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アニュアルレポート2016(機能付きPDF版:全40頁)
Annual Report 2016 2016 年 3 月期 本田技研工業株式会社 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト プロフィール 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 01 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 Honda は、 「人間尊重」 と 「三つの喜び」 ( 買う喜び、売る喜び、創る喜び) を基本理念としております。 「人間尊重」 とは、自立した個性を尊重 し合い、平等な関係に立ち、信頼を築き、持てる力を尽くすことで、ともに喜びを分かち合うという理念であり、 「三つの喜び」 とは、この 「人 間尊重」 に基づき、お客様の喜びを源として、企業活動に関わりを持つすべての人々と、ともに喜びを実現していくという信念であります。 このような基本理念に基づいて 、Honda は 、1948 年の創立以来、今日に至るまで常に時代の要請に先駆けた新しい価値を持った高品質 な商品を、世界中のお客様に適正な価格で提供するとともに、地球環境の保全や、より安全なモビリティー社会の実現を目指し、企業活動を 行ってまいりました。 現在では、世界最大の二輪車メーカー、また世界有数の四輪車メーカーへと成長し、368 社 * の連結子会社と83 社 * の持分法適用会社から なるグローバルネットワークのもと、広範な商品の開発、生産、販売を行い、世界中のお客様より高い評価をいただいております。 * 2016 年 3 月 31 日現在 Acura NSX 表紙 Civic(北米) 北米で10代目となる新型シビックとして2015年11月に発売され、2016年1月に開催された北米国際自動車オートショーにおいてNorth American Car of the Yearを受賞しました。パワートレインは、1.5L直列4気筒 DOHC直噴ターボエンジンと、2.0L直列4気筒DOHC i−VTECエンジンの2種類を設定。スポーティーで洗練されたデザインと、コンパクトクラスで最大級*の広い室内空間を実現しています。さらに先進の安全運転支援 システム 「Honda SENSING(ホンダ センシング) 」 を採用するなど、コンパクトクラスに新たな価値を提供しています。* 会社調べ (2015年11月時点) User Guide アイコン 直前に開いた ページへ戻る この PDFには、使いやすく、また情報を探しやすいように、 さまざまな機能を搭載しています。また外部情報を参照し 目次へ 前のページへ 次のページへ 目次 やすいように、関連サイトへもリンクさせています。 1 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 クリックすると、各カテゴリー のトップページに移動します。 その他のアイコン 詳細表示 データをダウンロード 外部サイトにリンク 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 目次 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 5 CFO インタビュー 1 The Power of Dreams page 03 2 財務ハイライト page 04 3 株主の皆様へ page 05 5 事業活動の概況 事業活動の概況 12 二輪事業 6 コーポレート・ガバナンス page 11 6 7 02 目次へ 財務セクション 8 投資関連情報 コーポレート・ガバナンス page 21 21 コーポレート・ガバナンス 22 取締役・監査役・執行役員 15 四輪事業 7 18 汎用パワー 4 CFOインタビュー プロダクツ事業 及び その他の事業 page 09 20 金融サービス 事業 財務セクション page 25 25 財務レビュー 29 連結財政状態計算書 30 連結損益計算書 31 連結包括利益計算書 32 連結キャッシュ・フロー計算書 33 セグメント情報 34 事業会社と金融子会社を区分した 連結財政状態計算書 35 事業会社と金融子会社を区分した 連結キャッシュ・フロー計算書 36 主要財務データ 8 投資関連情報 page 38 このアニュアルレポートには、国際会計基準審議会が公表した国際会計基準( IFRS ) に基づいた連結財務諸表を収録しています。 投資判断などに際して、さらに詳細情報が必要な場合には、当社の有価証券報告書または米国証券取引委員会に提出された年次報告書( Form 20-F ) をご参照ください。 将来の予測に関する記述についての注意事項 このアニュアルレポートには、1933 年証券法改正法セクション27A および 1934 年証券取引所法改正法セクション21Eに定める意味における 「将来の予測に関する記述」 が含まれています。この予測は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、リスクや不 確実性を含んでいます。したがいまして、これらの業績見通しのみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたします。実際の業績は、さまざまな重要な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることを、ご承知おきください。実際の業績に影 響を与え得る重要な要素には、Honda の事業領域をとりまく経済情勢、市場の動向、対米ドルをはじめとする円の為替レートなどが含まれます。 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 03 目次へ 8 投資関連情報 The Power of Dreams Honda は「夢」を原動力として、個人・社会への新たなモビリティーを提供すべく、事業活動を行ってきました。 現在では幅広いカテゴリーで独創的な技術・商品を開発・生産する企業へと成長、世界各地のお客様が望む 商品・サービスの提供のために、販売はもちろん、商品の生産や開発までも現地で行う体制を整えました。 同時に、企業市民としての社会的な責任を果たすべく、Honda は環境や安全への取り組みを積極的に行っています。 燃料電池自動車 ( FCV ) の本格普及を目指し、クルマとしての 「普遍 的価値」 である実用性の高さと、時代の先端にふさわしい 「先進的 魅力」 を備えたFCVです。パワートレインの高効率化や走行エネル ギーの低減により、ゼロエミッションビークルで世界トップクラス* の、一充填走行距離約 750kmを実現しています。また、Honda 独 創の技術により燃料電池パワートレインの小型化を図り、セダンタ イプの FCVとして世界で初めて 5 人乗りを実現しました。 * 会社調べ(2016 年 2 月時点) CLARITY FUEL CELL 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 2 The Power of Dreams 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 4 株主の皆様へ 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 04 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 財務ハイライト(3 月31日に終了した各年度) 売上収益 営業利益/営業利益率 ※ 2012 ~ 2013 は、米国会計基準に基づいた 「売上高及びその他の営業収入」 を記載しています。 持分法による投資利益 ※ 2012 ~ 2013 は、米国会計基準に基づいた 「関連会社持分利益」 を記載しています。 (十億円) (十億円) (%) 15,000 1,000 8.0 750 6.0 500 4.0 250 2.0 10,000 5,000 0 12 13 14 15 米国会計基準 0 16 12 13 営業利益(左軸) 2016 年 売上収益 14 6,011 兆 14 15 米国会計基準 IFRS 2016 年 億円 16 0 (十億円) 150 100 50 0 12 13 14 米国会計基準 IFRS 15 16 IFRS 営業利益率(右軸) 営業利益 5,033 3.4 2016 年 億円 営業利益率 持分法による投資利益 1,260 億円 % 親会社の所有者に帰属する当期利益/ 基本的 1 株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) 総資産額/親会社の所有者に帰属する持分/ ※ 2012 ~ 2013 の 「親会社の所有者に帰属する当期利益」 は米国会計基準に基づいた 「当社株主に帰属する当 期純利益」 を、 「 基本的 1 株当たり当期利益 (親会社の所有者に帰属) 」 は米国会計基準に基づいた 「基本的 1 株当たり当社株主に帰属する当期純利益」 を記載しています。 (十億円) 有形固定資産の取得/減価償却費 1 株当たり親会社の所有者に帰属する持分 ※ 2012 ~ 2013 の 「親会社の所有者に帰属する持分」 は米国会計基準に基づいた 「当社株主に帰属する株主資 本」 を、 「 1 株当たり親会社の所有者に帰属する持分」 は米国会計基準に基づいた 「 1 株当たり当社株主に帰属 する株主資本」 を記載しています。 (十億円) (円) (十億円) 800 400 20,000 4,000 800 600 300 15,000 3,000 600 400 200 10,000 2,000 400 200 100 5,000 1,000 200 0 0 0 0 0 12 13 14 米国会計基準 15 16 2016 年 親会社の所有者に帰属する当期利益 3,445 191.16 億円 基本的 1 株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) 円 12 13 14 15 米国会計基準 IFRS 親会社の所有者に帰属する当期利益(左軸) 基本的 1 株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) ( 右軸) (円) ※ 2012 ~ 2013 の 「有形固定資産の取得」 および 「減価償却費」 は、それぞれ米国会計基準に基づいた 「資本的 支出 (オペレーティング・リース除く) 」 、 「 減価償却費 (オペレーティング・リース除く) 」 を記載しています。 総資産額(左軸) 親会社の所有者に帰属する持分(左軸) 1 株当たり親会社の所有者に帰属する持分(右軸) 2016 年 総資産額 18 2,292 6 7,614 3,751.59 兆 億円 億円 1 株当たり親会社の所有者に帰属する持分 円 12 13 14 米国会計基準 有形固定資産の取得 2016 年 親会社の所有者に帰属する持分 兆 16 IFRS 減価償却費 有形固定資産の取得 6,873 4,864 15 IFRS 億円 減価償却費 億円 16 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 05 目次へ 8 投資関連情報 株主 の皆様へ 株主、投資家の皆様には、日頃からのご理解とご支援を賜り、 厚くお礼を申し上げます。 また、お客様はもとより、当社の成長、 発展を支えてくださっている、お取引様をはじめ、 地域社会の皆様にも、心より厚く感謝を申し上げたいと思います。 八郷 隆弘 代表取締役社長 社長執行役員 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 2016 年 3 月期について Hondaをとりまく経済環境は、米国では、雇用情勢の改善、 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス その結果、当年度の連結売上収益は、四輪事業や金融サー 7 財務セクション 06 目次へ 8 投資関連情報 推進テーマの進捗 ビス事業の売上収益の増加などにより、14 兆 6,011 億円と前 私 は 社 長 就 任 時 より、 「 グ ローバ ル 6 極 体 制 の 進 化」と 住宅着工の緩やかな増加、個人消費の増加などにより、景気 年度にくらべ 9.6% の増収となりました。営業利益は、売上変 「 Hondaらしいチャレンジングな商品の開発」 という2 つのテー の回復が続きました。欧州においては、雇用情勢や個人消費 動及び構成差に伴う利益増やコストダウン効果などはあった マを掲げ、それに基づく取り組みの検討を進め、実行に移して の改善などにより、景気は緩やかに回復しました。アジアの景 ものの 、品質関連費用を含む販売費及び一般管理費の増加 まいりました。 気においては 、インドでは緩やかに回復、中国では緩やかに や為替影響などにより、5,033 億円と前年度にくらべ 24.9% 減速、インドネシアではやや減速、タイでは減速しました。日 の減益となりました。税引前利益は 、6,354 億円と前年度に 本では 、雇用情勢の改善傾向、設備投資の持ち直しの動きな くらべ 21.2% の減益、親会社の所有者に帰属する当期利益 どにより、景気は緩やかな回復基調が続きました。 は、3,445 億円と前年度にくらべ32.4% の減益となりました。 このような中で、当社グループは、お客様や社会の多様な ニーズの変化に迅速かつ的確に対応するため、企業体質の強 化に努めてまいりました。研究開発面では 、安全・環境技術 や商品の魅力向上にむけた先進技術の開発に積極的に取り組 みました。