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根崎・寺ノ上遺跡の解説 [PDFファイル/259KB]
根崎遺跡は、JR内房線長浦駅から南東へ 0.7 ㎞の蔵波川下流域の南岸に位置し、標高 30~34mを測り ます。宅地造成に伴い平成4年に発掘調査が実施され、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての住居跡 67 軒が検出されました。古墳時代中期住居跡は4軒で、このうち、SI015 からは鏡片垂飾品が出土して います。復元径約 7.3 ㎝の銅鏡を半分ほどに割り、勾玉状にして、孔をあけ、紐などで首から掛けたペン ダントです。 調査区全景 切り合っている弥生時代後期住居跡 弥生時代後期の住居跡 古墳時代中期住居跡の土器出土状況 寺ノ上遺跡は、根崎遺跡の南側の台地に位置し、弥生時代後期の住居跡1軒、方形周溝墓4基などが発 見されました。このうち、方形周溝墓の S005 からは、お墓に供献された壺が出土しています。 弥生時代後期の方形周溝墓 方形周溝墓の土器出土状況