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ANNUAL REPORT 2015 全文 (PDF:5.8MB/48頁)

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ANNUAL REPORT 2015 全文 (PDF:5.8MB/48頁)
2015
C O N T E N T S
1. ごあいさつ…
2. 学生総合共済とは…
3. 学生総合共済・大学生協の保障制度のあゆみ…
4. 学生総合共済・学生賠償責任保険・
………………………………………… 1
………………………………… 2
… 3
5. 学生自身が仲間どうしで
たすけあいの輪を広げています… ………………… 5
6. 1年間の学生総合共済の共済金の支払状況…
7. 病気に関する共済金の支払…
8. 事故・ケガに関する共済金の支払…
9. 加入者・父母・扶養者の死亡に関する
…… 6
……………………… 7
……………… 8
共済金の支払… ……………………………………… 9
10. 火災・借家人賠償・盗難に関する
共済金の支払… ……………………………………… 10
11. 1年間の学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険・
学業継続費用保険の支払状況… …………………… 11
12. 学生の健康に関する
悩みや不安にこたえて… …………………… 12〜13
13. 扶養者を亡くした学生への援助
大学生協の学生総合共済は、
「学生みんなが健康で
安全に大学生活をおくることができるように」
、
「もし
ものときは、経済的にも精神的にも支援ができるよう
に」
「給付を受けた人も、受けなかった人も、共済の
活動を通じて“たすけあいのこころ”を実感し社会に
扶養者死亡保障保険の保障概要… ………………… 4
全国大学生協共済生活協同組合連合会
設立趣意書
………………… 14〜15
大学生協の「勉学援助制度」
14.「健康・安全&事故防止」のとりくみ… …… 16〜17
15. たすけあいアンケートより… ……………… 18〜19
16. 学生総合共済事業状況… …………………………… 20
17. 大学関係者からのおすすめの言葉… ……………… 21
18. コンプライアンス・リスク管理… ………………… 22
19. 2015年度業務及び 財産の状況に関する説明書… ……………… 23〜45
巣立ってほしい」
「人の気持ちを思いやれる人間になっ
てほしい」という、全国の学生組合員や保護者、生協
の役職員の想いが形となり、1981年にスタートしまし
た。
創設当初の加入者は約3万人で保障内容も限られた
ものでしたが、給付を受けた学生からの「たすけあい
アンケート」等をもとに制度改善を重ねてきました。
現在の加入者は65万人を超え、全国の仲間からのお見
舞いの気持ちである給付を受けた学生は、発足から延
べ60万人となり、
大きな“たすけあい”の制度に成長し、
創立時の理念は今も大切に引き継がれています。
わたしたちは、大きく変わる情勢の中で、学生組合
員を中心にして、共済制度の充実・たすけあい活動・
啓発活動に今まで以上に積極的に取り組み、この大切
な事業を守り育てることをあらためて決意します。そ
して、2008年4月に施行された消費生活協同組合法の
もとで、これまで行ってきた共済活動を継承し発展さ
せ、あらたに全国大学生協共済生活協同組合連合会を
設立します。ここに全国の大学生協に全国大学生協共
済生活協同組合連合会の設立への賛同と結集、出資を
呼びかけます。
わたしたちは、共済活動の4つの柱「加入」
「予防・
提案」
「給付」
「報告」を大切に、この“たすけあい”
の輪を広げていきます。すべての学生に加入を呼びか
け、学生の声をもとに病気や事故の実態を分析しなが
ら保障内容の改善、充実をすすめます。また、病気や
事故にあわないように日常的に予防活動や啓蒙活動に
取り組み、学生組合員や保護者の期待に応えられる制
度をつくりあげていきます。
わたしたちは、人間のいのちと尊厳をなによりも大
切にし、これまでつくりあげてきた共済事業、そして
これからつくりあげてゆく共済事業が、組合員の生活
本誌は、消費生活協同組合法第53条の2にもとづく、
全国大学生協共済生活協同組合連合会のディスクロー
ジャー資料です。
尚、本誌記載事項に修正が生じた場合は、当会ホーム
ページに修正後の資料を掲載します。
に支援しつづけ、大学と大学生協全体の発展に寄与し、
豊かな社会づくりに貢献することを目指します。
2010年6月7日
共済連合会設立発起人会
1
ごあいさつ
私たちの合言葉は、
“一人は万人のために 万人は一人のために”
私たちの先輩たちが苦労して築き上げてきた大学生協の学生総合共済は、1981年に創立し、今年35年目
を迎えました。
また、生協法の改正に伴い、大学生協共済連が全国大学生協連から分離し、共済契約を引継ぎ、事業開
始してから5年が経過し、順調に事業を推進しております。これもひとえに学生、教職員の皆様および大学・
生協関係者のご協力の賜物です。この場をお借りして、皆様のご尽力に深く敬意を表し、感謝申し上げます。
学生総合共済およびあわせて提案しております学生賠償責任保険、扶養者死亡保障保険、学業継続費用
保険は、学生生活で想定されるさまざまなリスクに対応できるよう改善を積み重ねてまいりました。もちろ
ん学生生活において、病気や事故にならないに越したことはありません。しかし、大学生の行動はますます
全国大学生協共済生活協同組合連合会
広がっており、避けられないアクシデントに遭うことも少なくありません。文明の進歩とともに生活上のリ
会長理事
スクも増加しており、学生にとって扶養者に何かあった場合のリスクも加わります。
自然災害、病気、事故という不慮の出来事が生じた時、個々の人間だけではどうにも対処できないことも
ありえます。長い歴史の中から、人々はこういう時にたすけあうことを学びました。
(北海道大学名誉教授)
2011年3月に起きた東日本大震災では、何百年に一度起きるかどうかの大規模災害がありうること、その
ことを伝え続けなければならないことを私たちはいやおうなく再認識しました。同時に、そうした時に、現代では孤立しがちな者どうし
がたすけあっていくことの大切さをも教えられたと思います。
学生総合共済では、この震災に対して、生命共済は、地震・津波による学生本人のケガや死亡および父母の方の死亡に対して共済金を
おくることができました。
また、大学生協連では、この大震災に際して、全国の大学生協どうしのたすけあいによって、救援活動を行い、新学期用品の不足を補
い合いました。被災地域への支援は、長期的な視点での支援が必要といえます。
また、被災した学生組合員に対して、実家が全壊した方、父母が亡くなられた方、さらに地震・津波に関連した原子力災害で避難を余
儀なくされた方あわせて1,900名以上の方々へ、お見舞金を全国の組合員の募金により、おおくりしました。ささやかなお見舞金ですが、
受け取られた学生のみなさんから感謝と励ましを受けたという多くの声がよせられ、経済的だけでなく精神的にもたすけあうことの必要
性をあらためて実感することができました。
共済の仕組みはきわめてシンプルですが、孤立化する現代社会へのアンチテーゼでもあります。共済事業はたすけあい、自分を含めた
“みんな”のための事業です。多くの加入者があればそれだけ事業は安定し、効率化し、より充実した制度へ改善が可能となります。だ
から私たちの合言葉は、
“一人は万人のために 万人は一人のために”です。多くの学生諸君に加入していただき、迅速・親切で加入者
により満足していただける制度、サービスの充実に努めていきたいと考えております。
引き続き学生、教職員、大学関係者をはじめ、広く学内外のみなさまからのご支援、ご協力をお願い申し上げます。
ごあいさつ
1
濱田 康行
全国大学生活協同組合連合会
学生委員長
加藤 有貴
(山梨大学)
共済事業は、健康で安全な大学生活を実現するために、自分を含めたみんなへの想いやりを形にした事業です。
そんな想いを受けて、各大学生協では、学生委員会・新入生サポートセンターのアドバイザーを中心に学生が活
躍しています。
2015年度は、共済事業第6次中期計画の最終年であり、目標達成のためにたくさんの創意工夫がなされた年で
した。特に新入生加入については目標である15万人には到りませんでしたが、9年ぶりに14万人以上の加入があり、
目標達成までの道筋が立ちました。背景として、学生の病気・ケガの実態を学ぶ給付事例学習会が広がり、新入
生一人ひとりのために、直接説明する際に、自信を持ち、学生生活のリスクをリアルに伝えることができた、とい
うことがあります。日常的にも、自転車事故やアルコール中毒をはじめとした学生生活における不測の事態に対し
て予防(提案)活動の取り組みが活発に行われているほか、全国共済月間を位置づけ、共済事業を知らせる取り組
みが行われています。
学生の生活をより支えられる学生総合共済をめざして、加入者の声を大事にし、各大学生協が一丸となって、
進めていきましょう。
全国大学生協共済生活協同組合連合会 概要
■名称
全国大学生協共済生活協同組合連合会
(略称:大学生協共済連)
■代表
会長理事 濱田 康行
(はまだ やすゆき)
専務理事 寺尾 善喜
(てらお よしき)
■会員数
219会員(2015年9月30日現在)
内訳 203大学生協、6インターカレッジ
コープ、9事業連合、1連合会
■設立
2010年6月7日 創立総会
2010年6月22日登記完了
2010年10月1日事業開始
■機関
最高議決機関 総会
理事(2015年12月総会終了まで16人)
監事(2015年12月総会終了まで4人)
■会員組合員数
1,541,514人(2015年9月現在)
■
会員から大学生協共済連への出資金額54
億6,970万円
(2015年度)
■経常収益(共済掛金等)
90億3,742万円
(2015年度)
■事業年度
10月1日~翌年9月30日
■関連会社
㈱大学生協保険サービス
大学生協高円寺会館
2015 ANNUAL REPORT
1
2
学生総合共済とは
学生総合共済は学生どうしのたすけあいを制度化したものです。
学生総合共済は、困ったときにお見舞をおくることを目的とし
てはじまった、学生どうしのたすけあいの制度です。全国の加入
者が掛金を出し合って協同の財産を準備し、加入者のケガ・病気・
事故や父母扶養者の万が一の際に、その財産から共済金を支払う
ことによって、加入者の経済的な損失を補い、生活の安定をはか
るしくみです。
学生総合共済は、「みんなが健康に安全に大学生活をおくること
ができるように。 万が一の時に経済的にも精神的にも支援ができ
るように。そしてなによりも、共済金の支払を受けた人も受けなかっ
た人も、生協の共済を通じて “たすけあいのこころ” を実感して社
※学生総合共済は、全国大学生協共済生活協同組合連合会(略称・
大学生協共済連)が、厚生労働大臣の認可のもとに、学生総合共
済の元受団体として実施しています。全国の大学生協は、大学生
協共済連と業務委託契約を結び、受託事業として共済事業を行っ
ています。
学生総合共済には「生命共済」と「火災共済」の2つの共済が
あります。
学生総合共済の特長
●大学生協の保障制度
学生総合共済を中心に、共済と保険の長所を組み合わせることにより
学生生活に必要な保障を、少ない掛金・保険料で実現しています。
任
保
険
海外旅行先で
病気に
かかった
共
済
扶
のもしも
養者
ラグビーの
試合中
足首を
捻挫した
学生を取り巻く
様々なリスク
本人が
亡くなった
生命
す
済
お
共
て
は
つ
せ
の2
償責
水もれを
おこし、
大家さんから
賠償を
求められた
災
一人暮らしをする学生の借家人賠償責
任や家財の火災・盗難などを保障
扶養者が
不慮の事故で
亡くなった
扶
身
の
リス
ク
火災共済
扶養者事
死亡特約故
への賠償
学 生 本 人 の 病 気やケガで の 入 院や 手
術などを保障
あわ
生命共済
保
死亡
自転車
事故で
他人にケガを
負わせた
火
学 生 生 活 共 済 と 保 険で
丸 ごとカバーします
(生命共済・火災共済)
料
すは な (授 者
養
で
業
他者
学生総合共済
めく
自
自分
アルバイト中
ケガをした
空巣が入り、
家財を
盗まれた
※自
宅外
生の
共済
保険
る す ) 保障 )
す保 険 でなどの費用障保険
(こ
生命共済、火災共済を中心に必要な保障を
保険も活用して総合的に提案しています。
学生賠
学生総合共済とは
2
会に巣立って欲しい。他人の気持ちを思いやれる人間になってほし
い。」、このような想いから1981年にスタートし、現在、たすけあ
いの輪は209大学生協68.3万人以上まで広がっています。
お酒を飲み
すぎてしまい、
急性アルコール
中毒で入院した
み
学 生
総 合 共 済
学生賠償責任保険
正課中および日常生活における賠償事故
に備えた保 障 。国 内 の 賠 償 事 故は名 誉 毀
損事故等を除いて示談交渉サービス付き
総加入者数(人)
総加入者数
共済金の
支払件数 (件)
共済金の
支払金額(万円)
扶養者死亡保障保険
1988
1989
1990
1991
保障種目の充実
1992
1993
30,287
50,795
77,644
135,390
195,321
237,176
265,176
319,011
399,180
480,740
537,288
588,827
628,100
259
586
2,002
2,569
5,956
7,754
9,683
12,182
14,402
16,854
21,058
23,297
24,429
2
1,000
3,540
19,197
25,518
50,042
66,302
71,826
92,888
102,613
125,795
161,004
202,592
209,392
2
勉学援助制度の
実現
1987
スポーツ施設の
利用開始
1986
事故不担保特約の開始
2015 ANNUAL REPORT
1985
モーターサイクル
2
1984
事故通院などの
保障実現
※学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険・学業継続費用保
険は、全国大学生協共済生活協同組合連合会が保険契約者と
なり共栄火災海上保険株式会社と締結する団体契約です。
1983
病気・事故入院の
保障を改善
扶 養 者 が 病 気 や ケ ガ で 仕 事 が で き なく
なったときの所得を保障
1982
病気入院保障の
改善
学業継続費用保険
1981
学生総合共済
開始
扶 養 者が病 気や事 故で亡くなられた後に
発生し、負担された学資費用を保障
1
6
3
学生総合共済・大学生協の保障制度のあゆみ
組合員の声をもとに制度を充実してきました。
制度改善のあゆみ
保険の共同購入を開始
1984
1985
新共済の討議開始
■共済事業を始めることを前提に学生のための保険の共同購入を開始
学生総合共済を開始
■7日以上の入院につき病気は1日目から750円、事故は1,000円保障
病気入院保障の改善
■入院日額の保障を750円から1,000円に改善
病気・事故入院保障を改善
■1口当たり1日目から2,000円保障(2口まで加入可)
卒業までの一括加入を開始
■共済事業第1次中期計画策定
■剰余金の割り戻しの実施
■健康保険法の改正による入院看護保障特約のとりやめ
1999
2000
■学生総合共済とあわせて、日常生活中や正課の講義・行事・実
習中での賠償事故を保障する学生賠償責任保険の推進が可能に
■加入者の自己申告による給付を、通院20日未満、入通院10日
未満の事故通院で開始
■「21世紀をめざして大学生協共済の推進計画」
(第4次共済中期計画)を策定
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
■学生生活を総合的に保障する新共済制度の討議を開始
事故通院などの保障実現
■事故通院・入院看護費用の保障、火災・借家人賠償責任の保障、扶養者事
故死亡の保障を開始。バイク事故急増のため卒業までの一括加入を中断
■第1回バイク事故防止活動交流会を開催
■全加入者向けに共済事業の報告を行う「共済からのお知らせ」の送付を開始
1986
1987
1988
1989
1990
1997
1998
バイク事故防止提案活動の開始
■バイク事故の保障について検討を開始
モーターサイクル事故不担保特約の開始
■後遺障害保障の改善実施。卒業までの一括加入を再開
■学生にむけて生活提案誌「共済メイト」を発行
■共済事業第2次中期計画を策定
■制度改善にむけて組合員討議をすすめる
■学生の福祉制度等の調査のために西ドイツのSTUDENTENWERKを訪問
■加入者の健康増進のためにスポーツ施設との法人契約を開始
法人会員利用料金でエグザス等のスポーツ施設が利用できるようになる
火災共済の借家人賠償責任保障の保障最高額を
700万円から1,000万円に増額し、自己負担額
(免責)を1万円から5千円に改善
3
学生総合共済・大学生協の保障制度のあゆみ 1980
1981
1982
1983
■たすけあいビジョン(第5次中期計画の論議)の検討開始
盗難被害に対する保障を検討
■共済事業第5次中期計画策定
盗難保障付火災共済開始
■共済制度改善の討議
新入生対象に夏の「給付申請の呼びかけ」送付
■学生賠償責任保険の制度改定及び扶養者病気死亡保障保険の取
り扱い開始
全国を結ぶ共済新システムスタート
■学生賠償責任保険及び扶養者死亡保障保険の改定
新共済制度全国討議。全国で統一したおすすめ型へ
病気事故入院日額1万円、事故通院日額2,000円、後遺障害最大
で600万円に保障を充実し、1年を単位とする短期共済へ
新共済制度、厚生労働大臣より認可(9月)
■加入者の扶養者に対するアンケート調査を実施
10月より募集、2009年1月より保障開始
1991
保障種目の充実
1992
1993
1994
1995
1996
扶養者を病気で亡くした学生のための
勉学援助制度が実現
■ギプス等固定期間の保障、入院手術保障を新設、父母死亡見舞
金を病気その他へも拡大。扶養者事故死亡学業費用および火災・
借家人賠償責任の保障金額を増額
■共済事業第3次中期計画を策定
■申請書類の基準を変更して加入者の負担を軽減
■新共済制度の討議を開始
■学生生活無料健康相談テレホンを10月より24時間365日に
サービス拡充。こころの健康相談テレホンも開始
■入学前火災事故見舞金制度の開始
2010
2011
2012
全国大学生協共済生活協同組合連合会設立
8月、高円寺会館移転。10月より事業開始
■学生賠償責任保険の改定
■扶養者死亡保障保険の改定
■異常災害見舞金制度の開始
■入学前火災事故見舞金制度の改定
「共済事業第6次中期計画」策定
学生生活無料健康相談テレホンを11月より開始
2013
2014
経験料率の採用で保障の改善と掛金引き下げ
■病気の後遺障害の新設、入院日額、後遺障害保障、扶養者事故
死亡学業費用、父母死亡見舞金の増額をはじめ保障を充実
共済金の支払件数
2009
共済制度改善の討議
新共済制度、厚生労働大臣より認可(7月)
■学生賠償責任保険(14H)
、扶養者死亡保障保険の改定(14W)
共済金の支払金額
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
647,798
663,346
674,165
691,211
700,491
702,960
700,685
690,324
682,711
682,765
690,025
690,816
683,497
670,004
652,197
642,436
644,425
645,
120
646,
012
659,066
669,532
683,759
27,929
27,922
28,853
29,554
30,407
28,950
29,181
28,549
27,387
28,076
26,931
26,985
35,917
34,660
32,834
31,413
36,884
39,125
41,476
42,266
41,546
43,036
237,675
237,320
280,556
311,971
313,178
299,926
297,042
290,251
277,359
264,831
247,198
256,961
253,648
239,456
224,597
218,875
236,392
273,947
301,217
328,055
322,762
336,237
新共済スタート
2001
大学生協共済連
事業開始
2000
新共済スタート
1999
盗難保障付
火災共済開始
1998
火災共済の
保障内容の改善
1997
新共済スタート
1996
相談テレホンを開始
1995
学生生活無料健康
1994
※共済金の支払件数及び共済金の支払金額は、共済年度である4月∼翌年3月のもの。
(総加入者数は各年度の9月末の共済加入者数(生命共済加入者数+火災共済のみ加入者数))
※2006年度以降の共済金の支払件数は、今までの共済金の支払人数から共済金の支払事由別件数になっています。
2015 ANNUAL REPORT
3
4
学生総合共済・学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険の保障概要
(大学生協の学生組合員が加入できます。)
学生総合共済の保障内容
保障種目
生命共済 AF型
保障種目
火災共済 KV型
自宅や持家から通学される方はご加入できません
病 気
入院1日目から200日まで保障
こころの病気や女性特有の病気入院も保障
手術保障
検査・抜歯・視力回復術など対象にならないものもあります
10,000円
一回につき
50,000円
600万円∼540万円
病気による後遺障害は1∼3級の重度障害について保障
日額
入院1日目から200日まで保障
通院保障
事故・ケガ
固定具使用期間
入院日および通院日を除いた固定期間2日を
通院1日とみなします
2,000円
2日で
2,000円
後遺障害保障
50,000円
600万円∼24万円
事故による後遺障害は1∼14級について保障
病気・事故による死亡
200万円
その他の死亡
100 万円
病気や不慮の事故以外の原因により亡くなられた場合
父母・扶養者の死亡
扶養者事故死亡特約
事故による死亡のみ保障
一括または分割で
借家人賠償責任保障
加入者の過失により
火災や給排水設備から水もれ事故を起こし
借用戸室に損害を与え、貸主(大家)に対し
法律上の損害賠償責任を負担する場合に保障
家財の保障
火災・落雷・風水害などにより
加入者の家財が損害を受けた場合に保障
※修理可能なものは修理費用を保障します
1,200万円まで
300万円まで
臨時費用
20万円
家財が全損(全焼・全壊)のとき臨時費用としてお支払い
盗難家財保障
借用戸室内の家財が
盗まれたり、壊されたり、汚されたときに保障
盗難保障
一回につき
検査・傷口の縫合・抜歯など対象にならないものもあります
10,000円
日額
通院のみ、または入院・通院あわせて5日以上の場合
(例えば、入院2日、通院3日など)1日目から90日まで保障
手術保障
本人の死亡
学生総合共済・学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険の保障概要
入院保障
家財の火災・水ぬれ・風水害など
後遺障害保障
4
日額
賠償保障
入院保障
盗難現金保障
借用戸室内の現金などが盗まれたときに保障
自転車盗難保障
本人の賃貸物件の敷地内での盗難に限る(原付は対象外)
盗難借用戸室修理費用保障
盗難で借用戸室の窓ガラスや鍵を壊され、
修理代を負担しなければならないときに保障
50万円まで
10 万円まで
再取得価額
3万円まで
(自己負担5,000円)
15万円まで
500万円
父母扶養者死亡特約
20万円
病気・事故を問わず保障
※大学生協の学生総合共済には、バイクや自動車事故による対人・対物の賠償や車両に対する保障はありません。
