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第2部 市川市介護保険事業計画 (第2期)

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第2部 市川市介護保険事業計画 (第2期)
第2部 市川市介護保険事業計画
(第2期)
Ⅰ 計画の趣旨・目的
1
法令等の根拠
○ 本計画は、介護保険法第 117 条の規定に基づき策定された市川市介護保険事業
計画です。
2
計画策定の趣旨
○
21 世紀の超高齢社会における介護問題の解決を図るため、国民の共同連帯の理
念に基づき、社会全体で介護を支える仕組みとして、介護保険制度が平成 12 年4
月からスタートしました。
○
介護保険事業計画は、介護保険法により5年を一期として保険給付の円滑な実
施を確保するために、3年ごとに改定を行うこととされており、今回の見直しは、
制度施行後初めて行うものです。
○
見直す内容としては、制度の周知の状況をはじめ、要介護認定の状況、施行後
のサービス利用状況、介護サービス事業者等の供給主体の動向等について、制度
施行時からの実績に基づいて分析・評価を行うものです。
○
合わせて、今回の見直しの計画期間である平成 15 年度から 19 年度にかけての、
介護サービスの利用見込み量を算出し、在宅、施設の各種サービスが市川市とし
てふさわしい形で充実していくよう、制度の充実に向けた取り組みを規定するこ
ととしています。
- 73 -
3
策定の背景
∼計画見直しのポイント∼
(1)在宅の重視
○
要介護状態になることや要介護度の上昇を予防するとともに、要介護になって
もできる限り自立した在宅生活を継続することができるよう支援することが必
要です。また、一旦施設に入所した場合でも、できる限り在宅生活に復帰できる
よう支援することが必要です。このため、要支援・要介護化の予防、要介護状態
の軽減を図るサービスの充実と、自立を支援するサービスの強化を図る必要があ
ります。
(2)サービスの質の向上
○
どの事業者でも一定レベルの質のサービスが提供できる仕組みの構築を進め
る必要があります。このため、客観的なサービス評価と、事業の透明性の確保に
努めることが必要です。
(3)痴呆対策
○
痴呆ケアの向上を図るため、個々のサービス提供における専門技術の向上並び
に家族介護支援を充実・促進すると共に、痴呆対応型共同生活介護(痴呆性老人
グループホーム)の計画的な整備の促進が必要です。
(4)医療と介護の役割分担
○
利用者の多くは介護と医療のニーズをあわせ持っているため、医療機関とケア
マネジャー等、介護サービス提供機関との連携を緊密にすることにより、相乗的
な効果が図られるようにすることが必要です。
- 74 -
4
基本理念
○
今期計画では第1期事業計画と同様、本市の老人保健福祉計画における「健康
と長寿を喜び、健やかで安心して生涯を過すことができる社会を目指すこと」を
基本理念として掲げます。
○
前期計画で掲げられた以下の項目は、今後の見直しの論点として継承していく
必要があるため、さらなる推進・充実が必要です。
(1)要介護高齢者の生活の自立と質の向上
○
要介護状態の高齢者等に対して、保健・医療の向上、福祉の増進に向けた支援
としての適切な介護サービスを提供することにより、能力に応じた生活の自立と
質の向上を目指します。
(2)要介護状態の軽減と重度化の予防
○
要介護状態の高齢者等に対して、できる限り要介護状態を軽減させ、あるいは
これ以上重度化させないことを目標に掲げて、適切な時期に適切な内容のサービ
ス提供を行うことを目指します。
(3)介護問題の解決に向けた市民の共同連帯
○
介護の問題を社会全体の問題としてとらえ、市民が共同連帯して介護を支える
仕組みを構築し、健全に運用していくことを目指します。
(4)市民の主体的参加
○
介護保険制度を支え、かつ制度に支えられえている市民自らが主体的に計画の
推進に参加・参画することにより、市民が主体となった介護保険制度の育成・充
実を目指します。
- 75 -
Ⅱ 計画策定体制
1
計画策定の基本的考え方
○
本計画は、平成 13 年4月に策定された「市川市総合計画 I&Iプラン21」
における「真の豊かさを感じるまち」の施策体系における「高齢者が地域社会の
中でいきいきと暮らすために」とする目標に即して、高齢者の保健・医療・福祉
分野の一翼を担うものとして策定するものです。
○
本計画は、同時期に改定する市川市老人保健福祉計画との整合性を有します。
市川市老人保健福祉計画は、中高年期からの健康増進、疾病予防に取り組むこ
とにより寝たきりや痴呆の発生を抑制し、地域で生きがいを持って暮らし続ける
ことのできる仕組みづくりを目指したものとして策定されるものです。
本計画は、このような老人保健福祉計画の趣旨を踏まえ、援護の必要な高齢者等の
選択に基づいて、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう在宅、施
設の介護サービスの計画的な整備を図るための仕組みづくりを目指します。
このような趣旨から、両計画は高齢者施策に関する総合的な施策を有する計画
として、一体的に作成され、介護保険事業計画は老人保健福祉計画に内包される
ものです。
○
また、本市では、地域福祉の推進を図るため、市川市地域福祉計画を策定し、
要介護状態への移行の予防、地域における総合的なケア体制の確立等の課題につ
いて、市民と行政との協働により対応する仕組みづくりを合わせて進めていきます。
2
介護保険運営協議会における策定検討作業(開催状況は資料を参照)
○
本市では、平成 12 年度介護保険制度施行後、同年8月に市民公募3名を含む
15 名の委員で構成する「市川市介護保険運営協議会」を設置しており、この協
議会での審議内容及び答申等を踏まえ、計画を策定しました。
○
なお、協議会では、平成 14 年度までに、協議会を 12 回、専門部会を9回開催
し、「介護保険制度の運営上の課題の研究と検討」や「第1期介護保険事業計画
の分析・評価」等を行い、更には、本計画の見直しに際して、次の項目について
の答申を平成 15 年2月 26 日に行っています。
・各年度における介護給付等対象サービスの種類ごとの量の見込み
・介護給付等対象サービスの種類ごとの見込み量の確保のための方策
・介護給付等対象サービスの円滑な提供を図るための事業に関する事項
・その他介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するために必要な事項
- 76 -
3
要介護高齢者等実態調査の実施
○
計画見直しに当たり、在宅・施設入所の要支援・要介護認定者を対象に、実態
調査を実施し、生活状況、介護サービスの利用状況、利用意向等を把握し、計画
改定の基礎資料としました。また、サービス提供事業者への調査も別途実施し、
市内での介護サービス供給可能量算出の基礎資料としました。
(調査の分析結果は「第2期市川市介護保険事業計画策定に係わる基礎調査報告書」及び資
料を参照)
「要介護高齢者実態調査(在宅・施設)
」
(1)調査目的
高齢者(要介護者、施設入所者)の生活実態及び介護保険サービス、保健福祉サービスの認
知・利用意向等を把握し、介護保険事業計画、老人保健福祉計画見直し及び地域福祉計画策定
の基礎資料として活用することを目的として実施した。
(2)調査対象者・調査方法
介護保険サービス利用についてのおたずね
:市内在住・在宅の介護保険要支援・要介護認定者全数
:市内に住所を有する介護保険施設入所者全数
(3)調査方法
郵送調査(郵送配布・郵送回収)
(4)調査時期
平成 14 年2月
(5)回収状況
区
分
有効回収数
有効回収率
(集計上の母数)
人
人
%
発送数
介護保険サービス利用についてのおたずね
在宅の介護保険要支援・要介護認定者
市内に住所を有する介護保険施設入所者
4,669
1,115
3,008
909
64.4
81.5
「介護保険サービス事業者意向調査」
(1)調査目的
介護保険事業計画の見直しのため、市川市内においてサービスを提供するサービス事業者に
対してアンケートを実施し、現在の活動状況と今後の予定、サービス提供についての考え方等
を明らかにし、今後の計画策定に資することを目的とする。
(2)調査方法
郵送調査(郵送配布・郵送回収)
(3)調査時期
平成 14 年7月∼8月
(4)調査対象および回収状況
現在市内においてサービス提供している事業者(92 件)を調査対象とした。
発送数
92
回収数(返送数)
67 (回収率
72.8%)
有効回収数
64 (有効回収率 69.6%)
集計対象外
3
- 77 -
Ⅲ 計画期間及び計画の見直し等
○
計画の期間は、平成 15 年度から平成 19 年度までの5年間とします。なお、保険
財政の均衡を保つため、3年ごとに計画の見直しを行い、そのなかで改めて保険料
の算定を行います。
なお、本計画は、老人保健福祉計画と一体となった施策の展開を図ることが必要
なため、両計画を同一期間で推進し見直すものとします。
12年度 13年度 14年度 15 年度 16 年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度
第1期計画期間
事業運営期間
(介護保険)
第2期計画期間(今回策定期間)
事業運営期間
(介護保険)
見直し
第3期計画期間
事業運営期間
(介護保険)
見直し
(計画の進行管理及び見直し)
○
介護保険事業計画においては、給付実績等を毎年度点検し、課題分析と対策を
講じていく必要があります。そこで、本計画の進行管理については、住民参加に
よる市川市介護保険運営協議会において、3年後の計画の見直しに向けて、情報
収集、課題抽出、改善方法等を審議していきます。
また、被保険者、サービスを利用する市民、介護サービスを提供する事業者、
及び保険者である市の三者が協力し、健全な制度運営を促進していきます。
- 78 -
Ⅳ 事業の現状
1 認定者数、利用者数の状況
○ 平成 12 年 10 月以降の要支援・要介護認定者数の状況をみると、平成 12 年 10 月では
4,743 人でしたが、
平成14 年7月には 6,476 人へと約1,730 人、
約37%増加しています。
このうち在宅サービス利用者は、平成 12 年 10 月では 2,650 人でしたが、平成 14 年7
月には 3,829 人へと約 1,170 人、約 45%増加しています。
一方、施設サービス利用者は、平成 12 年 10 月では 1,018 人でしたが、平成 14 年7月
には 1,170 人へと約 150 人、約 15%の増加にとどまっています。在宅サービスに比べて
施設サービスの利用者の伸びが低いのは、主に市内、市外の施設整備状況による影響が
大きいと思われます。
在宅、施設の利用者割合は、平成 14 年7月時点では、おおよそ3対1の割合となって
います。
○ また、要支援・要介護認定を受けてもサービスを利用していない者(いわゆる「未利
用者」
)は、平成 12 年 10 月では 1,075 人でしたが、平成 14 年7月には 1,477 人へと約
400 人、約 37%の増加となっています。要支援・要介護認定者に占める未利用者の割合
は、平成 14 年7月現在で 22.8%となっています。
利用者数の推移
在宅サービス
施設サービス
未利用者
(合計)
7,000
6,000
4,743
4,777
4,000
1,075
934
3,000
1,018
1,095
2,650
12年10月
5,000
5,144
5,685
1,120
1,245
1,326
1,127
1,134
1,131
1,129
2,748
2,990
3,192
3,313
13年1月
4月
7月
10月
1,023
2,000
1,000
5,441
5,898
6,207
1,385
6,476
1,477
1,182
1,170
3,438
3,640
3,829
14年1月
4月
7月
0
- 79 -
2 給付の現状
(※ 各数値は「介護保険事業実績分析報告書」等の各年4月から3月までの実績の平均値です。
)
(1)居宅介護サービス
① 訪問介護(ホームヘルパーが家庭を訪問して介護や家事の援助を行います)
訪問介護の利用状況については、利用回数ベースでは複合型の利用の伸びが大きく、
13 年度は 12 年度の2倍(106.1%)を超えています。また、身体介護でも 12 年度に比
べて6割ほど増えています。一方、家事援助は 12 年度に比べて2割強の増加にとどまっ
ています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、訪問介護総計では、
要支援、要介護1の利用者数の伸びが大きくなっています。
区
分
平成 12 年度実績
(平均) 平成 13 年度実績
(平均)
身体介護
増加率
訪問介護
6,180 回/月
10,108 回/月
63.6%
530 人/月
850 人/月
60.4%
4,639 回/月
5,851 回/月
26.1%
631 人/月
702 人/月
11.3%
4,087 回/月
8,424 回/月
106.1%
395 人/月
688 人/月
74.2%
家事援助
複合型
訪問介護 計
要支援
要介護1
平成14年10月
要介護2
304
212
平成13年10月
0
要介護3
788
要介護4
483
561
386
500
1000
255
311
155
1500
(人)
- 80 -
要介護5
252
213
2,351 人
1,773 人
204
2000
2500
訪問介護のうち、身体介護サービスの利用状況をみると、要介護4の利用者数の伸び
が目立っています。
また、家事援助サービスでは、要介護1の利用者数の伸びが目立っています。複合型
サービスでは、要支援、要介護1、4の伸びが目立っています。
訪問介護(身体介護)
要支援
要介護1
要介護2
250
平成14年10月
要介護3
250
要介護4
198
要介護5
193
1,108 人
172
45
平成13年10月
187
195
169
117
168
875 人
39
0
200
400
600
(人)
800
1000
1200
訪問介護(家事援助)
要支援
平成14年10月
要介護1
要介護2
187
要介護3
要介護4
400
要介護5
150
62
840 人
10
31
平成13年10月
156
306
147
56
13
702 人
24
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
(人)
訪問介護(複合)
要支援
平成14年10月
105
50
平成13年10月
0
要介護1
要介護2
331
220
200
要介護3
258
186
400
108
65
600
(人)
- 81 -
要介護4
155
114
要介護5
1,042 人
79
700 人
71
800
1000
1200
② 訪問入浴介護(浴槽を積んだ入浴車で家庭を訪問して、入浴の介護を行います)
訪問入浴の利用状況については、利用回数ベースでは 12 年度に比べて3割ほど増加し
ており、利用人数ベースの増加割合(約1割)を上回っています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、
要介護5が 13 人増
加したほかは大きな変化はみられません。
区
分
平成 12 年度実績(平均)
訪問入浴介護
平成 13 年度実績(平均)
増加率
892 回/月
1,170 回/月
31.2%
280 人/月
307 人/月
9.6%
訪問入浴介護
要支援
13
平成14年10月
要介護1
37
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
316 人
180
83
0 3
18
平成13年10月
1
35
167
80
304 人
3
0
50
100
150
200
(人)
- 82 -
250
300
350
③ 訪問看護(看護師等が家庭を訪問して看護を行います)
訪問看護の利用状況については、利用回数、利用人数とも 12 年度に比べて1割強の増
加がみられます。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護1が 16 人減少
した一方、要介護4では 12 人増加しています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
訪問看護
増加率
1,566 回/月
1,860 回/月
18.8%
371 人/月
436 人/月
17.5%
訪問看護
要支援
平成14年10月
36
要介護1
67
要介護2
72
要介護3
要介護4
要介護5
89
170
440 人
77
172
436 人
6
平成13年10月
52
67
64
4
0
100
200
300
(人)
- 83 -
400
500
④ 訪問リハビリテーション(理学療法士や作業療法士等が、家庭を訪問してリハビリテ
ーションを行います)
訪問リハビリテーションの利用状況については、利用回数が 12 年度に比べて約8割ほ
ど増加しており、利用人数の伸び(約4割)を上回っています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護1、4がとも
に3人増加しているほかは、大きな変化はありません。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
訪問リハビリテーション
増加率
69 回/月
123 回/月
78.3%
30 人/月
42 人/月
40.0%
訪問リハビリテーション
要支援
平成14年10月
要介護1
4
9
5
6
要介護2
8
要介護3
要介護4
要介護5
50 人
13
15
1
平成13年10月
7
46 人
15
12
1
0
10
20
30
(人)
- 84 -
40
50
60
⑤ 居宅療養管理指導(医師、歯科医師、薬剤師等が家庭を訪問し、療養上の管理や指導
を行います)
居宅療養管理指導の利用状況については、利用件数が 12 年度に比べて3割増加してい
ます。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要支援を除き、い
ずれの要介護度でも利用者数が増加しています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
居宅療養管理指導
353 件/月
増加率
462 件/月
30.9%
居宅療養管理指導
要支援
平成14年10月
要介護1
要介護2
93
84
要介護3
100
要介護4
要介護5
580 人
177
113
13
平成13年10月
15
66
0
73
100
76
200
155
94
300
400
(人)
- 85 -
479 人
500
600
700
⑥ 通所介護(デイサービスセンター等において、入浴、食事の提供、機能訓練等を行い
ます)
通所介護の利用状況については、利用回数が 12 年度に比べて4割増加がみられ、利用
人数の伸び(1割強)を上回っています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護1から要介
護4にかけて利用者数の増加が目立ち、特に要介護2は 67 人増加しています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
通所介護
増加率
3,988 回/月
5,635 回/月
41.3%
977 人/月
1,113 人/月
13.9%
通所介護
要支援
要介護1
平成14年10月 72
平成13年10月
67
0
要介護2
366
394
353
200
要介護3
299
400
256
209
600
800
(人)
- 86 -
要介護4
124
1000
要介護5
157
1,328 人
83
1,133 人
81
1200
1400
⑦ 通所リハビリテーション(理学療法士や作業療法士等が、介護老人保健施設等におい
てリハビリテーションを行います)
通所リハビリテーションの利用状況については、利用回数が 12 年度に比べて約4割の
増加がみられ、利用人数の伸び(約 25%)を上回っています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、
要介護4で 12 人増
加した以外は、大きな変化はみられません。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
通所リハビリテーション
増加率
2,295 回/月
3,165 回/月
37.9%
357 人/月
446 人/月
24.9%
通所リハビリテーション
要支援
平成14年10月
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
124
123
106
70
123
126
109
58
要介護5
477 人
42
12
平成13年10月
13
0
100
200
300
(人)
- 87 -
400
467 人
38
500
600
⑧ 短期入所サービス(介護を必要とする方が、介護老人福祉施設や介護老人保健施設な
どに短期間入所します)
短期入所サービスの利用状況をみると、生活介護については利用日数の伸びは平成 12
年度に比べて3割強の増加がみられるのに対して、療養介護の利用日数の伸びは4倍を
超え大きな伸びがみられます。利用人数の伸びについては、生活介護、療養介護とも平
成 12 年度に比べて2割の伸びがみられます。療養介護の場合は、一人当たりの利用日数
の伸びが大きかったことがわかります。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護2から要介
護5にかけてそれぞれ 20 人以上増加し、特に要介護4では 60 人増加しています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
短期入所サービス
生活介護
増加率
2,108 日/月
2,860 日/月
35.7%
217 人/月
263 人/月
21.2%
304 日/月
1,226 日/月
303.3%
93 人/月
113 人/月
21.5%
療養介護
短期入所(生活介護、療養介護)計
要支援
平成14年10月
2
38
平成13年10月 37
1
0
要介護1
要介護2
要介護3
105
116
126
85
100
84
66
200
要介護4
要介護5
114
501 人
355 人
82
300
(人)
- 88 -
400
500
600
⑨ 痴呆対応型共同生活介護(痴呆のため介護を必要とする方々が定員 5 人から9人で共
同生活を営む住居(グループホーム)において介護を行い
ます)
痴呆対応型共同生活介護の利用状況については、12 年度の実績値が非常に低いため、
伸びが大きくなっています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、総数が少ないなか
で、要介護2から4の利用者が増加しています。
区
分
平成12 年度実績(平均) 平成13 年度実績(平均)
痴呆対応型共同生活介護
5 人/月
増加率
13 人/月
160.0%
痴呆対応型共同生活介護
要支援
平成14年10月
0
要介護1
6
3
2
平成13年10月
0
要介護2
3
要介護3
要介護4
11
6
4
要介護5
25 人
1
12 人
1
0
0
5
10
15
(人)
- 89 -
20
25
30
⑩ 特定施設入所者生活介護(有料老人ホーム等において提供されている介護なども介護
保険の対象とします)
特定施設入所者生活介護の利用状況については、
8%程度の増加にとどまっています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護2の利用者
が 14 人増加しています。
区
分
平成 12 年度実績(平均)
特定施設入所者生活介護
平成 13 年度実績(平均)
96 人/月
増加率
104 人/月
8.3%
特定施設入所者生活介護(有料老人ホーム等)
要支援
平成14年10月
7
平成13年10月
6
0
要介護1
要介護2
33
35
28
20
19
40
23
60
要介護3
要介護4
要介護5
21
24
27
