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同報@メール 実践!Eメールマーケティングバンドル版

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同報@メール 実践!Eメールマーケティングバンドル版
『実践!Eメールマーケティング』
バンドル版
インストール&操作マニュアル
インストール&操作マニュアル
使用許諾契約書
1.本製品について
(1)「本製品」とは、同梱のCD-ROM本体、
これに収録されるプログラムおよび電子データ、取扱説明書等を意味します。
(2)本製品の著作権は、
インクリメントP株式会社および株式会社クロスキャット(以下「弊社等」
といいます。)が保有します。
本製品は、同梱の使用許諾契約書に承諾を頂いたお客様に対してその使用を許諾されるものです。お客様が、同梱の
CD-ROMのパッケージを開封された場合には、
この使用許諾契約書の条項を承諾されたものとみなされますので
ご注意ください。
2.使用許諾
弊社等はお客様に対し、
この使用許諾契約書の各条項にしたがい、
日本国において本製品を使用することのできる非独占
的かつ譲渡不能の権利を許諾します。
3.制限事項
(1)
お客様は、取扱説明書に従って本製品をご使用ください。
(2)
お客様は、パーソナルコンピュータ端末1台に限り本製品をインストールしてご使用いただき、
これ以外に本製品を複製、
改変、配布、公衆送信等しないものとします。
(3)
お客様は、本製品を第三者に譲渡、貸与、
または再使用許諾等しないものとします。
(4)
お客様は、本製品を逆アセンブル、逆コンパイルしないものとします。
4.免責
(1)弊社等は、本製品を現状有姿の状態で提供するものとし、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含む
すべての明示もしくは黙示を問わず、責任を負わないものとします。
(2)本製品の使用により、
または使用できなかったことにより生じる直接もしくは間接または結果的損害について、弊社等は
一切責任を負いかねます。
5.管轄裁判所
本契約に関する紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。
マ ニュア ル 表 記 等 に つ い て
※製品の仕様、価格、
デザインは予告無く変更することがありますので、
あらかじめご了承ください。
※この取り扱い説明書の内容ならびに使用されている画面は開発途上のものがあり、
実際の製品の画面とは若干の差異があ
る場合がありますが、
ご容赦ください。
※この取り扱い説明書の解説画面に使われている名称、E-mailアドレス等はあくまでも例として掲載しております。
実際のも
のとは一切関係がありませんのでご了承ください。
※本書を弊社に無断で、複写、
複製、
加工、
第三者への譲渡、貸与は有償、
無償を問わずできません。
※本書に記載されている社名、
商品名は各社の商標または登録商標です。
商標について
筆まめは、株式会社クレオの登録商標です。
MS、
Microsoft、
Windows、
Windows NTは米国Microsoft の社名及び登録商標です。
Intel,Pentiumは米国Intel社の社名及び登録商標です。
ActiveListBar Copyright(c)1999Sheridan Software Systems, Inc.
本書、
本製品に記載されている社名、
商品名は各社の商標または登録商標です。
梱包物につ いて
「同報@メール」
を快適にご使用いただくために
この度は、「同報@メール」 をご購入いただきまして誠にありがとうございます。
本製品は、お客様がビジネスシーンやプライベートにおいて、効率的に電子メールを活用できるよう開
発されたアプリケーションソフトです。本ガイドでは、本製品の有する特性上、お客様に特にご配慮いただ
きたい注意事項を記載させていただきます。
本製品は、一度に多数の方へ電子メールを配信する機能や多数の方の個人情報(氏名、会社名等の属
性に関する情報等)を蓄積して扱う機能があります。このため、お客様による本製品の推奨外の使用法あ
るいは誤操作、通信ネットワーク環境(プロバイダ・サーバー・通信回線等)の状況により、お客様、電
子メール受信者あるいは通信ネットワーク管理者または運営者の業務等に予期せぬ影響や損失を与える可
能性もあります。 本製品には、スパムメール対策 (メール送信を希望しない人を返信メール文中のキー
ワードから判別して次回の送信対象者から自動的に除外する機能)等様々な安全対策機能を搭載しており
ますが、お客様においても次のようなご配慮をいただいた上でのご使用をお願い申し上げます。
(1) 宛先作成時の条件設定は慎重に:
誤った条件設定をしてしまうと、想定していなかった多数の対象者にメールが送信されてしまいます。そ
の結果、そのメール受信者に迷惑をかけることになりますし、秘密を含む重要な情報を含んだメール文書
の場合には、情報の漏えいといった大きな問題に発展してしまうことも考えられます。
(2) メール送信を希望しない人もいることに配慮を:
発信者側としてはよかれと思って送信したメールも、受信者側にとっては迷惑メールと感じることもある
ものです。本製品に搭載のスパムメール対策機能や宛先作成時の条件設定機能も上手に使って、繰り返し
メールが送信されてしまうことのないように対応してください。
(3) 重要な個人情報等のデータは定期的なバックアップを:
ハードディスクの損傷などによるデータの消失は予測することができません。顧客情報など消失が起きて
は困る重要な情報は、個人情報のエクスポート機能等を使って定期的にバックアップを取ることにより被害
を予防したり最小限にとどめることができます。
(4) 通信ネットワーク環境が心配な場合は管理者・運営者に相談を:
本製品には、配信件数に応じて配信速度を自動で変化させたり、配信間隔の最小値を手動で調整したり
といったメールサーバーへの負担を軽くするための Wait タイム調整機能が搭載されていますが、お客様
がご利用の通信ネットワーク環境に心配がある場合には、その管理者・運営者へご相談ください。
(5)
「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」 について:
2002 年 7 月 1 日より「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」 が制定されました。
下記 URL の内容をご確認の上、「同報@メール」 をご使用ください。
・経済産業省 「特定商取引に関する法律施行規則の改正について」
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0002876/
・総務省の迷惑メール関係施策
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/m_mail.html
以上のようなご配慮をいただき、「同報@メール」をお客様の強力なパートナーとしてお役
立てくださいますようお願い申し上げます。
インクリメントP株式会社 〒 153-0064 東京都目黒区下目黒 1-7-1
パソコンから多数の宛先に電子メールを同時配信できるソフトです。送信対象者の属性抽出
(ex:関東
在住の30代・男性)
でセグメント化した宛先にbcc扱いにならずにメールを送ることができます。
また、
メール文章中に名前や住所などの差込が可能です。
ダイレクトメールやメールマガジンなどといった
業務用途から、
友人へのパーティー案内や年賀状メールなどの個人用途まで、幅広く利用できます。
「同報@メール」
でバッチリ解決!
