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Title 尿路結石による腎盂破裂の2例 Author(s)
Title 尿路結石による腎盂破裂の2例 Author(s) 深津, 孝英; 田島, 和洋; 斎籐, 薫 Citation Issue Date URL 泌尿器科紀要 (2001), 47(1): 39-42 2001-01 http://hdl.handle.net/2433/114441 Right Type Textversion Departmental Bulletin Paper publisher Kyoto University 泌 尿 紀 要47:39-42,2001 39 尿 路 結 石 に よ る 腎 孟 破 裂 の2例 鈴鹿 中央総合病院泌尿器科(医 長:斎 籐 薫) 深津 RUPTURE OF 孝 英,田 RENAL 島 PELVIS REPORT OF 和 洋,斎 籐 DUE TWO 薫 TO UROLITHIASIS : CASES Takahide FUKATSU,Kazuhiro TAJIMAand Kaoru SAITOU From the Departmentof Urology,Suzuka General Hospital Two cases of renal pelvis rupture caused by urolithiasis are reported. The first case was in a 62year-old male who had left flank pain. Urological examination including drip infusion pyelography (DIP) and abdominal computed tomography (CT) revealed a spontaneous rupture of the left renal pelvis. The rupture was assumed to have been caused by a small ureteral stone. The stone passed spontaneously, and the extravasation disappeared with conservative therapy. The second case was in a 84-year-old male who was admitted with high fever. Urological examination including DIP and abdominal CT showed a suspected rupture of the left renal pelvis due to a renal stone at the ureteropelvic junction. Percutaneous nephrostomy was performed and antegrade pyelography showed extravasation from the left renal pelvis. Extravasation disappeared on the 12th postoperative day. Extracorporeal shock wave lithotripsy was performed three times. The renal stone was completely discharged and the nephrostomy tube was removed successfully. (Acta Urol. Jpn. 47 : 39-42, 2001) Key words : Rupture of renal pelvis, Urolithiasis 白(一)で 緒 言 尿 路 結 石 は 泌 尿 器 科 領 域 に お い て 比 較 的 多 く遭 遇 す る 疾 患 で あ り,尿 路 結 石 に 起 因 す る 腎 孟,尿 報 告 も近 年 増 加 して き て い る.今 管破 裂 の 回 わ れ わ れ は,尿 結 石 に よ る 腎 孟 破 裂 を発 症 し た が 修 復 し え た2例 験 した の で,腎 路 を経 痩 造 設術 に よ る治 療 を中心 に若 干 の文 献 的 考 察 を加 え,報 患 者1:62歳,男 は,軽 度 の左 水 腎症 と数mm大 側腹部痛 既往歴 れ た.左 尿 管 結 石 に よる左 腎 孟 また は尿 管破 裂 が 疑 わ れ た ため,同 日入 院 と し,直 ち に輸 液,抗 生剤 の投 与 を開 始 した.