18
27
80
(人)
- 90 -
100
147 人
121 人
120
140
160
⑪ 福祉用具貸与(車椅子やベッドなどの福祉用具について貸し出します)
福祉用具貸与の利用状況については、12 年度に比べて8割と大きな増加がみられます。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要支援で実数は小
さいものの2倍を超えているほか、要介護1から3にかけて 100 人前後の増加がみられ
ます。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
福祉用具貸与
612 人/月
増加率
1,112 人/月
81.7%
福祉用具貸与
要支援
要介護2
310
374
平成14年10月
要介護1
要介護3
303
要介護4
265
要介護5
1,571 人
262
57
205
平成13年10月
240
213
188
1,095 人
224
25
0
200
400
600
800
1000
(人)
- 91 -
1200
1400
1600
1800
⑫ 居宅介護支援
(介護を必要とする方の心身の状況、意向等を踏まえ、各種介護サービスの利用等に関
し、居宅サービス計画(ケアプラン)を作成し、これらが確実に提供されるよう介護
サービス提供機関等との連絡調整などを行います)
居宅介護支援の利用状況については、ほぼ要支援・要介護認定者数と同様の増加状況
となっており、12 年度に比べて約3割の増加となっています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護1、2の利
用増が、それぞれ 200 人を超えているほか、要支援、要介護3、4でも利用増が 100 人
を超えています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
居宅介護支援
2,604 人/月
増加率
3,318 人/月
27.4%
居宅介護支援
要支援
平成14年10月
404
平成13年10月
297
0
要介護1
要介護2
952
1273
997
500
1000
要介護3
746
1500
527
628
454
要介護5
4,122 人
411
3,308 人
353 388
2000 2500
(人)
- 92 -
要介護4
3000
3500
4000
4500
⑬ 居宅介護(支援)福祉用具購入費、居宅介護(支援)住宅改修費
(居宅介護(支援)福祉用具購入費:貸与になじまないような特殊尿器などについて購
入費を支給します)
(居宅介護(支援)住宅改修費:手すりの取付や段差解消などの小規模な住宅改修につ
いて、その費用を支給します)
居宅介護(支援)福祉用具購入費及び居宅介護(支援)住宅改修費は、福祉用具貸与
と同様、在宅介護を支援するメニューとして、訪問介護等の在宅サービスとの併用が多
くみられるため、伸び率も 12 年度に比べてそれぞれ2倍を超えています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用件数を同じ月で比較すると、福祉用具購入では
要介護1、4の利用増が、それぞれ 10 人みられるほか、住宅改修費では要支援から要介
護2の利用増が目立っています。
区
分
平成 12 年度実績(平均)
居宅介護(支援)
福祉用具購入費
平成 13 年度実績(平均)
31 件/月
増加率
65 件/月
109.7%
福祉用具購入費
要支援
平成14年10月
要介護1
18
要介護3
11
28
4
平成13年10月
要介護2
23
要介護4
7
要介護5
13
74 件
8
16
8
8
70 件
0
0
10
20
30
40
(件)
- 93 -
50
60
70
80
区 分
居宅介護(支援)
住宅改修費
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
26 件/月
増加率
52 件/月
100.0%
住宅改修費
要支援
平成14年10月
要介護1
7
要介護3
15
21
6
平成13年10月
要介護2
11
10
8
要介護4
5
9
要介護5
62 件
6
4
42 件
2
0
10
20
30
40
(件)
- 94 -
50
60
70
(2)施設介護サービス
① 介護老人福祉施設(常に介護が必要で、家庭での生活が困難な方に介護サービスを提
供する施設です)
13 年度現在、市外入所者数が市内入所者数を上回っています。市内、市外とも施設入
所者数の伸びは 12 年度と比較して2%台となっています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護3、5の利
用者数が増加しており、特に要介護5では 32 人の増加となっています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
介護老人福祉施設
増加率
市内
264 人/月
270 人/月
2.3%
市外
302 人/月
310 人/月
2.6%
介護老人福祉施設
要介護1
平成14年10月
52
平成13年10月
72
0
要介護2
要介護3
125
168
91
90
100
115
200
要介護4
178
300
400
(人)
- 95 -
要介護5
610 人
174
589 人
142
500
600
700
② 介護老人保健施設(症状は安定していても、リハビリや看護、介護が必要な高齢者等
が入所して家庭復帰を図る施設です)
介護老人福祉施設と同様、13 年度現在、市外入所者数が市内入所者数を上回っていま
す。市内、市外とも施設入所者数の伸びは 12 年度と比較して 16%台となっています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、要介護3、4の利
用者数が増加している一方、要介護1、2、5は減少しています。
区
分
介護老人保健施設
平成 12 年度実績(平均)
平成 13 年度実績(平均)
増加率
市内
164 人/月
191 人/月
16.5%
市外
229 人/月
266 人/月
16.2%
介護老人保健施設
要介護1
平成14年10月
34
平成13年10月
49
0
要介護2
95
102
100
要介護3
129
要介護4
要介護5
138
116
119
200
300
(人)
- 96 -
458 人
62
456 人
70
400
500
③ 介護療養型医療施設(長期療養が必要な方が対象の、介護体制の整った医療施設です)
上記2施設と同様、13 年度現在、市外入所者数が市内入所者数を大きく上回っていま
す。市内入所者数は少ないため、市外施設への入所の伸びの影響が大きく、12 年度に比
べて1割ほど増加しています。
要介護度別に平成 14 年と 13 年の利用者数を同じ月で比較すると、特に要介護5の利
用者数の増加が大きく、30 人を超えています。
区
分
平成 12 年度実績(平均) 平成 13 年度実績(平均)
増加率
市内
7 人/月
9 人/月
28.6%
市外
89 人/月
98 人/月
10.1%
介護療養型医療施設
介護療養型医療施設
要介護1
18
15
平成13年10月 6 11
20
平成14年10月
要介護2
要介護3
33
要介護4
要介護5
144 人
75
3
0
20
24
40
102 人
41
60
80
(人)
- 97 -
100
120
140
160
Ⅴ 各年度における介護給付等対象サービスの種類ごとの量の見込み
第2期(平成 15∼19 年度)における、介護保険サービス見込み量は、次のようなステッ
プを経て算出、検討しました。
被保険者数の予測
本市の将来年齢人口を用いて、第1号、及び第2号被保険者数を予測しました。
要支援・要介護認定者数の予測
平成 12、13 年度における要支援・要介護認定者の発生状況を勘案し、平成 15∼19 年度の出
現数を予測しました。
サービス利用状況の分析
平成 12∼13 年度におけるサービス給付分析を行い、利用回数や利用人数等のデータから、
今後の需要動向を検討しました。
供給量見込みの検討
介護サービス事業者に対して、サービス供給可能量の把握を目的とした調査を実施し、見
込み量との対比により、現実に供給可能なサービス量の検討を行う基礎資料を作成し、さら
に個別事業者の動向を分析・評価しました。
サービス見込み量の算出
厚生労働省により示されたワークシートに、推計人口、要支援・要介護認定者数、施設サ
ービス等の基盤整備の見込み、サービス利用希望回数、希望率等を入力の上、平成 15∼19 年
度のサービス見込み量を算出しました。
介護保険料の算定
平成 15 年度から平成 17 年度までの被保険者数及び要支援・要介護認定者数(推計値)
、及
びサービス見込み量等をもとに、費用総額を推計し、第1号被保険者の介護保険料を算出し
ました。
- 98 -
1 人口推計
○ 本市の将来年齢人口推計によれば、平成 15 年から 19 年にかけて総人口は約 12,800 人増
加(伸び率 2.8%)し、このうち高齢者人口(65 歳以上)の伸びは、総人口の伸びを上回
ります。
また、0歳∼39 歳にかけての人口は約 6,100 人の減少が見込まれ、40 歳∼64 歳の人
口は約 6,600 人の増加が見込まれています。
高齢者人口は同じ期間内に 12,300 人増加す
ると予測されます(伸び率 20.8%)
。
各年 10 月 1 日推計(単位:人)
区
分
平成14年7月末
平成 15 年
平成 16 年
平成 17 年 平成 18 年 平成 19 年
0歳∼39 歳
256,433
255,100
254,300
253,700
251,300
249,000
40 歳∼64 歳
148,578
150,600
152,400
154,400
155,700
157,200
前期高齢者(65 歳∼74 歳)
34,898
36,700
38,300
40,000
41,600
43,400
後期高齢者(75 歳∼)
20,981
22,300
23,600
24,900
26,400
27,900
高齢者人口計
55,879
59,000
61,900
64,900
68,000
71,300
高齢化率
12.1%
12.7%
13.2%
13.7%
14.3%
14.9%
総 人 口
460,890
464,700
468,600
473,000
475,000
477,500
《計画期間中の人口推計の方法》
○ 調査時点の平成 14 年 7 月 31 日現在の市川市年齢別男女別人口統計表の人口をもとに、
平成 15
年から平成 17 年については、市川市総合計画(I&Iプラン21)の策定時に推計した平成 12 年
から平成 17 年の増減率を、平成 17 年から平成 19 年についても平成 17 年から平成 22 年の増減
率をもとに、推計しました。
将来年齢人口推計 (基準日 10月1日)
40歳∼64歳
前期高齢者
後期高齢者
総人口
高齢化率
20.00%
500,000
460,890
464,700
473,000
468,600
475,000
477,500
18.00%
16.00%
400,000
300,000
200,000
100,000
12.1%
20,981
14.3%
14.9%
12.7%
13.2%
13.7%
22,300
23,600
24,900
26,400
27,900
41,600
43,400
14.00%
12.00%
10.00%
8.00%
34,898
36,700
38,300
40,000
148,578
150,600
152,400
154,400
155,700
157,200
調査時点
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
6.00%
4.00%
0
2.00%
0.00%
- 99 -
2 認定者数の推計
○ 要支援・要介護認定者数は、
推計によれば毎年約 800∼900 人台の幅で増加が見込まれ、
計画初年度の平成15年には7,570人となり、
第2期計画目標年度の平成19年には10,930
人、高齢者人口に占める割合は 15.3%となるものと予測されます。
(単位:人)
平成 14 年
10 月
平成 15 年
平成 16 年
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
高 齢 者 人 口
56,534
59,000
61,900
64,900
68,000
71,300
要支援
680
711
790
869
948
1,027
要介護1
1,804
1,999
2,221
2,442
2,664
2,886
定
要介護2
1,361
1,537
1,707
1,878
2,048
2,219
者
要介護3
992
1,211
1,346
1,480
1,614
1,749
要介護4
893
1,045
1,160
1,276
1,392
1,508
要介護5
893
1,067
1,186
1,304
1,423
1,541
6,623
7,570
8,410
9,249
10,089
10,930
11.7%
12.8%
13.6%
14.3%
14.8%
15.3%
区
分
認
数
合
計
認 定 率
介護保険認定者数推計
12,000
1,541
10,000
1,423
1,186
1,067
6,000
1,045
1,211
4,000
2,000
0
1,508
1,304
8,000
1,537
1,392
1,276
1,160
1,346
1,707
1,480
1,878
1,614
2,048
1,749
2,219
2,221
2,442
2,664
2,886
1,999
711
790
869
948
1,027
平成15年
平成16年
平成17年
平成18年
平成19年
- 100 -
要介護5
要介護4
要介護3
要介護2
要介護1
要支援
3 居宅サービスの事業量見込み
区
分
平成 15 年
平成 16 年
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
必要量
34,959 回
38,978 回
41,711 回
46,102 回
50,477 回
供給量
34,959 回
38,978 回
41,711 回
46,102 回
50,477 回
供給率
100.00%
100.00%
100.00%
100.00%
100.00%
必要量
1,907 回
2,126 回
2,275 回
2,514 回
2,753 回
供給量
1,432 回
1,597 回
1,709 回
1,889 回
2,068 回
供給率
75.09%
75.12%
75.12%
75.14%
75.12%
必要量
3,302 回
3,681 回
3,939 回
4,354 回
4,767 回
供給量
2,282 回
2,542 回
2,720 回
3,007 回
3,292 回
供給率
69.11%
69.06%
69.05%
69.06%
69.06%
必要量
315 回
351 回
376 回
416 回
455 回
供給量
176 回
196 回
210 回
232 回
254 回
供給率
55.87%
55.84%
55.85%
55.77%
55.82%
必要量
11,947 回
13,320 回
14,254 回
15,755 回
17,250 回
供給量
9,261 回
10,510 回
13,063 回
14,438 回
15,809 回
供給率
77.52%
78.90%
91.64%
91.64%
91.65%
必要量
5,087 回
5,672 回
6,070 回
6,709 回
7,346 回
供給量
3,500 回
4,030 回
5,021 回
5,549 回
6,076 回
供給率
68.80%
71.05%
82.72%
82.71%
82.71%
必要量
64 人
71 人
76 人
84 人
92 人
供給量
64 人
71 人
76 人
84 人
92 人
供給率
100.00%
100.00%
100.00%
100.00%
100.00%
短期入所サービス
(計)
(生活介護)
(療養介護)
(日/月)
必要量
供給量
5,576 日
4,642 日
3,250 日
1,393 日
83.25%
6,217 日
4,997 日
3,498 日
1,499 日
80.38%
6,653 日
6,001 日
4,200 日
1,800 日
90.20%
7,353 日
6,632 日
4,643 日
1,990 日
90.19%
8,051 日
7,261 日
5,083 日
2,179 日
90.19%
福祉用具貸与
(年)
総費用 300,099 千円 334,601 千円 358,064 千円 395,759 千円 433,315 千円
居宅介護支援
(人)
供給量
4,322 人
4,820 人
5,159 人
5,701 人
6,241 人
痴呆対応型
共同生活介護
(人)
供給量
81 人
83 人
84 人
86 人
87 人
供給量
202 人
211 人
229 人
239 人
247 人
訪問介護
訪問入浴
訪問看護
(回/月)
(回/月)
(回/月)
訪問
リハビリテーション
(回/月)
通所介護
(回/月)
通所
リハビリテーション
(回/月)
居宅療養管理指導
(人/月)
特定施設入所者
生活介護
(人)
供給率
※ 月単位の数値を示している項目については、年単位で算出された数値を 12 で除算し、四捨五入した数値を表示している。
- 101 -
4 施設サービスの事業量見込み
区
分
平成 15 年
人
617
平成 16 年
人
658
平成 17 年
人
803
平成 18 年
人
840
平成 19 年
人
883
介護老人保健施設
500
575
756
789
822
介護療養型医療施設
165
196
212
228
244
人
1,282
人
1,429
人
1,771
人
1,857
人
1,949
介護老人福祉施設
施設サービス合計
5 第 1 号被保険者保険料
(1)所得段階別被保険者数
区
分
第 1 段階被保険者数
平成 15 年度
平成 16 年度
平成 17 年度
1,180 人
1,238 人
1,298 人
第2段階
〃
17,405 人
18,261 人
19,146 人
第3段階
〃
19,293 人
20,241 人
21,222 人
第4段階
〃
8,614 人
9,037 人
9,475 人
第5段階
〃
12,508 人
13,123 人
13,759 人
59,000 人
61,900 人
64,900 人
合
計
(2)第 1 号被保険者の保険料の基準額(月額)等
○ 第 1 号被保険者の保険料の基準額の設定にあたっては、第 1 期事業運営期間内の介護
給付費準備基金(介護保険事業財政調整基金)の一部を取り崩し、下記の保険料Ⅱのと
おりとしました。
区
分
標準給付費見込額
平成 15 年度
平成 16 年度
平成 17 年度
10,524,983 千円
11,731,325 千円
13,817,381 千円
保険料Ⅰ(月額)
3,297円
保険料Ⅱ(月額)
3,140円
※ 保険料Ⅰは、保険料収納必要額を「第 1 号被保険者負担分及び調整交付金合計相当額−調整交付金見込額
+財政安定化基金拠出金見込額」で算出される額とした場合の基準月額保険料である。
※ 保険料Ⅱは、保険料収納必要額を「保険料Ⅰの保険料収納必要額+財政安定化基金拠出額−第 1 期介護給
付費準備基金の取崩額」で算出された場合の基準月額保険料である。
- 102 -
【 保険料を月額3,140円と見込んだ積算の根拠 】
① 平成 15 年度から 17 年度までの給付費見込み額
360 億 7,368 万 9,283 円
② 標準割合で補正した第 1 号被保険者数
196,716 人
(平成 15 年度∼17 年度の3カ年の延べ人数)
③ 第 1 号被保険者負担分
82 億 9,694 万 8,535 円
(①の18%)
、及び調整交付金合計相当額(①の5%)
④ 調整交付金見込み額
7 億 8,279 万 8,000 円
(市町村の 75 歳以上高齢者の割合及び所得状況に応じて交付される)
⑤ 財政安定化基金拠出金見込み額
3,607 万 3,689 円
(市町村で保険給付費の不足が生じた場合に、基金より貸付する分として市川市が負担する額)
⑥ 介護保険事業財政調整基金の取崩額
3 億 6,000 万円
⑦ 保険料収納必要額
③ − ④ + ⑤ − ⑥
=
71 億 9,022 万 4,224 円
⑧ 被保険者一人あたり基準額(年額)の保険料
⑦ ×( 100/97 )÷196,716 人(②)
= 37,682 円
※ 収納率を 97%と見込む
37,680円(月額3,140円)
【 介護保険料の5段階の設定について 】
(基準月額)
平成 12 年度から 14 年度 基準月額 2,840円
平成 15 年度から 17 年度 基準月額 3,140円(10.6%増)
平成 12 年度
段
階
段 階 別 該 当 者
∼平成 14 年度
第 1 段階
生活保護の受給者、老齢福祉年金
(基準額×0.5)
受給者で市民税世帯非課税の方
第2段階
(基準額×0.75) 世帯全員が市民税非課税の方
( )内は月額
平成 15 年度
増加額
∼平成 17 年度
17,040 円
18,840 円
1,800 円
(1,420 円)
(1,570 円)
(150 円)
25,560 円
28,260 円
2,700 円
(2,130 円)
(2,355 円)
(225 円)
34,080 円
37,680 円
3,600 円
(2,840 円)
(3,140 円)
(300 円)
第3段階
本人が市民税非課税の方
(基 準 額)
(市民税課税世帯)
第4段階
市民税課税で合計所得金額が 200
42,600 円
47,100 円
4,500 円
(基準額×1.25) 万円未満の方(14 年度までは 250
(3,550 円)
(3,925 円)
(375 円)
万円未満)
第5段階
市民税課税で合計所得金額が 200
51,120 円
56,520 円
5,400 円
(基準額×1.5)
万円以上の方(14 年度までは 250
(4,260 円)
(4,710 円)
(450 円)
万円以上)
- 103 -
Ⅵ 介護給付等対象サービスの種類ごとの見込量の確保のための方策
○ 第2期の計画期間においては、介護保険制度の趣旨及び介護サービスの需給状況を踏
まえ、より在宅での生活支援を重視し、福祉分野と保健医療分野の連携のもと、訪問・
通所の各種在宅サービスを効率よく提供していくよう、
環境整備を図ることが必要です。
特に医療系サービスについては介護保険制度施行により参入したケースが多いため、利
用の普及・拡大を図るよう事業者に働きかけていきます。
○ 施設サービスについては、今後とも入所ニーズの増大が続くとみられますが、真に施
設入所の必要な現状・実態等を踏まえて効果的なサービス提供を図るよう、事業者間の
連携、ネットワークの強化を図っていきます。
1 訪問介護
○ 制度の浸透により着実に利用増が見込まれるため、今後とも供給量の確保に努めてま
いります。また、今後は医療との連携を強め、より緊急性の高いニーズに即応できるよ
う、関係機関とのネットワークを充実していくため、市川市介護保険事業者連絡協議会
等と連携し検討していきます。
2 訪問入浴介護
○ 在宅のねたきり高齢者等で、自宅での入浴が困難な方にとっては必要不可欠なサービ
スであるため、供給量の確保を図っていきます。
3 訪問看護
○ 供給量の確保のため、事業者参入の促進を図っていく必要があります。また、今後は
早期提供が必要な要介護者には、福祉分野の事業者との連携により効果的なサービス提
供を図る必要があるため、市川市介護保険事業者連絡協議会等と連携し実施体制等を検
討していきます。
- 104 -
4 訪問リハビリテーション
○ 供給量の確保のため、市川市保健医療福祉センター内のリハビリテーション病院での
開設及び新設の老人保健施設には本事業の開設協力を求めるなど、事業者参入の促進を
図っていく必要があります。また、施設退所者については、在宅での療養生活の安定を
目指し、
日常生活動作の向上等、
サービス提供を通じたフォロー体制の充実を図ります。
5 居宅療養管理指導
○ 通院が困難な利用者に対して、計画的、かつ継続的な医学的管理は大切であり、居宅