元受団体:全国大学生協共済生活協同組合連合会
学生賠償責任保険および扶養者死亡保障保険は、全国大学生協共済生活協同組合連合会が保険契約者となり、その会員である大学生協の組合員を被保険者として、共栄火災海上保険株式会社と締結する
団体契約です。
学生賠償責任保険(14H)の保障内容
他人に対する
賠償責任 最高1事故1億円まで
日常生活における賠償事故
示談交渉サービス付き
(国内のみ)
●自転車で相手の車をキズつけた。
●下宿で水もれを起こして階下の人の家財に損害を与えた。
正課の講義・行事・実習における賠償事故
●実験・実習中に他人にケガをさせた。
●臨床実習中に誤って、自分の手に患者に使用した注射針を刺した。
*ケガにより学生本人が亡くなられた場合、10万円を法定相続人にお支払いします。
ご注意ください
下記のような場合、
保険金は支払われません。
・自動車・バイク
(原付を含む)
による第三者への賠償責任
・スポーツ
(通常のルールの範囲)
における参加者間の賠償責任
(法律上の賠償責任自体が発生しない場合)
・大学の管理責任下での賠償責任(法律上、学生個人に責任がない場合)・
・
・など
●引受保険会社:共栄火災海上保険㈱(幹事保険会社)、三井住友海上火災保険㈱
●取扱代理店:㈱大学生協保険サービス
※保障内容は2016年1月時点のものです。
4
2015 ANNUAL REPORT
扶養者死亡保障保険(14W)の保障内容
扶養者の方が病気や事故により亡くなられた後に発生し、
負担された学資費用を保障します。
※事故で重度後遺障害を被った場合も含みます。
実際に負担された学資費用を
(1口加入の場合)
38.7万円まで保障
1年間最高
●扶養者の方がお亡くなりになられた場合は、
お亡くなりになられた日の翌日以降、
卒業までの学資費用について、
毎年度1口38.7万円を上限に保障します。
*最高9口まで加入できます。
<学資費用とは>
●在学期間中に大学に納付する授業料、
実験・実習費など
●大学の講義に必須である教科書、
教材などの購入費用
*ケガにより学生本人が亡くなられた場合、
10万円を法定相続人にお支払いします。
ご注意ください
下記のような場合、
保険金は支払われません。
・保障開始前に既に負担していた
(払込が終了した)
学資費用
・扶養者が病気、
事故で亡くなられる前に既に負担されていた学資費用
・扶養者が保険期間前に発病した病気や事故により亡くなられた場合 ・
・
・など
●引受保険会社:共栄火災海上保険㈱(幹事保険会社)、損害保険ジャパン日本興亜㈱、東京海上日動火災保険㈱
●取扱代理店:㈱大学生協保険サービス
5
学生自身が仲間どうしでたすけあいの輪を広げています
共済加入と給付を推進する活動
■学生総合共済への新規加入と大学院進学の方へ
の継続加入の案内
大学生協のあるキャンパスのすべての学生・院生・留学生を
対象に学生総合共済への加入をおすすめしています。生協のな
い他大学から編入や進学された方には、生協加入の際に学生総
合共済への加入をおすすめしています。
ムページなどで健康・安全や事故防止の情報をお知らせするこ
とで、共済に加入していることを確認していただき、万が一の
際には共済金を請求するよう呼びかけています。
5
学生自身が仲間どうしでたすけあいの輪を広げています
特に、近年、大学院への進学者は増加傾向にあり、学部から
大学院へ進学をする際に、引き続き共済への加入を続けてもら
う取り組みとして継続加入案内を毎年行っています。
また留学生に対しても、万が一に備えて安心して学生生活が
送れるよう、英語表記のパンフレットを作成し、大学関係者の
協力を得ながら学生総合共済への加入をおすすめしています。
■共済金の申請忘れをなくす呼びかけ
共済に加入していても、病気やケガなど、どういう時に共済
金を請求できるかを知らず、または申請手続きの方法がわから
ないために請求していないということを無くすとりくみを進め
ています。
たとえば、実際の給付事例を紹介するポスターを作成し、学
生が多く集まる食堂などに設置している『給付ボード』(給付
の事例、給付を受けた学生の声および予防活動などを知らせる
専用の掲示板)に掲示したり、『共済ニュース』などを組合員
に配布するなどで、一人でも多くの人に「たすけあい」の想い
を伝え広めています。
また、自身が共済に加入していることを知らない学生に対し
ては、「共済カード」を手渡したり、ポスターやチラシ、ホー
2015年度版
学生総合共済パンフ
2015年度版
留学生用パンフ
自転車事故防止
パンフレット
加入推進ポスター
共済活動の4本柱 ~加入・給付・報告・予防の4つのとりくみが学生生活を支える~
年間を通じて「学生
どうしのたすけあい」
を広げる活動です。病
気やケガなどの「もし
もの時」のための備え
の必要性、たすけあい
の大切さと共済の良さ
を伝えるなど、共済へ
の加入を推進し、たす
けあう仲間を増やして
います。
たすけあう仲間を
増やすための活動。
加入
共済金を適切に遅滞なく支払います。また、共
済金の請求忘れがないか、広く呼びかけています。
さらに、給付事例や受給者の声を分析し、学生が
どのようなときに困って、共済がどのように役に立っ
たのかなどを学び、制度改善に反映させています。
給付
新学期特設加入窓口
給付事例を分析して組
合員の実態を知る活動。
個人情報は守られています。
給付事例学習会
4本柱のつながり
加入・給付・報告・予防はそれぞれつながりがあります。
4つの柱が結び付き合って、共済は成り立っています。
組 合 員・ 大 学 に 共 済
について伝える活動。
給付ボード
報告
学生や大学に、
「給付ボード」や各種報
告書などを通して、加入状況や給付実績、
特徴的な事例などを報告し、身近な学生生
活の危険や共済の価値や学生にとって共済が身近な存在で
あることを伝えています。
※「給付ボード」とは、自分の大学の給付状況や病気・事
故の予防に関する情報などを掲載する共済専用の掲示板の
ことで、学生が多く集まる店舗前などに設置しています。
予防
ケガや病気を未然に防
ぐ提案活動。
病気やケガをすることなく学生生活を送るこ
とが一番です。給付の活動と関連して、過去の
事例や最新の病気やケガなどの傾向を分析し、
自転車事故や飲酒事故の防止活動、健康チェッ
ク、食生活相談など、全国のキャンパスで様々
な予防活動が行われています。
健康チェック
2015 ANNUAL REPORT
5
6
1年間の学生総合共済の共済金の支払状況
(2014年10月〜2015年9月)
●全国約66.9万人の加入者のおかげで、今年も43,036件、約33億6,237万円のお見舞金※(共済金)をおくることがで
きました。病気や事故、扶養者の死亡などで体も心も傷ついた全国の仲間へ、お見舞金(共済金)とともに、
「たすけあい」
の気持ちがおくられました。
※共済金をお支払いすることを、お見舞の気持ちを込めて、このように表現しています。
1年間で
約33億6,237万円、
43,036件の
支払がありました。
1年間の学生総合共済の共済金の支払状況
6
共済金の支払件数
共済金の支払金額
43,036件
事故後遺障害 109件
33億6,237万円
盗難(家財)66件
火災(家財)132件
盗難(現金)59件
火災
(家財)3,075万円
扶養者事故死亡 133件
盗難(修理)43件
病気後遺障害 4,020万円
本人死亡 148件
借家人賠償 420件
父母扶養者死亡 1,339件
盗難(自転車)38件
借家人賠償 9,319万円
病気後遺障害 7件
事故後遺障害 1億440万円
火災(臨時費用)6件
事故手術 2,481件
盗難
(家財)472万円
盗難
(現金)221万円
盗難
(修理)113万円
盗難
(自転車)79万円
火災
(臨時費用)70万円
事故手術
1億3,329万円
父母扶養者死亡
1億6,320万円
扶養者事故死亡
2億672万円
事故入院
3,002件
病気手術
4,128件
病気入院
8,089件
事故通院
(固定期間含む)
22,836件
病気入院
9億2,057万円
病気手術
2億1,845万円
本人死亡
2億2,740万円
事故入院
3億6,925万円
事故通院
(固定期間含む)
8億4,540万円
※6〜10ページの共済金の支払状況のグラフ(件数および金額)は、共済金の支払データをもとに作成したものです。
6
2015 ANNUAL REPORT
7
病気に関する共済金の支払
(2014年10月〜2015年9月)
病気による入院・手術の共済金の支払件数(12,217件)
免疫・代謝障害 97件
妊娠障害 48件
急性アルコール中毒 107件
(病気入院8,089件、病気手術4,128件)
血液・造血器の疾患 31件
損傷・中毒 122件
その他 10件
症状・徴候・診断名不明 180件
消化器系の病気
先天異常 257件
急性虫垂炎、親知らずの抜歯、胃腸炎など
皮膚・皮下組織の疾患 300件
精神障害 354件
呼吸器系の病気
消化器系の疾患
3,631件
感染症 580件
7
病気に関する共済金の支払 循環器系の疾患 468件
自然気胸、扁桃炎(急性・慢性)、鼻中隔
弯曲症など
泌尿器・生殖器系の疾患
616件
腫瘍
筋肉・骨格・関節の疾患
672件
卵巣の良性新生物など
呼吸器系の疾患
2,474件
神経・感覚器の障害 876件
入院+手術の件数
腫瘍(新生物)1,394件
2015年度に多かった病気
1
自然気胸
11 胃腸炎
2
急性虫垂炎
12 急性扁桃炎
3
歯の発育および萌出異常
13 腸の血行不全
4
不正咬合、歯、顎、顔面の異常
14 椎間板障害
5
慢性扁桃炎
15 痔核
6
皮膚の良性新生物
16 そけい<鼠径>ヘルニア
7
裂肛および痔瘻
17 診断名不明確な腸感染
8
鼻中隔弯曲症
18 伝染性単核球症
9
卵巣の良性新生物
19 特発性直腸結腸炎
10 網膜剥離および欠損
病気に関する共済金の内容・特徴
●加入者が病気を理由に入院、手術、後遺障害となった場合、入院は1
日目から200日まで、手術も保障します。後遺障害は1級から3級の
20 その他の関節内障
共済金の支払を受けた方の声
病気
重度障害について保障します。
●病気入院の要因としては、昨年同様に消化器系と呼吸器系の疾患で半
数近くをしめています。病気入院で一番多い「自然気胸」は急に肺に
穴があき息苦しくなる呼吸器系疾患です。消化器系疾患では「急性虫
自然気胸/入院13日・手術1回
給付金額:180,000円
経済的に苦しく、本来なら手術を受ける費用、入院する費用がない私が、「我慢
して病院に行くのはやめておこう.
.
.
」と思わず受診できたのは、この共済金があっ
たからです。本当に感謝しています。
垂炎」「親知らずの抜歯」「胃腸炎」が顕著です。
●大学生活の中でのいろいろな環境の変化やストレスにより精神的な病
気での入院が増加しています。大学生協共済連では24時間、365日
利用可能な「学生生活無料健康相談テレホン」を設置し、臨床心理士
などのカウンセラーが対応するメンタルヘルス相談の取り組みを行っ
ています。
●「こころの健康相談(メンタルヘルス相談)」では、周囲とのコミュ
ニケーションが取れず思い悩む傾向が見られ、学年別では、1年生は
病気
右ピット黄斑症候群/ 入院7日・手術1回
給付金額:120,000円
大学入学まで大きな病気やケガがなかったので、必要もないと思っていましたが、
思いもよらない病気になってしまいました。治療という出費のうえに、バイトも休
むことになり、共済金は本当に助かります。
新しい環境への不適応、2年生・3年生は、将来の漠然とした不安、
4年生は、就職活動の焦燥感などの傾向が見られます。
2015 ANNUAL REPORT
7
8
事故・ケガに関する共済金の支払
(2014年10月〜2015年9月)
事故による入院・通院・固定具・手術での共済金の支払件数(28,319件)
感染症(一種・二種・三種)※1 28件
(事故入院3,002件、通院16,659件、
その他 16件
固定具6,177件、手術2,481件)
日常生活中の事故 3,179件
交通事故
4,958件
事故・ケガに関する共済金の支払
8 スポーツ事故
20,138件
※1 感染症
(一種・二種・三種)
は事故扱いとしています。
事故による
入院+通院+手術(固定具含む)
● 2015年度 事故による入院・通院・手術事由上位件数
① スポーツ事故
単位:件
② 交通事故
③ 日常生活中の事故
1
サッカー・フットサル
3,814
1
自転車運転中
1,990
1
アルバイト中、就業中の事故
350
2
アメリカンフットボール
3,522
2
自動二輪(運転中)
1,083
2
通学中の事故
344
3
ラグビー
2,318
3
原付(運転中)
1,040
3
実験中、授業中の事故
182
4
バスケットボール
1,784
4
自動車(運転中)
468
4
料理中、食事中の事故
168
5
野球
974
5
自動車(同乗中)
317
5
サークル活動中の事故
81
事故による後遺障害の共済金の支払件数(109件)
原付(運転中)
20
球技
自動二輪(運転中)
27
自動車(運転中)
自転車運転中
21
歩行中
3
7
その他
13
自動車(同乗中)
10
8
事故に関する共済金の内容・特徴
●加入者がケガをして、入院・通院・固定具使用・手術・後遺障
害となった場合に保障します。入院は1日目から200日まで、
通院は通院のみの日数または入院と通院の合計日数が5日以上
の場合1日目から90日まで保障します。ケガによるギプスな
ど固定具使用期間は、入院日と通院日が重複した期間(A・M
型の場合)を除いた固定期間2日を通院1日として保障します。
後遺障害は1級から14級までの後遺障害について保障します。
●近年、自転車事故による支払いが高額化しています。自転車で
横断歩道を渡っていて信号無視のトラックにひかれ後遺障害が
残り入院・通院と後遺障害共済金で約400万円お支払いした
事例があります。
●自転車は、大学への通学手段として手軽に利用できる反面、危
険も多く潜んでいます。通学に利用する自転車整備不良は、事
故に直結します。各大学生協では安全に通学していただくため、
自転車無料点検や安全マップの作成などを行い日常的な点検活
動や予防活動を行っています。近年では、学生賠償責任保険に
よる高額支払い事例も出てきており、安全教育として交通ルー
ル(道交法・条例・マナー)を知らせる活動も併せて行ってい
ます。
●日常生活中の事故ではアルバイト中の事故が増加しています。
飲食店での火傷や切り傷、滑って床に転倒してケガをするケー
スが顕著です。
8
2015 ANNUAL REPORT
共済金の支払を受けた方の声
ケガ
サッカー
足関節靭帯部分断裂 / 通院6日
給付金額:12,000円
サッカーの部活中、相手と接触し転倒して左足関節靭帯部分断裂。
大学入学が決まり、一人暮らしをすることになり、不動産屋から火災共済の加入
をすすめられました。すすめられた火災保険は割高だったので、インターネットで
学生総合共済の存在を知り、迷わず加入しました。
ケガ
自転車運転中
右手首を骨折 / 入院10日・手術1回・通院21日・固定期
間12日 給付金額:204,000円
自転車で交差点を直進しようとした所に、後方から接近した車がいきなり左折し
てきて前輪に接触しハンドルを取られて転倒、右手首を骨折。
今回、私は自転車運転中に車に当て逃げされてしまい、相手からの保険が使えず
全額自費で治療する事となりましたが、共済に入っていたおかげで、共済金の請求
をすることができました。骨折をして2回の手術を受けましたが、負担も軽くなり
本当に感謝しています。
9
加入者・父母・扶養者の死亡に関する共済金の支払
(2014年10月〜2015年9月)
加入者の死亡による共済金の支払(148人)
日常生活中の事故 9人
スポーツ事故 2人
交通事故 13人
日常生活中の事故 9人
交通事故 13人
病気 56人
その他
68人
スポーツ事故 2人
学生が病気や不慮の事故によって亡くなられた場合、AF型加
入者には200万円の共済金をお支払いしています(病気や不慮
の事故以外の原因により亡くなられた場合は100万円)。
死亡原因では、残念なことにその約半数がその他の死亡(自死)
によるものです。新学期活動を中心とした仲間作りの取り組み、
共済加入者への「学生生活無料健康相談テレホン」のメンタル
ヘルス相談の活用をさらに呼びかけるとともに、大学の学生課
や保健管理センター、行政を含めた総合的な学生支援の取り組
みが重要です。
9
加入者・父母・扶養者の死亡に関する共済金の支払 日常生活中の事故 9人
交通事故 病気 56人
13人
スポーツ事故 2人
本人の死亡
その他
68人
その他
68人
病気 56人
扶養者事故死亡特約による共済金の支払(133人)
スポーツ事故 10人
スポーツ事故 10人
スポーツ事故 10人
交通事故 56人
交通事故 56人
交通事故 56人
交通事故 26人
日常生活中の事故 40人
日常生活中
67人
交通事故 26人
交通事故 26人
日常生活中の事故 40人
学 生 総 合 共 済 で は 、 扶 養 者 の 方 が 事 故 で 亡 く な ら れ た 場
合、A F型では500万円を一括または分割で、共済金をお
支 払 い す る 扶 養 者 事 故 死 亡 特 約 が あ り ま す 。学 生 が 卒 業 ま
で安心して学業に専念できるように総合的に支援する特
約です。
日常生活中
67人
日常生活中
67人
感染症
(一種・二種・三種)
12人
スポーツ事故 6人
父母扶養者死亡特約による共済金の支払(1,339人)
日常生活中の事故 40人
扶養者の事故による死亡
感染症
(一種・二種・三種)
12人
スポーツ事故 6人
感染症
(一種・二種・三種)
12人
スポーツ事故 6人
病気 1,255人
病気 1,255人
病気 1,255人
父母・扶養者の死亡
学生総合共済では、在学中に父母・扶養者の方が亡くなられ
た場合、病気・事故を問わず共済金としてAF型では20万円を
お支払いしています。そのほとんどが病気によるものです。
学生総合共済とあわせておすすめしている「扶養者死亡保障
保険」は、保険期間中に扶養者が病気や事故により亡くなられ
た後に発生し、負担された学資費用を保障します。
(支払状況については11ページをご覧ください)
もう一つのたすけあいである「勉学援助制度」は大学生協の
学生組合員を対象にした制度で、経済的に学業を続けることが
困難な学生を緊急に援助し、学業継続に少しでも役立ててもら
おうというものです。財政を支えるために一人でも多くの方に
寄付を募っています。
(勉学援助金の給付状況や制度への寄付の状況については14
ページをご覧ください)
2015 ANNUAL REPORT
9
10 火災・借家人賠償・盗難に関する共済金の支払
(2014年10月〜2015年9月)
火災(水もれ・風水害)
・借家人賠償・盗難の共済金の支払件数(758件)
●火災共済は、下宿・アパート・寮などで一人暮らしをする学生の火災、水
もれ、風水害などによる家財の保障と盗難保障に加えて借家人賠償責任保
障もついた幅広い保障です。
火災(家財)保障
132件
●借家人賠償責任保障のお支払いの中で、給排水設備からの水もれが約6割弱
を占めています。中でも洗濯機からの水もれ事故が最も多く全体の30%を
占め、自在水栓、横水栓など全自動洗濯機に向かない継手の結合不具合に
借家人賠償
責任保障
420件
盗難保障
206件
よる外れ、排水ホースの外れなどがあります。「水もれ事故予防チラシ」を
活用し事故を予防していくことが必要です。
●また、寒冷地を中心とした凍結破裂事故の予防提案として大学の校内で予
防ツール(チラシ・三角ポップ)などを活用した活動を行っています。外
出前の点検を呼びかけ、事故を予防していくことが必要です。
●盗難においては、窓壊しが多く凶悪化しています。未施錠被害は外出時に
気をつければ防げるものであり、水もれとあわせての注意喚起が必要です。
※他「臨時費用」6件
火災(家財)保障
未旋錠 件
窓壊し 件
50
3
件
4
侵入
6
ドア壊し 件
1
件
8
強盗
ピッキング 件
その他 件
駐輪自転車 件
38
20
件
4
爆発
8
その他︵自己過失︶ 件
37
水もれ 件
129
件
件
4
失火
落雷
件
5
241
盗難保障
77
凍結による破裂 件
凍結による破裂
19
件
23
台風・風水害
件
23
給排水器具からの水もれ 件
26
失火
類焼 件
32
借家人賠償責任保障
給排水器具からの水もれ 件
水ぬれ 件
火災・借家人賠償・盗難に関する共済金の支払
10
共済金の支払を受けた方の声
火災
調理中の火災事故 /
〈借家人賠償〉1,273,612円〈家財〉1,598円 給付金額合計:1,275,210円
調理の際、唐揚げを揚げていた天ぷら油が1分ほど目を離した時に炎上し、ミニ
キッチン・洗面台・玄関ドア・電化製品・壁紙などに被害が生じてしまった。
不注意によりこのような火災を発生させてしまい申し訳ないと感じると共に、共済
金をおくっていただき本当にありがとうございました。
水もれ
給排水器具からの水もれ事故 /
〈家財〉給付金額:243,562円
洗面台の配水管から水もれし、洗面台と床の損害を出してしまった。共済に加入
していて本当に助かりました。いざと言う時のために加入していてよかったです。
加入者の皆様ありがとうございました。
10
2015 ANNUAL REPORT
盗難
盗難/現金保障
〈現金保障〉給付金額:50,000円
鍵をかけ忘れていた窓から1階の自宅に侵入され、封筒に入れていた現金を盗まれ
た。平穏無事に生活していると自分が「たすけあい」の仕組みに参加していることを
特に意識することはありませんが、共済金を請求する側になると「たすけられる」実
感があり心強いです。
11
1年間の学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険・
学業継続費用保険の支払状況
(2014年10月~ 2015年9月)
学生賠償責任保険の支払状況
学生賠償責任保険は、学生生活の賠償事故を卒業まで幅広く保障する学生専用の保険です。
支払合計件数 2,133件
(本人死亡を除く)
支払合計金額 556,185,685円
傷害見舞費用 5件
運動中の事故
409万円
救援者費用 62件
スキースノーボード中
の事故 41件
歩行中の事故 27件
歩行中の事故
1,200万円
アルバイト中の事故
8万円
その他
341件
インターンシップ中
の事故 5万円
アルバイト中の事故 3件
受託品に関する事故
251万円
インターンシップ中
の事故 1件
自転車事故
1,154件
受託品に関する事故 80件
針刺し事故 28件
その他
4,459
万円
水漏れ事故
300件
11
スキー
スノーボード
中の事故
8,610万円
正課の講義中の事故
483万円
針刺し事故
64万円
正課の講義中の事故 61件
傷害見舞費用 5万円
1年間の学生賠償責任保険・扶養者死亡保障保険・学業継続費用保険の支払状況 運動中の事故 50件
救援者費用
492万円
(本人死亡を除く)
自転車事故
3億5,304万円
水漏れ事故
4,329万円
(※学生本人の事故死亡:20件 2,000,000円)
国内の賠償事故には名誉毀損事故等を除き
安心の『示談交渉サービス』付き!
正課の講義・行事・実習中事故、
医療関連実習中の針刺し・感染事故も毎年発生!
自転車賠償事故急増!!
●正課の講義・行事・実習中の保険金支払事例
●自転車賠償事故の保険金支払い事例
・実験終了後 三脚を閉じようとした際になかなか閉じないので力を
・下り坂を自転車走行中、店舗から出てきた歩行者と接触した。相
こめたところ連結部が破損してしまった。
手は腰を骨折し入院中。
・大学の研究室で一人で実験をしている際、実験装置の手順を誤り故
・見通しの悪い十字路を自転車で直進する際に一時停止しなかった
その他
その他
障させてしまった。
ため、左から直進して来た自転車と接触。
●針刺し・感染事故の感染予防検査に対する保険金支払事例
水もれ事故は高額支払い!!
