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パワー インド・チャイナ - S3 amazonaws com

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パワー インド・チャイナ - S3 amazonaws com
投資信託説明書(目論見書)
パワー インド・チャイナ
(愛称)
クリエイティブ・トラスト
リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド0506
<ケイマン籍 契約型 単位型 外国投資信託(米ドル建)>
<お申し込みは>
<管理・運用は>
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ
投資信託説明書(交付目論見書)
1.クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506(以下「フ
ァンド」という。)の受益証券の募集については、管理会社は、証券取引法(昭和 23 年法第
25 号)第5条の規定により有価証券届出書を平成 17 年4月 22 日に関東財務局長に提出してお
り、また、同法第7条の規定により有価証券届出書の訂正届出書を平成 17 年4月 27 日に関東
財務局長に提出しており、平成 17 年5月8日にその届出の効力が生じております。
2.交付目論見書は、証券取引法第 15 条第2項の規定により、あらかじめまたは同時に交付しな
ければならない目論見書です。
3.請求目論見書(記載項目等については本交付目論見書「第二部 ファンド情報 第4 ファン
ドの詳細情報の項目」をご参照下さい。)は、投資者のみなさまから請求された場合に交付さ
れるものであり、請求を行った場合には投資者のみなさまがその旨の記録をしておくこととな
っておりますが、便宜上、この交付目論見書と併せて掲載しておりますのでご留意下さい。
4.ファンドの受益証券の価格は、ファンドに組み入れられている有価証券等の値動きのほか為替
変動の影響を受けます。したがって、純資産価格は変動しますので元本および利回りが保証さ
れているものではありません。投資した資産の損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。
5.投資信託は、預貯金や保険契約にはあたりませんので、預金保険、保険契約者保護機構の保護
の対象ではありません。また、登録金融機関で取扱う投資信託は投資者保護基金の対象でもあ
りません。
【金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項】
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506 は、二指数
から構成される複合株式指数の水準に最終償還価格が連動する外貨建て債券を投資対象とします
ので、複合株式指数の水準による組入債券の下落、金利変動等による組入債券の下落、組入債券の
発行体の倒産または経営・財務状況の悪化およびそれに関する外部評価の変化等の影響により、受
益証券の価格が下落し、投資元本を割り込むことがあります。また、これらに加え、為替の変動に
より、円貨で比べた場合に投資元本を割り込むことがあります。また、原則設定日から1年間は買
戻しができず、その後も保有期間に応じて買戻し手数料が生じる場合がありますので、ご注意下さ
い。なお、設定日から1年経過後以降、日本における営業日に買戻しを請求することが可能ですが、
換金までには一定の期間を要しますのでご留意下さい。
(本書は、証券取引法第 13 条の規定に基づく目論見書です。)
投資信託説明書(交付目論見書)
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506
(CREATIVE TRUST:India-China Maximum Linked Risk Limited Fund 0506)
平成17年4月22日有価証券届出書提出
平成17年4月27日有価証券届出書の訂正届出書提出
発
行
者
名 : リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ
(Lyxor Asset Management S. A.)
代表者の役職氏名: チーフ・オペレーションズ・オフィサー
マルク・サルヴァ
(Marc Salvat)
本店の所在の場所: フランス共和国 92800、ピュトー市、バルミー通り17番、
ソシエテ ジエネラル タワー
(Tour Société Générale,17 cours Valmy,92800 Puteaux,France)
代 理 人 の 氏 名 : 弁護士
中
野
春
芽
弁護士
十
枝
美紀子
代 理 人 の 住 所: 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号
丸の内北口ビル
森・濱田松本法律事務所
届出の対象とした募集
募集外国投資信託受益証券に係るファンドの名称:クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・
チャイナ最高値参照ファンド0506
(CREATIVE TRUST:India-China Maximum Linked Risk
Limited Fund 0506)
募 集 外 国 投 資 信 託 受 益 証 券 の 金 額:3億米ドル(約322億円)
(注) 米ドルの円換算額は、平成 17 年3月末日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1米ドル=107.39 円)
による。
有価証券届出書および有価証券届出書の訂正届出書の写しを縦覧に供する場所
該当事項なし
目
次
頁
第一部
証
券
情
報 ····························································· 1
第ニ部
フ ァ ン ド 情 報 ····························································· 4
第1
フ ァ ン ド の 状 況 ····························································· 4
1
フ ァ ン ド の 性 格 ······························································· 4
2
投
3
投 資 リ ス ク ······························································· 18
4
手数料等及び税金······························································· 20
5
運
6
手 続 等 の 概 要 ······························································· 23
7
管理及び運営の概要····························································· 24
資
用
方
状
針 ······························································· 7
況 ······························································· 23
第2
財 務 ハ イ ラ イ ト 情 報 ····························································· 27
第3
外国投資信託受益証券事務の概要··················································· 28
第4
ファンドの詳細情報の項目························································· 30
別紙A
定
義·························································· 31
別紙B
保 証 証 書 の 様 式 ·························································· 33
別紙C
最終償還価額の計算·························································· 41
別紙D
EMTN の構成指数詳細 ························································· 42
第一部 証券情報
(1)
ファンドの名称
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506
(CREATIVE TRUST:India-China Maximum Linked Risk Limited Fund 0506)
(注1) リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506(以下「ファンド」という。
)は、アンブレラ・ファンドであ
るクリエイティブ・トラスト(以下「トラスト」という。)のサブ・ファンドである。現在、トラストは、ファンドを
含む 29 個のサブ・ファンドにより構成されている。なお、アンブレラとは、1つの投資信託を傘と見立て、その傘の
下で一または複数の投資信託(サブ・ファンド)を設定できる仕組みのものを指す。
(注2) 日本において、ファンドの名称について「クリエイティブ・トラスト」を省略することができる。また、ファンドの愛
称として、「パワーインド・チャイナ」または「Power India・China」を使用する。
(2)
外国投資信託受益証券の形態等
記名式無額面受益証券で、すべて同一種類である。(以下「ファンド証券」または「受益証券」とい
う。
)
格付は取得していない。
受益証券は単位型である。
(3)
発行(売出)価額の総額
3億米ドル(約 322 億円)
(注1) 米ドルの円換算額は、平成 17 年3月末日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1米ドル=107.39
円)による。
(注2) ファンドは、ケイマン諸島の法律に基づいて設立されているが、ファンド証券は、米ドル建てのため以下の金額表示は
別段の記載がない限り米ドル貨をもって行う。
(注3) 本書の中で金額および比率を表示する場合、四捨五入してある。従って、合計の数字が一致しない場合がある。また、
円貨への換算は、本書の中でそれに対応する数字につき所定の換算率で単純計算のうえ、必要な場合四捨五入してあ
る。従って、本書中の同一情報につき異なった円貨表示がなされている場合もある。
(4)
発行(売出)価格
受益証券一口当たり 100 米ドル(約 10,739 円)
(5)
申込手数料
申込手数料は課されない。
なお、買戻しを行う評価日に応じて、買戻時に下記の買戻し手数料が課せられる場合がある。
買戻し手数料
(6)
買戻しを行う評価日
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
申込単位
30,000 米ドル(300 口)以上 10,000 米ドル(100 口)単位
-1-
(7)
申込期間
平成17年5月9日(月曜日)から
平成17年6月15日(水曜日)まで
(注1) 日本における申込受付時間は午後 2 時までとする。
(注2) 日本において発注を取り扱うことが適当でないと代行協会員が判断する取引日(以下「取扱除外日」という。)には、
例外的に発注の取扱いが行われないことがある。
(注3) 平成 17 年6月 16 日以降、継続募集は行われない。
(8)
申込取扱場所
株式会社新生銀行
東京都千代田区内幸町二丁目1番8号
(以下「新生銀行」または「日本における販売会社」という。
)
(注)上記販売会社の日本における本支店において、申込みの取扱いを行う。
(9)
払込期日
平成 17 年6月 17 日(金曜日)
(以下「払込日」または「設定日」という。
)
(10)
払込取扱場所
新生銀行
東京都千代田区内幸町二丁目1番8号
発行価額の総額は払込日に保管銀行であるソシエテ ジェネラルのファンド口座へ米ドル貨にて払
い込まれる。
(11)
振替機関に関する事項
該当事項なし。
(12)
その他
(イ)申込証拠金はない。
(ロ)引受等の概要
①
新生銀行は、リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ(以下「管理会社」という。
)との
間の、平成 17 年4月 18 日付の日本における受益証券の販売および買戻しに関する契約に基づき、
受益証券の募集を行う。
②
日本における販売会社は、直接または他の販売・買戻取扱会社(以下、日本における販売会社と
合わせて「販売取扱会社」という。
)を通じて間接に受けた受益証券の購入申込みおよび買戻請求に
ついて管理会社への取次ぎを行う。
(注)
「販売・買戻取扱会社」とは、販売会社または管理会社と受益証券の取次業務にかかる契約を締結し、投資者からの受
益証券の申込みまたは買戻しを販売会社に取り次ぎ、投資者からの申込金額の受入れまたは投資者に対する買戻代金の
支払等にかかる事務等を取り扱う取次証券会社および(または)取次登録金融機関をいう。
③
管理会社は、新生銀行をファンドに関して日本における代行協会員に指定している。
(注)
「代行協会員」とは、外国投資信託証券の発行者と契約を締結し、ファンド証券に関する目論見書を日本証券業協会に
提出し、ファンド証券一口当たり純資産価格の公表を行い、また決算報告書その他の書類を日本証券業協会に提出す
る等の業務を行う協会員をいう。
-2-
(ハ)申込みの方法
受益証券の申込みを行う投資者は、販売取扱会社と外国証券の取引に関する契約を締結する。この
ため、販売取扱会社は、「外国証券取引口座約款」その他所定の約款(以下「口座約款」という。)を
投資者に交付し、投資者は、当該口座約款に基づく取引口座の設定を申し込む旨を記載した申込書を
提出する。申込金額は、米ドル貨によって支払われ、米ドル貨と円貨との換算は、当該申込みの受け
付けられた日本における営業日における東京外国為替市場の外国為替相場に準拠したもので、販売取
扱会社が決定するレートによるものとする。原則として、申込みをした者は、平成 17 年6月 16 日ま
でに販売取扱会社に対して、申込金額を支払う。
当初募集期間の申込金額は、日本における販売会社により払込日に保管銀行であるソシエテ ジェネ
ラルに米ドル貨で払い込まれる。
管理会社は、その裁量により、当初募集期間中の申込総額が約 1,000 万米ドルを下回る場合にはフ
ァンド証券の発行を行わないことができる。投資家により払い込まれた申込金額は、管理会社の単独
かつ絶対的裁量により当初募集期間終了後 14 営業日以内に米ドル建てで投資家のリスクにより銀行
振替または小切手により(利息を付さずに)返還される。
(ニ)日本以外の地域における発行
日本以外の地域における販売は行われない。
-3-
第二部 ファンド情報
第1
1
(1)
ファンドの状況
ファンドの性格
ファンドの目的及び基本的性格
a.ファンドの目的、信託金の限度額および基本的性格
リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506(以下「ファンド」という。)は、アンブ
レラ・ファンドであるクリエイティブ・トラスト(以下「トラスト」という。
)のサブ・ファンドであ
る。
トラストは、ファンドを含む 29 個のサブ・ファンドにより構成されている。なお、アンブレラとは、
1つの投資信託を傘と見立て、その傘の下で一または複数の投資信託(サブ・ファンド)を設定でき
る仕組みのものを指す。追加のサブ・ファンドは、受託会社と管理会社との間の信託証書の補遺によ
り設定することができる。
ファンドの投資目的は、ファンドの存続期間中において観察日における複合株式指数のパフォーマ
ンスの最大上昇率の一定料率(以下「連動率」という。)である上昇率の受領を追求するとともに、EMTN
満期日以降受益証券の買戻しを請求する投資者に対し一口当たり当初募集価格の 80%相当額を保証す
ることである。
ファンドにおける信託金の限度額は、3億米ドルである。
b.ファンドの特色
ファンドは、ケイマン諸島の法律に基づきオープン・エンド型投資信託として設立された。
管理会社および/または管理会社から任命されたいかなる者も、かかる目的のためにファンドの勘
定で受益証券を発行する独占的な権利を有する。各受益者は、各取引日(別紙Aに定義される。
)にお
いて、書面による通知を日本における販売会社および販売取扱会社を通じて管理会社に送付すること
により、管理会社にそのファンド証券の買戻しを請求することができる。
一口当たりの買戻価格は、管理会社によって買戻請求が受領された取引日(原則毎月 17 日)の属する
月の最終評価日に計算される一口当たり純資産価格から買戻し手数料(適用ある場合)を控除した価格
である。
-4-
(2)
①
ファンドの仕組み
ファンドの仕組み
ト
ラ
ス
ト
クリエイティブ・トラスト
(ファンド)
リスク限定型インド・チャイナ
最高値参照ファンド 0506
管 理 会 社
保証請求代理人
受
会
社
信託証書
スコシアバンク・アンド・
トラスト(ケイマン)リミテッド
リクソー・アセット・
マネジメント・エス・エイ
(ファンドの受託業務)
(ファンド資産の運用管理、
ファンド証券の発行、買戻し、
保証請求代理)
代
行
協
会
員
契
約
託
受
益
証
券
販
売
・
買
戻
契
約
保証証書
保
保
代 行 協 会 員
日 本 に お け る
販
売
会
社
証
管
銀
銀
行
行
ソシエテ ジェネラル
株式会社新生銀行
(保証の提供および
ファンド資産の保管業務)
(代行協会員業務および日本におけ
る受益証券の販売・買戻業務)
-5-
②
管理会社とファンドの関係法人の名称、ファンドの運営上の役割および契約等の概要
名
称
リクソー・アセット・マネジメント・
エス・エイ
(Lyxor Asset Management S.A.)
