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Page 1 Page 2 はじめに 私ども、 平成ー9 年度愛知県議会海外調査団

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Page 1 Page 2 はじめに 私ども、 平成ー9 年度愛知県議会海外調査団
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私 ど も、平 成 1 9 年 度 愛 知 県議 会 海 外 調 査 団 一 行 1 ' 名 は 、平 成 1 9 年 1 0 月 2 8
日か ら 1 1 月 4 日 ま で の 8 . 日間 に わ た り、県 政 の 重 要 課 題 で あ りま
す次世代 産業
t
医
事 情 、 療 対 策 、 日系 企 業 事 情 、地 球 温 暖 化 防 止 対 策 に つ い て 、先 進 的 な事
例
を 調 査 す るた め 、 ア メ リカ合 衆 国 の シ ア トル 市 、 ロ サ ンゼ ル ス 市 、 オ ン タ リオ
市及 び サ ク ラメ ン ト" を 訪 問 しま した 。
最 初 の 訪 商 地 シ ア トル 市 で は 、 ボ ー ィ ン グ社 エ バ レ ッ トエ 場 を訪 問 し、 現 在
開 発 中 の 次 世 代 中型 旅 客機 ボ ー イ ン グ 7 8 7 を 始 め とす る航 空機 産 業 の 現 状 に つ
い て 調 査 を行 い ま した 。
次 の ロサ ンゼ ル ス 市 にお い て は 、今 春 か ら稼 動 す るU C L A カ
ル フ ォル ニ ア
大 学 ロサ ンゼ ル ス 校 メデ ィ カル セ ン タ ー を訪 問 、最 新 の 医療 施 を
し
設 見学す る
と と もに 、施 設 の 運 営 方針 な どに つ い て説 明 を い た だ きま した
。
│ ま た 、 カル フ ォ ル ニ ア 大 火 災 の
影 響 に よ り予 定 して い た 調 査 先 に 行 く こ とが
で き な くな り、急 遂 訪 問 させ て い た だ き ま した 日野 モ ー タ ー ス マ ニ ュ フ クチ
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ュ ア リン グU s A に
お き ま して は 、2 0 0 4 年 8 月 か ら生 産 を 開始 した カ ル フ ォ ル
ニ ア エ 場 の 見 学 を させ て い た だ く と と もに 日
、 系企 業 の 海 外 進 出 に 伴 う諸 問題
に う い て 説 明 を い た だ き ま した 。
最 終 調 査 地 の サ ク ラ メ ン ト市 の カル フ ォ ィ
レェ ア ・フ ュル セ ル ・
パ ー トナ ー シ ッ
プ で は 、 地 球 温 暖 化 防 止 対 策 の 取 組 と して 、燃 料 電 池 自 車 の 研
動
究 ・開発 に つ
い て 、調 査 を行 う こ とが で きま した 。
本 報 告 書 は 、 これ らの 調 査 結 果 を と りま とめ た も の で あ り、 こ れ か らの 県 政
の 発 展 に 寄 与 す る こ とを願 っ てお りま づ 。
ま た 、 この 調 査 に 参加 した 団員 一 人 ひ と りが 、 そ の 成 果 を様 々 な 場 を通 じて
今 後 の 県 政 に生 か して 参 りた い と存 じま す 。
最 後 に 、 再J 団長 を始 め 各 国員 の ご協 力 に 感 謝 い た しま す と と も に 、 我 々 の た
め に 貴 重 な時 間 を割 き 、 ご指 導 。ご協 力 を賜 りま した 関係 の 皆 様 方 に くお
厚
礼
申 し上 げ ま す 。
平成 20年 2月
平成 1 9 年度愛知県議会 海外調査 団
団
長
日 高
昇
目
次
4 世 代産業 事 情調査 ( ボー ィ ン グ社 エバ レン トエ場) ‐
・ │ ・ ・・ ・・ . . ・ ・・・ . ・ ・・ ● ● ● ● . .
1
概 要‐
第 1
事前勉 強会 の実施 ・・ ・・・ ・・・ ・・・
第 2 医 療対策調査 (ucLAカ
ン ター )
●
1
ルフォルニア大学 ロサィゼルス校メデ ィカルセ
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・ ・ ・ ・ ・ ・
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2 調 査結 果 ・・ ・・ ・ ・ ・・ .
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● ● ● ● ● ● ● . . . . i .
● ● ● ●
1
0
日系企 業調査 (日野モータースマニュファク ュ
チ ァリングusA)
概要 ・・ ・・
4 4
1 概 要 ・!・ ・ ・ ・ ・・ ・・ .
第3
│
3
3
●
調査 結果 ・・ ・・ ,・ ●・ │・ ・
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2
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調査 結果 ・・
第 4 地 球温 暖化防止 対策 調査 ( カル フ ル ニ ・フュル ル ・
パ ー トナ■ シ ップ)
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1 概 要 ・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・! ・ ・! ・
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2 調 査 結果 ・・・ ・・・ ・・・ ・ ● ● ● ● . . . . . . . . . . . ● . 1 5
3 燃 料電池 自動 車に試乗 した結 果 ・・・・・・・・・・:・ r`...18
4 カ ー プール イー ンの設置 ・・・・・・・・・・・・・!│・ ・・・.19
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団員 名 簿 ・
調 査 日程 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . ・ ・ 丁 ・ ・ . . . . . ・
● ● ● ● ● ● ● . .20
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・2 1
第 1 次 世代産業事情調査 (ボー イ ング社 エバ レッ トエ 場)
1 概 要
(1)調
│
査
日 平 成 19年
( 2 ) ―調 査 目的
■
10月
29日
(月 ) '
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)次
世代産業 で ある航空機 の部品製造供給 につい て (発 注元 であるボー イ
ン グ社 を訪 問 しt!実際 の製造過程 を見学す る と ともに、航 空産業 の 現状 ・
課題 等 にっい て調査 し、本 県 の次世代産業 の 育成 ・集積 につい て参考 とす
る。■ ・ ■■ ‐
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2 ■ 調査結果
(1)対
