...

平成 27 年度事業報告書 Ⅰ.事業の概況

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

平成 27 年度事業報告書 Ⅰ.事業の概況
平成 27 年度事業報告書
(自)平成 27 年 4 月 1 日~(至)平成 28 年 3 月 31 日
Ⅰ.事業の概況
1.事業の経過及び成果
1.ライフステージに合わせたサービス提供
工房夢ふうせんアネックスの国庫補助協議が採択され、整備を進めることが出来る運びと
なった。入札の結果、株式会社三和住建に建築を依頼し、10 月に着工した。年度内に 70%の
出来高を達成した。平成 28 年 5 月末で竣工、6 月 1 日引き渡しを予定している。同時にアネ
ックスへ移行するための風グループの活動内容等の検討も同時に行った。特に特殊浴槽を整
備するので、多摩療護園を併用利用している方たちにご協力いただき、入浴実習を実施し
た。その他引っ越しのスケジュール等の検討も行った。
第 2 夢のいえについては物件探しを行った。4LDK 以上・100 ㎡前後の物件を中心に不動
産屋に問合せを行ったが、そのような目的では貸すことが出来ないといった理由で断られる
ことが数件あった。また、地域協定を結んで共同住宅を建てることが出来ない地区なども有
り、ふさわしい物件を見つけるには至らなかった。
2.自立生活の支援~今日来て良かったと思える施設づくり~
4 月に「日野市障害者生活・就労支援センター」がオープンし、パンやお菓子その他自
主製品を納めて販売してもらい、夢ふうせんの製品を PR することが出来た。その中の「と
れわーく」のスペースを活用して、普段とは違う環境、少人数の静かな環境という利点を
活かして作業を行うといったことをうみグループで取り組んだ。また 12 月の障害者週間
の際には絵画や詩など利用者の作品を展示していただき、作業以外のことでも活用して、
幅を広げることが出来た。ひののめぐみ焼きカレーパンについても日野市のシティーセー
ルスのためのイベントに参加して、障害者の働く力の発信にも協力することが出来た。そ
らグループでは「豊田じぞう宅配便」事業に週 1 回携わり始めた。地域で買い物に不自由
している高齢者の方の買い物を代行するという事業で、毎回 2 名の利用者と職員で行って
いるが、外に出て直接感謝の言葉を伝えられるなどやりがいを持って作業に当たっている。
2020 年に開催が決定した東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日野市として障害
者スポーツを盛り上げていくという方針から、市の紹介で障害者スポーツにも取り組み始
めた。生活介護グループにおいては、スポーツ指導員が夢ふうせんに来てハンドロウルや
ボッチャといった協議の指導を 2 か月に1回実施した。就労継続支援 B 型グループの希望
者に対しては、東京ベルディのスポーツ体験教室へ月 2 回参加する機会を提供した。スポ
ーツに夢中で楽しそうに取り組んでいる姿が見られ、活動の幅が広がった。
職員の資質向上ということで研修にも積極的に取り組んだ。人事考課の面談の時に希望
の研修について確認し、それに沿って外部研修に参加した。またそれを内部研修というこ
とで全体研修の時に報告することにも取り組んだ。
1
3.信頼いただける施設運営
通信は年 4 回発行した。行事や外出の様子を中心に報告した。ホームページに関しても活
動報告やお知らせ記事を中心に更新した。新しくアネックスの建築の様子を報告するページ
を新たに追加した。
平成 26 年度の第三者評価指摘事項について、BCP を作成し、防災委員会で確認作業を行
った。タコ足配線については、床に直接電源タップを置くと埃がたまりやすくなり発火する
原因になるということで、机の上に置くようにした。全てのグループで出来ていないので、
順次進めていく。グループ間の職員実習については未実施であった。日頃の業務に追われ、
調整することが出来なかった。
市内の福祉ニーズについては、相談支援事業所が少ないこと、重度心身障害者の放課後等
デイサービスがないこと、移動支援を担う居宅介護事業所が少ないことが保護者の声や自立
