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事例No. 97 ∼152
Ⅰ 平成 24 年度 食育の取り組み状況 3 公立保育園の取り組み (事例No. 97 ∼152 ) 園 名 : 指扇保育園 担当者名: 毛塚 李沙 連絡先 :048(623)5065 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 97 自分たちが口にするさまざまな食材に興味を持つ 「ぎゅうにゅう」は誰がくれるのかな? 牛と牛乳の関係を知り、もっと牛乳に親しみを持つきっかけとなる。 対象年齢 2歳児 取 り 組 み 多くの子どもは牛乳に対してこれといったイメージはなく、牛乳が苦手な子に 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 至っては一口飲むのも気乗りしないという様子。 毛塚 李沙 午前、午後のおやつ前 指扇保育園 2歳児室 絵本「ぎゅうにゅうがゆく」 作・絵 石田康成 使用媒体 実施内容 保育者が絵本を読み、牛と牛乳の関係をわかりやすく伝える。 「牛」「スーパー」「牛乳パック」など、自分が見たことのある物、行ったことのある場所が 参加者の でてくると反応が大きい。牛の乳から搾られた牛乳がコップに入る場面では、目の前にある 反応・様子 自分のコップを指差し「おんなじー!」と声があがる。 おやつに牛乳が出てくると、「牛さんのおちちなんだよねー」「今日はお茶?牛乳?」と注目 結 果 するようになった。牛乳と牛というイメージが繋がり、牛乳が苦手な子においても保育者の 声かけで少しずつ口にするようになってきた。 「飲み物」としてのイメージが強かった牛乳だが、子どもたちが目にしたことのある牛がくれた ものなのだと知り、これまでより親しみのある存在となったようだ。 評 価 今後も使用する教材や提供の仕方を工夫して、子どもたちが楽しみながら食材に興味を持て るような活動を展開していきたい。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 120 園 名 : 指扇保育園 担当者名:白田 薫 川田 俊子 連絡先 :048(623)5065 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 98 給食・おやつに使用している食材の栄養について興味や関心をもつ。 「赤・黄・緑・白の食べ物って何?」 赤・黄・緑・白の食べ物って何?いつも食べている給食やおやつの食材を通して考えてみる。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 5歳児 給食やおやつに使用する食材を、給食時に「今日の食材」として紹介してきたの で、食材についての興味・関心を持っている。 白田 薫 ・川田 俊子 H25年1月18日 指扇保育園 5歳児室 絵本「たべるのだいすき!」 −みんなげんきー 使用媒体 実施内容 絵本の読み聞かせをし、赤・黄・緑・白の食べ物にはどんなものがあるのか、今日のおや つ “にゅうめん” に入っている食材を確認してその食材の栄養を考えてみる。 絵本にとても興味をもって、見る・聞く姿があった。赤・黄・緑・白の食べ物もすぐに理解し、 参加者の おやつの食材と照らし合わせて考えることができた。 反応・様子 にゅうめん、チーズに入った食材を見て、赤・黄・緑・白の食物の意識がでた。鶏肉は赤だね、 結 果 野菜は緑だね、しょう油は白、面は黄だねと確認することができた。 絵本を通して食品がもつ栄養を知り、おやつのメニューを実際に見たり、口にして「赤・黄・緑・ 白」の栄養について興味を持つことが出来、その食品の種類も確認出来た。にゅうめん、チー 評 価 備 考 (今後の予定等) ズのおやつの日に実施したことで、より理解しやすかったと思う。 今後はさいたま市のバランスごまも活用して、栄養について子どもたちに知らせていこうと 考えています。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 121 園 名 :馬宮保育園 担当者名:鈴木 忍 連絡先 :048(623)4014 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 99 食に対して興味を持ち、身体との関係を知る 給食の食材を知り色分けしてみよう バランスのとれた食事を考えられるよう、食べ物を 4 つの色のグループに分け元気なからだ 作りに必要な食材を知る 対象年齢 5 歳児年長クラス 取 り 組 み 食に対する意識が薄く身体との関係について知らない子がほとんどだった。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 5 歳児担任 石川由香里 毛利美千代 平成 24 年 9 月から 5 歳児保育室 「げんきをつくる食育えほん」 使用媒体 実施内容 給食に出た食材を 4 つの分類に子どもと一緒に考えながら分け、ボードに食材 の写真を貼る。夕方そのボードを保護者あての掲示板横に掲示する。 げんきッズの本を読み、広告等から給食に出ている食材を探し、子どもたちで切り抜きボード 参加者の の準備を行った。皆楽しそうに参加していた。 反応・様子 毎日の献立から食材を見て、食材の写真を探し色分けボードに貼っている。 結 果 食事をしながら、食材ひとつひとつが身体の働きに関係していることに気づいてきた。 色分けボードを降園時保護者の目につくところに置くことで、子どもと保護者で食に対する話 題が増えてきた。 評 価 年長児クラス親子を対象に食育えほんを読んだところ、興味を持ってくれた保護者が多かっ た。 備 考 (今後の予定等) 4 食分けが定着し、子どもたちにより浸透してきたら、次はバランスガイドに移行しバランスよ い食事がとれるよう、子ども・保護者に伝えていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 122 ∼馬宮保育園の食育活動∼ 子どもたち が分かりや すいように 4つの色の 食材をイラ ストにして クラスに掲 示してあり ます。 今日の献立の色分け完成! これは何色の 仲間かな? 保護者向けの掲示板の 横に食材4つの色に分 けたボードを掲示して います。 子どもたちの活動を保 護者にも発信していま す。 123 園 名 :三橋西保育園 担当者名: 大谷 尚子 連絡先 :048(622)1350 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 100 おせち料理に興味関心をもつ。 おせち料理 おせち料理、1つ1つに意味があることを知る。 対象年齢 3∼5才(集会だったので、0∼2才も参加) 取 り 組 み おせちという言葉を知っている子、知らない子といる。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 保育士 平成 25 年1月9日 午前10時∼ ホール いろいろな素材で作ったおせち料理を重箱につめる。 使用媒体 実施内容 お正月集会の中で紹介する。 ・重箱に入ったおせち料理を見せ、紹介すると静かに見ていた。 参加者の ・お迎えの時、給食のメニューの隣に展示する。親子で会話をしながら見ていた。 反応・様子 ・集会では、興味をもってよく見ていた。間近に見られるよう展示したので、ゆっくり見られた。 ・親子の会話にもつながった。 結 果 ・全園児が集まる中での紹介だったので、どの程度の説明、紹介をしたらよいか迷った。全体 の後、各クラスで話すとより深まったのではないか。全体の中では、今回の説明で良かったと 評 価 備 考 思う。 ・展示の時、由来や意味を書くとよかtった。 日本の伝統あるお料理なので、毎年紹介する機会を持ち、伝えていきたい。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 124 125 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 101 行事食(七草がゆ)を知る 七草がゆの七草を覚えよう 行事食への興味・関心を深める 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日進保育園 草刈 麻美 (663)2791 日時 場所 5歳児・保護者 「七草がゆ」は耳にしたことはあっても、どのような物が入っているか、なぜ食べ るのか理解していない。 園長・5歳児担任 平成25年1月7日 玄関・5歳児保育室 資料・ ・七草 使用媒体 ・七草についての資料 実施内容 ・七草を子供たちに見せながら「いわれ」を話し、七草を覚える。 ・七草と「いわれ」が書かれた資料を保護者の目のつく所に置く。 ・子供たちは担任の話しを聞き七草を覚えようと草を触ったり、資料と照らし合わせたり 参加者の していた。 反応・様子 ・保護者は七草を見たり、資料を読んだりする姿が見られた。 ・子供たちは草の名前が読めない子には読める子が教えたり、、友達と一緒に口に出して言 ってみたりして覚えることが出来た。 結 果 ・おやつの七草がゆにも興味を持つことが出来た。 ・保護者は七草・七草がゆのついて子供たちに話す姿が見られた。 ・ただ話をするだけでなく、実際に七草を見て、触れることにより興味・関心を持ち理解しやす かった。 評 価 ・子供たちは覚えようと子供同士のつながりも見られて良かった。 ・親子での会話の1つとなり良い機会だった。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 126 園 名 : 東大成保育園 担当者名: 西尾 かおる 連絡先 :048(664)6582 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 102 食への関心や興味を高める 今日の給食、何が入っているのかな? ∼食材を知ろう∼ 給食の献立に使われている食材を知る 対象年齢 1歳児∼5歳児 取 り 組 み 給食はよく食べているが、直接食材に触れる経験が少なく、関心が薄い。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 調理員、各クラス担任 平成24年11月より毎日 各保育室 その日の給食の食材(野菜の切れ端、乾物など) 使用媒体 給食室からその日に使われる食材を提供してもらい、子ども達が実際に見たり 実施内容 触れたり話を聞いたりして、色々な食材と関わる。 生の野菜や食材が珍しく興味津々で、触って感触を楽しんだり(逆に初めは触れることを嫌 参加者の がる子もいた)、においを嗅いで「くさーい」と言い合って盛り上がるなど遊び感覚で楽しんで 反応・様子 いた。乾物を戻す様子を見せると、その変化に驚き、興味を示していた。 調理された給食をただおいしいと食べるだけだった子ども達が、皿の中から食材を探した り、名前を言ったりと食材を意識しながら食べるようになった。 結 果 味噌汁のだしが煮干しであることを知り、煮干し自体を好んで食べる子が増えてきた。3∼4 歳児はだし入り・無しの味噌汁の飲み比べをしてみると、意外にもだし無し(味噌のみ)の方 がおいしい、甘いという感想も聞かれた。 毎日、献立と食材の名前を紹介して実際に触れてきたことで、色々な食材を知り、食べ物の 評 価 ことを話題にするようになり、食に対して興味を持ち始めたようである。同時に、旬があること や食べると元気や力になることなども話をする中で少しずつ伝えてきたので、つなげていく意 識づけになった。 備 考 (今後の予定等) 栄養素(赤・緑・黄)の色分けやバランスごまを活用し、食べ物と身体の関係やバランス良く食 べることの大切さをしらせていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 127 食材の紹介 ニンニク編 今日のメニューはポークカレーです。 給食の中にどんな食材が使われているのかな… くんくん…いい匂い!! 「 「うわ! 変なにおい!!」 128 「思わず笑っちゃいました!」 園 名 担当者名 連絡先 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 宮原保育園 加藤千里 048(663)4120 103 収穫した食材を調理する楽しさを知る 片栗粉作り ・野菜の世話や観察から、生長の過程を知り、食材にも命があることを知る ・収穫した食材の調理を楽しむ 対象年齢 取り組み 5歳児 皮むき器・おろし金などを興味津々に見て、「早くやりたい」と待っている 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 5歳児担任 副園長 7月20日(金)・7月23日(月) ひまわり組(年長)の部屋 資料・ 使用媒体 実施内容 いもの皮むき →する →しぼってこす →干す →片栗粉完成 ・収穫・・・土の中からボール台のじゃがいもがいくつも出てきて大騒ぎだった。 参加者の 反応・様子 ・片栗粉作り・・・工程が沢山あったが、どの経験も初めてやる子が多く集中してやっていた。 2日目になり、水分がとんでサラサラになっているのを見て、驚く子、「気持ち いい」と言う子、音を楽しむ子もいた。 ・30個程収穫したじゃがいもで、おおさじ6杯程の片栗粉ができた。 結 果 ・どんな料理に片栗粉が使われるかを考えた。 ・感触あそびをして楽しんだ。 1つ1つの工程が、子ども達にとって初めての体験になった子もいて、とても喜んでくれた ことが良かった。火を使うことが出来ないため、片栗粉を使った料理を作ることは出来なかっ 評 価 たが、その後、家庭で片栗粉を使った料理を話題にした子も多く、保護者からも、この体験は 驚いたと声があがったほどだった。 備 考 (今後の予定等) 給食を通してどんな食材が入っていて、味付けには何が入っているかなど、食に興味を 持てるよう子ども達と考える時間を作っていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 129 ∼皮むき器で皮むき∼ ∼すりおろし∼ ∼すったじゃがいもを しぼる∼ ∼沈殿するのを待って∼ ∼片栗粉が 完成しました∼ 130 園名 担当者名 連絡先 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 大砂土保育園 川井 絵里加、松本 晴香 048(663)7233 104 「食」についての関心を深める。 食器の並べ方、バランスのよい食事を学ぼう! 食材や食器の並べ方に興味・関心を深め、食べる楽しみを広げる。 対象年齢 5歳児 年長クラス 取 り 組 み 栽培を通して、給食に出る野菜について興味を持つようになる。また、苦手なも 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 のを食べようとする意欲が育ってきた。 担任 川井 絵里加、松本 晴香、栄養士 福島 雅子 5歳児 24名 平成24年度7月 5歳児保育室 資料・ 野菜の断面の写真、食器の並べ方パネル 使用媒体 バランスゴマ 実施内容 野菜のお腹クイズ、野菜クイズ、食器の並べ方クイズ メニューの色分け、バランスゴマの塗り絵、切り貼り 写真や絵の教材が理解しやすく、子どもたちが考えたり、答えたりすることを楽しみながらク 参加者の 反応・様子 イズに参加できていた。