応 者 デ ビ ッ ド リー ス シ ェ アマ ネ ー ジ ャー
(2)説
明趣 旨
│ │ ■ボ■!イン グ社 エバ レ ッ トエ場 は 、ワシン トン州 シア トル 市 の郊外北 へ 50
1 すキ ロの場所 にあ り、 メイ ンの組 立工 場 は 、東西約 1キ 甲く南北約 0.5キ ロ
に も及 ぶ 世界最大 の容積 を誇 る建物 であ り、 この工場 で B747、 767、777、
7 8 7 の 組 立が行 なわれ て い た。 │
― ボー イ ン グ社 では 、今後 20年 間 の航 空機需要 の見通 しについ て 、2026
年 までに、
新 たに商業用航空機 28,600機が 生産 され 、市場規模 は 2兆 8,000
億 ドル にのぼ る。 また 、航空旅客需要は、世界で年率 5%、 航空貨物需要
は同 6.1%の ペ ー ス で増 加 す ると予 測 してい る。 この予測 は 、世界 の 2大
航 空機 メー カー のエ アバ ス社 で もほぼ同様 の予測 を してお り、 2社 の考 え
が違 うの は 、エ アバ ス社 が超大型 の 巨大旅 客機 によつて 、世界 のハ ブ空港
間 を輸送す る航 空需要が伸 び ると見込 んでい るの に対 し、 ボー イ ン グ社 で
は直近 の空港間 をB787の よ うな中型機 で 、輸送す る需要が伸 び る と考 え
てい ることであ る。
このため 、 ボー イ ング社 では次世代型 中型機 B787の 開発 に着手 し、
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レア ウ ト式ま
年 7 月 8日 に第 1号 機 の ロ ルア ウ ト式 を行 つて い る。 ロ ィ
での受注数は 47社 677機 に も達 してお り、この数値 は旅 客史 上 最高 の受注
数 とな ってい る。
なお 、当初、第 1号 機 は 、2008年 5月 に最初 の発注者 であ る全 日空に 引
き渡 され る予定であ ったが 、初飛行 までの準備 に時間 を要 し、大幅 な ス ケ
ジュー ルの見直 しを行 ってい る。
B 7 8 7は 、 B767の 後継機 に位置す るが 、航続距離 が 16,000キロ と格段
に伸び 、速度 もマ ッハ 0,8か ら 0.85と い うことで ま つた く別 の機 体 と考 え
る ことがで きる。
この機体には、世界で始 めて 、主翼 か ら胴 体す べ てに炭素繊維複合材 を
- 1 二
用 い てお り、これ まで は複合材 が
機 体 の 20%だ らた もの を 150%まで あげ る
こ とな どに よ り燃 費は 20%ア
ップ し、また 、ァル ミの よ うに さびない とぃ
こ
う とで 、
整 備 も含 めた運行 コス トを大 幅 に下げ
ることを可能に してい る。
炭素繊維 複 合材 はアル ミの 2倍 の揚力があ
り、また 40%軽 い ため( 機 体
は全 体 と して ァル ミ製 よ りも 25%軽
くな り、逆 に強度 は増 しヽ窓も これ ま
で よ り50%大 き く開 けるこ とがで
きるよ うになつてぃ る。 │
!従
また 、 来 、航 空機 部品 の半薮 はボ レ
ィ トな どの締 め具であったが 、炭 素
繊維 複合材 の活用 によっ て、部品 点 は B747の
数
600万 点か ら 300万 点 ヘ
と半減 し、ボル ト締 め作業 が激減 した
結果 、組立 作業 も大 幅 に短縮 され て
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る 。
最終組立 はムー ビン グ ライ ン と呼ばれ
る トヨタ看板 方 式 を参 考 とした製
造方法が 取 り入 れ られ てお り、従来 は
、最 終組 立ェ程 に約 3週 間要 してい
たが 、 ムー ビン グ ライ ンの採用 に よ
り、 3日 間に短 縮 され てい ると
B787の 製 造 は約 7割 が外 注に よっ
て行 われ 、そ の ための 下請企 業は米
国内の企 業 の ほか 、 日本 tイ タ リァ フ ンス
、 ラ
、ィ ギ リス 、韓 国な ど世 界
中にまた が り9oo社 以上 に及 んでい る
。日本 の企 業 も約 35%を リス クシェ
ア リングパ ー トナ ー として参画 して
お り、特 に三 74 t重
工 は主 翼 の 開発 ・製
造 を担 当 してぉ り、 この部分 をボー ィ ン グ
社以外 の企 業 が行 うの は初 めて
ての こ とで
ぁる。
製造 には 、世 界 10カ〔
国 が参加 してぉ り、ジ ャス トィ ン タイ ム でェ
場 に部
材 を搬入 す るた めに、 ジ ャ ンボ機 を改造 した
ー
ドリ ム リフタ十 と呼ばれ る
専用 貨物機 を使用 し、各 国で製造 された
部材 を一 気 にシア トル まで運んで
い る。 シア トル では 、ェバ レ
ッ トェ 場横 にベ ンフ ィー ルズ とぃ ぅ滑走 路 を
持 ち、その まま部材 を工場 へ 娘入 す こ とがで
きるよ うに してい る。
る
( 3 ) ム ー ビン グ ライ ン
ボー イ ン グ社 では 2001年 か らムー ビン
グ ライ ンを採用 してい るが 、 こ
のィステムは トョタの生産方式に習うた の
も であり、毎分 2 インチの動く
機 体 に 向 か っ て 、左 側 か ら所 要 の 取 付
取 付 け部 品 類 が 、必 要 な と き に必
け 部 品 が 送 り出 され る こ とに よ り、
要 な 場 所 に き ちん と収 ま る よ うな 効 率 的
な シス テ ム と な っ て ぃ る。 この 流 れ
作 業 に よ り、旅 客機 の 組 立 作 業 の 効 率
が 格 段 と 向上 した とぃ ぅこ とで
ぁ る。
ヨ
ト タ 生 産 方 式 は 、必 要 な 物 を
、必 要 な 時 に 、必 要 な 量 だ け つ くる こ と
を 目標 して 、 市 場 の 需 要 変 化 に
柔 軟 に 対 応 して 、無 駄 な く効 率 的 に生 産 を
行 うこ とが で き る シス テ ム で あ る と と
もに 、 生 産 ライ ン に 異 常 が あれ ば 作
業 者 自身 が ライ ン を止 め る こ と が で
き 、 そ の 都 度 、 問題 を確 認 、 解 決 す る
こ←ができる、人間性を重視した合理的なシステム
である。
- 2 -―
千ヤ者
表
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ボ ー イ ン グ社 エバ レ ッ トエ 場 で の 合 同写 真
事前勉強会 の実施
平成 1 9 年 9 月 2 0 日 に、 三 菱重 工 業株 式 会社名古屋航 空宇 宙 システム製
作所大江 工場 に行 き、ボー イ ン グ 7 8 7 の現状 につい て説明を聞 き、製 造現場
の 見学 を行 っ た。
-3-
第 2 医 療対 策調査 (ucLAカ
セ ンター )
ル フォル エ ア大 学 回サ ンゼルス校 メデ ィカル
1 概 要
( 1 ) 調 査 日 平 成 19年 10月 30日
( 2 ) 調 査 目的
(火)
世 界 的 に トップ レベ ル に あ る病
呼 ?医 療従 事 者 等 の確 保対 策 を調査 す
る とともに、先進 医療 め概要 ・
現場 を調査 す 0こ │に ょ り愛知 県 の 医療 対
策の参考とするよ
、
2 調 査結 果
(1)対
応 者 ぅサル ピー ァ ヵ ラ ジ ア ン
( 2 ) 説 明趣 旨
│ ―
│■
イ ンターナショナル看護事務センタエデ ィレクター