生産面では 、さらなる生産体質の強化や 、グロー バルでの需要の変化に対応した生産体制の整備を行いまし た。販売面では、新価値商品の積極的な投入や、国を越えた 商品の供給などにより、商品ラインアップの充実に取り組み ました。 グローバル 6 極体制のさらなる進化 Honda は 、世界を 6 つの地域に分け 、各地域が自立した組 織として事業運営を行っています。四輪事業では、北米での 「 Pilot 」 やアジアでの 「 Brio 」 シリーズといった 「地域専用モデ 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ ル」 が 、現地のニーズを基に生まれ、各地域の成長を支えて います。一方、Hondaには、 「 Civic 」 、 「 CR−V 」 、 「 Accord 」 、 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス Hondaらしいチャレンジングな商品の開発 2015 年12 月より、Hondaにとって新たなモビリティとなる 7 財務セクション 07 目次へ 8 投資関連情報 そして、その実現のために不可欠なものが電動化技術の普 及です。 「 HondaJet 」 は、お客様へのお届けが始まっています。また、 四輪事業では、2030 年をめどに、商品ラインナップにおけ 目指して開発されるモデル、 「 グローバルモデル」 も存在しま 日本で法 人 様 向けにリース販 売を開 始した歩 行 訓 練 機 器 る、販売数の3 分の2 をプラグインハイブリッドとハイブリッド、 す。この 、 「 地域専用モデル」 と 「グローバルモデル」 が 、世界 「 Honda 歩行アシスト」 については 、まず 、日本での事業を軌 そして排出ガスゼロの車に置き換えることを目指します。そ 中の市場で商品のラインアップをつくりあげていることが 、 道に乗せ、海外での事業展開も視野に入れた準備を進めてい の中でも特に、プラグインハイブリッドを電動化の中心と定 Honda の強みでもあります。 く予定です。 め、2017 年中に北米で新モデルを発売、次いで、主要モデル 「 Fit 」 、 「 HR−V 」 といった 、地域を問わず 、世界中での販売を 「グローバルモデル」 では、 「 Civic 」 が 2015 年 11 月に、北米 への設定を順次進めるとともに、各地域へ展開を図っていき でフルモデルチェンジを迎えました。新しい 「 Civic 」 は、優れ 一方、地球規模での気候変動への対応や、交通社会におけ ます。同時に、電気自動車や水素をエネルギー源とする燃料 た走行性能を実現する新型プラットフォームに加え、ダウンサ る安全性への要望が世界的に加速するなど、企業を取り巻く 電池自動車といった排出ガスゼロの車の普及拡大も継続して イジングターボエンジンを採用。北米のメディアやお客様か 環境の変化も認識しておかねばなりません。 進めます。米国ゼネラル・モーターズと共同開発している次 ら高い評価を頂き、2016 年 1 月には 「 North American Car 地球規模での気候変動への対応としては、二酸化炭素排出 世代型燃料電池システムについても、開発は順調に進んでお を獲得しました。タイや中国でも、大変好評を頂 of the Year 」 ゼロ社会の実現に向け 、2050 年の二酸化炭素総排出量を り、2020 年頃の商品化に向けて、次のステージに移行してい いており、日本でも、こうした 「グローバルモデル」 の投入で、 2000 年比で半減することを目指しています。 きます。 商品ラインナップの強みを一層活かすべく、出来るだけ早い 時期に販売を開始する予定です。 CLARITY FUEL CELL 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 二輪事業では、電動二輪車「 EV−CUB Concept 」 をベース にした 「 EV−CUB 」 を 2018 年を目処に日本を皮切りに発売、 その後、アセアン主要国に導入し、電動二輪車の普及に挑戦 する予定です。 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス して暮らせる 「事故に遭わない社会」 を目指し、様々 な安全運 転技術の研究・開発を行っています。 そうした取組みの成果の一つが 、現在、積極的な採用を進 めている、先進安全運転支援システム 「 Honda SENSING 」 で 7 財務セクション 08 目次へ 8 投資関連情報 さらに、こうした安全運転支援技術の進化の先に存在する 自動運転技術については、2020 年頃をめどに、高速道路にお ける実用化を目指し、それをつかさどる、人工知能も含めた 様々な技術の研究、開発を進めて行く予定です。 さらに、汎用製品においても電動化を進め、電動芝刈機や自 す。これは、レーダーとカメラによる精度の高い検知能力を備 動運転芝刈機、そして蓄電機など、電動商品の拡大を行います。 え、前を走る車や対向車、歩行者との衝突回避をサポートする 「 The Power of Dreams 」 。この 「夢の力を原動力に」 という ブレーキなどにより、事故を未然に防ぐシステムです。今後も、 想いを Honda に関わる全員が常に心に留めながら、一丸と 日本での採用車種を順次増やす一方で 、米国でも 「 Civic 」 に なって夢の実現を目指しています。 「チームHonda 」 の力を最 採用するなど、グローバルでも積極的に展開してまいります。 大限に発揮し、改革に取り組んでまいります。 次に、交通社会における安全性への対策ですが 、Honda は 、事故ゼロ社会の実現に向け 、道を使うすべての人が安心 株主ならびに投資家の皆様には 、今後も長期にわたり、 Honda の事業運営に対するご理解、ご支援をいただけますよ う、心よりお願い申し上げます。 2016 年 6 月 16 日 代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 09 目次へ 8 投資関連情報 レート前 提 は 、2016 年 3 月 期 実 績 120 円 / 米ドルに対して CFOインタビュー 2017 年 3 月期は 105 円 / 米ドルとしています * 。 直近の課題は収益性の改善にあると考えています。特に、 国内・アジア・その他の地域における販売台数が 、市場や経 済環境の変化により当初の予定通りに推移しなかったこと、米 ドル対他通貨(ブラジル・レアル、カナダ・ドル、メキシコ・ペソ など) による為替影響、品質関連費用の 3 点が大きな課題でし た。その中で 、エアバッグインフレーター に関する品質関連 費用は、2016 年 3 月期において将来にわたって発生が見込ま れる費用を引当金として計上しました。生産・供給について は、各地域の生産の 80 ~ 90%を自地域で販売、10 ~ 20%を 竹内 弘平 取締役 専務執行役員 事業管理本部長 他地域へ輸出するという相互補完体制を構築することで対応 して行きます。その一環として、2016 年3月期には、日本から 供給能力が不足している北米市場への輸出を拡大しました。 米ドル対他通貨による為替影響については、相互補完体制の 強化に加えて、部品の現地調達比率の引き上げをさらに進め ることで対応して行きます。 * 2016 年 6 月 16 日現在 Q 2016 年 3 月期決算の概要と現状の課題 についてどのようにお考えですか 2016 年 3 月期は売上収益 14 兆 6,011 億円(前期比 9.6% となり、前期比で減益となりました。 2017 年 3 月期は売上収益 13 兆 7,500 億円(前期比 5.8% 減) 、営業利益 6,000 億円(同 19.2% 増) を計画しています* 。 増) 、営業利益5,033 億円(同24.9% 減) と増収減益となりまし 四輪事業のグル ー プ販売台数は北米、アジアを中心に増加 た。北米、アジアで四輪車の販売が伸び、対米ドルでの円安影 を見込んでいますが、対米ドルでの円高進行による為替影響 響もあり売上収益は伸長しましたが 、利益面ではエアバッグ で減収となる見通しです。利益面では、円高に伴う為替影響 インフレーターに関連する製品保証引当金繰入額約 4,360 億 などの減益要因はあるものの、販売台数増やコストダウン効 円を計上したことや米ドル対他通貨(ブラジル・レアル、カナ 果などに加え、品質関連費用の減少などにより、営業利益段 ダ・ドル、メキシコ・ペソなど) による為替影響が利益圧縮要因 階で 966 億円の増益となる見通しです。円対米ドルの為替 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 2 The Power of Dreams 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 株主の皆様へ Q 設備投資、研究開発費の今後の 方向性を教えてください 4 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 10 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 Q 株主還元の考え方を教えてください 研究開発について 研究開発は、技術者が自由闊達に研究開発活動を行い 、先 Hondaは、グローバルな視野に立って世界各国で事業を展開 進の技術によって、個性的で国際競争力のある商品群を生み し、企業価値の向上に努めています。成果の配分にあたりまし 出すことを目的に、主要な研究開発部門は、子会社として独立 ては、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題のひと 生産設備、販売施設、研究開発施設の拡充、合理化および更 しています。2016 年 3 月期の研究開発支出は、前期比 7.4% つとして位置づけていますが、一方で、環境技術や安全技術な 新などを行いました。設備投資額は前期比 1.0% 減の 6,474 増の 7,198 億円となりました。2017 年 3 月期は同 4.1% 減の ど、将来の成長に不可欠な研究開発や事業拡大に向けた投資お 億円となりました。2017 年 3 月期は同 13.5% 減の 5,600 億 6,900 億円を計画しています*。研究開発の主な内容としては、 よび出資に充てるための内部留保も必要であり、これらを総合 円を計画しています*。北米や中国などでは生産能力が不足し 新型車の開発となりますが、二酸化炭素排出ゼロ社会の実現 的に勘案すると、配当と自己株式取得をあわせた金額の親会社 ている面もありますが、全世界ベースでみれば生産余力があ に向けた環境技術や、事故ゼロ社会の実現に向け自動運転も の所有者に帰属する当期利益に対する比率 (株主還元性向) は、 るため、新工場建設は行なわず相互補完体制の構築を進める 視野に入れた安全技術などの次世代技術への投資にも重点 長期的な視点で30%程度とすることが適切であると考えてい ことで対応します。2017 年 3 月期の主な投資内容は、既存の を置いています。例えば、燃料電池自動車については自動車 ます。また、株主の皆様に対して少しでも早く還元したいとい 生産ラインの維持・更新、モデルチェンジや新型車投入に伴う 本体のみならず、スマート水素ステーションや、外部給電器な う目的から、配当金の支払いを年 4 回としています。 投資などを計画しています。 ども含めて、 “つかう・つくる・つながる” をキーワードに、来 * 2016 年 6 月 16 日現在 る水素エネルギー社会に一翼を担うべく準備を進めています。 としては 88 円、配当性向は一時的な品質関連費用が含まれて * 2016 年 6 月 16 日現在 いるため、46.0%となりました。2017 年 3 月期の配当金の予 設備投資について 2016 年 3 月期の設備投資は 、新機種の投入に伴う投資や 、 2016 年 3 月期の配当金は、各四半期末 22 円、年間の配当金 想につきましては前期と同額の年間88 円の配当としています* 。 * 2016 年 6 月 16 日現在 設備投資/減価償却費 研究開発支出/研究開発支出率(注) 3 月 31 日に終了した各年度 3 月 31 日に終了した各年度 (十億円) (十億円) 750 500 250 0 ※ 2012 ~ 2013 は米国会計基準に基づいた 「研究開発費」 を記載しています。 12 13 米国会計基準 設備投資 14 15 16 IFRS 減価償却費 (注)上記のグラフには、オペレーティング・リース資産、ファイナンス・リース資産および 無形固定資産に係る設備投資および減価償却費は含まれておりません 。 (%) 1 株当たり配当金の推移 3 月 31 日に終了した各年度 (円) 800 8 100 600 6 75 400 4 50 200 2 25 0 0 0 12 13 14 米国会計基準 研究開発支出(左軸) 15 IFRS 研究開発支出率(右軸) (注)連結損益計算書上の研究開発費とは異なります。 