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2013/6/30 岡田克也氏 「アベノミクスで生活がよくなったと思うのは幻想

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2013/6/30 岡田克也氏 「アベノミクスで生活がよくなったと思うのは幻想
2013/6/30
岡田克也氏 「アベノミクスで生活がよくなったと思うのは幻想。自民党がやがて行き詰まっ
たとき、民主党が必要となる」
■岡田氏は安倍晋三内閣が進めている経済政策について
「カネと公共事業のばらまき。アベノミクスでみんなの生活がよくなったと思うのは全くの幻想」と指摘。
「社会保障制度や財政の立て直しなど難しい問題に直面しているが、 民主党は未来世代を考えてしっかりと改革する」と主張した。
●またまた世論の風任せの循環論のあほらしさ、とくに岡田みたいな知恵のない経済無策の原理主
義者に云われると、まだ政権の甘い蜜を忘れかねた極楽トンボが生息しているのかと呆れる。
現実はつまらぬ遊んでいる政党をば激しい変化の坩堝の中で消耗品化しているご時世にこんなの
んきな待てば海路の日和ありで報われることがありとでも言いたげなご当人の呑気さにはほとほ
とほ政党の甘さを痛感する。
民主は創造的な政策はこれっぽちもしようとしなかったし提言す
る力もなかった。
失われた 3 年半をどのように償うのかが先だ。
なのに謝罪、総括なしの
横着なこれからに対してもいずれ敵失で転がり込むとは、この政党の、いやこいつの見果てぬ首相
へのいやしい根性からくる思いからのようにみえるだけだ。
もうありえないしそんなことでは
日本は救えない。
岡田のいちばんダメなところは経済に弱く自身の世渡りの狡さだ。
言い
訳だけはいつも先でリスクを取る積極的勇気はこれっぽちもない。
これからの一国の指導者と
してすべてにおいて適応できない。
そして人間的にも姑息そうで政治家としての度量と胸襟を
ひらく鷹揚さに大いに欠ける。
自分を荒れ果てた民主の後継にと思うその小厚かましさだけは
抜け切れていないようで、落ち目のなかでひとり自分だけが最後の残り福を掴めそうだというこの
いやらしい計算がこんな時期にこんな恥ずかしげもなくこんな計算ずくの事大主義的な大法螺を
吹くとは、もともと小さい人間なのにこんな時だけは周りに聞こえよがしに云うところがまたまた
こいつの小人を惜しげもなく晒しているのを計算できないところが政治家としては最も不適当だ。
もっと反骨を晒すならば堂々と党大会とか予算委員会とかで喝破すべきだ。
小人閑居して不善をなす。 小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすいということ
とにかくこの人物、暇なんだ。 いま参院選で忙しいのではないのか?
2013/6/30
日韓外相、9か月ぶり会談へ…日米韓外相会談も
■日韓両政府は29日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせ、日韓外相会談を行うことで合意した。 7月1日を軸に調整し
ている。岸田外相と韓国の外相との会談は初めて。岸田氏としては、歴史問題などで冷え込んだ日韓関係改善のきっかけにしたい考えだ。
また、米国のケリー国務長官を加えた日米韓外相会談も7月1日に行われる予定だ。北朝鮮の核・ミサイル開発に対し、非核化に向けた具体的
な行動を取るよう3か国で連携して迫っていくことを確認する。
日韓、日米韓の外相会談はともに昨年9月にニューヨークで開かれて以来、約9か月ぶりとなる。
●日本は韓国とのこれからの交渉ではとにかく是々非々を峻別してことにあたるべきだ。
彼ら
の過去に拘る感情的歴史認識依存への考え方は決してなくならない。
いままでにもそのことに
よって彼らはアメリカをはじめ外国で日本の不実を詰ってきたのだ。 これはもうあらゆる場合で
もトゲとして表出してくる可能性は覚悟しておくことだ。
今回の中國訪問でもそれをささくれ
立たさせるような意表をつく提案を韓国大統領はした。
伊藤博文を暗殺した安重根の記念碑を
中国ハルピンに建てることを習に依頼したことだ。 これは生半なことではなく、確信的に韓中の
連携強化を鮮明にした。
さらにいえば北も併せて中国と朝鮮が合作して日本にあたるというこ
とだ。
ただそれでも朝鮮は北と韓国の 2 体制は現実にはあるがこの調整は中國に委ねられるこ
とになる。
日本としては北の核が中國の制御の中に入ったとしてこれは逆に韓国の中國圏組み
入れは了とすべきである。
これからは対韓国交渉はもう中國色に染まった韓国としての見方を
想定の中に入れるべきだ。
こと歴史問題ではもう彼らがすでに国際で日本との対話なしにカー
ドを切ってその期待効果もいれて使い切ったとして、日本はこれ以上の譲歩はすべきではない。
この上に云われたからといってなし崩しに後ろ下がりすればかならず付け込まれる。
彼らは日
本とは違って昔からそのやり方なのだ。
強いものにはすぐまかれるのだ。
是々非々とはそ
ういうことだ。
世界は心配しなくても彼ら中國、韓国にもそれなりの見方をしている。
も
ちろん日本にもそうである。
世界はもっと広く知恵深い。
とにかく是々非々として正直に
嘘はつかずにたゆまず励めだ。
少しばかりこれからはお隣の騒音が減ればよいのにと思うがど
うなのかだ。
結構中国人と韓国人もよく騒々しいが・・・・。
http://www.new-life-club.com/bizdoor/
2013/6/29
「尖閣譲歩なら首脳会談」中国が条件…安倍首相
●こういうやり方は同じ専制国家である北と基本は相通じる。
まずは恫喝と無視だ。
それと伝統的な見下げた上から目線の横柄さだ。
そして執念深く隙をついての尖閣実力奪取も
選択の中に入る。
しかしアメリカの介入は避けたいのだ。
ただイギリスとアルゼンチン
のフォークランド紛争くらいは日本も絶対に想定しておかないと油断大敵である。
北の
延坪島砲撃事件は記憶にまだ新しい。 尖閣譲歩に付帯条件は多分ないとして、鄧小平が言ったように
50年でも 100 年でも後世代に任せるということを順守しておればこんな事態にはなっていなかったのだ。
これをしびれを切らして漁船体当たりを敢行してきた中国が偉そうに条件を付けることは本筋を間違った
ことになるのだ。
日本側としてはここはこれこそ核心的なことゆえそれを崩してまで会うための条件軟
化は交渉上ありえないのは安倍首相の云うとおりである。 そのためにも会うことの扉と機会はいつも
開けいてると云うのはまさにその通りだ。
その意味でもこの話は首脳同士が合うことでしか解決はし
ない。
それを事大主義的な態度で譲歩するならば会うでは交渉の入り口で扉をとじるようなものだ。
日本を国有化にまで追いやったのは無謀な漁船体当たりのあの横暴なやり方にそのもとがあることを中
国が本当に弁えることだ。
鄧小平からいえば 100 年としてもまだ 60 年もあったのにあんな漁船事件
をおっかぶせた当時の中國のトップこそ𠮟れて当然ではある。
もし条件を付けるとすれば日本の方
からが順序の筈である。
2013/6/29 維新・松井幹事長「現有3議席下回れば敗北」
●いまの弱小野党を象徴するような目くそ鼻くそ発言だ。
120 議席を争う中で 2 や 3 の次元は
クソ異次元以下の鼻くそ論だ。
維新はそんな中で東西に分断党を晒し、かつ純正野党でも無し
の自民への流し目にうつつを抜かすいわば双成りといってもいいくらいの中途半端になってしま
っている。
理念に逆らってのなんでも食いつきまたは揚げ足取りに惰してしまって自縄自縛と
はまさにこのことだ。
もういまはもともとの鮮明だったこの国を変えるために地方分権を目指
して道州制への・・・・という運動もどこへ行ったのだ?
この三年半の道程はまさに結果的には
行き当たりばったりと云われても仕方がない。
もういまは隠れ自民の補完にもならない
ひとり裏道をゆく木枯らし紋次郎張りの孤独なさまよえる党に成り下がった感がつよい。
勝手
に血刀引っ提げて向かうものにはめったやたらのもう狼藉三昧でひとが寄り付かないありさまは
好漢松井と橋下両氏のみに頼るへんてこりんな党の現状だから、わずかに 3 議席を割れば敗北だな
んて次の参院選も、さきの東京都議選と結果的には多分おなじ推移を辿ることしか言えないとは?
もうこれからあと 3 年半近くは大きな選挙はないのだ。
まさに戦うのは今はやりの今でしょ!!
以外にはないのに、こんなセリフをさらっと云われて敗北? それがどうかしましたか?
菅官房長官ではないが、開いた口が塞がらないの鳩山発言に云ったとおなじ言葉を維新には言いた
い。
維新お得意のなんでもかぶりつきの話題作りもネタぎれだということだ。
もっと生活
に根差した発足当時の関電に対する原発論議の当時のエネルギーはどこへ行ったのか?
あれも
途中で分からないままにフェードアウトしてしまった。
こんな調子では維新そのものが消えて
しまうかも。
橋下市長の云うように今年の年末は別としても。
もっと生活に根差した経済
とかエネルギーとかあるでしょ。
憲法改正だけでなく。 とにかく今日明日のパンのことも
大切だ。
2013/6/28 韓国大統領の訪中 「いいことでないか」
●とうとう朝鮮族の一角の韓国が、中国に朝貢した歴史に戻った。 あとの半分の片割れの北との両方
を抱え込んだ中国は実は有難迷惑かも知れない。
ただ中國東北部一帯は漢民族ではなくもとはと云
えば広くは昔の金とかに繋がるモンゴル朝鮮系民族だ。
近世、清が興って中国を支配した。 純正
漢民族でない支配王国は中國の王朝でも結構あって今に至る中國は仔細に見れば連邦国家である。
本当は 8-9 個の分裂国家群が正しい国体のありようだ。
その意味では日本は地球上でも間違いなく
珍種に入るくらいの大規模な単一文化単一言語で纏まった稀有な国体ではある。
よって大陸の有象
無象の混合文化の多言語国家群とはどう見ても相いれない DNA を守り保持してきた。
いま韓国が半
島国家の苦しい歴史を引きずりながら、人種、言語も違いながら、中国東北部に繋がる同胞もを抱える中
国にまたまた歴史の必然と云うか、皮肉と云うべきか馴染もう、いや馴染まされる運命には客観的に
大陸の興亡のこの千数百年を回想させるものでもある。
ほんとうは朝鮮人は地続きだけに過去の歴
史と経緯からすれば中国人とは相いれないのにと思う。 むしろ対馬を挟んで過去 2000 年近い有史は
その圧力から、日本への南下の逃避と新天地への出口への歴史である。 いま歴史の皮肉かとも思え
る中国への朝貢を思わせる歴史の回航は中日、米中の狭間にある韓国の半島国家の生きるための選択
と云えば大げさであるが、こと地質文明的には中華の影響に晒されての儒教の故郷への回帰でもあるか
もしれない。
われわれ日本人にとっては韓国よりもこのことによって韓国を抱え込んだ中國が北朝鮮
との関係、とりわけ核問題で北への支配力をいや増しにせざるを得ない状況を内包したと解釈したいもの
だ。
六か国協議よりもこのことのほうが北東アジアの脅威を減殺させうるとする手っ取り早い環境変
化を歓迎するものでもある。 それにしても韓国の儒教による伝統的事大主義がいまの 21 世紀にも息
づいていたことは、これからのいっても国家の歴史と文化文明が国家のアイデンティティに深く根ざしてい
ることをあらためて痛感するものだ。
加えて韓国の中國回帰はいま落ち目になるこの時期だけに時
期としては道を誤ったかもしれない。
これで嫉妬心に火がつく北がこんごどのように動くかだ。
い
ずれ韓国と北の統一があるのかがまたまた現実的な関心事になるかもしれない。
いざ日本はこの大
時代的な合従連衡に歴史の学習がとう生きるのか?
中韓がこの 100 年前後のことで歴史に学ばない
日本と攻め立てているが歴史のスパンはなおなおその 10 倍以上も奥が深く引きずるものは大きいのであ
る。 われわれは遠眼鏡で歴史を見なくっちゃ。
2013/6/28 参院選前に自民議員の醜聞暴露と鳩山氏
●またまたいつもの選挙前の恒例行事だが、この佐田何とかいうのは縁起が悪い。
第 1 次安倍
内閣の退陣の時も先頭を切って任命責任で躓いたはしりであった。
今回は写真付きでもう逃げ
られない。仮にも国会議員のすることか? 緊張感の無さは夥しい。
委員長辞任なく議員辞職
ものだ。
それと新村何とかの兵庫県選出のこれも
買春のお粗末。
とにかくこんなのはいま大切な時にあって自民のタガの緩みから来ている。
安倍首相はすぐに切ることだ。
躊躇はなるまい。
こんな小事が結構火事になる。
それにしてもそんなことより鳩山元首相の尖閣盗っ人発言は結構処置を誤ればややこしいことに
なる。
もう鳩山氏は確信犯だ。
しかしこれは素直な見方ではあながち頭から無視すること
ができない、もう政治的な踏込んでいて問題化する可能性がつよい。 一市井人としての放埓な発
言で済ませられない現下の渦中にあるだけに。
政府は慎重な取り扱いを要する。
どうやら今月の末には民主党の党員でもなくなるという。
当然に鳩山氏に取れば予想された行
動なのだろう。
飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことだ。
2013/6/27 官房長官「税収増、アベノミクスが効果」
●やっと官房長官発表として 2012 年度の一般会計税収が2月時点の見積もりを1兆 3000 億円ほど上回
る見通しとなったと今日の午前の記者会見での発表となつた。
この調子で平均すれば単純計算で年
度換算 2-3 兆円の増収が見込めるかもしれない。
さすれば過去の最高時の 60 兆円越えはありえな
いとしても 45-46 兆円近くにはひょっとして近づくかもしれない。
まずは異次元の金融相場から徐々
に少しでも脱却しながらアメリカに沿うように業績相場に移行できるように差配できればいい。
まずは
捻じれ解消による強いリーダーシップからまずは内なる規制緩和を硬軟はあってもカネを掛けずに意欲
的に進めることだ。
そのためにもいまは経済に特化して選択と資源の集中である。
そのために
も政権の引き締めによる党と政府の強力布陣のための人心一新も必要かもしれない。
その時は論
功行賞から離れた能力本位の抜擢を強く亨ことが必要である。
とくにアベノミクスの本丸の経済再生
相は代えにくいかも知れないが能力的には不足がある。
人心一新のシンボルのためにも思い切った
安倍人事を敢行してほしいものだ。40 代から 50 代なかば位で経済に明るい元気なのがいい。 甘利は
根暗で陰険に見えて人望がない。 ぜひこれは筆頭で代えるべきだ。
この半年、安倍首相に隠れ
て存在はさっぱりだ。
代えた方がよろしい。
2013/6/27
中国が銀行に講じた金融引き締めショック療法
●昨日の予想されていた金融引き締めは一部の中小金融機関を倒産に追い込む強い副作用を敢え
て承知の上で行われた。
もちろん資産バブルや不良債権危機を回避するためにより緩やかな
ペースでの成長を目指すもので、李首相ら指導部は財政状況が厳しい地方政府や国有銀行からの反
発に直面する可能性がある。 中国の米商業会議所の会頭を務め、中国分析の著書で知られるジェ
ームズ・マグレガー氏は「このシステムを改革するにはハンマーが必要だ」と述べ、「中国では法
の支配が確立していないため、金融システムから参加者を追い出すのに注意を引くように鈍器を使
わざるを得ないと述べた。
ある面中國の強みは日本のような民主主義体制と違う強権発動で
きる政府の権限があることだ。 今日の上海市場は反発の様相をとりあえずは示して、調整場面に
長居している日本市場も小幅反発している。
中國の経済減速がこんな一時的なものでは済ま
ないことはロングで見れば予想の立つことではあるがクラッシュを防ぐ意味合いは強い政府の後
ろ盾がこんな場合に効くこともある。
日本も少なくとも昨日のようないまだに捻じれで重要法
案をみすみす流してしまうようなことをいつまでも続けられる訳はない。
早いとこ参院選で自
公が過半数以上の成果を得て久方ぶりの安倍第 1 次政権で始まった捻じれ解消の上でいまのアベ
ノミクスの仕上げへの本筋回帰の大切な時期に入っていかなければとても浮かれている場合では
ない。
それと何度も云うが財政規律の回復のためにもこの秋に判断する消費税についてはアベ
ノミクスのいちばん重要な時期とも絡んでいて願わくばこれの実施は先延ばしが妥当だと思う。
とくに安倍政権はあと任期を普通であれば 3 年余を残してる。
任を以て延ばせば確実性が上がるというものだ。
その期間中の適当な時期まで責
これからという景気の上向くときに冷やすの
は考えものだ。 その間にアメリカの景気が金融相場からいずれ足取りのしっかりした業績相場に
移行するのは間違いない。
それに沿うように段差のない経済運営が望まれる。
2013/6/27 石原共同代表「憲法全体の改正必要」
■日本維新の会の石原共同代表は党の代議士会で、橋下共同代表が地方分権の推進などのために憲法の一部改正が必要だという考
えを示していることを念頭に、「大阪の本家は寝ぼけたことを言っている」と批判し、憲法全体を変えるべきだという考えを強調
しました。
●これはまたまた橋下氏に喧嘩を売ったのではない。
一応本家として立てながら部分修正での
憲法改正論を全面すり替え目論んでの誘導発言と思う。
現実にそんなことがいまの日本に出来
る筈はないまさに暴走論として受け取られかねない。
人口が減少に転じてきている日本として
は国力の源泉はまずは周辺国や世界の国々と共存する以外にはありえない。
いま仮にそんな新
憲法を全面作ってすることの目途は、いまのマゾ憲法をサド的運用も出来る、つまりは旧憲法、さ
らにいえば普通に戦争できる憲法に変えることだろう一般に流布されていることなのだろう。
果たしてそこまでの必要があるだろうか? いわゆる部分的ないま問題の 96 条の改定くらいはし
てもよいが、それ以上のことはいろいろ出来るという可能性を含ませるだけで十分だ。
一度の
戦争で負けたからと云って永久にその残滓を引きずることはないのだ。
あのドイツだっていま
は EU の中で政治経済的にはもう殆ど欧州の中心に返り咲いている。
もう世界は一部の局地的
な紛争はありえても、全面に亘る戦争は出来ない構図になっているのが現実だ。
いまの憲法が
自虐的で、そのために中国・朝鮮の侮りを受けると云うのはこの二国、北も含めての三国との特異
な関係性だけで、いまの世界に普遍するものでもない。
国力の源泉はまずは経済の強さである。
いついかなる場合でもこのことは侮られないようにしておくことは個人に置き換えても自明のこ
とだ。
そういう意味で今迄通りのやり方でも独立自尊は貫けるはずだと思うが、どうも侮りを
受けるのは憲法の所為だと言い募る改正論者の意見には軽々に組することができない。
とにか
く 96 条までの改正はあってもよし。
そのあとのことは抑止としての効果で止めておくのがい
い。
伝家の宝刀はぬくぞと見せかけることこそで意味があるのだ。
もうグローバル時代で
ある。
なにもお隣の中國・朝鮮だけがお隣さんではない。
まずは自分のことをしっかりと
始末しておくことに尽きる話で、見かけだけを繕っても中身がついてゆかなければ意味はない。
そんな見かけ倒しのだんびらの作り変え憲法なんて所詮余所行きで中身は薄い。
やはり隣近所
といかに最低限のお付き合いをすることに尽きるのではないか。
まあありていに言えばほどほ
どがいちばんということだろう。
あまりいけだかに構えることはやはりうまいやり方ではない。
この点では安倍首相がどこまでの踏込を考えているのかはいずれ分かるが余りな前のめりはやは
り問題だ。
それを踏まえれば石原の全面改装は要らぬことだ。
もうここまでのことならば
もう暴走老人の思い過ごしの行過ぎでしかない。
その意味では次なる参院選では維新には更な
る鉄槌が下りることを切に望む。
この党はもっと国民大衆の生活とそれを支える経済のこと
に注力すべきである。
2013/6/26
イタチの最後っ屁 参院本会議で首相問責決議可決
●参院は本会議で、安倍首相に対する問責決議を野党の賛成多数で可決。 今国会だけしか通用しな
い僅かな間のことで、大切な法案を廃案にしてまですることか?
民主もあれよあれよで気迷いしなが
ら同調するとは? またまさらに国民大衆から参院で反撃の不投票に晒されるのに。 みんなも入った
のは残念だ。 しかし安倍首相にはカエルの面にはしょんべんだ。
もっと他にする有効な手立ては
ないのかねぇ?。
それにしてもみどり・社民・生活の次には消える 3 女史が提案したが…何ともはかな
い反抗ではないか?