入 院2日 家 族 歴:特 院 救 急 外 来 受 診.CTに 然左 側 腹 部 痛 出 現 し当 て,左 , r 尿 管 結 石 お よ び在 腎 孟 日加 療 目 的 に て 入 院 と な っ た. ,1 を 認 め た.肉 は軽度 記事項 な し 尿 管 破 裂 が 疑 わ れ た た め,同 入 院 時 現 症:体 目 に 行 わ れ た,DIPで 例 現 病 歴:1998年5月16日,突 180/74mmHg,脈 の左 尿 管結 石, また尿 管 に そ った低 吸収 域 が 認 め られ,尿 漏 出 と思 わ 性 主 訴:左 格 栄 養 中 等 度,体 拍84回/分,左 温37℃,血 1 , 圧 背 部 に軽 度 の 叩打 痛 r 眼 的 血 尿 は 認 め られ な か っ た. 入 院 時 検 査 成 績:末 mm3,血 CTで の左 水 腎症 お よ び腎 孟,尿 管 は透 亮像 と して得 られ, 告 す る. 症 あ り,大 きな異常 は認 め られ な か っ た. X線 検 査 所 見 お よ び経 過:救 急 外 来 受 診 時 の腹 部 梢 血 液 検 査WBC15,000/ 液 生 化 学 検 査BUNl6.Omg/dl,CrL6 mg/d1,CRP14.Omg/dl,Ca9.2mg/dlで 炎症性病 変 が 強 く 疑 わ れ た.尿 検 査 は,pH6.0,RBC<1/ hpf,WBC<1/hpC尿 比 重1.006,尿 糖(一),尿 蛋 Fig. 1. DIP showed a ureteral stone of approximately 3 mm in diameter (arrow) and the pooling of contrast medium around the left renal pelvis. The left ureterogram was not clearly defined. 40 泌尿 紀 要47巻 互号2001年 既 往 歴:84歳,脳 聾,Jfj3.o I噛 、 回7 Kl,14fi 家 族 歴:特 梗 塞,胃 癌 に て 手 術. 記事項な し 現 病 歴:1998年5月24日,他 ,欝 施 行 さ れ,6月16日 ぜ ,競 ・1:駕 認 め ら れ,CT施 `糠 ま91 騰'Ψ 灘 引 切.り ∼1紙oノ 雛o.O 鱗 〆 壌 院 に て 胃癌 の た め 手 術 退 院 と な っ た が,同 行 した と こ ろ,左 孟 破 裂 が 疑 わ れ た た め,6月22日 介 入 院 と な っ た.な お,左 夜 よ り発 熱 が 腎 結 石 に よ る左 腎 加 療 目的 に て当 院紹 腎 結 石 は他 院入 院 時 に指 摘 さ れ て い た. 入 院 時 現 症:身 mmHg,脈 長157cm体 拍72回/分,体 入 院 時 検 査 所 見:入 重48kg,血 圧144/88 温37.7℃. 院 時 検 査 所 見 で は,末 梢血液検 Fig.2.CTscandemonstratedtheleakageof 査WBC13,100/mm3,RBC329×104/mm3,血 contrastmediumneartheleftrenal 液生 化 学 検 査TP5.Og/dl,Alb2.lg/dl,ALP7361UIL, pelvis(arrow). γ一GTP1491U/L,BUN20.5mg/dl,Cr1.2mg/ 警 「 鍔 嚇㈱ 7 ・ 〃 dl,CRPl3.8mg/dl,Ca7.9,尿 『 噸 諺 '撚 臥 畿 麟 謹 Fig.4. 騨 検 査pH5.0, 諾鯉 KUB(left)andDIP(right)ofcase2. KUBshowedaleftrenalstone.DIP revealedlefthydronephrosisandthe leakageofcontrastmediumaroundthe leftrenalpelvis.Leftureterwasnot visualized. Fig.3.DIPshowedtheleakagefromtheleft renalpelvis・Howevernoureterstone wasfbund. そ の 周 囲 に 造 影 剤 の 溢 流 像 が 認 め ら れ た.結 mm大 で,左 石 は3 腎 孟 尿 管 移 行 部 や や 下 方 に 認 め ら れ, 結 石 よ り下 方 の 尿 管 は 描 出 さ れ な か っ た(Fig.1).入 院5日 目 のCTで で は,左 は,水 腎 症 は 変 化 な く,造 影後期 腎 孟 尿 管 移 行 部 付 近 よ り造 影 剤 の 漏 出 が 明 ら か に 認 め ら れ,腸 た(Fig.2).