介護支援事業者やサービス事業者の計画に関する情報提供等、安心して利用者が生活で
きるための医療サイドからの支援と事業者間との連携を図っていきます。
6 通所介護・通所リハビリテーション
○ 要介護者の外出支援とサービス利用による社会参加を図ることができるサービスとし
て、内容の充実を図っていく必要があります。また、在宅での療養生活が安定して継続
できるよう、サービス提供を通じたフォロー体制を強化する必要があります。
○ 既存施設での事業量(利用人員)の拡大は困難と思われる中、新規事業者の参入が見込
まれていますが、今後とも需要増が見込まれるため、引き続き事業者の参入を促進してい
きます。
7 短期入所(生活介護、療養介護)
○ 在宅での生活継続のためには重要なサービスであるため、今後はサービス提供事業者
に対し、施設整備計画を踏まえて短期入所用ベッドの確保を要請していきます。
- 105 -
8 福祉用具(貸与、購入費支給)
、住宅改修
○ 自立支援を促し、在宅での生活を継続する上で重要なサービスであり、順調に需要が
伸びてきていることから、今後とも利用のPRを図っていきます。
また、住宅改修については介護保険制度の範囲外を含めて利用する場合も考えられる
ことから、安心して制度を利用できるよう、事業者及び相談窓口におけるPRや利用支
援に努めていくことはもとより、利用しやすい制度とするために導入した委任受領を引
き続き実施し、事業者が登録するよう促していきます。
9 居宅介護支援
○ 利用者やその家族からの相談に応じ、心身の状態に応じた適切な介護サービスを利用
できるように市・介護サービス事業者等との連絡調整や地域ケア会議において、自立支
援に向けよりよい介護サービスをフォーマル・インフォーマルを含めて提供できるよう
計画を作成し、継続的なフォローをしていくことが大切です。このため、ケアマネジャ
ーで構成されている市川市介護支援専門員協議会や市川市介護保険事業者連絡協議会の
専門部会(居宅介護支援事業者)とともに、ケアマネジャーの資質の向上を図っていき
ます。
10 痴呆対応型共同生活介護、特定施設入所者生活介護
(1)痴呆対応型共同生活介護(痴呆性老人グループホーム)
○ 高齢者のひとり暮らしや夫婦世帯の増加などが進行しているため、高齢者本人や同居
家族等が痴呆の介護や対応の仕方などを理解できるよう、PR等に努めていきます。
とりわけ要介護者の増加と共に痴呆性高齢者の増加が見込まれることから、良質なサ
ービスを提供する事業者について、参入促進を図っていく必要があります。
なお、設置については、事業者との調整を図る中で、施設サービスと同様に計画的な
整備を図るとともに、事業者の適正な参入を促すよう、対応策を検討していきます。
- 106 -
(2)特定施設入所者生活介護(介護専用有料老人ホーム等での介護)
○ 今後、在宅形態の一部として居住者の増加が見込まれるに伴い、介護サービス給付の
増加が予想されます。
しかし、設置については、事業者との調整を図る中で、施設サービスと同様に計画的
な整備を図るとともに、事業者の適正な参入を促すよう、対応策を検討していきます。
表 各年度における供給量の見込み
区
分
(単位:人)
平成 15 年
平成 16 年
平成 17 年
平成 18 年
平成 19 年
痴呆対応型共同生活介護
81
83
84
86
87
特定施設入所者生活介護
202
211
229
239
247
283
294
313
325
334
0.40%
0.41%
0.44%
0.46%
0.47%
合
計
目標年度の 65 歳以上人口
に対する割合
※ 目標年度(平成 19 年度)における 65 歳以上人口の概ね 0.3%を目標として定めることが望
ましい。この場合においては、目標年度における 65 歳以上人口に対する 75 歳以上人口の割合
の見込みを勘案した補正を行うことが望ましい。
(国参酌標準)
11 介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)
○ 施設整備については、市内各地域の整備計画に基づき、平成 17 年度までの数値に盛り
込んでいます。18 年度以降は、給付の伸びとして見込まれる数値を設定しています。
今後とも、施設整備については事業者の動向を踏まえて計画的に推進していきます。
○ また、16 年度以降に開設が予定されている介護老人福祉施設、介護老人保健施設につ
いては、通所サービス等の併設が予定されていることから、在宅サービスの供給量の拡
大と、特に介護老人保健施設からの退所者が安定した在宅生活を送れるよう、フォロー
体制の強化を図っていきます。
○ なお、介護保険施設における入所(入院)申込者の解消を図るために、施設サービス
を受ける必要性の高い方の優先的な入所(入院)に努めるよう介護保険施設の人員、設
備及び運営に関する基準が改正されたことに伴い、特に、入所希望が多い指定介護老人
福祉施設(特別養護老人ホーム)については、介護の必要の程度及び家族等の状況を勘
案した入所基準により、待機者名簿の順位を決定し、入所していただくよう市内の各法
人の取り扱い方法を統一しました。今後、市内各法人と連携して、この入所基準を定期
的に見直し、適正な入所を促進していきます。
- 107 -
表 各年度における施設整備計画
区
分
介護老人福祉施設
平成 15 年
人
617
(整備計画
数値は定員)
目標年度の 65 歳以
上人口に対する割合
介護老人保健施設
0.87%
500
(整備計画
数値は定員)
平成 16 年
平成 17 年
人
人
658
803
1カ所
1 カ所
68 床
90 床
(通所介護30 人) (通所介護20 人)
(短期入所10 床) (短期入所8床)
0.92%
1.13%
575
756
1カ所
1カ所
100 床
100 床
(通所介護30 人) (うち短期入所10床)
(通所介護20 人)
平成 18 年
人
840
平成 19 年
人
883
1.18%
1.24%
789
822
目標年度の 65 歳以
上人口に対する割合
0.70%
0.81%
1.06%
1.11%
1.15%
介護療養型医療施設
165
196
212
228
244
(整備計画
数値は定員)
目標年度の 65 歳以
上人口に対する割合
1カ所
55 床
0.23%
0.27%
0.30%
0.32%
0.34%
人
1,282
人
1,429
人
1,771
人
1,857
人
1,949
1.80%
2.00%
2.48%
2.60%
2.73%
施設サービス合計
目標年度の65 歳以
上人口に対する割合
※ 目標年度(平成 19 年度)における各施設の利用者数の見込みについては、介護老人福祉施設の場
合、65 歳以上人口の概ね 1.5%、介護老人保健施設の場合 65 歳以上人口の概ね 1.1%、介護療養型
医療施設 65 歳以上人口の概ね 0.6%を参考としつつ、合計が概ね 3.2%となることを標準として、
地域の実情に応じて定めることが適当である。この場合においては、目標年度における 65 歳以上人
口に対する 75 歳以上人口の割合の見込みを勘案した補正を行うことが望ましい。
(国参酌標準)
※ 各年の整備計画数値は、入所定員であるため、施設の供給量の見込み人数と合致しない。
- 108 -
Ⅶ 介護給付等対象サービスの円滑な提供を図るための事業に
関する事項について
1 相談機能の充実
(1)在宅介護支援センター及び介護サービス提供事業所での相談機能の充実
○ 市内各地域に展開する在宅介護支援センターにおける相談機能を強化し、高齢者が身
近な地域で介護情報を得られるよう、PRに努めていきます。併せて、居宅介護支援事
業所や介護サービス提供事業所などでも相談対応機能の充実を図り、地域の中で信頼さ
れる機関として機能するよう、事業者の取り組みを支援していきます。
○ 特に要介護認定における訪問調査の機会を活かしながら、援護を必要とする高齢者や
介護者の状況把握・相談対応を図り、適切なサービス情報等の提供につなげていきます。
ケアプラン・サービス内容についての相談や苦情
まず相談
事業者の自主的な検討
柏井在宅介護支援センター
(保健医療福祉センター内)
中央在宅介護支援センター
(市役所)
南部在宅介護支援センター
(行徳支所内)
市役所・介護保険課
市川市介護支援専門員連絡会
市川市介護サービス事業者連絡協議会
情報提供
報告
市川市介護保険運営協議会・専門部会
ケアプラン・サービス内
容の質の向上へ
利用者・家族との調整・
解決へ
サービス事業者への不満や苦情
相談・処理申請
まず相談
県・国民健康保険団体連合会(苦情処理担当員)
市役所・介護保険課
事業者・利用者との調整・解決へ
情報提供
解決へ
市川市介護サービス事業者連絡協議会
報告
市川市介護保険運営協議会・専門部会
事業の改善、評価システムの構築
- 109 -
(2)ケアマネジメントリーダーによる介護支援専門員の支援体制の強化
○ 介護に関する相談は、サービス事業者の選択や契約手続きに関するもの、家族介護で
の悩みごと、サービス利用に関する苦情など様々であり、地域の第一線で活動するケア
マネジャーや在宅介護支援センターの職員は、利用者である高齢者等の視点や考え方を
十分理解し、幅広い専門性を個別対応に活かしていく必要があります。
このため、介護支援専門員が活動する上で生ずる様々な問題等に的確に対応するよう、
基幹型在宅介護支援センターに配置されたケアマネジメントリーダーが中心となり、介
護支援専門員の個別相談に応じるなど、地域における介護支援専門員の支援体制の強化
を図ります。
(3)介護保険サービス事業者ガイドブックの充実
○ 介護保険サービスを利用する高齢者等に対しては、利用者の視点に立った情報のまと
め方、提供の仕方が重要です。特に新たにサービスを利用する高齢者の場合、事業者の
選択に資するような情報は、分かりやすいものが必要であるため、
「介護保険サービス事
業者ガイドブック」の内容を充実し、ホームページにも掲載していきます。
(4)居宅介護サービス情報をホームページに掲載
○ 高齢者にとって介護サービスは慎重に選択するものであることから、個々の利用者にと
ってふさわしいサービスの選択や利用の仕方等に関する情報をきめ細かく提供するしくみ
を整備する必要があります。
現在、居宅介護支援事業者等に配付している「居宅サービス事業者:サービス提供情報」
をホームページにも掲載していきます。
- 110 -
2 地域ケア体制の充実
○ 要介護者の生活を総合的に支援するためには、介護保険サービスの利用に合わせて、
日常生活のちょっとした支援(高いところのものを取る、庭の草取りなど)等、様々な
ニーズに対応したサービスや生活を見守る仕組みが必要です。
このような高齢者が生活する居住環境をよりよくすることを目指すと共に、日常生活
区域を基本に、地域ケアを支える各種サービス提供機関や居住空間、公共施設などの社
会資源の整備や活用を図り、高齢者が必要なサービスを円滑に利用できる環境を整備す
ることが求められています。
○ このため、関係機関及び専門スタッフ、ボランティアやNPO等が連携を図りながら
その地域に出向いて、在宅生活環境の改善や潜在的な福祉ニーズを掘り起こし、必要な
サービス・情報を提供するよう、地域ケア体制の充実を次のとおり図っていきます。
(1) 地域ケア会議の充実
○ 地域ケアを推進するためには、基幹型在宅介護支援センター及び地域型在宅介護支援
センター間の連携を強化し、
「地域ケア会議」の充実に努めていきます。
地域ケア会議においては、要介護者及び要介護状態への移行を予防することが必要な
高齢者等の発見、相談対応、並びに民生委員や自治会組織やボランティアやNPO等の
地域ケアの諸資源を結びつける機能を発揮するよう、充実を図ります。
○ 地域で展開する在宅介護支援センターの地域ケア機能や、本市が独自に取り組んでい
る市川市地域ケアシステムがそれぞれの取り組みを充実するとともに、相互に密接な連
携を図りながら、個別のサービス提供から地域社会全体のケア体制を充実強化できるよ
う、支援していきます。
(2) 市川市地域ケアシステムとの連携
○ 本市独自の取り組みである市川市地域ケアシステムでは、高齢者に限らず、障害者、
子育て支援までを視野に入れた活動を各地で展開しています。公民館や小学校の余裕教
室など地域の様々な資源を活用しながら、交流活動や地域住民相互の見守り、助け合い
を推進し、日常生活に即した福祉の予防活動が向上するために、市川市地域ケアシステ
ムとの連携を強めていきます。
- 111 -
3 公平・公正な要介護認定の実施
○ 介護認定審査会は、保健・医療・福祉の各分野に関する学識経験者で構成されており、
各委員は市から委嘱され、現在 10 の合議体で審査判定が行われています。
平成 14 年度の審査会は 346 回開催されました。毎年、新規の申請者が増加し、合議体
数の見直し等が必要な状況になってきます。
また、当初から指摘されていた運動能力の低下していない痴呆性高齢者の介護度が低
く出る等の課題について、
平成 15 年度から新たに指標が表記されるなど改訂されること
となっています。
千葉県では、市町村の各審査会における適正な審査判定を支援するため、介護認定審
査検討会議及び認定審査会委員研修(新規・現任)を毎年開催しており、本市からも介
護認定審査会委員が要介護認定における公平・公正且つ適切な審査判定を実施するため、
本研修に参加しています。
要介護認定に関する不服
まず相談
県・介護保険審査会
市役所・介護保険課
解決へ
解決へ
○ 介護の手間がどのくらいかかるのかを審査判定する資料として、調査対象者の心身の
状況等を把握する訪問調査及び主治医の意見書があります。
訪問調査は、市の職員及び居宅介護支援事業者・介護保険施設に委託して調査を行う
ことができます。今後、研修や調査項目の確認等を通じて、認定調査員が正確に調査対
象者の状況把握ができるよう、努めていきます。また、訪問調査については、新規申請
分については市が対応し、要介護者の状態変化に速やかに対応できるよう、30 日以内に
申請結果の通知ができるよう、体制の充実を図ります。
また、主治医の意見書については、より一層適切な判断に基づく記載が行われるよう
医師会との連携を図っていきます。
- 112 -
4 要介護予防施策の充実
○ 高齢化率の上昇に伴い、援護を要する高齢者数の増加が予想されます。一方で、介護
を必要としないで、住み慣れた地域で自立した生活を送れるようにするためには、要介
護状態への移行を早期に予防することが必要です。
○ 転倒、骨折、低栄養等といった原因から状態が悪化しないよう、地域でのきめ細かな
把握と対応が必要です。また、要支援・要介護認定者の中でも比較的軽度な高齢者の場
合、リハビリテーションや外出支援、栄養管理等のサービスを計画的に提供することに
より、介護度の重度化を防ぐよう、保健福祉関係機関との連携を強化し、健康度評価(ヘ
ルスアセスメント)
、個別健康教育、機能訓練等の要介護予防施策の推進を図ります。
5 サービスの質の向上
(1)介護サービス事業者による自己評価システム等の構築
○ 利用者が安心して介護サービスを利用できるよう、事業者自らが質の向上に取り組む
と共に、相談内容や苦情への対応などの実績を情報公開していくことが求められます。
また、
自ら提供するサービス内容や運営体制を自己点検し、
質の向上に役立てるほか、
利用者からの評価に基づいた質の向上プログラムやマニュアルの改善などのサービス
評価システムの構築が必要です。
そこで、
事業者の自己評価と併せて利用者によるサービス評価も検討することにより、
客観性のある評価ができる仕組みづくりを進めます。
(2)介護サービス事業者の第三者評価システムの導入に向けた検討
○ 介護サービスの質の向上に向けた事業者自らの取り組みを支援するために、第三者評
価システムの導入に向けた検討を進めるとともに、千葉県の実施する第三者評価システ
ムに事業者が積極的に参画するよう促していきます。
(3)市川市介護保険事業者連絡協議会への支援
○ 人材育成の面では、事業者自身が研修体制を整備するよう、取り組みを促すと共に、
介護保険事業者連絡協議会における自主的な研修活動を支援するなど、多面的な支援を
図っていきます。
- 113 -
○ サービスの質の向上を図るためには、関係機関のスタッフによるカンファレンスを実
施する中で、新たな技術・ノウハウの検討、サービス資源の調整、地域活動との連携な
どを検討しながら、個々の高齢者のおかれた環境にふさわしいケア体制を検討していき
ます。
6 サービス利用者の地域福祉権利擁護の普及促進
○ 今後、介護保険サービスを安心して利用できるようにするためには、
自らの意思判断に
よるサービス利用や契約、あるいは日常の金銭管理が困難になっても、今までの生活が
保障されるようにする必要があります。
痴呆性疾患のある高齢者や、知的障害・精神障害などにより判断能力が不十分な方を
保護・支援する制度である成年後見制度及び福祉サービス利用援助事業(地域福祉権利
擁護事業)は、大きな役割を果たすことが期待されています。今後は、要介護高齢者及
びその介護家族が、両制度を十分に理解し、利用できるよう、市川市社会福祉協議会と
ともに、特に地域との関わりが深い在宅介護支援センター、居宅介護支援事業所(ケア
マネジャー)、民生委員等に対して、制度のPRに努め、利用普及の促進を図っていきます。
7 医療との連携強化
○ 介護サービスには、訪問看護や訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、
居宅療養管理指導など、医学的管理下において適切な指示のもとに利用の可否が判断さ
れ利用にいたるサービスがあります。
今後、医療機関を退院し在宅療養をする高齢者や、医療ニーズの高い高齢者などが増
加することが予想されます。また、潜在的に医療ニーズを有する高齢者が、福祉系のサ
ービスから医療系サービスへの変更を求めてくることも予想されます。
(1)市川市介護保険事業者連絡協議会や医療機関相互の連携を強化
○ 多様な環境変化に介護サービスが十分対応していくため、市川市介護保険事業者連絡
協議会や医療機関相互の連携を強化し、情報やノウハウの交換など、身近なところから
の取り組みを支援していきます。
- 114 -
Ⅷ その他介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保する
ために必要な事項について
1 介護保険料の設定のあり方について
○ 第2期事業運営期間内の 65 歳以上の介護保険料については、
現行の5段階方式を継続
していきます。その理由として、
① 6段階方式は、低所得階層といわれる第1段階及び第2段階の階層の負担割合を更
に低く設定し、その軽減分を第4段階から第6段階の方に負担を求めるものであり、
被保険者の理解が得られにくいこと、
② 現在、
市独自の介護保険料の減免対象者の約8割の方が、
生活保護基準以下であり、
全額免除となっているため、介護保険料の一部を軽減しても、生計維持困難者につい
ては、納付が困難な状況であること、
などがあります。
したがって、これを更に弾力化する6段階方式の導入については、十分な議論が必要
です。そこで、介護保険制度は、法施行後5年の平成 17 年度を目途に保険給付に関する
費用や保険料の負担のあり方などが見直されるため、国の動向を見ながら第3期の介護
保険料の設定に向けて、弾力化のあり方について、6段階方式を含めて次期事業運営期
間内(平成 15 年度から平成 17 年度)において、検討していきます。
2 介護保険制度における低所得者対策について
○ 高齢化の進行に伴い、要介護者等の増加及び介護保険施設の整備、介護サービス利用
率の上昇等により、介護費用が増加し、結果的に 65 歳以上の介護保険料の引き上げや利
用者負担の増など、高齢者の負担が増えていきます。
介護が必要になった方が利用者負担の 1 割を負担できないために、介護サービスの利
用を控えると、自立した生活が維持できなくなるおそれがあります。低所得者のうち特
に生計維持困難者に対しては、保険料及び利用者負担の軽減策を実施していく必要があ
ります。
- 115 -
(1)第1号被保険者の介護保険料の軽減事業
○ 第1号被保険者の保険料については、減免対象者のほぼ8割の方が生活保護基準以下
であるという実態を踏まえ、生計維持困難者を対象とした平成 15 年度から平成 17 年度
における介護保険料の減免事業を継続していきます。
(2)利用者負担の軽減事業
○ 現在、低所得者に対する利用者負担の軽減事業として実施している「介護保険訪問介
護利用者負担額軽減事業」については、国の特別対策(平成 16 年度までの事業)及び市
単独事業のほか、
「社会福祉法人等による利用者負担額減免事業」についても、引き続き
実施していきますが、国の補助対象事業の「介護保険訪問介護利用者負担額軽減事業」
については、市単独事業についても国の制度と同様の取り扱いとします。
○ 更に、生計維持困難者が介護保険事業者の居宅サービス(12 種類)を利用した場合、
利用者負担の軽減を行い、居宅サービスの利用促進を図っていきます。
「介護保険居宅サービス利用者負担額軽減事業の概要」
① 対象者
第1号被保険者のうち介護保険料の所得段階別保険料が第1段階及び第2段階に
属する方で、生活保護基準に照らして生計維持が困難な方、また、第2号被保険者
のうち、住民税世帯非課税で生計維持が困難な方が対象となります。
② 対象サービス
対象となる居宅サービスは、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリ
テーション、居宅療養管理指導、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生
活介護、短期入所療養介護、痴呆対応型共同生活介護、特定施設入所者生活介護、
福祉用具貸与の 12 種類とします。
③ 減免額
減免額は、利用料の自己負担額の2分の1に相当する額とし、高額介護サービス
費の対象となる方は、各上限額の2分の1に相当する額とします。
④ 助成額の支払い方法
千葉県国民健康保険団体連合会の審査後、本人の申請により支給します。
- 116 -
3 市町村特別給付・保健福祉事業・上乗せサービスについて
○ 保険給付以外に独自の給付を実施する「市町村特別給付(横出しサービス)
」
、介護方
法の指導など家族への支援事業や、
ひとり暮らしの被保険者のための配食サービスなど、
被保険者が要介護状態となることを予防するために必要な事業である「保健福祉事業」
、
さらに、居宅サービスの支給限度額を増額する「上乗せ」の各サービスに係る費用は、
第1号被保険者保険料を財源とすることとなっています。このため、第1号被保険者保
険料の増額につながり、負担感が増すことから、第2期計画においては実施せず、次期
計画策定時において再度検討を図ることとします。
- 117 -
資 料 編
資料1
市川市介護保険条例
市川市条例第10号
市川市介護保険条例(抜粋)
(市川市介護保険運営協議会)
第11条
法第117条第 1 項に規定する介護保険事業計画の策定又は
変更に関する事項その他介護保険事業の運営に関する事項について、
調査審議するとともに、必要に応じ、市長に対し意見を述べるため、
市川市介護保険運営協議会(以下「協議会」という。)を置く。
2
協議会は、非常勤の委員15人をもって組織する。
3
委 員 は 、 市 民 、介 護 に 関 し 学 識 経 験 の あ る 者 及 び 介 護 の サ ー ビ ス を 提
供する事業者のうちから市長が委嘱する。
4
委員の任期は、3年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者
の残任期間とする。
5
委員は、再任されることができる。
6
委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退い
た後も、同様とする。
7
協議会の事務は、保健福祉局福祉部において処理する。
8
委員には、別に定めるところにより報酬を支給し、職務を行うため
の費用を弁償する。
9
前各号に定めるもののほか、協議会の組織及び運営に関し必要な事
項は、規則で定める。
- 119 -
資料2
市川市介護保険運営協議会規則
市川市規則第36号
市川市介護保険運営協議会規則
(趣旨)
第1条
この規則は、市川市介護保険条例(平成12年条例第10号)