ビジネスやプライベートにおいて電子メールを効率的に活用することは、
ビ
ジネスチャンスを拡げ、
コミュニケーションをより円滑にするために有効な
手段です。
「 同報@メール」は、複数の相手に対して電子メールを効率的に
送信することができる非常に実用的な「同報メールソフトウェア」です。
「メールマガジンを発行したい」
「顧客向けにダイレクトメールを送信したい」
「グリーティングメールをまとめて送りたい」
・・・でも1通1通メールを送るこ
となんてできないし・・・
情報
差込
個別情報差込
送信対象者ごとにカスタマイ
ズした文章を作成できます
送信するメールの文章中に、送信相手の名前、
会社名などの個人情報に登録した任意の情報
を差し込むことができるので、
より親近感のあ
る One To One メッセージを作成すること
ができます。
他社ソフト
連携
筆まめ、CSV読込
筆まめファイル、CSVファイル
形式のファイルを読み込みます
現在利用中の筆まめデータ、メールソフトや
データベースソフトのアドレス帳データ、エクセ
ルで作成した顧客データなどを「同報@メール」
に取り込むことができるので、現在手元にある
顧客データに対してメールを送りたい場合にも
すばやく対応できます。
また、複数のユーザー環
境ごとに顧客データベースを切り替えて使うこ
とができます。
重複
防止
2重送信防止
同じメールを2度送信しないよ
うに2重送信防止機能を搭載
一度送信した人は除外して、新規に個人情報に
追加された人のみを対象にメールを送信する
ことができます。一度送信した人のみを対象に
メールを送信することも可能です。送信を途中
で中断しても、その続きから送り出します。
HTML HTMLメール送信可能
HTMLで綺麗にレイアウトされ
メール たものを送信することができます。
H T M Lメー ルにより表 現 力 豊かなメー ルを
送信することが可能です。テキストのみのメー
ルに比 べ 高い 表 現 力でメー ルを 送ることが
できます。様々なビジネスシーンで顧客獲得に
貢献します。
自動
抽出
宛先自動抽出
条件の組み合わせにより宛先
グループを自動抽出できます
登録してある個人情報を元に「20代」
「 女性」
「購入歴あり」
などの条件で、電子メールの宛先
グループを絞り込むことができます。
これによ
り、よりセグメント化された顧客ニーズに応え
たメールの活用が可能になります。
携帯
電話
送信先別個別文章
携帯電話やPHSの会社ごと
に文章を作成、
送信できます
メールアドレスにより送信先のキャリアを自動
認識できるので、キャリアごとに用意した文章
の送信が可能です。
送信用文章は
「一般」
「DoCoMo」
「J-PHONE」
「au」
などキャリアごとに文章
を編集し、
文字数を調整する
こともできます。
自動
登録
自動ユーザー登録
特定のメールにより送信者
情報を自動登録します
特定のフォーマットで作成されたメールを受け
取ると、
そのメール送信者を個人情報に追加
登録することができます。
ホームページと連動
させれば労力をかけずに顧客データベースを
蓄積するのにも役立ちます。
返信
管理
エラーメール処理
エラーメールの処理を
一括して管理できます
送信先の不都合で返信されてくるエラーメール
を受信すると、
次回以降、
そのアドレスへのメー
ル送信は行いません。エラーメールとなったア
ドレスへ再送信する回数や間隔を設定するこ
とも可能です。(註2)
同報
送信
一括同報道送信
大勢の宛先に対して一度に
メールの同時送信が行えます
ダイレクトメールや年賀状メールを1通ずつ
送信したのではあまり効率的ではありません。
「同報@メール」
ではあらかじめ作成したり読み
込んだりした個人情報を元に、大勢の宛先に
電子メールを一括送信することができます。
(註1)
送信
予約
送信時間予約
作成した各メール文章ごとに
送信予定を設定できます
メールごとに送信する日時を指定できます。
接続料金が安い深夜や回線のすいている早朝
にも無人で送信することができるので効率的
です。
またダイヤルアップの指定時間内に送信
が終わらない場
合は翌日同時刻
に自動的に送信
を再開すること
もできます。
属性
設定
個人情報の属性設定
一般情報に加えて20件まで
の拡張属性を設定できます
登録する個人情報には
「名前」
「住所」などの一
般情報のほかに20件までの拡張属性を設定
することができ、
「家族の人数」や「入会年月日」
などを設定しておけば、
「自動抽出」の際の絞り
込み条件としたり、
「 情報差込」で、入力されて
いる情報を本文中に差し込むことも可能です。
自動
停止
スパムメール対策
特定のメールアドレスを次回の
送信対象から自動的に除外します
メール 送信を希望しないユーザーからキー
ワードを含んだメールを返信してもらうことで、
次回の送信対象者から自動的に除外すること
ができます。
送信対象者から除外するだけで個人情報は
除外されません。
結果
報告
レポート
各メールの送信結果が
レポートされます
作成した各メールごとに
「全送信数」
「エラー数」
「開封数」
「開封率」
などを確認できます。(註2)
また、誰にいつ何を送信したのか等の送信履歴
を見ることもできます。
(註1)添付ファイルの送信機能はありません。
(註2)
エラーメールや開封通知のメールは、
RFC1894に基づいて認識しています。
エラーメールや開封通知の中にはRFCに準拠していないものもあり、それらのメールは認識できない
場合がありますので、
あらかじめご了承ください。
理
人情
情報
個人
・個
報管
報・
管
情報
信
信情
配
配
目 次
C O N T E N T S
1. インストール&はじめての起動
1-1. インストール方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
1-2. 起動方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2. 各部名称
2-1. 同報@メールの基本画面 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2-2. 各メニューの説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
3. システム設定
3-1. 必須項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3-2. オプション項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
4. アドレス帳
4-1. 個人情報一覧の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
4-2. アドレス帳の機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
5. メール作成