スコシアバンク・アンド・トラスト
(ケイマン) リミテッド
(Scotiabank & Trust (Cayman) Ltd)
ソシエテ ジェネラル
(Société Générale)
株式会社新生銀行
ファンド運営
上の役割
管理会社
保証請求代理人
受託会社
保管銀行
保証銀行
代行協会員
日本における販売
会社
契約等の概要
平成 14 年5月6日付で信託証書(追補証書により改
訂済)を受託会社と締結。ファンド資産の運用・管理、
ファンド証券の発行、買戻しならびにトラストおよ
びファンドの終了について規定している。平成 17
年4月 11 日付で保証銀行より差し入れられた保証
証書に関する保証請求代理人に任命されている。
平成 14 年5月6日付で信託証書(追補証書により改
訂済)を管理会社と締結。上記に加え、トラストおよ
びファンドの資産の保管について規定している。
平成 17 年4月 11 日付保証証書は保証銀行の責任を
規定している。
平成 17 年4月 18 日付で管理会社との間で代行協会
員契約(注1)を締結。日本における代行協会員業務に
ついて規定している。
平成 17 年4月 18 日付で管理会社との間で受益証券
販売・買戻契約(注2)を締結。日本における販売会社
業務の提供について規定している。
(注1)代行協会員契約とは、管理会社によって任命された代行協会員が、ファンドに対し、ファンド証券に関する目論見書の日
本証券業協会に対する提出、ファンド証券一口当たり純資産価格の公表ならびに決算報告書その他の書類の日本証券業協
会に対する提出等代行協会員業務を提供することを約する契約である。
(注2)受益証券販売・買戻契約とは、管理会社によって任命された日本における販売会社が、ファンド証券の日本における募集
の目的で管理会社から交付を受けたファンド証券を日本の法令、規則および目論見書に準拠して販売することを約する契
約である。
③
管理会社の概況
(ⅰ) 設立準拠法
管理会社は、フランス法に基づき、個人、法人、事業体およびミューチュアル・ファンドに運用
および管理業務を提供する目的で設立された。
管理会社は、フランス証券取引委員会(Commission des Opération de Bourse)により規制され
ており、平成 10 年6月 10 日にフランス証券取引委員会に登録された。
(ⅱ) 会社の目的
管理会社の目的は、フランスおよび欧州連合加盟国のすべてにおいて、1996 年7月2日法律第 96
-597 号の規定および施行令に従い、以下のとおりである。
・証券ポートフォリオおよび譲渡性のある証券に投資する投資信託(OPCVM)の運用、注文の受領
および送信、金融商品の販売ならびに付随的および関連する行為の遂行。
・会社、特に金融活動の再編に関する法律上管理会社に該当する会社の株式の購入。
・一般に、直接的または間接的に会社の目的に関連する、会社の拡張および発展のために金融、
事業、商業上の取引ならびに証券および不動産取引を遂行すること。
(ⅲ) 資本の額
資本金は、平成 17 年3月末日現在1株当り 15.2449 ユーロ(約 2,117 円)の株式 25,000 株に表
章される 381,122.54 ユーロ(約 5,293 万円)である。
(注)
ユーロの円換算額は、平成 17 年3月末日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1 ユーロ=138.87
円)による。
(ⅳ) 会社の沿革
平成 10 年5月 19 日設立。
-6-
(ⅴ) 大株主の状況
名
称
ソシエテ ジェネラル
(Société Générale)
2
住
フランス共和国
パリ
所
所有株式数
比
率
75009、オスマン通り 29 番
(29 boulevard Haussmann, 75009 Paris, France)
24,994 株
99.9%
投資方針
(1) 投資方針
投資目的
ファンドの投資目的は、ファンドの存続期間中において観察日に観察された複合株式指数のパフォ
ーマンスの最大上昇率の一定料率(以下「連動率」という。
)である上昇率(リターン)の受領を追求す
るとともに、EMTN 満期日以降受益証券の買戻しを請求する投資者に対し一口当たり当初募集価格の
80%相当額を保証することである。
ファンドは、(ⅰ)いかなる種類の株式または出資への投資も行わず、また(ⅱ)株式に投資する契約
型投資信託の証券および会社型投資信託の株式を含む投資信託の株式または受益証券に投資を行わな
い。
基
準
通 貨
ファンドは米ドル建てである。
(2) 投資対象
ファンドは、EMTN(ユーロ・ミディアム・ターム・ノート)発行日に、または(当初募集期間終了後
の受益証券の買付については)管理会社によって買付申込みが受領された後合理的に実務上可能な限り
早急に、リターンが複合株式指数のパフォーマンスに連動する当該 EMTN にその資産のほぼ全額を投資す
る。ファンドは、費用および経費に充当するために十分な現金を留保する。EMTN の発行要項は、管理会
社の営業所において入手できるプライシング・サプルメントに規定される。米ドル建ての EMTN が発行さ
れ、ファンドは、最終観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスと観察日における複合株式指
数のパフォーマンスの最高値に連動する米ドル建て EMTN にその資産のほぼ全額を投資する。(詳細につ
いては「別紙 C 最終償還価額の計算」を参照のこと)。ソシエテ ジェネラルの子会社である SGA ソシ
-7-
エテ ジェネラル・アクセプタンス N.V.(SGA Société Générale Acceptance N.V.)により発行される
EMTN は、受益証券の買戻資金を調達するため必要に応じて償還され、またファンドにより保有されるす
べての発行済み EMTN は、EMTN 満期日に償還され、その後ファンドは、すべての発行済受益証券が買い
戻される最終買戻日まで現金を保有する。ソシエテ ジェネラルは、スタンダード・アンド・プアーズか
ら AA-、またムーディーズから Aa2 の信用格付を取得している。EMTN は、EMTN 満期日において元本の 80%
が確保される。EMTN は、EMTN 発行体の直接的かつ非劣後の無担保債であり、利付恒久大券と交換可能な
仮大券の形式で発行される。ファンドは、クーポンを受領し、後記「4.手数料等及び税金(3)管理報酬
等」に記載されたファンドに付随する報酬を直接支払うためにかかるクーポンを活用する。したがって、
受益者は、クーポンを受領することができない。EMTN は、EMTN 満期日まで受益証券を保有する投資家に
対し、(ア)(ⅰ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスがゼロ以上である場合、当
初投資額の 100%、または(ⅱ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスがマイナス
の場合、当初投資額の 100%に6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスを加えた額
(ただし、下限を 80%とする。)、および(イ)観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスの最
高値に一定料率(以下「連動率」という。
)で連動するリターンとの合計額を受領する可能性を提供する。
ファンドの投資戦略は、EMTN 満期日まで受益証券を保有している投資家が最低でも受益証券一口当た
りの当初募集価格の 80%を受領することを保証する、ソシエテ ジェネラルにより発行される保証証書
によりさらに強化される。
管理会社はまた、ソシエテ ジェネラルにより署名された保証証書に関し、保証請求代理人として行為
するよう任命されている。
-8-
<複合株式指数の推移と満期償還額の例>
■ 満期償還額
償還額
ファンドの償還額は「元本部分」と「上乗せ部分」の合計によって算出される。
元本部分
上乗せ部分
最終観察日における複合株式指数の水準に
よって決定
最終観察日における複合指数の値が・・・
*
当初水準以上
元本 100%確保
当初水準の 80%以上
100%未満
その水準の
元本が確保
当初水準の 85%なら
元本 85%確保
当初水準の 80%未満
元本 80%確保
+
毎年 1 回の観察日(設定日・最終観察日を
含め計 7 回)に観察される複合株式指数の
最大上昇率*によって決定
最大上昇率が・・・
0%超
最大上昇率×連動率**
0%以下
上乗せ分なし
最大上昇率:設定日を含め計 7 回の観察日における複合株式指数の最高値から当初水準を引
き当初水準で除した値(%表示)
複合株式指数の最大上昇率に対する連動率は設定日に 40%~60%の間で決定される。
**
■
複合株式指数が当初水準(100)を基準として、以下の様に推移したと仮定した場合のイメージ図
(注)下記各グラフは、あくまでも商品特性を分かりやすくするためにイメージ図化したものであり、実際
の複合株式指数の動きを表したものではない。実際の複合株式指数は、下記のいずれのグラフとも全
く異なることがある。また、将来のパフォーマンスを示唆し、保証するものではない。なお、ファン
ドは米ドル建である。
A.最大上昇率がゼロ%超の場合
例A1)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準以上で最大上昇率がゼロ%超であった場合
290
300
250
190
200
償還額
220
200
150
最大上昇率
150
100
90
50
190%
190%
×
連動率
元本 100%
元本 100%
0
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準以上であったので、元本の100%が確保される。
これに、最大上昇率(290%-100%=190%)に連動率*を掛けたものを加えた値が償還額となる。
連動率を50%と仮定した場合、償還額は100%+(190%×50%)で当初元本の195%になる。
*複合株式指数の最大上昇率に対する連動率は設定日に40%~60%の間で決定される。
-9-
例A2)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準の80%~100%の間で最大上昇率がゼロ%超であっ
た場合
300
300
償還額
250
250
200
150
150
150
最大上昇率
125
100
200%
×
連動率
元本 90%
元本 90%
90
50
0
200%
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準の90%であったので、元本の90%が確保される。
これに、最大上昇率(200%)に連動率を掛けたものを加えた値が償還額となる。
連動率を50%と仮定した場合、償還額は90%+(200%×50%)で当初元本の190%になる。
例A3)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準の80%未満で最大上昇率がゼロ%超であった場合
300
280
償還額
250
190
200
最大上昇率
150
150
100
100
180%
180%
×
連動率
元本 80%
元本 80%
50
50
50
0
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準の50%であったが、リスク限定機能が働き、元本の80%が
確保される。
これに、最大上昇率(180%)に連動率を掛けたものを加えた値が償還額となる。
連動率を50%と仮定した場合、償還額は80%+(180%×50%)で当初元本の170%になる。
-10-
例A4)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準以上で6年後の最終観察日に最大上昇率を記録
した場合
償還額
150
150
125
最大上昇率
100
95
75
80
50
70
80
50%
50%×連動率
90
元本 100%
元本 100%
25
0
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準以上であったので、元本の100%が確保される。
これに、最大上昇率(50%)に連動率を掛けたものを加えた値が償還額となる。
連動率を50%と仮定した場合、償還額は100%+(50%×50%)で当初元本の125%になる。
B.最大上昇率が0%以下の場合
例B1)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準の80%~100%の間で最大上昇率がゼロ%以下であ
った場合
150
125
償還額
90
100
75
75
50
60
55
70
70
元本 90%
元本 90%
25
0
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準の90%であったので、元本の90%が確保される。
なお、最大上昇率がゼロ%以下だったので、元本に上乗せされる部分はない。
償還額は当初元本の90%になる。
-11-
例B2)複合株式指数が6年後の最終観察日において当初水準の80%未満で最大上昇率がゼロ%以下であった場
合
150
125
償還額
100
75
75
75
50
70
65
60
50
25
0
設定時
1年後の
観察日
2年後の
観察日
3年後の
観察日
4年後の
観察日
5年後の
観察日
元本 80%
元本 80%
6年後の
観察日
最終観察日における複合株式指数が当初水準の50%であったが、リスク限定機能が働き、元本の80%が
確保される。
なお、最大上昇率がゼロ%以下だったので、元本に上乗せされる部分はない。
償還額は当初元本の80%になる。
<複合株式指数とは>
インド株式の代表的指数であるニフティー指数(S&P CNX Nifty)50%および中国本土企業株式の代表的株
式指数であるH株指数(HSCEI)50%で構成される複合指数
(注)下記各図は過去のデータを表したものであり、決して将来のパフォーマンスを保証するものではない。
300
250
200
150
100
50
1999/03
2000/03
2001/03
2002/03
2003/03
2004/03
2005/03
(出所) ブルームバーグのデータをもとに、ソシエテジェネラルが作成
(注) 1999年3月を100として算出
-12-
ニフティー指数(S&P CNX Nifty)
S&P CNX NIFTY指数は、NSE50とも呼ばれ、インド証券取引所(National Stock Exchange of India Ltd.)
上場銘柄から時価総額および流動性を基に選定した24業種50銘柄で構成される時価総額加重平均指数
である。過去6か月の時価総額平均が50億ルピー以上でかつ浮動株の割合が12%以上などの条件を満た
した企業株式が対象となり、指数構成50銘柄は同証券取引所の取引高の約58%、時価総額の約60%を占
める(平成17年3月31日現在)
。
平成7年の時価総額を1000として算出されている。
指数構成比率上位10銘柄
銘柄名
Oil & Natural Gas Corp Ltd
Reliance Industries Ltd
Tata Consultancy Services Ltd
Infosys Technologies Ltd
Wipro Ltd
Bharti Televentures
ITC Ltd
State Bank of India Ltd
Hindustan Lever Ltd
ICICI Bank Ltd
構成比率(%)
13.77
8.18
5.98
5.81
4.61
4.28
3.86
3.63
3.22
3.18
過去6年間のパフォーマンス
2250
2000
1750
1500
1250
1000
750
1999/03
2000/03
2001/03
2002/03
2003/03
2004/03
2005/03
(平成17年4月20日現在)
H株指数(HSCEI)
H株指数(ハンセン中国企業株指数)は、香港証券取引所上場の中国本土企業株(H株)で構成され
る時価総額加重平均指数である。H株企業は、その収益の少なくとも50%が中国本土から生じたもの
であり、そのすべてが香港における時価総額上位200銘柄にランクインしている。平成17年4月20日現
在38銘柄で構成されている。
平成12年1月3日を基準日とし、その時価総額を2000として算出される。
指数構成比率上位10銘柄
銘柄名
構成比率(%)
PetroChina Co Ltd
20.16
China Petroleum & Chemical Corp
12.22
China Life Insurance Co Ltd
8.97
China Telecom Corp Ltd
8.87
Ping An Insurance Group Co of China Ltd
7.30
Huaneng Power International Inc
4.12
Aluminum Corp of China Ltd
3.43
Yanzhou Coal Mining Co Ltd
3.01
China Shipping Container Lines Co Ltd
2.25
China Shipping Development Co Ltd
2.14
(平成17年4月20日現在)
過去6年間のパフォーマンス
6000
5000
4000
3000
2000
1000
1999/03
2000/03
2001/03
2002/03
2003/03
2004/03
2005/03
(出所) ブルームバーグのデータをもとに、ソシエテジェネラルが作成
-13-
(3)
運用体制
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイは約 350 億米ドル(約 3.9 兆円)の運用資産を有し、
約 110 名の専門家を擁している。
(ストラクチャード・プロダクト・ファンド部門)
本部門は、元本確保・非確保型の株式ファンド等に関する業務を行う。ストラクチャード・プロダク
ト・ファンズ・ストラクチャリング部およびストラクチャード・プロダクト・ファンズ・アドミニスト
レーション部がある。
(ストラクチャード・オールタナティブ・インベストメント・ファンズ部門)
本部門は、ヘッジファンド運営等に関する業務を行う。
-14-
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイの組織図は、下図のとおりであり、二重線および点
線で囲まれた箇所が、ファンドの資産の運用に関与する部門である。
リクソー・アセット・マネジメント
インターナル・コントロール
ストラクチャード・プロダクト・
ファンズ・ストラクチャリング
ストラクチャード・オールタナティ
ブ・インベストメント・ファンズ
ポートフォリオ・マネジメント・ア
ンド・ディーリング・デスク
リーガル・プロジェクト
ストラクチャード・オールタナティ
ブ・インベストメント・ファンズ
アセット・アロケーション・アンド・
インベスターズ・リレーションズ
ストラクチャード・オールタナティ
ブ・インベストメント・ファンズ
ヘッジ・ファンド・リレーション
ズ・アンド・リスク・アナリシス
L/S エクイティ
CTA アンド FX トレー
ディング
CB / FIアービトラージ・
アンド・グローバル・マクロ
イベント・ドリブン・アン
ド・リスク・アービトラージ
エクスターナル・ファンド・シェ
アーズ
オペレーションズ
ストラクチャード・プロダクト・
ファンズ・アドミニストレーション
オーガニゼイション・アンド・フ
ィナンシャル・コントロール
IT
オールタナティブ・インベストメン
ト・ファンド
ファンド・アドミニストレーション
ファンド・クリアリング・
アンド・カストディ
ファンド・バリュエーショ
ン・アンド・コントロール
プライム・ブローカー
ズ・リレーションズ
-15-
(4)
ファンドの買付け・買戻しの概要
当初募集期間中の投資
当初募集期間中、受益証券の価格は、100 米ドルとされている。最低投資額は 30,000 米ドル(300 口)
とされ、投資単位は 100 口の整数倍とされている。
当初募集期間終了後の投資
該当事項なし。
EMTN 満期日以後の買戻し
EMTN 満期日以後(EMTN 満期日を含む。)最終買戻日まで(最終買戻日を含む。
)の期間において、受
益証券の買戻しを請求するファンドの投資者は、各受益証券について、保証証書の要項に基づき、
(ア)
(ⅰ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスがゼロ以上である場合、当初投資
額の 100%または(ⅱ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスがマイナスの場
合、当初投資額の 100%に6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスを加えた額(た
だし、下限を 80%とする。)、および(イ)観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスの最高
値に連動率で連動するリターン(別紙 C「最終償還価額の計算」に記載される EMTN1券面当たりの最
終償還価額を反映する。
)との合計額を受領する。かかる期間中、管理会社の受領した買戻請求は、原
則として下記「EMTN 満期日前の買戻し」に記載されるものと同一の条件により実行されるが、管理会
社および販売会社が合意する場合には、かかる買戻請求は翌営業日に実行される。最終買戻日におい
て発行済みの受益証券は、すべて強制買戻しされる。
EMTN 満期日前の買戻し
受益者は、潜在的な利益(特に、EMTN 満期日以後の買戻しについての部分元本確保条項の利点)を
最大限享受するために、原則として EMTN 満期日までファンドへの投資を継続することを強く推奨され
る。ただし、受益者が EMTN 満期日前に保有している受益証券を買い戻す必要がある場合、受益者は、
平成 18 年6月 17 日の後ファンドの存続期間中のいずれかの取引日において、買戻しを請求すること
ができる。EMTN 満期日前に買い戻された受益証券に対しては、EMTN 満期日または EMTN の最終償還日
(別紙 C「最終償還価額の計算」を参照のこと。)における 80%の部分元本確保条項が適用されないこ
とを、受益者は認識しなければならない。
EMTN 満期日前のいずれかの日に買戻請求することを選択した投資者は、買戻しの時点の受益証券の
純資産価格を参照して計算される価格を受領する。かかる期間における受益証券の価格は、
「リスク要
因」の項に記載される様々な要因により、上昇することも下落することもある。
EMTN 満期日前に買い戻された受益証券については、適用ある場合、「買戻し手続等」に記載される
買戻し手数料が課せられる。
(5)
保証
保証銀行であるソシエテ ジェネラルは、フランスの法律に基づき認可を受けた銀行であり、平成 16
年6月 30 日現在連結総資産が 5,480 億ユーロである。
