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LPガス燃焼器具の給排気設備の設置工事に当たって

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LPガス燃焼器具の給排気設備の設置工事に当たって
LPガス燃焼器具の
給排気設備の設置工事に
当たって
経済産業省 高圧ガス保安協会
目次
燃焼器具の知識
給排気設備の設置工事の要点
事故事例及び再発防止対策
特監法のあらまし
3.4
5∼16
17∼21
22
2
燃焼器具の知識
1-1 給排気方式別分類
燃焼器具の燃焼に必要な空気の取り入れを一般的に「給気」と呼び、その燃焼による燃焼排ガスの排出を「排気」
と呼んでいます。
この給気、
排気の方式により燃焼器具を分類すると次のようになります。
区 分
区分の内容(呼称、記号)
図
設置の要点
排気筒トップ
屋内 半密
閉式
自然
排気式
強制
排気式
3
燃焼用の空気を
屋内から取り、
燃焼排ガスを排
気用送風機によ
っ て 、強 制 的 に
屋外に排出する
もの。
( 強 制 排 気 式 、F E )
排気筒
逆風止
一次排気筒
給気口
排気筒トップ
排気筒
排気用送風機
給湯
コンセント
(100V)
給気口
排気筒の横引きは先上り勾配
とし、排気筒トップは屋根上ま
で立ち上げること。その際トッ
プの位置は、風圧の影響を受け
ない位置とする。給気口及び換
気口が必要。浴室内には設置し
ないこと。
排気筒の径、長さ及び曲りの数
は、工事説明書に記載されてい
る範囲内で選定する。強制排気
式であるため、排気筒の接続部
はシールし、リベット等で抜け
出し防止の措置を講ずること。
給気口が必要。
アース
燃焼器具設置場所が外壁に面
している場合に設置できる。給
排気トップの取り付け可能寸
法と壁厚の関係に注意すること。
給排気部
燃 焼 器 具
給排気管を外気
に接する壁を貫
通 し て 、自 然 通
気力により給排
気を行うもの。
換気扇
ガス
給水
密閉式 自然給
排気式
燃焼用の空気を
屋内から取り、
燃焼排ガスを排
気 筒 に て 、自 然
通気力によって
屋外に排出する
もの。
屋外
( バ ラ ン ス 外 壁 式 、B F - W )
排気トップ
燃焼器具
(バランスチャンバ式、BF-C)
チャンバ
廊 下
排 気 管
屋外
遮 へ い 板
給排気管を専用
給 排 気 筒( チ ャ
ンバ)
に接続して、
自然通気力によ
り片廊下に給排
気を行うもの。
燃焼器具設置場所が開放廊下
に面している場合に設置できる。
BF-C式用の排気トップを使用し、
トップは給排気面から突き出
すこと。排気管の立上がりをで
きるだけ高くとる。
燃焼器具の知識
区 分
区分の内容(呼称、記号)
強制給
排気式
給排気管を外気
に接する壁を貫
通して屋外に出
し給排気用送風
機により強制的
に給排気を行う
もの。
(強制給排気式、FF-W)
設置の要点
給排気部
燃焼器具
給排気管を共用
給排気ダクト
(U
ダクト及びSE
ダ ク ト )内 に 接
続して自然通気
力により給排気
を行うもの。
(バランスダクト式、BF-D)
共用給排気ダクト
屋内 密閉式 自然給
排気式
図
燃焼器具設置場所が共用給排
気ダクトに面している場合に
設置できる。給排気部の取付け
可能寸法と障壁の関係に注意
する。
給排気トップ周囲の条件に注
意する。給排気筒の延長は工事
説明書に記載されている範囲
内とする。
給排気トップ
これらの燃焼器具のうち、瞬間湯沸器12kW(0.85kg/h)を超えるもの、その他の湯沸器7kW(0.5kg/h)を超えるもの、及びふろがまは、特定
ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律(以下、
「特監法」という)の対象機器となっている。
ガス燃焼器具には必ず給排気が必要であり、給排気が円滑に行われていないと燃焼が不安定になったり、不完全燃焼を起こしたりする。
その他、給排気筒を用いない排気の方式として次のものがある。
屋内
区 分
区分の内容(呼称、記号)
開放式
燃焼用の空気を
屋内から取り、
燃焼排ガスをそ
のまま屋内に排
出するもの。
図
設置の要点
①開放式ガス湯沸器は、ガスこ
んろ、
ガスレンジ等の直上等、
燃焼排ガスの上昇する位置
に設置しないこと。
②換気扇と給気口を設置する
こと。
換気扇
給気口
( 開 放 式 、─ )