16 12 13 14 15 16 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 4 株主の皆様へ CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 11 目次へ 8 投資関連情報 事業活動の概況 二輪事業 四輪事業 page 12 page 15 ¥1,805,429 — 汎用パワープロダクツ事業 及びその他の事業 金融サービス事業 page 18 page 20 ¥10,625,405 142,280 ¥334,712 17,532 ¥1,835,605 14,095 ¥1,805,429 ¥10,767,685 ¥352,244 ¥1,849,700 ¥181,773 ¥153,366 売上収益(百万円) 外部顧客 セグメント間 合計 営業利益(損失) (百万円) 事業別売上収益構成比 ¥(31,121) ¥199,358 地域別売上収益構成比 その他の地域 金融サービス事業 12.6% 汎用パワープロダクツ事業 及びその他の事業 2.3% 二輪事業 12.3% 四輪事業 72.8% 6.3% アジア 21.4% 欧州 4.7% 日本 12.0% 北米 55.6% 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 7 コーポレート・ガバナンス Honda グループ 販売台数(注1)/ 連結売上台数(注2) 12 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 (3 月 31 日に終了した各年度) 2015 2016 2015 15,133 2016 (千台) 8,650 180 308 1,230 204 180 日本 北米 欧州 アジア その他 308 1,230 204 日本 北米 欧州 アジア その他 (注 1 )当社および連結子会社、ならびに持分法適用会社の完成車販売台数 (注 2 )当社および連結子会社の完成車販売台数 地域別売上収益 (百万円) 2016 2015 日本 ¥ 72,487 154,714 116,998 1,050,490 451,977 ¥1,846,666 北米 欧州 アジア その他 合計 ¥ 66,877 186,065 125,021 1,107,669 319,797 ¥1,805,429 (十億円) 日本 増減 % (7.7)% 20.3 6.9 5.4 (29.2) (2.2)% (%) 2,000 12.0 1,500 9.0 1,000 6.0 500 3.0 北米 欧州 アジア その他 売上収益営業利益率 CRF1000L Africa Twin(欧州) 事業活動の概況 二輪事業 当年度の連結売上台数は 、ベトナムやフィリピンなどで販売が増加したものの 、ブラジルなどで販売が減少したことにより、 1,057 万 2 千台と前年度にくらべ 1.4% の減少となりました。 二輪事業の外部顧客への売上収益は、為替換算による売上収益の減少影響などにより、1 兆 8,054 億円と前年度にくらべ 2.2% の減 収となりました。営業利益は、コストダウン効果などはあったものの、為替影響などにより、1,817 億円と前年度にくらべ 5.4% の減 益となりました。 0 12 13 14 米国会計基準 15 16 0.0 IFRS 売上収益/営業利益 (十億円) 2,000 200 1,500 150 1,000 100 500 50 0 12 13 14 米国会計基準 売上収益(左軸) 営業利益(右軸) 15 IFRS 16 0 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 4 株主の皆様へ CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 北米 日本 7 財務セクション 13 目次へ 8 投資関連情報 欧州 日本の2015 年度二輪車総需要(注)は、約39 万台と前年度 主要市場である米国の 2015 年(暦年) 二輪車・ATV 総需 欧州地域の 2015 年(暦年) 二輪車総需要(注)は 、約 81 万 にくらべ約 6% の減少となりました。当年度の連結売上台 要(注)は 、約 72 万台と前年にくらべ約 2% の増加となりまし 台と前年にくらべ約 9% の増加となりました。当年度の連 数は 、50cc 原付スクーター「 Tact 」 の増加などはあったも た。当年度の北米地域の連結売上台数は、主に米国におい 結売上台数は、コミューターモデルの好調な販売や 、新型 のの、その他のスクーターモデルの減少などにより、18 万 て 、ATV の減少はあったものの 、新型車「 Pioneer 1000 」 車「 CRF1000L Africa Twin 」 の投入効果などにより、20 万 台と前年度にくらべ 9.5% の減少となりました。 を中心に Side−by−Side( S×S ) が増加したことや 、モー 4 千台と前年度にくらべ 6.8% の増加となりました。 (注)出典:JAMA(日本自動車工業会) ターサイクルが増加したことなどにより、30 万 8 千台と前 年度にくらべ 7.7% の増加となりました。 (注)英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、スイス、ポルトガル、オランダ、 ベルギー、オーストリアの 10 カ国の合計、会社調べ (注)出典:MIC(米国二輪車工業会) 二輪車・ATV の合計であり、Side−by−Side( S×S ) は含まない。 Tact(日本) Pioneer 1000(北米) 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス アジア アジア地域主要国の 2015 年(暦年) 二輪車総需要(注)は 、 7 財務セクション 14 目次へ 8 投資関連情報 その他の地域 ピンにおける 「 TMX125 Alpha 」 の増加などにより、865 万 主要市場であるブラジルの 2015 年(暦年)二輪車総需 約 3,914 万台と前年にくらべ約 6% の減少となりました。国 台と前年度にくらべ 2.0% の増加となりました。なお、持分 要 別の市場状況は 、インドでは約 1,612 万台と前年にくらべ 法適用会社であるインドネシアのピー・ティ・アストラホン 販売金融における与信環境の悪化などにより、約 119 万台 約 1% の増加、中国では約 920 万台と前年にくらべ約 14% ダモーターの販売台数は連結売上台数に含まれませんが、 と前年にくらべ約 17% の減少となりました。その他の地域 の減少、インドネシアでは約648 万台と前年にくらべ約18% 当年度の販売台数は 、 「 Vario 」 シリーズなどの好調な販売 (南米・中東・アフリカ・大洋州など) における当年度の連結 の減少、ベトナムでは約 284 万台と前年にくらべ約 5% の増 はあったものの 、全体市場の低迷などにより、約 445 万台 売上台数は 、ブラジルにおける全体市場の低迷などによ 加、タイでは約 167 万台と前年にくらべ約 1% の減少、パキ と前年度にくらべ約 9% の減少となりました。 り、123 万台と前年度にくらべ21.7% の減少となりました。 スタンでは約 152 万台と前年にくらべ約 16% の増加となり ました。当 年 度 の 連 結 売 上 台 数 は 、ベトナ ムにおける (注)タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インド、パキスタン、 中国の 8 カ国の合計、会社調べ は、引き続き厳しい経済環境のなか、失業率の上昇や (注) (注)出典:ABRACICLO(ブラジル二輪車製造者協会) 「 Vision 」 などのスクーターモデルの好調な販売や 、フィリ TMX125 Alpha(フィリピン) Vision(ベトナム) 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 7 コーポレート・ガバナンス Honda グループ 販売台数(注 1)/ 連結売上台数(注 2) 2015 15 目次へ 8 財務セクション 2015 2016 1,929 投資関連情報 (3 月 31 日に終了した各年度) 2016 1,929 1,723 (千台) 670 668 ※ 当社の日本の金融子会社が提 614 供する残 価 設 定 型クレジット が 、IFRS にお い てオ ペ レー 251 172 172 ティング・リースに該当する場 合、当該金融サ ービスを活用 して連結子会社を通して販売 日本 北米 欧州 アジア その他 日本 北米 欧州 アジア された四輪車は 、四輪事業の 外部顧客への売上収益に計上 (注 ) 当社および連結子会社、 ならびに持分法適用会社の完成車販売台数 1 されないため 、連結売上台数 には含めていません 。 (注2 )当社および連結子会社の完成車販売台数 地域別売上収益 (百万円) 日本 北米 欧州 アジア その他 合計 2016 ¥ 1,439,959 6,186,765 491,204 1,962,501 544,976 ¥10,625,405 その他 増減 % (5.6)% 19.0 7.6 9.3 (12.9) 10.6 % (十億円) (%) 12,000 12.0 9,000 9.0 6,000 6.0 アジア 3,000 3.0 その他 0 0.0 日本 北米 欧州 売上収益営業利益率 12 Civic(北米) 事業活動の概況 四輪事業 当年度の連結売上台数は、市場環境が厳しい日本などで減少したものの、新型車投入やフルモデルチェンジ効果により北米地域や アジア地域で増加したことなどにより、363 万 6 千台と前年度にくらべ 3.5% の増加となりました。 四輪事業の外部顧客への売上収益は、連結売上台数の増加などにより、10 兆 6,254 億円と前年度にくらべ 10.6% の増収となりまし た。営業利益は、台数変動及び構成差に伴う利益増やコストダウン効果などはあったものの 、品質関連費用を含む販売費及び一般 管理費の増加や為替影響などにより、1,533 億円と前年度にくらべ 45.2% の減益となりました。 2015 ¥1,526,054 5,199,008 456,562 1,795,791 625,920 ¥9,603,335 251 13 14 米国会計基準 15 16 –3.0 IFRS 売上収益/営業利益(損失) (十億円) 12,000 600 9,000 450 6,000 300 3,000 150 0 0 12 13 14 米国会計基準 売上収益(左軸) 営業利益(損失) ( 右軸) 15 IFRS 16 –150 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 4 株主の皆様へ 日本 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 北米 日本の2015 年度四輪車総需要(注1)は、軽自動車税増税の 主要市場である米国の 2015 年(暦年)四輪車総需要(注) 7 財務セクション 16 目次へ 8 投資関連情報 欧州 欧州地域の 2015 年(暦年) 四輪車総需要(注)は、景気が緩 影響などにより、約 493 万台と前年度にくらべ、約 7% の減 は 、雇用情勢の改善、住宅着工の緩やかな増加、個人消費 やかに回復したことなどにより約 1,420 万台と前年にくら 少となりました。当 年 度 の 連 結 売 上 台 数 は 、新 型 車 の増加などにより、景気の回復が続いたことや、ガソリン価 べ約 9% の増加となりました。 「 Shuttle 」 の投入や 「 Step WGN 」 のフルモデルチェンジ効 格低下の影響によりライトトラックが大幅に増加したことな 当年度の連結売上台数は、新型車「 HR−V 」 の投入効果な 果などはあったものの、軽自動車税増税の影響などにより、 どにより、約 1,747 万台と前年にくらべ約 6% の増加となり どにより、17 万 2 千台と前年度にくらべ 6.8% の増加となり 61 万 4 千台と前年度にくらべ 11.8% の減少となりました。 ました。 ました。 (注 2) 当年度の日本での生産台数は 、輸出台数の増加などは 当年度の北米地域での連結売上台数は、新型車 「 HR−V 」 あったものの、国内の販売台数減少の影響などにより、76 の投入効果や 「CR−V 」 、 「Civic 」 の好調な販売などにより、 万 1 千台と前年度にくらべ 12.3% の減少となりました。 192 万 9 千台と前年度にくらべ 10.2% の増加となりました。 (注 1)出典:JAMA(日本自動車工業会:登録車+軽自動車) 当年度の生産台数は 、 「 CR−V 」 や 「 Civic 」 の好調な販売 (注 2)当社の日本の金融子会社が提供する残価設定型クレジットが、IFRSにおい などにより米国やカナダの工場で増加したことや、メキシコ 連結子会社を通して販売された四輪車は、四輪事業の外部顧客への売上収 工場で 「 HR−V 」が増加したことにより、191 万 9 千台と前 てオペレーティング・リースに該当する場合、当該金融サービスを活用して 益に計上されないため、連結売上台数には含めていません。 当年度の英国工場での生産台数は、11 万5 千台とほぼ前 年度並みとなりました。 (注)出典:ACEA(欧州自動車工業会) 乗用車部門( EU28 カ国+EFTA3 カ国) 年度にくらべ 6.0% の増加となりました。 (注)出典:Autodata Pilot(北米) 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス アジア 7 財務セクション 17 目次へ 8 投資関連情報 その他の地域 アジア地域主要国の 2015 年(暦年) 四輪車総需要は 、イ 数に含まれませんが 、当年度の販売台数は 、 「 XR−V 」や 主要市場であるブラジルの 2015 年(暦年) の四輪車総需 ンドネシアではやや減速したものの、インドでは緩やかに回 「 Vezel 」 の好調な販売などにより、105 万 3 千台と前年度に 要は 、引き続き厳しい経済環境のなか 、失業率の悪化や 復したことなどにより、約709 万台 と前年にくらべ約3% (注1) の増加となりました。中国の 2015 年(暦年) 四輪車総需要 は、約 2,459 万台(注 2)と前年にくらべ約 5% の増加となりま くらべ 33.5% の増加となりました。 アジア地域の連結子会社の当年度の生産台数は、71 万 8 千台(注 3)と前年度にくらべ 3.0% の増加となりました。 