また、色塗りや切り貼りを楽しみながら事前に覚えたことを確認する ことができ、バランスゴマを完成させた達成感と共に理解も深まった。 その後の給食の時間に、子どもたち自身が食器の並べ方を意識して整えたり、友だちと相 談しながらメニューをバランスゴマに当てはめたりと、子どもたちが理解と共に食の興味・関 結 果 心を広げている。また、「コマが回らなくなるから好き嫌いしないように頑張る」と子どもたちの 意識も変わってきた。また、保育者もバランスゴマについて、正しい理解を得ることができた。 食環境を整えて食べる気持ちよさの確認や日本の文化に触れる機会ができてよかった。 完成して持ち帰らせたバランスゴマの塗り絵や使用した野菜の写真の掲示を通して、子ども 評 価 たちだけでなく家庭でも食の大切さや楽しさを確認できている。食事を通して、「食」に関して 話す機会を設け、時間が経った頃にぬり絵をしながらバランスゴマを思い出すことで、継続し て興味・関心を深めていきたい。 備 考 (今後の予定等) 栄養士の指導のもと、箸のマナーを学ぶ。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 131 132 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 奈良保育園 原 さとみ 048(651)7172 105 三食バランスよく食べる 自分のバランスゴマは回るかな? バランスゴマのぬりえを通して、自分の食生活のバランスを知るとともに、三食バランスよく 食べることの大切さを学ぶ。 対象年齢 5歳児 取 り 組 み 給食は好き嫌いをほとんどなくよく食べている。 前の様子 家庭では、好き嫌い(野菜類)があったり、食の細い子もいる。 実施者 5歳児担当 日時 平成24年 場所 5歳児保育室 資料・ さいたま市食事バランスガイドポスター(3∼5歳児向け) 使用媒体 ぬりえシート 方 法 ・食べてきた朝食、給食を当てはめ、ぬりえをする。 実施内容 参加者の 反応・様子 ・夕食には何を食べたらよいか、一緒に考える。 ・家でその日の夕食に何を食べてから、保護者と一緒にぬりえをしてくる。 栄養士さんのバランスゴマについてお話を受けていたので、バランスゴマにとても興味があ り、色分けもスムーズになってきた。昨日の夕食、朝食など何を食べたか子ども達同志で会 話をはずませていた。 ・朝食をとっていなかったり、夕食が一品のみであったり、子ども達の食生活が明らかとなっ 結 果 た為、子ども達自身が食生活のバランスを知ることができた。 ・保護者も子どもにメニューを聞かれたり、一緒にぬりえをすることで、バランスの良い食事を 考えてくれるようになった。 ・子ども達が家庭でどのような食事をしているのか、実態がみえ、保護者を巻き込んでいくこ とができ大変よかった。 評 価 ・子ども達もぬりえを通し、コマが回るためには、バランスが良い食事が大切なことを理解し た。ますます好き嫌いが少なくなり、よく食べるようになった。 ・家庭でも同様の姿がみられるようになったとの声が聞かれている。 備 考 (今後の予定等) ・今後も家庭に協力してもらいながら、取組みを続けていき、子ども達・保護者共に、バランス の良い食事の大切さの理解を定着させていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 133 園 名 : 桜木保育園 担当者名: 高橋 智未 連絡先 :048(641)1229 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 106 日常食べている食材に興味関心を持つ。 「こんにゃくは何でできているの?」 調理担当の職員の話を聞いたり、実際に食材に触れたり見たりすることで、食への関心を深 める。 対象年齢 5歳児 取 り 組 み 当番の子どもがその日の献立を紹介し、食材ごとに赤、黄、緑の皿に分けてい 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 使用媒体 たが、「これは何色の皿?」「何でできているのかな」と迷うことがあった。 調理担当者 5歳児担任 平成24年11月 5 歳児保育室 こんにゃく こんにゃくいも こんにゃくが出来るまでの資料 こんにゃく料理の写真 実際のこんにゃくいもを見たり、どのように作られるのかの話を聞く。またこんに 実施内容 ゃくが入っている料理や色のついたこんにゃく(ゆず入り、海藻入りなど)の紹 介。こんにゃくのたづな切りを実際に行う。 初めて見るこんにゃくいもに興味津々で、こんにゃくができる過程を真剣に聞いていた。色 参加者の や形の違うこんにゃくが出てくると、何が入っているのか当てようと一生懸命考え、積極的に 反応・様子 答えようとする姿が見られた。たづな切りでは失敗しながらも楽しんで行い、ひとりでできたこ とに満足気な様子だった。 給食時に自分で作ったたづな切りのこんにゃくが出てくると大喜びで、こんにゃくの話題で会 結 果 話も盛り上がり、大事そうにこんにゃくを食べている子どももいた。その後は、乾物など何でで きているかわからない食材などがあると、クラス全員で考えたり、自ら給食室の職員に聞きに 行くようにもなった。 給食を作ってくれている調理の先生が話をしてくれたことに加え、実際に食材に触れ、作った ものを自分で食べられたことで、食に対する興味関心が高まった。 評 価 また、調理担当の職員と子どもとの会話のやりとりも増え、関係が深まったことがとても良か った。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 134 園 名 : 三橋保育園 担当者名: 袖山・坂下 連絡先:048(643)3145 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 107 野菜の成長の様子を知り、興味・関心を深めることにより食べる意欲につなげる。 野菜新聞を作ろう。 野菜栽培や新聞作りを通じて、野菜に興味、関心を持つ。 対象年齢 5歳児 取 り 組 み 年長になり、野菜栽培活動に期待を持っている。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 担任、5歳児 平成24年5月∼8月 園庭、5歳児室 資料・ 使用媒体 プランターにトマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラを植え、みんなで協力して水 実施内容 やりをしたりして、世話をしながら成長の様子を観察する。子供たちのつぶやき を書き取りスケッチや写真と共に貼り、野菜新聞にして掲示する。 苗がどんどん成長していく様子を見て「トマトが赤くなっているよ」「きゅうりが大きくなってい 参加者の 反応・様子 る」という気付きがつぶやきとなっていた。また、スケッチをしながら「葉っぱの表面がざらざら している」など細かなところにも目が向けられていた。水やりも進んで行い、収穫を楽しみにし ていた。野菜新聞を作成し掲示すると、子ども同士で見ては話題にしたり、保護者とも話を共 有したりしていた。 ・食事中に野菜のことを話題にしながら食べることが増えた。 ・親子で野菜栽培のことを話題にしながら登降園する姿がよく見られた。 結 果 ・スケッチすることで細かいところまで観察することができた。 ・野菜新聞の掲示を見て、またさらに話題が増えたり、思い出したりする様子が見られた。 ・野菜の苦手な子どもも、友達と一緒に食べてみたり、食べる量が増えたりした。 スーパーに並ぶ野菜しか見たことのない子どもたちにとって、苗から実を結ぶまでに育って いく野菜の変化には驚きだったようだ。自分たちで世話をして収穫に至った野菜への関心は 評 価 大きく膨らんだようだ。また、子ども間の盛り上がりを保護者にも広げることができ、家庭でも 話題になっていたようだ。その結果、食べる意欲にもつながっていった。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 135 136 園 名 :天沼保育園 担当者名:金井・大野・山下 連絡先 :048(642)4240 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 108 落花生を栽培し食べることで、食物に興味・関心を持つ。 落花生を育て、おいしく食べよう。 落花生を育てることで成長に興味・関心を持ち、収穫の喜びを味わう。 育てた落花生を食べることで、野菜本来の味を味わう。 対象年齢 5歳児クラス 取 り 組 み 落花生がどのように育っていくのか知らない子ども、職員が多かった。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ からに入っている落花生を見たことがなかったり、食べたことがない子もいた。 5歳担任(金井・大野・山下) 5月∼10月 天沼保育園 畑 落花生の絵本 使用媒体 ・畑作りや種植えを行う。 ・水やりや草取りをしながら成長を観察する。 実施内容 ・収穫し、実をとる。 ・給食室で塩ゆでしてもらい全クラスで食べる。 ・成長、収穫、食べている様子を写真に撮り、掲示する。 ・成長を楽しみに水やりや草取りをしたり、大きくなりますようにと歌を歌ってあげていた。 参加者の 反応・様子 ・収穫の時にはなかなかぬけず苦戦していたが、友達と協力して抜けると「わぁ、たくさん実が ある!」と驚いたり喜んだりしていた。収穫した落花生764個を楽しんで数えていた。 ・掲示された写真を見ながら、保護者に収穫の様子を話している子がいた。 ・塩茹でした落花生を「おいしい」と言って喜んで食べていた。 日々成長する落花生に興味を持って世話をすることができた。 結 果 落花生がどのように育っていくのかを知ることができた。 はじめて自分でからをむいて食べた子もおり、落花生本来の味を味わうことができた。 落花生を育て、観察する中で感じた驚きや発見、喜びを友達や保育士と共感し、食物の成長 に興味関心を深めたと思う。 評 価 育てた落花生を食べたことで、食への関心を深めたと思う。 畑の様子や掲示された写真を子どもと保護者が一緒に見ることで、食について親子で話すき っかけとなり良かったと思う。 備 考 日常の中で自然に食と関わる活動を行い、家庭とつながりを持った食育をさらに進めていく。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 137 皮つきの落花生 → 芽がでました!! 落花生の収穫の様子 落花生を根っこからはずしている様子 塩茹でした落花生 ←ろうかに掲示した写真 138 園 名 :大成保育園 担当者名:田中 典子 連絡先 :048(667)2559 109 事例 NO. 目 標 よく噛んで食べる習慣づくり タイトル ホビーくんがやってくる ねらい ホビーくんを通してわかりやすく楽しんで噛むことの大切さを知る。 対象年齢 取り組み 前の様子 0∼5 歳児 よく噛まない子や早食いの子がいる 実施者 株式会社ドール 日時 平成 24 年 12 月 20 日(木)午前 場所 遊戯室 資料・ ・バランス元気ゴマと野菜、果物のパネルシアター 使用媒体 ・カムカムくんのペープサート 方 法 ・「とんでったバナナ」「元気ゴマ」「野菜・果物」のパネルシアターでの食育 実施内容 ・カムカムくんのぺーぷサートによる噛むことの大切さ ・「野菜・果物カムカム体操」 参加者の 反応・様子 ・大きなバナナの着ぐるみの様子や話術のおもしろさに集中して見たり聞いたりしていた。 ・おもしろい話に笑ったり、ホビーくんたちからの質問に対して大声で答えて楽しんでいた。 ・0・1・2 歳児も歌をうたったり、喜んで体を動かして体操していた。 ・よく噛むことによってカムカム元気玉が出るという話が印象に残り、子ども同士の会話にカ 結 果 ムカム元気玉の話がでたり、「カムカム元気玉が出ないよ」の保育士の声に早食いの子が よく噛んでゆっくり食べるようになる。 ・普段から話している内容だったが、いつもと違う雰囲気や材料により『カムカム元気玉』とい う言葉が子どもたちの中にとてもわかりやすく伝わったと思う。 評 価 ・今年度は元気ゴマを普段の中で話していても栄養士による食育指導はしていなかったが、 元気ゴマの話の中では年長児を中心によく知っているねと言われる位にわかっており、子 どもたちに浸透してきていると感じた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 139 園 名 : 寿能保育園 担当者名: 小野寺 由華 連絡先 :048(644)0470 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 110 クラスみんなで協力して、野菜の栽培を行う。 おいしい野菜を育てよう!! 興味を持って野菜栽培に取り組み、食べ物と体の関係にも興味を持つ。 対象年齢 5歳児 くじゃく組 取 り 組 み 畑でどんな野菜を育てたいか、みんなで意見を出し合い、野菜の種類が決まる 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 と、「早く植えたい」と楽しみにしていた。 小野寺由華・中村雅美 平成24年5月∼9月・12月∼現在 園庭・保育室 1.スケッチブック、クレヨン 2.絵本 畑での野菜栽培(ミニトマト、なす、ピーマン、サニーレタス) 食品の3色(赤、黄、緑)分け 野菜の生長を楽しみにしながらグループごとに水やりをしたり、自ら雑草を抜いたりなど意欲 的に取り組み、少しずつ生長していく苗の変化にも気付くことができた。収穫の時期を迎え、 参加者の 大きくなった野菜を取ることだけでなく、他のクラスにも見てもらうことにより育てた喜びを一層 反応・様子 感じていたようであった。また、収穫した野菜を嬉しそうに給食室へ運んで、調理担当者に料 理してもらい、昼食と一緒に食べた。自分たちが畑で育てて収穫したものは、格別おいしかっ たようで、味わいながら食べ、会話も弾んでいた。 野菜を育てた経験や、毎日の給食時に行っている食材紹介などを通して、身近な食材に興 結 果 味を持つようになった子が多い。それぞれの食材が体にとってどんな働きをするか、3色分け を活用し、話していく中で、バランスよく食べることの大切さも感じられるようになってきてい る。 実際に野菜を苗から育てたことで、大きくなっていく過程を観察することができた。お店に並ん 評 価 でいるきれいな状態の野菜しか見たことがない子も多く、色々な大きさや形の野菜ができるこ とに驚くなど、良い経験ができたと思う。 野菜のスケッチは、育つ様子がわかるよう、もっと頻繁に行えると良かった。 備 考 食品の3色分けは引き続きクラスで行っていきたい。 (今後の予定等) また、バランスごまについても少しずつ取り組んでいきたいと思う。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり (※次頁の事例と併せて掲載) ・ 添付なし 140 園 名 : 寿能保育園 担当者名: 竹内洋子 連絡先 :048(644)0470 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 111 身近な野菜や果物がどのような環境で育てられているかを知る。 