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システムとデータベースの管理

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システムとデータベースの管理
CHAPTER
8
システムとデータベースの管理
この情報は、Service Statistics Manager が導入されているサーバの保守を担当するシステム管理者を
対象としています。次の項の作業は、Service Statistics Manager サーバ上の Windows 管理者特権を持
つユーザが実行できます。
•
データベースのバックアップと復元(P.8-3)
•
問題点および回避策(P.8-7)
この章では、次の項についても説明します。
(注)
•
データベースの消去について(P.8-1)
•
データベースのアーカイブとアーカイブ ファイルについて(P.8-2)
Service Statistics Manager サーバは、毎週日曜日に再起動します。何らかの問題が発生した場合は、イ
ンストール時に入力したアドレスに電子メールが送信されます。
データベースの消去について
データベースの消去を実行すると、古いデータがデータベースから削除され、データベースの肥大
化を抑えることができます。Service Statistics Manager のレポートでは、次の 2 タイプのデータが処
理されます。
•
集約データ:データ コレクタ(モニタ)がファイル ベースの Operations Manager データを処理
し、集約します。Service Statistics Manager は、集約されたデータをデータベースにインポート
し、90 日間保持します。データベースの消去を実行すると、90 日よりも前の集約データが削
除されます。
•
CDR データ:Service Monitor から取得される呼詳細レコードは、データベースにそのままの状
態でインポートされ、集約は実行されません。CDR データは 30 日間保持されます。データベー
スの消去を実行すると、30 日よりも前の CDR データが削除されます。
詳細については、P.3-5 の「データのロールアップと保持について」を参照してください。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
OL-12224-01-J
8-1
第8章
システムとデータベースの管理
データベースのアーカイブとアーカイブ ファイルについて
データベースのアーカイブとアーカイブ ファイルについて
Service Statistics Manager は、データベースの完全バックアップを自動的に毎週実行します。完全
バックアップでは、データベースのスナップショットとトランザクション ログ ファイルがデータ
ベース アーカイブ ディレクトリに保存され、バックアップが完了すると、以前のデータはトラン
ザクション ログから消去されます。既存のアーカイブおよびトランザクション ログは、アーカイ
ブ ジョブの開始前に一時的に保存され、バックアップ プロセスが正常に完了した時点で削除され
ます。完全バックアップには、次の特徴があります。
•
追加のディスク スペースが必要:アーカイブの実行中は、既存のアーカイブとトランザクショ
ン ログが一時的に保存され、アーカイブが完了した後に削除されます。このため、アーカイブ
ジョブを実行するには、2 つの完全なデータベース バックアップを保存できる十分な領域が必
要です。データベースをアーカイブ ディレクトリにバックアップするための十分な領域がない
場合は、電子メールで警告が送信されます。
•
バックアップ処理が失敗した場合の回復:ディスク スペースが十分にないなど、何らかの理由
でアーカイブ ジョブが失敗した場合は、元のファイルが復元され、データ損失は発生しません。
(注) 指定されたアーカイブ ディレクトリ上に、データベースをアーカイブするための十分
なディスク スペースがない場合も、電子メールによる警告が送信されます。
表 8-1 に、Service Statistics Manager データベースのアーカイブと復元に関係するファイルを示しま
す。
表 8-1
Service Statistics Manager のデータベース関連ファイル
データベース関連のファイル
およびディレクトリ
説明
storm_<hostname>.db
Service Statistics Manager のデータベース
場所:
<Installation Directory>\pw\sybase
pronto.log
場所:
<Installation Directory>\pw\sybase
BackupLocation
場所:<Installation Directory>\pw
現在のトランザクション ログ ファイル。前回の完全バック
アップ以降に発生したデータベース トランザクションが保
存されます。
データベースの最新の完全バックアップがある場所を記述
したプレーンテキスト ファイル。
(注)
BackupLocation ファイルは編集しないでください。完
全バックアップが取得されると、このファイルの内
容、および既存のすべての増分バックアップ ファイ
ルがその都度削除されます。
<Installation Directory>\pw\dbarchive Service Statistics Manager がデータベースの完全アーカイブと
トランザクション ログを毎週保存するディレクトリ。
(注)
週次の完全バックアップ以外に、データベースの完全
バックアップをコマンドラインから実行する場合は、
別のアーカイブ ディレクトリを指定できます。この
場合は、BackupLocation ファイルに記述されている
アーカイブ ディレクトリがアップデートされます。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
8-2
OL-12224-01-J
第8章
システムとデータベースの管理
データベースのバックアップと復元
データベースのバックアップと復元
Service Statistics Manager データベースのバックアップ(アーカイブ)は、日常的なメンテナンスの
一環として実行することを強くお勧めします。理由は次のとおりです。
