...

現代教育論(丹野義彦)シケプリ

by user

on
Category: Documents
17

views

Report

Comments

Transcript

現代教育論(丹野義彦)シケプリ
学生運動の劣鋭化―連合赤軍、浅間山荘事件
現代教育論(丹野義彦)シケプリ
1970 三島由紀夫の自殺
乱塾(一般商業誌に大学入試の結果が載るようになった Ex.サンデー毎日)
中西 良介
落ちこぼれ
非行(ツッパリ)、家庭内暴力―開成高校事件
1979 共通一次試験開始
学校教育の病理
1980
a. 校則強化
b. いじめ
これら 3 つの関係は?
非行、校内暴力
c. 対教師暴力
いじめ+自殺(青年)―1986 中野富士見中学校事件
管理過剰―遅刻、持物調査
①悪循環説
登校拒否
1990
b
a
先輩後輩関係
a
悪の根源は厳しい校則→校則を緩めれば?
c
オカルト、オタクブーム
新々宗教―オウム真理教(地下鉄サリン事件)
いじめ
1995 阪神淡路大震災
②エスカレート説
教師ナイフ刺殺事件
学級崩壊
受験
ストレス
b
c
2000
a
キレる 18 歳、児童虐待
NEET、引きこもり、学力低下
2008
③板ばさみ説
非行
a
b
開成高校事件
→校内暴力を抑えるために取った行動が裏目に
1977 年 10 月 30 日に起こった、開成高校 2 年の生徒を寝ている間に父親が首を絞めて殺
害した事件。
日本の教育の大きな流れをみると③が妥当かも。
殺害の理由は生徒の家庭内暴力であった。
最近では学力低下、ニートなどの問題も
中野富士見中学校事件
1986 年 2 月 1 日に起こった、富士見中学 2 年の男子生徒が父親の故郷である盛岡の公衆
1960
トイレで首を吊って自殺した事件。床には遺書が残されていた。
1964 東京オリンピック
自殺の原因は中学校でのいじめ。いじめグループの主催により「葬式ごっこ」まで開か
非行(第二のピーク)
れ、教師も加担していた。
1968~69 大学紛争
1970
団塊の世代の大学入学
シラケ(スチューデントアパシー)+暴走族
1
2
A.器物損壊 School Vandalism
放置―Ex.掃除をしない、たばこの吸い殻、ゴミの放置
②
深刻
学業 不適応
1984 初めての教師死亡事件(青森県、中学校)
非行価値
③
管理 体制
受験 体制
学歴価値
学校
破損―Ex.掃除用具、ロッカーの破壊など
落書き
破壊―Ex.ガラス、消火器、放火など
①
④
B.生徒間暴力
非行
校外非行集団との接触―カラオケ、ゲーセンなど
校内暴力
↓
①70 年代、受験体制の性質強→乱塾、挫折、家庭内暴力
金品の強要(カンパと称される)
②非行をしている中では非行は楽しいもの
外部集団の校内侵入―文化祭、学校の近くの公園で騒ぐなど←学生を刺激
③非行対策
↓
④いじめ、不登校
抗争( やられる前にやれ 、他校の集団にやられるという恐れ)
③によって表での非行などはなくなったが、裏ではいじめが生まれた。
校内非行集団の結成
↓
非行集団への魅力―他生徒への優越感、先生に叱られなくなる
学校は常に板ばさみ状態
いじめられなくなる、集団でいるのが楽しいなど
学力を重視するといじめなどが、ゆとりを重視すると学力低下が問題となる。
↓
正常集団(正義感、教師に協力的)への中傷―正義感、リーダー性を持つ子供について
校内暴力
いきにくくなる
1.現象
→分裂状態
分類
弱い者いじめ―優位性維持のため。スケープゴート
深刻
A.器物損壊
B.生徒間暴力
クラス:教師が何もしなければ仲の良いもの同士で集まって派閥を形成する
C.対教師暴力→グラフ:対教師暴力の発生件数(ピークは 83 年、ほとんど中学校)
(体罰)
教師の役割:派閥形成の防止、班(グループ)作り、リーダー作り、
cf.リーダー性を持つ子は私立学校に行く傾向があり、公立学校には少ないといわれる。
件数
非行集団:リーダーを中傷する―生徒はリーダーについていきにくくなり、リーダー性を
持つ子とほかの子との絆が薄れる
→クラス内秩序の崩壊
→弱い者いじめ、見て見ぬふりをする層の形成
1970
1980
1990
2000
2010
→非行集団に取り込まれる
→玉突現象―被害者の加害者化
3
4
いじめられるのが怖くて他者をいじめる
①外的要因