ローン金利の上昇、工業製品税( IPI ) 減税政策終了に伴う反 動減などにより約 248 万台(注)と前年にくらべ約 26% の減 少となりました。 なお、中国の持分法適用会社である東風本田汽車有限公 当年度の連結売上台数は 、ブラジルでは 「 HR−V 」 の好 司および広汽本田汽車有限公司の当年度の生産台数は104 調な販売などにより増加したものの、中東などにおける減 「 HR−V 」の 好 調 な 販 売、フィリ ピ ン における 新 型 車 万 9 千台と前年度にくらべ 29.5% の増加となりました。 少により、25 万 1 千台と前年度にくらべ 6.7% の減少とな 「 Mobilio 」 の投入効果、インドネシアにおける 「 HR−V 」 の好 (注 1)タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾、インド、パキ した。 当年度の連結売上台数の合計は 、マレーシアにおける 調な販売や新型車「 BR−V 」 の投入効果などにより、67 万 台と前年度にくらべ 5.2% の増加となりました。 なお、持分法適用会社である中国の東風本田汽車有限公 司および広汽本田汽車有限公司の販売台数は連結売上台 BR-V(アジア) スタンの 8 カ国の合計、会社調べ (注 2)出典:中国汽車工業協会 (注3)中国、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、台湾、インド、 パキスタンの 9 カ国の合計 りました。 当年度のブラジル工場での生産台数は、14 万 4 千台と前 年度にくらべ 7.5% の増加となりました。 (注)出典:ANFAVEA(ブラジル自動車製造業者協会:乗用車+軽商用車) HR-V(アジア) 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 7 コーポレート・ガバナンス Honda グループ 販売台数/ 連結売上台数 18 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 (3 月 31 日に終了した各年度) 2015 2016 2,811 (千台) 1,349 1,008 434 363 日本 北米 欧州 アジア その他 ※ Hondaグループ販売台数と連結売上台数に差異はありません。 地域別売上収益 (百万円) 日本 北米 欧州 アジア その他 合計 2015 2016 ¥ 82,176 107,615 67,536 40,632 24,589 ¥322,548 ¥ 85,275 122,079 62,883 41,282 23,193 ¥334,712 (十億円) 3.8 % 13.4 (6.9) 1.6 (5.7) 3.8 % (%) 400 40.0 日本 300 30.0 北米 200 20.0 アジア 100 10.0 その他 0 0.0 欧州 売上収益営業利益率 12 EU2000i(発電機) 事業活動の概況 汎用パワープロダクツ事業及びその他の事業 当年度の汎用パワープロダクツ事業の連結売上台数は、北米地域などで増加したものの、欧州地域などで販売が減少したことによ り、596 万 5 千台と前年度にくらべ 0.3% の減少となりました。 13 14 米国会計基準 15 16 と前年度にくらべ 3.8% の増収となりました。営業損失は、その他の事業に関する費用の増加などにより、311 億円と前年度にくら –10.0 IFRS 売上収益/営業利益(損失) (十億円) 400 40 200 20 0 0 汎用パワープロダクツ事業及びその他の事業の外部顧客への売上収益は、その他の事業の売上収益の増加などにより、3,347 億円 べ 272 億円の悪化となりました。 増減 % –20 12 13 14 米国会計基準 売上収益(左軸) 営業利益(損失) ( 右軸) 15 IFRS 16 –300 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 4 株主の皆様へ 日本 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 欧州 当年度の連結売上台数は 、除雪機などが減少したもの の、OEM 向けエンジンが増加したことなどにより、36 万 (注) 3 千台と前年度にくらべ 7.4% の増加となりました。 (注)OEM:Original Equipment Manufacturer 相手先ブランドで販売される商品や、その部品などの受託生産のこと 北米 当年度の連結売上台数は、発電機、芝刈機、OEM 向けエ ンジンが増加したことなどにより、281 万 1 千台と前年度に コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 19 目次へ 8 投資関連情報 その他の地域 当年度の連結売上台数は、OEM 向けエンジンが減少した 当年度の連結売上台数は 、OEM 向けエンジンの減少な ことなどにより、100 万 8 千台と前年度にくらべ 7.6% の減 どにより、43 万 4 千台と前年度にくらべ 7.1% の減少となり 少となりました。 ました。 アジア 当年度の連結売上台数は、水ポンプの増加などはあった ものの 、OEM 向けエンジンの減少などにより、134 万 9 千 台と前年度にくらべ 2.4% の減少となりました。 くらべ 3.9% の増加となりました。 HRX217(芝刈機) GX160(エンジン) 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 金融サービスに係る債権およびオペレーティング・リース資産残高の合計は、8 兆 6,861 億円と前年 度末にくらべ 3,327 億円、3.7% の減少となりました。また、前年度の為替レートで換算した場合、前年 コーポレート・ガバナンス (百万円) 欧州 その他 合計 前年度の為替レートで換算した場合、前年度にくらべ約 1,511 億円、約 9.7% の増収と試算されます。 セグメント間取引を含む金融サービス事業の売上収益は、1 兆 8,497 億円と前年度にくらべ 2,817 億円、 億円と前年度にくらべ 2,752 億円、21.6% の増加となりました。販売費及び一般管理費は、1,031 億円 と前年度にくらべ 97 億円、10.4% の増加となりました。 営業利益は 、販売費及び一般管理費の増加な どにより、1,993 億円と前年度にくらべ 32 億円、 1.6% の減益となりました。 2016 ¥ 119,722 1,376,287 14,249 12,157 33,135 ¥1,555,550 ¥ 162,056 1,619,201 14,490 12,615 27,243 ¥1,835,605 日本 増減 % 35.4 % 17.6 1.7 3.8 (17.8) 18.0 % (%) 2,000 60.0 1,500 45.0 1,000 30.0 500 15.0 北米 欧州 アジア その他 売上収益営業利益率 0 12 13 14 米国会計基準 15 16 0.0 IFRS 金融サービスに係る債権/オペレーティング・リース資産 ※ 2012 ~ 2013 の 「金融サービスに係る債権」 は米国会計基準に基づいた 「金融債権」 を記載しています。 2012 2013 2014 2015 2016 ¥3,446.1 ¥4,031.1 ¥5,351.2 ¥5,683.6 ¥5,008.0 1,472.7 1,843.1 2,427.4 3,335.3 3,678.1 ¥4,918.8 ¥5,874.2 ¥7,778.6 ¥9,018.9 ¥8,686.1 (十億円) 金融サービスに 係る債権 オペレーティング・ リース資産 合計 事業活動の概況 金融サービス事業 当社グループは、製品販売のサポートを主な目的として、日本・米国・カナダ・英国・ドイツ・ブラジル・タイにある金融子会社を通 じて、顧客に対する金融サービス (小売金融、オペレーティング・リースおよびファイナンス・リース) および販売店に対する金融サー ビス (卸売金融) を提供しています。 2015 (十億円) 18.0% の増収となりました。 オペレーティング・リース売上やリース車両売却売上の増加に伴う費用の増加などにより、1 兆 5,471 日本 アジア 上の増加などにより、1 兆 8,356 億円と前年度にくらべ 2,800 億円、18.0% の増収となりました。また、 投資関連情報 (3 月 31 日に終了した各年度) 北米 金融サ ービス事業の外部顧客への売上収益は 、オペレーティング・リース売上やリース車両売却売 8 財務セクション 地域別売上収益 度末にくらべ約 2,360 億円、約 2.6% の増加と試算されます。 営業費用は、1 兆 6,503 億円と前年度にくらべ 2,850 億円、20.9% の増加となりました。売上原価は、 7 20 目次へ 売上収益/営業利益 (十億円) 2,000 400 1,500 300 1,000 200 500 100 0 12 13 14 米国会計基準 売上収益(左軸) 営業利益(右軸) 15 IFRS 16 0 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 21 目次へ 財務セクション 8 投資関連情報 コーポレート・ガバナンス 基本的な考え方 コーポレート・ガバナンス体制(2016 年 6 月30 日時点) Hondaは、基本理念に立脚し、株主・投資家をはじめ、お客様、社会か 株主総会 らの信頼を高めるとともに、会社の迅速・果断かつリスクを勘案した意 思決定を促し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ることで、 選任・解任 選任・解任 「存在を期待される企業」 となるため、経営の最重要課題の一つとして、 コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでいます。 監査 取締役会 監査 取締役 13 名(うち社外取締役 2 名) Hondaは、株主・投資家や社会からの信頼と共感をよりいっそう高め るため、四半期ごとの決算や経営政策の迅速かつ正確な公表や開示等、 監査役室 (専務以上の執行役員) いきます。 報告 組織形態 監査役会設置会社 企業倫理 改善提案窓口 報告 取締役の人数 (執行役員との兼務). . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 名 (10 名) うち社外取締役の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 名 うち独立役員の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 名 うち女性取締役の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 名 取締役の任期 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 年 監査役の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5 名 うち社外監査役の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 名 うち独立役員の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 名 うち女性監査役の人数 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 名 監査役 5 名(うち社外監査役 3 名) 経営会議 企業情報の適切な開示を行っています。今後も透明性の確保に努めて コーポレート・ガバナンスの概要(2016 年 6 月30 日時点) 監査役会 提案 報告 提案 監督 権限 委譲 報告 コンプライアンス リスクマネジメント コンプライアンス オフィサー リスクマネジメント オフィサー コンプライアンス 委員会 グローバル 危機対策本部会議 報告 各本部/各地域本部/各子会社 報告 業務監査室 報告 内部監査 選任・解任 連携 会計監査人 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 8 取締役・監査役・執行役員 取締役 専務執行役員 取締役 専務執行役員 山根 庸史 松本 宜之 代表取締役社長 社長執行役員 八郷 隆弘 取締役 専務執行役員 専務執行役員 神子柴 寿昭 竹内 弘平 代表取締役 副社長執行役員 倉石 誠司 22 目次へ 投資関連情報 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 財務ハイライト 直前に開いたページへ戻る 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 23 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 取締役 代表取締役社長 社長執行役員 代表取締役 副社長執行役員 取締役 専務執行役員 取締役 専務執行役員 取締役 専務執行役員 取締役 常務執行役員 取締役 取締役相談役 取締役 執行役員 取締役 執行役員 取締役 執行役員 取締役 執行役員 八郷 隆弘 尾﨑 元規 倉石 誠司 伊東 孝紳 松本 宜之 青山 真二 山根 庸史 貝原 典也 竹内 弘平 尾高 和浩 関口 孝 取締役 國井 秀子 五十嵐 雅行 * 取締役 國井秀子および尾﨑元規は 、会社法 第 2 条第 15 号に定める社外取締役です。 * 当社は 、國井秀子および尾﨑元規を、東京証 券取引所の規則に定める独立役員として指定 し、同取引所に届け出ております。 