•
ハードウェアの障害や、不適切な管理作業に対する保護手段になります。
•
古いデータをトランザクション ログから削除してログの肥大化を防止し、システムのパフォー
マンスを最適な状態に維持します。
Service Statistics Manager は、データベースを自動的に毎週バックアップします。完全バックアップ
は、pn_WeeklyJob_ArchiveDB0530 というスケジュール タスクとして実行されます。
詳細については、P.8-2 の「データベースのアーカイブとアーカイブ ファイルについて」を参照し
てください。
(注)
データベースのアーカイブによって、データの収集が中断することや、Service Statistics Manager の
プロセスが停止することはありません。
Service Statistics Manager は、pw database archive ユーティリティを使用してバックアップを実行しま
す。このユーティリティをコマンドラインで使用すると、追加のデータベース バックアップの取
得、およびデータベースの復元を実行できます。P.8-3 の「データベースの完全バックアップの実
行」を参照してください。
データベースの完全バックアップの実行
pw database archive コマンドを使用すると、Service Statistics Manager が毎週実行するデータベース
完全バックアップ以外に、データベースの完全バックアップを取得することができます。
pw database archive コマンドを実行すると、トランザクション ログ ファイルと Service Statistics
Manager データベースのスナップショットがアーカイブ ディレクトリに保存されます。アーカイブ
ディレクトリは、入力パラメータとして指定することも、プロンプトで応答として入力することも
できます。コマンドおよびオプションの書式は、次のとおりです。
pw database archive [<archive directory>] [send-email]
次のコマンドだけを入力した場合は、プロンプトが表示されます。
pw database archive
アーカイブ ディレクトリを指定するように求められ、データベースの完全バックアップが実行され
ます。
表 8-2 で、コマンドライン オプションについて説明し、重要な情報へのリンクを示します。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
OL-12224-01-J
8-3
第8章
システムとデータベースの管理
データベースのバックアップと復元
表 8-2
データベース アーカイブ コマンドの引数
コマンドライン
オプション
[<archive directory>]
説明
指定したアーカイブ ディレクトリにバックアップ ファイルを格納しま
す。
注意
このディレクトリがすでに存在する場合、その内容は上書きさ
れます。警告は表示されません。詳細については、P.8-5 の「(オ
プション)新しいデータベース完全バックアップを作成する前
の既存バックアップの保存」を参照してください。
(注)
データベースは、データベースのディスクとは別のディスクに
アーカイブすることをお勧めします。たとえば、データベースが
C ドライブにあり、他に D ドライブがある場合は、D ドライブに
アーカイブします。
pw database archive D:\tmp\archive
(注)
[send-email]
pw database archive コマンドでデフォルト ディレクトリ
(<Installation Directory\pw\dbarchive>)を指定できない場合は、別
のディレクトリを指定してください。
指定されたアーカイブ ディレクトリ上に、データベースをアーカイブする
ためのディスク スペースが十分にない場合、
電子メールで警告を送信しま
す。
例:指定ディスクへのデータベース完全バックアップの実行
次のいずれかの例に従います。
•
コマンドライン引数を指定した例:
pw database archive C:\tmp\archive
このコマンドでは、アーカイブは C:\tmp\archive に保存されます。
•
コマンドライン引数を指定しない例:
pw database archive
このコマンドの出力は、次のようになります。
About 6 MB free diskspace is needed to archive the database
D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive has sufficient space for database backup.
Do you want to specify another location to backup the database (Y/N) [Default
is n]:
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
8-4
OL-12224-01-J
第8章
システムとデータベースの管理
データベースのバックアップと復元
ここで y を入力すると、次のメッセージが表示されます。
Checking Drives to archive
Following drives have diskspace greater than 6 MB
----------------------------------------------------------------Drive
Available DiskSpace
----- ----------------------C: 7386 MB
D: 21715 MB
Enter the archive directory for Cisco Unified Service Statistics Manager
[default is D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive ]:
Pressing Enter produces the following result:
Taking backup of the database and the transaction log ..
