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基準仕様書
平成 28 年度 1 栗林公園秋のライトアップ委託業務基準仕様書 事業概要 (1)ライトアップ期間 平成 28 年 11 月 19 日(土曜日)~11 月 28 日(月曜日) (10 日間) (2)時 開園時間を 21:00 まで延長して実施する。 (11 月の閉門時間は 17:00) 間 照明の点灯時間は 17:00~21:00、入園は 20:30 までとする。 (3)場 所 栗林公園内:楓と松を中心とした区域 ・入園者の安全性に配慮し、スムーズな導線となるよう、また紅葉の見所を 効果的に取り入れ、栗林公園の秋(紅葉)の魅力を最大限に味わうことが できるよう、コース案を受託者において作成すること。 ・掬月亭及び日暮亭をコース内に組み入れること。 ・讃岐民芸館は閉館する。 ・商工奨励館本館、本館階上、東館は開放する。北館はイベント会場として 使用するため、一般開放はしない。 ・コース設定は、最終的に委託者と受託者が協議の上、決定するものとする。 (4)内 容 期間中の 17:00 から、園路や樹木(楓、松が中心)を、その魅力を最高に引 き出せるよう効果的にライトアップし、コース案内に従って一周することで、 多くの入園者に、お庭の国宝ともいうべき特別名勝である栗林公園の風格を 感じてもらうとともに、この季節ならではの幻想的な風景を楽しんでもらう。 また、栗林公園の紅葉のライトアップにあわせて、掬月亭で伝統芸能等のイ ベントを実施することで、より一層栗林公園の魅力を味わってもらう。 2 委託業務の内容 (1) 照明器具の設置、配線及び管理等 ア 灯具の設置 ① 設置場所:楓、松等を中心に委託者と受託者が協議のうえ決定する。器具配置図を事前に作成 すること。 ② 設置期限:11 月 11 日(金曜日)17:00 までに配線及び灯具配置を終えること。 ③設置条件:電源となるキュービクルの最大容量は次のとおり。 箇 所 商工奨励館裏キュービクル 日暮亭キュービクル 造園課キュービクル 観光事務所キュービクル 最大容量 75KVA 30KVA 30KVA 50KVA ただし、イベント、休憩所電灯等で使用する電力量を含む。 ※ 使用時の電気容量測定等については、四国ビル総合管理株式会社に測定を依頼し、容量配 分、結線処理等において停電、漏電、火災等の危被害防止対策を十分に行うこと。(測定に かかる費用は受託者負担とする。 ) 1 ・キュービクルの使用電力については委託者負担とするが、使用電力量を超える場合の低音 型発電機等による代替処置に要する経費は、受託者負担とする。 ・委託者が所有する灯具・電球等(別紙照明・灯具在庫一覧表のとおり)を使用し、経費節 減に努めること。なお、電球等の追加材料については受託者において準備すること。(経 費は受託者負担とする。 )また、委託者が所有する灯具数量以上の演出を図る場合も同様 とする。その場合、灯具の種類、色、形等について、事前に委託者の承認を得ること。 ・設置に際しては、樹木や工作物を損傷しないこと。灯具が入園者の観賞の視界に入らない よう、また、美観を損ねないよう極力配慮すること(設置位置については、委託者と現地 協議の上、決定すること。) ・主ケーブルが園路を横断する箇所については、最短距離を浅く埋設するものとする。また、 芝生地等に転がし配線をする場合においては垣根沿いに配線するなど、美観を損ねないよ う配慮するとともに、入園者の通行の障害にならないよう安全面に配慮すること。 ・試験点灯時及びライトアップ期間中に、楓等照明対象の紅葉状況により、主ケーブルの配 線替えを伴わない照明器具の移動等が生じた場合、その経費については受託者負担を原則 とする。 ・東門と北門に委託者が所有する提灯(和紙貼)及び提灯台(計 4 台)を設営期間中点灯させ ること。 イ 園路照明の設置 ① 設置材料:園路照明として委託者が所有するものは、園路灯の材料(竹、ワーロン紙、 電球、灯具)(別紙照明・灯具在庫一覧表のとおり)であり、その組み立てに要する水引、 テープ等の消耗品及び電線等の追加材料については、受託者において用意すること(購 入可。経費は受託者負担) 。また、委託者が所有する灯具以外の演出を図る場合も同様と する。 ② 設置場所:照明配置間隔は概ね 8~10mを標準とするが、安全な通行に支障のある園路 や石段箇所等照度が必要な箇所においては、間隔を短くする等照度を確保すること。ま た、既存工作物への結束や、杭による設置等設置方法及び設置する高さ等については、 結束材を含め、委託者に事前説明の上、承認を得ること。 ③ 補助灯の設置:建物入口や夜間使用するトイレ周辺などに、足元灯を配備すること。 ④ 備 考:期間中、園路照明が風雨等の影響により損傷したり景観を損ねるものは交換ま たは補修すること。(経費は原則受託者負担とする。) ウ その他の照明器具の設置等についての留意事項 ・期間中、商工奨励館本館及び東館前に飲食物の出店が予定されているため、屋台用で使用 する電源を確保すること。飲食物の営業はライトアップ開始時間前から行うため、ライト アップ用電源とは別とすること。 ・同即売テント前面の飲食場所の照明を行うこと。照明用電源はライトアップ用電源とは別 とすること。 ・北門入園券売場窓口外部を投光器で明るくすること。 ・和船の夜間運航(南湖)を行うので、乗船場の照明を行うこと。 ・照明用のポールを設置する場合には、青竹等を使用し意匠に配慮すること。 ・照明の工作物への結束等については、棕櫚縄等を使用し意匠に配慮すること。 2 ・配線工事には幹線工事、配電盤、二次側配線を含むものとする。また、安定器等について は、既存の木製ボックスで覆い、防水、景観に配慮すること。(ボックスが不足する場合 は、受託者において用意すること(製作または購入可)。 ) ・ケーブルの色は黒とする。 (園路照明用電線については受託者において用意すること。 (購 入可)) ・主ケーブル及び不足ケーブルについては受託者において用意すること。(リースまたは購 入可) ・分電盤は景観に配慮し、設置場所はできるだけ目立たない場所に設置すること。 ・支給品の照明関係資材は、園内(造園課倉庫)に保管。 ・期間前に必ず試験点灯(委託者が別途指示する日に行うものとする)し、委託者と灯具や 園路照明等の設置位置や方法について確認し承認を得ること。その際、設置位置や方法に 問題がある場合は、変更を求めることがある。 ・園内入園者へのイベント等の案内及び退園誘導などに使用するための音響設備をコース上 2 箇所以上に設置し、案内及び退園誘導の放送をすること。また、音響設備が風雨等の影 響により損傷したり景観を損ねるものは交換または補修すること。(経費は原則受託者負 担とする。 ) エ ライティングの監修 ・ライティングに関し外部の専門家等に監修を受けることも可能である。 ・監修者を置いた場合は、氏名等をライトアップチラシ及びポスター等に掲載するものとす る(掲載しない場合は、事前に委託者と協議すること)。 ・監修者を置く場合であっても、公園施設や樹木の保護、入園者の安全性、公園管理の都合 により変更等を要求することがある。 ※専門家等とは・・・ライティングに関し資格保有者又は職業として実務経験のある者、 若しくはライティングデザイン等について研究している研究機関等 オ 照明器具・電気配線等の撤去 ・ライトアップ期間終了後、設置した照明器具・電気配線(幹線、配電盤、二次側配線)等を撤 去すること。 ・ケーブルについては再利用するものとするが、再利用不能な二次側配線のケーブル(FV2.0-2C、 FV1.6-2C)は産業廃棄物として適正に処分すること。 ・特に、安定器のケーブルについては再利用するため、撤去する際にはできるだけ切除しない方 法で取り外すこと。 ・照明関係資材のうち再利用するものは、委託者の指示に従い、公園内の指定する場所へ整備・ 整理して収納すること。 (2) 会場案内等看板の作成・設置及び撤去等 ア 広報用大型看板 ・ライトアップ開始の 20 日前から国道 11 号へ向けた大型広報看板(W=10.00m×H=1. 00m程度)を設置すること。設置期間中夜間は照明で照らすこと。ライトアップ期間終了 後に撤去すること。 イ コース案内図 3 ・ライトアップ期間中毎日、東門と北門の総合案内所に、園内全体のコース案内図を見やす い大きさに作成し設置すること。 ・必要に応じて照明で案内図が見やすいように工夫すること。 ・コース案内図は原則としてライトアップ用のため、毎日ライトアップ開始前に設置し、ラ イトアップ終了後に撤去すること。なお、据え置き型とする場合は表面にライトアップコ ースを、裏面にライトアップイベント等の内容を配置するなど工夫すること。 ・必要に応じて設置箇所の変更や追加を求める場合がある。 ・コース案内図に利用できるトイレの案内を表示すること。 ウ 大のぼり(支給品) ・東門常磐橋に委託者が所有する大のぼり(2 基)及び北門にのぼり(小)を設置すること。 ・設置のための支柱は受託者において用意すること(リースまたは購入可。経費は受託者負 担とする) 。 ・設置に当たっては、強風で倒れたりすることのないよう、橋の柱に固定すること。 ・設置に当たっては、設置場所及び固定方法について、委託者への確認及び承認を得ること。 エ 上記看板等の撤去 ・ライトアップ期間終了後、上記看板等を撤去し、支給品については委託者の指示に従い、 公園内の指定する場所へ整備・整理して収納すること。 ・雨天時は、委託者が指定する場所へ移動させること。 ・大雨や強風時は、委託者の指示に従い、イス・テーブルを折りたたみ、安全な場所に保管 すること。 (3) 会場警備・案内等管理 ア ガードマン(専門職) ①人員数:1 日あたり 3 名以上 ②配置日:期間中毎日 ③ 業務時間:16:45~21:45 とする。 ④ 配置場所:コース内で分岐点の多い箇所等に配置し、見回りもする。 (委託者に事前説明 を行い、承認を得ること。 ) ⑤業務内容 ・立ち入り禁止区域への立ち入りがないよう監視する。 ・橋や水際などについては事故が発生しないよう監視する。 ・飲酒を伴う入園者によるトラブル等が発生した場合には、委託者と現地対応にあたる。 ・事故発生時には直ちに委託者に知らせ、その指示に従うとともに、必要な場合は消防、 警察等に緊急連絡を行う。 ・入園者にコース順路やトイレ場所等の案内を行う。 ・車イス利用者等介助の必要な入園者の誘導や、坂道、段差における介助を行う。 ・閉門時間(21:00)前後において、入園者の退園誘導を行う。 ・閉門時間から 21:30 までの間の居残り客の確認、退園誘導と大きなごみ拾いを行う。 ・時間中は、入園者に「いらっしゃいませ。」「足元にご注意ください。」「ごゆっくりお楽 しみください。 」などの声かけを行う。 4 ・服装、懐中電灯等装備については、委託者と協議すること。 イ 案内所要員(学生アルバイト可) ①人員数:1 日あたり 2 名以上(東門、北門各 1 日あたり 1 名以上) ②配置日:期間中毎日 ③業務時間:ガードマンに同じ ④配置場所:総合案内所(東門、北門) ⑤業務内容 ・ライトアップコースチラシ配布 ・コース案内、トイレ案内、その他交通機関等の案内 ・随時、自転車の整理 ・園内(トイレ内含む) ・公園周辺のごみ拾い及びゴミ置場への運搬 ・時間中は、入退園者に「いらっしゃいませ。」 「ごゆっくりお楽しみください。」「ありが とうございました。 」などの声かけを行う。 ウ バリケード等設置 ・コース外の立ち入り禁止区域への進入を防ぐため、「立ち入り禁止」と表示したバリケー ドを設置し、必要に応じてロープを設置する。バリケードは受託者において準備するもの とし、バリケードをリースする場合のリース料等経費は受託者負担とする。 設置 17:00、撤去 21:00 箇所数:園路分岐点でコース外園路への進入口箇所 ・コース途中に樹木の根の張り出し等があり、園路照明だけでは入園者の安全な通行に支障 があると思われる場合は、必要に応じてロープ等を設置し一部通行できないようにする等 対策を講じること。 エ テント設置 ・期間中、商工奨励館本館前に飲食物の出店が予定されているため、1.8m×1.8mサイズ以上 の防炎加工を施した簡易テントを店舗用に 5 基、飲食スペース用に 4 基設置すること。 ・テントは受託者において準備するものとし、テントをリースする場合のリース料等経費は受託 者負担とする。 ・飲食スペースには屋外用長机、屋外用パイプ椅子を設置すること。 ※オ 飲食物屋台の出店 ・期間中、商工奨励館本館前に飲食物の屋台テントを出店企画すること。 ・委託者で用意するテントの規模は 1.8m×2.7mサイズが 2 基、又は 1.8m×1.8mサイズ が 5 基。 ・受託者においてテントを用意する場合は現地を確認したうえで設置数を決定し、委託者の 承認を得ること。 (4) イベントに関する業務 ア イベントの企画と運営 ・期間中、商工奨励館本館入り口付近を会場としてイベントを行うため、栗林公園にふさわ しく、また秋のライトアップの雰囲気にふさわしい、話題性があって入園者の増加につな がるようなイベントの企画及び運営を行うこと。 5 ・イベントの回数は指定しないが、期間中の祝日及び土曜日・日曜日は必ず実施すること。 なお、音楽イベントを行う場合の音響については、委託者が所有する簡易な音響装置や商 工奨励館の備品を使用してもよい。 ・イベント開催日毎に本館前又は北館内に出演者用の舞台や鑑賞者用の椅子を設置し、イベ ント終了後に撤去すること。 (5) ア 広報に関する業務 ライトアップ期間中のイベントを網羅した A4 判、両面刷り(裏面:コース案内図)のチラシ の原稿を作成し、20,000 枚以上印刷し、委託者が指定する送付先へ発送すること。 (発送先(予 定)は、説明会で配布) なお、委託者が所有するライトアップ写真は貸し出し可能である。 イ B2 判ポスターを 280 枚作成し、委託者が指定する送付先に発送すること。 (納期限については、 別途指示するものとする。 ) ウ (6) 受託者において効果的な広報媒体・方法を提案し、積極的な広報活動を行うこと。 法令等の遵守 受託者は使用者として、労働関係法令を遵守すること。 (7) その他事項 ア かがわエコイベントマニュアルを踏まえ、環境に配慮すること。 イ 業務の実施にあたっては、この仕様書に明記されている内容を遵守し、人員配置等計上さ れている人員数を下回ってはならない。 ウ ライトアップ実施期間中、照明点灯開始前から照明の消灯時まで次の担当者が公園内に常 駐すること。 ①総括責任者 :当該業務全般を把握、ガードマン人員配置などの指示担当者。下請け不可 1名 ②電気(設備)関係に精通した技術者 :照明器具等に損傷・不具合等が生じた場合に、早急に復旧対応できる技術者 1名 エ 照明器具の設営等作業工程については、時間的に十分余裕を持って行うこと。 オ コース設定、照明器具配置、イベント実施内容等について、企画案を尊重するものである が、公園施設や樹木の保護、入園者の安全性及び公園管理の都合、並びに誘客促進の観点 から変更等を要求することがある。 カ 受託者において、業務の一部を他の業者へ再委託する場合は、再委託先、再委託期間、再 委託する業務内容等について、事前に書面により委託者へ申請し、承認を得ておくこと。 キ ライトアップ風景の写真撮影をすること。(20 箇所以上、電子データ提出) 提出された写真は、以後、委託者が行う栗林公園の広報等に使用するものとする。 ク 近隣への迷惑駐車対策を講じること。 例:①近隣の駐車場マップ作成及び配付 ②ガードマンの配置 ③臨時駐車場の確保 6 <提出書類> (受託者決定後) ・詳細工程表 ・コース図(変更のある都度) ・照明器具計画図(変更の都度) ・バリケード・看板等及び警備員配置図(変更の都度) ・監修者の指示記録(指示のあった都度) (監修者を置く場合に限る) ・連絡系統図 ・その他その都度指示するもの (業務完了時) ・委託業務完了報告書(照明・灯具在庫状況の報告含む) ・ライトアップ風景の写真 20 点(電子データ) ・記録写真(イベント、器具配置状況等) ・請求書 7 (別紙様式 1) 平成 香川県栗林公園観光事務所長 年 月 殿 申請者 住 所 法人・団体名 代表者職・氏名 印 平成 28 年度栗林公園秋のライトアップ委託業務応募申込書 平成 28 年度栗林公園秋のライトアップ委託業務基準仕様書の条件等を了承し、応募します。 1 本業務企画の担当者 所 属 部 署 名 職 名 担当者 2 連絡先 連絡先 住所 〒 電話番号 FAX 番号 E‐mail 8 氏 名 日 (別紙様式 2) 平成 香川県栗林公園観光事務所長 年 殿 申請者 住 所 法人・団体名 代表者職・氏名 平成 28 年度栗林公園秋のライトアップ委託業務企画提案書 このことについて、別添のとおり提出します。 1 企画提案書(様式の定めなし) 2 経費内訳書 <本業務の主担当者連絡先> 所 属: 氏 名: 電 話: FAX : E-mail: 9 印 月 日