―パシリにされる(本当は被害者)
Ex.家からお金を持ち出される
人 金
校外の非行集団
非行集団の維持方法
(暴走族)
脱落防止策―外見を変えさせる
人
不良顕示スタイル(Ex.パンチパーマ、番長スタイル)
中学内非行集団
(番長)
力
力
金
リンチ
他の中学の非行集団との抗争に利用
組織暴力団
二次的非行―Ex.パシリをさせる、親の退職金を盗むなど
不良が 5%を超えると教師による指導が不可能(本来、リーダーシップをとる人がハブられ
対策
てしまうため)
1.接触を断つ
オートバイの 3 ない運動(乗らない、乗せない、買わせない)
C.対教師暴力
2.番長集団の解体
(学年の隔離)―番長の跡目相続を防ぐために校舎を学年ごとに隔離する。Ex.3 年 3F、
教師挑発
2 年 2F、1 年 1F など
規則への段階的違反―教師の態度を確認するため
↓
違反の合理化、公然化(教師の足並みがそろっていないことに付け込み、強く注意する教
小学校ではいじめ対策として学年の壁をなくす方がよい
師に、それほどでない教師を引き合いに出す)
cf.高校には退学制度があるため、中学ほどひどくならない
↓
cf.女子高生コンクリート詰め殺人事件
授業妨害―Ex.奇声、立ち歩くなど
1988 年 11 月、数名の少年が当時高校 3 年生の女子を誘拐。41 日間にわたり監禁し、レ
↓
衝動的対教師暴力(仲間の前で怒られて従うのはカッコ悪いから…)
↓
イプや苛烈な暴行を繰り返して死亡させた。遺体の処分に困った少年らは遺体をドラム
缶に入れてコンクリート詰めにして遺棄した。事件は少年が別件で逮捕された際の供述
挑発的行動―Ex.殴るふりをして挑発など
によって明らかとなった。
↓
計画的対教師暴力(80 年代、90 年代)
②内的誘因の増大
→教師は 体を張って 職務に臨んだ
中には自殺する者や、負傷する者、殺される者もいた
学校への不満、欲求不満
1.学業不振→教師へのうらみ→対教師暴力
成績
2.原因と対策
―原因
1
21
―対策
外的要因
内的要因
誘因の増大
①↓
②↓
抑止力の低下
③↑
④↑
5
下位
中位
上位
78
知能が低いわけではない
6
cf.自己顕示性は学生運動のころ一時期メディアにもてはやされた
cf.まじめな子はかわいそうだという意識も
―親や教師の言いなり→目先の非行の方が楽しい
忠生中学校事件―メディアを巻き込んだ、生徒の自己中心性を示す事件
1983 年、忠生中学校の男子生徒が当時 38 歳であった八木先生を、殴るふりをしたりして
2.自己評価の低さ―落ちこぼれ意識
からかったところ、八木先生は身の危険を感じ、持っていた果物ナイフで生徒の胸を刺し、
教師や生徒に無視される、評価されていないと思ってしまう
全治 10 日間のけがを負わせた。はじめメディアは八木先生を批判したが、校内でのツッパ
リグループによる器物損壊や対教師暴力などの実態が明らかになるとメディアの態度は一
3.将来への展望の喪失
変した。また、PTA も八木先生への寛大な処置を求めた。八木先生は原爆病であり、平和
展望があれば今 非行に走るのは損だ という意識が生まれる
教育に力を入れる温厚でまじめな教師であった。
→なければ目先の楽しさにとらわれてしまう
横浜浮浪者襲撃殺人事件
対策(番号は各原因と一致)
1983 年 2 月 5 日、10 人の少年たちが「風太郎(ぷうたろう)狩りゲーム」と称して、浮浪
1.わかる授業→ゆとり教育(→学力低下)
者を次々に暴行し、当時 60 歳であった須藤泰造を死亡させた。取り調べに対し少年たちは
2.肯定的自己像の育成
「乞食なんて生きてたって汚いだけでしょうがないでしょう」
「乞食を殴ったぐらいでなぜ
Ex.小学校における誕生日前の○○君のいいところ作文など
3.進路指導(ただし、現在の中学では進路指導ではなく進学指導…)
こんなに騒ぐんです。こんな程度で警察までガタガタするなんて、変じゃないですか。本
当はみんな、乞食が減って喜んでいるくせに」「相手は無抵抗で、面白いからやった」
「も
やもやした気分が晴れてスッキリした」
「スリルがあった」などと述べていた。
③外的抑止力の低下
直接的抑止力=警察
対策
間接的抑止力=学校―言葉と教育による(学校内の暴力は予想外の出来事)
1.個別指導(他の生徒の目の届かないところで)