現在稼動している病院は築 5 5 年 なるが、1 9 9 4 年
の大地震で建物に大
に
きなダメージを受けたことにより、州だけでなく連邦政 か
府 らも援助金を
受け、新しい建物を建てることができた。建設費には1 ベ
つき 1 0 0
ッド' こ
万 ドル以上かかってぃる。
新 しい 病 院 が オ ー プ ン した 後 は 、 1 日 5 8 0 名 の
患 者 を 受 け入 れ る予 定 で
あり、
その中には、
新たに神経精神科の患者も受け入れることにしている。
この 病 院 の 特 徴 は 6 0 % が 重 症 な患
者 を受 け 本 れ る こ とで あ り、そ の す べ
て が 個 室 とな る。 日本 か ら学 ん だ 部 で
分 あ るが 、 家 族 の 大 切 さ とい うこ と
で 、 そ れ ぞ れ の 個 室 に は 、家 族 が まれ
泊
る よ うにデ ザ ィ ン され て い る。
新 しい 病 院 に 重 度 の 患 者 を 多 く受 け入 れ る理 由 は
、 ucLAと
い う病 院
が 臓 器 移 植 で 有 名 な病 院 で あ り
、 医療 技 術 が 高 度 に な る に つ れ て 、 い ろ い
ろ な臓 器 移 植 が 可 能 とな り、 そ の た め に
延 命 す る人 が 多 くな る。 そ うな る
と、 い ろ い ろ な 副 作 用 や 、臓 器 間 の トラブル
な どが 出 て 、延 命 は す るが 、
また この病院 に もどって くる患者 が 多 くなる
。 そ の人達は 、非常に病状が
悪 い状態で来 るため、そ うした重症患者 を多 く受
け入れ られ る体制が必 要
にな るため であ る。
サ ン タモ ニ カに もサ ン タモ ニ カホス ピタル とい
う施設が あ り、また 、外
来病 棟 もあ り、サテ ライ トの ホス ピタル もある U c L A メ
。
デ ィカルセ ン
ター の システ ム では約 7 , 0 0 0 名の従業 員 が お り この
、
ための予算 も何 百万
ドル とい う数字 に な る。 大 変複 雑 なシス テム で
あるが 、 よ く整理 され て 、
運営 されてい る。
-4-
( 3 ) 施 設 の概要
○ 世 界最先端の技術 と医療ケアー を重視 した、最新 の総合病院であ り、特
に ヒー リング効果 と使いやす さに焦点を当て、意者 のニーズにできるだけ
対応 できるよ う、病院の建築方法にもこだわ りを持 ってい る。
① 1 0 階 建ての病院は窓めある 0 2 0 個室部屋、合計 5 8 0 のベ ッド数を所有 し
卜
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―ムサ■ビスゃその他のサービスも取り揃えた、ホテルに似せた病室につ
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1
‐
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くられて↓す
① lは ,ま
ナクセスのしやすい駐車場や患者を下ろすロータリエがあり、自
然光 の―
八 る大 きな天窓やた くさん の植 木、噴水 もあ り、病院 を訪れ る人 に
癒 しを与 えるつ く りにな って い る。
① 2 つ の待合室 、3 3 の 診察室があ り、そ の うちの 6 室 は小 児科 の患者専用
にで きて い る。 小児科 の診察室はカ ラフル で 、患者 が飽 きな い よ うなつ く
りにな って い る。
① 2 3 あ る手術室 は 、 どの専門 の器 具で も入 るよ うにデザイ ン されてお り、
す べ ての手術器 具は天丼か ら接 続 され 、 スペ ー ス を最大限に生かす努力 が
施 され ている。器具は最先端 の コ ミ■ニ ケー シ ョンシステ ム 、 甲ボ ジ ト(
コ ン ピュー ター を取 り入れ て い る。 手術 をす る側 に も使 いやす く、安全 な
環境 を作 るよ う、細 か く配慮 されて い る。 そ のほかに も、 6 つ の心臓 のモ
ニ ター 室 、8 つ のイ メー ジン グ室 、そ して 6 0 の 手術前後 の リカバ リール ー
ムが ある。
5 つ の 階 にあ り、一 つの 階 に付 き 2 6 の 個 室が備 え られてお り、
① ICUは
個室 はそれぞれ 、 ガ ラス張 りの 見通 しのいい部屋 であ り、 モ ニ タ‐ の しや
す い環境 になつてい る。
―- 5 -―
ロサ ンゼ ル ス 校 メ デ ィ カル セ ン タ ー で
施 設 の 説 明 を聞 く。
( 4 ) 主 な質疑
《質 問》
1 日 5 8 0 人 の患者 とい うこ とで あるが 、入院患
《回答 》
5 8 0 人 の患者 はす べ て入院患者 であ る。古 い
者 を含 めての数字 か。
病院 の収容人 員 は 5 4 0 人 で
あ つたが 、新 しい病院 では 5 8 0 人 に なる。 現在 、別 の
病院 に い る約 1 0 0 人
の精神神 経科 の患者 も新 しい病院 に入 ることに
な り、6 4 0 人 ぐらいの患者
を 5 8 0 人 に 下げな けれ ば い けな い。
《質 問》
患者 はカル フォル ニ ア州 だ けの 患者 な のか 、他 の地 域 か ら
も来 るの か。
《回答 》
世界 中か ら患 者 は来 る。海外 の入 院患者 だ けを扱 う国際部 とい
う部署が
あ り、政府 を通 じて 、海外か らの重症患者 を受 け入れてい
る。少 し前には 、
下半身 がつ ながってぃ るガテ マ ラか らの こどもを手術 してい
る。
《質 問》
5 8 0 床 の病棟 の 中には どの よ うな患者 が入 るのか また E R ( 救
。
、
急室)
か らの患者 の どれ くらい が このセ ン ター に入 院す ることに
な るの か。
《回答》
す べ ての 医療 サ ー ビス を行 っ てい る。E R か ら来 る患者 の 3 0 % く らい が
ここの入院 患者 にな る。以前は 、 E R か らの入院患 の が つ
者 数 も と多 かっ
-6-
たが 、規制が変 わ り、 E R の 中に ホール デ ィ ン グル ー ム とい う仮入院 の よ
うな部屋 がで き、そ こに 2 3 時 間 まで 患者 がいていい ことに な った。そ こに
い る人 は入 院患者 には数 え られ な い た め、 E R か ら入 院す る人 の数 は 、以
前 よ り統 計上は少 な くな って い る。脳梗塞 の専門 のセ クシ ョン もあ り、そ
うした病気 にな る と、 い かに早 く対処 す るか とい うこ とで 、そ の人 の生死
がかかつて くる。 そ うした特別 のセ ン タ‐ もある。
子
この近隣は大 変 リッチな土地柄 であ り、近所 に住 んでい る人 の どこかが
悪 くな った ときに E R に 来 る。 そ の人た ちは いい保険 も持 ちてお り、そ の
ために、E R と いうのは大変利益率がいいセクシヨンである。
《質 問》│ ‐
日本 では 、医者 不足が深 刻 になってお り、特に僻地 にお い て深刻 である
が 、 アメ リカの状況は ど うか。
《回答》
医者不足は 、 グ ロー バ ル な商題 であ り、世界 中が 医師不足 に悩 んでい る
と思 う。
《質 問》
日本 の看護師は激務 で待遇 も悪 い 、給料 も安 い とい うこ とを聞 くが、ア
メ リカでは ど うか。
《回答》!