傷害見舞費用
傷害見舞費用
●水もれ事故の保険金支払い事例
・手術室にて縫合中に誤って自分の左手を刺してしまった。
・洗濯機の排水ホースが外れていることに気付かず使用したため、
・医療実習中にC型肝炎の患者の血液に触れてしまった。
救援者費用
救援者費用
階下に水もれした。建物に被害。
・医療実習中の手術立会い中、縫合の段階で先生が使用していた針が
・夜中、台所の水を出しっぱなしにしてしまいフライパンが排水口
刺さってしまった。
を塞いでいたため水が溢れてしまった。階下に被害。
スキースノーボード中の事故
スキースノーボード中の事故
扶養者死亡保障保険の支払状況
運動中の事故
運動中の事故
歩行中の事故
歩行中の事故
扶養者死亡保障保険は、扶養者の方が病気や事故で亡くなられた後に発生し、負担された学資費用(学生が在学期間中に大学に納
アルバイト中の事故
アルバイト中の事故
付する授業料・実験・実習費・大学の講義に必須である教科書・教材の購入費用など)を保障する保険です。
インターンシップ中の事故
インターンシップ中の事故
※契約口数1口あたり1年間に最高38.7万円を保険金の支払限度額として卒業予定年月まで毎年実際に負担された学資費用を保障します(14Wの場合)
。
受託品に関する事故
扶養者死亡に伴う学資費用支払合計件数 235件
支払合計金額 1億8,672万円 (本人死亡を除く) ●病気死亡
217件
(構成比92.3%)
●事故死亡
18件
(構成比 7.7%)
正課の講義中の事故
病気死亡による保険金支払いが多くを占めています。
受託品に関する事故
正課の講義中の事故
針刺し事故
針刺し事故
※支払件数は2015年度(2014年10月~ 2015年9月)に「1回目」の保険金支払いが発生した方のみの件数です。
(※学生本人の事故死亡:4件 400,000円)
水漏れ事故
水漏れ事故
学業継続費用保険の支払状況
自転車事故
自転車事故
学業継続費用保険は、保護者の方が病気やケガにより入院・自宅療養されて仕事ができなくなったときの、所得を保障する保険です。
職業や年齢に関係なく、一か月あたり10万円×最長12か月(最高120万円)の保障です。
病気
事故
傷害
合計
支払合計件数
48
14
6
68
構成比
70.6%
20.6%
8.8%
100%
平均支払日数 50.7日 最長支払日数 360日
入院のみ
自宅療養のみ
入院+自宅療養
合計
支払合計件数
6
18
44
68
構成比
8.8%
26.5%
64.7%
100%
2015 ANNUAL REPORT
11
12 学生の健康に関する悩みや不安にこたえて 大学生協共済連では、学生総合共済の加入者の健康に関する相談や心の悩みにこたえるために『学
生生活無料健康相談テレホン』を設置しています。この1年間(2014年10月〜 2015年9月)
からだの 健 康 相 談
●からだの健康相談件数の動き
この1年の件数を平均すると、52.8件/月となります。
昨年度の43.4件/月と比べ、
月間9.4件相談件数が増加しています。
年間通じて、日頃気になっている健康に関する不安や、けがや病気の
際の対処法、受診の判断に迷った時に、気軽にいつでも相談できる、無料
の電話相談窓口として広く利用されていると考えられます。
月別の推移は下記の通りです。
学生の健康に関する悩みや不安にこたえて
12
100
68
0
41
40
40
10月
11月
12月
1月
66
48
50
2月
3月
4月
62
5月
70
53
6月
51
7月
8月
45
9月
●相談者の利用状況
今年度の男女別利用比率を見ると、男性33.0%:女性67.0%となっ
ており、昨年(男性24.0%:女性76.0%)
と比べ、男性の利用率が増加
し、女性の利用率が減少しました。
利用者の続柄別では、
ご本人からの相談が59.6%、親御さんからの
相談は38.6%となっており、昨年(本人50.0%:親御さん46.1%)
と比
べて親御さんからの相談が7.5ポイント減少しています。
ご本人からの相談の性別比は男性48.1%:女性51.9%となってお
り、昨年(男性35.0%:女性65.0%)
と比べ、全体比率同様こちらも男性
の割合が大きく増加しています。
新規利用と再利用の状況はそれぞれ69.6%と30.4%で、新規利用
は昨年(59.1%)から10.5ポイント増加し、その分再利用率が昨年
(40.9%)
に比べ減少しています。
学年別では3年生、1年生と4年生の利用率がそれぞれ18.6%、
18.5%、18.3%でほぼ並んでおり、次いで2年生の16.6%となってい
ます。昨年利用率が25.1%と高かった3年生は、女子からの相談が減少
傾向で、男女合計でも昨年より6.5ポイント減少しています。
住居状況については、一人暮らしの利用比率は57.6%となっており、
昨年(61.6%)
に比べ、4.0ポイントとやや減少しています。
●時間帯別の利用状況
10時台の利用が最も多く全体の6.5%を占めています。次いで11時
台、21〜22時台と16時台で、それぞれが全体の約6%となっていま
す。時間帯で見た場合、10時〜11時台は全体の12.6%で、そのうち親
御さんからの相談が過半数を占めています。21時〜22時台は全体の
12.0%を占め、本人からの相談が多くなっています。自宅に帰り一息つ
いたところで相談されている様子がうかがえます。
●相談内容
『 病気、ケガ等の疑問や不安(日常的な範囲)』が最も多く、全体の
46.2%を占めています。これは、昨年度(37.8%)
と比べ、8.4ポイント
増加しています。ついで、
『 病気、
ケガ等の疑問や不安(受診中・受診後)』
が25.9%となり、昨年(29.6%)
と比べ、3.7ポイント減少しています。
これらを合計すると、全体の相談件数の72.1%となり、昨年(67.4%)
に比べ4.7ポイント増加しています。
相談内容は多岐にわたる相談が寄せられました。これらから、
自身や家
族のこころと体の健康への関心の高さがうかがえます。また、急なけがや
病気になった時の受診の目安や応急処置、医療機関へのかかり方など、
電話による専門的かつ個別の具体的なアドバイスを求めていることがわ
かります。
また、
『 心の悩み』
については、昨年度は2.9%、今年度は3.2%と大き
な変化はなく、
全体で占める割合も大きくはありませんが、
身体症状の表
出は精神症状が起因するものもあることが推察され、
その意味で「からだ
の相談」
と
「こころの相談」をセットにしている
「学生生活無料健康相談テ
レホン」は学生生活サポートの一助になっていることが考えられます。
●学年別相談傾向
1年生は、男性からの相談の多い傾向にありました。今年度は事故に
関する相談が多くありました。交通事故直後の相談や、事故後整形外科
に通院する中での相談、初めての一人暮らしの中、不慣れな調理中のけ
がから、環境の変化に起因する心身の不調まで、多岐にわたる内容でし
た。
2年生は、交通事故や部活動、
アルバイト先での事故、一人暮らしの食
生活の改善など、生活環境の拡大による事故や体調の不安、健康維持、
改善に関する相談が多く見受けられました。
12
2015 ANNUAL REPORT
3年生は、女性からの相談が昨年度比67%と減少、男性からの相談が前
年度の3倍の件数入りました。内容としては、治療中のさまざまな疾患のつ
らい症状についての相談が多くみられました。
4年生は、海外留学後の体調不良や、今抱えている心身の不調、睡眠時
間の調整の相談など、社会生活に向けての相談が多く見受けられました。
大学院生は、対人関係の悩みや、睡眠障害、慢性疾患を抱えながら勉学
する方の相談が入りました。
親御さんからの相談は、1年生男性、2年生女性の母親からお子さんの体
調を気遣う相談が多くみられました。またその他には、
高校生で共済に加入
している方からの相談や、親御さんご自身や配偶者の健診結果にかかわる
相談や医療相談、祖父母の介護や健康についてなどさまざまな相談が多く
入りました。
相談者の声
<日常的な範囲内で病気やケガ等の疑問や不安>
●幼い頃そばアレルギーがあったが、最近アレルギー検査をしたところ
陰性だった。今日そばを食べたら蕁麻疹が出てしまった。どう対応した
らよいか。
(1年18歳男性)
●1時間前に電子レンジでお惣菜を温めたらプラスティックの容器が溶
けた。換気はしたが、溶けた時の臭いをかいでしまった。体に悪影響
はないか。
(1年18歳女性)
<受診中または受診後の病気やケガ等の疑問や不安>
●片頭痛で薬を内服している。試験があるので本人は飲み続けたいと
いっているが、半年以上の長期内服になるのが心配。飲み続けても
大丈夫か。
(2年20歳女性の母親)
●数日前から咽喉の痛み、咳、微熱があり近医で漢方薬を処方されて
飲んでいる。今、頭痛があり辛いため、市販の鎮痛剤を飲みたいが、
飲み合わせは問題ないか。
(4年23歳女性)
<健康づくり(食生活、運動、健診、予防接種)>
●大学入学前はスポーツをしていて体型を気にすることは全くなかった
が、一人暮らしを始めて不規則な生活になり太ってきた。どのようにし
たら体型を元に戻せるか。
(1年19歳女性)
<性に関すること
(性病・生理・セックスなどを含む)、妊娠・出産>
●月経の予定が2〜7日後であるが乳房が張る。妊娠の可能性がある
のか。いつも妊娠が不安で仕方がないが、避妊手術についても教え
てほしい。
(1年27歳女性)
<心の悩み>
●ストレスが溜まるとつい飲酒してしまう。アルコール依存症になるので
はと心配だが、飲むのを止められない。どうしたら止められるか。
(院2年27歳女性)
●精神科に通院中。
数年前から女性になりたいという気持ちが出てきた。
性同一性障害かもしれない。性的に葛藤があり悩んでいる。周囲の
理解はあるがどう考えたらよいか。
(院1年26歳男性)
●薬学部を希望して入学したが、思ったように成績が伸びず、気分転換
もうまくできない。自分には適性がないのではないかと悩んでいるが、
どうしたらよいか。
(1年19歳女性)
<医療機関、施設等の案内>
●息子が腹痛で受診したところ、大腸内視鏡の検査を勧められた。大
腸内視鏡検査ができる病院を知りたい。
(3年21歳男性の母親)
●最近引っ越したばかりで病院がどこにあるのかわからない。元々喘息
の既往があるが、風邪をひいてしまった。風邪をひくと喘息がひどくな
ることが多いので、喘息も診てもらえる医療機関を案内してほしい。
(院1年22歳女性)
●ボールが目に当たり、視野の中に虫のようなものが飛んで見える。見
えづらさもあるので、すぐ受診できる眼科を教えてほしい。
(1年18歳男性)
※個人が特定される可能性のある相談について、一部修正を加えてあります。
〜学生生活無料健康相談テレホンの報告
携帯電話からもかけられます。
年中無休 24時間365日
の相談件数は、からだの健康相談が634件、こころの健康相談が864件、計1,498件となりました。こころの
健康相談は全体の57.7%で、相談に占める割合が高い状態が続いています。
「学生生活無料健康相談テレホン からだとこころの健康相談2015年度報告書」より
こころの 健 康 相 談
●こころの健康相談件数の動き
この一年の件数を平均すると、72.0件/月となります。
昨年度の79.6件/月と比べ、相談件数が90.5%となっています。
男性の学生の利用数が前年比の78.4%となっています。例年は夏休みシー
ズンである8月〜9月が一年を通して一番相談件数の少ない時期でしたが、今年
は昨年度と比較し8月〜9月の相談件数が20.9%増加しました。
月別の推移は下記の通りです。
200
0
67
10月
54
56
11月
12月
66
57
1月
2月
72
77
73
3月
4月
5月
90
96
6月
7月
82
74
8月
9月
●相談者の利用状況
今年度の男女別利用比率を見ると、男性34.1%:女性65.9%となります。昨
年度と同様、女性の利用率が6割を占めています。
利用者の続柄別では、ご本人からの相談が80.9%、親御さんからの相談は
18.5%です。全体として相談件数は減少しましたが、親御さんからのご相談が昨
年比で4.8ポイント増えています。特にうつ病、発達障害、統合失調症の子どもに
対して、親としてどのように接していけばよいかという相談が目立ちました。
新規利用と再利用の状況は、それぞれ26.7%と73.3%となっており、昨年度
に対し、新規利用の比率が9.6ポイント増えています。
学年別では、年々、高学年の相談が増加しています。4年生と大学院生の利用
率が22.1%と22.2%となり、ほぼ同数でした。大学に入り直したり、留年したと
いった20代後半以降の学生から多くのご相談があります。
住居状況については、一人暮らしが79.1%:家族と同居は19.1%となってい
ます。家庭の財務事情から自宅通いが多くなっていると一般的に言われています
が、昨年度に対し、一人暮らしの比率が6.7ポイント増加しています。
●時間帯別の利用状況
時間帯別の利用状況を見ると、夜20時〜0時の時間帯が多く、夜の23時台の
件数が最も多くなっています。適応障害で現実の世界では人間関係をうまく構築
することができないが、電話では話しやすいと夜中にかけてくる相談者もいます。
今年度は、親御さんが一人暮らしの学生に窓口利用をすすめているケースも
ありました。また、学生が眠られてから親御さん自身のこころや職場の悩みのご
相談も複数みられました。
●相談内容
昨年度と同様、ご本人が抱えている精神障害(発達障害、統合失調症、適応障
害、ADHD、アスペルガー症候群など)により日常生活や学業に影響を与えてい
るケースが多く見られます。
昨年度に引き続き、今年度も一人暮らしの子どもとのコミュニケーションの取
り方についての親御さんの相談が多くみられました。例えば、一人暮らしでうつ状
態となったご本人に対して、詮索もしにくいが、放っておくこともできないのでど
うしたらよいかというような相談です。とりわけ、母子家庭での母親からの相談が
多いことは特徴的です。
大学に入りなおしたものの、世代のギャップを感じて孤独感を癒すために毎日
のように利用されることもあります。デイケアに通い、相談、頼ること、断ることが
大切と習ったので、この窓口を使って相談の練習をしているという相談者もい
らっしゃいます。研究が忙しくて、家に帰ってくるとさみしくて電話をしてしまう、個
人的な悩みについて、両親にも友人にも大学のカウンセリングルームにも相談で
きないと電話相談を利用されるケースもあります。年間を通して毎週のように電
話をかけてこられる相談者がいらっしゃり、一校で年間100件を超えるケースも
ありました。
ポツポツとお話しされる相談者もいますが、なかには怒鳴りわめきながら攻撃
的な口調で相談する相談者もいらっしゃいます。相談員は「死にたい」という思い
も否定せずありのままを受け止めることで、相談者が辛い気持ちを安心して言葉
にできるよう心掛けています。ある有名な精神科医は、自殺を防ぐには内面にこ
もっている怒りを吐き出させることが大切だと言っているそうです。
●学年別相談傾向
1年生は、一人暮らしを始めたものの、食生活面の管理ができず過食嘔吐や摂
食障害でご相談いただくケースがみられました。
2年生、3年生は、学生生活自体には余裕が出てきますが、サークル、アルバイ
ト先などで人間関係がうまくいかなくなり、社会に出てどうなるのだろうと漠然と
不安を感じているようです。恋愛についてのご相談も多くみられます。
4年生は、卒論や大学院入試のプレッシャーを感じているとの訴え、いざ就職
活動を始めようとしたところ、人前で話すことや、人と話すことが苦手で不安だと
いうケースがありました。何らかの事情で、留年や休学した相談者については、そ
の傾向が強いようです。
大学院生は、研究室という狭い世界の人間関係のトラブルで悩む姿が見受け
られました。過酷な環境で体調を崩してしまう相談者や、就職活動で追い詰めら
相談者の声
<身体症状の悩み>
●娘は、
大学入学を機に一人暮らしを始めた。
当初から過食気味であったが、
ここ
数ヵ月のうちに過食して吐くようになったと言っている。
見た目の変化はなく、
体
重が増えたわけでもないのに、
「体重が増えた」
「減らさなきゃ」と言っている。
対人関係でストレスがあるようだ。
どうしたらよいのか分からず心配している。
(1年19歳女性の母親)
●自分で対処できないことが起きるとパニックに陥り、
その感情が自分の身体に
向かってしまう。
頭を殴ったり、
髪の毛をかきむしったり、
鋏などで何度も自分の
太ももを傷つけたりしてしまう。
(3年20歳女性)
<精神症状の悩み>
●ご飯を食べられない。
帰省時に実家にいる間は食事をすることができる。
大学
に戻ると1日1個のパンも食べられない。
一人で家にいると変な声が聞こえるの
で、
できるだけ遅くまで大学の図書館にいる。
(1年19歳女性)
●息子が大学の前から泣きながら電話をしてきた。
5月の連休の頃から、
研究室
の教授とうまくいっておらず、
何度も強い叱責を受けているようだ。
そのため、
何
も手につかなくなり、
無気力になっている。
(4年22歳男性の母親)
●息子が部活の試合で一度負けてしまってから、
うつ状態になっている。
辞めてし
まいたいという気持ちもあるようなのだが、
今までお世話になっているので辞
められないとも言っている。
眠れず、
外出できないことや、
食欲がなく吐いてしま
うこともあり、
何か叫んで急に泣き出すこともある。
(2年20歳男性の母親)
<人間関係の悩み>
●院の先輩と飲んでいた時に、
アルバイトでしている家庭教師の仕事について批
判された。
相談者がアルバイトをすることで実験に支障をきたしている、
人に教
えることで優越を感じたいだけだと指摘された。
(院1年24歳男性)
●担当教授とうまくいっておらず、
会うと眩暈がしてしまうくらい体調に影響が出
ている。
教授は、
アイディアが浮かぶと即予定を変更し実行していくタイプだが、
自分は時に石橋を叩いて渡らないタイプなので、
正反対すぎてついていけな
い。
そのため、
現在は学校にも行けていない。
(院3年29歳女性)
●ある程度、
友だちと仲良くなると、
お互いをけなすようなブラックジョークを言う
ようになるが、
それに対応できない。
真面目でつまらない奴と思われるのも、
いじ
られるキャラになるのも、
どちらも嫌だ。
(1年18歳男性)
<学業・進路の悩み>
●試験を前にするとプレッシャーで、
過食嘔吐が止まらなくなる。
就職活動がうま
くいかない。
やっと決まった内定先も希望とは少し異なる分野で、
その業種で働
いていくための試験を受けなければならない。
(4年22歳女性)
●息子が自宅に引きこもって不登校状態なので、
どう対応したらよいのか相談し
たい。
入学当初から登校せず、
履修登録もしていなかったため、
大学側から自宅
訪問があった。
本人の安否確認も取れない状況が続き、
単位取得が難しくなっ
たので、
現在は実家で静養をしている。
(1年20歳男性の母親)
.