2013/6/26 尖閣めぐり物議醸す発言の鳩山元首相
●これはアメリカの怠慢による放置の罪だ。
沖縄返還時にもそれを明確にするチャンスがあっ
たのに、アメリカも日本もこのことについては敢えて言及しなかった。
この時の外交記録でキ
ッシンジャーが元々は尖閣は台湾との領有が底辺にあって、その当時の中國の領有には想定を及ば
せていなかったのだ。
本来は領土問題があるとすれば日台間であって日中ではない。
この
点では鳩山氏の発言は中國サイドに偏ったものと云える。
なぜならば台湾は台湾としていまも
独立して存在しているのだ。
いずれにしても連合国として実質的にアメリカが采配していたの
に厳密な意味で区割りをその時の国際情勢の推移の中で明確にしなかったことの無作為がこれほ
どの問題を引きずっている。
少なくとも、沖縄の返還の時にもっとしっかりと米日中で一線を
画くすべきであった。
まあ、鳩山氏の意見は、ポツダム宣言書の文言だけを見る限りは間違い
ではないが、政治的背景を考慮にいれればそれだけで正しいとは言えない誹りは免れない。
こ
の今の時期の発言としては、やはり唐突感は拭えないし、さらに元首相としてはもっと前広に慎重
であるべきだ。
とくにこれを中国で云ったのは軽率と云われても仕方がないし、いわんや国民
感情的には受け入れがたいものだ。
やはりあなたは云っても元日本の首相であったのですから。
KY では済まないとは思いますがねぇ。
2013/6/26
シャープ:中国の液晶大手と提携
■営再建中のシャープ 10+件が、中国の液晶パネル大手である南京中電熊猫信息産業集団(CECパンダ、南京市)と提携することが26日、分か
った。現地に合弁会社を設立し、数百億円程度を出資。2015年にも液晶パネルの共同生産に乗り出す。消費電力が少ない独自の新型液晶「I
GZO(イグゾー)」の技術などを供与し、技術料名目で数百億円を受け取る。
技術流出への懸念からIGZOの技術供与には慎重だったが、経営再建を優先して自前主義を転換、協業に踏み切る。米通信技術大手クアルコ
ム、韓国サムスン電子に続く有力メーカーとの提携で再建を加速する。
●こんな殆ど潰れている会社がまたぞろ延命措置を付けてまで新たに中国へ出てゆくのだ。
それも新技術の結納金付きで。もうシャープは潰れるべきだ。
市場から排除されたこの会社の
有り様は官僚主義的になってしまった上から目線の消費者不在の経営そのものにある。
とにか
く会社存命のために当たりばったりの提携の様々は経営の混乱を未だに払拭出来ていない。 株主
総会も大荒れで終えたが展望は無い。
それに今回の中國への進出もその中身はイグソー技術の
中國への移転だ。
売国的な提携と云ってもいいのではないか? いままでの台湾・韓国・アメ
リカとのちゃちな倒産先延ばしの資金提携の浅ましさは見苦しい限りだ。
日本の弱電の評価を
このシャープ一社が象徴的に貶めた被害は大きい。
経産省がこんなことを許したのは
もうどうでも勝手にせよとのご宣託なのかと思いたい位だ。
それならばまずは難しくても国内
での始末をすべきで、それによって日本の技術を保護することではなかったのか。
わたしはい
ままでシャープ製品はほとんど買ったことがない。
娘からの払い下げのノートパソコン、メビ
ウスも使いづらくすぐに故障したので修理費のバカ高いのにびっくりして捨てた。
とにかく消
費者に寄り添っていない偉ぶった横柄な会社だった。 これからも生きている限りは買うものはな
い。 こんな上から目線の会社ではもう生きては行けないのにと思う。
それになんで中国の雇
用の手助けをするのだと云いたい。
国内で作れば、もちろん人件費のこともあろうが国内雇用
にも貢献できるはずだ。
こういうところに配慮しない無分別がこの会社のいけないところだ。
いまになっての自前主義を捨てたなんて笑わせるわ 。
2013/6/26
これが安倍カラー?1対1の官僚面会
■第2次安倍政権では、政策決定や各省庁の幹部人事で「官邸主導」が強まっている。
特に、幹部人事には安倍首相の意向が色濃く反映している。
防衛省では、通常国会半ばの3月に、民主党との距離が近いとされた金沢博範次官(当時)が交代した。外務省でも、河相周夫次官が就任1年に満たない
異例の短期間で退任するが、河相氏も民主党の野田政権で官房副長官補を務めていた。
後任の外務次官となる斎木昭隆外務審議官は、日本人拉致
問題などで首相と緊密に連携をとってきた。政権発足後、首相と「1対1」で面会した官僚を調べると、斎木氏は11回で河相氏の4回を大きく上回っている。
また、安倍政権は成長戦略の柱に「女性の活躍」を掲げた。これを受け、厚生労働次官には村木厚子社会・援護局長が起用される。旧労働省系の次官が2
代続くことになり、厚労省にとって異例の人事だが、省内では「幹部人事は完全な政治主導で仕方ない」との声が上がっている。
●アメリカ型に近いあべ首相好みのやり方だ。
当然だと思う。
これが本来の政治主導のあ
り方である。
民主から政権が自民に変われば政策実行部隊の官僚もそれに倣う。
こうする
ことによって官僚主導のを変えて既得権益が伝承されることの防止にも繋がるのだ。
いままで
の泥縄のやり方を今後もこれを契機として改めた方がいい。
その意味で安倍首相と云うのは
アメリカの大統領型を目指しているのかもしれない。
戦略的に動こうとする考えを実行しつつ
/る安倍首相にとって官僚をまさに手足のごとく使いこなすのは口だけでなく実践しようとする姿
勢は、国際場裏においていま機動的に動きつつある安倍政権としては当たり前のことなのだ。
それにフォローしない、または出来ない官僚は代えるのは必然のこととなる。
日本の官僚も内
にこもるだけでなく世界に出て行かないでは体験から生じる知識・感覚・感性に後れを取ることに
なる。
単に民主の色に染まったとかのそんな意趣返し的な浅いものではないのだ。
時とし
て失敗はあっても官僚の能力の引き出しのためにも、いかに年次だけで次官になるというのは現実
と乖離しているかを実証する機会と場でもある。
もうそんな平均的な意味ではこのいまを乗り
切れない。
官僚にも激しい競争原理の場を経験させないと駄目である。
もう一般論の言い
尽くされた管理用制度の改革なんてお題目よりはこういう抜擢人事で櫂より始めることがいちば
ん効果的である。
2013/6/26 中国人民銀行 資金供給の声明
6 月 26 日 5 時 34 分
■中国の中央銀行、中国人民銀行は、国内の金融機関の資金確保への懸念を背景に、上海市場の株価が下落したことを受けて、金
融機関が必要な資金を確保できるよう市場に資金を供給したとする異例の声明を出しました。
●やはりバブルであった。 この公的資金の投入の時期が適当な時期であったかどうかは後に分かる。
どのバブルもつまりは実体経済からの乖離だ。
それが行過ぎて株と不動産に顕著に出たということ
だ。 まあまさに色に出にけり云々でバブルに出方の差はないという真実だ。
ここにきてバーナンキ
効果は世界的にも確実に波及してきたということだ。
本当にアメリカの出口戦略がうまく行くのかはい
まだ定かではないがまあアメリカの FRB がここまでのことをするのだからそれなりのアメリカの理屈立て
があるのだろう。
これで世界はアメリカの影響で世界の機関車である中国がまさに 7 月危機説を占う
ようにその先取りをすべく国が資金を流す措置を早々と決めたことで、先の 1986 から 1992 年の日本の空
前の大バブルを参考にしたのは間違いない。
あの時宮沢喜一の公的資金導入が反対の嵐の中で
頓挫して遅れて、日本は失われた長い 20 年にはまり込んでゆく。
今回の中國はまだしも前例から学
んで早い処置かも知れない。
しかし谷深ければ山高しである。
日本と政治経済の制度が違う。
世界の環境も違うが私見ではかなり今までの高度成長の突っ込み姿勢による無理もあると思う。
全
治何年を要するかは即断できない。
いずれにしてもカントリーリスクを抱えた中国のこれからは要知
注意である。
今回、中国人民銀行としては、こうしたなか、市場に十分な資金を供給したことを明らかにする異例の声
明を発表することで、懸念を払拭(ふっしょく)し、市場の安定を図ろうとしたものとみられます。
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2013/6/25
中国株式はいずれ急落、腐敗や不良債権増加で=パトリック・ウルフ氏
■4 米ヘッジファンド、グランドマスター・キャピタル・マネジメントのパトリック・ウルフ氏は、中国の腐敗や不良債権の増加が危険な状態に達
しており、今後株価が急落する可能性がある、との見方を示した。
ェレンス、GAIMの合間に述べた。
今週モンテカルロで開催されているヘッジファンドマネジャー業界コンフ
同氏は「米連邦準備理事会(FRB)のことばかり話題になっているが、中国のことはあまり気にされ
ていない」とし「米国は最も安全な投資先だが、中国はクラッシュがいつ起きてもおかしくない、とわれわれはこれまでも指摘している」と語っ
た。ここ10年世界経済をけん引した中国経済について「ひどい状態だ」と述べ「中央政権により腐敗や不適切な資本の割り当ては必然的に起こ
る。銀行間金利は急騰し多くの企業は資金繰りに窮している」と指摘した。
●亜米利加はロングで中国はショートで対応はもう専門家筋の極め付きの常識で、とくにいつクラ
ッシュがあっても不思議でないは真実味がある。
以前から 7 月危機説が云われてきた。
と
くにここにきてアメリカの FRB の出口戦略のバーナンキ示唆発言が取り沙汰されて現実味はいや
増しだ。
統計の操作疑義も一向に消えないし、地下銀行からの金利の暴騰などに纏わる銀行倒
産も噂されている。
そこで政府の金融締め付けが量的に行われればもう崩壊待ったなしだ。
中国を殺すには刃物は要らぬ。
投資の引き上げで事足りる。
そういう意味で日本の安倍政
権が横断的にアジア連帯の投資ゾーンの再構築に動いていることは政治的な面もあるが現実の経
済界の合理性にも裏打ちされての経済行動である。
アメリカとの対等な大国新関係とかで派手
に言われている裏での中国の実体は以前の米ソとは比較にならない基礎的なアンバランスさを秘
めていて、識者の間ではその安定度は比較にならない非常な脆弱なものだといわれている。
ひ
とつ間違えは世界第 2 位の GDP も実は怪しいかも。
その中身に非常な不安定を内包している。
とくに一国 2 制度と云われるご都合主義的な政経運営はもう国民大衆の非常なる経済格差と政治
的不満が綯い交ぜになって膨張の限界で一角が崩れれば大きな破滅への連鎖も懸念されるほどの
綱渡りとも垣間見れる。
共産党一党支配の圧力鍋の中で出口を探すごった煮の中身がどう動く
のか。 案外その時期は遠くないようだ。こうしてみると政権交代があって日本がまだしもアベノ
ミクスで行動する、決められる政治経済に変化できたことは大いによかった。
きのうの衆院本会議で民主の野田が安倍首相の就任以来の行動の活発さを皮肉を込めて驚いてい
たが、まさにそれは動かずにいて官邸で酒ばかり飲んでいたブタのニヤケタ言い分で、激しいグロ
ーバル世界競争場裏中で失った民主の 4 年弱を取り戻すための必死のリカバリーである。
アベ
ノミクスのどうのこうのと批判ばかりでこのエエ恰好だけのこの政権の無為無策でどれだけのロ
スした道のりを追いつくことに費やしたかはなにも云わない。
まずは経済の立て直しがどの国
もすべてなのに、議員の定数削減などの今となっては頓珍漢なことに拘泥するこの党はいまだ以前
の眠りから覚めていない。 ずっと寝ていろと言いたい。 なんだ、あの騙されたわたしが悪いの
か、だましたあんたがわるいのか? こんなの本会議で云う言葉か?
まだ二日酔いが残っている
大馬鹿だ。 こいつの陳腐なドジョウの話にしてももう陳腐なことで、まさにこの人物と比例して
いるのだ。
2013/6/25
CIA元職員の居場所分からず
●サイバー時代の国際場裏でまるで冷戦時代の 007 の現実だ。
それにしても今回のオバマ・習
会談のその渦中で起こったこの事件は想像以上に闇が深い。
昔の米ソからいまは米中の鬩ぎ合
いを連想させる。
それにしてもアメリカも怖い国だ。
表向きは人権とかフレンドリーとか
でお化粧しているが一皮むけば、専制国家の中國とも引けを取らない闇の部分が露出した。
とてもお人好しで性善説に立つ我々とはどだい情報戦では格が数段違う。
日本も最近安倍政権
でもアメリカに倣って NSC、国家安全保障会議創設の動きがあるが、それに叶う人物がとても適当な
人物がいないというらしい。
それにしても今回のケースは中國は自国もサイバー攻撃の被害者だと
していまから思えば皮肉にも思えるアメリカへの反撃を示唆していたのである。 オバマに取れば逆
にピンポイントで会談に合わせてきっちりと仕掛けられた罠に嵌った焦りがいま裏返しの強硬な中國、
香港、ロシア、エクアドルへの犯人引き渡し強気交渉にでているようだ。
今朝現在ではいまだロシ
アの管理下にあってロシアもシリアや核兵器削減とも絡んでアメリカとは対立しているだけに予断を
許さない緊迫の駆け引きになっているという。
もうこのサイバーの世界は無法であるだけに
とくに不得意な日本としてはアナログの防衛だけでなくデジタル防衛態勢の構築はもう待ったなしだ。
その意味でも日本は情報強靭化のための課題をもっと国民大衆に理解させる教育・宣伝が要るようだ。
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2013/6/24 田中元外務審議官 安倍総理の批判残念
●外交官を辞めて一私人ならばその肩書で喋るべきだ。
それを未だに国家的な微妙な段階にある
現在も進行中の機微に触れる内容を云われたから言い返すというようなやり方は公務員であった元職の
守秘義務も絡むのではないかと思う。
どういう経緯で今回も講演しているのかは知らないが、このこ
と以外にも政府の価値外交にも口を挟んで否定的なことを云っている。
元外交官にはあるまじき現
政権批判とも取れる。
もし意見があるならば議員になってでも云うというほどの気概はないのか?
外野席で小金稼ぎするにはソグワナイ内容だ。
最近はお堅いと云われた外交官がリタイヤ―してか
ら国家の機密に関する大事な過去のことに簡単にマスコミに出て物申す輩が多い。
とにかく現役時
代の外交案件に関与したことを簡単に退職してから表に出すなと云いたい。
政府もこういうこと外交
に関する発言には一定の枠を嵌めてはと思う。
とくに現在、政治的絡みのことについては尚更だ。
国家的な利益絡みであることが多いだけにこんなことでとかく議論が起こるのは不味いし発言の自由とは
なにか別の次元だと思う。
最近の野中訪中とも相通じるものがある。
2013/6/24
参院選後の各党の体制
●まさに思惑通りでほくそ笑んだのは、自公の全員当選の緻密さどおりと組織の強さと低投票率で
で恩恵にあずかった共産と維新のオウンゴールでテンから牡丹餅のみんなの党だ。
もう諸悪の
不幸を一人で背負って立ったのが落ち目の民主に更なる天罰だ。 その次には維新の奢りと 2 頭政
治の横着さだ。
参院選後には民主はシャッポの海江田を取り換えることだ。 もう分かりきっ
たほどの舐めた選挙のトガがこんな代表を据えたことにある。
分党する力もないのならば少な
くともこの代表は変えないとだめ。
前の小選挙区で落選して比例での代表なんてテンからやる
気がない。
それと維新はもうエネルギーを使い果たした。
いちどで戻ってやり直しだ。
そのためにもエエ加減な 2 頭治政治なんて選挙民を愚弄した小細工は止めにして橋下は党首を降
りることだ。
出来れば維新は当初に戻って大阪からやり直し。
石原は旧太陽の連中と元鞘
に戻れといいたい。
どう見ても行き当たりばったりのちゃらんぽらんのくっつきが今の原因だ。
協議離婚が正しい姿だ。 もう血刀引っ提げて寄らば切るぞは見飽きたという人が多い。
現に
たった二人しか通らなかったうちの一人が橋下に対してもう少しものをいう前に考えてからしゃ
べってほしいと当選のあいさつには不似合いの弁を述べていたのが印象的だ。
立候補 34 人で
当選者二人とは・・・・党の責任は重いと云うべきだ。
安倍政権はやはりいろいろ言われても
経済に力を入れてまあアベノミクスは 60 点は貰ったのだろう。
ほかの政党も憲法もいいが足
元の経済のことをもっと真剣に議論した方がいい。
先のエエ加減な理念よりも今日のパンのこ
とをもっと云わないとだめだ。 その点共産党は流石に自公の行き過ぎをチェックするお仕事代も
ちゃっかりいただいたようにもみえる。
もし維新とみんなの協力がなっていたら多分公明とト
ントンかひょっとして上の第 2 党は間違いなかったのに。
みんなも維新のおこぼれと云っても
少なすぎる。
みーんな有権者はシラケて呆れて行かなかったんだねぇ。
2013/6/24 都議選 自民全員当選で圧勝 民主大敗
●去年の衆院選惨敗から無為無策の民主の風頼り無責任選挙の明確な結果が如実にでたものだ。
これではこの党の存在自体が問われかねない。 つぎの参院選の大敗は既に現実のものである。
いずれこの呆けた党の分裂までに進むかもしれない。 少なくともいまのダメ執行部体制は変更を迫ら
れても仕方がない。
あまりにも現実逃避と問題に直視しないあなた任せ風任せのこの惰性に流され
た体たらくではもう政治以前と云ってもいい位だ。
まあ投票率の低さから強い組織をもつ政党の有利
さは当然であるが、これほど見事に結果が示されたのも珍しい。
それと維新はもう語るのも烏滸がま
しい無様な姿で、東日本ではこの党は石原ではないがまさにもう終わったねぇと云える。
コメントする
のもバカらしい政治を舐めて選挙主義の奈落に落ちた。
その点合流を排除したみんなはまだしも実
績ゼロに等しいところからまだしも増えたのは実力と云うよりは低投票率からの流れ票だと思って褌はし
め直した方がいい。
とにかくアベノミクスは曲がりなりにも受け止められた、少なくとも忌避されたとは
思えない。
まあ国政とは違うと云いながらも、すぐ後の参院選をなぞる意味ではほぼこの輪郭で推移
することは間違いない。
民主のオセロゲームは次の参院選ですべて衆参、地方選挙の清算が終わ
る。
明らかに二大政党制が日本ではいまだしの結論が完全に出る。
それと泡沫小野党の清算
もなされるのは間違いない。
その端っこに辛うじてぶら下がる維新のチャランポランな有りようにどう
も鉄槌が下ろされそうである。
民主のそれはもう既に当然のことで話題にすらならない既成事実であ
る。 まあいま日本を取り巻く環境の厳しさから見れば、とにかくは自民の選択と国論の集中は当然の
帰結かもしれない。 勝手な論を振りかざす批判のための批判のパフォーマンス野党の入れる隙間はさ
らに狭くなったとは云えるのではないか。
もうあまり遊んでいる無駄な時間はない、もっと注力して政
治をやれと云うお叱りの声だと各政党は受け止めるのがこの結果だと思う。 それにしても自公の全員
当選は選挙のプロのしたたかさだ。
アマとプロの明暗が際立って出た。
もうつまらぬ選挙主義の
テクでは通用しない。 日々の積み上げが・・・・当たり前のことだ。
口先でのひっかけ方法も無理だ。
やはり正直に肚を立てずに撓まず励めである。
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2013/6/23
韓国は30億ドル分の日韓通貨スワップ協定延長を要請するのか
●こんなことが煩わしいくらいにニュースになることに違和感を感じる。
子供じゃないのだか
ら期限の 7 月 3 日まで粛々と韓国の出方を待てばいいのだ。
そして先方から延長の申し出が無
ければ約束通り
継続打ち切りにすればいい。
それ以上でもないし、それ以下でもない。
政治問題化だ
とか言って騒ぐ方がおかしい。
それと韓国が何も言わないのに勝手に日本の方で云々するよ
うなことは止した方がいい。
こういう憶測交じりの両国関係というのはもう過去のものにし
なければ未来志向に棹さすことになる。
2013/6/23
関西はどうも意気上がらん。
●たかじんのなんでも云って委員会を観ているが、どうもメンバーも変わったり、たかじんが再入
院、辛坊が無謀で世責任な冒険の無様な失敗などなど、さらにいえば元の卒業生の橋下大阪市長の
最近などをみるとあの当時の勢いはない。
あの当時は民主党政権で消費税、大震災と東電原発
事故の中で閉塞感に取り囲まれて、日本の内部の本質が割れて垣間見られたときだつた。
その
時のこのテレビの余波から維新が生まれた由縁もなしとしない。 それだけの期待感から維新が昨
年秋までは相当の国民大衆の、とりわけ関西のパワーを感じたものだ。
その後わずかな期間で
の維新に纏わる周辺の動きを見回しても実に関西の上辺だけの浮き上がり様には驚くばかりだ。
日本の何かあればの受け皿になるべき関西、とりわけ大阪、さらにはその周辺の都市との
一枚岩にはなれない個性的な反目。
どうも今回も維新騒動はどうやらスカタンしてしもうたよ
うだ。
そのことが折角のチャンスをと思う期待喪失を大きくしている。
ほんとうはいざ帰
りなん。関西に、そして出直しての思いが叶えられるのかが問われたがもういまは心もとない。
その意味では橋下市長は石原と袖を分かって大阪から再出発の折角のチャンスをどうやら捨てた
のかそうでなかつたのか?