=家庭のしつけ(補導された生徒の 69.1%は放任主義の家庭の子供)
2.暴力否定宣言
3.民主的集団作り
Ex.生徒会活動
対策
1.手口の研究(校内暴力のパターンを探る)
4.部活の活性化―先輩後輩関係の問題
対応の研究
マニュアル化、役割分担
→現在校内暴力は沈静化しつつあるが、予断を許さない状況
2.毅然とした教職員の態度―教職員の団結
3.家庭との連携
体罰・管理主義教育
4.早期発見、早期指導―エスカレートした場合指導が大変
→生活管理→行き過ぎると管理主義
④内的抑止力の低下
禁止論
許容論
古典的、形式的
①
②
現代的、実質的
④
③
規範意識の低下
(a)自己中心性が強くなったとき
①形式的禁止論
Ex.責任転嫁、相手の痛みがわからない
規範意識が薄れる要因
(b)自己顕示性―目立ちたがり
・学校教育法 11 条
○懲戒
7
体罰の禁止
×体罰
8
体罰の範囲
③実質的許容論
正座、トイレに行かせない、遅刻した生徒を入れないなども体罰に含まれる
体罰がどのような局面でなされるのか→非行対策
・子どもの人権侵害
①
・単なる暴行
②
③
②形式的許容論
④
・愛のムチ論
cf.水戸市第五中学校事件―スキンシップ判決
1976 年、体力測定の際に「補助係の男子生徒が自分の悪口を言った」と思い込んだ女
①対教師暴力(正当防衛)
性教員が男子生徒を拳で殴るなどの体罰を与えた。男子生徒は 8 日後に脳内出血によ
Ex.目黒十中事件
り死亡した。
他の中学の生徒 7 人が目黒十中へ押し掛けてきた際に、教師が他校生を殴打した事件。
水戸簡裁では教師の暴行を認めて、罰金刑。しかし、教師が正式裁判を求めた。水戸
地裁では教師の暴行が「私憤」であるとして罰金刑。しかし、教師が控訴。東京高裁
②生徒間暴力、いじめ
では「教師の行為は軽くたたいただけで、正当な懲罰の範囲」とし、「
『体罰』と死亡
Ex1.安藤中学校事件
には因果関係はない」として無罪判決をだした。
1981 年 3 月、「催眠術遊び」と称していじめを行っていた生徒に対し、教師 3 人が殴
この事件は体罰の正当化の法的根拠としてしばしばあげられるものである。
る、蹴るの暴行や長時間にわたり正座をさせ、生徒に肉体的苦痛を与えた事件。裁判
所は生徒の指導の必要性は認めるが、学校教育法 11 条に基づき、生徒に肉体的苦痛を
・「教育」の「教」という字は「ムチを持って子供に教える」という意味?
与えるのは違法であるという判断を下した。
・限定容認国
Ex2.生徒生き埋め事件(福岡)
ヨーロッパ先進国ではある一定のレベルまで体罰が許される国が多い
1989 年 9 月 12 日、福岡市立壱岐中学校で二人の男子生徒が恐喝事件に関与した疑い
親○
があるとして教師らが校内で事情を聞いたところ、生徒らは関与を否定したため、教
教師―親の代わりに体罰 in loco parentis(Latin) (in place of parents)
師ら 7 人は生徒を車で拉致して、海岸へと連行し、生徒を首まで生き埋めにして自白
キリスト教の性悪性に基づき教師の体罰は許される。ただし条件付きである。
を強要した事件。
条件
1.理由が明確
③規則違反
2.方法が決められている
Ex.茨城県水海道市の中学校
3.部位が決められている
1983 年 2 月 26 日、お菓子を食べながら遅刻してきた生徒を教師が叱ったところ、生
4.体罰を行うことができるのは校長か校長が認めた人物のみ
徒がつかみかかってっきたので教師は生徒を投げ飛ばし、足の骨にひびが入るけがを
5.第三者の前で行う。他の生徒の前では行わない
負わせた。
6.体罰の記録を取る
④授業不成立状況(授業崩壊)
→規範のない日本では体罰が始めると逆に危険
cf.授業三悪―おしゃべり、遅刻、忘れ物
cf.教師が体罰を行う理由(アンケート)
・しつけ委任論―親が学校にしつけを委任
9
10
1.おしゃべり
いじめ
2.規則違反
1.統計(中学生)
3.指導に従わない
4.非行
警察の認知
5.けんか、いじめ
学校の認知 公立中学 7 割 1 校あたり 7.4 人
6.サボり
5 万/500 万人=1%
7.忘れ物
親の認知 15%
1500 人(0.04%)
生徒の認知(悪質ないじめ) 40%
生徒の認知(軽微ないじめ) 75%
④実質的禁止論