支援協議会の会議の中で出されていた。
4.開かれた施設運営
平成 27 年度について、これまでのような大規模なバザーは行わず、後援会によるイベント
の日とした。防災に関する啓発として「イザ・カエルキャラバン」と保護者有志によるミニ
バザーを行った。旧かざぐるまの家について、アネックスの事業開始後速やかに日野市に土
地を返還しなければならないので、今後これまでのように大量のバザー品を保管する場所が
無くなる。今後のバザーについて、保護者と後援会事務局、夢ふうせんとで話し合いを持っ
た。その結論としては、
「夢ふうせん関係者が一堂に会してお祭りを楽しみながら親睦を深め
るとともに、地域の方に夢ふうせんの存在をPRする」という目的でイベントを実施し、そ
の検討をしていくこととなった。
旭が丘商工連合会に加盟し、旭が丘中央公園で行われる夏祭りやたきび祭に出店、参加し
た。また、第四中学校の職場体験事前学習のための事業所紹介に参加し、施設の紹介をする
機会を得た。祭りの準備を手伝うなどする中で地元企業の方たちとの関係づくりができ、利
用者の皆さんが祭りに参加するという楽しみの機会も増えた。
1-2.今後の課題
アネックス開設の準備
5 月末日に竣工し、6 月 1 日引き渡し、8 月 1 日開所のスケジュールで準備を進めてい
る。風グループで引越しの準備や入浴についての話し合いをしてイメージ作りをしている
ところ。入浴が入ることで活動の内容が大きく変わるので、その対応と平成 29 年 4 月の
新規利用者受け入れがスムーズに行えるよ、スタッフの補充や事前の準備を進めていかな
ければならない。
風グループの使っていた「作業室 6」についてどのように活用していくかプロジェクトチ
ームにおいて検討して行く。特に利用者の高齢化・重度化に対応できるグループの創設が
必要ということは共通で認識しているところである。合わせてプロジェクトチームにおい
ては利用者の作業の見直しと売り上げを上げていく方策についても検討する。
第 2 夢のいえの整備
グループホームの物件探しについては積水ハウスで「建て貸方式」というグループホームの
2
整備を行っており、それを活用していくことで話を進めている。夢ふうせんの建物や契約に関
する条件を踏まえて土地活用したいオーナーを積水ハウスが探し、建物を建てるところまで行
う。後は夢ふうせんとオーナーが賃貸借契約を結ぶというやり方である。夢ふうせん内でのグ
ループホームに対するニーズは高まっているので、なるべく早くに整備できるようこの方法を
中心として整備を進めていく。
Ⅱ工房夢ふうせん
1.主要な事業内容
当法人は工房夢ふうせんが障害者総合支援法により指定障害者福祉サービス事業の指定を受
けている。工房夢ふうせんでは利用者の適性を勘案し、6 つのグループ(風、そら、うみ、弁
当、パン、カフェ・シェーヌ)に編成の上、生活介護、就労継続支援 B 型事業として、福祉サ
ービスを提供した。
2.主要な事業所
工房夢ふうせん
東京都日野市旭が丘2-42-12
3.利用者の状況(平成 28 年 3 月 31 日現在)
区分
グループ
男
女
合計
生
活
介
護
風
8
6
14
そら
13
11
24
うみ
11
8
19
パン
4
10
14
弁当
1
5
6
2
2
42
79
支
援
B
型
就
労
継
続
シェーヌ
37
合計
4.職員の状況(平成 27 年 3 月 31 日現在)
職名
常勤
施設長
1
非常勤
1
相談役
職名
常勤
非常勤
生活支援員
14
9
職業指導員
4
7
事務長
1
管理栄養士
1
サービス管理責任者
3
調理員
13
事務員
1
運転手
8
看護師
1
1
1
医師
25
合計
41
各グループ職員配置(平成 27 年 3 月 31 日現在)
グループ
利用者
常勤職員
非常勤職員
常勤換算
風
14
6
2
7.4
そら
24
5
3
7.3
3
うみ
19
4
4
6.7
パン
14
3
4
5.1
弁当
6
1
シェーヌ
2
合計
79
1.0
19
2
0.8
16
28.3
5.職員の研修状況
研修名
参加日
参加者
1
傾聴訓練ベーシックコース
5 月 13 日
寺谷
2
脳性まひの摂食嚥下機能
5 月 15 日
福岡
3