5-1. 本文の作成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
5-2. 送信予定日時と宛先の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
5-3. 作成したメールの保存と編集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・16
6. メール送信
6-1. 作成したメールの送信 (送信設定・送信) ・・・・・・・・・・・・17
6-2. 送信済みメールの状態確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
6-3. 送信に関するその他の機能 (Wait タイム調整・二重送信防止) ・・・18
7. メール受信
7-1. 受信できるメールの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
7-2. 自動ユーザー登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
7-3. 自送信拒否 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
8. その他機能
8-1. 検 索 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
8-2. 削除データの復旧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
1
インストール方法&はじめての起動
1-1 インストール方法
同報@メール CD-ROM をセットすると、セット
アップ画面が表示されます。
「次へ」をクリックします。
ユーザー名(任意) 、会社名(任意)、プロダクト
ID(同梱のユーザー登録カードに記載の、
「DM」か
ら始まる11桁の半角大文字英数字)を入力します。
セットアップする場所に指定がある場合は「参照」
をクリックし、セットアップの場所を指定してく
ださい。特に指定がなければ「次へ」。
[スタート]メニューに登録する名称を指定しま
す。特に指定がなければ「次へ」。
「完了」をクリックし、インストールは終了です。
Windows2000、NT の場合は、administrator 権限が必要になります。
インストールの際は必ず他のプログラムを終了してください。
インストール後は必ず再起動をしてください。
1
1-2 起動方法
Windows の「スタート」→「プログラム」→「同報@
メール」→「同報@メール」の順にクリックすると、プ
ログラムが起動します。
はじめて起動するときや環境ファイルを移動した場合、
起動環境の選択ダイアログが表示されます。
1-2-1 新しく環境を作成して起動する
はじめて起動するときは、
「新しく環境を作成して起動す
る」をクリックします。環境ファイルを保存する場所に指
定があれば「環境の場所」にある「参照」をクリック
し、保存先を選択します。「環境の名称」は任意に入
力して「OK」をクリックします。
1-2-2 既存の環境を選択して起動する
既存の環境ファイルを開くときは、
「既存の環境を選択し
て起動する」をクリックし、「ファイルを開く」ダイアログ
から既存の環境ファイル(.env)を選択して、
「開く」を
クリックします。
※環境ファイルの作成時に場所の指定がなかった場合、環境ファイルは[同報@メール→System→DATA]
にあります。インストール時に同報@メールのインストール先の指定が無かった場合、同報@メールは[Cド
ライブ→ ProgramFiles]にインストールされています。
以上でアプリケーションが起動します。
環境ファイルとは、メール送信に必要なユーザーID・パスワード、個別データとなるアドレス帳や個人情報などのデータを設定するファ
イルです。このファイルを切替えることにより送信元のメールアカウントやアドレス帳などの全ての情報を切替えることができます。ま
た、環境ファイル(.env)と同じ名前のフォルダと一緒にコピーして保存することで、1 環境のバックアップデータとなります。これら
が格納されている「DATA」フォルダを保存すると、すべての環境のバックアップデータになります。
2
2
各部名称
2-1 同報@メールの基本画面
シ
ス
テ
ム
ツ
ー
ル
バ
ー
表
示
変
更
ツ
ー
ル
バ
ー
新規のメール文章を作成します。
(→ P13)
メール文章の編集、送信対象者の編集
などを行います。
(→ P16)
送信対象者の詳細を登録したり、宛先
の絞込条件の設定などを行います。
受信後、送信を行います。
(→ P17,19)
送受信などのシステムに関する設定を
行います。
(→ P5)
選択されたデータを削除します。
(→ P22)
(→ P12)
選択したメールの送信設定を行います。「下書き」 状態のメールを 「送信待ち」 にします。「送
信待ち」 のメールが選択されているときは、「送信解除」 アイコンとなります。
(→ P17)
選択したメールの送信設定をキャンセルします。「送信待ち」 状態のメールを 「下書き」 にしま
す。「下書き」 のメールが選択されているときは、「送信設定」 アイコンとなります。
(→ P17)
3
2-2 各メニューの説明
[ファイル]メニュー
[環 境]→[新規環境作成]新規の環境ファイルを作成します。
[環境切替]既存の環境ファイルを選択して切替えます。
[システム設定]送受信などのシステムに関する設定を行います。
[個人情報]個人データの登録や編集を行います。
[アドレス帳]宛先の抽出や編集を行います。
[削除データ復旧]削除したデータ(個人情報・メール・アドレス帳の宛先)の復旧ができます。
[終 了]同報@メールを終了します。
[表 示]メニュー
[システムツールバー]システムツールバーの表示(非表示)を設定します。
[表示変更バー]表示変更バーの表示(非表示)を設定します。
[すべて][下書き][送信待ち][送信済み]のすべてのメールを表示します。
[下書き]送信設定がされていない状態のメールのみを表示します。
[送信待ち]送信設定がされているがまだ送信が完了していない状態のメールのみを表示します。
[送信済み]送信が済んでいるメールのみを表示します。
[レポート]メールの全送信数、エラー数、開封数、開封率を表示します。
[メール]メニュー
[新規メール]新規のメール文章を作成します。
[メール編集]メール文章の編集、送信対象者の編集などを行います。
[複 製]選択されたメールを複製します。
[削 除]選択されたメールを削除します。
[検 索]キーワードを使ってメールを検索します。
[送信設定]「下書き」 状態のメールを、送信できる状態の「送信待ち」にします。
[送信解除]「送信待ち」 状態のメールを送信解除し、「下書き」の状態にします。
[宛先詳細]選択したメールの現在の送信対象者一覧を表示します。 最新情報を反映して更新できます。