非行
対教師暴力
弱い教師への反抗
体罰
いじめの増加
2.経過
①鞘当て段階
体罰を用いない指導
クラス替えなどの後、無差別にからかったりする。そのうち標的にされやすい子供が出
a)倫理的要求
てくる。
放任や体罰ではない毅然とした態度をとる
②流動性段階
生徒がエスケープ→エスケープした生徒の個別指導→ツッパリ防止
相手が困っているのを見て楽しむ
立場の入れ替わり―いつ自分がいじめられるかわからない恐怖心から、加害者や傍観者
b)「わかる授業」
になるものが生まれる
「非体罰宣言」―教師が暴力を振るわないとわかると生徒の標的にんる可能性がある
対策:学級通信―親にも読んでもらい PTA とも連携を取る
掃除はするように強要せず、生徒がやらずに帰ってしまったら教師一人でやる
集団の力学―社会心理学的メカニズム
③固定化段階
いつ自分がいじめられる川からい状況寄りは固定化したほうがいい。(スケープゴート)
―とにかく気の長い指導
cf.森田洋司の研究
生徒管理
1.制定強化(校則)
19→20
被害
16→9
被害者
加害者
観衆
傍観者
6→16 あおる
33→44
6 つの層に分かれる
11
仲裁者
歴史的な流れ
3.罰則強化(体罰、退学)
加害者
2.点検強化(持物検査)
20→8
12
7→4
小学校 100%
中学校 100%
殺人
Ex.大阪・高校同級生殺人事件
小学校→中学校で被害者減少=いじめが特定の子供に固定化、いじめの長期化、残酷化
≠いじめの減少
1984 年 11 月 2 日、大阪産業高校一年で柔道部に所属していた A が、頭を金槌で 70
回以上殴打され、両目がつぶされた状態の水死体で発見された。犯行を行ったのは同
じ柔道部に所属する同級生の B と C で、B と C は A からいじめを受けており、教師に
cf.いじめの発生件数
相談しても、A は教師の前では学級委員長をやるなどの優等生ぶりを発揮していたため、
小学校から徐々に増加。中一がピーク。それからは徐々に減少し、高校に入ると退学な
相手にされなかった。このままでは A に殺されると判断した二人は、殺害計画をたて
どのリスクが増えるので激減する。
て実行した。
・被害者
・いじめによる自殺
いじめのレッテルの拡大←「弱い者いじめ」
1986 年中野富士見中学校事件
成績(上 22%、中 32%、下 46%)
中二の生徒がいじめを理由に盛岡の公衆トイレで首つり自殺。その生徒は、パシリ的
真面目、正義、教師側、学級委員長、成績上位者のマイナスイメージ化が進む
存在で、転校してもいじめられて絶望していた。
遺書「俺だって死にたくない。けど、生きてたら生き地獄になる。」
集団の画一化―「出る杭は打たれる」←個性を殺すことに…
→メディアに大きく取り上げられた
1995 年にも同様の事件発生
→目立ちたくない心理
→外部から来た者がいじめられる。Ex.帰国子女、転校生
3.原因
cf.転校
日本ではいじめられた子供に転校を進めるが、転校生はいじめられやすいので実際には
意味がない。海外ではいじめた子が転校させられるのが一般的。
外的
内的
誘因↑
①
②
抑止力↓
③
④
④手口の陰湿化
①外的誘因の増加
・言い訳づくり―教師に見つからないようにあらかじめ計算している
非行集団による弱い者いじめ
→教師に見つかるような大胆なものは教師の出方を見る者の可能性あり
クラス
・粗暴化
スケープゴート:非行集団
Ex.プロレスごっこ、サンドバック化
に引き込まれる、傍観者
・ボスの命令
リーダー
⑤非行化の段階
・手口の犯罪化
万引きの強要
非行性のある子供
外部とつながって非行集団を形成す
校内暴力
るとリーダーをやじるなどして、リ
性犯罪
ーダーを中心とする絆を弱くする
Ex.服を脱がせる、のぞきなど―学外だと明らかに犯罪だが学内だといじめですまされる
13
14
Ex.質問:クラスの中で、グループで一緒に勉強したい人、したくない人を 3 人あげてく
②内的誘因の増加
ださい。
校内
学校側の
生徒側の
暴力
管理強化
欲求不満
いじめ
→クラスの人脈図を作成
→人脈図の中で孤立する生徒がいた場合、その子がいじめられている可能性がある
持物検査
服装チェック
実際にはこのようなことをしなくても教師と生徒が一対一のコミュニケーションをとっ
③外的抑止力の低下