屋外
屋外式
屋外に設置し、
給排気を屋外で
行うもの。
屋内
排気
給気
( 屋 外 式 、R F )
給排気筒を含め屋外式燃焼器
具は屋内に設置しないこと。
4
給排気設備の設置工事の要点
燃焼器具の給排気設備を設置する場合は、その燃焼器具の燃焼排ガス排出方法、燃焼器具の設置場所・設置方法
などを勘案して、
最も適した給排気設備を選択することが必要である。
ここでは特監法の対象となる燃焼器具の給排気設備について要点をまとめる。なお、給排気設備及び器具の設備
については器具の設備工事説明書に従って工事を行うこと。
2-1 半密閉式の要点
2-1-1
自然排気式(CF式)
●設計・施工チェック項目
⑮排気筒トップ
⑯排気筒トップと軒との関係 ⑨排気筒の高さ
⑩高さの制限
5
⑪排気筒の支持固定
⑰排気筒と周囲との
離隔距離
換気口
⑳排気筒の併用禁止
⑫排気筒の接続部
⑱曲りの限度
⑬ドレン対策
⑭横引きの限度
③排気筒の材料
④排気筒の口径
⑤室内の立上り
⑥排気筒の設置場所
⑦ダンパー取付け禁止
⑲貫通部防火措置
給気口
CF式
湯沸器
⑧逆風止めの位置
23 表示ラベル
21
給気口(及び換気口)の面積
22
給気口(及び換気口)の位置
①ガス種の適合
②設置場所
チェック項目
設置工事の要点
供給ガスに適合していること。
②設置場所
・CF式湯沸器は理・美容院、浴室内等に設置しないこと。
・新たに浴室内に設置するふろがまは、
CF式以外
(RF式、
BF式、
FF式、
FE式)
のふろがまとすること。また、浴室内にすでに設置されているふろがま
を取替える場合もやむを得ない場合を除き、CF式以外(RF式、BF式、FF
式、FE式)のふろがまに取り替えること。
排 気 筒
給気口
③排気筒の材料
SUS304又はこれと同等以上のものであること。
④排気筒の口径
燃焼器具の接続口径より縮小しないこと。
⑤室内の立上り
逆風止め直上の立ち上り部は、できるだけ長くすること。
⑥排気筒の設置場所
点検、維持が容易にできること。
⑦ダンパー取り付け禁止
排気筒には防火ダンパー等を取り付けないこと。
⑧逆風止めの位置
同一室内にあること。
⑨排気筒の高さ
基準値以上であること。
(高さの算式で求めた値)
⑩高さの制限
原則として10mを超えないこと。
⑪排気筒の支持固定
支持固定は、自重、風圧、振動等に対して十分耐えるように行う。また、
固定金具は、排気筒と同等以上の材料とすること。
⑫排気筒の接続部
⑬ドレン対策
接続部は確実に接続し、容易に外れや抜けが起こらないよう排気筒専
用のロック機構付きを用いるか、接続部に排気筒等と同等以上の材料
による抜け出し防止措置を講じることが望ましい。
ドレン排出用孔を有するT字管を使用すること。
⑭横引きの限度
原則として5m以下とし、先上りのこう配とすること。
⑮排気筒トップ
風雨に対して有効であり、かつ鳥の巣等により閉塞されない構造であ
ること。
⑯排気筒トップと軒との関係
屋根面より60cm以上とし、かつ風圧の影響を受けない位置であること。
⑰排気筒と周囲との離隔距離
可燃物との離隔距離は排気筒の直径の1/2以上あること。又は、断熱材
料で有効に被覆すること。
⑱曲がりの限度
曲りは原則として90 、曲り数は4個以内とすること。
⑲排気筒貫通部の防火措置
(可燃材料との離隔距離)
排気筒直径の1/2以上あること。
(めがね鉄板を使用)又は、断熱材料で
有効に被覆すること。接続部は容易に離脱せず、燃焼排ガス漏れがない
構造とすること。
⑳排気筒の併用禁止
台所等の換気のための排気ダクトと半密閉式ガス器具の排気筒とは併
用しないこと。
21給気口
(及び換気口)の面積
有効開口面積は、排気筒断面積以上であること。
22給気口
(及び換気口)の位置
開口部は、外壁又は外気に通ずる所に設けること。
燃焼器具の構造
①ガス種の適合
6
23表示ラベル
。
見やすい位置に2枚(器具本体と排気筒)貼ること。
2-1-2
強制排気式(FE式及び強制排気システム)
排気筒
⑥材料 ⑦口径 ⑧通気抵抗 ⑨接続部
⑩こう配 ⑪設置場所 ⑫支持固定
⑬離隔距離 ⑭隠ぺい部の処置
⑮ダンパー取付禁止
●設計・施工チェック項目
排気筒トップ
⑯構造
⑰周囲の離隔距離
⑱建物開口部との距離
排気用送風機
(強制排気システムの場合)
③材質
④安全機構
⑤排気能力
排気筒
⑲貫通部防火措置
22 表示ラベル
21 給気口
①ガス種の適合
②設置場所
ガス
給水
コンセント
(100V)
給湯
7
