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SCREEN-G Ver. 1.0 <Windows 版
既存屋内運動場等の耐震診断プログラム SCREEN-G Ver. 1.0 <Windows 版> (平成 11 年 6 月発売) 社団法人 文教施設協会 SCREEN-G(Ver. 1.0)は、「屋内運動場等の耐震性能診断基準(平成8年版)・文部省」にもとづいて、(有)ST ニュー テック研究会が制作し、屋内運動場等の構造耐震指標 I si と保有耐力に係わる係数 qi を計算するパーソナルコンピュー タ用のプログラムです。屋内運動場等の耐震診断、耐震補強の普及のために、(社)文教施設協会が監修の上、頒布す るものです。 《プログラムの概要》 基本的な機能として、以下の項目の特徴があります。 1) 準備計算 ……………… 単一充腹材、充腹・非充腹組立材の断面性能、幅厚比、梁の分布荷重 2) 終局耐力計算 ………… a)梁、柱、パネルゾーンの曲げ終局耐力、せん断終局耐力 b)軸組筋かい材の引張および座屈後の安定耐力 c)柱梁仕口・梁継手の各接合部の最大耐力 d)鉄骨柱脚のメカニズム時曲げ終局耐力、せん断終局耐力 e)RC造鉛直部材の完全塑性理論に基づく曲げおよびせん断終局耐力 3) 保有耐力計算 ………… 純鉄骨造、および鉄筋コンクリート造との混合構造となっている、いわゆる標準架構 形式(S1,RS1,RS2,R1)について、方向別、階別の保有水平耐力 4) 靭性指標 ……………… 部材の靭性指標、階別・方向別の靭性指標 5) 屋根面荷重伝達性能 … 屋根面筋かいの終局耐力と各フレームの保有水平耐力にもとづく伝達能力の計算 6) 診断表 ………………… 全フレーム別の構造耐震指標 I si 、保有耐力に係わる指標 qi 、基礎浮上がり時の I si 監修のことば 平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災においては多数の建物に大きな被害を受け、建築物の耐震性能と耐震診断 技術を向上することが、建物の所有者や建築の関係者により強く望まれるところとなった。また、震災時等においては、 学校施設は児童生徒に対する安全確保だけでなく、地域の避難拠点として重要な役割を果たしていることは周知のこと である。なかでも、学校体育館は地域住民の一時的な避難・収容施設として期待され、より一層高い耐震性能を確保し ておくことが要求される。 このような状況から、学校施設の耐震性能を迅速かつ的確に求めることが必要となってきている。なかでも学校体育 館は建設された年代によって構造形態も使用される鋼材も様々な上に、地域によって独得の工法が採られる場合が多 い。そのため、体育館の耐震診断は高度の知識と幅広い経験を要する。一方、体育館は数が多く必ずしも一部の専門家 だけの作業に依存しておくこともできない。一般の建築構造技術者でも誤りなく診断のできるマニュアルの存在が強く 要望されていた。 このような要望にこたえて、このたび(有)ST ニューテック研究会は鉄骨屋内運動場を対象とした耐震診断用プログ ラム SCREEN-G を開発された。そして(社)文教施設協会は耐震診断の一助としてこのプログラムを診断を業務とする 建築構造技術者に広く紹介することにされた。そこで、当「屋内運動場等の耐震診断プログラム SCREEN-G 監修委員会」 は(社)文教施設協会の要請を受けて耐震診断計算用プログラムの内容について監修をお引受けすることとした。以来 委員諸氏のご協力によってかなりの時間をかけ詳細な監修を行った結果、この時点としてはほぼ満足のできるものが出 来上がったと思っている。 鉄骨構造の構造計算には複雑な計算を要すものが多い。しかも、先にふれたように、古い体育館の中には現在ではみ ることのできない構造形式のものもあって、現在我々の馴れている計算手法では解析できない場合もある。このような 場合には、特にこの計算プログラムや関連するマニュアルは役立つものと考えている。 ここでもう一度指摘しておきたいことは、この SCREEN-G はあくまで計算プログラムである。診断において大切なこ とはこの計算プログラムを起動するにあたって的確な条件を与えることである。当然のことながら、これは診断者が診 断対象の体育館を詳細に調査し、正確に判断することによってなし得ることである。それによって初めて信頼性の高い 診断が可能となる。 今回開発されたプログラムは完成されたものとは考えていない。まだまだ改善・補充の余地はあるものと思っている。 今後プログラムを実際に利用された方との意見を十分を聴取された上、開発者のさらなる努力によってより完成度の高 いプログラムとなってゆき、ひいては、確度の高い耐震診断が数多く実行されることを期待する。 屋内運動場等の耐震性能診断プログラム 平成 11年 4 月 SCREEN-G監修委員会委員長 (千葉大学工学部デザイン工学科建築系教授) 高 梨 晃 一 《必要ハードウェアー》 パーソナルコンピュータ 使用メモリ ハードディスク Pentium II 以上を搭載し、MS-Windows 95 が使用できる機種 プロテクトメモリを含め 16M バイト以上(32MB 以上を推奨) プログラム用として 20MB、データ用として、10MB 以上 ■申 込 先 社団法人 文教施設協会 (取り扱い申込先) 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館内 TEL 03-3669-6531 FAX 03-3669-6533 ■価 格 252,000 円 (消費税 12,000 円含む) (但し、講習会受講者には、消費税含み 231,000 円で頒布させていただきます。) ■購入方法 下記のいずれかによりご送金ください。ご送金を確認次第プログラムを発送いたし ます。(申込書と振込証明書を FAX して下さい) ①銀行振込 みずほ銀行兜町支店(普通 1186379) ②郵便振替 加入者(社)文教施設協会(東京 00160-6-34737) ■記入上の注意 ・パーソナルコンピュータのご使用機種名を必ず記入してください。 ・お申し込みがあり次第請求書を発送いたします。なお、請求書の書式が定められ ている場合には、規定の用紙を申込書と一緒にお送りください。 ・(社)文教施設協会主催の耐震診断等講習会受講者は、申込時に受講者番号を記入し て下さい。 キリトリ 《 SCREEN-G Ver. 1.0 申込書》 太線枠内をご記入ください。 メーカー名 製品名 購入枚数 合計金額 受講者番号 セット ¥ TEL ( FAX( E-mail 会社名、機関名 所属部課 発送先 ) ) - 〒 担当者名 お支払い方法 □銀行振込 □郵便振替 (注)リリースメディアは、C D とさせていただきます。 ご記入のプログラム購入申込書個人情報は、他の目的には使用しませんのでご同意下さい。