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プレス発表資料
平 成 27 年 8 月 7 日
秋
田
大
学
日本最大級の規模を誇るアマチュア大会
「第 11 回能代宇宙イベント」を開催
大学生開発のハイブリッドロケット打上!ロケット甲子園,中学生ロケット県大会等実施!
秋田大学内に登記された一般社団法人あきた宇宙コンソーシアムの主催事業として宇宙を目指す全
国の高校生や大学生による日本最大規模のアマチュア宇宙イベント、
「第 11 回能代宇宙イベント」を
8 月 13 日(木)~21 日(金)に能代宇宙広場で開催します。
今年で 11 回目となる本イベントは、大学生らの設計製作したハイブリッドロケットの打上げや、空
き缶サイズの「模擬人工衛星」の性能を競う缶サット競技などが行われ、今年は、全国から 40 を越え
る団体や学校が参加しています。
一般公開日には、昨年に引き続き大学生たちによる人工衛星、ローバー、ロケットなどの展示や大
型モデルロケットの打上げなどが行われる他、大学生による様々な来場者向けの体験コンテンツが開
催されます。
また、
昨年に引き続き地元のそばや宇宙にちなんだ商品が購入できる物販テントも登場。
小型モデルロケットや水ロケットの打上げなど、昨年以上の体験型の企画が準備されています。各種
ステージでの催し物やインターネットによるライブ中継を行うほか、能代市内商店街の空き店舗を利
用した、大学生チームによるロケットの組み立て作業の一般公開など、市民を巻き込んだ催しも数多
く企画しています。
日 程:平成 27 年 8 月 13 日(木)~21 日(金) ※一般公開日:16 日(日)
会 場:能代宇宙広場(能代市旧浅内鉱さい第三堆積場)
主 催:一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム(会長:小川信明 秋田大学副学長)
共 催:国立大学法人秋田大学,公立大学法人国際教養大学,国立大学法人和歌山大学,学
校法人千葉工業大学,NPO 法人大学宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)
,NPO 法人日本モデル
ロケット協会,銀河連邦ノシロ共和国
日付
コンテンツ
8 月 13 日(木)
8 月 14 日(金)
8 月 15 日(土)
8 月 16 日(日)
8 月 17 日(月)
8 月 18 日(火)
8 月 19 日(水)
~21 日(金)
UNISEC 競技(UNISEC 缶サット競技・缶
ロケコラボ打上)/ 大学生ロケット陸
打ち上げ実験
開会式 / UNISEC 競技(UNISEC 缶サッ
ト競技・缶ロケコラボ打上)/ 大学生
ロケット陸打ち上げ実験
能代宇宙イベント一般公開日: UNISEC
缶サットデモフライト・デモ走行・ハ
イブリッドロケットデモ打上 / 秋田
県中学生モデルロケット大会 / 水ロ
ケット大会 / モデルロケット打上体
験 / 大型モデルロケット公開打上
ロケット甲子園,大学生ロケット陸打
ち上げ実験予備日
大学生ロケット海打ち上げ実験実施日
(予備日:22 日)
※詳細は別紙をご覧ください。
【お問い合わせ先】
能代宇宙イベント実行委員会 事務局 担当:堤・前田
秋田大学大学院工学資源学研究科附属ものづくり創造工学センター内
TEL/FAX:018-889-2806
E-mail:[email protected]
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
平成 27 年 4 月 1 日
第 11 回能代宇宙イベント 事業計画書
一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム
会長 小川 信明(秋田大学副学長)
主旨:浅内鉱さい堆積場を利用した、学生・社会人によるロケット打上げ / 自律ロボット制御等による競
技会の実施・支援を行うことにより、宇宙への関心を高め、宇宙教育の促進を図る。浅内鉱さい堆
積場の安全利用を推進する。また、ロケットの到達高度の高高度化に必要となる海上回収技術の実
証を目的として、能代市落合浜海水浴場跡地にて、海に向けたロケットの打ち上げと海上回収を行
う。
背景:秋田県は過去には道川射場を、現在も JAXA 能代ロケット実験場 / 田代試験場を擁し、日本の宇
宙開発に不可欠な基幹ロケットの開発に深く関わってきた歴史を有する。近年宇宙開発の主体は官
から民へ変わりつつあり、今後更なる技術力及び宇宙教育の底上げが望まれている。
目的:地域と連携しロケット打上及び自律ロボット制御のアマチュア大会を開催することにより、宇宙教
育の普及をはかり、科学技術系人材の育成を目指す。宇宙開発を進める多くの学生/社会人が、大会