保証銀行は、80 か国に 500 を超える海外支店および海外子会社を有し、88,000 人超の従業員を擁する。
保証銀行の上位無担保長期債の格付は、ムーディーズでは Aa2 格であり、スタンダード・アンド・プ
アーズでは AA-格である。
保証銀行は、1864 年に設立されたフランス最大級のユニバーサル・バンク(総合銀行)である。同銀
行は、その後 1945 年に国有化されたが、1987 年 7 月にフランス共和国の法律に基づく株式会社として
-16-
民間セクターに戻った。同社の存続期間は、2047 年 12 月 31 日まで延長された。
保証銀行の登録番号は、No.552 120 222 R.C.S. Paris であり、その登記上の事務所は、75009 パリ、
オスマン通り 29 番である。
保証証書は、ファンドの当初募集価格の 80%に対してのみ適用され、また、EMTN 満期日まで保有され
満期日以後に買い戻された受益証券に対してのみ適用される。
EMTN 満期日よりも前に買い戻された受益証券は、保証の利益を享受せず、買戻し時の一口当たり純資
産価格が当初募集価格の 80%より低くなる場合がある。
EMTN 満期日よりも前に買い戻された受益証券の買戻しは、構成指数の水準、金利、ボラティリティ、
構成指数間の相関および EMTN 満期日までの残存期間による影響を受ける EMTN の価格の変動によって、
影響を受ける。
保証証書の様式は別紙 B に記載されるとおりであり、投資者は、注意深く保証証書の要項を検討すべ
きである。保証証書の原本の写しは、当初募集期間中(土曜日、日曜日および公休日を除く。
)の通常の
営業時間中いつでも、管理会社の事務所において無料で閲覧可能である。
疑義を回避するために記せば、ファンドは、保証銀行によって保証されるものであり、いかなる意味
においても受託会社によって保証されるものではない。
(6)
分配方針
管理会社は、ファンドの分配宣言を行うことができる。ただし、当面、ファンドの分配宣言は行われ
ない予定である。ファンドの収益は、費用の支払に充当され、余資はファンドに再投資され、受益証券
の価額に反映される。
(7)
投資制限
(1) ファンドは、(ⅰ)いかなる種類の株式または出資への投資も行わず、また(ⅱ)株式に投資する契約
型投資信託の証券および会社型投資信託の株式を含む投資信託の株式または受益証券に投資しない。
(2) 空売りされる有価証券の時価総額は、いつでも、ファンドの純資産総額を超えてはならない。
(3) ファンドの純資産総額の 15%を超えて、即時に換金できない私募株式、未上場株式または不動産等
の流動性を欠く資産に投資することはできないものとする。
(4) 管理会社が、管理会社または受益者以外の第三者の利益を図る目的で行う取引等、受益者の保護に
欠け、またはファンド資産の運用の適正を害する取引は、禁止されている。
(5) ファンドは、いかなる有価証券貸付も行わない。
(6) ファンドは、受託会社の事前の書面による同意なしで、いずれかの者のいずれかの債務または負債
のためにまたはこれらに関連する貸付け、引受、保証、裏書を行うことはなく、またはその他の方
法により直接的または偶発的に責任を負うことはない。
(7) ファンドは、無限責任を負うことになるいかなる資産も取得しない。
(8) 信託証書は、(ⅰ)借入れ時の当該ファンドの直近の純資産総額の 10%を上限として、また(ⅱ)受益
証券の換金にかかる金額の支払を目的としてのみ、ファンドの勘定で借入れを行うことを認める。
ファンドの資産は、かかる一切の借入れのための担保に供されることはない。
管理会社は、ファンドの資産の一部を構成する有価証券に付与されている新株引受権を行使する際に
は、上記の投資制限の料率を遵守する必要がない。
ファンドの資産の価格の事後的な変動により、または新株引受権を行使した結果、上記の投資制限の
-17-
料率に違反した場合、証券の売却を行う際、受益者の利益を十分考慮しつつ、事態の是正を優先する。
管理会社は、受益者の利益と相反せずまたは利益に資する場合、受益証券を販売する国の法令を遵守
するために、適宜、追加の投資制限を課すことができる。
すべての投資制限および借入制限は、投資または借入れを行った時点の関係するファンドの最新の純
資産価格を基準に測定する。
いずれかの投資制限または借入制限に違反した場合、管理会社は、受益者の利益を十分考慮した上で、
合理的な期間内に事態を是正するために必要なすべての措置を優先的に講じる。管理会社は、関係する
ファンドの投資対象の価格の変動、ファンドの再建もしくは合併、ファンドの資産からの支払、または
受益証券の換金の結果、借入制限を越えた場合、投資対象を売却する義務はないが、借入制限を超えて
いる限り、管理会社は、買戻しに従い追加の投資対象を購入せず、借入制限の超過がなくなるまでポジ
ションを回復するためのすべての合理的措置を講じる。
3
投資リスク
①
リスク要因
構造上のリスク
複合株式指数の最大上昇率がプラスとなった場合でも、最終観察日における複合株式指数のパフォー
マンスがゼロを下回った場合、最終償還価格が当初募集価格を下回る場合があり、また、複合株式指数
の最大上昇率がゼロ以下であった場合、最終償還価格が当初募集価格の 80%に留まる場合がある。
市場リスク
ファンドは、市場の変動およびすべての投資対象に内在するリスクを負う。ファンドの受益証券の価
格およびその収益は、上昇することも下落することもある。
カントリー・リスク
ファンドは、構成指数の該当国や地域における政治的、社会的不安定、確立していない決済機構、通
貨規制および資本規制についてのリスクを負う。
取引相手方当事者の信用リスク
ファンドの資産は、EMTN のみで構成され、分散投資されない。ファンドは、支払不能、破産またはそ
の他の原因により EMTN 発行体が EMTN に関する業務を行うことができなくなるというリスクを負う。保
証証書に基づく請求は、ソシエテ ジェネラルが同様の業務を行うことができなくなるというリスクを伴
う。
ファンドへの投資に伴うリスク
投資家は、ファンドの投資期間が約6年間であり、受益者は EMTN 満期日前に買い戻すことができるが、
EMTN 満期日前には、EMTN の価格の変動が対応する構成指数の変動に十分に反映されないため、当該受益
証券の買戻価格が構成指数のパフォーマンスを十分に反映されない場合があることに留意すべきである。
これは、EMTN の価格が構成指数の水準の他、金利、構成指数間の相関、ボラティリティおよび満期まで
の残存期間に影響されることに起因する。
ファンドの投資対象は、一般的な市場変動およびその他証券投資に内在するリスクを有し、価格が上
昇するという保証は一切ない。
-18-
EMTN の終了
EMTN の要項に基づき、SGA ソシエテ ジェネラル・アクセプタンス N.V.は、別紙D記載の「終了事由」
が発生した際に EMTN を満期前に終了する権利を有する。かかる場合、管理会社は、投資家の最大の利益
を追及し、その時点の市況に基づき決定される要項に従い、新規 EMTN を購入するものとする。EMTN の
終了により保証換金価格は影響を受けないが、最終償還価格の水準および支払は新規 EMTN の要項により
決定されるため、ファンドが当初購入した EMTN より不利な要項になることがある。
満期日前における買戻しにかかるリスク
受益証券の EMTN 満期日前における買戻しを選択する投資家は、買戻し時の受益証券の純資産価格を参
照して計算される金額を受領する。かかる金額は当初募集価格を下回る場合がある。EMTN 満期日前に償
還される受益証券の買戻価格の計算にはファンドの未払費用が含まれる。EMTN 満期日以後の買戻しにつ
いてのみ、80%の部分元本確保が行われる。
流動性リスク
店頭 EMTN は、流動性を持たないことがある。EMTN 満期日前の買戻しの要求に対応するため、取引相
手方当事者は EMTN のあらゆる部分を値付けし、清算する義務を負う。かかる値付けは、市場の流動性お
よび取引の規模を反映するものとする。
保証会社、取引相手方当事者および保管銀行の独立性の欠如によるリスク
投資家は、ソシエテ ジェネラルが保証会社、取引相手方当事者およびファンド資産の保管銀行を務め
るという点に注意を払う必要がある。投資家はソシエテ ジェネラルについての信用リスクにさらされ、
またソシエテ ジェネラルが保証会社、取引相手方当事者および保管銀行としての義務および責任を一括
して負担することについて、ソシエテ ジェネラルの独立性の欠如に係る運営リスクを負担する。
ただし、ソシエテ ジェネラル内の異なる部署およびソシエテ ジェネラルの子会社が各々保証業務、
EMTN の発行およびファンド資産の保管場所を提供する責任を有することにより、上記の独立性の欠如に
よる運営リスクは、一部軽減される。各部署は、独立した運営部門により運営され、部門間情報規制が
行われ、また異なる運用チームにより運営されている。
コンプライアンス手続を履行するにあたり、関連あるソシエテ ジェネラル内の部署とソシエテ ジェ
ネラルの子会社の間における義務および責任の適切な分離が必要であるが、利益相反の可能性を完全に
取り除くことはできない。利益相反が発生する場合、ソシエテ ジェネラルは、受益者が公平な扱いを受
けるように努めるものとする。
ファンドおよび EMTN は、EMTN 満期日までの全期間をかけて投資目的を達成するように設計されてい
る。EMTN 満期日前の EMTN の価格は、構成指数の水準のみならず、金利、ボラティリティ、構成指数間
の相関および EMTN 満期日までの残存期間などの他の要因によって影響を受ける。EMTN 満期日以後に受
益証券を買い戻す投資家のみが保証証書の利益を享受することができる。ファンドへの投資は、原則と
して、EMTN 満期日までの投資として考えられるべきである。投資家は、保証証書をサポートするために
採用される投資戦略が、同様の市場に投資する保証のないファンドと比べた場合、運用実績の希薄化に
つながる可能性のあることを認識しなければならない。
-19-
②
リスクに対する管理体制
上述のファンドに関連するリスクは、管理会社により監視されている。
4
手数料等及び税金
(1)
申込手数料
①
海外における申込手数料
申込手数料は課されない。
②
日本国内における申込手数料
申込手数料は課されない。
(2)
買戻し手数料
①
海外における買戻し手数料
平成 21 年6月 17 日より前に買戻される受益証券については、
当初募集価格を参照して計算される、
下記の買戻し手数料が課せられる。
買戻し手数料
②
買戻しを行う評価日
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
日本国内における買戻し手数料
平成 21 年6月 17 日より前に買戻される受益証券については、
当初募集価格を参照して計算される、
下記の買戻し手数料が課せられる。
買戻し手数料
買戻しを行う評価日
(3)
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
管理報酬等
管理報酬およびその他の報酬は、ファンドが投資する EMTN のクーポンからファンドにより支払われる。
すべての報酬は、EMTN 発行日から開始される初年度において計算され、終期は、EMTN 満期日とする。
(ⅰ) 管理報酬
管理会社は、ファンドから、毎月最終評価日に発生し計算される、各受益証券の当初発行価格に
当該期間中の平均発行済受益証券口数を乗じた金額に対する年率 1.35%を上限とする管理報酬を、
四半期毎に後払いで受領する権利を有する。管理報酬は、保管報酬、受託報酬、監査報酬、代行協
会員報酬および販売報酬をカバーする。
-20-
管理会社は、受領した報酬を販売会社または保証銀行と配分することができる。管理会社および
管理会社のグループ内のその他の会社は、受託会社の同意を得て、当事者または代理人としてファ
ンドと取引を行うことができ、また、信託証書および以下の規定に従い、かかる取引の結果受領す
る一切の利益を保有することができる。
(ⅱ) 販売報酬および代行協会員報酬
日本における販売会社は、毎月最終評価日に発生し計算される、各受益証券の当初発行価格に当
該期間中の平均発行済受益証券口数を乗じた金額の年率 0.30%を上限とする報酬を、四半期毎に後
払いで受領する権利を有する。日本における代行協会員は、報酬の支払を受けない。
(ⅲ) 受託報酬
受託会社は、毎月最終評価日に発生し下記の方法で計算される受託報酬を受領する権利を有する。
受託報酬の年額は、下記の要素の合計となる。
-
平均想定額(下記に定義される。)
の 200,000,000 米ドルを超えない部分について年率 0.015%
-
平均想定額(下記に定義される。
)の 200,000,000 米ドルを超えて 350,000,000 米ドルまで(適
用ある場合)の部分について年率 0.005%
毎年、平均想定額については、各受益証券の当初発行価格と該当年度中の平均発行済受益証券口
数の積をいう。受託報酬は、年間 37,500 米ドルを上限とする。
毎年 EMTN 発行日およびその後の各年における応答日に前払いで支払われる受託報酬の最低年間報
酬は、8,150 米ドルとする。受託報酬のうち、当該固定最低報酬を超える部分(もしあれば)は、毎
年後払いされる。受託報酬は、管理報酬によりカバーされる。
(ⅳ) 保証銀行報酬
保証銀行は報酬の支払を受けない。
(4)
その他の手数料等
(ⅰ) キャッシュ・リベートとソフト・コミッション
管理会社または管理会社のその他のグループ企業は、トラストの勘定で行う取引に関連してブロー
カーまたはディーラーからキャッシュ・コミッションまたはその他のリベートを受領してはならない。
管理会社および/または管理会社の関連会社は、随時、管理会社および/もしくは管理会社の関連
会社に、または管理会社もしくは管理会社の関連会社のために、物品、サービスまたはその他の利益
(調査・助言業務、専用ソフトウェアに関連するコンピュータ・ハードウェア、調査業務およびパフ
ォーマンス測定等)を提供する取決めを行った者またはかかる者の代理人と取引を実施する権利を留
保する。かかる取引は、本質的にトラスト全体の利益になることが合理的に予想され、トラスト、ま
たはトラストに業務を提供する上で管理会社および/もしくは管理会社の関連会社のパフォーマンス
の向上に寄与することができ、かつかかる取引に関する直接の支払を伴わない代わりに、管理会社も
しくは管理会社の関連会社が上記の者に仕事を発注することを約束するものとする。疑義を避けるた
め、上記の物品およびサービスには、移動、宿泊、接待、一般管理に関する物品もしくはサービス、
一般的な事務機器、施設、会費、従業員の給与または直接的な金銭の支払を含まない。
(5)
課税上の取扱い
ファンド受益証券の投資者になろうとする者は、その設立地や住居地の法律における、ファンド受
益証券の購入、保有、売却その他の処分に伴う税金等の取り扱いについて専門家に相談することが推
奨される。
-21-
(1) 日
本
日本の受益者に対する課税については、以下のような取扱いとなる。ファンド受益証券は、上場
されていない。
Ⅰ.ファンドが税法上公募外国公社債投資信託である場合
(1)ファンドの分配金は、公募国内公社債投資信託の分配金と同じ取扱いとなる。
(2)日本の個人受益者が支払を受けるファンドの分配金(表示通貨ベースの償還金額と元本相当額
との差額を含む。以下同じ。)については、分離課税となり、20%(所得税 15%、地方税5%)
の税率による源泉徴収が日本国内で行われ、この場合支払調書は提出されない。
(3)日本の法人受益者が支払を受けるファンドの分配金については、20%(所得税 15%、地方税
5%)税率による源泉徴収が日本国内で行われ、一定の場合支払調書が税務署長に提出される。
(4)法人の益金不算入の適用は認められない。
(5)ファンド証券の売買および買戻しに基づく損益は、公募国内公社債投資信託の売買損益と同様
に取扱われ、個人の受益者の売買益については課税されない。
(注)日本の受益者は、個人であるか法人であるかにかかわらず、ケイマン諸島に住所または登記上の営業所もしくは
恒久的施設を有しない場合、ファンド証券への投資に対しケイマン諸島税務当局により課税されることは一切な
い。
Ⅱ.ファンドが税法上公募外国株式投資信託である場合
(1)ファンドの分配金は、公募国内株式投資信託の分配金と同じ取扱いとなる。
(2)平成 16 年1月1日以降平成 20 年3月 31 日までの間に、個人に支払われるファンドの分配金
(表示通貨ベースの償還金額と元本相当額との差額を含む。以下同じ。)は、10%(所得税7%、
地方税3%)の税率による源泉徴収が行われる(平成 20 年4月1日以降の源泉徴収税率につ
いては、20%(所得税 15%、地方税5%)とされる。)
。受益者の選択により、分配金額にかか
わらず申告不要とすることも、確定申告により配当所得として総合課税とすることもできる。
申告不要とした場合は源泉徴収された税額のみで課税関係は終了する。
(3)法人(公共法人等を除く。)が分配金を受け取る場合は、7%(所得税のみ)の源泉徴収が行
われる(平成 20 年4月1日以降の源泉徴収税率については、15%(所得税のみ)とされる。)
。
法人の益金不算入の適用は認められない。
(4)個人が受益証券を譲渡・買戻し請求した場合、その課税方法は以下のとおりとなる。
受益証券の譲渡価額(邦貨換算額)から当該受益者の取得価額(邦貨換算額)を控除した金
額が株式等の譲渡所得の金額となり、26%(所得税 20%、地方税6%)の税率による申告分離
課税となる。また、損益が生じた場合には、当該損益は、他の株式等の譲渡損益との損益通算
が可能となる。
(5)分配金および譲渡・買戻しの対価につき、一定の場合、支払調書が税務署長に提出される。
(注)日本の受益者は、個人であるか法人であるかに関わらず、ケイマン諸島に住所または登記上の営業所もしくは恒久
的施設を有しない場合、ファンド証券への投資に対しケイマン諸島税務当局により課税されることは一切ない。
Ⅲ.ファンドは、税法上、公募外国公社債投資信託として取扱われる。
ただし、将来における税務当局の判断によりこれと異なる取扱いが行われる可能性もある。
なお、税制等の変更により上記ⅠないしⅢ記載の取扱いは変更されることがある。
(2) ケイマン諸島
トラストは、ケイマン諸島の信託法第 81 条に従い、ケイマン諸島総督に、保証証書の日付から
50 年間ケイマン諸島で制定された所得、資本資産、資本利得またはキャピタル・ゲインに税金を課
す法律はトラストには適用されない旨、および財産税または相続税の性格を有する税金は、トラス
-22-
トの資産もしくは所得またはかかる資産もしくは所得に関係する受益者には適用されない旨の保証
書を申請しており、受領されるものと考えている。
現行のケイマン諸島の法律は、ケイマン諸島においてトラストの利益または収益に税金が課され
ず、トラストの分配金は、受益者に税金を控除することなく支払われる。
トラストの受益証券の譲渡または買戻しに関してケイマン諸島で課される印紙税はない。本書の
作成日の時点で、ケイマン諸島で為替管理は行われていない。免税トラストとして、トラストは、
トラストの登録事務代行会社に約 500 米ドルの初回登録料と、122 米ドルの年間料金を支払う義務
を負う。トラストおよび各ファンドは、免税トラストとして登録され、かかる費用を支払う予定で
ある。
5
運用状況
ファンドは、平成 17 年6月 17 日から運用を開始する。
(1)
投資状況
該当事項なし。
(2)
投資資産
①
投資有価証券の主要銘柄
該当事項なし。
②
投資不動産物件
該当事項なし。
③
その他投資資産の主要なもの
該当事項なし。
(3)
運用実績
①
純資産の推移
該当事項なし。
②
分配の推移
該当事項なし。
③
収益率の推移
該当事項なし。
6
手続等の概要
(1) 日本における申込(販売)手続
本書「第一部 証券情報(7)申込期間」に記載される募集期間の各日に本書「第一部
証券情報」に
従って取扱いが行われる。
(2) 日本における買戻し手続
①
買戻日
各取引日で、かつ日本における販売会社の営業日に、買戻しを請求することができる。
-23-
ファンドの「取引日」とは、毎月 17 日または当該日が営業日でない場合は翌営業日が取引日となる。
②
買戻価格と買戻手数料
買戻価格は、取引日の該当する月の最終評価日に算出された一口当たりの純資産価格から買戻し手
数料(適用ある場合)を控除した価格である。
買戻手数料は以下の通りである。
買戻し手数料
買戻しを行う評価日
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
③
買戻単位
100 口以上 100 口単位
④
買戻代金の支払
買戻代金は、外国証券取引口座約款の定めるところに従って、日本における販売取扱会社を通じて
支払われる。
日本における買戻代金の支払は、原則として、当該評価日の日本における翌営業日から起算して4
営業日目に行われる。
7
管理及び運営の概要
①
資産の評価
(ⅰ) 純資産価格の計算
各ファンドの純資産価格は、評価日毎に、基準通貨で算定される。受益証券一口当たりの純資産価
格は、ファンドの純資産総額を関係する評価日の発行済み受益証券口数で除した価格であり、小数第
二位まで計算される。
ファンドの純資産価格は、常に(ⅰ) 資産と(ⅱ) 債務の差額に相当する。
ファンドの純資産価格は、以下の要領で計算される。
1.
証券取引所で取引されまたは上場されている資産の価格は、当該評価日の直前の営業日の最終
買呼値または決済価格(場合による。)に基づいて決定される。
2.
組織化された市場で取引されている資産の価格は、当該評価日の直前の営業日に入手可能な直
近の買呼値を基準とする。
3.
取引所で相場が立っておらず、上場されていないまたは通常取引されていない資産(投資信託
の受益権または商品を除く。)の価格は、取得原価、当該資産の評価について適格性を有する
専門家により決定されることがある他の価格、または額面価格よりディスカウントして取得さ
れた債務証書の場合、管理会社が定額法で決定することがある価格とする。
4.
公認された市場で取引されている商品の価格は、当該評価日の直前の営業日に市場で確認可能
な直近の価格を考慮して評価され、かかる価格が合理的にみて直近の価格でないと管理会社が
判断する場合、または管理会社が確認できない場合、関係する商品のマーケット・メークを行
う機関が提出した価格に関する証明書を考慮する。
5.
投資信託の受益証券の価格は、当該評価日の直前の当該投資信託の受益証券の入手可能な直近
の純資産価格、当該純資産価格が入手できない場合、売却予定日において管理会社が決定する
-24-
公正な市場価格を基準とする。
6.
いずれかの評価日にファンドが所有する資産で、証券取引所または組織化された市場で取引さ
れ、もしくは上場されていないもの、または上記の 1.から 3.に定める規定を遵守して決定され
た価格が上記の資産の真正な価格を表していない場合、かかる資産は、慎重かつ誠実に見積も
られた予想売却価格に基づいて評価する。
7.
現金、預金および類似の投資対象は、額面価格(経過利息を加える。)で評価される。ただし、
かかる投資対象の価値を反映するように調整を行うべきと管理会社が判断する場合はこの限り
ではない。
8.