野菜や果物に触れてみよう。 普段口にしている野菜や果物がどのような環境で育てられているか映像を通して知り、食材 への興味をもったり、食べてみようという意欲に繋げる。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 5歳児 くじゃく組 ・ 4歳児 こまどり組 ・ 3歳児 かなりや組 毎日、給食の食材紹介で子ども達は野菜や果物の名称は知っているが、実際 どのような環境で育っているのかを知らないため、知りたいという思いがあるよう だ。 竹内 洋子 平成25年1月23日∼1月31日 保育室・ホール 1.保育士の家で栽培している野菜や果物の畑の様子を撮影したビデオ 資料・ 使用媒体 2.実物の野菜(白菜・キャベツ・ブロッーコリー・ほうれん草・小松菜・長ネギ・ ふきのとう・きゅうり・大根・にんじん・レタス) 果物(夏みかん・グレープフルーツ・柚・金柑) ビデオ視聴と保育士による説明 実施内容 実際に野菜や果物に触れる 送迎時間に保護者が見られるように数日展示 野菜や果物が畑で栽培されているビデオを真剣に見たり、話を聞いていた。初めて見る環境 参加者の 反応・様子 (畑の様子・野菜、果樹の生る様子)に驚いていた。実際に野菜や果物を自由に手に取る時 間を設けると、なでたり根を触ったり、匂いをかいだりして、それぞれに香りがあることを知り、 喜びあっていた。保護者も送迎時に展示された野菜や果物を見て、子どもと話したり、保育士 に質問するなど関心を持っている姿がみられた。 ビデオ視聴後も展示してある野菜や果物に触れ、友だち同士で感じたことを言い合うなど、 結 果 身近な果物や野菜に更に関心をもつようになった。また、それぞれの作物がどのような場所 で、どのように栽培されているかを知ることができた。取り組みがきっかけとなり、苦手な物も 口にしようとする気持ちが更に強くなってきている。 畑とはどのような所かあまり知らない子どもたちにとって、ビデオ映像で畑や果樹を見られた ことや、映像で取り上げられた野菜や果物が園に届き直に触れられたことが、良い経験にな 評 価 ったと思う。ほとんどの子どもたちは、大根やにんじんが土の下で育つことや、柚や夏みかん がどんな木になっているのかを初めて知ったようである。このような機会も大切にしていきた いと改めて感じた。 備 考 今回は冬の野菜や果物が主だったので、次回からは、季節ごとに種類を変えて紹介・展示し (今後の予定等) ていきたいと思う。また、実物に触れる機会も大切にしていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 141 寿能保育園 食育の取り組み事例 5歳児・くじゃく組 収穫したなすとトマト 収穫したサニーレタスとなす 142 3歳児・ 4歳児・ 5歳児合同の食育活動 ビデオ視聴の様子 給食時、野菜・果物を展示している様子 野菜・果物に触れている時の様子 143 園 名 :大和田保育園 担当者名: 渡邉 由梨 連絡先 :(683)2536 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 112 食への興味や関心を深める 野菜マフィンの実演 包丁やその他の調理器具の使い方を知らせ、おやつを作る工程を見せる事で食に興味をも てるようにする。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 全園児 家庭での手作りの実態が少ない為、ままごとあそび等も発展がない。 渡邉 由梨・関 みゆき 平成24年12月18日(火) 10:00∼ ホール ○泡だて器・ボール・包丁・まな板・フライパンなどを使用して作る。 資料・ ○日常的に家庭で使用することの多いフライパンをあえて使い、そこに水をはり 使用媒体 蒸し機として使う。 食材を切るところから始めて、材料を混ぜてアルミカップに入れ蒸す所まで実演 実施内容 する。 おやつ後、子ども達全員に出来上がりを見せる。 包丁で切っている様子など身を乗り出しながら見たり、調理器具を見せると知っている物に対 参加者の しては、自信を持って答えたりし興味津々な様子がうかがわれた。アルミカップに入れた食材 反応・様子 や、蒸し上がった食材をクラスごとに見せに行くと、「ふくらんだね」「いいにおいがするね」な ど違いに気づいた子や、「僕も家で作れそう」と意欲にあふれている子もいた。 ままごとの中で野菜などを包丁で切る姿が多くみられるようになった。5歳児からは「お家で 結 果 作ったよ」という声が聞かれた。 給食のメニュー好きなものランキングに入り、子どもたちにとって身近なものになった。 乳児クラスには難しい内容だったが、幼児クラスはこれをきっかけに、ままごとの様子が変わ 評 価 ったり、野菜マフィンを身近なメニューに感じられるようになった。 家庭で母親と一緒に作っ子もいたので、このような機会を増やしていければ保護者への発信 もできるのではないかと感じた。 備 考 (今後の予定等) 実際に給食に出るおやつを再度作ってみて、2回目の簡単レシピを保護者に配布する。 家庭と子どもとの食の関係を深める発信をする。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 144 (1回目は配布済み) 園 名 : 七里保育園 担当者名:菅野 由香里・関根 三奈 連絡先 : 048(685)2717 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 113 バランス良く食べる事の大切さを知らせる。 色々な食べ物を食べて元気な体を作ろう! 赤・黄・緑の食材を分類し、バランス良く食べる事の大切さを知る 対象年齢 3,4,5歳児 取 り 組 み 給食の食材には興味を示すものの、「体を丈夫にする」「力をつけ 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 る」などの役割やバランスを考えた献立とは知らずにいた。 食育担当保育士 平成25年1月31日(木) 10:30∼11:00 保育園 ホール ・食材のグループ別けボード ・手作り人形 色分けした食材が書いてある絵を子ども達が色塗りをし、その絵を 用いて4つの色、それぞれの役割を伝える 子ども達が日ごろ食べている身近な食材をテーマに、4色のグループの中に どんな食材があるのか絵を見て確認しあうなど、子ども達の参加型の集会だっ たので、楽しんでいた。 それぞれの役割が分かってくると興味も増し、バランス良く食べる大切さを感 じたようだった。 集会当日の給食のメニューから4色のグループがどの料理に入っているか、子 ども達と確認しあった事で、「元気がでた」「筋肉になった」と喜んで食べる 様子が見られた。いつもよりも給食の食べが良かった。 実施内容 参加者の 反応・様子 結 果 評 価 備 考 (今後の予定等) 給食の中のひとつ一つの食材は、体を丈夫にしたり、力をつけるなどの役割が あり、バランスを考えた献立が毎日考えられているという事が、今回の取り組 みを通じて理解できたようだ。献立や食材の役割に関心を持てる良い機会とな ったように思う。家に帰って、「お父さんやお母さんにも教えるんだ。」と張 り切っている子もいた。 身近な食材を通して分類に興味、関心がもてるようになったので、バランスゴ マにつなげていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 145 146 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 片柳保育園 原田千恵子 (685)4611 114 食材に触れたり、野菜の栽培を通して食に対する興味や関心を持つ 野菜を育てておいしく食べよう 野菜を育てることで野菜の生長過程を知り、食に対する興味を広げる 対象年齢 5歳児 取 り 組 み 去年の年長が野菜を育てていたことを覚えており、野菜作りに興味を示していた 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 5歳児担任 H24.5月∼12月 畑(園舎わき) 植物図鑑 プランター 野菜の育て方 野菜カード 使用媒体 実施内容 ミニトマト、ピーマン、ナス、カボチャ、サツマイモの苗を植えて栽培と収穫をする ニンジン、ダイコン、ラディシュの種をまき栽培と収穫をする 自分達で植え、水やりをして行く内に芽や葉が出て大きくなり実をつける過程を、畑に毎日 参加者の 反応・様子 見に行き、他のクラスまで報告に行く程、楽しみにしている姿がみられた。生長過程を観察画 にして描くことで 葉や茎に付いた細かい毛、葉の形や大きさの違いにも気が付き 図鑑で調 べる子もいた。収穫した野菜に触ったり 匂いをかいだりして喜ぶ姿がみられ、給食室で調理 してもらい、「おいしいね」と言って 野菜嫌いの子も笑顔で食べていた。 送迎時、「みてみて」と言ってお家の人と見に行き、生長を親子で楽しみにしている様子がみ 結 果 られた。他のクラスへの報告などにより、畑の野菜への関心が他クラスにも広まり 野菜を見 に行ったり虫探しをしたりと、多くの子ども達は自然に触れる機会が増えた。 野菜を育てるために水やりの大切さや収穫の喜び また実際に、生長を見たり触れたり 匂 いをかいだり等の経験をする事で、野菜への関心を高めることが出来た。野菜の栽培以外に 評 価 も そら豆やとうもろこしの皮むき、ブロッコリーの房調べなどをすることで 調理前の旬の食 材に触れたり、調理の過程に加わったことへの喜びがより一層 食への関心を高め食べる事 への楽しみに繋がった。 備 考 引き続き給食室と連携して 食材に触れる機会を作ったり おやつメニューのレシピを保護者 (今後の予定等) に紹介していき 食に対する関心を高めていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 147 148 園 名 :東大宮保育園 担当者名:加賀谷 麻衣 連絡先 :048(685)0601 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 115 マナーに気をつけ、楽しく食事をする 栄養士さんの話を聞き、食育について考えてみよう。 食事のマナーを知り、バランスよく食べよう。 対象年齢 5 歳児 取 り 組 み 献立名を知らない子、食材名を知らない子が多く、食にあまり興味、関心 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ がなく、出された食事をただ食べているという様子の子が多かった。 栄養士 福島先生 H24年 11 月 15 日 10:00∼11:15 H24年 11 月 20 日 10:00∼11:15 5 歳児保育室 野菜のおなか・野菜のアート・そのまんま料理カード・塗り絵バランスこま 使用媒体 反応・様子 ・季節の野菜を知ろう ・食器の並べ方を確認しよう ・料理を分類しよう ・バランスこまの説明 80 分という長い時間であったが、集中して話を聞き、問いかけに対しても積極的に 答えていた。特に食器の並べ方は毎日繰り返し行っている事なので、自信を持って 答えていた。 結 果 食育指導を受け、子ども達が食に関する知識を知り、理解することで、食に興味関 心を持つきっかけになった。指導後クイズ形式で内容確認するとどの子も自信を持っ て答える事ができ、頭に入っていた。 実施内容 参加者の 評 価 備 考 (今後の予定等) 今回の2日間の食育指導は大変良い経験になった。食育と言っても何をどうやっ て、子どもに伝えていけば良いのだろうと担任同士で話していたので、今回の福島栄 養士の食育指導を聞き、これからも今まで通りバランスこまを続けていこうと思った。 子ども達も興味を持って話をよく聞いていた。 子ども達が食の時間を楽しみ、興味、関心を持って食事ができるよう今後も心掛け ていこうと思う。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 149 150 園 名 :東大宮保育園 担当者名:加賀谷 麻衣 連絡先 :048(685)0601 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 116 体と食べ物の関係に関心を持ち、バランスよく食事をする。 バランス良く食べているかな? バランスこまの使い方を知り、食品の組み合わせを考えて楽しく食べる。 対象年齢 取り組み 5 歳児 料理名や食材名を知らず、食にあまり興味、関心がなかった。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 5歳児クラス担任 毎日の昼食前、おやつ前 保育室 さいたま市食事バランスガイド(バランスこま) 使用媒体 実施内容 参加者の 反応・様子 結 果 評 価 備 考 その日の当番が朝食、昼食、夕食のバランスこまを作成する。 初めの頃は、献立名が分からず「肉」というような答え方しかできない子が多かった が、少しずつ献立名を自信を持って言えるようになったり、各分類も自分で考えてで きる様になってきた。 主食、副食、主菜等の分類を理解し、バランスこまの使い方への理解が深まった。 自分や友だちの食事のバランスについて考え、「果物を食べた方がいいんじゃな い?」等組み合わせを考えられるようになった。 楽しみながら食育について勉強することができた。取り組み始めの頃は献立名、食 材名を知らない子が多かったが、今は家庭での食事の際にも、家の人に「これ何?」 と興味を持って食材を尋ねる姿が出できたとの報告があり、食に興味を持つきっか けになったようだ。 これからも継続していき、他クラスにも広めていきたい。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 151 園 名 : 七里東保育園 担当者名:阿部祥子 濱崎智子 連絡先 :048(683)3969 117 事例 NO. 目 標 野菜への興味を育て、食べる意欲につなげる。 タイトル トマトを育てよう ねらい 野菜の育つ過程を間近で見ることで、食物への興味・関心を深める。 対象年齢 方 法 5 歳児クラス 取り組み前の様子 給食に出てくる野菜を苦手とする子が多く、食物への興味がうすい。 実施者 5 歳児担任 日時 H24 年 5 月∼9 月 場所 園庭の花壇横 資料・ 使用媒体 実施内容 トキタ種苗・パンフレット トマトの苗を植え、育てる ・各グループに2苗ずつを子どもたちと担任で植える。ジョーロでの水やりもグループでや り、苗が伸びて大きくなっていく様子や花から実になっていく過程・色の変化に気付く姿が見 参加者の られた。実際に手に取り、触れることで、においや形を感じ、収穫を楽しみにする様子が見ら 反応・様子 れた。 ・苗が育ち、花が咲くにつれ、子どもたちの関心も強くなってきた。 ・実をつけ色づいてくると保育士や友だちに知らせ喜び合う姿が見られた。 結 果 ・トマトは苦手だが、収穫したトマトを給食で調理してクラスに出してもらえたので、食べるこ とが出来た。 ・自分たちが実際に育て収穫したことで野菜に興味を持ち、食に対する意欲も少しずつ広が った。 