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midi LOGGER GL200 クイックスタートガイド
midi LOGGER GL200 クイックスタートガイド GL200-UM-801 外観の確認 開梱後、ご使用になる前に外観に問題が(キズや汚れ)がないか確認してください。 付属品の確認 □クイックスタートガイド : 1冊 □CD-ROM : 1枚 □保証書 : 1枚 □ACケーブル/ACアダプタ : 1式 ACライン周波数の設定と確認 「OTHR」メニューでACライン周波数を設定して下さい。 (50Hz or 60Hz)ノイズ除去に影響します。 確認を忘れずに! GL200 目次 各部の名称....................................... 2 各種接続方法..................................... 3 操作キーの説明................................... 4 画面の説明....................................... 7 測定の手順....................................... 9 1.準備:収録のための準備をしましょう!................ 9 2.設定:温度測定のための設定をしましょう!............ 10 3.収録:温度測定をしてみましょう!................... 13 4.再生:収録したデータを再生してみましょう!........... 14 便利な機能....................................... 15 収録の開始と停止を制御できるトリガ機能................ 15 波形を自由に操作できるスパン・ポジション・トレース機能... 17 便利な変更機能のクイック設定........................ 18 標準仕様......................................... 19 1 GL200 各部の名称 上面図 モニタ 操作キー部 充電LED(CHARGE) 収録LED(START) PowerLED(POWER) 電源スイッチ 底面図 バッテリカバー アナログ入力端子 アラーム出力端子 湿度センサ用 電源出力コネクタ 外部トリガ端子 ロジック入力端子 GND端子 パルス入力端子 USBデバイス用端子 2 ACアダプタジャック USB I/F用端子 GL200 各種接続方法 ACアダプタの接続 アースケーブルの接続 アースケーブル ACアダプタの出力側を本機電源 コネクタに接続します。 GND端子の上にあるボタンをマイナスドライバで 押し込みながら、本機にアースケーブルを接続 します。ケーブルのもう一方はアースへ接地し てください。 端子入力への接続 アナログ入力端子 パルス・ロジック・外部トリガ端子・アラーム端子 CH1 CH2 CH3 CH4 CH5 CH6 CH7 CH8 CH9 CH10 + 電流4-20mAの場合 250Ωの抵抗を付けて 1-5Vレンジで測定 信号源 電圧 熱電対 電流測定時 上面の端子番号に従って任意の端子に接続してく ださい。 パルス、ロジック、外部トリガ端子、アラーム 端子はGND端子と共通の形状をしていますので、 アースケーブルと同様の手順で接続できます。 各端子は本機刻印に従って接続してください。 3 GL200 操作キーの説明 1 2 3 4 5 6 7 12 7 11 8 13 1 1. 10 9 1 SPAN/POSITION/TRACE 1. 2 TIME/DIV 2. 3 MENU 3. 4 QUIT (LOCAL) 4. 5 キー(上下左右) 5. 6 ENTER 7 キー(KEY LOCK) 6. 8 START/STOP(USB DRIVE MODE) 7. 9 REVIEW 8. 10 9. DISPLAY 11 CURSOR (ALM CLR) 12 FILE 13 NAVI SPAN/POSITION/TRACE 各CHのスパン・ポジション・トレースを個別に設定することが出来ます。本キーを押す たびに波形操作表示部のモードが切り替わります。 キーでCH選択、 キーで設定 値を変更出来ます。 MONITOR SPAN POSITION TRACE デジタル値を表示します。(デフォルト) スパンを設定します。(波形の振幅の変更) ポジションを設定します。(波形の上下位置を調節) トレースを設定します。(波形表示のOn/Off) ※SPAN,POSITION,TRACEモード中にQUITキーを押すと MONITORモードに戻ります。 