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『マイコプラズマ感染症』にご注意ください
H28.11.1 布佐中保健室 「むし歯」や「要注意乳歯」は治療しましたか?今年の歯 科検診では全校で52人の人に、歯科受診を勧める手紙を渡 しています(1学期)。そのうち受診完了の連絡を受けたの 寒さがだんだん深まり、かぜ・インフルエンザや感染性胃腸炎など、感染症への対 は、たったの8人!…治療率が低いのが心配です。時間を作 策を本格的に始める季節になりました。まずは“うつらない”ための予防が第一です って予約をし、受診するようにしましょう。 が、それでもかかってしまったときには、周囲の 人に“うつさない”ための配慮が必要です。 今年の夏、 「幕張メッセで行われたコンサートに 参加した1人が『はしか』にかかっていたことが わかり、同じコンサートに来ていた他の人達に感 染した」というニュースがありました。感染症にかかっていることが自分でわかって いる時は、人が集まる場所に出かけることは絶対にやめてほしいと思います。 ・ “うつらない”ための予防⇒「手洗い」「うがい」「食事・睡眠・運動」 ・ “うつさない”ための配慮⇒「安静・休養」「マスクの使用」「せきエチケット」 学校は集団生活の場です。お互いが気持ちよく過ごせるよう、それぞれが自覚を持 って行動することが大切です。 ☆『マイコプラズマ感染症』にご注意ください☆ 10月末、『マイコプラズマ』と診断される人が布佐中で数人いました。マイコプラズマ は小中学生に多く、カゼによく似た病気で、せき等で人にうつります。 「発熱」 「せき」が特 徴で、初期には「頭痛」や「だるさ」があることもあります。全身状態がそれほど悪くなく、 本人はケロッとしている場合も少なくなくありませんが、治療をしないと熱が 1 週間以上も 続くことがあります。そして、熱が下がった後もしつこいせきが続くことが多いです。 病院で診断を受け、マイコプラズマに効く抗菌薬を服用することが大切です。 “もしかして…?”と思った時は、病院で「学校でマイコプラズマの人がいま す」と伝えてください。また、マイコプラズマは出席停止になります。熱が下 がるまでしっかり休養し、せきが出ている期間はマスクを使用してください。 1年生保護者様 9月に行った脊柱側わん症検診(モアレ検査)の結果、所見の見られたお子様にはお知 らせを配布しました(11 月 7 日に二次検査を行います)。異常なしのお子様には、特にお 手紙を渡していませんのでご了承ください。 同じ姿勢で長時間過ごす時 は、注意しなければそれが習 慣となって悪い姿勢になって しまいます。良い姿勢のため の筋肉や反射能力をきたえる には、いろいろな運動をして、 総合的な体力づくりをするこ とも大切です。 秋も深まってきました。スポーツの秋ですね。体が温まっていないのに、いきな り激しい運動をすると、筋肉に大きな負担がかかります。寒い日は筋肉も縮まってい ケガをした時の応急処置のポイント『アイシング』 ぶつけたり、ねんざ・つき指をした時には、まず『冷却(ア るので、充分な準備運動で体をほぐすことが大切です。 イシング) 』が大切です。それによって、 「①炎症反応(内出血・ 腫れ・発熱)を最小限にくい止め」、 「②周囲の健康な細胞を低 温保存状態にすることで、悪化を防ぐ」ことができます。冷却 効果が最も優れているのが、0℃の氷です。ケガをしたら、な るべく早く氷で冷やすのがベストです。 “「しっぷ薬」でアイシング?” 市販のしっぷ薬は、貼ってすぐは冷たい感じがしますが、実は身体を温める時に使うウォ ームクリームと同じ成分(サリチル酸メチル、カンフル等)が入っており、血液の循環を良 くする効果があります。これは、本来のアイシングの目的とは正反対です。なので、受傷か ら数日たった後に血行をよくするには良いのですが、ケガをした直後の応急処置用としては、 市販のしっぷ薬は適しません。 (ただし、病院で渡されたしっぷ薬やぬり薬には、消炎鎮痛効 果を持つものもあります。) 運動前に軽くランニングを行って 体温を上昇させた状態で体の各部の ストレッチを行います。 からだをあたためることで、筋肉の 活動能力を高め、力を発揮できるよう になります。また、体の柔軟性が高ま り、神経の伝達速度も速くなるため、 けがを防ぐことができます。 運動後も体を動かすことによっ て血液の循環がよくなり、筋肉に たまった疲労物質が取り除かれ て、回復を早めることができます。 また、アイシングは、筋肉の疲 労回復効果の他、慢性的なスポー ツ障害の悪化を防ぐためのメンテ ナンスにも重要です。 中 1 の秋に多い・・・ 運動をしている人に多い、次のような原因による貧血です。 ① スポーツで汗をかくことで体の鉄分が失われる(鉄欠乏性貧血) ② 踏みつけによる足の裏への強い衝撃で、赤血球が壊れる(溶血性貧血) 中学生になって生活が変わり、夏休みの練習や秋の大会などを乗り越えてき て、「最近だるい」「記録が落ちている」などの症状がある人は、徐々に貧血が 進行している可能性があります。基礎体力があるので、症状が進むまで気付き にくいのが特徴です。 「めまいがする」 「疲れやすい」 「頭が重い」等、気になる ことがあれば病院で相談してみましょう。 *成長期は貧血に注意が必要です! 9~18歳頃の成長期は、身長が伸びたり、筋肉や血液量が 増えたりする時期です。そのため、偏った食事をしたり、無理 なダイエットをしたりすると、血液中に鉄分が足りなくなり、貧血になりやすくなります。 意識して鉄分の多い食べ物(レバー・魚介類・豆類・海藻など)を摂るようにしましょう。