きようの都議選結果はどうでもいいがこの投票率では圧倒的に自
公が強いと思われる。 多分維新の当選者は前回の 3 人とどっこいどっこいで話題にもならないと
思う。 そのあとの参院選が都議選のカーボンコピィとなればますます維新の期待度は大したこと
にはならない。 まずは一歩後退して捲土重来を期すべきであったのに。 その夢も果てたのか?
まあただその中でもみんなが維新と別行動したことがまだしも不利から少しは有利に働くかが見
てみたい。
2013/6/23
アメリカの FRB バーナンキの出口論で世界が喧しい
■20カ国・地域(G20)の議長国ロシアの首脳個人代表(シェルパ)を務めるクセニア・ユダエワ氏は21日、米連邦準備理
事会(FRB)による資産買い入れの縮小で最も影響を受けやすい国は中国だと述べた。
同氏はロイターに対し、「エコノミス
トの立場として、私にとっての最大の懸念は中国だ」と語った。
「ある意味では、中国がどう切り抜けるかに全世界の命運がか
かっている」と語った。
●注目は揺らぎだした中國の今後だ。
ある意味で政治的に見るとアメリカの中國に対する反撃
にも見える。
アメリカの近寄る競争者にはパンチを食らわす闘争者としての意地にもみえる。
もちろんアメリカの国益から見ての選択には違いないが丁度米中とトップ会談後の後だけにいろ
いろと憶測がされるのは当然だ。
しかしこの発言は世界に景気減速の予感を知らせたことにな
る。
日本もアベノミクスの帰趨に影響を与えかねない。
然しながらアメリカの金融依存か
らの脱却と実物経済志向は世界にとっても経済の本筋回帰のためにもどうしても通らざるを得な
い苦渋の道筋でもある。
その震源地のアメリカのこの決定予想発言がそれほどの重さを持つも
のだが、早速ながら、ロシアのシルアノフ財務相がルーブル安を求める動きを示唆したが、ユダエワ氏は
同調しないとした。 しかし石油輸出への依存度が高いロシアにとり、石油価格の急落はより深刻な影
響をもたらすとみられる。 むしろそれよりも中国の今後は予断を許されないところだ。 これについて
はこんごいろいろと取り沙汰がされるはずである。 G8 には入っていないが G20 の入っている中国の
動きが注目される。
いわゆる brics に共通の関心事である。
2013/6/22 話し合いの扉は常に開いている
●米中会談は終わったが、総論として用事があるとして立ち回った習は思惑に反して手ぶらで帰さ
れたと思う。
呼びつけた訳ではないが声を掛けたら向こうの方から来てくれたオバマにとれば
手間が省けて云いたいことと押さえることは伝えられた。
一方、安倍政権としては今回の G8
でもって挨拶回りは韓国と中国を除いてはし終えたというところだ。
そして残る中國には話し
合いの扉は開けてあるとしてそのあとのことは相手任せにしているが、もちろんここにきて水面下
で非公式、本筋の動きは活発になっているようだ。
もう後背をとにかく固め終った安倍政権は
軽々に動く必要はない。
まずは参院選を迎えての最終の国内捻じれ解消の体制固めとなる。
もし日中の話し合いがあるとしてももちろん参院選後であり、かつまた靖国の例の参拝を様子見す
るかの国のあとあとになろう。
ただ日中の会談の設え方はかなりむつかしい判断だ。
いつも面子という上目線に拘る中国に日本がすんなりと受けるかどうかはやはり政治判断の分か
れるところだ。
それがために扉は開けているという安倍首相の言葉が相手にどう伝わるかだ。
本筋では用のある方が訪ねることがこの場合の受け止め方だろう。
さて用のあるのはどっちで
あるか?
どこかの国際会議でたまたま出会いのチャンスがと云うのがいままでも何度かあった
にはあったが。
しかし通りすがりの立ち話では・・・・。
一応今回は機会を逸してしま
った国交回復 40 周年のやり直しならば今年中はまだ時間は残されているが。
2013/6/22 これで一件落着のサル芝居
■日本維新の会の石原共同代表は21日、東京都内で記者団に対し、いわゆる従軍慰安婦を巡る発言で橋下共同代表が都議選候補
者に謝罪のメールを送ったことについて、「いいんじゃないですか。これで一件落着だ」と語った。
都議選の投開票を控え、
関係修復をアピールする狙いがあるものとみられる。石原氏は同日の川崎市内の講演でも、「橋下氏と一緒に維新の会をもり立て
ていく」と述べた。
●一時しのぎの早めの幕引きは、石原東分団の慌て振りを鮮明にした。 東京都議員選挙よりも次
の参院選での議員の身分保障に危機感があるためだ。 それゆえに修復を強くアピールしたのは東
の老人議員どもだ。
こんな喧嘩の生煮えでは、いずれこれで退潮に歯止めが止まらない維新は
東西併せて沈み込む。
とりわけ西は最大の一歩いや三歩後退三歩前進の落ち込みストップのチ
ャンスを逃した。
もっと俯瞰すればもうこの党は終わったねぇと云いたい。
安倍政権に
なった以後の半年をみても国会論議を通じて維新はその本来の活動よりも外の騒音に紛れすぎて
地道な存在感が何もなかったのだ。
あるのは橋下氏の時としてのパフォ-マンスと饒舌と一部の
議員の場外パフォーマンスだけだ。
まさに政党助成金の無駄に尽きる。
とくに安倍政権の
最近の動きで彼らが本気になって官僚の次官級の入れ替えに走り出したのをみると行政改革と官
僚制度に実質的に手を突っ込みかけてきた。
もうグローバル経済と国際を取り巻く周辺外交の
課題山積を前にすれば、いつまでもこんな屁みたいな維新の小芝居にうつつを抜かしてはいられな
いのがよく分かる。
そういう意味ではもうこの党のガバナンスに関る下手なサル芝居はアホの
骨頂はもうただでも見たくないのだ。
こんなヌエみたいなごった煮のホルモン党はもう国民大
衆からはそろそろそっぽを向かれている。
少なくとも初心に戻って関西から再出発すら出来な
いエネルギー不足ならば先の見通しはただ消え去るのみでしかない。
最大の元に戻るチャンス
を逸したと云わざるを得ない。
どうせ本当の家庭騒動はこの先必ず勃発するがそこまでのエネ
ルギーが本当に残っているかどうかは疑問である。
もう国民大衆は全般としては無視している。
2013/6/21
あらためて問う、維新の会・西部本部は 事態収拾目指す動きをこの際排除すべきだ
●片方の羽を失ったトンボの如し。
昨年合流する前の両方の翅のあったあの時に戻る絶好のチ
ャンスだ。
橋下氏の口説の間違いは風俗推薦を言ったことだけで、侵略は自認しているし、慰安婦
の強制連行は事実確認をすればいいということが結論だ。 そしてそうであれば日韓条約があってケリ
がついていても補償はするでいいはずだ。 石原のズルいのは云わなくてもいいことで党に迷惑を掛け
たので謝罪しろは全くの意気地なし。 今まで石原がどれだけ云わなくてもいいことをしゃべってきたこと
か。
天に唾を吐く大ウソつきだ。 橋下氏と松井氏はこの際旧太陽とは離別して以前のあの維新に
戻ればまだ青山はある。
2013/6/21 <尖閣問題>日中関係は落ちるところまで落ちた、後は徐々に上向いていくだけ
●安倍政権が元の外務次官であった谷内氏をこの 17-18 日に北京に密かに送り込んで冷え切った日中
関係の改善を画策していた。 日本側の要望を中國が受け入れたのだ。 また、つい先日 NHK の TV で
日中の軍部の枢要者の会談のテレビニュースがあった。 水面下で確実に日中の話し合いへの地なら
しが進んでいる。 世界経済の頓挫からの脱却には、やはり機関車であるアジア経済の牽引、とりわけ
日中の頑張りが必要だ。
その中でも成長疲れで諸矛盾が噴出している中國は国民の不満のガス抜
きにいつまでも日本に的を絞ることが出来ない程に経済の運営基盤が低落・歪つになってきている。
とくに中国がいつまでも尖閣に拘っていればいるほど損をするのは中國だ。 一方このことでアジア太
平洋地域のアメリカの落ちたタガが一挙に盛り上がった感がある。 中国は経済がいいときには偉そう
なことが罷り通ったが、今となっては逆に意固地に尖閣に取り付いたことでのトゲが自分で取れない自己
矛盾の罠に嵌りこんでいる。 中国政府による政府批判を逸らすための尖閣利用はここきてはっきりと
破綻しているのだ。
日本は曲がりなりにもアベノミクスが G8 でも一応の認知をされて意気が上がりつ
つある。 このままでは中国は 2020 年代の GDP のアメリカを凌駕するどころではなく、またまた日本にも
再び追い抜かれての 3 位ではだめなのですかになり兼ねない。
結局中國人の浅ましいほどの物欲
に囚われた反省のない無茶苦茶共産主義的収奪一辺倒主義の本質が全世界に暴露されたのだ。
この独りよがりの勝手国の烙印を押されては世界では生きてゆけないのだ。
それがようようこの横着、
横柄、近所迷惑国家にも分かり始めたようだ。 大国は経済規模だけでなく、品格もいるということの端
っこくらいは理解が出来たのは自由世界のガマンの協調のお蔭だ。 今回の日中会談の成果は明らか
に中国が云うほどの大国の形だけを装った田舎者であることを明確にしたものだ。 世界が中國のため
だけにないことを知らしめたことは自由世界の当然の力だ。
見かけのこれ見よがしの腕っぷしだけで
は通用しないことをこの国に教えた今回の会談の意義は大きい。 その腕っぷしもこのままでは振るえ
ないことをさらに分からせたアジアの連帯の成功でもある。
いずれ中国がポイント切り替えに応じてく
るのは絶対に間違いない。 さもないといまの政府にあの反日の怒涛の怒りと暴動が迫ってくることを、
何よりも為政者自身が身も凍るほどの恐怖を陰ひなたで吐露している現実が、それを物語っている。
安倍首相の戦略的互恵関係に中国が応じる日はもうすぐだ。
2013/6/21 維新の内ゲバに党内修復運動が。
●旧たちあがれ系の方から複数のベテラン議員が橋下と石原の離反に対して党内ガバナンス維持を求
める声が早速出てきた。 しかし仮にこんな姑息な当面だけの糊塗で済むような場面ではない。 こと
は政策ではないが党首の外交的な根本認識の乖離である。 近づく都議員選挙と参院選挙への影響
懸念のためだけという当面の弥縫策で済ますわけにはいかないだろう。
もうこれは小党内といえど権力闘争なのだ。 この際はこれをうまく上澄みだけを塗りたくって一時逃れ
の大人の解決なんてしても、あとあと必ずぶり返すのは間違いない。 国際の問題はこれからも内政に
も突き刺さってくることになる。 その時に同じことが惹起されるのはみえみえだ。 この際はこれほど
のトップの考え方の違いはこれからもいろいろいの場面で起こってくる。 元々は選挙主義に陥ってのそ
の場の野合が、やはり今になって傷口を広げたのだ。 仮に変に繕ってももうここまでくれば隠しようは
ない。 堂々と別の塊になって、自分らの思うところに依拠するのが有権者への正当な応えである。
でないとこんなことで生煮えで議論を止めてしまうとこの八幡のオロチになってしまったこの小さい党はそ
れこそフェードアウトしてしまう。 石原言葉を借りれば、もうこの党終わったねぇ・・・・・これは自党の事
である。 天に唾して恥じない姑息な小人の石原の耄碌もここまで来たかの感がつよい。 暴走的認
知症老人にはもはやご退陣あるのみだ。 橋下 G は別離してもまだ何とか安倍別動隊で棲息できる。
旧たちあがれの老人どもにはこの際は分かれて消えて貰うことで、自分らの職場維持のためだけに勝手
に大騒動しているだけだ。 橋下市長は受けて立って相手を突き放せばいいだけだ。 それにしても石
原と云うのはここまで末節を汚すのか。
■正直に肚を立てずに撓まず励め 終戦の本土決戦を止めたこの鈴木貫太郎の一節を橋下市長に捧
げたい。
もう少し人間的にそして政治的にも大きくなってほしいと思う、好漢、橋下氏には自重せよと
云いたい。 そして敗残の見苦しい老兵の石原はただ消えるのみである。
2013/6/20 橋下氏はこの際、石原と決別して元の維新で決起すること
●この暴走老人は偽装の仮面を脱ぎ捨てて本当に悪人に変身した。 もう国民大衆からみても都議
選での先を見越して参院選前に橋下氏の首を落として維新を乗っ取る戦略に出たのだ。 おためご
かしなことを云っているけれど本音がついにでましたょ。 この際はじたばたしなくても橋下氏と
松井氏が維新の本当の築き上げた二人であることはみんな分かっている。 この悪辣な乗っ取り屋
の企みはもう見透かされている。
まずはこの参院選挙が終わるまでは動かざること山の如しで
騒がず沈黙する、このガマンをすることだ。 本当に石原に靡く維新の国会議員の動きを眺めるこ
とだ。 そしてそれがはっきりしてくれば分党の宣言をしましょう。 誰が新党の党首になるかは
傘下の国会議員の判断に待ちましよう。 そして自民安倍首相との連携を宣言することだ。 安倍
首相がどちらを選ぶかはもう明らかだ。 そして橋下氏は市長としての仕事と道州制への当初から
の理念への運動に注力して維新党のことからは暫くは距離を開けた方がよろしいのでは。 国政の
ことは市長の任期を務めあげてからにした方がみーんなも分かりやすい。
2013/6/20 維新の内ゲバに都議会選挙はどう裁定するか。
●本来は国政マターなので後に続く参院選での結果待ちが望ましいかとも思うが、現実にはその選
挙結果で共同代表制の一角が崩れるかもしれないことになった。
何べんも云うが、もともとこ
うなるのは誰の目から見ても明らかであったのだ。
押し売り、押し買いのごとく勝手によその
家に入りこんだのは石原の立ちあがれの方だ。
もう押しかけ女房が厚かましくも長年連れ添っ
た糟糠の妻のように振る舞って旦那を追い出そうとするのも世間的には見苦しい家庭騒動だ。
しかしまあ野合の末の痴話喧嘩ならばゴチャゴチャ云わずに選挙結果で白黒つけるのもいい。
どうせ一旦ここまでこじれたものはもうもとに戻せない。
要は歴史認識と慰安婦問題で夫婦の
意見が真っ向から合わなくなったことだが、まあ世間的には言わずもがなで済ませられなかった
弁護士的判断の行く末がこうなってしまって、政治的には沈黙をもってすべしとの両者が、馴れ初
めのころの相思相愛に比べてこれほどのいがみ合いになるところが下世話的には情けなくも面白
いと云えば叱られるか?
然し夫婦別れするときには財産分与がとかく問題だ。
橋下氏にとれ
ば昨年の衆議院結果の 54 人のうち旧立ちあがれは僅かに 14 人だ。
この財産を巡っての始末は
弁護士の腑分けの仕事の得意の範疇でもあり、すんなりとは行かないかもしれない。
やはり既
得権益的には旧の戸籍にて分離別離すればと思うが、これがあとあと紛争のタネになることは間違
いない。
とくに政党助成金が 50 億前後?は入っただけにこの配分がポイントになるかも。
いちばんは喧嘩両成敗で新たな代表で再出発できるかだ。
いずれにしても石原が橋下氏をこい
つ・・・と呼ぶようではもう元鞘はありえないことだけは確かなようだ。
ただ維新の死んでも
石つぶては離さないいう総沈黙総争点無しの屁みたいな安倍自民ひとり佇立の、いまの雰囲気の中
で意外とムチャクチャ流の橋下クソ開き直りがひょっとして無風選挙にさざ波以上の風を吹かせ
ばまさに水物の結果がありうるかも知れない。
しかしその場合でも壊れた壺の修復はいずれに
しても無理だろう。
去年の秋のそれぞれに戻るのがいちばんと思う。
もうとにかく、石原
は。もうこの人終ったねぇ・・・・の痛烈な一撃を誇り高い橋下氏には許せるはずがない。
ま
さに寸鉄、人を刺すとはこのことだ。
もう二人は並び立てない。
それの方が当たり前のこ
となのだ。
安倍自民も橋下維新にはすり寄るのは最近の動きを見てもよく分かる。
やはり
いまだ維新ラッパはそれでも吹く力は十分残っているのだ。
2013/6/19 石原氏、橋下氏に「謝れ」 慰安婦発言めぐり釈明要求
■日本維新の会の石原慎太郎共同代表は18日の党国会議員団の役員会で、従軍慰安婦をめぐる発言で党への逆風を招いた橋下徹
共同代表に対し、「責任者が招いた事態だから仲間に謝るべきだ」と謝罪を要求した。
役員会では橋下氏が「釈明の場」を設け
るよう調整することで一致。石原氏が役員会後に橋下氏に電話し、テレビカメラの前で釈明することを求めたが、橋下氏は「では、
代表を辞めれば良いんですか」と反発。「(6月末の)執行役員会やツイッターで説明する」と拒否したという。 石原氏は最近、
橋下氏の発言を「橋下問題」として公然と批判。橋下氏が米軍輸送機オスプレイの飛行訓練の一部を八尾空港(大阪府八尾市)で
引き受ける考えを示したことにも「地元の市長が聞いていないようなことは言わない方がいい」と不満を漏らしていた。橋下氏が
謝罪に応じなければ、両共同代表の亀裂は深まる可能性がある。
●口は災いを地で行くような下世話な次元の話になっている。
いわば余計な背伸び・見せ掛け・
ちょっかいとまで言えば可哀そうかもしれないが、その程度なのだ。
もうネタになるならダボ
ハゼみたいに食いつくからこんな腐肉を喰ったような馬鹿げた悶着を起こしてしまう。
自民の
ブサイクお調子者の高市がこれも云わぬでもいいことを安倍首相へのよいしょで云って物議と云
うほどの高尚でもない口滑らしが意外と自民内でも問題視されてしまっている。
ことほど左様
に関西、とりわけ大阪人(奈良人も含めて)の言葉の軽さには他県人、とりわけ関東人には殆ど理解
の出来ないところがある。
そして後はお定まりの開き直りになったりする。
こんなこと
をやっている暇はないのだ。
両人ともに政治を舐めている。
高市は前にも言ったが要は
見識力がないのだ。
はやく辞めさした方がいい。
国民大衆よりは安倍首相に取り入ること
だけの情けないほどの低劣でブサイクな偏屈女だ。
それと橋下氏もとんでもないへそ曲がり
を露呈している。
ここまで来るともう折角の今までの功労を考慮に入れても差引マイナスか
もしれぬ。
もうオーナー気取りの偏頗な横着は通用しない。
石原と離反した方がいい。
もともとからこんなことは予想できたことではないか?
