スリランカ - 和歌山大学

私の故郷――スリランカ
和歌山大学教育学部（日本語・日本文化研修留学生）
ISHARA PATHUM
スリランカはインドの南の方に位置してい
る小さい島国である。形や自然の資源のおかげ
でインド洋の真珠と言われている。面積は 6 万
5607 平方キロメートルで人口は約 2048 万人
(2013)である。首都はスリ・ジャヤワルダナプ
ラ・コッテだ。民族のシンハラ人は 72.9%、タ
ミル人は 18%、スリランカムーア人 8%である。
スリランカの公用語はシンハラ語とタミル語
で連結語は英語だ。スリランカは仏教の国で仏
教徒は 70%、ヒンドゥー教徒は 10%、イスラム
教徒は 8.5%、
ローマンカトリック教徒は 11.3%
である。
長い歴史をもっているスリランカでは紀元
前 483 年でスリランカの初めの王様のワィジャ
ヤからシンハラ人が続いて来ると言われてい
る。そして紀元前 250 年にインドからスリラン
カに仏教が伝わったのだ。それから仏教の影響
で国の文化や文学や芸術などが発達した。デゥ
トゥゲムヌ、パラッカラマバーフ、ワィジャヤ
バーフなどの色々の王様に支配されたスリランカには大きい湖や大きいパゴーダや寺院な
どが建てられたのだ。当時湖を中心に農業を発達したスリランカはその頃豊かな国になっ
ていたのだ。
また、スリランカの紅茶は世界で有名である。そして、紅茶とココナツとラバー(ゴム)、
コーヒー、シナモン、宝石など輸出の商品になっている。スリランカの宝石も世界で有名
である。現在世界中の有名な観光地になっている。自然がいっぱいのスリランカには、森、
山、湖があるし、象などの珍しい動物もいる。そして、歴史的に大事な所がたくさんある
スリランカには、遺跡がある古い町やお城やお寺などがたくさん見られる。さらにシーギ
リヤ、シンハラージャ、ゴール、アヌラーダプラ、キャンディ、ヤーラ、ポロンナルワな
どの歴史的にも自然的にも大切で、きれいな世界遺産がたくさんある。島国で、ゴール、
ニラーワリ、ガルキッサなど
の美しい海岸があることも
さかんである。スリランカに
は一番有名な観光地の、500
年ぐらい以前にはカーシャ
パ王様に建てられたシーギ
リヤは大きい岩がある。しか
し、その岩の不思議なことは、
その上に王様の城を建てた
ことである。その頃、そのよ
うな技術があったか信じら
れないが、上の城まで水道供
給があったり、池を作り、き
れいにしたりしていたのだ。それにシーギリヤミラーワォールに描いてある古くて美しい
絵が大切である。
スリランカは暖かい国だが、国の真ん中方に行くとだんだん寒くなります。山の方だか
ら一年中寒い。そしてドゥンヒダ、ラクシャパーナ、ディヤルマなどのきれいな滝がたく
さんあり、公園などの美しい景色がある。近くの人から小さい英国と言われている。
スリランカは仏教の国で、仏様のお歯を置いてあるブッシジト仏様がスリランカにいらっ
しゃった時の足の象徴をしたスリーパーダ山、と仏様に使われたスリーマハーボーディ木
が大切である。また、五月に仏様に対して行われるワェーサック祭りは美しい。
スリランカ人はまだ昔から続いてきた伝統的な習慣を大切にしている。特に四月のお正
月祭りには色んな伝統的な習慣が見られる。例えば、国の皆が同じ時間に料理を作ったり、
食べたり、やり取りをしたり、お寺へ行ったり、お仕事へいったりすることだ。
まだ発展途上国であるスリランカは 30 年間ぐらいあった内戦が終わって、だんだん発展
してきている。戦争後、早く発展した日本は、母国のよい参考になると思われる。