ペ イ に 関 しては 、アメ リカ の ほ うが 日本 よ りは環境 がいい よ であるが
う
、
それ で も看護師不足の状況 にある。 日本 では 、全体的に若 い うち に結婚 し
て 、そ の後、職場 に復帰 しない人が 多 かった りす るの も原 因 か と思 う。 こ
ち らは結婚 して も働 く人 は多 い し、7 0 歳 で も現役 の看護 師 もい る。
《質問》
日本では、小児科 医 と産 婦人科 医 が特 に不足 しているが 、 こち らでは ど
っか 。
《回答》
産婦人 科 とい うの は リス キー ビジネ ス で 、小児科 とい うの はお金 にな ら
ない分野であ り、同様 に医師不足 の状況 にある。
《質 問》
産婦人 科 に対す るお金 の支払 い は ど うな ってい るか。
《回答》
,
日本 とアメ リカでは保険 のシステ ムが違 つて い る。 こち らでは 、連邦政
府や州政府 か ら出 る保 険 の ほかに、 い ろい ろなプ ログラム によ り、新 生児
向けの援助や 、障害 を持 つて生まれ た子供 に対す る基金 とか い ろい ろある。
お金 が な い人 、所得 の低 い人 には政府 か らの援助金 な どが望 めるが 、そ の
ほかの人 は、個人 で保険 を買 うか 、または、会社 の グル ー プ保 険に入 るか 、
-7-
そ うした形にな る。
《質問》
日本では奨学金 等 の制度によ り、大学を卒業 した ら何年間僻地へ
行 くと
い うこ とも してい るが、 アメ リカにお ける僻地等にお
ける医師 の確保対策
は どのよ うに してい るか。
《回答》
アメ カカに も、そ うしたシステ ムはある。 ひ とつ違 うことは
、特に僻地
の場合についてで ぁるが、看護 師を、 らに高度な
さ
専門職 に育てることを
してい る。高 い看護師 としての教育を受 けた人は 「
ナー スプ ラクテ ィシ ョ
ー
ナ Jと ぃ ぅ立場にな リギその人たちは、簡単な患者 の い
扱 、医療指導や
処方箋まで書 くことが で きる。
《質問》
ー
ナ スプ ラクテ ィシ ョナー とはtど うぃ ぅ役割をす るのか。
《回答》
病院 の診療現場で経験 を積み、下痢だ とか耳が痛 い とか 、呼吸困難だ と
か、その ぐらいの レベルの患者 を診て、ク リニ ック内のス ピー ドを
速めら
れ るよ うに医療を施 してい る。 ナー スプ ラクテ ィシ ョナー が行 うこ とがで
きる医療行為には、政府 の規制 が あ り、カル フォル エ ア州では認定書 とい
うもの を出 してい る。 UCLAで
は 100名 くらいの人が、それぞれの専門
分野で さらに技を磨 いてお り、 日本 で も近 い将来、看護師たちの レベル を
上げて、技術 を高めてい く日が来る こ とを願 う。
《質問》
ナー 不プ ラクテ ィシ ョナー を活用 す るメ リッ トは何 か。
《回答》
患者は ドクター に診てもら うよ り、ナー スプ ラクテ ィシ ョナー に診ても
ら うほ うが 、 時 間 を か け て 診 て も ら う とが で き、 ま た
、連 絡 も取 りや す
キ
い 。 そ の た め 、 一 般 の 人 た ちは 、 ナ
T ス プ ラ クテ ィ シ ョナ ー を非 常 に 好 ん
で い る。 病 状 が 複 雑 に な っ た 場 合 や 、 ひ ど くな っ た 場 に は
合
、ド ク タ ー に
橋 渡 しす る こ とに な るが 、 そ れ 以 前 で は 、 大 変 役 に 立 つ 制 度 で あ る
b
働 く側 の立場 か らは 、ナ ー ス が技術 を磨 い て い くこ とによって 、そ の職
に号 くい るこ とにつ なが る。魅力的な職 場 として 、今後、そ うしたナ ー ス
を 目指す人 も増 えてい く可能性 につ なが ら てい く。
《質 問》
ナ ー ス プ ラクテ ィシ ョナ ー の制度 に 医師側 の反対 はなかったか。
《回答》
医者 の人た ちは 、医療 が 高度化 して くる と同 時 に 、 非 常 に 大 変 な 患 者 を
多 く診 ることにな り、耳が痛 い と言 つてき た 人 とか は 逆 に診 た くな い 。 ナ
-8-
―スプラクテ ィシ ョナー とい うのは、あく でナT ス で り、 タタ十の
あ
ま
ド
ー
の
で
クタ
下 、ド
監督下で医療行為を行 うとい うことである。最初 に病院
に行 くときは ドクターに診てもらい、その後は、1 ナースプラクテ ィショナ
ーに診て もらうとい う形になると簡単な処方箋だついては、医者 に書いて
くれ と話す よ りは、ナースプラクテ イショナーに言 つたほ うが、お互いの
ためにいい とい う, ことである。
か
、
-9-
第 3 日 系企業調査 ( 日野 モ ー ター ス マニ ュフ ァクチ ュア
リング U S A )
1 概 要
( 1 ) 調 査 日 平 成 1 9 年 1 0 月 3 1 日 ( 水)
( 2 ) 調 査 目的
2 0 0 3 年 にカル フォル エ ア州 オ ン タ リオ 市 に設 立 され
た 日野 モ ー ター ス
マニ ュ フ ァクチ ュア リン グU s A の
調査 を行 い 、これ か ら海外進 出す る県
内企 業 の参考 とす る。
2 調 査 結果
!