その他すべての資産は、予想換金価格に基づく公正な市場価格で評価される。ただし、割引さ
れた預金証書は割引価格で評価される。
(ⅱ) 純資産価格の決定の停止
管理会社は、一定の期間中、受託会社に通知後、ファンドの純資産価格の一部または全部の計算
を停止することを宣言できる。
投資者は当該停止期間中には、受益証券の発行または買戻しができないことに注意すべきである。
②
保管
日本の投資者に販売される受益証券の確認書は、日本における販売会社の保管者名義で保管され、日
本の受益者に対しては、販売取扱会社から受益証券の取引残高証明書が定期的に交付される。
ただし、日本の受益者が別途、自己の責任で保管する場合は、この限りではない。
③
信託期間
トラストは、信託証書の日付から 100 年間継続する。ファンドは、平成 23 年7月 19 日まで存続する。
④
信託証書の変更
受託会社と管理会社は、以下の場合、追補証書により信託証書を修正することを同意することができ
る。
(a) かかる修正が、受託会社の意見によれば、(ⅰ) 受益者の権利の重大な侵害をせず、受託会社、管理
会社またはその他の者が受益者に対する責任を免除されることにならず、また(当該追補証書の作成
費用を除いて)トラストの資産から支払われる費用および手数料が増加せず、(ⅱ)会計、法律または
職務上の要件を遵守するために必要であり、または(ⅲ) 明らかな誤りを是正するために行われる場合。
その他すべての場合において、信託証書の修正は、影響を受ける受益者集会の特別決議による承認を
必要とする。
(b) かかる修正が保証を受けているファンドに関係し、かかる保証が失効する前に効力を発生するよう
に行われ、またはそのように明言される際、当該保証人が同意している場合。
信託証書の修正は、影響を受ける受益者集会の特別決議で承認され、または重要性はないと受託会
社が判断し、または明らかな誤りを是正するために行われる場合を除いて、修正を行った後できる限
り速やかに受益者に通知される。
⑤
開示制度の概要
(ⅰ)ケイマン諸島における開示
ファンドは、目論見書を発行しなければならない。目論見書は、ファンドについての詳細を記載し
た申請書とともにCIMAに提出しなければならない。
ファンドは、CIMAが承認した監査人を選任し、会計年度終了後6か月以内に監査済会計書類を
提出しなければならない。
監査済年次報告書および未監査半期報告書は、決算日から4か月以内および半期終了時から2か月
-25-
以内に、それぞれ受益者に送付され、管理会社の登記上の事務所において、閲覧または入手可能であ
る。
(ⅱ)日本における開示
受益証券の販売取扱会社は、有価証券届出書第一部および第二部と実質的に同一の内容を記載した
目論見書(以下「交付目論見書」という。
)を投資者に交付する。また、投資者から請求があった場合
は、有価証券届出書の第三部と実質的に同一の内容を記載した目論見書(以下「請求目論見書」とい
う。
)を交付する。管理会社は、その財務状況等を開示するために、各事業年度終了後6か月以内に有
価証券報告書を、また、各半期終了後3か月以内に半期報告書を、さらに、ファンドに関する重要な
事項について変更があった場合にはそのつど臨時報告書を、それぞれ関東財務局長に提出する。投資
者およびその他希望する者は、これらの書類を財務省関東財務局の閲覧室または証券取引法に基づく
有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム(以下「EDINET」という。
)において閲覧する
ことができる。
管理会社は、信託証書を変更しようとする場合、その変更の内容が重大なものである場合は、あら
かじめ、変更しようとする旨およびその内容を変更 30 日前までに公告し、かつこれらの事項を記載し
た書面を日本の知られたる受益者に交付しなければならない。ただし、かかる書面をすべての日本の
受益者に交付したときは、公告することを要しない。
管理会社からの通知等で受益者の地位に重大な影響を及ぼす事実は販売取扱会社を通じて日本の
受益者に通知される。
上記のファンドの運用報告書は、日本の知られたる受益者に交付される。
⑥
受益者の権利等
(ⅰ)受益者の権利等
受益者が管理会社および受託会社に対し受益権を直接行使するためには、ファンド証券名義人とし
て、登録されていなければならない。従って販売取扱会社にファンド証券の保管を委託している日本
の受益者はファンド証券の登録名義人でないため、自ら管理会社および受託会社に対し直接受益権を
行使することはできない。これら日本の受益者は販売取扱会社との間の口座約款に基づき販売取扱会
社をして受益権を自己のために行使させることができる。
受益者の有する権利は次のとおりである。
イ
分配金請求権
ロ
買戻請求権
ハ
残余財産分配請求権
ニ
損害賠償請求権
ホ
議
決 権
(ⅱ)為替管理上の取扱い
日本の受益者に対するファンドの受益証券の分配金、買戻代金等の送金に関して、ケイマン諸島に
おける外国為替管理上の制限はない。
(ⅲ)本邦における代理人
森・濱田松本法律事務所
東京都千代田区丸の内一丁目6番5号
丸の内北口ビル
(ⅳ)裁判管轄等
ファンド証券の取引に関連して日本の投資者が提起する訴訟に限って、その裁判管轄権は下記の裁
判所が有し、適用法は日本法であることを管理会社は承認している。判決の執行手続は、日本法に従
って行われる。
東京地方裁判所
東京都千代田区霞が関一丁目1番4号
-26-
第2
財務ハイライト情報
ファンドは、平成 17 年6月 17 日から運用を開始するものであり、本書の日付現在何ら資産を保有して
いない。
1 貸借対照表
該当事項なし。
2 損益計算書
該当事項なし。
-27-
第3
外国投資信託受益証券事務の概要
(イ) ファンド証券の名義書換
ファンドの記名式証券の名義書換機関は次のとおりである。
取扱機関
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ
取扱場所
フランス共和国 92800、ピュトー市、バルミー通り 17 番、ソシエテ ジェネラル タワー
日本の受益者については、ファンド証券の保管を日本における販売会社または販売取扱会社に委託し
ている場合、その販売取扱会社の責任で必要な名義書換手続がとられ、それ以外のものについては本人
の責任で行う。
名義書換の費用は受益者から徴収されない。
(ロ) 受益者名簿の閉鎖の時期
特に定めていない。
(ハ) 受
益
者 集
会
信託証書には、受益者集会が受託会社または管理会社により 21 日前までに通知をして招集する旨が定
められている。受益者集会の招集通知は、受益者宛てに郵送される。
代理人を任命することができる。発行済受益証券の 10%(または特別決議事項として提案される決議
案については 25%)以上を保有する受益者本人または代理人の出席をもって受益者集会の定足数とする。
定足数の出席がない場合、集会は 15 日を超えない期間延期される。延期された集会の招集通知が別途送
付され、また延期された集会では受益者の人数または受益者が保有する受益証券の口数に関係なく定足
数が充足される。
信託証書に基づいて、一部の目的には特別決議が必要であり、特別決議事項として提出された決議案
は、投票総数の 75%の多数で可決される。
信託証書には、特定のファンドの受益者の利益にのみ影響がある場合、ファンド毎に受益者集会を開
催する規定が含まれている。
受益者集会では、挙手に際して、(個人の場合)本人が出席し、また(パートナーシップまたは法人の
場合)正式に授権された代表者が出席するすべての受益者が一議決権を有し、また投票に際して、上記
の要領で本人または代理人が出席するすべての受益者は、保有するすべての受益証券について一議決権
を有する旨が信託証書に定められている。
(ニ) 受益者に対する特典、譲渡制限
受益者に対する特典はない。
管理会社は、いかなる者(米国人および(制限付例外がある)ケイマン諸島の居住者または所在地事
務代行会社を含む。)によるファンド証券の取得も制限することができる。
疑義を避けるために記すと、米国居住者および米国市民権または米国永住権を有する者は、ファンド
証券を取得できない。
ファンドがその資産を EMTN に投資した後、受益証券は、直接的または間接的に、以下の者に対して、
販売され、担保に供され、その他譲渡されることができない(ただし、相続による取得は規制の対象外と
なる。)。
(a) 非居住インド人(NRI)
(b) インド出身者(PIO)
(c) 60%以上が非居住インド人および/もしくはインド出身者に実質的に保有されるかまたは支配され
ている法主体、または非居住インド人および/もしくはインド出身者の受益権が 60%を超えるファ
ンド等
-28-
(d) インド居住者および上記(a)から(c)に記載される者または法主体を含む顧客を代理するポートフォ
リオ・マネージャー
(e) 規制法主体でない法主体(自然人等)
上記の条件に違反する一切の行為または上記の条件の不履行は、受益証券の要項違反となり、上記の
条件について違反行為または不履行を故意または過失で行った受益者は、管理会社に対し、管理会社ま
たは管理会社の関連会社がかかる違反の結果被った損失を負担するものとし、受益証券が販売される際、
受益者は、管理会社および管理会社の関連会社が被ったかかる損失を補償することに同意したものとみ
なされる。
本項において、
「非居住インド人」とは、インド国籍保有者でインド国外に居住している者をいう。
「インド出身者」とは、(ⅰ)インドのパスポートを保有していた者、(ⅱ)本人またはその両親もしく
は祖父母のいずれかがインド憲法または 1955 年市民権法(1955 年第 57 号法)に基づくインド国民であ
った場合、または(ⅲ)インド国籍保有者または上記(ⅰ)もしくは(ⅱ)に記載される者の配偶者をいう。
「規制法主体」とは、インド証券取引委員会の 1995 年外国機関投資家規制の規制 15A に規定される規
制法主体をいう。2005 年4月現在、以下の法主体が規制法主体とみなされると予測される。
(ⅰ)会社法制度に基づき登録機関または類似の監督機関に対して定款その他の書類を届け出る義務のあ
る法域で設立された法主体、(ⅱ)何れかの国・地域における中央銀行もしくは類似の機関、または証券・
先物の協会により規制、認可または監督される法主体(ただし、類似の機関により認可される場合につい
ては規制されることをも要する。)、(ⅲ)何れかの国・地域における証券・先物取引所または証券・先物
の自主規制機関(関連する監督機関に対して終局的に説明義務を負うものに限る。)の会員である法主体、
および(ⅳ)上記(ⅰ)から(ⅲ)に該当する組織が投資顧問機能を果たしている者または法主体(信託、合同
運用、投資法人、有限責任組合等)
-29-
第4
ファンドの詳細情報の項目
第1
第2
第3
ファンドの追加情報
1
ファンドの沿革
2
ファンドに係る法制度の概要
3
監督官庁の概要
手続等
1
申込(販売)手続等
2
買戻し手続等
管理及び運営
1
第4
資産管理等の概要
(1)
資産の評価
(2)
保管
(3)
信託期間
(4)
計算期間
(5)
その他
2
開示制度の概要
3
受益者の権利等
(1)
受益者の権利等
(2)
為替管理上の取扱い
(3)
本邦における代理人
(4)
裁判管轄等
ファンドの経理状況
1
財務諸表
(1)
貸借対照表
(2)
損益計算書
(3)
投資有価証券明細表等
2
ファンドの現況
純資産額計算書
第5
販売及び買戻しの実績
-30-
別
紙
A
定
義
「日本における代行協会員」
株式会社新生銀行をいう。
「営業日」
東京およびパリにおいて銀行が通常の銀行業務を行っている日(土
「構成指数」
構成指数に関する事由の発生時における調整に従う、ハンセン中国
曜日を除く。)をいう。
企業株指数および S&P CNX NIFTY 指数の二つの構成指数をいい、併
せて「各構成指数」という。
「複合株式指数水準」
下記の数式で計算される構成指数に関する百分比率をいう。かかる
比率は、当該日の各構成指数の指数水準を当該構成指数の当初水準
で除したものである。
50%×(ハンセン中国企業株指数の指数水準÷同指数の当初水準)
+50%×(S&P CNX NIFTY 指数の指数水準÷同指数の当初水準)
「複合株式指数のパフォーマンス」
複合株式指数水準から 100%を差し引いた値(百分比率)をいう。
「取引相手方当事者」
フランス共和国、パリ市 75009、オスマン通り 29 番に所在する、ソ
シエテ ジェネラルをいう。
「取引日」
毎月 17 日または当該 17 日が営業日でない場合には翌営業日をいう。
「取引締切時間」
各取引日の午後 1 時(パリ時間)をいう。(海外において適用され
る。
)
「保証証書」
本書の別紙Bにおいて規定されている保証銀行により作成された保
「販売会社」
日本におけるファンド証券の販売会社である株式会社新生銀行をい
証証書をいう。
う。販売会社は、直接にもしくは間接に受領した買付もしくは買戻
しの請求を管理会社に取り次ぐ。
「EMTN」
ユーロ・ミディアム・ターム・ノートをいう。
「取引所」
ハンセン中国企業株指数に関する香港証券取引所もしくはその承継
人、および S&P CNX NIFTY 指数に関するインド証券取引所もしくは
その承継人をいう。
「取引所営業日」
各指数に関する取引所および関係取引所(別紙 B に定義される。)の
各々が通常の取引時間中に営業を行っている予定取引所営業日(別
紙 B に定義される。)をいい、かかる取引所及び関係取引所が通常終
了時刻(別紙 B に定義される。)前に終了しているか否かを問わない。
「英文目論見書」
クリエイティブ・トラストに関する、平成 14 年5月6日付のファン
ド説明書(随時改正もしくは補完される。
)をいう。
「最終償還価額」
本書別紙C記載の通り計算される EMTN 満期日における 1 券面当たり
の償還価額をいう。
「ファンド」
リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506 をいう。
「保証請求代理人」
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイをいう(保証証書
において付与された意味を有する。
)。
「保証銀行」
フランス、75009 パリ、オスマン通り 29 番所在のソシエテ ジェネ
ラルをいう。
「当初水準」
各構成指数に関する、設定日における当該取引所の当該構成指数の
-31-
最終水準をいう。
「指数水準」
各構成指数および各観察日(t) (t=1 to 6)に関して、当該スポンサ
ーにより計算され、また公表される当該観察日におけるかかる構成
指数の最終水準をいう。
「当初募集期間」
平成 17 年5月9日から同年6月 15 日(もしくは管理会社が決定す
るその後の日付)までの期間をいう。
「当初募集価格」
受益証券一口当たり 100 米ドルをいう。
「EMTN 発行日」
平成 17 年7月1日をいう。
「EMTN 発行体」
SGA ソシエテ ジェネラル・アクセプタンス N.V.をいう。
「設定日」
平成 17 年6月 17 日をいう。
「EMTN 満期日」
「観察日」もしくは
「観察日(t) (t=0 to 6)」
平成 23 年6月 17 日をいう。
以下に定める各 7 日をいう。
観察日(0)
設定日
観察日(1)
2006 年6月 12 日
観察日(2)
2007 年6月 11 日
観察日(3)
2008 年6月 10 日
観察日(4)
2009 年6月 10 日
観察日(5)
2010 年6月 10 日
観察日(6)
2011 年6月 10 日
(上記当該日が予定取引所営業日でない場合は、翌予定取引所営業日
とする。
)「各観察日」は、これに従って解釈するものとする。
「パリ営業日」
パリにおいて銀行が通常の銀行業務を行っている日(土曜日を除
く。
)をいう。
「連動率」
本書別紙Cに記載されている複合株式指数のパフォーマンスの最大
上昇率へのファンドの連動レベルをいう。
「最終買戻日」
平成 23 年7月 19 日をいう。
「管理会社」
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイをいう。
「ファンド証券」
ファンドの受益証券をいう。
「評価日」
原則として、毎週水曜日(月曜日の2営業日(取引所、ならびに東京、
ニューヨーク、およびパリにおける通常の銀行営業日)後の営業日)
をいう。当該週の月曜日、火曜日、水曜日のいずれかが取引所営業
日または当該銀行営業日でない場合、また、月曜日の2営業日(取引
所および東京、ニューヨーク、およびパリにおける通常の銀行営業
日)後に相当する日が営業日でない場合は、後ずれしていく。
本書に記載されている時間は、フランス、パリ時間である。
-32-
別
紙
B
保 証 証 書 の 様 式
保証証書
本保証証書は、フランス、75009 パリ、オスマン通り 29 番に登記上の事務所を有するソシエテ ジェネラ
ル(
「保証銀行」)により平成 17 年4月 11 日に作成された。
本証書は、捺印証書の形式で、受益者の利益のために作成され、他のいかなる者の利益のためにも作成さ
れず、本保証証書の利益は、本証書中の規定を条件として、各受益者の利益のために効力を生ずる。
1.定
義
本保証証書において、以下の用語および表現は、文脈上別途の解釈を要しない限り、当該用語および
表現に当てられた以下の各意味を有する。
「営業日」
東京およびパリの銀行が通常の銀行業務のために営業している日(土曜日を
除く。)をいう。
「計算代理人」
パリに所在するソシエテ ジェネラルをいう。
「構成指数関連事由」
構成指数に関し、本保証証書の別紙に定められる事由のうち 1 つ以上が発生
することをいう。
「説明書」
受益証券の発行に関する平成 14 年5月6日付のクリエイティブ・トラストに
係る説明書および平成 17 年4月 11 日付のファンドに係るファンド説明書を
いう。
「ファンド」
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファ
ンド 0506 をいう。
「ファンド説明書」
ファンドに関する平成 17 年4月 11 日付ファンド・スペシフィック・メモラ
ンダムをいう。
「政府機関」
あらゆる政府、もしくは、あらゆる政府の、準政府もしくは法的主体もしく
は当局もしくはこれらのあらゆる権限を付与された役職者をいう。「政府機
関」には、制定法に基づき設立されたあらゆる自主規制機関もしくはあらゆ
る証券取引所が含まれる。
「保証請求代理人」
請求代理人として行為することに同意した管理会社もしくは管理会社が自己
の代わりに保証請求代理人として行為するため保証銀行の事前承認を受けて
任命することがあるその他の者をいう。
「保証換金価格」
受益証券一口当たり 80 米ドルをいう。
「受益者」
EMTN 満期日における受益証券の保有者としてファンドの受益者の登録簿に
登録されている者をいう。
「管理会社」
リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイもしくは随時任命されるこ
とがあるその他の会社をいう。
「EMTN 満期日」
平成 23 年6月 17 日をいう。
「関係取引所」
各構成指数に関する、当該指数のオプションもしくは先物契約が取引される
か、もしくは相場付けされる取引所、相場システムもしくは市場(もしあれ
ば)またはそれらの承継人であって計算代理人により随時選任されるものを
-33-
いう。
「最終買戻日」
平成 23 年7月 19 日をいう。
「換金価格」
信託証書に従って計算される受益証券一口当たりの買戻価格をいう。
「通常終了時刻」
取引所もしくは関係取引所および予定取引所営業日に関する、予定取引所営
