Comments
Description
Transcript
概要版 - 佐野市
佐野市環境基本計画概要 日常生活・事業生活における行動指針 佐 野 市 佐野市環境基本計画概要 計画の位置付け 環境基本計画の目的 平成19年に策定した佐野市総合計画の将来 環境基本計画は、環境面の総合計画と位置 像「育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地 付け、市が環境の保全及び創造を目的として に広がる交流拠点都市」の実現に向け、地域環 実施する個別の施策は、本計画の基本的な方 境、地球環境の保全と創造を目指すことを計画 向に沿って行っていきます。 の目的とします。 計画の期間 計画の期間は、平成21年度から平成30年度までの10年間とします。 社会情勢、環境問題の変化を踏まえ、計画の中間である5年を経過した時点で見直しを 行います。 計画が目指す環境の将来像 環境への思いやりと 優しさのあるまち 快適で安心して 暮らせるまち 育み支え合うひとびと、 水と緑と万葉の地に広がる 交流拠点都市 環境への負荷の 少ない循環型のまち 自然と共にいきる 水と緑のまち 将 来 像 施 策 重点プロジェクト 大気環境の保全 育み支え合うひとびと、水と緑と万葉の地に広がる交流拠点都市 快適で安心して 暮らせるまち 水環境の保全 土壌汚染・地盤沈下の防止 (1) 環境ネットワーク 構築事業 騒音・振動・悪臭の防止 有害化学物質対策 森林の保全 自然と共に生きる 水と緑のまち 里地・里山の保全 (2) 市・市内各事業所に おける省エネルギー 実践事業 農地の保全 水辺環境の保全 生物多様性の保全 (希少動植物保護、外来種対策) (3) 環境管理システム 推進事業 市街地の緑化 景観・歴史的・文化的環境の保全 廃棄物の発生抑制、リサイクルの推進 環境への負荷の (4) 環境リポーター等 育成事業 適正な廃棄物の処理の推進 少ない循環型のまち 地球温暖化防止 オゾン層の破壊防止 環境保全活動の充実 環境への思いやり 環境学習の推進 と優しさのあるまち 環境情報の共有とネットワークの推進 (5) 環境保全啓発事業 計画に掲げる目標を実現していくためには、地域を構成する市民・事業者・市が環境の保全に 向け、それぞれの役割を分担し、相互に連携していくことが必要です。 ●市民の役割 ○日常生活における廃棄物の抑制、資源、エネルギーの節約を図り環境負荷の低減 に努めていきます。 ○身近な自然の保全・保護に努めます。 ○市が行う環境保全活動や環境学習に参加します。 ○市民団体やNPO、NGOにおいては、各主体や他の団体との連携・協力を図りな がら、様々な活動を通して環境保全に貢献します。 ●事業者の役割 ○公害の防止や自然環境の保全、創出に向け積極的に努めていきます。 ○廃棄物の発生抑制、適正な処理及び再生資源につながる原材料の利用により、環 境への負荷低減を図ります。 ○地域の環境保全活動や市が行う環境施策への協力に努めていきます。 ○地域住民への環境に関する情報の提供などにより、市民と協力して環境面での地 域貢献を果たします。 ●市の役割 ○ 市域の 自然 的・社 会的 条件に 応じ た総合 的か つ計画 的な 施策を 策定 し、実 施しま す。 ○市民・事業者が計画に基づく取組を自発的に行えるよう支援を行います。 ○市民・事業者及び近隣の自治体や国・県と協働、連携し環境の保全、創出に関す る取組を推進していきます。 三毳山からみた佐野新都市地区周辺 日常生活・事業活動における行動指針 自然環境の保全と創造、生活環境の保全を目指し、日常生活、事業活動における廃棄物 の抑制、資源、エネルギーの節約、自然環境の保全を図っていく必要があります。 そのためには、私たち一人ひとりが、積極的に行動していかなくてはなりません。 佐野市環境基本計画 が 目 指 す 環 境像 、目 標 の達 成に 向 け、 市民 ・ 事業 者の 環 境保 全 に係る行動を 日常生活・事業活動における行動指針 としてとりまとめました。 行動指針は、日常生活、事業活動を行っていくうえでの基本的な指針となっています。 行動指針を参考に自然環境の保全と創造、生活環境の保全に向け、 自ら考え積極的に行動していきましょう。 行動指針中に示すマークは、佐野市環境基本計画中の環境の将来像、4つを示しています。 