⑳外壁の延焼のおそ
れがある部分の貫通
アース
下向 き1 方向吹 出し
注1)排気筒トップと可燃物との離隔距離 (mm以上)
離隔方向
吹き出し方向
下向き1方
側方
下方
前方
300
150
600
(300)
150
600
(300)
150
150
150
鉛直面全周
300
150
150
600
(300)
水平1方向
600
(300)
150
150
300
斜 め 全 周
300
150
300
300
向
上方
[備考]
( )内は、防熱板を取り付けた場合及び「不燃材料で有効に仕
上げをした建築物の部分等」との寸法を示す。
300以上
150
以上
150
以上
150
以上
600(300)以上
正 面
側 面
設置工事の要点
チェック項目
供給ガスに適合していること。
②設置場所
理・美容院、浴室内等は、FE式湯沸器を設置しないこと。
排気用送風機
③材質
④安全機構
排気用送風機は、不燃性のものであること。
排気用送風機の機能が停止した場合は、燃焼器具へのガス通路が遮断され、復帰
した場合は、未燃ガスが放出されないこと。
⑤排気能力
風圧に打勝ち、確実に燃焼排ガスが排出されること。
⑥排気筒の材料
SUS304又はこれと同等以上のものであること。
⑦排気筒の口径
排気用送風機の能力に見合った値以上とすること。
⑧通気抵抗
排気筒の長さ、曲がり数は排気用送風機の能力以内とすること。
⑨排気筒の接続部
接続部は確実に接続し、容易に外れや抜け出しが起こらないよう排気筒専用のロ
ック機構付を用いる。また、差込式の場合は、ストッパーにあたるまで十分に差し
込み、リベット等による抜け出し防止措置を行う。なお切断して使用するときは
耐熱性シール材の塗布を行うこと。
⑩排気筒のこう配
先下りこう配とし、ドレンがたまるような上下のたるみを設けないこと。
⑪排気筒の設置場所
点検、維持が容易にできること。
⑫排気筒の支持固定
支持固定は、
自重、
風圧、
振動等に対して十分耐えるように行う。
また、
固定金具は、
排気筒と同等以上の材料とすること。
⑬排気筒と周囲との離隔距離
可燃物との離隔距離は、排気筒の直径の1/2以上あること。又は、断熱材料で有効
に被覆すること。
⑭隠ぺい部の処置
⑮ダンパー取付け禁止
ロック機構付の排気筒を使用することとし、
金属以外の不燃材料で覆うこと。
また、
必要に応じ、設置後の排気筒の点検が可能な点検口を設けることが望ましい。
排気筒には、防火ダンパー等を取り付けないこと。
⑯排気筒トップの構造
風雨に対して有効であり、かつ鳥の巣等により閉塞されない構造であること。
排 気 筒
①ガス種の適合
⑰排気筒トップ周囲との離隔距離
注1)
周囲の可燃物とは基準値以上の距離をとること。
⑱排気筒トップと建物開口部との離隔距
離
上記の可燃物との離隔距離範囲内に燃焼排ガスが室内に流入する開口部がない
こと。
⑲排気筒貫通部の防火措置
(可燃材料との離隔距離)
排気筒の直径の1/2以上あること。
(めがね鉄板を使用)又は、断熱材料で有効に被
覆すること。
⑳外壁の延焼のおそれがある部分の貫通
排気筒トップは、
イ)排気筒の周囲を厚さ20mm以上のロックウール等の不燃材料で断熱されている
こと。
又は
ロ)排気筒が可燃材料から当該排気筒直径の1/2以上離して設けられていること。
給気口の面積
表示ラベル
有効開口面積は、排気筒断面積以上とすること。
見やすい位置に2枚(器具本体と排気筒)貼ること。
8
2-2 密閉式の要点
バランス外壁式(BF-W式)
2-2-1
●設計・施工チェック項目
給排気トップ
③給排気トップの周囲条件
上方、下方、側方、前方
⑤給排気トップの取付け
⑥表示ラベル
(見やすい位置)
排気
②給排気部
貫通部、固定、部材
9
給気
④給排気トップと
建物開口部
①ガス種の適合
設置工事の要点
チェック項目
①ガス種の適合
供給ガスに適合していること。
②給排気部
部材
当該燃焼器具用のものを使用すること。
貫通部の措置
給排気部と壁との間に燃焼排ガスが流れ込む隙間がないこと。
固定
自重、風圧、振動等に十分耐えるよう堅固に、かつ、給排気が妨げられないよう取
り付けること。
③給排気トップの周囲条件・距離
④給排気トップと建物開口部
⑤給排気トップの取付け
⑥表示ラベル
注2)
注1)
周囲の可燃物及び障害物とは基準値以上の離隔距離をとること。
③の離隔距離範囲内に燃焼排ガスが室内に流入する開口部がないこと。
形状、構造を変更しないこと。へこみ取り付けをしないこと。囲い又は障害物の設