評 価 ・栽培することで植物を大切に育てる気持ちや野菜の成長を知る経験となった。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 152 園 名 : 春野保育園 担当者名: 峠 智子 連絡先 :048(686)6756 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 118 たべるって たのしいね わくわくクッキング 給食やおやつの調理方法を知り、食に興味を持つ。 対象年齢 2∼5歳児 取 り 組 み 毎日食材を回覧することで、給食に興味を持ち、「今日のメニューはなぁに?」と 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 聞いてきていた。。しかし細かく作り方まで伝える機会はなかった。 吉田 京子・木津谷 美智子・峠 智子 1回目/11月5日 10:30∼11:00 2回目/12月3日 10:30∼11:00 保育園ホール 食材 台所用品 絵本 ・調理実習 ・レシピを作り、自由に持ち帰っていただく。 ・実際に台所で使うものを使用したので、「おなべ!」「しってる!」などとたくさんの声が上が った。 参加者の 反応・様子 ・調味料をよく見ており、質問をすると簡単なもの(塩・砂糖)はすぐに分かり、酢は「すっぱい よ」とヒントを出すと分かった。 ・包丁やオーブントースター、カッセトボンベなど目で見て危ないと思うときには、より真剣に見 入っていた。 ・給食のメニューより、おやつのメニューのほうが喜んでいた。 結 果 ・その日に出されたサラダを減らす子はいなかった。(5歳児) ・一つのメニューに複数の材料や調味料が入っていることを知った。 ・子どもたちにとって身近な台所用品を利用し、実際に調理したことで、園でも家庭と同じよう に給食を作っていると分かったようであった。給食がより身近なことに感じたのではないか。 評 価 ・食材を混ぜる時ステンレスのボウルを使ったため、子どもたちに見えなかった。次回は透明 のボウルを使用する。 ・こういった保育士の働きかけにより、子ども達が食事に対して興味を深めていく様子が見ら れたので、今後もいろいろな方法で継続していきたい。 備 考 (今後の予定等) 2回実施したが、2月に3回目を予定している。 壁新聞にて保護者へ報告する。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 153 154 園 名 :上落合保育園 担当者名:片倉桃子 野口満子 連絡先 :048(852)1587 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 119 野菜を育て、収穫して食べることにより食への関心を深める。 みんなで野菜を育てよう 野菜の生育に興味をもち、水やりなど世話をしながら関心を持つ 対 象 年 5歳児 齢 取 り 組 み前の 野菜の実り方、どこから芽が出てくるのかがわからない子がいた 様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 担当者・5歳児 5月上旬∼10月下旬 園内の畑 野菜の栽培の本 使用媒体 畑の土づくり、ミニトマト・ピーマン・なすの苗、落花生・おくら の種をま 実施内容 参加者の 反応・様子 き、当番が順番に水をあげ、収穫する。 畑作りは、グループごとにわかれ、肥料をまぜ耕し苗を植える。種からまいた落花 生・おくらはどんなふうに芽がでてくるか興味津々だった。 結 果 育てた野菜でミニトマト・なす・ピーマンは良く実り、クラスみんなが収穫できました。 ピーマンとなすは調理室で調理してもらい、給食の時に出してもらうと、苦手な子ども が「おいしいね。」と言い食べていた。 評 価 畑作りの時、男子は土の中にいる虫に興味をもってしまったが野菜が生長するにつ れ関心をもつようになり、実のなり具合を子ども同士で見合ったり、保育士に報告に きたりしていつが食べごろか関心をもっていった。 備 考 給食室との話し合いをもち、食材にふれたり手伝いをしながら、食に対する関心を深 めていきたい。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 155 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 大戸保育園 利光 美幸 (853)2410 120 子どもや保護者に食育を推進していく さつま芋「知る・触る・見る・食べる・描く・作る」 さつま芋の栽培だけでなく、さつま芋をあらゆる角度から捉えることにより、食に興味や関心 を持ち、身近なものに感じる。 対象年齢 年中・年長・保護者 取 り 組 み さつま芋・じゃが芋・里芋などの区別がつかない子がいた。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 使用媒体 芋が土の中でどのようになっているのか知らない子もいた。 年長担任 5 月・10 月・11 月・12 月 大戸保育園 ・ 畑 (園外 ・ 園内) 絵本 「芋」 (さつま芋・じゃが芋) 5 月さつま芋の苗植え・水やり 10 月さつま芋のつる切り、収穫、試食(家庭で) 実施内容 11 月さつま芋の観察画(絵の具) 12 月さつま芋のつるでリース作り 壁新聞作成 年 5 回 5 月、さつま芋の苗を見て「ヒョロヒョロ∼」と驚く。水やりを行うがどんどん枯れていく姿を見て 参加者の 反応・様子 「たいへん!」と心配していた。緑の芽が出始め「やった∼」と生長を喜ぶ。10 月、収穫「でぶ 芋みつけた」と喜び「シチューに入れたよ」「おいしかった」と口々に報告。11 月、さつま芋を見 ながら観察画。じーっと見て。「毛が生えてるね」と発見。12 月、自分でカットしたつるでのリー ス作り。壁新聞を掲示しながら保護者にも、子ども達の様子を伝えていった。 さつま芋を皆で育てながら、絵本等の情報を通して「水をあげすぎたらいけないんだよね」と 結 果 水やりの仕方も気にしていた。食べるだけでなく、さつま芋を通して見たり・触れたり・描いたり 作ったり、そして絵本からの情報を得たりと色々な経験ができ、さつま芋に愛着が湧いてき た。収穫したさつま芋は「何日かお日様にあてると美味しくなるんだよ」と知ることもできた。 保育園の畑のさつま芋は自分達が収穫するものではなく、小さい子(0 才、1 才、2 才、3 才、 評 価 一時保育)達のためのものだったが熱心に育てている姿に優しさを感じた。「さつま芋」という 1 つの野菜を通して、育てることの難しさをしった。また、五感を通して色々な経験をすること ができ、最後には芋のつるも無駄にせずリースに変身させ、エコにも繋がったと思う。 備 考 (今後の予定等) ・栽培中(ブロッコリー・人参・チュウリップ(各自のもの)ブロッコリーは秘密の苗。と子どもた ちには伝えてあり何ができるか楽しみにしている。 ・保護者向けには、献立のレシピを出している。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 156 園 名 :下落合団地保育園 担当者名: 矢部 裕子 連絡先 :048(832)9167 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 121 食への意識を高める。 野菜の色々なーに? 素材に興味を持ち、食物への関心を深める。 対象年齢 3∼5歳児 取 り 組 み 食物の元の形を見たり、切り口を見る機会が少ない。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 使用媒体 保育士 1月 25 日 ホール じゃが芋・里芋・さつま芋・はっさく・ゆず・みかん・いよかん・いよかんの葉 パプリカ(赤・黄) ・一部分だけ見せ、食材を当て、何の料理に入っているか考えてみる。 実施内容 参加者の 反応・様子 ・クラスごとに分かれ、食材を触ったり、においを嗅いだり、切った様子を見る。 野菜当てクイズを行ったので、楽しく学ぶことが出来ていた。 目の前で切って見せたことで、いつもと違う様子に興味がわいていた。 調理前の形を見たり、触ったり、においを嗅いだりしたことで、興味を持ちながら芋・柑橘類の 結 果 違いが分かった。 後日の給食に興味が持てていた。 ・芋の種類は分かりやすく、料理の名前もよく知っていた。 ・全体で集まった後にクラスごとに話をしたので分かりやすかった。 評 価 ・1回のみの取り組みだったので、継続することでもっと関心を持つことが出来ると感じた。引 き続き、取り組めるよう考えていきたい。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 157 園 名 :鈴谷西保育園 担当者名:須田・森・奥山・畑 連絡先 :048(853)7755 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 122 ・食材や調理の仕方に興味や関心を持つ。 「食材マジック!! こうなっちゃうの∼!?」 ・食材にはいろいろな切り方がある事を知る ・ごまをする体験をしたり、食材に触れる ・小松菜の収穫を喜ぶ ・アジ、タラについて興味をもつ 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 日時 場所 資料・ 使用媒体 全園児(0歳∼5歳児) 誕生会メニューで人参の星形型抜きを見て「どうやってるの?」という声が聞 かれ、切り方に興味を持っていた。 食育担当者+給食委託業者チーフ 平成25年 2月 5日 (火) ホール 〈食材〉 小松菜 〈道具〉 包丁 ひじき まな板 人参 お皿 アジ コンニャク すり鉢 すりこぎ ごま 星形型抜き アジ・タラのコピー写真(実物大) ・小松菜の収穫 実施内容 10:00∼10:45 ・ひじきが水でもどる様子を見て乾いた物と比べる ・人参の千切り・いちょう切り・星形、コンニャクのたづなができる様子を見る ・アジ・たらの話と大きさ比べ ・アジの三枚おろしの様子を見る 千切りや星形に抜かれた人参を見たり、コンニャクのたづなができる様子を見ると、子ども 参加者の たちから「おー!!」 と歓声と拍手が沸いた。又、魚を三枚におろす様子を見ていた2歳児から 反応・様子 は「かわいそう」という声が聞かれた。コンニャクやごまをすった後の臭いを嗅ぎ、「くさい」「い いにおい」と言う驚きの声が聞かれた。 ・いろいろな食材の形が変化する様子を見て驚き、様々な切り方があるという事を伝える事が 結 果 できた。 ・実際に触れたり、嗅ぐ事で、食材に対する興味や意識が強まった。 ・体験する事でより深く意識付き、思っていた以上に子どもたちの反応が良かった。 ・当日の給食食材であるタラの実物コピー写真を作り、大きさ比べをした事でより印象が 評 価 深まった。その結果、給食中はタラの話で盛り上がったり、残さず食べていた。 ・使った道具や切った物を展示した事で、お迎え時は子どもから働きかけて説明したり、親子 の会話が多く聞かれ、保護者を含め関心も高められた。 備 考 (今後の予定等) ・食べっこボード(今回の様子を写真付きで詳しく掲示)の充実。 ・今後も給食室と連携し、継続していく。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 158 159 160 園 名 : 鈴谷東保育園 担当者名:岡田・神藤・栗原・小山 連絡先 :048(855)1034 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 123 食への興味・関心を持つ 食育劇 『えいようせんたい しょくレンジャー!』 ・赤、黄色、緑の食材の分類と役割を知る ・食材について知ることで、色々なものを食べてみようとする 対象年齢 1∼5歳児 取 り 組 み 5歳児は、食材の色分けをボードと絵カードを使って行なっていた 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 食育担当保育士 平成 24 年 9 月 12 日(水) 9:50∼10:10 ホール ・食材と3色のなべのパネルシアター ・食レンジャーの衣装 ・参考資料 『えいようせんたい しょくレンジャー』 久住 卓也 ポプラ社 ・職員が食レンジャーに扮し、赤、緑、黄色に分類される食材の紹介をする ・各色の食材の役割を伝える ・職員がお面や衣装を着け、食レンジャーになって登場したことで、興味を持って見ていた 参加者の 反応・様子 ・「朝ごはんは食べてきたかな?」という職員の声かけに対して、子どもたちから沢山の反応 が返ってきた ・食レンジャーが食材のパネルを色ごとに分類しているのを見て「○○も緑のなかまだよ」と 子どもたちの方からも、食材の名前が出てきた ・昼食時「野菜は緑レンジャーだよね」「とうふは白いけど、赤のなかまなんだよ」という言葉が 結 果 子どもたちから出てきた ・「これを食べたら、○○ちゃんの体の中に黄レンジャーが来てくれるよ」と保育士が声をかけ ると、苦手なものも食べてみようとする子もいた ・食材の分類をその役割については、難しい部分もあったと思うが、食レンジャーがパネルを 見せながら話したことで、3・4歳児クラスの子にもわかりやすかった思う 評 価 ・子どもたちが食べ物に興味を持ち、食べることを楽しむきっかけの一つになった ・今回の食育劇をするにあたり、栄養という面から食材を捉えたことで保育士自身が食べると いうことについて改めて意識をする良い機会となった ・今後も食材についての関心が高まるよう、各クラスの年齢に合わせた取り組みをしていきた 備 考 い (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 161 162 園 名 : 八王子保育園 担当者名: 加藤 みどり 連絡先 :048(855)4700 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 124 お米作りから食への関心や興味を高める お米を作って食べよう 自分たちでお米を育て収穫し、食べる喜びを味わう 対象年齢 5歳児 取 り 組 み 昨年度の5歳児がお米作りに取り組んでいる姿を見、楽しみにしていた。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 5歳児担任 平成23年5月∼11月上旬 事務所前(米作り) 園庭(脱穀・もみ取り) 資料・ 使用媒体 実施内容 苗植え(発泡スチロール箱を使用)雑草取り ・ 稲刈り ・ 脱穀 ・ もみ取り お米を食べる ・田植えは泥の感触を楽しんでいた。 参加者の 反応・様子 ・水やりは欠かさずやり、お世話をしていた。 ・脱穀は牛乳パックを使い、徐々に要領よく行うことができた。 ・すり鉢でお米のもみ取りでは、「摺る→息を吹きかけ飛ばす」の作業を繰り返し楽しんでい た。 ・田植えから収穫、そして、食するまでの様々な過程を経験する事ができた。 結 果 ・食卓に上がるまでに過程を知ったことで、ご飯の粒をつまんで残さずに食べる姿がみられ た。 ・食べるものを大切にし、自分たちで育てたという嬉しさを実感できた。 ・お世話をし、生長する姿を毎日目にし、食への興味関心を一層深め、感謝の気持ちで「いた 評 価 だきます」「ごちそうさまでした」のあいさつができるようになった。 ・苗の中におたまじゃくしを入れ、大きくなって蛙になり、その成長も楽しめた。 ・昨年より生育状況が良く、収穫も多かった。(定期的に肥料を入れた) 備 考 (今後の予定等) ・4歳児は田植えの経験をし、共にお米の生長を楽しみにしていた。来年度へつなげていきた い。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 163 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 NO. 125 目 標 子どもたちが興味を持って 楽しく集会に参加する。 タイトル 大久保保育園 小日向 愛 048(854)8818 栄養戦隊タベルンジャー 栄養素について興味関心を持つ。苦手なものを少しでも食べてみよう!という気持ちを持って ねらい もらう。 対象年齢 0∼5歳児 取 り 組 み 簡単に栄養素の話をする。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 食育の担当(保育士) 平成24年7月18日(水) 12月14(金) ホール 絵本 えいようせんたいしょくれんじゃー(服部栄養料理研究所) 使用媒体 ホールにて赤・緑・黄レンジャーが食べ物の栄養素のことや風邪を引かないた 実施内容 めの手洗い・うがいのことを分かりやすく説明をする。 子どもたちは赤・緑・黄のタベルンジャーが出てきて盛り上がる。好き嫌いをする子が好きな 参加者の スキキラー(キャラクター)が出てくるとますます、盛り上がっていた。 反応・様子 簡単に分かりやすく劇にしたことで特に幼児組ではその後給食の前に赤・緑・黄の栄養素に 結 果 ついて質問をすると答えたり興味が持てた様子。集会後、手洗い・うがいの仕方を気にしてい る子も多かった。 栄養素について、劇にしたことで小さいクラスから大きいクラスの子まで、興味を持って見ら れることが出来て良かった。 評 価 タベルンジャーを通していろいろな栄養素があるということを少しでも興味を持ってもらえるこ とができて良かった。 備 考 懇談会の日などに集会をして保護者も参加できるようにする。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 164 165 園 名 :大久保保育園 担当者名:小日向 愛 連絡先 :048(854)8818 事例 目 標 タイトル NO. 126 食育新聞を通して保護者に発信する。 食育新聞 保護者の方に保育園での食育についての取り組みや食事についてのアンケートをしてもらっ ねらい たりと、‘食’について発信する。 対象年齢 保護者 取 り 組 み 家庭での食事の様子が見られなかった。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 参加者の 反応・様子 食育担当(保育士) 年5回 各クラスに掲示していく。(約2週間掲示して次のクラスへ回す。) 食事バランスガイド 柿 皮むき器 夏野菜 家での食事についてアンケートをとり、統計を取って新聞にする。 年長が育てた野菜や柿を干し柿にしたことなどを食育新聞にした。 新聞として掲示したことで保護者の方から‘今年はいろいろな取り組みをしているんですね。’ という声を聞かれたり送迎の時にじっくりと見られる方も多くいた。 家での食事のことを新聞にしたことでどのように感じたかをメモ書き無記名で書いてもっらた がその中に、‘他の家の様子が見られて良かった。’や‘もっと工夫してみよう’という意見も寄 結 果 せられ、食事について興味をもってもらえて良かった。また、園での取り組みの様子も新聞を 通して伝えられて良かった。 目標としていた掲示の日時を過ぎてしまったこともあったが保護者の方にも食事について大 評 価 切なことを伝えることが出来たし保育園での取り組みを伝えることが出来て良かった。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 166 園 名 :田島保育園 担当者名:斉藤・宮尾 連絡先 :048(862)3425 事例 目 標 タイトル NO. 127 食事への関心や興味を高める。 「おいしく食べよう。」 エプロンシアターを使って、食べ物の味を知り、様々な物をバランス良く食べる大切さを知ろ ねらい う。 食べるためには歯が大切なことも知ろう。 対象年齢 0歳児 1歳児 取 り 組 み 0歳児・・・好き嫌いがはっきり出てきて嫌いなものは口にしない。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 1歳児・・・個人差はあるが、給食をよく食べている。 斉藤理絵 平成25年2月18日(金) 10:00∼10:20 1歳児保育室 食育エプロン「味覚を育てる食育エプロン」<味覚/歯と口の衛生> 使用媒体 実施内容 参加者の 反応・様子 手遊び「大きくなったら」 エプロンシアター 手遊びは小さい子にとって楽しいものであるため真似をしてよく見ていた。 プロンシアターでは、男の子の顔が味によって表情を変えるので同じような表情をしたり、集 中して見ている。 0歳児・・・まだ話の内容を理解しておらず、変わらない姿が見られるが、エプロンシアターは よく見ていた。今後好き嫌いを無くして行きたい。 結 果 1歳児・・・いつもは苦手なリンゴなどを家で食べたり、食後のうがいなど、子どもからやりた いという意見が出てくる。 0歳児・・・楽しんで見る事により、食に興味を持てたように思う。 1歳児・・・本来の内容から少し変え簡単な内容にしてみた。 評 価 保育士が食事中に「さっきのお話に出てきたね。」などと言うと、一人の子が食べ始めた。 見ていた他の子も食べてみるなどの様子が見られた。 うがいなども保育士の様子を見て「真似をしたい。」と自然にやり始める姿があった。 備 考 全園児を対象とした食育劇を予定。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 167 168 園 名 白鍬保育園: 担当者名:鈴木 美智子 連絡先 :048(854)5539 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 128 食への関心を深める らいおん組が育てたスイカを保育園のみんなで食べたい! スイカおいしかったよ!! 自分たちで野菜を育て、収穫し食べるという経験を通して食に関心をもつ 対象年齢 5 歳児 取 り 組 み 野菜はスーパーで売っているものとしか認識かなく、野菜が苦手な子も多かった 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 5 歳児担任・庁務・調理担当 6 月から 8 月の野菜最盛期 園舎西側花壇・南側花壇 ミニトマト・ナス・スイカ・ゴーヤを苗から育てる ・水やりをしながら生長する様子を観察する 実施内容 ・生長した野菜を収穫し全クラスに見せた後、給食室で調理してもらい昼食と一 緒に味わう 小玉スイカが 8 個収穫でき、子どもたちの前で切ってみんなで味見する。包丁を入れて赤い 参加者の 反応・様子 中身が見えると「本物のスイカだ!!」と歓声が上がる。甘みが薄かったがスイカらしい味が し「おいしいね」と喜んで食べていた。他のクラスにもおすそ分けし「ありがとう、おいしかった」 と声をかけてもらいうれしそうだった。 暑い中、一所懸命水やりをした甲斐あってスイカの他にもナス、ミニトマトもたくさん収穫す 結 果 ることができ、家にも順番に持ち帰って保護者に調理して食べてもらえた。 春に植えた苗に水やりをし日増しに生長する様子を観察することができた。 大きく育ったスイカを子どもたち自身が収穫し目の前で切り分けるとスイカが苦手な子も 評 価 「おいしいね」と食べていた。 庁務員に栽培の指導、援助をしてもらい給食室でまな板等借り園全体の協力のもと取り組 むことができた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 169 170 園 名 :西堀保育園 担当者名:宮本、上保 連絡先 :048(865)0271 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 129 様々な行事食に触れてみる。 様々な行事食について 様々な行事食に興味を持つ。 対象年齢 0∼5歳児 集会準備中「スーパーで見たことある」との声は聞かれるものの、実 取り組み前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 際何かは知らない子が多かった。 宮本、上保、各クラス担任 平成24年5月2日 ホール、各クラス 実際の柏餅、よもぎ餅、すあま、しょうぶ等 使用媒体 集会内で、由来と共にクイズ形式で紹介する。又、各クラスで実際触 実施内容 れてみる。 集会内で紹介した後、実際に触れられる様各クラスに回す。「スーパーで見た!」と話した 参加者の り、実際に手に取ったり、においを嗅いで「くさい!」と友だちと嗅ぎ合う姿も見られた。 反応・様子 お迎えの時間にも展示しておくと、子どもがお迎えに来た保護者に「これ嗅いでみて!」「帰 りに買おうね。」と話す姿もあった。又、休み明けに「柏餅食べたよ。」等の言葉も聞かれた。 結 果 触れる機会が少なくなってきた行事食に実際触れてみる事により、興味を持ってくれ身近に 評 価 備 考 感じてくれたようで良かった。又、子どもから保護者に伝える姿もあり良かった。 七草粥の七草の紹介 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 171 172 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 上大久保保育園 川俣 容子 048(855)4801 130 食べ物に関心を持ち、何でも食べてみようとする 給食には何が入っているかな? 栄養士の話を聞き、色々な食材に関心を持ち、何でも食べてみようとする意欲につなげる。 対象年齢 3 歳児 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 栄養士 3 歳児担任 平成 25 年 1 月 30 日(水) 3 歳児室 当日の食材(里芋・人参・長葱・カジキマグロの切り身) カジキマグロの絵(栄養士作成) 当日の食材を見せて、名前を当てる。 元気になるために、食べることの大切さを伝える。 給食配膳後、実際の食材を見せて給食の中に入っているものを確認する。里芋の皮付きは 参加者の 反応・様子 初めて見る子が多いのかわからなかった。カジキマグロの切り身は知っている子も多かった が、栄養士の描いた絵を見て「え∼」とびっくりしていた。その後、給食を食べているときに「お いしいね」「体があったかくなった」などと友だち同士で話しながら食べていた。 人参や長葱は目にしたことがあるが、里芋のように皮付きを目にしたことがない子が多かっ 結 果 たので、知る機会を作ることができ良かった。また、給食を作ってくれている栄養士からの話 だったので、嫌いなものでも食べてみようかなとする姿も見られた。 給食を作ってくれている栄養士が話をしてくれたことで、食材に関心を持つことで、食べてみ 評 価 ようとする意欲につながった。また、栄養士との交流ができ良かった。(今年度から給食委託 に替わった)作ってくれる人の顔が身近になり親しみが持てた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 173 174 園 名 : 岸町保育園 担当者名: 中島・池末(調理員) 連絡先 : 048(822)3010 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 131 保護者に給食への関心を持ってもらう 子どもたちの人気メニューレシピ レシピを通じて子どもの食べている給食に関心を持ち、食に興味をもってもらう 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 全園児 給食展示を見てくれていたが、保護者と給食室との接点はあまりなかった。 保護者がどんなことに興味をもっているのか、わかりづらかった。 調理員 平成24年5月 ∼ 平成25年3月 入口脇廊下の棚 給食のレシピ 写真 毎月6種の人気メニューレシピの掲示(写真つき) 実施内容 参加者の 反応・様子 配布用レシピの作成 毎月平均40枚参考にしてもらうことが出来た。 保護者からリクエストをもらうこともあり、好評だった。 「このメニューはおいしいからレシピもらって」など、子どもと保護者がやり取りする姿が見ら れ、給食の共通話題で会話が豊かになっていることを感じる。 結 果 「家に帰って実際に作ってみました」と保護者の声を聞き、給食、食への関心が高まっている ように思う。 展示と共にレシピを掲示することにより、給食に関する親子の会話が増え関心を持ってもら うことが出来た。 評 価 給食室に立ち寄り声を掛けてくれる子どもたちや保護者も増え、調理員との関係が近くなっ たように思う。 備 考 今後も身近な給食室として、ニーズに合った情報、知識を発信していきたい。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 175 人気メニューを 写真で紹介! わかりやすい レシピを作成 176 園 名 : 本太保育園 担当者名: 島村 洋子 連絡先 :048(882) 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 3561 132 ハローウィーンを楽しむ ハローウィーン かぼちゃの大きさ、重さ、種の様子を知る。 対象年齢 3歳以上児 取り組み 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 かぼちゃをくりぬき、ハローウィーンにして飾る。 5歳児 平成24年10月29日∼平成24年10月31日 5歳児保育室 資料・ 使用媒体 ハローウィーン専用かぼちゃと西洋かぼちゃの大きさや重さをはかり、比較して 実施内容 みる。又ハローウィーン専用のかぼちゃの種を集め、数当てクイズを行う。5歳 児が種の数を数え掲示発表する。 子供たちは飾られたかぼちゃをみたり、かぼちゃの中にランタンを入れたので、夕方のお迎 参加者の え時には、目、鼻、口が光り保護者は写真を撮ったりして楽しんでいた。又種当てクイズには 反応・様子 ほとんどの保護者が参加をしてくれた。親子で相談したり、かぼちゃに触っていた。 かぼちゃの大きさや重さは、実際触れることで実感できていた。種当てクイズには5歳児の 結 果 女児が参加することで、以上児クラスのみならず、ほとんどの保護者が参加してくれた。親子 や保護者同士で、゙種の数当での話題で盛り上がった。 最初は以上児のみで行う予定になっていたが、種当てクイズには5歳児女児が興味を示 し、保護者に声をかけ、用紙を配るなど進んで行い、保護者を巻き込んだ園全体のイベントと 評 価 して楽しむことができ、園全体の一体感を感じることができた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 177 先日、園長先生が大∼きなハロウィンかぼちゃをもってきてくださり、中からたくさんの種 が!!