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【少年自然の家】の概要について
資 料 6 【少年自然の家】の概要について 1.役割・機能 ○所管業務 青少年を自然に親しませ、団体宿泊訓練としての研修会や野外活動等を通じて、豊かな情操や望ましい社会性を培い、心身ともに健全 な青少年の育成を図る。 【施設の概要】 別紙1のとおり 【有している機能、提供しているサービス、実施している事業】 ・学校教育等において実施する自然体験活動、集団宿泊活動への指導・支援(受入れ研修) ・自然や森林に親しむ体験活動、自然環境学習等の企画・提供(企画事業) ・自然体験活動を支援する指導者の養成 【主な実績】 ・学校教育等における体験機会の充実 体験活動の専門的知識・技術を有する職員による体験活動プログラムの作成及び活動実施へのサポート → 学校等の自然体験・集団宿泊活動の充実(平成 21 年度 約 1,900 団体が利用) ・県民全般(子ども・家族・成人等)を対象とした自然体験機会の拡充 自然体験活動・環境学習プログラム等の開発、事業告知(参加者募集)、事業実施 → 県民の直接的な自然体験機会の拡充(平成 21 年度 約 90 事業に約 8,500 名が参加) ・自然体験活動指導者の養成 社会教育関係者、学校教育関係者等を対象とした自然体験活動の指導者養成研修会の実施 → 青少年教育施設、学校等における自然体験活動をサポートする人材の育成(平成 20 年度~21 年度 - 1 - 130 名を養成) 【利用状況】 17 年度 利用団体数 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 1,929 2,105 2,162 2,036 1,891 朝日少年自然の家 453 432 504 489 460 金峰少年自然の家(含海浜自然の家) 720 787 780 701 578 飯豊少年自然の家 541 624 626 604 576 神室少年自然の家 215 262 252 242 277 利用者数(延人数) 121,028 126,277 127,593 124,003 113,502 朝日少年自然の家 24,638 25,650 29,323 29,539 28,908 金峰少年自然の家(含海浜自然の家) 57,089 58,208 53,153 50,363 40,887 飯豊少年自然の家 24,764 26,840 29,470 26,749 26,400 神室少年自然の家 14,537 15,579 15,647 17,352 17,307 2.組織と予算 ○組織 ①職員数 126 人(うち嘱託職員 90 人) ※詳細は別紙2参照 ②体 制 ・庶 務 係:施設管理、人事、給与・賃金、経理、福利厚生等を行う。 ・研修担当:社会教育主事の資格を有した教員が専門的知識・技術を活かし、学校等の利用団体の活動のねらいに即したプログラムの 作成から実施まで、教育的効果と安全に留意した指導・支援を行う。 また、県民全般を対象とした体験活動等のプログラムを開発し、企画事業として提供する。 - 2 - ○予算(平成22年度当初予算) ・歳入 ○国庫補助金 ○緊急雇用創出事業臨時特例基金 ○社会保険料 1,042 千円 22,702 千円 3,010 千円 ○やまがた緑環境税基金 ○使用料 ○一般財源 800 千円 2,179 千円 439,374 千円 計 469,107 千円 ・歳出 ○管理運営費 ○事業費 455,500 千円 13,607 千円 計 469,107 千円 3.利用者のニーズ等 ①利用者の評価・要望等 ・利用者からは、「自然にかかわる体験ができた」「利用者同士のふれあいが深まった」などの声が寄せられており、職員の関り方や対応 についても参加者の満足度は極めて高い。 ・施設が老朽化していることから、修繕等の要望がある。 ②評価委員会の意見 ・各施設で年2回実施している「運営懇談会」では、委員の方々から「職員の特技を生かした企画事業が魅力的」 「普段生活していては出 来ないことが出来る」という意見が多く出されている。 