( 1 ) 対 応者 山 中明人 工 場長
( 2 ) 説 明趣 旨
ア 日 野 モ ー ター スマニ ュ フ ァクチ ュア リン グU s A の
概要
日野 モ ー ター スマニ ュ フ ァクチ ュア リン グU s A ( 以
H M M 」 とぃ
下 「
う。) は 日野 自動車 株式会社 の 1 0 0 % 子 会社 であ り、製
造専門 の会社 と して
2 0 0 3 年 にカル フォル ニ アエ場 が設 立 され 、2 0 0 4 年 か
ら生 産 を開始 してい
る。カルフォルニアェ場で, ま
、ォリッナルの トラックの生産、トヨタの部
・
品 の製 造
供 給 及 び サ ー ビスパ ー ッの 供 給 を行 っ て い る。
現 在 、 事 業 を 拡 大 して い る と こ ろで あ り、 2 0 0 4 年 に ア ー カ ン ノー
州に
オフィスをオープンし、一昨年の 1 1 月から、カルフォルニアの の
も より
上
回 り大 き い 車 の 部 品 を生 産 して い る。
ま た 、 ゥェ ス トバ ー ジ ェ ァ 州 に も工 場 を 作 り
、 昨 年 1 1 月 か らオ リジナ
ル トラ ック の 自前 生 産 を 開始 して い る
。西 海 岸 で 作 つ た 車 を東 側 に も つ て
い くの に は 大 変 な コ ス トが か か るた め
、市 場 の 拡 大 に 伴 い 、東 向 け の 車 は
東 で 作 る こ とが で き る よ うに生 産 拠 点 を増 や して い る
。
昨年 9 月 3 0 日 現 在 の 従 業 員 数 は 、デ トロィ ト本 社 3 6 人 カル フ
、
ォル ニ
ア エ 場 2 7 2 人 、 ア ー ヵ ン ソー ェ 場 8 0 5 人
、 ウエ ス トバ ー ジ ェ ァ ェ 場 7 4 人
とな っ て い る。
昨年 の 生 産 見 込 み 数 量 は 、北 米 向 け の ト ッ クが 7 , 4 3 8 台 で
あ り、ト ヨ
ァ
々のタコマ向けの製品は、フロントアクスル、リアーァクスルであるが、
カ ル フ ォル ニ ア ェ 場 で 年 産 2 0 万 台 、 ア ー カ ン ノー エ
場 で 1 0 万 台 、総 数 で
は 3 0 万 台 の 生 産 準備 を して い る。
基 本 方 針 と して は 、北 米 にお け る生 産 事 業 投 資 、 自動
車業界 に
求 め られ
ている社会的要請に応えるとともに、収益を出して、社会に貢献できる
会
社 を 目指 し、 ア メ リカ に 根 ざ した 会 社 に す る とい うこ
とで あ る。
イ カ ル フ ォル エ ア ェ 場 の 概 要
カ ル フ ォ ル ニ ア 州 は い ろん な人 種 が 入 り混 じっ た ェ リア で
あ り、従 業 員
-10-
の 構 成 も、そ の エ リア の 特 性 に した が って い る。 ウエ ス トバ ー ジ エ ア 州 は
ほ とん ど 白人 で 、 ア ー カ ン ノー 州 は 白人 と黒 人 で あ る。
カ ル フ ォ ル ニ ア エ 場 で は 、 チ ャ レン ジ 、 コ ミユ ニ ケ ー シ ョン 、 主 ン トリ
ビュ ー シ ョン とい う 3 つ の C を 工 場 の 主 義 と して t 全 従 業 員 一 丸 とな つ て 、
この 方 向 で進 め て い る。 組 織 は 、ま だ 日本 人 が 多 く、 日本 人 が 支 え て い る
とこ ろが あ り、 早 くア メ リカ 人 の 方 へ 手 渡 す こ とを 目指 して い る。
工 場 の 場 所 は ヽ フ ソニ ウエ イ 1 5 号 と 1 0 号 線 とい う州 を ま た ぐ大 きな フ
リー ウエ イ が 交 差 す る とこ ろ に あ り、非 常 に 交 通 の 便 が い い と こ ろ に あ る。
周 辺 の 建 物 は 倉 庫 ば か りで あ り、物 流 の 拠 点 に もな つ て い る。 オ ン タ リオ
空 港 とい う国 際 空 港 も あ る。近 くに は トヨ タ の 北 米 の 部 品 セ ン タT が あ り、
南 ア メ リカ を 中 心 と した 部 品 の 供 給 を行 つ て い る。
カル フ ォ ル ニ ア エ 場 の 3 つ の 柱 と して 、トヨ タ 向 け の 仕 事 、N A P S ( ナ
ップ ス ) と い うオ リジナ ル トラ ック の 仕 事 、 それ か らサ ー ビス パ ー ツの 仕
事 が あ る。
トヨ タ 向 け の 仕 事 は 、タ コマ の ア ク スル を生 産 して トヨ タ の 工 場 に 出荷
して い る。 ブ レー キや フ ロ ン トの 軸 関係 も作 り、 ト ヨ タ の 2 つ の 工 場 に 出
荷 を して い る。
T牟 '9‐
の工場のひとつでヽH M M の トラックの組付! け
を委託
い トヨタ‐
い
私│“銚及
呼
本
叩響
景
ふ
言
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告
密
秦
岳
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父
晶
研
晶
品
:を
│ れを 、 カル フ ォ ル ニ ア エ 場 で 組 み つ
け て ム ー エ ー も し くは T A B C に
出荷 す る とい う流 れ で あ る。
タ コ マ の ア ク ス ル は 2 0 0 4 年 の 8 月 以 降 、約 6 0 万 台 を作 リ トヨタ に 供 給
して い る。 昨年 1 月 か ら 1 0 月 ま で に 、約 1 5 万 台 つ く り、月 当 た りの 生 産
量 は 、 1 万 5 , 0 0 0 台か ら 1 万 8 , 0 0 0 台 く らい ま で の 間 の ボ リユ エ ム で 生 産
して い る。 l 日 当 た りにす る と、 7 0 0 後 半 か ら 8 0 0 前 後 の ボ リュ ー ム に な
る。
‐
工 場 のオ ペ レー シ ョン は 2 シ フ トで 、早 番 昼 勤 と夜 勤 の 2 シ フ トに 分 か
れ て い るが 、 日本 の 工 場 とは 異 な り、 口 ‐ テ ー シ ョン組 み は して い な い 。
日本は一般 的に 1 週 間 ご との交代勤務 とす るが、 こ ち らの工場 では 、早番
の人はず つ と早番 、夜勤 の人 はず っ と遅番 、それ がアメ リカ のオブス トラ
クシ ョンで ある。
ナ ップ ス トラ ックは、キ ャ ビンは 日本 の もの と共通であるが、それ にエ
ンジン を前 に 出 して 、ボ ンネ ッ トを付 けるデザイ ンに して い る。 ナ ップ ス