そこで園長先生から「種がいくつ入っているか、グループごとに考えてみてね」とひまわ り組にお題がでました。グループごとに話し合い、68個、70個、101個など様々な意見が 出ました。また、保護者の方々のご協力と、献身的な受付ガールたちのおかげで、たくさんの種 予想がひまわりの部屋の前に並びました。 そしていよいよ結果発表の日!種はひまわり 組の子ども達みんなで、ひとつひとつ数えまし た!1,2…50…100、「まだまだあるね ∼。」…200個。 「まだたくさんある∼」 (だん だん数え疲れてきている子ども達)…250個、 入れていたお椀の底が少し見え始めてきまし た。 「もう少しだ∼!」286,287…288 ∼!!「わ∼!(拍手)」「フゥー↓(数え終わ った∼)」 グループごとの予想よりも大きく上回ってい て、その多さに子ども達も驚いていました。 すぐに園長先生に報告に行き、皆さんに書い ていただいた種予想を見て、だれが一番288 個に近いかを探しました。 (なんと!○○君ママ 286個とニアピン賞!!) そのあと、みんなで種を一つ一つボンドでつ け、288と種文字をつくりました!みんな意 外と?几帳面で、もっとバラバラにつけるかと 思いきや、丁寧に向きをそろえて貼りつけてい ました。周りに折り紙で作った、それぞれ表情 の違ったかわいらしいかぼちゃも貼り、部屋の 前にドド∼ン!と貼り出しました。 今回のことで、数に対する興味を持つきっかけとなったり、また、大きなかぼちゃに触れ、匂 いをかいだり(「昨日はかぼちゃの匂いだけど、今日はスイカの匂いがするー!」なんて発見も。 同じ瓜科だから?!)することができ、とても良い経験となりました。そして、自分達から気付 いて自主的に、種当てクイズの受付をしてくれて、ペンが足りないからと事務所にもらいに行っ たり、紙を窓に貼ってくれたり「触らないでね」の注意書きまで!(笑)決してこちらから頼ん だことではなく、自分達から気付いてやってくれたことを、嬉しく感じました。 178 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 133 「食」についての関心を深める あさ・ひる・よると一日 3 食 バランスの良い 食事をしよう パネルシアターでバランスゴマの話を聞き、食事の大切さを知る 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 領家保育園 緑川 佳代 048(831)4378 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 1∼5 歳児 朝食を食べてこない子がいる 食育担当 平成 24 年 11 月 14 日 10:00∼ ホール バランスゴマのパネル 食べ物の絵カード いないないばあのパネルシアター 食育集会 1 歳児はパネルシアターだけをみて退場する。2∼5 歳児がバランスゴマの話を聞いたが、 参加者の 反応・様子 出てくる食べ物の名称を良く知っていて答えたり、バランスゴマに貼る場所も考えて発言して いた。 食育集会の様子は保護者向けに「食育だより」として貼り出したり、子どもが集会での内容を 家に帰って話をしたのか、朝ごはんとして何かしらを食べてくる子が増えたり、菓子パンやド 結 果 ーナツは主食ではなく、お菓子に入ることが認識できた。 バランスゴマの理解が年長児だけでなく他のクラスの子にも広がったが、小さい子にはバラン 評 価 備 考 (今後の予定等) ス良く食べる(いろいろな色の所に入る)ことは伝わったが、食べ物がどのゾーンに入るのか を伝えるのが難しいところもある。 1 月には 5 歳児は栄養士さんによる食育指導を受けました。 2 月にもバランスゴマを使ったお話と食べ物当てクイズの集会を行う ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 179 180 181 182 園 名 : 領家保育園 担当者名:太田智美 荒井富美子 連絡先 : 048(831)4378 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 134 「食」への興味を持つ 給食を通して食の楽しさ・おいしさを伝える 日々の食生活の楽しさ・おいしさを子どもと一緒に発見してみる 対象年齢 1∼5 歳児 取 り 組 み どの保育室へ行っても調理師を見ると「おいしいよ」とだけ連呼する 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 調理担当 昼食 ・おやつの時間 各保育室 給食 使用媒体 実施内容 晴れの日や行事食の盛り付けを工夫することで食を楽しみ・各クラスで話をする ことで食への興味を深める 「おいしいよ」のことばだけでなく、「このサラダ好き」「今日の魚は何?」「唐揚げを作って」 「残さずピカピカ」など具体的なことばが出るようになった。食器を給食室に下げることを手伝 参加者の いたい子や様子を見に来る子が増えた。ちょうど給食室が改修され、給食室内が良く見える 反応・様子 ようになったことも良かった。 給食展示の所に親を連れ、今日食べた物を説明する子・作って欲しいと話しかける子が増え 結 果 た。 3 歳未満児クラスとは食事時間が合わず、なかなか交流が取れないので関わり方を考える必 評 価 要がある。 日々の食事の際にゆとりを持ち、伝える側が工夫したり、語りかけることで子どもたちの給食 への興味も深くなっていっている。 備 考 食事は日々のことなので、続けていくことが効果に繋がる。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 183 〔5 月誕生会、こいのぼりの人参を飾りました〕 〔11 月誕生会、銀杏の人参を飾りました〕 〔8 月誕生会、お魚の人参を飾りました〕 〔ドラえもんスイートポテト〕 〔ベランダで星カレーおいしいよ〕 184 〔ハロウインドーナッツ〕 〔ミッキーゼリー〕 〔給食室なに作ってるの?〕 〔星カレー〕 〔十五夜、スープの人参を月とウサギにしました〕 185 〔野菜スタンプで、給食の先生ありがとう〕 園 名 :駒場保育園 担当者名:堀口 幸子 連絡先 :048(866)9200 事例 NO. 135 目 標 自分たちで大根を育て、収穫して食べる喜びを味わう。 タイトル 大根の収穫・切り干し大根作り・乾物実験 ねらい ・自分たちで育てた物を、収穫・加工する過程に、興味・関心を持つ。 ・食品の保存方法の一つ(乾燥)を知る。 対象年齢 取り組み 前の様子 方 法 5歳児 自分たちで育てた大根が、徐々にシワシワになっていく様子を見て「かわいそ う」と言って触れていたが、「食べられる」という事を伝えると信じられないと驚い ていた。 実施者 5歳児・5歳児担任(堀口幸子) 日時 平成24年12月26日(水)∼平成24年1月16日(水) 場所 5歳児室 資料・ 使用媒体 実施内容 インターネットで切り干し大根の作り方を検索した 冬野菜(大根)を栽培・収穫し、天日干しで切り干し大根ができるまでを観察。 他の乾物と一緒に水で戻し、その様子を実際に見たり触れたりした後試食する <大根の収穫>土の中から出てくる大根の大きさに驚いたり、「ねずみのしっぽだ」と形に興味 参加者の 反応・様子 を持っていた。保育士の足の横に大根を並べ、太さを比べる子もいた。 <切り干し大根作り>洗った大根を保育士が千切り、子ども達が天日干しネットに並べるが、 2、3日で乾燥が進み、「もやしみたい」「チリチリになっちゃった」と他クラスの子も興味を持ち のぞいていた。 <乾物実験>出来上がった切り干し大根の他に、ワカメ・昆布・高野豆腐も一緒にもどす。ワカ メの匂いを嗅いで、「海のにおいだ」、切り干し大根は「甘いにおいがする」「もとの大根にもど 結 果 っちゃったよ」と触る・嗅ぐ・観ると自分たちで試す姿が見られた。給食室で煮付けてもらい食 べるが、「おいしい!」と好評だった。水とお湯のどちらが早くもどるかも合わせてやってみた が、「お湯の方が早かった」と子ども達から声があがっていた。 今回の実践は、クラスの男児が収穫前に抜いた大根を展示。その大根がシワシワになってし まった事から、切り干し大根作り・乾物実験へとつながっていった。その中で、子ども達の素 直な言葉やつぶやき・驚きや興味・関心を持つ様子等があり、実践していて楽しさを共有でき 評 価 た。もう少し「乾物」が昔の人々の食べ物の保存方法の一つであったというところを詳しく伝 え、掘り下げていっても良かったかと思う。また、5歳児だけの活動にするのではなく、他クラ スと一緒に取り組む実践にして広げていければ良かったと反省する。また、安全面に配慮し ながら、調理器具に触れる機会を作れると良かったのではと思った。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 186 園 名 :浦和中央保育園 担当者名:柄沢 いくこ 連絡先 :048(822)2067 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 136 行事食の由来やなりたち・習慣を知り、食文化を伝える。 行事食の由来やなりたち・習慣を知ろう。 行事食の由来やなりたち・習慣を知り、興味関心を持つ。 対象年齢 3∼5歳児 取 り 組 み 行事食の意識は弱く、食文化に対して興味関心は薄い。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 3∼5歳児の各担任 行事食の出る日ごと(計11回) 3∼5歳児各クラス 行事食ごとに由来やなりたち・習慣をまとめた資料 使用媒体 実施内容 各歳時に応じて行事食の由来やならたち・習慣を担任が分かり易く話す。 以前から食に対して関心や意欲のある子が多かったこともあり、毎回、話に良く耳を傾けてい 参加者の た。なりたちについても子ども達なりに納得をしたり「なんで∼なの?」と質問する子もいた。 反応・様子 ひとつひとつの行事食について覚えるまでには至らなかった。しかし、毎月のように紹介を繰 り返し行っていくことで、給食時やおやつ時に説明を始めると配膳された中のどれが行事食 結 果 なのか探す様子やじっと保育士を見て話を聴く姿が見られるようになってきた。 保育士の話を聴く様子の変化から、行事に対する関心が高まっているように感じる。目標で 評 価 あった行事食の由来やなりたち・習慣を知る事が出来た。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 187 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 常盤保育園 野口 由紀 048(833)8730 137 事例 NO. 目 標 自分たちで野菜を育てることで食に対する興味・関心を持つ タイトル いろいろな野菜を育ててみよう(枝豆が大豆になるまで見てみよう) ねらい 野菜を育ててみることで野菜のできる過程を知り、食に対する興味を広げる 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 日時 5歳児 前年度、年長が野菜を育てていたのを見ていたことがある 5歳児担任 5月∼9月 方 法 場所 園舎のベランダにて プランターを使用 資料・ 使用媒体 野菜の種・苗を子ども達と一緒に植え、水やりを通して成長を楽しみ、野菜の収 実施内容 穫をする。枝豆はそのまま成長させ大豆になるのを観察する。市販の大豆も一 緒に観察する。 当番活動として水やりを行う。順番を楽しみにしながら、花が咲いたり、実がなったりする変化 参加者の を一緒に発見し楽しんだ。世話をする中で間引きをしたり、収穫時に実の中の観察をすると 反応・様子 成長の過程に驚きを見せていた。枝豆から大豆への変化には、実が大きくなったり、色の変 わる実に驚いていた。 自分達で野菜を育てたことで、実がなり食べられるようになるまでの過程を間近に見ることが 結 果 でき、食に対する興味が広がった。給食に同じ野菜がでると、話題にしたり、喜んで食べる姿 が見られた。収穫をずらし、観察したことで枝豆が大豆になることやオクラやゴーヤの種が大 きくなるのを見ることができ、変化に驚き、種からまた実がなることを考え理解してた。 野菜を育てることで、成長の過程を見ることができ、食への興味だけでなく、植物への興味を 持つ子も増えた。園庭で育てたことで、異年齢児も目にすることができ興味を示していた。枝 評 価 豆から大豆への変化を観察したことで、食べ物の変化の面白さ(枝豆・大豆・豆腐・納豆)に ついても関心を持つことができた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 188 園 名 : 東仲町保育園 担当者名: 屋宜 奈穂子 連絡先 :(885)9101 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 138 食べ物に興味を持つ 今日の給食に何がはいっているのかな? 食材・調味料を見たり、実際に触ってみたり、においを嗅いだりして興味や関心をもつ。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 5歳児 給食の中になにが入っているのか、食材の名前はわかっても何に使われている かまでは、わからなかった子が多かった。 5歳児担任 毎日 ひまわり組 給食 使用媒体 調理員が毎日、その日の給食やおやつで使用する、食材や調味料をかごに用 実施内容 意をしてくれる。 食材を実際に触ってみることで、「どっちが塩でどっちが砂糖かわからないね」「りんごがある 参加者の 何に入っているんだろうね。ジャムって何に入れるんだろうね。。おやつの蒸しパンかな?そ 反応・様子 れともカレーかな?」。「しょうがってくさいね」など友達同士での会話が弾んでいた。 年長組になって、見るだけでなく、実際に触ったり、臭いを嗅いだりすることで、給食により興 味をもってきた。かごの中の食材を保育士が「これなあに?」との問いかけに「キャベツ」「に 結 果 んじん」・・・・と答えたり給食の何に入っているのかな?「サラダにはいっている!」「お味噌汁 にはいっている!」と食材に興味をもってきた。「乾燥ひじきって固いね」。マカロニときな粉を 見て「今日のおやつはマカロニのきな粉和えだね」などおやつを連想する子もでてきた。 評 価 実際に食材・調味料を見たり触ったり、臭いを嗅ぐことで、興味や関心を持つようになり、給食 の中に何がが入っているかを意識するようになり、食べる意欲にも繋がってきている。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 189 園 名 担当者名 連絡先 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 下木崎保育園 山﨑隆子 048(887)6168 139 いろいろな種類のミニトマトがあることを知り、違いを観察する 6種類のミニトマトの栽培 ミニトマトにもいろいろな種類があることを知り、生長していく過程を観察し、違 いを楽しむ。 5歳児 対象年齢 ・ミニトマトに対してあまり関心がなかったが、お店で6種類のミニト 取り組み マトの苗を見て、興味を示していた。 