第 1 1 条 第 9 項 の 規 定 に 基 づ き 、 市 川 市 介 護 保 険 運 営 協 議 会 (以 下 「 協
議 会 」 と い う 。 )の 組 織 及 び 運 営 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 め る も の と す る 。
(会長及び副会長)
第2条
協議会に会長及び副会長を置き、それぞれ委員のうちから互選
する。
2
会長は、会務を統理し、協議会を代表する。
3
副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき又は会長が欠けた
とは、会長の職務を代理する。
(会 議 )
第3条
協議会の会議(以下「会議」という。)は、会長が召集し、議
長となる。
2
会議は、委員の半数以上の出席がなければ開くことができない。
3
会議の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のと
きは、議長の決するところによる。
4
会 議 の 議 事 に つ い て は 、 そ の 概 要 、出 席 委 員 の 氏 名 そ の 他 必 要 な 事 項
を記載した会議録を作成するものとする。
(専門部会)
第4条
協議会に、必要に応じ、協議会の任務とされた事項について専
門に調査研究をさせるため、専門部会を置くことができる。
2
専門部会は、委員のうちから会長が指名する者若干名をもって組織
する。
(委任)
第5条
この規則に定めるもののほか、協議会及び専門部会の運営に関
し 必 要 な 事 項 は 、会 長 が 協 議 会 に 諮 っ て 定 め る 。
附
則
この規則は、平成12年4月1日から施行する。
- 120 -
資料3
区
分
市川市介護保険運営協議会委員名簿
役
職
名
等
氏
名
介 護 に 関 し 学 識 立教大学教授
◎森本
佳樹
経験のある者
○松崎
泰子
市川市医師会会長
土橋
正彦
市川市歯科医師会副会長
竜崎
崇仁
市川市薬剤師会副会長
島崎
美知子
市川市介護認定審査会委員
三好
智美
市川市介護支援専門員協議会副会長
高田
俊彦
市川市ボランティア連絡会会長
大西
純子
市川市ボランティア連絡会
都築
順子
主任(看護師)
萩原
直美
東東京事業部事業部長
大場
健介
市川市医師会訪問看護ステーション(管理者)
落合
尚子
一般公募者
竹田
雅子
一般公募者
高橋
敦子
一般公募者
平野
誠一
淑徳大学教授
(浦安市川市民病院
(NPO法人
在護看護科
地域たすけあい市川ユーアイ協会会長)
介 護 サ ー ビ ス を (財)市川市福祉公社
提供する業者者
市 民 代 表
科長)
(株)コムスン
任期:平成 12 年8月1日∼平成 15 年 7 月 31 日
- 121 -
◎:会長 ○:副会長
資料4
介護保険運営協議会及び専門部会の開催状況
【平成 12 年度の開催状況(運営協議会 3回、専門部会 4回)】
開
催
日
8月3日
協
議
事
項
第1回介護保険運営協議会
〇
委嘱状の交付等
11 月9日 第2回介護保険運営協議会
〇
介護保険に関する調査結果について
11 月 12 日 保険料及び利用料検討部会
〇
保険料について
11 月 12 日 相談体制及び介護サービス評価検討部会
〇
相談体制のあり方について
1月 16 日 保険料及び利用料検討部会
〇
保険料について
1月 16 日 相談体制及び介護サービス評価検討部会
〇
2月6日
介護サービスの評価について
第3回介護保険運営協議会
〇
専門部会の経過報告について
【平成 13 年度の開催状況(運営協議会 3回、専門部会 3回)
開
催
日
協
議
事
項
5月 31 日 相談体制及び介護サービス評価検討部会
〇
介護保険未利用アンケート調査の実施について
〇 平成 12 年度介護給付費等の実績報告について
6月6日 保険料及び利用料検討部会
〇 平成 12 年度介護給付費等の実績報告について
7月 26 日 第4回介護保険運営協議会
〇
介護保険未利用者アンケート調査結果について
〇
専門部会の報告について
11 月 20 日 第5回介護保険運営協議会
○
給付分析ソフトについて
〇
第2期介護保険事業計画の作成について
〇
要援護高齢者等の実態調査について
12 月 19 日 要援護高齢者等の実態調査票に関する検討会
○
要援護高齢者等の実態調査について
3月 28 日 第6回介護保険運営協議会
○
要援護高齢者等の実態調査について(中間報告)
〇
第2期介護保険事業計画について
- 122 -
【平成 14 年度の開催状況(運営協議会 6回、専門部会 2回)】
開
催
日
協
議
事
項
5月 29 日 第7回介護保険運営協議会
〇
要介護認定等のアンケート結果について
〇
第1期介護保険事業計画の検証について
6月 27 日 第8回介護保険運営協議会
8月6日
〇
介護サービス量等の見込み(中間値)の調査報告について
○
介護サービス利用者等事例報告について
○
要介護認定者等のアンケートの調査結果
第9回介護保険運営協議会
〇
介護予防・生活支援事業等の現状と今後の対応について
〇
要介護認定者等の実態調査結果に基づく利用意向率の設定について
9月 26 日 第 10 回介護保険運営協議会
〇
第2期市川市介護保険事業計画の諮問について
〇
介護サービス量等の見込み(10 月値:暫定値)の調査報告について
10 月 18 日 相談体制及び介護サービス検討部会
○
介護給付等対象サービスの種類ごとの見込量の確保のための方策に
ついて
10 月 18 日 保険料及び利用料検討部会
○
介護保険料及び利用料の軽減のあり方について
11 月 21 日 第 11 回介護保険運営協議会
○
第2期市川市介護保険事業計画(案)の答申について
○
介護保険料6段階方式のシミュレーション等について
○
市川市老人保健福祉計画の策定状況について
12 月 26 日 第 12 回介護保険運営協議会
○
第2期市川市介護保険事業計画(案)の答申について
○
介護保険料6段階方式のシミュレーション等について
2月 26 日 ○
第2期市川市介護保険事業計画について答申
- 123 -
資料5 介護サービス量等の見込み(最終値)
市町村名:
市川市
市町村コード:
122036
級地区分:
4
1.特別区
3.甲地
2.特甲地
4.乙地
5.その他
2,840円
現行の第1号被保険者の保険料の基準額(月額):
①65歳以上人口
平成15年度
65歳以上人口
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
59,000人
61,900人
64,900人
68,000人
71,300人
前期高齢者数
36,700人
38,300人
40,000人
41,600人
43,400人
後期高齢者数
22,300人
23,600人
24,900人
26,400人
27,900人
②要介護認定者数
平成15年度
要支援
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
711人
790人
869人
948人
1,027人
要介護1
1,999人
2,221人
2,442人
2,664人
2,886人
要介護2
1,537人
1,707人
1,878人
2,048人
2,219人
要介護3
1,211人
1,346人
1,480人
1,614人
1,749人
要介護4
1,045人
1,160人
1,276人
1,392人
1,508人
要介護5
1,067人
1,186人
1,304人
1,423人
1,541人
合計
7,570人
8,410人
9,249人
10,089人
10,930人
③標準的居宅サービス対象者数(※)
平成15年度
要支援
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
700人
780人
858人
936人
1,015人
要介護1
1,833人
2,041人
2,231人
2,443人
2,656人
要介護2
1,267人
1,408人
1,513人
1,667人
1,820人
要介護3
882人
985人
1,039人
1,154人
1,268人
要介護4
638人
710人
725人
814人
905人
要介護5
合計
685人
763人
799人
893人
983人
6,005人
6,687人
7,165人
7,907人
8,647人
※要介護認定者数から、施設サービス利用者数、痴呆対応型共同生活介護利用者数、特定施設
(入所者生活介護利用者数を除く)
④居宅における要支援・要介護者数(標準的居宅サービス利用者数(※))
平成15年度
要支援
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
376人
419人
449人
496人
543人
要介護1
1,343人
1,498人
1,603人
1,772人
1,940人
要介護2
982人
1,095人
1,172人
1,295人
1,418人
要介護3
698人
778人
833人
920人
1,007人
要介護4
459人
512人
548人
606人
663人
要介護5
464人
518人
554人
612人
670人
4,322人
4,820人
5,159人
5,701人
6,241人
合計
※要介護認定を受けても、サービスを利用しない者の数を除く
⑤介護サービス等の量の見込み
平成15年度
居宅介護支援(人)
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
4,322人
4,820人
5,159人
5,701人
6,241人
必要量(回/年)
419,505回
467,734回
500,534回
553,227回
605,725回
供給量(回/年)
419,505回
467,734回
500,534回
553,227回
605,725回
必要量(回/年)
22,881回
25,510回
27,299回
30,171回
33,036回
供給量(回/年)
17,188回
19,162回
20,505回
22,662回
24,813回
必要量(回/年)
39,618回
44,172回
47,267回
52,245回
57,203回
供給量(回/年)
27,385回
30,506回
32,643回
36,080回
39,503回
3,781回
4,216回
4,512回
4,986回
5,460回
2,112回
2,357回
2,520回
2,785回
3,050回
143,359回
159,840回
171,048回
189,054回
206,995回
111,134回
126,114回
156,759回
173,260回
189,702回
必要量(回/年)
61,048回
68,066回
72,839回
80,507回
88,147回
供給量(回/年)
42,000回
48,360回
60,250回
66,592回
72,911回
必要量(人)
766人
853人
913人
1,009人
1,103人
供給量(人)
766人
853人
913人
1,009人
1,103人
必要量(日/年)
66,911日
74,603日
79,835日
88,241日
96,613日
供給量(日/年)
55,706日
59,961日
72,006日
79,587日
87,137日
訪問介護
訪問入浴介護
訪問看護
訪問リハビリテーション
ー
必要量(回/年)
居
供給量(回/年)
宅
通所介護
サ
必要量(回/年)
ビ
供給量(回/年)
ス
通所リハビリテーション
居宅療養管理指導
短期入所サービス
81人
83人
84人
86人
87人
特定施設入所者生活介護(人)
202人
211人
229人
239人
247人
短期入所生活介護供給量(日/年)
38,995日
41,973日
50,404日
55,711日
60,995日
短期入所療養介護供給量(日/年)
16,711日
17,988日
21,602日
23,876日
26,142日
介護老人福祉施設(人)
施
設 介護老人保健施設(人)
サ
617人
658人
803人
840人
883人
500人
575人
756人
789人
822人
ビ 介護療養型医療施設(人)
ス
合計(人)
165人
196人
212人
228人
244人
1,282人
1,429人
1,771人
1,857人
1,949人
︵
痴呆対応型共同生活介護(人)
︶
再
掲
短期入所サービス
ー
⑥総費用額
訪問介護
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
1,971,359千円
2,197,999千円
2,352,134千円
2,599,752千円
2,846,454千円
訪問入浴介護
217,317千円
242,275千円
259,256千円
286,528千円
313,724千円
訪問看護
277,819千円
297,280千円
328,581千円
359,755千円
11,716千円
13,075千円
13,979千円
15,449千円
16,919千円
居 通所介護
宅
サ 通所リハビリテーション
福祉用具貸与
ビ
ス 短期入所サービス
(A)小計
1,075,153千円
1,220,075千円
1,516,546千円
1,676,183千円
1,835,249千円
430,014千円
495,130千円
616,865千円
681,797千円
746,493千円
痴呆対応型共同生活介護
ー
249,396千円
訪問リハビリテーション
300,099千円
334,601千円
358,064千円
395,759千円
433,315千円
625,021千円
672,762千円
807,907千円
892,965千円
977,676千円
4,880,075千円
5,453,736千円
6,222,031千円
6,877,014千円
7,529,585千円
236,311千円
241,980千円
244,938千円
251,138千円
254,096千円
特定施設入所者生活介護
(A)合計
465,892千円
487,199千円
528,179千円
550,732千円
569,900千円
5,582,278千円
6,182,915千円
6,995,148千円
7,678,884千円
8,353,581千円
居宅療養管理指導
65,434千円
72,884千円
78,000千円
86,207千円
94,262千円
居宅介護支援
393,605千円
438,958千円
469,831千円
519,190千円
568,368千円
そ 審査支払手数料
の
他 福祉用具購入費
住宅改修費
21,613千円
25,935千円
31,122千円
34,234千円
37,657千円
36,790千円
44,149千円
52,978千円
58,276千円
64,103千円
137,311千円
164,773千円
197,728千円
217,501千円
239,251千円
654,753千円
746,699千円
829,659千円
915,408千円
1,003,641千円
(C)居宅サービス・その他合計(A+B)
6,237,031千円
6,929,614千円
7,824,807千円
8,594,292千円
9,357,222千円
介護老人福祉施設
施
設 介護老人保健施設
サ
2,495,424千円
2,661,260千円
3,247,810千円
3,397,482千円
3,571,301千円
2,099,804千円
2,414,328千円
3,175,061千円
3,313,229千円
3,451,936千円
857,732千円
1,019,520千円
1,103,193千円
1,185,870千円
1,268,684千円
5,452,960千円
6,095,108千円
7,526,064千円
7,896,581千円
8,291,921千円
(B)合計
ー
ビ 介護療養型医療施設
ス
(D)合計
(E)合計(C+D)
11,689,991千円 13,024,722千円 15,350,871千円 16,490,873千円 17,649,143千円
(F)高額介護サービス費(再掲)
55,170千円
66,204千円
79,445千円
※総費用は、1割の利用者負担分を含む費用
※施設サービス総費用には、食事費用分を含む
※「その他」欄の審査支払手数料は、審査支払手数料に要する費用のうち117.2円相当分の合計
※「その他」欄の福祉用具購入費、住宅改修費は、推計した給付見込額を10/9倍した数値を記載
※千円未満は四捨五入
87,390千円
96,129千円
⑦所得段階別被保険者数
平成15年度
平成16年度
平成17年度
第1段階被保険者数
1,180人
1,238人
1,298人
第2段階被保険者数
17,405人
18,261人
19,146人
第3段階被保険者数
19,293人
20,241人
21,222人
第4段階被保険者数
8,614人
9,037人
9,475人
第5段階被保険者数
12,508人
13,123人
13,759人
合計
59,000人
61,900人
64,900人
※介護保険法施行令第38条で定められる5区分による各段階の被保険者数
⑧第1号被保険者の保険料の基準額(月額)等
平成15年度
平成16年度
平成17年度
標準給付費見込額
10,524,983千円 11,731,325千円 13,817,381千円
保険料Ⅰ(月額)
3,297円
保険料Ⅱ(月額)
3,297円
保険料Ⅲ(月額)
3,140円
※保険料Ⅰは、保険料収納必要額を「第1号被保険者負担分及び調整交付金合計相当額-調整交付金見込額
+財政安定化基金拠出金見込額」で算出される額とした場合の保険料
※保険料Ⅱは、保険料収納必要額を「保険料Ⅰの保険料収納必要額+国庫負担等の算定の対象とならない
審査支払手数料額(→注1)+市町村特別給付費等+市町村相互安定化事業負担額-市町村相互安定化事業
交付額」で算出される額とした場合の保険料
(注1)国庫負担等の算定の対象とならない審査支払手数料額=(支払手数料額) − (117.2円)
※保険料Ⅲは、保険料収納必要額を「保険料Ⅱの保険料収納必要額+財政安定化基金償還金-第1期準備基金
取崩額」で算出される額とした場合の保険料であり、当該保険者の第1号被保険者の保険料の基準額
⑨介護利用型軽費老人ホーム(ケアハウス)及び生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター)の見込み
平成15年度
介護利用型軽費老人ホーム(ケアハウス)
(うち)特定施設入所者生活介護
生活支援ハウス(高齢者生活福祉センター)
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
133人
183人
183人
183人
183人
人
50人
50人
50人
50人
か所
か所
か所
か所
か所
資料6
施
次期保険給付費を推計する際に、考慮した介護保険施設等の整備計画
設
名
1.介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)
2施設
158床
2.介護老人保健施設
(老人保健施設)
2施設
200床
施設内容
供給開始年
備
(1)大町地区
90床
平成 16 年
通所介護(30人)
短期入所(10床)
(2)大町地区
68床
(1)大町地区
100床
平成 17 年
通所介護(20人)
短期入所( 8床)
通所介護(30人)
平成 16 年
(2)柏井地区
100床
平成 17 年
(1)中山地区
3.介護療養型医療施設
55床
(老人性痴呆疾患療養病棟)
1施設
55床
4.痴呆対応型共同生活介護 (1)大野地区
2ユニット
(グループホーム)
(18室)
3施設
72室(人)
5.通所介護
(デイサービス)
うち短期入所(10床)
通所介護(20人)
平成 15 年
平成 14 年
平成 15 年
(2)南行徳地区
3ユニット
(27室)
平成 14 年
(3)下貝塚地区
3ユニット
(27室)
(1)南行徳地区
25人
平成 15 年
平成 16 年
(2)大洲地区
25人
平成 16 年
(3)行徳地区
25人
平成 17 年
(4)稲越地区
10人
10施設 245人
(5)塩浜地区
(上記の1:特別養護老人ホ
30人
ームと2:老人保健施設を
(6)市川地区
含む)
30人
6.特定施設入所者生活介護 (1)南行徳地区
84人
4施設 227人
(2)南八幡地区
48人
(3)行徳地区
50人
(4)市川地区
45人
考
75人
公設民営
70人
公設民営
平成 14 年
平成 14 年
平成 15 年
平成 14 年
平成 15 年
平成 17 年
平成 17 年
- 128 -
資料7
調査票
介護保険サービス利用についてのおたずね
N=3,008(有効回収数)
市民の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、介護保険制度もスタートから2年が経過しようとしています。市川市ではサービス
のより円滑な利用を確保するため、平成15年度からの第2期介護保険事業計画の策定準備
を進めております。
この調査は、皆様の介護保険サービスの利用状況やご意向をお聞かせいただき、その状況
を踏まえ、よりよい介護保険事業計画の策定を行うため実施するものです。
調査をお願いする方は、平成14年1月において介護保険の要介護認定を受けている(施
設サービス利用者を除く)、約4,000人の方です。
皆様からいただいたご回答は、統計的に処理し有効に活用いたしますが、本調査の目的以
外に使用することはございません。また、プライバシー保護に関しては、万全を期しますの
で、ご安心ください。
お忙しいところ、大変恐縮ですが、趣旨をご理解の上、本調査にご協力いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
平成14年1月
市川市長
千
葉
光
行
《この調査票のご記入にあたって》
z
z
すべての質問に問1から順番に回答してください。
回答は、あてはまる番号に○をつけてください。
質問文にある ○は1つ
あてはまるものに○
等の指示に従ってご記入ください。
z
質問の回答が、「その他」にあてはまる場合、○をつけたうえで( )内になるべく具体的
にその内容も記入してください。
z 各サービスの内容や、住所地について別紙 参考 を同封いたしましたので参考にして、問
25 のサービスの利用希望回数をご記入ください。
ご記入いただいたこの調査票は三つ折にして、2月18日(月)までに同封の返
信用封筒(「保健福祉調整室
行」と表示のもの)によりポストに投函してください。(切
手を貼る必要はありません。
)
この調査票についてのお問い合わせは、下記までお願いします。
市川市役所 保健福祉局 高齢者支援部 介護保険課
電話047−334−1111
(内線)3153
- 129 -
※
回答の選択肢の後の数値は、回答母数(N,n)に対する構成比(%)
この調査の対象の方が、何らかの事情により不在でこの調査に回答できない
場合には、下の枠の中から、あてはまるものに1つだけ○をつけてください。
N=3,008
○は1つ
1. 入院中
(平成
年
月から)
8.3
2. 特別養護老人ホームに入所中(平成 年 月から施設名:
)0.8
3. 老人保健施設に入所中
(平成 年 月から施設名:
)1.7
4. 介護療養型医療施設に入院中(平成 年 月から施設名: ) 1.4
5. その他の施設に入所中
(平成 年 月から施設名: ) 2.2
0.1
6. 市外へ転出
7. その他(理由:
) 1.2在宅者 84.2
上記の回答のいずれかに○がついた場合は、調査はこれで終了です。
調査票をこのままご返送ください。
問1 この調査票はどなたが記入されていますか。
N=2,534
1. 本人(この封書の宛名の人) 33.2
2. 家 族
59.1
3. 親 戚
1.1
無回答=2.3
○は1つ
4. ヘルパー、ケアマネジャー等
5. その他
(
)
3.5
0.7
問2 ご本人は、現在どこの地区にお住まいですか。巻末の別紙 1 の「地区の
町丁」をご覧になってお答えください。 N=2,534 無回答=1.4
○は1つ
1.大柏地区
8.7 5.市川地区
12.6
5.1 6.八幡地区
10.6
2.宮久保地区
3.曽谷地区
6.1 7.中山地区
11.6
4.国分・国府台地区 8.2 8.市川駅南地区 10.0
問3 ご本人の性別は
1.