●息子は、
就職先に内定していたのに、
単位不足で卒業できず、
就職浪人した。
2
年生の終わりに寮を出てからパチンコにはまり、
就職せずパチンコで生計を立
てると言っている。
(4年23歳男性の母親)
<その他の悩み>
●今までの過去の自分が嫌いすぎて、
どう対処したらよいかわからない。
実家は
自分の可能性を妨げる可能性が高い環境なので、
大学入学と同時に一人暮ら
しを始めた。
母親の機嫌を取りながら自分の意思を持たずにひっそりと過ごし
てきた。
(2年19歳女性)
●他人に対する苦手意識が大きい。
そんな自分を変えないといけないと、
外向的
になろうと頑張った。
最近、
慣れてきて相手に受け入れられているなと嬉しく思
う反面、
やっぱり自分には無理だと感じる。
相手に受け入れられず、
沈黙が続くこ
とが怖い。
そのような自分が嫌で苦しい。
(2年19歳女性)
●体調を崩しているはずの娘と連絡が取れない。
学校とアルバイトに忙しくして
いるので、
メールの返信が早い子ではないのだが、
あまりにも連絡がこないと、
どうかしたのではないかと不安になってしまう。
(4年22歳女性の母親)
12
学生の健康に関する悩みや不安にこたえて 100
れて無意識のうちに涙が出てしまうというケースです。アカデミックハラスメント対
策は喫緊の課題だと考えられます。
SNSやLINEが隆盛している昨今ですが、一人ひとりに肉声で応えることで、人
の温かさを感じていただけているのではないかと考えています。それは、複数回の
相談者が多いことからもうかがえます。
※個人が特定される可能性のある相談について、
一部修正を加えてあります。
2015 ANNUAL REPORT
13
13 大学生協の「勉学援助制度」
扶養者を亡くした学生への援助
3,302名に5億3,584万円の援助ができました(1992年4月〜2015年9月)。
大学生協の「勉学援助制度」とは
扶養者を亡くした学生への援助 大学生協の「勉学援助制度」
13
学生総合共済(生命共済AF型)では、扶養者が事故で亡く
あわせておすすめすることになりました。現在は病気死亡と
なった場合、一括払いまたは分割で500万円の共済金が給付
事故死亡、事故重度後遺障害の場合に学資費用を保障する扶
されますが、病気等の場合は20万円のみの給付となっていま
養者死亡保障保険になっています。
す。病気等で亡くなった場合の学業継続のために何かたすけ
しかし、学生総合共済および扶養者死亡保障保険へ加入し
あいができないだろうかと24年前に検討した結果、1992年
ていない方もまだ多く、また、扶養者死亡保障保険でも保障
に学生、教職員などからの寄付をもとに緊急の援助として「勉
されないケースもあり、勉学援助制度独自の役割は引き続き
学援助制度」が創設されました。その後、何度か給付基準を
大きいといえます。学生総合共済・学生賠償責任保険とあわ
見直しながら、現在は、返還不要の援助金として、対象者に
せて、多くの方に扶養者死亡保障保険に加入していただくこ
は一人当たり10万円をおおくりしています。
とを呼びかけるとともに、
「勉学援助制度」の普及と寄付にお
2005年に、扶養者が病気死亡の場合、学資費用を保障す
力添えをお願いいたします。
る扶養者病気死亡保障保険を保険会社と団体契約し、共済と
給付を受けた学生の声
●背中を押してもらえたような気がします
父が亡くなったことによる経済的な変化に加え、精神的に不安定になり将来への生活不安がこみ上げます。自分の一部のよ
うな存在を失うことは言葉では表せない痛みがあります。そんなとき、
この制度を知り大変心強く感じました。援助金は戸惑っ
ていた自分が一歩踏み出す為に背中を押してもらえたように感じました。
(熊本大)
●将来社会に対して恩返しをしたい
父が急死して母はパートの時間を増やし家族揃って食事をする事が少なくなりました。お金の大切さを身にしみて感じてい
ます。でも将来の夢や希望を失っては天国の父が泣きます。自分だけが不幸な訳ではない。負けるものかと歯をくいしばって
日々過ごしています。援助金は授業料の一部にさせていただきます。将来社会に貢献して恩返しをしたいと思います。本当に
ありがとうございます。
(近畿大)
●この制度のおかげで希望がもてました
私の家はあまり裕福とは云えない状況でも家族は勉強のためならと大学に行かせてくれました。しかし父が亡くなり今まで
以上に苦しくなり大学に行けなくなるかもしれないとも考えました。そんな時この制度のおかげで希望がもてました。私と同
じ様な境遇の学生はきっと不安だと思います。でも諦めないでください。助けてくれる人、支えてくれる人は周りにも、そし
て全国にもたくさんいます。同じ様な境遇で困っている学生にとってとてもありがたい制度だと思います。
(九州工業大)
●周囲に頼ることの大切さを知りました
生活費・学費を自分で捻出する必要に迫られ、アルバイトと大学の研究生活を両立しなければならなくなりました。援助金
を利用し少しでも生活を楽にしたいと考えております。辛い中このような制度があるのは本当に助かります。今回、私は本当
に多くの方に助けられ、周囲に頼ることの大切さを知ることが出来ました。今後、頂いた助けを巡り巡って全国の方々にお返
ししたいです。
(大阪大)
●心から感謝
父が突然死し家族はパニック状態、母の精神状態が不安定で心配でなりません。借金もあり相続放棄することになり経済的
にも先が見えず大学を続けてよいかとても悩みました。まさか自分がこのような窮地に立たされるとは思いませんでした。今
まで大学に行けることは当たり前のように思っていましたが何があるか分からない中、勉学援助制度は大変ありがたく、人は
支えあって生きていることを実感しています。心から感謝いたします。
(東邦大)
14
2015 ANNUAL REPORT
困っている学生の学業継続を助け、たすけあいの心が広がっています。
2015年度は179名に1,784万円を給付
1992年に開始以来、総計3,302名の学生に5億3,584万円を給付
勉学援助制度の応募者は、毎年300名余りで、財源の関係から、給付できるのはその約半数にとどまっています。より多くの方
へ給付するためには、なんといっても財源の拡大が必要です。この制度は、共済・保険の制度とは異なり、掛金等で運用する制度で
はないため、みなさんからの寄付が頼りです。
毎年多くの会員生協で卒業生からの寄付に取り組んでいただいており、2015年度は、全国の組合員および卒業生、大学関係者な
どから1,805万円の寄付が集まりました。また賛助会費が324万円集まり、合計2,129万円を給付のための財源とすることができ
13
扶養者を亡くした学生への援助 大学生協の「勉学援助制度」
ました。引き続きより多くの寄付をお寄せいただくことで、より多くの応募者に給付できることをめざしています。
●2015年度の給付実績(2014年10月〜2015年9月)
2015年度
応募
2014年度
応募人数
315人
322人
給付人数
179人
186人
給付
寄付
給付金額
1,784万 円
1,856万 円
寄付金額
2,129万円
2,140万円
勉学援助制度普及ポスター
イメージキャラクター より
●これまでに以下の大学生協の学生組合員に勉学援助金をおくりました。
(1992年〜)
給付
北海道大
北海学園
酪農学園
札幌学院大
北星学園
北海道教育大
札幌大
小樽商科大
室蘭工業大
帯広畜産大
北見工業大
釧路公立大
弘前大
岩手大
秋田大
東北大
東北学院大
東北工業大
宮城大
宮城教育大
山形大
福島大
尚絅学院大
盛岡大
宮城学院
弘前学院
みやぎインカレコープ
岩手県立大
31
21
16
18
13
7
26
5
16
6
11
2
22
26
19
40
46
4
6
4
37
12
3
14
9
1
4
1
給付
埼玉大
跡見学園女子大
東京外国語大
お茶の水女子大
東京医科歯科大
武蔵学園
東京芸術大
日本女子大
東洋大
大東文化学園
十文字学園
淑徳大みずほ台
法政大
東京大
早稲田大
慶応義塾
東京理科大
東京電機大
工学院大学
千葉大
千葉商科大
東邦大
東京海洋大
横浜国立大
横浜市立大
東京工業大
明治学院
首都大学東京
21
6
11
8
2
11
6
9
21
21
3
2
65
43
128
43
25
17
17
35
4
9
3
27
3
7
31
16
給付
日本社会事業大
東京農業大
芝浦工業大
神奈川大
昭和大
東京工芸大
東京工業高専
東京経済大
東京学芸大
東京農工大
電気通信大
東京薬科大
一橋大
津田塾大
白梅学園
和光学園
桜美林学園
麻布大
明治薬科大
群馬大
高崎経済大
宇都宮大
足利工業大
茨城大
茨城キリスト教学園
信州大
長野大
長野県短期大
3
27
26
49
7
12
1
27
26
12
7
12
10
9
1
6
14
5
5
11
20
8
5
19
5
36
7
3
給付
新潟大
山梨大
新潟県立大
新潟青陵・短期大
長野県看護大
松本大
山梨県立大
前橋工科大
東京インカレコープ
静岡大
愛知大
名古屋大
愛知教育大
名古屋工業大
名古屋市立大
愛知県立大
日本福祉大
岐阜大
三重大
三重短期大
中京大
名城大
岐阜市立女子短大
金城学院大
愛知県立芸術大
インカレ愛知
富山大 金沢大
44
8
2
1
1
4
1
1
38
42
37
33
21
4
4
6
20
12
23
3
58
3
1
10
2
2
18
22
給付
福井大
16
富山高専
2
京都大
42
同志社
69
立命館
115
京都府立医大・府立大
6
龍谷大
58
京都教育大
10
京都工業繊維大
12
滋賀県立大
4
滋賀大大津地区
7
滋賀大彦根地区
5
京都橘学園
9
奈良女子大
6
奈良教育大
5
奈良県立大
1
奈良工業高専
2
大阪樟蔭女子大
1
滋賀医科大
1
大阪インカレコープ
5
近畿大
59
大阪経済大
20
大阪教育大
16
大阪府立大
13
阪南大
8
大阪大
52
大阪電気通信大
14
和歌山大
11
勉学援助制度をより充実させ、一人でも多くの学生を援助できるように賛助会員制度を設けています。
趣旨にご賛同いただき、ご登録いただけるようお願いいたします。
賛助会員は個人会員1口2,000円、法人会員1口10,000円です。いずれも1口以上でお願いします。
【振込先口座】
■郵便局から振り込む場合
ゆうちょ銀行 口座番号 東京 00180-2-562063
加入者名 「大学生協勉学援助制度口」
■他行からの場合
店名 「○一九 店」
店番 019
フリガナ 「ゼロイチキュウ」 預金種目 2 当座預金
口座番号 0562063
賛助会員募集
「勉学援助制度」を支える賛助会員を募集しています。
給付
大阪市立大
大阪千代田短期大
和歌山県立医科大
神戸大
関西学院大
神戸外国語大
甲南大
兵庫県立大
神戸親和女子大
園田学園女子大
大手前大
甲南女子大
香川大
四国学院
高知大
高知県立大
松山大
愛媛大
広島大
広島修道大
徳島大
下関市立大
鳥取大
水産大学校
岡山大
山口大
高知県公立大
梅光学院大
15
2
1
38
43
5
20
18
11
6
10
7
24
11
20
5
31
39
45
27
40
10
22
4
29
24
1
4
給付
島根大
9
松山東雲女子・短期大
1
福岡インカレ
4
福岡教育大
4
九州工業大
30
北九州市立大
29
佐賀大
37
宮崎大
11
鹿児島大
44
琉球大
21
沖縄大
2
福岡女子大
3
九州大
36
西南学院大
11
長崎県立佐世保校 11
長崎大
18
熊本大
34
大分大
21
福岡県立大
6
純心大
4
南九州学園
6
九州国際大
5
長崎県立シーボルト校
1
立命館APU
8
熊本インカレアカデミア
2
西南女学院大
1
その他
54
合計
3,302
お問合せ先
1 6 6 - 8 5 3 2 東 京 都 杉 並 区 和 田 3 - 3 0-22
全国大学生活協同組合連合会
勉学援助制度推進委員会 事務局
TEL 03-5307-1166
FAX 03-5307-1129
2015 ANNUAL REPORT
15
14「健康・安全&事故防止」のとりくみ
学生と生協職員が協力し、保健管理センター等大学や行政の協力を得て企画を実施しています。
健康・安全を呼びかけるとりくみ
会員生協によってとりくみ内容は異なります。
健康チェック企画
学生の健康状態や生活習慣を見直すために、
体脂肪測定や肌チェック、アルコールパッチ
テストや毛髪チェックなどを行っています。
「健康・安全&事故防止」のとりくみ
14
メンタルヘルス
学生がひとりぼっちにならず、友達と共に
過ごす大学生活をおくるために、入学時の友
達づくり企画が新学期に行われています。
「学生生活無料健康相談テレホン」を大学
生協共済連で設置しています。
法政大 健康みなおし週間
愛知教育大 健康パオ
自転車・バイク点検
学生は自転車やバイク運転中に事故を起こ
すことが多く、また、土地柄によって自転車や
バイクで通学することが多い大学もあります。
自転車やバイクの事故防止のために、車両点
検などが行われています。
学生生活無料健康相談テレホン
チラシ
「イッキ飲み・アルハラ防止
キャンペーン」ポスター
自転車事故防止パンフレット
防災のとりくみ
地震や、地域特有の生活対応(水道管の凍
結・破裂、集中豪雨、台風対策など)につい
て先輩の実体験を伝え、心構えや知識をつけ
てもらうとりくみを行っています。
イッキ飲み・アルハラ防止
奈良教育大 ヒヤリMAP
公立はこだて未来大 自転車点検
20歳になって初めてお酒を飲む機会に参
加します。アルコールに対する体質を判定す
る「アルコールパッチテスト」を行い、あわ
せてお酒の飲み方やアルコールでの事故防止
の啓発活動も行っています。
※未成年の飲酒は法律で禁止されています。
食生活相談会
食生活の状況をお聞きし、アドバイスする
ために、栄養士による食生活相談会を行って
います。あわせて、食事のとり方などの提案
も行っています。
小樽商大 路面凍結注意
京滋奈良ブロック 共済研究会
スポーツ企画
大学生になると体を動かす機会が少なくな
ります。スポーツ企画や体力測定を通して健
康的な身体づくりのとりくみを行っています。
16
2015 ANNUAL REPORT
立命館 食生活相談
岩手県立大 凍結防止
健康で安全な学生生活について考えるとりくみ
給付事例学習会
学習会では、実際の共済金の支払事例をと
り上げ、また「たすけあいアンケート」をも
とに、どのような予防提案を行うことができ
るのかを、学生と職員がともに考える場を定
期的に開催しています。
※共済金の支払いを受けた方の個人情報は守
られています。
北大 給付事例学習会
「健康・安全&事故防止」のとりくみ
給付事例の報告
14
弘前大 給付ボード
毎月の共済金の支払状況を報告すること
で、学生に多い病気やケガの実態を知らせ、
予防提案を呼びかけています。生協店舗に
「給
付ボード」を掲示し、ポスターや冊子を作成
し配布をしたりして、共済金の申請忘れの防
止を呼びかけています。
※共済金の支払いを受けた方の個人情報は守
られています。
富山大 給付ボード
徳島大 受給者への手紙(用紙)
共済活動について学びあうとりくみ
全国共済セミナー
第33回全国共済セミナーは、全国大学生協
連と共催で2015年8月に静岡県伊東市で開催
され、500名を超える全国の学生・生協職員
が集まりました。
学生どうしのたすけあいを制度化した「学生
総合共済」の理念を学び、学生の生活を考え、
学生生活の支援のために共済事業でできること
を学生、生協職員が一緒に考え、今後の実践に
向けて学びあいました。
全国共済セミナー
全国共済セミナー
全国共済セミナー
東海ブロック共済セミナー
各地の共済セミナー
各地域でも共済について学びあうとりくみ
が広がっています。
共済活動の交流会を通じて、共済の4本柱
である『加入・給付・報告・予防』について
の学習を行い、給付を受けた学生の体験を聞
いて実態をリアルに感じ考えることで実践に
役立つセミナーとして位置づけています。
2015 ANNUAL REPORT
17
15 たすけあいアンケートより
たすけあいアンケートより 共済おすすめの言葉・感謝の言葉
学生総合共済の受給者の方に「たすけあいアンケート」を記入いただいています。掲載を了承していただいている方々の声を紹介します。
病 気
たすけあいアンケートより
15
●帰省中、ムカムカするなど胃部に違和感・
吐き気で市販の整腸剤、胃薬を服用も改善さ
れず、徐々に痛みがでてくる。原因はわから
ないが、暑さ負け、夏バテと思っていまし
た。
「まさか自分が・・・」のまさかはありえま
した。幸い帰省中で、家族に世話はしてもら
えましたが、費用の負担も大変だったので助
かります。気持ちが少し楽になります。
(急性虫垂炎/入院8日・手術1回)
130,000円 給付
●病気が発症する前の日は特に普段と変わり
なく元気に過ごしていたが、自宅にいた当日
はいつもより早く目が覚めてお腹に痛みが
走った。しばらくして吐き気の症状があらわ
れたのでその日から入院した。思い当たる原
因はなかったので少々怖かった。
この度は学生の皆さんからの支援として共済
金を頂くことになりました。これにより、経
済的にも私の家庭は大変助かったので、皆さ
んに心から感謝しております。誠にありがと
うございました。
(急性虫垂炎/入院4日)
40,000円 給付
●東京に滞在中で、札幌に帰る当日の朝から
体のだるさがあり、お昼ごろから倦怠感・吐
き気・微熱等があり、夜の飛行機に乗る頃は
腹痛もあり、やっとの思いで千歳に着いた
が、札幌に帰れる状態ではなく千歳の夜間病
院へ入院。
大学生になると一人での行動範囲も広がりま
すし、もしものための共済の加入は大事だと
思います。
(急性胃腸炎/入院2日)
20,000円 給付
●夜、就寝前に寛いでいる時に急にお腹が痛
くなった。
大学1年の時に父が病気で急逝し、共済金だ
けでなく、扶養者死亡保障保険でとても助か
りました。今回も思いがけない入院で「お守
り」のつもりの共済で、こんな助けてもらえ
るとは、加入していて良かったと実感してい
ます。
(急性腸炎/入院7日)
70,000円 給付
●サークル活動で提出期限のあるコンペに参
加した為、帰宅時間が遅くなり生活のバラン
スが悪かったと思います。
18
2015 ANNUAL REPORT
思いがけず突然に腹痛と熱が出ました。検査
の結果、簡単な病気でないので驚きました。
薬代も高いので共済に入っていて本当によ
かったです。若い人に多い病気なので共済の
大切さを知りました。
(大腸ポリープ/入院2日・手術1回)
70,000円 給付
●卒論発表が近く、実験に詰めている時、熱
が38℃をこえ病院に行った。インフルエンザ
の反応は出なかったが、その可能性が高いの
で薬をもらい飲み続けたが、毎日38℃で治ら
なかった。もう一度病院へ行き血液検査をし
た所、急性肝炎とわかり即入院になった。
今までずっと健康で、まさか病気になって入
院するとは思っていなかったので、共済に加
入するか迷ったが、万が一の時を考えて入っ
ていて良かったです。
(急性肝炎/入院11日)
110,000円 給付
●サークルでテニスをしている時に右胸痛を
自覚。原因は不詳。
日頃何不自由なく元気に過ごしていた中での
突然の発病・入院・手術でした。いつ何が起
きるかわからないと痛感し、生協共済に加入
していて良かったと感じました。「次は我が
身」と皆様が健康を気にかけていただけるこ
とを願うとともに、今後も共済加入者として
「たすけあい」に貢献できたらと思います。
(右自然気胸/入院11日・手術1回)
160,000円 給付
交通事故
●交差点内で3車線直進車線走行中、右折車
線で停車していた車で前方(相手方)が死角
となり右折してきた車と衝突事故。
お守り程度の気持ちで共済に加入したが、本
当に自分がお世話になるとは思わなかったの
で、加入していて良かったと感謝していま
す。
(原付バイク運転中の事故/入院17日・
通院42日)
254,000円 給付
●右折自動車と直進中の自分のバイクが衝突
し、間にはさまれて右膝靭帯損傷。
今回の過失割合は私(5):相手方(95)で
すが、入退院後に不便なことが多く結局出費
がかさんでいます。入学時、共済加入してお
いて本当に良かった。そして全国の仲間に心
から感謝しています。自分では注意していて
も、病気・事故は突然起こります。多くの方
の加入を強くおすすめします。
(自動二輪運転中の事故/入院68日・
手術5回・通院8日)
946,000円 給付
●バイクでアルバイト先に向かう途中、車と
衝突・転倒、左頬部・左下顎部挫創。
大学在学中は事故の後処理をすることで当時
の事を思い出すことが苦しく手続きを後回し
にして逃げていました。このような私にも対
応して頂けて大変感謝しております。ありが
とうございました。
(原付バイク運転中の事故/通院37日・
固定期間44日)
118,000円 給付
●原付バイクで登校中、右折のため車線変更
した際、後ろから乗用車が来て衝突し転倒、
外傷性肛門周囲挫傷。
初めて入院しましたが、思っていたより入院
用品や雑用品でお金がかかりました。退院し
てからの自宅療養中にも出費が沢山ありま
す。共済は安心のお守りとして加入しておい
た方がいいと思います。
(原付バイク運転中の事故/入院12日・
通院4日)
128,000円 給付
●バイクで帰宅途中に転倒して、右肘の関節
を捻挫。
突然の事故で日常生活が困難になり非常に
困った。それに加え思いがけない大きな出費
となりましたので、共済に加入していて助か
りました。本当にありがとうございます。
(自動二輪運転中の事故/通院87日・
固定期間6日)
180,000円 給付
スポーツ事故
●スキー場でスノーボードをしている時に転
倒して、左腕前腕を骨折。
まさかの骨折で、ギプスの期間も予想外に長
くなり、バイトも4ヶ月以上行けませんでし
た。少ない掛金の共済からこのように手厚い
保障が受けられるとは思ってもいなくて、と
ても助かりました。ありがとうございます。
(スノーボード/通院12日・
固定期間52日)
76,000円 給付
●学校内グラウンドで試合形式の練習をして
いる時、ボールに人が集まり重なるように倒
れ、左足首靭帯損傷・脱臼。
共済金はありがたいです。ありがとうござい
ます。スポーツをやっているので加入してい
て良かったです。入院・手術には思ったより
お金がかかりました。
(アメフト/入院36日・手術1回・
通院1日・固定期間4日)
416,000円 給付
●空手の部活中に組み手の練習の際、転倒し
て左膝前十字靭帯を損傷。
今まで大きなケガをしたことがなかったの
で、今回は自分自身とてもショックでした。
ケガをするとお金もかかり、共済に加入して
いて本当に良かったです。ありがとうござい
ました。
(空手/入院10日・手術1回・通院20日・
固定期間140日)
330,000円 給付
●友人とサッカーをしている際、右膝を捻り
右膝前十字靭帯断裂。
下宿生のため親が入院の手続きや付き添いを
するため、移動交通費の支出が沢山かかりま
したが、共済に加入していることで助かりま
した。ありがとうございました。
(サッカー/入院9日・手術1回・
通院19日・固定期間142日)
320,000円 給付
日常生活中の事故
●旅行でBBQ場に来ているとき、屋外で歩行
中、段差を踏み外し転倒、左足関節靭帯を損
傷。
病気や事故での急な出費は学生や学生を抱え
る親にとっては大きなものです。共済金の給
付を通して全国のたすけあいというものを少
しでも実感できることで気も楽になります。
本当に助かりました。ありがとうございまし
た。
(旅行中屋外の事故/通院17日・
固定期間48日)
82,000円 給付
●工学部構内液体窒素タンクからデュワー瓶
に汲んでいる時、瓶から液体窒素があふれ、
靴と足の間にたまって両足の甲にやけどを
負った。
学研災だけだと治療費すべてをまかなえない
ので、共済も入っていてよかったです。
(学内の事故/通院7日)
14,000円 給付
●教育実習中、グラウンドで子どもとドッジ
ボールをしている時、ボールを取ろうとして
突き指。左手中指第一関節マット変形。
予想していないケガで思ってもみないことが
起こりました。それでも共済金を頂くことで
とても助かりました。一人暮らしでの手術は
とても大きな負担でしたが、共済金のおかげ
で助かっています。ありがとうございます。
(教育実習中の事故/手術1回・
通院15日・固定期間30日)
110,000円 給付
火災・借家人賠償・盗難事故
●春休みに実家へ帰省する際、暖かくなって
きたので大丈夫だろうと思い、ブレーカーを
落としてアパートを出たことが原因で、水道
管内の水が凍結し、水道管が破裂してベラン
ダの給湯器から水もれ。
ありがとうございます。非常に助かります。
今後こういったミスのないように注意して生
活したいと思います。
(水道管の凍結破裂事故/借家人賠償)
54,400円 給付
不注意で火災を起こしてしまいましたが、共
済に入っていて助かりました。ありがとうご
ざいます。
(火の消し忘れによる火災事故/
借家人賠償)
225,050円 給付
●閉め忘れたベランダの窓から入られ、下
着・指輪・かばん・旅行券を盗まれた。
本当に自分の不注意でこのような被害にあっ
てしまったので、今後は気をつけたいと思い
ます。ご迷惑をおかけしてすみませんでし
た。
(盗難/家財・現金)
173,200円 給付
●窓から侵入され、引き出しに入れていた現
金のみを何者かに盗まれてしまった。
いつ何が起こるかわからないので、常日頃か
ら戸締りの確認や、お金の管理をしっかり
行って下さい。
(盗難/家財・現金)
50,150円 給付
15
たすけあいアンケートより ●大学のグラウンドでラグビーの練習中に、
チームメイトとぶつかって鼻を骨折。
部活の練習中に骨折をしてしまい、入院・手
術という思いがけない出費に共済金をあてる
ことができ、本当に助かりました。加入して
いて本当によかったと思いました。
(ラグビー/入院3日・通院3日)
36,000円 給付
●実験室で実験につかうためのセンサーを校
正する準備を行っている時、重りを足の上に
落として左第2趾開放骨折。
共済金を給付してもらえるというのは通院へ
の負担を軽減させ、しっかり治療に臨むこと
が出来ました。私も「ケガや事故なんてしな
い。共済金の給付を受けることはない。」と
思っていました。しかし、何がおこるかわか
りません。加入していて本当に良かったと感
じています。
(学内の事故/通院20日・固定期間22日)
62,000円 給付
●夏休み実家に帰郷してアパートに戻った
所、部屋が荒らされていました。アパートの
部屋は3Fですが、ベランダから窓ガラスを
割って部屋に侵入されました。
皆さんからの共済金で保障が受けられ大変助
かります。ありがとうございます。
(盗難/家財)
202,600円 給付
●アルバイトから帰宅したら、本棚に立てて
おいた現金11万円が入った祝儀袋から9万円
が盗まれ2万円だけが残っていた。ベランダ
の窓ガラスが割られた跡や部屋のドアの鍵が
壊された跡もなかった。
「困った時にはみんなでたすけあうこと」の
大切さが改めて分かりました。ありがとうご
ざいます。
(盗難/現金)
50,000円 給付
●他室での出火により、1フロアが焼けた。
自室が焼失していたわけではないが、煙や煤
によって目をあけると目が痛く、マスクをし
ていても、のどが痛くなってしまうほどだっ
た。
今回の事故を通じ、たくさんの人々に助けら
れて自分が生きていることを痛感しました。
今回の思いは絶対に忘れません。
(他室での失火/家財)
220,284円 給付
●マンション下の駐輪場に鍵をかけてとめて
おいた自転車が盗まれた。
困っている時に助けてくれるみなさんに感謝
の気持ちでいっぱいです。ありがとうござい
ます。
(自転車盗難)
24,980円 給付
●自宅の浴槽内で転倒し、浴槽の側面にひび
割れを起こしてしまった。また、その部分か
ら水がもれ、階下に水もれを発生させた。
こんな大きな額、もし皆さんのご協力がなけ
れば絶対に支払えませんでした。本当にあり
がとうございました。
(階下に水もれ事故/借家人賠償)
673,689円 給付
●マンションの自転車置き場に駐輪していた
施錠した自転車が盗まれた。
自転車が盗られて困ったが、少ない仕送りの
中から自転車を買うことは困難だったので、
大変助かりました。
(自転車盗難)
15,000円 給付
(自己負担額 5,000円)
●揚げ物料理をした際、火を消し忘れ火柱が
上がり、換気扇が使用不可となり、煙で壁が
黒くなった。
2015 ANNUAL REPORT
19
16 学生総合共済事業状況
2015年度の学生総合共済事業状況
注)金額の端数は切り捨てて表示しています。
1. 年度末総加入者数※683,759人
※「年度末総加入者数」は、生命共済加入者と火災共済のみの加入者数の合計です。
種目別では生命共済624,685人、火災共済335,523人となりました。
2. 保有契約高※
2兆2,423億円
※契約高とは、
保有している契約それぞれの基本契約(死亡共済金)の保障金額の合計額です。
火災共済については基本契約(家財の保障)の保障金額の合計額です。
種目別では生命共済1兆2,478億円、火災共済9,945億円となりました。
学生総合共済事業状況 16
3. 受入共済掛金
86億7,963万円
種目別では生命共済80億273万円、火災共済6億7,690万円となりました。
4. 共済金支払件数
43,036件
種目別では生命共済42,272件、火災共済764件となりました。
5. 共済金支払金額