Backup Completed
Backup Directory is D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive
Archive log file is relocated at D:\Program
Files\CUSSM\pw\pronto\logs\dbarchive.log for administration.
(オプション)新しいデータベース完全バックアップを作成する前の既存バックアップ
の保存
既存のデータベース完全バックアップは、保管しておくことをお勧めします。理由は次のとおりで
す。
ステップ 1
•
週次のデータベース完全バックアップを手元に複数残しておくため。週次のデータベース完全
バックアップが正常に完了すると、以前の完全バックアップ ファイルは削除されます。
•
現在の週次データベース完全バックアップを、その合間に取得する完全バックアップとともに
保管しておくため。データベースの完全バックアップをコマンドラインから実行するときに、
デフォルト以外のアーカイブ ディレクトリを指定しない場合、最新の週次完全バックアップが
警告のないまま上書きされます。
Windows エクスプローラを使用して、dbarchive ディレクトリを新しいディレクトリにコピーしま
す。たとえば、次のディレクトリをコピーします。
<Installation Directory>\pw\dbarchive
コピーしたディレクトリを次のディレクトリに貼り付けます。
<Installation Directory>\pw\dbarchive01
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
OL-12224-01-J
8-5
第8章
システムとデータベースの管理
データベースのバックアップと復元
データベースの復元
(注)
•
database restore コマンドを実行すると、Service Statistics Manager のプロセスがすべて停止しま
す。復元が正常に完了した後、すべての Service Statistics Manager プロセスが開始されます。
•
トランザクション ログ ファイル pronto.log を <Installation Directory>\pw\sybase ディレクトリか
ら移動する場合は、Service Statistics Manager を再起動し、データベースの完全バックアップを
取得します。
データベースは、次のコマンドを使用して復元することができます。
pw database restore
このユーティリティは、完全バックアップ ファイルの場所を
<Installation Directory>\pw\BackupLocation ファイルから取得します。
以前の完全バックアップを使用してデータベースを復元するには、次のコマンドを使用します。
pw database restore -full
この操作によって、<Installation Directory>\pw\dbarchive ディレクトリにある storm_<hostname>.db
ファイルおよび pronto.log ファイルが <Installation Directory>\pw\sybase ディレクトリに復元されま
す。
例:完全バックアップ ファイルからのデータベースの復元
完全バックアップ ファイルを使用してデータベースを復元するには、次のコマンドを入力します。
pw database restore -full
このコマンドの出力は、次のようになります。
Restoring data can take a long time for a large system.
This requires that data collection be shutdown temporarily
while this operation takes place. Continue (y/n)[default is 'n']?
ここで y を入力すると、次のメッセージが出力されます。
Stopping SSM Server...
Successfully stopped SSM Server...
Restoring the database only using the full backup files.
Backup directory specified: D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive
Removing the existing database file storm_procis1.db and the transaction log
pronto.log
Restoring database to D:\Program Files\CUSSM\pw\sybase, please wait ...done.
Database Restored.
Stopping SSM Server...
Starting SSM Server...
Successfully brought up SSM Server...
Taking the full backup to D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive after restoring the
database.
About 5 MB free diskspace is needed to archive the database
Taking backup of the database and the transaction log ..