支援力を高める~合理的配慮とアンガ-マネージメント
5 月 23 日
小川
4
グループで学ぶ人間関係作り 18 のコツ
5 月 24 日
寺谷
5
在宅でのフィジカルアセスメント
5 月 28 日
上野
6
さをり織指導者養成講座~障がいという個性を生かした働き方
5 月 31 日
岡野・村
の提案~
7
川・小川
次世代リーダーの期待されるやりがいの提供と人が育つ組織文
6月3日
浅野
化を作るノウハウ
8
七生特別支援学校公開
6月3日
村川・石垣
9
いま問われる社会福祉法人のガバナンスの構築、公益的役割に
6月4日
浅野
6月5日
福岡
6 月 11~12 日
福岡
ついて
10
摂食嚥下
11
初任者研修
12
摂食嚥下とソフト食
6 月 14 日
片山
13
医療の基礎知識
6 月 21 日
片山
14
人を育てるための「指導力向上セミナー」
7 月 22 日
小川・笠原
15
言葉の育ちを支援する
7 月 30~31 日
松田
16
基礎から学ぶ発達障害、知的障がい
8 月 1~2 日
村川・高橋
17
リスクマネジメント
9月9日
浅野
18
Food service solution 2014
9 月 10 日
平林
19
企業経営者から学ぶ
9 月 12 日
浅野
20
社会福祉事業従事者人権研修 1
9 月 17 日
笠原
21
中核人材養成研修
10 月 15~16 日
櫻本
22
論理的思考とコミュニケーション
10 月 16~17 日
浅野
23
労働基準法などに関する基礎研修
10 月 30 日
浅野
24
社会福祉法人は今何を問われているのか
10 月 29 日
浅野
25
センター方式シートの活用を通した利用者一人一人の理解と人
12 月 12 日
荻原
1 月 23 日
浅野
1 月 24~25 日
寺谷
解剖と生理
事故処理と初期対応
素材の力
カネボウからクラシエへ
権を尊重した支援
26
医療、介護経営者向けビジネスセミナー
27
リーガルソーシャルワーク研修
4
28
施設長の為の社会福祉法人会計入門研修
2月2日
浅野
29
看護師が知っておくべき胃瘻ケアのコツ
2月7日
上野
30
第 2 回社会貢献事業に関するセミナー
3月6日
浅野
31
Food service solution 2015
3 月 10 日
平林
6.実習生・ボランティアの受け入れ
月
日
月
日
目的
名前・所属
人数
性別
受入れグループ
8
25
~
9
8
保育士養成
明星大学
1
女
うみ・そら・風・パン
11
11
~
11
27
社会福祉士受験
NHK 学園
1
女
うみ・そら・風・パン
2
9
~
3
19
社会福祉士受験
高崎福祉医療
1
女
うみ・そら・風・パン
2
19
社会福祉士受験
明星大学
1
女
弁当
7
30
~
8
10
夏の体験ボランティア
8
うみ・そら・風
4
1
~
3
31
一般ボランティア
214
うみ・そら・風・パン
7.特別支援学校実習生・見学者受入れ
月
日
月
日
学校名
学年
6
10
6
21
七生特別支援学校
高3
6
11
八王子東特別支援学校
高1
6
18
八王子東特別支援学校
高3
9
27
七生特別支援学校
高1
10
16
~
10
24
七生特別支援学校
高3
11
5
~
11
15
七生特別支援学校
高2
11
13
~
11
14
八王子東特別支援学校
高2
11
21
~
11
22
八王子東特別支援学校
高3
1
17
七生特別支援学校(夢のいえ)
高3
3
5
多摩桜の丘学園
高2
~
~
6
21
人数
46
延べ人数
5
性別
8.職場体験受け入れ
月
日
中学校名
人数
受入グループ
9
18~19
日野第 4 中学校
3
そら・うみ・風
9
25~26
平山中学校
2
うみ・風
日野第 1 中学校
2
そら・うみ
6~7
11
11
延べ人数
9.理事会開催状況
理事会
回数
日程
評議員会
出席者
議題
回数
数
1
5 月 23 日 6 名
日程
出席者
数
平成 25 年度事業報告
1
5 月 23 日 11 名 平成 25 年年度事業報告
平成 25 年度決算
2
6 月 27 日 4 名
議題
平成 25 年度決算
工房夢ふうせんアネックスの
2