33億6,237万円
種目別では生命共済32億2,890万円、火災共済1億3,347万円となりました。
加入者数の推移
(人)
年度
生命共済
火災共済
総加入者
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
685,342
675,796
673,194
678,244
675,286
664,348
645,541
620,078
601,724
596,914
596,492
594,080
604,894
612,135
624,685
354,943
353,296
353,557
358,768
359,638
356,932
350,239
343,293
338,636
336,069
332,613
327,702
329,365
331,864
335,523
690,324
682,711
682,765
690,025
690,816
683,497
670,004
652,197
642,436
644,425
645,120
646,012
659,066
669,532
683,759
●総加入者数
01年
02年
03年
04年
05年
06年
07年
08年
09年
10年
11年
12年
13年
14年
15年
0
※総加入者数は、生命共済加入者数に火災共済のみの加入者数を加えた合計です。
●生命共済
01年
02年
02年
03年
03年
04年
04年
05年
05年
06年
06年
07年
07年
08年
08年
09年
09年
10年
10年
11年
11年
12年
12年
13年
13年
14年
14年
15年
15年
20
2015 ANNUAL REPORT
10
50
●火災共済
01年
0
10
50
60
70(万人)
60
●共済取扱い生協数の推移
年度
08
09
10
11
12
13
14
15
増減
0
70(万人)
5
20
30
40(万人)
会員数
216
214
217
212
212
210
209
209
0
17 大学関係者からのおすすめの言葉
毎年新入生に向けて大学生協や学生総合共済への加入をすすめていただいています。
(新入生向け加入案内より抜粋) ※お名前、肩書きは2015年4月現在
日本福祉大学 学長
二木 立
生協は皆さんの出資と参加により運営する組織です。 食堂・教科書・
購買・パソコンを始め、共済事業(学生総合共済などの保障制度)、学生
委員会活動など、大学の福利厚生の多くを担っています。 皆さんがこ
の大学で学び、より良く生活するために欠かすことのできない組織で、
学生はほぼ全員が加入しています。新入生の皆さんもぜひご加入をお薦
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
めします。
日本福祉大学は、
「ふくしの総合大学」をめざして「健康・医療」(いの
また 大学生ともなれば、病気や事故・ケガに遭っても治療費や生活費・
ち)、「福祉・経済」(くらし)、「教育・発達」(いきがい)の3つの領域
学費のことを心配することなく、治療に専念できるような備えは当然して
おくべきでしょう。 万ーの不測の事態に備えて、総合的な保障制度であ
通学・通信課程、大学院を併せて約12,000人が学ぶこの大学に皆さ
る学生総合共済に加入されることを強くおすすめします。
んをお迎えしたことを喜び、心から歓迎いたします。 皆さんが何事にも力
日本福祉大学に入学される全ての方が生協および大学生協の保障制
一杯取り組み、専門的な知識や技術を身に付けるとともに、人間的にも大
度に加入し、健康で安全、そして充実した大学生活を送っていただくこと
きく成長して、学生生活が実り多いものとなることを願っています。
を期待します。
17
大学関係者からのおすすめの言葉
の発展・充実に努めています。
さて、皆さん生協のことはご存じでしょうか。
横浜国立大学 学長
長谷部 勇一
は、そのために海外交換留学、海外語学集中キャンプ、海外大学との
ダブルディグリーなどの国際交流事業、地域の商店街活性化や地産地
消の取り組み支援などの地域交流事業などのプログラムがありますの
で、積極的にチャレンジして成長されることを期待しています。
その中で、「横浜国立大学生活協同組合」(以下、国大生協)は、皆
新入生、保護者の皆さん、合格おめでとうございます。
さんの学生生活をトータルにサポートするという点で心強い組織で
本学には、実践性、先進性、開放性、国際性という4つの理念があり
す。普段の学生生活を送る上で必要な食堂、書籍、購買、住まいの支
ますが、その軸は「現実の生きた社会に原点を置く学問を志向し、社会
援のほか、共済・保険事業など多岐にわたる事業を展開しておられま
の福祉と発展に貢献する」という実践性です。大学では、講義を聞き、
す。学生になると、一人暮らしやアルバイト、旅行など活動範囲が広
ゼミナールや研究室で研究し、図書館で勉強することが基本ですが、そ
がり、特に海外では予想できない事故や災害に巻き込まれることや、
のほか、海外留学、地域ボランティア、インターンシップ、旅行などの
意図せずに加害者になってしまうこともあります。それらに対して備
様々な経験を積み重ね、大学で学んだ学問を現実社会との関係の中から
えをするということも、実践的な活動を行う上で欠かせない心得であ
検証する、或いは学んだことを実際に実行することに挑戦してください。
り、海外旅行保険、傷害保険、賠償責任保険などが必要です。このよ
そのことで、従来の学問の問題点、新しい研究の課題が見えてきて、次
うな国大生協のサービスを活用して、充実した学生生活をお過ごしく
のステップに進むための興味、問題関心が出てくると思います。本学で
ださい。
間に友人と談笑したりと、学生の憩いの場になっています。また、
神戸親和女子大学 学長 山本 裕之
下宿の相談会や自動車免許などの各種資格の申し込み、ケガや病気
に対しての保障を行う学生総合共済や学生賠償責任保険も取り扱う
など、みなさんが安心で充実した学生生活を送ることができるよう
に様々な支援を行なっています。
ご入学、誠におめでとうございます。神戸親和女子大学生活協同組
新入生のみなさんは、生協の仕組みをまだご存じないと思います。
合(生協)は、みなさんのキャンパスライフをより豊かにするために、
ここで説明かたがたご入会をお勧めします。生協は、みなさんの出
様々な支援を行っています。
資金と組合員の「声」により運営されています。出資していただい
本学は港町 神戸三宮からバスで20分、六甲山系の緑に囲まれた
たみなさんには組合員になっていただき、組合員のみなさんから寄
閑静な住宅街の中にあります。教育環境としては申し分ないのですが、
せられた意見や要望によって、商品の品揃えやサービスなどに反映
その反面周りには学生が集うような店舗が少ない状況です。そのため
させるなどし、組合員から選出された理事や総代が生協組織の運営
本学では、多くの学生さんが生協の組合員として入会し、生協が運営
にあたっています。生協が民主主義の原点と言われるのは、組合員
する学生会館の食堂やラウンジを活用しています。食堂では学生の食
によって運営されているからです。
生活と健康を考え、安価で美味しいメニューが用意されています。ま
新入生のみなさんには生協の組合員となって「声」を届けていた
た、地下1階のラウンジではカフェ・軽食コーナーと、授業で使う教
だくことで、より良い生協になるようにしていただき、豊かで充実
科書や参考書、専門書などの書籍と文具などを販売するコーナーがあ
したキャンパスライフを送っていただけるよう願っています。
ります。この食堂とラウンジは多くの学生が昼食を摂ったり、休み時
2015 ANNUAL REPORT
21
18 コンプライアンス・リスク管理
コンプライアンス
■ コンプライアンスの取り組み
コンプライアンスは高い社会性・公共性を有する共済事業においては特に重視すべき事項です。大学生協共済連および共
済代理店(会員生協)は、すべての法令およびその精神を遵守することにとどまらず、社会規範等をはじめ、共済契約者や
コンプライアンス・リスク管理
18
社会から求められる倫理感、要請にお答えし、公平かつ公正な事業運営に取り組んでいます。
■ 学生総合共済の勧誘方針について
当会は、適切な共済の普及推進のために、「勧誘方針ー学生総合共済普及活動にあたってー」を定めています。会員生協
窓口への掲示と募集物への掲載を行うなど、勧誘方針の遵守の徹底を図っています。
■ 個人情報保護の取り組み
当会は、
「個人情報保護方針」および「個人情報保護規則」を定め、管理する個人情報の適正な利用と管理・保護の徹底に努
めています。具体的には、個人情報保護管理責任者および個人情報保護管理者を配置するとともに、役職員の教育訓練を適宜
実施しています。今後も当会の事業を組合員に安心して利用いただけるよう、個人情報保護の強化に取り組んでいきます。
■ 反社会的勢力への対応方針について
当会は、共済事業団体として社会的責任および被害防止の観点から、反社会的勢力との関係を遮断することの重要性を認
識し、
「反社会的勢力への対応方針」を定めています。反社会的勢力に対しては、○組織としての対応、○外部専門機関との
連携、○取引を含めた一切の関係遮断、○有事における民事および刑事の法的対応、○裏取引や資金提供の禁止を基本原則
とし、毅然とした姿勢で臨みます。
「勧誘方針」
、
「個人情報保護方針」
、
「反社会的勢力への対応方針」については大学生協共済連ホームページをご参照ください。
大学生協共済連ホームページ:http://kyosai.univcoop.or.jp/
リスク管理
当会の基本的な使命は、①より良い学生総合共済制度を作り、②大学生協の組合員の皆様におすすめし、③加入者(契約
者)からお預かりした共済掛金を将来の支払いに備えて安全に管理・運用し、④共済事故が発生したときは、規約に沿って
速やかに共済金をお届けすることです。公共性・社会性の高い事業に携わる組織として、事業を取り巻くさまざまなリスク
を適切 に管理することは、共済事業の健全性を確保するための重要課題であるといえます。
そこで、当会では、
「リスク管理規則」や「引受リスク管理方針」等を規定し、日常的にリスク情報の収集・モニタリン
グを行う体制を整備・運用するとともに、リスクが顕在化する可能性が高まったときには、速やかに対応策を講じて、早期
に回復するよう努めています。共済事業におけるリスクとしては、商品開発・共済引受リスク、資産運用リスク、事務リス
ク、システムリスク等があります。
22
2015 ANNUAL REPORT
【公衆縦覧開始日】2016年2月28日 【縦覧時期】2017年2月まで 全国大学生協共済生活協同組合連合会
資 料 編
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
(消費生活協同組合法第53条の2及び消費生活協同組合法施行規則第209条に規定する公衆縦覧書類)
〔 〕
2014年10月1日から
2015年9月30日まで
■ 大学生協共済連 業務組織図
会長理事
監事会事務局
専務理事スタッフ
役員室
資産運用管理者
内部監査室
加入推進課
日常活動推進課
勉学援助制度事務局
契約業務課
給付業務課
代理店課
企画開発課
リスク管理課
コンプライアンス推進課
高円寺総務課
杉並総務課
システム管理課
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
専務理事
監事(会)
共済推進部
広報宣伝部
広報宣伝課
業務部
執行役員
サポートダイヤル課
企画部
総務部
●子会社
㈱大学生協保険サービス
業務推進課
(注)2015年10月1日付で組織変更を行っています。
■ 役員の氏名及び役職名
氏 名
地位・役割
氏 名
地位・役割
濱田 康行
会長理事(代表理事/員外)
小早川 侑
理 事( 学 生 等 )
寺尾 善喜
専務理事(代表理事)
岡田 憲明
理 事( 会員代 表 )
江澤 雅彦
理事(学識経験者/員外)
宍戸 研
理 事( 会員代 表 )
米山 高生
理事(学識経験者)
樽井 美樹子
理 事( 会員代 表 )
荻原 多加資
理事(員外)
五藤 実
理 事( 会員代 表 )
中村 洋平
理事(学生等)
毎田 伸一
理 事( 大 学 生 協 連 推 薦 者 )
加藤 有貴
理事(学生等)
秋元 誠司
監事
井上 恵里
理事(学生等)
太田 龍彦
監 事(員外 )
堀口 羽矢斗
理事(学生等)
白取 義之
監事
平塚 広慈
理事(学生等/員外)
尻枝 太
監事
■ 主たる事務所の名称及び所在地
名 称:大学生協杉並会館 所在地:東京都杉並区和田3-30-22
■ 主要な業務の内容
1.会員の組合員の入通院、手術、後遺障害、死亡、火災・風水害その他生活の共済を図る事業に係る業務。
2.会員の育成指導、連絡及び調整に係る業務。
3.会員の組合員及び役職員並びにこの会の役職員に対する組合の事業に関する知識の向上を図る事業に係る業務。
4.以上の事業に附帯する事業に係る業務。
2015 ANNUAL REPORT
23
■ 直近の事業年度における事業の概況
【2015年度における事業の概要】
2016年度の加入推進に向けて、「共済推進のための専務
(1)事業方針
理事会議」「競合保険対策会議」を開催するとともに、
第6次中期計画(2013〜2015年度)の最終年となりま
新たに「早期対策会員向け新学期準備会議」を開催し「加
す。これまで残した課題を克服しつつ、中期計画の基本方
入推進のための私学プロジェクト」を設置しました。
針「1.学生の健康と安全と学業継続を支え、組合員どうし
②2015年度4月より生命共済・火災共済とも保障を充実
のたすけあいが広がるキャンパスの実現を目指します」
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
「2.業務水準をさらに向上させ、健全な共済事業を推進し
者に送付、問い合わせ対応を行い、新制度への移行を無
ます」のもと、全国の大学生協共済事業の重点方針として
事に行うことができました。また、生命共済の新共済へ
提起する、①新入生の過半数であり会員生協の目標の合計
の継続は、昨年比で自動継続は3,483人増加(自動継続
である15万人の生命共済新規加入、②日常活動の強化と
率98.35%)、卒業継続加入者数は984人増加しました。
共済認知度の向上、③自転車事故の防止を中心とする予防
③共済金の支払は、43,036件、33億6,237万円となり、
提案活動、④加入者により信頼される共済窓口、を踏まえ
前年を上回ってより多くの仲間にたすけあいの共済金を
てすすめていきます。
おくることができました。また、4月からは新共済にな
り保障額の増額、新たに自転車盗難保障の共済金支払も
(2)経済及び事業環境
大学生の健康・安全にかかわるリスクは、自転車事故、
発生しています。
④2014年10〜11月に共済認知度の向上をめざして、初
こころの病・メンタルヘルス、食生活の乱れ、急性アルコー
めて「全国共済月間」を提起し、全国の会員生協で旺盛
ル中毒による事故等があげられ、引き続き予防活動をすす
にとりくまれました。主なとりくみとして、❶ポスター
める必要があります。
等の掲示、生協役職員を中心にしたバッジの着用、ショッ
一方、共済事業をとりまく情勢では、保険業法が改正さ
プでの「タヌチョコ」の販売、共済アプリのアップデー
れ施行は2016年5月の予定です。今後、共済事業への影
ト等による広範な共済の広報、❷会員生協での予防活動、
響に留意しながら、加入者を大切にしたコンプライアンス
❸共済金請求忘れゼロに向けた給付ボードのとりくみ、
をこれまで以上にすすめる必要があります。また、学研災
❹会員生協と共済連での共済金未請求者への連絡のとり
付帯学生生活総合保険(付帯学総)をはじめとした競合保
くみ、❺組合員への「たすけあい川柳」の公募(600名超)
険への対応が求められています。消費税の引き上げをはじ
など、組合員に広く共済を知らせることができました。
めとした、学生のくらしを厳しくする動きがあります。
⑤自転車事故が増加している中で、自転車事故防止など予
将来に目を向けると、2018年度から18歳人口の減少が
防活動のツールを作成し、会員生協に普及しました。ま
予測されており、大学生数、組合員数への影響を想定して
た、自転車事故防止活動コンテストを実施し、優れた自
対応する必要があります。
転車事故防止のとりくみをまとめ、会員生協に普及しま
した。また、共済事業を通じて明らかになっている学生
(3)事業の状況
のケガ、病気の実態などについて、ANNUAL REPORT
①2015年度新学期の新入生の共済加入は、目標である15
(事業報告書)、年次報告書、学生生活無料健康相談テレ
万人を達成できませんでしたが、保障を充実した「新共
ホン年間報告書を発行し、大学生協の内外に広報を行い
済」として、昨年から約8,000人増加で143,557人と
ました。
なり、9年ぶりに14万人台となりました。伸長の要因は、
⑥2015年度は、理事会のもとに中期計画検討委員会を設
❶早期対策(早期準備とAO・推薦対応)に多くの会員
置し、
「共済事業第7次中期計画」の検討を行い、各ブロッ
生協がとりくんだこと、❷保護者説明会など直接説明す
クの「共済推進のための専務理事会議」や総会議案検討
るとりくみがさらに進んだこと、❸住まい紹介場面で生
24
した新共済制度としました。制度改定のご案内を全加入
会議を中心に会員討議をすすめてきました。
命共済を押し出した会員生協の加入が飛躍的に伸長した
⑦ 第33回 全 国 共 済 セ ミ ナ ー は、 昨 年 を 上 回 る120生 協
こと、❹加入案内物の改善(加入パンフ・申込用紙、資
551名の学生・職員の参加によって熱心な学びあいが行
料請求DM)・督促はがき・リマインダーを計画し、確実
われました。また、セミナーの前後には各ブロックでの
に実践した会員が大きく伸長したこと、❺会員生協の優
共済セミナーが行われ、学習・交流がすすみました。また、
れたとりくみの『学び合い』が大きな力になったこと、
2014年11月には9年ぶりに共済担当者研修集会を開催
等があげられます。一方、目標達成できなかった要因と
し、会員生協の共済担当職員の学びと交流を行いました。
して、❶一部の会員生協では新学期の工程表未作成など
⑧2014年度にまとめた「会員生協(代理店)と共済連へ
計画的な加入推進態勢が弱いこと、❷国公立大併願によ
の日常業務の役割分担明確化」方針に基づいて、よりよ
る入学決定の遅れに対する対策、後期合格者対策が不十
い加入者への対応をすすめるため、会員生協(代理店)
分であること、などがあげられます。また、共済連では
の役割・業務の整理、会員生協の共済窓口の明確化、会
2015 ANNUAL REPORT
員生協の規模や実情に応じた3つの代理店タイプの設定
となりました。
と分類、を行いました。また、それぞれの代理店タイプ
③経常収益
に基づく職員の教育・研修の実施や、先行しての加入者
経常収益は、161億9,961万円(前年比+2.8%、予算
対応支援を実験的にすすめました。また、理事会の小委
比+1.5%)でした。受入共済掛金は、新規加入、継続
員会である共済業務検討委員会を中心に、この方針の本
加入とも伸長し、前年比+1.7%の86億7,963万円とな
格的実施(2015年10月)に向けた業務マニュアル等の準
りました。共済契約準備金戻入額は予算通りとなりまし
備をすすめてきました。
た。資産運用収益は、償還益があり、前年実績・予算は
上回りました。雑収入は、ほとんどが全国保険制度の集
⑨今年度の主な業務改善は以下の通りです。
●共済サポートダイヤルの業務を専門業者に委託し、受
金事務費です(その他経常費用の雑損失で会員生協に配
分しています)。
④経常費用
入電の切り分け方式を採用し、火災共済で急ぎ問い合
経常費用は、145億8,299万円(前年比+5.4%、予算
わせを行う加入者が担当オペレーターに直接つながる
比+3.1%)でした。共済金等支払額は、新共済により
よう改善しました。さらに、利便性の向上を図るため
支払金額が増加し33億8,327万円(前年比+4.3%、予
2015年9月より「共済・保険サポートダイヤル」と
算比△5.7%)でした。事業経費(人件費、物件費、共
して、共済と保険の問い合わせ先を総合化しました。
済 業 務 委 託 費 の 合 計 ) は33億1,708万 円( 前 年 比
●2015年9月に、会員生協の共済担当職員向けに情報・
+9.7%、予算比+4.0%)となりました。人件費は、正
データ提供を行っている「共済担当者サポートページ」
規職員の人員確保が予定しにくい状況であったため、前
のリニューアルを行いました。
年実績をベースに予算化していましたが、一定の確保が
●2015年2月より、会員生協の共済担当職員向けに給
でき計画を超過しました。物件費は、新共済に関わる費
付ニュースを月次で発行し、給付状況の共有や予防提
用で6,534万円かかり、また共済・保険サポートダイヤ
案に関わる情報提供を行いました。
ルの全面外部委託等もあり、計画を超過しました。共済
●「必須業務窓口」の会員生協向けに、専用ダイヤル(共
業務委託費(会員生協への業務委託手数料)は、新規加
済ホットライン)の設置や、研修向けDVDの作成・
入、継続加入とも伸長し、前年実績及び計画を上回る
普及を行いました。
11億2,803万円となりました。
●保障制度に詳しい弁護士及び専門性を有する医療調査
機関との提携をすすめ、公正で正確な共済金の支払い
を行う態勢を強化しました。
⑩海外の協同組合もしくは相互扶助の保険組織との交流、
⑤経常剰余金
③経常収益より④経常費用を引いた経常剰余金は、前年
比△15.9%、予算比△10.8%となる16億1,662万円と
なりました。
連帯をすすめるため国際協同組合保険連合(ICMIF)に加
⑥当期剰余金
盟しました。
今期の決算で、以前より監事及び会計監査人から指摘の
⑪2015年1月に専務理事が急逝しました。新学期直前と
あった、異常危険準備金の積立限度額の超過額約16.6
いう時期ではありましたが、会員生協の協力、大学生協
億円を取り崩すこととし、特別利益で計上しています。
連の支援、理事会と職員の団結によって緊急の事態を乗
法人税等を支払った後の当期剰余金は、27億3,682万
り越え、大きな支障なく事業運営をすすめることができ
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
電率の向上、電話応対の向上に着手しました。また、
円となりました。
ました。なお、故専務理事の会葬をとり行ないました。
(4)業績
①会員数及び出資金
当期末の会員数は219会員で前期比増減はありません。
期中増加は新規設立した千里金蘭大学生活協同組合で
す。期中減少は高知県立大学生活協同組合と高知工科大
学生活協同組合が合併した分(高知県公立大学生活協同
組合となりました)です。当期末の出資金は1口増加し、
54,697口、54億6,970万円となりました。
②加入者数
当 期 末 の 契 約 件 数 は、 生 命 共 済 で 前 年 比+2.1%の
624,685件、 火 災 共 済 で 前 年 比+1.1%の335,523件
2015 ANNUAL REPORT
25
■ 主要な業務の状況を示す指標
事業年度は10月1日から翌9月30日となっています。
■主要な業務の指標
(単位:千円)
2011年9月期(末) 2012年9月期(末) 2013年9月期(末) 2014年9月期(末) 2015年9月期(末)
(1)
経常収益額
7,282,480
8,519,198
8,698,061
8,873,768
9,037,420
(2)
経常剰余金額または損失金(△)
1,360,492
2,044,340
1,860,209
1,922,318
1,616,621
(3)
当期剰余金額または損失金(△)
809,169
1,297,733
1,212,782
1,229,881
2,820,017
6,351,800
5,470,100
5,469,700
5,469,600
5,469,700
63,518
54,701
54,697
54,696
54,697
(4)
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
26
出資金額
出資口数(単位:口)
(5)
純資産額
7,157,312
7,505,252
8,677,847
9,851,497
12,500,452
(6)
総資産額
18,938,044
19,897,103
21,642,276
23,258,837
24,792,811
(7)
責任準備金残高
7,895,404
8,430,622
8,755,472
9,097,602
7,802,334
(8)
貸付金残高
ー
372,684
156,183
282,776
196,985
(9)
有価証券残高
6,333,565
13,285,326
15,269,595
17,887,373
18,369,042
632.9
562.6
639.7
718.1
943.3
(10)
支払余力比率(単位:%)
(11)
剰余金の配当金額
ー
ー
ー
ー
ー
(12)
職員数(単位:人)
35
37
42
43
50
(13)
正味収入共済掛金額
6,535,716
7,869,363
8,300,340
8,454,305
8,570,461
※支払余力比率は、2015年度より新基準が適用されています。
2015 ANNUAL REPORT
■ 事業の状況を示す指標
【主要な業務に関する指標】
(1)新契約高および保有契約高
■新契約高
(単位:億円)
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
金 額
金 額
金 額
金 額
金 額
短期生命共済
2,820
2,783
2,868
2,863
3,053
短期火災共済
1,578
1,575
1,610
1,636
2,475
共済事業の種類
※長期共済制度は、新規募集していないため短期共済制度のみとなっています。
■保有契約高・保有契約高増加率
2011年度
2012年度
契約高
増加率
契約高
短期生命共済
9,241
ー
11,663
長期生命共済
1,960
ー
生命共済計
契約高
11,202
ー
11,824
5,181
ー
6,435
長期火災共済
1,104
ー
6,284
ー
6,524
17,486
ー
18,348
89 △91.9%
3.8%
契約高
6,529
6,587
2.0% 12,478
2.0% 12,229
1.5%
1.0%
2015年度
契約高
ー △100.0%
ー
1.4% 12,478
6,637
58 △34.8%
4.9% 18,652
増加率
2.8% 12,229
80 △50.3%
5.6% 12,065
24.2%
2014年度
増加率
26.2% 11,985
161 △91.8%
短期火災共済
火災共済計
合 計
2013年度
増加率
増加率
2.0%
ー
2.0%
1.7%
9,946
49.8%
ー △100.0%
ー
ー
9,946
49.8%
1.2% 22,423
18.9%
6,637
0.8%
1.7% 18,867
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
共済事業の種類
(単位:億円)
(注)契約高とは、保有している契約それぞれの基本契約(死亡共済金)の保障金額の合計額です。
火災共済については基本契約(家財の保障)の保障金額の合計額です
(2)保障機能別保有契約高
(単位:百万円)
区分
本人死亡
死亡保障
扶養者事故死亡
共済事業の種類
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
短期生命共済
924,119
1,166,320
1,198,511
1,222,937
1,247,771
長期生命共済
196,479
16,107
8,004
ー
ー
合計
1,120,599
1,182,427
1,206,515
1,222,937
1,247,771
短期生命共済
1,297,443
1,389,268
1,421,095
1,435,573
3,101,934
100,505
12,421
3,089
ー
ー
1,397,949
1,401,689
1,424,184
1,435,573
3,101,934
短期生命共済
46,162
58,264
59,986
61,076
124,253
長期生命共済
13,388
1,040
504
ー
ー
合計
長期生命共済
合計
父母・扶養者死亡
入院保障
入院
59,551
59,304
60,490
61,076
124,253
短期生命共済
4,620
5,832
5,993
6,115
6,239
長期生命共済
744
59
28
ー
ー
合計
短期生命共済
障害保障
後遺障害
手術
5,891
6,021
6,115
6,239
3,498,959
3,595,533
3,668,810
3,743,313
550,788
44,210
21,732
ー
ー
3,323,147
3,543,169
3,617,265
3,668,810
3,743,313
短期生命共済
23,101
29,156
29,961
30,607
31,192
長期生命共済
5,507
442
217
ー
ー