し 腰 筋 に そ って 骨盤 部 に もお よ んで い か し 同 時 に 撮 影 し たKUBで は,結 石 は 尿 管 膀 胱 移 行 部 近 く ま で 下 降 し て お り,微 熱 は 続 い て い た もの の,全 と し た.入 れ ず,水 院18日 身状 態 良好 で あ った ため経 過 観 察 目 のDIPで は,結 腎 症 も 改 善 して い た が,左 像 が あ り,再 石 陰 影 は認 め ら 腎孟 に軽 度 の溢 流 現 性 も認 め ら れ た た め,腎 した(Fig.3).入 孟 破 裂 と診 断 院20日 目 に は 結 石 の 自 排 石 が あ り退 院 と し た.結 石 分 析 の 結 果,シ で あ っ た.退 院 後 発 症 後34日 異 常 は 認 め られ な か っ た. ュ ウ 酸 カ ル シ ウ ム98% 目 のDIPで は まっ た く .,雛 脚 ド Fig.5.(A)APthroughthenephrostomy2 daysafterthepatient'sadmission showedlef辻peripelvicextravasation. Arrowtheleftrenalstone.(B)APaf-tertheESWL.Therenalstonewas completelydischargedandextravasa. 患 者2:84歳,男 主 訴:発 熱 性 tiondisappeared(thepatientwaskept prone). 深 津,ほ か:結 石 RBC5--9/hpf,WBC>100/hpf,尿 糖(一),尿 比 重1.Ol5 ,尿 蛋 白(+)で あ り,貧 血,炎 よ び 低 栄 養 状 態 が 示 唆 さ れ た.胆 胃 癌 の 手 術 の 際 行 わ れ た,胆 症性 病変お 道 系 酵 素 の 上 昇 は, 摘 の 影 響 で あ る と思 わ れ た. 41 が 肉 眼 的 に確 認 で きな い場 合 に は,臨 床症 状,画 像 所 見 にて診 断 され,諸 家 の報 告 を み る と,Schwarts4), Forsythe5)ら の報 告 が 参 考 と され て い る場 合 が 多 い. す な わ ち,1)排 泄 性 腎 孟 造 影 で 溢 流 で は 腎杯 周 囲 に 造 影 剤 の 漏 出 が あ り,2)破 X線 検 査 所 見 お よ び 経 過:他 は,左 腎孟 破 裂 腎 に20×15mm大 に は,尿 院 で 行 わ れ たCTで の 結 石 を 認 め,結 の 漏 出 と思 わ れ る,低 腎 結 石 に よ る 腎 孟 破 裂 と 考 え られ た.直 院2日 石 の 下方 吸 収 域 も 認 め ら れ,左 生 剤 の 投 与 を 開 始 し,栄 養 管 理 は,経 両 方 か ら行 っ た.入 い こ とが 多 く,3)日 ち に 輸 液,抗 静 脈,経 腸 栄養 目 に 行 わ れ たDIPで は, 裂 で は尿 管 が描 出 され な を改 めて 造 影 す る と溢 流 で は消 失 して い るが,破 裂 で は持 続 して い る こ とが 多 い.ま た4)逆 行性 腎孟 造 影 で 破 裂 で は同 一 の尿 漏 出像 を得 る こ とが 多 い.5)臨 床 所 見 で 破 裂 で は よ り重 症 で, 高熱 や 白血 球増 多 の所 見 を伴 う こ とが 多 い.以 上 の点 で逆 行 性 腎孟 造 影 は未施 行 で あ ったが,他 の所 見 は ほ 中 等 度 の 水 腎 症 お よ び結 石 付 近 か ら の 造 影 剤 の 溢 流 が ほ破 裂 に該 当す る と考 え られ 腎孟 破 裂 と診 断 した.発 認 め ら れ た(Fig.4).そ 生 機 序 と して は,(1)ま 行 し た.左 gradepyelography:以 側 方,下 の た め 同 日左 腎 痩 造 設 術 を施 腎 痩 造 設 術 時 の 順 行 性 腎 孟 造 影(ante下APと は,結 日 の7月7日,体 りが考 え ら れ て も正 常 値 と な っ て い た た い る6).症 例1の 発 生 機 序 は(1),症 例2の 発 生 機 形 成 して お り,腎 自然 とい う用 語 は用 いず に腎孟 破 裂 とす る のが 妥 当 で 再 度ESWLを 施 行 した.そ が 残 存 し て い た が,患 者 の 希 望 も あ り,入 腎 痩 を つ け た ま ま 一 時 退 院 と な っ た.結 で あ っ た.同 年9月1日 を 施 行 し,9月20日,APに あ る と思 わ れた.