参加だけでなく JAXA 能代ロケット実験場も併せて様々に利用を進めることを目指し、地域の交流
人口の増加に努め地域活性化と地域における科学技術の理解促進を目指す。
平成 27 年度の活動内容:
第 11 回能代宇宙イベントの主催(能代市補助金対象事業)秋田県中学生モデルロケット大会
ロケット甲子園
海に向けたロケットの打上げと海上回収
全体スケジュール :
借地期間
: 5 月中旬~8 月 31 日
会場準備
: 8 月上旬 プレハブ設置、草刈り
開催日程表
8 月 13 日(木) UNISEC 競技(UNISEC 缶サット競技・缶ロケコラボ打上)/ 大学生ロケット陸打ち上
8 月 14 日(金) げ実験
8 月 15 日(土) 開会式 / UNISEC 競技(UNISEC 缶サット競技・缶ロケコラボ打上)/ 大学生ロケット
陸打ち上げ実験
8 月 16 日(日) 能代宇宙イベント一般公開日: UNISEC 缶サットデモフライト・デモ走行・ハイブリッ
ドロケットデモ打上 / 秋田県中学生モデルロケット大会 / 水ロケット大会 / モデルロケ
ット打上体験 / 大型モデルロケット公開打上
8 月 17 日(月)
ロケット甲子園,大学生ロケット陸打ち上げ実験予備日
8 月 18 日(火)
8 月 19 日(水)
大学生ロケット海打ち上げ実験実施日 (予備日:22 日)
~21 日(金)
開催地:能代宇宙広場(秋田県浅内第 3 鉱滓堆積場)
,能代市落合浜海水浴場跡地(添付図参照)
事務局:会長 小川 信明(秋田大学教授) 副会長 神谷 修(秋田大学教授)
実行委員長 和田豊(千葉工業大学)副実行委員長:堤明正(秋田大学)事務局長:前田恵介(秋田大学)
連絡先:一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム
〒010-8502 秋田市手形学園町 1-1
秋田大学大学院工学資源学研究科附属ものづくり創造工学センター気付
Tel/Fax 018-889-2806
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
【主催】
【共催(予定)
】
一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム
国立大学法人秋田大学,国立大学法人和歌山大学,学校法人千葉工業大学,公立学校
法人国際教養大学,NPO 法人大学宇宙工学コンソーシアム,NPO 法人日本モデルロ
ケット協会,
「理数が楽しくなる教育」実行委員会,中学生モデルロケット秋田県
大会実行委員会,銀河連邦ノシロ共和国
【後援(予定)
】 内閣府宇宙戦略室,文部科学省,経済産業省,宇宙航空研究開発機構(JAXA)
,
秋田県,能代市,秋田魁新報社,朝日新聞秋田総局,読売新聞秋田支局,毎日新
聞秋田支局,河北新報社,北羽新報社,NHK 秋田放送局,ABS 秋田放送, AKT
秋田テレビ, AAB 秋田朝日放送,CNA 秋田ケーブルテレビ,秋田経済新聞
【特別協賛】
一般社団法人能代山本建設業協会
【協賛(予定)
】 株式会社 IHI,北部建設株式会社,サントリーホールディングス株式会社,三菱重
工業株式会社 ,有限会社タイプエス,合資会社第一タクシー,株式会社バッファ
ロー,株式会社フォトロン,アルインコ株式会社,マグナ通信工業株式会社,能
代エナジアムパーク,東北自然エネルギー開発株式会社,株式会社三栄機械,東
光鉄工株式会社,ジオ・サーチ株式会社,ノースワン株式会社,東日本旅客鉄道株
式会社秋田支社,株式会社テラタ,株式会社アクセルスペース,株式会社 E-Times
Technologies ,一般社団法人日本航空宇宙学会北部支部,能代商工会議所,株式会
社 IHI エアロスペース,宇宙システム開発株式会社,NPO 法人有人ロケット研究
会,東北化学薬品株式会社,株式会社サンワ,パスコ株式会社,中田建設株式会
社,八峰町,株式会社日の出屋芸能,株式会社アルテ,能代中央商店会,能代市
畠町商店街振興組合,能代市柳町商店街振興組合、上町すみれ会,NPO 法人青年
クラブのしろ,NPO 法人白神ねっと,株式会社響屋,株式会社スペースサービス
周知方法:専用 web サイトの開設,A2 サイズポスター1,500 枚製作配布,A4 サイズチラシ 3,000 枚
製作配布,プレスリリース(紙面/web)
,インターネットライブ中継等
過去のイベント開催実績:
第 8 回能代宇宙イベント 2012 年 8 月 17 日(金)~23 日(木),
競技参加者 400 名,
一般見学者 3,000 名
第 9 回能代宇宙イベント 2013 年 8 月 19 日(月)~25 日(日),競技参加者 550 名,一般見学者 500 名
(一般公開日当日が暴風雨のため)