28,609
29,598
30,178
30,607
31,192
長期生命共済
合計
手術保障
5,364
2,772,358
合計
2015 ANNUAL REPORT
27
(3)支払共済金の状況(その1)
■共済金支払件数
共済事業の種類
短期生命共済
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
(単位:件)
共済事由
件数
4,310
件数
病気入院
6,044
件数
7,577
事故入院
1,399
2,012
病気手術
1,989
2,840
事故手術
1,078
1,577
2,130
事故通院
9,447
13,377
15,980
固定具
7,397
件数
8,074
2,602
2,863
3,538
3,821
増減
率(%)
677
9.2
2,995
132
4.6
4,116
295
7.7
2,349
2,475
126
5.4
16,148
16,644
496
3.1
3,952
5,315
6,124
6,095
6,170
75
1.2
2
1
1
6
7
1
16.7
事故後後遺障害
33
88
124
106
106
ー
ー
本人死亡
86
126
153
140
147
7
5.0
扶養者事故死亡
59
99
137
135
133
△2
△1.5
父母死亡見舞金
858
1,158
1,328
1,295
1,336
41
3.2
23,213
32,637
39,694
40,355
42,203
1,848
4.6
病気入院
2,937
1,629
264
80
15
△65
△81.3
事故入院
1,131
625
122
50
7
△43
△86.0
病気手術
1,560
927
154
51
12
△39
△76.5
事故手術
1,030
555
103
42
6
△36
△85.7
事故通院
5,345
2,589
354
130
15
△115
△88.5
固定具
2,218
1,121
151
51
7
△44
△86.3
病気後後遺障害
2
2
2
ー
ー
ー
ー
事故後後遺障害
65
51
25
11
3
△8
△72.7
本人死亡
86
46
8
1
1
ー
ー
扶養者事故死亡
42
43
2
1
ー
△1
△100.0
父母死亡見舞金
619
317
23
12
3
△9
△75.0
小計
15,035
7,905
1,208
429
69
△360
△83.9
生命共済計
38,248
40,542
40,902
40,784
42,272
1,488
3.6
93
134
145
159
132
△27
△17.0
2
14
13
7
6
△1
△14.3
火災(家財)
火災(見舞金)
277
414
802
422
417
△5
△1.2
盗難(家財)
67
80
69
61
66
5
8.2
盗難(現金)
40
57
48
52
59
7
13.5
盗難(修理)
46
50
49
50
43
△7
△14.0
盗難(自転車)
ー
ー
ー
ー
38
38
ー
525
749
1,126
751
761
10
1.3
49
30
1
2
ー
△2
△100.0
借家賠償
短期火災共済
小計
火災(家財)
2
4
ー
1
ー
△1
△100.0
218
123
26
8
3
△5
△62.5
盗難(家財)
31
15
ー
ー
ー
ー
ー
盗難(現金)
25
10
ー
ー
ー
ー
ー
火災(見舞金)
長期火災共済
借家賠償
27
3
2
ー
ー
ー
ー
小計
352
185
29
11
3
△8
△72.7
火災共済計
877
934
1,155
762
764
2
0.3
39,125
41,476
42,057
41,546
43,036
1,490
3.6
盗難(修理)
合計
28
件数
前年比較
病気後後遺障害
小計
長期生命共済
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
2015 ANNUAL REPORT
(3)支払共済金の状況(その2)
■支払共済金額
共済事業の種類
短期生命共済
(単位:千円)
共済事由
病気入院
給付金額
517,297
事故入院
病気手術
率(%)
16,547
1.8
201,288
261,652
347,300
372,943
368,255
△4,688
△1.3
105,570
149,380
186,440
201,760
217,900
16,140
8.0
84,030
114,350
126,260
133,050
6,790
5.4
597,853
611,763
633,304
21,541
3.5
固定具
135,190
180,528
207,264
214,729
211,502
△3,227
△1.5
11,400
6,000
6,000
33,400
40,200
6,800
20.4
68,280
103,200
96,720
102,000
5,280
5.5
185,000
214,500
196,000
227,000
31,000
15.8
扶養者事故死亡
82,205
103,675
172,936
161,898
206,722
44,824
27.7
父母死亡見舞金
85,800
132,800
162,900
115,800
129,500
1,704,968 2,361,688 2,959,981 3,048,033 3,222,440
238,867
29,544
972
127,750
4,615
87,977
9,713
998
45,398
3,778
33,400
25.8
174,407
5.7
△3,643
△78.9
△2,780
△73.6
病気手術
68,750
40,790
7,060
2,620
550
△2,070
△79.0
事故手術
46,170
25,670
5,120
1,930
240
△1,690
△87.6
事故通院
144,691
68,020
8,522
2,860
374
△2,486
△86.9
53,898
27,459
3,985
1,301
222
△1,079
△82.9
病気後後遺障害
8,000
10,000
5,700
−
ー
ー
ー
事故後後遺障害
41,760
32,886
22,080
5,380
2,400
△2,980
△55.4
本人死亡
94,000
48,600
12,800
1,000
400
△600
△60.0
扶養者事故死亡
68,979
25,100
3,220
570
ー
△570
△100.0
父母死亡見舞金
61,900
31,700
2,300
1,200
300
△900
△75.0
914,993
110,044
6,456
483,373
25,254
2,619,961 2,845,062 3,070,025 3,073,287 3,228,897
15,014
32,847
30,748
28,973
34,379
200
1,300
700
1,400
700
△18,798
△74.4
155,610
5.1
△3,631
△10.6
固定具
小計
生命共済計
火災(家財)
火災(見舞金)
ー
ー
39,547
95,505
148,765
101,628
91,603
△10,025
△9.9
盗難(家財)
5,644
5,432
4,902
5,208
4,717
△491
△9.4
盗難(現金)
1,115
1,575
1,602
1,526
2,212
686
45.0
盗難(修理)
979
1,066
1,085
1,264
1,125
△139
△11.0
ー
ー
ー
ー
786
786
ー
62,501
133,953
190,502
144,708
131,893
△12,815
△8.9
12,023
11,646
344
1,089
ー
△1,089
△100.0
借家賠償
盗難(自転車)
小計
火災(家財)
200
400
ー
100
ー
△100
△100.0
40,830
19,328
4,019
8,438
1,582
△6,856
△81.3
盗難(家財)
2,661
1,390
ー
ー
ー
ー
ー
盗難(現金)
759
234
ー
ー
ー
ー
ー
火災(見舞金)
借家賠償
盗難(修理)
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
34,800
135,000
事故入院
合計
増減
919,607
495,043
病気入院
火災共済計
給付金額
903,060
57,700
小計
小計
給付金額
877,337
338,717
本人死亡
長期火災共済
給付金額
712,300
事故通院
事故後後遺障害
短期火災共済
給付金額
前年比較
事故手術
病気後後遺障害
長期生命共済
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
536
155
66
ー
ー
ー
ー
57,011
33,155
4,430
9,627
1,582
△8,045
△83.6
119,513
167,109
194,932
154,335
133,475
△20,860
△13.5
2,739,474 3,012,171 3,264,958 3,227,623 3,362,372
134,749
4.2
2015 ANNUAL REPORT
29
■直近2事業年度の支払余力比率【明細】
(単位:百万円/百万円未満切り捨て、%)
2014年度
2015年度
(1)支払余力の総額 (=①+②+③+④+⑤+⑥+⑦−⑧) 15,411
1.
支払余力総額
15,991
9,732
(1)出資金等
11,384
①純資産の部の合計(剰余金の処分として支出する金額、繰延資産を除く。)
②価格変動準備金
62
(2)価格変動準備金
74
③異常危険準備金
4,715
(3)異常危険準備金
3,332
0
(4)一般貸倒引当金
④一般貸倒引当金
66
⑤その他有価証券の評価差額(税効果控除前)の90%(負値の場合は100%)
0
⑥土地の含み損益の85%(負値の場合は100%)
834
(=(a)+(b)+(c))
⑦上記に準ずるものの額
(6)土地の含み損益
0
(7)契約者割戻準備金未割当部分
0
(a)将来の共済金等の支払に備えて積み立てている準備金の一部
97
(8)繰延税金資産の不算入額
イ)共済掛金積立金(解約返戻金相当額超過部分)
97
(9)税効果相当額(不算入額の控除後)
ロ)契約者割戻準備金(翌期所要額超過分)
0
(9)−1 不算入額控除前
0
(9)−2 不算入額
(b)将来利益
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
0
39
(5)その他有価証券評価差額
737
(c)税効果相当額
0
1,164
1,164
0
(10)共済掛金積立金等余剰部分及び負債性資本調達手段等(不算入額控除後)
0
(10)−1 共済掛金積立金等余剰部分
0
4,292
(10)−2 負債性資本調達手段等(特定負債性資本調達手段を含む)
0
R1一般共済リスク相当額
2,576
(10)−3 期限付劣後債務の不算入額
0
R2巨大災害リスク相当額
1,623
(10)−4 共済掛金積立金等余剰部分及び負債性資本調達手段等の不算入額
0
0
⑧控除項目(−)
(2)リスクの合計額 (=[(R1)2+(R3+R4)2]1/2+R2+R5)
0
R3予定利率リスク相当額
R4財産運用リスク相当額 (=①+②+③+④+⑤)
3,390
2.
リスクの合計額
158
R1 一般共済リスク相当額
2,568
①価格変動リスク相当額
54
R2 巨大災害リスク相当額
744
103
R3 予定利率リスク相当額
0
③子会社等リスク相当額
1
R4 資産運用リスク相当額
202
④デリバティブ取引リスク相当額
0
(ⅰ)価格変動等リスク相当額
0
(ⅱ)信用リスク相当額
(a)再保険リスク相当額
0
(ⅲ)子会社等リスク相当額
2
(b)再保険回収リスク相当額
0
(ⅳ)デリバティブ取引リスク相当額
0
(ⅴ)信用スプレッドリスク相当額
0
(ⅵ)再共済又は再保険リスク相当額
0
②信用リスク相当額
(=(a)+(b))
⑤上記に準ずるものの額
87
R5経営管理リスク相当額
(3)支払余力比率
(=(1)/((2)×1/2)) 718.1%
60
140
(ⅶ)再共済又は再保険回収リスク相当額
0
70
R5 経営管理リスク相当額
3.
支払余力比率(支払余力総額)/{1/2×(リスクの合計額)}×100
943.3%
(注1)上記比率は、通常の予測を超えたリスクに対応できる「支払余力」を有しているかどうかの一指標です。大学生協共済
連では厚生労働省が定めている「消費生活協同組合法施行規則」に基づき算出しています。厚生労働省によれば、上記
比率は、200%以上必要とされています。
(注2)生命保険会社、損害保険会社のソルベンシーマージン比率とは単純に比較はできません。
(注3)2015年度決算から支払余力比率の算出方法が変わりました。そのため、2014年度決算以前において算出した支払余力
比率とは単純比較できません。
■直近5事業年度の支払余力比率
2011年度
2012年度
632.9
(単位:%)
2013年度
562.6
2014年度
639.7
2015年度
718.1
943.3
【共済契約に関する指標】
(1)新契約平均共済金額および保有契約平均共済金額
■新契約平均共済金額
共済事業の種類
(単位:円)
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
金 額
金 額
金 額
金 額
金 額
短期生命共済
1,996,570
1,995,365
1,994,326
1,993,754
1,992,452
短期火災共済
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,943,444
※長期共済制度は、新規募集していないため短期共済のみとなっています。
※平均共済金額は、生命共済については各基本契約(死亡保障)の引受共済金額の平均値です。
火災共済については基本契約(家財の保障)の引受共済金の平均値です。
30
■保有契約平均共済金額
2015 ANNUAL REPORT
共済事業の種類
(単位:円)
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
短期火災共済
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,964,208
長期火災共済
1,500,000
1,500,000
1,500,000
ー
ー
■保有契約平均共済金額
(単位:円)
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
金 額
金 額
金 額
金 額
金 額
短期生命共済
1,998,342
1,998,276
1,997,976
1,997,822
1,997,439
長期生命共済
1,465,813
1,545,696
1,588,247
ー
ー
短期火災共済
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,000,000
2,964,208
長期火災共済
1,500,000
1,500,000
1,500,000
ー
ー
共済事業の種類
(2)解約失効率
(単位:%)
共済事業の種類
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
解約失効率
解約失効率
解約失効率
解約失効率
解約失効率
短期生命共済
0.69
0.73
0.80
0.60
0.63
短期火災共済
1.39
1.56
1.82
1.76
1.98
※長期共済制度は、新規募集していないため短期共済のみ
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
(3)月払契約の新契約平均共済掛金
(単位:%)
該当する事項はありません。
2011年度
共済事業の種類
(4)契約者割戻しの状況 解約失効率
該当する事項はありません。
短期生命共済
0.69
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
解約失効率
解約失効率
解約失効率
解約失効率
0.73
0.80
0.60
0.63
1.56
1.82
1.76
1.98
短期火災共済
1.39
(5)再共済を引き受けた主要な者の数
該当する事項はありません。
(6)支払再共済掛金の上位を占める5社の割合
該当する事項はありません。
(7)格付区分ごとの支払再共済掛金の割合
該当する事項はありません。
(8)未収再共済金
該当する事項はありません。
【経理に関する指標】
(1)責任準備金の積立方式および積立金
項目
2011年度
積立方式
平準純共済掛金式
積立率
100%
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
平準純共済掛金式 平準純共済掛金式 平準純共済掛金式 平準純共済掛金式
100%
100%
100%
100%
積立率は、(実際に積み立てている共済掛金積立金+未経過共済掛金)/
(平準純共済掛金による共済掛金積立金+未経過共済掛金)×100パーセントの値です。
(2)共済の特性ごとの契約者割戻準備金明細
該当する事項はありません。
(3)引当金明細表
(単位:千円)
項目
貸倒引当金
2011年度
2013年度
2014年度
2015年度
当期増減額
ー
ー
ー
ー
ー
ー
個別貸倒引当金
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
小計
賞与引当金
諸引当金
2012年度
一般貸倒引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
小計
価格変動準備金
合計
19,616
19,161
20,044
18,044
25,514
7,470
541,454
574,877
627,051
586,918
604,723
17,805
1,166
2,250
3,250
4,250
333
△3,917
562,236
596,288
650,345
609,213
630,570
21,357
30,543
39,543
50,543
62,543
73,543
11,000
592,779
635,831
700,889
671,756
704,114
32,358
2015 ANNUAL REPORT
31
(4)法定準備金および任意積立金明細
(単位:千円)
区分
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
前期末残高
ー
ー
ー
ー
ー
ー
法定準備金
任意積立金
合計
法定準備金
任意積立金
合計
法定準備金
任意積立金
合計
法定準備金
任意積立金
合計
法定準備金
任意積立金
合計
2015年度
270,000
400,000
670,000
970,000
899,900
1,869,900
1,630,000
1,398,928
3,028,928
当期減少額
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
当期増加額
ー
ー
ー
270,000
400,000
670,000
700,000
500,000
1,200,000
660,000
500,099
1,160,099
730,000
421,071
1,151,071
当期末残高
ー
ー
ー
270,000
400,000
670,000
970,000
899,900
1,869,900
1,630,000
1,398,928
3,028,928
2,360,000
1,819,568
4,179,568
99
99
ー
1,071
1,071
ー
431
431
(5)事業経費の明細
(単位:千円)
2011年度
項目
2012年度
構成比
金額
金額
2014年度
2013年度
構成比
金額
構成比
金額
2015年度
構成比
金額
構成比
人件費
434,132
物件費
1,229,097
45.5% 1,197,371
857,257
31.7% 1,042,704
38.6% 1,068,940
37.2% 1,089,345
36.0% 1,128,039
34.0%
2,520,486
93.3% 2,701,667
100.0% 2,873,548
100.0% 3,023,727
100.0% 3,317,083
100.0%
共済委託手数料
合計
16.1%
461,592
17.1%
488,305
17.0%
44.3% 1,316,303
512,722
17.0%
45.8% 1,421,660
551,721
16.6%
47.0% 1,637,323
49.4%
【資産運用に関する指標】
(1)主要資産の区分ごとの平均残高および利回り
資産
2011年度
平均金額
(単位:千円)
2012年度
利回り
平均金額
2013年度
利回り
平均金額
2014年度
利回り
平均金額
2015年度
利回り
利回り
680,286
0.03% 1,722,708
0.02% 2,168,881
金銭の信託
10,011,494
1.91% 11,151,307
1.50%
ー
ー
有価証券
5,356,117
0.33% 5,363,755
0.85% 15,436,346
0.00% 17,981,352
0.98% 17,111,220
1.00%
譲渡性預金
1,097,342
0.10% 1,544,535
0.10% 1,470,410
0.08% 2,070,410
0.04% 1,905,753
0.06%
公社債
2,888,454
1.14% 2,354,912
0.54% 12,911,088
1.13% 14,733,760
0.97% 14,002,627
1.09%
0.00%
株式
投資信託受益証券
その他
合計
ー
1,370,320
324,630
16,372,527
ー
0.02% 3,060,784
平均金額
現金・預貯金
ー
ー
ー
0.02% 3,989,317
ー
0.09%
105,280
0.00%
105,280
0.00%
128,508
0.00%
△1.18% 1,359,027
2.29%
949,566
3.45% 1,071,901
3.03% 1,074,330
1.62%
0.29%
798,356
0.26%
0.82% 21,898,894
0.85%
1.20%
105,280
451,837
1.84% 1,716,230
0.32%
1.31% 18,689,608
1.18% 19,321,457
0.96% 21,803,145
761,008
※利回りについては運用費用等の費用を差し引いて計算しています
(2)主要運用資産の構成および増減
■運用資産の構成1
資産
2011年度
金額
構成比
2012年度
金額
現金・預貯金
1,144,999
金銭の信託
10,180,082
50.3%
有価証券
6,333,565
31.3% 13,285,326
譲渡性預金
1,000,000
4.9% 1,200,000
公社債
3,342,278
16.5% 11,055,190
5.7% 4,878,472
ー
構成比
2013年度
金額
22.6% 4,960,475
金額
24.5% 3,695,989
金額
17.1% 4,831,406
構成比 増減額
20.8% 1,135,417
ー
0.0%
ー
82.9% 18,369,041
79.2%
481,668
5.6% 1,800,000
8.9% 2,400,000
11.1% 2,400,000
10.3%
ー
51.2% 12,411,156
61.4% 14,308,208
66.3% 14,220,080
61.3%
△88,128
61.6% 15,269,595
0.0%
ー
構成比
2015年度
75.5% 17,887,373
0.0%
ー
構成比
2014年度
0.0%
105,280
0.5%
105,280
0.5%
105,280
0.5%
211,260
0.9%
105,980
その他の有価証券 1,886,004
9.3%
924,855
4.3%
953,158
4.7% 1,073,884
5.0% 1,537,701
6.6%
463,817
84.2% 20,230,071
100.0% 21,583,362
100.0% 23,200,447
株式
合計
32
(単位:千円)
2015 ANNUAL REPORT
17,658,647
87.3% 18,163,798
105,280
0.5%
100.0% 1,617,085
■運用資産の構成2
(単位:千円)
2011年度
資産
金額
現金・預貯金・短期資産
2012年度
構成比
1,144,999
金額
5.7% 4,878,472
2013年度
構成比
金額
22.6% 4,960,475
2014年度
構成比
金額
2015年度
構成比
金額
構成比 増減額
24.5% 3,695,989
17.1% 4,831,406
20.8% 1,135,417
譲渡性預金
1,000,000
4.9% 1,200,000
5.6% 1,800,000
8.9% 2,400,000
11.1% 2,400,000
10.3%
公社債
12,694,401
62.8% 11,055,190
51.2% 12,411,156
61.4% 14,308,208
66.3% 14,220,080
61.3% △88,128
ー
株式
105,280
0.5%
105,280
0.5%
105,280
0.5%
105,280
0.5%
211,260
0.9%
105,980
外国債券
199,677
1.0%
ー
0.0%
ー
0.0%
ー
0.0%
ー
0.0%
ー
0.0%
ー
0.0%
ー
ー
ー
0.0%
ー
ー
0.0%
ー
その他の有価証券
2,514,283
12.4%
924,855
4.3%
953,158
4.7% 1,073,884
5.0% 1,537,701
6.6%
463,817
合計
17,658,647
84.2% 20,230,071
100.0% 21,583,362
100.0% 23,200,447
外国株式
87.3% 18,163,798
100.0% 1,617,085
※運用資産の構成1の金銭の信託を個別資産別に分類しています
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
(3)資産運用収益明細
(単位:千円)
区分
2011年度
2014年度
2015年度
46,819
41,314
206,010
194,222
177,157
168,619
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
25,321
有価証券運用償還益
ー
32,948
ー
ー
10,240
251,032
242,882
206,010
194,222
212,719
有価証券運用売却
合計
2013年度
204,213
利息および配当金収益
金銭の信託運用益
2012年度
(4)資産運用費用明細
(単位:千円)
12,503
10,370
有価証券運用評価損
22,396
ー
金銭の信託運用費
12,557
18,332
ー
ー
ー
2,385
3,543
12,387
2,400
17,303
37,338
21,876
19,927
14,903
27,673
合計
2013年度
2015年度
2011年度
その他運用費用
2012年度
2014年度
区分
7,540
(5)利息および配当金収入明細
(単位:千円)
科目
預金利息
有価証券利息配当金
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
200
286
425
739
3,583
42,717
15,957
200,014
191,242
171,477
33,068
12,639
166,091
157,876
152,880
譲渡性預金利息
1,064
1,586
1,191
854
1,180
投資信託受益証券配当金
公社債利息
8,585
1,731
32,732
32,512
17,417
株式配当金
ー
ー
ー
ー
ー
外国証券等利息配当金
ー
ー
ー
ー
ー
貸付金利息
ー
2,932
3,694
1,987
895
不動産賃貸利息
ー
ー
ー
ー
ー
3,899
5,391
1,877
253
1,190
その他の利息及び配当金
2015 ANNUAL REPORT
33
(6)(7)有価証券の種類別・残存期間別残高
(単位:千円)
区 分
MMF
譲渡性預金
合同金銭信託
公社債
株式
投資信託受益証券
その他
合計
区 分
MMF
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
譲渡性預金
合同金銭信託
公社債
株式
投資信託受益証券
その他
合計
区 分
MMF
譲渡性預金
合同金銭信託
公社債
株式
投資信託受益証券
その他
合計
区 分
MMF
譲渡性預金
合同金銭信託
公社債
株式
投資信託受益証券
その他
合計
区 分
MMF
譲渡性預金
合同金銭信託
公社債
株式
投資信託受益証券