[送信履歴]選択したメールを送信した人の一覧と、各アドレスの送信状態を表示します。
[送受信]メニュー
[受 信]メールを受信します。
[送 信]メールを送信します。
[送受信]受信の後、送信を行います。
[自動登録メール][未処理メール一覧]受信した自動ユーザー登録メールのうち、
まだ処理されていないメールの一覧を表示します。
[タイマーを停止する]送信設定時の予約を無効(有効)にします。
[ヘルプ]メニュー
[このソフトの使い方][ヘルプ(HTML 版)]インターネットへ接続してマニュアル PDF 版や、
アップデータ情報、Q & A 等のあるサイトを表示します。
[オンラインユーザー登録]製品のユーザー登録を行います。
[バージョン情報]同報@メールのバージョンを確認できます。
4
3
システム 設 定
3-1 必須項目
メールの送受信に必要な設定です。受信を行
わない場合でも、すべての項目への入力は必
須です。
送信者情報 (送信設定)
送信者メールアドレス(From):送信に使うメールアドレスを入力します。
送信者名:メールヘッダに表示される送信者の名前を任意に入力します。
送信サーバアドレス:送信時に接続する送信サーバアドレスを入力します。
送信サーバのポート番号:送信サーバへの接続ポート番号を入力します。
(初期設定値は「25」で
す。)
送信サーバのタイムゾーン:送信サーバのタイムゾーンを設定します。(特に指定がない場合は、
「OS の設定を使用する」にします。 日本の標準時刻の「+0900」に設定されています。)
送信者情報(受信設定)
受信サーバアドレス:受信時に接続する受信サーバアドレスを入力します。
受信サーバのポート番号と種類:送信サーバへの接続ポート番号を入力します。(初期設定値は
「110」です。)「POP3」か 「APOP」を選択してください。
受信サーバのユーザー ID:メールサーバのユーザー ID です。「アカウント(名) 」や「メール ID」
と呼ぶことがあります。インターネットの接続 ID(ログインID)ではありません。
受信時サーバからメールを削除する:チェックをすると、受信サーバにメールを残しません。同報@
メールが受信してサーバから削除するメールは、
「エラーメール」
「開封通知」
「自動ユーザー登録」
「自動送信拒否」の 4 種類だけです。 通常のメールを受信したり、削除することはありません。
設定内容が分からない場合は、契約しているプロバイダや、システム管理者にご確認ください。
5
3-2 オプション項目
メール送受信やシステムに関する設定を行います。
3-2-1 確認メッセージ有無の設定
個人情報更新時の、確認メッセージの表示の有
無を設定します。
・メール文章を編集したとき
・メール文章の送信設定をしたとき
・ アドレス帳から選んでメールの宛先として
設定しようとしたとき
などには、自動的に個人情報一覧の最新の情報が反
映されます。そのときに確認メッセージを表示するか否
かを設定します。
6
3-2-2 拡張属性名称 / 型変更
「個人情報一覧」の拡張属性欄に表示する名称
や型を変更することができます。
文字列:入力されたデータを文字列として認識します。
抽出時は文字列の部分一致、
完全一致により抽出でき
ます。
数値:入力されたデータを数値として認識します。
抽出時は範囲選択(大小比較)、
完全一致により抽出で
きます。
日付:入力されたデータを日付として認識します。
抽出時の範囲選択は期間指定で、「○月○日以前」
や、「○月○日以降」などの指定もできます。
※筆まめ住所録の性別データをインポートする場合(→ P10)、拡張属性 A のデータ型を「文字列」にしてお
く必要があります。
拡張属性名称テンプレート
拡張属性の名称をテンプレート化すると、名称の一括変更ができます。 テンプレートのフォーマットを 20 列 2 行のカンマ区切りの文字列にします。
1)メモ帳などを開き、1 行目に「属性名称」を 20 項目全て入力し、
それぞれをダブルクォーテーション(“ ”)で囲って、カンマで区切ります。
2) 改行し、2 行目に「属性名称の型」を 20 項目分入力し、
1)と同じようにダブルクォーテーションで囲って、カンマで区切ります。
※型のデータ 0:文字列 1:数値 2:日付
3) 2 行目の終わりで改行し、名前をつけて保存します。
4) 保存時の拡張子は「.tpl」とします。
「名称定義テンプレートの読み込み」
をクリックし、
テンプ
レートファイルを選択して「開く」をクリックします。
7
3-2-3 エラーメールチェックの設定 / 解除
エラーメールを元に行う再送信処理の設定をします。
チェックがなければエラーメールを受信しても再送信は行いません。
チェックをすると、エラーになったものと未送信のアドレスに対してのみ送信を行います。
再送信回数は 1 ∼ 5 回で、再送信間隔は 10 ∼ 50 分、1 ∼ 23 時、1 ∼ 3 日の間で設定できます。
※同報@メール上では送信制限を設けておりませんが、
プロバイダの送信制限によりすべての宛先に対して送
信が完了しない場合があります。
3-2-4 開封通知の設定 / 解除
送信先に開封通知の送信を要求します。チェックのない場合、
「レポート」での開封数や開封率の計算
はされません。また、送信先のメールソフトが開封通知に対応している必要があります。
3-2-5 自動ダイアルアップの設定
送信時に自動ダイアルアップをする接続先、時間帯を設定します。常時接続回線をご使用の場合、設
定の必要はありません。
3-2-6 署名の作成
「自動で新規メールに貼り付ける」にチェックをすると、入力したデータを署名としてメール文章に差込み
ます。 各携帯電話用タブの文章内には差込まれません。
3-2-7 テキストメール作成時の表示フォント
テキストメール作成時の表示フォントを変更することができます。
送信したメールの表示は受信者が使用しているメールソフトの表示設定に依存するので、
作成した状態
で読まれているとは限りません。
メール作成時の表示フォントを固定ピッチフォント(等幅フォント)にしていた場合、受信者にも固定ピッチ
フォントで表示してもらうよう促す必要があります。
8
4
アドレ ス 帳
個人情報の入力、追加、編集、送信宛先の作成、編集をします。
ここで登録した内容を元に、「4-2-1 新規宛先作成」(→ P12)を行います。
「アドレス帳」 → 「個人情報一覧」をクリックします。
新 規:新規に個人情報を登録します。
編 集:選択した個人情報を編集します
削 除:選択した個人情報を削除します。
検 索:個人情報を検索します。
インポート:CSVファイルや筆まめファイルを、インポートして
取り込みます。
エクスポート:CSVファイルでデータをエクスポートします。
表示項目変更:個人情報一覧で表示する項目を変更で
きます。
4-1 個人情報の登録
個人情報の登録方法には、1 件ずつ手入力する方法と、インポートによって一括登録する方
法があります。
※ 郵便番号や電話番号などは半角数字で入力します。
日付は「YYYY/MM/DD」
(例:1999/01/12)と入力します。