快適で安心して暮らせるまち 自然と共にいきる水と緑のまち 環境への負荷の少ない循環型のまち 環境への思いやりと優しさのあるまち でかけるときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆低燃費車、低公害車の利用に努めます。 ◆自動車を利用する場合は、エコドライブなど環境にやさしい運転を行います。 ◆自動車の点検・整備、積載物のチェックを十分に行い、車の適正な管理と 使用に努めます。 ◆通学路や歩行者の多い道路、住宅地への通過や大型車の乗入れを自粛します。 ◆野外での活動に際して、自然を大切にし、ルールやマナーを守ります。 ◆自動車の使用は控え、なるべく自転車や公共交通を利用するよう努めます。 ○市民 ◆公共交通機関、自転車の利用を心がけます。 ○事業者 ◆マイカー通勤の自粛を呼び掛け、ノーマイカーデーや相乗りを実施します。 知っておくと得をする! ●週 2 日 8km の車の運転をやめると 年間約 184kg の CO2 の削減 約 9,200 円の節約 国道50号 ●1 日 5 分間のアイドリングをやめると 年間約 39kg の CO2 の削減 約 1,900 円の節約 物を買うとき(売るとき)には・・・ ○市民・事業者共通 ◆化学物質に対する正しい理解と、適正な製品の購入・使用・廃棄に努めます。 ◆地元産出材の利用に努め、木材製品を大切に長く使用します。 ◆地域の農作物を利用するなど、地産地消の取組に協力します。 ◆農業や農地が果たす役割について理解を深め、生産者との交流に努めます。 ◆リターナブルびんや詰め替えができる商品を利用します。 ◆包装や梱包はごみになりにくいものを選びます。 ◆レンタルやリースを有効に利用します。 ◆リサイクル製品や環境にやさしい製品を使用します。 ○市民 ◆環境に優しい洗剤を利用します。 ◆地元木材製品の利用を心がけます ◆余分なものは買わないようにします。 ◆ものを大切にし、使い捨ての商品はなるべく買わないようにします。 ○事業者 ◆化学物質の適正な購入・使用・廃棄を徹底します。 ◆環境にやさしい生産技術による農作物の提供や販売など、食の安全を確保します。 ◆製品の修理や修繕のしくみをつくります。 ◆ごみの発生を抑制する製品の製造、流通、販売を促進します。 ◆レジ袋等の使用抑制を目指し、マイバッグ持参や包装を断るお客様のポイントなどを発行 します。 ◆環境配慮型商品の開発、製造、流通、販売に努めます。 環境ラベル Part1 知っておくと得をする! ●1 世帯が 1 年間に受け取る容器の量は エコマーク ビニール袋 323 枚→牛乳ビン 15 本分の原油を消費 環境保全に資する商品 発泡トレー 207 枚→牛乳ビン 16 本分の原油を消費 プラスチック容器 78 個→牛乳ビン 6 本分の原油を消費 ペットボトル 83 本→20 本分の原油を消費 PCグリーンラベル 環境に配慮したパソコン ●食品の産地による輸送エネルギーの違いは 小麦粉 アメリカ産は 1,941.5kJ* 群馬産は 41kJ かぼちゃ ニュージーランド産は 461kJ 東京産は 5.2kJ しょうが 中国産は 58.8kJ 千葉産は 3.5kJ 低排出ガス車認定 低排出ガス基準自動車 のように、国産と輸入品との差は大きくなっています。 *kJ:エネルギーの単位で 100kg の物体を 1m 持ち上げたときが約 1kJ 水を使うとき、排水するときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆浄化槽は正しく機能するよう定期的に点検・清掃などを行います。 ◆下水道や合併処理浄化槽を利用します。 ◆雨水をためて、水やりや打ち水、洗車に使います。 ◆水道の節水コマの使用、水量調節により節水に努めます。 ○市民 ◆洗剤やシャンプーなどは適量を使い、洗剤の使用量を減らすよう工夫します。 ◆環境に優しい洗剤を利用します。 ◆米のとぎ汁などは、植物の水やりに使用します。 ◆蛇口の水は勢いよく出さないようにします。 ◆風呂の残り湯を洗濯などに利用します。 ○事業者 ◆有害物質や危険物を排水から流さないで、適正に処理を行います。 ◆水源地や水源周辺にある事業所からの排水の高度処理を 実施します。 ◆水源地や水源周辺での汚染物質の使用や貯留は避けます。 ◆雨水や水の再利用に努めます。 ◆有害物質を適正に管理し、地下浸透や流出の防止を徹底します。 知っておくと得をする! ●シャワーをこまめに止め、1 分間短縮すると 年間 29.7kg の CO2 の削減 約 2,900 円の節約 ●お風呂に一緒に入ったり、続けてはいると 旗川上流 年間 88.9kg の CO2 の削減 約 5,700 円の節約 ●食器を洗うときは 手洗いで食器を洗うよりも食器洗い機を使うと 水の使用は 1/4 になります。 ●洗濯するときは お風呂の残り湯を利用し、まとめて洗うと、 汚れ落ちもよく電気と水の節約になります。 出流原弁天池 ごみをだすときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆ごみの野焼きを行わないようにします。 ◆生ごみ、植栽の落葉や剪定枝は堆肥化し、有効に活用します。 ◆ごみの分別を行い、資源ごみのリサイクルを推進します。 ◆地域や各種団体で行う資源ごみの集団回収に協力します。 ◆フリーマーケットやバザーを有効に利用します。 ◆カラスや猫に、ごみを荒らされないようにします。 ◆不法投棄やポイ捨ては行いません。 ◆家電リサイクル法、自動車リサイクル法等のリサイクル関連法に定められた処理を 行います。 ○市民 ◆ごみの分別を行い、燃えるごみを削減します。 ◆空き缶や吸殻等のポイ捨て、ペットのふんの放置はしません。 ◆店頭回収を積極的に利用します。 ◆マイバッグ、マイ箸を利用します。 ◆ごみは決められた日、時間、場所に出すなど、ごみ出しルールを守ります。 ◆出かけた先の自分のごみは持ち帰るようにします。 ○事業者 ◆製材副産物をチップ化し、有効利用に努めます。 ◆リサイクル可能な素材の使用や資源回収のしくみをつくります。 ◆ごみの発生を抑制する製品の製造、流通、販売を促進します。 ◆再生紙を使用し、紙類の使用をなるべく控えます。 ◆マニフェスト制度に基づく産業廃棄物の適正処理を徹底します。 ◆食品残渣等の飼料化・堆肥化など、有効利用のしくみをつくります。 知っておくと得をする! ●焼却ごみを 10%削減すると 年間 13.4kg の CO2 の削減 ●1 世帯が 1 年間に使うレジ袋は 315 枚→牛乳ビン 27 本分の原油を消費 ●ごみの一人 1 日当たりの排出量は、全国平均が 1,116g に対し、本市は 969g、リサイクル率は 全国平均が 19.6%に対し、本市は 17.1%となっています。 近年、ごみの排出量は増加し、リサイクル率は高くなっています。 資源分別マーク アルミ製品 スチール製品 ペットボトル 紙 製品 プラスチック製品 知っておくと得をする! ごみを減らすために、3Rを実行しましょう。 3Rとは・・・ ●Reduce リデュース:ごみを減らす ●Reuse リユース:何度も繰り返し使う ●Recycle リサイクル:再生利用する 生ごみの堆肥化 リデュース フリーマーケット リユース 資源ごみの分別 リサイクル 料理や食事を作るときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆地域の農産物を利用するなど、地産地消の取組に協力します。 ○市民 ◆野菜くずや食べ残し、食用油を流しから流さないようにします。 ◆洗剤やシャンプーなどは適量を使い、洗剤の使用量を減らすよ う工夫します。 ◆エコクッキングを実践し、生ごみは減らすように工夫します。 ○事業者 ◆調理くずや残った食料品を飼料や堆肥にするしくみをつくります。 環境ラベル Part2 知っておくと得をする! エコクッキングの 7 つのポイント 間伐材マーク 間伐材を使用した製品 ①コンロの炎は鍋底からはみ出さないようにする。 →中火で沸騰させると牛乳ビン 14 本分の原油を削減 ②野菜の下ごしらえに電子レンジを利用する。 ③なべに保温カバーを巻いて、保温や煮込み料理に利用する。 ④野菜の切り方など工夫し、捨てる部分を少なくし食材をなるべく使い 切る。 牛乳パック再利用 牛乳パックを再利用した 商品 ⑤別の食材を同じ鍋で加熱したり、調理のお湯を使い回す。 ⑥鍋やフライパンの底についた水滴を拭き取ってからコンロにかける。 ⑦お湯を沸かすときは、水から沸かさず給湯器のお湯を沸かす。 