その他
合計
2011年度
1年以下
ー
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超15年以下 期間のないもの
800,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,743,307
2,264,752
2,299,914
2,179,480
3,406,628
1,000,000
ー
ー
ー
4,543,307
ー
ー
ー
2,264,752
2,179,480
ー
ー
ー
3,406,628
合 計
605,292
ー 1,000,000
ー
800,000
ー 12,894,081
105,280
105,280
1,035,658
1,035,658
73,333
73,333
1,819,563
16,513,644
ー
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超15年以下 期間のないもの
1,200,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,128,202
2,235,430
2,287,485
2,201,113
206,822
617,512
ー
ー
ー
ー
3,202,960
2,328,202
2,442,252
2,904,998
2,201,113
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超15年以下 期間のないもの
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合 計
ー
ー
ー
ー
11,055,191
105,280
105,280
ー
ー
ー
100,520
ー
ー
ー
3,202,960
100,520
105,280
ー
1,200,000
ー
924,855
ー
13,285,326
2013年度
ー
1,800,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,340,061
2,305,020
2,387,975
2,410,261
445,558
415,140
ー
ー
ー
ー
3,967,838
3,140,061
2,750,578
2,803,115
2,410,261
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超15年以下 期間のないもの
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
92,460
ー
4,060,298
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合 計
ー
ー
ー
ー
12,411,156
105,280
105,280
ー
ー
105,280
ー
1,800,000
ー
953,158
ー
15,269,595
2014年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,098,888
2,689,695
3,114,319
2,712,896
3,692,408
864,134
ー
ー
ー
4,498,888
3,553,829
3,114,319
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下 10年超15年以下 期間のないもの
ー
2,400,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2,712,896
ー
209,750
ー
3,902,158
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
105,280
合 計
ー
2,400,000
ー
14,308,208
105,280
ー
ー
1,073,884
105,280
17,887,373
ー
2015年度
ー
2,400,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,209,664
2,684,825
3,208,038
2,927,897
495,570
216,301
ー
-
ー
199,080
ー
ー
ー
ー
3,694,086
3,825,965
2,684,825
3,407,118
2,927,897
ー
ー
(9)(10)(11)貸付金関連
該当する金額はありません。
(12)外貨建資産
該当する金額はありません。
2015 ANNUAL REPORT
2,299,914
ー
ー
ー
605,292
2012年度
1年以下
(8)業種別保有株式の額
該当する金額はありません。
34
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
合 計
ー
2,400,000
ー
14,220,080
ー
ー
ー
ー
211,260
1,122,320
ー
ー
1,537,701
4,816,406
495,570
211,260
18,369,041
211,260
ー
(13)外国証券の海外投資地域別構成
(単位:千円)
外国証券
区分
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
北米
ー
ー
ー
ー
公社債
株式等
金額
占率
金額
占率
199,677
100.0%
199,677 100.0%
ー
0.0%
0.0%
ー
ー
0.0%
0.0%
ー
ー
0.0%
0.0%
ー
ー
0.0%
0.0%
ー
金額
ー
ー
ー
ー
ー
占率
ー
ー
ー
ー
ー
(14)海外投資運用利回り
区分
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
海外投資運用利回り 1.41%
1.42%
ー
ー
ー
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
※上記利回りについては運用費用を控除せずに計算しています。
※2012年度中に外国債券を償還したため残高は0ですが、運用利回りは算出しました。
【その他の指標】
(1)業務用固定資産残高
(単位:千円)
年 度
区 分
有形
固定資産
2011
年度
種 類
建物及び附属設備
器具備品
計
ソフトウェア
無形
その他無形固定資産
固定資産
計
合 計
年 度
区 分
有形
固定資産
2012
年度
年 度
器具備品
計
2015
年度
期首帳簿価額
ー
8,372
当期増加額
当期減少額
当期償却額
14,328
8
565,166
6,140
ー
33,876
4,235
4,235
412,330
合 計
412,330
区 分
種 類
建物及び附属設備
器具備品
計
ソフトウェア
無形
その他無形固定資産
固定資産
計
区 分
建物及び附属設備
ー
403,957
167,164
412,330
当期末帳簿価額 減価償却累計額
当期増加額
90,161
ー
93,510
当期増加額
器具備品
16,953
2,824
計
21,665
8,160
380,579
102,216
141,505
380,579
243,721
402,244
251,881
当期増加額
399
ー
当期減少額
ー
6
6
ー
ー
ー
6
当期減少額
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
当期減少額
期末取得原価
5,697
443
6,140
9,822
28,191
20,356
48,548
20,800
54,689
ー
当期償却額
ー
当期末帳簿価額 減価償却累計額
期末取得原価
985
4,712
1,428
6,140
14,580
16,953
3,479
51,662
36,138
57,803
15,566
21,665
164,684
380,579
164,684
380,579
ー
180,251
当期償却額
ー
402,244
当期末帳簿価額 減価償却累計額
期末取得原価
1,509
8,537
2,938
11,476
8,926
10,851
43,636
54,487
10,436
19,388
46,574
65,963
165,165
317,629
ー
141,505
165,165
459,134
175,602
478,523
当期償却額
当期末帳簿価額 減価償却累計額
期末取得原価
250
1,577
7,109
4,299
11,409
0
5,097
5,753
37,855
43,609
42,155
55,018
ー
399
399
ー
19,388
799
650
6,674
12,862
ソフトウェア
無形
その他無形固定資産
固定資産
計
317,629
310,155
合 計
計
ー
443
488,992
455,102
10,851
8
161,209
150,883
3,348
器具備品
有形
固定資産 その他無形固定資産
87,651
4,235
90,161
8,537
79,278
231,780
33,889
期首帳簿価額
8,372
403,957
455,102
5,335
種 類
5,955
161,200
140,617
455,102
建物及び附属設備
87,651
191,763
3,348
ー
79,278
33,889
4,712
無形
その他無形固定資産
固定資産
計
8,372
5,955
455,102
28,191
期首帳簿価額
ー
10,265
ー
期末取得原価
ー
140,617
ー
ー
ー
当期末帳簿価額 減価償却累計額
ー
ー
ー
5,697
488,992
種 類
ソフトウェア
区 分
期首帳簿価額
当期償却額
579,495
14,328
無形
その他無形固定資産
固定資産
計
ー
当期減少額
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
40,017
合 計
年 度
565,158
ー
191,763
有形
固定資産
2014
年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
8,372
合 計
年 度
当期増加額
403,957
ソフトウェア
有形
固定資産
2013
年度
種 類
建物及び附属設備
期首帳簿価額
ー
ー
ー
158,849
141,505
ー
468,935
141,505
459,134
141,505
141,505
158,849
468,935
478,523
142,155
142,155
165,524
481,798
ー
ー
ー
2015 ANNUAL REPORT
35
■ 契約年度別責任準備金残高および予定利率
契約年度
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
(単位:円)
責任準備金残高
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
予定利率
∼1980年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1981年度∼1985年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1986年度∼1990年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1991年度∼1995年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1996年度∼2000年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2001年度∼2005年度
ー
ー
ー
ー
ー
ー
2006年度
30,294
ー
ー
ー
ー
1.00%
2007年度
35,311,153
34,895,745
ー
ー
ー
1.00%
2008年度
79,175,634
78,593,181
ー
ー
ー
1.00%
2009年度
631,502
1,533,106
ー
ー
ー
1.00%
2010年度
617,924
493,621
ー
ー
ー
1.00%
2011年度
458,431
586,702
ー
ー
ー
1.00%
2012年度
ー
122,583
ー
ー
ー
1.00%
2013年度
ー
ー
ー
ー
ー
1.00%
2014年度
ー
ー
ー
ー
ー
1.00%
2015年度
ー
ー
ー
ー
ー
1.00%
※上記の数値は長期生命共済、長期火災共済の数値に基づき集計しています。
■ リスク管理体制及び法令遵守の体制
【大学生協共済生活協同組合連合会 リスク管理(コンプライアンス、危機管理を含む)体制図】
平成26年12月1日現在
理事会
会長理事( )
会計監査人
監事(会)
監事会事務局
共済計理人
専務理事( )
「組合員の声」検証会議
業務本部長( )
企画部長
会員支援部長
業務部長
総務部長
以下省略
以下省略
以下省略
資産運用
管理者
役員室長
内部監査
室長
(株)大学生協
保険サービス・部長
以下省略
コンプライアンス
推進課
リスク管理課
以下省略
●リスク管理委員会が対象とする主なリスク事案、事象は次に該当し、事業運営に重大な支障が出る恐れのあるもの
1財務の健全性
2新商品開発、引受の適切性
3資産運用の健全性・安全性、資金の流動性
4事務管理、事務の進捗状況、委託先管理の適切性、システムの安全管理等
5法令・内部規則等の遵守
6風評、反社会的勢力による不法な攻撃、会の社会的信頼の失墜
7自然災害、感染症、テロ、戦争等
●リスク管理委員会を年4回以上開催し、理事会に対して事故防止とリスク管理状況を報告する。
●発生した事象、事案の解決に緊急対応が必要な場合は、「対策委員会」を設置し、早期解決に当たる。
●別途組織した「組合員の声」検証会議に提起されたコンプラ関連の重大事案については、ほぼ同じメンバーなので原則として同会議の場で解決している。
36
2015 ANNUAL REPORT
大学生協共済連の内部統制整備に関する基本方針
大学生協共済連は、会員と会員の組合員、及び社会的な負託に応え、「設立趣意書」や「事業計画」に基づいて事業・活動を行
います。この前提として、当会は「業務の有効性及び効率性」「財務報告の信頼性」「事業活動に関わる法令等の遵守」「資産の保
全」の4つの目的を達成するために必要な内部統制の整備に関する基本方針(以下「基本方針」)を次のとおり定めます。
1 理事・委員及び職員の職務の執行が、法令・定款などに適合することを確保します
2 理事・委員及び職員の職務執行に関わる情報の保存及び管理を適正に行います
3 損失の危険の管理を行います
4 財務報告を適正に作成します
5 理事・委員及び職員の職務の執行が効率的に行われるようにします
6 子会社等における業務の適性を確保します
7 監事監査がいっそう有効に行われるための環境を整備します
(2010年10月16日理事会で制定)
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
大学生協共済連の内部統制上の2015年度課題
2014年11月15日 専務理事 小野寺 正純
1 理事・委員及び職員の職務の執行が、法令・定款などに適合することを確保します
ア 理事会・代表理事は、法令や定款の遵守が重要であり、経済的利益に優先することを自覚して、常にこの立場で意思決定・
業務執行に当たります。
イ 理事会は、各委員・職員等に、法令や定款の遵守が重要であることを「役職員の行動指針」で示します。
ウ 専務理事や業務を分担して執行する理事は、着任・採用・任命した理事・委員・職員等(以下「役職員」という。)に「役
職員の行動指針」を渡すとともに、年に1回この重要性を役職員に発信し続けます。また、掲示等により周知に努めます。
エ 役職員が「法令等に違反しているかどうか確認したい」と考えたとき等に相談できる窓口(ヘルプライン)を企画部法
令コンプライアンス担当とし、この活用を役職員に周知します。
オ 全部署に法令担当を配置し、その部署の業務で法令等に関する事項のチェックをその法令担当が行うしくみに沿って執
行します。各部の法令担当は次の通りです。
会員支援部は山下、業務部は茂垣、企画部は岸田、総務部は澁谷、役員室は大谷です。
カ 企画部に法令コンプライアンス担当を配置し、会全体での各種規程の作成、契約、理事会への起案等の際に、この担当
によるチェックを位置づけます。この部署が起案を行うときは、企画部で直接起案等に係わらない職員がチェックする
ことにします。
キ 共済連や代理店、子会社等が、法令に違反する員外利用を起こさないようにします。ホームページでの表示等に関し、
企画部が年2回以上確認します。
ク 反社会的勢力への対応方針を遵守します。
2 理事・委員及び職員の職務執行に関わる情報の保存及び管理を適正に行います
ア 理事会は、総会・理事会の議事録や法令・定款に定められた規則等をルールに則って作成し、適切に保存・管理します。
イ 代表理事・職員等は「文書管理規則」・「情報開示規則」に基づき文書を適正に取り扱います。「文書管理規則」は総務部
が統括管理し、とくに、期限の終了した文書については速やかに廃棄し、リスクにつながる情報を持たないようにします。
ウ 代表理事が行った重要な意思決定については、
「提案への承認、不承認」
・
「メールの紙へのコピー」等により記録して「意
思決定書綴り」に5年間記録し、各理事が任意に閲覧して監督します。
3 損失の危険の管理を行います ア 専務理事は、想定される代表的な危機に適切に備えることを念頭に、自らの職務上の重点や役職員の分担等を適切に定め、
これを固定化させず必要に応じて変更します。
イ 経営上の重大なリスクへの対応方針その他リスク管理の観点から重要な事項については、リスク管理委員会や部長会議
において十分な審議を行い、特に重要なものについては理事会において報告します。
ウ 特に、「個人情報事故」や「資産運用におけるリスクのとりすぎ」を発生させると会員や会員の組合員にも大きな損害が
及ぶことを自覚し、理事会において専務理事からこのことへの対処状況の報告を受け、確認します。
エ 利用者情報の保護管理については、「個人情報保護規則」に基づく統制に努めるとともに、各部署で特有の個人情報保護
目標を作成し日常業務での強化を進めます。
オ 取引先と契約書を交わすときは、その取引先との間で定めておくべきこと、将来事故や対立点等が生じたときの解決に
資する内容等を個別に想定して契約を交わすようにします。また、とくに業務を委託する取引先については、業務執行
とともにリスク管理を強めます。
カ 理事会は、共済代理店が法令を遵守し適正に業務を行うことが責務でもあることを自覚し、共済代理店の業務の管理、
点検、改善態勢の向上に努めます。
2015 ANNUAL REPORT
37
4 財務報告を適正に作成します
ア 理事会は、「適正な財務報告を作成することが理事会の責務」と確認し、財務報告の作成に関する業務水準の改善・向上
に努めます。
イ 法令に基づき会計監査人・共済計理人の十分な関与を得て、これを適正な財務報告作りに生かします。
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
5 理事・委員及び職員の職務の執行が効率的に行われるようにします
ア 理事・委員・職員は、中期的な行動計画に沿って事業・活動を行うことでより高い成果を上げられることを確信し、系
統的・目的意識的に努力を重ねるよう努めます。
イ 理事会は、理事会規則に基づき年4回程度開催し、必要な事項を文書または口頭で簡潔に報告し、理事会で議決すべき
事項をもれなく決するほか、そのときどきの状況に応じた重要な事項について時間をとって協議し必要な意思決定を行
います。
ウ 理事会において、代表理事とともに業務を分担して執行する理事や執行役員を任命し「理事会で決する事項」「代表理
事が決定する事項」「その理事等に決定を委任する事項」等を理事会規則または理事会における申し合わせ等で適切に
定め、意思決定・業務執行を機動的に行います。
エ 専務理事は、業務の管理と執行力を高めるため、役割と権限、責任を明確にして部課長を適切に配置するとともに、重
点と効率を踏まえた経営組織体制強化や変更を進めます。
6 子会社等における業務の適正を確保します
ア 理事会は、子会社等が法令を遵守し適正に業務を行うことが当理事会の責務でもあることを自覚し、子会社等に対する
重要な方針や事項は、子会社等の取締役会の前後に、理事会で協議し決定します。
イ 当生協の専務理事または理事会で確認する役職員が子会社等の取締役を兼務し、子会社等の取締役会を通じて子会社等
の業務執行を監督します。
7 監事監査がいっそう有効に行われるための環境を整備します
ア 理事会は、生協の健全な運営と社会的信頼確保のために、監事監査の環境整備が重要かつ必須であることを認識し、そ
のための措置を着実に前進させます。
イ 専務理事は、監事会に出席するなどして監事と定期的に協議し、相互認識を深めます。
ウ 監事会事務局を配置し、その職員はその業務に関して理事会の指揮を離れ監事の命を受けて業務にあたります。
エ 代表理事・業務を分担して執行する理事等は、重大な法令・定款違反、重大な不正行為、生協に著しい損害を及ぼすお
それのある事実を発見したときは、直ちに理事だけでなく監事にも報告します。
オ 専務理事は、行政庁・監査法人等から重要な指摘・指導・勧告等を受け取ったときは、理事とともに監事にも報告します。
カ 事業報告書・決算関係書類およびこれらの附属明細書を適切に分担して計画的に作成し、必要な点検も行って、完成度
の高い各書類等を所定の時期に監事に提供します。
<内部統制の有効性を確保するために>
ア 理事会は、内部統制を適切に整備することが会員の付託に応える上で重要であると確信して、継続的に内部統制の改善
向上を図ります。そのために、専務理事のもとに会の内部統制の整備を総合的に推進する職員を置きます。
イ 内部統制の個別課題(個人情報の適切な取扱いや各文書の管理等)を担当する職員等を決め、整備の進行状況を理事会
に報告します。
ウ 専務理事は内部監査方針を定めて執行します。
以上
38
2015 ANNUAL REPORT
■貸借対照表
科目
(単位:千円)
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
(資産の部)
現金及び預金
現金
預貯金
金銭の信託
有価証券
譲渡性預金
国債
科目
2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度
(負債の部)
1,144,999 4,878,472 4,960,475 3,695,989 4,831,406 共済契約準備金
1,165
1,606
1,831
1,660
1,214
1,143,833 4,876,865 4,958,643 3,694,328 4,830,191
10,180,082
ー
ー
ー
10,127,773 10,752,203 11,317,724 11,877,298 10,796,922
支払備金
2,232,368 2,321,580 2,562,252 2,779,695 2,994,588
責任準備金
7,895,404 8,430,622 8,755,472 9,097,602 7,802,334
ー 業務委託勘定
6,333,565 13,285,326 15,269,595 17,887,373 18,369,042 その他共済負債
1,000,000 1,200,000 1,800,000 2,400,000 2,400,000 未払費用
500,195 3,135,185 2,605,085 3,403,915 1,903,030 その他負債
ー
6,853
6,914
ー
ー
65,383
31,226
16,843
4,944
4,502
13,498
13,755
16,605
17,413
18,921
981,295
951,979
905,450
835,927
767,897
地方債
1,298,878 5,845,402 6,166,708 6,665,904 6,864,319
未払金
256,809
214,266
180,876
169,019
178,371
社債
1,543,205 2,074,603 3,639,363 4,238,388 5,452,731
未払法人税等
673,263
723,514
705,586
648,017
574,724
6,498
4,089
5,021
5,321
3,652
株式
105,280
105,280
105,280
211,260
1,886,005
924,855
953,158 1,073,884 1,537,701
預り金
ー
372,684
156,183
282,776
196,985
その他の負債
196,985 引当金
保険預り金
ー
372,684
156,183
282,776
37,748
19,303
21,732
22,525
22,892
業務受託勘定
ー
ー
ー
ー
ー
退職給付引当金
その他共済資産
236
ー
ー
ー
ー
役員退職慰労引当金
前払費用
15,825
11,869
7,912
3,956
未収収益
14,928
25,642
29,983
29,382
33,609
264,492
289,194
214,174
304,278
252,756
その他の貸付金
業務委託勘定
その他資産
未収金
差入保証金
長期前払消費税等
その他の資産
賞与引当金
ー 価格変動準備金
負債合計
34,737
448
8
14
12
9,986
9,661
13,957
13,554
11,137
562,237
596,289
650,345
609,213
630,570
19,616
19,161
20,044
18,044
25,514
541,454
574,877
627,051
586,918
604,723
1,166
2,250
3,250
4,250
333
30,543
39,543
50,543
62,543
73,543
11,780,732 12,391,850 12,964,428 13,407,340 12,292,358
37,738 (純資産の部)
40,956
82,819
61,259
40,361
209,210
181,820
129,530
234,110
14,325
21,430
20,109
26,866
29,956
ー
3,124
3,275
2,940
3,241
181,820 会員資本
出資金
7,147,299 7,487,111 8,633,852 9,797,997 12,469,285
6,351,800 5,470,100 5,469,700 5,469,600 5,469,700
剰余金または損失金(△) 795,499 2,017,011 3,164,152 4,328,397 6,999,585
412,330
488,992
402,244
478,523
481,798
法定準備金
ー
270,000
970,000 1,630,000 2,360,000
減価償却資産
8,372
33,889
21,665
19,388
12,862
任意積立金
ー
400,000
899,900 1,398,928 1,819,568
無形固定資産
403,957
455,102
380,579
459,134
468,935
異常災害見舞金積立金
ー
200,000
480,000
780,000 1,000,000
10,011
10,011
10,011
10,011
10,011
システム開発準備金積立金
ー
200,000
400,000
600,000
800,000
ー
ー
19,900
18,928
19,568
業務用固定資産
関係団体等出資金
11
11
11
11
11
入学前火災事故見舞金積立金
子会社等株式
10,000
10,000
10,000
10,000
10,000
当期未処分剰余金または損失金(△)
795,499 1,347,011 1,294,252 1,299,469 2,820,017
繰延税金資産
523,824
515,606
569,962
544,021
594,309
(うち当期剰余金または損失金(△))
809,169 1,297,733 1,212,782 1,229,881 2,736,823
関係団体出資金
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
純資産合計
資産合計
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
投資信託受益証券
貸付金
105,280
18,938,044 19,897,103 21,642,276 23,258,837 24,792,811
負債・純資産合計
10,012
18,141
43,995
53,499
31,166
10,012
18,141
43,995
53,499
31,166
7,157,312 7,505,252 8,677,847 9,851,497 12,500,452
18,938,044 19,897,103 21,642,276 23,258,837 24,792,811