男
性 31.4
○は1つ
2.
女
N=2,534
9.本八幡駅南地区 5.2
10.信篤地区
2.6
11.行徳地区
7.5
12.南行徳地区 10.3
無回答=1.0
性 67.6
問4 ご本人の年齢は(平成14年1月1日現在)N=2,534 無回答=0.6
1. 40∼64 歳 5.3
2. 65∼69 歳 6.6
3. 70∼74 歳 11.6
4.
5.
6.
75∼79 歳 17.4
80∼84 歳 21.7
85∼89 歳 21.3
問5 ご本人の要介護度は
1.要介護1
2.要介護2
30.5
21.8
7.
8.
9.
90∼94 歳 12.5
95∼99 歳 2.7
100 歳以上 0.3
N=2,534
3.要介護3
4.要介護4
-129-
14.6
9.0
無回答=4.8
5.要介護5 9.1
6.要支援 10.2
○は1つ
○は1つ
問6 ご本人と同居している方の続柄をお答えください。
N=2,534
1.
2.
3.
4.
問7
単身(自分だけ)
妻
夫
娘
18.5
21.9
15.9
22.5
5.
6.
7.
8.
娘の夫
息子
息子の妻
孫
無回答=1.6
8.9
31.0
18.2
20.2
9.
10.
11.
12.
あてはまるものに○
兄弟・姉妹
親
その他の親戚
親戚以外
2.2
0.8
0.8
0.5
単身または同居している方が65歳以上の世帯の方のみお答えください。
N=1,223
○は1つ
身内の方(同居を除く)はどちらかにいますか。
1. 同じ敷地内にいる 28.4
2. 市内にいる
26.4
3. 県内にいる 18.2
4. 県外にいる 20.2
5. 身内はどこにもいない 2.2
無回答=4.6
来てくれる回数はどれくらいですか
1. 毎日来てくれる
19.6 4. 年何回か来てくれる 15.1
2. 週何回か来てくれる 19.8 5. 数年来ていない
1.9
3. 月何回か来てくれる 24.5 6. 全く来てくれない 4.6
○は1つ
無回答=14.5
問8 ご本人を主に介護している人はどなたですか。
N=2,534
1. 夫・妻 30.8
2. 息子・娘 32.3
無回答=7.5
○は1つ
3. 子どもの配偶者 13.0 5. 孫 0.6 7. いない
7.8
4. 兄弟・姉妹
2.0 6. 親 0.3 8. その他( ) 5.7
問8−1 介護者がいる方だけ、ご記入ください。主に介護している方の年齢
N=2,147 無回答=5.6
はおいくつですか。
○は1つ
1. 18∼39 歳 2.7
2. 40∼49 歳 9.7
3. 50∼59 歳 28.9
4. 60∼64 歳 15.0
5. 65∼69 歳 9.9
6. 70∼74 歳 11.3
7.
8.
75∼79 歳
80 歳以上
8.3
8.6
問8−2 介護者がいる方だけ、ご記入ください。主に介護している方は、日中、
あなた(ご本人)と一緒にいますか。 N=2,147 無回答=5.8
○は1つ
1.いつも一緒にいる 62.1 2.
ときどき一緒にいる 19.8 3.ほとんど一緒にはいない 12.3
問8−3 介護者がいる方だけ、ご記入ください。主に介護している方のほか
に、あなたの介護を代われる方はいますか。 N=2,147 無回答=6.9
1.代われる人がいる
34.9
2.代われる人はいない
-130-
58.2
○は1つ
問9 ご本人は、次のいずれかの障害者認定を受けていますか。
あてはまるものに○と数字
1.肢体不自由
2.視覚障害
1.身体障害者手帳 (
)級
3.聴覚・平衡機能障害
30.7
N=779 無回答=5.6
4.音声・言語・そしゃく機能障害
1 級 43.0 2 級 25.0 3 級 12.8 5.内部障害
N=2,534
70.3
8.1
7.7
9.8
13.0
N=779 無回答=7.1
無回答=23.5
4 級 9.5
2.療育手帳
0.7
→
5 級 2.2 6 級 1.8
A
1.○
70.6 2.Aの1
4.Bの1
3.精神障害者保健福祉手帳
0.9
0.0
5.Bの2
(
)級
3.Aの2
23.5
N=23
0.0
N=17
3.0
5.いずれの指定も受けていない
43.8
無回答=5.9
無回答=8.7
1 級 43.5 2 級 26.1 3 級 8.7 4 級 8.7
4.特定疾患の指定
0.0
5 級 4.3
6 級 0.0
問 10 ご本人は現在、往診を受けたり、通院なさっていますか。
N=2,534
無回答=2.5
あてはまるものに○
1.往診を受けている 20.6 2.通院している 71.9 3.いずれも行なっていない 7.7
問 10−1 医療機関等(病院・医院・診療所・整骨院・はり灸など)からは、
どのくらい往診を受けたり、通院をしていますか。
N=2,292
1.週2回以上 16.0
2.週1回程度 13.2
3.月2回程度 36.7
4.月1回程度 25.0
無回答=2.1
5.数か月に1回程度
6.定期的ではない
○は1つ
3.5
3.5
問 10−2 問 10 で「1.往診を受けている」と答えた方に伺います。受けて
いるのはどのような内容ですか。
N=521
1.点 滴
1.9
2.酸素療法
4.2
3.人工呼吸器
1.0
1.5
4.気管切開の処置
5.痛みに対する管理 28.8
(注射、湿布、薬等)
無回答=10.0
あてはまるものに○
6.経管栄養(胃ろう等)
3.8
7.じょくそう(床ずれ)の処置
6.1
8.導尿の管理(カテーテル、自己) 5.6
9.インシュリンの自己注射
1.3
10.その他
50.7
(
)
問 11 ご本人のお住まいの形態は次のうちどれですか。
N=2,534
1.
2.
3.
4.
一戸建ての持ち家
一戸建ての借家
分譲マンション
民間賃貸アパート
72.6
2.9
9.6
無回答=1.2
○は1つ
5. 公的賃貸住宅(県営・市営、公団、公社) 4.0
6. 社宅・官舎
0.1
7. その他(
)
3.2
6.5
-130-
問 11−1 現在のお住まいでご本人が生活するうえでもっとも都合の悪いか所
N=2,534 無回答=10.0
はありますか。
1.玄関や敷居に段差があり、移動(歩行)しづらい
2.部屋が狭い
3.手すりがないので、移動(歩行)しづらい
4.トイレが狭い、つかまるところがない
5.浴室が狭い、つかまるところがない
6.その他(
)
7.特にない
29.6
8.7
10.3
6.9
11.5
8.1
38.0
○は2つまで
問 12 現在、下記の介護保険施設に申し込み(入所待ち)をしていますか。また、
何か所に申し込んでいますか。N=2,534 無回答=18.1
あてはまるものに○と数字
1.特別養護老人ホームに申し込んでいる 5.1 →市内(
市内N=130 無回答=19.2
1 か所 54.6
)か所・市外(
)か所
2 か所 13.1 3 か所 9.2 4 か所以上 3.8
市外 N=130 無回答=70.0 1 か所 19.2 2 か所 5.4 3 か所 4.6 4 か所以上 0.8
2.老人保健施設に申し込んでいる
市内N=58
2.3
→市内(
)か所・市外(
)か所
無回答=27.6 1 か所 63.8 2 か所 6.9 3 か所 0.0 4 か所以上 1.7
市外 N=58 無回答=79.3 1 か所 17.2 2 か所 3.4 3 か所 0.0 4 か所以上 0.0
3.療養型医療施設に申し込んでいる
市内N=17
0.7
→市内(
)か所・市外(
)か所
無回答=58.8 1 か所 41.2 2 か所 0.0 3 か所 0.0 4 か所以上 0.0
市外 N=17 無回答=70.6 1 か所 23.5 2 か所 5.9 3 か所 0.0 4 か所以上 0.0
4.どこにも申し込んでいない
74.4
問 13 問 12 で「申し込んでいる」とお答えの方に伺います。申し込んだ主な
N=190 無回答=4.2
理由は何ですか。
○は2つまで
1.介護者がいないなどの理由で、在宅で介護を受けるのが困難だから 19.5
2.介護者や同居家族にこれ以上の負担をかけたくないから
42.1
3.リハビリ等が必要で、医師等に入所(入院)をすすめられたから
6.8
4.ひとり暮らしや高齢者世帯のため、在宅での生活に不安を感じるから 18.4
5.現在の住居が介護に適していないから
4.7
6.入所(入院)待ちの期間を見込んで、早めに申し込む必要があるから 31.1
7.自己負担が少なくてすむから
13.2
8.その他(具体的に:
)
12.1
問 14 ご本人は、介護保険制度が始まる前(平成 12 年 4 月以前)に、市からホーム
ヘルプサービスやデイサービス、ショートステイなどのサービスを利用していま
したか。
N=2,534 無回答=4.9
1.受けていた
31.3
2.受けていなかった
-131-
63.8
○は1つ
問 15 介護保険サービスを利用するには、介護サービス計画(ケアプラン)が
必要ですが、ご自分(ご本人)のケアプランの内容について知っていますか。
N=2,534
1.本人(自分)は
知っている 43.1
問 16
2.本人(自分)は
よく知らない 32.4
無回答=6.6
○は1つ
3.本人(自分)は
全く知らない 17.8
ケアプランには、ご本人やご家族の意見や希望が反映されていますか。
N=2,534
無回答=10.1
1.
十分反映されている
25.7
4.
反映されていない
2.
ほぼ反映されている
43.9
5.
わからない
3.
あまり反映されていない 5.3
○は1つ
2.2
12.7
問 17 問 16 で「3.あまり反映されていない」「4.反映されていない」とお答
えの方に伺います。主な理由はなんですか。 N=190 無回答=9.5
○は1つ
1.
希望するサービスが入っていない
2.
希望していないサービスが入っている
3.
サービスの利用回数や利用時間が、希望とはちがう
26.8
4.
その他(具体的に:
32.1
28.4
3.2
)
問 18 介護保険サービスに関する不満や苦情があった場合は、どちらに相談しま
すか。
N=2,534 無回答=9.9
あてはまるものに○
1.家族・親戚
2.友人・知人
3.居宅介護支援事業者
(ケアマネジャー)
4.介護サービス事業者
11.3 5.市役所の相談窓口
6.在宅介護支援センター
7.民生委員
45.7 8.病院の医師・看護婦等
8.2 9.その他(
)
2.6
15.8 10.特に不満や
3.2
苦情はない 17.2
1.9
2.2
1.5
問 19 ご本人が現在利用している介護保険サービスで、直接支払う金額(本人
または、家族などがサービス事業者に支払う自己負担金)の合計は、月に
どのくらいですか。
N=2,534 無回答=12.8
○は1つ
1.0∼3千円未満
2.3千∼5千円未満
3.5千∼1万円未満
4.1万∼2万円未満
18.8
12.2
17.0
18.6
5.2万∼3万円未満
6.3万∼5万円未満
7.5万円以上
8.わからない
-131-
7.5
6.2
2.1
4.7
問 20 ご自分(ご本人)の1か月に利用できるサービスの限度額(単位)は介
護度によって決まっていますが、このことをご存じですか。
【参考】
要支援
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5
61,500 円 165,800 円 194,800 円 267,500 円 306,000 円 358,300 円
※1単位を 10 円としたときの金額です。自己負担額は原則この1割です。
N=2,534
1.知っている
2.知らない
65.2
無回答=7.5
27.3
○は1つ
問 21 ご本人は1か月に上記の金額に対して、どのくらいまで介護サービスを
N=2,534 無回答=15.3
利用していますか。
○は1つ
1.半分以上
26.2
2.半分以下
38.4
3.
わからない
20.1
問 22 問 21 で「2.半分以下」とお答えの方に伺います。利用限度近くまで
利用していない主な理由はなんですか。次のうちから、お答えください。
N=973
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
無回答=2.9
○は2つまで
今利用している内容・量で十分足りているから
介護保険が始まる以前から、この程度のサービスを利用していたので
なるべく自分で生活できるよう(自分でやるよう)に努力している
利用料金がかかるので、必要最小限のサービスにおさえている
使いたいサービス、事業者が見つからない
ケアマネジャーの作ったケアプランに従っているから
その他(具体的に:
)
39.1
8.5
40.0
15.0
6.4
15.2
8.7
問 23 ご本人の保険料の段階は、何段階ですか。 N=2,534 無回答=48.3
1.第1段階 8.1 3.第3段階 17.7 5.第5段階 6.2
2.第2段階 13.4 4.第4段階 6.5
○は1つ
※
ご本人の保険料段階については、「介護保険料決定通知書」及び「介護保険
料納入通知書」をごらんください。
問 24 ご本人からみて、現在の保険料はどのように思われますか。
N=2,534
1.高いと思う
21.3
2.高いがやむをえないと思う 25.4
-132-
無回答=16.7
○は1つ
3.適当な額だと思う 33.8
4.安いと思う
2.8
問 25 介護保険サービスの量について、今後希望する利用回数等に○をつけて
ください。(1割の自己負担があります。)
※ 現在利用の有無に関わらず、すべてのサービスについてお答えください。
※ サービス内容等は、巻末の別紙2をご参照ください。
【1】訪問介護(ホームヘルプ)(内容により下記の3種類があります。)
(1)複合型(身体介護と家事援助が同程度の割合)
今後の利用について
N=2,534
無回答=18.4
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
31.5
2.現在は利用していないが、これから利用したい
19.2
3.利用する予定はない ⇒(2)身体介護へお進みください。 28.5
複合型を利用したい日数(週あたり)
N=1,345 無回答=12.2
(希望が現在と変わらない場合は、その日数をお選びください)
1.週1日 21.6
2.週2日 25.3
3.週3日 19.4
4.週4日 5.4
5.週5日 5.9
6.週6日 3.1
7.毎
上記で答えた日数で1日あたり何時間必要ですか
N=1,345
1. 30 分程度
1.9
2. 1時間程度
11.7
3. 1時間30 分程度 8.1
4. 2時間程度
5. 2時間30 分程度
6. 3時間程度
無回答=12.0
○は1つ
日 7.2
○は1つ
35.4 7. 3時間30 分程度
5.0 8. 4時間以上
12.4
2.2
11.3
(2)身体介護(食事・入浴・排泄などの介護)
今後の利用について
N=2,534
無回答=23.9
○は1つ
20.4
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
19.3
3.利用する予定はない ⇒(3)家事援助へお進みください。 33.9
身体介護を利用したい日数
N=1,070 無回答=12.5
(希望が現在と変わらない場合は、その日数をお選びください)
1.週1日 20.9
2.週2日 22.6
3.週3日 20.7
4.週4日 4.8
5.週5日 5.5
6.週6日 3.1
7.毎
上記で答えた日数で1日あたり何時間必要ですか。
N=1,070
1. 30 分程度
3.3
2. 1時間程度
21.1
3. 1時間30 分程度 7.7
4. 2時間程度
29.0
5. 2時間30 分程度 3.4
10.0
6. 3時間程度
-132-
無回答=11.9
○は1つ
日 9.8
○は1つ
7. 3時間30 分程度 2.0
8. 4時間以上
11.8
(3)家事援助(買物・調理・洗濯・清掃などの援助)
今後の利用について
N=2,534
無回答=18.6
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【2】訪問入浴へお進みください。
○は1つ
30.1
15.1
35.1
家事援助を利用したい日数
N=1,172 無回答=9.6
(希望が現在と変わらない場合は、その日数をお選びください)
1.週1日 23.8
2.週2日 25.0
3.週3日 21.9
4.週4日 5.4
5.週5日 5.5
6.週6日 2.2
7.毎
○は1つ
日 6.6
上記で答えた日数で1日あたり何時間必要ですか。
N=1,172
1. 30 分程度
1.1
2. 1時間程度
12.7
3. 1時間30 分程度 11.3
41.6
4. 2時間程度
5. 2時間30 分程度 5.2
10.2
6. 3時間程度
無回答=9.6
○は1つ
7. 3時間30 分程度
8. 4時間以上
2.3
6.0
【2】訪問入浴(ご自宅へ巡回入浴車で訪問し、入浴の介護を行います)
今後の利用について
N=2,534
無回答=24.3
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
8.2
17.5
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【3】訪問看護へお進みください。 49.6
訪問入浴を利用したい回数
N=659 無回答=12.6
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
1.月1回 2.0
2.月2∼3回 13.8 3.週1回 47.8
○は1つ
4.週2回以上 23.8
【3】訪問看護(看護婦などが訪問してお世話します)
今後の利用について
N=2,534
無回答=24.0
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
11.1
2.現在は利用していないが、これから利用したい
20.0
3.利用する予定はない ⇒【4】訪問リハビリテーションへお進みください。 44.2
訪問看護を利用したい回数
N=806 無回答=10.4
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
○は1つ
1.月1∼2回 27.9 2.週1回 36.5 3.週2∼3回 20.3 4.週4回以上 4.8
-133-
【4】訪問リハビリテーション(専門の療法士が訪問して、機能維持回復の訓練をします)
今後の利用について
N=2,534
無回答=24.6
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【5】通所介護へお進みください。
訪問リハビリテーションを利用したい回数
N=695 無回答=13.2
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
1.月1∼2回 12.9 2.週1回 36.3
○は1つ
7.2
19.6
48.0
○は1つ
3.週2∼3回 33.8 4.週4回以上 3.7
【5】通所介護(デイサービスセンターなどに通って、入浴や食事、日常生活
のための訓練などを行います)
今後の利用について
N=2,534
無回答=19.0
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【6】通所リハビリテーションへお進みください。
通所介護を利用したい回数
N=1,255 無回答=12.6
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
34.7
14.0
31.5
○は1つ
1.月1∼2回 7.3 2.週1回 32.1 3.週2∼3回 41.5 4.週4回以上 6.5
【6】通所リハビリテーション(デイケア)(医療機関などに通って、機能維持
回復の訓練を行います)
今後の利用について
N=2,534
無回答=23.1
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【7】短期入所生活介護へお進みください。
通所リハビリテーションを利用したい回数
N=814 無回答=10.7
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
14.7
16.5
44.8
○は1つ
1.月1∼2回 8.5 2.週1回 35.1 3.週2∼3回 39.7 4.週4回以上 6.0
-133-
【7】短期入所生活介護(ショートステイ)※特別養護老人ホーム等
今後の利用について
N=2,534
無回答=20.2
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
15.4
2.現在は利用していないが、これから利用したい
25.1
3.利用する予定はない ⇒【8】短期入所療養介護へお進みください。 38.7
1 年間に短期入所生活介護を利用したい回数
N=1,040 無回答=17.8
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
○は1つ
1. 年1∼2回 21.4 2. 年3∼5回 22.9 3. 年6∼9回 10.2 4. 年10 回以上 27.7
上記で答えた回数で1回あたり何日利用したいですか
N=1,040
1. 1∼2日程度 11.3 3.
2. 3∼4日程度 24.2 4.