4-1-1 個別の手入力
「新規」をクリックし、
「基本属性」「拡張属性 1[A ∼ J]」
「拡張属性 1[K ∼ T]」の各タブを開き、データを入力しま
す。 入力が終わりましたら「OK」で閉じます。
(拡張属性に入力したデータはコンボボックスに追加されて、
次回入力時からメニュー形式で選択できるようになります。)
9
4-1-2 筆まめデータのインポート
1)
「アドレス帳」 → 「個人情報一覧」 → 「インポー
ト」 → 「筆まめ」の順にクリックします。
2)
「筆まめ住所録ファイル名」の「参照」をクリックし
て、ファイルを指定します。
次に、
「インポートログ出力先ファイル名」を「参照」
から指定します。(データにエラーがあった場合、こ
こで指定したファイルにエラーの内容を記録します。)
「インポート開始」をクリックすると、インポートが始ま
ります。エラーが出たらエラー結果を保存したファイ
ルを開き、修正してから再度インポートを行ってくだ
さい。データ入力の規則については、「7-2 自動
ユーザー登録 その他の規則」(→P19)を参照して
ください。
同報@メールと筆まめ間のデータ対応は固定されています。
筆まめデータ内の、半角カナ、
「㈱」、
「㈲」及び「㈹」については、それぞれ全角カナ、
「(株)」
「(有)」
「(代)」に自動変換してインポートされます。
データ対応は以下のとおりです。
「同報@メール」の項目名
「筆まめ」の項目名
メールアドレス
e-mail
名前(姓)
氏名(メールのTOヘッダにも使用可能)
名前(せい)
フリガナ
会社名
会社名
部署名
部署名1
誕生日
誕生日
郵便番号(上3桁)
〒(上3文字)
郵便番号(下4桁)
〒(下4文字)
都道府県
住所1(都道府県部分)
市区町村
住所1(都道府県部分以下)
電話番号(市内局番以下)
TEL 0∼9と
“-”のみに変換
FAX番号(市内局番以下)
FAX 0∼9と
“-”のみに変換
携帯番号(それ以下)
携帯 0 ∼9と
“-”のみに変換
拡張属性A
性 別
この他のデータはインポートを行いません。
10
4-1-3 その他の CSV ファイルのインポート
「アドレス帳」→「個人情報一覧」→「インポート」→
「CSV」の順にクリックします。
インポート(1/4)[インポートファイルの選択]
「参照」をクリックしてインポートするCSVファイルを選択し、
「次へ」。
インポート(2/4)[インポートファイルの分割]
文字列の引用符などに特に指定がなければ、確認して「次
へ」。
インポート(3/4)[分割データの項目への割り当て]
「 2 割り当てるデータを選択する」から、
データを選択して、
「<<割り当て<<」をクリックし、そのまま「 1 割り当て
る項目を選択する」の割り当て先項目名称の上でクリックし
ます。すべての割り当てが終了したら「次へ」。
インポート(4/4)[インポート実行前の確認]
確認したら「完了」をクリックします。
インポートできないデータが含まれていました。
エラーとなったデータ内容は、CSVファイルに保存することが
できます。エラー結果を保存したファイルを開き、修正してか
ら再度インポートを行ってください。データ入力の規則につい
ては、
「7-2 自動ユーザー登録 その他の規則」(→ P19)
を参照してください。
※データ入力形式の確認
よくあるエラー原因は、メールアドレスか、数値で入力する属性(電話番号、郵便番号、生年月日や、拡張
属性で属性をカスタマイズしたところ)の入力方法と、設定した型の不一致によって起こります。
データ入力の規則については、「7-2 自動ユーザー登録・その他の規則」(→ P19)を参照してください。
11
4-2 アドレス帳の機能
4-2-1 新規宛先作成
送信対象者を絞り込む条件を設定して抽出を行い、宛先の
グループを作成します。
「アドレス帳」で「新規宛先作成」をクリックすると、
「条件
抽出設定」ウィンドウが表示されます。
ここでは例として、
「個人情報一覧」で「個人情報 IDが50
番∼ 56 番の人」を抽出することを想定して説明します。
まず、グループ A の「条件変更」→「条件設定」の順に
クリックし、「設定しない」を「個人情報 ID」にします。
条件の選択方法を以下の3つから選んで設定してください。
①直接選択する方法:
2 行目に、「50,51,52,53,54,55,56」と入力する
②「条件選択」から直接選択する方法:
「条件選択」から「50」 ∼ 「58」をそれぞれ選択して「>> 追加」をクリックする
③範囲指定する方法:3 行目に「「50」から
「56」の間「である」」
と入力する
最後に「OK」をクリックして、「条件設定ウィンドウ」を閉じます。
条件の設定が終わりましたら、
「最終抽出結果」タブ→「抽
出を実行する」の順にクリック、抽出実行確認で「はい」を
クリックすると、結果が表示されるので、一番下の「OK」を
クリックします。
※「グループ A」「グループ B」「グループ C」はおのおの独
立した条件で対象者を抽出し、送信対象者は「グループA」
「グ
ループ B」「グループ C」 の総和になります。
「宛先の名称」を入力したら、
「決定」をクリックして、宛先
の抽出は終了し、「アドレス帳」に戻ります。
4-2-2 その他の機能
宛先編集:選択した宛先の条件を編集します。
宛先削除:選択した宛先を削除します。
宛先詳細情報:選択した宛先の最新の抽出結果を確認で
きます。
個人情報一覧:(→ P9)を参照してください。
12
5
メール 作 成
テキストメールとHTMLメールの作成ができます。
タイトル、本文、送信予定日時を設定します。
※ 原則的に半角カナや機種依存文字の送信はできません。
※ 携帯電話はHTMLメールの受信ができないため、同報@メールから携帯電話へ HTMLメールを送信する
ことはできません。
5-1 本文の作成と編集
タイトルと本文の作成
「新規メール」→「テキストメール作成」の順にクリックすると、メール作成ウィンドウが表示されます。
タイトル、本文を入力します。本文中には個人情報一覧
のデータを差込むことができます。
※タイトルへの情報差込み機能はありません。
個別情報差込み機能
本文中で右クリックし、
「基本属性」や「拡張属性」の中から差し込みたい項目を選んでクリックします。
作成時は「<% 属性名称 %>」のように表示されていますが、送信時に「個人情報一覧」(→ P9)
の登録内容が挿入して送信されます。
※ 敬称の自動挿入機能はありませんので、必要に応じて文中に敬称を加えてください。
13
5-1-1 テキストメールの作成
文章作成タブ
・携帯電話用タブで作成した文章は、送信時にアドレスを見て自動的に文章の振り分けをします。
・「 通 常 」 へ 記 入した 文 章 は 、 各 携 帯 電 話 用タブを初 めて 開くときにコピーされます 。
(2 度目以降は「通常」で編集した内容が他のタブに自動反映されません。)
・携帯電話用タブに入力がない場合、「通常」タブの内容が送信されます。
