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認定手続き等の手引き

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認定手続き等の手引き
長期優良住宅の普及の促進に関する法律
認定手続き等の手引き
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、長期にわたり良好
な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優
良住宅」の普及の促進のため、その建築及び維持保全に関する計画を
認定する制度を柱とする法律です。
認定を受けるためには、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・
更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性について一
定の性能を有し、かつ、居住環境の維持及び向上に配慮した住宅の建
築計画・維持保全計画を策定して、所管行政庁に認定の申請をします。
認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づ
き、建築及び維持保全を行うこととなります。
本庄市が認定を行うのは建築基準法第6条第1項第4号に定められた
建築物で、それ以外の建築物については埼玉県が認定を行います。
本庄市での認定基準や手続き方法等について、この手引きで説明い
たします。
(お問い合わせ先)
本庄市都市整備部建築開発課
電話 0495−25−1140
1 認定基準
項
目
劣化対策
法令の条項
基
準
法第2条第4項第1号イ
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。
規則第1条第1項
耐震性
法第2条第4項第1号ロ
極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容
規則第1条第2項
易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。
維持管理・
法第2条第4項第3号
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持
更新の容易性
規則第1条第4項
管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な
措置が講じられていること。
可変性
バリアフリー性
省エネルギー性
法第2条第4項第2号
居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が
規則第1条第3項
可能な措置が講じられていること。(一戸建ての住宅以外)
法第2条第4項第4号
将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必
規則第1条第5項第1号
要なスペースが確保されていること。
(一戸建ての住宅以外)
法第2条第4項第4号
断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。
規則第1条第5項第2号
住戸面積
法第6条第1項第2号
良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
規則第4条
・一戸建ての住宅は床面積が75平方メートル以上
・共同住宅等は一戸の床面積が55平方メートル以上
※ただし、少なくとも一の階の床面積(階段部分を除く)が
40平方メートル以上
居住環境
法第6条第1項第3号
良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及
び向上に配慮されたものであること。
※「2 居住環境に関する基準について」を参照
維持保全計画
法第6条第1項第4号
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する
資金計画
法第6条第1項第5号
計画が策定されていること。
規則第5条
※ 基準の詳細については、法令をご確認下さい。
2 居住環境に関する基準について
1)地区計画
地区計画が定められた次の区域内においては、申請建築物が地区整備計画に定め
られた建築物の制限に関する事項に適合しない場合は、認定を行いません。
・朝日町地区地区計画
・四季の里地区地区計画
・二ツ口地区地区計画
・いまい台産業団地地区地区計画
・(仮称)本庄早稲田駅周辺地区地区計画 ※手続き中
-1-
2)景観計画
景観計画の区域内においては、申請建物が届出対象となる場合、埼玉県景観計画
に適合しない場合は、認定を行いません。
3)都市計画施設の区域内
次の区域内に住宅を建築する場合は長期優良住宅の認定を行いません。ただし、
長期にわたる立地が想定されていることが各法の許可等により判明している場合は
認定が可能となる場合があります。
・都市計画法第4条第4項に規定する促進区域
・都市計画法第4条第6項に規定する道路・公園などの都市計画施設の区域
・都市計画法第4条第7項に規定する土地区画整理などの市街地開発事業の区域
・都市計画法第4条第8項に規定する市街地開発事業等予定区域
・住宅地区改良法第8号第1項の告示があった日後における改良地区