腎 孟 尿 管破 裂 にお け る 治療 法 で は, 近 年 で は,腎 が 保存 され る症 例 が 多 く,尿 管 カテ ーテ 聞 後 の7月14日, の 後 も 数mm大 ュ ウ 酸 カ ル シ ウ ム93%,リ 略 に は 最 大 径5mm程 度 の 結 石 も 残 存 して い た た め,1週 場 合 は, 管 膀胱 移行 部 で は,結 さ れ て い る もの の 腎 孟 尿 管 移 行 部,尿 考 え られ,発 生 機 序 が(2)の Schwartzら4)の"自 然"と い う言 葉 の 定 義 の 中 の "結石 に よる 腎孟 尿 管 の圧 迫 壊 死 が な い"に 該 当せ ず , 下ESWLと す)を のAPで 序 は(2)と 石 は破 砕 corporealshockwavelithotripsy:以 stonestrectを (2)結 石 が 嵌 頓 し直 接 尿 管 に傷 害 を与 え,炎 症,潰 瘍,壊 死 が 起 き破 裂 す る場 合 の2通 は,造 外 衝 撃 波 結 石 破 砕 術(extra- 施 行 し た.ESWL後 常 な 充 進 に よっ て 脆 弱 化 した 部 分 が 破 裂 す る場 合, 影 剤 の溢 流 は認 目 のAPで め ら れ ず,WBC,CRPと は,シ した後,そ れ よ り下部 で 嵌 頓 し,上 部 尿 管 の 内圧 の異 石 の 方 に 造 影 剤 の 溢 流 が 認 め ら れ た(Fig.5A). 腎 痩 造 設 術 後12日 め,翌 略 す)で ず 結 石 が上 部 の 尿管 壁 を傷 害 の結 石 院28日 目に 石 分析 の結 果 ン酸 カ ル シ ウ ム7% 再 入 院 し,3回 目 のESWL て結 石 が完 全 に排 石 され ル留 置,経 皮 的 腎痩 造 設術 あ る い は,内 視 鏡 下 手術 が 行 わ れ て い る.症 例1で は,患 者 の 全 身状 態 が 比 較 的 良好 で結 石 は小 さ く,自 然排 石,腎 孟 の 自然 修 復 が期 待 で きる と判 断 し,尿 管 カテ ー テ ル留 置 あ る い は経皮 的 腎痩 造 設 術 は行 わず,保 存 的 に経 過 をみ て いた が, 時 間 は か か った もの の腎 孟 は 自然 修 復 しえ た.症 例2 て い る こ と を確 認 し,腎 痩 を 抜 去 した(Fig.5B).現 で は,患 者 の全 身状 態 は不 良 で あ り,ま た結 石 が 嵌 頓 在 ま で,発 して い た た め,尿 管 カ テ ーテ ルが 入 らな い可 能 性 も考 熱 は認 め られ ない 。 考 え,経 皮 的 腎 痩 造 設術 を 第 一 選 択 と した.本 邦 文 献 察 上,経 皮 的腎 痩 造設 術 を第 一選 択 と して 対処 さ れ た, 腎孟 尿 管 破裂 の定 義 につ い て は,以 前 で は 肉眼 的 に 腎 孟 尿 管 破 裂,腎 孟 外 溢 流 は17例 報 告 さ れ て お 破 裂 部 位 の 明 らか な場 合 の み を破 裂 とす る報 告Dも り7'15),う ちわ け は,尿 路 外 悪 性 腫 瘍 に よる ものが7 あ ったが,最 近 で は治 療 と して,観 血 的 手術 を しない 例,尿 路悪 性 腫 瘍 に よる もの が2例,尿 路結 石 に よ る 場 合 が ほ とん どで,肉 眼 的 に破 裂 部 位 を確 認 しえ ない もの が7例,凝 場 合 が 多 い た め,腎 孟 外 溢 流 との鑑 別 が 困難 で あ る場 よ る もの は半 ば永 久 的 に留 置 され,尿 路 悪 性腫 瘍 に よ 血塊1例 で あ った.尿 路 外 悪性 腫 瘍 に 合 が 少 な くな い.特 に尿路 結 石 が 原 因で あ る 腎孟 尿 管 る もの は2例 と もそ の後 手 術 治療 が行 われ て い た.尿 破 裂 で,腎 摘 出術 が 行 わ れ た の は,1994年 路 結 石 に よる もの は,小 さな結 石 で あ っ た5例 は,自 の長 田 らの 腎 孟 破 裂2)が 最 後 で そ れ以 後 は報 告 され て い な い。 溢 然 排 石 し,破 裂 部 位 が治 癒 したの を確 認 後,腎 痩 は抜 流 と破 裂 は 臨床 上 病 態 は類 似 す るが,溢 流 は解 剖 学 的 去 され て い る.