プ ロジ ャ ク トは 、全米及 び 日本 か ら部 品を集 め 、 T A B C に
供給 して組み
立てて い る。 この車 は 2 0 0 4 年の 1 0 月か ら生産 を始 め、生産 のボ リュー ム
は年産 7 , 0 0 0 台であ り、 これ まで の総数 は 2 万 台 になろ うと して い る。昨
年 は、 9 月 現在 で 5 , 0 0 0 台、そ の まま い くと 7 , 0 0 0 台くらい にな る見込み
- 1 1 -
であった。
サ ー ビスパ ー ッ
は 、基 本 的 に大 きな部 品は 日本 に直接オ ー
ダー がぃ き、
日本 か ら直接 納 品す る仕組みで あ るが 、フ ル ー
ィ タ とかォィ ル な どの量が
出 る もの につ ぃては この 工場 か ら供 給 してい る
。主に、南米 向けであ るが 、
北米 に もT 部 供 給 してい る。
ウ ア カ イ ソー エ 場 の概 要
アー カ ン ノー ェ場 では フロン トアクスル
、 リアー ァクスル を製造 し、 2
つの トヨタの工場に供給 してい る
。タコマ よ リー回 り大きい、 ピックァ ゥ
プ トラックの タン ドラ用 のフロン ト クスル
ァ
、 リアーアクスル を作 り、ト
ヨタのイ ンデ ィァナやデキサスの工
場に送ってv ) る。イ ンデ ィアナには も
う一台、セ コィァとい ぅ、 日本でい うと小 さいランクル
と大 きいランクル
の中間くらいの車があ り、 この車向け
の部品も供給 しよ うとしてぃる。
エ ウ エス トバー ジ手アエ場の
概要
フューチャー ビジネス として、昨年 1 1 月 か
らウエス トバージェァの工
場で、 日野のナ ジプス トラックの生産組立 を開始 してい
ると T A B C に 生
産 させてぃ るもの と同 じ製品をオ ツジナルで
作るとい うことである。
カル フ ォ ル ニ アエ 場 内 の 説 明 を受 け る団
員
( 3 ) 質 疑応 答
《質問》
ボンネ ッ 卜型 の トラ ックは 日本 では製造 してい な いの
か。
-12-
《回答》
日本では、後 ろに乗せる荷台の都合で全長が決まつてくるため、ボンネ
ットが前にあると不利になる。後ろの荷台部分 のスパースが損す ることに
な り、 日本では レギュレー ションの都合で、前がない ものが普通 になって
V卜
る。
《質 問 》
!
ナ ッ プ ス トラ ッ ク の 需 要 の 状 況 は ど うか 。
《回答》
ハ`
何 百 万台 とい う トラ ックの需要 があるが 、小 さい トラ ックは これ か ら伸
ば してい こ うとい う段 階 で ある。 アメ リカでは長距離 を走 る車 が 多 く、大
│ き い車 を作 つて売 る方 が いいが 、な かなかそ こに は進 出 で きないも 日本 で
そ うい うもの を作 わた経験 がない し、そ こまでは踏 み込 めな い分 野 であ る。
し
たが って 、得意 とす る分野 の小 さい ところか ら入 り込んで い る とい うの
が正 直な ところである。
・
よ
│
《質問》
トラ ックは どれ くらいの価格 で作 つて い るか。
《回答》
・ ‐ 車両 の販売価格 は い ろい ろなクラス があ り、下 の方 では 4 万 ドル くらい。
一番重 た い クラス では 、6 万 か ら 7 万 ドル くらいで ある。 これ は 、後 ろの
ボデ ィー がつい ていな い状態 の価格 である。
《質 問》
2 交 代制 を導入 してい るが 、 ロー テ ー シ ョンを組 まな い理 由は何 か。
͡
《回答》
共働 きで子 どもが い る と、お互 いの 労働 時間 が決 ま つてい る方 が 好 まれ
。決 ま った時間帯にベ ビー シ ッター を雇 うことがで き、 この時 間 は夫 が
る
や る、 この時間は奥 さんがや るとい うよ うな ニ ン ビネ ー シ ョンがで きる。
͡
│
当初 は 、固定制だ と品質 にば らつ きができな いか と心配 され たが 、 実際に
は品質 は安定 して い た。
《質問》
今働 いてい る従業員 の雇用形態 は ど うな つてい るのか。
《回答》
現在 の従業員 は 、 日本人 も含 めて 2 7 2 人 であ り、 そ の うちの 2 6 0 名 が現
地採用である。 コ ンテ ンポ ラ リー ( 派遣社員) は 4 0 名 か ら 5 9 名 い るが、
そ の人たちも 3 か 月、 4 か 月働 い て いい成績 を残 せ ば社 員 にな る こ とがで
きる。
《質 問》
社員 のサ ラ リー は どれ くらいか。
十- 13 -一
―
《回容》
一般 の
現場の作業者でい うと、時給平均 1 5 ドル くらいであ
り、残業す る
とその 1 . 5 倍。 カル フォル ニ アの州法で週 4 0 時
間 と決まってい るが、週
4 0 時 間を越 える と、また 1 . 5 倍にな る
。
《質問》
昔 と比べて、働 いてい る人の態度が よくな り、一生
懸命に働 いていると
思 うがど ぅか。
《回答》
立 ち上が り当初は、教えるほ うも片言 の英語で
教えt 教 わるほ うも、よ
くわからな夕
い英語を聞ぎながら、まったくゃったことのない作業を
やるこ
とに な り、無 駄 な動 作 がい た る ところに あ っ
た。本 当にで きるの か な とい
う状態でス ター トしたが 、 ここへ 来て よ うゃ くスム
T ズ に動 くよ うになっ
て きた。
《質 問》
。
日本 か ら取 り寄 せ てい る部品 もあるが 、そ
れ は特別 な技術 が 必 要な もの
か
。
《回答》
トヨタが要求す るクイ ズ、音 レベル だ と
、デ フ ァ レンシャル は 日本製に
なる。
※ デ フ ナ レンシ ャル : カ ー ブ を曲が る とき
な どに生 じる左 右 の タイ
ャの 回転 数
の違 い を吸 収 しつつ均等 に駆 力 を伝 える
動
装置
-14-
第 4 地 球温暖化防止 対策調査 ( カル フォル ニ ア ・フュルセル ・パ ー トナ ー シ ッ
プ)
1 概 要
査 日 平 成 1 9 年 1 1 月 2 日 ( 金)
( 2 ) と調査 目的
地球温 暖化防 止 対策 として 、先進 的なカル フォル ニ ア州 の取組 であるカ
ル フォル ニ ア ・フュルセル ・パ ー トナ ー シ ップ を調査 し、エ コ社会 の実現
(1)調
に 向けて、環 境対策 の参考 とす る。
2 調 査結 果
コ ミユニ ケー シ ョンデ ィ レクター
( 1 ) 対 応者 ク リス フイ ト
ハ ッ トリ キ ョウ
トヨタ 自動車
( 2 ) 説 明趣 旨
カル フ ォル ニ ア ・フュルセル ・パ ー トナ ー シ ップ ( 以下 「C a F C P 」