3 申請手続きの流れの一例
① 居住環境届出
事前に居住環境の適合性を確認してください。
② 技術的審査
事前に登録住宅性能評価機関の技術的審査を受けてください。
②’確 認 審 査
認定の申請の前に、建築確認の手続きを行うことができます。
③ 認定の申請
認定の申請(規則第1号様式)は、建築開発課で受け付けます。
(建築基準法第6条第1項第4号に定められた建築物のみ)
④ 認定の通知
申請から認定の通知(規則第2号様式)まで1週間程かかります。
(技術的審査を受けた場合)
⑤ 工事の着工
認定の通知を受けた後でなければ着工できません。
⑥ 建 築 工 事
工事中に変更があった場合は、再度、認定の申請(規則第3号様
式)が必要です。
⑦ 工 事 完 了
工事が完了した際は、必ず工事完了報告書(要綱様式第2号)を
提出してください。
-2-
4 申請に必要な書類
添付図書等
部
数
内
容
等
①認定申請書
正・副
規則第1号様式
②委任状
1部
申請者が手続きを他者に委任する場合
③確認済証の写し
1部
確認済証の写し
④適合証
原本・写し
登録住宅性能評価機関の技術的審査を受けた場合
⑤設計内容説明書
2部
住宅の構造及び設備が長期使用構造等であることの説明
⑥付近見取図
2部
方位、道路及び目標となる地物
⑦配置図
2部
方位、敷地境界線、敷地内における建物の位置、申請に係る建築
物と他の建築物との別及び配管に係る外部の排水ますの位置
⑧仕様書(仕上げ表)
2部
部材の種別、寸法及び取付方法
⑨各階平面図
2部
方位、間取り、居室の寸法、階段の寸法及び構造、廊下及び出入
口の寸法、段差の位置及び寸法、壁の種類及び位置、通し柱の位
置、筋かいの種類及び位置、開口部の位置及び構造、換気孔の位
置、設備の種別、点検口及び掃除口の位置並びに配管取出口及び
縦管の位置
⑩床面積求積図
2部
床面積の求積に必要な建築物の各部分の寸法及び算式
⑪立面図(2面以上)
2部
小屋裏換気孔の種別、寸法及び位置
⑫断面図又は矩計図
2部
建築物の高さ、外壁及び屋根の構造、軒の高さ、軒及びひさしの
出、小屋裏の構造、各階の天井の高さ、天井の構造、床の高さ及
び構造並びに床下及び基礎の構造
⑬基礎伏図
2部
構造躯体の材料の種別及び寸法並びに床下換気孔の寸法
⑭床伏図(各階)
2部
構造躯体の材料の種別及び寸法
⑮小屋伏図
2部
構造躯体の材料の種別及び寸法
⑯各部詳細図
2部
断熱部その他の部分の材料の種別及び寸法
⑰各種計算書
2部
構造計算その他の計算を要する場合における当該計算の内容
⑱認定書等の写し
2部
・住宅型式性能認定書(品確法規則第41条第1項)
・型式住宅部分等製造者認証書(品確法規則第45条第1項)
・特別評価方法認定の図書、同等性確認の結果の証明書
⑲その他
2部
・居住環境に関する基準に適合することがわかる図書
(必要に応じて)
※1 図面には、縮尺を明示してください。
※2 技術的審査を受けていない場合は、⑤から⑱までの図書は3部添付してください。
※3 住宅型式性能認定等を受けた住宅は添付図書の一部を省略することができます。
※4 様式等については、本庄市役所ホームページ(http://www.city.honjo.lg.jp/)からダウ
ンロードできます。
-3-
5 申請にかかる手数料
長期優良住宅の認定申請
1
登録住宅性能評価機関による技術的審査を受けた長期
優良住宅建築等計画の場合
ア 一戸建て 1件につき 6,000円
イ 共同住宅等(床面積500平方メートル以下のもの)
1件につき 13,000円
2 1以外の場合
ア 一戸建て 1件につき 57,000円
イ 共同住宅等(床面積500平方メートル以下のもの)
1件につき 127,000円
長期優良住宅の計画変更認定申請
1件につき 前項に定める額に2分の1を乗じて得た額
譲受人の決定に伴う変更認定申請
1件につき 2,200円
認定計画実施者の地位承継の承認 1件につき 2,200円
申請
6 認定後の手続きについて
・ 認定通知書は、税制上の優遇措置を受ける場合に写しの添付を求められますので
大切に保管してください。なお、再発行等はできませんので、ご注意下さい。
・ 計画に変更が生じた場合は、
「登録住宅性能評価機関による事前審査で交付され
た適合証」を再度取得し、
「確認済証(計画変更)」とともに添付し、「変更認定申
請書(規則第3号様式)
」を提出してください。
・ 点検・補修等は、
「維持保全計画書」に基づいて定期的に行い、その記録につい
ては「建築及び維持保全の状況に関する記録の作成・保存(法第11条)」の規定
により、申請者(建築主)が必ず保管し、転売の際には、当該書類を新たな買主に
必ず引き継いでください。なお、法第12条および市要綱第7条第2項により報告
の徴収(要綱:様式第3号)を求める場合がありますが、報告が提出されない場合
は、認定が取り消されることもありますのでご注意下さい。
・ 認定申請の時点で譲受人が決定していなかった分譲事業者は、売買契約成立等に
より譲受人が決定した場合には、法第9条の規定により「変更認定申請書(規則第
5号様式)
」を提出してください。
・ 売買や相続などにより所有権を移転した場合には、法第10条の規定に基づき、
認定計画実施者の地位の承継についての「承認申請書(規則第6号様式)」を提出
してください。
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