残 る2例 は,治 療 の 第 一選 択 と して, に腎孟 の もっ と も弱 い 部分 で あ る腎 杯 円蓋 部 に顕 微 鏡 経 皮 的 腎 痩 造 設 術 が行 わ れ て い る が,後 腹 膜 膿 瘍, 的 破裂 が生 じた もの で,む DICを しろ,過 剰 内圧 か ら腎 孟 を きた し,最 終 的 に は,開 腹 手 術 とな って い る. ま も る安 全機 構 で あ る と もい わ れ て お り3),わ れ われ 経 皮 的 腎 痩 造 設 術 は,本 来 の 目的 で あ る,腎 孟 の 減 泌尿 器 科 医 は臨 床 上 よ く遭 遇 す るが 保存 的 に対 処 す る 圧,尿 流 を確 保 す る ほか,診 断的 価 値 もあ り尿 管 の通 こ とに よっ て軽 快 す る.そ れ に対 して,破 裂 は重 篤 と 過 性,漏 出 の部 位 を知 る こ とが 可 能 で あ る.特 に本 症 な る場 合 もあ り,治 療 方針 が大 き く異 な る.破 裂 部 位 例 の よ う に結 石 が 大 き く,自 然 排 石 が 困 難 でESWL 42 泌 尿紀 要47巻1号2001年 が 必 要 と さ れ る 症 例 で は,よ を 行 う こ と が で き,ま た め,第 り安 全 か つ 効 率 的 に 破 砕 た 破 砕 効 果 も容 易 に確 認 で き る 一 選 択 と し て 考 慮 さ れ る べ き 方 法 と考 え ら れ vasation from the ureter. 1952 7)打 林 忠 雄,久 住 治 男,庄 破 裂 の1例.泌 た. 8)長 谷 川 淑 博,倉 な お,本 論文 の要 旨 は第26回 三重 泌 尿 器科 医会 にて 発 表 し 1例.西 9)西 川 公 平,今 井 強 一,柴 山 勝 太 郎 ,ほ 路 外 溢 流 現 象 の 臨 床 的 考 察.日 か:上 部 尿 泌 尿 会 誌77: 659-660,1986 2)長 田 恵 弘,川 隆,堀 場 優 樹,ほ 外 溢 流 現 象 の 臨 床 的 検 討.泌 か.上 尿 紀 要40:21-25, 3) Hinman FJ : Peripelvic extravasation during urography. evidence for additional route for backflow after ureteral obstruction. J Urol 85: 385-395, 1961 4) Schwartz A, Caine M, Hermann G, et al. : Spontaneous renal extravasation during intravenous urography. Am J Roentgenol Radium Ther Nucl Med 8: 27-40, 1966 5) Forsythe WE, Huffman WL, Schildt PJ, et al. : Spontaneous extravasation during urography. J Urol 180: 393-398, 1958 6) Orkin LA : Spontaneous or nontraumatic extra- 孟 目然 博,北 田 真 一 郎,ほ か:経 皮 日 泌 尿47:1203-1205,1985 野 昭 夫,川 口 光 平:経 上 佳 秀,山 皮 的 腎痩 設 置 にて対 処 し 尿 紀 要32:85-89,1986 本 晶 弘,辻 雅 士,ほ か:経 皮 的腎 日泌尿 51:955-958,1989 部尿路 1994 か:腎 痩 術 に て 治 療 し た 腎 孟 自然 破 裂 の2例.西 11)藤 上 本 た 尿 管 結 石 の2例,泌 献 10)村 1)黒 田 良 中,ほ 尿 紀 要29:1359-1362,i983 的 腎 痩 術 に よ り 腎 保 存 に 成 功 した 腎 孟 自 然 破 裂 の た. 文 J Urol 67: 272-283, 澤 明 彦,平 石 攻 治:自 然 腎 孟 外 溢 流 の2例.西 日泌 尿52:87-89,1990 12)井 川 掌,計 屋 紘 信:上 部 尿 路 結 石 に よる尿 管 破 裂 に て 後 腹 膜 膿 瘍 とDICを き た し た1例.泌 尿 紀 要42:525-528,1996 13)長 浜 克 志,山 田 拓 己,永 松 秀 樹,ほ に よ る 後 腹 膜 膿 瘍 の1例.泌 か:尿 管破裂 尿 器 外 科6:433- 435,1993 14)吉 田 一 成,門 脇 和 臣,李 漢 栄,ほ か:尿 合 併 し た 尿 管 破 裂 自 然 修 復 の1例.泌 管癌 に 尿 紀要 43:505-507,1997 15)奥 村 昌 央,藤 内 靖 喜,横 外 溢 流 の 臨 床 的 検 討.泌 2000 'R 山 豊 明,ほ か:自 然 腎孟 尿 紀 要46=297-300, eceived on March 9, 2000 Accepted on July 24, 2000