置をしないこと。
器具本体の見やすい位置に1枚貼ること。
(mm以上)
注1)給排気トップと可燃物との離隔距離
離隔方向
上方
側方
吹き出し方向
排気筒トップと可燃物との離隔距離
600
鉛 直 全 周
(300) 150
下方
前方
150
150
[備考]
( )
内は、防熱板を取り付けた場合及び
「不燃材料で有効に
仕上げをした建築物の部分等」との寸法を示す。
給排気トップ
150
以上
600(300)
以上
150
以上
150
以上
BF式
器 具
排気吹 出し 口周囲 との 離隔距 離( mm)
注2)給排気トップと側方障害物との離隔距離 側方障害物の突出し寸法
側方障害物からの離隔距
排気筒トップと可燃物との離隔距離
給排気トップ
+400mm未満
突出し寸法
給排気トップ
突出し寸法
給排気トップを同一の高さに2台並べて設置する場合の相
互の離隔距離は、左表にかかわらず、300mm以上とすること。
800mm 以上
300mm 以上
+400mm以上 (ふろがまにあっては、220mm以上)
側方障害物
からの距離
側方障害物
側方障害物
の突出し寸法
側方障害物
給排気
トップ突出し寸法
10
300以上
給排気トップの並列設置(mm)
2-2-2
バランスチャンバ式(BF-C式)
●設計・施工チェック項目
②チャンバ周辺の開放条件
⑤廊下壁面との関係
⑥給気口面積比
⑦給気口の処置
③チャンバの構造
排気管トップ
給気口
給気チャンバ
遮へい板
⑭排気管トップ周囲の
離隔距離
⑮排気管トップと建物開口部
⑨材料
⑩高さ
⑪トップ
排気管
11
防風板
①ガス種の適合
⑧
補助給気口
⑯表示ラベル
(見やすい位置)
④給排気部
⑫排気管の支持固定
⑬排気管の接続部
設置工事の要点
チェック項目
供給ガスに適合していること。
②チャンバ周辺の開放条件
燃焼排ガスの滞留しない空間であること。
③チャンバの構造
不燃材料であり、居室の気密が保たれていること及び専用室とすること。
④給排気管
材料
メーカー指定のものを使用すること。
貫通部の措置
給排気部と壁との間に燃焼排ガスが流れ込む隙間がないこと。
支持固定
自重、風圧、振動等に十分耐えるよう堅固に、
かつ給排気が妨げられないよう取り付ける
こと。
⑤廊下壁面との関係
給排気口面と廊下の壁面は同一平面とすること。
給排気口
①ガス種の適合
⑥給気口面積
注1)
給気口の有効面積は基準値以上とし、
かつ2辺の比は横1:縦1.4 以下とすること。
排気管
⑦給気口の処置
給気口には、鳥、木の葉等の異物が入らないよう金網を張ることが望ましい。
⑧補助給気口
遮へい板の最下部に高さ70mm程度の補助給気口を設けること。
⑨材料
SUS304 又はこれと同等以上のものとすること。
⑩高さ
注2)
チャンバ内排気管高さは基準値以上とすること。
12
メーカー指定のものを使用し、給気面から20mm以上突出すこと。
⑪トップ
⑫排気管の支持固定(チャンバ内)
自重、風圧、振動等に十分耐えるよう堅固に、
かつ給排気が妨げられないよう取り付ける
こと。
⑬排気管の接続部(チャンバ内)
差し込み代が十分であること。
⑭排気管トップ周囲の離隔距離
注3)
周囲の可燃物とは基準値以上の離隔距離をとること。
⑮排気管トップと建物開口部
⑭の可燃物離隔距離範囲内に燃焼排ガスが室内に流入する開口部がないこと。
⑯表示ラベル
器具本体の見やすい位置に1枚貼ること。
注1)給気口の有効面積は、1kW 当たり35cm2以上とする。
注2)チャンバ内排気管高さ
垂直立上げの場合
注3)給排気トップと可燃物との離隔距離 (mm以上)
離隔方向
吹き出し方向
鉛直全周
上方
側方
下方
前方
600
(300)
150
150
150
[備考]
( )内は、防熱板を取り付けた場合及び「不燃材料で有効に仕上
げをした建築物の部分等」との寸法を示す。
据置形
700mm以上
壁掛形
200mm以上
150
以上
排気吹出し口周囲との離隔距離 (mm)
バランスダクト式(BF-D式)
、強制給排気式(FF-D式)
2-2-3
●設計・施工チェック項目
③給排気部
(トップの取付け、形状、構造等)
ダ ク ト
金枠
給排気トップ
(ダクト用)
⑥表示ラベル
②燃焼器具の制限
B F 式
①ガス種の適合
13
⑤共用の禁止
④器具の垂直方向の最小間隔
設置工事の要点
チェック項目
①ガス種の適合
供給ガスに適合していること。
②燃焼器具の制限