ていればわかるはずのことである。
教師からの不可視性
1)手口の偽装、正当化
②いじめへの介入
2)動機が不明
ロールプレイ role play
3)被害者加害者が流動的でわかりにくい
4)被害者や周囲の子がなかなか教師に言わない
クラスの一人一人に「仲間外れ」をテーマに物語を書いてもらう。
5)教師の多忙化―生徒と一対一のコミュニケーションをとる時間が減っている
→たいていの生徒は自分勝手な生徒が仲間外れになって、転校するというシナリオを書
く
④内的抑止力の低下
→その中の一つを取り上げて、クラスのリーダーに途中まで演じてもらう
→教師は劇を中断させ、仲間はずれの生徒が中断しなくても済むようなシナリオを考え
面白い
させる。
いじめ
善い
悪い
→作り直したストーリーを班ごとに演じてもらう。このとき一人一人が被害者役を経験
する。
→被害者の気持ちを理解
まじめ
③いじめの予防
レヴィンの実験―専制的リーダーシップといじめ
面白くない
11 歳の少年少女 5 名を 1 グループとし、各グループごとに大学生のリーダーを設置。だ
子どもにとっていじめは悪いが面白いものである。
学生はあらかじめリーダーシップの取り方を決められている。
相手の苦しみを理解できないからいじめるのではなく、理解できるからこそ面白がってい
じめる。
cf.お笑いブーム=いじめのピークという結果も…
専制的リーダーシップ
民主的リーダーシップ
方針
リーダー
討議
仕事の分担
リーダー
合議
テレビのお笑い番組には人の困っているのを見て楽しむ一面がある。
見通し
子供はリーダー任せのため
見通しを持たない
見通しを持つ
4.対策
結果 量
○
○
①いじめの発見
結果 質
受動的
積極的
雰囲気
弱い者いじめ
友好的
ソシオメトリックテスト―社会心理学
クラスの中の集団を調べる方法
15
16
専制的グループの中で Tom 君がいじめられていた
↓
Tom 君を民主的グループに入れるといじめられなくなった
中学生
50000人
小学生
12000人
↓
専制的グループの中で John 君がいじめられるようになった
専制型リーダーシップ→いじめ
1970 1980 1990 2000 2008
管理主義
集団主義
民主的リーダーシップ→いじめ
学校嫌い
①精神疾患による(うつ病、精神病)
cf.学校―集団主義になりやすい。学校とは社会性を身につける場であり、集団を体験す
る場である
②怠学(非行型)―学校に行ってもつまらないから行かない
③神経症型=学校恐怖―学校に行きたいけど行けない
狭義の不登校
小学校
急性型―ある日突然行けなくなる。
「優等生の息切れ型」
異年齢集団づくり⇔同年齢集団
慢性型―過去に何度か行かない時があった。「甘やかされ型」
きょうだいづくり
2.経過
昔
神経症型
地域社会―異年齢集団。年齢による弱者強者の関係が強い。
①身体症状―頭痛、腹痛など
心気的時期―軽い症状を強く思いこむ
年長=強者
②暴力合理化の時期―登校しないことに理由をつける
年少=弱者
強者の弱者に対するいたわりが自然と身に付いた
家庭内暴力
現在
家庭内暴力
同年齢集団が多くなり、弱者に対するいたわりが自然と身に付かなくなり、いじめを抑
制する者が少なくなった。
多くの場合不登校と重なる
中学校
非行が下の学年に影響しないように学年隔離政策をとる―非行の番長の後継ぎ出現防止
不登校
非行
不登校
1.類型
長期欠席
周囲からは葛藤の時期に見える
経済的理由
500 人/年
不就学―親が学校に行か
年 50 日以上(数年前)
せない(経済的理由、カルト宗教、虐待)
年 30 日以上(現在)
身体的病気 13000 人/年
「学校嫌い」 50000 人/年
17
登校強迫
葛藤
登校不安
広義の不登校(登校拒否)
18
③怠惰、内閉期
③発生件数
暴力に意味がないと気づくので、暴力は減る。ひきこもり状態。
④回復期
次第に外に出られるようになり、登校開始。
不登校は、個人差はあるが一定期間で元の生活に戻る場合も多い。
1
6
3.原因
小学校
1
3
1
中学校
3
高校
・性格因
・家庭の養育因
・学校因
4.対応
①
1次原因
学校状況
1.子供同士の関係
1次結果
不登校
2.学校の雰囲気
2次原因
①
①不登校児へのアンケート―なぜ学校に行けなくなったのか?
