S1S60000 内蔵レジスタGPALT, SERMODE への書き込み

S1S60000
内蔵レジスタGPALT, SERMODE
への書き込み
June 2003, ver.1.0
Technical Information 026
適用範囲
この文書は、ファームウェア Version 1: Revison 16 から Version 1: Revision 20 までを搭載した S1S60000
に適用されます。
概要
内蔵レジスタ GPALT または SERMODE への書き込みは、SYSTEM 通信端点の open より前に実行してくだ
さい。SYSTEM 通信端点の open より後に実行すると、TCP0 通信端点が利用できなくなることがあります。
現象
内蔵レジスタ GPALT または SERMODE への書き込みの際に次の条件をすべて満たすと、以後 TCP0 通信端
点を利用できなくなります。TCP0 通信端点がすでに利用中であった場合は、いったん close または abort した
後で利用できなくなります。
1.
2.
SYSTEM 通信端点を open 済みである。
書き込み後の内蔵レジスタ GPALT[15:8] の値がすべて 1 (シリアル I/F 端子) である。
※書き込みの前後で GPALT[15:8] の値がすべて 1 のまま変化しない場合も同じ。
3.
GPIO10 端子に Low が入力されている。
対処方法
内蔵レジスタ GPALT または SERMODE への書き込みは、SYSTEM 通信端点の open より前に実行してくだ
さい。
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