業日における取引所もしくは関係取引所の通常の平日の終了時刻をいうが、
時間外取引もしくは通常の取引時間外のその他の取引は含まない。
「予定取引所営業日」
各指数に関する取引所および関係取引所の各々が通常の取引時間に取引を行
「スポンサー」
(ⅰ)ハンセン中国企業株指数に関する HSI サービシズ・リミテッドもしくは
っている日をいう。
その承継人、および(ⅱ) S&P CNX NIFTY 指数に関するインド・インデックス・
サービス・アンド・プロダクツ・リミテッドもしくはその承継人をいう。
「税金」
政府機関により賦課されるあらゆる税金、賦課金、租税、控除額、徴収金、
料率、関税、強制的ローンもしくは源泉徴収をいい、あらゆる源泉徴収税、
所得税、印紙税もしくは取引税、関税、徴収金およびこれらのいずれかに関
して賦課されるあらゆる利息、罰金、徴収金、手数料その他の金額を含むが、
これらに限定されない。
「信託証書」
クリエイティブ・トラストを設定する平成 14 年5月6日付の信託証書であっ
て、管理会社と受託会社との間で締結され、ファンドを設定する追補証書に
より修正された信託証書をいう。
「受託会社」
スコシアバンク・アンド・トラスト(ケイマン)リミテッドもしくはファン
ドの受託者として当該時点において適法に任命されているその他の一もしく
は複数の者をいう。
「受益証券」
ファンドの受益証券をいう。
「評価日」
原則として、毎週水曜日(月曜日の2営業日(取引所、ならびに東京、ニュー
ヨーク、およびパリにおける通常の銀行営業日)後の営業日)をいう。当該週
の月曜日、火曜日、水曜日のいずれかが取引所営業日または当該銀行営業日
でない場合、また、月曜日の2取引所および東京、ニューヨーク、およびパ
リにおける通常の銀行営業日後に相当する日が営業日でない場合は、後ずれ
していく。
2.保
証
2.1 本証書の要項を条件として、保証銀行は、各受益者に対して、EMTN 満期日に、保有される各受益証券に
関する EMTN 満期日における換金価格(説明書に記載されるあらゆる取扱手数料を控除する前の金額)と
保証証書の条項に従い計算される保証換金価格との差額に相当する金額について、適切かつ期限通りの
支払を取消不能の形で保証する。ただし、本証書に基づく保証銀行の最大責任額は、保証換金価格に、
EMTN 満期日において発行済の受益証券口数を乗じた金額を超えない。
2.2 本保証証書に基づく保証銀行の債務は、EMTN 満期日において発行済の受益証券にのみ対応する。疑義を
避けるため記せば、いずれの状況においても、保証銀行は、EMTN 満期日前に換金されたいずれの受益証
券に関しても、本保証証書に基づき支払を行う一切の義務を負わない。
2.3 第 3.1 条、第 4.2 条および第 5 条を条件として、本保証証書により構成される保証は、EMTN 満期日まで
有効であり、同日(もしくは、当該日が営業日でない場合は、翌営業日)に終了し、保証証書に基づく
請求は、第 4.1 条において規定される期限内に行われなければならない。
-34-
3.条
件
3.1 第 2.1 条および第 2.3 条の規定にかかわらず、第 2.1 条に基づき受益者のために支払を行う保証銀行の
債務は、EMTN 満期日における換金価格が保証換金価格を下回る場合にのみ生ずる。かかる場合、EMTN 満
期日において発行済の各受益証券に関して支払を行う保証銀行の債務は、EMTN 満期日における保証換金
価格と換金価格との正の差額に相当する金額に限定される。本保証証書により構成される保証は、EMTN
満期日における換金価格が保証換金価格以上である場合、EMTN 満期日における換金価格の決定後自動的
に終了する。疑義を避けるために記せば、保証銀行は、EMTN 満期日時点の換金価格の計算後、ファンド
の資産のいずれの損失もしくは減損に対しても責任を負わず、換金を行う受益者に対する受託会社もし
くは保証請求代理人による換金代金のいずれの不履行に対しても責任を負わない。
3.2 第 5 条に従い、本保証証書に基づく請求は、受益者に代わり保証請求代理人のみが行うことができ、そ
の他のいずれの者もこれを行うことができない。
3.3 第 4.1.1 条に従い特定されるあらゆる受益証券の保証換金価格に関して本保証証書に基づき支払われる
べき金額の保証銀行から保証請求代理人への支払は、当該支払が本保証証書の第 4.1.3 条に従い通知さ
れた保証請求代理人の銀行口座に対して行われることを条件として、本保証証書に基づく当該受益証券
の受益者に対するさらなるあらゆる債務から保証銀行を免除する。
3.4 第 5 条に従い行われた請求に基づく保証銀行による受益者への支払は、本保証証書に基づく当該受益者
に対するさらなるあらゆる債務から保証銀行を免除する。
3.5 第 3.1 条、第 3.3 条および第 3.4 条における免除は、以下の事由にかかわらず(いずれの場合も理由の
如何を問わない。)適用される。
3.5.1 以後の、保証銀行による保証請求代理人に対するいずれかの支払もしくは保証請求代理人による受
益者へのいずれかの支払の留保、もしくは
3.5.2 いずれかの受益者の受領した金銭のいずれかの者に対する返済要求
3.6 保証銀行は、以下の場合を除いて、受益者に対してもしくは受益者に関して、いずれの支払を行うこと
も要求されない。
3.6.1 当該受益者が第 5.2 条に規定された期間内に保証請求代理人に対して請求を行う場合、もしくは
3.6.2 本保証証書に従い、保証請求代理人が当該受益者の名義で登録された受益証券を特定し、かかる受
益証券に関して別途に請求を行う場合
4.支
払
4.1 第 5 条に従い、本証書に基づき単一の請求のみを行うことができ、EMTN 満期日から起算して6営業日目
の午後4時(パリ時間)までに下記のすべてを保証銀行が受領した場合にのみ、保証銀行により支払が
行われる。
4.1.1 当該請求の対象となっている受益証券を特定し、かつ第 3.1 条に基づく支払総額を記載した保証銀
行に対する保証請求代理人の書面による請求
4.1.2 管理会社により作成された、EMTN 満期日現在の換金価格を詳述した最終評価報告書の写し
4.1.3 当該請求について代理している一もしくは複数の受益者が当該受益証券の EMTN 満期日における登録
済保有者であることを証する保証請求代理人からの署名付きの申告書、および当該請求金額が保証
銀行によって支払われるべき支払先である保証請求代理人名義の銀行口座の十分な詳細(当該口座
の番号および当該支店の所在地を含む。)を記載した書面
4.2 本証書の規定に従い、本保証証書に基づく支払は、米ドル建てで、本証書の第 4.1.3 条に従い指定され
た口座に対して、保証請求代理人による請求の保証銀行による受領の日から 5 営業日内に行われる。
4.3 受託会社および/もしくは保証請求代理人により本証書に基づき行われもしくは交付されるあらゆる請
-35-
求の通知もしくはその他の文書は、(保証銀行が受託会社および/もしくは保証請求代理人に対する書
面通知により別途指定しない限り)保証銀行に対して上記に指定された所在地において(もしくは、保
証銀行が本目的のため随時、保証請求代理人および/もしくは受託会社に書面で指定する保証銀行の部
署もしくは役職者に対して)行われもしくは交付される。
5.保証請求代理人の不履行
5.1 EMTN 満期日における受益証券についての受益者が本保証証書に基づく支払を受ける権利を有し、かつ
5.1.1 当該時において保証請求代理人が存在せず、もしくは
5.1.2 保証請求代理人が本保証証書に基づく単一の請求を EMTN 満期日から起算して6営業日目の午後4時
(パリ時間)までに行わなかった場合、
かかる場合に限り、上記第 3.2 条、第 3.3 条および第 4.1 条にかかわらず、保証銀行は、合理的に可
能な限り早急に、受益者が本保証証書に基づき請求を行うことを可能にする、(保証銀行がその完全な
裁量により決定する)状況において合理的かつ適切なメカニズムを確立することを約束する。ただし、
本保証証書のいずれの記載も、保証銀行に対して、受益者が本保証証書に基づく支払に対する請求権を
有しうることの受益者への通知、もしくは受益者に対する請求の提出の要求を義務づけるものではない。
5.2 上記第 5.1 条が適用される場合、本保証証書に基づき請求を行うための期間は、かかるメカニズムが確
立された日(もしくは、当該日が営業日でない場合、翌営業日)から 1 暦月間延長される。
5.3 各受益者は、なかんずく、保証請求代理人が保証銀行の代理人ではなく受益者の代理人であるという条
件で本保証証書の利益を享受する。
6.地
位
本保証証書により構成される保証は、保証銀行の現在および将来の無担保かつ非劣後のすべての他の債
務(適用法の強制的規定によって優先されるものを除く。)と少なくとも同等の、保証銀行の直接的、無
条件かつ無担保の債務を構成する。保証銀行は、保証銀行によりもしくは保証銀行に代わり実行および履
行されるため必要な、本保証証書の作成および発行に先立ち発生しているため必要な、もしくは本保証証
書をその要項に従い強制執行可能な合法的、有効かつ拘束力のある保証銀行の債務として構成するために
必要なすべての行為、条件および事柄が、あらゆる適用法に準拠して実行および履行されており、発生し
ていることを表明し、保証する。
7.準
拠
法
本保証証書の規定はフランスの法律に準拠し、フランスの法律に従い解釈されるものとし、フランスの
裁判所は、本保証証書からもしくは本保証証書に関連して生じることがある、あらゆる裁判、訴訟もしく
は手続を審理および判断し、あらゆる紛争を解決する管轄権を有する。
上記の証として、保証銀行は、保証銀行に代わり、本保証証書を、捺印証書として、冒頭記載の年月日
付で作成させた。
ソシエテ ジェネラルのために
および同社を代表して、
その適法に授権された代理人により
当該保証銀行により署名された本保証証書の原本は、受託会社により、もしくは受託会社の指図により
保管される。
-36-
構成指数関連事由
「障害日」とは、各構成指数に関して、当該取引所もしくは関係取引所が通常の取引時間に取引を行わない
予定取引所営業日、または市場障害事由が発生した予定取引所営業日をいう。
「市場障害事由」とは、各構成指数に関する、計算代理人が重大であると判断する(ⅰ)取引障害もしくは(ⅱ)
取引所障害が当該取引所もしくは関係取引所において、通常終了時刻直前の 1 時間に発生するかもしくは存
在すること、または(ⅲ)早期終了が発生するかもしくは存在することをいう。いかなる場合も、構成指数に
関して市場障害事由が存在するか否かを判断する目的において、構成指数に含まれる有価証券について市場
障害事由が発生した場合、かかる有価証券の当該構成指数の水準に対する構成比率は、市場障害事由の発生
直前の(x)当該証券に帰属する構成指数の水準の割合および(y)当該構成指数の水準全体の比較に基づくもの
とする。
上記において、
「取引障害」とは、当該取引所もしくは関係取引所等による、(ⅰ)当該取引所における当該構成指
数の水準の 20%以上を構成する有価証券に関するかまたは(ⅱ)当該関係取引所における当該構成
指数に関係する先物もしくはオプション契約の取引の停止もしくは制限をいい、当該取引所または
関係取引所等が認める制限を越えて価格が変動するか否かを問わない。
「取引所障害」とは、市場参加者が(ⅰ)当該取引所における当該構成指数の水準の 20%以上を構成
する有価証券の取引を行うかもしくは市場価格を得る能力、または(ⅱ)当該関係取引所における当
該構成指数に関係する先物もしくはオプション契約の取引を行うかもしくは市場価格を得る能力
を全般に失うかもしくは損なう(計算代理人が決定する)一切の事由(早期終了を除く。
)をいう。
「早期終了」とは、当該取引所もしくは関係取引所の取引所営業日における、通常終了時刻前の終
了をいうが、かかる早期終了時刻が当該取引所もしくは関係取引所により(ⅰ)かかる取引所営業日
における当該取引所または関係取引所の通常取引の実際の終了時刻および(ⅱ)当該取引所営業日
の通常終了時刻における、取引所または関係取引所システムへの注文の提出締切時刻のいずれか早
いほうの少なくとも 1 時間前に公表された場合は、この限りではない。
「終了事由」とは、各構成指数に関して、構成指数および/もしくは本社債に重大な悪影響を及ぼ
すと計算代理人が判断する一切の事由(他の規定にかかわらないが、障害日もしくは別紙 B 第 B 項
に記載される調整事由の発生に限らない。
)の発生をいう。
A.
障害日の結果
観察日(t) (t=0 to 6)がある構成指数に関する障害日である場合、かかる観察日(t)は、構成指数にかかる障
害日ではない翌予定取引所営業日とする。ただし(a)観察日(t) (t=1 to 5)に関しては、当該通常観察日後の
8 予定取引所営業日の各日が何れかの構成指数に関する障害日である場合、また(b)観察日(t=0 および 6)に
関しては、当該通常観察日後の 2 予定取引所営業日の各日が何れかの構成指数に関する障害日である場合は
この限りではない。かかる場合、
-37-
(ⅰ)予定取引所営業日の 8 日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは予定取引所営業日の 2 日目(観察
日(t=0 また 6)の場合)は、かかる日が何れかの構成指数(場合により複数の構成指数)に関する障害日
であるにもかかわらず、観察日(t)とみなされる。
(ⅱ)障害日の発生の影響を受けない構成指数がある場合、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の
場合)もしくは 2 予定取引所営業日目(観察日(t=0 および 6)の場合)におけるかかる構成指数の終値は、
観察日(t)に関する構成指数の指数水準であるとみなされる。
(ⅲ)計算代理人は、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは 2 予定取引所営業日目
(観察日(t=0 および 6)の場合)において、観察日(t)に関し障害日の影響を受ける構成指数(場合によ
り複数の構成指数)の指数水準を、最初の障害日の発生の直前に適用されていた構成指数(場合により
複数の構成指数)の計算式および計算方法に従い、構成指数(場合により複数の構成指数)を構成する
各有価証券の 8 予定取引所営業日目または 2 予定取引所営業日目(もしあれば)の通常終了時刻におけ
る取引所での取引価格または時価を使用して決定するものとする。障害日を生じさせる事由が関連する
有価証券に関し、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは 2 予定取引所営業日
目(観察日(t=0 および 6)の場合)に発生した場合は、計算代理人が誠実に見積もる 8 予定取引所営業日
目もしくは 2 予定取引所営業日目(もしあれば)の通常終了時刻における当該有価証券の価額による。
B.
指数の調整
(ⅰ)構成指数に関し、観察日(6)以前に構成指数が(a)当該スポンサーにより計算されず、公表されなかった
が、計算代理人の承認する後継スポンサーにより計算され公表される場合、または(b)構成指数の計算に
用いられていたのと同一もしくは実質的に同一の計算式および計算方法を使用した承継指数に置き換え
られたと計算代理人が判断した場合、かかる指数は構成指数とみなされる(以下「承継指数」という)。
(ⅱ)構成指数に関し、(a)観察日(6)前に、当該スポンサーまたは後継スポンサーが構成指数の計算式もしく
は計算方法に重大な変更を行うか、または他の方法で構成指数を著しく修正することを公表した場合(構
成銘柄および時価総額の変更ならびにその他日常的な事由が発生した場合に構成指数を維持するための、
かかる計算式もしくは計算方法に規定される修正を除く。)(以下「指数修正」という。)または(b)観察
日において、当該スポンサーまたは後継スポンサーが構成指数の計算および公表を行わなかった場合(以
下「指数障害」といい、指数修正とあわせて「指数調整事由」という。)、計算代理人は、いずれの場合
にも、かかる指数調整事由が構成指数および/もしくは本社債に重大な影響を及ぼすかどうかを判断す
るものとし、重大な影響を及ぼすとされる場合は、
(x)
公表された構成指数の水準の代わりに、計算代理人がかかる変更の時点もしくは公表が行われなくな
った時点の直前に有効であった構成指数の計算式および計算方法に従い決定した構成指数の水準を
使用して指数水準を計算する。ただし、指数調整事由の直前の構成指数を構成する有価証券のみを使
用する。または
(y)
構成指数を新規指数と置き換え、かかる新規指数の決定後速やかに、かかる新規指数の当初水準を決
定する。ただし、かかる指数は同一の経済圏もしくは地域を代表するものとする(もしあれば)
(か
かる新規指数は「構成指数」とみなされ、またかかる基準は「本基準」とみなされる)。
-38-
(ⅲ)構成指数に関し、(a)観察日(6)前に、当該スポンサーもしくは後継スポンサーが構成指数を永久に終了
し、かつ承継指数は存在しない旨を公表した場合(以下「指数の終了」という。)、計算代理人は、(x)
かかる構成指数を本基準を充たす新規指数と置き換えるかまたは(y)指数の終了の発生を終了事由と判
断する。
(ⅳ)構成指数に関し、EMTN 満期日前に、発行体もしくはその他の当事者の EMTN に基づくかもしくは EMTN に
関連する義務もしくは権利の遂行が、構成指数の参照もしくは構成指数に関する権利の行使に関し、適
用法令もしくはこれを拘束するかもしくは影響を及ぼす契約上の制限に違反または矛盾する(または違
反もしくは矛盾する可能性が著しい)と計算代理人が決定した場合、計算代理人は、(x)かかる構成指数
を本基準を充たす新規指数と置き換えるかもしくは(y)かかる事由の発生を終了事由と判断する。
C.
指数の修正
構成指数に関し、観察日(t) (t=0 to 6)に関して発表された指数水準が事後に修正され、かかる修正が当該
スポンサーまたは後継スポンサーにより当初の公表の 5 予定取引所営業日以内(ただし満期日より 3 支払営
業日以上前)に公表される場合、計算代理人は、かかる観察日に関する指数水準の決定において構成指数の
修正水準を使用する。
D.
終了事由の結果
満期日前に、計算代理人がその単独かつ絶対的裁量により構成指数に関して終了事由が発生したと判断した
場合、発行体は、EMTN をかかる判断がなされた後可能な限り速やかに、本書の条件に従って、計算代理人が
決定する EMTN 一口当たりの価額(以下「終了事由発生時の早期償還価額」という。
)を現金で償還するもの
とする。
計算代理人は、その単独かつ絶対的裁量により、かかる終了事由発生時の早期償還価額を終了事由発生時に
適用のある市場価格に基づく EMTN の公正市場価格と判断する。終了事由発生時の早期償還価額は、終了事由
の発生する直前に有効であった構成指数を計算する計算式および計算方法を使用して決定される。
疑義を避けるために付言すると、一定の状況において終了事由発生時の早期償還価額がゼロとなることがあ
る。
E.
通知
計算代理人は、発行体および代理人に対し、上記 A、B、C および D の発生に関する判断ならびにこれらの結
果を速やかに通知するものとする。
EMTN 保有者は、上記 A、B、C および D の発生およびこれらの結果を、EMTN の要項に従い、発生後可能な限り
速やかに通知される。かかる通知は、ルクセンブルグのユーロクリアおよび/またはクリアストリームに通
知された場合に EMTN 保有者により受領されたものとみなされる。
-39-
F.