Backup Completed
Backup Directory is D:\Program Files\CUSSM\pw\dbarchive
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
8-6
OL-12224-01-J
第8章
システムとデータベースの管理
問題点および回避策
問題点および回避策
Service Statistics Manager を導入した環境で問題が発生した場合は、表 8-3 を参照して問題を解決し
てください。
表 8-3
問題点および回避策
問題
回避策
不正なシーケンス番号を 次のいずれかを実行して、問題を解決します。
示 す 例 外(CDR デ ー タ
• ファイルのチャンク サイズの値を大きくします。値を変更するには、Service Statistics
ファイルの転送エラー)
Manager システムの <Installation Directory>\pw\custom\conf ディレクトリにある
pronet.conf ファイルを編集します。pronet.conf ファイルを開いて、次の作業を行います。
− pronet.apps.filetransfer.chunksize プロパティを検索します。このプロパティのデフォル
ト値は、300 KB です。
− この値を大きくします。ファイル チャンク サイズは、500 KB を超える値にするこ
とはお勧めしません。
•
Service Monitor のモニタのポーリング期間を Service Statistics Manager で 5 分に短縮しま
す。Service Monitor モニタのポーリング期間は、デフォルトでは 15 分です。ポーリング
期間を短縮すると、1 回のポーリングで転送される CDR データの量も削減されます。こ
の手順については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)にお問い合せください。シ
スコとサービス契約を交わしていない場合は、組織の経理責任者または代理店にお問い
合せください。サポート オプションの詳細については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/go/services
Jserver サーバによるメモ pnjserver.conf の MaxHeap の値を変更して、Jserver の最大ヒープ メモリを大きくします。
リの枯渇
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
OL-12224-01-J
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第8章
システムとデータベースの管理
問題点および回避策
表 8-3
問題
問題点および回避策(続き)
回避策
SSM Agent によるメモリ
の枯渇
(注)
通常、メモリを使い果たす可能性があるのは Operations Manager システム上の SSM
Agent です。
この問題を解決するには、SSM Agent の最大ヒープ メモリを大きくするか、負荷を複数の
SSM Agent に分散します。
最大ヒープ メモリの増量
SSM Agent の最大ヒープ メモリを大きくするには、次の手順を実行します。
1. SSM Agent がインストールされているシステム上で、
<Installation Directory>\agent\pronto\conf\pnagent.conf ファイルを編集用に開きます。
2. MaxHeap および LOCMaxHeap の値を変更します。
複数の SSM Agent での負荷の分散
同じ Operations Manager システム上で、複数の SSM Agent に負荷を分散することもできます。
負荷を分散するには、次の手順を実行します。
1. Operations Manager システム上に、別のポートを使用する追加の SSM Agent をインストー
ルします。これらのエージェントに割り当てるポート名を書き留めます。この名前は、
次のステップで必要になります。
2. Service Statistics Manager システム上で自動検出をイネーブルにして、Operations Manager
にインストールした追加の SSM Agent が検出されるようにします。イネーブルにするに
は、pronet.conf の内容を次のように変更します。
− pronet.ssm.useadditionalomagents = true
このフラグは、自動検出をデフォルト Operations Manager SSM Agent 上の Operations
Manager モニタのすべてには適用しないことを指定します。
− pronet.ssm.omagent.default.monitors = MonitorUniqueName1, MonitorUniqueName2, etc.
このフラグは、デフォルトの Operations Manager SSM Agent に展開されるモニタを指
定します。
− pronet.ssm.omagent.1.port = 13133
− pronet.ssm.omagent.1.monitors= MonitorUniqueName3, MonitorUniqeName4
これらのフラグは、SSM Agent で使用されるポート番号、および SSM Agent に展開
されるモニタを指定します。
追加する SSM Agent ごとに、これらの 2 つのプロパティを追加し、プロパティ名の
数値を変更して一意なものにします。たとえば、SSM Agent を 3 つ追加する場合は、
プロパティが 3 セットあります。次の例では、プロパティ名の数値を 1 ずつ増分し
ています。
pronet.ssm.omagent.1.port = 13133
pronet.ssm.omagent.1.monitors= MonitorUniqueName3, MonitorUniqeName4
pronet.ssm.omagent.2.port = 13134
pronet.ssm.omagent.2.monitors= MonitorUniqueName5, MonitorUniqeName6
pronet.ssm.omagent.3.port = 13135
pronet.ssm.omagent.3.monitors= MonitorUniqueName7, MonitorUniqeName84
3. 自動検出を開始します。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