監査役 * 監査役 樋渡利秋、髙浦英夫および田村真由美 は 、会社法第 2 条第 16 号に定める社外監査役 です。 常勤監査役 吉田 正弘 常勤監査役 遠藤 邦夫 監査役 樋渡 利秋 監査役 髙浦 英夫 監査役 田村 真由美 * 当社は、樋渡利秋、髙浦英夫および田村真由美 を、東京証券取引所の規則に定める独立役員と して指定し、同取引所に届け出ております。 本田技研工業株式会社 1 Annual Report 2016 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 24 目次へ 8 投資関連情報 執行役員 社長執行役員 八郷 隆弘 専務執行役員 松本 宜之 ㈱本田技術研究所代表取締役社長 社長執行役員 F1 担当 常務執行役員 野中 俊彦 ホンダエンジニアリング㈱取締役社長 社長執行役員 執行役員 松井 直人 購買本部長 松川 貢 IT 本部長 生産本部生産企画統括部長 青山 真二 二輪事業本部長 貝原 典也 カスタマーファースト本部長 品質担当 鈴木 哲夫 二輪事業本部二輪 DEB 統括責任者 副社長執行役員 倉石 誠司 リスクマネジメントオフィサー コーポレートブランドオフィサー 神子柴 寿昭 山根 庸史 竹内 弘平 関口 孝 滝澤 惣一郎 藤野 道格 北米地域本部長 ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド 取締役社長 アメリカンホンダモーターカンパニー・ インコーポレーテッド取締役社長 四輪事業本部長 四輪事業本部営業戦略担当 生産本部長 ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド 取締役上級副社長 Issao Mizoguchi(イサオ・ミゾグチ) 安部 典明 南米本部長 ホンダサウスアメリカ・リミターダ取締役社長 ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・ リミターダ取締役社長 モトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ 取締役社長 三部 敏宏 ㈱本田技術研究所取締役専務執行役員 堀 祐輔 アフリカ・中東統括部長 神阪 知己 アジア・大洋州本部長 アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 取締役社長 島原 俊幸 二輪事業本部二輪生産担当 二輪事業本部熊本製作所長 汎用パワープロダクツ事業本部汎用生産担当 水野 泰秀 中国本部長 本田技研工業(中国) 投資有限公司総経理 本田技研科技(中国) 有限公司総経理 ホンダノースアメリカ・インコーポレーテッド 尾高 和浩 取締役副社長 管理本部長 ホンダオブアメリカマニュファクチュアリング・ コンプライアンスオフィサー インコーポレーテッド取締役社長 事業管理本部長 安全運転普及本部長 ホンダエアクラフトカンパニー・ エル・エル・シー 取締役社長 五十嵐 雅行 寺谷 公良 可知 浩幸 鈴木 麻子 汎用パワープロダクツ事業本部長 日本本部四輪生産統括部長 山本 創一 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド 取締役副社長 ホンダオブザユー・ケー・ マニュファクチュアリング・リミテッド 取締役社長 井上 勝史 欧州地域本部長 ホンダモーターヨーロッパ・リミテッド 取締役社長 日本本部長 日本本部営業企画部長 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 4 株主の皆様へ 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 25 目次へ 8 投資関連情報 財務セクション:財務レビュー 営業利益 当社の連結財務諸表は IFRS に準拠して作成しています。 営業利益は、売上変動及び構成差に伴う利益増やコストダウン効果などはあったも のの 、品質関連費用を含む販売費及び一般管理費の増加や為替影響などにより、 当年度の連結業績の概況 5,033 億円と前年度にくらべ 1,672 億円、24.9% の減益となりました。なお、為替影 響約 601 億円の減益要因を除くと、約 1,070 億円の減益と試算されます。 売上収益 当年度の連結売上収益は、四輪事業や金融サービス事業の売上収益の増加などに (ここで記載されている変動要因の各項目については、当社が現在合理的であると より、14 兆 6,011 億円と前年度にくらべ 1 兆 2,730 億円、9.6% の増収となりました。 判断する分類および分析方法に基づいています。なお 、一部の分析項目において、 また 、前年度の為替レートで換算した場合、前年度にくらべ約 8,539 億円、約 6.4% 当社および主要な連結子会社を対象に分析しています。 「為替影響」 については、海 外連結子会社の財務諸表の円換算時に生じる 「為替換算差」 と外貨建取引から生じる の増収と試算されます。 「実質為替影響」 について分析しています。なお、 「 実質為替影響」 については、米ドル 営業費用 などの取引通貨の、対円および各通貨間における為替影響について分析しています。) 営業費用は 、14 兆 977 億円と前年度にくらべ 1 兆 4,402 億円、11.4% の増加とな りました。売上原価は 、四輪事業の連結売上台数の増加に伴う費用の増加などによ り、11 兆 3,323 億円と前年度にくらべ 1 兆 16 億円、9.7% の増加となりました。販売 費及び一般管理費は、品質関連費用の増加などにより、2 兆 1,088 億円と前年度にく 税引前利益 税引前利益は、6,354 億円と前年度にくらべ 1,707 億円、21.2% の減益となりまし た。営業利益の減少を除く要因は、以下のとおりです。 らべ 3,883 億円、22.6% の増加となりました。品質関連費用には、エアバッグインフ 持分法による投資利益は、一部の持分法で会計処理されている投資について減損 レーターに関連する費用などが含まれています。研究開発費は、6,565 億円と前年 損失を計上したものの 、アジア地域の持分法適用会社における増収に伴う利益の増 度にくらべ 503 億円、8.3% の増加となりました。 加などにより、299 億円の増益要因となりました。 金融収益及び金融費用は 、為替差損益の影響などにより、334 億円の減益要因と なりました。 法人所得税費用 法人所得税費用は 、2,290 億円と前年度にくらべ 160 億円、6.5% の減少となりま 売上収益 ※ 2012 ~ 2013 は 、米国会計基準に基づいた 「売上高及びその他の営業収入」 を記載して います。 3 月 31 日に終了した各年度 した。また、当年度の平均実際負担税率は、前年度より5.7 ポイント高い 36.1%とな (十億円) 15,000 りました。 10,000 当期利益 当期利益は、4,063 億円と前年度にくらべ1,547 億円、27.6%の減益となりました。 5,000 0 12 13 米国会計基準 14 15 IFRS 16 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 4 株主の皆様へ 5 CFO インタビュー 事業活動の概況 親会社の所有者に帰属する当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益は、3,445 億円と前年度にくらべ 1,649 億円、 32.4% の減益となりました。 非支配持分に帰属する当期利益 非支配持分に帰属する当期利益は、主にアジア地域の非支配持分を持つ子会社の 当期利益が増加したことなどにより、618 億円と前年度にくらべ 101 億円、19.7% の 増益となりました。 親会社の所有者に帰属する 当期利益/ 基本的 1 株当たり当期利益 ※ 2012 ~ 2013 の 「親会社の所有者に帰属す る当期利益」 は米国会計基準に基づいた 「当 社株主に帰属する当期純利益」 を記載してい ます。 3 月 31 日に終了した各年度 親会社の所有者に帰属する 当期利益(左軸) 基本的 1 株当たり当期利益(右軸) (十億円) (円) 800 400 600 300 400 200 200 100 0 12 13 米国会計基準 14 15 IFRS 16 0 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 26 目次へ 8 投資関連情報 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 事業等のリスク 市場の変化によるリスク 市場環境の変化 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 27 目次へ 8 投資関連情報 法律、規制に関するリスク 法規制リスク 当社グループは、世界各国において事業を展開しており、各国の排気ガス、燃費、 騒音、車両の安全性、生産工場からの汚染物質排出レベル、および気候変動に関する 規制などに変化があった場合、当社グループの事業、財政状態および業績に悪影響 を与える可能性があります。 当社グループは、日本、北米、欧州およびアジアを含む世界各国で事業を展開して おります。これらの市場の長期にわたる経済低迷、消費者の価値観の変化、燃料価 知的財産の保護 格の上昇および金融危機などによる購買意欲の低下は 、二輪車、四輪車および汎用 当社グループは 、長年にわたり、自社が製造する製品に関連する多数の特許およ パワープロダクツの需要の低下につながり、当社グループの業績に悪影響を与える び商標を保有し、もしくはその権利を取得しています。これらの特許および商標は、 可能性があります。 当社グループのこれまでの事業の成長にとって重要であったものであり、その重要 製品の価格変動 性は今後も変わりません。当社グループは、いずれの事業も、単一の特許または関 連する複数の特許に依存しているとは考えていませんが 、このような知的財産が広 市場によっては、二輪車、四輪車および汎用パワープロダクツの価格が、短期間で 範囲にわたって保護できないこと、あるいは 、広範囲にわたり当社グループの知的 急激に変動する可能性があります。このような価格変動は、競争の熾烈化、不安定な 財産権が違法に侵害されることによって 、当社グループの事業活動に悪影響を与え 経済状況による短期間での需要変動、関税、輸入規制、その他の租税の改正、特定の る可能性があります。 原材料や部品の不足、原材料価格の高騰およびインセンティブなど、さまざまな要因 によって引き起こされます。このような価格変動が長引かない、あるいは、これまで このような価格変動がなかった市場で発生しないという保証はありません。なお、当 法的手続 当社グループは、訴訟、関連法規に基づくさまざまな調査、法的手続を受ける可能 業界は供給能力過剰な状況にあり、当社グループが事業展開している主要な市場に 性があります。係争中、または将来の法的手続で不利な判断がなされた場合、当社 おける景気がさらに悪化すると、その状況が拡大する可能性が高く、さらなる価格変 グループの事業、財政状態および業績に悪影響を与える可能性があります。 動圧力につながる可能性があります。当社グループが事業展開しているどの市場に おいても、急激な価格変動は、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があり ます。 事業等の変化によるリスク 為替、金利に関するリスク 為替変動 当社グループは、日本をはじめとする世界各国の生産拠点で生産活動を行ってお り、その製品および部品の多くを複数の国に輸出しています。各国における生産お よび販売では 、外貨建てで購入する原材料および部品や 、販売する製品および部品 があります。したがって、為替変動は、購入価格や販売価格の設定に影響し、その結 果、当社グループの業績、財政状態および将来の業績に影響する当社グループの競 争力に影響を与えます。 事業特有のリスク 金融事業特有のリスク 当社グループの金融サービス事業は、お客様にさまざまな資金調達プログラムを 提供しており、それらは 、製品の販売をサポートしています。しかしながら、お客様 は当社グループの金融サービス事業からではなく、競合する他の銀行およびリース 会社等を通して 、製品の購入またはリースの資金を調達することができます。当社 グループが提供する金融サービスは、残存価額および資本コストに関するリスク、信 用リスク、資金調達リスクなどを伴います。お客様獲得に関する競合および上記金融 事業特有のリスクは、当社グループの将来の業績に影響を与える可能性があります。 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 特定の原材料および部品の外部業者への依存 当社グループは、多数の外部の取引先から原材料および部品を購入していますが、 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 28 目次へ 8 投資関連情報 情報セキュリティ 当社グループは、委託先によって管理されているものを含め、事業活動および当 製品の製造において使用するいくつかの原材料および部品については、特定の取引 社製品において情報サ ービスや運転支援に関するさまざまな情報システムやネット 先に依存しています。効率的かつ低コストで継続的に供給を受けられるかどうかは、 ワークを利用しています。これらのシステムやネットワークで取り扱っている機密情 当社グループがコントロールできないものも含めて、多くの要因に影響を受けます。 