・各タブの制限文字数は以下のとおりです。(半角文字数)
通常:20480、i-mode:500、EZweb:4000、J-Sky:384、P メール DX:2000、MOZiO:1024、パルディオ:3000
(テキストメール作成時に表示される文字数の目安は、全角1文字を2文字分、半角1文字を1文字分としてカウントしています。)
自動改行機能
・1 行の文字数が多い場合、自動的に改行を行います。自動改行は 1 行あたり全角 75 文字目(半角
150 文字目)で発生し、1改行全角 1 文字分(半角 2 文字分)としてカウントしています。
テキストメール作成時の表示フォント
・「3-2-7 テキストメール作成時の表示フォント」(→ P8)を参照してください。
14
5-1-2 HTML メールの作成と編集
あらかじめ Outlook Express で作成した本文を emlファイル形式で保存しておき、同報@メー
ルからemlファイルの取り込みを行います。
※同報@メールには HTML メールの編集機能はありません。
(1)タイトルと本文の作成 (Outlook Express)
Outlook Expressを起動し、
「メールの作成」をクリックすると、メール作成ウィンドウが開きます。この
とき、同ウィンドウ内の書式メニューで「リッチテキスト(HTML)」にチェックがついているかを確認し、
ついていなければチェックを入れます。
個別情報差込み機能
HTML の文中に「<% 属性名称 %>」と書くことによって、
「個人情報一覧」(→P9)の登録内容を個別
に挿入して送信することができます。
(文章作成時「編集」タブで「<%∼%>」と入力したものは、
「ソー
ス」タブで「&lt;% ∼ %&gt;」と表示されます。)※敬称の自動挿入機能はありませんので、必要に応
じて文中に敬称を加えてください。
HTML メールの編集方法につきましてはサポートの対象外となりますのでご了承ください。
編集方法については、Outlook Express のマニュアルやヘルプ情報を参照してください。
※ HTML 内の画像
同報@メールは添付ファイルを送信しません。画像ファイルの添付も行いません。編集タブで画像を貼り
付けるだけでは、テキストに画像の添付ファイルがついた状態で保存されます。画像を挿入する場合に
は、インターネット上に画像ファイルを置き、HTMLメールのソースタブを開いて画像がある場所のURLを
画像挿入箇所に記述するようにしてください。
(2) 作成したメールの保存(Outlook Express)
件名と本文を作成後、メッセージ作成画面の「ファイル」メニューから「名前をつけて保存」を選択し
ます。ファイルの保存場所と名前を指定して emlファイル形式を選択し、「保存」をクリックします。
(3) 保存したメールの取り込み(同報@メール)
「新規メール」 → 「HTMLメール作成」の順にクリックすると、メール作成ウィンドウが表示されます。
タイトル入力後、
「emlファイル読み込み」をクリックして、
作成しておいたemlファイルを指定します。読み込み完
了後、プレビューが表示されます。
15
5-2 送信予定日時と宛先の設定
送信予定日時の設定
送信したい時刻を設定します。 作成後、すぐに送信したい場合は、過去の時間を設定しておきます。
宛先の設定
「宛先変更」をクリックすると、アドレス帳が表示されます。送信する宛先が既に登録されている場合は、
登録済みの宛先名称を選択して「メールの宛先に設定」をクリックします。
送信する宛先がまだ登録されていない場合は、新規に宛先を作成(→ P12)してから、
「メールの宛
先に設定」をクリックします。
5-3 作成したメールの保存と編集
メールの保存
タイトル、本文、送信予定日時、宛先の設定ができたら、
「作成保存」をクリックします。全ての設定がな
いと保存ができません。メールは「下書き」の状態で保存され、そのままでは送信されることはありません。
※ メールを選択して右クリックすると、以下のメニューを選択できます。
「編集」「複製」「削除」「送信設定」「送信解除」「宛先詳細」「送信履歴」
作成済みメールの編集
本文や宛先の編集や再設定をするには、編集したいメールを選択して、
「メール編集」をクリックし
ます。 編集したら、「作成保存」をクリックします。
※ 「送信待ち」 のメールを編集して 「作成保存」 すると、「下書き」 の状態に戻ります。
送信済みメールの編集と二重送信防止機能
同報@メールには二重送信防止機能があるため、同一のメールIDの文章を、既に送信した個人ID(の
アドレス)に送信することはできません。(送信したアドレスとその個人IDを確認するには、メールを選択し
て右クリックし、「送信履歴」を参照します。)
「送信済み」メールの文章を編集して「送信履歴」に含まれるアドレスに送信するには、メールを右ク
リックして「複製」を選択します。すると、新しいメールIDで文章の編集や宛先の変更ができて、送信
も可能となります。また、既に送信した個人ID(のアドレス)のみに送信する場合には、
「複製」の際に「コ
ピー元」で「はい」を選択してから編集を行います。
16
6
メール 送 信
6-1 作成したメールの送信
送信設定
作成したばかりのメールは「下書き」の状態で保存されます。「下書き」のままでは、送信予定日時が
過ぎても送信されることはありません。メールの状態を「送信待ち」に変更する必要があります。メイン
ウィンドウで送信したい「下書き」のメールを選択し、
「送信設定」をクリックします。ボタンが「送信解
除」に変わり、メールの状態が「送信待ち」に変わります。
(同様に「送信待ち」のメールを選択して「送信解除」をクリックすると、状態は「下書き」に戻ります。)
送 信
・
「送信待ち」のメールは、送信予定日時に送信されます。
・すぐに送るときは、メール編集時に送信予定日時を過去の
時間に設定して保存し、「送信設定」→「送受信」の順
にクリックします。
※ 送信だけを行いたい場合は、「送受信」 ではなく、画面上
部の「送受信」メニューから「送信」をクリックします。「送
受信」のクリックや、送信予定日時の自動送信時には、送信前
に受信を行っています。
6-2 送信済みメールの状態確認
メールを送信すると、メールの状態は「送信待ち」 → 「送信中」 → 「送信済み」になります。
送信後はエラーメールを受信するための、送信後の自動受信機能はありませんので、
「送受信」アイコ
ンか、「送受信」メニューから「受信」を選択して、メールを受信させる必要があります。
※エラーメールが返るまでには時間差があるため、送信直後に全てのエラーメールを受信できないこともあ
ります。
送信したアドレスのうち1通でもエラーがあった場合、
「送信
済み」だったメールの状態は「エラー」になります。メール
を選択して右クリックで「送信履歴」を見ると、各アドレスの
送信状態がわかります。
※エラーメールの再送信については、
「システム設定(オプショ
ン項目)3)エラーメールチェックの設定 / 解除」(→ P8)を
参照してください。