2 2. TIME/DIV 本キーを押すことで、波形画面の時間軸表示範囲が変わります。 4 3 3. MENU 本キーを押すことで、設定画面が開きます。押すたびに設定画面タブが切り替わります。 4 4. AMP ●アンプ設定 DATA ●収録設定 サンプリング間隔や、収録先、収録中の演算機能などの設定を行います。 TRIG ●トリガ設定 トリガの収録開始・停止時条件や、アラーム発生の条件を設定します。 USER ●ユーザー設定 本機を使用するユーザー名や、使用するユーザーの切り替えを行います。 OTHR ●その他設定 画面の明るさ、温度単位などの設定を行います。 入力、レンジ、フィルタなどの設定を行います。 QUIT (LOCAL) 本キーを押すことで、設定をキャンセルしたり、デフォルト状態に戻します。USBインター フェイスから外部操作状態であるリモート時(キーロック)に、本キーを押すことで、通常 状態(ローカル)に戻ります。 5 5. キー メニュー設定時の項目選択やデジタル表示部でのスパンの設定、再生時のカーソル移動 などに使用します。 6 6. 7 6. ENTER メニュー設定時の決定事項や、確定処理を行います。 キー(KEY LOCK) 再生中に高速でカーソルを移動するとき、ファイルボックスで操作モードを変更するとき に使用します。両キーを2秒間押すとキーロック状態になります。解除も同様です。キー ロック状態はモニタ上のキーロックランプで確認できます。 5 8 7. START/STOP (USB DRIVE MODE) フリーランニング時では収録開始動作を行い、収録時では停止動作を行います。本機電源 投入時にキーを押しながら起動するとUSB Drive Mode状態になります。 8. REVIEW 9 収録したデータの再生を行います。フリーランニング時は収録済みファイルの再生を 行い、収録時は現在収録しているデータを2画面で再生します。 (※収録データがない場合は再生動作は行えません。) 9 DISPLAY 10 画面モードを切り替えます。 波形+デジタル 拡大波形 デジタル+演算 波形+デジタル - 起動時のデフォルト状態で、波形と デジタル値の両方を表示します。また、SPAN/POSITION/TRACE キーでの設定変更が可能です。 拡大波形 - 波形のみを拡大して表示します。 デジタル+演算 - 大きな文字のデジタル値表示と演算 2種類の結果を表示します。演算の設定は、DATAメニューで 行います。 1 CURSOR (ALARM CLEAR) 11 再生中のカーソルAとBを切り替えます。アラーム設定が「アラーム発生を保持する」に なっている場合、キーを押すことで保持されたアラームをクリアします。アラームの 設定は「TRIG」メニューで行います。 12 FILE 本体メモリやUSBデバイスの操作などを行います。 13 NAVI フリーラン中、収録中、再生中の各動作キーの動作説明を表示します。 6 GL200 画面の説明 1.簡易メッセージ部 5.USBデバイスランプ (メモリ・USBアクセスランプ) 4.ロジック表示部 6.キーロックランプ 3.アラーム表示部 7.リモートランプ 2.Time/DIV表示部 8.AC/バッテリ容量 9.波形操作表示部 18.収録バー 17.上限スケール 10.デジタル表示部 16.波形表示部 11.クイック設定 15.下限スケール 14.ファイル名表示部 1.簡易メッセージ部 2.Time/DIV表示部 3.アラーム表示部 4.ロジック表示部 5.USBデバイスランプ 6.キーロックランプ 7.リモートランプ 8.AC/バッテリ容量 12.ユーザー情報 13.ペン表示 :動作状態を表示します。 :現在設定されているタイムスケールを表示します。 :アラーム出力端子の状態を表します。(赤=アラーム発生、白=アラーム未発生) :ロジック信号の状態を表示します。(青=Hi、白=Lo) :USBデバイス挿入時、「緑」になります。また、本体メモリ、USBデバイスアクセス 時には「赤」で表示します。 :キーロックの状態を表示します。(黄色=ロック時、白=非ロック時) :リモート状態を表示します。(黄色=リモート状態、白=ローカル状態) :AC電源時、バッテリ動作時でアイコンを表示します。 AC/バッテリー表示 AC電源動作時 9.波形操作表示部 10.デジタル表示部 11.クイック設定 12.ユーザー情報 13.ペン表示 バッテリ多 バッテリ中 バッテリ少 バッテリ僅少 :SPAN/POSITION/TRACEキーで波形操作するときのモードを表示します。 :各CHの入力値を表示します。 キーでアクティブ(拡大表示)する CHを選択できます。また、アクティブCHは、波形表示も1番上に表示されます。 :簡単に操作できる項目を表示します。 キーでクイック設定部をアクティブにし、 キーで値を変更できます。 :現在選択されているユーザーの情報が表示されます。 :各CHの信号位置や、トリガ位置、アラーム範囲を表示します。 トリガ位置 立上り 立上り ストップ側 スタート側 アラーム範囲 範囲内 範囲外 7 14.ファイル名表示部 15.下限スケール 16.波形表示部 17.上限スケール 18.収録バー 8 :収録中は収録ファイル名を表示します。再生中は再生ファイル名を表示します。 :現在アクティブになっているCHの下限のスケールを表示します。 :入力信号の波形が表示されます。 :現在アクティブになっているCHの上限のスケールを表示します。 :収録中に収録媒体の残り容量を表示します。また、再生時には表示位置の情報を表示 します。 GL200 測定の手順 データ収録の「準備→設定→収録→再生」の簡単手順を紹介します。 ここでは、T型熱電対を使った温度測定を行います。 収録目的 対象点 サンプリング間隔 データ保存先 ポイント 準備する物 :対象物の温度測定 :2箇所 :1秒 :USBメモリ :収録期間中でも収録したデータを確認したい :T型熱電対、 USBメモリ (※熱電対がない場合は、正しい温度計測は出来ませんが、他の物で代用して下さい。) (※USBメモリがない場合は、本体メモリに収録して下さい。) 1.準備:収録のための準備をしましょう! 1.測定対象物1と1CH端子を接続します。 2.測定対象物2を2CH端子を接続します。 3.AC電源を接続します。 4.USBメモリを挿入します。 5.電源を投入します。 CH1 T型 測定対象1 4 2 3 1 CH2 T型 測定対象2 5 9 2.設定:温度測定のための設定をしましょう! 収録に必要な設定を行います。ここでは必要な設定のみ行います。それ以外の設定は デフォルト設定(工場出荷時設定)とします。 設定メニューの基本操作 ワンポイント! メニュー画面では キー、ENTERキー、QUITキーを使って操作します。現在のカーソル 位置が「緑色」で表示され、 キーで移動します。カーソル位置でENTERを押すことで、 セレクトメニューや、数値入力ボックスなどが表示されます。QUITキーを押すことで、画面を 閉じたり、設定をキャンセルします。 ●セレクトメニューの操作例 (AMP画面) 1. キーでCH1の入力に 2.ENTERキーでセレクトボックス カーソルを移動しENTERを押します。 を表示し キーで選択。 3.ENTERキーを押すと決定されます。 (※電圧の場合は「電圧」を選択してください) 1.MENUキーを押して設定メニューを開きます。 2.CH1、CH2の入力を「温度」に設定します。 (1)カーソルをCH1の「入力」に移動し、「温度」に設定します。 (2)同様にCH2も設定します。 3.CH1、CH2のレンジを「TC-T」(T型熱電対)に設定します。 (1)カーソルをCH1の「レンジ」に移動し、「TC-T」に設定します。 (2)同様にCH2も設定します。 4.CH1、CH2以外のCHをOffにします。 (1)上記と同様の手順でCH3∼CH10を「Off」に設定して下さい。 10 2.設定 5.MENUキーを押して「DATA」メニューを開きます。 6.サンプリング間隔を「1秒」に設定します。 カーソルを「サンプリング間隔」に移動し、「1s」に設定してください。 7.収録先ファイル名の設定をします。 ここでは、USBメモリに「TEST」というフォルダを作成し、 TESTフォルダにデータが収録されるように設定します。 (1)収録先ファイル名に移動してENTERキーを押します。 (2)下画面の「<MEM>」上でENTERキーを押します。 (3)下画面のファイルボックスが開きます。 ファイルボックスでは、本体メモリ、USBデバイスに保存する ファイル名を設定します。 動作モードは早送りキーで変更します。 フォルダ/ファイル表示部では、 ・ で上下移動 ・ でフォルダ階層移動 ・ENTERで決定 ・QUITでキャンセル のキー動作を行います。 (4)<USB1>に移動して キーを押します。 (5) キーを押して「新規フォルダの作成」に移動し ENTERキーを押して下さい。 11 2.設定 (6)文字入力ボックスが表示されるので、「TEST」というフォルダ を作成してみます。 文字入力欄(ENTERで入力) 文字の種類選択、削除、挿入、確定 文字選択 (7)「TEST」と入力し[OK]に移動しENTERキーを押すと確定されます。 (8)下画面の様に<TEST>フォルダが作成されますので、 キーを押して 「ファイル/フォルダの選択」にあわせて、 キーで<TEST>フォルダに あわせてENTERキーを押します。 (9)「フォルダ」が「<TEST>」になったのを確認し、OKボタンに移動してENTER キーを押して下さい。 (10)下画面で、収録先、収録容量、収録可能時間を確認することができます。 これで収録に必要な設定は完了です。 12 3.収録 :温度を測定してみましょう! 収録の設定が完了しましたので、実際に収録を開始します。 収録期間中に既に収録したデータを再生してデータの確認をしてみましょう。 1.収録の開始 (1)START/STOPキーを押します。 (2)確認メッセージが表示されます。 収録を開始しますか? [ENTER]Yes [QUIT]No (3)ENTERキーを押すと収録が開始します。 2.収録中状態 開始すると、経過時間、収録可能時間がカウントします。 経過時間 収録可能時間 収録中メッセージ 3.収録しているデータの再生(2画面再生)をしてみましょう。 収録中に既に収録したデータを過去にさかのぼって再生する ことができます。また、現在の入力波形と2画面で比較ができます。 (1)REVIEWキーを押すと2画面再生が表示されます。 選択カーソル 表示位置 過去表示 現在表示 カーソルAの温度値 カーソルBの温度値 AB間の差分値 カーソルA サンプリング間隔 選択カーソル上の時間 AB間の時間差 カーソルB <主な操作> ・ キーでカーソル移動 ・ キーでカーソル高速移動 ・CURSORキーで選択カーソル変更(A→B→A) (2)カーソルを自由に動かして、収録した波形や、時刻などを 確認してください。 4.収録の停止 START/STOPキーを押すことで収録を停止します。 (1)START/STOPキーを押してください。 収録を停止しますか? [ENTER]Yes [QUIT]No (2)確認メッセージが表示されますのでENTERキーを押してください。 (3)収録が終了し、フリーランニング状態になります。 以上で、データを収録することができました。 13 4.再生 :収録したデータを再生してみましょう! データの収録が完了しましたので、収録したデータを再生してみましょう。 収録ファイルは「2.設定の7項」で設定したUSBデバイスの<TEST>フォルダに格納してあります。 ファイル名は自動設定になっているので、「年月日-時間_UG.gbd」というファイルが 作成されています。年月日時間は、収録を開始した時間になります。 1.再生ファイルの選択 (1)REVIEWキーを押します。 (2)再生ファイルは先ほど収録したファイル名に既に設定されて いますので[OK]ボタンにカーソルあわせてENTERキーを押します。 (3)再生画面が開きます。 画面は「3.収録の3項」を参照してください。 (4)カーソルを自由に動かして、収録した波形や、時刻などを 確認してください。再生画面でも、スパン、ポジション、 トレース、ゾーンなどの表示設定を変更することが可能です。 (5)QUITキーを押すことで再生を終了します。 確認メッセージが表示されるのでENTERキーを押してください。 再生を終了しますか? [ENTER]Yes [QUIT]No (6)再生を終了するとフリーランニング状態になります。 以上の簡単な操作で、GL200の基本的な使い方は完了です。 これらの操作以外にも、GL200には様々な便利な機能がありますので、次項で紹介いたします。 14 GL200 便利な機能 GL200の様々な機能を使用して,より使いやすく便利に使うことができます。 その中のいくつかをご紹介いたします。 収録の開始と停止を制御できるトリガ機能 トリガ機能を利用して,収録を開始するタイミングや, 収録を停止するタイミングを制御することができます。 ワンポイント! 例えば・・・ 電圧が1V以上になったら収録を開始したり,午後1時に なったら収録を停止したり、外部入力で制御することが できます。 条件を「CH1の温度が20℃以上になったら収録開始」に設定します。 (1)MENUキーを押して「TRIG」メニューを開きます。 (2)「スタート側ソース設定」に移動し、「レベル値」を設定します。 (3)「レベル設定」にあわせてENTERキーを押すと 「トリガレベル設定」画面が開きます。 (4)「モード」のCH1に移動し、「立上り」を設定してください。 ことができます。 15 (5)「モード」のとなりにある「レベル」に移動しENTERキーを 押してください。 (6)下画面の数値入力ボックスが表示されますので「20」と 設定します。 キーで2桁目に移動し、 キーで数字を変更し、ENTERキーで確定します。 数値入力欄 [下限値、 上限値] 確認用波形領域 ・ で数値変更 ・ で桁変更 ・ENTERで確定 ・QUITで中止 (7)下記の画面になりましたら、「OK」ボタンに移動しENTERキーで閉じます。 (8)「TRIG」メニュー画面に戻りますので、QUITキーを押してフリーランニング 画面に戻ります。 (9)START/STOPキーを押して収録を開始してみましょう。 トリガ条件が成立していない場合は下記画面のように「トリガ待ち」状態に なります。 トリガ条件が成立すると収録を開始します。 16 波形を自由に操作できるスパン・ポジション・トレース機能 波形表示を自由に操作することで、個別のCHを見やすく 調節したり、表示したくない波形を消すことができます。 ワンポイント! スパン、ポジション、トレースの操作は、 フリーランニング時、収録時、再生時で可能です。 これらの変更は、表示のみに適用されるので、 収録データには影響はありません。 1.スパンの設定をしましょう。 スパンは入力波形の振幅の調節します。 設定は前項でのフリーランニング状態です。 (1)CH1のスパン表示幅を100℃に調節します。 (2)SPAN/POSITION/TRACEキーを押してスパン設定モードにします。 スパン、ポジション、トレースの 各モードは「波形操作表示部」で 確認できます。 (3) キーでCH1をアクティブ(拡大表示)にします。 (4) キーでスパン値を変更します。ここでは100℃に設定します。 これで、波形画面のスケールが+100.0∼+0.0になりました。 2.ポジションの設定をしましょう。 ポジションは入力波形のゼロポジション上下位置を調節します。 (1)SPAN/POSITION/TRACEキーを押してポジション設定モードにします。 (2) キーでCH1をアクティブ(拡大表示)にします。 (3) キーでポジション値を+80℃∼ー20℃に設定します。 これで、波形画面のスケールが+80.0∼-20.0になりました。 3.トレースの設定をしましょう。 トレースでは波形表示のOn/Offができます。 (1)SPAN/POSITION/TRACEキーを押してトレース設定モードにします。 (2) キーでCH2をアクティブ(拡大表示)にします。 (3) キーでOffにします。 これで、CH2の波形が非表示になりました。 17 便利な変更機能のクイック設定 クイック設定は、フリーランニング時、再生時で それぞれ2つの項目を設定変更することができます。 ワンポイント! フリーランニング時 : サンプリング間隔、ゾーン分割 収録時 : ゾーン分割のみ 再生時 : 検索、ゾーン分割 の設定ができます。 1.ゾーンの設定をしてみましょう。 ゾーン分割は波形画面を指定の数に分割し、 重なった波形をゾーンに振り分けて見やすくする機能です。 設定は前項でのフリーランニング状態です。 (1)ゾーンを2分割にしてみましょう。 (2) キーでクイック設定の「ZONE」をアクティブ(拡大表示)にして下さい。 (3) キーでゾーンを「2zone」にしてください。 下記の画面の用に画面が2分割されました。 分割したゾーンに対してCH1から自動的に割り振られます。 18 GL200 標準仕様 項目 GL200 アナログCH数 10CH 外部入出力 トリガ入力・ロジック入力・パルス入力・アラーム出力 PC I/F 内蔵記憶装置 バックアップ機能 使用環境 耐電圧 電源 消費電力 USB(Ver1.1)標準装備 本体メモリ:3.5Mバイト 設定条件:EEPROM/時計:リチウム2次電池 0∼40℃、30∼80%RH 350Vp-p(各入力CHー筐体間)1分間 ・ACアダプタ:AC100∼240V/50∼60Hz ・DC入力:DC8.5∼24V ・バッテリパック(オプション):DC7.4V(2200mAh) AC消費電力(付属のACアダプタ使用時) No 1 2 条件 LCD ON時 スクリーンセーバー起動時 通常 電池充電中 12VA 28VA 11VA 27VA DC消費電流 No DC電圧 1 +24V 2 3 +12V 4 5 +8.5V 6 条件 LCD ON時 スクリーンセーバー起動時 LCD ON時 スクリーンセーバー起動時 LCD ON時 スクリーンセーバー起動時 通常 電池充電中 0.18A 0.6A 0.15A 0.57A 0.30A 充電不可 0.25A 充電不可 0.42A 充電不可 0.35A 充電不可 外形寸法 約(mm) 212 x 122 x 41 質量※1 約500g ※1 その他 ・ブザー(キーなど) ※1:ACアダプタ・バッテリ含まず。 19 ●本書の記載事項はお断りなく変更することがありますのでご了承ください。 GL200 クイックスタートガイド (GL200-UM-801) 2006年03月01日発行 第1版 第1刷 発 行 横浜市戸塚区品濃町503-10 グラフテック株式会社 20