無回答=14.4
○は1つ
5∼7日程度
30.2 5. 2週間以上 4.5
8日∼2週間程度 11.9 6. 3週間以上 3.5
【8】短期入所療養介護(医療系ショートステイ)※介護老人保健施設等
今後の利用について
N=2,534
無回答=25.3
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
3.利用する予定はない ⇒【9】福祉用具貸与へお進みください。
1 年間に短期入所療養介護を利用したい回数
N=715 無回答=16.8
(希望が現在と変わらない場合は、その回数をお選びください)
○は1つ
4.5
23.1
46.5
○は1つ
1.年1∼2回 25.3 2.年3∼5回 26.3 3. 年6∼9回 10.8 4. 年10 回以上 20.8
上記で答えた回数で1回あたり何日利用したいですか。
N=715
1.
2.
1∼2日程度 11.0
3∼4日程度 19.7
3.
4.
無回答=15.1
○は1つ
5∼7日程度
31.5 5. 2週間以上 4.6
8日∼2週間程度 12.9 6. 3週間以上 5.2
-134-
【9】福祉用具貸与(福祉用具のレンタル)
今後の利用について
N=2,534
無回答=16.6
○は1つ
1.現在利用しており、これからも利用したい
29.9
2.現在は利用していないが、これから利用したい
21.5
3.利用する予定はない ⇒【10】福祉用具購入へお進みください。 29.1
利用したい品目または、現在利用している品目
N=1,376
1.
2.
3.
4.
5.
車いす
50.2
車いす付属品
5.2
特殊寝台
44.4
特殊寝台付属品 21.6
じょくそう(床ずれ)
14.2
予防用具
6.
7.
8.
9.
10.
無回答=8.9
体位変換器 4.0
手すり
10.9
スロープ
3.2
歩行器
8.2
あてはまるものに○
11.
痴呆性老人徘徊感
知機器
4.3
12. 移動用リフト 1.6
歩行補助つえ
9.6
【10】福祉用具購入
今後の利用について
N=2,534
無回答=24.5
○は1つ
18.2
1.現在利用しており、これからも利用したい
2.現在は利用していないが、これから利用したい
16.3
3.利用する予定はない ⇒【11】住宅改修へお進みください。 38.2
利用したい品目または、現在利用している品目
N=946
1. 腰掛便座
31.0
2. 特殊尿器
11.6
3. 入浴補助用具 38.2
無回答=32.0
あてはまるものに○
4. 簡易浴槽
5. 移動用リフトのつり具の部分
【11】住宅改修
N=2,534
無回答=21.9
3.4
2.5
○は1つ
1.利用したことがあり、これからも利用したい
19.9
2.利用したことはないが、これから利用したい
18.9
3.利用する予定はない
⇒【12】居宅療養管理指導へお進みください。39.3
【12】居宅療養管理指導(医師などが訪問して、療養上の管理・指導をします)
※医療保険による医師などの往診とは違います。 N=2,534 無回答=25.5
○は1つ
1.利用したことがあり、これからも利用したい
2.利用したことはないが、これから利用したい
3.利用する予定はない
-134-
4.0
24.7
45.9
問 26 現在、利用しているサービスのうち、利用をひかえているものはありま
すか。また、その理由(利用をひかえている)は何ですか。
N=2,534
無回答=68.2
あてはまるものに○
1.訪問介護(身体介護) 4.4 6.訪問リハビリテーション
4.7
11.福祉用具貸与
4.0
2.訪問介護(家事援助) 7.0 7.通所介護
5.1
12.福祉用具購入
3.4
3.訪問介護(複合型)
5.2
8.通所リハビリテーション
4.9
13.住宅改修
6.7
4.訪問入浴
4.7
9.短期入所生活介護 7.8 14.居宅療養管理指導 2.7
5.訪問看護
4.1
10.短期入所療養介護 5.1
(利用をひかえている理由)
N=807
無回答=14.7
あてはまるものに○
1. 利用料金(1割負担)の負担が経済的に厳しいから
2. 限度額を超えてしまうから
3. サービス事業者がみつからない(断られる)から
⇒(サービス名:
4. ケアマネジャーの作ったケアプランに従っているから
5. 家族などの意見に従っているから
6. その他(
)
17.8
17.6
5.6
)
18.3
13.0
26.1
問 27 今後、在宅での生活が困難になった場合、どこで介護サービスを受けた
N=2,534 無回答=21.6
いですか。
○は1つ
1.
2.
3.
4.
5.
6.
特別養護老人ホーム
介護老人保健施設
介護療養型医療施設(病院や診療所)
グループホーム(痴呆性高齢者の共同生活介護)
有料老人ホームや介護利用型軽費老人ホーム(ケアハウス)
その他(
)
22.9
15.4
23.2
2.6
7.9
6.4
問 28 施設の個室化について伺います。
① 施設の環境について、今後、特別養護老人ホームを建設する場合すべて
を個室にするという考えもありますが、どう考えますか。
N=2,534
無回答=12.9
○は1つ
1.個室が良い
32.9 4.大部屋(4人室)が良い 5.4
2.どちらかといえば個室が良い
21.7 5.どちらともいえない
16.1
3.どちらかといえば大部屋(4人室)が良い 11.0
-135-
② 前ページの①で「1.個室が良い」または「2.どちらかといえば個室
が良い」と答えた方にお伺いします。その理由はどうしてですか。
N=1,385
無回答=3.1
あてはまるものに○
1.プライバシーが保てるから
54.4 4.自分の家のような雰囲気になるから
2.静かだから
23.8 5.わからない
3.人付き合いがわずらわしいから 23.1
39.4
0.9
③ ①で「3.どちらかといえば大部屋が良い」「4.大部屋が良い」と答
えた方にお伺いします。その理由はどうしてですか。
N=416
1.さびしいから
28.8
2.話し相手がほしいから 50.0
3.容態の変化が起きたとき心配だ
から
38.2
あてはまるものに○
無回答=11.5
4.自分の家族のような雰囲気になる
17.8
から
5.わからない
1.9
問 29 施設を個室化する場合の負担について伺います。個室にすると、現在よ
りも1か月の自己負担額(施設利用1割負担・食費・個室加算)が上がる
ことが想定されますが、どのくらいが適当と思いますか。空欄に金額をご
記入ください。
N=2,534 無回答=70.0
(平均)
1か月当り
10 万円未満 7.0
5.7
10 万円∼15 万円未満 4.5
万円くらい
15 万円∼20 万円未満 5.6
20 万円∼25 万円未満 25 万円∼30 万円未満 30 万円∼35 万円未満
35 万円∼40 万円未満 40 万円∼45 万円未満 45 万円以上
問 30 次のサービスは、介護保険の基本サービスには含まれていませんが、今
後、利用したいものはありますか。既に利用されている方も、お答えくだ
N=2,534 無回答=25.2
さい。
あてはまるものに○
1.配食サービス
34.0
5.住宅改造費の助成
21.7
2.紙おむつの配付
30.2
6.徘徊高齢者探索サービス
5.7
3.訪問理髪サービス
30.0
7.その他(
2.4
4.寝具乾燥サービス
14.8
-135-
)
問 31 移送サービスについて、伺います。あなたは、どのようなときに、どの
くらい、移送サービスを利用したいとお考えですか。
移送サービスは、高齢者等の外出を支援することを目的とし、福祉タク
シー、リフト付きタクシー、福祉カーの貸し出し、送迎ボランティア等の
N=2,534
種類があります。
あてはまるものに○
(どのようなとき:目的)
無回答=31.4
1.医療機関、薬局等への通院など
2.市役所や郵便局、金融機関などへの用事
3.買い物
4.親戚、友人、知人宅を訪問する
5.日帰り程度の旅行
6.散歩程度の外出
7.その他(
)
56.3
13.1
10.2
6.2
8.1
9.1
3.1
無回答=36.9
○は1つ
(どのくらい:回数)
1.ほとんど毎日
1.2
2.週に3∼4回
3.9
3.週に2回程度
10.7
4.週に1 回程度
9.8
5.月に2∼3回程度
19.0
6.月に1 回程度
11.6
7.2∼3か月に1回程度 2.6
8.年に2∼3回程度
4.4
問 32 「介護保険制度」全体をよりよくするため、市川市が力を入れるべきことは、
次のうちどれだとお考えですか。
N=2,534 無回答=9.7
○は3つまで
1.サービス事業者の質の向上につとめること
25.1
2.介護支援専門員やヘルパーなどの人材を育成すること
24.0
3.特別養護老人ホームなどの施設をふやしていくこと
39.2
4.利用料や保険料を補助するなど、利用者の費用負担を軽減すること
40.4
5.介護サービスの利用が増えるよう、啓発・PR を進めること
5.1
6.寝たきりにならないよう、介護予防のサービスに力を入れること
25.1
7.地域全体で介護を支援する基盤づくりを行うこと
11.5
8.困ったときに気軽に介護相談ができる場所をふやすこと
26.2
9.家族介護の負担を軽減すること
36.1
10.その他〔具体的に:
〕
11.わからない
3.4
2.0
-136-
【問 33 は、現在、介護保険サービスを利用していない方にのみ、
伺います。】
N=378
問 33
無回答=30.2
ご本人が介護保険サービスを利用していない、あるいは利用をやめた主な理由
は何ですか。
○は2つまで
1.家族等に介護してもらっているから
32.8
2.自分で身の回りのことをするよう、努力しているから
39.4
3.介護保険サービスを利用するほど具合が悪くないから
14.0
4.できるだけ他人の世話になりたくないから
13.2
5.介護保険サービスの使い方がよく分からないから
5.3
6.介護保険事業者に不満があったから
0.5
7.利用時にかかる利用料(1 割の負担)が重いので
2.6
8.施設サービスだけ利用したいので
0.5
9.利用しようとしたが、満員等の理由で事業者から断られたから
0.8
10.使いたいサービスがないから
1.3
11.近くに介護保険事業者がいないから
0.3
12.介護保険以外のサービスを利用しており、他には必要ないから
0.3
13.ホームヘルパーなどの他人が家に入ってくるのに抵抗感があるから
8.2
14.介護保険制度に不信感を持っているから
0.3
15.その他(
)
4.2
市の保健福祉サービスについてのご意見・ご要望等がございましたら、
ご自由にお書きください。
長時間ご協力いただき、誠にありがとうございました。
記入もれなどないか、お確かめの上、同封の返信用封筒(「保健
福祉調整室 行」と表示)にて、ご返送ください(2月18日
(月)まで)。なお、切手は不要です。
-136-
※ 回答の選択肢の後の数値は、回答母数(N,n)に対する構成比(%)
施設調査票
N=909(有効回収数)
この調査票は、どなたがご記入されていますか。
(○は1つ)
N=909 無回答 0.8
1.あて名本人 2.4 2.施設職員 86.9 3.家 族 9.9 4.その他(
問1 (あて名ご本人の)要介護度は。
(○は1つ)
) 0.0
N=909 無回答 1.5
1.要支援 2.要介護1 3.要介護2 4.要介護3 5.要介護4 6.要介護5
0.0
9.8
16.6
20.6
26.4
25.1
問2 (あて名ご本人の)性別・年齢は。
(それぞれ○は1つ)
性別
1.男性 24.0 2.女性 74.9
N=909 無回答 1.1
N=909 無回答 0.7
年齢
1.40∼64 歳 2.4 3.70∼74 歳 7.4 5.80∼84 歳 18.5 7.90 歳以上
2.65∼69 歳 4.8 4.75∼79 歳 12.4 6.85∼89 歳 26.1
27.7
問3 (あて名ご本人は)入所されたのはいつ頃ですか。
(○は1つ)
N=722
(特別養護老人ホームのみ)
※ Nは、回答者ベースにしてください。
(無回答がないように設定して下さい。
)
1.平成12年 4 月(介護保険制度施行)より以前
2.平成12年4月(介護保険制度施行)より以後
54.8
45.2
問4 申請してから入所されるまで、どのくらいかかりましたか。
(○は1つ)
N=909 無回答 33.8
1.1か月未満
12.7 3.3∼6か月未満 12.8 5.9か月∼1年未満 3.3 7.2年以上
2.1∼3か月未満 13.6 4.6∼9か月未満 3.0 6.
1∼2年未満
14.1
6.8
問5 (あて名ご本人は)入所の前は、どのようにされていましたか。
(○は1つ)
N=909 無回答 5.1
1.ひとり暮らし 2.配偶者とふたり暮し 3.家族と同居 4.医療機関に入院
13.6
5.0
34.0
42.4
問8へおすすみください。
問6 (あて名ご本人は)ご自宅にいるときには、保健福祉サービスや介護保険の在宅サー
ビスを利用されていましたか。
(○は1つ)
N=478 無回答 12.3
1.利用していた
2.利用していなかった
58.2
29.5
問8へおすすみください。
-137-
問7へおすすみください。
問7 (問6で「利用していなかった」とお答えの方に)利用していなかった理由は何です
か。
(あてはまるものに○)
N=141 無回答 34.0
1.家族の介護で十分だったから
2.本人または家族がサービス利用を希望しなかった
3.以前は利用していたが、本人や家族の都合で利用をやめた
4.利用料等の負担がかかるので
19.1
42.6
3.5
1.4
問8 ご本人は、ご自宅での生活を希望していますか。
(○は1つ)
N=909 無回答 3.4
1.自宅での生活を希望している 2.施設での生活を希望している 3.わからない
15.4
34.0
47.2
(老人保健施設、療養病床に入所されている方に)
問9 ご本人は、特別養護老人ホームへの入所を希望していますか。
(○は1つ)
※ Nは、回答者ベースにしてください。
(無回答がないように設定して下さい。
)
N=392
1.入所を希望している 18.9 2.入所を希望していない 24.5 3.わからない 56.6
これからの高齢者の保健福祉に関して、ご希望・ご要望がございましたら、ご自由にお書き
ください。
ご協力ありがとうございました。
2月18日(月)まで、同封の返信用封筒にてご返送願います。
-137-
市川市
介護保険サービス事業者意向調査について
暑さ厳しい折、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、本市では、介護保険サービスの充実を図るため、「第 2 期市川市介護保険事業計画」の策
定を進めております。この計画の基礎資料とするために、このたび、標記調査を実施することとなり
ました。
お答えいただいた結果は統計的に処理いたしますので、事業所名並びにご記入いただいた内
容は、絶対に他に漏れることはありません。
また、調査の結果については、広報などを通じて市民の皆様にお知らせしていく予定です。
お忙しいところ大変恐縮ですが、本調査の趣旨をご理解のうえ、調査にご協力いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
平成 14年 7 月
市川市長
ご
記
入
に
あ
た
っ
千葉
光行
て
1.ご記入には、鉛筆か黒または青のボールペンなどでお願いします。
2.ご回答は、あてはまる回答の番号を○で囲んでください。ご回答の○の数は、
各設問文に(○は1つ)(○はいくつでも)(あてはまるものに○)などと指
定してありますので、それに従ってください。
3.
「その他」とお答えの場合は、
(
)内に具体的な内容をお書きください。
4.設問によっては、ある条件の方にだけお答えいただくものがありますので、
その説明に従って最後までご記入ください。
5.ご回答いただきましたら、調査票と一緒に同封しました返信用封筒にて、
8月7日(水)までにご返送ください。(切手は不要です。)
●本調査についてのお問合わせは、下記までお願いいたします。
市川市
電話
保健福祉局
福祉部
介護保険課
047−334−1111(代表)
-138-
内線3153
※
回答の選択肢の後の数値は、回答母数(N,n)に対する構成比(%)
市川市
介護保険サービス事業者意向調査
*この調査では、平成14年8月現在の状況についてお答えください。
N=64(有効回収数)
問1
貴社・団体の活動状況と今後の予定について
(1) まず、貴社・団体の概要についてお教えください。
事業者・団体名
(担当事業所等)
1.市川市内
79.7
N=64
2.市川市外の千葉県内
17.2
無回答=0.0
所在地
3.東京都内
1.6
(本社・本部等)
1.市川市内
46.9
N=64
2.市川市外の千葉県内
20.3
3.東京都内
26.6
無回答=1.6
担当者名
部署
電話番号
FAX 番号
(2)
つぎに、貴社・団体の活動状況についてお教えください。
項目
開設年
N=64
無回答=28.1
組織形態
(1つに○)
N=64
無回答=0.0
回答欄
昭和開設
18.8
平成9年∼11年開設
25.1
平成12年以降開設
28.0
1. 社会福祉法人
9.4
7. JA・生協
1.6
2. 社会福祉協議会
0.0
8. 株式会社
42.2
3. 福祉公社・事業団
0.0
9. 有限会社
10.9
4. 社団法人
3.1
10. NPO
5. 財団法人
4.7
11. その他(具体的に:
6. 医療法人・診療所
事業所の種類
(あてはまる
ものに○)
N=64
無回答=0.0
17.2
1.6
)
9.4
1. 在宅介護支援センター 20.3
8.介護老人福祉施設
3.1
2. 訪問看護ステーション 14.1
9.介護老人保健施設
3.1
3. 訪問介護
51.6
10.介護療養型医療施設
1.6
4. 訪問入浴介護
18.8
11.病院・診療所
5. 訪問リハビリ
1.6
12.薬局
6. 短期入所施設
4.7
13.その他(具体的に:
7. 通所介護(単独)
12.5
-138-
10.9
1.6
)
26.6
職種
常勤(平均)
非常勤(平均)
ヘルパー1級
1.8 人
2.2 人
職員・スタッフ
ヘルパー2 級
8.7 人
34.2 人
(有資格者)
ヘルパー3級
1.8 人
10.4 人
(あてはまる
介護支援専門員
3.1 人
1.2 人
医師
2.2 人
3.6 人
看護師
5.6 人
2.8 人
(兼職の場合は,
管理栄養士・栄養士
1.1 人
0.8 人
あてはまるもの
社会福祉士
1.1 人
0.0 人
すべてに
介護福祉士
6.8 人
2.7 人
作業療法士・理学療法士
2.2 人
0.8 人
保健師
0.7 人
0.3 人
管理職・事務職
3.6 人
1.2 人
その他スタッフ
9.1 人
6.3 人
ものに○)
お答えください)
(3) 貴社・団体が提供しているサービスについておたずねします。
(A)現在(平成14年8月現在)実施しているサービス名をお答えください。
(B)現在(平成14年8月現在)提供しているサービス量を具体的にお答えください。
提供サービスの状況
A 実施サービス
B 現在のおよそのサービス量
(あてはまるものに○)N=64 無回答=3.1
(平成14年8月期)
1. ホームヘルプサービス (家事援助)
46.9 月間 583.9 時間分のべ 153.5 人
2.
ホームヘルプサービス
(身体介護)
3.
訪問入浴介護
20.3
月間
115.5 人分
4.