17
6-3 送信に関するその他の機能
Wait タイム調整(メールサーバ保護機能)
同報@メールは、配信件数に応じて配信速度を自動で変化させる機能を持っており、配信数が少ない
ときには高速で送信し、配信数の増加に応じて自動的に送信間隔を広げます。例えば、配信途中でキャ
ンセルを行って残りの配信数が減った場合などには、キャンセル前より配信速度が速くなります。
また、下記の方法にて配信間隔の最小値を手動で延長することができます。初期設定値より速くするこ
とはできません。
1. デフォルト環境では、
[Cドライブ→ Program Files →同報@メール→ System → DATA →調整したい
環境のフォルダ→ Dmailer.ini]をメモ帳などで開きます。
2.[SMTPINFO]の「SENDMAIL_DELAY」の値を調整します。 未設定時は「0」として扱い、
「SENDMAIL_DELAY=1000」で、1 通ごとのメール間隔を初期設定時より1 秒間延長したことになりま
す。(遅延単位…ミリ秒)
3.[SMTPINFO]内に「SENDMAIL_DELAY」がない場合には、
「SENDMAIL_TIMEOUTCONNECTED=60000
SENDMAIL_TIMEOUT_BEFORE_CONNECT=60000」
の後に半角英数字で追加入力してください。
※変更前には必ずファイルをコピーしてバックアップを取り、編集したファイルは必ず同じ場所に保存してくだ
さい。
二重送信防止
「5-3 送信済みメールの編集と二重防止機能」(→ P16)を参照してください。
18
7
メール 受信
「送受信」アイコン、または「送受信」メニューの「受信」をクリックすると、メールの受信を行い
ます。
7-1 受信できるメールの種類
・通常のテキスト文章は受信しないので、受信フォルダはありません。
テキストのメールを読む場合は、別のメールソフトに同じアドレスを設定して受信してください。
・受信するメールは、
「エラーメール通知」「開封通知」「自動登録メール」「送信拒否メール」の 4 種類で、「エラーメール」と「開封通知」は「レポート」でその数がわかります。さらに詳しく、どの
アドレスがエラーになったかを確認するには、メールを右クリックして「送信履歴」を参照します。
7-2 自動ユーザー登録
同報@メールは特定フォーマットによるメールを受信すると、
「アドレス帳」の「個人情報一覧」に個人
情報の追加や、メールアドレス以外のデータを一括変更することができます。
個人情報を追加するには下記の仕様に基づいたメールを受信して、登録の確認が必要になります。
自動ユーザー登録メールの作成規則
必須項目
・ メール本文の先頭行に「<REGISTER>」という文字列を入力します。(半角大文字のみ)
・次にメールアドレスタグを入力します。
例:「<REGISTER><EMAIL>[email protected]</EMAIL>」
その他の規則
・ユーザーデータ内にタグ文字列を埋め込むことはできません。
・ ユーザーデータ内やタグ間に、改行を埋め込むことはできません。
・メールアドレスは、アドレスとして正しいデータでないと、認識できません。「@」のないものや、
「.com」
「co.jp」などで終わっていないもの、全角で入力されているものなどは認識できません。
・ DM 送付可否フラグは「Y」か「N」とします。
(Y=ダイレクトメールを送ることができる N=ダイレクトメールを送ることができない)
・ 生年月日や拡張属性(日付)は、半角数字の YYYY/MM/DD 型(年 4 桁 / 月 2 桁 / 日 2 桁)で
入力します。(例:1972/04/29)
・ 郵便番号(上 3 桁)
(下 4 桁)、電話番号(市外局番)、FAX 番号(市外局番)、携帯番号(0*0)
データは、“1234567890”(半角数字)だけで入力します。
・ 電話番号(市外局番以下)、FAX 番号(市外局番以下)、携帯番号(0*0 以下)データは
“1234567890-”(半角数字)だけで入力します。
・ 拡張属性データ(数値)は、データの先頭に符号文字('+' か '-')を持つことができ、符号文字以外
のデータは “01234567890”(半角数字)だけで入力します。
19
ユーザーデータ設定用タグ一覧
メールアドレス
<EMAIL></EMAIL>
名前
(姓)
<NAME_SEI></NAME_SEI>
名前
(名)
<NAME_MEI></NAME_MEI>
名前
(せい)
<NAME_KANASEI></NAME_KANASEI>
名前
(めい)
<NAME_KANAMEI></NAME_KANAMEI>
会社名
<COMPANY></COMPANY>
部署名
<POST></POST>
誕生日
<BIRTHDAY></BIRTHDAY>
郵便番号
(上3桁)
<ZIPCODE_1></ZIPCODE_1>
郵便番号
(下4桁)
<ZIPCODE_2></ZIPCODE_2>
都道府県
<PREFECTURE></PREFECTURE>
市区町村
<ADDRESS_1></ADDRESS_1>
番 地
<ADDRESS_2></ADDRESS_2>
建物名等
<BUILDING></BUILDING>
電話番号
(市外局番)
<PHONE_1></PHONE_1>
電話番号
(市内局番以下)
<PHONE_2></PHONE_2>
FAX番号
(市外局番)
<FAX_1></FAX_1>
FAX番号
(市内局番以下)
<FAX_2></FAX_2>
携帯番号
(0*0)
携帯番号
(0*0以下)
<PORTABLE_2></PORTABLE_2>
DM送付可否フラグ
<DMOK></DMOK>
拡張属性A
・
・
・
<EXTRA_A></EXTRA_A>
・
・
・
拡張属性T
<EXTRA_T></EXTRA_T>
<PORTABLE_1></PORTABLE_1>
例:生年月日に“1980/01/01”というユーザーデータを設定するときの本文は、
「<REGISTER><EMAIL>[email protected]</EMAIL><BIRTHDAY>1980/01/01</
BIRTHDAY>」とします。
受信時の動作と受信後の登録手順
自動ユーザー登録のメールを受信すると、登録のダイアログが
立ち上がります。
登録するデータを選択し、
「個人情報に登録」をクリックします。
その場で処理を保留にし、後から登録作業を行う場合は「送
受信」メニューから「自動登録メール」→「未処理メール一
覧」の順にクリックします。
※ 既に同じアドレスが登録されている場合、上書きの確認ダイアログが表示され、
「上書き」を選択すると、メールアドレス
以外を上書きします。 例外として 「DM 送付可否」 項目については、DM 送付可否のタグで変更がない場合、元の情報が
保存されます。
20
7-3 自動送信拒否
同報@メールは特定フォーマットによるメールを受信することにより、
該当アドレスのメール送信解除を行い
ます。
