟からの支援も検討されて
いるとのことであり、これらについては今後調整を進めることとした。
ウォーターアクティビティについて
プレ大会でも多くの希望があったが、非常に暑い気候であることから、月の海の利用をはじめとした
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水の活動が必要なのではないかとのことであった。月の海でのビーチの活用については、サブキャンプ
単位での利用となると面積的な問題があること、フリータイムなどに活用するかどうかの如何に関わら
ず、安全管理上、活動中および非活動中の管理についても検討が必要であることが指摘された。
リスク管理について
水辺での活動の他、大会の各種モジュールや大会全体としてのリスク管理文書について、早い段階で
確認を行いたいとの希望が世界スカウト委員会担当者から要望があった。併せて、リスク管理文書につ
いては派遣団との共有が必要との見解が示された。リスク管理文書の他にもガイドラインに示される文
書があることからこれらについても早急な対応が望まれるとのことであった。
セクシャルマイノリティの出展について
レインボーカフェと呼ばれるようなセクシャルマイノリティグループからの出展希望があることか
ら、その対応について検討を行った。文化や宗教によっては受け入れられない場合もあるが、一方で人
権的な側面からの意見もあり、対応については結論が出なかったことから、WOSM側で持ち帰り対応
を検討することとなった。
サブキャンプでの女子スカウトに関する対応について
過去の大会からの経験によると、一部の派遣団や派遣隊において、女子スカウトを他隊の男子スカウ
トから離して野営させたいとの希望が出るケースがあるとの情報が共有された。
外部団体の参画について
外部の協力団体の参画については、スカウト関係の組織の協力の他、企業・団体等の出展も予想され
ることから、出展の資格や出展料金、参加費の負担等について整理する必要があることを確認した。
特にWOSMの諮問団体や協力団体については別途対応が必要と考えられることから、今後調整を進
めることとした。
準加盟、非加盟の連盟の参加について
アフガニスタン、ベトナム、ラオス、イラクやマリなど、WOSM非加盟の連盟の大会への参加につ
いては、ガイドラインに基づき世界スカウト委員会の承認が必要であることを確認した。特に参加に関
する希望や推薦がある場合には、これらを大会としてリスト化し、関係地域事務局等に確認の上、調整
することを確認した。
準加盟国については、参加に関して特に問題はなく、アリーナでの国旗掲揚を含め、正加盟国と同様
の扱いとなることを確認した。
大会予算について
これまで大会から提供されている情報は、これまでの世界行事の中でも最も具体的かつ総合的であり、
日本連盟側として課題がなければ特段WOSMからの意見はないとのことであった。
オペレーションきららの実施については、できるだけ早い段階で地域事務局との調整が必要であると
の指摘があり、大会として政府支援の状況を踏まえながら対応することとした。
WOSMの大会へのサポートチームの編成について
WOSMチームの編成は、あくまでも大会組織への支援のためであることが改めて説明された。
WOSMとしては今回の訪日での情報を持ち帰り、具体的な編制について検討を行う方針であること
が説明された。
加えて、大会期間中の重要な意志決定については大会主催者としてWOSMの参席が必要であり、通
訳を介した説明でも構わないので、必ず参画できるよう要請があった。
24WSJとの連携について
日本連盟側から次回のホスト国であるアメリカ・カナダ・メキシコ連盟の連合ホスト体との連携を、
早い時期に始めたいことから、WOSMに連絡調整を依頼した。
以 上
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資料:4−1
16NJ/30APRSJにおけるWOSM視察報告
30th Asia-Pacific Scout Jamboree/16th Nippon Scout Jamboree
Kirara-hama, Yamaguchi, Japan; 1-7 August 2013
Report of the WOSM Observation Team
The mission of the Observation Team was to look at the Jamboree from different perspectives as it
doubled as a rehearsal event for the 2015 World Scout Jamboree. We did so by talking to
participants, Contingents and Jamboree Organisers.
The youth participants were generally very happy and enjoyed the event. In this report, however,
we have chosen to highlight a few things that might require some attention before 2015.
1. Climate
The weather this time of the year is very hot and humid with temperatures exceeding 30 degrees
celsius. Even though the Contingents were prepared for this, the majority had not realised quite
how much it would affect everyday camp life (programme, equipment, hygiene, hydration etc). For
the WSJ 2015 it is important to look at what the organisers can offer (in the form of unit and other
equipment, preparatory info etc) and site-related improvements (like more water points, showers
and shade). The programme of the WSJ also needs to be adapted to suit the weather conditions
(e.g. schedule activities earlier/later in the day).
2. Culture
As this was primarily a National Jamboree it was of course mainly catered towards Japanese
participants, which will not be the case in 2015.
There were some challenges in communicating with the management of the camp, both due to
language difficulties (see below) and its hierarchical nature. It was not always clear who was in
charge (neither to us nor the management itself) and quite little room for flexibility. For the WSJ
2015 there needs to be a clear management structure (with the formal corresponding with the
informal), to make sure that the best interest of the participants is always in focus.