エネルギー(電気・ガス・灯油)を使うときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆使用しない電灯や機器は電源を切るなど、節電に努め、省エネルギー型製品の利用を心がけま す。 ◆エアコンは、冷房時28℃、暖房時20℃を目安に設定します。 ◆太陽光発電や太陽熱利用等、クリーンエネルギーの利用を推進 します。 ◆環境保全活動を実践し協力し、持続可能な循環型社会の構築に参加します。 ○市民 ◆食器洗いなどに使用するお湯の温度は低めにします。 ◆環境家計簿による環境への負荷量をチェックし削減します。 ◆家族みんなで環境にやさしい暮らしを実践します。 ○事業者 ◆コージェネレーション、高効率蓄熱槽ヒートポンプシステムの導入を検討し、未利用エネルギ ーを有効に利用します。 ◆環境に配慮した事業活動を実践します。 ◆環境活動評価プログラムなどによる環境負荷量や取組の状況をチェックします。 環境ラベル Part3 知っておくと得をする! 家庭内での電力使用量は、1 位エアコン、2 位冷蔵庫、3 位 省エネラベリング 省エネ基準をどの程度 達成しているかのマーク 照明、 4 位テレビでこの 4 品目で家庭全体の 2/3 を占めています。 また、待機電力は家庭全体の消費電力の 7.3%を占めています。 こまめに主電源を切るか、コンセントを抜きましょう。 ●冷房の温度を 1℃高く、暖房の温度を 1℃低く設定すると 年間 33kg の CO2 の削減 約 1,800 円の節約 ●エアコンのフィルターを月 1,2 回掃除すると 省エネラベル エアコン、テレビ、冷蔵庫 の省エネ性能の表示 年間 13.1kg の CO2 の削減 約 700 円の節約 ●冷蔵庫は冬場の設定温度を上げると 年間 25.3kg の CO2 の削減 約 1,300 の節約 ●冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎないようにすると 年間 18.0kg の CO2 の削減 約 960 円の節約 ●無駄な照明(白熱電球)はこまめに消し 1 時間短縮すると 年間 8.1kg の CO2 の削減 約 430 円の節約 PETボトルリサイクル PETボトルのリサイク ル品を使用した商品につ けるマーク ●テレビをつけている時間を 1 日 1 時間短縮すると 年間 13.1kg の CO2 の削減 約 700 円の節約 ●暖房便座使用後ふたを閉めると 年間 14.3kg の CO2 の削減 約 770 円の節約 建物を建てたり開発を行うときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆駐車スペースや庭は、水が地面に染みこむよう、土や透水性ブロックの 部分を増やします。 ◆家や建物の新築・改装・購入に際しては、シックハウスに注意します。 ◆地域の自然植生に配慮した緑化を行います。 ◆建物の建築や敷地の改変に際しては、周辺の景観に配慮します。 ○市民 ◆生け垣や花壇を作り、花や緑を増やします。 ○事業者 ◆開発・整備に際しては、地下水や伏流水の流路を分断しないよう配慮します。 ◆開発や整備に際して、生物の生育・生息空間の創出やネットワーク化に努めます。 ◆敷地内及び事業所周辺の緑化には、地域在来の植物を植栽するよう努めます。 ◆開発等に際しては、農地が果たしている機能や農村景観の保全に努めます。 ◆水路や水辺の整備に際しては、自然再生や多自然型工法を 考慮します。 ◆農業水路や雨水排水路、緑地等を活用した自然再生に協力 します。 ◆自然地の開発・整備に際しては、自然の環境浄化や防災機能 などを考慮します。 ◆レクリエーション施設の整備・運用に際して、自然環境への影響に配慮します。 ◆事業所建設に際しては、周辺緑化やオープンスペースの確保などに配慮します。 ◆商店街では、敷地や建物の一部でのやすらぎ空間創造に協力します。 環境ラベル 知っておくと得をする! Part4 家庭で消費するエネルギーは、1 位電気、2 位灯油、 3 位水道となっています。 環境共生住宅 環境共生に役立つ技術、 設計を取り入れた建築物 新たに家を建てるときには、 ●門灯や玄関の照明には、タイマー付きや人感センサーを用いましょ う。 ●白熱電球より蛍光灯を使いましょう。 ●断熱効果の高い窓(ガラス)を選びましょう。 ●外壁や屋根、床に断熱効果の高い材料を選びましょう。 