計算代理人による計算および決定
指数に関して計算代理人が行うすべての計算および決定は、故意、不誠実または明白な誤りがない限り、発
行体及び EMTN 保有者に対して拘束力を有するものとし、かつ計算代理人は、故意、不誠実もしくは明白な誤
りがない限り、EMTN 保持者に対し、本書に基づく権限、義務もしくは裁量の行使/非行使に関して一切責任
を負わないものとする。
-40-
別
紙
C
最終償還価額の計算
EMTN が EMTN 満期日において償還される金額(「最終償還価額」)は、計算代理人であるソシエテ ジェネラ
ルにより、複合株式指数のパフォーマンスを参照して、下記に記載された算式に従って計算される。最終償
還価額は、EMTN の額面金額(「額面金額」)に、(ア)(ⅰ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフ
ォーマンスがゼロ以上の場合には 100%、または(ⅱ)6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォー
マンスがマイナスである場合には 100%に6年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスを加
えた額(ただし、下限は 80%とする。)および(イ)観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスの最
高値に連動する一定の料率(「連動率」)によるリターンの合計額を乗じた金額になる。
連動率は、EMTN の発行会社の保証銀行であるソシエテ
ジェネラルにより設定日に決定される。
連動率は、
現在 50%前後と予想されるが、当初募集期間中の市況に基づき 40%から 60%の間で設定日に決定される。
連動率は、ファンド等の債券保有者が構成指数の日々のパフォーマンスから利益を得られる、EMTN 満期日に
保証銀行が保証を提供する料率をいう。
EMTN 満期日において、EMTN は以下のとおり償還される。
以下に相当する1券面当たりの金額
・観察日(6)に観察された複合株式指数のパフォーマンスがプラスの場合、
額面金額(=100 米ドル)×〔100%+連動率×最高値{観察日(t)(t=0 to 6)の複合株式指数パフ
ォーマンス}〕
、
または
・観察日(6)に観察された複合株式指数のパフォーマンスがマイナスの場合、
額面金額(=100 米ドル)×(最大額〔80%、100%+観察日(6)の複合株式指数のパフォーマンス〕
+連動率×最高値{観察日(t)(t=0 to 6)の複合株式指数パフォーマンス}
)
-41-
別
紙
D
EMTN の構成指数詳細
下記の通り EMTN は、構成指数における各構成指数の水準に連動している(以下、総称して「構成指数」と
いい、個別に「各構成指数」という。
)
構成指数は下記の通りである。
H 株指数(ハンセン中国企業株指数 (HSCEI))
H 株指数は、香港証券取引所に上場している中国本土企業株(H 株)で構成される時価総額加重平均指数で
ある。全構成銘柄は、中国本土企業株総合指数(HSMLCI)にも採用される。H 株指数の基準値は 2000 年 1 月 3
日の段階で 2,000 である。2001 年 10 月 3 日から旧 HSCE 指数の代わりに当該指数が使用されている。
<H 株指数についての免責事項>
恒指服務有限公司(HIS Services Limited)のライセンスに基づき、恒指服務有限公司(HIS Services
Limited)が H 株指数を作成し、公表する。恒指服務有限公司(HIS Services Limited)が H 株指数の標章お
よび名称の所有権を保持する。恒指服務有限公司(HIS Services Limited)およびハンセン・データ・サー
ビシズ・リミテッドは、ファンドについて管理会社が H 株指数を使用し参照することにつき合意している。
ただし、恒指服務有限公司(HIS Services Limited)およびハンセン・データ・サービシズ・リミテッドの
いずれも、ファンドのブローカー、受益者、もしくはその他の者に H 株指数、その計算もしくは H 株指数に
関する情報の正確性および完全性について保証もしくは表明をせず、また、明示、黙示を問わず H 株指数に
関するいかなる保証もしくは表明を一切行わないものとする。恒指服務有限公司(HIS Services Limited)
は、H 株指数およびそれに関連する公式(複数を含む。)の計算および作成の手順および基準、ならびに構成
銘柄および構成因子を通知なくして随時変更もしくは改変する権利を有する。恒指服務有限公司(HIS
Services Limited)およびハンセン・データ・サービシズ・リミテッドは、下記の(1)から(4)につき免責さ
れるものとする。
(1) ファンドに関連して管理会社が提供する H 株指数の使用および/もしくは参照すること、
(2) 恒指服務有限公司(HIS Services Limited)による H 株指数の計算の不正確性、遺漏、間違い、誤謬、
(3) (2)に起因し、ファンドのブローカー、受益者または上記(2)を事由にファンドに関与するその他の者
が直接もしくは間接的に被る経済的もしくはその他の損失、および、
(4) ブローカー、受益者およびその他ファンド取引に関与する者が恒指服務有限公司(HIS Services
Limited)および/もしくはハンセン・データ・サービシズ・リミテッドに対して提起するいかなる方
法の請求、訴訟および法的手続。
すべてのブローカー、受益者およびその他ファンド取引に関与する者は、本条の免責事項を充分に了解し、
恒指服務有限公司(HIS Services Limited)およびハンセン・データ・サービシズ・リミテッドに依拠しな
いものとする。疑義を避けるため付言すると、本免責事項はいかなるブローカー、受益者、その他の者と恒
指服務有限公司(HIS Services Limited)および/もしくはハンセン・データ・サービシズ・リミテッドの
間に契約もしくは準契約上の関係を設定するものではなく、設定されていると解釈されないものとする。
-42-
S&P
S&P
CNX
Nifty 指数
CNX
Nifty 指数は、インド証券取引所(NSE)とインド信用格付情報サービス者(CRISIL)の間のジ
ョイント・ベンチャーであるインディア・インデックス・サービス・アンド・プロダクツ・リミテッド(以下
「IISL」という。)に所有および管理されている。IISL は、インドで株価指数の主力銘柄として焦点が当て
られた最初の専門企業である。IISL は、指数関連業務の世界的リーダーであるスタンダード・アンド・プア
ーズ(S&P)との間にコンサルティング契約およびライセンス契約を締結している。
構成指数関連事由
「障害日」とは、各構成指数に関して、当該取引所もしくは関係取引所が通常の取引時間に取引を行わない
予定取引所営業日、または市場障害事由が発生した予定取引所営業日をいう。
「市場障害事由」とは、各構成指数に関する、計算代理人が重大であると判断する(ⅰ)取引障害もしくは(ⅱ)
取引所障害が当該取引所もしくは関係取引所において、通常終了時刻直前の 1 時間に発生するかもしくは存
在すること、または(ⅲ)早期終了が発生するかもしくは存在することをいう。いかなる場合も、構成指数に
関して市場障害事由が存在するか否かを判断する目的において、構成指数に含まれる有価証券について市場
障害事由が発生した場合、かかる有価証券の当該構成指数の水準に対する構成比率は、市場障害事由の発生
直前の(x)当該証券に帰属する構成指数の水準の割合および(y)当該構成指数の水準全体の比較に基づくもの
とする。
上記において、
「取引障害」とは、当該取引所もしくは関係取引所等による、(ⅰ)当該取引所における当該構成指
数の水準の 20%以上を構成する有価証券に関するかまたは(ⅱ)当該関係取引所における当該構成
指数に関係する先物もしくはオプション契約の取引の停止もしくは制限をいい、当該取引所または
関係取引所等が認める制限を越えて価格が変動するか否かを問わない。
「取引所障害」とは、市場参加者が(ⅰ)当該取引所における当該構成指数の水準の 20%以上を構成
する有価証券の取引を行うかもしくは市場価格を得る能力、または(ⅱ)当該関係取引所における当
該構成指数に関係する先物もしくはオプション契約の取引を行うかもしくは市場価格を得る能力
を全般に失うかもしくは損なう(計算代理人が決定する)一切の事由(早期終了を除く。
)をいう。
「早期終了」とは、当該取引所もしくは関係取引所の取引所営業日における、通常終了時刻前の終
了をいうが、かかる早期終了時刻が当該取引所もしくは関係取引所により(ⅰ)かかる取引所営業日
における当該取引所または関係取引所の通常取引の実際の終了時刻および(ⅱ)当該取引所営業日
の通常終了時刻における、取引所または関係取引所システムへの注文の提出締切時刻のいずれか早
いほうの少なくとも 1 時間前に公表された場合は、この限りではない。
「終了事由」とは、各構成指数に関して、構成指数および/もしくは本社債に重大な悪影響を及ぼ
すと計算代理人が判断する一切の事由(他の規定にかかわらないが、障害日もしくは別紙 B 第 B 項
に記載される調整事由の発生に限らない。
)の発生をいう。
-43-
A.
障害日の結果
観察日(t) (t=0 to 6)がある構成指数に関する障害日である場合、かかる観察日(t)は、構成指数にかかる障
害日ではない翌予定取引所営業日とする。ただし(a)観察日(t) (t=1 to 5)に関しては、当該通常観察日後の
8 予定取引所営業日の各日が何れかの構成指数に関する障害日である場合、また(b)観察日(t=0 および 6)に
関しては、当該通常観察日後の 2 予定取引所営業日の各日が何れかの構成指数に関する障害日である場合は
この限りではない。かかる場合、
(ⅰ)予定取引所営業日の 8 日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは予定取引所営業日の 2 日目(観察
日(t=0 また 6)の場合)は、かかる日が何れかの構成指数(場合により複数の構成指数)に関する障害日
であるにもかかわらず、観察日(t)とみなされる。
(ⅱ)障害日の発生の影響を受けない構成指数がある場合、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の
場合)もしくは 2 予定取引所営業日目(観察日(t=0 および 6)の場合)におけるかかる構成指数の終値は、
観察日(t)に関する構成指数の指数水準であるとみなされる。
(ⅲ)計算代理人は、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは 2 予定取引所営業日目
(観察日(t=0 および 6)の場合)において、観察日(t)に関し障害日の影響を受ける構成指数(場合によ
り複数の構成指数)の指数水準を、最初の障害日の発生の直前に適用されていた構成指数(場合により
複数の構成指数)の計算式および計算方法に従い、構成指数(場合により複数の構成指数)を構成する
各有価証券の 8 予定取引所営業日目または 2 予定取引所営業日目(もしあれば)の通常終了時刻におけ
る取引所での取引価格または時価を使用して決定するものとする。障害日を生じさせる事由が関連する
有価証券に関し、8 予定取引所営業日目(観察日(t) (t=1 to 5)の場合)もしくは 2 予定取引所営業日
目(観察日(t=0 および 6)の場合)に発生した場合は、計算代理人が誠実に見積もる 8 予定取引所営業日
目もしくは 2 予定取引所営業日目(もしあれば)の通常終了時刻における当該有価証券の価額による。
B.
指数の調整
(ⅰ)構成指数に関し、観察日(6)以前に構成指数が(a)当該スポンサーにより計算されず、公表されなかった
が、計算代理人の承認する後継スポンサーにより計算され公表される場合、または(b)構成指数の計算に
用いられていたのと同一もしくは実質的に同一の計算式および計算方法を使用した承継指数に置き換え
られたと計算代理人が判断した場合、かかる指数は構成指数とみなされる(以下「承継指数」という)。
(ⅱ)構成指数に関し、(a)観察日(6)前に、当該スポンサーまたは後継スポンサーが構成指数の計算式もしく
は計算方法に重大な変更を行うか、または他の方法で構成指数を著しく修正することを公表した場合(構
成銘柄および時価総額の変更ならびにその他日常的な事由が発生した場合に構成指数を維持するための、
かかる計算式もしくは計算方法に規定される修正を除く。)(以下「指数修正」という。)または(b)観察
日において、当該スポンサーまたは後継スポンサーが構成指数の計算および公表を行わなかった場合(以
下「指数障害」といい、指数修正とあわせて「指数調整事由」という。)、計算代理人は、いずれの場合
にも、かかる指数調整事由が構成指数および/もしくは本社債に重大な影響を及ぼすかどうかを判断す
るものとし、重大な影響を及ぼすとされる場合は、
(x)
公表された構成指数の水準の代わりに、計算代理人がかかる変更の時点もしくは公表が行われなくな
-44-
った時点の直前に有効であった構成指数の計算式および計算方法に従い決定した構成指数の水準を
使用して指数水準を計算する。ただし、指数調整事由の直前の構成指数を構成する有価証券のみを使
用する。または
(y)
構成指数を新規指数と置き換え、かかる新規指数の決定後速やかに、かかる新規指数の当初水準を決
定する。ただし、かかる指数は同一の経済圏もしくは地域を代表するものとする(もしあれば)
(か
かる新規指数は「構成指数」とみなされ、またかかる基準は「本基準」とみなされる)。
(ⅲ)構成指数に関し、(a)観察日(6)前に、当該スポンサーもしくは後継スポンサーが構成指数を永久に終了
し、かつ承継指数は存在しない旨を公表した場合(以下「指数の終了」という。)、計算代理人は、(x)
かかる構成指数を本基準を充たす新規指数と置き換えるかまたは(y)指数の終了の発生を終了事由と判
断する。
(ⅳ)構成指数に関し、EMTN 満期日前に、発行体もしくはその他の当事者の EMTN に基づくかもしくは EMTN に
関連する義務もしくは権利の遂行が、構成指数の参照もしくは構成指数に関する権利の行使に関し、適
用法令もしくはこれを拘束するかもしくは影響を及ぼす契約上の制限に違反または矛盾する(または違
反もしくは矛盾する可能性が著しい)と計算代理人が決定した場合、計算代理人は、(x)かかる構成指数
を本基準を充たす新規指数と置き換えるかもしくは(y)かかる事由の発生を終了事由と判断する。
C.
指数の修正
構成指数に関し、観察日(t) (t=0 to 6)に関して発表された指数水準が事後に修正され、かかる修正が当該
スポンサーまたは後継スポンサーにより当初の公表の 5 予定取引所営業日以内(ただし満期日より 3 支払営
業日以上前)に公表される場合、計算代理人は、かかる観察日に関する指数水準の決定において構成指数の
修正水準を使用する。
D.
終了事由の結果
満期日前に、計算代理人がその単独かつ絶対的裁量により構成指数に関して終了事由が発生したと判断した
場合、発行体は、EMTN をかかる判断がなされた後可能な限り速やかに、本書の条件に従って、計算代理人が
決定する EMTN 一口当たりの価額(以下「終了事由発生時の早期償還価額」という。
)を現金で償還するもの
とする。
計算代理人は、その単独かつ絶対的裁量により、かかる終了事由発生時の早期償還価額を終了事由発生時に
適用のある市場価格に基づく EMTN の公正市場価格と判断する。終了事由発生時の早期償還価額は、終了事由
の発生する直前に有効であった構成指数を計算する計算式および計算方法を使用して決定される。
疑義を避けるために付言すると、一定の状況において終了事由発生時の早期償還価額がゼロとなることがあ
る。
-45-
E.
通知
計算代理人は、発行体および代理人に対し、上記 A、B、C および D の発生に関する判断ならびにこれらの結
果を速やかに通知するものとする。
EMTN 保有者は、上記 A、B、C および D の発生およびこれらの結果を、EMTN の要項に従い、発生後可能な限り
速やかに通知される。かかる通知は、ルクセンブルグのユーロクリアおよび/またはクリアストリームに通
知された場合に EMTN 保有者により受領されたものとみなされる。
F.
計算代理人による計算および決定
指数に関して計算代理人が行うすべての計算および決定は、故意、不誠実または明白な誤りがない限り、発
行体及び EMTN 保有者に対して拘束力を有するものとし、かつ計算代理人は、故意、不誠実もしくは明白な誤
りがない限り、EMTN 保持者に対し、本書に基づく権限、義務もしくは裁量の行使/非行使に関して一切責任
を負わないものとする。
-46-
投資信託説明書(請求目論見書)
1.クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506(以下「フ
ァンド」という。)の受益証券の募集については、管理会社は、証券取引法(昭和 23 年法第
25 号)第5条の規定により有価証券届出書を平成 17 年4月 22 日に関東財務局長に提出してお
り、また、同法第7条の規定により有価証券届出書の訂正届出書を平成 17 年4月 27 日に関東
財務局長に提出しており、平成 17 年5月8日にその届出の効力が生じております。
2.請求目論見書は、証券取引法第 15 条第3項の規定により、投資者のみなさまから請求された
場合に交付されるものであり、請求を行った場合には投資者のみなさまがその旨の記録をして
おくこととなっております。なお、便宜上、前記の交付目論見書と併せて掲載しておりますの
で、ご留意下さい。
3.ファンドの受益証券の価格は、ファンドに組み入れられている有価証券等の値動きのほか為替
変動の影響を受けます。したがって、純資産価格は変動しますので元本および利回りが保証さ
れているものではありません。投資した資産の損益はすべて投資者のみなさまに帰属します。
4.投資信託は、預貯金や保険契約にはあたりませんので、預金保険、保険契約者保護機構の保護
の対象ではありません。また、登録金融機関で取扱う投資信託は投資者保護基金の対象でもあ
りません。
5.原文(英文)の財務書類は、本目論見書には記載されておりませんが、有価証券届出書には記
載されております。
【金融商品の販売等に関する法律に係る重要事項】
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506 は、二指数
から構成される複合株式指数の水準に最終償還価格が連動する外貨建て債券を投資対象とします
ので、複合株式指数の水準による組入債券の下落、金利変動等による組入債券の下落、組入債券の
発行体の倒産または経営・財務状況の悪化およびそれに関する外部評価の変化等の影響により、受
益証券の価格が下落し、投資元本を割り込むことがあります。また、これらに加え、為替の変動に
より、円貨で比べた場合に投資元本を割り込むことがあります。また、原則設定日から1年間は買
戻しができず、その後も保有期間に応じて買戻し手数料が生じる場合がありますので、ご注意下さ
い。なお、設定日から1年経過後以降、日本における営業日に買戻しを請求することが可能ですが、
換金までには一定の期間を要しますのでご留意下さい。
(本書は、証券取引法第 13 条の規定に基づく目論見書です。)
投資信託説明書(請求目論見書)
クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・チャイナ最高値参照ファンド 0506
(CREATIVE TRUST:India-China Maximum Linked Risk Limited Fund 0506)
平成17年4月22日有価証券届出書提出
平成17年4月27日有価証券届出書の訂正届出書提出
発
行
者
名 : リクソー・アセット・マネジメント・エス・エイ
(Lyxor Asset Management S. A.)