10 月 31 日 13 名 平成 26 年度上期決算
3
2 月 27 日 10 名 平成 26 年度補正予算
建築資金の一部福祉医療機構
からの借り入れについて
3
10 月 31 日 6 名
平成 26 年度上期決算
平成 27 年度事業計画
平成 27 年度予算
諸規定の改正
4
2 月 27 日 6 名
平成 26 年度補正予算
平成 27 年度事業計画
平成 27 年度予算
諸規定の改正
10.委員会活動
防災委員会
実施内容
・毎月 1 回会議を実施
・設備点検(2 回/年)
・落ち葉清掃(2 回/年、台風等の前日)
・防災備品確認(2 回/年 適宜補充・交換を行う)
・防災訓練実施(3 回/年)
会議内容
4 月 年間スケジュール確認、各担当振り分け、各グループ名簿作成
新規利用者防災頭巾持参の依頼。
6
5 月 マニュアル作成・6 月防災訓練内容検討・備品確認
6 月 防災訓練実施(6 日)
防災訓練反省、マニュアル作成
7 月 8 月防災訓練内容検討(第七幼稚園園庭を避難先として計画を立てる)
8 月 8 月防災訓練内容確認、マニュアル作成、設備点検、普通救命講習日時決定し消防署に
依頼
防災訓練実施(22 日)…園庭を園児が利用していた為、事務所軒下避難に変更した
9 月 設備点検、8 月防災訓練反省、11 月講習会打ち合わせ、マニュアル提出
10 月 備品確認(医薬品以外)、11 月講習会打ち合わせ
11 月 講習会タイムスケジュール等確認、2 月防災訓練日時決定
普通救命講習(26 日)
12 月 落ち葉清掃、2 月避難訓練内容検討(2 階食堂からの避難)
1 月 2 月避難訓練について、来年度購入予定の備品確認
2 月 設備点検、避難訓練内容確認
3 月 1 年のまとめ、反省、来年度実施事項等確認
来年度に向けて取り組むべき課題
・近隣自治会や施設等地域との連携をどのようにとっていくかを継続的に検討する
・防災委員の業務(防災訓練・設備点検・備品点検・落ち葉清掃・年間スケジュールを含む委
員会業務)5 点のマニュアル作成
・職員だけの訓練の時間が取れないので、
委員会報告 医療的ケア検討委員会
医療的ケア検討委員会:
平成 27 年 4 月 24 日(金)第 14 回
(H27 年度
医療的ケア指導医健診:ご家族同席)
平成 27 年 12 月 25 日(金)第 15 回
平成 27 年 4 月 24 日(金)
指導医健診:A・T 氏(ご家当族同席し体調確認・主治医指示書確認)
議題
(1) A・T 氏緊急時対応について、ご家族の意向の確認と指導医より助言あり
→具体的な緊急連絡体制表については、途中段階で、最終的な確認は未承認
(2)特定行為従事者養成検討:対象利用者体調安定されず未定となる
特定者研修を予定する職員の基礎研修(重度障害児・者の障害及び支援・事故防止に関する研
修)を事前に受講する→1 名リーダー職員受講終了
常勤看護師→医療集中研修受講終了
(2) 平成 27 年度以後の新利用者状況予測と見通し他;
◎H28 年度、八東特別支援学校卒業予定者で、気管切開ケアの実習生受け入れ
→実習受け入れ、今後について、卒後の利用希望も出されている
◎日野市島田医療支援の年間枠を使っての職員全体研修や指導看護師派遣の検討
→今後、当所での利用者増、一方で、高齢化、身体機能低下、実行機能低下・認知症状等を予
測される。また、他グループにも車椅子座位の利用者や医ケア利用者が在籍する可能性も考え
7
られるため、全体で医療の必要な利用者についての理解を深める必要があるとのことで、検討
したが、(今年度は、第 3 号研修特定者への医ケア研修養成進まず)実施なし。
→日野市医療支援枠の有効利用については検討可能とのこと(日野市障害福祉課)
→H28 年度は、島田医療支援枠は先方の人員の都合もあり、訪問回数現状より減る見込み
→H29 年度(新舎にて新利用者受け入れ)時も、訪問回数は H28 年度より増えることは難しいと
回答あり
(3) 感染症対策について:利用者感染性胃腸炎および消化器症状軽快後の食品作業従事許可証
についての再考
当施設の場合は、現在は、感染症マニュアルに、上記記載あり対応しているが、症状消失後
48 以後であれば利用再開可など検討可能か?