訪問看護
17.2 月間
98.0 人分
4.7
月間
50.3 人分
15.6
月間
330.5 人分
7. 通所リハビリ
7.8
月間
91.4 人分
8. 福祉用具販売、レンタル
14.1 月間
56,268.2 点
3.1 定員
21.0 人
4.7 定員
10.7 人
11. 痴呆対応型共同生活介護
0.0 定員
人
12. 特定施設入所者生活介護
3.1 定員
183.0 人
13. 介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム)
3.1 定員
90.0 人
14. 介護老人保健施設
3.1 定員
120.0 人
1.6 定員
11.0 人
16. 住宅改修
10.9 月間
6.1 件
17. ケアプランの作成
59.4 月間
95.7 件
5. 訪問リハビリテーション
6. 通所介護
9. ショートステイ
10.ショートステイ
(短期入所生活介護)
(短期入所療養介護)
15. 介護療養型医療施設
(老人保健施設)
50.0 月間 1,174.8 時間分のべ 390.6 人分
-139-
問2
現在のサービスエリアについておたずねします。貴社・団体がサービスエリアとし
ているのは、次のうちどの地域ですか。
(○はいくつでも)
1.市川市(全域)
65.6
6.松戸市
N=64 無回答=1.6
37.5
2.市川市(地域限定) 34.4
7.千葉県内(1∼6以外) 28.1
3.船橋市
56.3
8.東京都
4.浦安市
43.8
9.埼玉県・茨城県
7.8
5.鎌ヶ谷市
32.8
10.その他の県
4.7
23.4
訪問通所系(住宅改修も含む)サービスの事業者におたずねします
問3
貴社・団体が平成15年度から19年度までの5年間において、市川市への提供を
検討しているサービス名に○をつけ、○をつけたサービスについて、各年度の提供
サービス量をお答えください。
市川市への提供を検討している
サービスの種類
(あてはまるものに○)
N=64
無回答=29.7
市川市への想定サービス量のみご記入ください
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
93,767
111,497
135,038
161,333
198,524
回
回
回
回
回
121,006
128,526
138,242
142,420
146,871
回
回
回
回
回
21,740
26,200
28,456
31,767
33,816
回
回
回
回
回
19,420
21,528
23,619
25,580
28,120
回
回
回
回
回
5.訪問リハビリテーション
17,208
17,208
17,208
17,208
17,208
6.3
回
回
回
回
回
22,170
23,180
27,220
29,020
29,520
回
回
回
回
回
19,180
19,180
19,180
19,180
19,180
回
回
回
回
回
8.福祉用具販売、レンタル
315,269
367,141
418,361
470,185
521,414
14.1
点
点
点
点
点
584
708
954
1,018
1,210
件
件
件
件
件
1.ホームヘルプサービス
(家事援助)
42.2
2.ホームヘルプサービス
(身体介護)
39.1
3.訪問入浴介護
14.1
4.訪問看護
14.1
6.通所介護
7.通所リハビリ
9.住宅改修
14.1
3.1
10.9
-139-
短期入所系サービス事業者(グループホーム・特定施設入所者生活介護事業者含む)
におたずねします
問4
貴社・団体が、平成15年度から平成19年度までの5年間において、市川市への
提供を検討しているサービス名に○をつけ、○をつけたサービスについて、各年度
の提供サービス量をお答えください。
市川市への提供を検討している
サービスの種類
(あてはまるものに○)
N=64 無回答=89.1
1.ショートステイ
(短期入所生活介護)3.1
2.ショートステイ
(短期入所療養介護)3.1
3.痴呆対応型共同生活介護
3.1
4.特定施設入所者生活介護
1.6
市川市への想定サービス量のみご記入ください
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
定員
42 人
定員
42 人
定員
42 人
定員
42 人
定員
42 人
定員
32 人
定員
32 人
定員
32 人
定員
32 人
定員
32 人
定員
38 人
定員
38 人
定員
38 人
定員
38 人
定員
38 人
定員
0人
0人
定員
0人
定員
0人
定員
定員
0人
施設サービス系の事業者におたずねします
問5
貴社・団体が、平成15年度から平成19年度までの5年間において、市川市への
提供を検討しているサービス名に○をつけ、○をつけたサービスについて、各年度
の提供サービス量をお答えください。
市川市への提供を検討している
サービスの種類
(あてはまるものに○)
N=64 無回答=92.2
1.介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム) 3.1
2.介護老人保健施設
(老人保健施設)
3.1
3.介護療養型医療施設 1.6
市川市への想定サービス量のみご記入ください
平成15年度
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
定員 180 人
定員 180 人
定員 180 人
定員 180 人
定員 180 人
定員 240 人
定員 240 人
定員 240 人
定員 240 人
定員 240 人
定員 11 人
定員 11 人
定員 11 人
定員 11 人
定員 11 人
-140-
居宅介護支援事業者におたずねします
問6
貴社・団体が、平成15年度から平成19年度までの5年間において、市川市を対
象としたケアプランの作成体制をどのように計画されていますか。居宅介護支援専
門員の人数とケアプラン作成可能件数をそれぞれお答えください。
市川市への提供を検討
している
サービスの種類
市川市を対象とした予定人数のみご記入ください
平成15年度
居宅介護支援専門員の数
問7
平成17年度
平成18年度
平成19年度
167 人
177 人
186 人
126 人
153 人
75 人
91 人
101 人
104 人
108 人
4,100 件
4,633 件
5,032 件
5,253 件
5,476 件
うち常勤専任者の数
ケアプラン作成可能件数
平成16年度
介護支援専門員の確保策について、どのようなことをなさっていますか。
N=64 無回答=26.6(○はいくつでも)
1.有資格者の採用
53.1
3.その他(具体的に:
2.現職員の資格取得支援
53.1
4.とくになにもしていない
)
すべての事業者におたずねします
問8
貴社・団体が介護保険関連サービスを実施する上で問題があると考えているのは
どのようなことですか。
(○はいくつでも)
N=64
無回答=1.6
1.ケアマネジャー・ヘルパー等の専門職の確保が難しい
60.9
2.ケアマネジャー・ヘルパーなどの人材育成が難しい
42.2
3.経営経費・活動資金が不足している
26.6
4.介護報酬が実態にそぐわない
54.7
5.利用者の安定的な確保が難しい
42.2
6.利用者に対する情報提供が少ない
17.2
7.利用者ニーズの把握が困難である
7.8
8.サービスの企画開発力が弱い
14.1
9.情報の入手や活用のしかたが十分ではない
23.4
10. 行政や事業者間の連携が十分ではない
15.6
11. その他(具体的に:
) 7.8
12. とくに問題はない
0.0
-140-
3.1
3.1
問9
市川市を対象とするサービスに参入する際、どのような条件が整えば参入したいで
すか。(○はいくつでも)
1.補助金が受けられる
N=64
無回答=28.1
32.8
4.資金が安定して調達できる
18.8
2.公用地の無償貸与が受けられる 35.9
5.マンパワーの確保が図れる
32.8
3.公設民営の制度がある
6.需要の上昇が見込める
37.5
問10
23.4
貴社・団体ではサービスの質の向上の為に、どのようなことをなさっていますか。
(○はいくつでも)
N=64 無回答=1.6
1.相談窓口の設置
57.8
2.サービス提供マニュアルの作成
54.7
3.サービス利用者の満足度調査の実施
35.9
4.ケア・カンファレンスの定期的な開催
48.4
5.職員・スタッフの継続的な研修の実施
81.3
6.サービス自己評価基準による定期的な検証 14.1
7.事業者間の情報交換・交流への参加
8.その他(具体的に:
)
9.とくになにもしていない
問11
82.8
4.7
0.0
現在、サービスの質の向上を図るために、サービス評価のしくみが必要であると言
われております。行政又は他の団体等により、第三者評価システムや自己評価シ
ステムが構築された場合、自ら率先して評価を受けますか。(○は 1 つ)
N=64 無回答=3.1
1.第三者評価は受ける
56.3
4.わからない
2.自己評価を行う
39.1
5.その他(具体的に:
3.どちらも行わない
0.0
-141-
23.4
)
6.3
問12
最後に、介護保険事業、保健・福祉サービス、経営に関することなど何でも結構
ですので、市川市、千葉県や国に対する要望がおありでしたらご自由にお書きくだ
さい。
−ご協力ありがとうございました−
記入漏れがないかどうかお確かめの上、同封の返信用封筒にて、
8 月 7 日(水)までにご返信ください。
-141-
【用語解説(カタカナ等)】
● エコマネー(eco‐money)
限られた地域や仲間の中で、値段を付けづ
らい手助けや環境、福祉、教育、文化などに
関するやりとりをしたときにお礼として使用
する。
「地域通貨」ともいう。
● NPO(Non Profit Organization)
民間非営利組織
広くは、非営利による市民団体、農協、生
協、労組などの組合、専門職団体、社会奉仕
団体などを幅広く包摂することもあるが、近
年では特に政治色・宗教色を除いた各種の市
民活動を行う、非営利自発的組織を指す。日
本では 1998(平成 10)年に特定非営利活動
促進法(NPO法)が施行され、各種市民団体
の活動を地方税の優遇措置などによって、促
進することが法制上、可能になった。第1種
社会福祉事業以外はNPOが担うことが可能
である。
● ケアマネジメント(care management)
要介護者等のサービス利用者が、そのニーズ
を満たす保健・医療・福祉サービスを適合させ
るために必要な系統だった連携・調整・統合の
一連の活動をいい、それにより社会資源が効率
的・効果的に利用され,費用対効果が上がるこ
ともねらいとされる。つまり、サービス利用者
とその家族へのケアサービス提供(ヒト・モ
ノ・カネなど)のマネジメントを指している。
介護保険では、ケアマネジメントシステムとし
て、要介護認定の後介護支援専門員(ケアマネ
ジャー)による課題分析、サービス計画作成、
サービス提供、サービスのモニター、再評価が
行われる。
● コミュニティ(community)
居住地域を同じくしている共同体のこと。
通常、地域社会と訳される。生産、風俗、習
慣等に強い結びつきがあり、共通の価値観を
所有している点が特徴である。現代では産業
化、都市化等が進行し、コミュニティの機能
も大きく変容し、弱体化している。
● セーフティーネット(safety net)
不確実に発生する種々の事象に備えた制度。
伝統的な用語で言えば、
社会保障制度をさす。
● ネットワーク(network)
福祉分野では、保健・医療・福祉の横断的組
織、つながりという意味合いで使われる。英
語では、網状のもの、網状組織、放送網とい
った意味。
● バリアフリー(barrier free)
公共の建築物や道路、個人の住宅等におい
て、老人や障害者の利用にも配慮した設計の
ことをいう。具体的には、車いすで通行可能
な道路や廊下の幅の確保、段差の解消、手す
り・点字の案内板の設置等があげられる。
● フォーマル、インフォーマル(サービス)
formal /informal service
保健福祉サービスのうち、行政から直接
的・間接的とを問わず提供される公共的サー
ビス、あるいは営利または非営利の民間団体
によって提供されるサービスのことを、フォ
ーマルサービスという。
また、家族、近隣、知人などが報酬を前提
としないで提供する非公式サービスを、イン
フォーマルサービスという。
● ボランティア(volunteer)
本来は、
有志者の意味。
社会福祉において、
無償性、
慈善性、
自発性に基づいて技術援助、
労力提供等を行う民間奉仕者。
● ユニバーサルデザイン(universal design)
あらゆる使い手に快適で使いやすい環境や
モノを提供することを目指す、社会的な意識や
態度。
● リハビリテーション(rehabilitation)
障害者等を人間として尊重し、社会に再適
合させる理念、方法、体系を総称した概念を
いう。
● ワンストップサービス
各種行政サービス、
手続きなどを1カ所で、
あるいは1回の手続きで提供すること。
-142-
【用語解説(事業概要)】
病態別健康相談を定期的に実施するほか、老
● 保健推進員
人いこいの家において医師による健康相談を
市で行っている各種の保健事業の利用方法
実施し、各種指導・助言を行う。
や受診をすすめることなどにより、地域住民
の健康保持増進を図り、健康で明るい地域を
作ることを目的として活動している。
● 総合健康相談
保健センターにおいて、健康や食生活に関
する不安や心配事のある方に対する健康相談
● 食生活改善推進員
を実施し、心身の健康に関する総合的な指
地域の公民館や保健センターにおいて料理
導・助言を行う。
教室などを開催するほか、身近な食生活相談
の窓口として、食生活改善のための普及・啓
発活動を行う。
● 個別健康教育
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙の4領域
において、指導が必要な方に対して、マンツ
● ゲートボール大会
ーマンで継続して(6カ月)指導を行う。
ゲートボールの普及と促進を図るため、市
川市ゲートボール協会と共催により年1回、
国府台スポーツセンターにおいて開催する。
● 集団健康教育
糖尿病、高脂血症、骨粗鬆症、歯周疾患な
どの病態別に各種健康教育を実施するととも
● グラウンド・ゴルフ大会
グラウンド・ゴルフの普及と促進を図るた
に、健康管理に必要な正しい知識を普及し、
め、
市川市高齢者クラブと共催により年1回、
健康の保持増進を図るための講座等を行う。
国府台スポーツセンターにおいて開催する。
● 基本健康診査
脳卒中、心臓病などの生活習慣病を早期に
● いきいき健康教室
市内在住の60歳以上の方を対象に健康づ
発見し、栄養や運動などの生活指導や適切な
くりと仲間づくりを目的として、地域の公民
治療を行うなど、予防を目的として、40歳
館や自治会館、福祉施設などを活用し、専門
以上の一般成人に対して実施する。
講師による健康体操、ゲームや保健師による
健康相談、健康指導などを行う。
● 各種がん検診
がんの予防に対する市民の関心を高め、早
期発見・早期治療の徹底を図るため、胃・子
● 高齢者ミニデイセントー
宮・肺・乳・大腸がん検診を実施する。
市内在住の65歳以上の方を対象に健康づ
くりと仲間づくりを目的として、地域の公衆
浴場を活用し、入浴や各種プログラムなどを
● 歯周疾患検診
歯周病やむし歯の予防、口腔内の異常等の
実施する。
早期発見により、健康な歯で健康な生活が過
ごせるよう、30歳以上の一般成人に対して
● 重点健康相談
実施する。
保健センターにおいて、栄養士や歯科衛生
士による糖尿病、高脂血症、歯周疾患などの
-143-
● 骨粗鬆症検診
● 介護家族健康教育
骨粗鬆症とは、骨の密度が年齢とともに低
介護を行う家族の健康に関する正しい知識
下し、鬆が入ったようにスカスカになり、も
の普及を図るため、地域型在宅介護支援セン
ろく骨折しやすい状態をいう。骨量減少者を
ターにおいて「介護者教室」を実施する。
早期発見し、骨折等による寝たきり要因とな
る骨粗鬆症を予防するために、骨密度の測定
● 在宅医療支援事業
高齢や疾病のために、医療を必要とする市
を行う。
民が安心して在宅での療養生活ができるよう、
在宅医療相談窓口の設置や往診医の確保、在
● 結核検診
宅療養システムの推進を目的に実施する。
レントゲン検診を実施し、結核患者の早期
発見と適正な治療を提供するとともに、保健
所との連携対応を緊密化する。
● 在宅寝たきり老人等歯科保健推進事業
寝たきり状態にあるため歯科診療受診が困
難な高齢者のために、在宅にて歯科保健指導
● 予防接種(インフルエンザ)
や歯科診療を実施する。
平成13年の予防接種法の改正により、高
齢者に対するインフルエンザが対象疾病とな
ったことから、本市でも高齢者本人の意思確
● 老人いこいの家シニアカレッジ
老人いこいの家(13か所)において、書
認を得て、
医療機関での接種を実施している。
道、民謡、社交ダンス、太極拳、ペン習字、
英会話等の各種講座を開催する。
● 機能訓練A型
心身機能の維持回復に必要な訓練を集団に
て、保健センター、南行徳保健センター、総
● 公民館主催講座
公民館において、高齢者を対象に英会話や
合福祉センターの3カ所で実施する。
パソコン教室、
健康体操などを開催するほか、
一般向けに趣味、教養、健康・生活、スポー
● 機能訓練B型
ツ・レクリエーションなどの各種講座を開催
大町自治会館、幸公民館、若宮小学校等の
する。
地域拠点8か所で、予防に重点を置いた訓練
を実施する。
● 明青展
高齢者が日頃から研鑽してきた絵画、
● 訪問指導
書、工芸、手芸、写真等の作品展を、年に1
健康管理上、訪問指導が必要と認められる
回秋に開催する。
方や、疾病や要介護状態になることが予測さ
れる方に、保健師や理学療法士等が家庭訪問
し、相談・指導を行う。
● 長寿ふれあいフェスティバル
高齢者クラブを中心に日頃から研鑽してき
た唄や踊りなどの趣味活動の発表会を、年に
● 介護家族健康相談
1回、文化会館において開催する。
本庁、行徳支所、大柏(保健医療福祉セン
ター内)の保健福祉ふれあい相談コーナーに
おいて、介護を行う家族の健康に関する個別
相談に応じ、必要な指導・助言を行う。
-144-
むつを宅配する。
● 囲碁・将棋大会
市川市高齢者クラブ連合会と共催により年
1回、市民会館にて開催する。
● 寝具乾燥サービス
寝具の上げ下ろしが困難な寝たきり高齢者
等に対し、寝具の乾燥消毒サービスを提供する。
● シルバー人材センター
定年退職者等を会員として、その希望に応
じた臨時的・短期的な就業機会を確保、提供
● 訪問理髪サービス
することを目的として設立された公益法人。
理美容店に行くことが困難な寝たきり高齢
職種は、大工、塗装等の技能職や除草、屋内
者等に対し、居宅において理髪サービスを提
外清掃等の軽作業、建物、駐車場管理など多
供する。
岐にわたっている。
● ホームヘルプサービス(介護認定非該当)
介護保険の要介護認定で非該当となった高
● 高齢者雇用促進事業
市内に居住する高齢者等の雇用機会の拡大
齢者で日常生活に不安のある方へ、調理、洗
を図るため、高齢者等を常時雇用した事業主
濯、掃除、買物等の家事援助サービスを提供
に奨励金を助成する。
する。
● 高齢者人材台帳
● ケアハウス
市内に居住する概ね60歳以上75歳未満
60歳以上の方または夫婦のどちらかが
の高齢者で、高度な知識や専門的な技術を有
60歳以上の方であって、身体機能の低下ま
している方や高齢者団体を登録し、地域の
たは高齢等のため独立して生活するには不安
様々な活動等に活かしていく。
がある方が自立した生活を維持できるよう、
構造面や設備面を考慮した施設。食事・入浴
サービスを提供するほか、入所者の虚弱化の
● 配食サービス
進行に対しては、介護保険サービス等の利用
食事の支度が困難なひとり暮らし高齢者や
も可能である。
高齢者世帯へ、調理された夕食を週3回程度
配食する。
● 養護老人ホーム
65歳以上の方で、心身機能の減退から日
● 移送サービス
常生活に支障をきたしていたり、住宅に困窮
・車椅子やストレッチャー装備のリフト付ワ
している等の理由、及び生活保護を受けてい
ゴン車の貸し出し。
たり市町村民税の所得割を課されていないな
・送迎ボランティアによる通院等の送迎。
(市
ど経済的に困窮している等の理由により、居
川市社会福祉協議会)
宅での生活が困難な方を入所させる施設。
・車椅子ごと乗車可能なリフト付福祉タクシ
ーの運行。
・福祉タクシー利用料金助成。
● 第三者評価制度
福祉サービス事業者のサービス内容や質を
比較可能な情報として提供し、利用者の選択
● 紙おむつの配付
在宅で常時おむつを使用している寝たきり
に資するとともにサービスの質の向上を図る
高齢者等(要介護3以上)へ、定期的に紙お
ため、事業者でも利用者でもない第三者が専
-145-
門的かつ客観的な立場から各種評価を行う。
● 友愛施設めぐり
ひとり暮らし高齢者を対象に、孤独感の解
消や高齢者相互の親睦を深めるため、バスに
● 苦情処理対応
よる県内外の施設見学を実施する。
福祉サービス利用者からの苦情に対し、苦
情の密室化を防ぎ、責任の明確化や利用者か
らの苦情申し出を容易にするなど、円滑・円
● 緊急通報装置
満な解決や事業者の信頼、適正性の確保を図
ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯等が安心
るため、事業者は第三者委員等による苦情解
して暮らせるよう、緊急時にボタンを押すだ
決体制を整備する。
けで消防局へ通報できる装置を設置する。
● 基幹型在宅介護支援センター
● 各種警報機
ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯等が安心
中央
(本庁)
、
柏井
(保健医療福祉センター)
、
南部(行徳支所)の3か所に設置し、地域型
して暮らせるよう、
自動消火器、
火災警報機、
在宅介護支援センター、居宅サービス事業者
ガス警報機を設置する。
及び居宅介護支援事業者への指導、支援や、
各種保健福祉サービスの総合調整などを行う。
● 地域での見守り「あんしん支え合いネット」
地域ケアシステムの活動の一環として、ひ
とり暮らし高齢者や高齢者世帯等の地域で孤
● 地域型在宅介護支援センター
在宅の要援護高齢者やその家族等からの在
立しがちな方を対象に、困った時の相談先、
宅介護等に関する総合的な相談に応じ、各種
緊急時の連絡先などが記入できるマグネット
保健福祉サービス(介護保険含む)が総合的
式のカードを配付する。
に受けられるよう、行政、サービス実施機関
及び居宅介護支援事業者等と調整するなど、
● 徘徊高齢者等SOSネットワーク
痴呆性高齢者等が徘徊して行方不明になっ
地域の身近な相談窓口として、市内16か所
