Comments
Description
Transcript
1 - 研究成果一覧
成果報告会 プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究成果の概要 研究内容詳細 プロジェクト概要 プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究成果概要 研究内容詳細 平成21年度~平成23年度 大阪府立大学 一般財団法人 日本海事協会 民間各社(9社) 株式会社大島造船所 サノヤス造船株式会社 株式会社新来島どっく 佐世保重工業株式会社 ナカシマプロペラ株式会社 株式会社西日本流体技研 ダイハツディーゼル株式会社 株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド 今治造船株式会社 プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究成果概要 研究内容詳細 世界海上荷動き量の推移 地球温暖化・環境問題 CO2排出量削減の必要性 総トン数 隻数 6 積載効率の向上 船型の肥大化 (Cb=0.8~0.85) 耐航性・プロペラ没水深度の確保 バラスト水排出時の生態系への悪影響 バラストタンクの塗装費用 バラスト水交換時間 etc プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究成果概要 研究内容詳細 平板帆 船首ブリッジ バトックフロー船尾形状 満載状態喫水 ノンバラスト状態喫水 スラミング防止船首 上下可動式複数ポッド推進器 プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究成果概要 研究内容詳細 研究成果の概要 研究成果の概要 1 研究成果の概要 2 研究成果の概要 3 プロジェクト概要 1 研究開発の背景 2 3 4 5 次世代タンカー・バルクのコンセプト 研究開発内容 研究内容詳細 1 3 2 船型開発 抵抗性能 推進性能 4 5 Pod推進器の推力・舵力 評価試験法の構築 耐航性 6 7 風圧力の低減・風力の利用 経済性評価 8 区画配置とトリムの検討 ①船型開発 船首 中央平行部 船尾 在来船 新船型 【NBK0-1-BS1】 船尾長さを( A.P.から切り上げ出しまで) 新船型より10%大きくする ・新船型1に比べて船底が平ら ・船尾船体を幅方向に絞らない ②抵抗性能 抵抗試験 造波抵抗の低減 CFD(Fluent)による抵抗計算 在来船 新船型 在来船 新船型 在来船 摩擦抵抗 新船型 粘性圧力抵抗 在来船 新船型 造波抵抗 “Fluent” の流体体積法(VOF法)を 用いて船体抵抗を計算 Model 1 Model 2 1.6百万の H-grid 乱流モデル k-ωモデル を使用 Model 1 Model 2 ③推進性能 複数Pod推進器の推進効率 Pod推進器3基装着した場合 船尾切り上がり角を変化させた場合 伴流計測試験1 伴流計測試験2 MAU4-40プロペラチャートより算出 在来型一軸タンカー 簡略化 • BHP=DHP • EHP=THP • THP=η0DHP • Va=V • ηt=0 • w=0 • t=0 Measurement of thrust Measurement of resistance S.S.0.5 6パターン S.S.1.5 ・プロペラ直径 4cm ・プロペラ 1個 S.S.1.0 S.S.1.5 プロペラ効率 ηo 船殻効率 ηH プロペラ効率比 ηR プロペラチャートより算出 プロペラ船後試験プロペラ船後試験より算出 1 と仮定 6cm×3基(模型船長さ:2m) 2パターン 30 NBK0-1:S.S.2.5付近から切り上げ NBK0-2:S.S.2.0付近から切り上げ NBK0-3:S.S.1.5付近から切り上げ 1基 直径:6cm 位置:S.S.0.5 センターライン上 西日本流体技研 の回流水槽にて 計測 直径3mmの 翼車式流速計 を使用 NBK0-1 NBK0-2 計測格子 8mmピッチ 船体との クリアランス 5mm NBK0-3 オリジナル船尾 幅広船尾 ω型船尾 ④Pod推進器の 推力・舵力 評価試験法の構築 Z (m) 0.1 –0.1 0 0 0.1 -Pod推進器の推力・舵力特性を把握- Load Cell 1 Load Cell 2 heaving ・pitching ・surging x (m) ・pitching •抵抗試験 (船体のみ) •プロペラ船後試験 •Pod推進器のPOT試験 •プロペラのPOT試験 •斜航試験 ・舵角試験 ・船体のみ ・Fn=0.164 (実船で15kt) 試験条件 Podに作用する前後力の無次元値 座標系 b Fhx Fpx Fhy Fpy d Podに作用する前後力の無次元値 ・但し,SFCは考慮してない 直圧力が支配的と考え, フルード相似則により尺度補正 RPod : Pod推進器本体に作用する抵抗 RStrut :Strutに作用する抵抗 Rint :BodyとStrutの干渉による抵抗 Rlift :揚力による抵抗 有効伴流 スラスト成分をPropeller open water testの結果を用いて取り除く →Fpx-Thrust成分を求める →3次元外層法により縮尺補正 S:Wetted surface area of Pod body L: Pod length D: Pod diameter ds: Average thickness ratio of strut S : Wetted surface area of strut Pod推進器を上から見た図 Lift Thrust Thrust Inflow