前の様子 ・土いじりから取り組んできたことで、栽培を楽しみにしていた。 5歳児担任と5歳児 実施者 日時 方 法 場所 平成 24 年 春∼夏 園庭(プランター) 資料・ 使用媒体 参加者の 反応・様子 結 果 評 価 ・子どもたちとプランターに種類別の苗を植え、ミニトマトのそれぞ れの名前カードを作りプランターにつける。 実施内容 ・グループごとに水やりをしながら生長する様子を観察し、違いを 発見する。 ・生長したミニトマトを収穫し、皆で味わう。 ・毎日の水やりは、当番が進んで行っていた。 ・ミニトマトの形や色の違い、葉のでかたなど発見すると、周りの子や職員に 知らせていた。 ・育てる事の責任感が持てるようになったり、ミニトマトには色々な種類がある ことに気づき、色や形、味など五感で感じることができていた。 ・子どもたちから「トマトを作るのはこんなに大変なんだ∼。」という声が聞こえ てきたり、土作りから子どもたちと一緒に取り組めていたので、植物を育てる 事の大切さを理解し、食べ物の大切さも実感できたようである。収穫の表を用 意したことで、期待が持てたり、収穫後の土の根っこを取るなど来年につなげ られるように皆で責任を持って取り組めた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり 添付なし 190 191 園 名 : 針ヶ谷保育園 担当者名: 大島 彩 連絡先 : 048(824)3746 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 140 バランスごまを通し、バランスよく食べる事の大切さを知る バランスのよいメニューを自分で考えてみよう! 食器の並べ方や食べ物が体の中でどんな働きをしているのかについて知る 食事バランスガイドを知り、食事に対して関心をもつ 対象年齢 第1回 全園児 第2回 5歳児 33名 取 り 組 み 食器の並べ方や主食・主菜・副菜の交互食べの大切さについて伝えていたが、 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 使用媒体 自分で意識している子は少なく好き嫌いのある子も多い。 保育課 栄養士 福島雅子 第1回 平成25年 1月28日(月)10時∼ 第2回 平成25年 2月 5日(火)10時∼ *ホール *5歳保育室 食事バランスガイド(コマ)のぬり絵、色鉛筆 パネルシアター 食事バランスガイドのポスター ①食べ物に関するクイズ 実施内容 や働きを知る ②食器をどう並べているか ③栄養素別の分け方 ④一食分のバランスのよいメニューを考え、コマを完成させる (ぬり絵) 第1回では絵カードを使った食材や料理の並べ方のクイズがあり、積極的に手を挙げ楽し 参加者の 反応・様子 んで参加していた。バランスごまの話があり、その後にぬり絵の宿題がでたので、説明を思い 出しながら丁寧に塗ることができた。第2回ではより詳しい話があったが、興味をもちよく話を 聞いていた。食べ物を栄養素別(色別)に分けメニューを作る作業は、悩みながらも主体的に 取り組む姿が見られた。 バランスごまのぬり絵を通し、食品ごとの分類が分かり、体の中でどのような力になるかと 結 果 いうことが分かった。又、「バランスよく食べる=好き嫌いをせずに食べること」の大切さを知 ることができた。 パネルシアターやカード、ぬり絵を通し、子ども達が楽しみながら、バランスよく食べることの 評 価 大切さに興味をもち、学ぶことができた。食育指導があったその日の給食から、今まで食にあ まり関心をもてずにいた子も食器の並べ方を自ら意識する姿が見られた。 備 考 (今後の予定等) 年長保育室でもバランスごまのボードを作り、その日の給食のメニューはどの分類になるの か考えることができるように継続し、意識できるようにしていきたい。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 192 1 月 28 日 全園児でクイズに挑戦! 2 月 5 日 バランスよく食べるには? 自分だけのバランスごまを作ったよ。 193 141 194 園 名 :白幡保育園 担当者名:西 長谷川 連絡先 :048(863)8105 142 事例 NO. 目 標 身近かにあるいろいろな食べ物に興味や関心を持つ タイトル 食材を知ろう 子ども達はすでにカットして調理されている野菜や果物を食べる事が多いので、調理前のあ ねらい りのままの食材を見る事により、食べることに興味や関心を持ち、バランス良く食べることに つなげていく 対象年齢 3∼5歳 取 り 組 み 給食に出される様々な野菜・果物等カットされてでてくるので「何、これ?」と解ら 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ ない食材があったり、知らなくても当たり前という様子が見られた 食育担当 2 名 調理員 1 名 平成 25 年 8 月 1 日 ホール 冬瓜 まな板 包丁 使用媒体 実施内容 参加者の 反応・様子 冬瓜解体ショー 子ども達は、給食室から来た調理員の先生の話に対して興味を持って話を聞いたり、クイズ 形式のやりとりを楽しみながら、大きな冬瓜が切り分けられていく様子を良く見ていた。 冬瓜の名前を子ども達が覚えて、「これが冬瓜だよ」と会話をしながら食べる姿が見られた。 その後も様々な食材に興味を持って、給食に出た甘夏が「おいしかったから、もっと食べたい と言ってきた子がおり、種を植えることになり、その後「あまなつさん」と楽しみに育てたり、園 結 果 でできたゴーヤを「大きくなったね、これ採れる?」と聞くなど身近な野菜や果物に興味や関 心を示すようになる。 ・食材を見たり、手に取って触ったり、匂いや重さを感じることでより深く知ることができ、味や 食感に興味や関心を持つようになった。 評 価 ・食育新聞や食育レンジャーも継続して行い、冬瓜解体ショ―の事が掲載され親子で、食材 や調理について会話する姿が見られた。 備 考 (今後の予定等) ・冬瓜だけに留まらず、今後は季節の食材を見たり触れたりする機会を増やしていく。 ・2 月下旬食育新聞の発行 ・食育レンジャー2 回目(バランスゴマ、バター作りショー) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 195 この野菜の名前は 何でしょう? 冬瓜解体ショー 《みんなで育てているあまなつさん》 しらはた食育レンジャー登場∼! 196 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 大谷場保育園 國清 かやの 048(885)8992 143 野菜の成長を知り、興味や関心を持ちながら食べる ピーマン、ミニトマトを育ててみよう ○水やりを楽しみながら、成長の様子を観察する ○収穫物を家族と一緒に食べ、味わう 対象年齢 4 歳児 取 り 組 み ピーマンを嫌う子が多く、給食でピーマンを食べたがらない姿があった。 前の様子 s方 法 実施者 担任 日時 平成 24 年 5 月∼8 月 場所 保育園の畑 資料・ ピーマン、ミニトマトの苗、肥料として煮干し、収穫物を持って帰ってから記入し 使用媒体 てもらったミニアンケート 苗を植え、毎日水やりを行う。花の色や実を観察する。使った煮干しをくだいて 実施内容 肥料にする。収穫をし給食室で調理してもらい食べる。また、家に持ち帰って家 族で食べてもらう。アンケートに記入してもらい、結果を食育だよりで知らせる。 初めての経験で、苗を植えた時から、子どもたちは興味津々だった。水やり当番が回ってく 参加者の 反応・様子 るのを楽しみにしていた。変化が見られないと、興味も薄れていくが、花が咲いたりなど大き な変化があると、のぞき込んで観察していた。収穫を喜び、家に持ち帰るときは、大事に抱え て持っていく姿があった。任意のアンケートでは、ほとんどの保護者からの回答を得られる。 子どもに調理のリクエストを聞き、夕飯に収穫物を調理し、家族で食べていたようである。 ○水やりは全体的に楽しんでいたが、野菜への興味を持つこと持たない子と分かれていた。 ○ピーマンが苦手な子も、育てたピーマンは口にすることができた。 ○お日さまにあたり、水をあげ、、土に煮干しをまいて栄養をあげることで、野菜ができること 結 果 を知ることができた。 ○水やり、煮干しの話題を子どもから聞き、保護者が畑に興味を持ち、畑の様子を見たり担 任に話を聞くこともあった。 ○アンケートを通して、家での親子の様子や会話などを聞くことができた ○水やりの時間を多く取れなかった。もっと子どもたちのつぶやきや感じたことを見聞きした かった。 ○アンケートの結果を食育だよりで知らせたが、保護者の声を聞くことができなかった。 評 価 ○アンケートを通して家族で畑の話題を楽しんだり、食べて味わう様子が見られ、野菜をきっ かけに親子の会話が広がっている様子が感じられた。 ○野菜の色や大きさ、花の色、実の成長に大きな関心を持つことができた。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり (次頁の事例と併せて掲載)・ 添付なし 197 園 名 :大谷場保育園 担当者名:國清 かやの 連絡先 :048(885)8992 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 144 食育ボードや掲示板を通して保護者に食に関心を持ってもらう。 保護者が楽しくなる食育ボード・掲示板作り (福島栄養士による離乳食講座∼子育て談話室∼) 保護者と食育に関するやりとりをする中で保護者の食への関心を高め、一緒に子どもの食 育に取り組んでいく。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 1∼5歳児 (子育て談話室) 昨年度から園全体で食育の取りくみを行なってきたが、保護者にその内容な どを上手く伝え連携することが難しかった。 (離乳食の始め方がわからないという要望を受けて) 各担任 平成.24 年 4 月∼平成 25 年 1 月 (平成 24 年 11 月 30 日) 場所 各歳児の保育室 資料・ 食育ボード、食育掲示板、クイズボード、食育だより、連絡帳、コメントボード他 使用媒体 (離乳食マニュアル) 実施内容 各クラスにおいて、歳児に合わせた食育ボードや掲示板を作り、保護者との やりとりを行なう。園内研修で成果を話し合う。 各クラスの取りくみの中で、保護者の様々な反応をみることができた。2歳児では連絡帳を 通して食の悩みをボードに掲示、それに対するコメントも掲示してやりとりする中で、「うちの 参加者の 反応・様子 子だけではない」という安心感や「この方法やってみます」という前向きな反応もあった。また 5歳児のクイズ形式のボードでは、親子で答えを考えボードに貼りつけるが、親子で話し合っ て楽しむ姿や、畑で起きた面白い出来事を、ボードで知らせ、子ども、保護者、保育士共に、 その話題について共有し、楽しむこともできた。 (細かいこともよくわかって参考になったという話が聞かれた) 各クラスの個性あふれた取りくみに、保護者が関心を示したり、子どもと楽しいひとときを 過ごしたりして、手応えは感じられた。2歳では、食育ボードが保護者に好評で、その他の悩 結 果 みなどにも活用してほしいという声も聞かれた。また、4歳児では食べている子の姿や。野菜 の水やりの様子などの写真を食育だよりの掲示板で伝え、保育園の様子も見てもらえた。 (講座後、保護者から「楽しんでできるようになった」と報告を受けた。) クラス担任が保護者へ発信し、やりとりしていきながら、子どもたちの食にも目を向けること ができ、また、さらに新しい取りくみを考えて行くこともできて、内容も充実できたかと思う。こ 評 価 の各クラスの取りくみをクラスだけのものにせず、横のつながりを持って、クラス間で連携し合 えば、もっと内容を濃く、深い取りくみができたのではないかと思う (写真やパネルなどを使ったことが、わかりやすかったようだ) 備 考 (今後の予定等) 平成 25 年 2 月 15 日(金)第 2 回離乳食講座開催予定 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 198 ピーマン・ミニトマトを育ててみよう ピーマン・ミニトマトのお世話・・ 畑に煮干しの粉をまいて栄養をあげるよ 「みんなで育てたピーマンだよ」 小さいお友だちにも見せてあげるね ミニアンケート・・親子のほ ほえましい様子が伺えます 保護者が楽しくなる食育ボード・掲示板作り 199 園 名 : 辻 保育園 担当者名: 高橋香苗 連絡先 :048(864)3385 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 145 ・なんでも無駄なく、感謝して食べる。 ・楽しく、食べよう。 ・給食食材をを知り、楽しくおいしく食べる。 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 2・ 3・4・5 歳 ・給食が何の材料で、どのような手順で作られているかわからない為、子ども達 に伝え方を考える。 ・食育担当者と給食調理員 ・平成 25 年 1 月 16 日 ・年長組(ホール) ・写真を載せた食育新聞 使用媒体 ・蒸しパンメニューで給食職員が普段作っているところを子供たちに、材料や分 実施内容 量と配合を見せての説明をして給食に興味を持って、食べてもらえる様に話し た。 ・こどもたちは給食の先生の話を聞き、作るところを真剣に見ていた。 参加者の ・おやつの時間に、今日の作り方の話もしながら、よくお変わりして食べる。 反応・様子 ・「フワーとしていて、いつもと違って美味しい」とよく食べていた。 ・給食材料と作り方も見てのおやつで興味を持って食べることより、給食に関した話などが弾 みおいしく感じられ、楽しく食べられた様に見受けられた。 結 果 ・おやつの材料と作り方を知る事でより食材に興味と関心を持ち、美味しく楽しく食べることが できたと思える。 評 価 ・午前中の時間での食育指導で考えて行ったが、午前中の給食メニューも見せる事が可能な ら苦手な野菜などの入る献立も行っていく事も、楽しくおいしく無駄なくたべられると思える。 備 考 (今後の予定等) ・来年度に向けて、もっと回数を多くしていくことで、食に興味がもてなんでも食べられる様に なると思い、育てて行ける野菜も取り入れていければと良いと考えています。 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 200 201 園 名 :武蔵浦和保育園 担当者名:石村純子 齋藤暁子 連絡先 :048(837)3411 146 事例 NO. 目 標 夏野菜の栽培を通し、収穫の喜びと共に、命(もの・ひと)を慈しむ心を育む。 タイトル 育てよう おいしい野菜・やさしいきもち ねらい 野菜の収穫に至るまでのプロセスを、肌と心で感じ楽しむことで、実り・収穫の喜びと共に、思 いやりの心を抱く。 対象年齢 4 歳児 33 名 取 り 組 み 前年度の4・5歳児の栽培の様子や畑の野菜を、うらやましそうに見ていた。 方 法 前の様子 また、種を“埋めれば”野菜ができると思っている子がたくさんいた。 