とい う。) は カル フ ォル ニ アの大気 質 の 問題 を提示 し、燃 料電池 自動車 を
商業化す ることを 目的 として 、1 9 9 9 年にパ ー トナ ー シ ップを結 んで設 立 さ
れ た組織 である。 9 の 自動車 メー カー 、 3 社 のエ ネル ギー 会社 、燃料電池
を作 つて い る会社 、政府機 関 か ら構成 されて い る。
地球温 暖化 は 、今 までガ ノ リンに依存 して きた こ とが大 きな問題 であ り、
自動 車 メー カ ー は 、 ガ ノ リン燃 料 に代 る車 を提供す る こ とを 目的 として 、
燃料電池 自動車 の 開発 を進 めてい る。燃料電池 自動車は、少 しだけ水 が 出
るだけで 、 ほ とん どゼ ロのエ ミッシ ョンである。
燃料電池 の仕組 みは、真 ん 中に膜 が あ り、それ を陽極 、陰極 の極板 では
さみ 、そ の片側 に、水素 を供給す る。触媒 を使 って 、膜 の ところで水素 を
プ ロ トン と電子 の 2 つ のパ ー トに分 ける。電子 が外 へ 出 て t i モニ ター や電
気 をつ けた りして働 い たあ と、燃料電池 の膜 の反対側 にかえ りt i プ占 トン
は、真 ん 中の膜 を通 り抜 けて反対側 に 出て返 って きた電子 と、空気 か らと
つた酸素 を介 して 、そ こで水 にな る。その過 程 で発電 をす る。 これ はガ ソ
リン ピス トンエ ンジンの よ うな運動部 分 の な い 、 メカ ニ カル ロス の な い 、
純粋 な電気 化 学 プ ロセ ス で あ り、非常 に効率 は高 くなる。 ピス トン もクラ
ン クシ ャ フ トもな い ため、非常 に静 かに、黙 つて 、静 かに 、効率 よ く仕事
をす る。
燃料電池 のサイ ズ は小 さくもな り、 コン ピュー ター とか携 帯 に入れ るこ
ともで き、また 、大 き くして 、家 とか 、 ビル の電力 を供給す る こ ともでき
る。
CaFCPで
は 、9 社 の 自動車製造会社 の試作品 があ り、小 さな車か ら、
―- 15 -一
大きな車 まで、また、市を走るバ スまで
ある。実際にこ うぃった ものを運
転してゃらって、そのデータを収集して、この車がどん
な性能であるかと
い うことを研 究 してぃ る。
車 を作 るこ とも大 変であ るが、それ と同時に
、水 素を ど うゃって準備す
るか とい ぅィ ンフラス トラクチ ャ上 の
整備 が大きな課題 で ある。現在 、カ
ルフ
ォルエア州には 2 5 のステーションがあり ほ
、 とんどが小さぃものでt
水素を運搬してくるものもあるし、
ー
4 テ シヨンで実際に製造しているも
のもある。
水 素は 、農 産 物 の余 分 、麦 わ らとか 、そ いっ
ぅ
た もの か ら取 ることも技
術的 には 可能 で 、ヵル プォル ニ アにお い
ては 、そ ぅぃ ぅ方 向を 目指 そ うと
してい る。サ ン フ ラ ン シス コの フ ェ バ
ィ ネ ダ とぃ ぅビール の生産 地が あ り
、
ー
こ
そ では 、実 際に 、 ビ ル か ら水 素 を
製造 してい る。 現在 、水 素は 、天然
ガス か ら作 っ てぃ る。
そ の他 の活動 と して 、消防士や レス キ ュー の
クル ー の人 た ちに 、燃 料 と
か 、車 につい ての トレー ェ ン グ を っ
行 てい る。水素の質 のテ ス トとか 、燃
料 電池 の 車 の テ ス トな ど も行 う てぃ る コ ュニ
。 ミ
テ ィに 出 か けてい って 、
燃 料電池 自動 車 を展示 して 、実 際に見て
もらってい る。
この よ うに一 緒 に協力 して 、将
来的に 、市 場 に車 を 出す ときに、 一般 の
人 た ちの準備 が 出来 てい る こ とを 目指
して い る。
水 素 ス テ ー シ ョ ンの前で合同写 真 を撮
一- 16 -―
る。
( 3 ) 質 疑応答
《質 問》
イ ンフ ラの整備 とともに 、現在 の課題 とす るもの はなにか。
͡
《回答》
1 水素 ス テー シ ョンな どの イ ンフ ラ整 備 のほか に 、法規基準 が整備 され て
いな い。 も う一 つ は 、地域 の一般 の 常識 であ り、水 素ア レル ギー とい うも
の を解消す る必要がある。水素 が燃 料 になる ととたんに、水素 は危険 な も
の である とみんなが思 つて い るため 、! ノー とい う答 えが最初 に 出 て きて し
ま う。 そ の ためのエ デ ュケ ー シ ョンが必要 とな る。1 水 素 ス テ ー シ ョンだけ
でな く、そ うい う知識 とガイ ドライ ン、それ か ら、 自動車業界で い うと、
サ ー ビス 、メ ンテ ナ ンス 、メカ ニ ズム も揃 え なけれ ばな らな い。
《
質問》
燃料電池 自動車 の 開発 は どの程度 まで進 んでい るのか。
《回答》
あ と 1 0 年 くらい 、な い しは 、2 0 1 5 年までには 、何 らか の答 えを用 意 し
た い。技術 的にきち っ とした根拠 があって 2 0 1 5 年 と言 うてい るの ではな
い。2 0 1 5 年 と言 つて い る理 由は 、そ の 頃 には 、石油がおか しな こ とにな る
だ ろ うとい う予測 の も とに、それ までになん とか しない と危 な い とい うこ
とである。イ ンフ ラにつ い ては 、共通 スペ ック出 しはだいたいすみ、今 は、
それ に基 づい て 、 ステ ー シ ョン を作 ってい る。
問題 は、 スペ ックはできたが 、 まだ法 規基準 として 、正式 にアメ リカ の
法規 として成 立す る ところまではいってい な い。来年 中 には 、 S A E と
う組織 で 、最低 限 の ものが整備 され る見込みで ある。
͡
《
い
質問》
この事業 が なぜ カル フォル エ アで始 め られた のか。
《回答》
‐ が 高 く、政治 家 も環境 を旗 印 に しない と当選
カル フォル ニ アは環 r n意識
で きな い 土地柄 であ る。環境 が 常 に話題 とな り、そ の結果、世界 で 一番厳
しい環境基準、 自動車 の排気 ガ ス基準 を持 つてい る。 そ の ため、それ に適
合す る新 しい ものへ の期待 が強か っ たためである。
《質問》
この組織 は どこが主導権 を もつて始 めた 事業 か。
《回答》
カ ル フ ォ ル ニ ア 州 にお け る厳 しい 排 気 ガ ス 基 準 が あ り、1 5 年 前 に ゼ ロエ