た場合、家族からの捜索願に基づき、警察か
(概ね中学校区に1か所)に設置。
らFAXネットワークにより関係機関へ送信
し、早期発見に努める。
● 地域福祉権利擁護事業
痴呆性高齢者や知的障害者など、自分の能
力で福祉サービスを適切に利用することので
● 徘徊高齢者等探索サービス
徘徊高齢者等にPHS端末機を携帯させ、
きない人のために、福祉サービス契約や日常
徘徊時にPHS電波を利用して居場所を瞬時
的な金銭管理などを代行する制度。
に発見する。
● 成年後見制度
痴呆性高齢者や知的障害者、精神障害者な
● 痴呆性高齢者家族やすらぎ支援事業
痴呆性高齢者等を介護する家族への支援を
ど自分で十分に判断することができない人が、
財産の取り引きなどの各種手続きや契約を行
目的に、やすらぎ支援員を養成し、家族の要
うときに、一方的に不利な契約を結ばないよ
望による当該高齢者の見守りや居宅訪問によ
う法律面や生活面で支援し、本人の権利や財
る各種相談を実施する。
産を守ることを目的とした制度。
-146-
● 高齢者向け住宅
● 地域防災
高齢者が生活しやすく安心して暮らせるよ
自治会が中心となって実施している防災訓
う、手すり、段差解消、緊急通報装置、各種
練や防災研修会に高齢者の参加を促すととも
警報機、
水センサーなどを整備した市営住宅。
に、災害時の情報提供や伝達の仕組みづくり
など地域での支援体制を整える。
● 円滑入居制度
「高齢者の居住の安定確保に関する法律」
● 高齢者交通安全教室
に基づき、高齢者の入居を拒まない民間賃貸
警察、交通安全母の会及び市との3者共催
住宅を登録、情報公開するほか、賃貸主が高
により、老人いこいの家、各種集会場及び自
齢者居住支援センターと家賃債務保証契約を
治会館などで高齢者クラブを対象に年2∼3
交わすことで家賃滞納への不安を解消するな
回開催する。
ど、高齢者の居住安定を確保する制度。
● 住宅改修費の助成
介護保険要介護認定者に対し、身体状況に
対応した住宅設備の整備(住宅改造)に要す
る費用について、介護保険制度と併せて助成
金を交付する。
● 住宅資金利子補給
自ら居住する住宅を市内に新築・増改築・
購入、または修繕・リフォームをする時、自
己資金が不足する方に、市の指定金融機関か
ら当該資金の融資を行い、
更に利子の一部
(返
済時の貸付残高に対し年1%、5年間)を補
給する制度。
● リフォームヘルプサービス
高齢者及び重度障害者の住宅を増改築する
など住宅整備を行う際、専門スタッフ(建築
士、保健師、理学療法士等)が家庭を訪問し
助言を行う。
● 高齢者及び重度障害者居室等増改築・改造
資金
高齢者及び重度障害者のための居室等を増
改築するための資金を、同居または同居予定
の方に貸付する。
-147-
【用語解説(介護保険関連)】
なるサービスは、原則として介護保険法上の
● 介護給付
指定を受けている事業者や施設で提供される
介護保険の保険給付のうち、要介護認定に
ものに限られている。
おいて「要介護」と認定された被保険者への
給付を介護給付という。介護給付の内容は、
居宅サービスについては、都道府県の指定
居宅サービスと施設サービスに大別される。
を受けて介護保険の給付対象サービスを提供
居宅サービスでは、訪問介護(ホームヘルプ
する事業者を「指定居宅サービス事業者」と
サービス)
、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リ
いい、法人格のほか厚生労働省の定める事業
ハビリテーション、居宅療養管理指導、通所
者指定基準(人員基準、設備基準、運営基準)
介護(デイサービス)
、通所リハビリテーショ
を満たしていることが必要である。ただし、
ン(デイ・ケア)
、福祉用具貸与、特定福祉用
医療系サービスは病院や診療所が個人経営が
具購入、短期入所生活介護(特別養護老人ホ
認められているため、訪問看護、訪問リハビ
ームにおけるショートステイ)
、
短期入所療養
リテーション、居宅療養管理指導、短期入所
介護(老人保健施設等におけるショートステ
療養介護を行う際には法人格が不要という例
イ)
、痴呆対応型共同生活介護(痴呆性老人グ
外がある。薬局が居宅療養管理指導を行う場
ループホーム)
、特定施設入所者生活介護(介
合も同様である。指定居宅サービス事業者の
護専用有料老人ホーム等)の各サービス費用
法人格は、社会福祉法人、医療法人の他に、
の約9割および居宅介護サービス計画費用が
株式会社、NPO法人なども指定対象となっ
給付される。施設サービスでは、介護老人福
ている。
祉施設(特別養護老人ホーム)
、介護老人保健
施設サービスの場合には、都道府県の指定
施設
(老人保健施設)
、
介護療養型医療施設
(療
を受けた特別養護老人ホーム(指定介護老人
養病床)の各サービス費用の9割が給付され
福祉施設)
、
老人保健施設
(介護老人保健施設)
、
る。給付は、各要介護度別に定められた限度
都道府県の指定を受けた療養病床を有する病
額以内でサービスの現物給付という形で行わ
院または診療所(指定介護療養型医療施設)
れる。
が介護給付となる施設サービスを提供する施
設となる。
● 介護サービス計画
介護保険で要介護状態と認定された居宅あ
● 介護支援専門員
るいは施設に入所している利用者に対して、
要介護認定を受けた利用者に合わせた福祉
作成される援助計画。利用者本人や家族が作
サービスを組み合わせ、介護・支援サービス
成することも可能とされているが、ほとんど
計画(ケアプラン)を作成する専門職。医師、
の場合は介護支援専門員が作成することにな
歯科医師、薬剤師、保健師、看護師、理学・
る。介護サービス計画費は全額、介護保険の
作業療法士、社会・介護福祉士等の職種のほ
給付となる。
か、行政や施設の福祉の現場で実務経験5年
以上の者を対象とした介護支援専門員実務研
修受講試験が実施されている。
● 介護サービス事業者
介護保険制度の発足とともに、介護サービ
介護支援専門員は、介護・支援サービス計
スを提供する事業者の枠組みが広がり、従来
画作成機関である指定居宅介護支援事業者及
の公的機関や社会福祉法人、医療法人を中心
び介護保険施設には必ず配置しなければなら
とする事業者のみでなく、民間の株式会社や
ないことになっている。
NPO等も含めて介護サービスを提供する事
業者となる。ただし、介護保険の給付対象と
-148-
おり、要介護認定で自立や要支援となった場
● 介護認定審査会
要介護認定・要支援認定を行う審査・判定
合にも施設を出て戻るところがない場合や、
の業務機関で、保険者である市町村に設置さ
心身の自立程度が要介護認定対象外となった
れる。審査会委員は、保健、医療、福祉に関
としても生活支援の面で施設を出て生活する
する学識経験者から、市町村長(特別区にあ
ことが困難な事情のある場合もある。そのた
っては区長)が任命する。
め、介護保険制度スタート後も5年間は経過
措置として、現在の入所者が引き続き施設で
生活できることとなっている。
● 介護保険事業計画
保険者である市町村が、厚生労働省が示す
● 介護老人保健施設
「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施
を確保するための基本的な指針」に即して、
介護保険の介護給付としての施設サービス
3年ごとに5年を一期として定める、介護保
を提供する施設。介護保険制度スタート前の
険事業に係る保険給付の円滑な実施に関する
老人保健施設に相当するが、介護保険制度発
計画。
足に合わせて新たに介護保険法に基づく開設
①各年度における介護給付等対象サービス
許可を受けることなく介護保険の取り扱い施
の種類ごとの量の見込み、②その見込み量の
設となる。また、既存の老人保健施設は施行
確保のための方策、③サービス事業者相互間
日に介護老人保健施設に係わる開設の許可を
の連携の確保に関する事業等サービスの円滑
受けたものとみなす。
な実施を図るために必要な事業、④その他介
介護保険法第7条 22 項では、
介護老人保健
護保険事業の円滑な実施に必要な事業、を定
施設とは、要介護者に対し、施設サービス計
める。
画に基づいて看護、医学的管理の下における
その基本的な性格は、サービス基盤整備の
介護並びに日常生活上の世話を行うことを目
行動計画であるとともに、サービス給付と保
的とする施設として都道府県知事の許可を受
険料負担のバランスを決めるものとなる。計
けたものを指す。
画は、要介護者等の実情を勘案して作成する
● 主治医意見書
とともに、市町村老人保健福祉計画等と調和
のとれたものとして、住民参加によって被保
認定調査票とともに要介護認定の審査及び
険者の意見を反映させて策定されなければな
判定に用いられる基本資料で、市町村から求
らない。
められた主治医が、身体上または精神上の障
害の原因である疾病又は負傷の状況等につい
て意見を書く。主治医がいない場合等は、市
● 介護老人福祉施設
介護保険の介護給付としての施設サービス
町村の指定医の診断を受ける。要介護認定の
を提供する施設。介護保険制度スタート前の
申請者がこれに応じなければ、申請は却下さ
特別養護老人ホームが指定基準を満たして都
れる。意見書には、傷病の状況や経過、投薬
道府県知事が指定する介護老人福祉施設とな
内容、特別な医療、心身の状態、医学的見地
って、介護福祉施設サービスを行うとき、そ
からの介護への意見、特記すべき事項が含ま
の介護サービスは介護保険の給付対象となる。
れている。
介護保険制度下では、入所施設サービスは要
● 居宅介護支援事業者
介護被保険者(要介護1∼5)が対象となる
ものであり、特別養護老人ホームも例外では
要介護認定を受けた場合、必要な保健医療
ない。しかし、従来の特別養護老人ホームで
福祉のサービスが適切に利用できるよう支援
は措置された入所者が施設に住民票を移して
する事業を「居宅介護支援事業」という。支
-149-
援の具体的な内容は、利用者や家族の相談へ
している居宅サービス)を利用する場合など
の対応、介護・支援サービス計画(ケアプラ
が考えられるが、基準該当居宅サービスに関
ン)の作成、サービス調整などが含まれる。
しては、介護・支援サービス計画を提示し、
介護・支援サービス計画の作成は、利用者本
保険料の滞納がない場合には、市町村が事業
人や家族でも可能とされているが、介護に関
者と代理受領の契約を行った上で現物給付に
する専門知識や各種サービスの情報収集や調
準じた取り扱いができることとなっている。
整能力が必要となることから、
多くの場合は、
また、住宅改修費、福祉用具購入費等も償還
居宅介護支援事業者に所属する介護支援専門
払いとなる。
員があたっている。介護・支援サービス計画
● 住宅改修
の策定は、介護保険の給付対象となるが、こ
れを行う居宅介護支援事業者は、厚生労働大
要介護被保険者、要支援被保険者が、手す
臣の定める基準を満たして都道府県知事の指
りの取り付け、床段差の解消、滑りの防止・
定を受けた指定居宅介護支援事業者となって
移動の円滑化等のための床材の変更、引き戸
居宅介護支援事業にあたることとなる。
等への扉の取り替え、洋式便器等への便器の
取り替え、その他これらの各工事に付帯して
必要な工事を行う場合に、その費用は居宅介
● 市町村特別給付
護住宅改修費、居宅支援住宅改修費として、
介護保険法により定められた保険給付とし
介護保険の給付対象となっている。
ての全国一律のサービス以外に、市町村が独
自に条例により定めて行うサービス。要介護
● 短期入所生活介護
者を対象とした介護給付、要支援者を対象と
した予防給付に含まれない介護サービスを原
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
則として第1号(65 歳以上の被保険者から徴
一つ。要介護者又は要支援者であって、居宅
収する保険料)
を財源として行うものである。
において介護を受けるものを特別養護老人ホ
ーム又は老人短期入所施設に短期間入所させ、
入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活
● 償還払い
上の世話及び機能訓練を行うことをいう。
介護保険制度では通常は要介護認定を受け
た被保険者がサービスの利用料金の約1割を
● 短期入所療養介護
負担し、残りをサービスの現物給付という形
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
で利用できることとなっている。
しかし、利用の状況によっては、利用者が
一つ。要介護者又は要支援者であって、病状
いったん利用料金の全額を事業者に支払って
が安定期にあり居宅において介護を受けるも
サービスを利用し、後に保険給付分の払い戻
のを介護老人保健施設、
介護療養型医療施設、
しを受ける場合がある。これを償還払いという。
医療法による療養型病床群を有する病院又は
保険給付が償還払いとなるのは、要介護認
診療所に短期間入所させ、看護、医学的管理
定申請前に緊急的にサービスを利用した後、
下における介護、機能訓練等の必要な医療、
要介護認定を受けた場合、介護・支援サービ
日常生活上の世話を行うサービスをいう。
ス計画を提示せずにサービスを利用する場合、
● 第1号被保険者
サービス利用中に保険料を滞納した場合、法
人格を持たない非営利団体による基準該当居
介護保険の被保険者のうち、市町村の区域
宅サービス(厚生労働大臣の示す指定基準を
内に住所を有する 65 歳以上の者を第1号被
満たし、都道府県知事の指定を受けた居宅サ
保険者という。第1号被保険者が納付する保
ービス事業者ではないが、一定の基準を満た
険料は、市町村ごとに介護保険事業に必要な
-150-
費用を勘案して、所得の状況に応じた5段階
● 痴呆対応型共同生活介護
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
程度の定額保険料を3年ごとに設定する。
一つ。要介護者であって痴呆の状態にある者
に対し、共同生活を営む住居(痴呆性老人グ
● 第2号被保険者
介護保険の被保険者のうち、市町村の区域
ループホーム)において、入浴、排泄、食事
内に住所を有する 40 歳以上 65 歳未満の医療
等の介護その他日常生活上の世話及び機能訓
保険加入者を第2号被保険者という。第2号
練を行うサービスをいう。ただし、痴呆に伴
被保険者は医療保険加入者でなくなった日か
って著しい精神症状や行動異常がある者、痴
らその資格を喪失する。第2号被保険者が納
呆の原因疾患が急性である者は対象者から除
める保険料は、国民健康保険や健康保険組合
かれる。
の保険者がそれぞれの保険者ごとに割り当て
られた「介護給付費納付金」に基づいて定め
● 通所介護
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
られる。
一つ。要介護者又は要支援者であって、居宅
において介護を受ける者をデイサービスセン
● 千葉県介護保険審査会
要介護認定の申請が認められなかったり、
ター等に通わせ、入浴や食事の提供、生活等
要介護状態区分のランク、保険料その他徴収
に関する相談・助言、健康状態の確認、その
金に関する処分に不服がある場合、各都道府
他日常生活上の世話、機能訓練を行うサービ
県に設置されている介護保険審査会に不服を
スをいう。また、通所するために必要な場合
申し立てることができる。
にリフト付き車両等による送迎サービスも行
審査請求先:千葉市中央区市場町 1-1
われる。
千葉県健康福祉部保険指導課
介護保険室気付
● 通所リハビリテーション
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
「千葉県介護保険審査会」
一つ。日常生活を営むうえで支障をもつ要介
TEL 043-223-2446
護者又は要支援者であって居宅において介護
を受けるものの生活障害を除去又は軽減する
● 千葉県国民健康保険団体連合会
介護サービスの内容に対しての苦情等に
目的で、介護老人保健施設、病院、診療所で
ついては、千葉県国民健康保険団体連合会へ
機能訓練等のリハビリテーションを中心に行
相談することになる。
われる通所型の居宅サービス。精神科医療の
具体的な苦情処理の業務は、居宅サービス
治療プログラムの一つとして発達し、入院医
事業者や介護保険施設の提供するサービスに
療と社会復帰とをつなぐ地域リハビリテーシ
ついて、利用者からの苦情受付と、苦情の内
ョン、コミュニティケア活動として位置づけ
容に係わる事実関係の調査、調査結果により
られる。閉じこもりがちな要介護者に対し、
改善の必要がある場合には、事業者に対し、
社会参加の促進と心身の活動性改善を通して
指導助言を行う。
生活の質(QOL)向上を目指すことを目標
とする。
相談先:千葉市稲毛区天台 6-4-3
千葉県国民健康保険団体連合会
TEL
043-254-7428
● 特定疾病
介護保険法施行令で定められた 15 の疾病
をいい、
40 歳以上 65 歳未満の者については、
加齢に伴って生ずる心身の変化に起因するこ
-151-
れらの疾病によって要介護・要支援状態とな
段差解消機、立ち上がり用椅子、スライディ
った場合に認定を受けることができる。
ングボード、六輪歩行器である。
具体的には、
筋萎縮性側索硬化症、後縦靭帯骨化症、骨
● 訪問介護
折を伴う骨粗鬆症、シャイ・ドレーガー症候
介護保険の給付対象となる居宅サービスの
群、初老期における痴呆、脊髄小脳変性症、
一つ。要介護者又は要支援であって、居宅に
脊柱管狭窄症、早老症、糖尿病性神経障害・
おいて介護を受けるものに対し、介護福祉士
糖尿病性腎症・糖尿病性網膜症、
脳血管疾患、
及び一定の研修を修了した訪問介護員(いわ
パーキンソン病、閉塞性動脈硬化症、慢性関
ゆるホームヘルパー)により行われる入浴、
節リウマチ、慢性閉塞性肺疾患、変形性関節
排泄、食事等の介護、調理、洗濯、掃除等の
症をいう。
家事、生活等に関する相談及び助言その他の
日常生活上の世話をいう。なお、居宅には軽
費老人ホーム及び有料老人ホームの居室が含
● 特定施設入所者生活介護
有料老人ホームやケアハウスに入所してい
まれることから、これらの施設に入居してい
る人が要介護認定を受けてそれらの施設にお
る者も要介護者又は要支援者に該当すれば、
いて提供される介護サービスを利用する場合
このサービスを受けることができる。
に、それらの施設が指定基準を満たしている場
合には介護保険の給付の対象となり、その介護
● 訪問看護
訪問看護ステーションから看護師等が利用
サービスが特定施設入所者生活介護である。
者宅を訪問し、医師の指示のもとに看護を行
う。指定基準を満たす訪問看護は介護保険の
● 特定福祉用具の購入
給付対象となる。
介護保険の給付対象として、福祉用具貸与
というサービスがあるが、福祉用具のうち入
浴または排泄の用に供する福祉用具、その他
● 訪問調査
厚生労働大臣が定める福祉用具など貸与にな
介護保険の要介護認定申請を出すと、まず
じまない用具(腰掛便座、特殊尿器、入浴補
調査員が訪問調査を行う。訪問調査では、全
助用具、簡易浴槽、移動リフト用のつり具)
国共通の調査票により、心身の自立程度や介
については、貸与ではなく購入の費用(居宅
護の必要性を判断する材料となる。79 項目の
介護福祉用具購入費)が市町村から要介護被
調査を行い、その結果をコンピューター処理
保険者に対して支給される。このような福祉
して要介護認定審査の一次判定を行う。
用具を特定福祉用具という。居宅介護福祉用
具購入費の額は、現に当該特定福祉用具の購
● 訪問入浴介護
訪問入浴サービスが指定基準を満たして行
入に要した費用の9割である。
われるとき、訪問入浴介護と呼ばれ、介護保
険の給付対象となる。
● 福祉用具貸与
介護保険の給付対象として要介護、要支援
の高齢者が居宅で生活するための福祉用具が
● 訪問リハビリテーション
貸与される。貸与の対象となる福祉用具は、
理学療法士等が利用者の自宅を訪問して行
車いす及びその付属品、特殊寝台及びその付
うリハビリテーションで、指定基準を満たし
属品、褥そう予防用具、体位変換器、手すり、
て行われる場合には、介護保険の給付対象と
スロープ、歩行器、歩行補助杖、痴呆性老人
なる。
徘徊探知機器、
移動用リフト、
入浴用リフト、
-152-
介護1から5までの6段階に振り分けられる。
● 保険者
市町村及び特別区は、介護保険法の定めによ
り、介護保険を行うもの(=保険者)とする。
● 予防給付
要介護認定において「要支援」と判定され
た被保険者を対象として、要介護化の予防の
● 保健福祉事業
介護方法の指導など家族への支援事業、ひ
ために行われるサービスの給付。施設入所は
とり暮らしの被保険者のための配食サービス
予防給付の対象とならないが、各種居宅サー
などが例として想定される。なお、この事業
ビスは対象となっている。
は、第1号保険料を財源に市町村が独自に実
施するものである。
● 居宅療養管理指導
居宅療養管理指導は、病院、診療所、薬局
などの医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士
● 要介護者
介護保険法では、要介護者とは、要介護
によって行われるサービスで、居宅あるいは
状態にある 65 歳以上の者、または、要介護状
施設での定期的な療養上の管理・指導のこと
態にある 40 歳以上 65 歳未満の者でその要介
をいう。
護状態の原因である身体上または精神上の障
害が加齢に伴って生ずる心身の変化に起因す
● 療養病床
主として長期にわたり療養を必要とする患
る疾病であって政令で定めるもの
(特定疾病)
によって生じた者を指す。要介護状態とは、
者のための一群の病床として、一般病院の病
身体上、精神上の障害があるために、入浴、
床の中から都道府県知事の許可を受けたもの。
排泄、食事等の日常生活における基本的な動
介護保険制度においては、施設サービスの一
作の全部または一部について、介護が必要な
種として位置づけられている。
状態をいう。
● 老人性痴呆疾患療養病棟
寝たきり等の状態にない痴呆性高齢者で自
● 要支援者
介護保険法では、要支援者とは、要介護状
宅や他の施設で療養が困難な人に対して長期
態となるおそれがある状態にある 65 歳以上
的に精神科的医療ケアを提供する施設。療養
の者、または、要介護状態となるおそれがあ
病床とともに介護保険制度における施設サー
る状態にある 40 歳以上 65 歳未満の者であっ
ビスとして位置づけられている。
て、その要介護状態となるおそれがある原因
である身体上または精神上の障害が特定疾病
によって生じた者を指す。
● 要介護認定
介護保険制度において、介護保険給付の対
象となるかどうかの判定や要介護度の審査・
判定を行うこと。被保険者本人または家族の
申請により、訪問調査(79 項目)による一次
判定と介護認定審査会による二次判定により
審査結果が出て該当者が認定される。要介護
認定の審査・判定は申請日から 30 日以内に行
うものとなっている。認定は、要支援及び要
-153-
Fly UP