8-8
OL-12224-01-J
第8章
システムとデータベースの管理
評価ライセンスの使用法
表 8-3
問題点および回避策(続き)
問題
回避策
SSM Agent を再起動した
後、一部のモニタが、ロー
ドされた SSM Agent 上で
のデータの収集を停止す
る
エージェント コントローラ プロセスは、エージェントがポーリング要求に応答しない場合、
エージェントを接続解除します。ロードされた SSM Agent は、エージェント コントローラか
らのポーリング要求に応答しない場合があります。
この問題を解決するには、ポーリング期間に関係する値を(次の手順に従って)大きくし、
この表の 1 つ前の行にある P.8-8 の
「複数の SSM Agent での負荷の分散」
の手順を実行します。
ポー リ ング期間に関係する値の増加
Service Statistics Manager システム上の pronet.conf を編集用に開いて、次のプロパティの値を
大きくします。
Service Statistics Manager
デ ー タ ベ ー ス へ の CDR
データのロードが、読み
取りタイムアウト例外に
よって失敗する
•
pronet.apps.agent.pollperiod:Service Statistics Manager システム上のエージェントのポーリ
ング期間を延長します。
•
pronet.apps.agent.pollperiod.allowednoreplies.tcp:エージェントのポーリング中に許容され
る No Replies の数を増やします。
•
pronet.apps.agent.pollperiod.initnoreplies:エージェントの初期化中に許容される No Replies
の数を増やします。
この問題が発生する可能性があるのは、次の場合です。
1)SSM_CDR_TABLE または SSM_CMR_TABLE に対して、Sybase Interactive SQL などの SQL
ツールを使用して SQL クエリーを実行し、ツールを閉じていない。
2)同時期に、CDR レポートの生成が実行されている。
ケース 1 の解決策:
開かれている Sybase Interactive SQL またはその他の SQL ツールを閉じます。
ケース 2 の解決策:
Service Statistics Manager システム上の pronet.conf を編集用に開いて、次のプロパティの値を
変更します。
•
pronet.agentcontroller.ssm.dim.DBStatementExecTimeoutInSeconds:データベース文の実行に
関するタイムアウト期間を延長します。このプロパティの値を -1 に設定した場合は、
データベース文の実行にタイムアウトが設定されません。
•
pronet.agentcontroller.ssm.dim.LoadDBRetries:再試行の実行回数を増やします。
•
pronet.agentcontroller.ssm.dim.LoadDBRetryWaitTimeInSeconds:再試行を開始するまでの適
切な待機時間を設定します。
評価ライセンスの使用法
評価ライセンスを利用している間は、ライセンスが期限切れになるまでの残り日数を示すメッセー
ジがログイン時に表示されます。ライセンスが期限切れになると、最後のメッセージが表示されま
す。製品をご購入いただいた後、ライセンス ファイルを取得して Service Statistics Manager システ
ムにインストールするまでは、Service Statistics Manager を使用できなくなります。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
OL-12224-01-J
8-9
第8章
システムとデータベースの管理
ライセンスの入手方法
ライセンスの入手方法
正常な運用のためには、Service Statistics Manager のライセンスが、関連する Operations Manager の
ライセンスと同数以上の電話機をサポートしている必要があります。Service Statistics Manager でサ
ポートされる電話機の台数を増やすには、追加分のライセンスをご購入ください。Service Statistics
Manager のライセンス ファイル、または電話機のサポート数を増やすためのライセンス ファイルを
入手し、インストールするには、次の手順を実行します。
(注)
Service Statistics Manager または追加ライセンスをご購入いただくと、Product Authorization Key
(PAK)がお手元に送付されます。PAK は、ソフトウェア権利証明書に記載されています。
ステップ 1
Service Statistics Manager のインストール先サーバの MAC アドレス、および製品ご購入時に受け
取った PAK を使用して、製品を登録します。次の URL を参照して、ライセンス ファイルを入手し
ます。
http://www.cisco.com/go/license
(注)
このページでは、ログインするように求められます。ログインするには、Cisco.com の登録
ユーザである必要があります。
ログインすると、製品登録のための多くのフィールドに、シスコ ユーザ プロファイルの情報が自
動的に入力されます。ログインでは、大文字と小文字が区別されます。ライセンス ファイルは、登
録時に入力した電子メール アドレスに送信されます。
ステップ 2
Service Statistics Manager サーバの <Installation Directory>\pw\licenses\cisco\etc\licenses ディレクトリ
に、新しいライセンス ファイルをコピーします。
ステップ 3
次の手順でサーバを再起動します。
a. Start > All Programs > Cisco Unified Service Statistics Manager Server > Stop Server を選択します。
b. Start > All Programs > Cisco Unified Service Statistics Manager Server > Start Server を選択します。
Cisco Unified Service Statistics Manager ユーザ ガイド
8-10
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