グリーンマーク 古紙を規定の割合以上 利用した紙 ●壁面緑化や庭に樹木を植え、緑による断熱を行いましょう。 太陽光発電設備を設置する場合には、国や県から助成、融資を受けるこ とができます。 日常生活、事業活動を行うときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆駐車場内でのアイドリングやカラオケなど、近隣に迷惑となる騒音を出さないようにします。 ◆農薬の適正使用と適正処理に努めます。 ◆燃料などの危険物、有害物質の適正管理を徹底します。 ◆間伐材の有効利用に努めます。 ◆所有する平地林(屋敷林、社寺林等を含む)を維持管理し、保全 に努めます。 ◆所有している空地を適正に管理し、地域の環境美化に協力します。 ◆地域の祭りや行事に参加し、協力します。 ◆フロン類の適正回収・処理に協力します。 ○市民 ◆家庭菜園やガーデニングで農薬を使用する場合には、適正に使用します。 ◆近隣への配慮を心がけ、騒音・振動・悪臭等を発生させません。 ◆外来種やペット動物・昆虫などは適切に飼育管理を行い、野外への遺棄はしません。 ◆犬などペットのふんを持ち帰り後始末をします。 ◆家の周囲をいつもきれいにします。 ○事業者 ◆周辺地域に配慮した事業活動に心がけます。 ◆設備の管理を適正に行い、規制基準を遵守するだけではなく、さらなる環境負荷の低減に取り 組みます。 ◆事故や災害の際に発生すると考えられる汚染を未然に防止するため、事前に評価し対策を行い ます。 ◆低騒音、低振動型の機器の設置と整備、防音、防振対策を進めます。 ◆防臭装置の設置や施設の気密性の向上により悪臭の拡散を防止します。 ◆毒性の低い原材料への転換を進めていきます。 ◆耕作放棄地の減少を図ります。 ◆敷地内、屋上等の緑化を推進します。 ◆規制値より厳しい管理目標を設定し、公害防止の自主管理を徹底します。 ◆市民や市との公害防止協定、環境保全協定を結びます。 ◆環境保全への取組や活動状況の情報を発信し、広く市民に理解を得るようにします。 ◆商品に関する環境情報を積極的に公開します。 環境について知りたいときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆自然観察会や自然体験活動に参加し、自然と親しむ機会を増やします。 ◆地域の環境教育・環境学習の場づくりに参加します。 ◆環境講演会、環境講座に参加し理解を深めます。 ◆まちづくりに関する学習会や意見交換会に参加し意見や提案を行います。 ◆団体や事業所の環境保全活動情報を収集し活動に協力します。 ◆自分や事業所が持っている環境に関する知識や技術の情報を提供します。 ◆環境ネットワークの集い・交流へ参加し協力します。 ◆市の環境情報(環境マップ等)を活用し、地域環境について考えます。 ○市民 ◆自然体験型(エコツーリズム)環境学習に参加します。 ◆市民環境リポーターとして自然環境調査に参加します。 ◆田んぼの生き物調査に参加します。 ◆地域の自然、歴史や文化、まちなみなどに興味を持ち、ふれあう機会 を増やします。 ◆環境保全活動の情報を積極的に収集し活用します。 ◆家庭で子供とともに環境問題について考えます。 ○事業者 ◆職場などでの環境研修会、環境保全活動に参加して環境について検討します。 知っておくと得をする! 市民環境リポーター募集!! 市民環境リポーター講習会 環境について知りたい。虫や鳥、花などに興味がある。 そんな市民の皆様、是非、市民環境リポーターとなって 市内の環境調査や自然観察会に御参加下さい。 県では、 “とちぎ発”ストップ温暖化アクション、 国では、エコドライブコンテスト、こどもエコクラブ等 環境保全に向け、誰もが参加できる活動がさまざまな団体 で行われています。 市民環境リポーター セミの羽化観察 環境保全の活動を行いたいときには・・・ ○市民・事業者共通 ◆農地周辺や身近な動植物の保護活動に協力します。 ◆地域の川や湧水池周辺の美化活動や景観保全に協力します。 ◆貴重な動植物の保護活動に参加します。 ◆公園の清掃活動に協力します。 ◆地域の緑化活動に積極的に協力、参加します。 ◆伝統文化、民話などの環境資源の発掘、保存に協力します。 ◆各種の環境保全活動や環境美化運動に参加し協力します。 ◆環境保全に向け行動し、持続可能な循環型社会の構築に参加します。 ◆学校での環境教育や体験学習に理解を示し、協力や支援を行います。 ○市民 ◆身近なハイキング道、里地・里山等の環境美化に協力します。 ◆環境家計簿による環境への負荷量をチェックし削減します。 ◆家族みんなで環境にやさしい暮らしを実践します。 ◆地域の環境保全活動に協力します。 ○事業者 ◆水源周辺でのかん養林の保全と育成、維持管理に参加、協力します。 ◆環境マネジメントシステムや環境会計の導入を推進します。 ◆環境活動評価プログラムなどによる環境負荷量や取組の状況を チェックします。 ◆社員の環境保全ボランティア活動参加への理解と支援を行います。 ◆市民の環境保全活動に協力します。 ◆学校での環境教育や市民の環境学習への理解と参加、施設見学 に協力します。 ◆環境に関する知識や技術を、環境教育や環境学習の場に提供し 協力します。 田植え体験 蓬山ログビレッジ 市内で見られる動植物 オオタカ 平地∼山地の林に生息していますが、 農耕地や市街地にも現れます。 オシドリ 巣は樹洞に造り、山地の渓流、林に囲 まれた池や湖でみられます。 カタクリ 光があたる落葉広葉樹林の林床に群生 し、早春に薄紫から桃色の花を咲かせ ます。 ウスバシロチョウ 5 月のゴールデンウィークの頃に、 フワフワと飛ぶ姿がみられます。 サシバ 巣を造る林と餌場となる農耕地など 両方の環境が必要です。 カワセミ 魚が餌のため水辺に多く、 市街地 の公園でもみられます。 キンラン 山や丘陵の林の中に生え、4 月か ら 6 月にかけて鮮やかな黄色の花 を咲かせます。 ウチワヤンマ 池や沼など水の流れがない場所に 生息しています。 環境保全に向けた具体的な行動 日常生活の中で注意して行動してみましょう。 ●エコドライブします。 でかけるとき ●自転車を利用します。 ●自動車の点検・整備を行います。 ●地域の農産物を利用するなど、地産地消の取組に協力します。 ●リサイクル製品や環境にやさしい製品を使用します。 物を買うとき(売るとき) ●リターナルびんや詰め替えができる商品を利用します。 ●ものを大切にし、使い捨ての商品はなるべく買わないようにします。 ●野菜くずや食べ残し等、流しから流さないようにします。 食事を作るとき ●洗剤等は適量使用します。 ●エコクッキングを実践します。 ●ごみの野焼きは行いません。 ●ごみの分別を行います。 ごみをだすとき ●マイバッグ、マイ箸を利用します。 ●たばこや空き缶等のポイ捨て、ペットのふんの放置はしません。 ●店頭回収を利用します。 ●雨水をためて、水やりや打ち水、洗車に使います。 ●蛇口の水は勢いよく出さないようにします。 水を使うとき ●風呂の残り湯を洗濯などに利用します。 エネルギーを使うとき ●使わない電気は切ります。 ●冷房 28℃、暖房 20℃を目安にします。 ●食器洗いなどに利用するお湯は、低めに設定します。 環境家計簿をつけてみましょう 環境保全に向けた具体的な行動をした結果、二酸化炭素(CO2)排出量が増えたか減ったか確認してみましょう。 項 目 電気 (単位) (kWh) 使用量 年 排出係数 ×0.38 排出量(kg-CO2) 月 料金(円) LPガス (m3) 都市ガス (m3) 水道 (m3) ×6.0 ×2.0 ×0.58 項 目 電気 (単位) (kWh) 使用量 年 排出係数 ×0.38 排出量(kg-CO2) 月 料金(円) LPガス (m3) 都市ガス (m3) 水道 (m3) ×6.0 ×2.0 ×0.58 項 目 電気 (単位) (kWh) 使用量 年 排出係数 ×0.38 排出量(kg-CO2) 月 料金(円) LPガス (m3) 都市ガス (m3) 水道 (m3) ×6.0 ×2.0 ×0.58 ガソリン 軽油 灯油 (リットル) (リットル) (リットル) ×2.3 ×2.6 ×2.5 ガソリン 軽油 灯油 (リットル) (リットル) (リットル) ×2.3 ×2.6 ×2.6 計 ×2.5 ガソリン 軽油 灯油 (リットル) (リットル) (リットル) ×2.3 計 計 ×2.5 前年の同月や数ヶ月連続して計算すると、行動した結果がみえてきます。 水道は、2 ヶ月に 1 回の検針のため、2 で割って 1 ヶ月分としてください。 編集 〒327-0398 栃木県佐野市田沼町 974 番地 1 TEL 0283(61)1155 表紙 秋山川上流 佐野市市民生活部 環境政策課