石原は 80 にもなって晩節を大いに汚し
たし、橋下は人間の浅さを白日に晒した。
悪あがきせずに謝罪を受け入れるもよし、それと国
会次元には口を出さないことだ。
余りな便法使い分けが身を滅ぼしていることにもっと早く気
ずくチャンスは何度もあったはずだ。
もう石原と売り言葉に買い言葉では尋常ではない。
実に情けない話だがこれはみーんなが予想できたことでもあるだけに余りにも有権者をバカにし
たくだらない下世話なはなしだ。
ワイドショー向けにはいいのかもしれないが。
2013/6/19 石原代表、橋下氏発言「大迷惑」
■日本維新の会の石原慎太郎共同代表は18日、共同通信のインタビューで、共同代表の橋下徹大阪市長による従軍慰安婦発言が
党勢低迷を招いたことについて「大迷惑だ」と批判した。参院選の結果次第では、橋下氏の進退判断もあり得るとの認識を示した。
橋下氏を擁護してきた石原氏が厳しい姿勢に転じたことで、日本維新の混乱が拡大する可能性もある。
●参院選の直前に近くなっての党内ゲバにも繋がりかねないこの発言には、ただバカとしか言いようのな
い必然の成り行きと呆れる次第だ。
元々の両者のくっつきからしてこうなることはだれの目から見て
も早いか遅いかのことであった。 まずはどちらがどうだとかのゲスの勘ぐりはしても仕方がないが、こ
の際は参院選の前に後でする喧嘩ならばすっきりとその前に白黒つけておいた方が有権者には正直で
ある。
こんな馬鹿げた痴話げんかを満天下に晒した石原も橋下もある意味では国政をオモチャにし
た罪は問われるべきで、どちらが残ってどちらが去るというよりも、この党自体のガバナンスがこれほど不
誠実ならばこれからも国内だけでなく国際にも決してプラスにはならない。 いっそ解党すべきかもしれ
ない。
存在自体がどうも国益を損なっては困るのだ。
すでにある程度この党のお蔭で国際的に
は大いなる損失を蒙っている。
さらにこのうえ、恥を晒すようでは国民大衆からは決して支持されな
い。
寄り添うべきでないふたつが政党としての本質に違和感と摺合せをすっ飛ばして選挙主義だけ
を目途にくっ付いたトガがここにきて耐え切れずに噴出したものでなにも不思議ではない。
こんなこと
が今までの間続いたことこそがおかしいのである。
これを契機に元のそれそれの鞘に戻ればいい。
戻れればと云うことだが。
名前負けしたこの党には大方の期待した人々を最後になって粉々に維新
の壺を割る様な仕儀と相成るかもしれない。
今までの約 3 年間はなんであったかの清算を問われる
ことにもなろう。
それにしてもいずれ期待有権者からは膨大な額の請求書が届くのは間違いない。
ただ恥は忍んでも国際的な評価からすれば極右民族主義の消滅として日本為にはいいかもしれない。
2013/6/18
維新の公約原案 農協「解体」へ 自民との違い明確に
■日本維新の会が7月予定の参院選に掲げる公約の原案が17日、判明した。橋下徹共同代表(大阪市長)らが掲げる「既得権と
闘い、各市場に競争原理を導入して日本再生へつなげる」との基本理念を強く打ち出し、農業分野で「農協解体」の方向を明示し
た。自民党などとの違いを明確にさせて党勢回復を狙う構えだ。
●各党が参院選挙に向けて公約を出してきた。
全体に農業・医療・電力の規制改革と既得権益の御
三家のどれに焦点を絞るかの判断だ。 維新の公約原案は、経済財政政策の見直しや統治機構改革、
外交安全保障など5項目で構成。 農業政策では、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加を踏
まえ、農業を「国際競争力のある成長産業へ」と提起。株式会社参入の促進や農協の独禁法適用範囲の
見直しなどを掲げている。 歴史問題と慰安婦でオウンゴールの維新はどうしても一発逆転を狙い球に
絞ったがまあカエルが蛇を呑みこむような大課題だ。 自民も TPP では農業族の手こずっている、その
本丸にちょっかいを入れるのは、安倍自民とも水面下で調整済みだろう。 いわば安倍自民の水先案内
人を買って出ているようなものだ。 表向きは違いを明確になどと云ってももう今は自民とは裏腹はみー
んな知っている。 しかしターゲットとしては現実的には的を得ているのだ。 まったくオスプレイの大阪
八尾空港誘致と同じ手合いだが的がデカすぎてもうすぐの参院選にはいかにも付け焼刃は否めない。
2013/6/18 都議選でも維新が地獄の底から這いあがる気配も。
●橋下党首の一挙一動が世間の耳目をそばだてることの多い中、あまりな俗世間的なワイドショー絡み
もあるが、現実には大衆受けしている部分もあって、今年の終わりには維新はフェードアウトしているとい
う自虐もどうやらなさそうで、迎え撃つ参院選でも意外とという流れになるやもしれない。
要は並み居る
野党の差別化がされていないことに尽きるのだ。 とくに民主の焦点ぼけが酷い。 アベノミクスの反
対票を期待しているようだが、自身にこれと対抗できる素案も何もないただ反対だけの野党に成り下がっ
ている状態では国民大衆からは見向きもされないただの党でしかない。 それとみんなの党ももうひとつ
渡辺オーナー小党でこのままちんまりと固まってしまうのかどうかの峠道だ。 やはり維新との合流失敗
で存在感が今一つ冴えない。 まだむしろ維新の無茶苦茶流に元気印があるように見えて、ひょっとし
て何をやるのかという怖さ半分と背中合わせが浮動票やどうでもいいやという無関心層をへんに取り込
む可能性はある。
それと安倍首相の維新好みも維新にはフォローだ。 とうぜん憲法改正をにらん
だ先の配慮もあるがこの際は少しでも友達が欲しい安倍首相には無下に突き放せない。 みんなもアジ
ェンダが出た。 とうぜん憲法改正が載っている。 この選挙で自民は維新とみんながどこまで登って
これるかが密かな期待であることは間違いない。 いまひとつみんなに元気が欲しいのだが。
G8 でも一応日本のアベノミクスは中期の成長戦略の取りまとめと財政規律への配慮を条件に
ご了解を貰ったようだ。 この参院選で捻じれの解消はほぼ間違いない。 なんといってもアベノミクス
は半分以上の 60-65 点でいまのところ可となっている。 つまりは外圧をうまく取り込んで自らの栄養に
して選挙後にスピードを上げていくことになろう。 その意味では一年後くらいはどのような姿になってい
るかだ。 世界経済の中で日本が少なくとも存在感が発揮できるようになればアベノミクスはやはり曲り
なりもお墨付きを得られるのではないか? そうあってほしいものだ。 ただきのうの G8 で秋に発表と
云っていた消費税を早々と打ち出した。 気が急くのは分からなくはないがしっかりとした根拠と腹積り
はあってのことだろうなぁ。
2013/6/17
安倍首相は早とちりなところがいつも気にかかるが。
風向きが少し変わってきたか?
維新逆風かわし躍進
橋下色封印、地道に
尼崎市
議選、4 人当選
■16日投開票された尼崎市議選(定数42)で、日本維新の会は公認候補5人のうち4人が当選を果たした。伊丹、宝塚市長選、
両市議補選で全敗し、従軍慰安婦をめぐる共同代表の橋下徹大阪市長の発言で逆風下の戦いだったが、底力を示した。
橋下氏の
発言は、告示を控え、支持拡大にしのぎを削っていた各陣営を直撃。街頭で批判の声を浴びせられ、強気の5人擁立も「共倒れに
なるのでは」とささやかれた。
候補者は橋下色を前面には出さず、地道に尼崎の課題を訴えた。党の来援もほとんどなかった。
一方、大きく橋下氏の顔を使ったポスターや看板は目を引く。選挙戦終盤には「風向きが少し変わってきた」(陣営)。
深刻
な財政難など閉塞(へいそく)感が漂う尼崎市。市民からも「尼崎のイメージを変えてほしい」との声が多く聞かれた。当選した
維新新人の光本圭佑氏(33)は「尼崎には問題が多く、大阪のような改革を進めてほしいとの声が強かった」と話した。
こ
れで同党所属の兵庫県内の地方議員は、神戸市議の1人と合わせ計5人になった。同党兵庫県総支部代表の新原秀人衆院議員は「関
西では維新の風がまだ吹いている。参院選にも弾みがついた」と喜んだ。
●静岡知事選挙も現職の非自民が圧倒して勝利した。 アベノミクスの日陰では自民も形無しだ。
恩恵の温度差もあるが地方と中央の落差もある。 これから見ると今回の参院選は辛うじて捻じれ解消
の必須要件がクリアできれば良しではないか? 自公でととにかく過半数が最低ラインだ。
一時の絶対多数はまずありえない。 これの程度レベルで安倍首相の改憲への思惑が左右される。
とくに国政での維新のリカバリーが地方と違って相当低下した余韻が残れば安倍自民の今後の取り組み
には支障があると思われる。 然しながら橋本政権で捻じれが生じた経緯からすれば
取り敢えずは捻じれ無しは政治の決められる最低限が確保できることにはなる。 ただ TPP における農
業票や電力再稼働是非など一筋縄では行かない重い課題もあって当初よりは褌を締め直さないと思うほ
ど容易い選挙ではない。 自民はいつも参院選で苦渋の涙を呑まされている。
2013/6/17
アベノミクスは第 1 の矢だけは当たった。
●第 2 は現在進行中で景気の下支えとなっているのかもしれない。 第 3 の矢は山よりでっかいイノシシ
はというよりはイノシシの子供が数匹みえるくらいかも。 そこで早速政府は参院選後に勝利と捻じれ解
消の余波をかって成長戦略の第 2 弾をやりたいという。 小生なんかはど素人としては無理にそんなこ
とをするよりは消費税の 2 年間先延ばしで十分政治的アナウンスが発せられ効果は出ると思うが。 ど
うやら設備投資を呼び込むための設備投資減税を思っているという。 世界がいまだ不況に喘いでいて
景気が減速しているいま、財政のことも考えれば効果のほどが見通せない大企業への減税はほどほど
でないと、ただでさえ十分でない税収を減らすことになる。 やはり費用と効果の秤加減からすると、い
まはカネ使わないでいつも言っている通りの規制改革をもっと掘り下げて抉りだす方があり来たりの法人
減税では効果が薄くて遠い。それでなくても大企業は剰余金を設備費用分も含めて 500 兆円も留保して
いるのだ。 これ以上云うのは強欲というものだ。 もちろんグローバルで戦うのには軍資金もいるが、
今回のアベノミクス効果で内部資産効果もそうとうな額に積み上がっているはずだ。 異次元の第 3 矢と
担当のバカ大臣が云っていたがこいつがもう半年も経ってどんな仕事をしたのか? これこそが政権の
ガンである。 ぜんぜん人望と能力がないから知恵もアイデアも湧かない。 安倍首相はこの人物こそ
アベノミクスを語らせてはいけないし資格と識見に賭けると思うが如何? 異次元の思考能力と実行力
が必要とされる今、実に平凡以下のぼんくらにこんな役割を担わせるのはどだいおおきな間違いである。
安倍首相の肩の荷が下りないのも無理はない。 もともと能力がないから神輿を担ぐ振りをしてぶら下が
っているのだから。 はやく人を変えた方がよろしい。
安倍首相のお荷物になっている。 だからいらいらしてもと外務省の田中均にもキツーイ言い方にもなっ
てしまうのだ。 ほんとうはこいつなんかにこそこの仕事を担当する資格はないと突き放すべきではない
か?
秋の成長戦略第 2 弾は人事も洗い替えした方がいいと思う。
それと最近は麻生カポネの葉巻が湿っぽくてどうも財務役人向きになっいる嫌いがする。
それと顔つきもさらにへの字の口がさらに下に曲がってきた。 役人を使いこなすとの平生の言葉が使
いこなされてはいまいか?
2013/6/16 国際のきのうときょうのふたつのながれ
きのう
■ロウハニ氏勝利 外交姿勢転換に期待
核開発問題などで欧米と対立するイランの大統領選挙は、開票の結果、欧米との関係改善などを訴えたロウハニ氏が勝利し、国際社会か
らはこれまでの強硬的な外交姿勢が転換する可能性に期待が集まっています。
欧米との関係改善などを訴えたロウハニ氏の当選を受けて、イギリスやフランスなど欧米諸国は相次いで声明を発表し、アフマディネジャド
政権の下で取られた強硬的な外交姿勢の転換に期待を示しました。
このうち、核開発問題を巡る協議で欧米側の調整役を務めるEU=ヨーロッパ連合のアシュトン上級代表は「速やかな外交的解決に向けて
イランの新たな指導部と協力する決意だ」と述べ、暗礁に乗り上げている交渉の進展に向けて積極的な姿勢を示しました。
イランでは、核問題など重要政策の決定については最高指導者のハメネイ師が強い権力を握っており、新たに大統領となるロウハニ氏が欧
米との関係改善など独自の政策をどこまで進められるのか、その手腕が注目されます。
国連事務総長が祝意
イランの大統領選挙で改革派の支持を受けたロウハニ氏が勝利を収めたことを受けて、国連のパン・ギムン事務総長は「温かな祝意を送り
たい」との声明を発表しました。
そのうえで、「国連事務総長として、イランの人々と国際社会の双方にとって重要な事柄について、次期大統領ならびにイラン政府と、関与し
てゆきたい」として、特定はしなかったものの、核開発問題や民主化や人権の問題などについて、国連として関わって行く姿勢を改めて示し
ました。
きょう
■北朝鮮、米に高位級会談提案 半島の緊張緩和議題に
北朝鮮の国防委員会報道官は16日、「重大談話」を発表し、朝鮮半島の緊張を緩和するための米国との高位級会談の開催を提案した。朝
鮮中央通信が伝えた。
米者国は、北朝鮮が非核化に向けた行動を取らない限り対話に応じないと主張。一貫して米朝だけの会談には消極的な姿勢を示している。
北朝鮮は談話で、一方的な非核化には応じないとするこれまでの立場を再確認した。
報道官は談話で、会談では軍事的緊張状態の緩和、朝鮮戦争の休戦協定の平和協定への転換、米国が提唱する『核なき世界』を含む
様々な問題を幅広く協議できるとし、会談場所と日時は米国に任せるとした。
●核のオモチャで国民が塗炭の苦しみの挙句の悲鳴に似た喘ぎ。 されど一方は少なくとも曲がりなり
にも選挙を通じて、もう一方は独裁一家のインチキ王朝の延命のための悲痛な強気姿勢はもうなんどめ
だ? ともにアメリカへの救いの差し迫っているメッセージか。 それにしても北は身内の兄弟分の無頼
中國にも意思の疎通を欠いた単独行にみえるが ?
落ちたりと云えどアメリカのそれでも世界を睥睨
するヘゲモニーの残影はさすがに超大国の風格はある。
2016/6/16
日中回復後 40 年の中国の強気と弱気
●どうも今年に入ってからの中国経済は初めてのとん挫に見舞われているようだ。 それが統計を
信じても勢いは下降して成長率も下方に修正している。
もともと成長をエサに伸ばしてきた経
済だ。 自由資本主義では当然自然な流れで経済活動が変化するところが、半面で一国二制度の
裏側の共産社会主義も生きているからして、経済活動はそれで政治政策からして動かすことにもな
る。 つまりは需要がなくても生産活動は落としながらも継続しないと、政府の下にぶら下がる国
営企業は生きてゆけない。
とくに EU をはじめとする世界的な不況から輸出依存型の中国経済
はここにきて相当なダルな状態であるはずだ。
もう残された中国の市場としてはアフリカも先
行しているとはいえ自国資源収奪型の中国の支援にも疑いの目を持ち始めている。 そうなるとあ
とは大げさに言えば活路としてはアメリカの裏庭の中南米しかあり得ない。
ここにもアメリカ
主導の TPP の網が張られていていずれ政治的な駆け引きの場にもなろう。
しかしそのためにも
尖閣の通り道は西太平洋からの出口としても実に鼻づらの場所にもなるのだ。
中国のイライラ
は募ることだろう。
最近中国が棚上げ論とか言い出しているのもいまの中国の経済とん挫が政
治的発言のトーンダウンに繋がっているのは明らかだ。
今回の安倍首相の G8 の途上にポーラ
ンドも入っており、原発輸出の交渉がポイントだ。
ロシア・中国とも競合しているが日本が取
り込める公算が強いらしい。 先のベトナム、トルコに続く原発商談での勝利となれば、原発事故
のハンディキャップを乗り越えての受注となり、日本国内の原発輸出反対とは違う結果にいろいろ
批判はあっても日本の原発技術の水準の高さと評価として素直にとらえるべきかもしれない。
そういう環境を俯瞰すれば、やはり日本の経済を 20 年のデフレから脱却させて、ふたたびある程
度の福祉も賄え、かつ財政の規律を整えるためにも、いまはあれこれ好き嫌いの言える時期ではな
いことを得と納得しておくべきだ。
そのためにもとにかくのアベノミクスが参院後も多少の上
下はあるにしてもまた再び腰折れしないような補強の手は必要だと思う。
その意味ではこの秋
に決定するという消費税は 2 年くらいの先延ばしの方がダメージが少なくてアベノミクスのいず
れの時期のソフトランディングためにももいいと思うが。
そして少なくとも日本の方が経済の
揺れに対してしなやかになっておくことが対外的にもとくに中国に与える心理的インパクトは強
いはずである。
そのことは政治外交的にも強い立場を維持できるのだ。
いまは攻守ところ
を変えて日本がかなり優位な位置に立ち戻っているように思えるが。
2013/6/15
日本へ脅迫、見過ごせず…米大統領が中国けん制
●会談後はみえなかったがやはり冷静になってみれば、さすがにアメリカも中国の習の富国強兵を
そのまま放置すれば、戦後の最大の友人の日本を失うことのいかに大きいかが分かったのだ。
とくに民主党政権は伝統的に日本には厳しい。 宣戦布告のルーズベルト、原爆投下のトルーマン
を日本人は記憶している。 それに比べてアイゼンハワー、ブッシュなどの人気の共和党のイメー
ジがある。 勿論、金とドルの不交換とか米中頭越しの国交回復のニクソンもいたが。 中国のみ
える存在が逆に日本の今まで見過ごしてきた重要性を浮き彫りにしたのが今回の会談です。
米
中は不戦だと云うのはいままでのはなしでこれからもそうだし現実に出来ないのだ。
これからの一国共産党独裁の中國が本当にアメリカを凌駕すれば、本来の隠されていた本質をかな
ぐり捨てた暴慢・専制主義がこのさきもう僅かに 30-40 年後に在りうるとの現実感がアメリカをし
て考えさせたものと思う。
とくに民主主義の経験を経ていない中国の本当の怖さは東洋史を遡
れば、とくに中国・朝鮮史をみれば明らかで、その DNA は北朝鮮ではいまも露出していて、それを
陰で操る中国もその根底には脈々として同じ DNA が息づいている。 日本がその大陸の影響下には
まれば、オセロゲームのようにすべての東アジアはドミノ現象でひっくり返る可能性もあるのだ。
いまかってほどの力のないアメリカは本当に太平洋の半分は中國に分け与えることになる恐れを
感じたのだろう。 それゆえに豪ゃ NZ を盾にイギリスが日本と結ぶ新安全保障を構築せんと動き
出しているのは、まさにひと昔前のソビエト連邦にかわる一国二制度の面を被って世界を分断しよ
うとする共産中國がその面をチラチラと外しかかってきたことにある。 アメリカがやっとこさニ
イハオ、ニイハオの慇懃な愛想笑いの下の黒い野望に気づいたものと思いたい。
アメリカはも
う世界の中心であるよりも客観的に多極のひとつとして複眼的な眼を持つに至ってきたことは世
界のためにもいいことだ。
中国の再来はロシアよりも性質が悪い。
その根底は西洋文明に
虐げられた怨念の数百年がうず高く内部に沈殿しているのだ。
日中の和解も難しい。
中国
文明に染まらなかった 1500 年以上の是々非々の日本、とくに明治以来の日本には彼らはどう見て
も許せない虐げられた屈辱と恨みは絶対に晴れないのだ。
日本はまだしもいまの西洋文明の方
が中國文明よりは安全という本能的な価値基準を持っている限り中国とは相いれることは出来な
い。
これは国家存亡に関るこれこそ核心的本能である。
アメリカもこの点では絶対に融合
出来ないものを持っている。
ただ和解のための話し合いは必要なだけである。
この点を今
回の会談が早々に明らかにしてくれた意味合いは物凄く大きい。
同床異夢で結構。和して同じ
ず、この間隔を維持することだ。
今後のそれは国力あるのみ。
日本はそのためにも絶対に
アベノミクスは成功させないといけないのだ。
その意味でも TPP は国家改造のためにも苦しい
が参加することだ。 これで古い非効率な日本の錆を取っ払うことだ。
中國に TPP の T も云わせてはならないのだ。
なんでも人のものを欲しがるガキみたいな国であ
ることはもうよく分かったはずだ。 国際は中國を甘やかしていけない。
2013/6/14 米中会談受けアメリカの日本に対するフォローの電話会談
■安倍晋三首相は13日午前、オバマ米大統領と電話で会談した。オバマ氏が7、8両日に米カリフォルニア州で行った習近平中国国家主席との会談内容について説
明し、日米同盟強化を確認したとみられる。
日米両首脳は、英国で17日から開かれる主要国首脳会議(サミット)に合わせて会談する方向で調整している。この時期
の電話会談について、菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で「同盟国である日本への配慮ではないか」との見方を示した。
●アメリカは米中会談で日本を蚊帳の外に置いたと懸念されるのを嫌がったものか、会談の内容をすこし
ずつリークしているように見える。 その大体のトーンは日米安保が現実に機能していることの再確認に
も言及しているし、また上院の高官がアメリカはこの優れた民主主義国家であるアジアの友人との絆は守
るべきだとの心情溢れた発言まで届いている。 そして大方の意見としては騒動を仕掛けているのは中
國であって日本は受け身でガマンしているという論調が強い。 もうすぐ始まる G7 でオバマ・安倍会談
がセットされているのに、すぐにアメリカが間をおかずに電話会談やその他のルートで日本に事情説明を
してくるのはやはり尖閣の問題が米国の戦後処理から思わぬ展開に至ってアメリカもそれに無下に責任
がないとは言えないことがあると認識しているからだ。 下手をすればこんな小さな島嶼が日米中の獅
子身中の虫になり兼ねない国際情勢の歴史的な摩訶不思議な坩堝と恐ろしさに嵌りかねないからであろ
う。 それと習の大風呂敷の太平洋の 2 分割論はアメリカでも余りに評判がいいものではない。 痩せ
ても枯れても超大国アメリカは大西洋と太平洋の両洋を俯瞰しているという今までの自信がある。 いま
アメリカの GDP に対して 52%の中國が 2030 年代のいつかは分からないがこのままの成長が続けばいず
れはアメリカを抜くだろうとの予想先行にはどうも単純についてゆけない感情的要素も非常に大きいのだ。
仮に大国にやっと上り詰めてもうすぐ右下がりも十分にあるのだ。
その時の落ち目の波及は物凄い
影響を世界に与える労働人口減少や体制変動もありうるのだ。 日本やアメリカはそういう要因を考え
てはいてもいまの経済だけの観点主義だけの中國については仮定の話として止まっているだけだ。 少
なくとも日米はいまの中國を距離を開けてでも見つめてゆくしかないのだ。 まあ力落ちたりと云えどア
メリカが中國と予期せぬトラブルの前に話し合いをしたのは日本にとっても幸いなことである。 やはり
国家の基盤力は経済だ。 その点で日米はよく似た財政の過大な膨張問題を抱えている。 やはりはや
くこの問題を止めて押し戻すことで経済の自由な裁量の余地を広げることで政治的な地盤を再構築しな
いといけない。 とくに日本はこの参院選での捻じれの解消をとにかく実現できる予想を確実なものとす