登校刺激
3.いじめ―学校の裏サイトなど
2次結果
②森田調査 教育社会学
親
3次原因
公式 5 万人
本人
教師
葛藤
登校強迫
1%
3次結果
神経症症状
早退、遅刻 25%
67%
登校刺激
登校不安
不登校体験 17%
登校拒否感情
②
③
対策
①学校状況の改善
少数派
②登校刺激をやめる
中学生 500 万人
「学校に行かなくてもよい」よいう保証を与える
不登校は誰にでも起こりうる
「行かせる」―小学校低学年には効果があるといわれるが、年齢が増すにつれ逆効果と
なる
③不安や葛藤の解消
カウンセリング
心理療法
④不登校児の場―各県で実験的に行われている
夜間中学
私塾
19
「東京シューレ」
20
cf.東京シューレ
O レベル試験―義務教育修了時の成績―簡単
東京シューレとは 1985 年に不登校児を抱えていた奥田圭子さんによって作られた、不
A レベル試験―大学入学資格試験―センター試験のようなもの―かなり難
登校児の学び場として活動しているフリースクールのことである。学校へ来ることを
強制しない方針をとっている。数年前に学校と認められた。
階級社会
不登校児の数
複線型教育制度
単線型(アメリカ)
進学率不変
過熱がない
2005
cf.日本の教育制度は第二次世界大戦でアメリカに負けてアメリカ型(単線型)となった。
2005 年以降不登校児の数は停滞しているがこれから先どうなるかは不明。
学歴社会と世界の教育制度
もとはヨーロッパをモデルにした複線型であった。
ドイツ
学歴社会と世界の教育
複線型
↓
G
25%―中産階級
入試過競争
R
25%―下級技術者
↓
H
50%―労働者
→義務職業教育
落ちこぼれ
↓
アビトゥーア(国が実施)―ギムナジウムの卒業試験
教育病理(非行、いじめ)
大学入学資格試験
アビトゥーアに合格すれば好きな大学に行ける
1.世界では プリント「世界の教育制度と学歴社会」参照
→人気のある学部に集中(医学部など)
イギリス
→待機期間制度―アビトゥーアの成績によって「∼年待ち」となる
独立学校部門
入学してからも
金持ち、貴族→パブリックスクール(寮生活、5 年制、うち 3 年は義務教育)→オックス
平均で 7 年―大学に行くよりも義務職業教育を受けて手に職を持つ
フォード、ケンブリッジ
ほうがいいという考え方もあり、大学自体にあまり人気がない
公営部門
フランス
三分方式―イレブンプラス試験によって 3 つに分けられる
複線型
GS
20%―中産階級
バカロレア―大学入学資格試験―合格率 60%―難
TS
10%―下級技術者
MS
70%―労働者
階級意識が強く、学校制度によって固定される
グランゼコール―高等技術者や官僚などを輩出
→最近では CS に統一されつつある。三分方式が残るのは地方。
21
22
英独仏
米日
階級社会
流動性大
複線型教育
欧米企業と日本企業の違い
欧米企業
単線型教育制度
日本企業
経営者
職業教育○
共通試験
共通試験
(資格試験)
(競争試験)
大学≠社会的成功
大学=社会的成功
職能別構成 specialist
ジョブ・ローテーション
様々なセクションを経て少しずつ昇進
進学競争が過熱しない
進学競争過熱
職業別労組
昇進
2.企業では
企業内労組
能力主義
企業内教育
競争原理
小刻み、競争+年功
企業にとっての大学の 3 つの機能
様々な部署を回るので年功のある人
a)職業教育機関
ほど会社を良く知っている。
理系に関しては言えるかもしれないが、文系に関しては必ずしもそうではない
b)学力選別機関
転職、欠員補充
入試の厳格さには興味を持つが、大学内の教育には興味がない
ヨコ移動、長期雇用
cf.リストラ
他企業の同レベルの地
位の人を補充
リストラ
企業内教育
大学入試タダ乗り論―大学入試がなければ、企業が独自に能力試験を行う必要があり、
莫大な費用がかかる。
就職
就社
c)人間形成機関
企業内転職
大学生活―人格の熟成期間
新卒大量一括採用
cf.企業が重視する人格
抜けても別の企業
1.バイタリティー
優等生よりも、会社にとって役に立つ
2.責任感
人物をとることが重要。そのためには
3.協調性
様々なものさしで測られる。
抜けても行く
が取ってくれる
場所がない
cf.派遣社員
社員に求められる
4.魅力ある個性
のはその日から仕
派遣
5.大学生活をどう過ごしたか
事のできる実力
経営難にな
6.学力
るとすぐに
クビ
大学の教育に対して企業の信頼がないのはなぜ?
23
24
スペシャリスト
ゼネラリスト、素質
社会人教育
能力評価多元的
能力評価一元化
放送大学
職業適性テスト
できる
個性を伸ばす
できない
偏差値一元化
教育社会、スペシャリスト
大学入試
個性を伸ばすと不利になる場合がある
必ずしも現場で経験し
教員集団、ジョブ・ローテーション
た人が校長になるわけ
教養教育
共通テスト
グルーピング
1940
47
ではない。大学で経営を
1950
学んだ人が校長となる。
47
進学適性検査
54
一期校、二期校
試験日
日本に合わない。知
一期校 3/10
重要なので、大学で長く
能テストなのに練習
二期校 3/20
学んだほうがよい。
すれば点が上がる
大学で何を学んだかが
1960
3.社会では
63
身分社会
学歴社会
能研テスト―SAT 参考に作成
実力社会
68
能力社会
社会流動性↑
身分社会の偽装
1970
学歴=能力の証明
79
共通一次
90
センター試験
79
学歴社会:身分社会からは善玉であるが、実力社会からは悪玉である
1980
学歴社会は本当に身分均等か?