報等を保護するため 、委託先の管理も含め 、管理体制、情報取り扱い手続き等の整 それらの要因のなかには、取引先が継続的に原材料および部品を確保できるかどう 備、従業員教育に加え、他にもハード・ソフト面でのセキュリティ対策等を実施してい か、また、供給を受けるにあたって、当社グループがその他の需要者に対してどれだ ます。しかしながら、外部からのサイバー攻撃、機器の不具合、当社グループや委託 け競争力があるか等が含まれます。また 、特に主要な取引先を失うことは 、当社グ 先内部での管理上の不備や人為的な過失、さらには自然災害やインフラ障害等の不 ループの生産に影響を与え、コストを増加させる可能性があります。 測の事態により、機密情報等の漏洩、重要な業務やサ ービスの停止、不適切な事務 処理、あるいは重要データの破壊、改ざん等が発生する可能性があります。その場 他社との業務提携・合弁 当社グループは、他社と、相乗効果や効率化などを期待、もしくは事業展開してい る国の要件に従い 、提携・合弁による事業運営を行っております。しかしながら、提 合、ブランドイメージや社会的信用の低下、影響を受けた顧客やその他の関係者へ の損害責任、当社グループの競争力の損失に繋がる等、当社グループの事業活動、 業績に悪影響を与える可能性があります。 携・合弁において、当事者間で不一致が生じた場合、あるいは提携・合弁の変更や解 消が生じた場合、当社グループの事業、財政状態および業績に悪影響を与える可能 性があります。 退職後給付に関わるリスク 当社グループは、各種退職給付および年金制度を有しています。これらの制度に おける給付額は、基本的に従業員の給与水準、勤続年数およびその他の要素に基づ 戦争・テロ・政情不安・ストライキ等の影響 当社グループは 、世界各国において事業を展開しており、それらの国や近隣地域 いて決定されます。また 、掛金は法令が認める範囲で定期的に見直されています。 確定給付制度債務および確定給付費用は、割引率や昇給率などのさまざまな仮定に での戦争、テロ、政情不安、ストライキなどのリスクにさらされています。これら予期 基づいて算出されています。仮定の変更は将来の確定給付費用、確定給付制度債務 せぬ事象が発生し、事業活動の遅延・停止が発生した場合、当社グループの事業、財 および制度への必要拠出額に影響を与えることにより、当社グループの財政状態お 政状態および業績に悪影響を与える可能性があります。 よび経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 自然災害等 ブランドイメージに関連するリスク 当社グループは 、大規模な自然災害・事故・感染症等の発生時に事業への影響を 当社グループのブランドに対するお客様や当社グループを取り巻く社会からの信 最小化するため、各地域でこれらの事象のリスク評価や事業継続計画( BCP ) の構築 頼・支持が、企業の永続性において重要な要素の一つとなっています。このブランド を行っております。しかしながら、想定を超える災害・事故・感染症等の発生により、 イメージを支える製品の品質に関して、パーソナルモビリティという人命に係わる製 事業活動の遅延・停止が発生した場合、当社グループの事業、財政状態および業績 品を主に提供しているという認識に立ち 、常にお客様の安全・安心を最優先に考え に悪影響を与える可能性があります。 て、開発、生産、販売、サービスにおける品質向上に努めています。しかしながら、予 測できない原因により製品に欠陥が発生した場合、お客様の安全・安心を最優先で 確保するという観点から、リコールなどの対応が必要となる可能性があります。こう した事象が発生した場合、当社グループのブランドイメージを毀損し、その結果、事 業活動、業績に悪影響を与えるリスクがあります。 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 29 目次へ 8 投資関連情報 連結財政状態計算書 2015 年および 2016 年 3 月 31 日現在 単位:百万円 資産の部 2015 2016 ¥ 1,471,730 ¥ 1,757,456 820,681 826,714 2,098,951 1,926,014 92,708 103,035 1,498,312 1,313,292 313,758 315,115 6,296,140 6,241,626 流動資産 現金及び現金同等物 営業債権 金融サービスに係る債権 その他の金融資産 棚卸資産 その他の流動資産 流動資産合計 単位:百万円 負債及び資本の部 流動負債 営業債務 資金調達に係る債務 未払費用 その他の金融負債 未払法人所得税 引当金 その他の流動負債 流動負債合計 持分法で会計処理されている投資 資金調達に係る債務 退職給付に係る負債 金融サービスに係る債権 その他の金融資産 引当金 614,975 593,002 3,584,654 3,082,054 繰延税金負債 その他の非流動負債 非流動負債合計 負債合計 350,579 335,203 オペレーティング・リース資産 3,335,367 3,678,111 有形固定資産 3,189,511 3,139,564 無形資産 759,535 824,939 自己株式 繰延税金資産 138,069 180,828 利益剰余金 その他の非流動資産 157,007 153,967 非流動資産合計 資産合計 12,129,697 11,987,668 ¥18,425,837 ¥18,229,294 2016 ¥ 1,157,738 2,833,563 377,372 109,715 53,654 294,281 474,731 5,301,054 ¥ 1,128,041 2,789,620 384,614 89,809 45,872 513,232 519,163 5,470,351 3,926,276 61,147 592,724 182,661 744,410 234,744 5,741,962 11,043,016 3,736,628 47,755 660,279 264,978 789,830 227,685 5,727,155 11,197,506 86,067 171,118 (26,165) 6,083,573 794,034 7,108,627 274,194 7,382,821 ¥18,425,837 86,067 171,118 (26,178) 6,194,311 336,115 6,761,433 270,355 7,031,788 ¥18,229,294 非流動負債 その他の金融負債 非流動資産 2015 資本 資本金 資本剰余金 その他の資本の構成要素 親会社の所有者に帰属する持分合計 非支配持分 資本合計 負債及び資本合計 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 30 目次へ 8 投資関連情報 連結損益計算書 3 月 31 日に終了した各年度 単位:百万円 売上収益 2015 2016 ¥ 13,328,099 ¥ 14,601,151 (10,330,784) (1,720,550) (606,162) (12,657,496) 670,603 96,097 (11,332,399) (2,108,874) (656,502) (14,097,775) 503,376 126,001 27,037 (18,194) 30,694 39,537 806,237 (245,139) 561,098 28,468 (18,146) (4,249) 6,073 635,450 (229,092) 406,358 営業費用 売上原価 販売費及び一般管理費 研究開発費 営業費用合計 営業利益 持分法による投資利益 金融収益及び金融費用 受取利息 支払利息 その他(純額) 金融収益及び金融費用合計 税引前利益 法人所得税費用 当期利益 ¥ ¥ 当期利益の帰属: 親会社の所有者 非支配持分 ¥ 509,435 51,663 ¥ 344,531 61,827 1 株当たり当期利益(親会社の所有者に帰属) 基本的および希薄化後 282 円 66 銭 191 円 16 銭 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 31 目次へ 8 投資関連情報 連結包括利益計算書 3 月 31 日に終了した各年度 単位:百万円 当期利益 2015 2016 ¥ 561,098 ¥ 406,358 (101,286) 24,007 (714) (70,709) (15,797) (1,274) 465,776 57,356 445,139 ¥1,006,237 (430,152) (36,591) (554,523) ¥ (148,165) ¥ 931,709 74,528 ¥ (188,580) 40,415 その他の包括利益(税引後) 純損益に振り替えられることのない項目 確定給付制度の再測定 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の純変動 持分法適用会社のその他の包括利益に対する持分 純損益に振り替えられる可能性のある項目 在外営業活動体の為替換算差額 持分法適用会社のその他の包括利益に対する持分 その他の包括利益(税引後) 合計 当期包括利益 当期包括利益の帰属: 親会社の所有者 非支配持分 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 5 CFO インタビュー 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 32 目次へ 8 投資関連情報 連結キャッシュ・フロー計算書 3 月 31 日に終了した各年度 単位:百万円 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前利益 減価償却費、償却費及び減損損失 (オペレーティング・リース資産除く) 持分法による投資利益 金融収益及び金融費用 金融サービスに係る利息収益及び利息費用 棚卸資産 営業債務 未払費用 引当金及び退職給付に係る負債 金融サービスに係る債権 オペレーティング・リース資産 その他資産及び負債 その他(純額) 配当金の受取額 利息の受取額 利息の支払額 法人所得税の支払及び還付額 営業活動によるキャッシュ・フロー 2015 2016 ¥ (648,205) (234,915) 33,243 ¥ (635,176) (236,783) 25,617 (1,971) (3,238) — (108,873) 119,897 328 (840,496) 3,237 (173,761) 145,414 (387) (875,077) 8,731,773 (8,602,054) 1,505,732 (1,389,121) (158,601) (21,513) (16) (53,712) 12,488 85,750 278,146 1,193,584 ¥ 1,471,730 8,302,231 (8,708,320) 1,826,991 (1,267,290) (158,601) (40,331) (13) (49,966) (95,299) (134,893) 285,726 1,471,730 ¥ 1,757,456 投資活動によるキャッシュ・フロー ¥ 806,237 625,229 (96,097) (41,941) (172,275) ¥ 635,450 660,714 (126,001) (982) (151,374) 資産及び負債の増減 営業債権 単位:百万円 2016 2015 (45,839) (56,285) 22,246 8,865 107,324 316,962 (535,165) 45,255 (12,931) 114,501 236,344 (89,804) (212,222) 1,020,404 (88,173) 66,405 105,189 32,151 329,391 354,353 (558,826) 20,765 4,851 105,477 233,873 (92,355) (139,913) 1,390,995 有形固定資産の取得による支出 無形資産の取得及び内部開発による支出 有形固定資産及び無形資産の売却による収入 持分法で会計処理されている投資の 取得による支出 持分法で会計処理されている投資の 売却による収入 その他の金融資産の取得による支出 その他の金融資産の売却及び償還による収入 その他(純額) 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期資金調達による収入 短期資金調達に係る債務の返済による支出 長期資金調達による収入 長期資金調達に係る債務の返済による支出 親会社の所有者への配当金の支払額 非支配持分への配当金の支払額 自己株式の取得及び売却による収支 その他(純額) 財務活動によるキャッシュ・フロー 為替変動による現金及び現金同等物への影響額 現金及び現金同等物の純増減額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 5 CFO インタビュー 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 33 目次へ 8 投資関連情報 セグメント情報 以下のセグメント情報は、独立した財務情報が入手可能な構成単位で区分され、定期的に当社の最高経営意思決定機関により経営資源の配分の決定および業績の評価に使 用されているものです。また、セグメント情報における会計方針は、当社の連結財務諸表における会計方針と一致しています。 事業の種類別セグメント情報 前年度および当年度における当社および連結子会社の事業の種類別セグメント情報は、以下のとおりです。 