べきが当面の最大の課題だ。 そしてその力の後押しでアベノミクスの再稼働へのアクセルを入れ直す
ことである。 もう本当に力が付けば右も左も真ん中もないのだ。 あるのは日本そのものである。
つまりはなにも足さないしなにも引かないあのコマーシャルみたいな自然体の日本で評価されることがい
ちばんではないか? それの根源力はやはり強い経済そのものである。 その意味で過剰・過大な財
政赤字は国民大衆に対して国がもっと謝罪を込めて真剣に返済すべき不道徳なことだと認識することだ。
多少の借財は刺激ともなるが GDP の2倍に喃喃とする借財は尋常ではない。
いまの日本の政治の
最大の務めはこのことに尽きるはずだ。 すべてはこれを正常に戻すことから始まるのである。
2013/6/13 薬のインターネット販売
●成長戦略の一環として「インターネットによる市販薬の販売」が一部 自民党の反対が強いが安倍
首相は押し切るようだ。 「既得権益 を保護する政策に反対する」と掲げるネット大手の楽天会長兼
社 長 の三木谷浩史 (48)率いる経済団体「新経済連盟 」(新経連)が、強く求めてきたテーマだった。
これくらいのテーマが乗り切れないならば委員を降りると突っぱねた三木谷社長には時代の移り変
わりを印象付けた。 ただ成長戦略の中味としてはまだまだ小粒だがとにかく規制改革の取っ払い
無くして今後の展開はない。その意味では大きい一歩である。 それに規制に雁字搦めの医薬業
界は安全を隠れ蓑にとてつもない規制と既得権益の巣屈と化している。 財政改革の突破口として
もこれを切り口に高止まりと薬漬けの悪習に塗れたこの障壁を崩すためにも今回の安倍・三木谷
路線がタッグを組めたのは非常なる成果だと思う。 こんなことはやはり安倍首相出ないとできなか
った。 族議員上がりの甘利がうんともすんとも出れなかったのはとてもいいことで、毎度言うがこん
な族議員と規制にどっぷり浸かってきたこんな甘利をこんな役どころに付けた安倍首相の任命はま
ずかったと言わねばならない。 こんなことすら出来ない産業再生委員会ならばそそくさと辞めた
いと啖呵を切った三木谷社長はやはりエライ。 いずれインターネットで競争が始まって普通の薬が
今までよりも規制が取れて安く販売されることを強く期待したい。ただしこんな程度の成長戦略では
まだたま゛二階から目薬り程度でアベノミクスの起爆第3の矢というよりは線香花火程度である。
これでは名前負けも著しい。 もっとデカい仕掛け花火でないと。
2013/6/13
沖縄知事「返還の具体的手順 説明を」
■安倍総理大臣は、沖縄県の仲井真知事らと総理大臣官邸で会談し、仲井真知事が、日米両政府がまとめた嘉手納基地より南にあ
るアメリカ軍施設の返還計画について、具体的な返還の手順などの説明を求めたのに対し、安倍総理大臣は「地元と相談しながら
円滑に進めていきたい」と述べました。
●米中は基本的に不戦だ。 だからアメリカの世界軍事戦略は財政とも絡んでもう負担の限界で戦
略的な配置と削減が求められている。 つまりは日本は日本で自衛・防衛力の向上を図ることが色
濃くなる。 これは日本の右傾化とは違う。 それを踏まえた意味で沖縄の長年の負担を強いたア
メリカの基地の返還は沖縄の人々の負担軽減を希求する声にこたえる時期がようやく到来してき
ている。 その上で我が国はアメリカの引いた後の防衛を日本なりに一部肩代わりすることはまだ
しも沖縄の人々にとってアメリカとの不平等な地位協定が段階的に取り払われるという未来に向
かっての希望も見いだせる。 とにかく沖縄の占領下からいまだ戦後 70 年も経ってもそのもとで
真実苦労を掛けた彼の人々に対する早いアメリカの基地返還だけはきっちりとした工程表を明示
して目でわかる約束をすべきである。 中国を睨んだ東シナ海の緩急に備えた防衛と国防の備えか
らアメリカとの協調の下、日本版海兵隊の常駐と自衛隊の補完と補強がその代わりをすることにな
ればまだしも沖縄の人々には安心感が出来ると思われる。 とにかく不用になった膨大な基地はも
ともとに戻して別途の成長のタネとして再見直しすれば沖縄の経済発展にも寄与するはずである。
2013/6/12 新しい異次元三次方程式。
● 経済・社会予測の専門家、BIノルウェービジネススクールのヨルゲン・ランダース教授「40 年後、米国
は貧しく」 ・・・2052 年の世界の姿
● 英国、新たな「日英同盟」模索か…アジアで日本を重視 アンドルー王子訪日
● 首相、欧州3か国歴訪へ…原発トップセールス、それだけではない。
菅官房長官は11日の記者会見で、安倍首相が15~20日の日程で、ポーランド、英国、アイルランド
の3か国を訪問すると発表した。
▲いつまでもあると思うなアメリカと親。 まだ日本も捨てたものではない。
世界に例のない先進国で断トツの20年先を今走っている日本は苦しいが凄いかも。
2013/6/12 習総書記は今回のオバマとの会談で尖閣は譲らぬと言った。
●これから後 10 年の習と、もう3年半のオバマとでは構え方が違う。 オバマはプラハで核廃絶
を高らかに訴えて世界を沸かせたが結局はアフガンの戦争継続を容認し理想と現実の狭間でなに
もアメリカの正義は実現できなかった。まるでノーベル賞のただ取りだ。 反対に経済の立て直し
にも成功できずに議会からは財政の壁に追いやられてアメリカの引き下がりをいまも晒している。
とくに今回の張りぼて中国との鬩ぎ合いでも優柔不断の足元を見透かされてチベットやさらに深
刻なウイグルの苦難にもなんらいまのところ言及した形跡は見えない。 人権の国アメリカはもう
過去だ。 そのくせ慰安婦は軽いとみて口うるさくエエ恰好しているだけだ。 世界はアメリカの
後ずさりを静かに見守っている。
われわれ日本も新たなアメリカの無言の尻込みにはとくと注
目しておくことだ。
いま渦中の TPP もアメリカはもうかっての余裕はなくて日本の聖域にもい
ろいろ口出しするのは必至である。
ぬけぬけと中国も TPP への参加の意思を断られるのも承知
の上で示唆するほどの横着さを許している。
太平洋政治同盟としての TPP には中国も入る権利
があると云わんばかりではないか?
アメリカが GDP でここ 20 年も経たずに世界一を中國に譲る
ことの理解は本当には出来ていない。
もちろんハリボテ中國がこれから先にこのままでその域
に達することこそ非常なる困難がこれから立ちはだかってくるのだが。
そのためにも日本の安
倍政権が進めているアベノミクスはそれに迎え撃つ中国に対する包囲網と取られても仕方がない。
落ち目のアメリカを補完する意味からもこんな一党独裁の共産主義国家が自由世界の制度を利用
して専制主義を拡大再生産させるわけにはいかないのである。
いまのアベノミクスと中国包囲
網に対してはいずれの国からも賛意はあれども明確に反対を表明はない。
日本はそのためにも
TPP を通じて日本の内部の不都合な制度を改革しつつ経済を立て直してその中核エンジンとして
落ち目のアメリカとは別にこと足元のアジアについてはどうしてももう主体的にも動かざるを得
ないのである。
これは日本にとっての核心的利益であることをもうそろそろ表明すべきかもし
れない。
尖閣はもともとは戦後処理のアメリカの采配のことであって今になって日中で適当に
話し合えだけで遁走は出来ない。
アメリカは己の撒いた種は最後まで見届けて刈り取る責務が
あるのは世界が見ている。
日本は焦ることは何もない。
アメリカが日本に不義理をすれば
アメリカは太平洋の利益を失うのである。
沖縄も慌てることはない。
辺野古も愚図愚図し
ておればいいのだ。
アメリカが義務を果たさなければなにも慌ててアメリカへの奉仕だけを履
行させられる謂れはないのだ。
今後はどうあっても安倍首相には最低 2 期 8 年、いや 3 期 12
年くらいはやって貰わねばいかんかもしれない。 それほどの中興の祖が求められる大事なときだ。
日本が立派に立ち直ってゆくためにはそれくらいの時間がいる。
さすれば安倍首相もさらに成
長して平成の大総理になっているかもしれない。
その時でも安倍首相はまだ 70 歳だ。 平成
の元老になっているかもしれない。 1 安倍首相にはそれくらいの長期の視点を持った国家経営を
してもらいたい。
切に自重と口を慎んでほしいものだ。 もうポピュリズムに気配りしたパフ
ォーマンスなんて軽いサービスは控えた方がよろしいかと思う。
2013/6/11 中国、国家イメージ悪化に国内でも関心高まる
■中国の国家イメージが悪化していることへの関心が国内でも高まっている。英BBCが世界25カ国、約2万6千人を対象にしたアンケート(昨
年12月~今年4月実施)で中国は去年の5位から9位に低下。否定的評価が39%と、肯定的評価(42%)にほぼ並び、過去8年で最悪とな
った。海洋覇権拡張の動きが近隣諸国の反発を強めると同時に、貿易摩擦などで欧米諸国でのイメージも急速に悪化しているためだ。「中国の国
際イメージはなぜ落ち込んだか」-。中国の国際情報紙「参考消息(5日付)」は中面1ページを割いてBBC調査の内容を詳しく報じた。
こ
れによると中国に最も否定的なのはフランス(68%)、ドイツ(67%)、スペイン(同)、米国(同)など欧米諸国で、領土・領海摩擦が激
化している日本(64%)や韓国(61%)をも上回っている。欧米各国の中国に対する否定的評価は、わずか1年で2割前後も増えている。
「経済不振の欧米先進国で、(急成長する)中国へのイメージが悪化するのは何ら不思議ではない」(国際情報紙「環球時報」)と平静を装っ
てはいる。
しかしこれまで肯定的評価が7~8割の高さを誇っていたアフリカ諸国でも約10ポイント評価を落としたり、否定的評価を増や
したりしている。「自国本位」と批判される中国のアフリカ進出への反発も、現地では高まりつつあるようだ。
中国の研究者(趙彦華・中国
新聞出版研究院研究員)が西側データをもとにまとめた別の国家イメージ調査(59カ国・地域対象)でも、中国のイメージは2002年の第9
位から徐々にランクを落とし、昨年は35位に後退している。中国の富国強兵路線が問われているといえそうだ。
BBC調査では日本も昨年の
首位をドイツに譲り、4位に後退した。しかし肯定的評価は51%と、アジアではトップを維持した。「中国人は、日本の文化的ソフトパワーや
国民の粘り強さに学ぶべきだ」(林泉忠・台湾中央研究院副研究員)との指摘も聞かれる。
●久しぶりにすきっとするニュースに出逢えた。 流石にイギリスだ。やはりイギリスはなかなか
鋭いし見識がある。 醒めた視線と分析がよろしい。 日本人にも感性が合っている。
もうここ最近は中國とその一党のガサツな隣人どものどんちゃん喚き散らしと長年のご主人の落
ち目の三度笠での頑固の付き合いにほとほと困っていたわが日本も、世界を広く見渡せばいろいろ
の目線と見方があることに改めて目から鱗が落ちる思いと満更日本の今までの外の評価も卑下す
るほどのこともないと自信を取り戻す縁になればいいと云えるイギリスの評論だ。 これがアメリ
カからは絶対に出ないところが最近のアメリカの落ち目と余裕の無さであることにはわれわれ日
本人もとっくに気が付いている。
中味のない癖に図体だけはデカくなった中国にこれも中身の
薄くなった品格のないアメリカのコンプレックスの無さが世界を面白くさせていない。
こんな
薄っぺらな二つの大国がこれからまだまだ続くと思えばなにか気持ちの晴れないうっとうしい世
界だことだ。
アメリカの唯我独尊も鼻につくし、さらに中国の唾、痰のまき散らしに似た辺り
かまわずの喚く騒音もそれに輪を掛けていやだ。
その点我が意を得たりではないが日本の評価
は、これが中国・朝鮮発でないだけに、それにまたアメリカといってもいいだけになにか公平であ
ると思えるイギリスの BBC 調査だけに信用できて気持ちの安らぎを感じる。
それからみると日
本の評価は明らかによく似た位置にいる中國・アメリカよりはかなり評価が高いのが自信をつけて
くれる。
この意味でわたしはこの太平洋をアメリカと中国で半分ごっこで広く使おうと抜かし
たあの習の傲慢な顔つきはとても卑しくみえたものだ。 あの顔は太平洋には相応しくなくむしろ
ごちゃごちゃした中国の香港あたりの混沌とし市井に燻る因業親父がお似合いだ。 それにオバマ
も太平洋とは程遠いインドネシアかハワイかアフリカの大陸顔だ。
両方とも海にはそぐわない
雰囲気でこの海を語るには違和感がある。
その点世界の海を制覇したキングダムの末裔の DNA
を受け継ぐイギリスこそは海の語り部として実に相応しい。 できればアメリカと中国とも適当な
距離感で付き合いたいものだ。 それにイギリスが豪州・NZ との関係でこの太平洋の問題でこれ
からもっと顔をみえるように出てきてほしいものだ。
アメリカも中国も多民族国家でよく似て
いるところがある。 中国も本来ならば 7-8 くらいの国家に分裂すべきで、いわば今は昔のソビエ
ト連邦国家みたいに強圧でしばって一国としてハリボテでまとめているだけだ。 これから先、一
番のありうることは民族自治の中國の春が起こる可能性も否定できない。 その時こそアジアに本
当の落ち着きが来ると思う。 いずれにしてもいつまでもこの国は世界の中で好悪は別としてもも
う少し周りとの協調という言葉の意味を深く理解する教養を身に付けるべきである。 4000 年の
歴史が唾と痰を吐き喚き散らすことの連続では甚だ品格が無い。 それはアメリカにもある面云え
ることではある。ヨーロッパの落ちこぼれと貧しい避難民と一攫千金のよくと夢の欲望集団が作っ
た国だ。 そろそろそういう意味ではハリボテ大国ではない第 3 道もあってもいい。
日本がい
ま鋭意進めようとしている中國包囲網と云われる連携は名前の是非はともかくも大国の横暴に対
するこれこそ歴史認識からである。 未来志向の国家連合を模索することを踏まえて新たなる実験
として興味をもって眺めたい。 そのことを進めるにあたって日本の評価がこのような位置づけに
あることはとてもいいことだ。 そこで日本は安倍首相の動きが昔の軍国日本と受け取られないよ
うに言葉と行動にはとくに留意しなければならない。 そのためにも日本はフレンドリーさを国際
舞台でもっと浸透させないといけない。
ただ大人しい、礼儀正しいだけでは絶対に相手の胸襟
を開けない。ましてやカネで釣るやり方ももう通用しない。
見せかけのポライトだけではだめ
なんだ。
日本に一番欠けている前に出て訴える表現力をこれからはあたらしい日本の若者には
身に付けてほしいものだ。
さすれば不得意な英語も絶対に出来る。
コミュニケーションを取るということは相手に喋るという元々の意欲と欲望がそれを駆り立てる
のだから。 これからの日本は世界に向かっての近江商人を育てることであります。 この意識に
立脚すれば世界での日本はまだまだ輝くような希望があるのであります。 ただあのユダヤ商人の
ような偏屈で超唯我独尊が出過ぎるやり方は日本には合いませんし世界から嫌われます。
2013/6/10 いずれ日本は中國と話し合うことになる。
●オバマはアジアシフト人事を中國よりに会談前に移した。 ケリーは勿論のこと補佐官も中國シ
フト人事だ。 それと今回の会談前に北には例の閉鎖した工業団地の再開を指示した。 ずいぶん
な用意周到なお土産を習は持参してはやいオバマのお越しを要請した。 そして太平洋の西半分の
ことは任せてほしいとの下心を露わにしたのだ。 もうオバマとしては揉め事はそちらの方で話し
合ってくれと、クリントンとはエライ違う冷たさだ。
やはり日本はこの G8 で安倍首相は直接
オバマの口から後ろ盾の確認だけはクリントンの時と変わっているのかそうでないのかだけは絶
対に言質をとらないといけない。 すべてはそのことから今後の対応は全然別の世界のことになる。
アメリカは日本は失いたくはない癖にとどのつまりは中國にも色目を使うほどにある意味落ち目
の三度笠なのだ。
ただいまのところ中・韓・北
が纏まってきているので日本としてはこれ以上の孤立は自ら求めるべきではない。 当面は韓国を
元に引っ張ることだけはしないと無駄な力を使うことになる。 少なくも慰安婦問題だけは別途人
道上のこととして配慮すべきかもしれない。
それと沖縄の辺野古については無理なゴリ押しはしない方が得策だ。 突飛ではあるが沖縄への本
土への基地の一部負担軽減だけは考慮すべきでむ、それが橋下案のオスプレイか何かは別にしても
沖縄への配慮はあって然るべきである。 それがために辺野古が伸びても大勢は米中の話し合いの
大枠では収まる範囲内のことである。 そういう環境の中で阿吽の時期をみて安倍習会談が行われ
ればいいのでは?
その時にはアメリカは外野席のサポーター気取りかもしれないが。
ただ瓢
箪から駒で尖閣で一触即発のひやりとする事態くらいはあるかもしれない。 飽く迄も日本として
は現地のカードはさらに厚く気配りはしておくことである。 もう自分で守るくらいの気概と覚悟
はいるのだ。
会談の時期は勿論選挙後だが、国内の経済問題などの当面の宿題をきっちりとし
っかりと落ち着けてからだ。 まあ年内の後半であるか? 話し合いは第 3 国がいいのでは?
アベノミクスが実体経済的にも浸透して上げ潮になる頃がいいのでは?
2013/6/10 沖縄・辺野古の基地移転は本当に必要か見直すべきか?
●今回の参院選でも自民党の公約で沖縄自民と本土自民で基地移転の方向が違っている。 米中の
今回の会談を顧みすれば正直米中が不戦で合意しているならば、基地なんてもともと要らなくなる。
アメリカも後方へ転進移転する趨勢が太平洋両大国のこれからだとすれば日本もよくよく考えな
ければならない。 まずは一挙にそこまでいかなくても取り敢えずは暫くは現状固定でアメリカの
動きと中国の出方を見守る戦略を日本は取るべきだ。
それでも中国が出てくると云うならば米
中合意違反ということで日本はそれ相当の対応を示しておくことだ。 当然自国の領土への他国の
干渉は避けるべくアメリカにもそのことは知らしめなければいけない。
つまりは中國の干渉を
明確に撥ねつけるということである。
それがため今後の沖縄のあるべき姿を日米は改めて描き
直さないと現実には不都合な具合で宙ぶらりんで推移することになる。 本当に基地軽減か廃止が
求められるこれからの可能性を探れるのであれば、米国も無理な基地保全保有の必要性はいずれな
くなり、アメリカの防衛費の削減にも寄与することが好い筈であればアジアのトゲがゆっくりとで
あっても無くなってゆく。
アメリカはそのためにも世界戦略の動向とこれからの自国の立場
をよくよく日本をはじめ関係各国に知らしめる必要は絶対にあるのである。 もうなし崩しでなく
はっきりと日韓まで含めて安保戦略の変更をいうべきである。 勝手にはいサヨナラとはいかない
のである。 少なくとも立つ鳥は後を濁さずと云う訳だ。
アメリカはいずれ GDP で中国におい
てゆかれる前に米中の今回の話し合いを異例ともいえる時期にアメリカから持ちかけた。 なんで
も世界一の自尊心の強いアメリカの超大国からの滑り落ちを前もってまだしも対等に近い間に慌
てて演出したものだが、もうあと 20 年もしないでそうなると思い至った切歯扼腕振りは分からな
くもない。 ただこれほどの内に矛盾を抱え込んだ中國がすんなりこのまま行くとも思えない。
しかしソビエトなきあとの超大国アメリカの時勢もつまりは高々約 5-40 年ほどであるとも云える。
昔の基準でいえば一文明 200 年が、産業革命に代わる IT 時代はとても 100 年も持たない。 これ
から先はもっと短いことだろう。 いずれはスーパーカントリー無き国の崩壊から国家も流動する
時代になるかもしれない。 それこそ後世の時代の人間が新たな知恵がそれを生むことだ。
とにかくアメリカの世紀は今世紀の半場で終わるのは間違いない。 これからの日本には本当の僥
倖のない真剣勝負の時代がやってくる。 もうまさに独立自尊あるのみだ。
2013/6/9 首相 最大成長戦力は女性の力
■安倍総理大臣は東京都内で街頭演説し、経済の成長戦略に関連して、「これから成長していくうえで、いちばん大きな戦力は女
性の力だ」と述べ、女性が働きやすい環境を整えるために、待機児童の解消や育児休暇の拡充などに取り組む考えを強調しました。
この中で安倍総理大臣は、経済の成長戦略に関連して、「これから成長していくうえで、いちばん大きな戦力は女性の力だ。女性
が夢に向かって自分の能力をどんどん発揮できるような社会を作っていくことで、日本は間違いなく成長していく」と述べました。
●安倍首相はどうも前野田首相とは違った意味でええ恰好しいだ。 なんでも選挙のためになれば
ダボはぜみたいに飛びつく。 そしてそのあとうまくゆかないとすぐに前言翻しの仕儀がだんだん
目につくようだ。 こんな一貫性の無いことでは政権維持は大変だろう。 この案件でもすにぐ飛
びついて党と改革に二人ずつの女性を取り入れている。
その女性たちの働きは特に目立ったも
のは無いに等しい。 内閣の稲田行革は右寄り反動の靖国派だ。ぜんぜん行革の仕事は目に見えな
い。 それに党の高市も歴史問題で勉強不足を露呈。 つまりは安倍首相の右寄りに沿った論功行
賞だけの観点からの選別には本当の女性の力を掘り起こすという本来の意味合いはない。 その
時々のポピュリズムが強すぎていまだにその偏った人選の目線は変わっていない。
今回の街頭
演説でも同じ視点からに違いない。
とくに東京都議員、参院選を控えてもまたまた選挙向けの発言は変わっていない。
こういう安
倍首相の軽さは事に及んで重大な国運を左右する際に孤独な決断を迫られた場合に非常なる不安
を国民大衆は抱かざるを得ないのである。 とくに金融緩和で市場が大いに反応した時の安倍首相
の浮き上がりようは報道でもいやというほど見られたのだ。
そしてそのあとの歴史問題と慰安
婦問題の風雨の中ではじつに姑息にもすぐに尻尾を巻いて遁走転進したのだ。
やはりこの人は
昔と変わっていないと見る人は見抜かれたと思う。 いまも我々はその人物を首相に抱いている。
じつに本音は心配なのだ。 このひとには。
オバマと習の今回の会談をみてもつくづく安倍首
相では相手にはなり得ない人物の奥行きの懐の深さを垣間見えたとさらに思いを深くしたのが本
音だ。
安倍首相ではさしの勝負では殆ど戦えない弱さと浅さを感じる。 なんで日本のトップ
は外国に比べてこんなにも薄っぺらしか出てこないのか? これはもうとんでもないハンティキャ
ップを国民大衆は背負っていることになる。 世界はいまトップの実力競い合いの戦国時代だ。
こんなひ弱いトップしか得られないこの国のありようこそは一番の問題である。 つくづくこの国
の甘さには先が思いやられる。 軍隊にぞろぞろ慰安婦部隊を連れ歩くし、靖国にゾロゾロと議員
連中が打ち揃っての内弁慶軍団、なんでもみんなで渡れば怖くないの団体主義ではこれからの世界
戦は個人戦を戦えない。
もう実力以上に自民安倍政権を勝たせるのは本当は間違ったシグナルを安倍首相に与えるのは実
によくないことだと思えるが。 すくなくとも今回の参院選はそこそこぎりぎりくらいが丁度いい
ように思う。
国民大衆も甘えに慣れて厳しさをさける癖がもうずいぶん長く続いている。まずはここから変えな
ければいけないのだろう。 やはり国民民度に合った政府しか持たないのかもしれない。 こんな
自虐な気持ちにさせる期待値落ち込まされる綻びがはや見えだしてきた。
2013/6/9 アメリカは中國に押されたか?