共用給排気ダクト用としての検査に合格した燃焼器具であること。
③給排気部
トップの取付け
ダクト接続形トップの取付けは、金枠を使用すること。
貫通部の措置
給排気部と壁との間に燃焼排ガスが流れこむ隙間がないこと。
トップは、ダクトに適合したものを使用し、その形状及び構造を変更しないこと。
先端のダクト内突出しは、40∼50mmとすること。
トップの形状、構造
④器具の垂直方向の最小間隔
共用給排気ダクトに取り付ける燃焼器具の垂直方向の最小間隔
(上下の燃焼器具)
は、
800mm以上とすること。
⑤共用の禁止
共用給排気ダクトに取り付ける燃焼器具専用のものとし、一般換気用ダクトと共
用しないこと。
⑥表示ラベル
器具本体の見やすい位置に1枚貼ること。
2-2-4
強制給排気式(FF-W式)
●設計・施工チェック項目
給排気トップ
②給排気部
部材
固定
壁貫通部の措置
⑤形状、構造
⑥こう配
⑦周辺障害物
⑧表示ラベル
(見やすい位置)
③給排気トップ周囲条件
上方 下方
側方 前方
①ガス種の適合
④給排気トップと建物開口部
14
設置工事の要点
チェック項目
①ガス種の適合
供給ガスに適合していること。
②給排気部
部材
当該燃焼器具のものを使用。
貫通部の措置
給排気部と壁との間に燃焼排ガスが流れ込む隙間がないこと。
自重、
風圧、
振動等に十分耐えるよう堅固に、
かつ、
給排気が妨げられないよう取り付
けること。
固定
③給排気トップの周囲条件
注1)
・周囲の可燃物及び障害物とは基準値以上の離隔距離をとること。
・上方障害物250mm以上、
下り壁100mm以上。
④給排気トップと建物開口部
給排気トップ
③の可燃物との離隔距離範囲内に燃焼排ガスが室内に流入する開口部がないこと。
⑤形状・構造
変更しないこと。
⑥こう配
先下りこう配とすること。
⑦周辺障害物
囲い障害物を設置しないこと。
⑧表示ラベル
器具本体の見やすい位置に1枚貼ること。
注1)給排気トップと可燃物との離隔距離 (mm以上) 鉛直面全周吹出し
離隔方向 上方
側方
下方 前方
吹き出し方向
鉛直全周
600(300) 150
150
150
斜め全周
600(300) 150
150
300
150
150
600(300)
水平1方向
300
[備考]
( )
内は、
防熱板を取り付けた場合及び
「不燃材料で有効に
仕上 げをした建築物の部分等」
との寸法を示す。
600(300)
以上
給気
排気吹出し口
周囲との離隔距離
(mm)
排気
150
以上
150
以上
150
以上
150以上
FF式
器 具
強制給排気式(FF-給排気管延長方式)
2-2-5
●設計・施工チェック項目
給排気部
(二重管式の例)
給排気トップ
⑫形状、構造
⑬こう配
⑭周辺障害物
点検口
⑩給排気トップ、周辺条件
上方、下方
側方、前方
天井
②排気管の材料
③支持固定
④延長
⑤接続部
⑥隠ぺい部の処置
⑦設置場所
⑧壁貫通部の設置
⑨ダンパー取付け禁止
⑮表示ラベル
点検口
燃焼器具
居 室
ベランダ
①ガス種の適合
湯沸室
15
⑪給排気トップと建物開口部
注1)給排気トップと可燃物との離隔距離 (mm以上)
吹き出し方向
離隔方向
鉛直全周
斜め全周
水平1方向
鉛直面全周吹出し
上方
側方
下方
前方
600
(300)
150
150
150
600
(300)
300
600(300)
以上
給気
150
150
300
排気
150
150
600
(300)
[備考]
( )内は、防熱板を取り付けた場合及び「不燃材料で有
効に仕上げをした建築物の部分等」との寸法を示す。
150
以上
150
以上
150
以上
150以上
排気吹出し口周囲との離隔距離(mm)
設置工事の要点
チェック項目
①ガス種の適合
供給ガスに適合していること。
メ
ーカー指定のものを使用すること。
二重管
②材料
排気管はSUS304又はこれと同等以上のものを用いる
こと。
二本管
給 排 気 管
③支持固定
支持固定は、
自重、風圧、振動等に十分耐えるように行うこと。また固定金具は給排気部
と同等以上の材料とすること。
④延長
設置工事説明書記載の最大延長以内とすること。
⑤接続部
接続部は確実に接続し、容易に外れや抜け出しが起こらないよう給排気部専用のロック
機構付による。接合や差込式の場合は、
ストッパーにあたるまで十分に差込み、
リベット等
による抜け出し防止措置を行う。なお切断して使用するときは耐熱性シール材の塗布を
行うこと。
⑥隠ぺい部の処置