代表者の役職氏名: チーフ・オペレーションズ・オフィサー
マルク・サルヴァ
(Marc Salvat)
本店の所在の場所: フランス共和国 92800、ピュトー市、バルミー通り17番、
ソシエテ ジエネラル タワー
(Tour Société Générale,17 cours Valmy,92800 Puteaux,France)
代 理 人 の 氏 名 : 弁護士
中
野
春
芽
弁護士
十
枝
美紀子
代 理 人 の 住 所: 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号
丸の内北口ビル
森・濱田松本法律事務所
届出の対象とした募集
募集外国投資信託受益証券に係るファンドの名称:クリエイティブ・トラスト:リスク限定型インド・
チャイナ最高値参照ファンド0506
(CREATIVE TRUST:India-China Maximum Linked Risk
Limited Fund 0506)
募 集 外 国 投 資 信 託 受 益 証 券 の 金 額:3億米ドル(約322億円)
(注) 米ドルの円換算額は、平成 17 年3月末日現在の株式会社東京三菱銀行の対顧客電信売買相場の仲値(1米ドル=107.39 円)
による。
有価証券届出書および有価証券届出書の訂正届出書の写しを縦覧に供する場所
該当事項なし
目
次
頁
ファンドの詳細情報
第1
ファンドの追加情報······························································· 1
1
ファンドの沿革································································· 1
2
ファンドに係る法制度の概要····················································· 1
3
監督官庁の概要································································· 1
第2
手
等 ··································································· 3
1
申込(販売)手続等····························································· 3
2
買 戻 し 手 続 等 ································································· 5
第3
管理及び運営····································································· 9
1
資産管理等の概要······························································· 9
2
開示制度の概要································································· 12
3
受益者の権利等································································· 13
第4
第5
続
ファンドの経理状況······························································· 15
1
財
務
諸
表 ································································· 15
2
ファンドの現況································································· 15
販売及び買戻しの実績····························································· 16
ファンドの詳細情報
第1
1
ファンドの追加情報
ファンドの沿革
平成10年5月19日 管理会社の設立
平成14年5月6日 信託証書および追補証書締結
平成17年4月11日 ファンド設定のための追補証書締結
平成17年6月17日 ファンドの運用開始
2
ファンドに係る法制度の概要
(ⅰ) 準拠法の名称
ファンドは、ケイマン諸島の信託法(2001 年改訂)(以下「信託法」という。)に基づき設立されて
いる。ファンドは、また、ケイマン諸島のミューチュアル・ファンド法(2003 年改訂)(以下「ミュ
ーチュアル・ファンド法」という。)により規制されている。
(ⅱ) 準拠法の内容
①
信託法
ケイマン諸島の信託の法律は、基本的には英国の信託法に従っており、英国の信託法のほとんどの
部分を採用しており、この問題に関する英国判例法のほとんどを採用している。さらに、ケイマン諸
島の信託法は、英国の 1925 年受託者法を実質的に基礎としている。投資者は、受託会社に対して資金
を払い込み、投資者(受益者)の利益のために投資運用会社はこれを運用する。各受益者は、信託資
産持分比率に応じて権利を有する。
受託会社は、通常の忠実義務に服し、かつ受益権者に対して説明の義務がある。その機能、義務お
よび責任の詳細は、ユニット・トラストの信託証書に記載される。
大部分のユニット・トラストは、免税信託として登録申請される。その場合、信託証書、ケイマン
諸島の居住者またはケイマン諸島を本拠地とする者を(限られた一定の場合を除き)受益者としない
旨宣言した受託会社の法定の宣誓書が登録料と共に信託登記官に届出される。
免税信託の受託会社は、受託会社、受益者、および信託財産が 50 年間課税に服さないとの約定を取
得することができる。
信託は、150 年まで存続することができ、一定の場合は無期限に存続できる。
免税信託は、信託証書の変更を信託登記官に提出しなければならない。
免税信託は、信託登記官に対して、当初手数料および年次手数料を支払わなければならない。
②
ミューチュアル・ファンド法
「監督官庁の概要」の記載を参照。
3
監督官庁の概要
ファンドは、ケイマン諸島のミューチュアル・ファンド法に基づき規制される。従って、ファンド(お
よび受託会社)は、ミューチュアル・ファンド法上、ケイマン当局に申請書および募集関連書類(およ
びその変更)および監査済年次財務諸表を提出しなければならない。規制された投資信託として、ファ
ンドは、ミューチュアル・ファンド法に基づきケイマン諸島金融庁(以下「CIMA」という。
)の監督に服
し、CIMA は、いつでもファンドに、財務書類の監査を行い、同書類を CIMA が特定する一定の期日まで
に CIMA に提出するよう指示することができる。さらに、CIMA は、受託会社に CIMA がミューチュアル・
ファンド法上の義務を遂行するために合理的に必要とするファンドに関する情報または説明を提出する
よう求めることができる。受託会社は、ファンドに関するすべての記録を、合理的な時間に、CIMA に提
-1-
出または開示しなければならず、CIMA は、開示された記録の写しを作成し、抄本を備置することができ
る。CIMA の要求を遵守しない場合、受託会社は、高額の罰金に服し、CIMA は、裁判所にファンドの解散
を請求することができる。
規制された投資信託が、その義務を履行できなくなる可能性がある場合、また投資者や債権者の利益
を害する方法で業務を遂行もしくは遂行を企図し、または任意解散を行おうとしている場合、CIMA は、
一定の措置を取ることができる。CIMA の権限には、受託会社の交替を要求すること、ファンドの適切な
業務遂行についてファンドに助言を与える者を任命すること、またはファンドの業務監督者を任命する
こと等が含まれる。CIMA は、その他の権限(その他措置の承認を裁判所に申請する権限を含む。)を行
使することができる。
ファンドの受託会社は、ケイマン諸島の会社として登録されており、かつ信託会社としてケイマン政
府の認可を受けている。受託会社は、CIMA の監督下にある。受託会社はまた、ミューチュアル・ファン
ド法に基づく投資信託管理会社として認可されている。
-2-
第2
手続等
1 申込(販売)手続等
(イ) 海外における販売手続等
ファンドの受益証券の当初発行
ファンドの受益証券は、管理会社により延長された場合を除いて、平成 17 年5月9日から同年
6月 15 日までの期間(「当初募集期間」)において、当初発行価格で、投資者に対し募集される。
管理会社が申込書および決済資金による申込金を設定日までに(同日を含む。)受領した場合、
受益証券は、当初募集期間の終了後の設定日に発行される。
管理会社は、ファンド資産が約 1,000 万米ドルに達しない場合、ファンドの受益証券を発行せ
ず、また、受領した申込金を当初募集期間の終了後 14 営業日以内に利息を付することなく投資者
に返却する権利を有するものとし、かかる場合、ファンドの運用は開始されなかったものとみな
される場合がある。ファンドの上限は合計約3億米ドルとし、保証銀行により別途合意された場
合を除いて、管理会社は、かかる金額を超える申込みを受理しない。
申込手続
当初募集期間および英文目論見書において許容されるその後の期間における受益証券の申込み
は、申込書式を完成させ、管理会社に送付し、受益証券に関する支払を行うことにより行われる。
申込みは、信託証書、ファンドについての追補証書および設定通知、英文目論見書、クリエイテ
ィブ・トラストの目論見書の条項および申込書式の規定に服する。電子送信またはファクシミリ
で行われた申込みの原本は、管理会社に送付されなければならない。管理会社は、電子送信また
はファクシミリで送信された申込書が受領されなかったことにより生じた一切の損失について、
申込人に対しいかなる責任も負わない。
最低投資価額
ファンドの受益証券の最低投資価額は、30,000 米ドル(300 口)および 100 口の整数倍である。
支払手続
支払は、申込書式に記載されている方法のいずれかで行われなければならない。支払は米ドル
建てで行われなければならない。
かかる申込みの手続において、決済資金による申込金の支払は、当初募集価格による販売につ
いては設定日までに(同日を含む。)、管理会社により受領されなければならない。投資者は、特
定日に米ドル建ての価額で受領される支払は、ニューヨークにおける当該日の前営業日に、ニュ
ーヨークにおける評価額で行われなければならないことに注意することを要する。
投資者は、決済遅延のため、小切手で支払うことができる。
譲渡制限
ファンドがその資産を EMTN に投資した後、受益証券は、直接的または間接的に、以下の者に対
して、販売され、担保に供され、その他譲渡されることができない(ただし、相続による取得は規
制の対象外となる。)。
(a) 非居住インド人(NRI)
-3-
(b) インド出身者(PIO)
(c) 60%以上が非居住インド人および/もしくはインド出身者に実質的に保有されるかまたは支
配されている法主体、または非居住インド人および/もしくはインド出身者の受益権が 60%
を超えるファンド等
(d) インド居住者および上記(a)から(c)に記載される者または法主体を含む顧客を代理するポー
トフォリオ・マネージャー
(e) 規制法主体でない法主体(自然人等)
上記の条件に違反する一切の行為または上記の条件の不履行は、受益証券の要項違反となり、
上記の条件について違反行為または不履行を故意または過失で行った受益者は、管理会社に対し、
管理会社または管理会社の関連会社がかかる違反の結果被った損失を負担するものとし、受益証券
が販売される際、受益者は、管理会社および管理会社の関連会社が被ったかかる損失を補償するこ
とに同意したものとみなされる。
本項において、
「非居住インド人」とは、インド国籍保有者でインド国外に居住している者をいう。
「インド出身者」とは、(ⅰ)インドのパスポートを保有していた者、(ⅱ)本人またはその両親も
しくは祖父母のいずれかがインド憲法または 1955 年市民権法(1955 年第 57 号法)に基づくイン
ド国民であった場合、または(ⅲ)インド国籍保有者または上記(ⅰ)もしくは(ⅱ)に記載される者の
配偶者をいう。
「規制法主体」とは、インド証券取引委員会の 1995 年外国機関投資家規制の規制 15A に規定さ
れる規制法主体をいう。2005 年4月現在、以下の法主体が規制法主体とみなされると予測される。
(ⅰ)会社法制度に基づき登録機関または類似の監督機関に対して定款その他の書類を届け出る義
務のある法域で設立された法主体、(ⅱ)何れかの国・地域における中央銀行もしくは類似の機関、
または証券・先物の協会により規制、認可または監督される法主体(ただし、類似の機関により認
可される場合については規制されることをも要する。)、(ⅲ)何れかの国・地域における証券・先
物取引所または証券・先物の自主規制機関(関連する監督機関に対して終局的に説明義務を負うも
のに限る。)の会員である法主体、および(ⅳ)上記(ⅰ)から(ⅲ)に該当する組織が投資顧問機能を
果たしている者または法主体(信託、合同運用、投資法人、有限責任組合等)
受益証券の譲渡
受益証券は、受託会社が承認した様式の書面による証書で譲渡人および譲受人により署名(も
しくは、法人の場合、譲渡人または譲受人のために署名もしくは捺印)されたものにより、譲渡
することができる。譲渡人は、譲渡した受益証券について、受益者名簿に譲受人の名前が登録さ
れるまでは、譲渡された受益証券の保有者であるとみなされる。共同受益者のいずれか一名の死
亡の場合、生存者は、共同受益者の名義で登録されている受益証券の権原を有する唯一の人間と
なる。
不正資金浄化(マネー・ロンダリング)防止規定
マネー・ロンダリングを防止する責任の一環として、受託会社および管理会社は、投資者の身
元および申込代金の資金源の入念な確認を要求することができる。受託会社および管理会社は、
申込人の身元および資金源を確認するために必要な情報を請求する権利を留保する。申込人が確
認のために必要な情報の提出を怠るかまたは遅延した場合、受託会社および/または管理会社は、
申込書および関係する申込代金の受領を拒絶することができる。
-4-
トラストの事業に関与するケイマン諸島の居住者(受託会社を含む。
)が、その他の者がマネー・
ロンダリングに従事しているとの疑いまたは確信を抱いた場合、かかる者はケイマン諸島の刑事
訴訟法(2001 年改訂)に基づいて上記の疑いを関係当局に報告する義務を負う。監督機関(CIMA
を含むがこれに限定されない。)から請求された場合、管理会社および/または受託会社は、投資
者に関する情報を上記の監督機関に引き渡すことができる。投資者がかかる情報を監督機関に引
き渡すことに同意したとみなされることが申込みの条件となる。
(ロ) 日本における販売手続等
日本においては、本書「第一部
証券情報、(7)申込期間」に記載される募集期間中の各日に同
書「第一部 証券情報」に従って募集の取扱いが行われる。
2 買戻し手続等
(イ) 海外における買戻し手続等
保有するファンド証券の一部または全部の買戻請求を希望する受益者は、買戻請求書を提出しな
ければならない。すべて記入された買戻請求書は、適用ある取引締切時間の前に管理会社が受領し
なければならない(翌評価日に処理される。)。当該時間以降に受領された買戻請求書は、当該評価
日の翌月の最終評価日に繰り越され、処理される。
買戻請求書は、書面で提出するか、または電子送信もしくはファクシミリで送付し、ファンドの
名称、受益証券の買戻口数、登録受益者の氏名、および買戻代金の支払指図を記入しなければなら
ない。管理会社が別途合意するか、または別段の定めがない限り、電子送信またはファクシミリで
送付した買戻請求書の原本を管理会社に送付する必要がある。管理会社は、電子送信またはファク
シミリで送付された買戻請求書の不受理に起因する損失について、受益者に対して責任を負う。
受益者は、下記の種々の要因が EMTN 満期日前の買戻しに適用される純資産価格に影響する旨認識
しておくべきである。ファンドの資産が EMTN であるため、ファンドの純資産価格は、EMTN 一券面
当たりの早期償還価格の影響を受ける。EMTN の早期償還価格は、構成指数の水準、金利、構成指数
間の相関、ボラティリティ、EMTN 満期日までの残存期間および他の市況等の諸要素(ただし、これ
らに限定されない。)を考慮して、計算代理人であるソシエテ ジェネラルにより、その裁量で、決
定される。
EMTN の早期償還価格は、実際の市場水準に基づき上記の主たるパラメーターの将来の価値を見積
もり、EMTN 満期日に(ア)
(ⅰ)6 年後の観察日に観察される複合株式指数のパフォーマンスがゼロ
以上である場合、当初投資額の 100%または(ⅱ)6 年後の観察日に観察される複合株式指数のパフ
ォーマンスがマイナスの場合、当初投資額の 100%に 6 年後の観察日に観察される複合株式指数の
パフォーマンスを加えた額(ただし、下限を 80%とする。)、および(イ)観察日に観察される複合
株式指数の最大上昇率に連動率で連動するリターンの合計額の支払を充足し、また現時点での公正
な市場価格から EMTN の償還コストを控除した額を計算したシュミレーションに基づき計算される。
受益証券は、買戻しが請求された取引日の属する月の最終評価日、または買戻日において自動的
に買戻しを受ける受益証券の場合 EMTN 満期日におけるファンドの受益証券一口当たりの純資産価
格を参照して算出された価格で買い戻される。ただし、適用ある場合、下記の買戻し手数料に服す
る。原則として、設定日から 1 年間は買戻しを行うことはできない。受益証券の買戻しは、100 口
単位で行われる。
平成 21 年6月 17 日より前に買戻される受益証券には、下記の買戻し手数料が課せられる。買戻
し手数料は、買戻し時の一口当たり純資産価格ではなく、当初募集価格を参照して決定される。
-5-
買戻し手数料
買戻しを行う評価日
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
上記の買戻し手数料は、管理会社が自己で使用するために保有することができ、また、ファンド
への申込みに貢献した販売会社または保証銀行、ファンドとの間で分配することができる。
上記にかかわらず、管理会社またはその代理人が、以下のいずれかの事由が発生したものと判断
する場合には、上記の 1 年間の期間経過前であっても、受益者は、いずれの毎月の最終評価日にお
いても受益証券の買戻しを行うことができる。
(ⅰ) 受益者が死亡した場合
(ⅱ) 受益者の資産の大部分が天災により失われた場合
(ⅲ) 受益者が破産を宣告された場合
(ⅳ) 受益者が病気により生計を維持できない場合
(ⅴ) 上記の(ⅰ)ないし(ⅳ)に類似するその他の事由(火事、事故、失業等)が発生した場合
上記の規定に基づき受益証券の買戻しを請求する受益者は、管理会社またはその代理人に対し、
上記(ⅰ)ないし(ⅴ)のいずれかの状況または事由が発生したことを証明する合理的な証拠を提出す
るものとする。
受益証券の買戻請求は、EMTN 満期日前、取引日に提出することができ、受益証券は、買戻しが請
求される月の最終評価日におけるファンドの受益証券一口当たりの純資産価格で買い戻される。
EMTN 満期日に残存するすべての受益証券は、最終買戻日までに買い戻される。EMTN 満期日における
ファンドの受益証券一口当たりの買戻価格が当初発行価格の 80%を下回る場合、保証銀行は、EMTN
満期日以後に買い戻されたすべての受益証券について保証証書に従い差額を支払う。
保証証書の様式の詳細は、別紙 B に記載されている。投資者は保証証書の条項を注意深く読まれ
たい。
保証証書に基づき、当該期限内までに行われた一切の請求に従い、EMTN 満期日以後に買い戻され
た受益証券に関する支払額は、1暦月以内、またはそれより遅い場合、適式に完成された買戻請求
書の関係書類の原本の受託会社による受領の後支払われる。
買戻代金の支払
買戻代金(受益証券の口数に買戻価格を乗じた金額)は、(a) 受託会社が別途合意しない限り、
受益者の正式な署名を付した買戻請求書の原本を管理会社が受領し、(b) 買戻代金を電信為替で銀
行口座に送金する場合、受益者(またはそれぞれの共同受益者)の署名を受託会社または管理会社
の満足の行くよう確認するまで支払われない。買戻代金は、関係する受益者にのみ支払われ、第三
者に対する支払請求は受け付けられない。
管理会社と登録事務代行会社がその他の支払方法に合意しない限り、買戻代金は、通常、関係す
る評価日から起算して4営業日以内に、ファンドの基準通貨で、受益者のリスクで銀行振込により、
受益者(または共同受益者の筆頭者)に対して支払われる。疑義を避けるため、登録事務代行会社
が特別に授権する場合を除いて、基準通貨による支払は小切手では行われない。
-6-
買戻代金は、受益者から要求あれば、受益者の費用で日本円で小切手または銀行振込により支払
うことができるが、支払時期の遅延を伴うことがある。疑義を避けるため、日本円で支払が行われ
る場合、為替リスクは受益者が負担する。
買戻代金は、いかなる場合でも、関連する取引日(または、もしこれより遅ければ、適切に記載
された買戻請求書の管理会社による受領)後4週間以内に支払われる。
受益証券の強制買戻し
管理会社は、受益者がファンド証券を保有することが(a) 受益証券が上場されている国、政府機
関もしくは証券取引所が定めた法律もしくは要件に違反し、または(b)トラストまたはファンドに発
生しまたは負担する必要のない納税責任を負い、もしくはその他の金銭的不利益を被る結果(直接
または間接的にかかる受益者に影響するか、単独で考えた場合か、その他の者(関係者であるか否
かを問わない。
)との関連で考えた場合か、または管理会社が関連性を有すると判断する事態かを問
わない。
)を招くと管理会社が判断する状況において、信託証書に従ってファンド証券を買い戻すこ
とができる。
(ロ) 日本における買戻し手続等
受益証券は、EMTN 満期日以降に買戻される場合、取引日の該当する月の最終評価日、または最終
買戻日において自動的に買戻しを受ける受益証券の場合は EMTN 満期日における(ア)(ⅰ)6 年後
の観察日における複合株式指数のパフォーマンスがゼロ以上である場合、当初投資額の 100%もし
くは(ⅱ)6 年後の観察日における複合株式指数のパフォーマンスがマイナスの場合、当初投資額
の 100%に 6 年後の観察日における複合株式指数のパフォーマンスを加えた額(ただし、下限を 80%
とする。)、および(イ)観察日における複合株式指数のパフォーマンスの最大値に連動率を乗じた
リターンの合計額の支払で買い戻される。受益証券が EMTN 満期日前に買い戻される場合、受益証券
一口当たりの純資産価格から下記の買戻し手数料を控除した一口当たりの買戻価格で買い戻される。
原則として、設定日から 1 年間(平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで)は買戻しを行う
ことはできない。受益証券の買戻しは、100 口単位で行われる。
平成 21 年6月 17 日より前に買い戻される受益証券には、下記の買戻し手数料が課せられる。買
戻し手数料は、買戻し時の一口当たり純資産価格ではなく、当初募集価格を参照して決定される。