●自国の土表に相手を呼び込んでの余裕にみえたがどうも日本から見るとアメリカが相手を
堂々とより切ったとも見えない。
ふたつの大国にとっては太平洋は広いと初めに習が切り出し
たことが気にはなる。
それと報道で垣間見れたが尖閣についてアメリカの施政権下といういま
までの確返がどうも今回はなかったようだという。 安倍首相はこのことについてはすぐさまアメ
リカに確認と報道されていないいろいろについても情報取集を急ぐことだ。
サイバー問題でも
中国には自分らも被害者だと逆に一蹴されている。 素人目にはアメリカは得点はなかった。 裏
返せば中国の失点なしとみていい。
となれば太平洋の突破口と中国がみなす尖閣はまさに名実
ともに中国の核心的利益の立場についてアメリカは今までよりは云ってることが一歩後退したと
みなすべきだ。 この動きから見て今後の日本の動きはより慎重にならざるをえない。
それと
これまでのアメリカ頼みは一切今後はゆるされない。 自己責任のはらを括ってすべて己の力だけ
で解決する気持ちがいる。
独立自尊とは言葉ではない。
やってるいることでしめされるの
だ。
これからは戦後の 70 数年のアメリカ依存からの脱却を一挙に問われる。 そんな覚悟だ
けはしておかないとほぞを噛むことになる。
今までのゆるい褌ではとても乗り切れない重い荷
物が被さる。 そう思うことだ。
甘えの日本よ、どうする?
2013/6/9 中国主席「大国関係の新モデル築く」 米大統領と会談
● アメリカは膨張する中国を過大視してはならない。 いまの中國は世界の普通の約束事を守れてい
ない。 北を使っての匕首を振り回させるやくざの後ろ盾みたいな粗暴極まりない覇権主義面をそのま
ま放っておいて、ただいまだ其の本性が定かではない経済の仮の姿だけを絶対視しすぎであってはなら
ないはずだ。
大国の資格はそれに見合う品格がいる。 それだけでなく中国の持つ民度の問題や
環境問題、製品品質の問題、知的財産権の問題などはもういつまでも中進途上の国などと云って看過さ
れてはならない 。こうしてみるとこの大国という意識だけがのぼせ上がったアンバランスなことでは困る
のである。
大国にはそれなりの他国に頷かせられる風格を持たねばならない。 その意味ではアメ
リカの変なへりくだりだけは却って実力以上に中國を増長させることを念頭に置いておかねばならない。
少なくともアメリカは今回の会談が成功だと云われるためには北朝鮮の非核化だけはアメリカのメンツに
かけても勝ち取らなければ日本をはじめ周辺のアジア諸国は米中の談合だと思うだろう。 日本は今回
の米中の本当の会談の真実を割り出して、本音でアメリカに対して日本の立場を改めて確認しておく必要
が欠かせない。 その上でできるだけはやく日中のトップ会談の機会を探ることである。 しかしこれは
あわてて相手の手に乗る愚だけは避けなければならない。 そのためにもいまのアベノミクスは全力で
完遂する気概は捨てられない。 まあ中国もこれを機会にすこしはマナーもよくすることだ。 ひとの真
似をするならば悪いところばかりではなく、いいところも真似しないと。
尊敬されるようになれば勝手
にみんなついてゆくよ。 とにかくルールとマナーは守ることだ。
2013/6/9 麻生副総理の存在は安倍政権でブラスか?
●もう安倍政権発足後半年以上経過した。 その間の動きでどう見ても麻生副総理の動きは政権にとっ
ていい方には動いていない。 むしろマイナスの方が大きいのでは。 もしこんなのが安倍政権の次の補
完であるとするならば日本にとって絶対によくない。 安倍政権擁立に際して先駆けた論功行賞で副総理
になっただけで、とくに見識から見ても優れた政治家にはみえない。 個々の発言や国会答弁をみても分
かりにくくこの程度で大変な時期の日本のかじ取りの輔佐とは不安なことだ。 とにかく外交的センスがな
いことに尽きる。 まずは安倍首相にもよく相談しないで靖国に参拝して周辺国に歴史問題の要らざる
風波を立てたこととが、その後のバカ自民の 170 人にも喃喃とするぞろぞろ議員の金魚のふんこの嚆矢
となつたことだ。 このように国際感覚が乏しいこの人物はすでにこの愚挙によってその政治家としての
識見の無さが資格の無さに繋がっている。それとアベノミクスについても初めは調子に乗っていて付和雷
同していたのに風向きが変わり始めると財務省の片棒をかつぐ一介の代弁屋に成り下がっている。 い
まになって消費税にも既定の路線と云うようなありきたりの丸投げに堕している。 とにかく大物ぶっては
いるが中身は空っぽとしか言いようがない。 安倍首相はやはり何が原因かは知らないが、先月までの
のイケイケどんどんの上ずって調子に乗り過ぎた外交歴史発言から後方退却に似た無様な転進は多分
麻生あたりの担ぎ上げに乗らされたことがあるのでは? この間、日本の失った外交的な信用は今にし
て思えばアベノミクスにも多大のマイナス効果をもたらしたはずだ。 今回の米中の歴史的会談をみるに
つけ日本の政治家の器の小ささが極めてはっきりと見えてきた。 安倍首相もいつまでも金切り声を上げ
て矢ばかりのことにうつつを抜かしていてはドツボに嵌りかねない。 もう半年も経ったのだ。 極めつけ
の成長の第 3 矢の評判も悪い。 いまよりも先のことばかりではだめである。 すぐやることをなぜに入れ
込まないのか?
あんな甘利みたいのにこんなできもしない大役をやらせるからこんな無様な始末にな
るのだ。
それとこれからは政権のガバナンスが崩れないように、麻生にも財務大臣としての本来の仕
事をさせるべきだ。 総理の仕事に口を挟まさないように安倍首相は遠慮なく麻生をあごで使いこなさなく
ては示しがつかないのでは。 それと出来る限りはやく中國の習と話し合いの道を探らないと米中に置
いてゆかれかねない。 そんな時には麻生は邪魔だ。 口出しさせないように。 戦略的互恵関係は
安倍首相の特許であったはずなのに。 アメリカはアメリカ。 日本は日本のやり方で付き合う道も真剣
に模索すべきだ。 とにかく口をへの字の麻生では敵を作るだけだ。 もしこんなのが安倍首相の後釜
であれば日本は潰れる。 こいつのカポネスタイルは世界の笑いものだ。 本人はそれがいいとおもっ
ているのでは? もうこれ以上こんな奴のために日本が誤解されれるのだけはごめんだ。
2013/6/8 南北朝鮮の統一の足音はいつごろか?
●ソビエトの崩壊によってドイツの東西はひとつになった。 そして欧州は ECC 今の EU までの道のりを経
てきた。 基本的には欧州は文化的言語的にも繋がりが底辺で脈々とあった。 いっぽういまだに戦後を
引きずる北東アジアはどうか? 分断朝鮮の民族統一はどうなるのか? 中国は北をうまく使い分けて
西洋世界への匕首に時として利用してきた。 米中合作の取引が成立すれば
北と南の抱き合わせは実現可能となるのでは? 格無き南北の統一は世界には受け入れられることだ。
後ろの大きなアメリカの盾を失う形の日本の帰趨はどうなるのか? こんなストーリィが成り立てば尖閣は
云うに及ばず沖縄のありようも様変わりな状況に一変する。 10 年単位の早やめくりカレンダーでみれば
北東アジアの活動写真張りの動きはかなりなものになる速さだろう。こうしてみると敗戦までの戦前の日
本の歩みの恐ろしいほどの踏み間違いに驚きを隠せない。もしあのバカな日中戦争を避けていたならば
日本は間違いなく安全保障理事会の一員でありえたかも。
ぺりー来航の時までの遡り日本史を繰ってみるといかにも歴史の必然の足跡が手に取るようにみえるが、
過ぎた歴史にもし、たらは無いのだ。
2013/6/8 みんな・渡辺代表「成長戦略は的外れ」
●結局は開けてびっくり玉手箱。 もったいぶっても骨太が呆れるダマシの目くらまし何もなし第 3 の矢。
あの甘利じゃと思っていたが、そりゃアンマリの恰好つけのなしのツブテじゃ元の木阿弥はこれこそ予定
通りの疑いもない結果だ。 そしてそれもぜーんぶこれから先々の約束手形。 もうほとんど不渡りと同義
語。 菅官房長官も慌てて法人税の減額や設備投資減税なんてのあとづけの付けたしに言い及んだがも
うぬるいビールでしかない。 みんなの渡辺代表の言うごとく第 1 本目の矢の4月 4 日に殆どぴったりさし
戻ったことだけは的を射た。 結局はアベノミクスの出発点へのブーメラン騒ぎと相成った次第だ。 ほと
んどの国民大衆は冷めたピザを見つめてとくに感懐もなし。 安倍首相のインタビューの社会保障費の
「ムダは大胆にカット」はなにか空々しい。 やはりこういう宴はいつもこういう終わりをするものだというこ
とをまたまた改めて確認できた。
オバマと習が太平洋を挟んで直取引をするという。 まあ太平洋の半分ずつの分断で、アメリカが凹ん
でほしい、その増えた分の内輪和は中國の自由にしたいとの談判だろう。 アメリカが日本を捨てるのか
どうかの鬩ぎ合いでもある。 しかし冷静にみれば日本の動きも中國とは当然の膨張の煽りの予想された
軋轢だが、不味いことに落ち目の自分の過信をぬぐいきれずにアメリカに心理的に楯突いた安倍民族主
義的な保守の衣はアメリカに庇いきれない日本の右傾化の衣の下の鎧を見透かされたことがこの会談で
どのようにオバマの裁定として歴史的な日本の扱いあしらいとしてのちの歴史に画されるかが、もしやあ
るかもしれない。その意味で今回の最大の核心は尖閣に集約されるのは必然である。ことによればベル
リンの壁の崩壊から 25 年目にしてアジアの海が裂けることになる。 中国 4000 年、アメリカはその引きず
る先祖のルーツからすればギリシャ、エジプトの 5000 年に対して高々孤高の 2000 年にも満たない島国の
今後が平和時のポツダム宣言のように 2 大国によって取り交わされるかもしれない。 日本ももう弱い犬
ほどよく吠えるようにおなじ土表で云われたから返すなどの応酬どころではない。 アメリカは時として世
界政治をこじ開けてきた歴史の番人だ。 その意味で維新の一党の不見識はこの時期に非常なる国益を
害したのは返す返すも残念なことだ。 国家の意志としてなかったで、あれは商売人がやったことだの詭
弁が心底通らないことは知ってて喋る石原のバカはもう国賊の域に達している。 もし両大国の取引如何
では中国人民軍の尖閣への進駐がありえるかもというくらいの緊張感は持つべきだ。 さすればアベノミ
クスの第 3 矢が実質玉手箱の白い煙で国民大衆をだまくらかす横着横柄に帰結するといういつも通りの
政治のバカがいつまでも通らないことがやっとこさそこまで来ていると考えるべきだ。 40 年ちょっと前に
アメリカは日本に通知することなしに中国と頭ごなしの国交回復をやった。 いままた日本の頭越しに太
平洋を半分ずつに分け分け合って、日米安保を自然消滅、沖縄も日本の基地もなくして撤退とすればい
ちばん戦争もなく負担もない平和が保たれるとみて何の問題もない。 米中不戦の大目的が担保され
ればこれほど両大国にとって素晴らしい取引はない。 そんな太平洋の政治環境俯瞰からすればどう見
ても日本はもう盲腸みたいなものだ。 本当になくてもなにも不都合はないのだ。 それにかわる経済のエ
ンジンは中國をはじめとするアジア、インド、次にはアフリカと工場も市場もたんとあるのだ。 こんな日本
の現実をみるのがいやでいつまでも紀元 2672 年のカレンダーでインカのような閉鎖文明に縋り付いてい
れば確実に凍りついた極東の一島嶼文明の残骸を遺すことになる。 いま日本はローマ文明に逆らって
軍事なき経済だけで一時期を謳歌したカルタゴを思い起こすことだ。 つまりはローマの軍事力によって
徹底的に粉々に残骸もない程に文化文明を破壊された。 もういまの日本のウリはなんなのか? ここ
が思案のしどろだ。 いつまであると思うなアメリカだ。 アメリカはある意味でも平和的にアジアから引き
たい深層心理が絶対に働いている。 今朝の NHK の報道でアメリカ人の米国民 55%が中国に好印象
6 月 8 日 7 時 0 分 曰く、アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談を前に
アメリカで行われた世論調査で、中国からのサイバー攻撃の懸念が高まるなかでも、中国に好意的な印
象を持つアメリカ人は過去10年と変わらず、半数を超えていることが分かりました。 どうも日本人は自
己過信が過ぎるようになっている。 世界的に見て日本が無くても困る国はそんなにないのかもしれな
い。 もう隣近所ではいない方がいいとさえ思われているのだ。 逆にいえば結構付き合いにくいへん
こつ国民かもしれないとの認識がいる。 アメリカに好かれなくなった日本をよく考えておく必要がありそ
うだ。
水鳥は悲しからずや海の青、空の青にも染まず漂う
2013/6/7
橋下氏 既得権打破できるのは維新のみ
■日本維新の会の橋下共同代表は東京・渋谷で街頭演説し、「徹底した構造改革を行うかどうかという点で安倍政権は不十分であり、既得権を打
破できるのは維新の会しかない」と述べ、維新の会への支持を訴えました。
この中で、橋下共同代表は「今の日本の社会システムは血管に目詰
まりを起こしている。アベノミクスの大胆な金融緩和、機動的な財政出動は評価するが、いちばん重要な徹底した構造改革を行うかどうかという
点で安倍政権は不十分だ。これまでの社会システムではお金が日本社会の隅々にまで巡っていかない」と述べました。
そのうえで、橋下氏は
「維新の会は、既得権と戦う成長戦略を目指す。今の自民党は、改革の痛みを伴わない政治的なふるまいをしており、既得権を打破できるのは維
新の会しかない」と述べ、維新の会への支持を訴えました。
また、石原共同代表は「参議院選挙でいちばん考えなければならないことは、自分で自分のことを決める、自由な立場を保障する憲法を作り直す
ことであり、それに取り組まなければ、この国は沈みかねない。日本が武力を行使してでも北朝鮮から拉致被害者を取り戻せないのは、憲法9条
があるからだ」と述べ、参議院選挙では憲法改正を争点にしたいという考えを強調しました。
●維新の会は、既得権と戦う成長戦略を目指す。この中に再生維新がやっとこさ見出した元々の原
点回帰政策が提示された。 まあ橋下党首の一連の歴史錦と慰安婦提起はいまもその是非論は渦巻
いていて歩は悪いが、この論議を巻き起こした起爆力は善悪好悪は別としてさすがに国内に止まら
ず世界を駆け抜けた。 それを非難糾弾するのは簡単だが、黙して語らず看過していた各政党の怠
惰ぶりからすれば向こう傷を怖れず国益に反したとの意見もさることながら、とにかく本音を抉り
出したそのこと自体は在野の他党の追随を許さないやるという強い意志を尊重したい。 みんなの
党の公務員削減 5 万人もその同じ俎上と解してよい。 それに比してオセロのひっくり返しの風だ
けを頼む民主などの動きは全くの無責任の極みである。 こんな政策のセの字もない民主では亡国
への道しかないのである。 そして日本を属国化せんとする専制国家に靡く朝貢スタイルにまで堕
したその売国姿勢は大いに指弾されることは請け合いである。
とにかく野党の中でみんなと維
新が早々に結果は別にして旗色鮮明に動き出したことは評価されるべきだ。 自公の補完勢力だと
揶揄されても云ってることは自民寄生虫軍団よりは真剣な政策だ。 むしろ自民の中で隠れて温存
棲息している既得権のみに食らいついている非アベノミクスグループよりは改革に真剣である。
安倍政権が一枚岩でないことは周知のことだ。 従って最近の地方政治の首長選挙では結構敗退し
ている。 それはとりもなおさずいまだに地方にまでアベノミクスの恩恵が殆ど冷めた目線で行き
渡らない批判が渦巻いているからだ。 いちばんはそのことの声が自民の中からわき起こらないこ
とがとわれているのだ。 つまりは安倍自民と云っても改革の声を上げないサイレントグループで
はいくら安倍政権が笛をふけど踊れないのだ。 それらのクーループもつまりは旧態依然の現世利
益だけを追いかける理念なき非改革派とみていい。 安倍政権としてはやはりみんなと維新とも二
人三人轡をならべて改革政策を取り入れなければ時代に遅れるのは必至である。 今度は自民のど
うでもいい現世利益グループのシロアリどもが問われる番だ。 決して生易しい選挙ではあるまい。
とくに参院選はいつも政治を回転させる歴史が過去多い。 それだけに自民批判票は民主ではなく
やはりみんなと維新が受け皿にならないと日本のためには絶対にならない。アベノミクスが少なく
とも辛うじて離陸するまでは日本には安倍大将は頑張って貰わなくてはならない。 とくに維新は
今回の結果で浮沈の峠に差し掛かっているだけになんとか党消滅の兆しまでの下落はどこかでと
止めてほしいものだ。 その分が民主に単なる風で移動するなんてありえないことだ。 こんな風
だけの選挙なんて意味がない。日本の選挙の程度のほどが知れる。
2013/6/7
尖閣諸島の日本返還巡る米の録音記録 (NHK)
■沖縄県の尖閣諸島がアメリカから日本に返還される直前、アメリカ・ホワイトハウスで交わされていた議論の録音記録が新たに見つかりました。
日本への返還に反対する意見に対し、安全保障担当の大統領補佐官が反論する様子などが克明に記録されており、専門家は、返還に至る経緯を示
す史料として注目しています。 尖閣諸島は、1972年5月、沖縄本島などとともにアメリカから日本へ返還されました。今回見つかったのは、
その前年の1971年6月、日米両政府が「沖縄返還協定」に調印する直前に、ホワイトハウスで行われた議論の録音記録で、早稲田大学の春名
幹男客員教授が、アメリカの「ニクソン大統領図書館」で発見しました。
補佐官、国際経済担当のピーターソン補佐官の3人です。
議論のメンバーは、ニクソン大統領と安全保障担当のキッシンジャー
議論ではまず、ピーターソン補佐官が「日本にとって尖閣諸島はそんなに重要なもの
なのか、最優先の重要事項と言えるのか」と、返還に反対する意見を表明します。
発言の背景にあったのが、当時、アメリカが中国の正統政府
として外交関係を持っていた台湾の存在です。アメリカは、台湾からの安い繊維製品の流入を食い止めようと、当時、輸出削減を求める貿易交渉
を行っていました。その台湾が、尖閣諸島を日本に返還しないよう求めていたのです。
補佐官は台湾を念頭に置いて、「大統領、繊維問題を
解決するのは日本ではない、その周辺の国だ」と述べ、台湾の要求を受け入れれば、貿易交渉が進むと進言しました。これに反論したのが、安全
保障担当のキッシンジャー補佐官で、「尖閣諸島は日本に返されるべきものだ。返還しなければ日本が自分のものだと思っている島を、繊維を巡
る交渉をまとめるために台湾に与えるように見られてしまう」と述べます。さらに、尖閣諸島を含めた沖縄をアメリカの統治下に置くことを決め
た1951年のサンフランシスコ平和条約に触れ、「条約に関して具体的な境界線を宣言したとき、われわれは尖閣諸島を含めたが、それに対し
異議は出なかった。その時点で話に決着はついている」と述べ、最終的にニクソン大統領も、この意見を取り入れました。
この議論の10日
後の1971年6月17日、日米両政府は沖縄返還協定に調印し、尖閣諸島は沖縄本島などとともに日本に返還されることになりました。
日
米外交史が専門で東洋英和女学院大学教授の増田弘さんは「尖閣諸島の返還に関して、キッシンジャー補佐官が、日本への返還に決定的な判断を
下していた経緯を示す貴重な史料だ」と話しています。
●やはりこれはアメリカがもともと決めていたものだ。 そしてもし揉めるとしたら今の中國では
なく、まずは台湾とならば納得は出来るはなしで、大陸中国の口を挟みこむ余地ははなからないの
だ。 もちろん棚上げももともとないはなしである。
今回の野中超党派の北京参勤交代の田中
首相のはなしもどう見てもありうる話でもない。 野中氏の空耳か冥土へ行く前の作りばなしだ。
たぶんそうだろうがそれにしても 88 歳でボケてしまっているのだろうか?