ロック機構付の給排気管等を使用することとし、金属以外の不燃材料で覆うこと。また、
必要に応じ、設置後の給排気管等の点検が可能な点検口を設けることが望ましい。
⑦設置場所
点検、維持が容易にできること。
⑧壁貫通部の措置
燃焼排ガスが室内に流れ込む隙間がないこと。
⑨ダンパー取付禁止
排気管には、防火ダンパー等を取り付けないこと。
⑩給排気トップの周囲条件
注1)
⑪給排気トップと建物開口部
・周囲の可燃物とは基準値以上の離隔距離をとること。
・上方障害物250mm以上、下り壁100mm以上。
⑩の可燃物との離隔距離範囲内に燃焼排ガスが室内に流入する開口部がないこと。
給排気トップ
⑫形状・構造
当該燃焼器具用のものを使用し、変更しないこと。
⑬こう配
先下りこう配とすること。
⑭周辺障害物
囲い、障害物を設置しないこと。
⑮表示ラベル
見やすい位置に2枚(器具本体と給排気管)貼ること。
16
事故事例及び再発防止対策
3-1 一酸化炭素(CO)中毒
一酸化炭素(CO)中毒とは、燃焼器具の不完全燃焼により発生したCOを含んだ空気を呼吸した場合に起こる中毒です。
COは無色、無味、無臭の気体であり、空気中に拡散した場合気付き難く血液中の酸素を運搬するヘモグロビンとの結
合力が酸素の約200倍も強いものです。そのため少量を呼吸してもヘモグロビンとCOが結合してCOヘモグロビンとな
り、血液の酸素運搬能力が著しく損なわれることによって起る症状が一酸化炭素(CO)中毒といわれています。その症
状は、COの空気中濃度、吸入時間により大きく左右され、次表のような症状を示します。
一酸化炭素(CO)中毒の症状
燃焼器具の場合、燃焼排ガ
空気中における
CO濃度
吸入時間と中毒症状
スは本来排気筒を通して完
全に屋外に排出されるべき
ものですが、工事の欠陥等
0.02%
2∼3時間で前頭部に軽度の頭痛
で給排気設備が不備な場合
0.04%
1∼2時間で前頭痛・吐き気、2.5∼3時間で後頭痛
流出し、一酸化炭素(CO)中
には、燃焼排ガスが室内に
毒事故に至ることがあります。
0.08%
17
45分間で頭痛・めまい・吐き気・けいれん、2時間
で失神
0.16%
20分間で頭痛・めまい・吐き気、2時間で死亡
0.32%
5∼10分間で頭痛・めまい、30分で死亡
0.64%
1∼2分間で頭痛・めまい、15∼30分で死亡
1.28%
1∼3分間で死亡
次項でいくつかの事故例を
紹介します。
LPガス事故件数とCO中毒事故件数の推移
LPガス事故件数(CO中毒事故含む)
(単位:件)
306
262
36
194
27
LPガス事故死亡者数(人)
(CO中毒事故含む)
20
CO中毒事故死亡者数(人)
10
31
146
112
101
88
82
CO中毒事故件数(単位:件)
90
87
79
75
68
78
16
14
13
9
12
8
7
9
7
平成元年
10
2年
5
3年
8
9
8
8
6
7
5
6
5
3
18
12
11
9
10
4
2
23
5
2
7
9
4
4
4年
5年
6年
7年
8年
9年
10年
2
11年
3
0
4
12年
13年
14年
3-2 事故事例のまとめ及び再発防止対策
3-2-1
事故事例
●風圧帯内に設置、フィンの目詰まりのため
鉄筋集合住宅
事故発
台所に設置されているCF式大型湯
沸器(23,000kcal/h)の燃焼排ガスが
室内にあふれて、女性1名(30才)及
び子供2名(4才、2才)が軽いCO中毒
となった。
廊下
原因
対策
自然排気式
居間
生状況
CF式瞬間湯沸器
湯沸器
台所
※上記の対策が
不可能な場合、強
制排気式に変更
する。
(断面図)
●台所の排気フード内に排気筒を設置したため
四畳半
死亡
重体
押入れ 押入れ
ガスこんろ
フスマ
対策
換気扇
台所
リビング
共用ダクト
湯沸器
玄関
石油ストーブ
T
V
六畳
建物の共用排気ダクトに、湯沸器
の排気筒と台所の排気フードが接
続されていた。換気扇と湯沸器が
使用状態であり、燃焼排ガスが逆
流し、CO中毒で3名が死亡し、1人が
重体となった。
ガスぶろ・トイレ
自然排気式
四畳半
事故発
生状況
CF式瞬間湯沸器
物入れ 押入れ
鉄筋集合住宅
ベランダ
原因
共用排気ダクトに、自然排気式の
排気筒を接続し、換気扇を使用す
るとダクト内圧が上る。この状態
で湯沸器を使用したため、燃焼排
ガスが逆流し、CO中毒となった。
厨房 用共用
ダク ト
湯沸器の排気筒
を独立して設置
する。
(自然排気式の排
気筒内は、ドラフ