2015 ANNUAL REPORT
39
■損益計算書
(単位:千円)
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
経常収益
科目
7,282,480
8,519,198
8,698,061
8,873,768
9,037,420
共済掛金等収入
6,505,173
8,155,868
8,369,128
8,531,420
8,679,631
受入共済掛金
6,505,173
8,155,868
8,369,128
8,531,420
8,679,631
419,376
ー
ー
ー
ー
ー
ー
共済契約準備金戻入額
責任準備金戻入額
419,376
ー
ー
資産運用収益
251,032
242,882
206,010
194,222
212,719
46,819
41,314
206,010
194,222
177,157
204,213
168,619
ー
ー
ー
利息及び配当金等収益
金銭の信託運用益
有価証券償還益
ー
ー
ー
ー
25,321
有価証券売却益
ー
32,948
ー
ー
10,240
106,897
120,447
122,922
148,125
145,069
21
35
23
23
24
106,876
120,411
122,899
148,101
145,044
ー
ー
ー
ー
ー
5,921,988
6,474,858
6,837,852
6,951,450
7,420,799
3,244,608
3,383,274
3,227,623
3,362,372
その他経常収益
その他の経常収益
受取利息
経常費用
経常損益
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
受取出資配当金
共済金等支払額
2,759,948
3,032,458
3,283,897
支払共済金
2,739,474
3,012,171
3,264,958
支払返戻金
20,473
20,287
18,938
16,984
20,901
共済契約準備金繰入額
519,018
624,430
565,521
559,573
580,160
支払備金繰入額
519,018
89,212
240,671
217,443
214,892
ー
535,218
324,849
342,130
365,267
資産運用費用
37,338
21,876
19,927
14,903
27,673
金銭の信託運用費
12,557
18,332
ー
ー
ー
有価証券評価損
22,396
ー
7,540
ー
10,370
2,385
3,543
12,387
14,903
17,303
2,520,488
2,701,667
2,873,549
3,023,729
3,317,084
責任準備金繰入額
その他の運用費用
事業経費
人件費
434,132
461,592
488,305
512,722
551,721
物件費
1,229,097
1,197,371
1,316,303
1,421,660
1,637,323
共済委託手数料
857,257
1,042,704
1,068,940
1,089,345
1,128,039
その他経常費用
85,194
94,424
94,957
108,635
112,607
その他の経常費用
85,194
94,424
94,907
103,635
5,100
ー
ー
50
5,000
107,507
寄付金
経常剰余金
2,044,340
1,860,209
1,922,318
1,616,621
ー
31,363
ー
ー
1,700,536
責任準備金戻入額
ー
ー
ー
ー
1,660,536
31,363
ー
ー
40,000
13,235
11,006
12,000
45,251
特別損益
1,360,492
特別利益
その他の特別利益
特別損失
50,605
価格変動準備金繰入
11,200
9,000
11,000
12,000
11,000
その他特別損失
39,405
4,235
6
ー
34,251
1,309,886
2,062,468
1,849,202
1,910,318
3,271,906
677,633
758,974
700,765
658,177
576,750
税引前当期剰余金または損失金(△)
法人税等
法人税等調整額
当期剰余金または損失金(△)
当期首繰越剰余金または損失金(△)
入学前火災事故見舞金積立金取崩額
当期未処分剰余金または損失金(△)
△176,916
5,761
△64,345
22,259
△41,667
809,169
1,297,733
1,212,782
1,229,881
2,736,823
△13,669
49,278
81,370
68,516
82,762
ー
ー
99
1,071
431
795,499
1,347,011
1,294,252
1,299,469
2,820,017
(注)支払備金戻入額と支払備金繰入額及び責任準備金戻入額と責任準備金繰入額をそれぞれ相殺して表示しています。
40
2015 ANNUAL REPORT
■共済事業 部門別損益計算書(自 2014年10月1日 至 2015年9月30日)
項目
短期共済事業
長期共済事業
生命共済 火災共済
特別損益
315
ー
ー
ー
ー
315
247
19
48
0
0
0
△ 36,235
6,456
6,456
ー
△ 47,132
△ 47,132
ー
44
19
24
4,396
1,059
3,144
193
ー
ー
ー
36,550
76
ー
76
81
15
65
36,546
6,442
△ 465
30,569
77
ー
ー
ー
ー
77
60
4
11
0
0
0
△ 3,910
1,582
1,582
ー
△ 6,580
△ 6,580
ー
10
4
5
1,077
259
770
47
ー
ー
ー
3,987
18
ー
18
19
3
16
3,986
702
△ 50
3,334
合計
392
ー
ー
ー
ー
392
307
24
60
0
0
0
△ 40,145
8,038
8,038
ー
△ 53,713
△ 53,713
ー
54
24
30
5,474
1,319
3,914
240
ー
ー
ー
40,538
95
ー
95
100
19
81
40,532
7,144
△ 516
33,904
生命共済 火災共済
8,160,179
8,002,734
8,002,734
ー
ー
157,390
123,308
9,813
24,268
54
23
30
7,049,527
3,236,998
3,222,440
14,557
623,461
303,174
320,286
21,982
9,938
12,043
3,167,085
528,760
1,569,182
1,069,142
ー
ー
ー
1,110,651
38,335
ー
38,335
40,481
7,656
32,825
1,108,505
195,400
△ 14,116
927,221
683,340
676,896
676,896
ー
ー
6,441
5,046
401
993
2
ー
1
294,073
138,237
131,893
6,344
10,412
△ 34,568
44,980
899
406
492
144,524
21,641
64,225
58,656
ー
ー
ー
389,267
1,569
ー
1,569
1,656
313
1,343
389,179
68,602
△ 4,956
325,533
合計
部門外
勘定
合計
8,843,520
8,679,631
8,679,631
ー
ー
163,832
128,355
10,215
25,261
56
24
31
7,343,601
3,375,235
3,354,333
20,901
633,874
268,606
365,267
22,881
10,345
12,536
3,311,609
550,402
1,633,408
1,127,798
ー
ー
ー
1,499,919
39,904
ー
39,904
42,138
7,969
34,169
1,497,684
264,002
△ 19,072
1,252,755
193,507
ー
ー
ー
ー
48,494
48,494
ー
ー
145,012
ー
145,012
117,343
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,736
ー
4,736
ー
ー
ー
ー
112,607
5,100
107,507
76,163
1,660,536
1,660,536
ー
3,011
3,011
ー
1,733,688
305,603
△ 22,078
1,450,163
9,037,420
8,679,631
8,679,631
ー
ー
212,719
177,157
10,240
25,321
145,069
24
145,044
7,420,799
3,383,274
3,362,372
20,901
580,160
214,892
365,267
27,673
10,370
17,303
3,317,084
551,721
1,637,323
1,128,039
112,607
5,100
107,507
1,616,621
1,700,536
1,660,536
40,000
45,251
11,000
34,251
3,271,906
576,750
△ 41,667
2,736,823
■剰余金処分または損失処理計算書
(単位:千円)
科目
2011年度
795,499
Ⅰ 当期未処分剰余金または損失金(△)
2012年度
1,347,011
2013年度
1,294,252
2014年度
1,299,469
2015年度
2,820,017
Ⅱ 剰余金処分額
746,221
1,265,641
1,225,736
1,216,706
2,682,068
法定準備金
207,000
700,000
660,000
730,000
550,000
出資配当金
76,221
65,641
65,636
65,635
65,636
任意積立金
400,000
500,000
500,099
421,071
2,066,431
異常災害見舞金積立金
200,000
280,000
300,000
220,000
ー
システム開発準備金積立金
200,000
200,000
200,000
200,000
200,000
入学前火災事故見舞金積立金
ー
20,000
99
1,071
431
財務基盤強化積立金
ー
ー
ー
ー
1,866,000
49,278
81,370
68,516
82,762
137,949
Ⅲ 次期繰越剰余金または損失金(△)
19
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
経常損益
経常収益
共済掛金等収入
受入共済掛金
共済契約準備金戻入額
責任準備金戻入額
資産運用収益
利息及び配当金等収益
有価証券売却益
有価証券償還益
その他経常収益
受取出資配当金
その他の経常収益
経常費用
共済金等支払額
支払共済金
支払返戻金
共済契約準備金繰入額
支払備金繰入額
責任準備金繰入額
資産運用費用
有価証券評価損
その他の運用費用
事業経費
人件費
物件費
共済委託手数料
その他経常費用
寄付金
その他の経常費用
経常剰余金
特別利益
責任準備金戻入額
その他の特別利益
特別損失
価格変動準備金繰入
その他の特別損失
税引前当期剰余金
法人税等
法人税等調整額
当期剰余金
(単位:千円)
2015 ANNUAL REPORT
41
■ 貸付金
2011年、2012年、2013年、2014、2015年度ともに以下の状況です。
(1)破綻先債権
該当する金額はありません。
(2)延滞債権
該当する金額はありません。
(3)3ヶ月以上延滞債権
該当する金額はありません。
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
(4)貸付条件緩和債権
該当する金額はありません。
■債権者区分による債権の状況
(単位:千円)
区分
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
(1)破産更生債権及びこれらに準ずる債権
ー
ー
ー
ー
ー
(2)危険債権
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
93,868
500,450
269,159
375,045
291,226
(3)要管理債権
(4)正常債権
■ 有価証券等の時価情報及び評価損益
(1)有価証券の時価情報
(単位:千円)
区分
MMF
2011年9月末
2014年9月末
2013年9月末
2012年9月末
2015年9月末
帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益
605,292
605,292
譲渡性預金 1,000,000 1,000,000
ー
ー
ー
ー
ー 1,200,000 1,200,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー 2,400,000 2,400,000
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー 2,400,000 2,400,000
ー
800,000
800,000
ー
ー
国債
500,195
513,850
13,654 3,135,185 3,256,622
121,437 2,605,085 2,701,620
96,534 3,403,915 3,496,770
92,855 1,903,030 1,990,070
87,040
1,298,878 1,315,078
16,199 5,845,402 6,115,192
269,790 6,166,708 6,394,901
228,192 6,665,904 6,900,160
234,256 6,864,319 7,071,980
207,661
1,543,205 1,541,371 △1,834 2,074,603 2,128,498
53,894 3,639,363 3,703,496
64,132 4,238,388 4,344,025
105,637 5,452,731 5,561,357
108,626
社債
ー
ー
合同金銭信託
地方債
ー
ー
ー 1,800,000 1,800,000
ー
株式
105,280
105,280
ー
105,280
105,280
ー
105,280
105,280
ー
211,260
ー
投資信託
480,712
480,712
ー
924,855
924,855
ー
953,158
953,158
ー 1,073,884 1,073,884
ー 1,537,701 1,537,701
ー
445,121 15,269,595 15,658,455
388,860 17,887,373 18,320,120
432,748 18,369,042 18,772,368
403,326
合計
6,333,565 6,361,584
28,018 13,285,326 13,730,448
105,280
ー
ー
105,280
211,260
(2)金銭の信託の時価情報
(単位:千円)
区分
国債
地方債
政府保証債
社債
投資信託
その他
合計
2011年9月末
2,634,647 2,727,042
2015 ANNUAL REPORT
2014年9月末
2015年9月末
92,394
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,544,972 4,759,354 214,381
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
51,955
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
1,395,213 1,381,470 △13,742
976,968 1,028,923
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
554,946
554,946
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
73,333
73,333
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
10,180,082 10,525,071 344,988
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
(3)デリバティブ取引情報
該当する取引はありません。
42
2013年9月末
2012年9月末
帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益 帳簿価格 時 価 差損益
■ 貸倒引当金・貸付金償却等
2011年、2012年、2013年、2014、2015年度ともに以下の状況です。
ホ) 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
該当する数値はありません。
2011年、2012年、2013年、2014、2015年度ともに以下の状況です。
貸付金償却の額
へ)
該当する金額はありません。
■ 子会社
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
■子会社の概況
名 称
事務所所在地
資本金
株式会社大学生協保険サービス
東京都杉並区高円寺南1−12−4 10,000千円
損害保険代理業
事業の内容
生命保険代理業
福利厚生事務、共済事務、保険事務の受託処理業務
集金代行業務
設立年月日
この会の議決権割合
2010年7月23日
100%
■貸借対照表
(2015年9月30日現在)
科目
(単位:円)
金額
(資産の部)
科目
金額
(負債の部)
流動資産
158,188,152
流動負債計
90,471,713
現金及び預金
144,044,152
未払金
44,581,411
未収金
固定資産
14,144,000
1,843,773
未払法人税等
7,364,400
未払消費税等
436,200
未払費用
有形固定資産
257,580
預り金
器具備品
257,580
賞与引当金
無形固定資産
1,586,193
ソフトウェア
1,586,193
負債合計
3,685,436
90,471,713
株主資本合計
69,560,212
資本金
10,000,000
利益剰余金
59,560,212
当期未処分利益
59,560,212
純資産合計
160,031,925
31,954,097
(純資産の部)
(うち当期利益)
資産合計
2,450,169
負債・純資産合計
(14,694,750)
69,560,212
160,031,925
2015 ANNUAL REPORT
43
■損益計算書
(自2014年10月1日 至2015年9月30日)
科目
(単位:円)
金額
利用収入
459,931,594
事業総利益
459,931,594
販売費及び一般管理費
438,395,139
営業利益
21,536,455
営業外収益
受取利息
雑収入
28,289
528,437
500,148
ー
営業外費用
雑損失
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
19
ー
ー
経常利益
22,064,892
税引前当期純利益
22,064,892
法人税等
7,370,142
7,370,142
14,694,750
当期純利益
■株主資本等変動計算書
(自2014年10月1日 至2015年9月30日)
(単位:円)
株主資本
利益剰余金
資本金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
当期首残高
10,000,000
利益剰余金合計
純資産合計
44,865,462
44,865,462
54,865,462
54,865,462
ー
14,694,750
14,694,750
14,694,750
14,694,750
ー
14,694,750
14,694,750
14,694,750
14,694,750
59,560,212
59,560,212
69,560,212
69,560,212
当期変動額
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
10,000,000
■連結貸借対照表
(2015年9月30日現在)
科目
(単位:千円)
金額
科目
(資産の部)
現金及び預金
有価証券
貸付金
未収収益
共済契約準備金
18,369,042
その他共済負債
未払費用
22,892
その他負債
33,609
引当金
その他資産
229,409
退職給付に係る負債
業務用固定資産
483,641
価格変動準備金
関係団体等出資金
繰延税金資産
資産合計
2015 ANNUAL REPORT
金額
(負債の部)
4,975,450
196,985
業務委託勘定
44
株主資本合計
11
594,309
24,905,351
負債合計
10,796,922
4,502
21,371
814,743
29,532
604,723
73,543
12,345,339
(純資産の部)
会員資本
12,528,845
出資金
5,469,700
剰余金
7,059,145
評価・換算差額等
31,166
その他有価証券評価差額金
31,166
純資産合計
12,560,012
負債・純資産合計
24,905,351
■連結損益計算書
(自 2014年10月1日 至 2015年9月30日)
(単位:千円)
科目
金額
経常収益
9,475,680
共済掛金等収入
8,679,631
資産運用収益
212,719
その他経常収益
583,329
経常費用
7,836,994
共済金等支払額
3,383,274
共済契約準備金繰入額
資産運用費用
事業経費
その他経常費用
580,160
27,673
3,733,279
112,607
1,638,686
特別利益
1,700,536
特別損失
45,251
税金等調整前当期剰余金
法人税等
19
3,293,971
584,120
法人税等調整額
△ 41,667
当期剰余金
2,751,517
■連結純資産変動計算書
(自2014年10月1日 至2015年9月30日)
(単位:千円)
会員資本
出資金
当期首残高
2015年度業務及び財産の状況に関する説明書
経常剰余金
剰余金
5,469,600
評価・換算差額等
会員資本合計
4,373,263
9,842,863
その他有価証券 評価・換算差額等
評価差額金
合計
純資産合計
53,499
9,896,362
53,499
当期変動額
100
ー
ー
100
出資配当
ー
△ 65,635
△ 65,635
ー
ー
△ 65,635
当期剰余金
ー
2,751,517
2,751,517
ー
2,751,517
会員資本以外の項目の当期変動額
ー
会員出資金の増資
当期変動額合計
当期末残高
100
ー
ー
ー
ー
△ 22,333
△ 22,333
△ 22,333
100
2,685,882
2,685,982
△ 22,333
△ 22,333
2,663,649
5,469,700
7,059,145
12,528,845
31,166
31,166
12,560,012
2015 ANNUAL REPORT
45
学生総合共済 取り扱い生協一覧
茨 城 キリスト教 学 園
東 京 薬 科 大 学
自然科学研究機構岡崎
宇 宙 科 学 研 究 所
東 京 理 科 大 学
中
小 樽 商 科 大 学
宇
都
宮
大
学
東
洋
大
学
帯 広 畜 産 大 学
桜
美
林
学
園
東
邦
大
学
北 見 工 業 大 学
太田情報・医療・自動車専門学校
長
野
大
学
釧 路 公 立 大 学
お茶の水女子大学
公立はこだて未来大学
神
学
札 幌 学 院 大 学
群
馬
大
札
幌
大
学
慶
応
義
北
星
学
園
工
北
海
学
園
埼
大阪・兵庫・和歌山
鳥
名 古 屋 工 業 大 学
大 阪 インカレコープ
広 島 修 道 大 学
名 古 屋 市 立 大 学
大 阪 教 育 大 学
広
名
学
大 阪 経 済 大 学
松山東雲女子大・短大
長 野 県 看 護 大 学
日 本 福 祉 大 学
大 阪 市 立 大 学
松
山
大
学
長 野 県 短 期 大 学
三重県立看護大学
大
山
口
大
学
学
新 潟 県 立 大 学
三
学
大阪千代田短期大学
塾
新潟青陵大学・短期大学
三 重 短 期 大 学
大阪電気通信大学
学
新
名
大 阪 府 立 大 学
大
分
大
学
学
日本 社 会 事 業 大 学
大
沖
縄
大
学
北 海 道 教 育 大 学
芝 浦 工 業 大 学
日本獣医生命科学大学
北
十
北海道
奈
学
川
院
玉
大
大
大
潟
大
学
京
古
大
屋
重
大
大
城
大
学
学
北 陸
阪
手
大
前
大
学
学
取
大
学
梅 光 学 院 大 学
島
大
学
九州・沖縄
関 西 学 院 大 学
鹿児島県立短期大学
鹿
児
島
大
学
園
日 本 女 子 大 学
石川工業高等専門学校
近
室 蘭 工 業 大 学
淑 徳 大 学 みずほ 台
日本赤十字看護大学
金
学
大阪樟蔭女子大学
北九州 市 立 大 学
酪
首 都 大 学 東 京
一
橋
大
学
富 山 県 立 大 学
甲 南 女 子 大 学
九 州 工 業 大 学
昭
和
大
学
法
政
大
学
富
甲
九 州 国 際 大 学
白
梅
学
園
星
学
富山高等専門学校
神戸市外国語大学
九
州
大
学
前 橋 工 科 大 学
福
神戸市立工業高等専門学校
熊 本 インカレコープ
神戸親和女子大学
熊
本
大
学
神
佐
賀
大
学
海
農
道
大
学
学
園
東 北
秋
田
大
学
信
岩
手
大
学
清
文
泉
字
女
学
学
薬
科
大
院
松
本
大
学
岩 手 県 立 大 学
大 東 文 化 学 園
武
蔵
学
園
尚 絅 学 院 大 学
高 崎 経 済 大 学
明
治
学
院
東 北 学 院 大 学
千 葉 商 科 大 学
東 北 工 業 大 学
千
学
東
北
大
学
津
弘
前
学
弘
前
福
島
沢
大
山
大
井
大
学
学
京都・滋賀・奈良
畿
大
南
大
戸
大
学
学
学
州
大
学
園
神 戸 薬 科 大 学
長 崎 純 心 大 学
明 治 薬 科 大 学
京 都 教 育 大 学
千 里 金 蘭 大 学
西 南 学 院 大 学
山
学
京都経済短期大学
園田学園女子大学
西 南 女 学 院 大 学
学
山 梨 県 立 大 学
京都工芸繊維大学
阪
学
長崎県立大学佐世保校
院
電 気 通 信 大 学
横 浜 国 立 大 学
京
学
兵 庫 県 立 大 学
長 崎 県 立 大 学シーボルト校
大
学
東京医科歯科大学
横 浜 市 立 大 学
京
園
和歌山県立医科大学
長
大
学
東 京 インカレコープ
和
園
京都府立医科大学・府立大学
和
福 岡 インカレコープ
みやぎインカレコープ
東 京 海 洋 大 学
早
学
滋 賀 医 科 大 学
宮
院
東 京 外 国 語 大 学
宮 城 教 育 大 学
東 京 学 芸 大 学
宮
城
大
学
東 京 経 済 大 学
盛
岡
大
学
山
形
大
学
城
学
関東・甲信越
麻
布
大
学
葉
田
大
塾
大
梨
大
光
稲
学
田
大
池
東 海
都
大
橘
学
歌
大
山
大
学
崎
大
学
福 岡 教 育 大 学
中国・四国
福 岡 県 立 大 学
愛
媛
大
学
福 岡 女 子 大 学
愛 知 教 育 大 学
滋 賀 大 学 彦 根
岡
山
大
学
南
東 京 芸 術 大 学
愛知県立芸術大学
同
香
川
大
学
宮
崎
大
学
東京工業高等専門学校
愛 知 県 立 大 学
奈 良 教 育 大 学
高 知 県 公 立 大 学
琉
球
大
学
東 京 工 業 大 学
愛
学
奈 良 県 立 大 学
高
知
大
学
東 京 工 芸 大 学
インカレコープ 愛 知
奈良工業高等専門学校
四
国
学
院
東
岐阜市立女子短期大学
奈 良 女 子 大 学
島
根
大
学
館
下 関 市 立 大 学
学
水
京
大
学
知
大
岐
学
立
跡見学園女子大学
東 京 農 業 大 学
金 城 学 院 大 学
龍
茨
東 京 農 工 大 学
静
学
都
南
滋 賀 大 学 大 津
東 京 電 機 大 学
大
学
滋 賀 県 立 大 学
足 利 工 業 大 学
城
坊
阜
岡
大
大
学
志
社
命
谷
大
産
徳
島
大
学
大
九
州
学
園
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( 2 0 1 5 年 9 月現 在 )
学
(地域別五十音順)
〒166-8532 東京都杉並区和田3-30-22 大学生協杉並会館
電話:03-5307-1173
(総務部)
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2016.2 PK15
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