4.他県の状況 全国 145 ヶ所中、直営 56、指定管理者 89(一部導入を含む) ※青年施設、少年施設、青少年施設の合計 - 3 - 5.課題と県の基本的考え方 (1) 課題 ○ 老朽化した施設の安全の確保、研修効果の高い野外設備の導入による魅力の向上 ○ 新学習指導要領等に対応した研修プログラム(1 週間程度の長期宿泊プログラム)の開発 (2) 運営体制の見直し状況 ○ H18:開所日を拡大(ゴールデンウイーク、海の日を含む3連休、体育の日を含む3連休の連続開所)した。 ○ H21:「海浜青年の家」を「金峰少年自然の家」の分館に変更し、名称を「金峰少年自然の家海浜自然の家」とした。 ○ H22:「金峰少年自然の家海浜自然の家」を通年開館から季節開館(5月~10 月)に変更した。 (3) 組織運営に対する考え方 ○ 少年自然の家は、主として明日を担う子どもたちが自然と親しみながら様々なことを学ぶ場であり、体験活動の専門的知識・技術を 有する研修担当(教員)が、研修プログラムの作成から実施までの指導・支援に当たっている。また、近年は、特に支援を必要とす る子どもも増加しており、研修担当(教員)が対応することで、円滑に研修が行われており、現行の体制が望ましい。 ○ 子どもたちの教育施設という特殊性に鑑み、専門的な知識・技能・学校教育との連携に加え、安全性の確保を重視しながら、求めら れる役割を果たす。 - 4 - 別紙1 施設の概要 朝日少年自然の家 金峰少年自然の家 金峰少年自然の家海浜自然の家 飯豊少年自然の家 神室少年自然の家 所在地 西村山郡大江町大字左沢 字楯山2,523番地の5 鶴岡市高坂 字杉ヶ沢54番1号 飽海郡遊佐町菅里 字菅野299番地 西置賜郡飯豊町大字添川 3,535の33 最上郡真室川町大字川の内 字水上山3,414の5番地 建設年度 昭和49年度 昭和51年度 昭和46年度 昭和56年度 昭和60年度 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 3階建 3階建 一部2階建 一部2階建 2階建 一部鉄骨造 敷地 79,620.91㎡ 77,526.58㎡ 143,236㎡ 100,368㎡ 174,075㎡ 建物 3,625.12㎡ 3,981.98㎡ 3,791.23㎡ 4,181.31㎡ 3,868.19㎡ 16室 16室 16室 16室 12室 200名 210名 200名 200名 200名 132名 216名 90名 構 面 積 造 宿泊室 設 宿泊定員 200名 備 等 食堂定員 144名 その他 キャンプ場 体育館、プラネタリウム、 大型バス 体育館、天体観測ドーム、 体育館、大型バス 大型バス 活動棟、大型バス 活動棟、大型バス 2ヶ所 定員200名程度 3ヶ所 定員400名 4ヶ所 定員400名 3ヶ所 定員300名程度 1ヶ所 定員180名程度 - 5 - 別紙2 人員配置 H22.9.1現在 (人) 朝日少年自然の家 金峰少年自然の家 金峰少年自然の家海浜自然の家 飯豊少年自然の家 神室少年自然の家 合 計 1 1 4 所 長 1 1 次 長 1 1 1 1 1 5 研修担当 3 2 2 3 3 13 庶務担当 1 2 1 1 1 6 行政技能員 2 1 1 2 2 8 嘱託(宿直)(注1) 2 2 2 2 8 嘱託(指導員)(注2) 10 46 8 18 82 小計 20 55 5 18 28 126 1 2 1 1 1 6 日 々 雇 用 研修補助(注3) 1 事務補助(注4) 緊急雇用(注5) 計 (注1) (注2) (注3) (注4) (注5) 1 3 3 3 2 3 14 24 60 10 21 32 147 宿直代行員・・・利用者が宿泊する際の宿直 指導員・・・研修等を行う際の利用者支援。金峰少年自然の家及び海浜自然の家の指導員は金峰少年自然の家に一括計上している。 研修補助日々雇用・・・受入れ研修等を行う際の利用者支援 事務補助日々雇用・・・受付や施設管理の補助 緊急雇用創出事業によるもの・・・屋外施設の点検・補修、園地の保全等を実施 - 6 -