2015 年 3 月 31 日に終了した年度 単位:百万円 売上収益 (1)外部顧客 (2)セグメント間 計 営業利益(損失) 資産 減価償却費および償却費 資本的支出 二輪事業 四輪事業 金融サービス 事業 ¥1,846,666 ¥9,603,335 154,536 9,757,871 279,756 7,653,645 525,522 791,626 ¥1,555,550 12,363 1,567,913 202,574 9,318,545 484,526 1,685,245 — 1,846,666 192,154 1,489,703 70,881 87,762 汎用パワー プロダクツ事業 及びその他の事業 ¥322,548 24,362 346,910 (3,881) 334,858 12,061 14,588 計 ¥13,328,099 191,261 13,519,360 670,603 18,796,751 1,092,990 2,579,221 消去又は全社 — ¥ (191,261) (191,261) — (370,914) — — 連結 ¥13,328,099 — 13,328,099 670,603 18,425,837 1,092,990 2,579,221 2016 年 3 月 31 日に終了した年度 単位:百万円 二輪事業 四輪事業 金融サービス 事業 ¥1,805,429 ¥10,625,405 142,280 10,767,685 153,366 7,493,086 564,631 796,209 ¥1,835,605 14,095 1,849,700 199,358 9,071,874 622,874 1,972,647 汎用パワー プロダクツ事業 及びその他の事業 計 消去又は全社 連結 売上収益 (1)外部顧客 (2)セグメント間 計 営業利益(損失) 資産 減価償却費および償却費 資本的支出 — 1,805,429 181,773 1,412,404 76,267 73,541 ¥334,712 17,532 352,244 (31,121) 333,586 13,770 18,251 ¥14,601,151 173,907 14,775,058 503,376 18,310,950 1,277,542 2,860,648 — ¥ (173,907) (173,907) — (81,656) — — ¥14,601,151 — 14,601,151 503,376 18,229,294 1,277,542 2,860,648 (注)1. セグメント間取引は、独立企業間価格で行っています。 2. 資産の消去又は全社の項目には、セグメント間取引の消去の金額および全社資産の金額が含まれています。全社資産の金額は、前年度末および当年度末において、それぞれ 345,266 百万円、451,387 百万円であり、その主な内容は、当 社の現金及び現金同等物、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産です。 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 34 目次へ 8 投資関連情報 事業会社と金融子会社を区分した連結財政状態計算書 2015 年および 2016 年 3 月 31 日現在 単位:百万円 2015 資産の部 現金及び現金同等物 ¥ 4,382,596 1,378,534 1,666,899 833,910 835,291 棚卸資産 1,486,140 1,294,608 785,354 585,798 5,624,166 5,570,825 614,975 593,002 3,179,323 3,131,624 非流動資産 持分法で会計処理されている投資 有形固定資産 無形資産 その他の非流動資産 資産合計 750,893 814,522 1,078,975 1,031,677 10,108,104 9,953,421 90,557 金融サービスに係る債権(流動) 2,099,944 1,927,378 金融サービスに係る債権(非流動) 3,586,272 3,083,478 オペレーティング・リース資産 3,335,367 3,678,111 資産合計 事業間取引消去 資産合計 営業債務 資金調達に係る債務 その他の流動負債 非流動負債 資金調達に係る債務 退職給付に係る負債 その他の非流動負債 負債合計 ¥ 2,745,267 1,165,664 443,216 1,136,387 1,168,262 149,404 585,757 433,101 3,913,529 ¥ 2,842,994 1,138,349 313,515 1,391,130 1,325,514 181,830 653,575 490,109 4,168,508 2,854,243 3,795,584 1,176,496 7,826,323 2,769,802 3,556,228 1,217,764 7,543,794 (696,836) 11,043,016 (514,796) 11,197,506 7,108,627 274,194 7,382,821 6,761,433 270,355 7,031,788 ¥18,425,837 ¥18,229,294 【金融子会社】 資金調達に係る債務(流動) その他の負債 93,196 その他の資産 流動負債 資金調達に係る債務(非流動) 【金融子会社】 現金及び現金同等物 2016 【事業会社】 ¥ 4,483,938 営業債権 その他の流動資産 2015 負債及び資本の部 【事業会社】 流動資産 単位:百万円 2016 203,766 292,350 9,318,545 9,071,874 (1,000,812) (796,001) ¥18,425,837 ¥18,229,294 負債合計 事業間取引消去 負債合計 親会社の所有者に帰属する持分 非支配持分 資本合計 負債及び資本合計 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 35 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 事業会社と金融子会社を区分した連結キャッシュ・フロー計算書 3 月 31 日に終了した各年度 単位:百万円 2016 2015 事業会社 事業間 取引消去 金融子会社 連結合計 事業会社 806,237 ¥ 419,309 625,229 (96,097) (45,839) (56,285) 22,246 316,962 (535,165) 114,501 (131,385) 1,020,404 657,856 (126,001) (83,670) 73,943 103,276 事業間 取引消去 金融子会社 連結合計 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前利益 減価償却費、償却費及び減損損失 (オペレーティング・リース資産除く) 持分法による投資利益 営業債権の減少(増加) 棚卸資産の減少(増加) 営業債務の増加(減少) ¥ 592,086 ¥ ¥ ¥ 216,141 ¥ — 2,858 — — — (902) 105,475 280,338 1,430,526 (3,601) (7,538) 4,608 354,147 (558,826) 2 (47,443) (39,652) (133,480) (648,205) (234,915) 11,024 31,600 (840,496) (634,457) (232,393) 135,263 22,499 (709,088) (719) (4,390) (1,918) 2,730 (4,297) 54,692 (58,331) 133,358 53,375 1,452,391 (34) (106,769) (1,282,593) 241 — — (158,601) — — (75,241) (232,544) 111,467 133,565 — 77,335 8,415 — 206,543 71,603 — 1,171,991 21,593 — ¥1,378,534 ¥ 93,196 ¥ 129,719 1,505,732 (1,389,121) (158,601) (75,241) 12,488 85,750 278,146 1,193,584 ¥ 1,471,730 (64,922) 120,484 (113,463) (158,601) (90,310) (306,812) (126,261) 288,365 1,378,534 ¥1,666,899 (488,127) 1,706,507 (1,168,438) — — 8,472 114,499 (72,899) 1,068,383 1,383 (403) 352 317,033 (535,165) 2 (48,238) (47,894) (647,773) (231,280) 145,452 26,970 (706,631) (432) (3,635) (948) 4,630 (385) — — 営業活動によるキャッシュ・フロー — — 金融サービスに係る債権の減少(増加) その他(純額) ¥ 2,991 622,238 (96,097) (55,694) (55,882) 20,132 オペレーティング・リース資産の減少(増加) 配当金の受取額 214,151 — 1,762 (71) — — (10,248) (85) — — — (2,695) 206 — — 3,512 121 ¥ 635,450 660,714 (126,001) (88,173) 66,405 105,189 354,353 (558,826) 105,477 236,407 1,390,995 投資活動によるキャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出 無形資産の取得及び内部開発による支出 その他の金融資産の減少(増加) * その他(純額) 投資活動によるキャッシュ・フロー — — (133,480) — — — (161,692) — (161,692) (635,176) (236,783) (28,347) 25,229 (875,077) 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期資金調達による収支 * 長期資金調達による収入 * 長期資金調達に係る債務の返済による支出 * 親会社の所有者への配当金の支払額 その他(純額) 財務活動によるキャッシュ・フロー 為替変動による現金及び現金同等物への影響額 現金及び現金同等物の純増減額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 ¥ 146,960 — 14,611 — — — — 49,942 161,571 — (8,632) — (2,639) — 93,196 — 90,557 ¥ (406,089) 1,826,991 (1,267,290) (158,601) (90,310) (95,299) (134,893) 285,726 1,471,730 ¥ 1,757,456 (注)当社および連結子会社は、事業会社から金融子会社へ資金の貸付を行っており、そのキャッシュ・フローは、上記の表の事業会社のその他の金融資産、金融子会社の短期資金調達および長期資金調達の各項目 (項目名に * にて表記) に含まれ ています。当該事業会社から金融子会社への貸付金は、前年度は 133,480 百万円の減少、当年度は 161,692 百万円の減少です。 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 2 The Power of Dreams 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 株主の皆様へ 4 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 36 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 主要財務データ 3 月 31 日に終了した各年度 単位:百万円 単位:百万円 米国会計基準 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 IFRS 2015 売上、利益および配当 2016 ¥12,506,091 ¥13,328,099 ¥14,601,151 売上、利益および配当 売上高及びその他の営業収入 ¥ 9,907,996 ¥11,087,140 ¥12,002,834 ¥10,011,241 ¥ 8,579,174 ¥ 8,936,867 ¥ 7,948,095 ¥ 9,877,947 ¥11,842,451 ¥12,646,747 売上収益 営業利益 営業利益 823,864 670,603 503,376 6.6% 5.0% 3.4% 130,916 96,097 126,001 933,903 806,237 635,450 法人所得税費用 267,992 245,139 229,092 当期利益 665,911 561,098 406,358 493,007 親会社の所有者に帰属する 当期利益 624,703 509,435 344,531 868,905 851,879 953,109 189,643 363,775 569,775 231,364 544,810 750,281 606,878 営業利益率 8.8% 7.7% 7.9% 1.9% 4.2% 6.4% 2.9% 5.5% 6.3% 4.8% 税引前利益 829,904 792,868 895,841 161,734 336,198 630,548 257,403 488,891 728,940 644,809 持分法による投資利益 法人税等 317,189 283,846 387,436 109,835 146,869 206,827 135,735 178,976 252,662 235,204 税引前利益 関連会社持分利益 99,605 103,417 118,942 99,034 93,282 