(医師意見):臨床症状消失、第 3 者医師による判断(現状のマニュアル通り)、上記手順でよい
と思われる。
平成 27 年
12 月 25(金) 医療的ケア検討委員会
(1)平成 27 年度医療的ケア利用者の実施状況報告及び状態報告
(2)急変の可能性のある利用者、週末期について、緊急時の 当所での対応について
※行った委員会の回数、内容等記入してください。
来年度へ向けて取り組むべき課題
医療的ケア検討委員会:
《現状及び確認事項》
研修計画として平成 25 年度末の委員会、26 年度 4 月委員会では、平成 28 年度中の第 3 号研修
受講、もしくは、27 年度後半?に研修受講していく方向とのことで検討してきた。新施設(新
事業) 計画進行との関連で、26 年度途中に施設長より来年度(平成 27 年度前半に第 3 号研修受
講)へ繰り上げる方向の方針が出され、平成 26 年 12 月よりスケジュール等詳細について再検
討してきた。しかし H27 年度対象利用者の体調が安定せず、状態悪化あり、現状では、最終的
に第 3 号研修を実施するに至らない状況である
その他・今後の課題
検討事項として、今後施設規模が拡張されるが、医療度の高い利用者の通所希望があった場合
に、受け入れについてどのように考えるか、また、どのような体制での受け入れを検討するか
給食委員会
給食会議
7 月 31 日:6 月までの 1 食単価確認。アレルギー対応食確認。今後の予定確認他。
8 月 20 日:保護者試食会結果報告。アレルギー対応食確認。今後の予定確認他。
9 月 20 日:実習生受入による食数増の確認。今後の予定確認他。
10 月 17 日:お茶の準備の仕方の確認。今後の予定確認他。
11 月 28 日:次年度実施予定の嗜好調査について。今後の予定他。
2 月 27 日:再調理についての確認。新入所者の確認。嗜好調査について。
3 月 27 日:蒸しパンの誤飲事故について。新入所者の確認。今後の予定確認他。
8
来年度に向けて取り組むべき課題
・嗜好調査を実施して利用者の好みの傾向を把握し、献立づくりに活かしていく。
・再調理の形態の確認、アレルギー対応に確認、食べにくいメニューの確認など、安全に食べ
ることが出来るように引き続き確認を怠らないようにする。
広報委員会
実施内容
・年間 4 回の通信発行
・ホームページの更新
25 号(6 月 4 日発行)
27 年度入所式、26 年度決算、ロータリー交流会、ひののめぐみ焼きカレーパン報告
26 号(9 月 6 日発行)
夏祭り報告、外出報告、作業報告、後援会イベント告知
27 号(11 月 28 日発行)
後援会イベント報告、旅行・外出特集、ひののめぐみ焼きカレーパン報告
28 号(3 月 20 日発行)
ユニバーサルスポーツイベント報告、外出等行事報告、助成報告、障害者スポーツ体験教室
報告、ご寄附御礼
来年度に向けて取り組むべき課題
・社会福祉法人の経営の透明性が求められているので、通信・ホームページを通じて積極的に
情報を開示していく。
・作業や活動で必要な物品の購入の支援を後援会に依頼し、そのことをきっかけとして会員が
ふえるように通信・ホームページを通じてお願いしていく。
・ボランティア紹介など新しい企画記事も掲載する。
11.サービス内容について
パングループ
① 作業報告
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
製パン
・パン製造・仕込み、ラスク・スコーン等製造・販売
・製造と支援のバランスが課題。また、製造部と販売部の分離の必要性、現在は兼務せ
ざるを得ない状況。
製菓
・クッキー、ケーキ(パウンド、チーズ、チョコ等)製造・仕込み
・製品管理と在庫の調整
販売
・松が谷高校・七生福祉園・日野自動車・日野高校・日野市社会福祉協議会等
・販売にかかわることが出来る職員の養成。外部販売での売り上げが落ちているので、
積極的にイベントに参加するなど改善を図る。
配達
・カフェ・シェーヌ、石川サービスエリア上り・下り、日野第一小学校、日野第六小学