3. Language
Most people involved in the Jamboree had very limited English skills, which of course affected
communication. This will be a challenge on many levels for the WSJ, as it will be difficult to have
internationals in the Planning Team (or share experience from previous Planning Teams),
communicate with Contingents before and at the Jamboree and interact with participants on site.
This also affects the aforementioned communication with the management, as it is important for
WOSM to have a good relationship with them.
4. Food
Food will always be an issue, as participants from different part of the world have different
preferences. The packed lunches at this Jamboree were a bit too sweet and lacking in nutrients for
the international participants. The amount of fruit was quite limited, and should be increased. A
model of food distribution was used for participant food. It might be worth considering an
alternative setup with shops etc for the WSJ.
5. Site/Infrastructure
The site is quite good, easy to navigate and nicely located by the water. There are, however,
limited possibilities for swimming and water activities.
The Dome is an asset as it provides a large indoor area (it has not yet been decided what it will be
used for during the WSJ 2015, during this Jamboree it was Jamboree HQ, Media Centre and NSO
Exhibition Area) and also works as a landmark.
There were some infrastructure challenges such as not enough water points, showers and toilets.
Because of the heat, this is a health issue in several ways (hydration, hygiene etc). In addition to
more water points for drinking water (where participants can re-fill their bottles free of charge, as
opposed to the vending machines) there needs to be stations where they can cool off. The
participants should also be able to purchase basic hygiene products like toothpaste, soap etc.
The site was quite dark in the evenings, so more lighting both in subcamps and along the roads is
needed for the WSJ. There should also be areas where participants can just hang out. The plaza
was an option during daytime, but it closed at 17.00 and even if it had stayed open longer, more
areas were needed.
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Due to a rainstorm that occurred halfway through the camp, many of the subcamps and unit areas
were flooded. The organisers solved this by evacuating the participants of the most affected
subcamps overnight to the Dome. The heavy rain also caused waste pits in unit areas to flood. The
main problem is the soil of the site, which does not allow for the water to drain properly even in
normal weather conditions.
6. Programme
Generally the programme seemed to have worked well, however it would advisable to review the
schedule of activities proposed so as to ensure coherence with the Jamboree educational
objectives, concept and theme.
There was some feedback that the programme was aimed at a somewhat younger audience, but
apart from that there were no major issues. All programme activities outside of the subcamps
closed at 17.00, as the organisers wanted to encourage the youth participants to return to the
subcamps for evening activities. This meant that there was no evening entertainment for IST, and
also that the food stands, shops etc. lost revenues. The task distribution among IST was quite
uneven (some working very long, and others very short days), and WSJ 2015 will probably face
similar challenges in this area as previous WSJs.
We had a good meeting with the Arena Events/Ceremonies Team and are planning on having close
contact with them. A meeting with representatives from the 2011 WSJ Arena Events Team, the
2015 WSJ Ceremonies Team and WSB staff is scheduled for spring 2014.
Generally, both participants and leaders were pleased with the Hiroshima Peace Programme. There
were some reports of the museum becoming quite crowded at times. It would advisable to examine
the scheduled flow of participants throughout the day to see if this can be addressed.
An interesting and informative video was shown on the bus ride to Hiroshima, so as to inform
participants as to its historical significance. Unfortunately, many of the Scouts were asleep as it
was shown. It might be better to assign patrols a preparatory challenge to learn about Hiroshima
before their trip there. This could also be included as part of the Join-in-Jamboree programme.
Overall the only major disappointment seemed to have been that not all were able to visit
Hiroshima. This was due to limited capacity, which will not be the case for WSJ 2015. None of the
international Contingents that we spoke to felt that the topic and historical context was a problem.
For the World Scout Jamboree we do, however, recommend that the Hiroshima visit (not the
programme as a whole) is optional. Not on an individual, patrol or unit level, but on Contingent
level.
7. IST
IST Job allocation was somewhat unbalanced and working hours uneven. Some ISTs had to work
very long hours without rest. English explanations were limited, as was job training. There
appeared to be no spare time activities or rest areas at the IST camp.
Conclusions
Overall, we see that the 23rd World Scout Jamboree has the potential of being an excellent youth
event. Nevertheless, we believe that it is important that the Jamboree Management Team take
action to address the issues highlighted in this report, especially linked to infrastructure - as these
are essential to ensuring a good Jamboree experience for all participants. As ever, the World Scout
Bureau and the World Scout Committee is available to support, where needed.
As the Jamboree is getting ever closer, it would be helpful for the World Scout Bureau and the
World Scout Committee to have access to more planning material, notes of Jamboree Management
Team meetings and internal reports in English, so as to have a clear understanding of the status of
Jamboree preparations and to be able to structure our support to the Host Committee accordingly.
We encourage the Jamboree Management Team to take action on this and are available to support
of discuss further if needed.
Members of the Observation Team
Ms Annette Byrne, (Ireland)
Mr Callum Farquar (United Kingdom)
Ms Kristin Frilund (WSB-CO)
Mr Göran Hägerdal (WSB-CO)
Mr Ken Lacey (Ireland)
Mr John May (WSC)
Mr JR Pangilinan (WSB-APR)
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