実施者 4 歳児 33 名・クラス担任 2 名 日時 4 月末∼9月中旬 場所 園内の畑。園庭の一角にあり、全クラスの子ども・保護者がいつでも目にし、触 れられる。 資料・ 担任手作りの“やさいきろく”。子どもが自分たちの取り組みを振り返れるよう、 使用媒体 写真とひらがな文を用いた掲示物を作製。子どもと保護者がよく目にしていた。 土の耕し・植えつけ・水やり・除草作業を、担任と一緒に行いながら、野菜の成 実施内容 長過程に気づく。また、野菜をめぐってのいろいろな出来事に、様々な感情を抱 いたり、思いやりの心を育んだりした。 ① 野菜の成長過程を目の当たりにし、植物に関心を持ったり、植えてもすぐに食べられない 参加者の 反応・様子 ことに気づき、「野菜作るの大変だー!」と、世話をする喜びと苦労を経験した。 ② ある日、小さいクラスの子に、まだ青いトマトを沢山採られてしまうという出来事があっ た。初めは、悲しみや怒りを隠せない子ども達だったが、担任の言葉掛けにより自分たち の心で考え、許すことができた。 ① 苦手だった野菜を口にするようになったり、より一層好きになったりし、“野菜話”も弾ん だ。家庭で育ててみた様子も、友達や担任に報告し合い、盛り上がっていた。 ② 担任は想定内の出来事であったが『だめって教えてあげよう』では、4 歳児達の気持ちが 報われないかと思い、気持ちを汲み取り「怒ったって良いと思うよー。許したって良いと思 結 果 うし。みんなの気持ちにお任せするよ?」とだけ言い、そばで見守る事にした結果、子ど も達だけで「どうする?許す?でも悔しいよ。」等と懸命に考え、「もう採っちゃだめだよ。」 と注意した上で、「こうやって見ててね。おいしくなったら、○○組さんにもあげるからね。」 と、許すことができた。 また、それらの実を背の順に並べて“大きくなる順番”としてしばらく飾っておいたところ、 赤く熟し始めたのを子どもが発見。皆で驚き、喜び合うことができた。 栽培に取り組むにあたり、担任間で次の 3 点を共通意識として掲げた。 『野菜が多く実れば良いのではないこと』『失敗があるからこそ、野菜作りの大変さを学べる』 『大切にする心・やさしい心・慈しむ心を育みたい』・・・この思いが、子ども達にも伝わったの 評 価 ではないかと思う。結果、数多く採れた種類の野菜もあれば、カラスに先を越された野菜もあ ったが、「あ∼らま∼」と、残念な気持ちを皆で自然に笑い飛ばしたり、「次は、屋根を付けれ ばいいんじゃない?お当番で見張るとかさ!」と、失敗から学びアイディアが次々と生まれた りと、野菜と同じくらい子どもたちの心も好奇心も育ったと思う。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 202 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 目 標 タイトル NO. 尾間木保育園 比名 和代 (873)1103 147 食への関心や意欲を育て楽しく食事する 「見て・触って、嗅いで」大豆から何ができるの? ・食材そのものに触れ、色や感触、匂いを実感することで、食に興味や関心が持てるようにす ねらい る。 ・大豆から出来ている食品クイズを通して苦手なものにも関心を持てるようにする。 対象年齢 4・5歳児 取 り 組 み 高野豆腐や厚揚げなど、大豆製品が苦手な子がいる 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 食への関心や意欲がない子がいる 調理員・4、5歳児担任 平成25年1月30日(水) 10:00∼ 5歳児室 大豆製品 (乾燥大豆・一番水につけておいた大豆・枝豆・納豆・豆腐・おから・ 高野豆腐・油揚げ・味噌・醤油・もやし) 大豆クイズを楽しもう 大豆製品を実際に見て、触って、匂いを嗅いでみよう 大豆クイズでは、以外にもよく知っていて積極的に参加する姿が見られたり、知らない食材 についても興味を示した。実際に見て、触り、匂いを感じることが出来た子ども達の反応は、 参加者の 「水に入れると大きくなるんだ」「見たことあるなあ」「お家では出ないけれど給食で食べたこと 反応・様子 がある」と素直なものでした。子どもど同志の会話が弾みワイワイガヤガヤ賑やかに楽しみな がらの食育だったと思います。 食材への関心も高まり、給食を前にすると「今日は何が入っているかな?」「これこの間の 結 果 高野豆腐じゃない!」「あっ、大豆だ!」という声も聞かれるようになった。そんな雰囲気の中 で、苦手な食材も食べてみようとする様子も見られ意欲が感じられるようになった。 感覚を大切にした取組でしたが、実際に見て、触り、匂いを感じることが出来た子ども達の 評 価 反応は実感のこもったものでした。保育園での食育は、体験を基にして「感じる」「意欲」を大 切にすることを改めて職員で共通認識しました。今回の取り組みで、目標に少し近づいたと思 います。 今後も、栽培や体験を通して楽しい食事や意欲につなげていきたいと思います。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 203 園 名 :原山保育園 担当者名:大畑・工藤・矢代・吉澤 連絡先 : 048(885)7403 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 148 野菜の栽培を通して、食事に興味がもてる。 原山農園 野菜が育つ様子を身近に感じる。 自分たちで育てた野菜を味わう。 対象年齢 0歳∼5歳児(主に5歳児) 取 り 組 み 毎年5歳児が野菜の栽培に取り組んでいます。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 園内研修の食育班 日常の保育中 園の花壇(畑) 栽培した野菜:きゅうり・トマト・なす・とうもろこし・かぼちゃ・すいか・枝豆・ ラディッシュ・ゴーヤ 使用媒体 実施内容 畑づくり、苗植え、水やり、収穫、食材の下処理。 家庭でも、関心が広げられるよう、その様子をまためた新聞を発行。 畑づくり、苗植えは主に5歳児が担当した。初めての作業だった為、熱心に先生の話を聞き、 参加者の 楽しそうに作業していた。毎日の水やりも当番制で、積極的に行い、野菜の成長する様子に 反応・様子 驚いていた。収穫は毎回楽しみにしているようだった。他のクラスも野菜の成長を見守り、園 で採れた野菜を味わった。 野菜の栽培を一から体験し、育つ過程がわかり、毎日食べている野菜が、より身近なものに 結 果 なったようである。又、下処理のお手伝いをすることにより、給食への関心も高まった。 野菜を育てることの喜びを感じることができた。 評 価 みんなで美味しく食べられた反面、苦手な野菜は、やはり食べることができない児もいた。そ れを、少しでも食べてみようという意欲が出るような働きかけをしていきたい。新聞を作ったこ とによって、親子で話題の共有ができた。 備 考 おやつ作りの実演集会を予定しています。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 204 園 名 : 西町保育園 担当者名: 羽當 理沙 連絡先 :048(756)4632 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 149 だし汁の味を知ろう だし汁あてクイズ 料理に使用するだし汁のクイズをすることで日々の給食に興味を持つ 対象年齢 取り組み 5歳児クラス 味噌汁とスープの違いがわからない 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 給食調理員 5歳児担任 H24、10.23(火) 11:15∼11:45 5歳児保育室 鰹節、昆布、煮干し それらを利用しただし汁 ① 鰹節、昆布、煮干しの香りを嗅ぎ、観察する。 ② 鰹節、昆布、煮干しのだし汁を順に味わい、どれを使っただし汁かあてる。 ・鰹節、昆布、煮干しを見ると興味を示し、触る、香りを嗅ぐ等して楽しむ。 参加者の ・だし汁を飲むと「まずい∼」と言いながらも1つずつ味わい、香りを嗅ぎなおしてどの食材か 反応・様子 ら煮出したものか当てようと熱心に取り組んでいた。 ・クイズを楽しんだ後に食べた給食の味噌汁に興味を示し、「おいしいね」と言いながら食べて いた。 結 果 ・料理に使われると美味しくなるということを知り驚いた様子を見せていた。、 ・だし汁あてクイズを行なって以降、給食に汁物が出ると「今日は何のダシかな?」と興味を 持つようになり、給食調理員に必ず尋ねる様子が見られるようになった。 ・参加型のクイズ形式で子どもたちが楽しんで参加することができていた。 評 価 ・家庭で見る機会が少ない「だしの素」を実際に見たり、味わったりすることは印象深かったよ うで、子どもたちの食に対する反応に変化が見られるようになった。 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 205 園 名 :岩槻本町保育園 担当者名:岡田・阿部・木村 連絡先 :048(756)7565 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 150 ・様々な食材への興味・関心を育てる。 ・保護者に園での食育活動を知ってもらう。 ・元気モリモリ本町食育だより ・年齢に合わせた食への関心を育てる。 ・保護者へ園での様子を知らせる。 ・給食メニューの中から簡単にできる魚のレシピを紹介する。 対象年齢 1歳∼5歳 取 り 組 み ・家庭で魚料理が食卓にのぼる機会が少ない。 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 ・食べず嫌いが多く、野菜が苦手ですすまない。 保育士2名 給食担当者 食育だより年2回 食育アンケート年度末 玄関横掲示 ・食材 ・インターネットによる検索 食材に触れてみる ・実際の野菜に触れたことで、興味深そうに触ったり匂いをかいで試していた。 参加者の ・食材に触れてみての子どもたちの感想から、発見や驚きの声がきかれた。 反応・様子 ・給食を食べながら、「これなーに」とたずねたり、子どもたち同士で食材について会話する姿 がみられた。 結 果 ・給食に出る食材に触れたことで関心が強くなり、苦手な物もよく食べていた。 ・掲示に写真を多くのせたことで、保護者の関心も高く、親子で話している姿がみられた。 ・レシピは多くの家庭が持ち帰ってくれた。 評 価 備 考 ・保護者向けの掲示・アンケート配布・回収 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 206 園 名 :諏訪保育園 担当者名:萩原 佳江 連絡先 :048(794)1620 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 151 楽しみながら食に興味を持ち、好き嫌いをせずなんでも食べる 「栄養素ゲーム」 赤・緑・黄の 3 つの栄養素の役割を知る 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 3・4・5 歳児 昨年度の食育活動では、栄養素については触れなかったので栄養素につい て知らない子が多かった。 食育担当者 ∼ 小林・堀江・南 平成 24 年 10 月 19 日(金) 午前10:00∼11:00 園庭 資料・ 絵本「元気を作る食育絵本①②③」 使用媒体 3 色の栄養素カード(手作り) 実施内容 3・4・5 歳児の 3 人が 1 チームを作り、庭のあちこちに隠してある色分けした栄 養素カードを探してくる。その後、それぞれの栄養素についての話を聞く。 どのようなゲームをするのか期待に満ちた顔で参加をしていた。3 人で仲良く手をつなぎ、カ 参加者の ードを見つけたときは一緒に喜んでいる姿が見られた。自分達でカードを見つけたことで関心 反応・様子 が高まり栄養素の話しも興味を持って聞いていた。 給食の時間に「ほうれん草は緑の栄養で、ジャガイモは黄色だね」などと友だち同士で話し 結 果 をする姿が見られた。 食育に関連する絵本を見たり、給食の時に友だちと栄養素の話しをする姿が見られ興味関 心がより深まってきた。 評 価 備 考 (今後の予定等) 11 月 ∼ 栄養素ゲーム・パートⅡ 1 月 ∼ 食育集会 ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 207 208 園 名 :美幸保育園 担当者名:上杉 明美 連絡先 :048(757)8450 事例 目 標 タイトル ねらい NO. 152 自分の食べている食材に興味、関心を持つ 食材を知ろう! 調理師の先生の話を聞いたり、実際の食材に触れ、食への関心を深める。 対象年齢 5 歳児 取 り 組 み 「げんキッズ」の絵本などから食材に興味を持ち始めていた。 前の様子 実施者 日時 方 法 場所 資料・ 使用媒体 調理担当・5 歳児担任 H24 年、4 月から 1 年を通して 5 歳児室 ・トレイにのせた当日の食材 ・手作り食育ボード ・調理師や 5 歳児担任が給食を食べる前に、給食に使われている食材を見せた 実施内容 り、調理していく過程で変化する様子を話したりする。 ・食育ボードを使い、食材の働きを考えながら、赤・黄・緑に分類する。 ・玄関にトレイにのせた食材を置き、保護者にも見てもらう機会をつくる。 ・調理師の話を興味深く聞いていた。 参加者の ・運ばれてくる食材に興味を示し、においをかいだり、「これはなに?」などの声が聞かれた。 反応・様子 ・食育ボードの分類を楽しんで行なう。 ・毎日運ばれてくる食材を楽しみに待つようになり、子ども達同士で食材の話をしたり、わから ないときは質問してくることも増えた。。 結 果 ・1年を通して行なうことで、食材にどんな栄養があるのかを理解し、食育ボードの分類も積 極的に行なうようになった。 ・降園時に玄関に置いてある食材を見て「これ食べたよ」と、親に声をかける姿が増える。 ・食材の働きを理解し、食べる意欲につながった。 ・食育ボードで食材の確認をすることで、食材への興味、意識が高まった。 評 価 ・玄関に食材を置いて、保護者の目にも触れるようにしたことで、親子で食について話すきっ かけになった。 備 考 ・引き続き、食への興味が持てるよう取り組んでいく。 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし 209 Ⅱ 参考 様式 「活用実践状況シート」 園 名 : 担当者名: 連絡先 : 事例 NO. 目 標 タイトル ねらい 対象年齢 取り組み 前の様子 実施者 方 法 日時 場所 資料・ 使用媒体 実施内容 参加者の 反応・様子 結 果 評 価 備 考 (今後の予定等) ◎写真について(いずれかに○を) 添付あり ・ 添付なし ( ) 平成 24 年度 さいたま市乳幼児期における食育取り組み事例集 平成 25 年 3 月発行 さいたま市保健福祉局保健部 健康増進課 〒330-9588 さいたま市浦和区常盤6丁目4番4号 TEL 048-829-1294 FAX 048-829-1967 E-mail [email protected] この事例集は 270 部作成し、1部当たりの印刷経費は 461 円(概算)です。