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1 登録名義人の表示変更・権利移転等にかかる申請手続 (特許)

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1 登録名義人の表示変更・権利移転等にかかる申請手続 (特許)
6-1
登録名義人の表示変更・権利移転等にかかる申請手続 (商標)
商標権が登録された後に商標権者が住所(居所)・氏名(名称)を変更した場合や、合併、会
社分割又は譲渡等により権利が移転した場合は、その権利の実態と商標登録原簿上の権利情報を
一致させるために、新しい情報を商標登録原簿に登録する必要がありますので、特許庁に対し変
更内容に即した登録申請を行ってください。
例えば、既に取得済みの商標権を他社に譲渡する場合は、商標権移転登録申請書を提出する必要
があり、その添付書類として譲渡証書などが必要となります。その申請書類を特許庁に提出し、方
式審査を受け、新たな権利情報が登録されたことによりはじめて、その移転登録の効力が発生しま
す(商標法第 35 条>特許法第 98 条)。
但し、登録名義人の表示変更や権利移転登録等を行う場合、出願から設定登録までの流れとは異
なる手続きが存在します。例えば、出願から設定登録までの手続きにおいては、特許庁に対し各種
手数料を納付する必要がありますが、設定登録から後は、財産権の変動に伴い登録免許税法に従い
登録免許税の納付が必要となります。また、多くの手続きは、不動産登記法に近い商標登録令、商
標登録令施行規則の定めに従いますので、上記例にもあるように「登録義務者」
、
「登録権利者」と
いった、出願継続中には見ることのない用語を使用することになります。
出願から設定登録までの手続に慣れている申請人の方には、戸惑いを感じることがあるかも知
れませんが、ご不明な点等あれば、登録室意匠・商標移転担当までお問い合わせください。
<この記事に関するお問い合わせ先>
特許庁審査業務部審査業務課登録室
意匠・商標移転担当
電話:03-3581-1101 内線 2716~2717
e-mail:お問い合わせフォーム
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