買戻し手数料
買戻しを行う評価日
(当初発行価格に対する料率)
平成 17 年6月 17 日から平成 18 年6月 16 日まで
3.00%
平成 18 年6月 17 日から平成 19 年6月 16 日まで
3.00%
平成 19 年6月 17 日から平成 20 年6月 16 日まで
2.00%
平成 20 年6月 17 日から平成 21 年6月 16 日まで
1.00%
平成 21 年6月 17 日以降
なし
上記の買戻し手数料は、管理会社が自己で使用するために保有することができ、また、ファンド
への申込みに貢献した販売会社または販売取扱会社、保証会社、およびファンドとの間で分配する
ことができる。
上記にかかわらず、管理会社またはその代理人が、以下のいずれかの事由が発生したものと判断
する場合には、上記の 1 年間の期間経過前であっても、受益者は、受益証券の買戻しを行うことが
できる。
(ⅰ) 受益者が死亡した場合
-7-
(ⅱ) 受益者の資産の大部分が天災により失われた場合
(ⅲ) 受益者が破産を宣告された場合
(ⅳ) 受益者が病気により生計を維持できない場合
(ⅴ) 上記の(ⅰ)ないし(ⅳ)に類似するその他の事由(火事、事故、失業等)が発生した場合
上記の規定に基づき受益証券の買戻しを請求する受益者は、管理会社またはその代理人に対し、
上記(ⅰ)ないし(ⅴ) のいずれかの状況または事由が発生したことを証明する合理的な証拠を提出
するものとする。
日本における受益者は、1年間の期間経過後(平成 18 年6月 17 日以降)
、日本における営業日に
全部または一部のファンド証券の買戻しを請求することができる。かかる買戻請求は、日本におけ
る販売会社によって、取引日に管理会社への取次ぎが行われる。
ファンド証券の買戻しは 100 口以上 100 口単位で行われる。
買戻請求は、取引日(別紙 A に定義される。
)までに日本における販売会社が受領しなければなら
ない。買戻価格は、取引日の該当する月の最終評価日(別紙 A に定義される。
)に算出された一口当
たりの純資産価格から買戻し手数料(適用ある場合)を控除した価格であり、当該評価日の日本にお
ける翌営業日(国内約定日)から起算して日本における 4 営業日目に支払われる。取引日以降に受
領された買戻請求は、当該取引日の翌取引日に繰り越され処理される。
受益証券は、関連する取引日または、受益証券が最終買戻日に自動的に買い戻される場合には、
最終買戻日現在の一口当たり純資産価格を参考に算出される価格で買い戻される。
EMTN 満期日に残存するすべての受益証券は、EMTN 満期日において買戻請求が提出されたものとみ
なされ、最終買戻日までに買い戻される。EMTN 満期日におけるファンドの受益証券一口当たり純資
産価格が当初発行価格の 80%を下回る場合、保証銀行は、EMTN 満期日以後に買い戻されたすべての
受益証券について保証証書に従い差額を支払う。
保証証書の様式の詳細は、別紙 B に記載されている。投資者は保証証書の条項を注意深く読まれ
たい。
保証証書に基づき、当該期限内までに行われた一切の請求に従い、EMTN 満期日以後に買戻された
受益証券に関する支払額は、1暦月以内、またはそれより遅い場合、適式に完成された買戻請求書
の関係書類の原本の受託会社による受領の後支払われる。
上述の制限に従い、買戻価額は、当該評価日から起算して5営業日以内(同日を含む。)に支払わ
れる。
買戻代金は外国証券取引口座約款の定めるところに従って日本における販売会社または販売取扱
会社を通じて支払われる。
販売取扱会社は、買戻請求を管理会社に取り次ぎ、買戻代金の支払は、販売取扱会社により口座
約款に従って受益者に対して行われる。
受益証券の強制買戻し
管理会社は、受益者がファンド証券を保有することが(a) 受益証券が上場されている国、政府機
関もしくは証券取引所が定めた法律もしくは要件に違反し、または(b)トラストまたはファンドに発
生しまたは負担する必要のない納税責任を負い、もしくはその他の金銭的不利益を被る結果(直接
または間接的にかかる受益者に影響するか、単独で考えた場合か、その他の者(関係者であるか否
かを問わない。
)との関連で考えた場合か、または管理会社が関連性を有すると判断する事態かを問
わない。
)を招くと管理会社が判断する状況において、信託証書に従ってファンド証券を買い戻すこ
とができる。
-8-
第3
管理及び運営
1 資産管理等の概要
(1) 資産の評価
(ⅰ) 純資産価格の計算
各ファンドの純資産価格は、評価日毎に、基準通貨で算定される。受益証券一口当たりの純資産
価格は、ファンドの純資産総額を関係する評価日の発行済み受益証券口数で除した価格であり、小
数第二位まで計算される。
ファンドの純資産価格は、常に(ⅰ) 資産と(ⅱ) 債務の差額に相当する。
ファンドの純資産価格は、以下の要領で計算される。
1.証券取引所で取引されまたは上場されている資産の価格は、当該評価日の直前の営業日の最終
買呼値または決済価格(場合による。)に基づいて決定される。
2.組織化された市場で取引されている資産の価格は、当該評価日の直前の営業日に入手可能な直
近の買呼値を基準とする。
3.取引所で相場が立っておらず、上場されていないまたは通常取引されていない資産(投資信託
の受益権または商品を除く。)の価格は、取得原価、当該資産の評価について適格性を有する
専門家により決定されることがある他の価格、または額面価格よりディスカウントして取得さ
れた債務証書の場合、管理会社が定額法で決定することがある価格とする。
4.公認された市場で取引されている商品の価格は、当該評価日の直前の営業日に市場で確認可能
な直近の価格を考慮して評価され、かかる価格が合理的にみて直近の価格でないと管理会社が
判断する場合、または管理会社が確認できない場合、関係する商品のマーケット・メークを行
う機関が提出した価格に関する証明書を考慮する。
5.投資信託の受益証券の価格は、当該評価日の直前の当該投資信託の受益証券の入手可能な直近
の純資産価格、当該純資産価格が入手できない場合、売却予定日において管理会社が決定する
公正な市場価格を基準とする。
6.いずれかの評価日にファンドが所有する資産で、証券取引所または組織化された市場で取引さ
れ、もしくは上場されていないもの、または上記の 1.から 3.に定める規定を遵守して決定され
た価格が上記の資産の真正な価格を表していない場合、かかる資産は、慎重かつ誠実に見積も
られた予想売却価格に基づいて評価する。
7.現金、預金および類似の投資対象は、額面価格(経過利息を加える。)で評価される。ただし、
かかる投資対象の価値を反映するように調整を行うべきと管理会社が判断する場合はこの限り
ではない。
8.その他すべての資産は、予想換金価格に基づく公正な市場価格で評価される。ただし、割引さ
れた預金証書は割引価格で評価される。
(ⅱ) 純資産価格の決定の停止
管理会社は、以下に定める期間中、受託会社に通知後、ファンドの純資産価格の一部または全部
の計算を停止することを宣言できる。
(ⅰ) ファンドの投資対象の相当部分が通常取引されている証券市場において取引が閉鎖され、制
限され、もしくは停止されている期間、またはファンドの純資産価額もしくはファンドの受
益証券一口当たりの純資産価格を確認するために管理会社もしくは受託会社(場合による。)
が通常使用するいずれかの手段が故障している期間。
(ⅱ) その他の理由で、ファンドの投資対象の価格を合理的に、迅速かつ公正に確認できないと管
理会社が判断する期間。
-9-
(ⅲ) 管理会社の意見によれば、ファンドの投資対象の換金が合理的に実行できないか、または受
益者の利益への重大な侵害なくして実行できないことになる状況が存在する期間。
(ⅳ) ファンドの投資対象の換金もしくは代金の支払またはファンドの受益証券の発行もしくは買
戻しに伴う資金の送金が遅延するか、または管理会社の意見によれば通常の為替レートで迅
速に実行できない期間。
上記の停止は、宣言後直ちに効力を発生し、以後、関係するファンドの純資産価格の算定は、管
理会社が停止を解除することを宣言するまで行われない。ただし、停止が(ⅰ) 停止の原因となった
状況が消滅し、かつ(ⅱ) 停止が認められるその他の状況が存在しなくなる最初の営業日の翌日に終
了した場合はこの限りではない。
管理会社が停止を宣言する場合、管理会社は、宣言の後できる限り速やかに、受益証券の買戻請
求が停止の影響を受けた受益者およびその他すべての者(受益者であるか否かを問わない。)に、当
該宣言をした旨を通知する。
投資者は当該停止期間中には、受益証券の発行または買戻しができないことに注意すべきである。
(2) 保管
受益証券が販売される海外において、受益証券の確認書は受益者の責任において保管される。
日本の投資者に販売される受益証券の確認書は、日本における販売会社の保管者名義で保管され、
日本の受益者に対しては、販売取扱会社から受益証券の取引残高証明書が定期的に交付される。
ただし、日本の受益者が別途、自己の責任で保管する場合は、この限りではない。
(3) 信託期間
トラストは、下記、「⑦その他 (ロ) ファンドの解散」に定めるいずれかの方法により終了しない限
り、信託証書の日付から 100 年間継続する。ファンドは、平成 23 年7月 19 日まで存続する。
(4) 計算期間
ファンドの決算期は毎年 1 月 31 日である。
(5) その他
(イ) 発行限度額
受益証券の発行金額は、3億米ドルである。
(ロ) ファンドの解散
1.
受託会社は、以下の場合、トラストを終了することができる。
(a) 管理会社が清算手続を開始する場合(受託会社が事前に書面で承認した条件に基づく再建また
は合併を目的とする任意清算を除く。)。
(b) 管理会社が職務を適切に履行することができないと受託会社が判断する場合。
(c) トラストの存続が違法となるか、または不可能もしくは不適切となると受託会社が判断する法
律が制定された場合。
(d) 管理会社がトラストの運用を停止し、受託会社が 30 日以内に後任の管理会社を任命しない場
合。
(e) 受託会社がトラストの受託者を辞任することを希望し、管理会社が後任の管理会社を任命しな
い場合。
2.
管理会社は、以下の場合、トラストおよび/またはファンドおよび当該ファンドに関する受益
証券のクラス(場合による。)を終了しなければならない。
(a) トラストの存続が違法となるか、または不可能もしくは不適切となると管理会社が判断する法
律が制定された場合。
(b) いつでも、いずれかのファンドについて、追補証書に基づき発行された当該ファンドについて
-10-
の関連するクラス受益証券の純資産総額が当該ファンドに関する設立通知および追補証書に特
定された金額を下回る場合。
(c) いつでも、いずれかのファンドについて、当該ファンドについての関連するクラス受益証券の
一口当たり純資産価格が当該ファンドに関する設立通知および追補証書に特定された一定の水
準に到達した場合。
本項において定められた事項についての管理会社の判断は最終のものであり、かつ関係当事者
を拘束する。ただし、管理会社は、本項または他の規定に従ったトラストおよび/または関連す
るファンドの終了の誤りについて何ら責任を負うものではない。
上記の 1.または 2.に従ってトラストが終了する場合、トラストを終了させる当事者は、3か月前
までに書面でその旨を受益者に通知しなければならない。
加えて、ファンドは、(ⅰ)ファンドの受益者による特別決議により、または(ⅱ)ファンドの存続
を違法とする場合もしくはファンドの継続を実務的もしくは適切でないと管理会社が判断する法律
が制定された場合終了されることがある。管理会社は、(a)管理会社の意見において、ファンドの存
続が違法または実務的もしくは適切でないものとする法律が制定された場合、または、(b)ファンド
の残存受益証券の純資産総額が 1,000,000 米ドルを下回った場合、その独自の裁量により、書面に
よる通知をもって関連するファンドを終了させることができる。これらの場合、終了の通知は、場
合により販売会社を通じて、終了の最低3か月前に受益者に対してなされなければならない。
(ハ) 信託証書の変更
受託会社と管理会社は、以下の場合、追補証書により信託証書を修正することを同意することが
できる。
(a) かかる修正が、受託会社の意見によれば、(ⅰ) 受益者の権利の重大な侵害をせず、受託会社、
管理会社またはその他の者が受益者に対する責任を免除されることにならず、また(当該追補証
書の作成費用を除いて)トラストの資産から支払われる費用および手数料が増加せず、(ⅱ)会計、
法律または職務上の要件を遵守するために必要であり、または(ⅲ) 明らかな誤りを是正するた
めに行われる場合。その他すべての場合において、信託証書の修正は、影響を受ける受益者集会
の特別決議による承認を必要とする。
(b) かかる修正が保証を受けているファンドに関係し、かかる保証が失効する前に効力を発生する
ように行われ、またはそのように明言される際、当該保証人が同意している場合。
信託証書の修正は、影響を受ける受益者集会の特別決議で承認され、または重要性はないと受託
会社が判断し、または明らかな誤りを是正するために行われる場合を除いて、修正を行った後でき
る限り速やかに受益者に通知される。
(ニ) 関係法人との契約の更改等に関する手続
代行協会員契約
本契約は、本契約のいずれかの当事者が3か月前に他の当事者に対し、書面により解約を通知
するまで有効に存続する。
本契約は日本国の法律に準拠し、同法により解釈されるものとし、同法に基づき変更すること
ができる。
受益証券販売・買戻契約
本契約は、一当事者が他の全当事者に対し、書面による通知を3か月前になすことによりこれ
を解約することができる。
-11-
本契約は、日本国の法律に準拠し、同法により解釈されるものとし、同法に基づき変更するこ
とができる。
保証証書
本証書の変更は予定されていない。
2
開示制度の概要
A.ケイマン諸島における開示
①
ケイマン諸島金融庁への開示
ファンドは、目論見書を発行しなければならない。目論見書は、受益証券についてすべての重要
な内容を記載し、投資者となろうとする者がファンドに投資するか否かについて十分な情報に基づ
く決定をなしうるために必要なその他の情報を記載しなければならない。目論見書は、ファンドに
ついての詳細を記載した申請書とともにCIMAに提出しなければならない。
ファンドは、CIMAが承認した監査人を選任し、会計年度終了後6か月以内に監査済会計書類
を提出しなければならない。監査人は、監査の過程において、ファンドに以下の事由があると信ず
べき理由があることを知ったときはCIMAに報告する法的義務を負っている。
(ⅰ)弁済期に債務を履行できないであろうこと。
(ⅱ)投資者または債権者に有害な方法で自発的にその事業を遂行しもしくは事業を解散し、また
はその旨意図していること。
(ⅲ)会計を適切に監査しうる程度に十分な会計記録を備置せずに事業を遂行し、または遂行しよ
うと意図していること。
ファンドの監査人は、プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers)である。
ファンドの会計監査は、米国の会計基準に基づいて行われる。
ファンドは毎年7月 31 日までには同年1月 31 日に終了する会計年度の監査済会計書類をCIM
Aに提出する。
②
受益者に対する開示
監査済年次報告書および未監査半期報告書は、決算日から4か月以内および半期終了時から2か
月以内に、それぞれ受益者に送付され、管理会社の登記上の事務所において、閲覧または入手可能
である。
ファンドの会計年度は、毎年1月 31 日に終了する。ファンドの第一期の年次報告書は、平成 18
年1月 31 日に終了する期間に対して作成される。
B.日本における開示
①
監督官庁に対する開示
(ⅰ)証券取引法上の開示
管理会社は日本における1億円以上の受益証券の募集をする場合、有価証券届出書にトラスト
の信託証書および主要な関係法人との契約書の写し等を添付して、関東財務局長に提出しなけれ
ばならない。投資者およびその他希望する者は、財務省関東財務局の閲覧室または証券取引法に
基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム(以下「EDINET」という。
)におい
て、これを閲覧することができる。
受益証券の販売取扱会社は、有価証券届出書第一部および第二部と実質的に同一の内容を記載
した目論見書(以下「交付目論見書」という。
)を投資者に交付する。また、投資者から請求があ
った場合は、有価証券届出書の第三部と実質的に同一の内容を記載した目論見書(以下「請求目
-12-
論見書」という。
)を交付する。管理会社は、その財務状況等を開示するために、各事業年度終了
後6か月以内に有価証券報告書を、また、各半期終了後3か月以内に半期報告書を、さらに、フ
ァンドに関する重要な事項について変更があった場合にはそのつど臨時報告書を、それぞれ関東
財務局長に提出する。投資者およびその他希望する者は、これらの書類を財務省関東財務局の閲
覧室または EDINET において閲覧することができる。
(ⅱ)投資信託および投資法人に関する法律上の届出等
管理会社は、ファンド受益証券の募集の取扱等を行う場合、あらかじめ、投資信託及び投資法
人に関する法律(昭和 26 年法律第 198 号)
(以下「投信法」という。
)に従い、ファンドにかかる
一定の事項を金融庁長官に届け出なければならない。また、トラストの信託証書を変更しようと
するときは、あらかじめ、その旨およびその内容を金融庁長官に届け出なければならない。さら
に、管理会社は、ファンドの資産について、ファンドの各計算期間終了後遅滞なく、投信法に従
って、一定の事項につき運用報告書を作成し、金融庁長官に提出しなければならない。
②
日本の受益者に対する開示
管理会社は、信託証書を変更しようとする場合、その変更の内容が重大なものである場合は、あ
らかじめ、変更しようとする旨およびその内容を変更 30 日前までに公告し、かつこれらの事項を記
載した書面を日本の知られたる受益者に交付しなければならない。ただし、かかる書面をすべての
日本の受益者に交付したときは、公告することを要しない。
管理会社からの通知等で受益者の地位に重大な影響を及ぼす事実は販売取扱会社を通じて日本の
受益者に通知される。
上記のファンドの運用報告書は、日本の知られたる受益者に交付される。
3
受益者の権利等
(1) 受益者の権利等
受益者が管理会社および受託会社に対し受益権を直接行使するためには、ファンド証券名義人とし
て、登録されていなければならない。従って販売取扱会社にファンド証券の保管を委託している日本
の受益者はファンド証券の登録名義人でないため、自ら管理会社および受託会社に対し直接受益権を
行使することはできない。これら日本の受益者は販売取扱会社との間の口座約款に基づき販売取扱会
社をして受益権を自己のために行使させることができる。
ファンド証券の保管を販売取扱会社に委託しない日本の受益者は、本人の責任において権利行使を
行う。
受益者の有する権利は次のとおりである。
(ⅰ)分配金請求権
受益者は、管理会社の決定したファンドの分配金を、ファンド証券口数に応じて請求する権利を
有する。ただし、管理会社は、現在のところ分配を行う意図を有しない。
(ⅱ)買戻請求権
受益者は、ファンド証券の買戻しを信託証書の規定および本書の記載に従って請求することがで
きる。
(ⅲ)残余財産分配請求権
ファンドが清算される場合、受益者は、保有するファンド証券の持分に応じて残金財産の分配を
請求する権利を有する。
-13-
(ⅳ)損害賠償請求権
受益者は、管理会社および受託会社に対し、信託証書に定められた義務の不履行に基づく損害賠
償を請求する権利を有する。
(ⅴ)議
決 権
信託証書には、受益者集会が受託会社または管理会社により 21 日前までに通知をして招集する旨
が定められている。受益者集会の招集通知は、受益者宛てに郵送される。
代理人を任命することができる。発行済受益証券の 10%(または特別決議事項として提案される
決議案については 25%)以上を保有する受益者本人または代理人の出席をもって受益者集会の定足
数とする。定足数を充足する出席がない場合、受益者集会は 15 日を超えない期間延期される。延期
された集会の招集通知が別途送付され、また延期された集会では受益者の人数または受益者が保有
する受益証券の口数に関係なく定足数が充足される。
信託証書に基づいて、一部の目的には特別決議が必要であり、特別決議事項として提出された決
議案は、投票総数の 75%の多数で可決される。
信託証書には、特定のファンドの受益者の利益にのみ影響がある場合、ファンド毎に受益者集会
を開催する規定が含まれている。
受益者集会では、挙手に際して、(個人の場合)本人が出席し、また(パートナーシップまたは法
人の場合)正式に授権された代表者が出席するすべての受益者が一議決権を有し、また投票に際し
て、上記の要領で本人または代理人が出席するすべての受益者は、保有するすべての受益証券につ
いて一議決権を有する旨が信託証書に定められている。
(2) 為替管理上の取扱い
日本の受益者に対するファンドの受益証券の分配金、買戻代金等の送金に関して、ケイマン諸島に
おける外国為替管理上の制限はない。
(3) 本邦における代理人
森・濱田松本法律事務所
東京都千代田区丸の内一丁目6番5号
丸の内北口ビル
上記代理人は、管理会社から日本国内において、
(ⅰ) 管理会社またはトラストおよびファンドに対する、法律上の問題および日本証券業協会の規則上
の問題について一切の通信、請求、訴状、その他の訴訟関係書類を受領する権限、
(ⅱ) 日本におけるファンド証券の募集販売および買戻しの取引に関する一切の紛争、見解の相違に関
する一切の裁判上、裁判外の行為を行う権限を委任されている。なお、関東財務局長に対するファ
ンド証券の募集、継続開示等に関する届出代理人および金融庁長官に対する届出代理人は、
弁護士
中 野
春
芽
同
十 枝
美紀子
東京都千代田区丸の内一丁目6番5号
丸の内北口ビル
森・濱田松本法律事務所
である。
(4) 裁判管轄等
上記(3)(ⅱ)の取引に関連して日本の投資者が提起する訴訟に限って、その裁判管轄権は下記の裁判
所が有し、適用法は日本法であることを管理会社は承認している。判決の執行手続は、日本法に従っ
て行われる。
東京地方裁判所
東京都千代田区霞が関一丁目1番4号
-14-
第4
1
ファンドの経理状況
財務諸表
ファンドの運用は、ファンド証券の当初募集の終了後、平成 17 年6月 17 日から開始する予定であり、
ファンドは、現在何ら資産を保有していない。管理会社およびファンドの会計監査は、プライスウォータ
ーハウスクーパース(ケイマン諸島)に委託されている。
(1) 貸借対照表
該当事項なし。
(2) 損益計算書
該当事項なし。
(3) 投資有価証券明細表等
該当事項なし。
2
ファンドの現況
ファンドは、平成 17 年6月 17 日に運用を開始する予定であり、該当事項なし。
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第5
販売及び買戻しの実績
該当事項なし。
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