ト力を使用する
ことから負圧と
なる。一方共用ダ
クトは、機械によ
る押し込み力を
利用することか
ら正圧となる。し
たがって両者を
共通のダクトで
使用することは
出来ない。)
18
事故事例及び再発防止対策
排気筒トップが風圧帯内にあり、排
気筒が屋外で立上っていないこと
から、
排気が逆流する状況であった。
その上、湯沸器の老朽化に伴う熱交
換器のフィンの目詰りで不完全燃
焼を起こしていたため軽いCO中毒
に至った。
①排気筒の横引
き 限 度( 5 m )に
注意する。
②排気筒の高さ
を基準値以上
にする。
③排気筒トップ
を風圧帯外に
出す。
●燃焼ガスにより防火ダンパーが作動し、排気が阻害されたため
鉄筋集合住宅
RF式瞬間湯沸器
対策
RF式(屋外設置式)
スパイラル鋼管(100φ)
事故発
原因
19
湯沸器の燃焼排ガスにより防火ダ
ンパーが作動し、排気が阻害され
たため湯沸器が不完全燃焼し、発
生した CO が排気筒接続部の隙間か
らあふれて浴室に流れ込み、中毒
死したもの。
詳細別図
浴室
ベランダ
生状況
パイプシャフト内に設置されてい
たRF式湯沸器
(16号)
の排気筒が浴室・
居室の天井裏を通ってベランダ側
まで配管されており、その先端に
防火ダンパーが設置され、閉の状
態であった。そのため排気筒から
燃焼排ガスが浴室内にもれ、CO中
毒により男性1名が死亡した。
RF式
ガス
湯沸器
居間. 押入
P
.
S 廊下
詳
細
別
図
スパイラル
鋼管
アルミ製フレキダクト
①排気筒の施工は、
隙間のないよ
う正しい接続
工事を行うこと。
( J I S 表 示 の さ
れている排気
筒を使用する
こと。)
②排気筒に防火
ダンパーを取
付ないこと。
③RF式器具の排
気筒等は屋内
に設置しない
こと。
防火ダンパ
●排気筒トップに鳥が巣を作ったため
鉄筋集合住宅
事故発
原因
強制給排気式
FF式給湯暖房機(2.0kg/h)の燃焼
排ガスが居間・浴室等に漏れたた
めに、CO中毒により2家族7名が死
亡した。なお、隣の部屋の住人も事
故発生2日前に、気分が悪いとのこ
とで病院に運ばれていた。
20年近くも使用していた給排気部
が老朽化のため、給排気トップの
金網が破れ、排気筒も腐食等によ
り穴が開いていたが、器具取替時
に給排気部の健全性を確認せず再
使用した。そのため、給排気トップ
から鳥が入って巣を作り、排気の
排出が阻害されて不完全燃焼した
排気が室内に充満し、
事故に至った。
排気管に腐食等によって
開口部ができた。
給排気トップの網が破れ
小鳥が巣を作った。
ガムテープが口径拡大部の
隙間に巻かれていた。
生状況
FF式給湯暖房器
FF式給湯暖房機
対策
既設の給排気部
等を再使用する
ときは、それらが
技術基準に適合
していることを
確認の上、器具設
置を行う。特に給
排気部の材質が
SUS304又はそれ
と同等以上の耐
食性を有してい
ない場合は、再使
用できないこと
に留意すること。
●気密性の高い住宅で換気扇の同時使用をしたため
玄 関
レンジフードファン
換気扇
(20cm)
浴 槽
排気筒
浴 室
ふろがま
浴室内に設置されたシャワー付CF
式ふろがまと、比較的気密性の高
い居室内に設置された換気扇が同
時に使用されたため、浴室内が負
圧となり、その結果、排気が円滑に
行われずに、逆風止めから燃焼排
ガスが浴室内へ逆流し、さらに酸
素が不足したことにより不完全燃
焼が生じ、CO中毒となった。
流し
900
浴室内に設置されているCF式ふろ
がま(12,800kcal/h)のシャワーを
使用中に燃焼排ガスが浴室内に逆
流し、CO中毒により女性1名が死亡
した。
密 閉 式 、F E 式 、ま
たは不完全燃焼
防止機能付CF式
ふろがまに交換
する。
押 入
原因
対策
湯気抜き100φ
1,800
生状況
自然排気式
下駄箱
事故発
CF式ふろがま
4,050
木造集合住宅
3,100
900
4,450
●排気筒の使用材料の不適合による腐食のため
鉄筋集合住宅
FE式瞬間湯沸器
20
対策
強制排気式
ステンレス製
事故発
生状況
原因
脱衣室に設置されたFE式瞬間湯沸
器
(16号)
の天井内排気筒が腐食し、
排気ガスが室内に充満し、2人が
CO中毒となった。
湯沸器の排気筒は、新築時に器具
設置業者と違う業者が施工したも
のであり、湯沸器から天井内のエ
ルボまではステンレス製であったが、
天井内の横引き部分は亜鉛引き鋼
板製スパイラル管であった。