ミッシ ョン ビー クル 規 制 とい う法 律 が 制 定 され た 。 この 法 律 は 、 バ ッテ ソ
ー 電 気 自動 車 を想 定 して 制 定 され た も の で あ るが 全 に失 敗 した 州
完
。 政府
一- 17 -一
としては 、別 の回答が欲 しかった そ の ときに
、京 都環境 会議 におい て 、ダ
イ ム ラー と トョタか ら、燃 料電池 自動車が あ り
うるとい うィ ンプ ッ トが ぁ
り、その結果 として 、ゼ ロェ ミッシ ョン ビー クル
規制 に対応 す る車 として
燃料 電池 自動 車が 有力 な候 補 とな り うる とい こ
う とに な った。 ダィ ム ラー
社 は 、燃 料電池 自動 車 をゼ ロェ ミッシ ョン ビー クル の
対象 と して認 めよ う
とい う認 整 をカル フォル ニ ア大気試 験局
( C R V ) に 持 ち込 み、C R V は 、
1 社 だ けで それ をや るのでは な くて 、他 の
事業者 も全 部入れ ろ とい うこ と
に な り、 も う一 つ 大 きな仕掛 けを作 ろ うとして
、 この事業が始 まった。
《質問》
Ⅲ
水素はガ ソ リン と比 べ て危険性 は高 くな い か
。
《回答 》
水 素は元 素 の 中で一 番軽 い元索であ り、漏れ て
もあ っ とぃ ぅ間に燃 えて
しま う。水素 が 唯 一 、危険なの は 、閉 じたスペ ー ス
の 中に漏れ て、そ こに
酸素が あ り、適 当な混 合物 とな る。そ こに点火源 が
あ ると爆発す る。 高圧
の本 素 タン クは 、 中は水 素だけだか ら
危 な くな い。水素 を安全 に使 うコッ
は もらさな い 、ため な い 、火 をつ けない こと
で ぁる。
`
9 つ の 自動 車 メー カ ー のサ ー ビス シ ョップが
ぁるが 、漏れ た こ とは ぁ る
一
、事
は
7
年
故
1
回
間で
い
もな 。 般 の 常識 として一番怖 いの は 、水 素 と
が
い うと、水 素爆 弾 の水 素 と勘違 いす ることで
ある。これ は 、核 融合 で あ り、
全 く違 う反応 で あ る。
3 燃 料電池 自動 車 に試 乗 した結果
CaFCPの
事 業説 明 の後、ト ヨタ
池 自動 車 に試 乗す るこ とがで きた。
、 日産 、 フォニ ド、 P G & E の
燃料 電
助 手 席 又 は 後 部 座 席 に 乗 車 した だ け で あ るが
( 各 車 と も、 乗 り心 地 等 は 現
在 の ガ ソ リ ン 自動 車 とそれ ほ ど変 わ る も の で は
な く、 か な りの 完 成 度 ま で 達
して い る と思 わ れ る。
自動車の開発については、各メーカーが競 して開発を進めてい
争
ることか
ら、メ‐カーによ り差 が出ているが、その中でも
ヨ
、ト タの燃料電池 自動車
は発進 ・
力口
速 とも一番 スムーズでぁ り、完成度 の高さが感 じられた
。
―- 18 -―
髄
靭
トヨタ自動 車他 3 社 の 燃料電池 自動車 に試乗す ると
4 カ エ プー ル レエ ンの設置
向か う途 中、 フ リー ウェイ の一 番 左 側 にカ ー プール レー ン と
い う車線 が設 け られ て い た。 カ エ プー ル レエ ン とは 、複数人 が乗 つた 自動車
CaFCPに
が優 先的 に走 る ことがで きる車線 の こ とであ り、通勤時間帯 の運転手 を含 め
て 2 人 以 上 、場合 に よっては 、 3 人 以 上乗 つてい る乗用車 、バ ス 、又 はハ イ
ブ リッ ドな どのエ コカ ー しか 通行 できない とい う制度 であ る。
この制度 は、深刻化す る都 市部 の渋滞緩和 と環境対策 を 目的 として導入 さ
れ た制度 で あるが、2 0 0 5 年8 月 か らは 、 トヨタ 「
プ リウス」な ど一 部 のハ イ
ブ リッ ド車 につい ては 1 人 乗 車走行 も認 めるよ うにな り、 このため、 カル フ
ォル ニ ア州 のフ リー ウェイ の 多 いベ イ エ リアでは 、 プ リウスの販売台数 が 1
位 になってい るとい うこ とである。
-19-
口
員
団
団 長
副 団長
副団長
副 団長
団 員
団 員
団 員
団 員
団 員
団 員
団 員
団 員
氏
名
ひだか
の ぼる
日高
昇
名
簿
所属会 派
選 挙
自由民主党
知多郡第丁
民主 党
日進 市
公 明党
春 日井市
自由民主 党
海部 郡
民主 党
千種 区
自由民主 党
春日井市
区
なみがた ま さひろ
波形 ゃ
昌洋
よねだ
の ぶ ゆき
米国 展 之
よこい
ご ろく
横井 五 六
や まだ
こ ぅょ ぅ
山田 幸 洋
い とう か つん ど
伊藤 勝 人
わた なべ
渡辺 ま さ し 民主 党
西区
や ま した し ずぉ
出下 史 守朗 自由民主 党
みねの
峰野
ぉ
小 牧市
さむ
修
自由民主 党
新城 市及 び北設 楽郡
自由民主 党
豊 明市
さか た け ん じ
坂田 憲 治
あん ど う
安藤 と しき 民主 党
西春 日井郡
すず き
鈴木 あ きの り 民主 党
豊川 市
おお しま ま さひ と
大鳴 正 人
議会事 務 局 議 事課 課 長補 佐
―- 20 -―
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名古屋 (中部)発
16:10
サ ンフ ランシス コ着
9:20
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10:53
シア トル 着
13:03
所要時間
11時間20分
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時差
(シア トル 泊)
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専用 バ ス
次世代産業事情 ボー イ ン グ社
10:00
調査
( シア トル 泊)
ロサ ンゼル ス着
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医療対策調査
( ロサ ンゼル ス 泊)
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所要時間
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サ ン フ ラ ン シス コ着
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時差
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