校、日野市生活・就労支援センター内わーく・わーく、カフェ・グリーン
9
・販売と重なった際の人員の確保
② 行事報告
5 月 17 日(土)中央公民館にて公民館まつりに参加。製品の販売を行っ
公民館まつり
た。
就労継続 B 型宿泊
8 月 28(木)・29 日(金)弁当・シェーヌと合同で栃木方面にて1泊旅行
旅行
を実施。
就労継続 B 型忘年
12 月 26 日(金)弁当・シェーヌと合同で南大沢にて昼食・カラオケを行っ
会
た。
リズム体操
毎月第1水曜日に希望者のみ参加。
市内学童クラブ注
市内学童クラブからの注文を受け配達を行った。
文
③ 次年度へ向けて取り組むべき課題
・外部販売の売り上げを伸ばすことと参加イベントの整理
・利用者の業務分担・作業量の見直し・パンと菓子作りの利用者配置の見直し
・販売体制の検討。
・各業務のマニュアル作成。
弁当グループ
① 作業内容
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
配食準備・
・配食準備・盛り付け・仕込みを行う。
盛り付け
・個々での作業だが、お互いに協力し合う事で時間が短縮出来る様に声掛けをして
行く。
仕込み
・給食の仕込みと高齢者弁当の野菜を切る仕込みを行う。
・高齢者用は食べやすさ・見栄えが必要で同じ大きさや長さをそろえて切る為、切
る事が出来る利用者が限られているので、現在切る事の難しい利用者も給食の仕込
みを練習台にし、見本通り切る事を目標に行っている。
片付け・清
正しく収納し、きれいに洗って濯ぐ作業や、仕込み後の台の上の片づけを行った。
掃
綺麗に洗えて濯げる利用者が限られているので、練習を行いたいが職員が 1 対 1 で
見守る事が出来る日が少ない為、なかなか練習が出来ない。
室内ほうき掛け・雑巾がけ・消毒・2 階食堂清掃・2 階トイレ清掃・靴箱の清掃を
行った。隅々まである程度綺麗に掃除できる利用者が 3 人いる為、他利用者 3 人と
2 人組で清掃の仕方を練習している。毎日すべてを職員が確認することが出来ず、
早く掃除が終わってしまう事も有るので、毎日全部ではなく確認する場所を決め丁
寧に掃除が出来る様にしたい。
ダンボール
・布カバーのミシン作業及びゴム通し、仕上げの糸切。
コンポスト
・すずかけの家からの注文に備え、40 枚ほどをストックしている。利用者の作業
の布カバー
に対する力量が徐々に上がっている。布のコストが上がっているため、古布の利用
10
の作成
を考える。
日野産食材
わーく・わーくを通じて、株式会社 MNH からの依頼で日野産のいちごやトマトを
の一次加工
ピューレに加工。かりんとうや飴に製品化されている。またルバーブと言われるハ
ーブの栽培を手掛けるみちくさ会(女性農業者の会)より依頼を受けて、ルバーブを
ジャムに加工して納めている。
② 行事報告
就労継続支援 B 型
8 月 28(木)・29 日(金)パン・シェーヌと合同で栃木方面にて1泊旅行
宿泊旅行
を実施。
就労継続支援 B 型
12 月 26 日(金)パン・シェーヌと合同で八王子にて昼食・カラオケを行っ
忘年会
た。
映画鑑賞
やまばと(地域活動支援センター)の交流事業(映画鑑賞等)を通して他事
業所との交流を深めた。
毎月第 3 水曜日に希望者のみ参加。
リズム体操
③
次年度へ向けて取り組むべき課題
・利用者の高齢化が進み、作業内容の見直しが必要
Café シェーヌ
① 作業報告
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
フロア接客
・水出し、オーダー配膳準備、配膳、下膳など。
・混雑時、オーダーの順番を間違えたり、配膳準備に正確さが欠けることがあっ
たり、接客の挨拶も出ないことがあった。配膳チェック表を作成し、間違えない
ようにすることや気持ちの良い接客態度が取れるようにしていくことが課題。
厨房調理補助
・食器洗い・調理補助。
・職員からの指摘がなくとも確実に洗い物が行えるようにした。調理補助は、コ
ーヒー豆挽き、カレー・ミートソースの仕込み、あん計量、薄焼き卵作り等を行