天井内のスパイラル管が腐食して
穴があき、ここからあふれた排気
ガスが室内に侵入した。そのため
COを含んだ排気が室内に充満し、
2人がCO中毒となった。
玄関
洋室
穴
スパイラル管
スパイラル管
天井
FE湯沸器
和室
DK
和室
新築集合住宅で
は湯沸器等の取
付と給排気設備
工事が分離発注
されることが多
いが、他業者が排
気筒を施工した
ときは、排気筒の
技術上の基準に
適合して施工さ
れたことを確認
の上、器具を取付
けることが重要
である。
3-2-2
事故事例のまとめ及び再発防止対策
事故事例のまとめ
排気筒を有する燃焼器具のCO中毒事故は主として強制排気式・自然排気式瞬間湯沸器
及び風呂がまで発生している。
事故原因は、
「排気筒の未設置」、
「鳥の巣等による排気障害」、
「排気筒のずれ又は外れ」、
「排気筒トップの未設置」等排気筒の構造的欠陥によるものが多く、液化石油ガス法に定め
る消費設備の技術上の基準の遵守が事故の防止に当たって極めて重要である。
留意点
CO中毒事故の発生原因は、主として給排気設備の不備等によるものが多いことから、
機器設置監督者は、当該工事が技術基準に適合しているかどうかを常に確認することが重
要です。更に、燃焼器具の設置に際しては、器具に関する知識はもちろんのこと、設置位置、
21
給排気の規模・構造等についての知識、
現場の状況に応じての判断力が必要です。
このため、
日頃から作業従事者の社内教育・訓練を十分におこなっておくことが重要です。
再発防止対策
以上のような観点から、燃焼器具の使用に伴うCO中毒事故を未然に防止するために具体
的な事例を下記に述べます。
①設置するガス器具は、なるべく屋外式あるいは密閉式等本質的に安全性の高いものを推
奨する。
②FE式ガス器具を設置する際は、
不完全燃焼防止装置付のものを推奨する。
(不完全燃焼防止装置付でない場合は、CO警報器を設置することが望ましい。)
③給排気設備と器具本体の施工者が違う場合は、それらが基準に適合しているかを確認す
る。
(排気筒など目視確認できない場合や、燃焼器具の機能が確認できない場合は、それ
らの施工者への問い合わせや図面によりおこなう。特に材質については目視確認が難し
いので留意する。)
④排気筒等を設置する場合は、接続部の差し込みが充分であり、抜け出し防止措置が取ら
れているかなど、施工上の基本的な事項が守られているかをチェックする。
⑤特定工事事業者についても、作業従事者に対して各法令に基づいた「消費機器・消費設備
の技術基準」を遵守するよう社内の教育・訓練体制を整備する。
特監法のあらまし
(1)ガス湯沸器及びガスふろがまを室内に設置する場合、又は、変更工事を行う
場合「特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律」
(特監法)により、
監督者の資格を有する者が実地に監督するか又は、自ら施工しなければな
りません。
(2)
法律の対象となる特定ガス消費機器
●ガス湯沸器(暖房兼用のものを含む。)
①瞬間湯沸器でガス消費量が12kWを超えるもの
②その他のもので、ガス消費量が7kWを超えるもの
●ガスふろがま
□□□□□□
□□□□□□□□
●上記器具の排気筒・排気扇・給排気部
法律の対象となる特定工事
●特定ガス消費機器を室内に
設置又は変更する工事
22
(3)
法律により監督者は、
資格証を携帯し、
特定工事を実地に監督するとともに、
特定工事事業者は、監督者に特定工事施工後、表示ラベルに監督者名、資格
番号等を記入し、特定ガス消費機器に貼付することが定められています。違
反をすると罰則が適用されます。
表示ラベルの例
資格証の例
5628700001
氏 名
生 年 月 日
年
月
日
特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律施行規則
第12条の規定によりこの資格証を交付する。
平成
年
月
日
⃝⃝経済産業局長
特定ガス消費機器の設置工事の監督に
関する法律第6条の規定による表示
特監法のあらまし
ガス消費機器設置工事監督者資格証
資格証の番号
工事事業者の氏名
又は名称及び連絡先 TEL
監督者の氏名
資格証の番号
施工内容及び
施工年月日
年
月
日
経 済 産 業 省
〒105-8447 東京都港区虎ノ門4丁目3番9号(住友新虎ノ門ビル)
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