a Drag Inflow Fpy a Fpx ⑤耐航性 ノンバラスト航行時の スラミング対策 スラミング衝撃を考慮した 船首部形状設計 横揺れ特性 【Type1】 【Type2】 U型船底形状 λ/L=1.00 Fn=0.16 Type1 Type2 & Type3 【Type3】V型船底形状 TSLAM(スラミングを考慮して船体運動を計算プログラムコード)を使用 【Type1】 【Type1】 0.20 6.0 0.18 S.S.8 1/2 [kgf] 0.16 4.0 0.14 0.12 2.0 0.10 0.08 0.06 0.0 2.0 0.04 0.02 -0.20 -0.15 -0.10 -0.05 0.00 0.00 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 5.0 5.5 6.0 6.5 5.0 5.5 6.0 6.5 -2.0 0.05 0.10 0.15 [s] 7.0 0.20 -4.0 【Type3】 【Type3】V型船底形状 6.0 0.20 S.S.8 1/2 [kgf] 0.18 4.0 0.16 0.14 0.12 2.0 0.10 0.08 0.0 0.06 2.0 0.04 -0.20 -0.15 -0.10 -0.05 0.00 0.00 -0.02 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 -2.0 0.02 0.05 0.10 0.15 0.20 [s] 7.0 -4.0 -0.04 【Type4】Type3をより滑らかに 0.20 0.18 【Type4】 6.0 S.S.8 1/2 [kgf] 4.0 0.16 2.0 0.14 0.12 0.10 0.0 2.0 0.08 0.06 -2.0 0.04 0.02 -0.20 -0.15 -0.10 -0.05 0.00 0.00 -0.02 -0.04 -4.0 0.05 0.10 0.15 0.20 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 [s] 7.0 【Type1】 0.0015 [kgf・m] 0.0010 7.0 0.25 [m/s2] 0.20 0.15 0.10 0.05 0.00 -0.05 2.0 -0.10 -0.15 -0.20 -0.25 7.0 0.25 [m/s2] 0.20 0.15 0.10 0.05 0.00 -0.05 2.0 -0.10 -0.15 -0.20 -0.25 0.0005 0.0000 -0.0005 2.0 [s] 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 -0.0010 -0.0015 【Type1】 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 【Type3】 [kgf・m] 0.0010 0.0005 0.0000 -0.0005 2.0 [s] 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 -0.0010 -0.0015 -0.0020 【Type4】 0.0015 [kgf・m] 0.0010 0.0005 0.0000 -0.0005 -0.0010 -0.0015 -0.0020 2.0 [s] 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 0.25 [m/s2] 0.20 0.15 0.10 0.05 0.00 -0.05 2.0 -0.10 -0.15 -0.20 -0.25 6.5 [s] 7.0 【Type3】 -0.0020 0.0015 6.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 [s] 7.0 【Type4】 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 5.5 6.0 6.5 [s] 7.0 ビルジキールを付けて実験 ビルジキールの面積は在来船の約4倍必要 SWAY & HEAVE:フリー 横揺れ固有周 期:1.0s 波浪強制力の推定 ストリップ法では船型に対して ルイスフォーム近似を用いて推定 ルイスフォーム近似 ①横断面係数 σ ②半幅喫水比 H0 2っのパラメータによって決まる ルイスフォーム断面 同調横揺れ 小さい 二次元断面 【σ=船体中央横断面】 ⑥風圧力の低減 風力の利用 【満載状態】 65%減 【ノンバラスト状態】 45%減 45 • 平板翼 初期費用と維持費の減少 • 軸を中心として360deg.回転できる top view Side view 【所要推進力】 ・風速:20m/s ・船速:15kt ・ノンバラスト 状態 平水時馬力 【斜航角・当舵角】 ⑦経済性評価 運賃収入+コスト削減額 (百万円) 800 700 600 500 400 300 200 100 0 WS100 WS200―ワールドスケール(運賃) 為替 0 20 40 60 80 100 120 燃料油価格 (USD/bbl) 運賃収入+コスト削減額 (百万円) 800 700 600 500 400 300 200 100 0 WS100 0 20 6.3億円 WS200 40 60 80 100 120 燃料油価格 (USD/bbl) 49 80,000DWTタンカー 260,000DWTタンカー ⑧区画配置と トリムの検討 E/R No.1-No.4 F.O.T No.1-No.2 D.O.T Dri. F.W.T F.W.T 成果報告会