った。それぞれの調理のレシピを作成し、道具の準備から片づけまで自分で確認
しながら出来るようにした。
開店閉店準備
・フロアの掃除・準備、コーヒーコーナーの準備、厨房・トイレの掃除など。
・利用者 2 人の作業の速度・時間・特性を考慮して、作業の再編成。
軽作業
・ボロ布切り、箸袋入れ、ハンコ押し、箱作り。
・利用者 2 人の作業の速度・時間・特性を考慮して、作業の再編成。状況に左右さ
れず、確実にこなせるようにする。
② 行事報告
就労継続 B 型宿泊旅行
8 月 28(木)・29 日(金)パン・弁当と合同で栃木方面にて1泊旅行を
実施。
就労継続 B 型忘年会
12 月 26 日(金)パン・弁当と合同で南大沢にて昼食・カラオケを行っ
11
た。
毎月第1か第 3 水曜日に希望者のみ参加。
リズム体操
③
次年度に向けて取り組むべき課題
・利用者が接客業としての自覚、誇りをより持てるような関わり方を探る
・利用者の業務分担・作業量の見直し
そらグループ
① 作業内容
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
DM・庁内
途切れることなくDMは請け負っており、グループの中心活動となっている。DM/
庁内業務は今後も継続しつつ、健康診断の結果から、肥満傾向という利用者が増えて
いる現状を鑑み、生活支援にも目を向けていく必要がある。また残業による職員負担
軽減や今後行う織活動を見据えて作業量の調整が必要である。
榮太樓箱詰
新たな作業としてわーく・わーくを通じて榮太樓作業に夏ころから取り組んでいる。
め
ラウンジを作業場とし、状態に応じた環境配慮を行うことで、情緒的な安定につなが
っている方もいる。時期により依頼される作業量の変動があり、安定的に一定量の作
業があることが望まれる。
織
携帯電話や名札に使用するストラップ製品を作成してバザーで販売し、好評を得た。
技術的なことや人員配置により大量の生産は難しいが、ショップゆめ他で販売できる
ように継続的に生産を行ってゆく。
② 活動・行事報告
宿泊旅行
9 月 25(木)・26 日(金)東武ワールドスクエア、宇都宮餃子館、バンダ
イミュージアムなどを見学した。
忘年会及び初詣
忘年会は、12 月 12 日(金)コニカミノルタサイエンスドームの見学とカ
ラオケを実施。初詣は、1 月 16 日(月)藤子・F・不二雄ミュージアムの
見学。
余暇活動
第 1・第 3 水曜日の午後はリズム体操とのんびり体操、絵画の時間を提供
し、新たに多摩平図書館への外出を希望選択制で行った。また夏季には七
生特別支援学校にてプール活動を行った。
外出・外食活動
年間 10 回の外出・外食活動を行った。外出活動は終日を用いて立川防災館
や高尾わくわくビレッジなどへ出かけた。外食では近隣のファミリーレス
トランやカフェ・シェーヌに出かけた。
③ 次年度へ向けて取り組むべき課題
利用者 25 名(うち車いす利用者 1 名)と増えることにより、作業室内の配置や作業の進め方、利用
者の配置を見直さなくてはならない。また車いすの方が利用されることで排泄などの身体介助に
要する時間を考慮し、個別の時間軸を用いて他利用者とともに支援が受けられるように改善する
必要がある。また利用者の健康状況を鑑み、体を動かす時間の提供が課題となっており、作業の合
間に公園へ外出する機会を増やしていきたい。
うみグループ
①
作業報告
12
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
自主製品
マーブルばんだな・しゅしゅ・一筆箋・メモ帳。プロポリスキャンディーの封入。
今後もショップイベントやバザーなどの行事前や在庫状況で作成を行っていく。
創木
中山造園のチラシ折りと封入。
廃品回収
毎週火・木のルート回収を中心に他6か所の回収を行った。収入アップのために、
近所のスーパーに依頼して、回収先の確保に努めた。
公園清掃
月7回4か所の公園清掃を行った。作業内容は主にごみ拾いであるが6月は大木島
自然公園内の一部の除草も行った。
施設内業