国立大=100
東大=152
私立大=138
京大=123
私大よりも親の収入高い
87
1990
名大=84
流動性を阻害
2000
学歴社会の名目化・空洞化
大学入試(18 歳のある一日)は将来を決定するもの。degreeocracy が日本社会を決定。
cf.日本の学歴=学校歴(入試歴)
本来は学歴=学習歴のはず
2010
≠学習歴
一期校:東大などの旧帝大
生涯学習、リカレント学習
二期校:戦後にできた国立大学
25
26
複数回受験
2. Selective 50%―緩やかな選抜
入試制度は必ず誰かが得をし、誰かが損をする。
3. Open Admission 40%―試験なしで入学できる
共通一次(1979~)
cf.放送大学
目的 1.尺度多元化による総合選抜=アメリカ・モデル
日本ではどの大学も試験をするが、放送大学だけは日本唯一の Open Admission。
アメリカの大学入試制度
過去の実績、現在の学力、将来性の三つを考慮する。
過去の実績
私立
公立
4年制
①
州立、2
短大
2
3
内申書―社会奉仕歴など
GPA (Grade Point Average)―5 段階評定の平均値
Ex.ハーバード大学の総合選抜
成績だけで判断されない。一能一芸に優れた人のほうが入りやすい。
現在の学力
→努力型は入りにくい
ACH (ACHievement Test)―ETS が作った共通テスト
ETS (Educational Testing Service):アメリカの大学の連合体。日本でいう大学入
試センター
将来性
Ex.
270 名中成績 2 番の生徒が落ちて、100 番の生徒(生徒会長)、200 番の生徒(ラグ
ビーの花型選手)が通る。
また、ハーバードなどは寄付金で運営されている面もあるので、金持ちの子供を取る
進学適性検査 SAT (Scholastic Aptitude Test)―ETS が作成した、学力というより知
傾向があるとも…
能テストに近い試験。日本の大学入
試センター試験との大きな違いは、
・集団の異質性―出身、宗教、人種が偏らないように秀才からスポーツマンまで幅広く
一年間に 7 回行われ、いずれの回も
受験可能で、いずれの回の点数も同
・Admission Office 入試局
じ扱いになるので一発勝負でないこ
定員 1200 人のところに 8000 人の志望者が募る。また、総合選抜であるので 3 カ月程
とである。
度の時間がかかり、大学では手に負えないので、Admission Office が代わりに行う。
アメリカにおける 4 つの尺度
そのため、大学教員が関与することはない。
内申書、GPA、ACH、SAT
Admission Office は普段から高校巡りをして人材探しを行っている。
cf.AO 入試―日本では 1990 年に慶應義塾大学が初めて導入した。
アメリカの大学の構造
⇒アメリカでは勉強だけに偏らず、尺度多元化であるので過熱しない。
大学数
学生数
米 3000
1200 万
アメリカでは社会人になってから大学に
日 1000
300 万
行くケースも多い
日本は尺度が成績一本であるので過熱する→多元化するための共通一次
A レベル(英)
バカロレア(仏)
大学の分類
アビトゥーア(独)
1. Competitive 10%―厳しい選抜
SAT,SCH(米)
27
先進国では共通試験で大学が決まる
28
79 年の改革
二期校コンプレックスの影響?
共通一次試験…基礎学力=全国の教育の画一化
個別二次試験…面接、小論文=多様化
セットで総合選抜
72 年、連合赤軍事件―横浜国立大学の学生が多かった―よど号事件も
山岳ベース事件→あさま山荘事件
このときから取り入れられた
横浜国立大学の校長が国会へ召集される→二期校コンプレックスが過激派を生むと主張
学力は一次、二次ではユニークなものをという考え
大学の構造
当時医学部でも面接と小論文だけで学力試験をしない大学もあった。Ex.岐阜大学
当時、富士山型
八ヶ岳型―各大学の個性を引き出す
学力
個別二次試験で多様化を図るも、学力低下への危機感が高まり、個別二次試験は個別学
一期校(トップは東大)
力試験となった。こうして現在のように学力試験が二度行われるようになった。
二期校
スポーツ
理想
私立
Ex.宮城教育大学
総合選抜多様化
cf.教育学部と教育大学
教育学部:日本の教育を批判し、悪い方向へ行かないように監視
教育大学:教員養成
実際には…
ヒマラヤ型(チョモランマ型)
79 年、表現力テスト導入
偏差値輪切り型
内容:受験生に太鼓をたたかせ、それに合わせて歌って踊る
多元化のはずが結果的に一元化することに
ユニークなテストにより今まで県内の人々が集まる大学だったのが、他県からも殺到
するようになった。
→学力の低い生徒が集まるように―歌って踊れば入れる!!