※複数の環境設定で同一の受信アドレスを共有している場合、この機能はご使用になれません。
自動送信拒否メールの作成規則
必須項目
・メール本文の先頭行に「<REFUSE>」という文字列を入力し、送信を解除したいアドレスからメール
を送信してもらいます。
受信時の動作と受信後の反映
・同報@メールで自動送受信拒否のメールを受信する
と、拒否データを反映する旨のダイアログが表示され、
次回からそのアドレスにはメール送信を行いません。個
人情報は削除されませんが、該当アドレスの情報が、
「ダイレクトメールを送ることができる」から「送ることが
できない」にかわります。
CGI のサンプルスクリプトについて
同報@メールのホームページにCGIのサンプルスクリプトがあります。
(ダウンロードページは巻末のURL
を参照してください。)CGIスクリプトはサンプルという性質上、サポートや動作保証、サーバなどへの被
害による保証などは弊社では一切責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。サンプルですので
実際の環境に合わせることや、動作させたい機能などの追加もユーザー自身の変更が必要になります。
ご使用環境としては、CGI が使えるサーバで、
「sendmail」「nkf」がインストールされている必要があり
ます。プロバイダによっては CGI 設置に関する問合せを受け付けている場合があります。
21
8
その他 の 機 能
8-1 検 索
個人情報検索
「アドレス帳」→「個人情報一覧」→「検索」の順
にクリックします。
検索条件の設定方法はアドレス帳の宛先抽出方法と同
じです。「4-2-1 新規宛先作成」
(→ P12)の①∼
③を参照してください。
検索結果を元に、個人情報の編集ができます。
メール検索
「メール」メニューから、「検索」をクリックします。
コンボボックスから、検索の対象を選択し、キーワードを
入力して「検索」をクリックします。
検索結果を元に、メール内容の編集ができます。
8-2 削除データ復旧の復元
削除した「個人情報」「メール」「アドレス帳の宛先」
データを復元することができます。
「ファイル」メニューの「削除データ復旧の復元」をク
リックします。コンボボックスで復元の対象を「個人情
報」「メール」「アドレス帳の宛先」から選択し、デー
タを選択して「選択したデータを元に戻す」をクリックし
ます。
※削除データ復旧一覧から、
データを完全に削除すること
はできません。
22
ユーザーサポートとサービスのご案内
「同報@メール」ユーザーの皆様により良い環境で製品をご利用いただくために、各種サービス
とサポートを行っております。
○ お問い合せについて
弊社が提供するサポートは「本製品のご利用方法の説明、疑問点についてお答えするサービス」を基本とさせていただき
ます。したがって、OSなどパソコンの基本操作に関しては、サポートの対象外となります。また、問題解決にあたっては、
パソコンやOSの基礎知識が必要になります。なお、下記以外の電話番号のサポートは行っておりません。ご使用中にトラ
ブルが生じた場合、次ページの「同報@メール ユーザーサポート宛 FAX用紙」をご利用ください。その際、次ページ
に直接書かずに、コピーを取ってからご利用のハードウェアの情報など必要事項、症状(画面に表示されるメッセージや症
状の再現頻度など)をできるだけ詳しくご記入の上、ファクシミリでお送りください。
お問い合せの内容によっては、回答に若干日数がかかる場合があります。トラブル解決には、弊社も全力を尽くしますが、
かならず解決するという保証はいたしかねます。お客様固有の環境で起きうるトラブルと判断し、その再現が弊社で困難な
場合は、解決できない場合がございます。 また、スムーズな解決には、お客様のご理解、ご協力が必要なことをあらかじ
めご了承ください。また、製品へのご意見、ご提案等もお待ちしております。次回の弊社製品の検討および参考事項とさ
せていただきますが、その回答はしかねますので、あらかじめご了承ください。
○ お願い
サポートダイアルの前に、同梱されている説明書、ヘルプ、付属の電子ドキュメント、下記のインターネットの情報をできる
限りご利用ください。トラブルが起きている現象が再現でき、パソコンを操作できる状態でお問い合せください。
○ お問い合せに回答できない場合
下記の場合には、お問い合せに対する回答ができないことがございます。また、サポート時間外のサポートおよび、お客様
への出張を伴うサポートは行っておりません。 あらかじめご了承ください。
・動作環境以外でのお問い合せ
・本製品とは直接関係がないハードウェア、周辺機器、または他社製品に関するお問い合せ
・お問い合せの内容および、お客様へのご連絡先に不備があり、回答に必要な情報が得られない場合
・使用許諾契約書の範疇を越える利用に関するお問い合せ
・本製品を使用したお客様固有のご利用方法に関するお問い合せ
・本製品を利用したことによる苦情や損害に関するお問い合せ
・インターネットプロバイダー関連、通信装置、通信接続設定などネットワークに関するお問い合せ
・問題解決のための情報が得られず、サポートセンターからの指示、依頼にご協力いただけない場合
インクリメントP株式会社 〒 153-8665 東京都目黒区下目黒 1-7-1 PAX ビル
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・・・TEL.03-5721-4155 (携帯電話からの場合)
・・・FAX.0120-349164
・・・E-MAIL. [email protected]
・インターネット・ホームページ (http://www.incrementp.co.jp/pc/mail/)
インターネットでのサポート情報もご利用いただき、参考にしてください。Web上でのユーザーサポートセンターのページ
には、Q&Aならびにアップデータのダウンロードサービスもあります(新製品に対応したQ&Aやアップデータは、その情
報提供に時間がかかることをあらかじめご了承ください)。
23
ユーザーサポート宛 FAX 用紙
氏名
(登録番号)
連 絡 先
(昼間連絡の取れる)
住 所
OSタイプ
症 状
エラーメッセージの詳細
と出るタイミング
インターネット接続環境
パソコン機種
(メーカー名)
CPU
メモリ
ハードディスク容量
不具合時にCTRL+ALT+DELを押したときに表示される強制終了のダイアログの内容
24
オンラインユーザー登録(web)
および
インターネット販売のお知らせ
この度は弊社製品をお買い求めいただきありがとうございます。
弊社ではお客様によりよく製品を使って頂くためにユーザー登録をお願いしております。
ユーザー登録情報をもとに、今後の製品情報やアップデート情報、お得な優待販売情報等をEMail にて配信しております。
登録方法は3通りございます。中でもオンラインユーザー登録は手軽で簡単、即時に登録内容
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