第 10 回能代宇宙イベント 2014 年 8 月 15 日(金)~22 日(金),競技参加者 900 名,一般見学者 1,500 名
(一般公開日当日が雨天のため)
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
開催予定地:能代宇宙広場(秋田県浅内第 3 鉱さい堆積場)
一辺 500m
会場予定地
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
開催予定地:能代市落合浜海水浴場跡地
一辺 500m
会場予定地
海
回収船 B
(N 40° 14’ 34.3
松林
E 140° 0’ 37.6)射点
松林
落下予想地点
(N 40° 14’ 50.2, E139° 59’ 38.0)
松林 建物
松林
警戒区域
500
1000
(陸地から約 1.5km 沖合の
直径 3km 円内)
回収船 A
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
ロケット陸打上
ハイブリットドロケットは固体燃料と液体燃料を組み合わせて燃焼させ、低価格、安全、環境負担が少ないといっ
た面で注目されている最先端のロケットです。初年度は東海大一校のみの打上げでしたが、10 年目の今年も複数団体
による打上げを予定し、徐々に能代でのハイブリットロケット打ち上げが広まってきています。今回のロケットは約
500mの高度に打上げられ、将来的にはハイブリッドロケットを用いて小型衛星打上げを目指します。
北海道大学では CAMUI(カムイ)方式ハイブリッドエンジンがすでに事業化されており、海外でも注目を浴びて
います。
高度 500m まで打ち上げられ、発
射地点より 500m 四方に安全距離を
とります。
打ち上げられたロケットはパラシ
ュートが開放し、回収され、再び打
ち上げられることが可能です。
500m
500m
500m
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
ロケット海打上
昨年度に引き続き海打上・海上回収実験をイベント期間内で行います。海打上の会場として使用させてい
ただいている落合浜海水浴場跡地では、打上げ前と、海打ち日程終了後に、市民ボランティアの方々のご協
力をいただきたがら参加団体が清掃活動を行っています。海打では、ロケットは着水後,海水とフロートと
呼ばれる膨張機構が反応し、フロートが膨張します。ロケット機体内に搭載した発砲スチロールがロケット
を海面に浮遊させます。指向性のある特定周波数ビーコンを受信側のアンテナで受信し、ロケットの位置を
特定、船により回収を行います。これらの送受信装置が不備を起こし作動しなかった場合を想定して、人体
及び環境に無害な海面着色剤をロケット機体内部に搭載し、機体の色も視認性の高い色にします。
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
水ロケット大会/モデルロケット打上体験
水ロケット大会では秋田県内全域の小中学生を対象に事前に広く広報し、それぞれ水ロケットを製作してきても
らい、飛距離を競ってもらいます。
モデルロケット打上体験はモデルロケット協会公認のエンジンを使い、ロケットを打上げます。去年は団体・個
人問わず、あわせて 100 回近くの打上げを行いました。今年も子ども達に、ライセンスのいらない、A型エンジン
のモデルロケット 100 回を打上げさせ、宇宙やロケットへの関心を高めてもらおうと考えています。
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
缶サットコンペ
GPS、マイコン、通信機などを積み込んだ飛翔型自律ロボットを使い、上空 200mの気球から目標点を目指す競技が缶
サットコンペです。今年度はフライバックのみならずローバーでのエントリーも受け入れ、将来の人工衛星制御技術を
広く学んでもらいます。
能代宇宙イベントは 9 月にアメリカで実施される、ARLISS 大会(ロケットにより高度4km より機体を放出)の前哨戦
を兼ねており、制御履歴が記録されていること、1kg の重量制限、高さ 30 ㎝・直径 15cm のサイズを守ることなどの規定
があります。
缶ロケコラボ
缶ロケコラボとは,人工衛星を研究している団体の製作した缶サットを,ロケットを研究している団体が製作した専用ロケ
ットで打上げ,共同ミッションを実施するものです.主な目的は,衛星側とロケット側の「技術的交流」や団体間での「競
争心向上」をはかること,また,実際の宇宙開発での衛星とロケットの関係を経験するという「実践的教育」も目的として
います.缶ロケコラボは第 6 回能代宇宙イベントで試験的に実施され,一定の成果を収めて以来メイン競技として開催する
ことになりました.