139,756 100,406 82,723 132,471 126,570 非支配持分損益(控除) (15,287) (20,117) (27,308) (13,928) (14,211) (29,389) (10,592) (25,489) (34,642) (43,168) 当社株主に帰属する 当期純利益 2015 2014 597,033 592,322 600,039 137,005 268,400 534,088 211,482 367,149 574,107 営業利益率 支払配当金 71,061 140,482 152,590 139,724 61,696 92,170 108,138 129,765 142,381 158,601 支払配当金 142,381 158,601 158,601 研究開発費 510,385 551,847 587,959 563,197 463,354 487,591 519,818 560,270 634,130 662,610 研究開発支出 625,698 670,331 719,810 11,902 12,912 16,623 22,543 12,552 8,474 10,378 12,157 12,703 16,598 12,803 18,194 18,146 ¥16,048,438 ¥18,425,837 ¥18,229,294 支払利息 資産、長期債務および資本合計 総資産 支払利息 資産、負債および資本 ¥10,631,400 ¥12,036,500 ¥12,615,543 ¥11,818,917 ¥11,629,115 ¥11,577,714 ¥11,787,599 ¥13,635,357 ¥15,622,031 ¥18,088,839 総資産 長期債務 1,879,000 1,905,743 1,836,652 1,932,637 2,313,035 2,043,240 2,235,001 2,710,845 3,234,066 3,933,860 資金調達に係る債務(非流動負債) 3,224,512 3,926,276 3,736,628 当社株主に帰属する株主資本 4,125,750 4,488,825 4,550,479 4,007,288 4,328,640 4,439,587 4,398,249 5,043,500 5,918,979 6,696,693 親会社の所有者に帰属する持分 6,335,534 7,108,627 6,761,433 資本的支出 (オペレーティング・リース除く) 457,841 627,066 654,030 633,913 348,981 326,620 424,413 630,408 782,027 714,502 有形固定資産の取得 803,231 703,920 687,306 減価償却費 (オペレーティング・リース除く) 262,225 361,747 417,393 441,868 401,743 377,272 345,105 335,536 442,318 490,375 減価償却費 419,022 451,052 486,410 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 2 The Power of Dreams 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 4 株主の皆様へ 5 CFO インタビュー 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 37 目次へ 8 財務セクション 投資関連情報 主要財務データ (続き) 3 月 31 日に終了した各年度 単位:円 単位:円 米国会計基準 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 1 株当たり 2014 2016 2015 1 株当たり 当社株主に帰属する当期純利益 基本的 IFRS 2015 当期利益(親会社の所有者に帰属) ¥ 希薄化後 配当金 当社株主に帰属する株主資本 324.33 ¥ 324.62 ¥ 330.54 ¥ 75.50 ¥ 147.91 ¥ 295.67 ¥ 117.34 ¥ 203.71 ¥ 318.54 ¥ 273.54 基本的 324.33 324.62 330.54 75.50 147.91 295.67 117.34 203.71 318.54 273.54 希薄化後 50 67 86 63 38 54 60 76 82 88 2,259.26 2,463.69 2,507.79 2,208.35 2,385.45 2,463.29 2,440.35 2,798.37 3,284.14 3,715.66 ¥ 配当金 親会社の所有者に帰属する持分 346.62 ¥ 282.66 346.62 282.66 ¥ 191.16 82 88 88 3,515.27 3,944.23 3,751.59 単位:百万円 売上推移 売上収益(注1) ¥ 1,694,044 ¥ 1,681,190 ¥ 1,585,777 ¥ 1,446,541 ¥ 1,577,318 ¥ 1,503,842 ¥ 1,517,927 ¥ 1,652,995 ¥ 1,912,504 ¥ 1,810,283 海外 合計 単位:百万円 売上推移 売上高(注1) 日本 191.16 17% 15% 13% 14% 18% 17% 19% 17% 16% 14% 8,213,952 9,405,950 10,417,057 8,564,700 7,001,856 7,433,025 6,430,168 8,224,952 9,929,947 10,836,464 83% 85% 87% 86% 82% 83% 81% 83% 84% 86% ¥ 9,907,996 ¥11,087,140 ¥12,002,834 ¥10,011,241 ¥ 8,579,174 ¥ 8,936,867 ¥ 7,948,095 ¥ 9,877,947 ¥11,842,451 ¥12,646,747 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 100% 日本 15% 14% 12% 10,585,977 11,527,660 12,846,984 85% 86% 88% ¥12,506,091 ¥13,328,099 ¥14,601,151 海外 合計 ¥1,754,167 ¥ 1,920,114 ¥ 1,800,439 100% 100% 100% 100% 単位:千台 売上台数(注2) 単位:千台 売上台数(注2) 二輪事業 10,271 10,369 9,320 10,114 9,639 18,331 15,061 15,494 17,021 17,765 二輪事業 17,008 17,592 17,055 四輪事業 3,391 3,652 3,925 3,517 3,392 3,529 3,108 4,014 4,323 4,364 四輪事業 4,340 4,367 4,743 汎用パワープロダクツ事業 5,876 6,421 6,057 5,187 4,744 5,509 5,819 6,071 6,036 6,001 汎用パワープロダクツ事業 6,018 5,983 5,965 144,785 167,231 178,960 181,876 176,815 179,060 187,094 190,338 198,561 203,902 199,368 204,730 208,399 従業員数(単位:名) 為替レート (対米ドル) (単位:円) 期末 期中平均 従業員数(単位:名) 為替レート (対米ドル) (単位:円) ¥ 117 ¥ 118 ¥ 100 ¥ 113 117 114 98 ¥ 101 93 ¥ 83 ¥ 82 ¥ 94 ¥ 103 ¥ 120 期末 93 86 79 83 100 110 期中平均 (注)1. 地域区分は、外部顧客の所在地に基づいています。 2. 売上台数のカウント方法変更に伴い、下記の様に集計しています。 ・ 2006 ~ 2010:当社および連結子会社の完成車(二輪車・ATV・四輪車・汎用パワープロダクツ) と持分法適用会社への生産用部品の販売台数の合計 ・ 2011 ~ 2016:当社および連結子会社ならびに持分法適用会社の完成車(二輪車・ATV・四輪車・汎用パワープロダクツ) 販売台数の合計( Honda グループ販売台数) ¥ 103 ¥ 120 100 110 ¥ 113 120 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 財務ハイライト 3 株主の皆様へ 4 CFO インタビュー 5 事業活動の概況 6 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 38 目次へ 8 投資関連情報 投資関連情報 (2016 年 3 月 31 日現在) 本田技研工業株式会社 会社情報 IR 連絡先 ■ 日本 設立年月日 1948 年 9 月 24 日 事業内容 二輪事業、四輪事業、汎用パワープロダクツ事業及びその他の事業、金融サービス事業 決算期 3 月 31 日 会計監査人 有限責任 あずさ監査法人 ホームページ 会社情報サイト 投資家情報サイト (日本語) 投資家情報サイト (英語) 会社情報サイト http://www.honda.co.jp/investors/ 株式情報 証券コード 7267 発行可能株式総数 7,086,000,000 株 発行済株式総数 1,811,428,430 株 株主数 199,343 人 上場証券取引所 定時株主総会 配当の基準日 100 株 (国内) 東京 (海外) ニューヨーク 6月中 6月 30日 12月 31日 ■ 米国 Honda North America, Inc. New York Office 156 West 56th Street, 20th Floor, New York, NY 10019, U.S.A. TEL:1-212-707-9920 投資家情報サイト http://www.honda.co.jp/ 一単元の株式数 http://www.honda.co.jp http://www.honda.co.jp/investors/ http://world.honda.com/investors/ 本田技研工業株式会社 〒107-8556 東京都港区南青山二丁目 1 番 1 号 TEL:03-3423-1111( 大代表) 9月 30日 3月 31日 株主名簿管理人 米国預託証券( ADR )の預託および名義書換代理人 株主名簿管理人 JPMorgan Chase Bank, N.A. 各種お問合せ先/郵便物送付先: お問合せ先: JPMorgan Service Center P.O. Box 64504 St. Paul, MN 55164-0504, U.S.A. TEL:1-800-990-1135 E-mail:[email protected] 比率:1ADR=1 原株 ティッカーシンボル:HMC 三井住友信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号 TEL:0120-782-031 (フリーダイヤル 日本国内 平日 9:00 ~ 17:00) 証券会社等の口座をご利用の株主様は口座をお持ちの 証券会社等にお問合せください。 4 New York Plaza, Floor 12, New York, NY 10004, U.S.A. 日本の非居住者である投資家による、当社株式ないしADR の取得・保有・処分にか 「投資家情報」 に掲載されてお かる税制等につきましては、当社 IR ホームページの ります Form 20-F の Item10E. Taxation を併せてご参照ください。 本田技研工業株式会社 Annual Report 2016 1 The Power of Dreams 2 直前に開いたページへ戻る 3 財務ハイライト 4 株主の皆様へ CFO インタビュー 5 6 事業活動の概況 コーポレート・ガバナンス 7 財務セクション 39 目次へ 8 投資関連情報 投資関連情報 (2015 年 3 月 31 日現在) 大株主の状況 株式の所有者別分布 発行済株式総数に 所有株式数 対する所有株式数 (千株) の割合( % ) 氏名又は名称 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシー 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 明治安田生命保険相互会社 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223 ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 東京海上日動火災保険株式会社 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口 9) 株式会社三菱東京 UFJ 銀行 日本生命保険相互会社 116,000 76,126 74,567 51,199 48,888 45,337 40,780 37,920 36,686 27,066 6.40 4.20 4.12 2.83 2.70 2.50 2.25 2.09 2.03 1.49 個人 自己名義 外国人 9.0% 0.5% 42.0% 東京証券取引所における Honda の株価と出来高の推移 (単位:円) 5,000 (単位:百万株) ← 高値 ← 安値 出来高 4,000 3,000 2,000 400 300 1,000 200 100 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 0 金融機関 39.0% 証券会社 1.7% その他国内法人 7.8%