点数
→低学力が問題に
非公開
公開
83 年、表現力テスト廃止
84 年、個別学力試験
目的 2.一期校二期校間の較差解消
文部科学省、大学の意見
高校側の意見
点数によって全国の大学の序
一期校、二期校廃止で国公立が一回しか
列化が進む
受けられないのに、点数の公開なしでは
試験日
受験生が志望校を選べない。
一期校 3/10
二期校 3/20
妥協
二期校コンプレックス―二期校は一期校に落ちた人が集まる滑り止め、格下のイメージ
仮面浪人なども存在。また、大学における学習の定着率も悪い。
自己採点方式
受験産業
実質的な公開状態
→共通一次の導入反対
「国立大学は受験
文部科学省との取引―共通一次の導入とともに一期校二期校を廃止
産業に負けた」
29
30
大学の一般教育、教養教育
旧制高校は自由な雰囲気であるが、大学は専門教育で自由でなく教官との距離も離れる
大学の一般教育には昔から賛否両論があり、現在教養教育が残っているのは東大ぐらい。
旧制高校復活への批判
重視論
1.小人数
無用論
旧制高校の一学年の人数=350 人
また、旧制高校のほとんどは男子校
①旧制高校
戦争―医学、工学といった実学重視
2.エリート形成機関
→現在、旧制高校の制度を復活させるのは困難
②1947 新制大学
アメリカ型を取り入れると中途半端
(アメリカ型)
②新制大学(アメリカ型)
③1968,69
1991 大学の自由化―教養部の解体
大学紛争
①旧制高校―ヨーロッパ(特にドイツ)をモデルにしているため複線型
戦前 6−5−3−3 制(小学校 6 年、中学校 5 年、高校 3 年、大学 3 年)
アメリカ 6−3−3−4−院
大学:教養教育、リベラル・アーツ(日本でいう文理学部のようなもの)
→医、法、経なし
院:実学
1
大学 3 年
1
高校 3 年
中学校 5 年
Academic School
M (Master)修士 2 年→D (Doctor)博士 3 年→Ph.D (Doctor of Philosophy)
ほぼ一体化
日本はこの制度を取り入れた
Professional School
実業学校
10
3年
高等小学校 2 年
Ex.
医学系大学院→MD (Doctor of Medicine)
小学校 6 年
法科大学院→L.L.D (Doctor of Law)
100
法の専門家
ビジネススクール→M.B.A (Master of Business Administration)
旧制高校(ナンバースクール)の特徴
医学は大学院で学ぶものだったのが、医学部を作ったため日本で医学部は 6 年
①外国語重視
②人文主義―哲学書などを原書で読む
③全寮制教育―キャンパスの中に寮があり、集団自治を通して人格形成を行う
ハーバード大学の一般教育―日本への影響
・エリート意識
人文社会、社会科学、自然科学の 3 分野からまんべんなく履修する。
・バンカラ意識―優等生の不良化
大学では専門家育成ではなく市民としての総合的批判力を身につけるのが目的
④少人数教育
一般教育―専門教育は大学
個人指導
人格形成教育―教師との距離が近く、かなり個人指導に近いものが可能であった。現
図書館
在で教師と接するのは授業時ぐらい
浸透
大教室の講義は学問の本質ではない。教師とディスカッショ
ンしながら授業は進めるものである。
授業の予習のため―授業を受けるには授業時間の 2 倍の時間の予習が必要
cf.旧制高校は懐かしい
31
32
日本は戦後アメリカの制度を受け入れざるを得なかったが失敗だった。
試験について
試験日 7/21(火)
アメリカ 6−3−3−4−院
15:05~
60 分
900 番教室 (2009 年夏学期)
持込不可
試験は授業の基本的理解度を問う。
形式は客観式(選択問題)と論述式の 2 つで論述式はレポートのように自由に感想や自分
教養 専門
の考えを書けばよいのではなく、事実、論理を問うものが出題される。(A4 1 枚程度)
6−3−3−2−2
日本
「∼を事実に基づいて説明せよ。」
「根拠を説明せよ。
」など。
日本で大学院に行けるのは金持ちのみ。戦後の状況下では院に行く人がほとんどいなかっ
た。
成績は出席(レポート×3)5 割、試験 5 割
→学力低下が問題に→教養教育廃止の方向
最初に配られたシラバスのうち、不安障害と一般教育はほとんど触れていないので範囲外。
このシケプリでは、P31 以降。
③大学紛争
専門分化への批判
試験の配点はおそらく、選択問題
1~2 点×10 題 論述
15~20 点×2題。
公害―技術ばかりで社会への影響を考えなかった
戦争―専門に偏りすぎて、戦争をとめることができなかった。
09 夏の問題では、選択問題は過去問とほぼ一緒。
論述問題はヨーロッパ各国の入試制度についてと体罰について。だった気がする。
。
。
「専門バカ」―専門以外全部バカ
大学改革
批判
1.マスプロ授業→全学ゼミ、基礎演習
2.早く専門へ→クサビ型カリキュラム
専門科目
学年
教養科目
3.専門的、断片的―教官の専門分野だけ授業。教養?
→総合コース
オムニバス授業―一つのテーマに対して複数の教官が講義
4.レベル低すぎ
高校の繰り返し→放送メディア
「放送大学」―一般教育の代用
「英語Ⅰ」―高校の繰り返しにならないように
33
34
Fly UP