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
ロケット甲子園
TARC(Team America Rocketry Challenge)は、2003 年より
米国航空宇宙産業の大量退職を踏まえ、将来の宇宙科学
者 、 宇 宙 技 術 者 を 育 成 す る た め に 、 AIA(Aerospace
Industries Association)米国航空宇宙工業会が主催し、
NAR(National Association of Rocketry)米国ロケット教
育 協 会 が 技 術 協 力 、 NASA 米 航 空 宇 宙 局 、 国 防 総 省 、
AAPT(American Association of Physics Teachers)米国物
理教師協会、スポンサー31 社が協力して、現在 4 万人の 7
年生から 12 年生(日本の中高校生)が 750 チームで参加し
ている世界最大の宇宙科学教育大会です。
この決勝戦に日本の代表 1 チームを参加させてもらえる承
認を日本モデルロケット協会が主催者である AIA からいた
だきました。従って、ロケット甲子園 2014 は、2015 年 5
月にアメリカ・ワシントン DC で開催される TARC 2014 の
決勝戦に参加する日本代表チームを選ぶ大会で、優勝者に
は渡米費用の援助を行う予定です。
copyright:
Aerospace Industries Association/NAR/JAR
秋田県中学生モデルロケット大会
秋田県中学生モデルロケット大会は秋田県内の中学
生を対象に今年度から開始する新しい競技会です。能
代宇宙イベントでは小学生から大人まであらゆる年
代の方に宇宙に興味を持っていただくことができる
ような宇宙教育の啓蒙普及を推進していますがこれ
までの実践型の宇宙教育テーマとしては、小学生には
水ロケット、高校生にはロケット甲子園出場を目的と
したモデルロケットが広く実施されているのに対し、
中学生に向け実際に行われているテーマはほとんど
ありませんでした。そこで、今回より地域の中学生を
対象としたモデルロケット定点競技大会を行います。
大会レギュレーションは、毎年、10 月に茨城県つくば
市で行われている全国大会のものに準ずることとし、
優勝者には全国大会への旅費支援も行う予定です。
©日本モデルロケット協会
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
安全対策:
いずれの競技も国内での実施実績があり、関係法令・自主基準が整備されております。
昨年度に引き続き能代でのイベントに置きましても、これら法令・自主基準を遵守して以
下のように安全対策を実施します。
また協議会には保険を適用し、万が一の事故の補償準備をいたします。
1)競技実施時
<法令・自主基準>
・ 火薬類準備保管場所と射場とは 20m 以上の距離をとります
・ ロケット打上げ時には、周辺 150m への一般人立ち入りを禁止します
・ 風速 8m/s 以上での打上はしません
・ カムバックコンペ実施時には、落下直下 50m 以内への立ち入りを禁止します。また監
視員を配置します。
2)駐車場・交通安全対策
<自主基準>
・ 見学者への現地案内は、能代ロケット実験場からのルートとし、八竜、浅内地区から、
入らないよう周知いたします
・ 一般見学者のための案内の人員を配置します
・ その他、警察署から指導仰ぎながら交通安全対策をはかります
3)緊急時連絡方法
・ 現地本部に安全統括責任者を起き、緊急時には能代市役所・能代消防署・能代警察署・
能代港湾事務所・秋田海上保安部・峰浜漁協組合長・地元自治会長に電話にて連絡を入
れます。
安全統括責任者
実行委員長 和田
豊
電話による連絡
能代警察署
0185-52-4311
能代港湾事務所
0185-54-8246
能代消防署
0185-52-3311
秋田海上保安部
018-845-1624
能代市役所
0185-89-2148
周辺自治会長への電話連絡
自治会長
浜浅内自治会:平川宏様
茨嶋山自治会長:山條広様
黒岡自治会長:小川繁様
能代温泉自治会:竹内堯様
落合自治会:平塚新八様
峰浜漁協組合長(高山建設工業株式会社)
0185-53-2361,090-3123-4863
4)事前連絡
イベント実施前日
ロケット打上前日
ロケット打上直前
ロケット打上後
能代警察,能代消防,自衛隊,航空管制
能代警察,能代消防,自衛隊,航空管制
能代警察,能代消防,自衛隊,航空管制
能代警察,能代消防,自衛隊,航空管制
第 11 回能代宇宙イベント事業計画書
公開イベント実施時
ルート案
と
看板設置予定箇所
見学者案内の看板
進入ルート
帰宅ルート
悪路
Fly UP