アメリカはとうぜん
分かっていたんだろうがこんな資料があるならばもっと早く出すべきであったかもしれないのに。
まあそんなことよりもオバマと習の二人会談で将来の太平洋の分割統治をするならばその方がもっと大
きい取引になって日本の立場は埋没しかねない。 もしそんなバカなことがあれば、後方に退いたアメリカ
はもう半分どころか大西洋に向けた国家に追いやられるはずだ。 そして太平洋は中國と反中国包囲の
アジアの熾烈な闘争の海になるのでは? とうぜん日米安保条約も解除されてしまうだろう。 ただ豪州
と NZ の絡みからイギリスの出番かも知れない。まだしもアメリカよりはイギリスの巧緻な知恵の方が日本
には有難いかもしれない。 そしてアメリカは少なくとも 2030 年代にはもしこのまま中国が経済発展すれ
ば世界一から滑り落ちることになるということに変に焦っているのかも。 これは世界一しか頭にないアメ
リカの本当に我慢のできることなのか? そんな予想も巡らしての今回のトップ会談はまず間違いなく歴
史的なものとなる。 とくに習は盤石ではなくても一応こんご 10 年、オバマもあと 4 年近くは政権を維持す
る。 そんな時日本がまさかとは思うが毎年交代のカレンダー政権では話にならない平和ボケ負け犬国
家となって世界、とりわけアジアで軽蔑されるのは間違いない。 どうみてもいまの安倍政権にしっかりし
て貰わなければ国の先行きが心配だ。 大陸に吸引される左翼売国政権ではもう日本はまるまる属国に
されるのはいままでの中國のやり方で十分学習済みである。 アメリカも先行きの国力バランスから肥大
した中国の幻影に惑わされては困るのだ。 いま安倍政権がアメリカの意向に沿っているのかどうかは知
らないが、膨張暴慢中国に対峙して予防的にも中國包囲網戦略を進めていることは当然のことである。
そしてそれがかなりのインパクトになっている。 そのためにも安倍首相にはもっともっと成長して貰って
一野党の議員と会議で指をさして言い合いめいた喧嘩などをしていてはだめなのであります。 もっと威
風堂々として頂きたいものだ。 なにかしらまだ落ち着きがないし、方針を簡単に撤回したりしないでいて
欲しい。 もういまは日本には大将しかいないんだから。 それとつまらぬ軍事オタクのパフォーマンスを
するのはご法度だ。子供じみてバカ丸出し。 軽すぎる。 それともってゆっくりしゃべって話し方を勉強す
ることです。 口で喋らず目で喋るくらいの威圧感が欲しい。 祖父の岸信介、叔父の佐藤栄作いい見本
がそばにあるんだから。 とにかくまずはアベノミクスをうまくやり遂げるためにも全力を傾注することだ。
そして日本の内なる有形無形の資産はそれでも相当ある筈だ。 それを掘り起こしてこの際はまさに選択
と集中で使い切ることだ。
2013/6/6 首相・経済指標をGDP=国内総生産に海外から得られる利子や配当収入などを加えた
GNI=国民総所得へ。
■成長戦略で国民総所得 150 万円増
安倍総理大臣は、経済の成長戦略について、3回目となる講演を行い、インターネットを使った市販薬の販売を解禁することや、大胆な規制改革を行う「国家
戦略特区」を創設する意向を表明しました。
そして、一連の成長戦略を実行に移すことで、1人当たりのGNI=国民総所得を10年後に現在の水準から15
0万円増やすことを目指す考えを強調しました。
安倍総理大臣は、みずからの経済政策・アベノミクスの3本目の矢と位置づける、経済の成長戦略について、先々月、先月に続き3回目となる講演を行い、
「私の経済政策の本丸は3本目の矢である成長戦略だ。その要諦は、民間の創造的な活動を鼓舞し、国籍を超えた技術革新を日本で起こすことだ。今こそ日
本が世界経済復活のエンジンとなる時だ」と述べました。
そして、「民間活力の爆発」をキーワードに挙げ、「規制改革こそ成長戦略の1丁目1番地だ。日本には時代に合わない規制がまだまだ存在する。企業活動の
障害を徹底的に取り除く。民間の活力こそがアベノミクスのエンジンだ」と述べ、成長戦略に盛り込む規制改革の具体策を明らかにしました。
このうち、イン
ターネットを使った市販薬の販売について、「ネットでの取り引きがこれだけ定着した時代で、消費者の安全性と利便性を高めるアプローチが筋だ。消費者の
安全性を確保しつつ、しっかりしたルールの下で、すべての市販薬の販売を解禁する」と表明しました。
また、最新の医療技術を利用すると、全額自己負担になる、いわゆる「混合診療」に関連し、最新の医療技術の普及を目的に、医療費の一部が保険適用とな
る「先進医療」の範囲を拡大する方針を打ち出しました。
さらに、安倍総理大臣は、国際的なビジネス環境を整え、世界中から技術や人材、資金を集める
都市を造るとして、大胆な規制改革を行う「国家戦略特区」を創設する考えを示しました。
また、老朽化が進む道路や空港などのインフラを、コストを抑えな
がら安全性の向上を図る計画を、ことし秋に取りまとめることや、民間の資金やノウハウを生かしたインフラ整備事業を今後10年間で過去10年間の実績の3
倍に当たる12兆円規模に拡大する方針を示しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、最も重要な指標としてGDP=国内総生産に海外から得られる利子
や配当収入などを加えたGNI=国民総所得を挙げ、「海外経済にも恵まれ、成長シナリオを実現できれば、1人当たりの国民総所得は、最終的には年3%を
上回る伸びとなり、10年後には現在の水準から150万円増やすことができると考えている」と強調しました。
最後に、安倍総理大臣は、「政策を力強く実行
していくために必要なものは政治の安定だ。参議院選挙は日本の政治を取り戻す戦いでもある」と述べ、夏の参議院選挙で勝利して、安定した政権運営を目
指す考えを強調しました。 5日の安倍総理大臣の講演で、成長戦略の柱となる政策は出そろったことになり、政府は、これらを盛り込んだ成長戦略の素案を
5日の産業競争力会議に示し、今月14日の閣議決定に向けて、取りまとめ作業を急ぐことにしています。
●GDP から GNI への経済指標の移し替えは日本でのこんごの生産と雇用の限界を明確に表した。
それは産業空洞化を認めた初めての画期的な判断になる。 その意味では市場がなーんだと反面落
胆したのは当然だ。 もう企業の海外進出を留めるためにも所得税減税も無理だとの認識だろう。
これ以上の財政負担が出来ないとなればまずはそれを踏まえた対応を考えれば企業が海外で稼い
でもらう出稼ぎ国家への始まりだ。 人口減少に歯止めを掛けられない今の趨勢のなかで移民導入
にも強い難色を示すこの国は他国の雇用に頼りながらその成果を本国に移すと云うのは仕方のな
い選択だ。 こうしてみるとわれわれの若い時代は GNP(国民総生産)であったが、それが GDP(国内
総生産)、GNI(国民総所得)への変遷は日本の食べてきた形の移り変わりでもあろう。
要は自国
だけでは食えなくなったのだ。 人口が減りながらも。 これって? なんなのと云いたいくらい
の国の力の落ち目を曝け出しているようなものだ。 この次は出稼ぎが難しくなれば逆に日本人が
外に移住することになるのであるか? 安倍首相のいう成長戦略で国民総所得 150 万円増なんて夢
をいうよりもいまならばまだまだこうすれば日本も満更ではない、ということを語らなくてはいけ
ない。 それが見識ある政治家の言であるべきだ。
その意味で日本の内的な有形無形の相当な
先人の築いた資産をこの際は総洗いざらいに見直して、膿を出すものは断固として出す決心こそが
問われているのだ。
その一つとしてもう日本の獅子身中のガンの虫である形骸化したただ飯喰
らいの行政組織とそこに渦巻くシロアリ役人どもを大いに退治することがいま喫緊でまた問われ
るべきなのではないか?
膿んで腐りきった行政の膿はもう抉り取るしかない。 みんなの党の公
務員 5 万人削減こそ、その最適解答なのである。 これからの 1 年は IT が無かった 10 年以上にも
匹敵する。 10 年も経てば安倍首相が昨日云った国民総所得 150 万円増なんてよりも手前ででき
るしっかりしたやり方で勝負する方が誰に遠慮がいるものか? もうまどろっこしいことでは通用
しない時代がそこにきているよ。
公務員の 5 万人の整理整頓ができなくても、もうすぐそうし
なくては世の中が回らなくなるときが必ず来る。
それを打ち出すだけけだ。
なにも安倍首
相が何もしないでも市場なんて 5000 円以上軽軽と飛び越すよ。 もう市場はそんな日本を催促し
ているのだ。 いつまでも無益無用の木端役人保護のためにうじうじしている暇なんて実はないん
だ。
規制改革は本当には自分の足元にあるだけなのだ。 別に探す必要なんて何もない。
これこそ磨けば至宝である。
2013/6/6 薬ネット販売は安全性を詰めたうえで早く全面解禁へ。
■安倍総理大臣が市販薬のインターネット販売を原則、全面解禁する方針を表明したことから、厚生労働省は安全性の評価が終わ
っていない販売から4年以内の薬の取り扱いなど、安全性を確保するための新たなルール作りの検討を急ぐことにしています。 安
倍総理大臣は5日、経済の成長戦略に関する講演の中で、インターネットを使った市販薬の販売について、「消費者の安全性を確
保しつつ、しっかりしたルールの下で、すべての市販薬の販売を解禁する」と述べ、原則、全面解禁する方針を打ち出しました。
●自分が難医療の経験を持った首相の思い入れが今回の決定の背中を強く押したのはよく分かる。
役人どもが小うるさく否定を前提に抵抗したのを鶴の一声に近かったであろう決断を良しとした
い。 こうしてみるととにかく昨日でもアベノミクスの第 3 の矢の中味に骨太のものがないという
失望感から市場は大きく下げを演じだが、そんなことはない。 これはこれからの規制改革のスタ
ートの始まりと思えばこれに止まらず物凄く多岐に亘る規制の解除による経済効果が見込まれる
のである。 ただ市場と云うのは昔から半年先までしか読み込めない近視眼の坩堝だから致し方な
い。 本来は行政が抱え込んで国民大衆に開放すべき既得権益に塗れている規制はもう天文学的に
多いのだ。 そしてそれにぶら下がる潜在的非合理な隠れたものを須らく表に出してゆけば別にあ
らためて第 3 の矢だとか大げさに言わなくてもアベノミクスを成功に導く宝の山なはずなのだ。
安倍首相はまずは改憲なんて言うよりも行政と役人改革を標榜するみんなの党などととりあえず
は組み合ってこの運動に傾注することだ。 まさにアベノミクスの敵は霞が関にありだ。
カネ
は掛からないし財政改革に広く深く静かに潜航して必ず望外の利を内より浸みだすことは間違い
ない。 これこそが大変な隠れた財源なのだ。 それを思えば個々の薬ネット販売とか先進医療の拡
大なんて言うのはチマチマしたことなのだ。 アメリカからも時として揶揄される非関税障壁と云われるも
のはすべて規制に絡んでいる。 もう IT によるグローバル経済の嵐の中ではそんな個々個別の規制の壁
は取っ払われる運命であるのだ。 もうチマチマした小役人どもと族議員などの抵抗するシロアリの奴ら
は東京の真ん中で釜茹でにすればいいのであります。
いまの TPP 交渉の中にもまさにそのことが浮
き彫りになってきているのは世界の趨勢なのだ。 つまりは何を捨てて何だけはどうしてもその国のコアな
もの、つまりは文化文明のエキスだけが最後に残るといトレンドに向かっている。 日本が近代のなかで
営々と築き上げた規制の網の目を如何に取っ払って元の身軽で余計なゴミを落とした軽軽国家に蘇生す
るかどうかがいま問われている最大のアベノミクスの本質と思う。 安倍首相は端無くもいまその地雷を
踏みかけている。 こここそは足の一本や二本は失う積りでその地雷を撤去することだ。 さすればアベノ
ミクスは必ず日の目を見ることは間違いない。 それこそ歴史に燦然と安倍晋三の名前は記憶される。
憲法改正なんてそのあとのことだ。 本当に必要ならば勝手についてくる。 思えばそれを成し遂げた
軽国家の日本は世界からとかくの後ろ指を指される必要は非常にすくなくなっているはずなのである。
さすれば敢えて憲法を改正必要も無くなるのだ。 どう見ても国の内に禍のエキスを飼っているように思
える。 これはなにも日本だけではない。 周りの喚いている中韓なども特にそうであると思えるが。
2013/6/5 習のオバマにお願いだって。 かわら版噺。
●中国の習金近平がアメリカの裏庭に敢えて訪問がてら、念願のオバマと西海岸の別荘で二日間も
小人数で会談する。もうすぐだ。 本来ならばオバマが訪中してで回数が見合うらしいが、それは
さておき、訳知りの人の話では、その時に習がオバマになんとしてでも尖閣に中国の軍隊を一日、
いや 3 時間でもいいから上陸させてほしいと頼むらしい。 もちろんオバマは受けいれる筈もない
がもう習の立場はそれほどに軍部からケツを叩かれて、もう破裂寸前にまで抑えが効かないという。
オバマは今回は既に前報道されている通りアメリカに対するサイバー攻撃の証拠を掴んでいて習
を追い詰める算段だが、習の立場を斟酌してこんご 4-5 年に亘る長期の米中のいわゆる核心的国益
のやり取りが待っているというがどうみても習は劣勢を承知の上でもオバマと渡り合う必要があ
るのだ。
その意味では最近の中國を囲むアフリカからインド、東南アジア、までの日本による
囲い込みインド洋から太平洋ラインの一連の動きはそれに沿うものでもある。 中国はいま四面楚
歌だ。 経済交流が密であったドイツとも太陽光発電パネルでのダンピング問題で極めて大
きな輸入禁止の裁定で緊張関係が勃発した。 こうしてみるといわゆる中国の 7 月危機説もまんざ
ら噂ばかりとは聞き逃せない。
とくに直近の尖閣領土問題で棚上げ論を急に浮上させてきてい
る。 その中に超党派の日本の野中発言がまたまた予想通りの国論分断のそしりを受けている。
売国奴とまでの発言も出ている。
江沢民から胡錦濤までの上げ潮中國に比して習のこれからの
施政は
波高しといわざるを得ない。
いずれにしても迎えるオバマがどんなあしらいをするのか見もの
である。
2013/6/5 首相 規制改革の具体策 講演で表明へ
■
政府は「規制改革こそ成長戦略の1丁目1番地」として、これらの施策を盛り込んだ成長戦略の素案を5日の産業競争力会議
に示し、今月14日の閣議決定に向けて、議論を加速させることにしている。
●これは云うだけではだめで、以前からどの内閣でもお題目にはされても実行を見たことはない。
まずはその前に行政改革と公務員改革で地ならしがいるのだ。 公務員こそは規制改革の壁になる
のは、彼らがそれを餌にして棲息しているからである。 ただ安倍首相は歴代内閣の中でも第 1
次政権時の短い一時期に行政改革をかなり真面目に取り組みかけたが頓挫した。 今回その失敗を
踏まえてそれを拳拳服膺して改めてこの認識に立ったのは非常に期待したいところだある。 今回
みんなの党がこれに先立って国家公務員を5万人削減を参院選公約として打ち出した。 渡辺代表
の執念である。 考えてみてもこの長いでデフレの間にどれほどの肥満と非効率の規制側にあった
公務員組織を経済との連動から員数と給与のバランスにメスを入れてこなかったか?
その積み
上げのせり出した部分が財政赤字にも貢献しているのだ。
スリムでスピードと効率を求められ
るグローバル競争のまっさ中にあってここを看過してアベノミクスもスムーズに推移させるのは
難しいのである。 このカネを掛けないで無から有を生み出すことが結局はブーメランのように戻
ってきている。 まあインターネットで薬を売るとか、先進医療の拡大とかのちまちましたことで
はなく、国家 100 年の大計に立った、それこそ異次元の公務員改革が金融緩和の異次元と両輪にな
るくらいの構想でないと大きなアベノミクスはこれから先の展開を考えればうまく回らないとも
思える。 どう見ても多すぎて効率が悪く無駄な費用をいまも垂れ流しているのは国家としてこの
財政の非常時にあってもう無為無策ではやり過ごせないのでは?
その意味ではまだやる気のあ
る安倍政権にはどうしても取り組んでほしいものだ。 特別公務員を除く一般公務員には労働交渉
権を与えてぶら下がりの安易な意識の者をふるいにかけることだ。 もう放っておいてももうすぐ
IT による行政組織の経済効率的な観点からもそんな不要の公務員までを抱え込めない組織改編に
追い込まれるのは目に見えている。 その IT による外圧はもうそこにまで迫ってきているのだ。
小泉新次郎張りにいえば、いずれ放っておいても斃れると云いたいものだ。
2013/6/4 野中氏「領有権問題 棚上げ合意あった」発言は今後波紋を広げることになりそう。
●いま日中の最大の紛争課題に火中の栗を拾わんとするものだ。 敢えて言えば我が国の内部分断に
手を貸す仕儀でもある。 一応超党派ということであるがこれだけの重要課題に行く前のすり合わせを
敢えてやらなかった思惑はあとあとに更なる日中のわだかまりを拡大再生産の恐れも生じよう。 この会
談には自民党を離れた野中氏、いまも自民党の古賀氏、落選して無役の尖閣に縁のあるあの仙谷 38 氏
など問題含みの人物がいる。 この際はフィリピンと同じく国際司法裁判所に提訴するのもいいのでは
ないか?
2013/6/4 閑話
●きのうのアメリカ市場は何かの数字がよかったらしくかまたまた景気が上向いた兆候数字から
かはたまた金融の出口がどうのこうのの噂だけで市場は上向きに反応した。 従って上がり過ぎの
調整傾向の日本市場はつれ高のいつものパターンだろうとみんなは思う。
やはり日本人にはこのパターンがいちばん安心できるのだろう。 政府は下がってもいまでも 5
割は上がったから基調は変わっていないと鎮まれのアナウンスに言い訳がましく忙しい。
中国では国家税収のなかでは消費税がなんと 60%だと聞いてびっくりした。 もう筒一杯で経済を
回しているので、もし経済成長が少しでも落ちるともう国がパンクするそうだ。 いまでも成長率
が落ちたと云っても7点何パーセントはあるのに。 これが仮に 6 とか 5 何かに落ちるとそれでな
くても潰れる企業がわんさかあるという。 税金を誤魔化し、癒着の天国の中國では企業や個人の
所得税は非常に集まりにくいし、もし強権発動すればもうそれに連なる疑惑の連鎖で国が回らなく
なるという恐ろしい内情らしい。 それだからとにかく何でもいいから外資をひったくるように集
めることしかないらしい。 最近の中國の暴慢外交と専制国家振りからその外資が五月雨のごとく
引いているらしい。 あのどっしり貫録ぶっている習の穴はもう膨れ上がる国民の不満と格差から
脱糞寸前の糞のマグマが一杯だそうだ。 もうちかじか噴出するというらしい。 思うに世界の為
政者はたかだか 20 年足らずのぬ IT による情報革命がひそかに政治経済を根底から変えている現実
にオノノク事態になっているのだ。 これこそはイギリスではじまった産業革命の比ではない。
とくにそのスピードと拡散力はもう小よく大を制すの通りオセロゲームのようにすぐに反転とこ
ろを変えるすさまじい変化力があるという。
怖れるべきはこの IT である。 アフリカではこ
のお蔭で通信に電線を引く手間が省けてこの 10 年で携帯が爆発的に伸びて急速にアジアの次の最
後のフロンティア市場として急速に注目を浴びている。 興隆するものもあればぬ IT によって社
会が壊されることも、例のアラブの春をみればあきらかだ。 そういう見方からすればあの中国の
暴慢にみえるここ最近の専制主義的傲慢横柄な態度には、もうすぐ溜まりに溜まった脱糞の苦渋の
苦しさを読み取ることにも似ているとある。 そういえば最近やっと尖閣は昔通りに鄧小平の云う
た通り棚上げでは苦し紛れに云ってきたが、我が国の菅官房長官はもともとうちの物だから棚上げ
も糞もないと素気無く打ち消した。 中国の脱糞満杯の糞限界はもう腹がパンクするくらいにみな
切りって自分で内々に破裂して始末する以外にはなさそうである。そうかこのまま苦しみを抱えな
がらいつまでも尖閣に油を炊いて海艦を出し続けるのであるか? 本当の獅子身中の虫は自分の腹
の中ではないのか?