<階段清掃>施設北側階段を月 12 回(週 3 回)行う。内容は階段掃きと拭き。手
務
すりの拭き掃除を行った。
<北口ショップ納品>毎週木曜日の午前中に豊田駅北口にあるわーく・わーく北口
ショップへの納品を行った。
<川崎クリニック納品>毎月第1金曜日に行った。
ポスティ
日野市社会福祉協議会ボランティアインフォメーション、ショップゆめのチラシ等
ング
行った。
② 活動・行事報告
9 月 12(木)・13 日(金)日光江戸村、那珂川水遊園を見学した。利用
宿泊活動
者の重度化や高齢化に伴って、マンツーマンに近い体制を考え、安全に実
施できるようにしていかなければならない。
プール活動
七生福祉園の開放プールを利用(1 人 2 回見当)
外出活動
5、6.7、9、12、1、2、3 月の第 3 金曜日に行った。高尾山の紅葉狩りや
新聞工場の見学等を行った。
リズム体操・絵画
毎月第 1 水曜日はリズム体操、第 3 水曜日はリズム体操と絵画の選択制で
行った。
外食活動
毎月第 3 水曜日に 2 グループに分かれて行った。
③ 次年度へ向けて取り組むべき課題
・利用者の高齢化、重度化と人数が増えたことにより、外出等全員で行う活動が個々のペース
やニーズに合わせることが難しくなっているため、工夫が必要。
・体操等機能維持の時間が不十分だったため、体操などの活動を組み入れていくようにする。
・資材分別作業がなくなり、室内作業を新たに検討する必要がある。
風グループ
① 作業報告
作業種目
作業内容・今後の見通し・課題
紙作業
古紙や牛乳パックをリサイクルし、はがき、栞、絵手紙用の注文はがきの製品
化に取り組んだ。職員の欠員があった問題上、製品化することが非常に難しか
った。
アルミ缶作業
各利用者に合った補助具でアルミ缶を潰した。
13
② 活動・行事報告
夕涼み
出勤時間をずらして夕方に夕涼みにちなんだレクリエーションを行った。
宿泊活動
10 月 10~11 日、10 月 30~11 月 1 日と 2 回に分けて実施した。河口湖レ
イクホテルに宿泊。眺望のよいレストランでの食事や河口湖オルゴール館
の見学を行った。
クリスマス会
毎年恒例の合唱クラブ TFC53 を招いて、クリスマスソングや利用者が好
きな曲目の合唱を聴き、利用者も一緒に歌いながらダンスを披露した。
床屋
月 1 回理容師に来ていただき、希望者が有料で散髪した。
プール活動
七生福祉園・八王子東特別支援学校のプールを借りて行なった。
③ 今後の課題
・活動時間が増えたことやアネックス移行、特定行為従事者養成など様々な要因から活動内容や
体制作りを検討する。
全体行事報告
飛火野ロータリー
4 月 25 日(土)飛火野ロータリークラブの皆さんによるバーベキュー
クラブ交流会
を味わい、交流を図った。
旭が丘中央公園夏
7 月 28、29 日上の原自治会主催の夏祭りに出店。29 日には利用者も祭
祭り
りに参加し、売店での買い物や櫓周辺での出し物を観たりして楽しん
だ。
運動会
10 月 5 日(日)中央大学体育館にて日野市社会福祉協議会が行った運
動会に参加した。多くのボランティアに入っていただき、各競技を楽し
むことが出来た。
14
Ⅲ夢のいえ
1.主要な事業内容
平成 26 年度は 5 名の入居者が安定して生活することが出来た。またショートステイの利用
は月平均 15 日前後であった。
2.主要な事業所
東京都日野市高幡 1001-8 久野第 2 ビル 7 階
夢のいえ
3.利用者の状況(平成 27 年 3 月 31 日現在) 定員 5 名
男性
女性
合計
2名
3名
5名
4.職員の状況
職名
常勤
管理者(兼務)
1
サービス管理責任者
1
非常勤
8
世話人
合
計
2
8
5.今後の課題
第 2 夢のいえの物件探し
法人全体の課題でも触れたように、第 2 夢のいえの整備を進めていく。
余暇支援について
第 2・4 土日を開所日として日中支援を行う。普段行わない自室内の清掃、片付け、散歩
等近隣の散策を中心に行う。また、3 連休などを利用して入居者で楽しめる活動を企画して
いく。
15
Fly UP