いえば近所迷惑な騒がしいがガサツな品格のない隣国だという人もかなり
多い。
2013/6/4 経団連会長 財政健全化の道筋明確に
●任期はあと 1 年という。 早めの申し送り挨拶と見えた。 日本の落ち目に符牒を合すような
発言力に陰りが目立った会長だった。 政権交代もあって経済に疎い民主時代に出逢ったことも不
幸であった。 また重厚長大時代から軽薄短小への一部の経済構造変化にも見舞われたこともそ 7
に輪を掛けたとも云える。 いえば時代の変わり目節目に居たということだ。 一昔前ならば日中
問題も経団連が中国に乗り込んで解決の糸口を政治に渡せたものがいまはその力量はもう既にな
い。
それでもスカスカになった物つくりの牙城はなんとしても守りたいの一念が、次の会長も
メーカーからと示唆しているのは分からぬでもない。 相手が受ける受けないはあっても素人目で
いえばトヨタ自動車から選ばれれば大方の国民は安心する。 これほど名実の伴った日本の宝のグ
ローバル企業は無いのだ。 もともと米倉会長は出身母体である住友化学が(従前の会長輩出企業
と比べて)小規模な会社である”“財閥系企業の出身である”“高齢である”等の理由から異例の
人事であっのだ。 その意味では経済再生のこの重大時期には不都合な弱さを抱えていたのは残念
だ。 一刻も早い途中降板もあってもいいと思うほどだ。
それはともかく政府に民主時代から
文句ばかり言う噛みつきガメ経団連ではもうだめで、もうアベノミクスもこれからの正念場の第 3
矢時代にはそぐわないのは目に見えている。
曲がりなりにもテーブルには豪華絢爛の満艦飾の
メニューは乏しくともそれなりの限りあって捻りだした食材を駆使したものがあしらわれれば、そ
の中で財界としてもこの際は喰わず嫌い文句を言わずに叱咤激励で政府に協力することこそ最後
のお勤めであろう。 それにしても弱小会社出身であるが故の背伸びが響いてかあまり評価は薄か
ったことだけは事実である。 この際は人心一新してといってもまだ一年先だが次の会長に期待し
たいものだ。
2013/6/3 三井住友銀、日銀の貸出支援制度利用し住宅ローン金利引き下げ
■三井住友銀、日銀の貸出支援制度利用し住宅ローン金利引き下げ
[東京
3日
ロイター]三井住友銀行は、日本銀行が設けた貸出増加支援制度を利用して、住宅ローンの3年固定型金利を現在
の1.5%(最優遇金利)から、同行として過去最低の0.6%に引き下げる。
同制度で調達する低金利の資金を、住宅ローンの原資に充当する金融機関ははじめてだ。
同行は3日から申し込みを受け付け、上限が1000億円に達した時点で打ち切る。貸出増加支援制度は、4半期ごとに国内貸出
を増やした銀行に対して、日銀が低利で一定金額を融資する。2013年1―3月が初めての適用となる。三井住友銀は同4半期
の貸出が、前四半期の2012年10―12月を上回ったため、日銀から0.1%で調達できるようになった。日銀からの調達総
額は明らかにしていないが、一部の資金を住宅ローンの原資に充てることにした。
日銀からの調達資金をどのような種類の貸出に振り向けるかは各銀行の裁量。13年1―3月期は他の大手行も貸出を伸ばしてお
り、貸出支援制度による資金調達が可能となるが、別の大手行では「どのように活用するのかは現在検討している」(広報)とし
ている
●もはやこんなインチキを財務省の入れ知恵か知らないが日銀にワル知恵を入れ始めている。 長
期金利の自然な形成を形骸化させる見せかけの仕儀だ。 こないまでしてエエ恰好しなくてもまだ
自然な流れでは 1%そこそこではないか? 黒田総裁も 3%まではこのままでもありえてそれは実体
経済へは金利上昇で金融機関にはプラスに働くと解釈すると云ったのは僅かに 2 週ほどまえでは
なかったか?
こんなみえる小手先をいま使うなんては小細工が過ぎる。 もう最近の財務省の出
しゃばりが消費税の断行を云わせてみたりとかで口を控えていたのにこんなにしゃしゃり出ては
折角の流れを押し戻す効果しかでてこない、いやなやり方だ。 もうこれでは日銀によるファイナ
ンスだけでなく損切りの補てんではないか?
こんなことの足元ではもっと市場にこれからは見
透かされるに違いない。
たった限度額 1000 億のまでの見せ金で市場全体の俯瞰を悪くしたの
はそこまでの強い自信のないアベノミクスのいまのあやふやな状態なのかと変に勘ぐられても仕
方がない。きょうもアフリカ会議の閉幕で甘利がアフリカの現雇用 20 万人を数年先で日本の援助
も勘案すればウソかホンマか 40 万人になると云っていたが、どこの大臣かと思う。 いままずは
日本の雇用とベースアップが問われているのだ。 こいつはアフリカへ放擲せよと云いたい。 頓
珍漢も極まれりだ。 とにかく小細工は、はしたない。 なにか財務省がいろいろと噛んできたの
はアベノミクスもぬるいお茶になりかかって来たぞ。 民主党のくさい連中がごそごそとアブラム
シのように這い出てきているようだ。
2013/6/3
1~3月期の設備投資 3.9%減、2四半期連続
■製造業は 8.3%減、非製造業は 1.5%減
財務省が3日発表した1~3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比 3.9%減の 11
兆 3928 億円だった。マイナスは2四半期連続。うち製造業は 8.3%減、非製造業は 1.5%減だった。
国内総生産(GDP)改
定値を算出する基礎となり注目が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額は、季節調整して前期と比べると 0.9%減少した。
全産業の売上高は前年同期比 5.8%減の 326 兆 8637 億円で、うち製造業が 6.6%減、非製造業は 5.4%減。経常利益は 6.0%増の
14 兆 5278 億円で、うち製造業が 28.3%増、非製造業は 3.2%減だった。
●なんということだ。 政府の云わんとしていることと実体にいくらなんで政権獲得後、半年も経
つのに乖離が甚だしい。 やはりもう金融、それも異次元との掛声も砂漠に吸い込まれるように効
果が失せたというのは言い過ぎか? もういまは打つべき鉄砲の弾も尽きかけているし、またあっ
ても鉄砲が焼けてすぐ打てない。 とにかく企業はいまのアベノミクスに明らかに疑念を抱いてい
る。 つまり今までの政権と云う政政権がウソ八百で、財政にその隠しようもない負の堆積の証拠
が減りもせずにまだ増えているのだ。 その結果が問題の設備投資のこの数字が明らかに物語って
いる。 もう金融で遊んでいる場合ではない。 結局は普通のあるべき政治をやっていないからで
ある。 笛吹けど踊らずは政府の責任でしかない。 もう尖閣も終わったようなもんだ。 北東ア
ジアの近親相姦に似た近所騒動も終わりだ。 もうお互いの言い訳無しに自分の畑を一生懸命耕し
朝は朝星夜は夜星で真面目に働くことでしかないときに至ってきたのだ。 余所のことは余所のこ
とでとにもかくにも自分の庭先だけはきっちりとすることだ。
もうぶつぶつ文句を言わないで
まずは腹を立てずに正直にやってゆけば数字がついてくる。 この愚直さが励みとなるような世間
を導くのが政治である。そのためにも今少しはもうエエ恰好はしないで美しい国なんはどうでもよ
ろしい、まずは正直な政府であってもらえればいい。 それだけで国民大衆は正直に反応するぞ。
設備投資の不足と減少が続くのは国・政府を信用していないからだ。 あったりまえのことだ。
そんな危うい国に命の次に大切なカネをだれがわざわざ放り込むであろうか?
安倍首相は
別に経済に優れている頭はないが、正直でありさえすればいいのだ。 なにかもう最近は上ずって
いるぞ。 なにかウソをついている顔である。 やはり国民大衆の方が何増倍かで相当賢いようだ。
甘利なんかはやく辞めさした方が国のためだ。 アベノミクスを支えるようなタマではない。
安倍首相の人選の間違い、ここに極まれりになっては遅い。
2013/6/3 尖閣「棚上げ」が賢明、中国副総参謀長が見解
■中国人民解放軍の戚建国副総参謀長は2日、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(英国際戦略研究所主催)で、沖縄県・
尖閣諸島問題について「我々より知恵のある次世代の人に解決してもらうべきだ」と述べ、中国側が1970年代に日中の合意が
あったと主張する「棚上げ」状態に戻るべきだとの見解を示した。
中国脅威論に配慮し、アジア・太平洋地域の安全保障問題
を協議する同会議で、協調姿勢をアピールする狙いとみられる。戚氏は、過去の棚上げは「賢明な選択だった」と指摘。「東シナ
海、南シナ海の問題は、一気に解決しきれるものではない」との認識を示した。
一方で戚氏は「(我々は)対話と協調、平和維持を強調しているが、無条件な妥協を意味するものでない」とも語り、領土問題
で譲歩しない意思を改めて示した。
●草葉の陰で鄧小平が苦虫だろうし、我々より知恵のある次世代がといった遺言を台無しにする横
着横柄のこの有様をなんと評価するだろうか。 胡錦濤の後半からはやはり改革の成果を一党独裁
の党の官僚制度がほしいままにしてまるで我欲の伏魔殿に化した唯我独尊の遡り歴史に似た専制
体制への回帰を中華の到来と錯覚してしまった。
まさにモンゴルの黄禍に比すべき自己肥大も
ここにきてやっと我を取り戻したか?
米中、日中国交回復からおよそ 40 数年を経て、自由世界
の投資資金が入ってやっと今の経済水準に達したことを己が独り占めの成果と見まがうところが
この図体だけは大きそうにみえるこの国のアンバランスな頭脳としか言いようがない。
日本の
敗戦の焦土から 40 数年と云えば 1980 年代半ば以後ころの日本、つまりあの大バブル前夜のころだ。
ジャパンアズ NO1 で日本が自分を見失ったころだ。 中国もそうであってもなにもおかしくはない。
必ず近いうちに経済と肥大したど頭に大バブルの鉄槌が下ってもいい頃合いなのだ。 いまの習は
鄧小平からみてそのあとの江沢民・胡錦濤世代を経た、まあ第 3 世代だ。 まだまだ小うるさい爺
いや親父の目が光っている中で己の立場を誇示するためのエエ恰好もしたい頃合いなのだ。
しかしその第 1 代、2 代の遺産維持にももう既に陰りも出てきている。 いま日本が世界でも最速
で取りつかれている少子高齢化の波がこの国にも影を落としてきているのを見逃してはいけない。
日本は既にある程度豊かになった後にこの直撃を享けているが、中国の場合は全土が豊かになるに
はまだまだ数十年は掛かるのだ。 その途中でいまの日本と同じ高齢化の津波に出逢うことは日本
の苦しみの比ではない。
バブルの最中は明日も今よりはと思ってしまう。 そのことで足を掬
われた日本はその後 20 年以上その津波からの脱出にいまも喘いでいる。 その脇腹に匕首を突き
付けるこの非情なる隣人は受けた歴史の被害以上の恨みを晴らさんとしているのだ。
まさに鄧
小平の言ったごとく先の世代の知恵をという割にはなんというせっかちで強欲なと思わざるを得
ないではないか? 中国 4000 年々の歴史が恥ずかしくなる手前の水を欲しがるこの国にはもう
我々が昔抱いていたこの国の歴史とイメージを粉々にしてでもいまの小さな島嶼を欲しがるさま
はタライの向こうに水を押しやる大国の余裕の寸分も感じられないほどの現世利益の権化に見え
るではないか?
こんな余裕のない近視眼国に成り果てたこの国はいずれ世界に痰と唾と騒音と
喚きをまき散らすお呼びでないいやな嫌われる国にもなり兼ねない。 とにかくエチケットも大国
の品格と見識であることを自由世界はこの国に教えてやらねばならないほど自分を見失っている。
いずれにしても鄧小平のいう知恵のある時代とはもう少し先のことであってどうも三代目の習は
外見からも太り過ぎてどう見てもスマートな世代ではなさそうだ。 やはり周恩来のような痩せて
はいても深い洞察をたたえた中国の指導者はいまはもういないのか? 国は貧しかったがその当時
でも世界の超一流の政治家として日本の政治家も足元に寄れない威厳と見識と怖さがあったもの
だ。 その意味では中国も政治家の劣化は否めない。 それだけにこれからの中國は問題である。
アメリカとイギリスが常に監視の目の目配りをしておくことだ。
2013/6/2 国家公務員を5万人削減、みんな参院選公約
■みんなの党の参院選公約の原案が明らかになった。行財政改革のため5万人の国家公務員を削減するとしつつ、消費税増税に
は反対を続ける考えを打ち出した。憲法改正の発議要件を定めた96条見直しも盛り込む方向だ。4日の党役員会で決定する。
原案では、公務員に労働基本権を付与するとした。公務員の身分保障は撤廃し、降格やリストラを可能にする。「国家公務員の
数を5万人削減し、給与、退職金、年金を民間水準に引き下げ、総人件費は2割削減する」とも明記した。
消費税率引き上げ関連法は廃止し、「財政の健全化は、埋蔵金の活用および経済成長を通じた税収の拡大を通じて行う」とした。
国会議員は衆院で180人、参院で142人削減する。
●やっと政治が本来のまっとうで落ち着きの現実直視の回帰路線に戻ってきた。 自民の高揚乱舞
と維新の思わぬ乱心と並み居る中小野党の無為無策の傍観で迫る参院選をどうすべきかと迷走気
味であったが、やっとみんなが本来の自分を取り戻したので今迄通りに期待したいと考えた。 い
ままでみんなが出来てからずうっと投票してきたのでそのままで行くことにした。 自民の獲得票
と議員数とのかい離が甚だしく実体との遊離が 7-8 倍も激しい。 それゆえ政治の現実感が自民が
云ってるほど地についていない。 これでは現象的なものと本質とに大きな違いと捻じれが出来過
ぎだ。 その格差を埋めるのはやはり健全な野党だ。 維新はもっと現実政党に戻らないと云って
ることとやってることが天と地ほどの差があり過ぎて分からなくもないが開きが大きすぎる。 そ
こらあたりからやっとみんなの党が迫る参院選に元々の持論である公務員改革を前面に押し出し
たことは渡辺みんなのアジェンダの再復活と思えて評価したい。
加えて消費税にたいする考え
も頷ける。
やっとそろそろ政界は高揚したアベノミクスから現実の成長路線へのバトンタッチ
が出来るかどうかの推移を見定める微妙な段階に差し掛かっていると思う。 自民がやっとこさプ
ライマリーバランスを云うようになった。 この公務員改革はこれに寄り添う大切な最大の未整理
継続店晒し案件である。 アベノミクスに隠れて先延ばしが許される訳はない。 安倍自民も第 1
次政権当時の未完の公務員改革を今こそ実現しないと口先だけの言いっぱなしの汚名を被ること
になる。
2013/6/1
渡辺代表も執念の花を今回は咲かせてほしい。
遅れておっとり刀で駆け付けた日本のアフリカ詣でアフリカ支援3・2兆円と表明
■日本とアフリカ諸国の首脳が経済発展や支援の在り方を協議する「第5回アフリカ開発会議(TICAD)」が1日、横浜市で
開幕する。安倍晋三首相は冒頭の演説で、アフリカ支援策として今後5年間で1兆円超の政府開発援助(ODA)を含む約3兆2
千億円の資金を官民が協力して拠出すると表明。アフリカ諸国の人材約3万人を育成する構想も打ち出す。会議にはアフリカ約5
0カ国の首脳や要人が参加予定。
●わたしが商社マンで若いときには海外赴任先の花形はニュヨーク、ロスアンゼルス、欧州ではロンドン、
デュッセルドルフ、シドニーなどで南アのヨハネスブルグは云っては悪いが都落ちの感じだつた。 もちろ
ん中国は国交はなく、東南アジアも寂しいものだった。沖縄に行くにもビザが要ったし、外貨割り当てはま
だ残っていた。それだけに現地派遣社員は苦労があつたし欧米優位は想像をはるかに超えていた。 い
ま日本がもともと先兵的であった中韓の後を追うようにして急な視野を開くようにアフリカに新たな市場を
見出そうとしている。 輸出大国の日本からすれば実に抜かった話だ。 ここにも夜郎自大になって自己
肥大に陥っていた日本の慌てぶりが見えている。 要は今までは遠い、汚い、キツイの 3K で避けていた
のだ。 いまは中韓、とくに中国には5周遅れのおっとり刀だが最後の巨大市場となればやらぬわけには
いかないのだろう。 いまになってアベノミクスのためにも安倍首相も力瘤だ。 このデフレと失った 20 年
のうち籠りの自己喪失で外出拒否反応が酷かった日本ももう籠っていられない。 ヤレ英語教育だなんて
時代遅れの文部相英語教育なんて 50 年間のくそったれだ。 アフリカなどに人材をぶち込んで習うより慣
れろの昔風でも、いまは正式英語なんて無きに等しく何十億人の英語の 6-7 割はいわゆるキングスイン
グリッシュとは程遠いが、それで十分生活経済意思疎通には困らないでやっている、もうじゃぺって使える
英語は必要不可欠な道具なのだ。 要は意思疎通をする意欲が強いか弱いかだ。 ばか文部省ではこの
先 1000 年たってもしゃべれる英語は無理だ。形から入ってもしゃべれなくては何にもならない。 もともと
意思疎通をしたいとの人のためだけに有ればいいのであって、その必要性のないものに、つまり水を飲
みたくない馬までにも呑ませようとする全般的、官僚的的、啓蒙的、教えてやる式の上からの教育ではあ
りえない。 言葉を話したい、その必要性のある強い欲望が学ぶ根幹の意欲を維持させるのだ。 こども
が親と意思疎通したいとの本能から勝手に自然に覚える。 文法なんてとはバカにしないが喋れる英語
はあとで文法がついてくる。 あらためて海外市場のこれからの展開は日本人にとっては内向きで贅沢
になっている今これからは相当にシビアであろう。 いわゆるハングリーさにどこまでついてこれるかだ
ろう。
まずはいまの甘っちょろい官僚どもを現地に下放することから始めることだ。
現地を知らな
いで霞が関で鎮座していて何が分かろうか?
中韓の彼らには昔の日本のがむしゃらさがあるのだろう。
もうこれとの勝負としか言いようがない。 支援のカネだけではとても無理で食いつぶされるだけ、どこま
で本当の意味でフレンドリーな信頼を勝ち得られるかだ。
2013/6/1
B787 定期便でも運航再開
■臨時便として運航を再開したボーイング787型機について、全日空と日本航空は、1日から定期便の運航を始め、4か月半ぶ
りに国際線や国内各地での運航が再開されることになりました。トラブルの原因が特定されないままの運航再開となったことから、
各社は、バッテリーシステムの状況を地上の整備士も確認できるようデータ通信を使って監視したり、飛行に影響する不具合がな
いかホームページで公開したりして、信頼回復につなげたいとしています。
ボーイング787型機の定期便の運航再開に先立っ
て、羽田空港では全日空の篠辺修社長があいさつし「心配やご迷惑をおかけしましたが、十分な安全対策をとり、本日より自信を
持って定期便に投入することにしました」と述べました。
●いろいろ理由があろうが、原因究明無き飛行再開はやはり怪訝だ。 もしこれで事故が仮に起きれば
釈明できない。 わたしの考えではバッテリーには基本的に問題はなく、配線とかの周辺作業に問題があ
ったのだ。 もちろん最終責任は製造者のアメリカだと思う。 こういうところがアメリカのズルいところで絶
対に云わない。 それならばユアサが灰色でしかもそのまま使用されるということだろう。 経営実利優
先の、いわばお客の安全を横に置いた横着なやり方だ。 日本もアメリカの飛行機のかなりの部分を日
本製部品で関与しているらしいが、日本の航空技術の維持発展のため今後も増加する航空業界に向か
っての自前の製造はもう難しいのであるか?
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